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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5250名無しさん:2020/10/04(日) 18:56:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e71b49d11c77902e542982453156f57262a6aae
「森さんでいいんじゃないか」で有名に…“強すぎる参院”を作った村上正邦、88歳で逝去
9/23(水) 6:01配信

 自民党参院議員会長や労相を務めた村上正邦氏が亡くなった。享年88。参院で自民党が過半数割れしたことを逆手にとり、参院の地位を高めて「強すぎる参院」とまで呼ばれるほどにした第一人者だった。

 両親は愛媛県出身で、「村上水軍」の末裔とされる。会社員から転じて玉置和郎参院議員の秘書となり、1980年に宗教法人「生長の家」の推薦を得て、参院全国区で初当選。82年の自民党総裁選では、難航した中川一郎氏の推薦人集めに、最初に協力してくれたのが村上氏だった、と当時中川氏の秘書だった鈴木宗男氏が明かしている。村上氏と鈴木氏は秘書時代からの仲間でもあったのだ。

 真骨頂を発揮したのが95年、自民党参院幹事長に就任してからだ。過半数割れした参院で、それまでも気軽に顔を出していた参院野党の各会派に人脈を持つ村上氏は、衆院をライバル視し、しばしば衆院の提案を蹴飛ばし、ひっくり返した。オウム真理教事件が次々と明るみに出た当時、村上氏は「法皇」「尊師」と呼ばれるほどの力を持った。

 当時の加藤紘一幹事長、野中広務幹事長代理とは何となくそりが合わず、何度もやり合った。99年には自らが会長になっていた旧中曽根派と亀井静香氏のグループを合体させて「志帥会」を結成。参院議員ながら初代派閥会長に。

 タカ派の叩き上げで面倒見はよかった。菅義偉首相が好むパンケーキで有名になったホテルニューオータニのSATSUKIで、毎日、朝食をとりながら担当記者と懇談するのは有名だった。

「森さんでいいんじゃないか」で有名に
 最も村上氏が有名になったのは2000年、小渕恵三首相の後継を選ぶ時だ。村上氏が野中氏や亀井氏、森喜朗氏ら5人で会合した際に「森さんでいいんじゃないか」と発言して「森後継」の流れを決定づけた。村上氏が漏らして「密室五人組の談合」と有名になったエピソードである。

 得意げにこれを語るところに、村上氏のワキの甘さと人情味があった。参院では竹下派の青木幹雄氏が後に「ドン」と呼ばれたが、先鞭をつけたのが村上氏であるのは間違いない。元々中曽根派の村上氏は参院を牛耳ってきた田中派―竹下派にライバル心を燃やした。これも「強すぎる参院」を作った原動力だ。

 旧ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団(KSD)をめぐる汚職事件で議員辞職、その後受託収賄容疑で逮捕され、実刑判決を受けたが、本人は最後まで「無実」を訴えていた。最晩年も国会傍のパレロワイヤルに事務所を構え、派閥を受け継いだ二階俊博幹事長らが挨拶に訪れるなど、まさに「生涯政治家」だった。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年9月24日号

5251名無しさん:2020/10/04(日) 18:58:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a1fefb602bb8afa16375e90587e7544a8ebad85
菅新政権発足で、マーケットはどこに注目しているのか?
10/1(木) 6:00配信

 安倍晋三氏から菅義偉氏へと内閣総理大臣ポストがバトンタッチされた。安倍政権末期にはすでに「もう菅政権になってるよ」という声が官邸内で聞かれていたという(8月1日付 毎日新聞)。また、自民党内の実力者である二階俊博幹事長と菅官房長官(当時)がエールの交換のようにお互いをたたえる発言をしていた。

 その後の展開を待つまでもなく、「ポスト安倍」は菅氏が最有力であることは火を見るよりも明らかだった。なお、3人の争いになった自民党総裁選挙ではむしろ、第2位に誰がなるかが関心事だった。

 岸田文雄政調会長(当時)にとっては、「次」を目指す上でも、さらには派閥のトップとしての求心力維持のためにも、第3位になることは許されない選挙だったと言える。無事に第2位になったときの満面の笑みは実に印象的だった。他の派閥からも一定数の国会議員票が入ったおかげである。

 菅氏は安倍前政権では「大番頭」として実務を長く取り仕切ってきたので、「アベノミクス」の継承を打ち出すのは当然のことである。したがって、経済政策の大転換のようなことは、もとより想定範囲外である。デジタル庁創設や携帯電話料金引き下げといった「個別テーマ」で目に見える実績を早期に上げようとするのが、菅内閣の基本姿勢と言える。

●次第に曖昧になったアベノミクス

 そもそも論を言うと、菅内閣が継承するとしている、アベノミクスへの明確な「対抗軸」になるような経済政策を示すのは、非常に難しい話だ。アベノミクスの性格・特徴は、金融緩和+財政拡張+成長戦略の「3本の矢」をキャッチフレーズにしていた初期段階では、それなりに明確だった。だが、時間の経過とともにその性格は曖昧になり、政策論争における存在感も薄れていった。

 2015年9月の安倍首相(当時)は「新3本の矢」を提示して、「分配重視」の経済政策で支持率の回復を狙うことになった。この段階で、野党の多くが前面に出しがちな分配重視路線との距離は、かなり縮まったと言える。

 さらに、いわゆる「官製春闘」において、政府は企業経営者の側ではなく労働組合の側に立って、ベアを含む賃上げを毎年促した。リフレ派が重視する物価上昇率2%の早期達成について安倍首相(当時)が言及しなくなり、アベノミクスの成果としては有効求人倍率などで示される雇用情勢改善を誇るようになったことも、市場の内外で注目された。

 また、アベノミクスは経済成長と財政健全化の両立を看板としているが、実態としては、新型コロナウイルスによる危機発生もあって、財政健全化は棚上げ状態である。

 新聞記事検索ツールを用いて、全国紙5紙(日経・読売・朝日・毎日・産経)を対象にしてアベノミクスという単語を含む記事の数を調べてみると、「竜頭蛇尾」的な形状になる。与野党間で政策論争がある程度高まる参議院議員選挙が行われた19年7月を過ぎた後には、50件未満にとどまる月が多くなった(関連グラフ:日経テレコン21「アベノミクス」を含む記事の検索結果(日経+全国紙[朝日・毎日・読売・産経])参照)。「アベノミクス」という概念自体が曖昧になるとともに、世の中の関心事から徐々にフェードアウトしてきたことがうかがえる。

5252名無しさん:2020/10/04(日) 18:58:33
>>5251

 その間、支持率の伸び悩みに焦る野党の側では、財務省出身者を含めて、「消費減税」を主張する政治家が増えた。この主張は自民党内でも一定の広がりを見せている。度合いの差はあるにせよ、与党も野党も現時点では、財政拡張バイアスをかなり帯びた政策を模索していると言えるだろう。最近ではむしろ野党の方が与党よりも財政規律を緩める方向に軸足を傾けている感が漂う。これは本来的には、決して望ましいことではないだろう。

 野党内でも政策論争が展開される機会があった。9月7日に告示されて10日に投開票された、合流新党の代表選である。旧立憲民主党の枝野幸男代表と、旧国民民主党の泉健太政調会長の争いになり、枝野氏が勝利したわけだが、両者がともに主張したのが、消費減税である。

 筆者が驚かされたのは7日の共同記者会見の冒頭発言で泉氏が述べた内容である。「景気は大変厳しい状況だ。消費税は一時的に0%とし、インフレ率2%に回復するまで継続し、消費・景気の回復を最優先したい」と述べたのだ。仮にこの案に沿うと、消費税率0%の継続期間は、日銀が掲げる「物価安定の目標」2%が達成されるまでの間にするという、一種のヒモ付けと考えられる。

●事実上の消費税廃止に?

 だが、このコラムでこれまで何度も述べてきた通り、構造的な物価抑制圧力やコロナ後の「新常態」ゆえに物価目標がいっこうに達成されない場合には(筆者を含む市場参加者の多くはそう考えている)、消費税率0%の時間帯がエンドレスに続いていくことになる。これは、実態としては消費税の廃止に等しい。

 記者会見での泉氏の発言によると、社会保障財源は消費税だけに頼る必要はなく、消費減税時は国債を発行するということなので、景気への影響を考慮して日銀が長期国債買い入れを行って金利上昇を抑制している現在の状況が永続することにもなってしまう。そのことは財政規律を一段と緩めることにつながり、不要不急の歳出が予算に毎年度計上され続けるだろう。

 代表選に勝利した枝野氏はそこまで踏み込んでいるわけではないものの、消費税や所得税を時限的に減免することや、税体系全体の見直しを主張しており、次の衆院選では自民党に対する対抗軸として消費減税を前面に出すとしている。

 なお、自民党から無所属を経て新しい立憲民主党に加わった中村喜四郎衆院議員からは、「コロナ対策と消費税を絡めることが適当なのか。いったん下げてしまえばまた上げることは簡単ではない。消費税減税という対立軸はひ弱だなと思う」という声が出ており(9月22日付東京新聞)、かなりの説得力があるように思う。

 これに対し、菅新首相は消費減税というアイデアを一貫して否定しており、将来の消費増税の必要性にも言及している。この消費税についての考え方だけを取り出せば、野党は財政拡張志向で自民党は財政健全化志向だという色分けになってしまいがちだが、すでに触れた通り、アベノミクスの下で財政の健全化はあまり進まなかったのが現実である。

5253名無しさん:2020/10/04(日) 18:59:36
>>5252

 国債を大量に買い入れて長期金利を押し下げる日銀の異次元緩和には、債券相場が財政悪化に対して発するはずの警告シグナルを消し去ることを通じて、財政規律を弛緩(しかん)させる副作用がある。

 では、菅新首相は日銀の金融政策をどのように見ているのだろうか。この点を確認するため、第2次安倍内閣発足以降の菅氏の関連発言を集めた「語録」を筆者は作成してみたのだが、出てきた結論は黒田東彦日銀総裁のかじ取りへの強い信頼感という、当たり前のものだった。

 たとえば、任期満了が近づき再任の有無が焦点になっていた黒田総裁について。「安倍政権の重要課題の1つであるデフレ脱却に向けて強い決意を持って取り組んでいる」と、17年6月7日の記者会見で発言。同総裁再任が決まった後には、「実績や資質の高さを踏まえ、引き続き金融政策のかじ取りを任せるのが最適だと判断した」と、18年2月16日の記者会見でコメントしていた。

 黒田総裁が率いる日銀の金融政策運営への信頼感に加えて、為替市場で円高が進行することへの強い警戒感(状況次第では為替介入も辞さない強い姿勢)も、菅氏の過去の発言内容から浮かび上がる点である。

 その関連では、為替市場における円高への対応が「首相官邸マター」に格上げされて、為替市場における介入が準備された一幕が16年4月にあったことが、すでに明らかになっている(軽部謙介著『ドキュメント 強権の経済政策――官僚たちのアベノミクス 2』岩波新書)。日銀の金融政策は次期首相の下でもそのまま継続となる公算が大きいが、為替の円高対応に関しては注意が必要である。

 9月23日には黒田日銀総裁が首相官邸を訪れて菅首相と面談し、意見を交換した。日本が祝日だった21日のロンドン市場では、欧州における新型コロナウイルス感染再拡大を材料にドル円相場が円高・ドル安に動き、一時104円ちょうどをつける場面があった。日本政府と日銀の連携がしっかり続いていることを海外投資家に対してデモンストレートする狙いがあったと推測される。

 そして、マーケットが大いに注目しているのが、解散総選挙の時期である。

 9月16日、首相就任後初の記者会見で菅氏は、「新しい内閣に国民が期待し、求めていることは、新型コロナウイルスの感染を何とか早く収束させ、同時に経済をしっかり立て直すことだ。感染拡大防止と経済の両立にまず全力を挙げて取り組み、一人ひとりが安心して元通りに生活できることを一刻も早く実現したい」としつつも、「いずれにせよ1年以内に衆議院は解散総選挙がある。時間の制約も視野に入れながら考えていきたい」と述べていた。

 菅首相は、マキャベリストであり権力欲があると評されることもある政治家である。また、安倍内閣で長い間官房長官として政策全般の実務を取り仕切り、リスクマネジメントにも注力してきた。そうした中で菅氏は「リアリスト(現実主義者)」としての側面を強く持っているのではないかと、筆者は見ている。

●解散総選挙は新型コロナウイルス次第か

 解散総選挙という問題についても、ただ単に「野党が弱いから選挙で勝つなら今だ」というような理由からあわてて解散に動くのではなく、菅氏自身が言及しているように、新型コロナウイルスの感染状況について専門家が「完全に下火になってきた」という判断を下すようになってから、熟慮を経て、解散するかどうかを決めるのではないか。

 とはいえ、そうした判断を下すまでには、政治的な求心力を維持する必要性もあるため、菅氏は首相として「伝家の宝刀」である解散権を行使することに含みを持たせる発言も、随時していくと予想される。

 菅氏の9月に入ってからの発言を整理していて筆者が最も印象に残ったのは、9月5日に国会内であった共同通信のインタビューで飛び出した、「新政権は暫定ではない。自信を持って堂々と務めるべきで、それが国民への責務だ」という発言である。

 この発言について共同通信は、「新総裁は安倍晋三首相の残り任期を務めるため、来年9月に再び総裁選が実施される。暫定政権を巡る菅氏の発言は、後継首相が約1年間のつなぎだとする党内一部の見方を否定した形だ」と解説した。単なるワンポイントリリーフではなく、長いイニングを投げて実績を積み重ねていく政権にしたいというのが、菅氏の考えなのだろう。

 とすれば、どこかで衆院を解散して総選挙で勝利を収め、来年9月の自民党総裁選で無投票再選される流れをつくる必要がある。新型コロナウイルス問題が来年初めにかけてそれなりに落ち着いてくるようだと、早期解散総選挙の確率は50%以上へと一気に跳ね上がるだろう。

上野 泰也

5254名無しさん:2020/10/04(日) 19:01:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8c17d92e84d86dfbafa14235b1eb5faacab2f98
菅首相初外遊、所信表明に先行 国会26日召集で調整、野党反発
10/1(木) 19:54配信

 政府・自民党は1日、臨時国会を26日に召集する方向で調整に入った。

 菅義偉首相の初外遊となる今月中旬の東南アジア歴訪を優先した。首相の所信表明演説が帰国後の26日となれば、就任から40日後となり異例。野党は国会軽視と反発している。

 自民党の森山裕国対委員長は1日、二階俊博幹事長に党本部で会い、26日召集案を伝達。党幹部は「26日召集しかない」と語った。

 森山氏は前日の立憲民主党の安住淳国対委員長との会談で23日に召集する方向だと伝えていた。しかし、会談後に首相官邸から「首相外遊が固まった。召集日は26日にしてほしい」と再考を迫られ、わずかの間で方針転換した。

5255名無しさん:2020/10/04(日) 19:02:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c85aa98088ee9efc501fdcd9002eb277ca3e2ce
「菅カラー」随所に デジタル、地方創生に力点 破格の増額要求も
10/1(木) 10:09配信

 菅義偉首相が就任して初となる2021年度予算の概算要求。デジタル化、地方創生といった新政権が注力する分野で大幅な増額を求めた項目が散見され、発足から2週間ながら霞が関が「菅カラー」を強く織り込み、作業したことが垣間見える内容となった。

 首相は9月の自民党総裁選で、「デジタル社会の推進」などを看板政策として掲げた。16日に内閣を発足させると、平井卓也デジタル改革担当相や武田良太総務相らを次々と官邸に呼び込み、予算に関する指示を直接伝達。政府関係者によると、これと並行して官邸官僚からも省庁幹部に対し、看板政策を概算要求に反映させるよう指令が飛んだ。

 積極的に呼応したのが首相がかつてトップを務めた総務省だ。

 地方行政のデジタル化加速に向けた経費には、20年度当初予算の5倍を超える38億円。中でも、都道府県が活用するクラウドシステムのセキュリティー強化支援には32億円と、20年度当初の1億円から破格の増額を要求した。

 この支援策は、高いセキュリティーレベルを満たしたシステムを整備する都道府県に、必要経費の半額を補助する新たな制度。総務省幹部は「菅政権発足を『追い風』と捉え、要求に踏み切った」と強気の背景を打ち明ける。

 内閣府は、人工知能(AI)やビッグデータを活用した未来型都市「スーパーシティ」構想の推進事業として、20年度当初の3億円を大幅に上回る23億円を求めた。

 福岡市や北九州市なども関心を寄せる構想。増額要求は表向き、実現に向けた改正国家戦略特区法の成立を受けた措置だが、首相が官房長官時代から意欲を示し、自民党の二階俊博幹事長も後押ししている。「首相の意をくみ、手厚くした面はある」と関係者。

 首相は、農林水産物や食品の輸出拡大を地方活性化策の柱の一つに据え、特に野生鳥獣肉(ジビエ)の利用拡大では官房長官時に政府会議の議長を務めた。農林水産省は20年度当初比で輸出拡大に2・8倍、ジビエ関連に1・6倍の増額を盛り込んだ。国土交通省も、首相が熱心な災害時の利水ダムの事前放流を拡充する関連経費を要求した。 (東京報道部予算取材班)

5256名無しさん:2020/10/04(日) 19:02:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f80e0bfa4377670a8864f1203d9920f5c553b43
「俺のカレーがねえ!」石破氏パーティーでピリ辛事件
9/28(月) 11:32配信

 カレーがねえ! 自民党の石破茂元幹事長(63)が17日に東京・ホテルニューオータニで開催した政治資金パーティーで、ピリ辛な“5000円カレー事件”が起きていた。

 パーティーは菅義偉首相、岸田文雄前政調会長との総裁選(14日)で3位に敗れた3日後だった。総裁選で“石破潰し”に暗躍したとされる自民党のドン、二階俊博幹事長が講演した。会費は2万円。

「政治資金パーティーは通常、立食形式ですが、新型コロナウイルス禍のソーシャルディスタンスに配慮して、横長のテーブルで行われ、出席者一人ひとりにカレーが提供されました」(出席者の一人)

 石破氏はカレー好きで、自ら作って振る舞うこともあるほど。同氏の公式サイトには好きな食べ物の欄に記載されており「大学時代は4年間カレーを食べつづけた」と付記されている。

 パーティーのテーブルには白米と、いかにも高級そうなカレーのルーが入ったソースポットが置かれた。
 ここでちょっとしたトラブルが発生。当初の想定を上回る支持者や関係者が来場し、出席者全員にカレーが行き渡らなかったのだ。

 さすがに石破氏側に詰め寄る出席者はいなかったが、あちこちから「カレーがねえ!」「食べたかった…」との声が。
 会場からあふれた出席者は急きょ、増設されたモニタールームに移動。カレーの代わりに同ホテル内のレストランで使える5000円の食事券を受け取った。

「石破氏は党内に敵が少なくないのは事実ですが、熱烈な支持者は多い。だから多くの人が来場しました。でも、カレーの代わりに5000円の食事券って。時価5000円のカレーだったということですかね。高い会費を払って出席する政治資金パーティーの楽しみは、食事なんですけど…」と前出の出席者は苦笑い。

 今月いっぱい有効の5000円分食事券をうらめしそうに見つめていた。

東京スポーツ

5257名無しさん:2020/10/04(日) 19:51:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/62a6512840da3e4455058997e35a305be3b4667e
点描・永田町】自民総裁選「2位争い」の結末
10/4(日) 19:04配信

 菅義偉新政権を誕生させた9月14日の自民党総裁選で、政界が注目したのが岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長の「2位争い」だった。安倍晋三前政権の継承を旗印とする菅前官房長官を圧勝させた党内5派閥による「“石破つぶし”と“岸田外し”の結末」(自民幹部)が、菅新政権の前途と1年後の総裁選の展開を占うカギとみられていたからだ。結果的に岸田氏が21票の差をつけて石破氏を抑えたが、党内では「岸田氏を2位にするため、菅支持派が20票くらい流した」との怪情報が乱れ飛んだ。

 自民党所属国会議員(394人)と地方代表(141人)の計535票(欠席1人)を奪い合った総裁選。投票結果は菅氏377票、岸田氏89票、石破氏68票と、予想通りの菅氏圧勝となった。野田毅総裁選管理委員長が3氏の得票を読み上げたが、会場となった都内のホテルの宴会場に「あーあ!」というため息が漏れたのは「石破候補68票」、対照的に「おおっ!」と、どよめきが広がったのが「岸田候補89票」だった。岸田氏は「よしっ!」とつぶやきほっとしたような笑顔を、石破氏は苦笑しながら軽くうなずくような素振りを見せた。

 国会議員と地方代表が同時に投票した今回の総裁選。地方票については、各都道府県連がそれぞれ予備選結果や内部協議で投票先を決め、それを各メディアが集計して報道したため、国会議員は地方票の結果を踏まえて投票する形となった。ただ、地方票はあくまで報道ベースであり、無記名投票だけに「本当に事前の決定通りに投票したかは不明」(閣僚経験者)だ。このため、菅、岸田、石破3氏それぞれに投じられた議員票も「本当の内訳は分からない」(同)のが実態だ。

「施し票」か「隠れ反菅票」か
 政界での大方の予測は、菅氏が400票の大台に迫り、岸田、石破両氏は70票前後の大接戦というものだった。しかし、結果は菅氏が20票前後減らし、岸田氏がほぼ同数の票を上積みした格好。このため、総裁選での多数派工作を主導したとされる二階俊博幹事長の周辺から「なんだこれは」(側近)と訝る声が出る一方、細田、麻生両派の幹部は「あうんの呼吸で岸田氏に票が流れた」と意味ありげに笑い、「犯人捜しの必要はない」と口を揃えた。これを受けて、多くのメディアは「石破つぶしのために岸田氏に『施し票』を与えた」などと解説した。

 しかし、岸田陣営の見方は全く違った。というのも、地方票では石破氏に30票以上の差をつけられると予測していた同陣営は、当初から議員票の積み上げに的を絞り、岸田氏や側近が無派閥や菅氏支持派で態度不明な議員と個別に接触し、1週間の総裁戦の中盤までに「議員票の80以上獲得に、めどを付けていた」(岸田氏側近)と証言する。「菅陣営の『隠れ反菅票』を秘かに掘り起こした結果」(同)というわけで、細田、麻生両派が流した“施し票”という風説は、「陣営内の“反菅票”の存在をごまかすためのフェイク」(同)との分析だ。

 無記名投票で実施される総裁選の歴史を振り返れば「必ず何かのドラマがあった」(自民長老)のは事実。その多くは、劣勢とされた候補の予想外の票の上積みだった。日本特有の“判官びいき”の結果と解説する向きが多いが、「本当は、トップの人物への隠れた不満の表れ」(首相経験者)というのが実態だといわれる。今回2位を確保した岸田氏だが、菅新政権の党・内閣人事では、石破氏と共に無役に追いやられた。1年後の総裁選をにらんだ菅首相の再選戦略とされるが、「真相は隠れ反菅票を掘り起こした岸田氏への怒り」(自民長老)との見方も出ている。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」9月28日号より】

5258名無しさん:2020/10/04(日) 21:10:38
>>5245
>>5248

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f139da61cac2849ce30e21cc633bfa1bf7f5f88
他派閥鞍替えにピリピリ二階派 除名ちらつかせる
10/4(日) 18:47配信

 自民党の二階幹事長が早くも次の衆議院選挙を見据えた動きを見せています。

 二階幹事長が派閥の幹部ら総勢20人で訪れたのは河村元官房長官の決起大会です。幹事長自らの異例のテコ入れには理由がありました。
 自民党・二階幹事長:「いかなる標的であろうとも、懸命に戦って必ず我々の側が勝利する」
 衆議院山口3区ではこれまで二階派の河村氏が公認されてきましたが、次の選挙では岸田派の林元文部科学大臣が参議院からくら替えして出馬することが取り沙汰されています。二階派はこうした林陣営の動きに神経をとがらせていて、「自民党に弓を引くというなら、除名もあり得る」などと牽制(けんせい)する動きを強めています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/fdff7acfe63dc501b9c3a820904c093a62947cd7
二階幹事長・衆議院山口3区は「河村氏を全力で支える」
10/4(日) 19:03配信

林参議院議員の鞍替えが取りざたされている、衆議院山口3区の自民党の総決起大会が宇部市であり、自民党の二階幹事長は、現職の河村建夫さんを「全力で支える」と強調しました。総決起大会には400人が出席し、河村さんが所属し自民党の二階俊博幹事長が率いる、二階派の国会議員21人が壇上に並びました。山口3区を巡っては、次の衆院選で、県選出で自民党の参議院議員・林芳正さんのくら替えが取り沙汰されています。二階幹事長は「自民党の公認は1人」とし、現職の河村さんを全力で支えると強調しました。自民党・二階俊博幹事長「売られたけんかという言葉がある。河村先生に何かがあるのではないかということであれば、われわれも意を決して、政治行動のすべてをなげうって、その挑戦に受けて立つ」河村さんは、改めて次の衆院選に向け意欲を示しました。自民党・河村建夫衆議院議員「安倍政権を継承する内閣ができた。しっかりと支えていくためには、党勢拡張も大事だし、ここからのろしを上げるべきではないかとこういう思いもあった」山口3区には、立憲民主党の坂本史子さんが立候補を予定しています。

最終更新:10/4(日) 19:03
tysテレビ山口

5259名無しさん:2020/10/04(日) 21:11:45
>>5258

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6e0a246eb3bda6052d5c2bf4a1b7110ea6bc391
二階派が山口で選挙体制づくりに総力 そのわけは…
10/4(日) 19:06配信

 早くも解散総選挙を見据えた動きを見せていす。自民党の二階幹事長率いる二階派の幹部らが山口県に集結し、山口3区を地盤とする河村建夫元官房長官の決起大会を開催しました。

 閣僚経験者もずらりと並び、二階派が総力を挙げて河村氏の応援に入っています。今回、二階派が総勢20人で集結したのは、同じく山口3区から岸田派の林参議院議員が出馬するのではないかと取り沙汰されているからです。二階派の幹部は「自民党に弓を引くということだ」と牽制(けんせい)し、現職優先だという考えを強調しました。二階幹事長らはその後、地元の有力企業である「宇部興産」を視察し、選挙での支援体制作りに余念がありません。
 一方、林氏は現時点で出馬は明言していませんが、山口3区のなかで新たに事務所を開くなど準備を進めているとみられています。岸田派の幹部からは「出馬したら派閥が応援しようがしまいが、負けることはない」との声も漏れてきます。この選挙区ではこの他に立憲民主党から坂本史子氏が出馬する見通しです。自民党内で年内の解散総選挙は見送られるとの見方が強まる一方で、選挙を見据えた熾烈(しれつ)な駆け引きがすでに始まっています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/430f4ccbb2ddc90dc3c6465baa026d0ea186914e
「弓を引くというなら、除名もありうる」二階派が林元文科相陣営を牽制 次の衆院選を見据えた動き
10/4(日) 19:31配信

 「いかなる標的であろうとも、懸命に戦って必ず我々の側が勝利する」。自民党の二階幹事長が、早くも次の衆議院選挙を見据えた動きを見せている。

 二階幹事長が派閥の幹部ら総勢20人で訪れたのは、河村元官房長官の決起大会。幹事長自らの異例のテコ入れには理由があった。

 衆議院山口3区では、これまで二階派の河村氏が公認されてきたが、次の選挙では岸田派の林元文部科学大臣が参議院から鞍替えして出馬することが取りざたされている。

 二階派はこうした林陣営の動きに神経を尖らせていて、「自民党に弓を引くというなら、除名もありうる」などと牽制する動きを強めている。(ANNニュース)

5260名無しさん:2020/10/04(日) 21:12:53
>>5259

https://news.yahoo.co.jp/articles/82d699d652c9bd9715fe6e09a5071223d44272e6
二階幹事長、林氏くら替え報道「反党行為どうなるか」 衆院山口3区、党公認は現職優先で
10/4(日) 19:39配信

 自民党の二階俊博幹事長は4日、次期衆院選の山口3区について「党が公認するのは1人」と現職で二階派(志帥会)会長代行の河村建夫元官房長官を推すと述べた。同区へのくら替えが取り沙汰される岸田派の林芳正元文部科学相(参院山口)に対しては「反党行為をした人がどういう立場になるか、言わずとも分かるだろう」とけん制した。

 河村氏が山口県宇部市内で開いた総決起大会で発言した。二階氏は一部報道で林氏のくら替えがあらためて浮上したことを「売られたけんかという言葉がある。挑んでくるなら受けて立たざるを得ない」と語気を強めた。さらに「きょうは党の幹事長としての立場でも来ている」とし、自身の発言の重さを強調した。

 この日は、二階氏をはじめ志帥会から20人が応援に駆け付けた。伊吹文明元衆院議長は「うわさを心配してきた。万一のことがあっては困る」、林幹雄幹事長代理は「党に弓を引くことになり、除名になる。そういうおろかなことはしないと思う」と発言した。

 大会終了後、二階氏は報道陣に「定数1の選挙区に公認候補は1名だということは子どもでも分かること。党の公認は現職優先で進めたい」と念押しした。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/89679597cf30037664b683c004b971a5cc94e360
二階氏「売られたケンカ、受けて立つ」 山口に乗り込む
10/4(日) 20:09配信

 自民党の二階俊博幹事長は4日、側近の河村建夫元官房長官(77)が地盤とする衆院山口3区に入り、同党の林芳正参院議員(59)=山口選挙区=の3区へのくら替えを強く牽制(けんせい)した。林氏は態度を明確にしていないものの、3区での活動に力を入れており、二階氏は「売られたケンカ」として、「挑戦を受けて立つ」と訴えた。

 河村氏は当選10回で、二階派の会長代行。山口県宇部市で4日に開かれた次の衆院選に向けた河村氏の決起集会には、二階氏や伊吹文明元衆院議長、林幹雄幹事長代理、武田良太総務相ら応援の二階派国会議員計20人が顔をそろえた。

 党の選挙対策委員長代理を兼務する林幹事長代理はあいさつで、「自民党はまず現役(現職)優先で公認する。(それ以外で)出る人は、反党行為。除名ということもありうる」と踏み込んだ。

 その後、マイクを握った二階氏は「『売られたケンカ』っていう言葉がある。河村先生に何かあるということであれば、我々も意を決してその挑戦に受けて立つ」と宣言。さらに「公認決定に反抗する行為があれば、どういう立場になるかということは言わずともおわかりの通りだ」とクギを刺した。

■林芳正氏「固めたということはない」

 二階派が大挙して応援に入ったのは、菅内閣が発足した9月16日、林氏が3区にくら替えする意向を固めた、と一部で報じられたためだった。

 一方、林芳正氏は21日、報道陣の取材に「そうした意向を固めたということはない」と否定したが、くら替えの可能性を問われると「期待があることは承知している。応えられるよう精進を重ねていく」と含みを残している。

朝日新聞社

5261名無しさん:2020/10/04(日) 23:22:23
https://www.fnn.jp/articles/-/82354
自民党総裁選 8日告示 各陣営、動き活発化
国内
2020年9月7日 月曜 午後8:22

自民党総裁選挙は、8日の告示を前に、菅・岸田・石破の各陣営が動きを活発化させている。

菅官房長官「(長官の過去の執筆本が高値になっているが?)野党時代に執筆した著作について、そんなに高値になっているとは知らなかった」

菅官房長官は、7日も公務を行う一方、自民党の東京都議団を訪問するなどした。

また、菅陣営は幹部会合を開き、8日の告示に向けての準備を進めている。

一方、同じ神奈川県選出の小泉環境相も「共に非連続の改革をやっていきたい」として、菅氏支持を表明した。

岸田政調会長「政策の中身は、(ほかの候補者と)明らかに違うところが多々あります。違いをよく理解してもらうことが基本です」

岸田政調会長は、台風10号対応のため地方出張をキャンセルし、自民党本部から地方の会合にリモート参加し、党員に支援を呼びかけた。

また、午後、自らの陣営の選挙対策本部を立ちあげるなど、準備を進めている。

自民党・片山さつき議員「わたし今回ね、菅選対の常任幹事なんです」

石破元幹事長「そんなことは、みんなお付き合いがあるから」

石破元幹事長は、自民党議員の国会事務所を回り、支持拡大に努めている。

さらに、石破氏は、自身の派閥の会合に出席し、情勢分析を行った。

石破元幹事長「選挙はわたしたちも長くやっているが、ふたをあけて開けてみなければわからない」

自民党総裁選は、8日に告示され、3候補による共同記者会見などが行われる。

5262名無しさん:2020/10/04(日) 23:56:13
https://mainichi.jp/articles/20200904/k00/00m/010/203000c
総裁選、異例の街頭演説会なし 党選管「密を回避」 ネット配信を拡充
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月4日 19時55分(最終更新 9月4日 19時55分)

 自民党は4日、総裁選管理委員会(委員長・野田毅元自治相)を党本部で開き、8日告示、14日投開票の総裁選の関連日程を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、候補者がそろって全国を回る街頭演説会は見送る。事実上、首相を決める総裁選で全国遊説を行わないのは異例で、各陣営の戦略に影響も出そうだ。候補者のうち菅義偉官房長官(71)は4日、選挙対策本部を設立。岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)もテレビ出演などで支持を訴えた。

 8日は候補者による所見発表演説会と共同記者会見を党本部で開催。公開討論会は9、12日に東京都内で、党青年局・女性局や日本記者クラブ主催で実施する。インターネット動画サイト「ニコニコ動画」主催の討論会も検討中という。

https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/806046.html
菅氏支持7人 岸田氏3人 静岡県内国会議員意向【自民総裁選】
(2020/9/8 08:30)

 安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選は8日告示される。菅義偉官房長官(71)、岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の3氏が立候補し、安倍政権の路線継承か修正かを争点に選挙戦に入る。静岡県内同党国会議員は7人が菅氏、3人が岸田氏を支持し、石破氏への支持はない見通しだ。多くは所属派閥の意向に沿って動き、地方票の獲得に向け地元支援者や党員への働き掛けを活発化させている。
 静岡新聞社の7日の取材に対し、菅氏の支持は細田、麻生、竹下、二階の各派に所属する議員。細田派会長代理を務める塩谷立氏は「新型コロナへの対応や経済対策を考えると総合的に菅氏しかいない」と強調する。菅氏の選挙対策本部の常任幹事を担う竹下派の牧野京夫氏は「困難な状況の中で安定した政権を維持しなければならない」と述べた。
 無派閥の城内実氏は菅氏を支持し「無派閥グループで世話になった。コロナで有事なだけに危機管理能力が重要」と指摘する。
 一方、岸田氏を支持するのは岸田派の上川陽子氏と深沢陽一氏、吉川赳氏。3氏は5日に静岡市で岸田氏を招いた集会を開き、地方議員らに支持を訴えた。上川氏は「同じ政策集団で切磋琢磨(せっさたくま)してきた。考えを党員、国民に伝える」とした。
 石破氏は知名度が地方で高いことから、県内国会議員の1人は「県連が独自に行う党員投票で一定の支持を集めるのではないか」との見方を示した。

5263名無しさん:2020/10/04(日) 23:58:44
https://www.sankei.com/politics/news/200904/plt2009040033-n1.html
【総裁選ドキュメント】菅氏選対本部が発足 山口本部長「地方票に全力尽くす」
2020.9.4 16:36政治政局

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選への出馬を表明した菅義偉官房長官の選挙対策本部が4日、発足した。会合後、事務総長の山口泰明組織運動本部長は報道陣に「いいメンバーで正式に発足できた」と話した。

 選対本部長には、菅氏と親交の深い小此木八郎元防災担当相が就任。山口氏のほか、事務局長の吉川貴盛氏や棚橋泰文氏、桜田義孝氏や松本純氏ら多くの当選同期がメンバーに入った。会合では今後の日程や、スタッフの派閥ごとの割り振りなどを打ち合わせた。

 また、公務多忙で遊説やテレビ出演ができない菅氏のため、ビデオメッセージを作成して各地で上映するなど地方票の取り込みに向けた方策も協議した。

 山口氏は報道陣から地方票の目標獲得数について問われ、「全力を尽くす、精いっぱい」と答えた。

5264名無しさん:2020/10/05(月) 00:22:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd851f6b9c6efc9a0cbaebd6a8a61dddce041c51
二階派×岸田派、今度は山口…衆院くら替え封じ、二階派大挙現地入り
10/4(日) 21:20配信

 衆院議員の任期満了が1年後に迫る中、選挙区をめぐる自民党の内部抗争が表面化している。二階俊博幹事長ら二階派(志帥会、47人)所属の議員20人が4日、山口県宇部市で開かれた同派ベテランの河村建夫元官房長官の総決起大会に大挙して出席。河村氏が地盤とする山口3区へのくら替え出馬を模索する岸田派(宏池会、47人)の参院議員、林芳正元文部科学相の封じ込めに動いた。

 ■二階氏「挑戦、受けて立つ」

 「『売られたけんか』という言葉がある。われわれは河村先生に何かあれば、政治行動の全てをなげうってその挑戦に受けて立つ」

 二階氏が決起大会に出席した約400人の前でこう語気を強めると、会場はどよめきと拍手に包まれた。二階氏は「幹事長」の立場に言及し「いかなる標的であろうとも懸命に戦って、必ずわれわれの側が勝利することをお約束する」とも強調した。

 この日は、伊吹文明元衆院議長や武田良太総務相ら派閥幹部が勢ぞろいし、1人ずつマイクを握った。このうち、林幹雄幹事長代理は、党の公認候補が原則、現職優先であることを説明した上で「(くら替えは)反党行為だ。除名ということも当然ある」と林元文科相を牽制した。

 ■岸田派「こんな大勢…戦争になる」

 二階氏らが山口に出向いたのは、林元文科相が同区から出馬する意向を固めたと、先月半ばに一部で報じられたことがきっかけだ。林元文科相が既に岸田派会長の岸田文雄前政調会長に意向を伝え、党から公認を得られなくても無所属で出馬するとも伝えられた。

 林元文科相は記者団に「意向を固めた事実はない」と否定する一方で「地元で期待があり、しっかりと精進していきたいと言い続けてきた。それは全く変わっていない」と含みを持たせた。実際、林元文科相は平成24年の衆院選でもくら替えを模索し、河村氏らの猛反発を受けて自重した経緯がある。

 この報道に敏感に反応したのが二階氏だ。林陣営に二階派の「本気」を示すべく、河村氏の会合にメンバーを動員するよう指示。派閥幹部は「これだけの議員が押し寄せれば林元文科相への強烈なメッセージになる」と語った。対する岸田派関係者は「こんな大勢で来られたら戦争になる」と警戒を強める。

 勢力が拮抗する両派は静岡5区でも旧民主党出身で二階派特別会員の細野豪志元環境相と、岸田派の吉川赳氏が競合している。林元文科相がくら替えを決断すれば、党内抗争の激化は避けられそうにない。(広池慶一)

5265名無しさん:2020/10/05(月) 00:24:34
https://www.asahi.com/articles/ASNB24RP3N9TUEHF00L.html
失言、届いた切腹もなか 「箕部幹事長」と二階氏の違い
有料会員記事
聞き手・神田大介
2020年10月4日 8時00分

ジビエを食すイベントで、自民党の二階俊博幹事長(左)からお茶を「お酌」される菅義偉官房長官=2020年1月29日、東京・永田町の自民党本部

【朝日新聞ポッドキャスト】 無派閥首相と派閥
 あの妙な会見を覚えていますか。自民党総裁選を控えた9月2日夕、細田博之、麻生太郎、竹下亘の3氏がそろい、競うように菅義偉氏への支持をアピールしました。それぞれ細田派(98人)、麻生派(54人)、竹下派(54人)の会長。会見は他派閥に先駆けて「菅氏擁立」の流れをつくった二階派に対する巻き返し、と受け止められました。総裁選は菅氏が圧勝しましたが、派閥政治を隠そうともしない姿が印象に残りました。

 菅氏自身は無派閥です。でも派閥の力で勝ったように見えます。いったい派閥って何なのか。秋山訓子編集委員に解説してもらいました。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は次の通りです。

・自民若手、「3派閥の長」会見にブーイング

・二階幹事長、「箕部幹事長」とは違う?

・失言した議員に送られた「切腹もなか」

・菅首相、派閥政治をぶっ壊す?

     ◇

Q:派閥って何でしょうか?

A:自民党の中で政策や理念の似た考えの人たちがつくる集団のことで、本来、派閥の長は未来の総裁選の候補なんです。

 派閥の全盛期は中選挙区制の時代。小選挙区制になってからは、同じ政党からは一つの選挙区に一人しか出ません。ですが、中選挙区では同じ政党から何人も候補が出ました。その時に色々な派閥の人が出て争うから、党内で争いが激しくなり、派閥をあげてその人を応援していたんですよ。

 ただ、1996年の衆院選で小選挙区比例代表並立制になってからは、党が運営する選挙という色が強くなった。なので、派閥の力はすごく弱くなりました。今、派閥の長は必ずしも総裁選の候補ではありません。無派閥の人がすごく多いのも特徴です。

Q:菅さんのような人が増えているんですか?

A:そうですね。派閥の力を借りなくてもいいと。派閥は毎週木曜日のお昼に集まって、お昼ごはんを食べながら情報交換をしています。菅さんを囲む若手・中堅のグループ「ガネーシャの会」や、他の無派閥の人たちの「無派閥連絡会」も、同じように集まっています。党の人事があると、派閥の推薦枠というのがあって、大体「適齢期」といわれるような人を「お願いします」と派閥ごとに出したりするんですよ。

Q:「適齢期」は大体どれくらい?

A:今回大臣になった中だと、平沢勝栄さんは当選8回ですが、これはすごく遅いほう。菅さんがはじめて総務大臣になって入閣した時は当選4回で、これは早い。大体5〜7回ぐらいでしょうか。

Q:小選挙区制になってもう長いです。派閥って、なぜ生き残っているんでしょう。

A:やっぱり便利なんですよ。大…

5266名無しさん:2020/10/05(月) 10:08:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5486f92143bb808bd4d3c56c2c15157fbb3174a
二階派、大挙山口入り くら替え阻止へ「示威行動」 他派と摩擦激化へ・自民
10/5(月) 7:10配信

 自民党の二階俊博幹事長は4日、二階派所属議員19人を引き連れて山口県宇部市に乗り込み、同派会長代行の河村建夫元官房長官(衆院山口3区選出)が開いた会合で気勢を上げた。

 同区では岸田派座長の林芳正元文部科学相が参院からのくら替え出馬を目指している。二階氏は立候補を阻止するため、幹事長派閥の「力」を誇示した形だ。

 会合の名称は「自民党山口県第3選挙区支部総決起大会」。伊吹文明元衆院議長、武田良太総務相ら同派幹部が勢ぞろいした。二階氏は「党の公認は1人だ。全力で河村氏を支える」と強調。林氏の動きについて「売られたけんかだ。政治行動の全てをなげうって、その挑戦を受けて立つ。選挙の戦いもいとわない」と言い切った。

 林氏のくら替えの動きが表面化したのは9月の自民党総裁選直後。一部報道を受け、林氏は記者団の取材に「10年くらい前から地元で期待があった。期待に応えて精進したい」と意欲を隠さなかった。林氏周辺は「無所属でも出馬する」と断言。既に秘書が3区内で活動を活発化させているとされる。

 こうした動きに激怒した二階氏は「完膚なきまでにたたきのめす」と周囲に漏らし、大挙しての山口入りを決めた。二階氏に近い菅義偉首相の就任で二階派は勢いを増しており、二階氏は「交代交代で何回でも山口に伺う」と会合で息巻いた。

 二階氏最側近の林幹雄幹事長代理も会合で「(くら替え出馬は)自民党に弓を引くことになる。除名という罰則もあり得る」とどう喝とも取れる発言でけん制した。

 一方の岸田派は現時点で、表立って対抗する動きを見せていない。林氏のくら替えは将来の党総裁選出馬をにらんだ動きとみられており、同派会長の岸田文雄前政調会長には林氏への警戒感もあるとみられる。

 次期衆院選で二階派と他派が競合する可能性があるのは山口3区だけではない。北海道7区、群馬1区、新潟2区、静岡5区、高知2区も同様だ。「数は力」をモットーとする二階氏は幹事長権限を背景に拡大路線を突き進む構えで、二階派と他派の摩擦が激化しそうだ。

5267名無しさん:2020/10/05(月) 10:20:24
https://toyokeizai.net/articles/-/170984
自民党の「派閥」はなぜ求心力を失ったのか
「一強」時代の今、ひもといておきたい歴史

中北 浩爾 : 一橋大学大学院社会学研究科教授
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2017/05/11 8:00

自由民主党(自民党)は結党以来38年間にわたり政権を担い、2度「下野」(野党に転落)したが、2012年に政権復帰。現在は一強状態にある。本格的な政権交代の荒波を乗り越えた結果、その強靭さは以前より増しているようにも見える。

拙著『自民党――「一強」の実像』でも指摘しているが、私たちは新聞やテレビ、あるいはインターネットなどを通じて、自民党に関するかなりの量の情報を得ている。ところが、そのほとんどは政局にかかわるもの。どうしても断片的な性格を免れない。派閥、総裁選挙、政策決定プロセス、国政選挙、友好団体、地方組織と個人後援会など、分析する観点は多様だ。

その1つとして、自民党の現状を正確に理解するために知っておきたいテーマが、自民党における「派閥」の存在だ。

一般的にいって派閥とは、政党の内部に存在し、その主導権をめぐって競合する集団を意味する。豊富な政治的資源や影響力を持つ領袖がメンバーに対して保護と便益を与える代わりに、メンバーが領袖に対して支持や助力を提供する。重要な機能は、①総裁選挙での候補者の擁立と支援、②国政選挙の候補者擁立と支援、③政治資金の調達と提供、④政府・国会・党のポスト配分の4つである。

かつて派閥は自民党政治の代名詞だったが、現在は求心力を失ってしまっている。この10年余りで無派閥議員は増加。1980年代でも1割程度はいたが、近年は3割前後にまで達している。

5268名無しさん:2020/10/05(月) 10:21:12
>>5267

減退する派閥の資金力
現在、派閥が求心力を失っている大きな理由は、資金力の減退にある。豊富な政治資金がなければ、メンバーに対して選挙の際、あるいは日常的に十分な援助をすることができないし、メンバー相互の親睦を深める機会も貧弱なものになってしまう。手狭な事務所で我慢しなければならず、職員の数も削減を余儀なくされる。それどころか、派閥の活動にあたって、メンバーに負担を強いる機会も増える。いまや派閥に加入することは、必ずしも金銭的に魅力的ではなくなった。

もっとも、派閥の全盛期である1980年代半ばでも、国会議員は所属派閥に政治資金を全面的に依存していたわけではない。大臣経験者は原則として自前の資金調達を求められたし、若手議員でも派閥からの資金援助は多くとも収入の1〜2割にすぎなかった。それゆえ派閥の役割は、直接的な資金援助よりも、むしろ一種の信用供与、すなわちパーティ券の販売や企業献金の開拓などで使用できる派閥の資金ネットワークへのアクセス権の提供にあったといわれる。

とはいえ、その当時、派閥は夏(6月)に氷代、冬(12月)にモチ代として年2回、それぞれ200万〜400万円をメンバーに配っていた。党からも氷代およびモチ代が幹事長の手渡しで配布されたが、ほぼ同額あるいは若干少ない200万〜300万円であった。また、国政選挙の際には、党が公認料として全員に1000万円ずつ供給したが、派閥も最低でも同額の資金援助を行っていたという。そのほか、派閥の幹部からの個別的な資金提供も、一定程度存在していた。

現在の政治資金を正確に把握することは極めて困難であるが、平成研究会、宏池会(こうちかい)、清和会といった派閥の政治団体の2015年の政治資金収支報告書によると、氷代とモチ代はそれぞれ50万〜100万円であり、その前年を見ると、総選挙の際の資金援助は100万〜200万円である。これは各派閥の関係者に行ったインタビューの内容とも符合している。派閥からメンバーへの資金援助が、少なくとも1980年代に比べると、大きく減少していることは疑いない。

所属する派閥への支出について見ると、会費は一律に月額5万円、年額でいうと60万円だ。また、派閥が開催する政治資金パーティ券の販売も求められる。ある派閥では、当選1回は50万円、2回以上は100万円、閣僚経験者は200万円が努力目標であり、それを超える分については寄付金として還付するというインセンティブを設けているという。当選1回で100万円、副大臣が130万円というところもあれば、おおむね200万〜300万円、最高ランクで700万円という派閥もあると聞く。

総じて見るならば、派閥との政治資金のやり取りは、若手議員で収支が若干のプラス、もしくは均衡、中堅・有力議員になると負担のほうが多くなるようだ。少なくとも政治資金上、派閥への加入に大きなメリットがあるとはいえない。たとえば、武井俊輔衆議院議員は、こう語っている。「私は理念や伝統に魅(ひ)かれて宏池会に入っているのであって、カネだけで言ったら、ほぼトントンというのが実感です。だから入会しない人もいるのだと思う。入らないと資金が回らないのなら、みんな派閥に入りますよ」。

派閥の政治団体の収支報告書を見ると、春季に開催する政治資金パーティに全面的に依存していることがわかる。2015年の清和会の収入2億5073万円の70.7%、平成研の収入1億4233万円の76.1%、宏池会の収入1億9416万円の75.3%が、パーティ収入である(繰越金を除く)。1枚2万円のパーティ券を政治資金収支報告書に記載される20万円を超えて購入する企業や団体は少なく、派閥は収入源の確保に四苦八苦している。

5269名無しさん:2020/10/05(月) 10:21:26
>>5268

政治資金制度改革のインパクト
派閥の集金力の減退の主たる原因は、政治改革にある。細川護煕政権の下で1994年、政党本位の政治を目指して、小選挙区制の導入を柱とする選挙制度改革が行われるとともに、政治資金制度改革が実施された。

内容は多岐にわたるが、重要なポイントの第1は、国家財政から政党に資金援助を行う政党助成制度の導入である。国会議員5人以上といった要件を満たす政党に対して、国民1人当たり250円、総額約309億円を、議員数と得票数に応じて配分する制度であった。当初、当該政党の前年の収入総額の3分の2が交付額の上限として設定されていたが、翌年の政党助成法の改正で「3分の2条項」は撤廃された。共産党を除く各政党は政党交付金への依存を深め、その配分権を有する党執行部の権力が増大した。

第2は、政党(およびその政治資金団体)以外への企業・団体献金の禁止である。その結果、派閥がつくっていた政治団体は、企業・団体献金を受け取ることができなくなり、大きな打撃を被った。例外的に政治家個人の資金管理団体は、5年間に限って年間50万円以内の企業・団体献金が認められたが、これも1999年の政治資金規正法の改正で禁止された。政党支部を通じて政治家個人が企業・団体献金を受け取る抜け穴もあるが、派閥の資金集めには大きな足かせとなった。

第3は、政治資金の透明化である。政党・政治資金団体以外の政治団体への献金の公開基準が、それまでの年間100万円超から5万円超へと引き下げられた。政治資金パーティについても、同一の者による同一のパーティ券の購入の公開基準が100万円超から20万円超へと変更された。子会社や複数の政治団体を用いるといった抜け穴はあるが、企業・団体はさまざまな理由から名前を公表されることを嫌うし、これを口実に購入額を限定しようとするため、派閥にとって大きな制約となっている。

実際、各派閥の集金力は、1994年の政治改革を境に急激に減少した。1980年代後半には年間20億円を超えることもあった派閥の収入総額は、5億円を超えることがなくなった。もちろん、1991年のバブル崩壊後に平成不況が長期化したことや、1993年の自民党の下野なども、無視しえない要因として作用したはずである。ただ、政治資金制度改革を抜きにして、1990年代半ばの派閥の集金力の低下、その後の低迷を説明することはできない。

派閥の資金力の衰えの背景として、もう1つ注目すべきは、自民党から各派閥への資金配分の消滅である。ほとんど知られていないが、1990年の総選挙対策として、当時の小沢一郎幹事長が実施したことをきっかけに、党から派閥への資金援助が始まり、1992年には総額で約31億円、1993年には約40億円が所属議員数に応じて派閥に渡された。政権からの転落などを受けて1994年には4億5000万円にとどまったが、その後も党から派閥への資金援助が継続した。

1994年の政治改革で政党助成制度が設けられたが、その資金が派閥に回れば、政党本位の政治は有名無実になる。しかし、自民党から各派閥への資金配分は、小泉純一郎内閣の際に大きく削減され、再度の下野を受けて2010年に最終的に廃止された。自民党は派閥経由をやめ、その分を所属議員への直接交付に切り替えたのである。このことは派閥が衰退した結果であるとともに、それを促進する原因にもなった。政治資金の面でも、自民党は派閥連合政党から脱却してきたといえる。

歴史をもう少しひもとけば、1980年代半ばに最盛期を迎えた自民党の派閥政治は、その後、衰退していくことになる。その最大のきっかけとなったのが、1988年に発覚し、世論の強い批判を浴びたリクルート事件であった。

5270名無しさん:2020/10/05(月) 10:21:56
>>5269

政治改革と派閥数の増加
中選挙区制の下、同士討ちを余儀なくされる自民党の候補者は、党の組織や政策に頼った選挙運動を展開できないので、個人後援会を作り、「党中党」たる派閥に庇護を求め、利益誘導政治に走る。それが金権腐敗の根源である以上、政治家の倫理を問うよりも、中選挙区制を廃止して、小選挙区制を導入しなければならない。リクルート事件を契機として、このような認識が党内外で高まり、小選挙区制の導入を中核とする政治改革の動きが開始された。

なかでも自民党幹事長を務めた小沢は、単なる腐敗防止を超えて、政治的リーダーシップの強化という観点から政治改革の必要性を説いた。すなわち、中選挙区制ゆえに、自民党は派閥連合政党にとどまっており、総裁の権力が制約されている。しかも、1980年代に入って総主流派体制が生まれ、派閥間の競争も失われてしまった。したがって、小選挙区制を導入することで、政権交代の可能性を高め、政治的競争性を取り戻すとともに、党首を中心とする執行部の権力を強化し、政党本位の政治を実現しなければならない。

こうした目的を持つ政治改革は、小沢ら羽田派などが自民党から離れ、細川を首相とする非自民連立政権が樹立されることで、1994年に実現した。ほかにも中選挙区制を単記制から連記制に手直しする案や、小選挙区比例代表併用制や連用制などが唱えられたが、最終的に導入されたのは、小選挙区300、比例代表200の小選挙区比例代表並立制であった。比例代表との並立制といっても小選挙区制を中心とするものであり、2000年には比例代表の定数が20削減され、小選挙区制としての性格が一層強められた。

中選挙区制が廃止されたことで、派閥は変化を余儀なくされた。最も目に見えやすい変化は、派閥数の増加である。1970年代末に自民党の派閥の数がほぼ5つに集約されたのは、総裁予備選挙の実施に加え、1つの選挙区から3〜5人の議員を選出する中選挙区制と関係していた。中選挙区制の下、自民党の公認候補は最大で5人になるが、互いに競合するため、別々の派閥に所属する。そして、選挙区レベルの5人の候補者の競合は、総裁選挙を媒介として、全国レベルで三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫、中曽根康弘を領袖とする5大派閥への収斂を生み出したのである。

しかし、1996年に小選挙区比例代表並立制の下で初めて総選挙が実施されて以降、新たな派閥の結成が進んだ。1998年から翌年にかけて、政策科学研究所(旧渡辺派)を離脱した山崎拓グループが近未来政治研究会(近未来研)、宏池会(宮沢派)から分かれた河野洋平グループが大勇会、清和会(三塚派)を脱退した亀井静香グループが旧渡辺派の残留組と合流して志帥会をそれぞれ結成した。これらの派閥は、その後も消滅せず、派閥の数が7に増加した。2000年には「加藤の乱」の結果、宏池会がさらに2つに分裂した。

その後も中選挙区制の廃止に伴う派閥の求心力の減退が進行する。2005年の小泉首相による郵政選挙を契機に無派閥議員が急速に増加した。さらに、2015年には、石破茂を領袖とする水月会が、無派閥議員を集めて結成された。既存の派閥の分裂ではなく、まったく新たな派閥が生まれたのは、1979年に中川一郎率いる自由革新同友会が結成されて以来のことであった。他の派閥との重複加入を認めて派閥を名乗っていない有隣会を除いても、現在、8つの派閥が乱立している。

5271名無しさん:2020/10/05(月) 10:22:10
>>5270

派閥選挙の後退
派閥数の増加や無派閥議員の増大にみられる派閥の求心力の低下は、中選挙区制から小選挙区制に変わった結果、同士討ちがなくなり、派閥が衆議院議員選挙に関与する度合いを減少させたことを一因としている。中選挙区制の下で、同士討ちを余儀なくされる候補者は、同一選挙区に所属議員がいない派閥に支援を求め、他方、派閥も内部の結束を乱さないため、メンバーがいない選挙区に候補者を擁立し、総裁選挙に向けて勢力を拡張しようと努めた。自民党の衆議院議員選挙は、派閥選挙だったのである。

派閥の候補者に対する支援の第1は、党の公認の獲得であった。公示前には派閥の助力を得て後援会づくりが進められる。公示後も無所属候補に派閥が実質的な援助を与えることは可能であり、当選すれば自民党の追加公認という道も開かれていた。しかし、公認候補になると、選挙資金の援助や友好団体の応援といった便宜が党から与えられるし、非公認になれば、派閥としても党則上、公然と支援することが難しくなる。だからこそ、かつて派閥は公示の直前、党の公認の獲得をめぐって争ったのである。

ところが、現在では、候補者が党の公認を取り付けるうえで、派閥が役割を果たすことはほとんどない。小選挙区比例代表並立制の導入後も10年ほどは、候補者間の調整がつかず、1人が小選挙区、もう1人が比例代表に単独で立候補し、次の選挙で入れ替わるコスタリカ方式がかなり残っていた。しかし、コスタリカ方式の解消が進むと、候補者が別々の派閥の支援を受けて公認を争うことが、めったになくなった。その結果、派閥という要素は、党の公認の決定に際して重要性を失っていった。

そのことは、公認の決定プロセスの変化にも示される。自民党本部の選対関係者によると、2000年代の半ばまでは、各派閥が選挙対策小委員会に委員を送り出しており、選挙対策本部で公認候補を決める際には、そこで事前に派閥間の調整が行われ、了承するという手続きが踏まれていた。いまでも多くの派閥が選挙対策委員会の副委員長にメンバーを送り込んでいるが、かつてのような派閥間の調整メカニズムはなくなり、選対副委員長の役割も派閥の代表から選対委員長の補佐に変化してきているという。

5272名無しさん:2020/10/05(月) 10:22:20
>>5271

党の公認なくして当選することが困難に
他方、小選挙区制の導入により、各候補者にとって党の公認は決定的に重要化した。当選に必要な得票率が中選挙区制よりも上昇したため、党の公認なくして当選することが困難になったからである。また、中選挙区制下のように、無所属で立候補したうえで党の公認候補を破って当選し、追加公認を得るという道もほぼ失われた。その結果、党執行部が持つ公認権は強化され、「加藤の乱」や郵政選挙の際には、造反を抑え込むうえで大きな効果を発揮した。なお、拘束名簿式の比例代表制も、党執行部の公認権を強くする。

中選挙区制での派閥の候補者に対する支援の第2は、選挙運動への応援である。各派閥はそれぞれ独自に選対を設置し、知名度が高い幹部やメンバーを応援弁士として派遣したり、衆議院議員選挙であれば参議院議員、参議院議員選挙であれば衆議院議員の秘書を手伝いのために送り込んだりした。応援弁士は、選挙前にも国政報告会などの際に派遣されるが、浮動票の獲得とともに、陣営を引き締める効果を持つ。派閥は、接戦の選挙区に重点的に支援を行うことで、自派のメンバーを増やそうとした。

現在でも、選挙に際して派閥選対が設置される。ところが、各派閥の関係者は一様に、応援弁士の派遣について、派閥も行っているとはいえ、党本部が中心的な役割を果たすようになったと語る。かつては派閥が芸能人を応援で送り込むこともあったが、いまではほとんど聞かれなくなった。秘書の派遣も少なくなっている。このように派閥の活動量が低下した大きな原因は、資金力の減少にある。

派閥の候補者に対する支援の第3は、資金面での援助であるが、これも同じく重要性を低下させている。総じて、国政選挙で派閥の役割が後退していることは間違いない。

5273名無しさん:2020/10/05(月) 10:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd3d9af5cada58c1b20669a24096ab4fa0ca5045
菅義偉と創価学会 かつての敵が学会にとって“歴代最も与しやすい首相”になるまで
10/5(月) 5:58配信

菅=佐藤ラインの威力
 菅義偉首相と創価学会の佐藤浩副会長は、《盟友》と評されるほど緊密な人間関係を築いていることは、これまでに何度もマスコミに報じられてきた。それでも、一般の人は「佐藤浩」という名前を初めて知ったという方も多いだろう。

 ***

《盟友》という言葉を使ったのは、経済誌の「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版)だ。

 電子版の「週刊エコノミストOnline」は9月25日、社会情報大学院大学の北島純特任教授の署名原稿を配信した。

 タイトルは、以下のような具合だ。

《デービッド・アトキンソン氏の提言で観光立国を推進、創価学会の佐藤浩副会長と盟友関係、大阪維新の会とも太いパイプ……菅新首相の政治力を支える「人脈」の正体》

 その関係が、どれほど緊密なのかを報じたのは朝日新聞だ。9月18日と19日、企画記事の「実像 菅義偉首相」が紙面に掲載された。

 18日の見出しは「脱派閥掲げつつ“菅派”着々 若手ら勧誘『政治はやっぱり数』」というものだが、この記事の中に、2人の緊密な結びつきが描写されている。

 2015年、消費増税に際して軽減税率を導入するのか、導入するとして範囲をどこまで広げるのかといった問題を巡り、自民党の一部と公明党が対立したことがあった。

 この時、菅首相と佐藤副会長が《介入》する場面が朝日新聞には描かれている。

2人で決めた軽減税率
《官房長官だった菅は党執行部の頭越しに調整に介入した。10%へ税率を上げる際の低所得者対策として公明は食料品を8%にとどめるよう主張したが、自民や財務省は渋っていた》

《菅は公明の支持母体・創価学会副会長の佐藤浩から「軽減税率の導入なしに選挙は協力できない」と告げられた》

《佐藤とは国会議員に当選後、菅の選挙区の神奈川で活動していた縁で知己を得た。官房長官に就いてからは政権中枢にいる自身の力と、佐藤が持つ選挙での集票力とを互いに頼んで足場を強化していった》

《菅は首相の安倍晋三を説き伏せ、自民党税調会長を交代させてまで公明の言い値で決着させた》
(註:全角数字を半角にするなど、デイリー新潮の表記法似合わせた、以下同)。

 菅首相と協力し、公明党の頭越しに軽減税率を導入させてしまう──。この《佐藤副会長》とは一体、どのような人物なのだろうか。

5274名無しさん:2020/10/05(月) 10:26:49
>>5273

「絶対的な実力者」
 総合情報誌「FACTA」(ファクタ出版)は13年10月、佐藤副会長について次のように伝えた。

《選挙参謀でもあり、支持政党・公明党の候補者選びでは今や絶対的な権限を握る実力者とされる》

 この記事で、佐藤副会長は53歳と記載されている。すると現在は60歳ということになるだろうか。

(2013年11月号「『創価学会のドン』は死なず 脳梗塞で倒れた池田大作名誉会長が職務に復帰。11月18日の『総本部』竣工祝賀に安倍首相を招き、復活をアピール?」より)

 佐藤副会長とはどのような人物なのか、学会ウォッチャーの乙骨正生氏が解説する。

「佐藤氏は大学を卒業すると、杉並区の男子部長に任命されます。その後、全国の男子部長、青年部長とエリートコースの王道を歩んでいきました」

教宣・広宣部長として活躍
「全国の男子・青年部長は、選挙を取り仕切るポジションです。だからこそ出世コースなのですが、佐藤氏は別の仕事で評価され、頭角を現します。人のやりたがらない、厳しい仕事で成果をあげたのです」(同・乙骨氏)

 佐藤副部長は教宣部長、広宣部長も歴任している。これが出世の糸口になったという。

「かつて創価学会は日蓮正宗の在家信徒団体という位置づけでしたが、様々な対立の結果、91年に日蓮正宗は創価学会を“破門”します。

 その日蓮正宗の中で、最も反学会の旗幟を鮮明にしていたのが妙観講というグループで、杉並区に本部があります。

 この妙観講など、創価学会に敵対的な宗教団体や、マスコミ、ジャーナリストと対応・対峙するのが教宣部長、広宣部長の役割です。

 精神的にも負担が大きい仕事であるのは言うまでもありませんが、佐藤氏はこれをやり抜くことで、上層部に認められたのです」(同・乙骨氏)

最初の選挙では「反学会」
 まさに体を張ることで、創価学会に対する忠誠心を証明したということのようだ。

 一方の菅首相だが、初めて衆院選に出馬したのは1996年、この総選挙は新進党が政権交代を謳って自民党に総力戦を挑んだことが最大の特徴だった。

 新進党には公明党の一部議員が参加していた。自民党にとっては文字通りの“敵”だった。

 そのため菅首相は当時、「自民党からも心配の声が出るほどの反学会キャンペーンを張って選挙を戦った」という。乙骨氏が言う。

「96年11月、自民党の機関紙である『自由新報』が菅さんの選挙のことを取り上げています。

 菅さんの対立候補は創価学会プロパーの公明党議員で、新進党の結党に参加し、新進党から出馬しました。

 そのため、菅さんは徹底して学会を攻撃。対立候補が約6万5000票だったのに対し、約7万票を獲得して初当選を果たしました」

5275名無しさん:2020/10/05(月) 10:28:21
>>5274

集団的自衛権でも協議
 ところが1999年、自民党は何と公明党と連立を組んでしまう。

「菅さんは神奈川県の本部に出向き、何度も何度も謝罪したといいます。そして神奈川県における公明党候補を全力で応援するようになっていきました」(同・乙骨氏)

 菅=佐藤ラインを、かなり早い段階で報じた新聞の1つに、九州のブロック紙・西日本新聞がある。

 同紙は2014年4月5日、「集団的自衛権を追う」という記事を1面と2面に掲載した。クレジットは《東京政治取材班》となっている。冒頭を引用しよう。

《「今国会中に集団的自衛権をやりたい」

 安倍晋三政権の大番頭である菅義偉官房長官が切り出した。2月中旬、都内で密会した相手は、公明党の支持母体である創価学会の佐藤浩副会長。全国青年部長を務めた実力者で政界とのパイプ役だ。佐藤氏は即座に首を横に振った。

「のめない。それでは共同歩調は取れない」》

公明党の不興も意に介さず
 この記事には《菅氏が党の頭越しに学会幹部と「握った」ことは、公明党に不快感を広げた》とあるが、ある意味では当然だと言える。

 学会幹部と官房長官が直接、集団的自衛権という極めて重要な政策について協議しているのだ。公明党の面子は丸潰れだろう。

 だが菅首相は、学会とのパイプがある限り公明党は恐るるに足らず、と見透かしていたのかもしれない。

 やはり西日本新聞は14年6月28日の朝刊に「読み解く=集団的自衛権 閣議決定案を自公了承 公明ずるずる後退 容認 割れた創価学会」を掲載した。

 この記事には、余裕綽々とも取れる菅首相の肉声が記載されている。

《政権中枢に座る菅義偉官房長官や自民党筋は早くから、原田稔会長、佐藤浩副会長ら学会幹部とそれぞれ密会を重ね、感触を探ってきた。「俺は全然心配していない」。菅氏は周囲に度々こう語った》

沖縄県知事選では苦杯
 2018年2月、沖縄県の名護市で市長選が行われた。普天間基地移設の是非が争点となった。

 移設容認派の渡具知武豊市長が勝利するのだが、「FACTA」は「『名護の勝者』は菅長官と創価学会副会長」(2018年3月号)との記事を掲載した。

《政府筋は「菅義偉官房長官と創価学会の政治担当、佐藤浩副会長の連携がものを言った」と解説する》

《告示後は佐藤氏が選挙事務所に陣取り、自民党議員らに「〇△地区で運動量が足りない。もう一度やり直せ」とハッパをかける場面もあったという》

 創価学会の副会長が直接、自民党の議員に指示を出すのだ。“菅官房長官”の後ろ盾がなければできない“越権行為”だろう。

 7か月後の9月、沖縄県知事選では玉城デニー知事が勝利し、菅=佐藤ラインは苦杯をなめた。が、2人の信頼関係は揺らがなかったようだ。

5276名無しさん:2020/10/05(月) 10:29:18
>>5275

与しやすい首相
 2019年の北海道知事選で鈴木直道知事が勝利したのは、菅=佐藤ラインの“暗躍”があったからだと、これもFACTAが報じた。

(2019年6月号「『令和おじさんの天領』と化す北海道 菅官房長官が道政に入れあげるのにはワケがある。傀儡知事の誕生は、自らを首相候補に押し上げるから」)

 政治担当記者は「2人の“蜜月”は強化されることはあっても、距離が離れるようなことはありませんでした」と振り返る。

「2014年の総選挙では、維新の会が大阪の選挙区で対公明党の“刺客”を放つ構えを見せると、当時の菅官房長官は佐藤副会長の意向を受けて維新側と協議。結局、維新は立候補を取り下げてしまいます。

 この深く結ばれた関係を学会側から見ると、自分たちの声に耳を傾けてくれる政治家が首相にまで登り詰めたわけです。『菅首相なら、最も与しやすい』と考えていたとしても不思議はないと思います」

菅首相に期待を寄せる学会
 乙骨氏は、創価学会とこれだけ太いパイプを持つ政治家が首相に就任したのは、「日本の憲政史上、恐らく初めてでしょう」と言う。

「創価学会は政教一致の批判を回避するため、自分たちは政治家と直接コンタクトせず、公明党を間に挟むことを心がけていました。その大前提を崩したのが菅=佐藤ラインということになります」

 創価学会にとっては、自分たちのほうを向いてくれる首相の存在が、ありがたいのは言うまでもない。

「創価学会は今年の11月に90周年を迎えますが、菅政権の誕生はまたとない朗報でしょう。今後を考えると、来年1月に93歳を迎える池田大作名誉会長の健康状態が大きな問題になります。

 学会のXデーに対する備えはあるでしょうが、実際に起きたとなると、様々な混乱が生じるかもしれません。こうした状況の中、菅さんが首相であることは、心強いはずです」(同・乙骨氏)

週刊新潮WEB取材班

2020年10月5日 掲載

新潮社

5277名無しさん:2020/10/05(月) 11:15:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fe9f010d19790a86c155cef63d8b477c9d5e4ee
衆院山口3区 二階氏「挑むなら受けて立つ」 林氏をけん制 河村氏の総決起大会で
10/5(月) 10:41配信

 自民党の河村建夫元官房長官(77)=衆院山口3区=の次期衆院選に向けた総決起大会が4日、山口県宇部市内で開かれた。河村氏の所属派閥会長の二階俊博幹事長も出席。「(河村氏に)挑んで来るなら、政治行動の全てをなげうって受けて立つ」と述べ、衆院転出が取り沙汰される岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口選挙区=を強くけん制した。【平塚裕介、遠藤雅彦】

 二階氏には伊吹文明元衆院議長や武田良太総務相、林幹雄幹事長代理ら二階派所属の国会議員約20人が同行する異例の布陣。会場のホテルには県議や市議、後援会関係者ら約400人が集まった。

 山口3区を巡っては林氏が9月21日、取材に対して現時点でのくら替えを否定しながらも「期待の声があることはありがたい」と将来の可能性については含みをもたせた。

 二階氏はこれを念頭に「売られたけんかという言葉がある。無駄なエネルギーをお互い費やすよりも、日本の発展のために力を結集してもらいたい」とあいさつ。「無理やり挑んでくるなら我々も覚悟はある。全力を挙げて河村氏を支える」と強くけん制した。

 河村氏も「コロナ禍で社会が一変した。安定政権の下、一致団結して難局を乗り切っていかなければならない。総選挙に向けてのろしを上げる、党勢拡張のスタートだ」と譲らない構えを示した。

 終了後に取材に答えた二階氏は「定数1の選挙区に公認候補は1人であることは子どもでも分かること。(3区に)2人出すという不見識なことはしない。現職優先で進んでまいりたい」と語り、河村氏以外を推す可能性を否定した。

 ◇林氏周辺 にじむ警戒感

 自民党二階派挙げての衆院山口3区入りに対し、くら替えを模索する林芳正元文部科学相の周辺は4日、警戒感をにじませた。

 林氏の後援会関係者は「河村陣営も必死なんだろう。警戒感が無ければこの時期に、幹事長まで呼んで決起集会を開くことはない」と指摘。その上で「二階幹事長が来たことで、林議員本人の(くら替えに向けた)決意が揺らぐことがあっては困る」と話した。

 また林氏に近い県議の一人は「二階派の会長代行が20人も引き連れないと選挙ができないのか」と河村陣営の動きをけん制。「衆院選まではまだ時間がある。当面の間、この話は休戦状態になるのではないか」と語り、3区内の有権者の意向を見極める考えを示した。【林大樹、佐藤緑平】

5278名無しさん:2020/10/05(月) 12:41:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06db9858e3ff46557dbccffbb24adda11bf05e0
「二階幹事長」に“そりゃないよ”の声 身内の「河村元官房長官」びいき際立つ
10/5(月) 11:40配信

因縁の選挙区「衆院山口3区」における“シマ争い”
 10月4日、自民党の二階俊博幹事長(81)は、山口県宇部市で開かれた志帥会(二階派)会長代行の河村建夫元官房長官(76)の総決起大会に出席。あと1年以内に行われる次期衆院選の山口3区について「党が公認するのは1人」と述べた。河村氏を推すというわけだが、これまでの二階幹事長の言行と一致せず、「さすがに幹事長、そりゃないですよ〜」の声も少なくない。

 ***

 衆院山口3区は因縁の選挙区である。直近の“火種”から触れておこう。

 9月16日、TBSが「林芳正元文科相(参院議員)が山口3区から出馬の意向を固め、所属する岸田派の岸田文雄前政調会長にも伝えた」と報じた。

 林氏はこれについて、「元々、意向がないので(岸田氏に)伝えるも何もない」と全否定。もっとも、「10年くらい前から地元では(くら替えの)期待があった。その期待に応え、しっかりと精進していきたいと言い続けてきたので、それは今までと全く変わっていない」とも述べた。

「TBSとしても、本人もしくは本人に相当近いところから聞いていなければ、この類の話は打てない(ニュースとして出せない)ですよ」

 と、政治部デスク。

「実際には自身が所属する宏池会(岸田派)の若手との会合で、“次の衆院選にくら替え出馬し、現職の河村氏は引退。出馬を模索していた河村氏の息子の政策秘書・健一氏は参院に回ることになる”と説明があったと言われています」

「林さんが否定しつつ、地元からの期待の声を紹介するところまで含めたデキレースでしょう。衆院選が近いのでアドバルーンをあげつつ、ライバルとなる河村さんを牽制する意味合いがあったんです」

首相への思いを隠さない林氏にとって衆院くら替えは必要なステップ
 そして、「元々……」と言って、こう続ける。

「林家は、父・義郎さんの代には衆院中選挙区の山口1区を根城にしていました。その旧1区は小選挙区制の導入で山口3区と4区に分かれ、4区を安倍さん(晋三前首相)が、3区を河村さんが確保。1996年10月の衆院選で、義郎さんは比例代表中国ブロックに回りました」

 そして父親の後を継いだ林芳正氏は、参院にしか居場所がなかった。

5279名無しさん:2020/10/05(月) 12:42:09
>>5278

林氏と共に地元は下関で当然「犬猿の仲」の安倍前首相

 防衛相、経済財政政策担当相、農相、文科相を歴任し、首相への思いを隠さない林氏にとって悲願であり、必要なステップは衆院くら替えである。

 先に触れた林氏のコメントにあるように、例えば自民党が政権を奪還する2012年、若手を中心に「林待望論」が巻き起こり、党山口県連幹部らが役員会の決定をもとに衆院山口3区で擁立するよう党本部に要請した経緯がある。

 しかし、党本部は3区現職の河村氏の支持を打ち出し、林氏は衆院転身を断念せざるを得なかった。ちなみに当時の河村氏のポストは選対局長だった。

 こういった流れの中でのTBS報道だったというわけだが、これにいきり立ったのが他ならぬ二階幹事長。

 4日の集会でも、「反党行為をした人がどういう立場になるか、言わずとも分かるだろう」「売られたケンカという言葉がある。挑んでくるなら受けて立たざるを得ない」「きょうは党の幹事長としての立場でも来ている」と言いたい放題。

 二階派の面々は47人だが、うち20人も山口入りする状況で、二階氏の右腕・林幹雄幹事長代理は「党に弓を引くことになり、除名になる。そういうおろかなことはしないと思う」と発言。

「林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町」

宏池会ボスも林氏が後を継ぐという話が出てきているが…

 永田町関係者に聞くと、

「裏返せば、二階さんたちの焦りが見て取れますよね。実際、地元でチラッと聞いてもらうだけでわかりますが、林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町という意識が強いんです」

「だから、二階さんは自分が力のあるうちにもう一期、河村さんにやらせると意気込んでいる。遅かれ早かれ、地元は林さんの手に落ちると分かっていても関係ないんです」

 二階幹事長と言えば、山梨2区で現職の堀内詔子代議士に長崎幸太郎氏(現・山梨県知事)をぶつけて「勝った方が公認」と言ってみたり、静岡5区では、自民現職がいるのに無所属のまま二階派入りしている細野豪志元環境相の支持を呼び掛けたりと、「横暴ぶりが際立つ」(先のデスク)状況だ。

 二階氏はこの日、「定数1の選挙区に公認候補は1名だということは子どもでも分かること。党の公認は現職優先で進めたい」とも語っている。

 これまでの幹事長の流儀に従えば、両者がガチンコでぶつかり勝った方が公認という判断がないわけではないと思われるが、そうも行かないらしい。

「二階さんは山口の件について、“けじめをつける”と明言しています。メンツを最も大事にするヤクザはそれを潰されたら必死で相手のタマを取りに行く。実弾が飛びかわない戦争である選挙で、相手のタマを取るぞという意気込みなのかもしれません」(先の関係者)

 けじめを取るのはどちらの方か、それは1年以内にわかることでもある。

週刊新潮WEB取材班

2020年10月5日 掲載

新潮社

5280名無しさん:2020/10/05(月) 17:13:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcdf697cbed883be29e3220a84edbf3ca3b12a42
二階氏「売られたけんか、受けて立つ」 岸田派・林氏のくら替え出馬をけん制
10/5(月) 16:56配信

 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派(47人)の国会議員20人が4日、山口県宇部市に乗り込み、同派会長代行である河村建夫元官房長官の次期衆院選に向けた総決起大会に出席した。河村氏の地盤である山口3区から、岸田派(47人)の参院議員、林芳正元文科相がくら替え出馬を模索しており、これを封じ込める狙いだ。両派の党内抗争は激化するのか。

 「『売られたけんか』という言葉がある。われわれは河村先生に何かあれば、政治行動の全てをなげうって、その挑戦を受けて立つ」「いかなる標的でも必ず、われわれが勝利すると約束する」

 二階氏がこう強調すると、会場に集まった約400人はどよめいた。

 会場には、伊吹文明元衆院議長や、武田良太総務相ら派閥幹部が勢ぞろいした。二階氏の最側近である林幹雄幹事長代理は「現職がいる選挙区への出馬は反党行為だ。罰則がある。除名も当然ある」と牽制(けんせい)した。

 二階派が動いたのは、一部メディアが9月半ば、「林芳正氏が、山口3区から無所属でも出馬する意向を固めた」と報じたのがきっかけ。林芳正氏は否定したが、「地元で期待があり、しっかり精進したいと言い続けてきたのは変わらない」と含みを持たせたため、二階派を刺激した。

 林芳正氏は2012年衆院選でもくら替え出馬を模索したが、河村氏らの猛反発で踏みとどまった経緯がある。

 岸田派関係者は「二階派議員が山口にこんなに大勢で来たら、『戦争』になる」と警戒を強める。

 二階派と岸田派は所属議員の数でも拮抗(きっこう)し、しのぎを削っている。2012年衆院選では、山梨2区で党公認をめぐり対立した。現在、衆院静岡5区でも、旧民主党出身で二階派特別会員の細野豪志元環境相と、岸田派の吉川赳氏が競合している。

5281名無しさん:2020/10/05(月) 17:14:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/45b2d5d46f3a621f03af1d0076ee6731823edec2
二階派VS岸田派で“山口戦争”が勃発!衆院解散にらみ二階幹事長「売られたケンカは買う」〈週刊朝日〉
10/5(月) 16:45配信

 菅義偉首相が否定しても、消えない年内の衆院解散。そんな中、次期総選挙をめぐる“派閥抗争”が自民党内で勃発した。

 自民党の河村建夫元官房長官が10月4日、地元山口3区で400人を集め、総決起大会を開催。まだ、解散時期も判然としないのに、二階俊博幹事長をはじめ、林幹雄幹事長代理、武田良太総務相ら二階派から20人の国会議員らが大挙して駆け付けたのだ。

 険しい表情で挨拶に立った二階氏はこう語気を強めた。

「売られたケンカという言葉があるでしょう。自民党が公認するのは一人だ」

「それに反抗する行為があれば、どういう立場になるのか」

「挑んでくるなら我々も受けて立たざるを得ない。いかなる標的であろうとも、われわれが勝利する」

 完全に戦闘モードなのだ。山口3区は中選挙区時代も含めて、河村氏が連続当選を果たしている。

 二階幹事長のいう「標的」とは誰なのか?

 衆院山口3区から次の衆院選で出馬を目指しているとみられるのは、自民党の元防衛相、林芳正参院議員(岸田派)だという。

 すでに林氏は準備を整え、後援会事務所を山口3区に開設。支援者には『参議院5期25年の実績を活(い)かし、次のステージを目指します!』と衆院選に出馬するような文言が記してあるリーフレットを配っているのだ。

 林氏は蔵相、厚労相などを歴任した、父、林義郎氏のあとを継ぐ形で政界入り。参院当選5回、防衛相、農水相、文科相などの要職を務め、2012年には自民党総裁選にも出馬した経験がるサラブレットだ。

 林氏の父、義郎氏は、中選挙区時代、旧山口1区が地盤だった。同じ選挙区から当選していたのが、河村氏と安倍晋三前首相。

「その後、小選挙区導入で、安倍氏が山口4区、河村氏が山口3区、
林氏は参院とすみわけができてしまった」(自民党の山口県議)

 林氏の所属する岸田派では「岸田(文雄)さんの次は林さん」と言われ、菅首相に岸田氏が敗れたいま、待望論が高い。しかし、ネックになっているのは、林氏が参院議員であること。

5282名無しさん:2020/10/05(月) 17:15:45
>>5281

「早いところ、衆院に鞍替えしてほしいとの声は、以前から強かった。これまで、山口1区で出るいや3区だといろいろな話があったが、何度もとん挫。だが、今回は固い決意のようで解散があれば次期衆院選では無所属でも、衆院山口3区に鞍替えすると言っている。さすがに安倍さんの4区は無理でしょう」(岸田派所属の衆院議員)

 河村氏の有力後援者によれば、林氏が山口3区に後援会事務所を出した際、陣営から河村氏に挨拶があったという。だが、河村氏はまだまだ引退のつもりはないという。これまでは林氏が衆院山口3区に鞍替えし、河村氏の後継者が参院から出馬という「密約」もささやかれていたが、真相は違う。

「河村氏は密約を完全に否定。『衆院選は絶対に出馬して、当選する、林氏がなぜ山口3区にくるの』と語っていた。衆院議長はどうかと聞くと、苦笑していた。地元では安倍前首相の次は河村衆院議長の待望が多々ありますよ」(河村氏の有力後援者)

 前出の岸田派の衆院議員は林氏の心情をこう代弁する。

「林氏は出馬すれば、きっと勝てるはず。出馬してシロクロはっきりさせればいい」

 二階派もすっかり戦闘モードのようだ。同幹部がこう話す。

「現職で当選10回の河村氏がいる選挙区に、なぜ林氏が参院から鞍替えなのか、理由がわからない。二階幹事長がおっしゃっているように、ケンカをふっかけてくるなら受けて立ちますよ」

(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

5283名無しさん:2020/10/05(月) 17:32:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc97b5e4d6accb4af5ebdb9163f488cec1e58bd
因縁の「二階」VS「岸田」、山口3区めぐり全面戦争か
10/5(月) 16:46配信

 自民党の総裁選挙から3週間。辛うじて2位に滑り込み、今も「ポスト菅」に意欲を示す岸田前政調会長ですが、現在はそれどころではない大きなトラブルを抱えています。(05日15:22)

最終更新:10/5(月) 16:46
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/78c7e6fd4a6b9713a75c1cb06e3901bc67492ed8
自民・山口選対委員長「衆院解散、年内は難しい」
10/2(金) 19:47配信

 自民党の山口泰明選対委員長は2日、政府内で11月中旬を軸に行う方針が浮上している「立皇嗣(りっこうし)の礼」などを念頭に「首相の外遊も皇室行事もある。年内のタイミングは難しい」と高知市で記者団に話した。

5284チバQ:2020/10/05(月) 19:20:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc97b5e4d6accb4af5ebdb9163f488cec1e58bd
【独自】“ポスト菅”岸田氏を襲うトラブル
10/5(月) 16:46配信
 自民党の総裁選挙から3週間。辛うじて2位に滑り込み、今も「ポスト菅」に意欲を示す岸田前政調会長ですが、現在はそれどころではない大きなトラブルを抱えています。

 「倍返しをしていく」(自民党 二階派 伊藤忠彦衆院議員)

 4日に開かれた二階派の河村元官房長官の総決起大会。飛び交ったのは、岸田派のある議員を敵視する声でした。

 「反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね。除名ということも当然あるんです」(自民党 二階派 林幹雄幹事長代理)
 「我々も覚悟があります。選挙の戦なんか全然いといません」(自民党 二階派 二階俊博幹事長)

 批判の矛先は、参院から鞍替えし、河村氏と同じ「山口3区」から出馬する意向を固めた岸田派のナンバー2、林芳正元文科大臣に向けられたものです。

 「10年くらい前から地元では期待がありましたので、その期待に応えてしっかり精進していきたいと、こういうふうに言い続けてきましたので」(自民党 岸田派 林芳正元文科相 先月17日)

 総理・総裁を目指すため長年、衆院への鞍替えを模索してきた林氏を地元の県議らが押し立てた格好ですが、同じ選挙区で戦うことになる現職の河村氏を抱える二階派の議員たちは不快感を隠しません。

 「“売られたケンカ”という言葉があるでしょう。挑んでこられるなら申し訳ないが、我々も受けて立たざるを得ない」(自民党 二階派 二階俊博幹事長)

 二階幹事長は「現職優先」の考えを示し、林氏の動きをけん制しました。

 「完膚なきまでに叩きのめしてやる」(二階派議員)
 「ケンカを売ったことを後悔させてやらないとな」(二階派議員)

 岸田派と二階派の因縁は今に始まったことではありません。去年の参院選では岸田派の溝手元参院会長が後に二階派に所属する河井案里参院議員と激突。ほかにも複数の選挙区で対立した過去があるだけに、岸田氏も二階派の動きには不快感を示すなど、「全面対決」の様相を呈しています。

 ただ、岸田氏が抱える悩みのタネはこれだけではありません。岸田派で今なお大きな影響力を持つ古賀誠元自民党幹事長が、先月下旬、自ら派閥の名誉会長を辞任したいと伝えてきたのです。この背景には、古賀氏が菅総理と親交が深く、それが先の総裁選で岸田氏にマイナスに働いたためと見られます。

 岸田氏は古賀氏の処遇を保留していて、5日に開かれる派閥のパーティにも古賀氏は欠席する見通しです。

 「古賀さんは岸田さんより菅総理のほうが波長が合うんだろう」(岸田派中堅)
 「古賀さんの協力を得られなければ今後の政局は乗り切れない」(岸田派若手)
 「私自身も総理・総裁を目指して努力を続けていきたい」(自民党 岸田派 岸田文雄前政調会長 先月17日)

 こう語る岸田氏ですが、「内憂外患」の状況をどう打開していくのか、その手腕が問われています。(05日18:35)

5285チバQ:2020/10/05(月) 19:22:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/b06db9858e3ff46557dbccffbb24adda11bf05e0
「二階幹事長」に“そりゃないよ”の声 身内の「河村元官房長官」びいき際立つ
10/5(月) 11:40配信

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デイリー新潮
因縁の選挙区「衆院山口3区」における“シマ争い”
言ってきたことと今やっていることが違うと指摘される二階幹事長

 10月4日、自民党の二階俊博幹事長(81)は、山口県宇部市で開かれた志帥会(二階派)会長代行の河村建夫元官房長官(76)の総決起大会に出席。あと1年以内に行われる次期衆院選の山口3区について「党が公認するのは1人」と述べた。河村氏を推すというわけだが、これまでの二階幹事長の言行と一致せず、「さすがに幹事長、そりゃないですよ〜」の声も少なくない。

 ***

 衆院山口3区は因縁の選挙区である。直近の“火種”から触れておこう。

 9月16日、TBSが「林芳正元文科相(参院議員)が山口3区から出馬の意向を固め、所属する岸田派の岸田文雄前政調会長にも伝えた」と報じた。

 林氏はこれについて、「元々、意向がないので(岸田氏に)伝えるも何もない」と全否定。もっとも、「10年くらい前から地元では(くら替えの)期待があった。その期待に応え、しっかりと精進していきたいと言い続けてきたので、それは今までと全く変わっていない」とも述べた。

「TBSとしても、本人もしくは本人に相当近いところから聞いていなければ、この類の話は打てない(ニュースとして出せない)ですよ」

 と、政治部デスク。

「実際には自身が所属する宏池会(岸田派)の若手との会合で、“次の衆院選にくら替え出馬し、現職の河村氏は引退。出馬を模索していた河村氏の息子の政策秘書・健一氏は参院に回ることになる”と説明があったと言われています」

「林さんが否定しつつ、地元からの期待の声を紹介するところまで含めたデキレースでしょう。衆院選が近いのでアドバルーンをあげつつ、ライバルとなる河村さんを牽制する意味合いがあったんです」

5286チバQ:2020/10/05(月) 19:22:47
首相への思いを隠さない林氏にとって衆院くら替えは必要なステップ
「ケンカを売った」とまで言われた林元文科相は首相を目指す

 そして、「元々……」と言って、こう続ける。

「林家は、父・義郎さんの代には衆院中選挙区の山口1区を根城にしていました。その旧1区は小選挙区制の導入で山口3区と4区に分かれ、4区を安倍さん(晋三前首相)が、3区を河村さんが確保。1996年10月の衆院選で、義郎さんは比例代表中国ブロックに回りました」

 そして父親の後を継いだ林芳正氏は、参院にしか居場所がなかった。

 防衛相、経済財政政策担当相、農相、文科相を歴任し、首相への思いを隠さない林氏にとって悲願であり、必要なステップは衆院くら替えである。

 先に触れた林氏のコメントにあるように、例えば自民党が政権を奪還する2012年、若手を中心に「林待望論」が巻き起こり、党山口県連幹部らが役員会の決定をもとに衆院山口3区で擁立するよう党本部に要請した経緯がある。

 しかし、党本部は3区現職の河村氏の支持を打ち出し、林氏は衆院転身を断念せざるを得なかった。ちなみに当時の河村氏のポストは選対局長だった。

 こういった流れの中でのTBS報道だったというわけだが、これにいきり立ったのが他ならぬ二階幹事長。

 4日の集会でも、「反党行為をした人がどういう立場になるか、言わずとも分かるだろう」「売られたケンカという言葉がある。挑んでくるなら受けて立たざるを得ない」「きょうは党の幹事長としての立場でも来ている」と言いたい放題。

 二階派の面々は47人だが、うち20人も山口入りする状況で、二階氏の右腕・林幹雄幹事長代理は「党に弓を引くことになり、除名になる。そういうおろかなことはしないと思う」と発言。

「林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町」
宏池会ボスも林氏が後を継ぐという話が出てきているが…

 永田町関係者に聞くと、

「裏返せば、二階さんたちの焦りが見て取れますよね。実際、地元でチラッと聞いてもらうだけでわかりますが、林さんと河村さんが勝負したら林さんの圧勝。それくらい林家の城下町という意識が強いんです」

「だから、二階さんは自分が力のあるうちにもう一期、河村さんにやらせると意気込んでいる。遅かれ早かれ、地元は林さんの手に落ちると分かっていても関係ないんです」

 二階幹事長と言えば、山梨2区で現職の堀内詔子代議士に長崎幸太郎氏(現・山梨県知事)をぶつけて「勝った方が公認」と言ってみたり、静岡5区では、自民現職がいるのに無所属のまま二階派入りしている細野豪志元環境相の支持を呼び掛けたりと、「横暴ぶりが際立つ」(先のデスク)状況だ。

 二階氏はこの日、「定数1の選挙区に公認候補は1名だということは子どもでも分かること。党の公認は現職優先で進めたい」とも語っている。

 これまでの幹事長の流儀に従えば、両者がガチンコでぶつかり勝った方が公認という判断がないわけではないと思われるが、そうも行かないらしい。

「二階さんは山口の件について、“けじめをつける”と明言しています。メンツを最も大事にするヤクザはそれを潰されたら必死で相手のタマを取りに行く。実弾が飛びかわない戦争である選挙で、相手のタマを取るぞという意気込みなのかもしれません」(先の関係者)

 けじめを取るのはどちらの方か、それは1年以内にわかることでもある。

週刊新潮WEB取材班

2020年10月5日 掲載

5287チバQ:2020/10/05(月) 19:39:24
失礼、既に出てましたね

5288名無しさん:2020/10/05(月) 20:02:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/9edfd9e284952c80b63295347501b8411ba9fbd6
次期衆院選 福岡5区問題 原田氏が自民党県連に陳情書
10/5(月) 17:45配信

次の衆院選福岡5区に、自民党の現職と県議の2人が出馬表明している問題で、5日、原田義昭前環境大臣は、自民党福岡県連の公認推薦について「公平な手続きを求める」陳情書を手渡しました。

次の衆院選の福岡5区には自民党・現職の原田義昭前環境大臣(76)と、自民党福岡県議団の栗原渉県議(55)が出馬を表明していて、保守分裂の可能性がでています。

原田氏は5日午後、福岡市の自民党福岡県連本部を訪れ、原口剣生会長らに推薦候補について、「現職優先」という党の規則を確認した上で陳情書を手渡し、公平公正な手続きを行うよう求めました。

原田氏は、「自民党県議団では全会一致で新人候補を決めた。民主主義の原則に従って厳正な采配をお願いしたい。」と話しています。

福岡5区ではこのほか、立憲民主党の若子直也氏(41)、共産党の古賀新悟氏(56)の2人の新人が、出馬の準備を進めています。

九州朝日放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a1782f5b49910d36ee5b83914ff574d62df5e4
自民党岸田派の古賀誠名誉会長が辞意伝達
10/5(月) 17:18配信

 自民党岸田派の古賀誠名誉会長が、同派会長の岸田文雄前政調会長に辞意を伝えた。関係者が5日、明らかにした。

5289チバQ:2020/10/05(月) 21:20:10
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNB56QBVNB5UTFK00H.html
岸田氏、大宏池会構想実現に意欲 古賀誠名誉会長は欠席
2020/10/05 20:46朝日新聞

岸田氏、大宏池会構想実現に意欲 古賀誠名誉会長は欠席

岸田文雄氏=2020年9月、東京・永田町、内田光撮影

(朝日新聞)

 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)が5日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と述べ、来年9月に予定される次期総裁選に向け、源流を同じくする麻生派(54人)と谷垣グループと合流する「大宏池会構想」の実現をめざす考えを表明した。

 パーティーには、麻生派事務総長の棚橋泰文衆院議員や、谷垣グループ代表世話人の遠藤利明衆院議員らが出席。岸田氏は、「宏池会、過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と訴えた。

 一方、2012年に派閥トップを岸田氏に譲った後も毎年パーティーに出席してきた同派名誉会長の古賀誠元幹事長は、この日のパーティーに出席しなかった。古賀氏は麻生派を率いる麻生太郎副総理兼財務相と距離がある。岸田氏が麻生氏と接近すれば、古賀氏との関係にも影響を与える可能性がある。

5290チバQ:2020/10/05(月) 22:16:49
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2020100501002593.html
岸田氏「ポスト菅へ精進」 古賀・派閥名誉会長が辞意
2020/10/05 20:54共同通信

岸田氏「ポスト菅へ精進」 古賀・派閥名誉会長が辞意

政治資金パーティーであいさつする自民党の岸田前政調会長=5日午後、東京都港区

(共同通信)

 自民党岸田派(宏池会)は5日夜、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開催した。会長の岸田文雄前政調会長は、菅義偉首相に敗れた先の総裁選に触れ「次は勝利できるよう政策を磨く。力を蓄え、精進したい」と訴えた。これに先立ち同派の古賀誠名誉会長は岸田氏に辞意を伝えた。関係者が明らかにした。パーティーも欠席した。

 岸田氏は、池田勇人元首相が創設した宏池会の流れを共にくむ麻生派や谷垣グループを再結集する「大宏池会」構想を念頭に「宏池会の大きな固まりを実現できるよう、先頭に立って汗をかきたい」とも強調した。

5291名無しさん:2020/10/05(月) 22:30:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/f435b2f8bf95e4fad78c590b2b89ddef591d3113
岸田氏、麻生派・旧谷垣Gと合流目指す 「大宏池会」構想、懸念材料も
10/5(月) 19:18配信

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄前政調会長は5日、東京都内で開いた同派パーティーで「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」とあいさつし、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループと合流する「大宏池会」を目指す考えを表明した。

 岸田氏はあいさつで来年の総裁選に触れ、「勝利できるように政策を磨き力を蓄えて精進したい」と改めて意欲を示した。「菅政権の先に、宏池会として何を目指すか考えていく。国民が一体感を感じられる社会を目指す」とも述べた。

 その上で「宏池会は過去に分裂の歴史を繰り返してきた」と振り返りつつ、「宏池会だけでは社会を変えられない。より大きな政治の固まりが不可欠だ」と強調。池田勇人元首相が創始した宏池会を源流とする麻生派、旧谷垣グループとの再結集を訴えた。

 岸田氏は9月の総裁選で石破茂元幹事長を上回ったものの、全535票のうち89票と菅義偉首相に完敗。論戦でも存在感を示せなかった。岸田派内からは来年の総裁選について「主流派を固められているのに、本当に出られるのか」(中堅)との声が漏れる。

 岸田派座長を務める林芳正元文部科学相が、将来の総裁選出馬を念頭に参院から衆院へくら替えを目指しているのも懸念材料だ。ある中堅は「麻生派には行かない。林氏を担いで総裁選を戦う」と、分裂も辞さない考えを示した。

5292名無しさん:2020/10/05(月) 22:31:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/6751dab9c7b1b3b0b00192b9a0919fa86f71d7ec
二階幹事長「公認は1人、現職優先」(山口県)
10/5(月) 19:39配信

 衆議院の任期は残り1年となり、山口3区では自民党の林芳正参議院議員のくら替え問題が取り沙汰されている。4日に山口県入りした自民党の二階幹事長は、現職で同じ派閥の河村建夫衆議院議員を擁立する考えを強調した。

 自民党現職の河村氏が開いた総決起大会には、自民党の二階幹事長や現職の大臣など、河村氏が所属する二階派の国会議員20人が顔をそろえた。山口3区では自民党の林芳正参議院議員のくら替え問題が浮上している。二階幹事長は地元での騒ぎを重要視しているとして、「売られた喧嘩って言う言葉があるでしょう?河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して、政治行動のすべてをなげうってその挑戦に受けて立つ」と話した。
 一方、林氏自身はこれまでの報道陣の取材に対し、「出馬の意向は固めていない」とした上で「地元の期待の声はありがたく精進を重ねていきたい」と述べている。
 4日の河村氏の決起大会では20人の議員全員が挨拶に立ち、「自民党に弓をひくのは罰則、除名もある」といった考えや、「妙なことがあると困る。皆さんの熱烈な総意があればそういう声は必ず封殺される」という声もあがった。大会後、二階幹事長は「2人出して選ぶような不見識なことはしない」と述べ、派閥の仲間である河村さんを擁立する考えを強調した。河村氏は「どうしても選挙に勝ち抜いていかなきゃいけない。その決意を皆さんにできたのは大変光栄なことだと思っている」と話した。
 なお、山口3区では立憲民主党の坂本史子氏も出馬する意向を示している。

最終更新:10/5(月) 20:41
KRY山口放送

5293名無しさん:2020/10/05(月) 22:40:56
https://mainichi.jp/articles/20200930/k00/00m/010/323000c
岸田氏、古賀氏と決別決意? 派閥パーティー招待せず 総裁選対応に不満
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月30日 21時54分(最終更新 9月30日 22時35分)

 自民党の岸田文雄前政調会長は、10月5日に東京都内で開く岸田派(宏池会)の政治資金パーティーに古賀誠名誉会長を事実上、招待しないことを決めた。古賀氏は2012年に派閥会長を岸田氏に譲って以降、初めてパーティーを欠席する。岸田氏は次点に終わった先の総裁選で、古賀氏が菅義偉首相を支援したとみて不満を募らせていた。今後、両氏の関係が断絶する可能性がある。

 岸田派は毎年パーティーを開いており、これまで同派前会長の古賀氏にあいさつを依頼してきた。複数の岸田派関係者によると、今年は岸田氏の意向で依頼はせず、古賀氏からは欠席の連絡があった。古賀氏…

https://mainichi.jp/articles/20201001/ddm/005/010/087000c
岸田派パーティー、古賀誠氏招かず 募る不満、断絶も
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月1日 東京朝刊

 自民党の岸田文雄前政調会長=似顔絵=は、10月5日に東京都内で開く岸田派(宏池会)の政治資金パーティーに古賀誠名誉会長を事実上、招待しないことを決めた。古賀氏は2012年に派閥会長を岸田氏に譲って以降、初めてパーティーを欠席する。岸田氏は次点に終わった先の総裁選で、古賀氏が菅義偉首相を支援したとみて不満を募らせていた。今後、両氏の関係が断絶する可能性がある。

 岸田派は毎年パーティーを開いており、これまで同派前会長の古賀氏にあいさつを依頼してきた。複数の岸田派関係者によると、今年は岸田氏の意向で依頼はせず、古賀氏からは欠席の連絡があった。古賀氏に名誉会長退任を求めることも検討している。派内には古賀氏に近い議員も多い。岸田、古賀両氏の関係が断絶すると、同派を離れる議員も出そうだ。同派の一人は岸田氏の判断について「総裁選で古賀氏は菅氏を支援したとみており、…

https://mainichi.jp/articles/20201005/k00/00m/010/222000c
岸田派、分裂含みか 古賀氏がパーティー欠席「岸田会長があいさつ依頼しなかった」
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月5日 20時40分(最終更新 10月5日 21時50分)

 自民党・岸田派(宏池会・47人)は5日夜、東京・芝公園のホテルで政治資金パーティーを開いた。同派に強い影響力を持ち、岸田文雄会長(63)の「政治の師」でもあった古賀誠名誉会長(80)は欠席したが、周囲に名誉会長を辞任する意向を伝えた。2021年の党総裁選での再起を見据え、岸田氏が距離を置いたことも要因だが、派内には古賀氏に近い議員もおり、分裂の懸念もくすぶる。

 岸田氏はパーティーで「宏池会も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」とあいさつし「『分断から協調へ』の重要性を訴える以上、宏池会が身をもって実践する」と語った。会場には1000人以上が詰めかけ、二階俊博幹事長や最大派閥・細田派の細田博之会長らも参加したが、菅義偉首相は出席…

5294名無しさん:2020/10/06(火) 08:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/1105542fd9b79402a5d37b6f0db25e0f3889609a
岸田氏、安倍氏接近に活路 古賀氏、岸田派名誉会長退任へ 揺れる岸田派
10/6(火) 5:00配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)の政治資金パーティーが5日、東京都内のホテルで開かれた。名誉会長の古賀誠元幹事長は姿を見せず、今月に入って岸田氏に役職を退く意向を伝えたという。岸田氏が先の総裁選で安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得られなかった要因とされる古賀氏の欠席は、岸田氏にとって活路を開くきっかけになるのか。

 「次の機会に勝利することができるように政策を磨き、力を蓄え、精進したい」。岸田氏はパーティーでこう述べ、次期総裁選への意欲を改めて強調。党内の宏池会系勢力の結集を目指す「大宏池会構想」の実現に尽力する考えも明らかにした。菅義偉政権については「国の経済や社会の脆弱(ぜいじゃく)さを克服するために意欲的に取り組んでいる。宏池会としても支えていかなければならない」と語った。

 ただ、先の総裁選で争った菅首相は同じ時間帯に行われた内閣記者会のグループインタビューを理由に欠席。政界引退後も岸田派内で影響力を誇示してきた古賀氏の姿もなかった。岸田氏周辺によると、岸田氏が9月下旬、国会近くの古賀氏の事務所を訪ねて招待状を手渡したが、「所用がある」と断られた。また、今月に入って古賀氏から岸田氏に、「私は退いていく」と名誉会長辞任の意向も伝えられたという。

 次期総裁選をうかがう岸田氏にとって、古賀氏との距離感が焦点だった。

 新政権の人事では総裁選でいち早く「菅支持」を打ち出した二階派(志帥会、47人)の優遇が目立ち、冷遇された岸田派には「今の政権が盤石なら入り込む余地はなくなる」との危機感が強い。安倍氏の出身派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や麻生派(志公会、54人)にも人事面で不満がくすぶっているだけに、安倍氏からの支援獲得や、古賀氏と距離がある麻生氏との関係強化が岸田氏の生命線となることは明らかだ。

 「岸田氏はこれまで誠実すぎた。『古賀さんとは縁を切った』といえばいい。二枚舌でも三枚舌でもあらゆる手で安倍氏らを味方にしなければだめだ」

 岸田派若手がこう語るように、古賀氏の欠席や名誉会長退任の意向は、安倍氏らの協力を引き出すことを狙い、岸田、古賀両氏が示し合わせた「策」との見方もある。一方で、岸田氏が次の総裁選を見据え、古賀氏と「本気」で距離を置く決心を固めたとの話もある。岸田氏か古賀氏か、どちらにつくかで派内は二分されており、古賀氏の辞意が派内に動揺を広げる可能性は否定できない。

(永原慎吾)

5295チバQ:2020/10/06(火) 10:57:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/617541b7d6c2004d100d271a1801e07586bdb6bc
「安倍前総理」がほくそ笑む地元山口での政争 
10/6(火) 5:56配信
192




地元は臨戦態勢
 衆院選挙に小選挙区制が導入されて、はや四半世紀。いまだに中選挙区時代の遺恨を引きずっているのは、山口県である。
 9月16日、TBSが“自民党参院議員の林芳正元文科相が、無所属でも次期衆院選で山口3区から鞍替え出馬をする”と報じたのだ。

 この報道を林氏は即座に否定。しかし、水面下では熾烈な攻防が始まっているのだという。

 林氏の地元・山口県は、現在の3区と4区にあたる旧山口1区を、河村建夫元官房長官と安倍晋三前総理、それに林氏の父・義郎氏が縄張りにしてきた。ところが、1996年の小選挙区制の導入で、河村氏が3区を、安倍氏が4区を取り、義郎氏は比例に転出。没後、芳正氏が参院山口選挙区から出馬した経緯がある。

 2012年には総裁選にも出馬した林氏だが、

「慣例的に、参院議員では、総裁はおろか政権の中枢を担うことも難しいとされる。そこで林氏は、10年ほど前から衆院鞍替えを画策してきた」(政治部記者)

 山口3区に狙いを定めたのには、こんなワケが。

「3区は林氏の母方の実家である宇部興産のお膝元。河村氏が次の選挙で引退し、後継ぎの息子に参院に回ってもらって、林氏が3区を貰い受けるというのが林陣営のシナリオだった」(同)

 ところが、河村氏が禅譲してくれる気配は見えず、林氏の支援者はヤキモキ。

「河村先生もはよ引退してくれればええのに、先週、この10月に解散総選挙に向けた決起大会を開くちゅう案内が届いた。将来、山口は議席が1区減らされるというし、芳正さんももう59歳。地元の人間はみんな鞍替えを熱望しちょるけん、万が一、無所属でも、本人が出ると言えば、火の玉になって応援しますよ」

 実は、この争いを横目にほくそ笑むのが、お隣、4区の安倍陣営だという。

「もともと林家が地盤にしてきたのは4区の下関市。市議会は今でも安倍派と林派が会派を分けて鎬を削っているんです。3年前の市長選では林派の前市長に対し、安倍氏の元秘書が出馬。安倍事務所が総動員で応援し、辛くも勝利を収めた。林氏が、全県選挙区の参院議員から衆院3区に鞍替えすれば、4区の林派も大人しくなり、安倍派も安泰というわけです」(先の記者)

 波乱はまだまだ続きそう。

「週刊新潮」2020年10月1日号 掲載
新潮社

5296チバQ:2020/10/06(火) 10:58:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/25763c832a1c8f7cf839093e8bdbf2d8059d0f0d
天敵・創価学会は「平沢勝栄」初入閣をどう見ているか? 24年前から遺恨あり
10/6(火) 6:01配信
151



家庭教師時代に「安倍前首相をシゴきすぎたから入閣できず」説も

75歳にして初入閣を果たした
 メディア露出が多く知名度抜群で当選8回を重ねるのに、なぜか組閣では呼ばれなかった平沢勝栄氏。75歳にして復興相として初入閣した背景には何があったのか? 実は24年前に起こった“事件”をきっかけに、創価学会から“仏敵”呼ばわりされてきた歴史があった。

【写真】創価学会と太いパイプがある「菅首相」

 ***
「入閣適齢期と呼ばれる目安は当選6回ですから、本人は焦りを通り越して、諦めにも似た気持ちだったんじゃないですかね」

 と、永田町関係者。

「例えば、オリンピックとかW杯で選手の活躍を所属企業や選手の出身地の人たちが集まって見守るシーンがあるじゃないですか? 勝てば大喜び、負ければ落胆。後援会の人たちって組閣をあんな感じで見守っているんです」

「だから、平沢さんの場合は毎回、“あ〜あ、次こそは”みたいな雰囲気になっていて、そこは彼も、“なんとかみなさんの熱い思いに応えられてよかった”とホッとしているんですよ」

 そこまでして入閣を避けられてきた理由とは何なのか? 

「平沢さんは東大在学中の2年間、当時小学生だった安倍さん(晋三前首相、66)の家庭教師を務め、安倍さんをかなりシゴいたって言われていますよね。それに恨みを持っている安倍さんが傍に近寄らせなかったという話が出回っているんですが、それはさすがに……」

 神話のレベルの話だという。実際は、

「創価学会との関係です」
公明党のホープに勝ってしまったばかりに…

創価学会・池田大作名誉会長にとっての聖地に土足で踏みこんだことが遺恨となり…
「平沢さんは警察官僚を辞めて24年前の1996年の衆院選に東京17区から出馬しました。その時に、公明党から出ていたのが山口那津男さん(68)。そう、今の公明党代表ですね」

「当時から公明党のホープと言われていた山口さんに勝ってしまったことで、創価学会からは『仏敵』認定されました。さらにその4年後の衆院選でも山口さんを破って再選。1999年から自公は連立して政権を担っていて選挙協力が当然あったわけですが、東京17区だけはそれがなかったんです」

 結果、山口氏は参院東京選挙区に鞍替えを余儀なくされた。

 学会関係者にも聞いてみると、

「池田大作名誉会長(92)は初代葛飾総ブロック長として新たな広布の歴史を開拓しました。だから、葛飾区全域を含む東京17区は、学会にとって聖地とも言えるのです」

「自公協力が行き届いた現在でも、都内の衆院24選挙区のうち公明党は平沢氏に推薦を出していません。まあ24年前ほど遺恨があるわけではないのですが、平沢氏も結構な学会批判を展開しましたからね……」

5297チバQ:2020/10/06(火) 10:59:01
 この間、状況が変わりそうなことが1度あった。自民党が下野していた2012年の野田政権時代だ。

「野田さん(佳彦首相、63)は公明党との連立に動いていました。学会側もゴーサインを出し、あとは野田さんの決断だけだったんですが、決めきれなかった」(先の永田町関係者)

「それが実現していれば、平沢さんは落選していた可能性がありますね」
東京17区が学会・公明党に大政奉還される日
 それはともかく、万年「大臣待機組」で終わるかと思われた中での菅政権誕生。

 そして瓢箪から駒のような入閣。それがうまくいった背後に、平沢氏の所属する派閥の親分・二階俊博幹事長(81)がいたことは間違いない。

「菅内閣の流れを作った二階さんは菅さんに支持の絶対条件として、『平沢入閣』を提示しました。菅さんは学会とのパイプは太いので、その他の点で学会側の要求を飲むことで平沢さんの件は目をつぶってもらったわけです」

 色んな饅頭の食い合いで、中に何が入っているのか……もはやよくわからない状況だが、

「平沢さんも今はそれほど学会のことを根に持っていないでしょうし、入閣したからには学会批判は封印でしょう」

 もっとも、血で血を洗うとは大仰だが、衆院選という“戦争”で2度も敗戦を喫した学会側は「平沢大臣」を受け入れられるのだろうか。

「もちろんアレルギーはあるでしょうが、平沢氏は次の衆院選はともかく、その次は出ないというのが大方の見方です」(先の学会関係者)

 となると、

「聖地である東京17区が学会・公明党に“大政奉還”される目だって十分にあります。そう考えれば、悪い話ばかりでもないんですよ」
新潮社

5298チバQ:2020/10/06(火) 11:06:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c2f02c3098cb5d1c2facb113088d82acf82b1ca
古賀氏の真意は?「ポスト菅」狙うが…板挟みの岸田氏
10/6(火) 10:14配信




岸田文雄前政調会長
 9月の自民党総裁選で菅義偉首相に敗れた岸田文雄前政調会長率いる岸田派は5日、東京都内で政治資金パーティーを開催。来秋の総裁選で捲土(けんど)重来を期す足掛かりとするはずだったが、後見役である派閥名誉会長の古賀誠元幹事長は岸田氏に事前に辞意を伝え、姿を見せず、メッセージの読み上げすらなかった。首相と気脈を通じる古賀氏の真意は-。岸田氏の正念場が続く。

【画像】新内閣を命名するなら?870人に聞いた

 二階俊博幹事長や加藤勝信官房長官、総裁選で競った石破茂元幹事長らが出席したパーティー。だが、やはり古賀氏の不在が会場の空気を不穏なものとしていた。

 講演で「温故知新、われわれ宏池会自身も新たな時代に向けて進化していくことが求められている」と力を込めた岸田氏。長年にわたる古賀氏の重しから解き放たれたごとく、「変えるべきものは大胆に、勇気を持って変えていく」と宣言した。
 「今回は所用があるので行けない」

 9月下旬、古賀氏は事務所を訪れた岸田氏に対し、直接告げていた。毎年、パーティーの乾杯の音頭を取るなど、政界引退してなお岸田派を実質的に掌握していた要石の存在。その欠席は「異変」そのものであり、派内を疑念が走った。岸田氏は見限られたのか-。

 古賀氏はこれまでも、自身と同じ「たたき上げ」の政治家である首相を高く評価し、地方議員を引き合わせるなど懇意にしてきた。今回の総裁選でも、周囲に「大いに期待している」と首相への親近感を隠さなかった一方、派閥を譲った岸田氏の出陣式には参加しなかった。永田町では、首相がずっと岸田氏につれなくしてきたのはつとに知られた話。衆院の若手は、こう推し量る。「(古賀氏は)首相の下で実利を得るため、岸田氏と距離を置くことに決めたのではないか」
     ■ 

 派内には、古賀氏の影が薄れることを肯定的に捉える向きもある。

 岸田氏が今後、協力を仰ぎたい麻生太郎副総理兼財務相と古賀氏が、古くから犬猿の仲という事情があるからだ。総裁選の支援を巡っても麻生氏が岸田氏に対し、古賀氏との「絶縁」を突き付けて破談した経緯があり、岸田氏側近は「古賀さんが去れば麻生さんの力を借りやすくなる」。

 47人の岸田派と、同じ流れをくむ麻生派54人が合力すれば勢いがつく。岸田氏もこの日、「政治の協力の固まり、宏池会の大きな固まりを実現できるように私自身、先頭に立って汗をかいていきたい」と踏み込み、「大宏池会」構想に乗せた秋波を麻生氏に送った。
 派閥幹部によると、岸田氏はこのところ、古賀氏の名誉会長の処遇見直しを視野に入れ、その意向を探っていたという。動きを察知した古賀氏側は「先生は、岸田氏の独り立ちを願っていた。『徐々に身を引いていく』とも話しており、親心そのものだ」(ベテラン)とけん制していた。

 「脱古賀氏」が決定的となれば、古賀氏に恩を受けたメンバーまで派閥を去っていかないとも限らない。このまま前に進むのか、立ち止まるのか。岸田氏を巨大なジレンマが包む。 (河合仁志)

5299名無しさん:2020/10/06(火) 18:47:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe6279c1ce2ca11d6f993480077d2c1cb73eba77
岸田・前政調会長、「大宏池会」構想の実現に意欲
10/6(火) 0:14配信

 自民党の岸田文雄・前政調会長は5日、都内で開かれた岸田派(宏池会)の政治資金パーティーで「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」と述べ、「大宏池会」構想の実現に意欲を示した。古賀誠・元幹事長は同派の名誉会長を辞任する意向を伝え、欠席した。

 「大宏池会」は宏池会の流れをくむ岸田派(47人)と麻生派(54人)、谷垣禎一・元総裁を中心とするグループ「有隣会」(約25人)が合流する構想だ。結集すれば細田派(98人)を上回り、党内最大派閥となる。

 過去にも合流を目指す動きはあったが、古賀氏が麻生副総理兼財務相らと緊張関係にあることで実現しなかった。麻生氏は岸田氏に古賀氏との決別を繰り返し求めていたとされる。

 岸田派幹部によると、古賀氏は「所用があって行けない」とこの日のパーティーを欠席し、岸田氏に辞意も伝えた。関係者は「岸田氏は古賀氏と袂(たもと)を分かつつもりだ」と解説する。

 岸田氏はこの日、総裁選に再挑戦する考えを改めて示した上で、「宏池会も新たな時代に向けて進化が求められている」と語り、体制の刷新に踏み出す考えをにじませた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/36355133121c19d8706d723c831624a7e54a6e0f
自民・岸田氏 パーティーで決意新たに“重鎮”欠席
10/5(月) 23:37配信

 自民党の岸田前政調会長は、自らの派閥の政治資金パーティーで来年9月に予定される自民党総裁選を見据えて決意を述べました。一方、後ろ盾とされる派閥の重鎮が欠席し、波紋が広がっています。

 自民党・岸田前政調会長:「次の機会においては、勝利することができるように、私自身これからも政策を磨き、力を蓄え精進していきたいと存じます」
 また、岸田氏は「より大きな政治の塊が必要だ」と訴え、現在の岸田派=宏池会と麻生派などが合流する「大宏池会構想」を念頭に、「大きな塊を実現できるよう先頭に立って汗をかく」と強調しました。一方で、岸田氏の後ろ盾とされ、派閥内に大きな影響力を持つ古賀名誉会長はパーティーを欠席しました。2012年に派閥の会長を岸田氏に譲って以来、初めてのことです。すでに古賀氏は名誉会長の職を辞する意向を岸田氏に伝えていて、来年の総裁選で引き続き岸田氏を支援するのかどうか、今後、派閥の内外で憶測を呼びそうです。

テレビ朝日

5300名無しさん:2020/10/06(火) 18:49:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/0adaffc50c57030b3e3532172fccea4d0890e3db
岸田氏 “大宏池会”構想に意欲
10/6(火) 4:58配信

 「ポスト菅」に意欲を示す自民党の岸田前政調会長は5日、「大きな塊を実現出来るよう先頭に立って汗をかきたい」と述べ、旧宮沢派の流れをくむ麻生派や谷垣グループとの再結集を目指す考えを示しました。

 「宏池会(岸田派)の大きな塊、こうしたものを実現できるように私自身先頭に立って汗をかいていきたい」(自民党 岸田文雄前政調会長)

 岸田氏は5日、自身が率いる派閥のパーティーで次の総裁選への出馬を念頭に麻生派や谷垣グループを再結集する「大宏池会」構想に意欲を示しました。

 一方で、岸田派をめぐっては、古賀名誉会長が先月下旬に岸田氏に辞意を伝えたことがわかっています。岸田派内には「古賀さんの協力を得られなければ今後の政局は乗り切れない」などと、古賀氏の慰留を求める声が上がっていますが、古賀氏はパーティーを欠席していて、その去就が注目されます。(06日00:18)

最終更新:10/6(火) 4:58
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/84c583d28ae6491b77dd0590356c1352b54bf5e7
自民・岸田氏 派閥拡大の意向 古賀名誉会長は辞意伝える
10/6(火) 6:36配信

自民党の岸田派は5日、東京都内でパーティーを開き、会長を務める岸田前政調会長は、次の総裁選挙をにらみ、派閥を拡大させたい意向を強調した。

自民党・岸田前政調会長「より大きな政治の塊が不可欠であるとも思っている。残念ながら、われわれ宏池会、過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた」

岸田氏の発言は、2021年秋の自民党総裁選をにらみ、かつて同じ派閥だった麻生派などとの合流を念頭に置いたものとみられる。

また、岸田氏の後見人である古賀元幹事長は、派閥の名誉会長を退く意向を岸田氏に伝えた。

古賀氏が退くことで、「派閥拡大に有利に働く」と歓迎する声があがる一方、前面に出る岸田の求心力を不安視する見方も出ている。

5301チバQ:2020/10/06(火) 19:13:37
https://www.sankei.com/politics/news/201006/plt2010060001-n1.html
岸田氏、安倍氏接近に活路 古賀氏、岸田派名誉会長退任へ 揺れる岸田派
2020.10.6 05:00政治政局
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自民党岸田派のパーティーであいさつする岸田文雄前政調会長=5日午後、東京都港区(飯田英男撮影)
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 自民党の岸田文雄前政調会長が率いる岸田派(宏池会、47人)の政治資金パーティーが5日、東京都内のホテルで開かれた。名誉会長の古賀誠元幹事長は姿を見せず、今月に入って岸田氏に役職を退く意向を伝えたという。岸田氏が先の総裁選で安倍晋三前首相や麻生太郎副総理兼財務相の支持を得られなかった要因とされる古賀氏の欠席は、岸田氏にとって活路を開くきっかけになるのか。
 「次の機会に勝利することができるように政策を磨き、力を蓄え、精進したい」。岸田氏はパーティーでこう述べ、次期総裁選への意欲を改めて強調。党内の宏池会系勢力の結集を目指す「大宏池会構想」の実現に尽力する考えも明らかにした。菅義偉政権については「国の経済や社会の脆弱(ぜいじゃく)さを克服するために意欲的に取り組んでいる。宏池会としても支えていかなければならない」と語った。
 ただ、先の総裁選で争った菅首相は同じ時間帯に行われた内閣記者会のグループインタビューを理由に欠席。政界引退後も岸田派内で影響力を誇示してきた古賀氏の姿もなかった。岸田氏周辺によると、岸田氏が9月下旬、国会近くの古賀氏の事務所を訪ねて招待状を手渡したが、「所用がある」と断られた。また、今月に入って古賀氏から岸田氏に、「私は退いていく」と名誉会長辞任の意向も伝えられたという。
 次期総裁選をうかがう岸田氏にとって、古賀氏との距離感が焦点だった。
 新政権の人事では総裁選でいち早く「菅支持」を打ち出した二階派(志帥会、47人)の優遇が目立ち、冷遇された岸田派には「今の政権が盤石なら入り込む余地はなくなる」との危機感が強い。安倍氏の出身派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や麻生派(志公会、54人)にも人事面で不満がくすぶっているだけに、安倍氏からの支援獲得や、古賀氏と距離がある麻生氏との関係強化が岸田氏の生命線となることは明らかだ。
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 「岸田氏はこれまで誠実すぎた。『古賀さんとは縁を切った』といえばいい。二枚舌でも三枚舌でもあらゆる手で安倍氏らを味方にしなければだめだ」
 岸田派若手がこう語るように、古賀氏の欠席や名誉会長退任の意向は、安倍氏らの協力を引き出すことを狙い、岸田、古賀両氏が示し合わせた「策」との見方もある。一方で、岸田氏が次の総裁選を見据え、古賀氏と「本気」で距離を置く決心を固めたとの話もある。岸田氏か古賀氏か、どちらにつくかで派内は二分されており、古賀氏の辞意が派内に動揺を広げる可能性は否定できない。
(永原慎吾)

5302名無しさん:2020/10/06(火) 20:54:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/eab4722baa0d86ccd8df33166721c897a9d7f2a3
とにかくマメな菅首相 天敵も脱帽する天性の人たらし術
10/4(日) 16:05配信

 9月16日に第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉氏(71才)。菅内閣の最初のサプライズは、その支持率の高さだ。

 菅内閣発足後の各社の内閣支持率は軒並み高水準で、安倍政権に批判的だった朝日新聞の世論調査でも65%と高い支持率となった。一方、不支持率はわずか13%。男性62%より女性68%の支持率が高く、40代、50代の女性の支持率が70%を超えたことも大きな特徴だ。では、なぜ菅内閣の船出が、こんなにも幅広く支持されているのだろうか。

『総理の影 菅義偉の正体』(小学館)の著者でジャーナリストの森功さんは、菅首相そのものへの評価ではなく、「同情票が集まっただけ」と指摘する。

「難病を抱えたまま政権運営をしていた安倍さんが志半ばで退陣に追い込まれ、その意志を継ぐのが苦労人の菅さん、という構図が国民の心を動かした。日本人特有の“頑張ってほしい”という応援ムードになり、高支持率につながったのでしょう」(森さん)

 官房長官時代に記者会見で何度もバトルを演じ、菅首相の「天敵」とさえ呼ばれる東京新聞記者の望月衣塑子さんは、菅首相のメディア対策の巧妙さを指摘する。

「菅さんはメディアの扱いが非常に巧み。総裁選前から急に、各社のインタビューに応じるようになったと聞きます。しかも、読売新聞には『デジタル庁創設』、朝日新聞には『組閣は派閥にとらわれない』など、各社に独自のネタという“アメ”を与えて手なずける。そうすれば批判報道は弱まりますから。

 そもそも、菅さんは生粋の人たらし。横浜市議のときに知り合った記者がずいぶん経ってから特派員になったときはわざわざお祝いの席を開いたり、ある雑誌編集者が昇進したときはお祝いの言葉と共に花輪を贈ったりと、とてもマメな人だそうです。

 またあるときは、一度落選して、その後の選挙で復活した野党議員を国会で見つけると、『よく戻ってこられました』とわざわざ駆け寄って握手して、その日の晩にまた祝福の電話をしたとも聞きました。敵さえも取り込む手腕はすごい」

5303名無しさん:2020/10/06(火) 20:54:34
>>5302

 天敵も脱帽するばかりだ。私設秘書を5年半務めた遊佐大輔さんも振り返る。

「有志の皆さんがつくってくれた『すがクラブ』という草野球チームでは、食事会などに呼ばれると、若いメンバーたちの悩みをじっくり聞いていました。とにかく人と人との関係を大事にし、それぞれの性格に応じた接し方をする。事情があって辞めた秘書も、ずっと菅さんを慕い続けています」

 人柄だけでなく、政策も“いかに人に好かれるか”を考え抜いたものだ。総裁選では、石破茂議員や岸田文雄議員が「グローバリズム」「格差拡大」といった国家の大きな枠組みの話をしていたのに対し、菅首相が打ち出したのは「携帯電話料金の引き下げ」など、国民にわかりやすいものばかりだった。

「庶民が何に飛びつくかという感覚が鋭い。目の前にあるわかりやすい課題を挙げれば、国民の気を引けるとわかっているのです。ハッキリ言って、目ざとい。この感覚は小池百合子都知事に似ていると思います。あの2人が嫌い合っているのは、似た者同士だからなのかもしれません」(望月さん)

 真面目で実直、人たらしで、己が信じた正義を貫くのがすがちゃん流のようだが、正義の対極にあるのは悪ではなく、“もうひとつの正義”の場合もある。菅首相が正しいと信じていても、国民には正しくないこともある。はたして、菅首相はそのことに気づいているだろうか。

※女性セブン2020年10月15日号

5304名無しさん:2020/10/06(火) 20:55:11
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/239159
2閣僚辞任に与野党から厳しい声 「慣れや緩み」「内閣総辞職に値」 栃木県関係国会議員
2019/11/1

 菅原一秀(すがわらいっしゅう)前経済産業相に続き、河井克行(かわいかつゆき)法相が31日辞任した。「慣れや緩みが出ている」「内閣総辞職に値する」。内閣改造から2カ月足らずで閣僚2人が去る事態に、本県関係国会議員からも与野党を問わず厳しい声が相次いだ。

 「国会がなかなかスムーズに動かない状況を重く受け止めなければいけない」。茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は派閥会合のあいさつでそう述べ、「国会の会期もかなり進んできている。より緊張感を持って国会運営に努めてまいりたいし、また一緒にそうしていきたい」と派閥の所属議員に呼び掛けた。

 自民党の船田元(ふなだはじめ)衆院議員は「正直、第1次安倍政権の『辞任ドミノ』を想起させる状況。相当引き締めて手直しを図らないと政権運営は難しくなる」と危機感を募らせる。政治改革や政治資金規正法の強化から時間が経過したことに触れ「政治家側に慣れや緩みが出てしまっている。皆が改めて身を律しないといけない」とも指摘した。

 立憲民主党県連代表の福田昭夫(ふくだあきお)衆院議員は「内閣総辞職に値する。在庫一掃内閣の弊害がもろに出ている」と反発。その上で「安倍総理は『任命責任』を口にしながら、一度も国会での説明責任を果たしていない」と批判し、衆参両院で予算委員会の集中審議を開催する必要性を強調した。

 「ウグイス嬢の日当上限額は常識中の常識。香典の件もそうだが、お粗末の一言に尽きる」。無所属の渡辺喜美(わたなべよしみ)参院議員も菅原、河井両氏をそう突き放す。一方で2人が菅義偉(すがよしひで)官房長官の側近であることに触れ「『令和おじさん』として存在感を増した菅氏への自民党内のバッシングが(スキャンダルという)形になって表れたという見方もある。ポスト安倍に向けた暗闘が次のステージに上がった印象だ」とも述べた。

5305名無しさん:2020/10/06(火) 20:56:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/345a60c61b0d13ff74098319f93977c0116467f8
肝心なところが分からない「菅首相」立身出世本の不毛
10/6(火) 17:29配信

<都合のいい話ばかりをつなぎ合わせれば本書のように描ける。だが、つまるところ本書は「菅義偉」という人間をこう見てくれたらうれしいという願望が反映された本であり、肝心なところは何も分からない>

●今回のダメ本
『内閣官房長官』
大下英治[著]
エムディエヌコーポレーション
(2020年4月)

この号(※本誌2020年9月29日号)が出る頃には、自民党の新総裁が決まっているだろう。選挙戦の中で、俄然注目度が高まったのが、菅義偉官房長官であることは間違いない。メディア上で肯定的に取り上げられるようになった「たたき上げ」話だ。いわく、秋田県のイチゴ農家に生まれ育った菅は集団就職で上京し、段ボール工場などで働きながら法政大学に入学、苦労して政治の世界に入り、横浜市議からのし上がっていった――。【石戸 諭(記者/ノンフィクションライター)】

「政治家2世ではないから信用できそうだ」「苦労した人だから国民の気持ちが分かるだろう......」、そして安倍政権を支えた7年8カ月によって、「危機管理」に強いといったイメージができつつあるかのように私には見える。

さて、実際のところはどうなのだろうか。

大下英治は政治家の評伝を数多く手掛けてきた作家である。この本の中でも菅本人だけでなく、二階俊博、古賀誠といった自民党の重鎮に始まり、コロナ禍でにわかに注目が集まった経済再生担当相の西村康稔や、菅と親交が深い証券アナリストなどを幅広く取材し、多くの声を引き出し、一冊にまとめている。

政治家の信頼を得ている大下の手法は、本書の中でも健在だ。彼の特徴は非常に明快に指摘できる。それは、政治家を批判的に分析するという視点はほとんどないということだ。とにかく立身出世伝を描こうとする。菅は「乱世に強い」政治家であり、国家観なき民主党政権に代わり「もう一度、安倍晋三という政治家は、国の舵取りをやるべきだ」と信じ、政権に徹底的に尽くした人物として描かれる。

安倍政権下で噴出した数々の疑惑に対して、真摯に説明を果たしたとはおよそ言えない会見は、コリン・パウエル元米国務長官に学んだ「答えない権利」の行使であり、実は「人の話をたくさん聞く」政治家であるという話ばかりがやたらと繰り返される。

異論に耳を傾けるというのは、単に話を聞くだけではなく、誠実に説明し、納得してもらうことこそが結果だという筋論はどこかに飛んでいってしまう。

極端な右派とも共鳴していた安倍政権の「国家観」なるものが支えるに値するものかはイマイチ分からないが、本書を読んで最も分からないのは当の菅自身の「国家観」だ。これまた強調される私心のなさは、言い換えれば政治を通して実現したいことが本人には無いということの裏返しである。

<見えてくるのは古典的「政治屋」の姿ばかり>
拉致問題に熱心に取り組みたいという気持ちは分かるが、では「政治は結果」だと豪語した安倍政権で結果を残せなかった責任をどう感じているのか。せっかくここまで菅に接近しながら見えてくるのは、永田町の権力闘争が好きな、古典的な「政治屋」でしかない。

都合のいい話ばかりをつなぎ合わせれば本書のように描ける。だが、つまるところ本書は「菅義偉」という人間をこう見てくれたらうれしいという願望が反映された本であり、肝心なところは何も分からない。もしかしたら、それは「政治屋」としての本分を見せたいという作家の芸なのかもしれないが......。

<本誌2020年9月29日号掲載>

5306名無しさん:2020/10/06(火) 20:57:19
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoSports_2250864/
〝天下を取り損ねた男〟岸田文雄氏 派閥分裂&抗争激化のダブル受難!
東スポWeb2020年10月6日 11:26

 自民党の岸田文雄前政調会長(63)が、自身が率いる岸田派(宏池会)分裂の危機と、次期衆院選をめぐる派閥抗争のダブルパンチに見舞われている。

 来年9月の総裁選に再チャレンジを目指す岸田氏は、5日に都内で開いたパーティーで、池田勇人元首相が創設した最も古い派閥・宏池会の流れをくむ麻生派、谷垣グループとともに再結集する「大宏池会」プランをぶちまけた。

 ところが、これに先立ち毎年同パーティーに出席していた同派名誉会長の古賀誠元幹事長(80)は欠席。名誉会長の辞意を岸田氏に伝えたことが判明した。岸田氏にとっては想定外の屈辱だ。

 党内では古賀氏と麻生太郎財務相(80)は“犬猿の仲”と呼ばれる。岸田氏が総裁ポスト欲しさに麻生氏に急接近すれば、古賀氏との関係に悪影響を及ぼすのは必至とみられていた。

「岸田派47人の中には古賀シンパが大勢います。古賀氏の辞意が本当なら今後、岸田派の分裂が予想されます」(自民党関係者)

 さらに同派所属で元防衛相の林芳正参院議員(59)は、次期衆院選で衆院山口3区に“鞍替え”を模索している。これが二階俊博幹事長(81)の耳に入り、「売られたケンカ、受けて立つ」とけん制される騒動となった。

 同選挙区は二階派の河村建夫元官房長官(77)が現職。二階氏は「林氏の鞍替えを封じ込める狙いから、党内抗争を予告した」といわれている。

「林氏は同選挙区に後援会事務所を設置しています。二階氏は林氏が鞍替えするなら、除名も辞さない覚悟。それでも林氏が無所属で出馬すれば保守分裂です」(同)

 ちなみに菅義偉首相(71)は、内閣記者会のインタビューを理由にパーティーを欠席した。政界関係者は「出るに足らないと判断したからでしょう。先の総裁選で古賀氏はいち早く岸田氏でなく、菅首相を支持しましたしね。前代未聞でした」。

 派閥のゴタゴタには関わりたくないようだ。

5307名無しさん:2020/10/06(火) 20:58:35
「1人でも多く女性国会議員を」自民党幹事長代行野田聖子衆議院議員
10/6(火) 8:57配信

【まとめ】
・現在務める幹事長代行は自民党の「何でも屋」。
・与野党関係なく、まずは女性国会議員を増やす取り組みを。
・母親が全て背負わず、自然に子育ての役割分担ができる社会へ。

今回の「細川珠生のモーニングトーク」では、自民党幹事長代行の野田聖子衆議院議員をゲストに招いた。
自民党総務会長をはじめ、党の要職や閣僚を歴任した野田氏に女性活躍のあり方について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。

細川氏は野田氏が現在務める幹事長代行の具体的な役割について聞いた。

野田氏は「二階幹事長と菅総裁が自民党の中心だが、必ずしも全て仕事がお二人だけで出来るわけではない」として「(幹事長と総裁の)手の届かない、または時間が足りない仕事を全て引き受ける何でも屋のような役割だと説明し、党の政策から人事、広報まで幅広い分野を担っていると述べた。

細川氏は、今回自民党の四役と総裁が全員男性でかつ平均年齢が71歳を超えていることや、閣僚の平均年齢が高いことを挙げ「(現政権の)高齢と女性の少なさが際立っている」と指摘した。自民党内で女性が要職に就けない原因はどこにあるのか、野田氏の考えを聞いた。

野田氏は原因の一つとして女性議員の数がそもそも少なく、自民党では衆参合わせて40人程度にとどまっていることを挙げた。さらに女性議員の多くは当選回数が2,3回と少ないために「背伸びさせて専門外の大臣にしてもつまずく。そこが大きな傷となって個人の資質はもとより女性全体の評価を悪くするという懸念がある」と述べ、「今は地道に一人でも多く自民党の女性の国会議員を作る土壌づくり」に取り組む必要があるとした。

細川氏は、野田氏が男性優位な世界で様々な苦労をしてきたとして、そうした苦労を乗り越えるためにどのような努力をしたか聞いた。

野田氏は特別な努力はしていないと答えつつも「誰に対しても偏見を持たない」ことを大事にしていると明かした。特に女性に関しては、イデオロギーに関係なく女性であるというだけで男性に比べて過小評価されている姿を長年目の当たりにしているからこそ「目の前の小さな食い違いだけで人を判断しない」ことを意識していると述べた。

また野田氏は、政治の世界では「可愛いマスコット的な女性議員」や「男の人が言いそうなことを言う女性議員」が重宝されると述べ、自身はどちらにもならなかったために「逆にターゲットにされなかった。クラゲのように浮遊して28年間生き延びてきた」と振り返った。

5308名無しさん:2020/10/06(火) 20:59:03
>>5307

女性の社会進出を阻む要因の一つに家庭との両立の難しさがある。
国民のために仕事をする政治家は特に私的な事情を口にしづらいとされているが、育児と両立できる政治家像はあるのか細川氏が聞いた。

野田氏自身も子育てをしつつ、総務会長や総務大臣、そして現在務める幹事長代行などの要職を務めてきた。

野田氏は自身の経験から「気負わないこと」が重要だとしたうえで、「色々な言葉に女性たちが押しつぶされないような取り組みがしたい」という考えを明かした。例えば「両立という言葉をなぜ私だけで、(小泉)進次郎氏には言わないのか」など素朴な疑問を社会に投げかけ続けることで女性の負担を減らしたいと述べた。

また野田氏は『母親』という言葉に明確な定義がないとして、「妊娠した途端『ママ』と言われるが、産んだばかりの時は保育士さんの方がよっぽど専門知識がある。にも関わらずなぜ母親に全てを押し付けるのか」と問題提起した。

さらに、「これまでの女性は全部背負わないと一人前だと認められないという気負いがあった」と述べ、両親がそれぞれの能力に合わせて役割分担できる国を作ることが子供にとってもバランスが取れ、国としての生産性も向上するとの考えを示した。

細川氏は来年行われる総裁選に向けて、女性登用の具体的な計画はあるのか聞いた。

野田氏は来年行われる解散総選挙に向けた準備として、下村政調会長が選対委員長を務めた際に発案し、女性局と作成した「スタンバイ・リスト」を挙げた。有力な女性候補者をあらかじめリストアップし、自民党内で育成することで「落下傘のような女性候補者ではなく、自民党がしっかりとキープしている女性候補者たちを次回の選挙で立候補させたい」という方針を明らかにした。一方で「自民党は空いている議席がない」として女性登用に関しては「野党にも頑張ってもらいたい」と述べ、「(政治家は)男性がやる仕事ではないということを見せていきたい」とした。

細川氏は「野田氏の指導力に期待している」として、「意思決定の場に女性が参加できる社会作りを願う」と対談を締めくくった。

(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年10月3日放送の要約です)

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分〜7時20分
ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/
細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

細川珠生(政治ジャーナリスト)

5309名無しさん:2020/10/06(火) 20:59:44
>>5307-5308

「1人でも多く女性国会議員を」自民党幹事長代行野田聖子衆議院議員
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5223b5064a2f76fc2046b6621ebf18077140b07

5310名無しさん:2020/10/06(火) 21:08:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/515c67839965c03207abed62217986f799dae9fd
二階幹事長が広島県議証言否定「全然存じておりません」 公判で「案里被告が幹事長から預かってきた」
10/6(火) 12:04配信

 昨年夏の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で河井案里被告(参院広島)から30万円を受け取った広島県議が東京地裁の公判で「案里被告が幹事長から預かってきたと話した」と証言したことについて、自民党の二階俊博幹事長は6日の記者会見で「全然存じておりません」と否定した。

 検察側の証人で今月2日に証言したのは岡崎哲夫県議。県議選で無投票当選が決まった翌日の昨年3月30日、案里被告が府中市内の岡崎氏の事務所を訪れ「当選おめでとうございます。二階幹事長から預かってきた」と、30万円が入った封筒を机に置いたと述べた。

 二階幹事長は会見で案里被告の言動について問われると「とてもこの場で言及するに及ばない種類の発言だ」と話した。その話の前に、林幹雄幹事長代理は質問をさえぎるように「事実はない」と繰り返した。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3cd541bbd0acdabb54f8079e7a91c1373f099f6b
「幹事長から現金」証言、二階氏否定 「言及に及ばぬ」
10/6(火) 13:43配信

 昨年7月の参院選をめぐり、公職選挙法違反(買収)の罪に問われた参院議員・河井案里被告の公判で現金を「幹事長から預かった」と言われたとする証言があったことについて、自民党の二階俊博幹事長は6日の記者会見で証言内容を否定し、「とてもこの場で言及するに及ばない種類の発言だと思っている」と語った。

 東京地裁で2日に開かれた公判で、広島県議が検察側の証人として出廷。昨年3月、河井議員が現金30万円入りの封筒を差し出しながら「二階幹事長から預かってきた」と言ったとし、「(幹事長の件は)ブラックジョークだと思った」と説明した。

 記者会見では、河井議員が二階氏からお金を預かったのは事実かと聞かれ、同席した林幹雄幹事長代理が「事実はありません」と否定。その後、二階氏も「全然存じておりません」と述べた。

朝日新聞社

5311名無しさん:2020/10/06(火) 21:11:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/47c53b65fa3c149a6680c2a1924d199349c888cc
安倍前首相が二階氏らと会食、自民旧役員会メンバーで慰労会
10/6(火) 19:13配信

 安倍晋三前首相は6日夜、自民党の二階俊博幹事長や岸田文雄前政調会長ら旧役員会メンバーと、東京都内の中国料理店で会食した。7年9カ月間にわたり首相を務めた安倍氏をねぎらう目的で二階氏が呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2780673d3625b9e899e8c5dd00ad66f6582f7d46
各派領袖を顧問に 自民改憲推進本部
10/6(火) 19:15配信

 自民党憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)の役員人事が6日、分かった。

 二階派の二階俊博幹事長や細田派の細田博之元官房長官ら派閥領袖(りょうしゅう)を顧問に据えた。「挙党態勢」で改憲論議に臨むのが狙いで、8日に新メンバーによる役員会を開き、人事を正式決定する。

 総裁選に出馬した岸田派会長の岸田文雄前政調会長、石破派会長の石破茂元幹事長も名を連ねた。麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相は政府側のため、顧問に就かなかった。

5312名無しさん:2020/10/06(火) 22:22:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/31a1ca1a3c976b2a62ca0a579651bb08b9e2310e
安倍前首相、二階氏らと会食 長期政権への協力に謝意
10/6(火) 22:01配信

 安倍晋三前首相は6日夜、自民党の二階俊博幹事長や岸田文雄前政調会長ら旧役員会メンバーと東京都内の中国料理店で会食した。出席者によると、安倍氏は再発した持病の潰瘍性大腸炎に触れ「薬が徐々に効き、体調は良くなっている。政権を7年8カ月支えてくれて、ありがとうございました」と謝意を伝えた。一議員として菅義偉首相を支える考えも示した。

 国会審議で野党議員にやじを飛ばした過去を取り上げ「皆さんにご迷惑を掛けた。申し訳ない」と頭を下げる場面もあった。出された食事をほぼ残さないほど食欲があったという。

 会食は、安倍氏の慰労目的で二階氏が呼び掛けた。

5313名無しさん:2020/10/07(水) 18:35:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2a22d1aeba1aeb94fd912922f91f74f18eeee6b
衆院選「来秋の可能性大」 自民・岸田前政調会長
10/7(水) 17:37配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は7日、札幌市で講演し、衆院解散・総選挙の時期について「今年中は難しい。年明けはあるかもしれないが、来年秋ごろの選挙の可能性が最も高い」との認識を示した。衆院議員の任期満了は来年10月21日。

 岸田派の林芳正元文部科学相(参院山口選挙区)が、二階派の河村建夫元官房長官の地盤(衆院山口3区)へのくら替えを模索しているとの臆測にも言及。「林氏は否定しているのに、物事がエスカレートしている。推移を注視したい」と語った。

 山口3区などで強まる二階派とのあつれきに関しては「恨みがあるといった話ではない」と述べるにとどめた。

5314名無しさん:2020/10/07(水) 19:02:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100700835&g=pol
衆院選へ公明と連携 菅首相
2020年10月07日16時02分

 菅義偉首相は7日、東京都内のホテルで公明党総合選対本部長の斉藤鉄夫副代表と会い、来年10月の衆院議員任期満了までの次期衆院選に向けて自民、公明両党で連携していくことを確認した。首相は斉藤氏が9月まで党幹事長を務めていたことを慰労した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100700839&g=pol
「大宏池会」重ねて意欲 地方の支持拡大へ行脚―自民・岸田氏
2020年10月07日16時07分

 自民党岸田派(宏池会)会長の岸田文雄前政調会長は7日、札幌市で開かれた内外情勢調査会で講演した。岸田氏は来年の総裁選に向け、「大きな政治の固まりの結集を考えていかなければいけない」と述べ、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループと合流する「大宏池会」構想の実現に重ねて意欲を示した。

 構想をめぐっては、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相と距離がある古賀誠元幹事長の存在がハードルとなっている。古賀氏は岸田派名誉会長を辞任する意向を示しているとされるが、岸田氏は「あえて発言を控える。しばらく様子をじっと見させていただく」と述べるにとどめた。

5315名無しさん:2020/10/07(水) 20:48:44
自民党派閥最新

菅G増

http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm

5316名無しさん:2020/10/07(水) 21:16:31
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100701128&g=pol
勢いづく二階派 菅政権で目立つ重用
2020年10月07日20時09分

 自民党二階派は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。会長の二階俊博幹事長は、先の総裁選で菅義偉首相支持を真っ先に打ち出し、菅政権誕生を主導。新政権の内閣・党役員人事では同派議員の重用が目立ち、党内第4派閥の規模を超える勢いを見せつける場となった。
 二階氏はあいさつで「政治は一人の力ではできない。自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と表明。所属議員数では第4勢力にすぎない幹事長派閥としての「実力」を誇示した。
 来賓として登壇した首相は「デジタル化など規制改革を進めるためには、党と政府が一体でないといけない。そうした中で二階氏に引き続き幹事長をお願いした」と同氏を持ち上げた。公明党の山口那津男代表も「菅政権の生みの親となったことが二階派の力だ」と舌を巻いた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020100701163&g=pol
菅首相ツイートに疑問の声 つたない英文「自動翻訳?」
2020年10月07日20時46分

 新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領夫妻に見舞いのメッセージを寄せるため、菅義偉首相がツイッターに書き込んだ英文に対し、自民党内から7日、「英語のレベルがあまりに低い」などと問題視する声が上がった。
 投稿は3日。「親愛なるトランプ大統領へ」と書き出し、「コロナに感染したとのツイートを見て心配した」「速やかに克服し、日常を取り戻すことを祈る」などと平易な英語でつづった。これに関し、7日の自民党外交部会で出席者から「表現が不自然」「和文を自動翻訳したのでは」といった意見が出された。
 指摘を受け、外務省の吉田朋之外務報道官は記者会見で「英訳に関しお手伝いすることがあればしていると思うが、経緯は承知していない」と釈明。省内からは「確かにちょっとくだけている。改善した方がいい」との声も漏れた。

5317名無しさん:2020/10/07(水) 21:17:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/25064a47d8b5f177cd24b409b59ada875fe18fcd
自民・首相と”蜜月”も二階氏包囲網?候補者擁立や河井夫妻問題で
10/7(水) 19:38配信

 自民党の二階派は7日、政治資金パーティーを開きました。菅総理もお祝いに駆けつけるなど蜜月ぶりをアピールしましたが、自民党内では今、この二階派と各派閥との対立が表面化しています。

 「私ども、この志帥会(二階派)ワンチームであります」(二階派 二階俊博会長)

 7日午後、東京都内のホテルで開かれた二階派の政治資金パーティー。パーティーには、菅総理もお祝いに駆けつけ、“党と政府が一体となり、政権を安定させるため二階幹事長に続投をお願いした”と、二階幹事長の手腕に期待を寄せました。

 先月の総裁選でいち早く菅総理の支持を表明するなど総理との関係が深い二階氏ですが、今、自民党内では、次期衆院選をめぐり、二階派への不満の声が高まり始めています。

 「倍返しをしていく」(二階派 伊藤忠彦衆院議員・4日)

 「反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね」(二階派 林幹雄幹事長代理・4日)

 今月4日、岸田派の林芳正参院議員がくら替えし山口3区から出馬する方針であることについて、現職の河村元官房長官が所属する二階派の議員たちは怒りをあらわにしました。

 「“売られたケンカ” という言葉があるでしょう。挑んでこられるなら申し訳ないが、我々も受けて立たざるを得ない」(二階派 二階俊博会長・4日)

 二階氏は公認については「現職優先」を強調しましたが、実は次期衆院選をめぐっては、二階氏自身が現職議員がいる選挙区に候補者を擁立する動きを見せています。

 「さんざん自分たちがやってきておいて、自分のところがやられたら文句とは、どの口が言っているんだ」(自民党議員)

 二階氏への反発は、これだけではありません。

 去年の参議院選挙では、岸田派の溝手元参院会長を破って当選し、後に二階派入りした河井案里被告に、自民党は1億5000万円もの選挙資金を提供。河井被告は地元議員らに現金を渡し買収した罪に問われていますが、現金を受け取った広島県議が「『二階幹事長から預かってきました』と言われた」と裁判で証言したのです。

Q.「二階幹事長からお金を預かった」と 話していることについて?
 「全然存じておりません。とてもこの場で言及するには及ばない種類の発言だ」(自民党 二階俊博幹事長・6日)

 明言を避けた二階氏ですが、衆議院議員の任期があと1年に迫る中、党内融和をどう図るのか、課題が突き付けられています。(07日18:23)

最終更新:10/7(水) 19:38
TBS系(JNN)

5318名無しさん:2020/10/07(水) 22:18:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e8f537de3efa828b4ccc1e90d1c1093262d5146
首相、二階派に協力を要請 安定政権で政策実現
10/7(水) 21:32配信

 自民党の二階俊博幹事長が率いる二階派は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。来賓出席した菅義偉首相は、総裁選で掲げた行政のデジタル化や携帯電話料金の引き下げといった目玉政策を巡り「実現には政権が安定しないといけない。国民の期待に応えられるよう全力で頑張る」として協力を求めた。

 新型コロナウイルス対策にも触れ「欧米諸国のような爆発的な感染拡大は絶対に阻止し、国民の命と健康を守る」と語った。加藤勝信官房長官も「大変な時期だが、二階派の力を借りて国難を乗り越えたい」と訴えた。

 二階氏は「自民党の中心的なグループとしてしっかり対応したい」と語った。

5319名無しさん:2020/10/07(水) 22:30:43
https://www.asahi.com/articles/ASNB76VY5NB2ULFA03S.html
安倍前首相の体調悪化 総理番こそ感じ、伝えられること
会員記事
政治部・楢崎貴司
2020年10月7日 21時06分

 首相の一挙手一投足を追う「総理番」として、7年8カ月余り続いた安倍政権の終わりを間近で取材した。持病再発を理由とする辞意表明という多くの人の予期せぬ格好で、歴代最長政権は幕が引かれた。ただ、安倍晋三前首相の体調の急激な悪化は、端から見ても分かるものだった。

 総理番が首相の様子をじかにうかがい知る機会は、官邸への出退邸時や閣僚らが集まる会議など1日に何度かある。明らかな「おかしさ」を確信したのは、8月12日午後。広島への原爆投下後に降った「黒い雨」をめぐる訴訟で政府が控訴し、その理由を「ぶら下がり」で尋ねた時だった。

 足取りは重そうで、顔色も悪い。安倍氏は3問に答えたが、声はか細く、かすれ気味。答えに詰まる場面も何度かあった。3問目は、それまでもたびたびあった「はぐらかし」とは違い、質疑が全くかみ合っていなかった。

 「首相の様子がおかしい」。官…

5320名無しさん:2020/10/08(木) 00:18:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/b531746b9dd3608ea286ef09247ebf678c9ff463
二階派がパーティー 「主流派」確保も選挙区競合で他派警戒
10/7(水) 22:33配信

 自民党二階派(志帥会、47人)を率いる二階俊博幹事長は7日、東京都内で開かれた同派の政治資金パーティーで所属議員に一致結束を訴えた。同派は先の総裁選でいち早く菅義偉(すが・よしひで)首相支持を表明。勝利の立役者として「我が世の春」を満喫する中、派閥の勢力争いが絡む次期衆院選の候補者調整をめぐっては、公認権を持つ二階氏の影響力強化に警戒感が広がっている。

 「党の中心的なグループとして皆さんの思いを国政で果たしていきたい」

 二階氏がパーティーで自信たっぷりにこう語った後、来賓で出席した首相は「党と政府が一体でなければならない中、二階先生に引き続き幹事長をお願いした」と持ち上げた。2人について党の幹部職員は「関係は固い。幹事長の影響力は安倍晋三前政権以上に増すのではないか」と話す。

 二階派の勢いは党人事を見ても明らかだ。選対委員会では、新設の「選対委員長代行」に吉川貴盛元農林水産相が就任。これまで最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)の議員が多かった筆頭副幹事長には、旧民主党出身の山口壮元外務副大臣が抜擢された。経理局長や党紀委員長も二階派が取った。

 同派の特色は固い結束だ。4日には山口県宇部市で開かれた派重鎮の河村建夫元官房長官の集会に二階氏ら20人が集結。河村氏の地元・山口3区での出馬を模索しているとされる岸田派(宏池会、47人)の林芳正参院議員を牽制(けんせい)した。

 とはいえ、この集会には党内から「強権的だ」との不満が出ている。特に二階氏が党公認候補をめぐり「現職優先」の方針を示したことについて、岸田派幹部は「その言葉をそっくりそのままお返ししたい」と反発する。

 岸田派の吉川赳衆院議員(比例東海)は静岡5区を地盤とするが、平成29年の前回衆院選は希望の党の細野豪志元環境相に敗れた。細野氏はその後、二階派特別会員となったが、自民党には入党できておらず、「現職優先」の解釈によっては次期衆院選の候補者選びで吉川氏が優位になる可能性もある。

 二階派は北海道7区、群馬1区、新潟2区などでも他派閥と競合。候補者調整、党運営で細田派や第2派閥の麻生派(志公会、54人)などを刺激すればしっぺ返しを食らいかねない。二階派内からも「やり過ぎて遺恨を残せば党運営に支障が出る」と懸念が出ている。(広池慶一)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7d1e0127faf34b98834e9ac974cd0092370e8dbd
菅首相のツイート、自民から苦言 「英文のレベル低すぎる」
10/7(水) 18:14配信

 菅義偉首相がトランプ米大統領夫妻の新型コロナウイルス感染を受け、ツイッターに投稿したお見舞いメッセージに対し、7日の自民党外交部会で「英文のレベルが低すぎる」と苦言が相次いだ。外務省の担当者は「サポート態勢を組んで対応する」と低姿勢だった。

 問題になったのは、3日朝に首相の個人アカウントで発信された文章。夫妻の感染を知り「心配した」とする英文が「I was worried」と過去形になっており、出席議員は「今は心配していない、という意味に受け取られる」と指摘した。「日本語を自動翻訳したような文章だ」との酷評も上がった。

5321名無しさん:2020/10/08(木) 08:30:33
https://www.asahi.com/articles/ASN8331YTN70UTFK02W.html
コロナでもパーティー「こんな時期に」影響力落とす派閥
有料会員記事
笹井継夫
2020年8月4日 5時00分

 安倍晋三首相の自民党総裁としての任期の終わりが見え、自民党は節目を迎えています。「1強政治」を支えてきた党の変容と実像を追う連載「自民党 長期政権の果てに」。第2回は、自民党政治の「代名詞」ともいえる派閥の虚と実を描きます。

 7月16日夜、東京・紀尾井町のホテル。自民党・麻生派は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期していた政治資金パーティーを、党内7派閥の先陣を切って開いた。副総理兼財務相の麻生太郎は「政権のど真ん中で引き続き精進したい」と声を張り上げた。

 麻生派以外の各派は、パーティーを9〜10月に再設定した。麻生が早期開催にこだわったのは、この夏以降の政治の動きに備えるためだった。

 麻生は、首相の安倍晋三に早期の衆院解散を進言しており、麻生派幹部は「いつ総選挙があるか分からない。その弾を集めなければならない」と選挙資金の確保を急ぐ。次の総裁選に向け、結束を維持する狙いもある。同派は最近、期数ごとに会合を開いて、麻生側近らが「いずれ会長推薦を示したい」という麻生の指示を伝えている。

 ただ、中堅・若手には冷ややか…

5322名無しさん:2020/10/08(木) 08:31:21
https://www.asahi.com/articles/ASNB77J7QNB7UTFK00J.html
二階派、カネとポスト掌握 他派閥「不満マグマのよう」
会員記事
野平悠一、岡村夏樹
2020年10月8日 6時00分

 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥領袖(りょうしゅう)の二階俊博幹事長が菅政権の誕生を主導したことを追い風に「ポスト」と「カネ」への影響力をさらに強めている。隆盛を誇る二階派に対し、他派閥は不満を募らせている。

 「自民党の中心的なグループとしてみなさんの思いを国政のうえに果たしていきたい」。二階氏はパーティーでこう胸を張った。

 会場には派閥の領袖や党幹部のほか、小池百合子東京都知事も出席した。

 菅義偉首相も公務の合間を縫って出席し、「就任に際して二階幹事長をはじめ、みなさま方に大変お世話になった」と述べ、深々と一礼。政策を実現していくためには「政権の安定」が不可欠と強調し、「党と政府が一体でなければならない。そうしたなかで引き続き二階先生に幹事長をお願いした」と持ち上げた。

 ただ、影響力を強める二階派に対し、他派閥からは「マグマのように不満がたまっている」(竹下派ベテラン議員)との声が上がる。

党内抗争の火種も
 そもそも二階派は党内では細田…

5323名無しさん:2020/10/08(木) 08:37:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/dde605eccb7962a7e9f2eae2ba41f665fc7baa18
菅総理、政権安定に向け二階幹事長らの協力求める
10/8(木) 7:42配信

 菅総理大臣は、自民党二階派のパーティーであいさつし、今後の政権運営に向けた二階幹事長らの協力を求めました。

 菅総理大臣:「政権の安定のもとに、国民の皆さんの期待にお応えすることができますように全力で頑張りますので、皆さま方の変わらぬご理解とご支援を心からお願い申し上げます」
 菅総理は、デジタル化や不妊治療の保険適用など政策を進めていくうえで「党と政府が一体でなければならない。そうしたなかで二階先生に引き続き幹事長をお願いした」と強調しました。また、先月の自民党総裁選で二階派がいち早く菅氏の支持を表明したことから、「大変お世話になったことを厚く御礼申し上げる」と感謝の意を示しました。

テレビ朝日

5324チバQ:2020/10/08(木) 09:22:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/356acf2247711bb17f73d77209f3cb5c1daf4fdc
「主流派」二階氏パーティー、小池知事・石破氏出席…「時間勘違い」岸田氏は欠席
10/8(木) 9:18配信




(写真:読売新聞)
 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥を率いる二階幹事長=写真=は「自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と述べ、主流派としての地位をアピールした。

 菅首相も駆けつけ、先の総裁選での支援に謝意を伝えた上で、「国民のために働く内閣を作るには、党と政府が一体でなければならないと思い、二階先生に幹事長をお願いした」と強調した。同派は無派閥の菅首相誕生の流れを作り、事実上の「総裁派閥」として存在感を高めている。公明党の山口代表も「菅政権の生みの親」と持ち上げてみせた。

 二階氏と関係が良好な小池百合子都知事や、総裁選で菅氏と戦った石破茂・元幹事長も出席したが、岸田文雄・前政調会長は欠席した。関係者によると、岸田氏は出席時間を勘違いし、訪問中の札幌市から戻れなかったという。

5325名無しさん:2020/10/08(木) 10:58:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/356acf2247711bb17f73d77209f3cb5c1daf4fdc
「主流派」二階氏パーティー、小池知事・石破氏出席…「時間勘違い」岸田氏は欠席
10/8(木) 9:18配信

 自民党二階派(47人)は7日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。派閥を率いる二階幹事長=写真=は「自民党の中心的なグループとして、皆さんの思いを国政で果たしていきたい」と述べ、主流派としての地位をアピールした。

 菅首相も駆けつけ、先の総裁選での支援に謝意を伝えた上で、「国民のために働く内閣を作るには、党と政府が一体でなければならないと思い、二階先生に幹事長をお願いした」と強調した。同派は無派閥の菅首相誕生の流れを作り、事実上の「総裁派閥」として存在感を高めている。公明党の山口代表も「菅政権の生みの親」と持ち上げてみせた。

 二階氏と関係が良好な小池百合子都知事や、総裁選で菅氏と戦った石破茂・元幹事長も出席したが、岸田文雄・前政調会長は欠席した。関係者によると、岸田氏は出席時間を勘違いし、訪問中の札幌市から戻れなかったという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ac58111dda5dd4be6d3d9f58543e7846fee2c843
衆院山口3区 河村氏、林氏 自民2陣営にらみあい 市長選は代理戦争
10/8(木) 10:23配信

次期衆院選に向け、ガンバローコールで気勢を上げる河村氏の支援者=山口県宇部市のANAクラウンプラザホテルで2020年10月4日午前11時38分、平塚裕介撮影

 「無理やり挑んでくるなら我々にも覚悟はあります。全力で河村先生を支えます」

 4日、次期衆院選に向け山口県宇部市で開かれた自民党現職の河村建夫元官房長官(77)=衆院山口3区=の総決起大会で、所属派閥会長の二階俊博幹事長が語気を強めた。矛先は3区へのくら替えが取り沙汰される岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口選挙区。9月に入り、林氏が衆院転出意向を固めたと一部で報じられた。二階氏側近の林幹雄(もとお)幹事長代理も「自民党は現役優先で公認する。反党行為になり、除名も当然ある」とくぎを刺した。

 二階派所属国会議員約20人も出席する陣容で、二階氏本人まで乗り込む異例の決起大会。背景には、林芳正氏の陣営に地盤を侵食されつつあるという河村氏陣営のあせりがあった。

 象徴的な出来事の一つが4月の美祢市長選だ。下関市が拠点の林氏の秘書が美祢入りし、元副市長で新人の篠田洋司氏を支援し、初当選に導いた。対立候補だった西岡晃前市長の下では、河村氏の元秘書が教育長に就いて市政を支えており、河村氏自身も選挙戦で応援していただけに、陣営に衝撃が走った。

 河村氏は9月、美祢市内に新たな選挙事務所を開設した。事務所開設と美祢市長選の関係について報道陣から問われると「代理戦争のような意識はない」と否定したが、「選挙が近いから声が届くように努力したい」と発言。林陣営の美祢市への浸透に神経をとがらせる。

 美祢市と隣接する萩市でも、2021年3月21日に投開票される次期市長選を巡り、河村・林両陣営がつばぜり合いを繰り広げそうだ。8月に立候補を表明した田中文夫県議(72)は河村氏の実弟で、自民党県連などの推薦を要請する方針を固めた。現職の藤道健二市長(61)は「(2期目を目指すかどうかは)決めていない」と現時点では態度を明らかにしていないが、前回選では林氏陣営の支援を受けて当選した。林氏陣営の複数の関係者は「今回も代理戦争。藤道氏が立候補すれば支援することになるだろう」と臨戦態勢を整えている。

 林氏は9月21日、報道陣から衆院転出の意思を問われ、「意向を固めたということは無い」と否定した。ただ「10年前から県民から期待の声をもらっている。応えられるように精進を重ねていきたい」と含みを持たせている。林氏は大票田の宇部市に地盤もある。支援者の一人は「公認があってもなくても自民党を割ってでも出るだろう。今回を逃すと未来はない」と話し、期待の声は根強い。公示直前まで両陣営のにらみ合いが続きそうだ。

 一方、野党側は立憲民主党の坂本史子氏(65)が立候補を予定し、共闘態勢を整える。新型コロナウイルスの影響を受ける地方の経済対策や子育て支援の拡充を掲げ、若者世代の支持拡大を図っていく構えで「地域の実情にあったきめ細かな政策」を訴える。地元・山陽小野田市などでのミニ集会や、朝の街頭演説で浸透を図っている。

 3区の選挙人名簿登録者数は9月時点で25万9099人(男12万1018人、女13万8081人)。【平塚裕介、遠藤雅彦、佐藤緑平】

5326名無しさん:2020/10/08(木) 19:05:20
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2010080028.html
自民党石原派 新体制で船出 存在感維持へ派内で結束
2020/10/08 14:54産経新聞

自民党石原派 新体制で船出 存在感維持へ派内で結束

自民党石原派の資金パーティー「2020 近未来政治研究会と語る集い」が行われた。終了後に出席者と挨拶する石原伸晃会長=8日、東京都港区(寺河内美奈撮影)

(産経新聞)

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)の政治資金パーティーが8日、東京都内で開かれた。先の党総裁選では菅義偉(すが・よしひで)首相(総裁)の出馬表明前に支持を打ち出し、党内最小派閥ながら他派閥と比べ人事での厚遇が目立った。首相の信頼が厚い森山裕国対委員長が派閥の事務総長に就任し、新たな体制で再始動するが、派内では今後の派閥の在り方を模索する動きも出ている。

 「日本国のためにわれわれが一致結束して、菅内閣を支え頑張ることを約束する」

 石原派会長の石原伸晃元幹事長は、パーティーでこう強調した。

 先の総裁選は、同派にとって存続をかけた戦いだった。平成30年の総裁選で安倍晋三前首相を支持した同派だが、支持表明は党内7派のうち最も遅くなった。背景には「反安倍」を鮮明とする同派の最高顧問、山崎拓元副総裁の存在があった。

 森山氏が国対委員長として連続在任日数の歴代最長記録を延ばす一方、最近の内閣改造では入閣者を出せない状態が続いていた。しかし、先の総裁選では首相と近い森山氏が、二階俊博幹事長とともに首相の出馬と有利な流れを作った。

 その後、党内主要3派が態度表明をしない中、石原氏は首相の出馬表明前に支持を宣言。菅政権では森山氏が国対委員長の続投を決めたほか、坂本哲志氏が1億総活躍担当相に就任し、派内から久々の入閣を果たした。

 このほか、文部科学副大臣に田野瀬太道氏、総務政務官に宮路拓馬氏、党では内閣第1部会長に冨岡勉氏が就任するなど人事面で厚遇された。派閥幹部は「今回は山崎氏が前面に出なかったからうまくいった」と胸をなでおろすが、総裁選での「論功行賞」との見方がされている。

 首相もパーティーでは「石原氏や森山氏はじめ、先生方に総裁選では大変お世話になった」と感謝の言葉を述べた。

 派内では新たな動きもあった。これまで事務総長を務めていた坂本氏が入閣したため、森山氏が事務総長に就任した。国会運営に定評があり、首相からの信頼も厚い森山氏の就任に若手議員は「派閥としてより重みが増した」と歓迎する。

 森山氏はパーティーで「石原会長の下、団結してお国のために頑張っていきたい」と改めて派閥の結束を呼びかけた。

 これまで同派は存続をかけ、谷垣グループ(有隣会)などとの合流話が浮かんだが、いずれも立ち消えとなってきた。ただ、「このままでの状態では存続していけない」(石原派関係者)との危機感もあり、派閥の勢力拡大も視野に入れる。派内でも幹部と若手議員の結束を改めて強め、党内で存在感を維持したい考えだ。

5327名無しさん:2020/10/08(木) 20:01:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/e016fa663d195619ea85e160dfd9e0223f86ba90
二階派「除名も」vs岸田派「負けない」 安倍前首相のお膝元で「喧嘩上等」因縁の長州戦争が過熱
10/8(木) 19:31配信

衆議院議員の任期満了まで約1年となり解散総選挙の時期に注目が集まる中、安倍晋三前首相のお膝元・山口県で、自民党の大物同士による派閥のメンツをも賭けたバトルが繰り広げられている。

それは、衆院山口3区の現職である二階派の河村建夫元官房長官と、参議院議員で衆院山口3区への鞍替えを狙う岸田派の林芳正元文科相の争いだ。そこに二階派と岸田派の因縁もからみ二階幹事長が言う所の「けんか」そのものの事態に発展している。

「衆議院から出たい」林芳正の悲願
その戦場である「山口3区」は宇部市や萩市などが区域だ。1996年に小選挙区制が実施される前は、安倍前首相の地盤である下関市や長門市などと共に「旧山口1区」の一部で、その旧山口1区において自民党内でしのぎを削っていたのが、安倍氏と、林氏の父の林義郎元大蔵大臣、河村氏の3者だった。

しかし1つの選挙区から1人しか選ばれない小選挙区制が導入され、宇部市や萩市が3区、下関市や長門市が4区となると、同じ下関市などを地盤とする安倍氏と林氏が競合する形となってしまった。そこで、林義郎氏は比例代表に転出、3区は河村氏、4区は安倍氏という棲み分けができた。一方、小選挙区制の初選挙の前年1995年には、林義郎氏の長男である林芳正氏が参院山口選挙区で初当選したが、この時点で芳正氏には父から禅譲される衆院の選挙区はなく、参議院でしか当選の道がなくなってしまったのだ。

その後、林芳正氏は防衛大臣、農水大臣、文科大臣を歴任。2012年には自民党総裁選挙に出馬し、総理大臣の座を目指した。しかし総理大臣は歴代、衆院議員から選ばれてきており、参院議員は衆院の解散権を持つ総理になるべきではないという意見も根強く、総裁選では5位に甘んじた。こうした政治人生の中で林氏は、幾度も衆議院への鞍替えの機会を模索してきた。

その林氏が今回改めて、次期衆院選での鞍替え出馬を一層強く望んでいるという。林氏は来年で還暦を迎えるため、次の選挙での鞍替えを逃すと首相の座を狙うには遅すぎるという指摘がある。加えて、山口県は人口減少が続いていて、ゆくゆくは4つある選挙区の数が3つに減ると言われており、待てば待つほど衆院へ鞍替えできる余地が低くなってしまう。そのため林氏に対しては、鞍替えを待望する支持者からのプレッシャーも高まっていて、「次の衆院選に出馬しなかったら地元から見放されてしまう」(自民党関係者)という声もある。

こうしたことから、本人は表では否定しているものの、山口県内や永田町界隈では、林氏が次の衆院選での鞍替えの本格検討に入ったとささやかれているのだ。

5328名無しさん:2020/10/08(木) 20:02:19
>>5327

二階派の反撃
この動きに危機感を隠せないのが、もちろん河村氏だ。河村氏は二階派の会長代行で、麻生内閣では官房長官も務めた77歳のベテランだ。59歳の林氏より20歳近く年上になる。

河村氏にとっては、本来は4区が地盤のはずの林氏が3区から出馬しよういうのは、言わば自分の選挙区に「土足で乗り込まれる」形で、快く思わないのは当然だろう。

とはいえ、林家にとっては3区にも一定の地盤があり、安倍前首相が退陣した今、山口県からの次の首相候補として河村氏より若い林氏に期待する声も地元にある。ベテラン現職の河村氏であっても林氏と選挙で戦うとなった場合、勝てるとは言い切れない情勢なのだ。

そこで河村氏は、派閥の会長でもある二階幹事長に相談。すると二階幹事長は「議員を連れて行くから会を開け」と応じ、10月4日に河村氏の地元で「決起大会」が開かれる運びとなった。

さらに二階幹事長は、派閥の会合でも山口3区の事情について具体的に言及し、「(林氏が)土俵に立てると思っている時点でダメだ、そもそも土俵に立てないようにしないと」と強調した。そうした結果、河村氏の決起大会には、閣僚経験者から当選1回の若手まで、二階派の国会議員計20人が山口県入りして出席し、河村氏全面支援をアピールすることになった。二階派関係者は「まるで大名行列だ、これで林芳正はビビるだろう」と自信を見せた。

「売られた喧嘩は…」二階幹事長自ら牽制
迎えた10月4日、河村氏の「決起大会」は、二階派議員が壇上にずらりと並ぶ中で催された。二階氏は、林氏の鞍替えを念頭に、次のように語った。

「品の悪いことですが『売られた喧嘩』という言葉があるでしょう。我々はかけがえのない同士です。河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して、政治行動のすべてをなげうって我々はその挑戦に受けて立ちます」

二階氏は語気を強めて「喧嘩」という言葉を使って林氏を牽制し、「全力を挙げて我々は河村先生を支える」と強調した。

さらに、二階氏最側近の林幹雄幹事長代理は、現職優先の原則に従って、次の衆院選での自民党公認候補は河村氏となる旨を説明し、林芳正氏が出馬を強行するなら“除名もあり得る”と露骨な脅しをかけた。

「小選挙区で定数1ですからね、出る人は無所属になるかほかの政党に移ってもらうかしかないんですね。そうすることはどういうことかというと反党行為になるんです。自民党に弓を引くんですね、それは罰則があります当然。ですから除名と言うことも当然あるんです」

大会の最後には議員らが一列に並んで「ガンバロー」のかけ声を上げ、参加者らは議員たちの熱気に圧倒されていた。

その後、議員一行は宇部市が全国に誇る名門企業・宇部興産を視察した。同行者によると、この視察には「裏の狙い」があった。実は、林芳正氏の母方の祖父は宇部興産の創業者であり、現在の社長は林芳正氏の同級生なのだ。つまり、林芳正氏とつながりが深く地元での影響力も大きい宇部興産にプレッシャーをかけ、林氏陣営を揺さぶるのが狙いなのだ。

5329名無しさん:2020/10/08(木) 20:03:26
>>5328

対する林芳正氏側は余裕の声も
二階派の大挙しての山口入りの情報は早くから林芳正氏の耳にも届いていたが、林氏が表立って反応することなかった。そして、周囲には「大ごとにすればするほどこちらを(河村氏側が)怖がっていると言っているようなものだろうに」と余裕ともとれる表情を浮かべたという。林氏が所属する岸田派のベテラン議員は次のようにその余裕の理由を語った。

「単純に戦っても負けないだろう。あそこは林王国なんだから」

山口県は今も「安倍」と「林」が双璧をなす地盤に変わりはなく、まともに勝負をしたら河村氏よりも林氏の方が強いという自負心の表れだというのだ。

そして、二階氏が山口入りという具体的な行動に出て、“決戦の火ぶたを切った”ことによって、林氏の側も「引くに引けない状況になった」(岸田派中堅)と言う。今までのように衆院鞍替えを“匂わすだけ”とはいかなくなったと指摘する声も聞かれた。

実は二階派と岸田派は、これまでにも山梨や静岡の選挙区の公認をめぐって対立してきた過去があり、去年の参院選でも広島選挙区で二階派の推した河井案里氏が現職だった岸田派の溝手顕正氏を押しのける形で当選するなど、因縁の歴史がある。

衆議院の総選挙は1年以内に必ず行われるが、この山口3区の動きが党内の一つの大きな火種となるのは間違いない。林氏は、自民党除名のリスクを背負ってでも衆院選に出る覚悟があるのか?河村氏はどう応戦するのか?今後の両陣営の動向に注目が集まる。

(フジテレビ政治部 福井慶仁 山田勇)

山田勇

5330名無しさん:2020/10/08(木) 20:04:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee725697f6dca5524b41461f7bfe8d89454e5d33
自民党本部の議員連盟に 山梨県の長崎知事 ハンコ維持で要望書
10/8(木) 19:20配信

ハンコは山梨県の地場産業の1つですが長崎知事は自民党本部のハンコ議員連盟に印章制度・文化を守るための要望書を提出しました。
ハンコをめぐっては10月7日、菅総理が省庁の行政手続きでのハンコの使用を原則廃止することに意欲を示し見直し方針のとりまとめを指示しました。
ハンコは山梨県の地場産業の1つですが長崎知事は10月8日、自民党本部で開かれたハンコに関する議員連盟に出席し印章制度・文化を守るための県の要望書を手渡しました。
要望書ではハンコを押す「押印」の省略がハンコそのものの否定と受けとられないよう適確な周知をすることなどを求めています。
この後、知事は議連のメンバーとともに加藤官房長官と自民党の二階幹事長にも県の要望を伝えました。
また知事は今後、河野行革担当大臣とも直接面会し説明する場を設けたいとしています。

[UTYテレビ山梨]

UTYテレビ山梨

5331名無しさん:2020/10/08(木) 20:11:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e0cc000bfe1856d67982c1ac3a15d4457861e86
首相が岸田氏と会談 デジタル化の重要性で一致
10/8(木) 19:51配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は8日、先の自民党総裁選で争った岸田文雄前政調会長と官邸で会談した。総裁選後、両氏の1対1での対面は初めてで、デジタル化の重要性などで一致したという。会談後、岸田氏が記者団に明らかにした。

 岸田氏率いる岸田派(宏池会)は5日に東京都内で政治資金パーティーを開催した。首相は内閣記者会のグループインタビューのため欠席したが、加藤勝信官房長官が代理出席した。岸田氏はその返礼のために官邸を訪れた。

 岸田氏によると、岸田派の平井卓也デジタル改革・IT担当相が菅内閣の一員となったことを踏まえ、首相にデジタル化の推進を「応援させてほしい」と伝えたという。

5332名無しさん:2020/10/08(木) 20:14:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/c336f0dffdfb97958b85fbabd32d314afb5a7546
自民・石原派「菅内閣支える」 政治資金パーティーで結束強調
10/8(木) 17:03配信

 自民党石原派は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。会長の石原伸晃元幹事長は「日本のために、一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」と強調した。会合には菅義偉首相が駆け付け規制改革の推進に向け協力を要請した。

 首相はあいさつで、9月の党総裁選で石原派が支援したことに謝意を表明。「新型コロナウイルスの感染拡大を防いで国民の命と健康を守る。社会経済活動を両立させる」と述べた。デジタル庁新設や携帯電話料金の引き下げなどの目玉政策にもスピード感を持って取り組むと訴えた。

 石原派は所属国会議員11人の党内最小派閥。

https://news.yahoo.co.jp/articles/33d3645db107055541768286d6109014b4e31a50
自民石原派がパーティー
10/8(木) 15:27配信

 自民党石原派は8日、東京都内のホテルで政治資金パーティーを開いた。

 会長の石原伸晃元幹事長は「一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」と強調した。

 菅義偉首相も出席し、先の党総裁選での同派の支援に謝意を表明。「国民の安全・安心の生活を一日も早く取り戻し、役所の縦割り、既得権益、あしき前例を打ち破る」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/44ba73b672f64cdd418817a869d57b864920f847
首相動静(10月8日)
10/8(木) 7:20配信

 午前6時43分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同46分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時24分、官邸発。同26分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン『ORIGAMI』で葉田順治エレコム社長、野島広司ノジマ社長、吉田憲一郎ソニー社長、瀬戸欣哉LIXILグループ社長と会食。
 午前8時33分、同ホテル発。同36分、衆院第2議員会館着。同49分から同53分まで、山口泰明自民党選対委員長。
 午前9時、同所発。同3分、官邸着。
 午前9時26分から同10時3分まで、野田聖子自民党幹事長代行。柿崎明二首相補佐官同席。同4分から同14分まで、一平ホールディングスの村岡浩司社長、松下新平同党参院議員。
 午前10時42分から同59分まで、塩田康一鹿児島県知事。森山裕自民党国対委員長同席。
 午前11時2分から同17分まで、和田政宗同党参院議員、原田博司京都大教授。同20分から同33分まで、小林喜光三菱ケミカルホールディングス会長、船橋洋一アジア・パシフィック・イニシアティブ理事長。同34分から同40分まで、柳居俊学山口県議会議長ら。
 午後0時27分、官邸発。同32分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の宴会場『平安の間』で自民党石原派のパーティーに出席し、あいさつ。同38分、同ホテル発。
 午後0時43分、官邸着。
 午後1時42分から同56分まで、岸田文雄自民党前政調会長。
 午後2時3分から同18分まで、皇位継承に関する式典委員会。
 午後2時19分から同29分まで、鈴木浩外務審議官、田中繁広経済産業審議官。同50分から同3時3分まで、鈴木直道北海道知事。同48分から同4時1分まで、自民党の中泉松司前参院議員。同2分から同11分まで、北村滋国家安全保障局長、滝沢裕昭内閣情報官、山田重夫外務省総合外交政策局長、防衛省の岡真臣防衛政策局長、増子豊統合幕僚副長。同12分から同13分まで、北村国家安全保障局長。
 午後4時16分から同21分まで、萩生田光一文部科学相。
 午後4時32分から同52分まで、小此木八郎領土問題担当相。
 午後4時58分から同5時13分まで、自民党の武見敬三参院議員、小林鷹之衆院議員。
(了)

5333名無しさん:2020/10/08(木) 20:17:40
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/201002/plt20100223180042-n1.html
自民改憲本部、全派閥領袖が顧問就任へ 挙党態勢で改憲アピール
2020.10.2 23:18

 自民党憲法改正推進本部(衛藤征士郎本部長)が党内7派閥の領袖らを役員である顧問に起用する方向で検討していることが2日、分かった。各派の協力による挙党態勢を構築し、安倍晋三前首相が掲げ、菅義偉首相(党総裁)が継承すると表明した改憲実現に向け強い意欲をアピールする狙いがある。

 顧問は党幹部や憲法改正の議論にかかわってきたベテランを中心に構成してきた。党三役はこれまでも顧問を務め、今回も二階派(志帥会)を率いる二階俊博幹事長、佐藤勉総務会長、下村博文政調会長が就任する。

 加えて、最大派閥の細田派(清和政策研究会)会長で、衆院憲法審査会長就任が内定している細田博之元幹事長、竹下派(平成研究会)の竹下亘会長、石原派(近未来政治研究会)の石原伸晃会長を起用する。

 総裁選で菅首相と争った岸田派(宏池会)の岸田文雄会長、石破派(水月会)の石破茂会長も顧問に就く。麻生派(志公会)は、会長の麻生太郎副総理兼財務相が政府側のため、森英介元衆院憲法審会長が就任する予定。事務総長には、衆院憲法審査会の与党筆頭幹事を続投するとみられる新藤義孝元総務相の起用を予定している。

 顧問や副本部長などを含む役員は約20人に及ぶとみられる。副本部長には野田聖子幹事長代行、稲田朋美元政調会長、小渕優子元経済産業相、山谷えり子元拉致問題担当相、片山さつき元地方創生担当相と5人の女性を起用する方向だ。

 重厚な布陣について、党関係者は「自民党の『本気』を示す狙いがある」と解説する。一方、衛藤氏は野党との協力関係の構築も重視し、改憲論議に前向きとされる国民民主党の幹部と水面下で接触するなど、改憲の環境づくりに向け動き出しているという。

5334名無しさん:2020/10/08(木) 20:51:52
https://www.sankei.com/politics/news/201008/plt2010080048-n1.html
自民党内で存在感増す森山氏と石原派 菅首相選出を主導
2020.10.8 20:23政治政局

自民党石原派の資金パーティー「2020 近未来政治研究会と語る集い」が行われた。石原伸晃会長(左端)の後方を通り過ぎる森山裕座長(中央)。右は山崎拓最高顧問=8日、東京都港区(寺河内美奈撮影)

 自民党石原派(近未来政治研究会、11人)は8日、東京都内で政治資金パーティーを開いた。9月の総裁選では事務総長を務める森山裕国対委員長が菅義偉首相(党総裁)の選出に主導的な役割を担い、平成29年以来となる派出身の閣僚が誕生した。党内7派のうち最小勢力だが、森山氏とともに存在感も向上している。

 「一致結束して菅内閣を支え、頑張ることを約束する」。パーティーで、領袖の石原伸晃元幹事長はこう強調し、胸を張った。

 石原派は平成30年の総裁選で、安倍晋三前首相への支持表明が石破派(水月会)を除く党内6派の中で最も遅れた。背後には安倍氏と遠く、石破茂元幹事長を支持する最高顧問の山崎拓元副総裁の影響があったが、派の求心力は大きく低下。近年は入閣者を出せない状態が続いていた。

 反転攻勢のきっかけを作ったのが森山氏だ。首相とは長年国会対策で細かく連絡を取り合っており、今年6月頃からは、二階俊博幹事長を交えた3氏で夜会合も重ねていた。

 安倍氏が8月28日に辞任表明すると、森山氏は二階氏とともに即座に首相の出馬を後押し。石原派と二階派(志帥会)は他派に先駆け首相への支持を表明した。今回、石原派の国会議員は総裁選の期間中、山崎氏と距離を置き、一定のけじめをつけたという。

 こうしたことが、今回坂本哲志1億総活躍担当相の誕生につながった。

 「新内閣の発足にいろんな形で関与した。『土のにおいがする首相』というのは今の時期に大事だ」

 森山氏は4日、地元の鹿児島県霧島市で開かれた国政報告会でこう述べ、新首相の生みの親としての自負をにじませた。新政権は地方議員からのたたき上げである首相と二階氏、森山氏による「トライアングル」(閣僚経験者)態勢との見方もある。

 そんな森山氏にとって、国対委員長として重要になるのが26日召集予定の臨時国会だ。日英経済連携協定案(EPA)など重要案件が多い上、野党は政府が日本学術会議推薦の新会員候補6人の任命を見送ったことも追及する構えをみせる。

 首相が就任後初の本格的な論戦の場で苦戦を強いられれば、誕生して間もない政権の土台が揺らぐ可能性もある。森山氏が生みの親の真価を発揮できるかが注目される。(今仲信博、永原慎吾)

5335名無しさん:2020/10/08(木) 20:53:43
https://mainichi.jp/articles/20201008/k00/00m/010/257000c
自民・石原派パーティー 菅氏支持先駆け論功行賞? 最小派閥に600人
毎日新聞2020年10月8日 20時48分(最終更新 10月8日 20時48分)

 自民党・石原派(11人)は8日、東京・虎ノ門のホテルで政治資金パーティーを開催した。先の総裁選では主要派閥に先駆けて菅義偉首相の支持に動き、二階派と共に「総裁派閥」とささやかれるだけに、党内最小派閥ながら会場いっぱいの約600人が集まった。

 首相や公明党の山口那津男代表、二階俊博自民党幹事長ら各派閥の幹部が参加した。首相は「先の自民党総裁選、大変お世話になりまして、この場をお借りし改めて厚く御礼申し上げます」と謝辞を述べた。

 首相は石原派内から「待機組」だった坂本哲志1億総活躍担当相の他、田野瀬太道副文部科学相、宮路拓馬総務政務官を起用。2019年の内閣改造では副大臣ポスト一つだけだったが、大幅な躍進を遂げた。二階氏と共に真っ先に菅氏支持に動いた森山裕国対委員長(石原派事務総長)も続投となった。

 石原伸晃会長は「一致団結して菅内閣を支え頑張ることをお約束する」と応じ、森山氏も「首相をはじめ多くの来賓の方々に出席いただけたことは大変ありがたい」と述べた。【東久保逸夫】

5336名無しさん:2020/10/08(木) 21:13:02
https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/010/305000c
このまま終わるの? 石破茂氏に会いに行ってみたら… 語った「限界」と「次」
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月8日 12時00分(最終更新 10月8日 13時52分)
吉井理記

 秋の風が吹いている。あの人は今、何を思うのか。自民党の石破茂・元幹事長である。国民の人気はダントツだったのに、4度目の挑戦となった9月の自民党総裁選、またも宰相の椅子に届かなかった。このまま終わるのか? 気になって会いに行った。【吉井理記/統合デジタル取材センター】

 永田町を歩きながら考えた。秋の空も人の心も、何と移ろいやすいことか。

 思えば石破さん、冒頭で「人気ダントツ」と書いたけど、それは菅義偉首相が総裁選出馬に名乗りを上げるまでの話である。

 当初はポスト安倍の影が薄かった「令和おじさん」だけど、自民党の主要派閥が支持を表明するや、ワイドショーまでも「パンケーキ好き」などともてはやし、世論調査トップの座を石破さんから奪って、するりと宰相の椅子に座ってしまった。石破さんはといえば、岸田文雄前政調会長にまで敗れ、最下位である。

 「石破は終わった」なんて声もある。本人もさぞや力を落としているだろう。近況が気になる……ということで、永田町の議員会館事務所を訪ねてみたのだった。

 「願わくは、我に七難八苦を与えたまえ、と。そんな心境ですわなあ、ハハハ」

 ほほう。応接室に入ってきた石破さん、意外に表情はさばさば。講談でおなじみ、戦国武将・山中鹿之介の名句を引いたりして。

 鹿之介と言えば、中国地方に覇を唱えた戦国大名・尼子氏の家来。宿敵・毛利氏に滅ぼされた主家の再興を願って苦闘するさなか、三日月に向かって「我に七難八苦を……」と祈った逸話で有名だ。石破さんの地元・鳥取でも戦いを繰り広げた。

 石破さんの苦難も続く。安倍晋三政権では、ずっと冷や飯を食わされ、総裁選4度目の挑戦も悲願ならず。菅政権でもやっぱり無役だし、自派閥からの入閣は田村憲久厚生労働相1人だけだ。敗軍の将に語らせるのは忍びないが、まずは総裁選の総括から。

 「選挙応援で、全国を行脚してきた自負はあるんで…

5337名無しさん:2020/10/08(木) 21:33:58
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/359484
7人中6人 菅氏に投票 船田氏は岸田氏を支持 栃木県の自民国会議員
9/15 9:46

 14日の自民党総裁選で栃木県関係の自民国会議員7人のうち、6人が菅義偉(すがよしひで)官房長官に投票した。安倍政権の路線継続や、菅氏が意欲的な規制改革の進展に期待した票が多かった。一方、これまで支持する候補を明らかにしていなかった船田元(ふなだはじめ)衆院議員は岸田文雄(きしだふみお)政調会長に投票した。

 菅氏と共に安倍政権を支えてきた自民県連会長の茂木敏充(もてぎとしみつ)外相は「新型コロナウイルス対策、景気回復などに最優先で取り組み、日本を前に進めるため、安定した政権運営による力強い政治を期待したい」とコメントした。

 初当選同期の菅氏に総裁選出馬を直接要請した佐藤勉(さとうつとむ)衆院議員は「本当にうれしい。感無量」と喜んだ。個人的に「菅首相」を数年前から目指してきたと言い、「一国の首相を選ぶ真っただ中に自分がいて、菅総裁を実現できたことは政治家冥利(みょうり)に尽きる」。菅氏には「選挙戦で主張したことや安倍首相の政策をさらに進めてほしい」と望む。

 簗和生(やなかずお)衆院議員は「コロナ禍の中、スピード感を持って的確な政策を実行する上で最適な方だ。苦境にあえぐ地方経済を重視した政策を望みたい」と菅氏に期待する。佐藤明男(さとうあきお)衆院議員、高橋克法(たかはしかつのり)、上野通子(うえのみちこ)両参院議員も菅氏に投票した。

 菅氏支持の所属派閥・竹下派の方針と違い、岸田氏に投票した船田氏は「政策に安定性があり、財政健全化の必要性を他候補より明確に主張していた。外交経験も豊富だ」と理由を語った。所得格差是正や憲法改正への考え方にも共感したという。菅氏には規制緩和やコロナ対応の継続を期待する半面、官邸主導の政権運営を続ける意向を示していることには「官僚の忖度(そんたく)が横行する状況はよくない。行きすぎた官邸主導の修正は必要だ」と指摘した。

5338名無しさん:2020/10/08(木) 21:58:09
https://news.rcc.jp/e/rcc.php3?i=NjgzMg==
自民党総裁選 あす告示 岸田政調会長に地元・広島から大きなしゃもじ(9/7 18:05)

 3人での戦いとなる見通しの自民党総裁選は、8日、告示です。衆議院広島1区選出の岸田文雄政調会長は、支持拡大に向け、7日もあわただしく過ごしています。 7日朝、岸田氏が会長を務める宏池会に届いたのは、縁起物の大きなしゃもじ。自民党広島県連の幹事長が自ら持参しました。 「宮島のしゃもじで、『敵をめしとれ』ということで、持ってきました。地元は、必勝を期して、みんなの願いをこのしゃもじに込めて、持ってきたつもりでございます。」(自民党 広島県連 宇田伸幹事長) 地元の大きな期待に応えるべく岸田政調会長は、朝からオンラインで兵庫・大阪・滋賀の党関係者らとの懇談をこなしました。 「わたしはぜひ、自民党オールスターチームをしっかりと作り、それぞれの協力を引き出し、メンバーを輝かせる、こういったリーダーになるべく、努力をしていきたい。」(自民党 岸田文雄政調会長) 5つの派閥が菅官房長官の支持を打ち出し、世論調査でも苦戦する岸田政調会長…。多忙なため、7日の選挙対策本部の発足式は欠席しましたが、明るい材料もありました。 選対本部長には、谷垣グループの遠藤利明衆議院議員が就任。谷垣グループからはあわせて4人が入りました。また、竹下派で広島2区の平口洋衆議院議員の姿も…。 ― 出席ですか? 「出席。」 ― ということは岸田さんに…? 検討中? 「まあ、そこは…。そう。そう。」(竹下派 広島2区 平口 洋衆院議員) 同じ竹下派で広島4区の新谷正義衆議院議員も秘書が代理で出席、選対組織に名を連ねました。 選対組織では、所属する議員をほかの派閥の国会議員担当や都道府県連担当に分けるなどして、支持拡大を図っています。 「自分の派閥以外からどれだけ票を取り込めるか。都道府県連票でどこまで存在感を示すことができるのか。総裁選は、あす、告示です。」(大平洋記者)

5339名無しさん:2020/10/08(木) 22:00:49
http://www.kry.co.jp/news/e/news162810253.html
総裁選告示 岸田氏地元の議員らが全国で支持訴え(広島県)

●岸田文雄政調会長
「次を誰が狙うのか担うのか、この闘いにおいてしっかりと存在感を示しそして戦い抜いていきたいと思う」

総裁選挙に初めて挑む広島1区選出の岸田政調会長…。選挙対策本部での出陣式では、「分断から協調へ」をテーマに中間所得層への住宅や教育支援の強化を訴える。

選対本部には同じ広島選出で竹下派の平口洋衆院議員と、新谷正義衆院議員も名を連ねており、国会議員の票の上積みを模索している。出陣式終了後、選対本部のメンバーにはカツカレーが振る舞われた。勝利へのゲン担ぎか・・・。

一方、自民党広島県連の2人の県議はけさ、地方での支持を広げるため、関西へ向かった。
●自民党広島県連緒方直之県議
「厳しいから何もしないのではなく、やっぱりどんなところでも
可能性がある以上は活路を見いだしていきたい」

2人はきょう1日で兵庫・大阪・滋賀県の支部を訪問した。
広島県連は候補者3人の地元を除く44の都道府県を回り、岸田氏の政策や人柄を訴えていく方針だ。

●自民党兵庫県連石川憲幸幹事長
「自分が所属する県連から候補者を出せるというのは非常に私は
うらやましいなと思う。広島県連の2人の熱い気持ちは十分受け止めさせていただいた。予備選挙をやってるのでそのことは十分ルールに則って県連としては粛々と進めていく」

きょう午後、立候補した石破氏、菅氏、岸田氏による演説会が
行われた。

●石破元幹事長
「今こそ、納得と共感の政治をやりたい。そして、成し遂げたいのはグレートリセット。もう一度、この国の設計図を書き換えていくこと」

石破氏は「東京一極集中」を是正し「地方創生」に取り組むことや
災害対策分野の専門職員からなる「防災省」の創設を訴えた。

一方、菅氏は安倍政権の「継承」を強調し、行政のデジタル化を進めるため「デジタル庁」の新設などを掲げている。

●菅官房長官ON
「行政の縦割りを打破し、既得権益を取り払い、悪しき前例主義を廃し、規制改革を全力で進める国民のために働く内閣をつくりたいと思う」

岸田氏は最低賃金の引き上げなどを訴えた。

●岸田政調会長
「本当に多くの失敗を繰り返していた。チームに参加する、協力してくれる人の心がわかるようになった。自分が輝くのではなくして、チームの1人一人を輝かせるこういったリーダーを目指したい」

今回の総裁選は、国会議員と地方の党員によるあわせて535票で争われる。菅氏は既に党内のおよそ7割を占める5つの派閥から支持を得ていて、岸田氏と石破氏がどこまで地方票で追い上げられるかが焦点だ。投開票は今月14日だ。
(9/8 20:04 広島テレビ)

5340名無しさん:2020/10/08(木) 22:08:30
http://www.uty.co.jp/news/20200914/7992/
事実上の次の首相 自民党総裁に菅官房長官
2020.09.14 19:20

事実上の次の総理を決める自民党総裁選が行われました。
自民党総裁選は9月14日の投票と開票の結果、菅義偉官房長官が岸田政調会長と石破元幹事長を破り選出されました。
自民党総裁選は国会議員票と各都道府県連の地方票で争われ、その結果、菅官房長官が377票、岸田政調会長が89票、石破元幹事長が68票で菅官房長官が総裁に選出されました。
山梨県関係では中谷真一衆院議員と赤池誠章参院議員は菅官房長官に県連会長の森屋宏参院議員と堀内詔子衆院議員は岸田政調会長に、投票したということです。
また山梨県の地方票3票は党員による予備選の結果、約5000票をとった岸田政調会長に2票、約3000票の菅官房長官に1票が投じられました。
今回の結果を受け県連の森屋宏会長は「山梨県内の党員の声も聞きながら総裁選挙が出来たことにホッとしている日本・山梨を元気にするため菅さんを支えていきたい」とコメントしています。
今回の自民党総裁選は安倍総理の辞意に伴うもので任期は来年9月までで16日国会で菅総理が正式に誕生します。

5341名無しさん:2020/10/08(木) 22:18:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4bc55511cf6cb7d32e10b6469d8b519ef73bd12
自民総裁選、道連3票の行方に不透明感 役員会が決定、党員に不満相次ぐ 「意向調査いらぬ」「いつも密室」
9/11(金) 16:34配信

 自民党総裁選で党道連に配分された3票の投票先の決め方について、党員・党友から疑問視する声が相次いでいる。道連は党員・党友の意向調査を行っているが、道連分の投票先は最終的に役員会で決めるため、意向がどこまで反映されるのか不透明だからだ。44都府県連は党員投票の結果で投票先を決める予備選を行っており、道連との対応の違いが際立っている。

 「最終的に役員会で決めるなら意向調査なんて要らないのでは」。9日午後、道議会の自民党会派控室で道議の一人が疑問の声を上げると、別の道議が「いつも密室で決めるイメージだ」と相づちを打った。

 吉川貴盛道連会長は総裁選で、菅義偉官房長官の陣営の事務局長に就任。北海道新聞が自民党所属の道内関係国会議員13人に投票予定先を聞いたところ、12人が菅氏と答えた。道内の党員の多くが「執行部は菅氏にしたがっている」とみているが、「事実上、首相を決める選挙なのだから、開かれた形で行ってほしい」との声も少なくない。

 道連は道内の党員・党友約3万8千人に発送した意向調査用紙を13日に集計する。支持が最多の候補に全3票を投じる「総取り方式」を基本とするが、道連幹部が他の役員や国会議員の聞き取りも行い、役員会で投票先を決める。意向調査結果とは違う投票先に変える余地を残している。

 道連執行部は、予備選ではなく意向調査とした理由について、道内は広く離島も多いため、短期間での郵便投票が困難だったと説明。回収率が3割程度の可能性もあるとして、役員会で最終的な検討を加える必要があると判断したという。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/460278
自民総裁選 道内12議員が菅氏に投票
09/15 01:05 更新

 自民党総裁選を巡り、北海道新聞は道内関係国会議員13人に投票先を聞いた。新総裁に選出された菅義偉氏が13人のうち12人に上り、9割以上を占めた。

 12人は、菅氏を支持した5派閥のいずれかに所属している。岸田派の渡辺孝一衆院議員のみ岸田文雄政調会長と答えた。

残り:54文字/全文:183文字

5342名無しさん:2020/10/08(木) 22:26:30
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/409840
2020年9月15日
青森県4議員は菅氏に投票

 14日行われた自民党総裁選で、江渡聡徳、津島淳、木村次郎の3衆院議員と滝沢求参院議員はいずれも取材に対し、菅義偉氏に投票したと明らかにした。菅氏が掲げた「地方重視」「省庁縦割り打破と規制改革断行」に期待を寄せた。

https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/9/15/84885
2020.09.15

 【東京支社】14日に行われた自民党総裁選で、本県の鈴木俊一党総務会長(衆院岩手2区)、高橋比奈子衆院議員(比例東北)、藤原崇衆院議員(同)はいずれも投票先として「菅義偉官房長官」と取材に答えた。県連(藤原崇会長)は予備選の開票を行い、県連分の3票について、菅義偉官房長官に2票、石破茂元幹事長に1票を配分した。

 県連の予備選は、菅氏3039票、石破氏1594票、岸田文雄党政調会長222票。県連分の3票を、得票数に応じたドント方式で各候補に割り振った。

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200915_11008.html
宮城の国会議員、菅氏に4票、岸田氏に1票 自民総裁選

 14日投開票された自民党総裁選で、宮城県選出の衆院議員5人のうち菅義偉官房長官への投票が4人で最も多かった。岸田派の小野寺五典元防衛相(6区)は岸田文雄政調会長に投じ、石破茂元幹事長を支持した議員はいなかった。

 県選出議員の投票動向は表の通り。細田派の土井亨元復興副大臣(1区)、竹下派の秋葉賢也首相補佐官(2区)、細田派の西村明宏官房副長官(3区)、麻生派の伊藤信太郎氏(4区)が菅氏を推した。
 土井氏は「地方をしっかりと見てくれるのが菅氏だ」と強調した。安倍晋三首相が掲げた経済政策「アベノミクス」に触れ、「足らざる部分の政策を示してくれると期待している。農林水産業や商店街など地方経済の活力を生み出してほしい」と述べた。
 秋葉氏は「安倍首相の路線を継承、前進させるのは官房長官として支えてきた菅氏しかいない」と説明。新型コロナウイルス感染症を早期に収束させた上で、経済再生に力を注ぐことを期待した。
 昨年9月から官房副長官として菅氏に仕えた西村氏は「1年間仕事を共にし、能力の高さを見てきた。大いに期待したい」と話した。伊藤氏は改革の具体性や安定感、地方重視などを菅氏支持の理由に挙げ、「新型コロナ感染拡大防止、雇用と経済を守ることの両立」を求めた。
 議員票を上積みした岸田氏は2位に滑り込んだ。総裁選の報告会は愛称の「キッシー」コールが上がり、高揚感に包まれた。
 小野寺氏は「予想以上に議員票が入った。次につながる」と手応えを口にした。菅氏に対し「東日本大震災からの復興は道半ばだ。秋田県出身の新総裁と一緒に復興へ汗を流したい」と語った。

2020年09月15日火曜日

5343名無しさん:2020/10/08(木) 22:33:47
https://www.sakigake.jp/news/article/20200914AK0026/
冨樫氏のみ石破氏に投票 総裁選、本県自民議員の投票行動
会員向け記事 2020年9月14日 掲載

 14日投開票された自民党総裁選で、秋田県選出の党国会議員4氏のうち金田勝年(衆院秋田2区)、御法川信英(同3区)、石井浩郎(参院本県選挙区)の3氏が菅義偉官房長官に票を投じた。一方、冨樫博之氏(衆院秋田1区)は所属する派閥の会長の石破茂元幹事長に投票。各都道府県連に3票ずつ配分された地方票は、秋田県連が全3票を菅氏に投じた。

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https://www.yamagata-np.jp/news/202009/07/kj_2020090700125.php
県連会長・加藤氏は岸田氏支持
2020/9/7 07:15
 自民党総裁選で、県連会長の加藤鮎子氏(衆院県3区)は6日、山形新聞の取材に対して岸田文雄政調会長を支持する意向を明らかにした。

 加藤氏が所属する谷垣グループは自主投票を決めているが、岸田氏支持の理由を「政策の継続性を大切にしつつ、政権の大きな路線変更ができると思う。外相を務めており、外交でも各国とパイプがある」とし、「『分断から協調へ』を掲げ、地方を含めた協調を大事にした国造りが期待できる」と語った。依頼を受け、推薦人を引き受ける方向という。

 県選出議員では遠藤利明氏(衆院県1区)が岸田氏、鈴木憲和氏(同2区)は菅義偉官房長官の支持をそれぞれ明らかにしている。

https://www.yamagata-np.jp/news/202009/07/kj_2020090700129.php
遠藤氏、選対本部長就任へ 岸田氏陣営
2020/9/7 08:58
 自民党総裁選で、遠藤利明元五輪相(衆院県1区)は6日、岸田文雄政調会長の選挙対策本部長に就くことを明らかにした。

 遠藤氏は岸田氏と初当選同期で、かつて同じ派閥・宏池会に所属していた。山形市内で取材に対し、「本人からどうしてもやってくれと頼まれた。長い付き合いの友人で、しっかり支えたい」と述べた。推薦人の代表となる予定という。

 就任に当たっては会長代行を務める東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長や、代表世話人となっている谷垣グループの特別顧問である谷垣禎一前総裁からも後押しされたという。遠藤氏は県連が行う党員・党友投票(予備選)で「(割り当てられる)3票全てを取りたい」と語った。

https://www.yamagata-np.jp/news/202009/03/kj_2020090300055.php
遠藤氏は岸田氏、鈴木氏は菅氏 自民党総裁選で県選出議員支持
2020/9/3 08:41

 自民党総裁選で、県選出の同党所属衆院議員3人のうち、山形新聞の取材に遠藤利明氏(県1区)は岸田文雄政調会長、鈴木憲和氏(県2区)は菅義偉官房長官の支持を2日、それぞれ明らかにした。
 遠藤氏は岸田氏と初当選同期で、かつて同じ派閥・宏池会に所属していた。岸田氏支援は、遠藤氏が代表世話人を務める谷垣グループの特別顧問である谷垣禎一前総裁の思いでもあるとした上で、「苦しい戦いにはなるだろうが最後まで応援したい」と語った。

 鈴木氏は所属する竹下派の会長代行を務める茂木敏充外相に出馬要請していたが、派閥として菅氏への支援を決めたことを踏まえ「新型コロナウイルスや外交課題など厳しい社会情勢の中、危機管理の重要性から菅氏を支持しようと思う」と述べた。

 加藤鮎子氏(県3区)は現時点で態度を明らかにしていない。

5344名無しさん:2020/10/08(木) 22:34:10
https://www.yamagata-np.jp/news_core/index_pr.php?kate=Politics&no=2020091001002527
自民議連、女性の閣僚登用を要請 総裁選3候補に
9/10 20:47
 自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は10日までに、総裁選の3候補者に、閣僚や党役員への女性登用を求める要望書をそれぞれ提出した。菅義偉官房長官は10日、国会内で受け取った。面会した議連共同代表の稲田朋美幹事長代行によると、菅氏はうなずいて聞いていたという。

 要望書は、次期衆院選の比例単独候補に女性を積極的に登用すべきだとの内容も盛り込んだ。

5345名無しさん:2020/10/08(木) 22:41:41
https://www.fnn.jp/articles/-/84810
自民党総裁選 国会議員と 各都道府県連による投票 福島県選出の国会議員は誰に1票を!?
福島テレビ
2020年9月14日 月曜 午後8:30

<自民党所属の福島県選出国会議員>

衆議院議員では、福島県連会長の根本匠議員、亀岡偉民文部科学副大臣、上杉謙太郎議員、菅家一郎復興副大臣、吉野正芳議員の5人。

参議院議員では、森まさこ法務大臣。

<6人はどの候補に票を投じたのか?>

各議員や事務所によると6人のうち根本議員は岸田政調会長に。

その他の5人は菅新総裁に投票したという。

菅新総裁に1票を投じた理由には、「安倍政権」が取り組んだ政策の継続を挙げた。

亀岡偉民衆議院議員:「菅さんが本当に安倍政権を支えてきたのと、コロナ対策しっかりやりたい、これは一番大事な事だと思うんですね。中小企業対策をしっかりできる人にやってもらわないと大変なことになるのが一つと。もう一つは安倍政権が頑張ってきた外交も含めてしっかりと継承したいという意思表示をしてくれたので」

同じく菅新総裁に投票した菅家議員。新型コロナウイルスへの対応など歴代最長となった官房長官の経験に期待を寄せた。

菅家一郎衆議院議員:「いままでの7年以上の官房長官でやっぱり安倍政権を支えてこられた方ですからそういったことは熟知されている。緊急性に対応できるのは菅候補しかないのではないかと」

安倍内閣で復興大臣を務めた吉野議員は、帰還困難区域の復興政策などを重視したという。

吉野正芳衆議院議員:「安倍政権では組閣の時に”全ての閣僚は復興大臣だ”こういう形で復興に全力をあげた政権でございますので、それを菅新政権に期待をしていきたいところです」

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200909_71010.html
自民総裁選 東北は18人が菅氏に投票へ 岸田氏4人、石破氏は1人
 8日告示された自民党総裁選(14日投開票)で、東北選出の党所属国会議員のうち約7割の18人が、菅義偉官房長官に投票する見通しになったことが河北新報社の取材で分かった。岸田文雄政調会長が4人、石破茂元幹事長は1人。党内5派閥から広く支持を取り付けた菅氏の優位が、東北でも浮き彫りになった。
 6県の衆参議員のうち、投票権がない大島理森衆院議長(青森2区)を除く25人や周辺に聞き取りし、支持動向を探った。2人が態度を明らかにしなかった。
 菅氏支持の18人を派閥別で見ると、安倍晋三首相の出身派閥で最大勢力の細田派が8人と最多。麻生派5人、竹下派4人、二階派1人と続いた。菅氏は石原派を含む5派閥から支持を得ており、派閥の意向が東北でも反映された格好だ。
 支持の理由については、外交や経済、新型コロナウイルス感染症対策など主要課題で安倍政権の路線を継承すると表明した菅氏の姿勢に多くの議員が賛同。第2次安倍政権以降、約7年8カ月にわたり官房長官を務めた実績も評価された。
 岸田氏を推すのは、同氏が会長を務める岸田派の2人と、同じ流れをくむ谷垣グループの2人。外相、政調会長の経歴から「外交と内政の双方に精通する」との声が挙がった。
 2018年の前回総裁選に続き、4回目の出馬となった石破氏への支持を明言したのは、東北で唯一の石破派の冨樫博之衆院議員(秋田1区)だけだった。
 新総裁は両院議員総会での投票で決まる。配分は国会議員394票と都道府県連各3票。東北では秋田を除く5県連が、党員・党友による予備選を行う。秋田県連は全3票を湯沢市出身の菅氏に投じる方針。

2020年09月09日水曜日

5346名無しさん:2020/10/08(木) 22:46:56
https://mainichi.jp/articles/20200915/k00/00m/010/023000c
自民県連予備選で「菅直人」などの無効票 有権者は白け気味? 群馬
毎日新聞2020年9月15日 09時09分(最終更新 9月15日 09時09分)

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日、菅義偉官房長官の圧勝に終わった。群馬県連に割り当てられた3票は13日に実施された予備選の結果、2票は菅氏に、1票は石破茂元幹事長に投じられた。県関係の党所属国会議員は取材に回答した9人全員が菅氏に投票し、県内でも多くの支持を集めた。【鈴木敦子、道岡美波、妹尾直道】

 自民党総裁選に先立ち県連は13日、予備選の開票を行った。得票は菅氏9918票、石破氏6361票、岸田文雄政調会長808票で、菅氏が次点の石破氏を3500票以上、上回った。県連に割り当てられた3票はこれを基にドント式で配分し、14日午後の総裁選で菅氏に2票、石破氏に1票を投じた。

 県連によると、予備選の有権者数は2万8986人で、投票総数は1万7132票(うち無効45票)。投票率は59・10%だった。

 菅氏が新総裁に決まったことを受け、小渕優子県連会長は「菅総裁のもと、一致団結して山積する課題に取り組んでいきたい。まずは、新型コロナの感染防止対策と社会経済の活性化の両立という課題を克服してほしい」とコメントした。菅氏に投票したある自民県議は「コロナ禍で落ち着いて国政のかじ取りができそう」と述べ、別の県議も「デジタル庁の新設は群馬県政の方向性にも合致する」と期待を寄せた。

 定例記者会見などで菅氏への投票を呼び掛けてきた山本一太知事は「菅総裁の下で国との連携を強め、群馬県に必要な事業を進められるよう全力を尽くしていきたい」と話した。

 一方で党員からは、自身が支持する国会議員に従って菅氏に投じたものの、官房長官としてのこれまでの発言を疑問視する声も上がる。館林市の女性(77)は森友学園や加計学園、桜を見る会などの疑惑を巡る振る舞いに「クリーンでないイメージ」を抱いているといい、コロナ対応を含めて「国民が納得できるようしっかりと説明して、疑惑をもたれない政治を目指してほしい」と注文を付けた。

 甘楽町の男性は「みんなが官邸になびく中、政権に嫌われても信念を通す姿勢に上州人として拍手を送りたい」と石破氏に投票。渋川市の会社役員の男性(67)は「外相としてバランスのとれた協調路線が評価できる」と岸田氏に1票を入れた。

9人が菅氏に投票 国会議員
 14日の自民党総裁選では、県連所属の国会議員10人のうち、毎日新聞の取材に投票先を明らかにした9人全員が菅義偉官房長官に投票した。9人はいずれも菅氏支持を表明した各派閥に所属している。

 井野俊郎衆院議員は誰に投票したか明らかにしなかった。菅氏に投じたのは、▽細田派=尾身朝子衆院議員、福田達夫衆院議員、上野宏史衆院議員、羽生田俊参院議員▽二階派=中曽根康隆衆院議員、中曽根弘文参院議員、清水真人参院議員▽竹下派=笹川博義衆院議員、小渕優子衆院議員――だった。

 竹下派で菅氏の選対事務局次長(地方票担当)を務めた笹川氏は「地方出身、地方議員経験者という点で、地方の声や地方経済への配慮に期待できる。安倍政権が進めた経済政策や雇用拡大、女性政策などを継承する上で、最も安定している」とコメント。「石破氏らが一定の票を獲得したことに心を寄せ、謙虚に耳を傾ける必要はある」と指摘した。

 細田派の福田氏は「危機対応能力、危機管理能力が非常に優れている。強いリーダーシップで指導力やけん引力を発揮してもらいたい」と期待。二階派の中曽根弘文氏は「コロナや景気の問題、緊迫した安全保障状況など国難ともいえる状況にある。菅総裁は政権の中枢で国政全般で働いてきた実績から適任だ」と強調した。

菅直人、ゲル長官…「有権者は冷めていた」
 自民党総裁選に先立ち県連が13日に開票した予備選では無効票が45票あり、白票に加え、3人の候補者以外の名前が書かれた投票用紙も少なくなかった。野党の議員の名前なども含まれ、関係者は「総裁選が出来レースで白けたのかも」とこぼした。

 「菅直人」「ゲル長官」――。投票箱には、新総裁に決まった菅氏と名前の漢字が同じ立憲民主党の菅元首相や、一部で使われている石破茂氏の愛称が書かれていた。県内の現職の衆院議員や元議員のほか、今回の総裁選で一時立候補が取り沙汰された現職閣僚、県議の名前が書かれた投票用紙もあった。

 「予備選の意味が分からなかったのではないか」。ある自民党関係者は、今回の総裁選が短期決戦で党員投票もなかったために、党員が困惑した可能性を指摘する。一方で「最初から菅さんありきで総裁選への期待感が薄かったのも事実。党内の有権者は冷めていた」と付け加えた。【鈴木敦子】

5347名無しさん:2020/10/08(木) 23:17:12
https://www.kanaloco.jp/news/government/article-232613.html
神奈川の自民議員、菅氏を一丸支援 「国難乗り切って」
政治・行政 | 神奈川新聞 | 2020年9月14日(月) 22:19

 「国難を乗り切って」「行政のパワーアップを」─。菅義偉官房長官(衆院2区)の新総裁選出に、神奈川県内の自民党議員からは、大きな期待が寄せられた。菅氏を含めた全20人が陣営の決起集会に出席。神奈川で小泉純一郎元首相以来となる総裁の誕生を一丸となって後押しした。

 麻生派事務局長で、横浜市会議員時代から歩みを共にしてきた松本純党国対委員長代理(1区)は「幅広く森羅万象に対応するのが総理の大きな仕事。きっと応えてくれるだろう」と太鼓判を押す。

 「激務で大変だと思うが、健康に気を付けて頑張ってもらいたい」とエールを送ったのは、衆院初当選同期の田中和徳復興相(10区)。

https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1160705
福井県選出の自民5議員は菅氏支持
総裁選、「安倍路線の継承」に適任
2020年9月9日 午前7時10分

 9月8日告示された自民党総裁選で、福井県の党所属国会議員はいずれも、菅義偉官房長官を支持する意向を明らかにした。所属する派閥の方針に沿った形で「安倍路線の継承」を求める声が相次いだ。

 菅氏を支持する理由について、稲田朋美幹事長代行(細田派)は「経済、外交安全保障、憲法改正などの政策を引き継ぐと明言している」と説明。「改革マインドがあり、力のある政治家。首相が急きょ代わる今回、最も安定したリーダーだ」と指摘した。滝波宏文参院議員(同)も「安倍首相が進めてきた地方創生、(民主主義を共有する国々との)価値観外交を継承し発展させる最適任者」と期待を寄せた。

 高木毅衆院議員(同)は新型コロナウイルス対策が求められている非常時であることからも、菅氏を推した。「継続性、緊急性を考えると、現政権を熟知している菅氏がふさわしい」と強調。自民が野党時代に議運委で仕事をともにしており「仕事ぶり、人柄ともに適役だ」と語った。

 山本拓衆院議員(二階派)は、安倍首相の辞任を受けた緊急事態として、官房長官を務める菅氏を支持した。「急きょ辞任した安倍首相の残り任期を担うには適任」とした。

 山崎正昭参院議員(細田派)は「7年8カ月にわたり官房長官を務め、すべての政策に精通している。実直で、信念が強く、地方出身で地方創生の重要性も肌身で分かっている。非常に期待が持てる」と評価した。

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20200914/KT200914ASI000003000.php
自民総裁選 県内地方票の配分 菅氏2票・石破氏1票

 自民党県連の総裁選挙管理委員会は13日、県内党員・党友が郵便投票した県連独自の「党員・党友投票」を開票し、党県連に割り振られた地方票3票について、菅義偉官房長官に2票、石破茂元幹事長に1票を配分した。県連に届いた有効票1万141票を、ドント方式で配分した。

 県内で投票資格がある党員と党友計1万6639人の61・08%に当たる1万163人がはがきで投票した。得票数は菅氏5508票、石破氏3978票、岸田文雄政調会長655票だった。無効は22票。得票を1から順に整数で割り、商の大きい順に定数に達するまで候補者に割り振った。

 一方、県関係国会議員5人のうち後藤茂之氏(衆院4区)、宮下一郎氏(同5区)、務台俊介氏(同比例北陸信越)、宮島喜文氏(参院比例)の4人は菅氏への支持を示し、投票に臨んだ。所属派閥が菅氏を推す井出庸生氏(衆院3区)は「投票が終わるまでは言えない」として明らかにしていない。

(9月14日)

5348名無しさん:2020/10/08(木) 23:24:45
https://twitter.com/yamatanieriko/status/1305361696471445504
山谷えり子
@yamatanieriko
総裁選投開票を前に、菅候補の決起集会へ。

このあと14時から党大会に代わる両院議員総会が開かれ、新しい総裁が選出されます。
午後1:24 ・ 2020年9月14日・Twitter Web App

https://www.chunichi.co.jp/article/118409
菅氏支持5人、岸田氏1人 自民総裁選で県ゆかり国会議員
2020年9月10日 05時00分 (9月10日 05時00分更新) 会員限定

 十四日に投開票を予定する自民党総裁選で、県ゆかりの党国会議員六人のうち、五人が菅義偉官房長官、一人が岸田文雄政調会長を支持すると、本紙のアンケートなどに回答した。
 初当選以来、菅氏に近い無派閥グループに所属する自民党県連会長の武村展英議員(衆院滋賀3区)は「官房長官としての実績、官僚を動かすリーダーシップ、国民目線での政治感性、お人柄から、国の難局を乗り越えることができる最適な候補者だ」とした。
 菅氏を支持する理由として、上野賢一郎議員(同2区)は「政策の継続性」、小寺裕雄議員(同4区)は「非世襲であり地方議員出身」を挙げ、大岡敏孝議員(同1区)は「政治改革、党改革に対する強い思いを持っている」と評価した。有村治子議員(参院比例)は、菅氏の推薦人に名を連ねた。
 一方、岸田氏の推薦人となった小鑓隆史議員(参院滋賀選挙区)は「愚直なほど思いは強いが、性格上、どんな立場にあっても、ことさらにアピールしない。一貫性のある人柄に共感する。さまざまな場面で揺るがずに、国政を引っ張っていける」と話した。
 総裁選は、国会議員票と、四十七都道府県連に三票ずつ割り当てられた地方票で争われる。県連では、約...

5349名無しさん:2020/10/08(木) 23:34:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a37c1d846394fbf608c5d4fc84b457e2efba4793
自民党で“脱ハンコ”に異論も ニ階幹事長「署名を集め反抗を」
10/8(木) 22:16配信

 自民党の二階幹事長はハンコ文化を守ることなどを目的とした議員連盟と会談し、政府の“脱ハンコ”の動きに「ちゃんとした議論になるよう、しっかり反抗しろ」などと述べ、国会議員の署名を集めるよう提案しました。

 8日に行われた会談には国内有数のハンコの産地である山梨県の長崎知事も駆けつけ、政府が進める行政手続きの“脱ハンコ化”について、「風評被害」を訴えました。

 自民党の二階幹事長は、会談の中で、ハンコの重要性を理解してもらうため、国会議員の署名を集めるよう提案。“ハンコがデジタル化のブレーキをかけるという主張に対して反論しろ”と述べ、議員連盟の活動を支援する考えを示したということです。(08日21:01)

最終更新:10/8(木) 22:16
TBS系(JNN)

https://mainichi.jp/articles/20200915/ddl/k26/010/347000c
自民総裁選 菅氏、府内も制す 国会議員票、半数集める /京都
会員限定有料記事 毎日新聞2020年9月15日 地方版

 菅義偉官房長官が新総裁に選ばれた14日投開票の自民党総裁選。5派閥の支持を得た菅氏は、府内の党所属国会議員(8人)の投票でも、少なくとも半数を獲得。府連票(3票)の配分を決める党員・党友の予備選でも菅氏が最多の2票を獲得し、幅広い支持を得た。新総裁選出に、府内の国会議員からは「新型コロナウイルスの一日も早い終息と経済の立て直しを」と、コロナ対策強化を求める声が出た。【矢倉健次、松野和生、鈴木健太郎、小田中大】

 毎日新聞は府内の衆参選挙区で活動する国会議員8人を対象に、総裁選の投票先を尋ねた。伊吹文明元衆院議長(京都1区)▽安藤裕衆院議員(京都6区)▽二之湯智参院議員(京都選挙区)――の3人は投票先を明らかにしなかった。

 菅氏には、府連会長の西田昌司参院議員(京都選挙区)▽田中英之衆院議員(京都4区)▽木村弥生衆院議員(比例近畿)▽繁本護衆院議員(同)――の4氏が投票。

 推薦人に名を連ねた木村氏は、安倍政権からの「継続性と安定」を理由に挙げた。

 元官僚の繁本氏は、菅氏が縦割り行政の打破を掲げたことを評価し「霞が関と永田町は縦割りの打破でもっと大きな力を発揮できる。ぜひ新総裁にリーダーシップを発揮してほしい」と期待を寄せた。

 田中氏は官房長官としての「7年8カ月の実績」を挙げた。

 一方、本田太郎衆院議員(京都5区)は府内で唯一、岸田文雄政調会長に投票したと回答した。

 谷垣禎一・元総裁から地盤を引き継ぎ、谷垣氏を中心とする谷垣グループに所属。

 同グループは宏池会(現岸田派)が源流のため「根源的に考えが近い」とし、岸田氏が掲げた「デジタル田園都市構想」も評価するなど「国民のさまざまな声を聞き、丁寧に理解と信頼を得る政治スタンスに共感した」としている。


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