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自民党スレ

5061名無しさん:2020/09/26(土) 01:23:22
http://www.mediawatch100.com/backnumber/201409.html

「石破の乱」を「谷垣幹事長」で平定
2014年9月

=無投票再選へ ? したたか安倍人事の光と影=

例年より早い秋。冷気が忍び寄る永田町には人事の後の虚脱感が広がる。9月3日に発足した第2次安倍改造内閣。曲折を経ての新布陣は予想以上の評価を得て、内閣支持率も上昇した。ご満悦の安倍晋三首相はテレビ出演などで「地方創生」「女性活躍」などのキャッチコピーを連発し、“我が世の春”を謳歌している。自民党内では「これで来年9月の自民党総裁選は安倍無投票再選で決まり」(中堅幹部)との声が相次ぐ一方、今回の人事で見せた首相のしたたかさに「安倍独裁の始まり。高転びしなければいいが…」(自民長老)との危惧もちらつく。もめた党内ナンバーツーの石破茂氏の処遇と、誰もが驚いた谷垣禎一元総裁の幹事長起用。きらびやかな「女性6人」も含め、617日ぶりの安倍人事の光と影を読み解く。

「いつからあなたは変わったのですか」 …。人事から4週間前の8月7日夜、新潟県湯沢町で開かれた石破茂自民党幹事長を支持するグループ「無派閥連絡会」夏季研修会の夜の懇親会での出来事だ。お定まりのカラオケ。知る人ぞ知るカラオケ大好き人間の石破氏が最初に選んだ曲が柏原芳恵の「夏模様」。80年代のアイドルのヒット曲だが、石破氏は同年代のスーパーアイドルだったキャンディーズの大ファンで、日常のカラオケでもキャンディーズメドレーを歌いまくることは有名。にもかかわらず、最初に地味で静かな「夏模様」をしんみりと歌ったことが永田町の耳目を集めた。

「このまま逢えない そんな気もしてた」で始まる歌詞。サビの終わりは「さようなら 私はふられますか」だ。人事をめぐり「石破氏が安保法制担当相に難色」「幹事長続投を希望」などの報道が飛び交っている最中の意味深なパフォーマンス。一部の担当記者が「囲み記事」にしたことで永田町に波紋が広がった。今回人事のハイライトだった「石破の乱」の始まりだ。

◇「明智光秀も嫌いじゃない」 ? ラジオで公言

それから2週間余り経っ た8月25日。夏休みを終えた首相がいよいよ人事の最終調整に入るという週明けにラジオ番組に出演した石破氏。繰り返し人事への対応を聞かれると「首相と100%考え方が同じ人が(国会で)答弁するのが一番いい」と首相が求める安保法制担当相就任に難色を示し、「地方(の選挙)できちんと勝てるようにして、初めて政権奪還は完成する」と選挙の司令塔である幹事長職続投に強い意欲を示した。さらに、首相との不仲説については「会っても顔をみたくないというようなことではない」としながらも「好きな歴史上の人物」を問われると「明智光秀、石田三成も嫌いじゃない」。何を言わんとしているのかは明白だ。

25日は安倍・石破会談が想定されていた日。首相が急きょ広島の土砂災害の視察に出かけた留守中の出来事。このやり取りはすぐに首相に伝わり、首相周辺は「人事の相談をする前に条件を付けるのは前代未聞」と怒り狂い、石破氏周辺は「これが最後通牒、無役で結構」と気色ばんだ。ただ、党内では「もういい加減にしろ。首相と幹事長が政権を動揺させるなんてナンセ ンス。リーダーの資質が問われる」(長老)との批判も相次ぎ、双方が修復に動かざるを得なかった。その結果、4日後の29日にようやく実現した安倍・石破会談では1時間20分の密談を受けて石破氏は「より緊密に連携しようと話した。これから先も首相を全力で支える」と笑顔で述べ、首相が次善の策として示した地方創生相の就任を受け入れた。

最終場面での石破氏の屈服にも見えた「反乱」だが、後任幹事長人事で首相のしたたかさが浮き彫りになった。


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