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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

4670名無しさん:2020/09/13(日) 18:21:46
>>4669

菅の依頼だったのでは
 東京都議選を来年に控えているに関わらず、公明党はなぜ年内解散への反対姿勢を強調してきたのか。

 創価学会はこの夏、コロナ禍でストップしていた活動を9月初めから再開させる方針を固めていた。そのため、初秋の解散には対応できないとしても、11月以降の解散・総選挙であれば対応は可能だった。そもそも都議選のことを考えれば、本来は年末・年始までに衆院選を終わらせたほうが有難いはずだ。

 この謎は、菅の解散否定発言と照らし合わせれば氷解する。つまり、安倍の解散権を縛るため、菅が佐藤を通じて公明党側にも「解散に反対の声をあげてくれ」と依頼した――と考えれば全ては符合するのだ。

 創価学会は7月8日、東京・信濃町の本部別館で「最高協議会」を開催した。この会議は、毎年夏と冬の2回開かれ、全国13方面の方面長や婦人部長らの地方幹部と本部の幹部たちが一堂に集まり、組織の課題を話し合う重要会議だ。今回は、新型コロナ対策で出席者を普段の約半数の50人程度に絞り、開催日数も3日から1日に短縮して行われた。

 会議の重要テーマは次期衆院選に向けた体制作りだった。会議の中で佐藤浩は「いよいよ衆院の任期満了まで1年余となった。9月以降はいつ衆院の解散があっても万全の戦いができるよう準備を進めて欲しい」と檄を飛ばした。

 そして出席者が最も高い関心を寄せる衆院選の時期については、「来年7月の都議選から3か月後の10月の任期満了近くになる可能性が最も高い」との見方を示す一方、「可能性は高くはないものの、早期解散を模索する動きもあるのは事実なので、この秋から冬にかけての解散も皆無とはいえない」として、9月から全力で選挙準備に取り組むことを申し合わせた。

 佐藤と菅が蜜月関係にあることは、今や学会内で知らないものはいない。出席した幹部たちは、佐藤の言葉はすなわち菅の考えだと思って聞いていた。会議で佐藤の見立てを聞いたある幹部は「菅さんは『安倍首相はもはや解散できない可能性が高いし、そもそも解散させたくない』と思っているのだろう」と呟いた。

 この幹部の見方は当を得ていた。もともと安倍は、この夏に東京五輪を終えた後、今秋にも途中辞任して党員投票を省略した形の総裁選に持ち込み、気心に知れた政調会長の岸田文雄を後継にする――という青写真を検討していた。来年9月の任期満了まで務め、党員投票が行われる正式な総裁選が行われると、地方党員に人気の高い元幹事長・石破茂が総裁に就任する可能性が高まるからだ。

 ところが東京五輪は1年延期となった。現職の首相として五輪を迎えたいと願っていた安倍が、任期いっぱい首相を務めることと、後継を岸田にすることを両立させるためには、もう一度自らの手で解散に踏み切って勝利し、求心力を回復させるしかない。それゆえ、無理は承知でなお解散を模索していたのだ。

 (文中敬称略。中編につづく)

戸坂 弘毅

4671さきたま:2020/09/13(日) 20:14:35
自民新総裁、菅氏選出へ 議員票圧倒、地方票も上積み―14日投開票
2020年09月13日19時47分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091300230&g=pol
 自民党総裁選は14日、投開票される。菅義偉官房長官(71)は、党内5派閥から支持を受け、国会議員票(394票)の7割超を固めた。地方票も44票まで積み上げ、石破茂元幹事長(63)の25票、岸田文雄政調会長(63)の9票をリード。全体の過半数(268票)を上回り、退陣する安倍晋三首相の後継となる第26代総裁に選出される見通しとなった。

 各都道府県連では13日、割り当てられた地方票3票の配分を決めるため、それぞれ独自に実施している予備選(意向調査を含む)の開票が進んだ。取材によると、同日までに26都道府県連の結果が判明している。
 菅氏は、得票数1位が全て獲得する「総取り方式」の東京と、予備選に代わる意向調査を行った北海道で3票を獲得。得票数に応じて票を割り振る「ドント方式」の青森、石川、福井、岡山などでは2票を得た。
 岸田、石破両氏は、それぞれ地元の広島、鳥取で3票を独占。福島、香川、長崎、熊本は3候補が1票ずつを分け合った。予備選の開票は14日も行われる。

4672さきたま:2020/09/13(日) 20:48:54
>>4671
【速報】自民党総裁選予備選、広島は岸田氏が3票「総取り」
2020/9/13
https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=680478&comment_sub_id=0&category_id=256
 安倍晋三首相(山口4区)の後継を決める自民党総裁選で、党広島県連が県内の党員・党友を対象に実施した予備選を13日に開票した結果、岸田文雄政調会長(広島1区)が県連持ち分の3票を「総取り」した。複数の関係者が明らかにした。県連幹部3人が上京し、14日の総裁選で岸田氏に計3票を投じる。

 県連は持ち分の投票先を決めるのに、得票数に応じた「ドント方式」を採用。岸田氏が石破茂元幹事長(鳥取1区)、菅義偉官房長官を寄せ付けず、3票全てを得たという。

 県連はこの日正午で投票を締め切り、直後に県連が入る広島市中区のビルで開票した。宇田伸幹事長たち県連の総裁選挙管理委員会の5人の立ち会いのもと、事務局職員やスタッフたち19人が作業。岸田氏の票の束を次々と積み、石破氏、菅氏を圧倒した。

 県連によると、予備選は県内の党員・党友2万7443人に向けて往復はがきで実施。有効投票数は1万9299票だった。(岡田浩平)

4673さきたま:2020/09/13(日) 20:53:38
>>4671
自民党総裁選予備選 鳥取県連は石破氏が3票独占
2020.9.13 18:19
https://www.sankei.com/politics/news/200913/plt2009130015-n1.html
 14日に投開票される自民党総裁選で、同党鳥取県連は13日、県内の党員・党友を対象に実施した予備選の開票を行った。関係者によると、ドント方式で得票を割り振りした結果、鳥取選出の石破茂元幹事長が3票を独占したとみられる。

 同県連によると、党員・党友9984人に往復はがきを送り投票を求めたところ、8124人から返信があった。投票率は81・37%。

 開票結果は、14日の新総裁選出後に公表予定だが、関係者によると、石破氏が投票総数の9割以上の票を獲得したという。続いて菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の順だった。

4674名無しさん:2020/09/13(日) 23:05:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/408d7054ac15638de5c0b9b51717e07ba471eed5
総裁選で再び注目 自民党の派閥とその歴史とは? 坂東太郎のよく分かる時事用語
9/13(日) 20:55配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の辞任表明に伴う自民党総裁選挙が14日に投開票されます。今回は国会議員票394人と都道府県連の代表141票(3票×47都道府県)の計535票を争奪する「簡易型」の総裁選で、過半数268票を得れば当選です。議員票と同数の党員・党友票の合計で戦う通常の「フルスペック型」より議員票の比重が重くなるため、早くも「何派が誰につくか」の票読みが盛んです。

 その際、各候補の議員票を推測するのに重宝されているのが「派閥」です。すでに菅義偉(よしひで)官房長官に5つの派閥が支持表明をしていて「もはや勝負あり」などとも報じられているところ。そもそも「自民党の派閥とは何だ」という点をあらためてみていきます。

●派閥の歴史と系譜
 政治の世界に限らず、いかなる集団においても入社年次や部門、出身大学、好悪や親疎感などから「派閥」はできやすいものですが、自民党の派閥はそれらと大きく異なります。いくら対立が激化している組織でも、公然と事務所を構えて「領袖」(ボス)まで決まっている派閥など稀でしょう。それも道理で、自民党の場合は1派閥がしばしば野党1つ分以上の勢力を抱える「党内党」なのです。言い換えると自民党とは「党内党の連合体」といえましょう。

 現在の自民党内の派閥は主に7つです。名称、人数、領袖、今回支持するとみられる候補を並べると

・細田派98人(会長は細田博之)→菅義偉候補
・麻生派54人(会長は麻生太郎)→菅義偉候補
・竹下派54人(会長は竹下亘)→菅義偉候補
・二階派47人(事実上の領袖は二階俊博)→菅義偉候補
・岸田派47人(会長は岸田文雄)→岸田文雄候補
・石破派19人(会長は石破茂)→石破茂候補
・石原派11人(会長は石原伸晃)→菅義偉候補

となります。菅氏自身は無派閥(約70人)。他に派閥ほど結束が強くない谷垣禎一グループ(他派との重複も含めて20人余)が認められるのです。

4675名無しさん:2020/09/13(日) 23:06:27
>>4674

 派閥の源流は、1955(昭和30)年の自由民主党の結成にさかのぼります。吉田茂が率いていた自由党と鳩山一郎による日本民主党が「保守合同」して成立した自民党では、総裁選挙に向けて有力者による主要8派閥が形成されました。派閥はその後、存亡を繰り返しつつ70年代の5大派閥「三角大福中」を経て現在に至るという流れです。現在までの系譜をざっくりと記すと以下のようになります。

●旧自由党系
池田勇人派→大平正芳派(大)→岸田派、麻生派、谷垣グループ
佐藤栄作派→田中角栄派(角)→竹下派

●旧日本民主党系
岸信介派→福田赳夫派(福)→細田派
河野一郎派→中曽根康弘派(中)→石原派、二階派
三木武夫派(三)……麻生派へ合流

 5大派閥から現在2つ以上に分かれているのが旧池田派と旧河野派です。それぞれの経緯を略述します。

 池田派(宏池会)は、加藤紘一が領袖であった2000(平成12)年、当時の森喜朗首相(派閥は現在の細田派)の倒閣を目指した「加藤の乱」が頓挫。以後は親加藤の谷垣派(現在の谷垣グループ)と反加藤の堀内光雄派(現在の岸田派)に分立しました。

 麻生派は少々複雑です。河野一郎の子の洋平(中曽根派)が1976(昭和51)年に自民党を飛び出して新自由クラブを結成するも力及ばず10年後に復党。宏池会に入りましたが宮沢喜一の後継争いで加藤と対立し、麻生らと小所帯の河野グループを旗揚げして分立しました。それが今の麻生派です。

 旧中曽根派は跡目を継いだ渡辺美智雄の死後、山崎拓が分離独立。「参議院のドン」と畏怖されていた村上正邦らの中曽根派勢力と他派ながら森喜朗と袂を分かった亀井静香らのグループが合流して「村上・亀井派」が立ち上がりました。

 二階俊博は、後述する小沢一郎を実質的なリーダーとする新生党結成で自民党(竹下派)を離党。新進党、自由党と小沢と行動をともにしましたが、自民党との連立政権(自自公連立)で連立から離脱しようとした小沢と決別して新たなグループ(保守党)をつくり、政権に残留。その後、村上・亀井派の後継たる伊吹派(会長:伊吹文明)に属し、2012年に派を継承しました。

 石破派は正確な系譜を記せません。一応は竹下派系ともいえますが一度離党していますし(離党時は渡辺派)、復党後も一時期無派閥でした。

 派閥の名称として有名なのは、前述の宏池会(現岸田派)のほか、佐藤派系の田中角栄が率いた「木曜クラブ」と派内に旗揚げした竹下登の「創政会」(その後独立して「経世会」に)、岸派の跡目である福田赳夫が作った「清和会」(後継の現細田派も「清和政策研究会」を名乗る)などが有名です。

4676名無しさん:2020/09/13(日) 23:07:02
>>4675

●派閥の「番外編」
 今回の総裁選で大本命と目される菅義偉(よしひで)氏はかつて経世会や宏池会の系統に属していましたが、派の総意に反する候補を総裁選で支持するなどの独自行動が目立って無派閥となっています。現在の無派閥議員は数え方によってバラツキがあるものの約70人。内訳は、何かといわくがあったり、派閥の応援なしで勝てたりする強い中堅ベテランや公募や地方議員出身など菅氏と同じ、かつての「党人派」に近い若手に大別できます。今回の総裁選は後者の多くが事実上の「菅派」として20人を超える議員が応援する模様です。

 総裁選勝利の算段として無派閥を標榜した小泉純一郎元首相(実際は森派の大番頭)を除いて無派閥で首相になった人はいません。派閥には、後述するように恩恵と弊害が合わせ鏡になっています。

 もともとは自民党有力者で、今なお野党で一定の影響力を残しているとみられるのが小沢一郎。小渕恵三元首相を推すグループとの竹下派の跡目争いで劣勢になった小沢は、一群を率いて脱党して新生党を結成、1993(平成5)年に細川護熙(もりひろ)非自民連立政権を成立させて自民党を野に追いました。その後、自民党が社会党と新党さきがけをともなって政権を奪還すると政権交代可能な野党として新進党を結成。小池百合子都知事や石破候補も加わっています。

 新進党の分裂後は自由党を立ち上げ宿敵の小渕首相と1999年に連立。連立離脱の際に分裂して政権に残ったのが二階幹事長らです。野に下った小沢自由党は2003(平成15)年に民主党と合併、2009年の総選挙で大勝して再び自民から政権を取り上げました。

 民主党政権末期に小沢派を率いて脱党した後も、山本太郎現「れいわ新選組」代表と組むなどいくつかの政党を経て、国民民主党に合流。今月の立憲民主党との合流で誕生する新政党でも一暴れするつもりのようです。

●派閥の功罪

 「55年体制」当初から外交姿勢は旧自由党系が「ハト派」(穏健)、旧日本民主党系が「タカ派」(強硬)とみなされてきました。こうした政策的な違いに加えて、派閥は1947(昭和22)年から1993年まで衆院選挙で採用された中選挙区制(1つの選挙区からおおむね3人から5人を選出)が存在感を高める要因となっていました。

 93年の総選挙で下野するまで、自民党はほぼ単独与党なので総選挙で過半数を維持しなければなりませんでした。例えば定員3人区としたら当選者は1人ではダメで2人を目指します。当然同じ選挙区で自民党候補同士が争う構図となり、他派閥候補と血で血を洗う選挙戦を展開したのです。派閥の領袖は勝つためにカネを配って自派候補を応援しました。

4677名無しさん:2020/09/13(日) 23:07:42
>>4676

 その時の政権が行き詰まるとカラーの異なる別派閥の領袖を新しい総裁(単独政権下ではイコール首相)に立ててイメージを変えるという「疑似政権交代」もしばしば演出。タカ派の岸内閣の後にハト派の池田内閣を、田中首相が金銭スキャンダルで辞任した際には「クリーン三木」として清潔イメージがあった三木内閣を後任にするといった具合です。

 ある領袖が総裁(=首相)になると他派閥は少しでも内閣に自派の議員を押し込もうとし、総裁も足下を固めるべく派の推薦リストに沿って受け入れてきました。

 とにかく選挙に勝たなければ話にならないので派閥は巨大な集金マシンと化し、総裁選は現ナマが飛び交うありさまでした。当選を重ねるごとに各議員は党の部会や国会の委員会などで特定の分野に精通することを心がけ、やがて「族議員」となってなまなかな官僚では及びもつかぬ知識と権限を振るって選挙地盤や支持母体を培養するなど、私益に走るという弊害もたびたび指摘されてきたのです。

 他方で、派閥は自らを強くするためとはいえ人材発掘にも余念がなく、当選した新人議員の教育も熱心に行いました。総裁選となれば領袖を担いで戦い、当選回数にしたがって党や政府の要職を歴任し、最後は領袖に上り詰めて総理の座を狙うという「自民党ドリーム」が党の体質を強化したのも事実です。族議員も専門性を磨くという範囲では決して悪いことばかりでもありません。

●派閥の盛衰
 「戦国史」とまでうたわれた1970年代の三角大福中のバトル後、派閥の弊害が恩恵よりも強く意識されるようになりました。大きく変わったのが1996年、衆議院に小選挙区比例代表並立制が導入されてから。「1選挙区に当選は1人」が原則なので派閥間での争いが不要となって総裁や幹事長といった党の公認権を持つリーダーに従う傾向が強まります。

 2001年に誕生した小泉政権あたりからハッキリと景色が変わりました。推薦リストに基づく派閥順送り人事を一切せず。また彼自身は派閥の領袖ではありませんでした。以後の総裁・首相でも領袖は麻生首相のみ。安倍、福田康夫各首相は違います。

 それでもなお派閥が健在なのは、大臣こそ順送りが廃されつつあるも、政府の副大臣、政務官や国会の役職、党役員人事などではまだまだ権限を振るう余地が大きく、無派閥のままではそこに仲間を送り込んだり国政選挙で新人に公認をもらったりといった効果が期待できないためでしょう。総務省に派閥を政治団体として届け出れば政治資金パーティーも開けます。パーティーは既存の派閥も有力な資金源としているのでカネの面での恩恵もあるようです。

 だからこそ、菅氏が無派閥というのが注目されます。第2次安倍政権発足から一貫して官房長官を務めた菅氏は、無派閥からの抜てきも積極的で信望が厚いようです。既存派閥の相乗り現象も、その流れをつくった二階幹事長以外は、むしろ「無派閥首相誕生」で置いてきぼりを食らうのを恐れたからともみなせます。「昭和の派閥談合・密室政治の復活」という見方がされる一方で、派閥のありがたみを「少しでも新総裁に分かっていただこう」という試みなのかもしれません。

(※文中一部敬称略)

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■坂東太郎(ばんどう・たろう) 毎日新聞記者などを経て、日本ニュース時事能力検定協会監事、十文字学園女子大学非常勤講師を務める。著書に『マスコミの秘密』『時事問題の裏技』『ニュースの歴史学』など

4678名無しさん:2020/09/14(月) 00:03:59
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020080600956&g=pol
吉川参院議員が細田派入り
2020年08月06日17時09分

 自民党細田派は6日の会合で、無派閥の吉川有美参院議員の入会を決めた。これに伴い、同派所属議員は計98人となった。

4679名無しさん:2020/09/14(月) 00:05:16
自民党総裁選挙スレ 11  管氏選出へ
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1599987589/406

406 名前:無党派さん (ワッチョイ fa55-H966)[sage] 投稿日:2020/09/13(日) 23:34:24.86 ID:SxpaIMrT0
これで合ってるかしら?

有隣会(谷垣グループ)の投票行動まとめ

【菅支持】
[細田派]小田原潔、吉川有美
[麻生派]井林辰憲、務台俊介
[竹下派]二之湯智
[石原派]田野瀬太道
[無派閥(ガネーシャの会)]牧原秀樹、秋本真利、大串正樹、星野剛士
[無派閥]松下新平、園田修光

【岸田支持】
[岸田派]金子原二郎
[無派閥]遠藤利明、小里泰弘、加藤鮎子、本田太郎

【石破支持】
[石破派]山下貴司
[無派閥]中谷元

【不明】
[無派閥]川崎二郎、逢沢一郎

【棄権】
[無派閥]山本公一

4680名無しさん:2020/09/14(月) 00:15:44
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019121600818&g=pol
「ポスト安倍」揺れる谷垣G 埋没懸念、独自擁立論も―自民
2019年12月17日07時07分

 新たな幹部人事を決めた自民党の旧谷垣グループ(有隣会、24人)が「ポスト安倍」に向けた戦略で揺れている。池田勇人元首相が結成した「宏池会」(現岸田派)の流れをくむことから、同派会長の岸田文雄政調会長との協調を求める声がある。一方、埋没への懸念から独自候補の擁立を訴える意見も出ており、意思統一が今後の課題となる。

 有隣会は11月27日の緊急総会で幹部人事を改め、中谷元・元防衛相と遠藤利明元五輪担当相を代表世話人とする新体制で運営することを決めた。遠藤氏はこれまで党内の各派関係者との会合を重ねており、起用には次期総裁選をにらみ連携の幅を広げる「全方位外交」にシフトする狙いがある。
 有隣会は他派閥との掛け持ちを認めており、緊急総会では、かつて同会に籍を置いていた岸田派の三ツ矢憲生衆院議員の復帰も決まった。安倍晋三総裁の後継を狙う岸田氏は、有隣会の支持を取り付けたい考えで、同28日の派閥例会では「(有隣会へ)どんどん行ってください」と促し、有隣会に秋波を送った。
 岸田派と有隣会の若手は16日、東京都内で会食し意見交換。岸田氏も参加した。有隣会は岸田派と政策的に共通点が多く、同派との合流論も取り沙汰されている。ただ、岸田氏の発言には「懐柔されていると見られかねない」(有隣会幹部)との警戒感も広がり、岸田氏支持でまとまるかは見通せない。
 別の幹部は「自分たちから総裁候補を出す気概を持たなくてはいけない」として、派閥化して独自の総裁候補を担ぎ上げる可能性に言及する。もっとも、派閥になれば、他派と掛け持ちする議員や菅義偉官房長官に近い議員が有隣会から相次いで離脱する恐れもあり、具体化していない。
 有隣会は、安倍氏と石破茂元幹事長が争った2018年9月の前回総裁選では対応を一本化できなかった。同会幹部は「少なくとも7〜8割はまとまって動けるようにしたい」と話すが、次回も自主投票となれば会の存在意義が問われそうだ。

https://www.sankei.com/politics/news/191127/plt1911270027-n1.html
谷垣グループ「中谷-遠藤」体制を決定
2019.11.27 19:20政治政局

 自民党の谷垣禎一元幹事長が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)は27日の緊急総会で、代表世話人の逢沢一郎元国対委員長が顧問に就き、遠藤利明元五輪相が代表世話人に昇格する人事を決めた。代表世話人の中谷元・元防衛相は留任し、遠藤氏とともにグループのかじ取りを担う。

 以前グループに所属していた岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生元外務副大臣の復帰も決めた。遠藤氏は「力を合わせ、日本の政治の中核として頑張っていきたい」とあいさつした。

 緊急総会には谷垣氏も出席し、「日本の政治が厳しい時だから、みんなで団結して花も嵐も踏み越えて頑張っていこう」と呼びかけた。

4681名無しさん:2020/09/14(月) 00:17:01
https://mainichi.jp/articles/20200827/ddm/005/010/089000c
自民総裁選 谷垣G、また分裂含み 対応次第で草刈り場
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月27日 東京朝刊

 自民党の谷垣禎一前総裁を中心とする谷垣グループ(有隣会、23人)が、来年9月に任期満了となる党総裁選への対応で揺れている。同じ流れをくむ岸田派(47人)の会長、岸田文雄政調会長を推す声があるものの、石破茂元幹事長や菅義偉官房長官と近い議員もいて意見集約が難しいためだ。元々結束が緩い「準派閥」で、2018年の前回総裁選は自主投票だった。対応を誤ると分裂含みの草刈り場になりかねない。

 東京・紀尾井町のホテルで26日に開かれた谷垣グループの研修会。特別顧問の谷垣氏が車椅子姿で「有隣会の皆さんには日本の課題を背中に背負って頑張っていただきたい」と激励すると、出席議員19人が姿勢を正した。谷垣氏が16年に自転車事故で負傷し、政界を引退してから約3年。「どこまで行っても谷垣さんあってのグループだから」と出席議員は強調した。

https://mainichi.jp/articles/20200826/k00/00m/010/310000c
谷垣グループ、自民総裁選で分裂含み 草刈り場の可能性も 一枚岩には程遠く
会員限定有料記事 毎日新聞2020年8月26日 21時12分(最終更新 8月26日 21時12分)

 自民党の谷垣禎一前総裁を中心とする谷垣グループ(有隣会、23人)が、来年9月に任期満了となる党総裁選への対応で揺れている。同じ流れをくむ岸田派(47人)の会長、岸田文雄政調会長を推す声があるものの、石破茂元幹事長や菅義偉官房長官と近い議員もいて意見集約が難しいためだ。元々結束が緩い「準派閥」で、2018年の前回総裁選は自主投票だった。対応を誤ると分裂含みの草刈り場になりかねない。

 東京・紀尾井町のホテルで26日に開かれた谷垣グループの研修会。特別顧問の谷垣氏が車椅子姿で「有隣会の皆さんには日本の課題を背中に背負って頑張っていただきたい」と激励すると、出席議員19人が姿勢を正した。谷垣氏が16年に自転車事故で負傷し、政界を引退してから約3年。「どこまで行っても谷垣さんあってのグループだから」と出席議員は強調した。

 谷垣グループは、「加藤の乱」(00年)で失脚した加藤紘一元幹事長を支えた谷垣氏が、加藤派の分裂と古賀派(現岸田派)としての再結集を経て12年、古賀派を割る形で結成した。谷垣氏の人柄と他派閥との掛け持ちを認める自由度の高さから、現在も石破派(19人)や石原派(11人)を上回る一定勢力を保つ。掛け持ちしていない議員は16人だ。

 谷垣グループは集団指導体制をとってきた。谷垣氏が17年に政界を引退後、安倍晋三、石破両氏の一騎打ちとなった前回総裁選では、グループとしての方針をまとめられず自主投票となった経緯がある。所属議員は他派閥から合流・連携の打診や引き抜きを受けることが多い。

 最も熱心に合流・連携を呼びかけているのが岸田氏だ。岸田氏はポスト安倍に向け手勢を増やす思惑もあり19年、合流を打診。岸…

4682チバQ:2020/09/14(月) 09:59:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd8119a8c1e7fa6bb87e6ae0bfbad6617f58b1a4
【点描・永田町】突然の首相退陣表明の功罪
9/13(日) 19:01配信
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辞意を表明し、記者会見する安倍晋三首相=8月28日、首相官邸
 厳しい残暑と新型コロナウイルス第2波に国民が苦しむ中、8月28日夕、安倍晋三首相が突然、退陣表明した。長年苦しんできた持病の潰瘍性大腸炎再発が理由で、想定されていた9月の党・内閣人事や10月の臨時国会召集という政治日程を考えれば「今しかなかった」と強調。かかりつけの慶応大病院で2週連続となった24日の検査結果も踏まえ、「誰にも相談せず、一人で決断した」と明かし、政府対策本部で新たなコロナ対策をまとめたことを区切りにしたと説明した。

【図解】安倍内閣の支持率推移

 首相は第1次政権の2007年8月に体調を崩し、党・内閣人事を断行して9月の臨時国会に臨んだところで突然、退陣表明した過去がある。今回首相は、治療を続けながら9月に党・内閣人事での態勢の立て直しも模索したとされるが、8月の2回の検査でも体調回復のめどが立たなかったことで、退陣を余儀なくされたのが実態だ。持病悪化での退陣劇は「13年前の悪夢の再現」と受け止める向きも多く、首相にとっても「痛恨の極み」だったことは間違いない。

 首相の退陣表明会見は、28日午後5時から官邸で行われた。本格的会見は71日ぶり。首相は日ロ北方領土交渉や北朝鮮拉致問題、さらには憲法改正などの懸案解決に至らなかったことも踏まえ、「(辞めるかどうか)悩みに悩んだ」と表情をゆがめながら、「体調不安で正常な決断ができなくなる」ことへの恐れから、退陣表明に踏み切ったとして、国民に謝罪するとともに理解も求めた。
吹っ切れた表情の「最後の会見」

記者会見する菅義偉官房長官=8月28日、首相官邸
 会見は約1時間に及んだが、今回はプロンプターを使わず、冒頭発言も約13分間と簡潔で、多くの質問に答えることで、説明責任を果たす姿勢もアピールした。首相が解決を公約した拉致問題に言及する際に目を潤ませる場面もあったが、肩の力が抜けて吹っ切れた表情が目立った。首相は後継者決定まで、体調を管理しながら職務を完遂することも明言。後継選びについても「口出しすべきでない」とした上で、「選ばれた人には一議員として協力する」と述べるなど、史上最長で1強と呼ばれ続けた「大宰相」としての矜持と見識ものぞかせた。

 今回の退陣表明は、13年前の9月10日に召集した臨時国会で所信表明を行いながら、2日後の各党代表質問直前に「政権を投げ出す形」(自民長老)で退陣したことへの強い悔恨から「同じことは繰り返さない」との思いからだ。このため、政界の反応も「体調不良ではやむを得ない」(自民幹部)「早く回復してほしい」(立憲民主幹部)などの同情論が多く、「大事な時に体を壊す癖がある」などとツイッターに書き込んだ野党女性議員が、炎上後に謝罪する一幕もあった。各メディアの街角インタビューでの反応も「ゆっくり休んでほしい」などの声が多く、結果的に「日本的情緒を計算した退陣表明」(自民長老)ともなった。

 ただ、いわゆる「森友・加計問題」に「桜を見る会私物化」、さらには8月25日に初公判が行われた河井克行前法相と妻の案里参院議員の選挙違反(買収)事件での巨額の党資金投入など、多くの「政権の闇」は、退陣ですべて帳消しになるわけではない。退陣表明と同時に始まったポスト安倍の総裁選では、安倍政治の継続か人心一新による出直しかが争点となる。現状では首相の女房役だった菅義偉官房長官が「継続重視」で後継レースの主役に躍り出たが、「誰が後継者になっても安倍政権の“負の遺産”が重荷になることは避けられない」(首相経験者)。それだけに、「アベノミクスに始まり、アベノマスクで終わった」(共産党幹部)とも揶揄される史上最長政権の功罪が問われるのはこれからだ。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」9月7日号より】

4683チバQ:2020/09/14(月) 17:05:08
>菅氏が377票、岸田文雄政調会長(63)は89票、石破茂・元幹事長(63)は68票
石破つぶしのために岸田に回してそうですね


https://news.yahoo.co.jp/articles/02c9d0d1cba34a005482eabbd8b26e50eee77c25
自民党新総裁に菅義偉氏…2位岸田氏、3位石破氏に圧勝
9/14(月) 15:34配信
自民党の新総裁に選出された菅官房長官(14日午後3時21分、東京都港区で)=小林武仁撮影
 自民党総裁選は14日午後、東京都内のホテルで開かれた両院議員総会で投開票を行い、菅義偉官房長官(71)が新総裁に選出された。

【写真特集】ポスト安倍 3氏が立候補 自民党総裁選2020

 今回の総裁選は、国会議員票(393票)と、47都道府県連代表に各3票を割り当てた地方票(141票)の計534票で争った。

 獲得票数は菅氏が377票、岸田文雄政調会長(63)は89票、石破茂・元幹事長(63)は68票だった。

 菅氏は、16日召集の臨時国会で第99代首相に指名され、新内閣を発足させる。

 菅氏は選出を受けて、ただちに党役員・閣僚人事に着手する。菅氏の任期は、安倍首相の残り任期である来年9月末まで。

4684チバQ:2020/09/14(月) 17:06:33

https://news.yahoo.co.jp/articles/3c9262a7426c6744565ade8a59e4368b502d7d06
石破氏、過去の強さは…総裁選地方票で菅氏にかなわず
9/14(月) 12:33配信




会見する菅義偉官房長官=2020年9月14日午前11時17分、首相官邸、恵原弘太郎撮影
 各3票が配分されている都道府県連票(計141票)について、朝日新聞のまとめでは、菅氏がトップの89票で、6割超を獲得した。石破氏の42票、岸田氏の10票に大きく差をつけた。

 今回の総裁選では、県連幹部が菅氏に3票を入れることを決めた秋田を除く46都道府県で予備選(党員アンケート、意向調査を含む)が行われた。

 大半の都道府県連は両院議員総会前の結果公表をしていないが、菅氏が北海道、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、和歌山、山口、沖縄で各3票を総取り。青森、岩手、宮城、茨城、栃木、群馬、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、徳島、愛媛、福岡、佐賀、大分、鹿児島でも各2票を獲得。全国で幅広い支持を集めている。

4685チバQ:2020/09/14(月) 17:08:43
トータルー地方=国会議員
菅 377-89=288
岸田89-10=79
石破68-42=26

4686とはずがたり:2020/09/14(月) 17:18:16
石破国会議員票でも地方票でも惨敗で終わってますねえ。
一方,岸田は善戦と次ぎに繋がったか。

最初は岸田を担ごうとした麻生が一定の配慮して手を回したかな?

これで菅がこけて(長くやればやる程人気下がってくタイプにみえるw)どうしようもなくなったら石破では無く岸田に繋げられて,安倍政権の悪事もまあ隠蔽できるって寸法か。

総選挙の顔としては,まあ早期解散なら兎も角,人気落ちた来年の菅や,菅惨敗後の岸田の方が石破よりやりやすそうだ。

4687チバQ:2020/09/14(月) 18:32:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/90540d9eef4ca4402171d588728a7530fafde20d

田崎史郎氏、総裁選2位の岸田文雄氏は「24票、施し票があったということ」




9/14(月) 15:29配信



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スポーツ報知







田崎史郎氏
 14日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、この日、投開票された自民党総裁選を速報。菅義偉官房長官(71)が377票を獲得し、新総裁に選ばれた瞬間を放送した。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)は岸田文雄政調会長(63)が89票で2位となったことについて、「20数票上積みされてますね。89票獲得しましたが、24票、施し票があったということです。このくらい(石破茂氏と)差をつけておかないと、危ない、安心できなかったってことです」と分析。

 宮根誠司キャスター(57)は「これで来年の総裁選も残ったということですね」と岸田氏の今後についてコメントした。

4688チバQ:2020/09/14(月) 18:38:11
https://hochi.news/articles/20200914-OHT1T50115.html
新総裁誕生、2位の岸田氏は来秋総裁選に望み残す
2020年9月14日 15時21分スポーツ報知 # 社会

開票の結果 圧倒的な支持を得て新総裁となった菅義偉氏


自民党総裁選で投票する菅義偉氏
 安倍晋三首相(65)の辞任表明に伴う自民党総裁選は14日、都内のグランドプリンスホテル新高輪で両院議員総会があり、菅義偉内閣官房長官(71)が第26代総裁に選出された。告示前から細田派、麻生派、二階派など主要派閥が菅氏の支持を決め、地方票でも有利に展開した。
 注目の2位争いは岸田文雄政調会長幹事長(63)に軍配が上がり、石破茂元幹事長(63)は最下位に沈んだ。「3位なら政治生命の危機」(陣営)と背水の覚悟で臨んだ岸田氏は、来年9月の任期満了に伴い行われる総裁選に望みを残す一方、石破氏には厳しい結果となった。
 総裁選初挑戦となった岸田氏は安倍首相からの禅譲論も出るなど周囲の期待も高かったが、知名度の低さが選挙戦でも弱点に。「選挙の顔」として戦うには「力不足」(党関係者)との声も上がった。石破氏には知名度も及ばず、来秋の総裁選を見据え、戦略の見直しが必要となる。
 4度目の挑戦となった石破氏は総裁選を振り返り、「政策を作るのが自民党の原点。野に下った時に誓った原点です。そうあるかどうか常に検証し、心がけたい」。報道各社の世論調査では閣僚入りしていないにもかかわらず、安倍首相に次ぐ2位が多く、今回の総裁選に関する調査でも、岸田氏を大きく引き離していた。安倍首相の突然の辞任表明により形勢不利な中、一定の存在感を示した。
 菅新総裁は14日午後6時から党本部で記者会見を行う。15日に党役員人事に入り、16日召集の臨時国会で第99代首相に選出され、正式に菅内閣が発足する。2012年12月から続いた安倍内閣は16日に総辞職、約8年ぶりに首相が変わる。

4689チバQ:2020/09/14(月) 19:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4bc55511cf6cb7d32e10b6469d8b519ef73bd12
自民総裁選、道連3票の行方に不透明感 役員会が決定、党員に不満相次ぐ 「意向調査いらぬ」「いつも密室」
9/11(金) 16:34配信
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 自民党総裁選で党道連に配分された3票の投票先の決め方について、党員・党友から疑問視する声が相次いでいる。道連は党員・党友の意向調査を行っているが、道連分の投票先は最終的に役員会で決めるため、意向がどこまで反映されるのか不透明だからだ。44都府県連は党員投票の結果で投票先を決める予備選を行っており、道連との対応の違いが際立っている。

 「最終的に役員会で決めるなら意向調査なんて要らないのでは」。9日午後、道議会の自民党会派控室で道議の一人が疑問の声を上げると、別の道議が「いつも密室で決めるイメージだ」と相づちを打った。

 吉川貴盛道連会長は総裁選で、菅義偉官房長官の陣営の事務局長に就任。北海道新聞が自民党所属の道内関係国会議員13人に投票予定先を聞いたところ、12人が菅氏と答えた。道内の党員の多くが「執行部は菅氏にしたがっている」とみているが、「事実上、首相を決める選挙なのだから、開かれた形で行ってほしい」との声も少なくない。

 道連は道内の党員・党友約3万8千人に発送した意向調査用紙を13日に集計する。支持が最多の候補に全3票を投じる「総取り方式」を基本とするが、道連幹部が他の役員や国会議員の聞き取りも行い、役員会で投票先を決める。意向調査結果とは違う投票先に変える余地を残している。

 道連執行部は、予備選ではなく意向調査とした理由について、道内は広く離島も多いため、短期間での郵便投票が困難だったと説明。回収率が3割程度の可能性もあるとして、役員会で最終的な検討を加える必要があると判断したという。

4690チバQ:2020/09/14(月) 23:56:45

細田派 下村博文政調会長
麻生派 佐藤勉総務会長(元谷垣G)
竹下派 山口泰明選対委員長
二階派 二階俊博幹事長(留任)
石原派 森山裕国対委員長(留任)
菅G  

岸田派
石破派

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbbf900cb999b715deb4563a121712f19f46dd4
自民党幹部人事固まる 二階幹事長続投、政調会長に下村氏、総務会長に佐藤氏
9/14(月) 23:32配信

毎日新聞
自民党総裁として初の記者会見を前に、笑顔で記念写真に納まる菅義偉官房長官=東京都千代田区の同党本部で2020年9月14日午後5時57分、竹内幹撮影

 自民党の菅義偉新総裁(71)は14日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事について、「首相がかわるわけだから、思い切って私の政策に合う人を登用し仕事をしていく」と述べた。菅氏は自身への支持を真っ先に表明した二階俊博幹事長(81)=二階派=と森山裕国対委員長(75)=石原派=を続投させ、政調会長に下村博文選対委員長(66)=細田派、総務会長に佐藤勉衆院憲法審査会長(68)=麻生派、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)=竹下派=を起用する方針を決めた。

【拍手に両手を上げて応える菅義偉官房長官】

 ◇麻生副総理、茂木外相は留任

 麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派、茂木敏充外相(64)=竹下派=と赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党=は留任させる見通しだ。官房長官には、梶山弘志経済産業相(64)=無派閥、加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派、萩生田光一文部科学相(57)=細田派=の名前が挙がっている。野田聖子元総務相(60)=無派閥=を幹事長代行に充てる。

 菅氏は「安倍政権の継承」を掲げていることから人事も小幅になるのではとの見方があることについて、会見では中規模以上の人事とすることを示唆した。人選に当たっては「改革意欲があり、仕事ができる人を結集する」と述べ、「適材適所」を強調した。

 二階、麻生両氏に関しては「内閣の要、党の要で、政権運営で極めて重要な2人だ」と強調。森山氏については「素晴らしい国対委員長だ。能力は大変高く評価している」と語った。総裁選で戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点となる。

 菅氏は衆院解散の条件については「新型コロナウイルスを収束させ、経済を再生してほしいというのが国民の大きな声だと言ってきた」と改めて指摘。「特別の条件というよりも、専門家の先生方が『もう完全に下火になってきた』ということでなければ、なかなか難しいのではないか」と述べた。「収束」に関しては専門家の判断を重視する考えを示した上で、「収束したらすぐ(解散を)やるということでもない。全体を見ながら判断をしたい」と述べた。【水脇友輔、畠山嵩】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ddf69cd63dca1cbc70a884a48804fb6ca475454
二階幹事長続投へ 政調・下村氏、総務・佐藤氏、選対・山口氏 自民役員人事
9/14(月) 18:41配信

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時事通信
二階俊博 自民党幹事長

 自民党の菅義偉新総裁は14日、二階俊博幹事長(81)を続投させる方針を固めた。

 政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する。党幹部が明らかにした。

 石原派の森山裕国対委員長(75)の再任も固まった。総裁選で菅氏を支持した細田、麻生、竹下、二階、石原の5派閥のバランスに配慮した。15日に党役員人事を決定し、新内閣は16日に発足する。

 菅氏は総裁選出後の記者会見で、新政権での課題に「規制改革」を挙げ、「改革意欲のある人、改革に理解を示す人を中心に人事を進める」と表明。「(人材は)いろんな派閥に散らばっている」とも指摘し、党内から幅広く起用する方針を示した。

 官房長官には、竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)や細田派の萩生田光一文部科学相(57)、菅氏と同じ無派閥の梶山弘志経済産業相(64)らの名前が挙がっている。自身の後任となる官房長官について菅氏は、「全体的に考えて総合的な力がある人が一番落ち着く」と指摘した。

 総裁選勝利に貢献した二階氏と麻生太郎副総理兼財務相(79)については「極めて政権運営で重要な2人だ」と強調。引き続き国会運営の司令塔となる森山氏に関しては「政治経験も豊かで、能力を大変高く評価している」と語った。

 菅氏が「安倍政権の継承」を掲げた経緯から、閣僚の多くが再任するとの観測も出ているが、菅氏は「首相が代わるわけだから思い切って私の政策に合う人を登用する」との意向を示した。

 人事では、総裁選を戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点。これに関し菅氏は「総裁選が終わった時点で(戦いは)全て終了した」と述べたが、それ以上の言及は避けた。

4691名無しさん:2020/09/15(火) 00:11:10
自民党派閥
http://home.a07.itscom.net/kazoo/seizi/jimin/habatsu_giinmei.htm

4692名無しさん:2020/09/15(火) 00:13:09
>>4691

自民党 党内派閥別 所属議員一覧

議員氏名の頭部の記号は当選区分で、
衆議員は、 ★ 小選挙区、☆ 比例区単独、□ 比例区復活、◎ 補選当選、○ 比例区繰上補充
参議員は、 ★ 選挙区、☆ 比例区、◎ 補選当選、□ 繰上当選
議員氏名欄の右側は順に、
年齢、当選回数、選挙区(衆議員は当選区分に関わらず小選挙区名を優先)、閣僚経験の有無(○印が閣僚経験者)、閣僚就任・再任回数
年齢は、2020年9月1日到来時点での満年齢

党の役職就任に伴う派閥離脱は実態が伴わない為、派閥所属議員として集計
衆議院議員 参議院議員
細田 派 98人 (衆院 62、参院 36 )
★ 衛藤征士郎 79 12 (1) 大分2 ○ 1 ★ 堀井学 48 3 北海道9 2022年改選者
★ 細田博之 76 10 島根1 ○ 4 ★ 菅家一郎 65 3 福島4 ★ 山崎正昭 78 5 福井
★ 塩谷立 70 9 静岡8 ○ 1 ★ 簗和生 41 3 栃木3 ★ 中川雅治 73 3 東京 ○ 2
★ 安倍晋三 65 9 山口4 ○ 12 ★ 福田達夫 53 3 群馬4 ★ 野上浩太郎 53 3 富山
★ 下村博文 66 8 東京11 ○ 3 ★ 三ツ林裕巳 64 3 埼玉14 ★ 岡田直樹 58 3 石川
★ 吉野正芳 72 7 福島5 ○ 3 ★ 大西英男 74 3 東京16 ★ 末松信介 64 3 兵庫
★ 松野博一 57 7 千葉3 ○ 1 ★ 白須賀貴樹 45 3 千葉13 ★ 山本順三 65 3 愛媛 ○ 1
★ 馳浩 59 7 (1) 石川1 ○ 1 ★ 義家弘介 49 3 (1) 神奈川16 ☆ 山谷えり子 69 3 (1) *比例 ○ 2
★ 高木毅 64 7 福井2 ○ 1 ★ 田畑裕明 47 3 富山1 ★ 長谷川岳 49 2 北海道
★ 柴山昌彦 54 6 埼玉8 ○ 1 ★ 佐々木紀 45 3 石川2 ★ 上野通子 62 2 栃木
★ 松島みどり 64 6 東京14 ○ 1 ★ 宮沢博行 45 3 静岡3 ★ 江島潔 63 2 山口
★ 西村康稔 57 6 兵庫9 ○ 1 ★ 根本幸典 55 3 愛知15 ☆ 高階恵美子 56 2 *比例
★ 谷川弥一 79 6 長崎3 ★ 長尾敬 57 3 大阪14 ★ 松川るい 49 1 大阪
★ 西村明宏 60 5 宮城3 ★ 岸信夫 61 3 (2) 山口2 ★ 佐藤啓 41 1 奈良
★ 萩生田光一 57 5 東京24 ○ 1 ★ 加藤寛治 74 3 長崎2 ☆ 山田宏 62 1 (2) *比例
★ 稲田朋美 61 5 福井1 ○ 2 ★ 穴見陽一 51 3 大分1 ☆ 宮島喜文 69 1 *比例
★ 宮下一郎 62 5 長野5 □ 藤原崇 37 3 岩手3
★ 中山泰秀 49 5 大阪4 □ 山田美樹 46 3 東京1 2025年改選者
☆ 奥野信亮 76 5 *近畿 □ 小田原潔 56 3 東京21 ★ 世耕弘成 57 5 和歌山 ○ 4
□ 鈴木淳司 62 5 愛知7 □ 細田健一 56 3 新潟2 ☆ 橋本聖子 55 5 *比例 ○ 1
★ 土井亨 62 4 宮城1 □ 池田佳隆 54 3 愛知3 ★ 森雅子 56 3 福島 ○ 2
★ 大塚拓 47 4 埼玉9 □ 神田憲次 57 3 愛知5 ★ 古川俊治 57 3 埼玉
★ 高鳥修一 59 4 新潟6 ○ 青山周平 43 3 愛知12 ★ 丸川珠代 49 3 東京 ○ 2
★ 関芳弘 55 4 兵庫3 ★ 和田義明 48 2 北海道5 ★ 西田昌司 61 3 京都
□ 亀岡偉民 64 4 福島1 ★ 宗清皇一 50 2 大阪13 ★ 山田修路 66 2 石川
□ 中根一幸 51 4 埼玉6 ★ 尾身朝子 59 2 群馬1 ★ 滝波宏文 48 2 福井
□ 越智隆雄 56 4 東京6 ☆ 上野宏史 49 2 (1) *南関東 ★ 大野泰正 61 2 岐阜
□ 松本文明 71 4 東京7 ☆ 古田圭一 63 2 *中国 ★ 酒井庸行 68 2 愛知
☆ 杉田水脈 53 2 *中国 ★ 堀井巌 54 2 奈良
□ 谷川とむ 44 2 大阪19 ★ 石井正弘 74 2 岡山
★ 木村次郎 52 1 青森3 ★ 長峯誠 51 2 宮崎
☆ 安藤高夫 61 1 *東京 ☆ 赤池誠章 59 2 (1) *比例
☆ 高木啓 55 1 *東京 ☆ 石田昌宏 53 2 *比例
□ 上杉謙太郎 45 1 福島3 ☆ 北村経夫 65 2 *比例
★ 吉川有美 46 2 三重
★ 太田房江 69 2 大阪
☆ 宮本周司 49 2 *比例
☆ 羽生田俊 72 2 *比例
★ 高橋はるみ 66 1 北海道

4693名無しさん:2020/09/15(火) 00:15:29
>>4692

麻生 派 55人 (衆院 42、参院 13 )
★ 麻生太郎 79 13 福岡8 ○ 18 ★ 薗浦健太郎 48 4 千葉5 2022年改選者
★ 甘利明 71 12 神奈川13 ○ 9 ★ 鈴木馨祐 43 4 神奈川7 ★ 猪口邦子 68 2 (1) 千葉 ○ 1
★ 森英介 72 10 千葉11 ○ 1 ★ 赤間二郎 52 4 神奈川14 ★ 中西健治 56 2 神奈川
★ 山口俊一 70 10 徳島2 ○ 2 ★ 武藤容治 64 4 岐阜3 ★ 藤川政人 60 2 愛知
★ 鈴木俊一 67 9 岩手2 ○ 4 ★ 中村裕之 59 3 北海道4 ★ 中西祐介 41 2 徳・高
★ 佐藤勉 68 8 栃木4 ○ 1 ★ 牧島かれん 43 3 神奈川17 ★ 大家敏志 53 2 福岡
★ 田中和徳 71 8 神奈川10 ○ 1 ★ 井出庸生 42 3 長野3 ☆ 今井絵理子 36 1 *比例
★ 河野太郎 57 8 神奈川15 ○ 5 ★ 井林辰憲 44 3 静岡2
★ 棚橋泰文 57 8 岐阜2 ○ 2 ★ 工藤彰三 55 3 愛知4 2025年改選者
★ 原田義昭 75 8 福岡5 ○ 1 ★ 長坂康正 63 3 愛知9 ☆ 山東昭子 78 8 *比例 ○ 1
★ 岩屋毅 63 8 大分3 ○ 1 ★ 今枝宗一郎 36 3 愛知14 ★ 武見敬三 68 5 東京
★ 松本純 70 7 神奈川1 ○ 1 ★ 安藤裕 55 3 京都6 ☆ 有村治子 49 4 *比例 ○ 2
★ 松本剛明 61 7 兵庫11 ○ 1 ★ 山田賢司 54 3 兵庫7 ★ 滝沢求 61 2 青森
☆ 江渡聡徳 64 7 *東北 ○ 1 ★ 井上貴博 58 3 福岡1 ★ 高橋克法 62 2 栃木
★ 伊藤信太郎 67 6 宮城4 □ 船橋利実 59 2 北海道1 ★ 豊田俊郎 68 2 千葉
★ 井上信治 50 6 東京25 □ 高橋比奈子 62 3 岩手1 ★ 高野光二郎 45 2 徳・高
★ 御法川信英 56 5 秋田3 □ 中山展宏 51 3 神奈川9
★ 山際大志郎 51 5 神奈川18 □ 務台俊介 64 3 長野2
★ 丹羽秀樹 47 5 愛知6 □ 斎藤洋明 43 3 新潟3
★ 阿部俊子 61 5 岡山3 □ 大隈和英 51 2 大阪10
□ 永岡桂子 66 5 茨城7 ★ 高村正大 49 1 山口1
竹下 派 54人 (衆院 33、参院 21 )
★ 額賀福志郎 76 12 茨城2 ○ 5 ★ 津島淳 53 3 青森1 2022年改選者
★ 船田元 66 12 栃木1 ○ 1 ★ 鈴木憲和 38 3 山形2 ★ 関口昌一 67 4 埼玉
★ 茂木敏充 64 9 栃木5 ○ 8 ★ 井野俊郎 40 3 群馬2 ★ 二之湯智 75 3 京都
★ 三原朝彦 73 8 福岡9 ★ 笹川博義 54 3 群馬3 ★ 松村祥史 56 3 熊本
★ 小渕優子 46 7 群馬5 ○ 2 ★ 野中厚 43 3 埼玉12 ★ 野村哲郎 76 3 鹿児島
★ 新藤義孝 62 7 埼玉2 ○ 1 ★ 新谷正義 45 3 広島4 ★ 石井浩郎 56 2 秋田
★ 山口泰明 71 7 埼玉10 ☆ 鈴木貴子 34 3 *北海道 ★ 岩井茂樹 52 2 静岡
★ 渡辺博道 70 7 千葉6 ○ 1 ☆ 池田道孝 73 3 *中国 ★ 渡辺猛之 52 2 岐阜
★ 竹下亘 73 7 島根2 ○ 2 □ 中谷真一 43 3 山梨1 ★ 青木一彦 59 2 鳥・島
★ 秋葉賢也 58 6 宮城2 ○ 宮崎政久 55 3 沖縄2 ★ 福岡資麿 47 2 (1) 佐賀
★ 加藤勝信 64 6 岡山5 ○ 5 ★ 鈴木隼人 43 2 東京10 ☆ 宇都隆史 45 2 *比例
★ 西銘恒三郎 66 5 沖縄4 □ 古川康 62 2 佐賀2 ★ 元栄太一郎 44 1 千葉
★ 若宮健嗣 58 4 東京5 ☆ 佐藤明男 68 1 *北関東 ★ 小野田紀美 37 1 岡山
★ 渡嘉敷奈緒美 58 4 大阪7 ☆ 百武公親 58 1 *北関東
★ 大塚高司 55 4 大阪8 2025年改選者
★ 原田憲治 72 4 大阪9 ★ 尾辻秀久 79 6 鹿児島 ○ 2
★ 橋本岳 46 4 岡山4 ★ 石井準一 62 3 千葉
★ 平口洋 72 4 広島2 ★ 牧野京夫 61 3 静岡
★ 木原稔 51 4 熊本1 ☆ 佐藤正久 59 3 *比例
☆ 佐藤信秋 72 3 *比例
★ 上月良祐 57 2 茨城
★ 堂故茂 68 2 富山
★ 山下雄平 41 2 佐賀
☆ 三浦靖 47 1 (1) *比例

4694名無しさん:2020/09/15(火) 00:17:40
>>4693

二階 派 47人 (衆院 38、参院 9 )
★ 伊吹文明 82 12 京都1 ○ 4 ★ 武部新 50 3 北海道12 2022年改選者
★ 二階俊博 81 12 和歌山3 ○ 5 ★ 小林鷹之 45 3 千葉2 ★ 中曽根弘文 74 6 群馬 ○ 3
★ 河村建夫 77 10 山口3 ○ 3 ★ 小倉将信 39 3 東京23 ★ 鶴保庸介 53 4 和歌山 ○ 1
★ 林幹雄 73 9 千葉10 ○ 3 ★ 大岡敏孝 48 3 滋賀1 ☆ 片山さつき 61 2 (1) *比例 ○ 1
★ 平沢勝栄 74 8 東京17 ★ 宮内秀樹 57 3 福岡4 ☆ 進藤金日子 57 1 *比例
☆ 山本拓 68 8 *北信越 □ 勝俣孝明 44 3 静岡6
☆ 今村雅弘 73 8 *九州 ○ 1 □ 門博文 55 3 和歌山1 2025年改選者
★ 桜田義孝 70 7 千葉8 ○ 1 □ 佐藤ゆかり 59 3 (1) 大阪11 ☆ 衛藤晟一 72 3 (4) *比例 ○ 1
★ 江崎鉄磨 76 7 愛知10 ○ 2 ★ 小林茂樹 55 2 奈良1 ☆ 三木亨 53 2 *比例
☆ 福井照 66 7 *四国 ○ 1 ★ 鳩山二郎 41 2 福岡6 ★ 岩本剛人 55 1 北海道
★ 吉川貴盛 69 6 北海道2 ○ 1 □ 岡下昌平 45 2 大阪17 ★ 清水真人 45 1 群馬
★ 小泉龍司 67 6 埼玉11 □ 神谷昇 71 2 大阪18 ☆ 宮崎雅夫 56 1 *比例
★ 長島昭久 58 6 東京21 ★ 泉田裕彦 57 1 新潟5
★ 谷公一 68 6 兵庫5 ★ 小寺裕雄 59 1 滋賀4
★ 山口壮 65 6 兵庫12 ☆ 中曽根康隆 38 1 *北関東
★ 武田良太 52 6 福岡11 ○ 1 □ 繁本護 47 1 京都2
★ 鷲尾英一郎 43 5 新潟2 ○ 出畑実 69 1 *南関東
★ 伊東良孝 71 4 北海道7
★ 金田勝年 70 4 (2) 秋田2 ○ 1
★ 松本洋平 47 4 東京19
★ 伊藤忠彦 56 4 愛知8
岸田 派 47人 (衆院 34、参院 13 )
★ 岸田文雄 63 9 広島1 ○ 7 ★ 村井英樹 40 3 埼玉1 2022年改選者
★ 根本匠 69 8 福島2 ○ 2 ★ 辻清人 40 3 東京2 ☆ 藤井基之 73 3 *比例
★ 宮腰光寛 69 8 富山2 ○ 1 ★ 堀内詔子 54 3 山梨2 ☆ 水落敏栄 77 3 *比例
★ 竹本直一 79 8 大阪15 ○ 1 ★ 小林史明 37 3 広島7 ★ 宮沢洋一 70 2 (3) 広島 ○ 2
★ 山本幸三 72 8 福岡10 ○ 1 ★ 古賀篤 48 3 福岡3 ★ 磯崎仁彦 62 2 香川
★ 小野寺五典 60 7 宮城6 ○ 3 ★ 藤丸敏 60 3 福岡7 ★ 金子原二郎 76 2 (5) 長崎
★ 平井卓也 62 7 香川1 ○ 1 ★ 武井俊輔 45 3 宮崎1 ★ 小鑓隆史 53 1 滋賀
★ 北村誠吾 73 7 長崎4 ○ 1 ☆ 渡辺孝一 62 3 *北海道 ☆ 足立敏之 66 1 *比例
★ 金子恭之 59 7 熊本4 □ 小島敏文 69 3 広島6 ☆ 藤木真也 53 1 *比例
★ 上川陽子 67 6 静岡1 ○ 6 □ 岩田和親 46 3 佐賀1
★ 三ツ矢憲生 69 6 三重4 □ 国場幸之助 47 3 沖縄1 2025年改選者
★ 葉梨康弘 60 5 茨城3 ★ 大西宏幸 53 2 大阪1 ★ 林芳正 59 5 山口 ○ 6
★ 左藤章 69 5 大阪2 ○ 吉川赳 38 2 静岡5 ★ 松山政司 61 4 福岡 ○ 2
★ 寺田稔 62 5 広島5 ★ 国光文乃 41 1 茨城6 ★ 森屋宏 63 2 山梨
★ 木原誠二 50 4 東京20 ★ 西田昭二 51 1 石川3 ★ 古賀友一郎 52 2 長崎
★ 盛山正仁 66 4 兵庫1 ★ 金子俊平 42 1 岐阜4 ★ 馬場成志 55 2 熊本
○ 畦元将吾 62 1 *中国
◎ 深沢陽一 44 1 静岡4

4695名無しさん:2020/09/15(火) 00:18:18
>>4694

石破 派 19人 (衆院 17、参院 2 )
★ 石破茂 63 11 鳥取1 ○ 8 ★ 冨樫博之 65 3 秋田1 2022年改選者
□ 山本有二 68 10 高知2 ○ 2 ★ 田所嘉徳 66 3 茨城1 ☆ 中西哲 68 1 *比例
★ 鴨下一郎 71 9 東京13 ○ 2 ★ 神山佐市 66 3 埼玉7
★ 伊藤達也 59 8 東京22 ○ 2 ★ 門山宏哲 55 3 千葉1 2025年改選者
★ 田村憲久 55 8 三重1 ○ 1 ★ 山下貴司 54 3 岡山2 ○ 1 ★ 舞立昇治 45 2 鳥・島
★ 後藤田正純 51 7 徳島1 ☆ 福山守 67 3 *四国
★ 古川禎久 55 6 宮崎3 □ 八木哲也 73 3 愛知11
★ 平将明 53 5 東京4
★ 赤沢亮正 59 5 鳥取2
★ 斎藤健 61 4 千葉7 ○ 2
石原 派 11人 (衆院 11、参院 0 )
★ 野田毅 78 16 熊本2 ○ 3 ★ 田野瀬太道 46 3 奈良3
★ 石原伸晃 63 10 東京8 ○ 7 ★ 鬼木誠 47 3 福岡2
★ 坂本哲志 69 6 熊本3 ★ 金子万寿夫 73 3 鹿児島2
★ 森山裕 75 6 (1) 鹿児島4 ○ 1 ☆ 宮路拓馬 40 2 *九州
★ 石原宏高 56 4 東京3
★ 上野賢一郎 55 4 滋賀2
□ 冨岡勉 72 4 長崎1
谷垣 グループ 15人 (衆院 14、参院 1 )
□ 川崎二郎 72 12 三重2 ○ 3 ★ 黄川田仁志 49 3 埼玉3 2022年改選者
★ 逢沢一郎 66 11 岡山1 ★ 秋本真利 45 3 千葉9 ★ 松下新平 54 3 宮崎
★ 中谷元 62 10 高知1 ○ 3 ★ 田中英之 50 3 京都4
★ 山本公一 72 9 愛媛4 ○ 1 ★ 大串正樹 54 3 兵庫6
★ 遠藤利明 70 8 山形1 ○ 2 □ 星野剛士 57 3 神奈川12
★ 小里泰弘 61 5 鹿児島3 ★ 加藤鮎子 41 2 山形3
□ 牧原秀樹 49 4 埼玉5 ★ 本田太郎 46 1 京都5
菅 グループ 9人 (衆院 6、参院 3 )
★ 菅義偉 71 8 神奈川2 ○ 10 ★ 石川昭政 47 3 茨城5 2022年改選者
★ 菅原一秀 58 6 東京9 ○ 1 □ 三谷英弘 44 2 神奈川8 ★ 朝日健太郎 44 1 東京
★ 城内実 55 5 静岡7 □ 木村弥生 55 2 京都3 ☆ 自見英子 44 1 *比例
☆ 小川克巳 69 1 *比例
無派閥 41人 (衆院 27、参院 14 )
★ 大島理森 73 12 青森2 ○ 3 ★ 田中良生 56 4 埼玉15 2022年改選者
★ 村上誠一郎 68 11 愛媛2 ○ 2 ★ 坂井学 54 4 神奈川5 ★ 岡田広 73 4 茨城
★ 古屋圭司 67 10 岐阜5 ○ 1 ★ 小泉進次郎 39 4 神奈川11 ○ 1 ★ 三原じゅん子 55 2 神奈川
★ 浜田靖一 64 9 千葉12 ○ 1 ★ 橘慶一郎 59 4 富山3 ☆ 阿達雅志 60 2 *比例
★ 野田聖子 59 9 岐阜1 ○ 6 □ 山本朋広 45 4 神奈川4 ☆ 徳茂雅之 58 1 *比例
★ 渡海紀三朗 72 9 兵庫10 ○ 1 ★ 熊田裕通 56 3 愛知1 ☆ 青山繁晴 68 1 *比例
★ 小此木八郎 55 8 神奈川3 ○ 2 ★ 武村展英 48 3 滋賀3 ☆ 園田修光 63 1 (1) *比例
★ 高市早苗 59 8 奈良2 ○ 5 ★ 藤井比早之 48 3 兵庫4
★ 塩崎恭久 69 8 (1) 愛媛1 ○ 5 ★ 大野敬太郎 51 3 香川3 2025年改選者
★ 梶山弘志 64 7 茨城4 ○ 3 □ 石崎徹 36 3 新潟1 ☆ 山田俊男 73 3 *比例
★ 土屋品子 68 7 埼玉13 ★ 穂坂泰 46 1 埼玉4 ★ 島村大 60 2 神奈川
★ 石田真敏 68 7 和歌山2 ○ 1 ☆ 神田裕 62 1 *北関東 ★ 三宅伸吾 58 2 香川
★ 後藤茂之 64 6 長野4 □ 木村哲也 51 1 千葉4 ☆ 柘植芳文 74 2 *比例
★ 江藤拓 60 6 宮崎2 ○ 1 ☆ 山田太郎 53 2 *比例
☆ 和田政宗 45 2 *比例
★ 加田裕之 50 1 兵庫
☆ 本田顕子 48 1 *比例

4696名無しさん:2020/09/15(火) 02:15:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ad2a167a6e655c6eb88c017b9b15bacdd6d0f68
山本元環境相が棄権
9/14(月) 17:26配信

 14日に投開票された自民党総裁選で、選挙管理委員会の野田毅委員長は、投票総数が534票だったことについて、1人が入院加療中のため棄権となったと説明した。棄権は山本公一元環境相。

4697名無しさん:2020/09/15(火) 02:16:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fb238402cc2cd96ae1da2367ca030b2a7c18cfb
幹事長代行に野田聖子氏 菅新総裁が起用意向固める
9/14(月) 23:05配信

 自民党の新総裁に選ばれた菅義偉官房長官は、党役員人事で野田聖子元総務相(無派閥)を幹事長代行に起用する意向を固めた。

4698とはずがたり:2020/09/15(火) 02:19:17
なるべく引っ張ってどうしようもなかったら来年の総裁選で首すげ替え出来る方がいいので任期満了かな

酷い面子が揃いそうだ。。

https://www.news24.jp/articles/2020/09/14/04721877.html

二階幹事長
野田幹事長代行
下村政調会長
佐藤総務会長
森山国対委員長
山口選対委員長

4699名無しさん:2020/09/15(火) 02:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/1046d5c0e11b7a6d46d5ceb447072916488fe905
麻生副総理兼財務相、再任へ調整 総裁選で菅氏を支持
9/14(月) 23:45配信

 自民党総裁選で新総裁に選出された菅義偉官房長官は14日、麻生太郎副総理兼財務相を再任させる方向で調整に入った。「安倍政権の継承」を掲げて総裁選を制した菅氏としては、「骨格」としてともに安倍政権を支えてきた麻生氏を引き続き重要閣僚に置くことで、政権の安定化を図りたい考えだ。

 麻生氏は当選13回で、党幹事長や外相なども歴任してきた重鎮。今回の総裁選では麻生派(54人)を率いて菅氏を支持し、総裁選での勝利に貢献した。

 安倍政権下では、森友学園問題をめぐる公文書改ざんや前事務次官のセクハラ問題といった不祥事が続発。野党から不信任も突きつけられた。

朝日新聞社

4700名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9e1dcac8921eada0e34442fad66cf2e8fe1ee9
謎の無派閥議員集団「菅義偉グループ」を解析する
9/14(月) 6:01配信

 菅義偉内閣がまもなく発足する。党内の主要派閥に推され、総裁選では圧倒的な数の力を見せつけたが、改めて注目されたのが衆参の無派閥議員からなる「菅グループ」の存在だ。約30人と報じられ、石破派(19人)や石原派(11人)以上の勢力とされている。しかし、顔ぶれについてはほとんど知られていないのが実情だ。「菅グループ」にはどんな人物がいるのか。詳細に検討してみると、意外なことが判明した。

■ 衆院15人、参院11人でカウント

 一般的に「菅グループ」とされるものには、派閥横断の勉強会である「韋駄天の会」もあるが、真っ先に言及されるのが衆院当選4回以下の無派閥議員からなる「ガネーシャの会」である。このほか、参院にもグループがあり、各派閥にも隠れ“菅派”がまるでスパイのように紛れ込んでいる。グループは非常に緩やかなつながりとされており、菅氏が全員を個別にコントロールしているようだ。

 さて本稿では、グループの面々が菅氏に面会して出馬を要請した際の記念写真、一部推薦人名簿を基準に衆院15人、参院11人の計26人を「菅グループ」と認定する。

 衆院は、大串正樹氏のフェイスブックにアップされた写真を基準にする。菅氏に総裁選への出馬を要請した当選4回以下の「無世襲・無派閥」の14人の顔が確認できる。対外的に名簿が発表されているわけではないので、動かぬ証拠として写真を根拠にしたい。

 敬称略で名前をあげると、後列左から、三谷英弘、熊田裕通、穂坂泰、木村哲也、藤井比早之、秋本真利、田中英之、黄川田仁志、武村展英。前列左から、大串正樹、星野剛士、田中良生、菅義偉、坂井学、山本朋広の各氏だ。

 写真には入っていないが、菅氏の推薦人である牧原秀樹経済産業副大臣を加え、衆院は15人とする。

 参院に関しても、総裁選への出馬を要請した11人と菅氏の記念写真を根拠にする。島村大氏のツイッターなどから確認することができる。

 こちらも敬称略で名前をあげると、後列左から、小川克巳、徳茂雅之、朝日健太郎。前列左から、三宅伸吾、和田政宗、三原じゅん子、松下新平、菅義偉、島村大、園田修光、阿達雅志、柘植芳文の各氏だ。

 以上11人を参院の「菅グループ」とする。

4701名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:30
>>4700

■ 地方議員出身者3割 東大法卒が最多

 26人がどういう「属性」の人物であるか、一覧にまとめたのが下に示した表だ。細かくて見えにくい場合は、表下の「拡大画像表示」ボタンで大きな画像を参照してもらいたい。

 では、表の内容に準じて、いくつかのポイントに絞ってみていく。

 やはりというべきか、衆院6人、参院2人の計8人が市議、県議出身であり、グループ全体の3割を占める。国会議員秘書経験者も6人いる。

 意外なのは学歴である。菅氏は法政大出身の初の首相となるわけだが、グループ内での同大出身者は4人にとどまる。最も多いのは東大法の6人だった。令和2年8月版の国会議員要覧(国政情報センター)によると、衆参710人の国会議員のうち、東大出身者は130人に上り、全国会議員の2割弱を占めている。

 菅氏は自らの選挙区がある横浜市内はもちろん、神奈川県内全域に絶大な影響力を持つ。河野太郎防衛相、小泉進次郎環境相という自民党の2枚看板も同県選出議員である。菅グループの「神奈川率」は衆院4人、参院2人の計6人。決して大所帯ではないが、足元をきっちり固めていることがわかる。

 松下政経塾出身者が4人いる点も興味深い。政経塾が神奈川県茅ケ崎市内に拠点を置いているという要素もあるかもしれない。

 知名度でいうと、元女優の三原じゅん子氏の名前が光る。三原氏は2012年の総裁選で石破茂氏を支持していたとされるが、15年に神奈川選挙区へ転出したこともあり、菅氏側近へと華麗に転身した格好だ。元ビーチバレーボール五輪日本代表の朝日健太郎氏は199センチ。今回の総裁選では、小柄な菅氏との高低差が話題になることはなかった。

■ 独自の情報網 脱原発派もタカ派も

 菅氏のネットワークの広さ、豊富な情報網は他の追随を許さないレベルにあるが、注目すべき人物が菅グループにいる。

 住友商事出身でニューヨーク州弁護士の資格も持つ阿達雅志氏である。トランプ米大統領の側近と個人的な関係を構築しているという。前回2016年の大統領選でトランプ氏陣営の参謀役だったスティーブン・バノン氏ともパイプがあったとされる。菅氏は前回の大統領選で、トランプ氏が勝利するとの見通しをかなり早い段階から示していた。阿達氏のニューヨーク人脈が活きたようだ。

 情報網という意味では、旧みんなの党で当選した三谷英弘氏、和田政宗氏を“引き取っている”点も見逃せない。他党から来た議員の情報は貴重である。二階俊博幹事長も10年間の非自民党時代に人脈、ルートを拡大した。菅氏も他党出身者を重宝しているはずである。

 菅グループには谷垣禎一元幹事長のグループ「有隣会」に出入りする議員が5人以上いる。谷垣グループは今回、自主投票だったが、谷垣氏は一定の影響力を保持する。谷垣グループと菅グループが連携している形跡もある。

 全国郵便局長会(通称「全特」)を代表して国会に送り込んでいる徳茂雅之氏、柘植芳文氏がいずれも菅グループであるのは興味深い。徳茂氏は2016年に52万票余でトップ当選、柘植氏も2019年に60万票余を獲得し、特定枠の上位2人を除いて首位である。抜群の集票力を誇る両氏を傘下に収める剛腕ぶりが伝わってくる。

 イデオロギーに固執しない菅氏らしく、政策面や思想面で距離のある議員がグループ内で共存している。法政大出身の秋本真利氏は「脱原発」を堂々と掲げていた一方、和田氏は歴史認識分野などで保守の立場を鮮明にする。自民党はもともと政策の左右の幅が広いが、菅グループもウイングが広い。

4702名無しさん:2020/09/15(火) 02:23:58
>>4701

■ 苦労している議員を応援、無派閥議員の4割が「菅印」

 俗にいう「たたき上げ」の菅氏は、苦労している人に手を差し伸べている。声をかけられた側が感激するのは言うまでもない。

 永田町では当選同期(初当選した選挙が同じ)の関係が最初に深まる傾向にある。学校生活における同級生のような感覚だ。ただし、途中で落選してしまうと、当選回数が異なり、その後のポストで差が出る。疎遠になることも珍しくない。

 そんな中、菅氏は当選同期との関係を維持することに腐心してきた。

 例えば、園田修光氏は参院当選1回ながら、菅氏と当選同期である。園田氏は96年に衆院で初当選したが、その後衆院選に3回連続落選。参院選でも落選を経験した。16年ぶりに国政復帰したのは2016年の参院選だった。菅氏は折に触れて園田氏を激励、応援してきた。

 衆院には比例復活組が5人いる。選挙区で苦労している議員を可愛がることは、「面倒見の良さ」というリーダーの必須条件を満たすことにつながる。ちなみに、木村哲也氏は野田佳彦前首相、三谷氏は日本維新の会代表を務めた江田憲司氏、牧原氏は立憲民主党の枝野幸男代表と戦っている。いずれも野党を代表する政治家であり、追い風が吹いても簡単には勝てない。裏を返せば、これらの選挙区で彼らが勝利すれば、菅氏の神通力を見せつけることになる。

 「マイナーな議員」が勢ぞろいした観があるのは、菅グループの特徴だ。名前の知られている議員は正直、三原氏ぐらいだろう。

 それでも、総裁選においては、有力議員だろうが、マイナー議員だろうが、同じ1票であることに変わりはない。国会議員要覧によると、自民党の無派閥議員は65人。4割が少なくとも菅グループなのである。適齢期にもかかわらず、副大臣や政務官のポストに就けていない議員も少なくない。彼ら彼女が、菅内閣で念願のポストを手に入れる可能性は十分ある。地味な面々が政治の表舞台に出てくるかもしれない。(文中一部敬称略)

紀尾井 啓孟

4703名無しさん:2020/09/15(火) 02:26:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ec856120faf4ae353fe8218cd801ff453d88dae
「2位争い」制した岸田氏 地方での「大敗」と国会議員票「善戦」で次につながる?
9/14(月) 18:27配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後任を選ぶ自民党総裁選が2020年9月14日に投開票され、菅義偉官房長官が石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長を破って新総裁に選ばれた。9月16日に召集される臨時国会で首相に指名される見通し。

 菅氏が全体の7割以上を得票し、注目されていた2位争いは岸田氏が制した。ただ、各都道府県連からの地方票では、岸田氏の得票率は約7%と惨敗。岸田派の議員が比較的多い静岡県や福岡県で1票も取れない惨状だった。一方の国会議員票では、岸田氏は岸田派の人数を大幅に上回る票数を得票。結果として石破氏に大差をつけた。

■岸田派名誉会長・古賀誠氏のお膝元で「0票」

 今回の総裁選は党員・党友による投票は行われず、国会議員票394票と、各都道府県連に3票ずつ割り当てられた141票の、計535票で争われた。有効投票数は534票で、菅氏377票、岸田氏89票、石破氏68票だった。

 地方票からの投票では、47ある都道府県連のうち44都道府県が予備選を導入。そのうち36府県が、得票割合で3票を割り振るドント方式を採用した。一方、東京、神奈川など8都道県が、最も得票が多かった候補に3票を投じる「総取り」方式を採用した。結果は、菅氏89票、石破氏42票、岸田氏10票。菅氏が63.1%を得票して過半数を押さえ、石破氏は29.8%を得票。得票率7.1%の岸田氏の惨敗が際立つ。岸田氏が3票取れたのは地元の広島だけで、山梨では2票を獲得。それ以外には山形、福島、香川、長崎、熊本で1票ずつ取れただけだ。

 とりわけ痛手だったのが岸田派の議員が多い静岡や福岡で1票も取れなかったことだ。静岡県内に10人いる自民党国会議員のうち、3人が岸田派だが、3票の内訳は石破氏1票、菅氏2票だった。福岡県では14人中4人が岸田派だが、同様に石破氏に1票、菅氏に2票が投じられた。福岡では、岸田派名誉会長として強い影響力を持つ古賀誠元幹事長と、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相が激しい勢力争いを展開してきたことでも知られる。自民党に7つある派閥のうち、麻生派を含む5派閥が菅氏の支持を表明。この「岸田氏0票」という結果は、古賀氏の影響力低下を浮き彫りにしたとも言える。

4704名無しさん:2020/09/15(火) 02:26:38
>>4703

1年後の「フルスペック」総裁選に向けた布石?
 だが、国会議員票393票では様子が一変。菅氏は全体の7割以上の288票を得票したのに続いて、岸田氏は2割強にあたる79票を獲得。石破氏はわずか26票、割合にして6.6%しか獲得できなかった。

 菅氏を支持した5派閥には国会議員265人が所属しており、岸田派は47人、石破派は19人。それ以外に無派閥が64人いる。石破氏には派閥以外から7票しか得票できていないのに対して、岸田が派閥以外から得票したのは32票。国会議員からの石破氏への風当たりの強さが際立つ形になっている。

 菅氏の総裁としての任期は、安倍晋三氏の残り任期にあたる21年9月末まで。その後の総裁を選ぶ総裁選は、今回は省略された党員・党友投票を含めた「フルスペック」で行われる。この「フルスペック」総裁選に向けて、今回の総裁選の順位が岸田氏に有利に働く可能性もある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

4705名無しさん:2020/09/15(火) 02:27:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a5cd7ae937f290ad09ab2e69816ac57d788194d
「ポスト菅」は誰?菅義偉新総裁 今後の焦点は
9/14(月) 20:12配信

安倍総理大臣の後任を決める自民党総裁選挙の投開票が14日行われ、菅官房長官が新しい総裁に決まりました。総裁が決まり、既に焦点は人事の話になっています。 菅さんは党の総裁として、党の役員人事と、総理大臣として閣僚の人事、両方決めないといけません。菅さんがどのような人事をするのか、ポイントは“派閥”です。

2位は岸田政調会長

今回の総裁選は、国会議員票393票と地方票141票、合わせて534票で争われました。
(※国会議員票は394票のはずが、1票が無効票だったため)

菅さんは議員票288票、地方票89票、計377票
岸田さんは議員票79票、地方票10票、計89票
石破さんは議員票26票、地方票42票、計68票
菅さんは国会議員票も地方票も圧倒的勝利となりました。

焦点の2位は、岸田さんとなりました。岸田さんは派閥の人数は石破さんより多いため、それでも石破さんに負けるとこの先の影響力が弱まる可能性がありました。岸田さんにとっては、一安心というところです。

菅さんは、喜びを次のように語っています。

「新型コロナウイルスが拡大をするというまさに国難にあって、政治の空白は許されません。この危機を乗り越えて国民の皆さん1人1人が安心をして、安定をした生活をすることができるように。そのためには、安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、進めていかなければなりません」

「ポスト菅」官房長官の人事は?

総裁が決まり、既に焦点は人事の話になっています。

菅さんは党の総裁として、党の役員人事と、総理大臣として閣僚の人事、両方決めないといけません。菅さんがどのような人事をするのか、ポイントは“派閥”です。
菅さんは無派閥で「脱派閥」を掲げていますが、今回の総裁選は二階派をはじめ、主要な派閥の後押しを受けて国会議員票でも圧勝しました。 そのため、派閥を意識した、いわゆる「派閥均衡型」人事、つまり派閥の意向をくんでポストを選ぶ形にするのか。 または、議員票で7割以上、地方票で6割以上をとり安定基盤ですので、派閥を気にせず自分の意向を適材適所で選ぶのか。

閣僚人事ですが、特に官房長官は誰になるか。こちらの3人が注目されています。

・萩生田光一 文部科学大臣
・加藤勝信 厚生労働大臣
・梶山弘志 経済産業大臣

萩生田さんは細田派、加藤さんは竹下派です。菅さんは「安倍政権の継承」ということで、2人はいずれも官房副長官を経験していて、妥当だという声があります。
さらに自民党関係者は、加藤さんだと派閥内でのポスト争いもありそうなので「一番、収まりがいいのは萩生田さん」との声もあります。

菅さんは、梶山さんの父親で亡くなった梶山静六元官房長官を「政治の師」と仰いでいます。息子の梶山さんとも近い関係で、政府関係者は「菅さんが誰よりも信頼している人物が梶山さん」と言っています。 14日、菅さんは官房長官としての最後の会見でも、梶山静六さんの言葉を引用していました。

菅さんは「脱派閥」を掲げていますが、派閥の意向を無視すると波風が立つため、どこまで推薦を受け入れるか、ということがポイントになります。あまり派閥を重視すると「脱派閥」と言っていたにもかかわらず、時代が逆戻りしたのでは…というイメージになる恐れもあります。

菅さんは次の官房長官について「総合的な仕事ができる人がいい」と答えています。自身が長く官房長官していてどのような資質が必要か分かっているだけに、誰を選ぶのかが注目されます。

4706名無しさん:2020/09/15(火) 02:28:20
>>4705

解散総選挙、どうなる?

解散総選挙を早期に行うかどうかも関心事です。

菅さんは12日、「解散権は新総理が持っていますから、新総理の判断だと思います」と話しました。国民が今望んでいるのはコロナ対策と経済再生だとしていますが、総理になってどう判断するのか。

そのような中、麻生副総理は13日に気になる発言をしました。
「1年以内に衆議院の選挙が確実に行われます。下手したらすぐかもしれない。国民の審判を問われていない内閣じゃないかとか、いろいろたたかれるのは目に見えているんだから、“だったら”という感じがしないでもない」

麻生さんは、「選挙はタイミングが大事で、新しい内閣が国民の審判を受けていないと批判されるのであれば、早めに解散総選挙をすることもありえる」としているのです。

では、国民はどう思っているのでしょうか。
NNNと読売新聞が9月4日〜6日に行った世論調査では、解散総選挙は「今年中に行うのがいい」が16%、「2021年前半がいい」が20%、「任期満了まで行う必要はない」が55%でした。
国民の多くは、すぐにやる必要はないと思っている人が多いということです。

増税はどうなる?

そして、消費税の増税はあるかどうか。
菅さんは「安倍総理がかつて、今後10年くらいあげる必要はないと発言していて、私も同じ考え」と話したのですが、「将来までは否定しない」としています。

安倍政権では2014年に5→8%、2019年に8%→10%に2回増税してきましたが、これをどう判断するのかも注目です。

今後の日程は?

今後の日程を整理します。14日、菅新総裁が誕生しました。
幹事長や政調会長など党の役員人事は15日決まると見られています。 16日には臨時国会を召集し、総理大臣の指名選挙が行われ、ここで菅新総理が誕生。この日に組閣し、新内閣が発足する予定です。

さらにその先、11月にはアメリカ大統領選や、2021年には東京オリンピック・パラリンピック、9月には総裁の任期を迎えます。

(2020年9月14日 16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)

4707名無しさん:2020/09/15(火) 02:36:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/8acb15b728dfe81688460522ffda2456ca80da22
【速報】政調会長は下村元文科相、3役の人事固まる
9/14(月) 23:09配信

 自民党の菅新総裁は15日に行う党役員人事で、二階幹事長を再任させるほか、下村元文部科学大臣を政調会長に充てるなど、党3役の人事を固めました。

 自民党幹部によりますと、菅新総裁は総裁選でいち早く菅氏の支持を表明した二階幹事長を再任させるほか、総務会長に麻生派の佐藤勉元総務大臣、政調会長に細田派の下村元文科大臣を充てる方針を固めました。

 このほか、選挙対策委員長に竹下派の山口泰明衆院議員を、菅新総裁の信頼も厚く国会対策の要である森山国対委員長も再任させる方針も固めています。

 「今、二階幹事長が都内のお店に入ります」(記者)

 こうした中、14日夜、再任が固まった二階幹事長と森山国対委員長らが、東京都内の日本料理店で会合を開きました。会合には、入閣が取りざたされている二階派の平沢勝栄衆院議員らも出席していて、16日に行われる組閣人事についても情報交換されたものとみられます。(14日22:51)

4708名無しさん:2020/09/15(火) 02:41:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5c44618e913d34beae99a73d45b1610394fb7f
安倍首相はなぜ「岸田」をあきらめ「菅」にしたのか
9/14(月) 7:01配信

 週明けの自民党総裁選で、菅義偉官房長官が「ポスト安倍」の座を射止める公算が大きくなっている。コロナ前から安倍首相が描いてきた「岸田後継」の青写真は、いかにして頓挫したのか。公明党も絡み水面下で展開されてきた暗闘を、全て明らかにしよう。

「岸田潰し」の策を弄した菅

 自民党総裁3期目に入ってから、首相の安倍晋三は、「2020年夏に東京五輪を終えた後、秋にも途中辞任し、党員投票を省略した形の総裁選に持ち込み、気心の知れた政調会長の岸田文雄を後継にする」との構想を有力な選択肢としてきた。

 一方、官房長官の菅義偉は、盟友関係にある安倍と副総理・麻生太郎の主導で岸田政権が誕生すれば、政権中枢に自分の居場所はなくなると考え、これを阻止したいと考えてきた。

 そのため、菅はこの数年、岸田政権阻止のために様々な策を弄してきた。昨年の参院選で、岸田の地元の広島選挙区に自らの側近である河井克行の妻・杏里を強引に立候補させ、岸田派長老の溝手顕正を追い落としたのは「岸田潰し」の典型だった。

 岸田が新型コロナ感染拡大に伴う経済対策などで力量不足を露呈し、風前の灯火となった「岸田政権」の構想だが、安倍が解散して勝利すれば岸田も復活する可能性があった。それゆえ、菅は安倍の手による解散を阻止したいと考えていたのだ。

 7月8日、東京・信濃町の創価学会本部別館で開かれた、全国の学会幹部が集う「最高協議会」。ここで、学会の選挙対策を担う副会長・佐藤浩は、安倍が衆院解散に踏み切る時期について「来年10月の総裁任期満了近くになる可能性が最も高い」との見立てを披露したが、これには菅の考えが反映されていたとみられる。

 創価学会が、準備が整っていない今年初秋の解散に反対だったのは確かな事実だ。だが、一連の経緯を振り返れば、菅はそうした学会の意向を意図的に拡大解釈し、自ら年内の解散を否定する発言を繰り返すとともに、佐藤を通じて公明党にもそれを後押しする発言を頼み、公明党も菅の意向に沿った発信を行った――という構図が透けて見える。

 同時に、これを裏から見ると、本来は学会としては避けたい都議選から3か月後の衆院選をあえて容認することによって、菅が次期政権でも中枢に座ることが可能になるのであれば、その方が学会にとって有益だ――と判断していたことを意味していた。

4709名無しさん:2020/09/15(火) 02:42:09
>>4708

「河野を担げば簡単に勝てる」
 菅の意向を汲んだと思われる公明党幹部の発言は、これだけではない。例えば、8月5日付の読売新聞に掲載された幹事長の斉藤鉄夫のインタビューだ。

 この中で斉藤は「ポスト安倍」について、「誰が望ましいと言うつもりはないが、党員を含めた総裁選を経て、透明感を持って選ばれた自民党総裁と連立政権を組んでいくのが、友党としての望みだ」「(国会議員だけでの選出は)決して自民党にとっても連立政権にとってもよいことではない」と述べている。

 公明党幹部が他党の党首選びの方法に注文を付けるのは異例で、永田町ウオッチャーの間で話題を呼んだ。この発言も菅の意向に沿った発言と考えれば合点がいく。

 菅は、以前から親しい永田町関係者に対し、自らの立候補を否定するとともに「岸田さんには発信力が全くない。私が河野太郎を担げば簡単に勝てる」と漏らしてきた。

 結果的には、安倍の途中辞任に伴い、菅自身が総裁選に立候補することになったが、菅は河野を担いで総裁選を戦うことも有力な選択肢としてきたのだ。同時に、岸田になるくらいなら石破を担ぐことも検討する考えも周辺に漏らしてきた。

 派閥の論理が幅を利かせる国会議員票では岸田が有利でも、フルスペックの総裁選によって党員投票を実施すれば、岸田よりも国民の支持がはるかに高い石破や河野が有利だと考えていたのだ。つまり、この斉藤の発言も菅の意向に沿って行われたと考えれば辻褄が合う。

安倍が「菅後継」を決心するまで
 一方、安倍と麻生は6月の一連の会談で、岸田への禅譲が難しくなっているとの認識で一致していた。各種世論調査で岸田への期待は一向に高まらず、自民党内でも支持が広がっていなかったからだ。

 そもそも「岸田政権」は、安倍の出身派閥である最大派閥の細田派と第2派閥の麻生派、それに第4派閥の岸田派が組めば、それだけで党内の約半数を抑えることになり、勝利はほぼ確実――という計算の上に成り立っていた。

 ところが、岸田が政調会長として新型コロナ対策で脚光を浴びるはずが逆に深い傷を負い、各種の世論調査の「次の首相にふさわしい人物」でも石破に何倍もの差を付けられた。そのため、安倍の足元の細田派内でさえ、安倍や会長の細田博之が「岸田支援」を口にしても、聞こえてくるのは異論や反発の声ばかり。幹事長代行の稲田朋美に至っては、安倍に正面から反論する有様だった。

 このままでは安倍や麻生が「岸田支持」を打ち出しても、両派内から他候補に流れる議員が相次ぐ恐れがある。そうなれば、安倍も麻生もあっという間に「過去の人」になりかねない。そもそも岸田の擁立構想は、安倍と麻生が共に嫌う石破の総裁就任を阻止するためのものだったのに、安倍批判を繰り返す石破に負ければ元も子もない。

 迷走する新型コロナ対策によって低下した内閣支持率は回復せず、解散して局面を打開する見通しも立たず、八方塞がりとなった安倍。その中で安倍は「石破総裁」を阻止するためには、菅を後継にすることが最も現実的だと考え始めた。

 安倍は昨秋の段階から「本人が本当にやる気になれば菅ちゃんでもいいんだ」と周辺に漏らしてきた。「(夫人の)昭恵がしきりに『次の総理は菅さんがいい』と言うんだよ」という安倍の言葉を耳にした永田町関係者も、複数存在する。

 さらには、安倍と麻生の一連の会談でも「石破総裁」を阻止するための候補として菅の名前が出たという。ただその時点ではまだ、第二次安倍政権発足後、様々な局面で菅と対立してきた麻生は「菅後継」に難色を示していた。

 それでも安倍は7月に入り、菅に対し「本当にやる気なら応援する」と伝えた。これに対し、昨春「令和おじさん」として国民的人気を得て以来、自らの立候補も視野に入れてきた菅も、極めて前向きな考えを示していたのだ。

 安倍は、菅が「岸田後継」に反対し、自らの解散権を縛るような言動をしてきたことに強い不快感も抱いていたのだが、首相の座に就いたら安倍政権の実績をことごとく否定しかねない石破の首相就任を何としても阻止するため、次善の策として、しばらく前から「菅後継」への道筋を敷いていたのだ。

4710名無しさん:2020/09/15(火) 02:44:43
>>4709

公明党・創価学会の苦しい現状
 一方の公明党と創価学会はなぜ、そこまで気を使って菅が政権中枢から外れないよう配慮するのか。そこには、日本最大の新興宗教団体が置かれた苦しい現状がある。

 公明党は、結党後初めて臨んだ1965年の参院選全国区でいきなり509万票を獲得し、その後、90年代まで参院選の全国区(83年以降は比例区)で6〜700万票台の票を得てきた。

 それが自民党と連立を組んだ後の2000年代に入ると得票数を大幅に伸ばし、2004年の参院選では862万票、2005年の「小泉郵政解散」の衆院選では比例の得票総数(11ブロックの合計)を898万票まで伸ばした。選挙区で自民党候補を支援する見返りに、自民党の後援会などから比例の公明票を出してもらう選挙協力の成果だった。

 ところがその後、公明党の得票数は減少していく。2010年代に入ると衆参共に700万票台となり、前回2017年衆院選では、今の選挙制度の下で公明党として選挙を戦い始めた2000年衆院選以降、初めて700万票の大台を割って697万票まで減らした。昨年の参院選はさらに653万票まで減少させている。

 その最大の原因は、1950年代から60年代にかけて創価学会の急成長を担った熱心な学会員の高齢化だ。

 創価学会の会員数は公称827万世帯で、この数字は2007年から変更されていない。ただ、かつては世間が眉を顰めるほどの激しい選挙運動によって、一人で何票もの学会員以外の票を獲得してきた熱心な信者も70代から80代となり、動きが極端に鈍くなっている。その一方で「学会員二世」が多い若い学会員たちは選挙になってもあまり動かず、学会の集票力はかなり低下しているのだ。

 もう一つの原因は、自公連立政権下、とりわけ安倍政権の下で、安全保障関連法など公明党の従来の主張と矛盾する「タカ派」的な政策に次々と賛成してきたため、「平和と福祉の党」という看板が色あせ、古くからの学会員が公明党離れを起こしていることだ。

 これは公明党が内々に行った選挙の分析結果でも指摘されている。そのため創価学会内では、自民党との全面的な選挙協力を見直し、連立を解消した方が選挙活動にも力が入る――との意見が長年、燻っている。

 だが、現在の創価学会を動かしている会長の原田稔や事務総長の谷川佳樹、それに佐藤らには、路線を変更する気配はない。

 「選挙区は自民、比例は公明」という選挙協力によって、公明党は最近の国政選挙で150万前後の比例票を自民党支持層から得ている。今の学会執行部は、この戦術をさらに徹底させることで、組織の弱体化と支持者の公明党離れによる得票減を補おうとしているのだ。目前の選挙での集票を考えると、それが最も手っ取り早い方法だからだ。

 (文中敬称略。後編につづく)

戸坂 弘毅

4711名無しさん:2020/09/15(火) 02:47:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4090bfbe68746f3c02a81f4c89a7bfd021ec0949
菅氏、党役員人事固める 麻生財務相は再任へ
9/15(火) 1:28配信

 自民党は14日、安倍晋三首相の辞任表明に伴う総裁選の投開票を東京都内のホテルで行い、第26代総裁に菅義偉(すが・よしひで)官房長官(71)を選出した。菅氏は国会議員票、地方票とも圧倒し、7割以上の票を獲得。2位は岸田文雄政調会長、3位は石破茂元幹事長だった。菅氏は二階俊博幹事長(81)を留任させ、総務会長に佐藤勉元総務相(68)、政調会長に下村博文選対委員長(66)、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する方針を固めた。麻生太郎副総理兼財務相(79)は再任する方向だ。

 菅氏は16日召集の臨時国会で行われる首相指名選挙で第99代首相に選出され、認証式などを経て16日中に新内閣が発足する。総裁任期は安倍首相の残りの来年9月までとなる。

 二階氏率いる二階派=志帥(しすい)会、47人=は菅氏支持を真っ先に表明。下村氏は細田派(清和政策研究会、98人)、佐藤氏は麻生派(志公会、54人)、山口氏は竹下派(平成研究会、54人)に所属し、支持を受けた各派を党幹部として処遇した形だ。菅氏と佐藤、下村、山口各氏は平成8年衆院選初当選の同期でもある。

 森山裕国対委員長(75)は続投させる方針。森山氏が所属する石原派(近未来政治研究会、11人)も菅氏を支援した。幹事長代行には無派閥の野田聖子元総務相(60)を充てる。

 菅氏は総裁選出後のあいさつで「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打倒して規制改革を進めていく。国民のために働く内閣をつくっていく」と強調した。安倍首相は「令和時代に最もふさわしい総裁だ」とエールを送った。

 菅氏は記者会見で「思い切って私の政策と方向に合う人を登用して仕事をしなければ国民に申し訳ない」と述べ、人事は小幅にとどまらない可能性に言及した。衆院解散・総選挙の時期については新型コロナウイルス対策を優先する考えを重ねて強調。「収束後にやるのかといえば、そのようなことでもない」と慎重に判断する構えを示した。

 「デジタル庁」新設に向けた早期の法改正にも意欲を示した。憲法に関しては「現実とそぐわないことがたくさんある」と改憲論議の活性化を目指す考えを強調。北方領土問題について「四島の帰属を明確にした上で交渉する」と語った。

 総裁選は党大会に代わる両院議員総会で行い、国会議員票(394票)と、47都道府県連に3票ずつ割り当てた地方票(141票)の計535票(うち議員1人が棄権)で争われた。

 菅氏は党内7派閥のうち5派閥の支援を受け、地方票も6割を超えて377票(議員288票、地方89票)を獲得。岸田氏が89票(議員79票、地方10票)、石破氏は68票(議員26票、地方42票)だった。

4712名無しさん:2020/09/15(火) 02:49:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1666331b83ce6f5c9dfc662b2415b2e309044b9a
麻生派「了解なく人事をするな」…菅氏、今から派閥に振り回される?
9/14(月) 9:28配信

14日に行われる自民党総裁選で菅義偉官房長官が全体投票人の約70%を確保して次期首相席が事実上確実視されている。だが、圧倒的な支持にも水面下では自民党派閥の主導権争いが繰り広げられていて党内基盤が弱い菅氏が今後派閥に振り回される可能性があるとの懸念も出ている。

13日、毎日新聞によると、菅氏は国会議員394票中76%である300票ほどの支持を確保している。ここに全国地方議員が行使する141票中80票以上が菅氏を支持することが明らかになった。

菅氏は細田派(98人)・麻生派(54人)・竹下派(54人)・二階派(47人)・石原派(11人)など自民党7派のうち5派の支持を受けている。派閥ではないが菅氏を支持する中堅若手議員グループ「ガネーシャの会」(15人)も支持票として計算される。

反面、岸田文雄政調会長は自身が率いる岸田派所属47人を少し超えた50人台の支持を受けるものと把握されている。石破茂元幹事長は石破派(19人)を含めて30人を少し超える票を確保した。

このように党内の圧倒的支持を菅氏が受けているが、これは各派閥が新首相就任後に予定されている自民党人事と改閣で不利益を受けないために積極的な支持表明をしている側面が大きい。支持取り付けに伴う対価を菅氏が払わなければならないということだ。

朝日新聞によると、菅陣営は11日、国会近くのホテルで選挙対策会議を開き、投票直前の決起集会で菅氏を支持する各派閥や無派閥の代表が順番にあいさつする段取りを決めた。まず「菅首相」の流れを作るために決定的な役割を果たした二階俊博幹事長は幹事長留任がほぼ確実だ。2人の連結役を果たした森山裕国会対策委員長も官房長官候補に挙がっている。二階派よりも一歩遅れて菅氏支持を明らかにした細田派・麻生派・竹下派は今月2日、3派が合同記者会見を行って菅支持を表明して存在感をアピールした。

菅氏は「派閥に推されて、ここに立っているわけではない」とし「人事は改革意欲のある人を優先したい」と明らかにしたが、派閥の影響力を無視することはできないというのが大半の見方だ。

麻生派のある中堅議員は「菅さんが選ぶにしても派閥の領袖から事前に了承を取らなければ後が大変になる」と朝日新聞に語った。自民党では安倍1強が終わり「今度こそポストを」という思いは強く、論功行賞を期待している。「人事次第で一気に政争になりかねない」(派閥幹部)という警告まで出ている。

菅氏は12日に日本記者クラブが主催した自民党総裁選候補討論会で「(外交問題では)当然、ご相談させていただきながらおこなっていく」と話した。候補間の質疑応答時間に岸田氏(元外相)は「分断する国際社会の中で、今後日本はどういったこの方向で存在感を維持し、発言力を維持し、そして国益を守っていくか」と菅氏に質問した。菅氏は「日本外交の基軸はなんといっても、日米同盟」としながら「中国、韓国はじめとして、近隣諸国それぞれ、なかなか難しい問題はあるが、2者択一ということでなくて、戦略的にこうした国々ともしっかり付き合いをし、常に意思疎通は行うことができる、そうした外交を進めていきたい」と答えた。7年9カ月続いた安倍第2次政権の間、一貫して官房長官を務めてきた菅氏は内政には明るいが、外交には弱いという評価を受けている。

4713名無しさん:2020/09/15(火) 02:50:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/822efe8a41d3b37f02a07e38da178a828cceaa5f
菅義偉“新首相”に立ちはだかる最大の課題とは…TBS系「NEWS23」キャスターの星浩が鋭く迫る!〈dot.〉
9/14(月) 13:27配信

 連続在任日数で歴代最長となった安倍政権のあとを受け、自民党総裁選挙が実施される。本命はその最長政権を終始支え続け、すでに国会議員票の7割を固めたとも言われる菅義偉官房長官だ。9月14日に迫った総裁選を前に、著書『官房長官 側近の政治学』で菅義偉氏にロングインタビューを行った、元朝日新聞特別編集委員でTBS系「NEWS23」キャスターの星浩が新政権の展望について語った。

*  *  *
■石破氏にだけは政権を渡したくない

 8月28日に安倍(晋三)さんが退陣表明し、憲政史上最長の記録を作った安倍政権が終わることになりました。

 安倍さんの本音としては、できれば政界の同期で仲の良い岸田(文雄)さんに政権を譲りたかったでしょう。しかしその岸田さんは給付金問題の失敗などで、このところ評判がよくありません。

 安倍さんの退陣にあたって、おそらく菅さんと二階(俊博)さんは、「後継はどうするんですか? このままでは石破(茂)さんですよ」と迫ったはずです。森友問題や桜を見る会の件でたたかれた安倍さんとしては、石破さんにだけは政権を渡したくないという思いが強く、「そういうことなら、しかたない。菅さん、あなたが出なさい」となって、一気に「安倍さんの後継は菅さん」という流れになったのでしょう。

 菅さんが次期総裁となることは、ほぼ確定的です。9月14日の自民党総裁選の後、16日には臨時国会で首相指名が行われ、菅政権がスタートすることになります。

■新政権の最大の課題は外交問題だ

 新政権の大きな課題として、「対米、対中関係をどう仕切っていくのか」という外交問題があります。

 菅さんは携帯電話の料金の値下げを進めたり、緊急放流できるダムの範囲を広げたりといったように、調整力を発揮して個別の問題を解決していくことが得意です。また内政については官房長官としてつぶさに見てきたので、すべきことは熟知しています。一方、グローバルな問題やマクロ経済、理念的な問題については、未知数です。

4714名無しさん:2020/09/15(火) 02:50:47
>>4713

 中国はコロナ禍以降、対外的に非常に強硬な態度を見せており、アメリカとの関係は険悪になっています。日本は国別の貿易額では中国が1位ですが、安全保障はアメリカに頼らざるを得ません。米中の対立の中で、どのような立ち位置を取っていくのか。新政権の一つの見所といっていいでしょう。

■新・立憲民主党の枝野代表がかみついた!

 安倍政権は経産省出身の官邸官僚を利用して規制改革を進めましたが、菅さんは従来型の、財務官僚中心の調整型政治に回帰しそうです。財務官僚は政策上の問題を全体的に把握していますから、菅さんの不得意なところを埋める形で政権を助け、そのうちに消費税を上げる方向に持っていこうと考えているでしょう。テレビ番組の中で菅さんが、「将来的には消費税は引き上げるべきだ」と発言して大きな反響を呼び、翌日すぐ訂正しましたが、そのあたりも今後、論議を呼んでくると思います。

 菅さんは総務相を経験しており、最近しばしば「自助・共助・公助の考え方を大切にします」と述べています。これは「まずは個人が自助努力し、それで足りないところは家族やご近所など身近なコミュニティーで助け合う。それでも困った場合に、政府や自治体など行政が出動する」という、社会保障の世界では昔から言われている考え方です。

 これに対して、新しく誕生した立憲民主党の枝野幸男代表が「政治は自助を強く求めるべきではない」とかみついて、対抗軸を出そうとしています。

 小さい政府で自助を求めるのか、それとも若干大きな政府になってもしっかりケアしていくという方向を目指すのか。そうした選択肢を政治が用意して、国民が選択していく。新政権、新党ともに民主主義の原点に戻り、政治を活性化してほしいと願っています。(構成/久保田正志)

4715名無しさん:2020/09/15(火) 02:51:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/df2eabc15a59230f672c0aa7bbeff750c3e139f1
「この人なら間違いない。令和時代に最もふさわしい新総裁ではないでしょうか」自民党新総裁に菅義偉氏、安倍前総裁あいさつ
9/14(月) 15:57配信

 自民党総裁選は14日午後、投開票が行われ、菅義偉官房長官が377票を獲得、岸田文雄政調会長(89票)、石破茂元幹事長(68票)を破って新総裁に選出された。

 菅新総裁の誕生にあたり、安倍前総裁が挨拶。次のように語った。


 まずはじめに、安倍政権に大変なご協力をいただきながら、任期途中の辞任となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。今回、急な総裁選となる中、二階幹事長を中心に、整然と総裁選挙を挙行していただいた執行部の皆さま、同僚議員の皆さま、すべての自民党員の皆さまに厚く御礼申し上げたいと思います。何よりもこの厳しい状況の中、覚悟と勇気をもって立候補していただいた3人の候補者に心から感謝申し上げたいと思います。皆さん自民党らしい、素晴らしい堂々たる論戦を展開していただいた3人の候補者に賞賛の拍手を送ろうではありませんか。

 今回の総裁選においても、各陣営において応援の論陣を張って頑張った若手議員の皆さんの姿が目を引きました。もう昔の話になりますが、平成7年の総裁選挙、橋本さんと小泉さんが戦った1回目の総裁選、党本部において両候補の演説会の前座として、両陣営の若手議員がそれぞれ1名応援演説を行いました。橋本陣営を代表して、当時若き谷垣禎一さんが素晴らしい演説を行いました。小泉陣営を代表して演説を行ったのは、当時当選1回、まだ初々しかった不肖私、安倍晋三でございました。足が震えたのを覚えております。私の演説がつたなかったためか我が陣営は大敗を喫したのでありますが、今回も3陣営においてそれぞれ頑張った、活躍した皆さんの中から将来の自民党の総裁が生まれるんだろうと期待をしております。

 “日本を取り戻す”。この想いの下、皆さんとともに政権を奪還し、夢に向かって進んでいくことができる日本、世界の真ん中で輝く日本を目指し、全力を尽くしてまいりました。困難な課題にも挑戦し、残念ながら残された課題もありますが、達成できた課題もあります。

 7年8カ月、皆さんとともに挑戦し続けることができたこと、熱い戦いを繰り広げることができたことは、私の誇りとするところであります。6回の国政選挙において、その度ごとに新しい仲間が増えました。そして、私たちの挑戦に加わってくれた。全ては至らない私をずっと支えていただいた皆さまのおかげであります。そして、国政選挙のたびに力強い信任を与えて頂いた国民の皆様のおかげであります。8年近く、本当にありがとうございました。

 そして、私たちの戦いは続きます。本日、自民党総裁のバトンを菅義偉新総裁に渡します。この7年8カ月、官房長官として国のため、人のために黙々と汗を流してきた菅さんの姿をずっと見てまいりました。この人なら間違いない。この思いを皆さんと今日、ひとつにできたのではないかと思います。

 令和時代に最もふさわしい自民党の新総裁ではないでしょうか。皆さん、菅義偉新総裁を先頭に、コロナ禍を乗り越えて輝く日本を築き上げていこうではありませんが。私も一議員として、全力で支えていくことを誓い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきたいと思います。皆さま本当にありがとうございました。
(ANNニュース)

4716名無しさん:2020/09/15(火) 02:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/3318de1d81be162315f9ed90649c6056117a99cf
「練達の政治家。力量、誠実さ、実行力すべての面で必要な要素を兼ね備えている」菅新総裁誕生に二階幹事長
9/14(月) 16:24配信

 自民党総裁選は14日午後、投開票が行われ、菅義偉官房長官が377票を獲得。岸田文雄政調会長(89票)や石破茂元幹事長(68票)を破って新総裁に選出された。

 菅新総裁に対する期待について聞かれた二階幹事長は「練達の政治家であるし、きょうまでずっと国政、党の運営についても表にも、会派にも、随分お力添えをいただいた方。その力量、誠実さ、実行力すべての面で、政治家に必要な要素を兼ね備えて、持っている。我々は全面的に信頼を申し上げて、協力をさせていただく。こういうことだ」と述べた。

 また今後の人事については「人事は総裁が新たな観点で、日本国の将来、自民党のあるべき立場、姿をお考えになってお決めになること。私から申し上げることは特にない」と話すにとどめた。(ANNニュース)

4717名無しさん:2020/09/15(火) 02:55:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/78997b2bd01a003147fffd7087d63cc3c7d9d283
菅氏はいかにして圧勝したのか 周到な戦略で地方票も
9/14(月) 17:09配信

 安倍晋三首相の突然の辞任表明に伴う今回の自民党総裁選は、首相を官房長官として支え続けた菅義偉(すが・よしひで)新総裁が国会議員票、地方票ともに圧勝した。二階俊博幹事長らの支持を早急に取り付け、党内7派閥のうち5派閥の支援を受けた国会議員票は序盤から優位だったが、その反動で派閥間の主導権争いが勃発。「派閥政治の復活」との批判も出て、地方票への影響が懸念された。そんな流れを止めたのは、菅氏が語った「原点」だった。

 菅氏は首相の辞任表明翌日の8月29日、二階氏に直接、出馬の意向を伝えた。二階氏率いる二階派(志帥会、47人)が菅氏支持を打ち出すと、最大派閥の細田派(清和政策研究会、98人)や第2派閥の麻生派(志公会、54人)などが雪崩を打って加勢した。

 国会議員票は8月中に大勢が決した一方、新政権発足を見据えたポストをめぐる各派の水面下の動きもあり、派閥間抗争の様相も呈した。議員票と地方票の得票差に大きな乖離(かいり)が生じれば、新政権発足後の基盤が脆弱(ぜいじゃく)になりかねなかったが、杞憂(きゆう)だった。

 「私の原点について、少しだけお話をさせていただきたい」

 今月2日の出馬表明記者会見で、菅氏は普段よりゆっくりとした口調で、これまでの半生を語り始めた。

 雪深い秋田県で生まれ、農家を継ぐことに抵抗して上京したこと。働き始めた町工場ですぐに厳しい現実に直面したこと。地縁も血縁もないゼロからのスタートで政治の世界に挑んだこと…。飾りのない言葉の数々は、官房長官としての記者会見で見せる「言葉数の少ない、こわもてのスポークスマン」とは異なる印象を残した。

 「あの出馬会見で党員の反応もガラッとかわった」。党中堅がこう振り返るように、「次のリーダー」を問う報道各社の世論調査で常にトップ級だった石破茂元幹事長を菅氏が上回るようになった。「たたき上げ」の半生が広く知られ、安倍首相や石破氏、岸田文雄政調会長ら「世襲議員」ではないことも新鮮に受け止められたようだ。

 秋田県出身で地方議員の経験をアピールしたことは、論戦にもプラスとなった。総務相時代に取り組んだ「ふるさと納税」や地方の観光振興につながる外国人観光客の「インバウンド誘致」など、実績を織り交ぜた地方経済重視の姿勢に説得力が増したからだ。石破氏を支えた地方の「反安倍」層の切り崩しにもつながった。

 加えて、収束が見通せない新型コロナウイルス対策を最重要課題と位置づけ、安倍政権からの政策の継続と安定を強調して支持を広げた。女性票をにらみ、少子化対策では「不妊治療の保険適用」を打ち出した。

 コロナ禍での特別定額給付金10万円の給付遅れなど国民がイメージしやすい課題を挙げて訴えた「デジタル庁」創設案は、菅氏の信条である省庁間の縦割り打破の象徴にもなった。こうした菅氏の改革志向にも国民の関心が集まるようになり、終わってみれば最初から最後まで「菅圧勝」の総裁選レースだった。(大島悠亮)

4718名無しさん:2020/09/15(火) 02:56:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/83d0dc8ebd9d3407ac776716cf12ac07c15e5ebc
スガ人事は? 二階幹事長続投へ “ポスト菅”に梶山氏、森山氏ら
9/14(月) 17:36配信

気になるのが、今後の“スガ人事”だが、新内閣や党役員人事で具体的な名前は上がってきているのだろうか。
フジテレビ政治部・鹿嶋豪心記者が中継でお伝えする。

菅新総裁は、すでに人事に着手しているが、事前に周囲には相談しない考えで、自民党内では、人事の動向を探る動きが活発化している。

党の役員人事で、総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

そして、菅氏の女房役となる官房長官人事では、複数の名前が上がっていて、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある、森山国対委員長らの起用が取りざたされている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも、実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられる。

周辺によると、「菅氏は、ほぼ1人で人事構想を練っている」ということで、このあと午後6時からの記者会見で、その構想の一端をどこまで明らかにするのかも注目される。

4719名無しさん:2020/09/15(火) 02:57:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/db9e22d3381a25ef4ea169c2d348fa0406937d96
麻生、二階両氏は政権運営で重要と菅新総裁
9/14(月) 18:24配信

 自民党の菅新総裁は、麻生太郎副総理兼財務相や二階俊博幹事長の起用について「内閣の要、党の要であり、政権運営で極めて重要な2人だ」と説明した上で「続投かどうかはまだ決めていない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6e5b506f9dfded0b3ab9e3f57ccac5e59e1d1c4
改革意欲ある人材登用し大規模人事を〜菅氏
9/14(月) 22:09配信

新たな自民党総裁に選ばれた菅官房長官が会見し、派閥にこだわらず改革意欲のある人材を登用し大規模な人事を行う考えを示しました。

菅総裁「規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますので、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に人事というのは進めていきたいというふうに思います。二階幹事長、麻生副総理、続投(かどうか)ということですけども、内閣そして、また党の要であります。極めて政権運営で重要なお2人だというふうに私は思います。それと、官房長官であります。総理との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて、総合的な力がある人がやはり1番落ちつくんじゃないかなというふうに思います。(Q.小幅の改造か?)総理大臣が変わるわけですから、思い切って私の政策の方向に合う人を登用して仕事していかないと、国民の皆さんに申しわけないですから」

菅総裁は、既に続投が固まっている二階幹事長に加え、麻生副総理についても政権運営において「極めて重要」と位置づけ、留任を示唆しました。

そして新たに、佐藤元総務大臣が総務会長に内定したことがわかりました。また、菅総裁の誕生に向けて当初から中心的役割を果たしてきた森山国対委員長についても留任が固まりました。

一方、衆議院の解散・総選挙について菅総裁は、新型コロナウイルスの感染状況が「完全に下火になってきたということでなければ難しいのではないか」との認識を示しました。

4720名無しさん:2020/09/15(火) 02:58:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d57887ad3efa429918b377468ba139ecb9fb1072
焦点の人事は? 幹事長は 注目の官房長官は
9/14(月) 19:33配信

菅新総裁は、具体的にどのような人事を行うのか。

就任会見に臨んだ菅新総裁は、二階幹事長と麻生副総理について、「極めて政権運営で重要なお2人だ」と述べた。

一方で、人事は決めていないと語り、具体的な人選を進めるのは、14日夜からになるとみられる。

菅氏は会見で、内閣の要で、自身の後任にあたる官房長官について、「首相との組み合わせもある。全体的に考えて総合的な力がある人に一番落ち着くんじゃないか」と語った。

組閣にあたっては、「思い切って私の政策に方向に合う人を登用する。改革意欲があって、仕事ができる人をしっかり結集して、国民のために働く内閣を作りたい」と強調した。

15日に行われる党役員人事で、菅氏は、総裁選でいち早く菅支持を打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

また、最大の注目となる官房長官ポストについては、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階幹事長に太いパイプを持つ、森山国対委員長を起用する案が浮上している。

また、最大派閥・細田派からは、萩生田文科相を推す声が上がっているほか、党内から河野防衛相の起用を求める声も出ている。

菅新総裁「(座り心地は?)あまりにも良すぎて落ち着かないです」

菅氏は14日午後6時半すぎ、党の総裁室のいすに座り、記者団の取材に笑顔を見せた。

4721名無しさん:2020/09/15(火) 03:06:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b3ade2bf391081109251e1ba53f60ea3ae260ef
菅内閣の官房長官は誰?岸田氏の処遇は?人事を巡りうごめく5派閥の思惑とは
9/14(月) 19:46配信

菅内閣 二階幹事長は続投へ 

菅新総裁は、党の役員人事で総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。
そして、女房役となる官房長官人事では、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある森山国対委員長らの起用が取りざたされ、複数の名前があがっている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられ、菅氏周辺によると「菅氏はほぼ一人で人事構想を練っている」という。

菅内閣の官房長官は誰?6名の候補者に注目
佐々木恭子アナウンサー:
官房長官には、一体誰が起用されるのか?今6人の方が注目を集めています。

無派閥の梶山弘志経産相です。このお父様が梶山静六元官房長官で、菅さんはこの方のことを“政治の師匠”と仰いでいます。
出馬を最初に報告した森山裕国対委員長は、菅新総裁、そして二階幹事長との強いパイプを築いている方です。
安倍首相の出身派閥・細田派からは、萩生田光一文科相を推す声も上がっています。
同じ神奈川が選挙区の河野太郎防衛相。
以前に官房副長官として、一緒に菅さんとコンビを組んでいた加藤勝信厚労相。
同じ神奈川が選挙区の小泉進次郎環境相も注目を集めています。

佐々木恭子アナウンサー:
その中で菅さんは「次の官房長官はいったいどんな人がいいのか?」ということにつきまして、12日の公開討論会で「私自身、官房長官をやって、やはり全体を見なければいけない総合的な仕事ができる人の方がいいんだろうな」と発言しています。
これを踏まえた上で、誰が起用されるのか注目ですね。

加藤綾子キャスター:
田﨑さんは誰が有力だとお考えですか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
わからないんですけれども、菅官房長官の下で官房副長官をやった方が、その中で2人いらっしゃる。官邸勤務の経験があるのが加藤勝信厚労相、萩生田光一文科相です。

「手堅さでは加藤さん」「前へ物事を進める馬力という点では萩生田さん」僕はどちらかじゃないかなと思うんですけれども、まだ自信はないです。

加藤綾子キャスター:
小泉進次郎さんという名前もありますが?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
小泉進次郎さんはまだちょっと政治家として熟練しなきゃいけない段階で、河野太郎さんはちょっと言葉が跳ねる可能性があって。
森山さんは、菅さんから一番信頼されているんですけど、この方は年が75歳でちょっときついかなって感じます。

4722名無しさん:2020/09/15(火) 03:06:35
>>4721

各派閥からの人事を巡る要望は?
今回、菅さんを支持した5つの派閥には、それぞれ人事をめぐって思惑があるという。

佐々木恭子アナウンサー:
各派閥からも、すでに強い要望が出ているようです。

最大派閥の細田派からは、官房長官など政府や党の要職を確保したい。
麻生派は、麻生副総理の続投と棚橋衆院予算委員長の再入閣を希望。
竹下派は、茂木外務大臣・加藤厚労大臣の続投あるいは要職の起用を希望する。
二階派は、いち早く菅さん支持を決めた二階幹事長は続投させる方針だということが分かりました。その他には、平沢勝栄事務総長の初入閣を希望。
石原派は、坂本事務総長の初入閣。そして、森山国対委員長の要職起用。

派閥によってさまざまな思惑がうごめいています。

加藤綾子キャスター:
すべての人たちに納得を行かせるような人事は難しいですよね?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
党四役の人事も15日に一斉に。閣僚人事を16日。まとめて発表して、それで押さえる形じゃないですかね。少しずつ出すとそれぞれ反発が出てくるので、一括処理の考え方じゃないですかね。

自民党の新しい役員人事はどうなる?
加藤綾子キャスター:
自民党の役員人事なんですが、田﨑さんはどういった顔ぶれ予想されますか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
二階さんは続投される可能性が高いです。
岸田さんは政調会長ずいぶん長くなっているので、閣僚で処遇される可能性のほうが高いんじゃないかなと思います。そういう感じで、15日一斉に発表じゃないでしょうか。

加藤綾子キャスター:
そこまでは全くわからないですね。
そして閣僚人事ですが、現在第4次安倍再改造内閣の顔ぶれご覧の通りとなっています。
田﨑さんはどれくらい入れ替わると思いますか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
僕は10人近く。数人は入れ替わるんじゃないかなと思います。

加藤綾子キャスター:
岸田さんの入閣というのが先ほどおっしゃった?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
そうですね。
難しいのは麻生副総理兼財務相の扱い。安倍首相の「盟友」としてずっとやってこられたのですけれども、菅さんにとってはちょっと麻生さんは重たい存在。
しかしながら、麻生さんは「菅から頼まれればやるぞ」って構えなので、そこはちょっと難しいですね。

加藤綾子キャスター:
石破茂さんはないですか?

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏:
石破さんはないと思いますよ。

加藤綾子キャスター:
菅さんは「安倍政権を継承する」としているのですが、どこに注目されますか?

パトリック・ハーラン氏:
安倍政権継承と言っているわりには、入れ替わりが激しいんじゃないか?という声をよく聞きます。「どれくらい変わるのか」「重要ポストはどういうメンツになるのか」がポイントの1つ。

もう1つは「女性の活用」ですね。何人が入閣するのか。これは毎年世界中からも注目されますが、女性が輝く社会を掲げて何年も経つが、安倍さんの次の菅さんはどれくらい実現できるのか注目します。

(「Live News it!」9月14日放送分より)

Live News it!

4723名無しさん:2020/09/15(火) 03:07:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc8ad9cb5ccf9242086f6fd641b2950517c599ae
総裁選菅氏圧勝で岸田・石破両氏は冷や飯?厚遇?ノーサイドでも「次」を見据えた人事の思惑
9/14(月) 20:01配信

菅新総裁誕生を横目に飛び交う「人事推薦リスト」

安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選挙は、党所属の国会議員票と各都道府県連代表の「地方票」を合わせた535票のうち7割以上を獲得した菅義偉官房長官が、石破元幹事長と岸田政調会長を破り圧勝した。菅氏は、当選後のあいさつで次のように新総裁としての決意を語った。

「この危機を乗り越えて国民のみなさん一人一人が安心をして安定した生活をすることが出来るように、そのためには安倍総理が進めてきた取り組みを継承し、進めていかなければなりません。私にはその使命があると認識を致しております」

その“菅新総裁”誕生を見つめた多くの自民党議員の目下の関心は、直ちに行われる党役員人事と組閣の“菅人事”だといって過言ではないだろう。

党役員人事は15日の午後には明らかになるとみられ、閣僚人事は、16日に国会での首相指名選挙による菅総理大臣誕生を受けて同日中に行われるが、すでに次のような声があがっている。

「二階さんと麻生さんはもちろんそのままだとして、官房長官の候補なんて何人も名前が上がってるよね」(自民党閣僚経験者)

今回の総裁選でいち早く菅氏支持を打ち出して流れを作った二階派の二階幹事長の留任や、二階派に続いて菅氏支持を固め、流れを決定づけた麻生派の麻生副総理の続投などは、既に決まったことの様に語られている。

この2派に、細田派、竹下派、石原派などを加えた“菅陣営”では、菅氏が派閥の推薦は受けないと語っているにも関わらず、「うちからはこの人が最優先だ」と人事での登用を求める「派閥推薦リスト」が飛び交う。人事に関する派閥の推薦については、安倍首相もこれまで推薦は受けないと言ってきたが、実際は派閥の推薦も参考にして人事を行ってきており、菅氏も派閥の推薦を無視はできないと見られる。

冷や飯“常連”の石破氏と“初体験?”の岸田氏
こうした人事をめぐる菅陣営の状況を対岸から見つめるのが、総裁選で敗れた石破陣営と岸田陣営だ。これまでの自民党総裁選の歴史では、かつて小渕元首相が現職の時に、総裁の座に挑戦してきた“政界のプリンス”こと加藤紘一氏に向けた「君は僕を追い落とそうとしたじゃないか」といった言葉が象徴するように、時に勝者が敗者を徹底的に冷遇してきた過去がある。今回が総裁選4度目の挑戦となった石破元幹事長の派閥もまさに、安倍首相から冷遇され“冷や飯”を食わされてきた。石破派では敗色濃厚な総裁選の最中から、今回も冷や飯を食う覚悟はできているとの声が聞かれた。

このように“冷や飯”を長年経験してきた石破派と対照的なのが、今回が総裁選初挑戦となった岸田氏率いる岸田派だ。安倍政権下では、岸田氏自身を含め厚遇を受けてきただけに、岸田派内からは「さて、本当に冷や飯を食う覚悟ができているやつが何人いることか」(岸田派中堅)と、派閥として冷や飯を食わされる覚悟が不十分だとの指摘が聞こえる。

4724名無しさん:2020/09/15(火) 03:08:03
>>4723

岸田氏側の選択…次期総裁選見すえ菅政権外に?存在感維持のためポスト重視?
では、岸田氏本人はどう考えているのか。岸田氏は、菅新総裁誕生直後に、早くも来年秋に予定される“次の総裁選”への意欲を語った。
「これからも将来に向けて、総理総裁を目指すべく努力を続けていきたい。こうした努力を続けていきたいと言うことはしっかりと申し上げていきたい」
そして、菅体制での自らの処遇に関しては「人事については新総裁が判断されることですから、私から何か申し上げることはありません」と多くを語らなかった。

さて、岸田氏の今後の処遇に関して、岸田氏の周辺からは「負けた後にポストを欲しがるなんてことは絶対にない。だったらそもそも総裁選に出馬などせずに菅さん側につけばいいことなんだから」と、たとえ菅氏から打診があったとしても、岸田氏が党幹部に就いたり、菅内閣に閣僚として入閣することはないとの声が聞かれる。この考えの背景には、来年秋に控える次回の総裁選に出馬し、再び“菅首相”と戦うためにも、菅氏とは一定の距離を保つべきだとの思惑も働いているようだ。

その一方で、派内からは「石破さんほど知名度もない岸田さんが冷遇されたら、今度は出馬すらできなくなる」(岸田派若手)と、冷や飯を食わされることで岸田氏の存在感がより低下してしまうことへの危機感を示す声も少なくない。

次の総裁選はすでに始まっている。岸田氏を待つ菅人事の思惑
では菅氏の側は岸田氏の処遇をどう考えるだろうか。岸田派のベテランは「菅さんからすれば、自分の手元(閣内)に岸田会長を置いておく方が、岸田会長の性格からして(総裁選で菅氏に)弓を引けなくなるだろう」と、菅氏は戦略的に岸田氏を何らかの役職に起用するだろうと予測している。さらに、菅氏とって「戦いが終わったらノーサイドだとのアピールにもなる」というメリットがあると語っている。

ただ岸田氏にとっては、菅内閣の一員となってしまえば、次の総裁選で菅氏と対峙する時に向けて、“菅政権の身内”という立場が足かせになることが危惧される。事実、岸田氏は今回の総裁選で、「外務大臣や政調会長という立場にとらわれすぎたことが多分にあった。それぞれの立場の“のり”を作ってしまい、超えることをためらっていた」と語るなど、自らが就いてきたポストの役割に徹してしまうあまり、発信力が不足してきたことを指摘している。

いずれにせよ、岸田氏が菅体制の下でポストに就くのか就かないかは、岸田氏の今後の戦略に大きな影響を及ぼすことは間違いなさそうだ。1つの戦いの終わりは、次の戦いの始まりといえる。菅新総裁の誕生と同時に、来年秋の総裁選に向けた駆け引きはすでに始まっているようだ。

(フジテレビ政治部 福井慶仁)



福井 慶仁

4725名無しさん:2020/09/15(火) 03:11:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/250604a0e552f713365140b9b29901699fdfb4fc
菅義偉氏が総裁選圧勝 早くも派閥の思惑見え隠れ
9/14(月) 20:12配信

安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選の投開票が14日、行われ菅義偉官房長官(71)が第26代総裁に選出された。両院議員総会で実施され、国会議員票と都道府県連の地方票の合計で争われた。菅氏は過半数の377票を獲得して圧勝した。岸田文雄政調会長(63)は89票、石破茂元幹事長(63)は68票だった。きょう15日に新役員人事、あす16日に臨時国会が召集され首相指名選挙を経て第99代首相に指名される。

   ◇   ◇   ◇

無派閥から誕生した異例の総裁は、派閥の力学によって生み出された。7年8カ月間の安倍政権は派閥によって支えられ、安倍継承を唱える新総裁は派閥政治の継承者でもある。党本部で会見した菅氏は「派閥のみなさんの弊害ということは私は全くない」と、派閥からの支配を否定した。

だが、今後の党役員、内閣人事に派閥の意向やバランスを重視せざるを得ない立場が浮き彫りとなっている。「改革意欲がある人、改革に理解を示してくれる人を中心に人事は進めていきたい」とした上で「改革意欲のある人はいろんな派閥に散らばっているので、そうした観点からそこは登用していきたい」と改めて派閥重用を示唆した。

二階俊博幹事長、麻生太郎副総理兼財務相を「内閣の要、そして党の要だ。極めて政権運営で重要な2人だと思う」とし、二階氏は続投させる。

8日の告示前に総裁選は決していた。二階派が早々と菅支持を打ち出すや最大派閥の細田派や麻生派、竹下派などが、なだれを打って「菅推し」を表明した。党内7派閥中、5派閥が菅支持に回り、無派閥の菅グループ約30人を加えた国会議員票だけで294人と過半数に達していた。

シナリオ通りの圧勝劇と映ったが、早くも派閥の思惑が見え隠れする。菅氏の得票から地方票89票を除いた国会議員票は288票で想定を下回った。一方で、岸田氏が健闘した。地方票10票と低調も国会議員票79票を獲得して岸田派(47人)を上回る得票をゲット。逆に石破氏は国会議員票26票と、石破派(19人)以外の支持を得られなかった。

新総裁の任期は安倍前総裁の任期の来年9月末日まで。1年後には再び、総裁選となる。この日、菅氏は衆院の解散総選挙の10月説について、新型コロナウイルスの感染拡大が収束することを判断の1つに掲げ「完全に下火になってきたということでなければなかなか難しい」と否定した。党執行部人事や組閣にどんな「菅流」を発揮するのか、早くも新総裁の真価が問われる。【大上悟】

4726名無しさん:2020/09/15(火) 03:12:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/83eed5b061e1da68911d77dcf3582c0e4cc30812
二階氏、幹事長留任へ 菅氏方針 党内掌握手腕を評価
9/14(月) 20:20配信

 自民党の新総裁に選出された菅義偉官房長官は、二階俊博幹事長を留任させる方針を固めた。党幹部が14日、明らかにした。菅氏は党内を掌握する二階氏の手腕を評価しており、政権運営には欠かせないと判断したとみられる。また、二階氏が率いる二階派は安倍首相の辞任表明後、他派閥に先駆けて菅氏支持を打ち出していた。

 菅氏は二階氏について、今月7日の記者会見で「政策実行には政府、与党の緊密連携が不可欠だ。党内をしっかりとまとめていただけるので、非常に頼りになる存在だ」と評価していた。菅氏は安倍政権で、二階氏を党総務会長、幹事長に起用するよう安倍首相に進言した経緯がある。

 菅、二階両氏は安倍首相の辞任表明前の6〜8月に月1回のペースで会食を重ねていた。二階氏は菅氏に対し、総裁選に出馬すれば支援する考えを伝えていたという。

 二階氏は平成28年8月、自転車事故で負傷した谷垣禎一前幹事長の後任として幹事長に就任。今月8日には通算の幹事長在職日数が1498日に達し、田中角栄元首相を抜いて歴代最長となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/88becb42e05e89b3c60605e18d8005cbf89fb3f4
河井夫妻事件に揺れた広島 岸田氏敗れ菅氏や安倍首相へ不満 自民党総裁選
9/14(月) 20:35配信

 安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選の投票が14日行われ、菅義偉官房長官が第26代総裁に選出された。

 岸田文雄氏は次点となったものの、得票数は菅氏に大きく水をあけられた。地元の広島県では、大規模買収事件に発展した2019年の参院選広島選挙区で初当選した河井案里被告(46)=自民党を離党、公職選挙法違反で公判中=を支援した菅氏や、岸田氏への「禅譲」をにおわせていた安倍首相への不満が渦巻いた。

 19年の広島選挙区では、改選2議席の独占を狙った党本部が県連の頭越しに案里議員を擁立。岸田氏が領袖(りょうしゅう)を務める派閥の重鎮で、県連が全面支援した元防災担当相の溝手顕正氏(78)は落選した。案里議員の夫で前法相の衆院議員、克行被告(57)=同=は菅氏に近いとされ、参院選の前後に広島入りした菅氏は案里議員のみ応援演説をした。

 河井夫妻側へは、党本部から溝手氏の10倍に及ぶ1億5000万円の選挙資金が渡っていたことも判明。ある県連幹部は「安倍さんにも不満はあるが、県民感情として許せないのは菅さんと、党を仕切る二階(俊博)幹事長だ」と言う。参院選では安倍首相も案里議員と溝手氏双方の応援演説に駆けつけた。溝手氏の会場では立ち会った岸田氏を「令和の時代は岸田さん」と持ち上げており、広島市中区の80代主婦は「安倍さんの本心ではなかったと思うと腹が立つ」と話した。

 岸田氏が次点となったことに、県連幹事長の宇田伸県議は「多くの支持を得られ、次への期待が膨らんだ」とのコメントを出した。ただ、地方票は県内の党員・党友を有権者とした予備選で圧勝した岸田氏が広島の3票を独占したものの、全体では3候補で最低の10票にとどまっており、ある県連関係者は「浸透し切れなかった。普段から知名度アップを心がけなければ」と話した。【賀有勇、中島昭浩、池田一生】

4727名無しさん:2020/09/15(火) 03:13:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/a522508f3469d9e77868cfc21941b38793a31bf0
「働く内閣」「ゼロから総理に」 菅氏、声張り上げる
9/14(月) 20:45配信

 自民党総裁選は14日、官房長官の菅義偉が第26代総裁に選出され、前総裁の安倍晋三(首相)の辞任表明以降、17日間の後継レースが幕を閉じた。「秋田の農家の長男として生まれ、地縁も血縁もない政治の世界に飛び込み、ゼロからのスタートだった」。当選後にこう語った菅は、16日の臨時国会で第99代首相に就任する。(田中一世)

 ■「平常心」 午前9時前 記者団に菅氏

 東京・赤坂の衆院議員宿舎で暮らす菅はいつも通り午前5時に起床した。当選した場合の演説原稿を確認してから周辺を散歩した。午前9時前には国会内の事務所に入り、記者団に「平常心だ」と心境を述べた。

 11時過ぎ、官房長官としての最後の記者会見に臨んだ。在任7年8カ月、前人未到の3213回目。官房長官を辞めたいと思ったことはあるかとの質問に、率直に胸中を明かした。

 「何度もある。国会運営がうまくいかないときだ。安全保障関連法など、いろいろ眠れないことが度々あった」

 ■「いち早く一致」 午後1時からの菅氏決起集会で二階派幹部

 新総裁を決める両院議員総会は東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開かれた。

 開会直前の午後1時、同じホテルで菅の決起集会が開かれた。菅はいつになく高揚した様子で声を張り上げた。

 「役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義、これをぶち壊して規制改革を進め、国民のために働く内閣を作らせていただきたい」

 「ゼロからのスタートでも日本で総理大臣になれることを実証したい」

 見慣れた朴訥(ぼくとつ)とした官房長官としての姿とは全く異なるように見えた。

 党内7派のうち5派の領袖(りょうしゅう)クラスが順番に登壇した。冗談も飛び出すなど勝利集会のような明るいムードに。菅擁立を主導した党幹事長の二階俊博率いる二階派(志帥会)会長代行の元官房長官、河村建夫はこうスピーチし、立役者ぶりをアピールした。

 「この難局を乗り切る人は誰か。この人をおいてほかにない。われわれ志帥会47名は“いち早く”意見が一致した」

 参加した他派の議員は「言わなくてもいいことを…。人事(ポスト争い)だな」とつぶやいた。

 ■「あと1時間ある…」 午後0時50分からの決起集会で岸田氏

 地方票で大幅な出遅れが分かった政調会長の岸田文雄は午前、告示日と同様、妻からプレゼントされた勝負カラーの赤のネクタイで党本部に入った。

 午後0時50分に始まった同じホテルでの決起集会で「(両院議員総会まで)あと1時間ある」と訴え、国会議員票の上積みを呼びかけた。「決断できない」「迫力がない」と評された岸田だが、選対本部長の元五輪相、遠藤利明は選挙戦をこう振り返った。

 「日を追うごとに戦う政治家になった」

 石破は疲れがたまっていたのか、いつもより遅い午前6時20分に起床。午後0時45分、衆院議員会館の会議室で「質素に元気よく」(陣営幹部)集会を開き、「政治は心を震わせるものだと国民の多くに思ってもらった。書生の熱い思いと純粋な志を失ってはならない」と語った。

 ■「安倍首相に万雷の拍手を」 午後2時からの両院議員総会で菅氏

 両院議員総会は午後2時に始まった。3時20分ごろ、菅が全体の7割を占める377票を獲得したとの投票結果が発表された。

 「菅義偉君をもって当選者と決定いたしました」。総裁選管理委員長の野田毅がそう宣言すると、菅は立ち上がり、何度も頭を下げたが、笑顔は見せなかった。

 続いて、誰を支持するか明言しなかった安倍がこうあいさつした。

 「国のため、人のために黙々と汗を流してきた菅さんの姿を私はずっと見てきた。この人なら間違いない。この思いを皆さんと今日一つにできたのではないか。令和時代に最もふさわしい新総裁ではないか」

 菅は安倍に感謝の言葉を述べ、「一緒に万雷の拍手をお願いしたい」と呼びかけると、出席者が一斉に立ち上がり、拍手を送った。

 決意表明を終えた菅は、安倍の長年の労をねぎらい、花束を手渡した。受け取った安倍は、壇上の3候補のうち菅、続いて岸田に頭を下げて謝意を示した。

 地方票で3位だった岸田は、国会議員票で79票を得て2位に食い込んだ。岸田派(宏池会、47人)をはじめとする基礎票を上回る結果は、一部の菅支持の議員が岸田に票を回したのが一因との見方もある。

 一方、石破は国会議員票が伸びなかった。ある議員はこう解説した。

 「3位の人は来年の総裁選への挑戦権を失う。石破氏を3位にする必要があった」。次をにらんだ駆け引きがすでに始まった。(敬称略)

4728名無しさん:2020/09/15(火) 03:14:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e3dc2771c922665804daa6c26e5430a7bea0e20
最下位の石破氏 厳しい再挑戦の道 支持拡大怠った代償大きく
9/14(月) 20:56配信

 「党員すべてに投票権があってもらいたかった」

 自民党総裁選で最下位に終わった石破茂元幹事長は14日、記者団にこう語り、全国一斉の党員投票が見送られたことに重ねて異議を唱えた。敗退は4度目。次回への意欲を問われると「終わったばかりで言えない」と述べるにとどめた。

 石破氏の力の源泉は地方人気だったが、今回の地方票獲得は42票にとどまり、菅義偉官房長官の89票に遠く及ばなかった。課題だった国会議員票は26票で、目標の40票に届かなかった。仲間を増やす取り組みについて問われると「意思疎通に努めることだ」と答えたが、時すでに遅し。努力を怠ってきた代償は大きかった。

 無派閥議員に影響力を持つ菅氏と二階派(志帥会、47人)を率いる二階俊博幹事長の協力を取り付けて頂点に立つ-。石破氏陣営は当初、来年9月の総裁選に照準を合わせ、このようなシナリオを描いていた。だが、安倍晋三首相の辞任表明直後に菅氏は二階氏に出馬を伝達して支持を取り付け、石破氏の計画は破綻した。

 石破派(水月会、19人)は自前で総裁選を戦う基盤を持たない。今後は菅氏に協調姿勢を示しつつ、「菅内閣」の支持率が急落した場合に備え「受け皿」となることを狙う構えだ。

 とはいえ、「反安倍」で注目された石破氏は、首相が表舞台から去れば存在感を失う可能性がある。岸田文雄政調会長にも後れをとったことで「賞味期限が切れた」(閣僚経験者)との評もあり、5度目の挑戦は簡単ではない。(奥原慎平)

4729名無しさん:2020/09/15(火) 03:15:47
>>4721

https://news.yahoo.co.jp/articles/5758f94fb1e2893ca7e9d9f53dc87f951f4035ea
内閣の要 官房長官は誰? 発言で読み解く“意中の人”
9/14(月) 21:12配信

菅新総裁は、党の役員人事で総裁選で菅氏への支持をいち早く打ち出した二階幹事長を続投させる方針を固めた。

そして、女房役となる官房長官人事では、菅氏と同じ無派閥の梶山経産相のほか、菅氏や二階氏と太いパイプがある森山国対委員長らの起用が取りざたされ、複数の名前があがっている。

新内閣について、菅氏は「働く内閣にしたい」と周囲に話すなど、派手さよりも実務型の人材の登用に主眼を置いているものとみられ、菅氏周辺によると「菅氏はほぼ一人で人事構想を練っている」という。

佐々木恭子アナウンサー「官房長官には、一体誰が起用されるのか? 今6人の方が注目を集めています。無派閥の梶山弘志経産相です。このお父さまが梶山静六元官房長官で、菅さんはこの方のことを“政治の師匠”と仰いでいます。出馬を最初に報告した森山裕国対委員長は、菅新総裁、そして二階幹事長との強いパイプを築いている方です。安倍首相の出身派閥・細田派からは、萩生田光一文科相を推す声も上がっています。同じ神奈川が選挙区の河野太郎防衛相。以前に官房副長官として、一緒に菅さんとコンビを組んでいた加藤勝信厚労相。同じ神奈川が選挙区の小泉進次郎環境相も注目を集めています。その中で菅さんは『次の官房長官はいったいどんな人がいいのか?』ということにつきまして、12日の公開討論会で『私自身、官房長官をやって、やはり全体を見なければいけない総合的な仕事ができる人の方がいいんだろうな』と発言しています。これを踏まえた上で、誰が起用されるのか注目ですね」

加藤綾子キャスター「田﨑さんは誰が有力だとお考えですか」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「わからないんですけれども、菅官房長官の下で官房副長官をやった方が、その中で2人いらっしゃる。官邸勤務の経験があるのが加藤勝信厚労相、萩生田光一文科相です。『手堅さでは加藤さん』、『前へ物事を進める馬力という点では萩生田さん』、僕はどちらかじゃないかなと思うんですけれども、まだ自信はないです」

加藤綾子キャスター「小泉進次郎さんという名前もありますが?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「小泉進次郎さんはまだちょっと政治家として熟練しなきゃいけない段階で、河野太郎さんはちょっと言葉が跳ねる可能性があって。森山さんは、菅さんから一番信頼されているんですけど、この方は年が75歳でちょっときついかなって感じます」

今回、菅さんを支持した5つの派閥には、それぞれ人事をめぐって思惑があるという。

佐々木恭子アナウンサー「各派閥からも、すでに強い要望が出ているようです。最大派閥の細田派からは、官房長官など政府や党の要職を確保したい。麻生派は、麻生副総理の続投と棚橋衆院予算委員長の再入閣を希望。竹下派は、茂木外務大臣・加藤厚労大臣の続投あるいは要職の起用を希望する。二階派は、いち早く菅さん支持を決めた二階幹事長は続投させる方針だということが分かりました。その他には、平沢勝栄事務総長の初入閣を希望。石原派は、坂本事務総長の初入閣。そして、森山国対委員長の要職起用。派閥によってさまざまな思惑がうごめいています」

4730名無しさん:2020/09/15(火) 03:16:42
>>4729

加藤綾子キャスター「すべての人たちに納得を行かせるような人事は難しいですよね?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「党四役の人事も15日に一斉に。閣僚人事を16日。まとめて発表して、それで押さえる形じゃないですかね。少しずつ出すとそれぞれ反発が出てくるので、一括処理の考え方じゃないですかね」

加藤綾子キャスター「自民党の役員人事なんですが、田﨑さんはどういった顔ぶれ予想されますか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「二階さんは続投される可能性が高いです。岸田さんは政調会長ずいぶん長くなっているので、閣僚で処遇される可能性のほうが高いんじゃないかなと思います。そういう感じで、15日一斉に発表じゃないでしょうか」

加藤綾子キャスター「そこまでは全くわからないですね。そして閣僚人事ですが、現在第4次安倍再改造内閣の顔ぶれご覧の通りとなっています。田﨑さんはどれくらい入れ替わると思いますか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「僕は10人近く。数人は入れ替わるんじゃないかなと思います」

加藤綾子キャスター「岸田さんの入閣というのが先ほどおっしゃった?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「そうですね。難しいのは麻生副総理兼財務相の扱い。安倍首相の『盟友』としてずっとやってこられたのですけれども、菅さんにとってはちょっと麻生さんは重たい存在。しかしながら、麻生さんは『菅から頼まれればやるぞ』って構えなので、そこはちょっと難しいですね」

加藤綾子キャスター「石破茂さんはないですか?」

政治ジャーナリスト 田﨑史郎氏「石破さんはないと思いますよ」

加藤綾子キャスター「菅さんは『安倍政権を継承する』としているのですが、どこに注目されますか?」

パトリック・ハーラン氏「安倍政権継承と言っているわりには、入れ替わりが激しいんじゃないか? という声をよく聞きます。『どれくらい変わるのか』『重要ポストはどういうメンツになるのか』がポイントの1つ。もう1つは『女性の活用』ですね。何人が入閣するのか。これは毎年世界中からも注目されますが、女性が輝く社会を掲げて何年もたつが、安倍さんの次の菅さんはどれくらい実現できるのか注目します」

4731名無しさん:2020/09/15(火) 03:17:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef89a718f8918d787c885dcbf561840d7bf4e586
菅新総裁会見(1)政権運営「派閥の弊害は全くない」
9/14(月) 20:16配信

 自民党総裁選を制した菅義偉官房長官は14日、党本部で新総裁の就任会見に臨んだ。会見の全文は以下の通り。

 「改めまして、先ほど自民党総裁に就任をいたしました菅義偉あります。どうぞよろしくお願い申し上げます。私は高校まで秋田で育った農家の長男坊であります。地縁血縁のない私が政治の世界に飛び込んで、まさにゼロからのスタートでありましたけども、歴史と伝統のある自由民主党、その総裁に就任をさせていただける、そうしたことは、まさに民主国家日本の一つの象徴でもあるのかなというふうに思います」

 「私自身、横浜の市会議員を2期8年経験をしてます。まさに現場に耳を傾けながら、そして何がおかしいのか、そうしたことを一つ一つ見極めて仕事を積み重ねてきました。自由民主党総裁に就任した今、まさにそうしたおかしな部分があれば、徹底して見直しをし、この日本の国を前に進めていきたいと思います」

 「まあ、そういう中で、やはり役所の縦割り、さらに既得権益、そしてこの前例主義、こうしたものを打倒して規制改革をしっかり進めていきたい。このように思ってます。そして、国民のために働く内閣というものを作っていきたい。その思いで、自由民主党総裁として取り組んでいきたいというふうに思っております」

 「私自身は内閣官房長官として7年8カ月、安倍晋三首相のもとで日本経済の再生、そして外交安全保障の再構築、さらには全世代型社会保障制度の実現など、まさに重要課題に取り組んできました。そしてこの新型コロナウイルス問題、安倍首相が陣頭指揮を執っていたのでありますけれども、病気のために道半ばで、安倍首相が退かれることになりました。そのときに、私自身、まさに悩みました」

 「それはコロナウイルスの感染が拡大される中で政治空白は作っちゃならない。そして、国民の皆さん一人一人が、安心をして安定した生活を取り戻す、そのためには、この危機を乗り越えていくためには、安倍首相の中で取りまとめてきたコロナ対策とか、そうしたものを実行に移さなければならない。私自身、熟慮に熟慮を重ねて出馬に踏み切ったわけでありますけれども、そういう中で、今日、総裁選によって就任をすることができました。私自身の政治に対する基本的な姿勢は、このような姿勢でありますので、ぜひ皆さんにもご理解をいただく中で、日本の国を前に進めていきたい。よろしくお願いもう上げます」

4732名無しさん:2020/09/15(火) 03:17:50
>>4731

--総裁選に圧勝した勝因は何か。今後の政権運営で、支持を受けた派閥の意向に左右されないか。選挙戦では、「森友・加計学園」や首相主催の「桜を見る会」問題などの追加的対応に否定的だった。今回の総裁選のあり方は党員や国民に理解を得られたか

 「まず、今回のこの総裁選で、今日両院議員総会で発表されましたように、圧倒的大多数の支持のもとに就任をさせていただいたというふうに思ってます。そして私を支持をしていただいた大きな理由として、やはり私自身が地方出身で、地方の現場をよく知っている。ふるさと納税を総務相のときに現に作ったことや、そうした地方の発展のために、インバウンドで、地方の特産品を全部免税品にしたとか、あるいは農業も技術に力を入れ、政権交代をして4500億円から9000億円になって、農林水産品も海外に出始めたとか、そうしたことがかなり浸透し始めてきてるなっていうことがあります」

 「それと私、市会議員を2期8年横浜で経験しました。地方議員の人たちが今回一生懸命に推してくださったというふうにも思ってます。そういうことがあって、私自身にこの票が集まってきたのかな、というふうに思います。それと、やはり先ほど冒頭申し上げましたように、まさに政治空白は作っちゃならない。コロナ対策をちゃんとやってほしい。そして、経済もしっかり再生してほしい。まさにこの両立というものを多くの皆さんが今、望み始めてきたのではないかなというふうに思ってます。そうしたことが相まって、私の大きな勝利につながったのではないかなというふうに思います。いずれにしろ、こうしたことをしっかりこれからもやり遂げていきたいというふうに思ってます」

 「また、派閥でありますけれども、私は派閥に入ってません。で、私自身、この総裁選へ出馬する決心をしたのが、一番遅かったと思います。先ほど申し上げましたけど、首相が病気のために退かれる。そうしたときに、このコロナ対策、そして、私は(観光支援策)『Go Toキャンペーン』なんかも主導してましたので、経済対策、そうしたことを実行に移す人間。私まさに悩みに悩んだんですけど、やはりこれは私がやらなきゃならないと、そういう判断をしました。そうした極めて困難な状況にはやはり、党内の国会議員の皆さんが官房長官として7年8カ月仕事をしてきてますんで、菅がやはり一番適任じゃないかなという、こういうふうになってきたんじゃないでしょうか」

 「私は、ですから、派閥の人からもいろんな意味で、左右されて、私、冒頭申し上げましたけど、まさにこの縦割り、あるいは既得権益、そしてあしき前例主義を、こうしたものを打ち破っていくのが私の仕事でありますから、そう思ってますので、そうした派閥の皆さんの弊害っていうことは、私は全くない。ただ、政策を説明をさせていただいて、大きな数を今日いただきましたんで、安定して自分の目指す政治を行っていける、そういう環境は整ってきたのではないかなというふうに思います」

 「また、森友、加計、桜ですか? について、安倍政権においては、さまざまなご指摘を受けております。そういう中で、客観的におかしいと思ったことについては、正していかなければならないというふうに思いますし、国民の皆さんに、何事も丁寧に説明をすることも大事だというふうに思います。その上で、成果を出して、国民の理解をいただく。そうした対応をしっかり行っていきたいというふうに思います」

=(2)に続く

4733名無しさん:2020/09/15(火) 03:18:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b1b98689951718f39fae191e30643a6e4026272
菅新総裁会見(2)衆院解散「せっかく就任したので仕事したい」
9/14(月) 21:56配信

 --党役員・閣僚人事には全体としてどのような方針で臨むか。支持を受けた派閥に配慮する「派閥均衡型」をとるか。石破茂元幹事長や岸田文雄政調会長の起用も考えるか。二階俊博幹事長や麻生太郎副総理兼財務相は続投を求めるか。官房長官人事で重視することは。森山裕国対委員長はどう処遇するか

 「まず、基本的な人事方針ですけども、それについては、総理総裁がですね、しっかりした方向性を示して各閣僚と一体となって、仕事に行っていきたいと思ってます。ですから、私が目指すのは、先ほど申し上げましたが、規制改革、ここは徹底してやりたいと思ってますんで、改革意欲のある人、改革に理解を示してくれる人、そうした人を中心に、人事というのは進めていきたいというふうに思います」

 「派閥均衡型、石破さん、岸田さんを起用するかどうかということですけれども、これについては、総裁選が終わった時点で全て終了した。自民党の旗の下にみんな結集して一致団結をして、この国を前に進めていこう。こういう私を今日ごあいさつさせていただきました。そういう意味合いにおいて、適材適所、さっき言いましたけど、改革意識のある人、そうした人たちがいろんな派閥に散らばってますんで、そうした観点から、そこは登用していきたい。こういう意向をもっています」

 「二階幹事長、麻生副総理続投ということですけども、内閣組織の要、そしてまた党の要であります。極めて政権運営で重要なお二人だというふうに私は思います。続投をするかどうかっていうのは、まだ決めてません」

 「それと、官房長官であります。官房長官というのは私、7年8カ月やるにつれて、いろんな要素がありますけれども、それと首相との組み合わせもそうだと思います。そうしたことを全体的に考えて総合的な力がある人がやはり、一番落ち着くんじゃないかなというふうに思います」

 「森山国対委員長でありますけど、本当に素晴らしい国対委員長というふうに思いますし、政治経験も豊かですから森山委員長の能力というのは私は大変高く評価をしております。人事をどうするかということはまだ決めてません」

 「また、安倍政権を継承する方針から、居抜き内閣や小幅改造ということですけれども、これは首相が変わるわけですから、思い切って私の政策に方向にあう人という視点、これ仕事をしていかないと国民の皆さんに申し訳ないですから。改革意欲があって、仕事できる人をしっかり結集して国民のために働く内閣。こうしたものを私は作っていきたいというふうに思ってます」

 「民間の登用ですけれども、まだ決めてません。今日総裁に就任したばかりであり、明日、党の主な人事があるわけでありますから、とにかく総裁選出馬からこの日まで全く時間がない中で、毎日毎日懸命に取り組んできました。ようやく今日で落ち着きましたんで、ゆっくり考える暇は実はないんですが、私自身の基本方針、改革意欲があって仕事ができる人、そうした人を中心にこれから進めていきたいというふうに思います」

4734名無しさん:2020/09/15(火) 03:18:44
>>4733

 --どのような条件が整えば、衆院解散に踏み切るか。これまで「コロナ対策最優先」と発言してきたが、何をもってコロナ感染の「収束」と判断するのか。衆院選で省庁改革を争点として問うか

 「衆院の解散がどんな条件かということですけども、私は官房長官のときから常にコロナ問題を収束してほしいというのが国民の皆さんの大きな声である。また、経済を再生させてほしい。これも皆さんの大きな声がある。そうしたことを申し上げてきました。やはり、今はまさにコロナがまだ感染者が毎日出ている状況でありますから、ここを徹底して収束に持っていく」

 「そして経済も、私(観光支援策)『Go To キャンペーン』を主導してまいりました。地方の経済を考えたときにキャンペーンはやるべきだという判断でした。いろいろ皆さんからご意見をいただきましたけれども、結果的には、780万人の方が利用してコロナの陽性の方は確か7人ぐらいだったというふうに思います。これは地方から大変評価をいただいてます。やはりこのことによって、地方の旅館やホテル、また食品の納入業者だとかお土産屋さんだとか、そうした地方経済にはものすごく役に立ってきているというふうに思ってます。そういう中で、その条件ということでありますけれども、そこは、やはり専門家委員の先生から私はGo To キャンペーンのときそうだったんですけど、そうした専門家の先生の考え方を参考にしながら、判断をさせていただいてますんで。その特別の条件というよりも先生方の見方、もう完全に下火になってきたと。そういうことでなければ、そこはなかなか難しいのではないかなというふうに思っています」

 「それと、せっかく総裁に就任したわけですから、仕事したいなというふうに思ってますんで、収束も徹底して、行っていきたいと思いますし、そうした中で解散の時期というのは、いずれにしろ1年しかないわけですから、なかなか悩ましい問題だろうというふうに思います。官房長官のときは首相がやるっていうのはやる、やらなきゃやらないっていう乱暴な発言しましたけれども、今日は、今申し上げましたように、やはりコロナが収束と同時に、経済はやはり立て直す。こうしたことが大事だというふうに思います。それと、収束したらすぐやるのかというと、そんなことでもないと思います。全体を見ながら判断したいというふうに思います」=(3)に続く

4735名無しさん:2020/09/15(火) 03:19:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d71173e7402650ac0f1ad16df21a441af2ce8b6
菅新総裁会見(3完)省庁再編「目標を決めたら進んでいきたい」
9/14(月) 22:54配信

 「それとデジタル庁やこの厚労省再編の省庁改革ということでありますけど、今回のコロナ禍の中であって、浮き彫りになったのは、やはりこの日本のデジタル関係というのが、機能しなかったということが一つの大きな課題であります。実は私、マイナンバーカード、去年から対応してきてたんです。これだけのお金をかけて、なかなか、(普及率が)12%でしたから、これを普及させようと思って、まずやったのが、厚生労働省に健康保険証として使えるような、こうしたことを厚労省としてました。かなり強い抵抗があったんですけども、これは何とか協力してもらえるようにいたしました。ですから、確かラインでした? だと、これ失礼しました。もうそんなに時間がかからないで保険証は使えるようになりました。今は免許証も検討になってますから、少しずつ省庁の壁を越えながら、最終的にはマイナンバーカードがあれば、役所にわざわざ行かなくても24時間365日できるような、そうした方向にしたいというふうに思います」

 「私がなぜデジタル庁を作るといったかといえば、やはりどうしても各省庁が持っているんです。それを法律改正をしなければできませんから、思い切って、その象徴としてデータ庁を作ると。それで法改正も早速やっていきたいと。法改正に向けて早速準備をしていきたい、こう思っています。そういう中で、デジタル庁というものを作り上げて、一つの象徴になると思います」

 「私自身、このコロナ禍の中にあって、(令和2年度)第2次補正で光ファイバーに500億円予算つけてます。これは私、総務省が当初300億円の要求だったんですけども、こういう機会だから一挙に、日本全国に光ファイバーを敷設しようと思いまして、離島まで含めると500億円でできるということで、要求より200億円多くつけてますから。そういう意味で、意気込みというのも皆さんにご理解をいただけるのかなというふうに思っています」

 「選挙で省庁再編というのはどうでしょう。考えてもないんですけども。ただ、抵抗するというんですかね。今は、省庁の皆さんも、変えていかなければならないと私はかなりの人たちが思い始めてきたんじゃないでしょうか。私が官房長官やってたから、ああ、官房長官をやっているからということでなくてですね。省庁そのものもやはり改革に前向きにしないと立ちゆかなくなるという、そうした考え方の方が非常に大きくなってきているのかというふうに思っています。いずれにしろ、目標を決めたら、それに向かって進んでいきたい。こういうふうに思っています」

 --北方領土交渉について。ロシアに4島返還を求めていくか。

 「北方領土ついては、私今申し上げましたように、四島の帰属を明確にした上で交渉していく。それと、安倍晋三首相に相談ということですけど、やはり、ロシアがプーチン大統領でありますから、首相とプーチン大統領の間は極めて信頼感があります。もっと言いますと、森喜朗元首相とプーチン氏ともやはりものすごい信頼感があるんですよね。そういう中で、安倍外交についても、森元首相から、いろんな助言をいただいて進めてきているということも事実でありますんで。やはり外交というのは総合力でありますから、ありとあらゆるものを駆使する中で進めていくだろうというふうに思います」

 「それと、プーチン氏は柔道が大好きで、日本の山下泰裕先生が一緒に来れば、交渉がしやすくなると、そういうことを平気で言われるほど、柔道にはですね、親近感を持ってるようで。プーチン氏が訪日したときも全て山下選手に同行いただいたということも事実ですから。やはり同じ人間ですから、やはり自分のあう人ということはものすごい大事なんだろうと思います」

 --憲法改正に具体的にどう取り組むか

 「自民党は、憲法改正を是として立党された政党であることも事実です。そして、もう70年以上たつわけでありますから、現実とそぐわないことがたくさんあります。そういう中で、自民党は(改憲)4項目を決定をし、4項目を中心に、国会の中でそれぞれの政党の立場を明確にして、まず憲法審査会を動かしていくことが大事だというふうに思います。そこで議論して、国民の雰囲気を高めていくということも大事だというふうに思います。いずれにしろ、私自身総裁として、そうした憲法改正、4項目中心に、自民党はもう決定をしてますので、そうしたことに挑戦をしていきたい。こういうふうに思います」=おわり

4736名無しさん:2020/09/15(火) 03:27:19
https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20200914-OHT1T50113/
田崎史郎氏が予想 総裁選で岸田氏3位なら「派内で岸田下ろしが始まりますよ」
スポーツ報知 / 2020年9月14日 14時15分

 14日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜・後1時55分)では、この日、投開票された自民党総裁選を生中継した。

 菅義偉官房長官(71)の1位がほぼ確実とされる結果について、リモート出演した政治ジャーナリストの田崎史郎氏(70)は投票直前に「菅さんが8割取れそう。370票以上行きそうです」と予想。その上で岸田文雄政調会長(63)と石破茂元幹事長(63)の2位争いについて、「岸田さんは3位なら派内で岸田下ろしが始まりますよ。石破さんに負けたら、来年の総裁選で岸田さん自身が『この後、立候補できるのか?』となってくると思います。岸田さんの方が必死ですよ」と分析。

 宮根誠司キャスター(57)が「自民党員の皆さんは何とか岸田さんを2位に滑り込ませたいというのは、どういう意図? 石破さんになってもらっちゃ困るってことで、菅さんが出てきたんですか?」と聞くと、田崎氏は「今回も石破さんにはしたくないという意図で菅さんになった。岸田さんでは危ないということで菅さんにしたという背景があるから今、なんとか岸田さんを2位にしたいと必死になっている」と返答。

 「安倍(晋三)さんにしろ、麻生(太郎)さんにしろ、石破さんに恨み骨髄ってところがある。時の首相を引きずり下ろそうとした。俺の足を引っ張りやがってという思いがあるから」と話していた。

4737名無しさん:2020/09/15(火) 03:31:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f6336b7a696c9bdb785c158dd0d61f77f68131a
「菅内閣」組閣全容! 官房長官に河野氏、進次郎氏ら浮上 岸田、石破両氏どうなる? 人事失敗なら“菅降ろし”も
9/14(月) 16:56配信

 安倍晋三首相(65)の後継を選ぶ自民党総裁選(14日投開票)は、大本命の菅義偉官房長官(71、無派閥)が、国会議員票の7割以上を固めるなど、岸田文雄政調会長(63、岸田派)と、石破茂元幹事長(63、石破派)を大きくリードしている。このまま菅氏が勝利すれば、来週16日には「菅義偉内閣」が発足する。新型コロナウイルスの感染拡大と、日本経済の回復という喫緊の課題を抱えて、どんな顔ぶれになりそうか。最新の永田町情報を探ると、国民的人気の高い、河野太郎防衛相(57、麻生派)や、小泉進次郎環境相(39、無派閥)らの名前も浮上している。

 「(新総裁・新首相に選ばれた場合の)人事は適材適所でやるものだ。どのような点を重視するかは、改革意欲のある人を、まず優先して考えたい。専門的立場の人も優先した方がいいだろう」

 菅氏は8日、党本部での共同記者会見で、こう語った。党内7派閥のうち5派閥の支持を得て、終始優勢に選挙戦を進めており、永田町の関心は人事に移っている。

 組閣をめぐる最新の永田町情報は別表の通りだ。

 安倍首相が、持病の潰瘍性大腸炎の悪化を受けて任期途中で辞任表明したうえ、新型コロナ禍という緊急事態もあり、麻生太郎副総理兼財務相(79、麻生派)や、茂木敏充外相(64、竹下派)、新型コロナ対応にあたる西村康稔経済再生相(57、細田派)、1年延期された東京五輪・パラリンピックを担当する橋本聖子五輪相(55、細田派)らは留任とみられる。安倍首相や麻生氏の信頼が厚い甘利明税調会長(71、麻生派)を財務相にという声もある。

 政治評論家の小林吉弥氏は「安倍首相の路線継承が前面に出ると、世論は『代わり映えしない』とそっぽを向く。支持率も上がらない。そこで骨格以外は大胆に入れ替え、新鮮味を出すはずだ」と分析する。

 最大の注目は、「菅首相」の女房役である官房長官ポストだ。

 現時点で、菅氏の推薦人に名前を連ねた河野氏や、菅氏が環境相起用を後押しした進次郎氏、二階俊博幹事長(81、二階派)との「二階-森山ライン」で安倍政権を支えてきた森山裕国対委員長(75、石原派)、菅氏が「政治の師」と仰ぐ梶山静六元官房長官の長男、梶山弘志経産相(64、無派閥)らの名前が浮上している。

 小林氏は「森山氏が適任ではないか。派手さはないが、会見をやれば丁寧に答えられる。菅氏とも呼吸が合う」と語る。

 河野氏は、防衛相留任や、経産相へのスライドも取り沙汰されている。

 進次郎氏については、「将来の宰相候補」として、首相の外遊同行などで経験を積ませる観点から、官房副長官が現実的だと予想する声がある。

 総裁選で激突した、岸田、石破両氏の処遇もポイントだ。

 岸田氏は、党政調会長の続投か防衛相への起用が指摘される。石破氏は農水相か1億総活躍相という声もあるが、菅氏が仕切った安倍官邸とは距離を置いてきただけに、入閣要請があっても拒否するとみられる。

 ■人事失敗なら“菅降ろし”

 別表にはないが、安倍首相の実弟である岸信夫氏(61、細田派)の閣僚起用を推す声もある。

 女性では、行政手腕が手堅い高市早苗総務相(59、無派閥)や、小渕優子元経産相(46、竹下派)、渡嘉敷奈緒美衆院議員(58、竹下派)、三原じゅん子参院議員(55、無派閥)らの名前も上がる。

 「菅官邸」の地味なイメージを払拭するため、歴代内閣で女性閣僚が5人と最多だった第1次小泉純一郎内閣(2001年4月発足)に並ぶか、超える女性を抜擢(ばってき)する案もある。

 一方、自民党役員人事では、いち早く菅氏支持を表明した二階氏の続投が確実視されている。二階氏は8日に幹事長の通算在職日数が田中角栄元首相を抜き、歴代最長となったばかりだ。

 人事には、リーダーの理念や情熱が反映される。これまで軍師的立場だった菅氏は、どんな布陣を敷くのか。

 小林氏は「菅氏は表向き、『派閥の要望は聞かない』と言うが、自身が無派閥だけに、安倍首相の出身派閥で最大派閥の細田派や、二階氏率いる二階派など、各派閥の意向を含んで人事構想を練るほかない。派閥均衡型でなければ、いずれ、じんわりと『菅降ろし』が始まる。難しい人事になるだろう」と分析している。

4738名無しさん:2020/09/15(火) 03:33:06
【入閣待機組】第14次組閣本部スレ【内閣改造予想】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1597129334/849

849 名前:無党派さん (ワッチョイ ea4b-QmsY)[] 投稿日:2020/09/14(月) 18:44:58.08 ID:TGKQIwNU0
なんか不安になってきたようで笑える


>二階氏の続投は固まっていますが、人事についてある自民党幹部は
>「本当に一人で決めるかもしれない」と話しています
https://www.news24.jp/articles/2020/09/14/04721612.html

4739名無しさん:2020/09/15(火) 03:34:56
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091400932&g=pol
二階幹事長続投へ 政調・下村氏、総務・佐藤氏、選対・山口氏―自民役員人事
2020年09月15日00時17分

 自民党の菅義偉新総裁は14日、二階俊博幹事長(81)を続投させる方針を固めた。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用する。党幹部が明らかにした。

 石原派の森山裕国対委員長(75)の再任も固まった。総裁選で菅氏を支持した細田、麻生、竹下、二階、石原の5派閥のバランスに配慮した。幹事長代行には無派閥の野田聖子元総務相(60)を充てる。15日に党役員人事を決定し、新内閣は16日に発足する。
 菅氏は総裁選出後の記者会見で、新政権での課題に「規制改革」を挙げ、「改革意欲のある人、改革に理解を示す人を中心に人事を進める」と表明。「(人材は)いろんな派閥に散らばっている」とも指摘し、党内から幅広く起用する方針を示した。
 官房長官には、竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)や細田派の萩生田光一文部科学相(57)、菅氏と同じ無派閥の梶山弘志経済産業相(64)らの名前が挙がっている。自身の後任となる官房長官について菅氏は、「全体的に考えて総合的な力がある人が一番落ち着く」と指摘した。
 総裁選勝利に貢献した二階氏と麻生太郎副総理兼財務相(79)については「極めて政権運営で重要な2人だ」と強調。麻生氏も続投するとの見方が強まっている。引き続き国会運営の司令塔となる森山氏に関しては「政治経験も豊かで、能力を大変高く評価している」と語った。
 菅氏が「安倍政権の継承」を掲げた経緯から、閣僚の多くが再任するとの観測も出ているが、菅氏は「首相が代わるわけだから思い切って私の政策に合う人を登用する」との意向を示した。
 人事では、総裁選を戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点。これに関し菅氏は「総裁選が終わった時点で(戦いは)全て終了した」と述べたが、それ以上の言及は避けた。

4740名無しさん:2020/09/15(火) 03:35:29
【入閣待機組】第14次組閣本部スレ【内閣改造予想】
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/giin/1597129334/976

976 名前:無党派さん (ワッチョイW ea1c-4gZj)[sage] 投稿日:2020/09/14(月) 20:38:37.27 ID:2D7JR7c60
茂木留任@テレ朝

【速報】新内閣人事 茂木外務大臣留任 菅総裁が意向固める
https://twitter.com/tv_asahi_news/status/1305470361480224770
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

4741名無しさん:2020/09/15(火) 03:37:00
https://news.yahoo.co.jp/byline/yoneshigekatsuhiro/20200914-00198255/
「石破人気」はなぜ幻に終わったか 菅氏大勝の背景にある「選挙制度」と「世論」
米重克洋 | 報道研究者/JX通信社 代表取締役
9/14(月) 15:24

自民党総裁選は、国会議員票、地方票ともに菅義偉官房長官が有効投票総数534票のうち377票を獲得し、大差で勝利する結果となった。

石破茂元幹事長は、当初「有利」とされた地方票でも十分に得票できず、菅氏はおろか岸田氏にも差をつけられて3位に沈んだ(地方票では2位)。下馬評では、世論調査の結果から、石破氏がポスト安倍の「1番人気」とされ、報道でも「党員投票」を行えば、石破氏がかなり有利であるかのような論評も多くあった。現実はそうはならなかったのは一体なぜなのか。各社世論調査のデータや総裁選のしくみから紐解いていきたい。

「勝者総取り」方式で支持率以上に得票を上積み
菅氏に投じられた地方票は全141票中89票と、実に63%に達した。この割合は、党員・党友における菅氏の支持率よりも高い。

11日に報じられた、日本テレビの自民党員・党友向け調査(JX通信社協力)では、支持する総裁候補として、菅氏が46%、石破氏が35%、岸田氏が10%となった。態度未定・不明(9%)を除いて計算すると、ちょうど約半数が菅氏を支持する計算だ。

なぜ、菅氏は地方票でも支持率を上回る地滑り的勝利を収めたのか。地方票を割り振る「予備選挙」の仕組みにその一因がある。

今回の自民党総裁選は、安倍晋三首相が総裁の任期途中で退くため、党則に基づき簡易な方式で行われた。党員投票を伴うフルスペックの総裁選と異なり、国会議員票394票と都道府県連に3票ずつの地方票141票、合計535票で争うというものだ。

国会議員は1人1票投票できるが、都道府県連にはそれぞれ3票が割り当てられる。今回は、党員投票を行わなかった代わりに、北海道、新潟、秋田以外の44都府県連で党員・党友を対象とした「予備選挙」が行われた。

予備選の結果、3票をどう割り振るかは都道府県連によって異なるが、勝者総取りで割り振られるところも多いために、1位の菅氏にはこの支持率以上の得票率が集まりやすい構造となったのだ。

例えば、自民党千葉県連では、予備選の結果、菅氏が1万998票、石破氏が7059票、岸田氏が834票を獲得したとされる。この結果をもとに3票をドント式で割り振ると、菅氏に2票、石破氏に1票が投じられることになるが、千葉県連の予備選は「勝者総取り」方式のため、菅氏に3票全てを投じることとなった。首都圏では、同様に神奈川県、埼玉県、東京都も「勝者総取り」方式であり、これらの都県の地方票は全て菅氏に投じられた。

「勝者総取り」方式は、アメリカ大統領選でも州ごとの選挙人選出に用いられている。2016年のアメリカ大統領選では、トランプ大統領が民主党のヒラリー・クリントン候補より300万票近くも少ない得票であったにも関わらず、「勝者総取り」の接戦州の多くで選挙人を獲得したため、選挙人数では大差で勝利を収めた。自民党総裁選に置き換えると、議員票に比べて比重の小さい地方票の声を、より大きく増幅させる効果があったと言える。

しかし、当初はその地方票でも石破氏が有利という見立てがあった。その根拠として、世論調査で石破氏への支持が最も高かったことや、前回2018年の総裁選で石破氏が安倍首相を相手に戦い、45%もの党員票を獲得したことが挙げられていた。これらの予想は、なぜ外れたのか。

「石破支持」の中身は野党・無党派層など「反・安倍層」が軸
まず前提として指摘しておくべきことは、世論調査が外れたわけではないということだ。むしろ、世論調査の内訳を丁寧に分析すれば、石破氏が党員から十分な支持が得られないことは事前に十分予測できた。

各社世論調査では、菅氏の立候補表明まで、大半の調査で石破氏が「ポスト安倍」支持率1位だった。だが、これはあくまでも「全体」の話であり、自民党支持層に絞って内訳を見てみると様相が異なる。具体的には、石破氏のリードが縮まり、他候補の比重が増える傾向にあったのだ。これは、石破氏の「支持」の源泉が野党支持層や無党派層にあったことが影響している。

加えて、安倍政権の「実績」への世論の評価が高いことも菅氏に支持が集中した要因として挙げられる。

4742名無しさん:2020/09/15(火) 03:37:11
>>4741

安倍首相の辞意表明後、各社世論調査で、政権支持率は10ポイント前後から最大20ポイントまで、軒並み大幅な上昇を記録した。ご祝儀相場ならぬ「花道相場」とも言うべき異例の変化だ。

朝日新聞が9月に行った緊急世論調査では、安倍政権の7年8ヶ月の実績を「大いに評価する」とした層が17%、「ある程度評価する」とした層が54%で、実に71%が実績を肯定的に評価している。

菅氏はその安倍政権の路線をそのまま引き継ぐ候補であり、「グレートリセット」を掲げて安倍路線の転換を掲げる石破氏や、中間的な岸田氏よりも安倍政権を評価する層をそのまま引き継ぎやすい。

加えて、菅氏や、今回菅氏支援に回った河野太郎防衛大臣と安倍政権支持層に年齢層などの共通点が見られることも、先般の記事で指摘した通りだ。これまで「ポスト安倍」への意欲を公には一切示してこなかった菅氏が、立候補表明を機に本命候補として浮上し、安倍政権の路線継続を期待する層の支持を集めたことが窺える。最終的には河野氏や小泉氏が出馬しなかったことで、菅氏が安倍政権を肯定的に評価する層からの支持をそっくり受け止める構図ができた。結果、菅氏が地方票でも大差で勝利する情勢となったわけだ。

4743名無しさん:2020/09/15(火) 03:42:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5ffb198bee0e31b1c74576fff7850de2a17d51
自民党総裁選で菅氏が圧勝 意味するものは?
9/14(月) 21:30配信

 自民党は9月14日、両院議員総会を開き、菅義偉官房長官が岸田政務調査会長と石破元幹事長を破って圧勝し、新しい総裁に選ばれました。党内の派閥に所属していない「無派閥」で総裁に選ばれるのは異例のことです。

 国会議員と都道府県連の票を合計して開票した結果、菅氏が377票、岸田氏89票、石破氏68票で、菅氏が初回の投票で過半数を得て圧勝しました。このうち、国会議員票は菅氏が288票、岸田氏79票、石破氏26票でした。一方、各都道府県連に3票ずつ配分された地方票は菅氏が89票、石破氏42票、岸田氏10票でした。

 永田町の取材活動を通して幅広い人脈を持つフリージャーナリストの鈴木哲夫さんに、今回の総裁選の得票数の意味するものや、今後の自民党人事について話を聞きました。動画でご覧ください。

4744名無しさん:2020/09/15(火) 03:43:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fc6a3f0ef32ce07a3a7a6d920ee52f975e4803a
自民・菅新総裁が誕生 小池都知事と関係改善は?
9/14(月) 21:34配信

 安倍総理大臣の後継を決める自民党の総裁選挙が9月14日に行われ、菅義偉官房長官が選ばれました。

 菅新総裁誕生で、不安視されている“東京都の小池知事との連携”について、菅氏を支持してきた東京選出の石原伸晃衆院議員は「二階幹事長が党役員人事で続投になるだろうから大丈夫」と述べました。一方、「ポスト安倍」に菅氏が決定して、今後は“総理の女房役”で政権の核となる官房長官、いわば「ポスト菅」が誰になるのか注目されます。

 東京都との関係、そして注目の官房長官人事などについて、永田町の取材活動を通して幅広い人脈を持つフリージャーナリストの鈴木哲夫さんにスタジオで話を聞きました。動画でご覧ください。

4745名無しさん:2020/09/15(火) 03:44:38
https://hochi.news/articles/20200914-OHT1T50115.html
菅新総裁誕生、2位の岸田氏は来秋総裁選に望み残す
2020年9月14日 15時21分スポーツ報知 # 社会

 安倍晋三首相(65)の辞任表明に伴う自民党総裁選は14日、都内のグランドプリンスホテル新高輪で両院議員総会があり、菅義偉内閣官房長官(71)が第26代総裁に選出された。告示前から細田派、麻生派、二階派など主要派閥が菅氏の支持を決め、地方票でも有利に展開した。

 注目の2位争いは岸田文雄政調会長幹事長(63)に軍配が上がり、石破茂元幹事長(63)は最下位に沈んだ。「3位なら政治生命の危機」(陣営)と背水の覚悟で臨んだ岸田氏は、来年9月の任期満了に伴い行われる総裁選に望みを残す一方、石破氏には厳しい結果となった。

 総裁選初挑戦となった岸田氏は安倍首相からの禅譲論も出るなど周囲の期待も高かったが、知名度の低さが選挙戦でも弱点に。「選挙の顔」として戦うには「力不足」(党関係者)との声も上がった。石破氏には知名度も及ばず、来秋の総裁選を見据え、戦略の見直しが必要となる。

 4度目の挑戦となった石破氏は総裁選を振り返り、「政策を作るのが自民党の原点。野に下った時に誓った原点です。そうあるかどうか常に検証し、心がけたい」。報道各社の世論調査では閣僚入りしていないにもかかわらず、安倍首相に次ぐ2位が多く、今回の総裁選に関する調査でも、岸田氏を大きく引き離していた。安倍首相の突然の辞任表明により形勢不利な中、一定の存在感を示した。

 菅新総裁は14日午後6時から党本部で記者会見を行う。15日に党役員人事に入り、16日召集の臨時国会で第99代首相に選出され、正式に菅内閣が発足する。2012年12月から続いた安倍内閣は16日に総辞職、約8年ぶりに首相が変わる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6fc73242cd41e8fb589f618e687baee4e16e6298
青山繁晴参院議員は岸田氏に投票 「習主席国賓来日『中止』守った」
9/14(月) 17:25配信

 安倍晋三首相(自民党総裁)の後継を決める14日の総裁選で、保守系有志議員による「日本の尊厳と国益を護る会」代表の青山繁晴参院議員は、岸田文雄政調会長に投票した。産経新聞の取材に明らかにした。

 青山氏は「岸田氏は外交部会による習近平主席の国賓来日『中止』(の要請)を守った」と評価した上で、「党と国の全体を考え、(出馬した3人のうち)2位のどなたかを守る選択として、岸田氏に投票した」と説明した。

 青山氏は「トップは決断力がある菅義偉官房長官だ。岸田氏は助言する立場として適役だ」とも語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a47e28bf98e6aebd5585bb447e4def0561cbeda2
野田聖子氏を自民幹事長代行に起用へ
9/14(月) 23:09配信

 自民党の菅総裁は14日、幹事長代行に野田聖子元総務相を起用する方針を固めた。党幹部が明らかにした。

4746名無しさん:2020/09/15(火) 03:45:14
https://blogos.com/article/484132/
田原総一朗2020年09月11日 15:17安倍首相が2年前に決めていた「ポスト安倍」

田原総一朗です。

8月28日、安倍首相が辞意を表明した。
「ポスト安倍」は誰かと、メディアは騒然とした。
岸田文雄政調会長、石破茂元幹事長が、総裁選に立候補を表明。
遅れて菅義偉官房長官が名乗りをあげると、多くの派閥が支持を決めた。
「菅首相」誕生はまず間違いないだろう。

実は私は、安倍首相に、「ポスト安倍は誰がいいだろう」と聞かれたことがある。
安倍首相が三選した直後、2018年9月のことだった。
その表情は真剣そのものだった。
私は、「菅さんがいい」と答えた。

二世、三世議員が多い自民党のなかで菅さんは世襲ではない。
そして、高校を卒業すると故郷の秋田から上京し、働きながら夜間の大学に通った。
やがて議員秘書を経て、横浜市会議員になる。いわゆるエリートではない、苦労人だ。

だからといって、他人の足をひっぱるようなところはまったくない。
政治家というのは野心がある人が多いけれど、菅さんには、野心もない。
だからこそ、安倍首相は菅さんを心から信頼しきって7年8カ月もの長きにわたり、官房長官を任せていたのだ。「菅さんがいいと思う」という私の答えに、安倍首相も「そう思います」と同意していた。

4月の緊急事態宣言発令後、私は安倍首相と会った。「ポスト安倍」として岸田さんが浮上していたので、私は、「気持ちが変わって、岸田さんでいくのですか?」と聞いてみた。

すると、安倍首相は、「いえ、菅さんでいく」と、きっぱり言ったのだった。
安倍首相の意思は変わっていなかったのである。
その2日後、二階俊博幹事長に会って安倍首相の発言を確かめると、二階幹事長も「菅さんが一番いい」と言う。

今の日本は新型コロナウイルス問題だけでなく、さまざまな問題が山積みである。
去年の春には、私は安倍首相に、「憲法はともかく、日米地位協定を改正すべき」と進言した。

日米地位協定は占領の延長であるドイツもイタリアも改正したのに、日本だけがいまだ「占領」されているのだ。
日本の国土のわずか0.6%という面積の沖縄県に日本にある米軍基地の70%が集中するという、いびつな状況になっている。安倍首相は「必ずやる」と誓っていた。

また、経済では、日本企業の国際競争力が低下し、深刻な事態となっている。
産業構造を抜本から変えるべく、安倍首相はプロジェクトを立ち上げていた。
官房長官として安倍内閣を支えてきた菅さんなら、こうした課題を引き継ぎ、やりきってくれるだろう。

そして、世襲でも、エリートでもない、菅さんならではの政治を期待したい。

4747名無しさん:2020/09/15(火) 03:47:50
https://mainichi.jp/articles/20200914/k00/00m/010/189000c
2位の岸田氏「私の実力不足」 議員票、想定以上の積み上げ「財産」 自民総裁選
毎日新聞2020年9月14日 20時22分(最終更新 9月14日 20時22分)

 自民党総裁選で2位となった岸田文雄政調会長は14日、「私の実力不足」と悔しさをにじませた。一方で議員票が想定以上に積み上がったことを「財産になった」と前向きに評価した。両院議員総会後、記者団に語った。

 開票後に岸田派議員が待つホテルの一室に戻った岸田氏は、総裁選で広まった愛称「キッシー」のコールと手拍子で迎えられた。最下位との予想もあっただけに、陣営には「まるで勝ったみたい」(中堅)との声が漏れるほどの安堵(あんど)感が広がった。

 当初から菅氏優勢の情勢だったが、岸田氏は「派閥の枠組みで大きな方向性が決まったと言われたが、それを超えて多く支持をいただいた」と手応えを語った。ただし、わずか10票だった地方票には「内容はよく分析しなければいけない。これからにつながるよう努力を続けたい」と述べた。【飼手勇介】

4748名無しさん:2020/09/15(火) 03:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ebbbf900cb999b715deb4563a121712f19f46dd4
自民党幹部人事固まる 二階幹事長続投、政調会長に下村氏、総務会長に佐藤氏
9/14(月) 23:32配信

 自民党の菅義偉新総裁(71)は14日、党本部で記者会見し、党役員・閣僚人事について、「首相がかわるわけだから、思い切って私の政策に合う人を登用し仕事をしていく」と述べた。菅氏は自身への支持を真っ先に表明した二階俊博幹事長(81)=二階派=と森山裕国対委員長(75)=石原派=を続投させ、政調会長に下村博文選対委員長(66)=細田派、総務会長に佐藤勉衆院憲法審査会長(68)=麻生派、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)=竹下派=を起用する方針を決めた。

 ◇麻生副総理、茂木外相は留任

 麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派、茂木敏充外相(64)=竹下派=と赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党=は留任させる見通しだ。官房長官には、梶山弘志経済産業相(64)=無派閥、加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派、萩生田光一文部科学相(57)=細田派=の名前が挙がっている。野田聖子元総務相(60)=無派閥=を幹事長代行に充てる。

 菅氏は「安倍政権の継承」を掲げていることから人事も小幅になるのではとの見方があることについて、会見では中規模以上の人事とすることを示唆した。人選に当たっては「改革意欲があり、仕事ができる人を結集する」と述べ、「適材適所」を強調した。

 二階、麻生両氏に関しては「内閣の要、党の要で、政権運営で極めて重要な2人だ」と強調。森山氏については「素晴らしい国対委員長だ。能力は大変高く評価している」と語った。総裁選で戦った岸田文雄政調会長(63)、石破茂元幹事長(63)の処遇も焦点となる。

 菅氏は衆院解散の条件については「新型コロナウイルスを収束させ、経済を再生してほしいというのが国民の大きな声だと言ってきた」と改めて指摘。「特別の条件というよりも、専門家の先生方が『もう完全に下火になってきた』ということでなければ、なかなか難しいのではないか」と述べた。「収束」に関しては専門家の判断を重視する考えを示した上で、「収束したらすぐ(解散を)やるということでもない。全体を見ながら判断をしたい」と述べた。【水脇友輔、畠山嵩】

4749名無しさん:2020/09/15(火) 04:02:35
議員票について


>>4531

9/8朝日新聞社調査

菅──308
岸田─52
石破─24
不明─10
合計─394

>>4639
>>4637
>>4696
>竹下派からも、岸田氏と同じ広島県が地盤の平口洋元副環境相、新谷正義元厚生労働政務官が選対に加わり、他派閥への支持拡大を目指す。
>山本公一元環境相が投票棄権

菅──308→306
岸田─52→54
石破─24→24
不明─10→9
棄権─0→1
合計─394→394

>>4705
>菅さんは議員票288票、地方票89票、計377票
>岸田さんは議員票79票、地方票10票、計89票
>石破さんは議員票26票、地方票42票、計68票

菅──308→306→288(マイナス18)
岸田─52→54→79(プラス25)
石破─24→24→26(プラス2)
不明─10→9→0(マイナス9)
棄権─0→1→1
合計─394→394→394

4750名無しさん:2020/09/15(火) 11:30:30
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200915/k10012618331000.html
自民党執行部顔ぶれ固まる 官房長官は副長官経験者軸に人選へ
2020年9月15日 5時09分

自民党総裁選挙で勝利した菅・新総裁は、二階幹事長を続投させるなど、新執行部の顔ぶれを固めました。一方、16日の組閣に向けては、麻生副総理兼財務大臣が重要ポストで処遇されるという見方が強まっているほか、焦点となっている官房長官をめぐっては、安倍政権をともに支えた官房副長官の経験者を軸に人選を進めています。

自民党総裁選挙は14日、国会議員と都道府県連の代表による投票が行われ、菅官房長官が、有効投票534票のうち、およそ7割にあたる377票を獲得して圧勝し、新総裁に選出されました。

これを受けて、菅・新総裁は、新たな執行部の人選を進め、二階幹事長と、石原派の森山国会対策委員長を続投させることが固まりました。

また、総務会長には、麻生派の佐藤・元総務大臣、政務調査会長には、細田派の下村選挙対策委員長、そして、下村氏の後任には竹下派の山口泰明氏をあてる意向で、今回の総裁選挙でみずからを支持した5つの派閥から1人ずつ起用した形となっています。

このほか、幹事長代行には、無派閥の野田聖子・元総務大臣を起用し、二階派の林幹事長代理は続投させる方針です。

一方、菅氏は、16日の組閣に向けて、閣僚人事の検討を本格化させることにしています。

菅氏は15日、麻生副総理兼財務大臣について、「極めて政権運営で重要だ」と述べていて、重要ポストで処遇されるという見方が強まっています。

また、焦点となっている官房長官をめぐっては、第2次安倍内閣以降、政権をともに支えた官房副長官の経験者を軸に人選を進めています。

菅氏は、16日開かれる衆参両院の本会議で第99代の総理大臣に選出される運びで、その日のうちに新しい内閣を発足させることにしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/96e0a7483253358417b45a68fb57f0001d6bf13d
新官房長官 加藤厚労相の起用を軸に調整
9/15(火) 8:53配信

自民党の菅総裁は、新たに麻生副総理兼財務大臣、茂木外務大臣らを留任させる意向を固めました。焦点の官房長官には加藤厚生労働大臣の起用を軸に調整が進んでいます。

自民党の菅総裁は新たに、麻生副総理兼財務大臣、茂木外務大臣、赤羽国土交通大臣、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣を留任させる意向を固めました。

焦点の官房長官には菅官房長官のもとで副長官を務めた経験のある加藤厚労大臣の起用を軸に調整が進んでいます。同じく副長官だった、萩生田文部科学大臣の起用も検討されています。

さらに、坂本哲志氏と平沢勝栄氏の初入閣も固まりました。

また、加藤厚労大臣が官房長官に起用された場合の後任には厚労大臣経験者の田村憲久氏の名前があがっているほか、新型コロナウイルスへの対応にあたっている西村経済再生担当大臣は留任の見通しとなっています。

4751名無しさん:2020/09/15(火) 11:32:38
https://this.kiji.is/678411116724438113
官房長官に加藤厚労相起用で調整
2020/9/15 10:23 (JST)9/15 10:39 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は15日、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相を起用する方向で調整を始めた。関係者が明らかにした。

https://this.kiji.is/678413647341749345?c=39546741839462401
官房長官は加藤勝信氏、菅総裁
麻生副総理、茂木外相再任

2020/9/15 11:13 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は16日発足の新内閣で、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)を起用する方向で調整を始めた。また、麻生太郎副総理兼財務相(79)、茂木敏充外相(64)、橋本聖子五輪相(55)、公明党から入閣している赤羽一嘉国土交通相(62)を再任する意向を固めた。関係者が15日、明らかにした。菅氏は16日の衆参両院本会議で首相指名を受け、直ちに組閣に着手。皇居での首相任命式、閣僚認証式を経て、新内閣を発足させる。自民党は15日の臨時総務会で二階俊博幹事長(81)ら党四役人事を決定する。

4752名無しさん:2020/09/15(火) 11:33:45
https://this.kiji.is/678405208610079841
組織運動本部長に小野寺氏起用へ
2020/9/15 09:59 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 自民党の菅義偉総裁は15日、組織運動本部長に小野寺五典元防衛相、広報本部長に丸川珠代元五輪相をそれぞれ起用する方針を固めた。関係者が明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/106f5f95ae837b7b0f5cdeb54b4daf6694107db4
後藤田正純氏、総裁選と報道に苦言「いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」
9/14(月) 23:12配信

 自民党の後藤田正純衆院議員が14日夜、ツイッターに新規投稿。自民党総裁選で菅義偉官房長官が岸田文雄政調会長と石破茂元幹事長を破って新総裁に選出されたことを受け、「総裁選でみた下作と外道」と題してメディアと政治の在り方に持論をつづった。

 後藤田氏は「正義を愚直に語る石破茂氏に対してコメンテーターやwebニュースは、石破は不人気だと、容赦なく罵倒」と指摘し、「総裁選での『施し票』の話も、もし本当ならば、した方も、された方も、下作で外道」と憂慮。「メディアも政治も、いつから、こんなにカッコ悪い大人が増えたのか」と苦言を呈した。

 後藤田氏はこの投稿に先立ち、「菅自民党新総裁選出」と題して投稿。「総裁選の意味は、自民党や内閣の課題を、遠慮なく忖度なく述べ合い、浮き彫りにして、政党自体が改革・進化を遂げていくためにある」と説き、「自民党は、改革保守、国民政党に進化した姿を、一致団結と語った菅新総裁・新内閣のもと、誠実に示していかなければならない」と呼びかけた。

 菅氏は16日召集の臨時国会で、衆参両院の本会議での首相指名選挙を経て新首相に就任する運びとなる。

4753名無しさん:2020/09/15(火) 11:35:25
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/644918/
露骨な「石破つぶし」 2位岸田氏に票融通 自民総裁選 
2020/9/15 6:00
西日本新聞 河合 仁志 一ノ宮 史成 下村 ゆかり

「派閥の論理」むき出し

 14日、菅義偉新総裁を選出した自民党総裁選はむき出しの「派閥の論理」に始まり、終わった。無派閥の菅氏に5派閥が競うように相乗りし、告示前に勝負はついた。石破茂元幹事長を最下位に落とし、再起不能にさせることをもくろみ、安倍晋三首相と麻生太郎副総理兼財務相がそれぞれ所属する派閥から、2位の岸田文雄政調会長に議員票を融通する工作も行われたとみられる。「密室」「談合」色が拭えぬ選出過程は、新政権を縛る足かせになりそうだ。

 「岸田文雄君、89票」-。

 野田毅・総裁選挙管理委員長が読み上げた瞬間、総裁選会場のホテルにどよめきが広がった。岸田氏の地方票はわずか10票。率いる岸田派は47人のため、数字は岸田氏が事前の予想をはるかに上回る国会議員票を獲得した事実を告げていた。「よしっ」と強くあごを引く岸田氏。派閥の参院中堅は拍手をしながら「予定より30票近く、多いな」とつぶやいた。

 今回、菅氏を推した首相と麻生氏だが、岸田氏も見捨てたわけではなく、一方で石破氏を毛嫌いしているのは周知の事実。2位争いに後れを取りそうだった岸田氏を見かね、当の菅氏も地方票の集計直前、方々に電話して岸田票の現状を情報収集していた。

 この日、首相の出身派閥・細田派の中枢幹部は、菅陣営の関係者から「(岸田氏に)票を回したのか」と尋ねられ「自民党には、こういういいところがあるんだよな」と満足そうに独りごちた。麻生氏の側近も「うまくいった」と漏らし、圧倒的優位だった菅陣営から岸田氏サイドに対する温情票の存在をにおわせた。

 国会議員票が伸びず、計68票にとどまった石破氏は、硬い表情を崩さず会場を後にした。幕引きまで続いた「石破つぶし」の背景を、自民党関係者は明かした。「『石破総理』がいかに非現実的かを、党内外に示す。石破氏の政治生命の芽を徹底的に摘んでおくということだ」

      ■     

 首相が辞意表明した翌日の8月29日、二階俊博幹事長らと菅氏が密会して流れをつくり、5派閥が勝ち馬に乗ろうと「菅氏支持」で雪崩を打った構図だった。

 派閥に属さず、党内基盤の薄さが弱点だった菅氏。自身の派閥に総裁候補を持たないため、「キングメーカー」になることでしか党中枢の地位を保てない二階氏。両者は利害がピタリと一致し、補完し合える関係にあった。二階氏は地方で人気の高い石破氏に有利とならないよう、党員・党友投票を省略する「簡易型」の選挙方式も早々にレールを敷き、菅氏に大きな恩を売った。大勢は決した。告示前から各派閥の関心は菅政権を見越した猟官運動に移り、「論功行賞」狙いの綱引きが際立った。

 自民党はかつてカネ、人事、選挙を陰で操った派閥支配が世論の批判にさらされ、政治改革の潮流ともあいまって2009年には野党に転落、出直しを図ったはずだった。今回の選挙戦では政策論争は後景にかすみ、「数は力」の原理に基づく派閥政治が堂々と復権し、「古い自民に後戻りするな」の声はかき消された。

 16日、第99代首相となることが確実な菅氏。14日の記者会見では「派閥の弊害ということは全くない」と言い切ってみせたが、選挙戦で背負い込んだ派閥のしがらみがそのリーダーシップに影を落とすことは避けられない。

(河合仁志、一ノ宮史成、下村ゆかり)

4754名無しさん:2020/09/15(火) 11:41:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/df9886f443faae061506b9d26f82075f1fb69f68
菅新首相が謀る「安倍首相への逆襲」派閥・側近を切り崩し…
9/15(火) 6:36配信

 ついに、内閣総理大臣まで上り詰めた菅義偉氏(71)。7年8カ月の間、官房長官として黙々と安倍晋三首相(65)に仕えてきたが、「じつはその胸中に怨恨を抱えていた」と明かすのは、菅氏の側近議員だ。

「政権発足以来、閣議前に安倍総理と菅さん、3人の官房副長官と、今井尚哉補佐官兼秘書官が集まって会議を開くのが習わしでした。しかし2019年秋から、先に今井補佐官と安倍総理だけで打ち合わせをすませ、その結果が会議に諮られるようになった。

 それは、“令和おじさん” として台頭した菅さんを、安倍総理と今井補佐官が警戒したからです。以降、菅さんは、不愉快そうに官邸の会議について話していました」

 第2次安倍政権では、経済産業省出身者を中心とする “官邸官僚” が幅を利かせていた。菅氏が、安倍首相とそうした側近への “逆襲” を始めると、永田町がざわめいている。

「安倍総理は、『今井ちゃんを引き続き使って』と菅さんにお願いしたそうだが、菅さんにしてみれば、今井から敵視され続けたばかりか、新型コロナウイルス対策から自分が外された経緯がある。今井は国内に残れればいいほうで、大使として海外に出されるという話もある」(自民党幹部)

“菅新首相” にとって、最大派閥・清和会(細田派)を事実上ひきいる安倍首相が “キングメーカー” として振る舞いだすことは、自身の政権運営にとって邪魔でしかない。

「新政権でキャスティングボートを握るのは、所属議員98人を擁する清和会。今も昔も、永田町では “数は力” だよ。今後、解散総選挙に打って出たとしても、劇的に “菅派” の数が増えることはなく、菅さんの党内基盤は弱いまま。

 その菅さんが、閣僚・党役員人事で『派閥の要望は受け付けない』と発言したのは、最大派閥である清和会への宣戦布告にほかならない。菅さんは今後、“安倍派” となる清和会の分裂工作を加速させるだろう」(同前)

 この自民党幹部は、「今回、総裁候補を出せなかったことが、清和会の終焉が近いことを物語っている」と悲観しつつ、こう続ける。

「後継総裁候補がまったく育っていないし、議員から会費を頻繁に取るほど、いまの清和会にはカネがない。それでも、派閥の結束力さえあれば、安倍さんが体を治して戻ってきたあとに、菅政権に影響力を及ぼすこともできる。

 しかし、安倍さんの院政を許さない菅さんや二階(俊博)幹事長が、萩生田(光一)さんや稲田(朋美)さんを要職に起用して焚きつけて、派閥が割れるように仕向けるだろうね……。そうなれば、安倍さんの戻る場所はない」

 安倍首相を “ぼっち化” し、唯一の権力者となったあかつきに、どんな国を作るのか。元衆院議員の亀井静香氏は、「外交についての発言がないだろ。菅の国家観は、どうにも見えてこないわな」と警鐘を鳴らす。

 菅氏は長年、好きな歴史上の人物として、豊臣秀吉を補佐してきた弟・豊臣秀長を挙げていた。しかし、「いまは秀吉を目指している」と、支援者との会合で漏らす。

 非情な手段も辞さない新宰相の手練手管は、やはり空恐ろしい。

(週刊FLASH 2020年9月26日・10月6日号)

4755名無しさん:2020/09/15(火) 11:43:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/68cc02397b159284cbafb219163590b85bb68260
“たたき上げ”の菅氏が自民党新総裁に、世襲政治に風穴を開けられるか
9/15(火) 6:40配信

 安倍晋三首相の後任を選ぶ自民党総裁選が14日あり、官房長官の菅義偉氏が政調会長の岸田文雄氏、元幹事長の石破茂氏を大差で破り、新総裁に選ばれた。16日に召集される臨時国会で自民、公明両党の多数により首相に選ばれる見通し。自民党出身の首相は2001年に就任した小泉純一郎氏以来、世襲議員が続いていたが、菅氏は横浜市議から衆議院議員に転じたたたき上げ。世襲議員が目立つ政界に風穴を開けると期待する声もある。しかし、立命館大政策科学部の上久保誠人教授(政治学)は「派閥や長老の微妙なバランスの上でトップに立った以上、思い切った改革を進めるのは難しいのではないか」とみている。

●無派閥だが、官房長官として手腕を発揮

 「秋田県の農家の長男に生まれ、地縁血縁のない中、ゼロからスタートした。安倍政権の取り組みを継承し、働く内閣を作っていきたい」。新総裁に選ばれた菅氏は当選あいさつで自らの過去に触れながら、決意を語った。

 自民党総裁選は国会議員394票、地方141票の合計535票で争われた。菅氏は全体の7割を超す377票を集め、2位の岸田氏89票、3位の石破氏68票を大きく引き離して当選した。

 菅氏は1948年、秋田県秋ノ宮村(後の雄勝町、現湯沢市)に生まれた。父はイチゴ栽培で成功し、雄勝町議会議員も務めていた。菅氏は高校卒業後、東京へ行けば何かが変わると信じて上京し、町工場に就職したが、秋田時代と変わらぬ日々を過ごし、現実の厳しさを痛感したという。工場をやめてアルバイトで学費を貯め、法政大に進学した。


 卒業後は民間企業に就職したものの、政治家を志して元通産相の小此木彦三郎衆院議員の秘書になった。1987年に地縁も血縁もない横浜市議会議員選挙に出馬して初当選、2期務めたあと、1996年に自民党公認で神奈川2区から衆院選に立候補して当選した。

 衆院議員になってからは、平成研究会(現竹下派)、宏池会(現岸田派)と派閥を渡り歩いて無派閥に。安倍首相に実力を認められ、第1次安倍政権で総務相、第2次安倍政権で官房長官を務めた。総務相時代はふるさと納税を提唱、官房長官としては内閣人事局を設置して官僚を掌握するなど官邸に絶大な力を集め、実務を取り仕切ってきた。

 身内から地盤を譲られ、若くして国会議員になった世襲議員が多い自民党では、久々に登場したたたき上げの実力者。秋田県の佐竹敬久知事は記者会見で「同郷のよしみもあるが、要望をゆっくり聞いてくれる人情家で、地方行政に詳しい」と評価した。

 ただ、安倍政権の官房長官時代は官僚やマスコミににらみを利かせる一方、裏方として汚れ役もこなしてきた。徳島県選出の自民党国会議員は「実務に秀でた人物だが、目標達成のためには手段を選ばず、冷徹な一面もある」と述べた。

●21世紀の自民党出身首相は全員が世襲

 菅氏が自民党内で異彩を放つのは世襲議員でないことだ。今回の総裁選で菅氏と争った岸田氏は祖父が元衆院議長、父が衆院議員。石破氏は父が鳥取県知事から参議院議員、自治相を歴任している。


 時事通信社が2017年の衆院選に立候補した自民党候補を調べたところ、332人の候補者のうち94人が三親等以内の親族に国会議員がいて、同一選挙区から立候補した世襲議員だった。前回を2.4ポイント上回る28.3%を占めている。安倍政権の閣僚も内閣改造で多少増減があったものの、おおむね半数程度が世襲議員となる。

 首相経験者となると、21世紀になって就任した自民党出身者は安倍晋三首相をはじめ、全員が世襲議員。党内7派のうち、岸田派の岸田氏、石破派の石破氏以外の派閥の領袖(りょうしゅう)では、麻生派の麻生太郎氏、細田派の細田博之氏、石原派の石原伸晃氏は父、竹下派の竹下亘氏は兄が衆院議員を務めていた。


 二階派の二階俊博氏は世襲議員に該当しないが、父が元和歌山県議会議員で、政治家一家の出身だ。父が地方議員を務めた自民党国会議員は、東京都選出の菅原一秀氏、福井県選出の山本拓氏、徳島県選出の山口俊一氏ら数多い。菅氏もその1人に数えられる。

 ただ、地方議員の親族を持つ政治家は国政選挙に立候補した際、自分の力で選挙に勝利した部分が大きい。同じ政治家一家といっても、地盤(選挙区内の支持者組織)、看板(知名度)、かばん(選挙資金)の三バンをそっくり譲渡された世襲議員とは異なる。

4756名無しさん:2020/09/15(火) 11:43:50
>>4755

●党内の年功序列システムが世襲を後押し

 世襲議員が増えるのは親族の七光りで当選しやすいからだ。支援者側にも都合が良い。和歌山県の建設業者は「世襲だと後援会組織をそのまま継続できる。持ちつ持たれつの関係を続けられるメリットは大きい」と証言する。

 しかし、在野の優秀な人材が政界へ進出するのを妨げることになりかねない。さらに、世襲議員の多くは地方に選挙区があっても、子ども時代を東京で過ごし、貧困や差別などを肌で感じることがないお坊ちゃん、お嬢ちゃん生活をすることが多い。世襲と個人の資質に関係はないが、地方や弱者に対する思いやりに欠ける傾向があると指摘する声もある。

 世襲議員が相次いで首相に就いた背景には、自民党内で当選回数による年功序列システムが生まれたことが大きい。首相となった自民党世襲議員の初当選年齢は橋本龍太郎氏、小渕恵三氏がともに26歳、小泉純一郎氏30歳、麻生太郎氏39歳、安倍晋三氏38歳。地方議員や首長からの転身組に40〜50代で国政へ進出するケースが多いのに比べて早い。

 このシステムは当選前の実績や経験をほとんど考慮しない。長く知事を務めた人物でも初当選したときは1回生議員として扱われる。高度経済成長期には1期目に蔵相を務めた池田勇人氏らが抜擢されたが、そうした実力主義は影を潜めた。

 その結果、たたき上げの議員が初入閣する50代後半から60代の時点で同年代の世襲議員は主要閣僚や党役員を歴任し、総裁の座をうかがう位置に立っている。このハンディを乗り越えてたたき上げがトップを目指すのは難しい。

●過去には世襲制限に強い意欲

 そんな中で自民党総裁になった菅氏には、閉塞感が漂う日本の現状を打ち破る活躍が期待されている。横浜市議時代は「影の市長」と呼ばれるほどの手腕を発揮した。安倍政権の官房長官としては実務を取り仕切り、安倍1強を7年8カ月にわたって支えている。

 過去には自民党の政治改革に力を入れたこともある。2007年に自民党選挙対策副委員長になると、当時の古賀誠選挙対策委員長とともに世襲制限に意欲を見せた。党内の反発で実現できなかったが、2010年には個人ブログに派閥解消と世襲制限への強い意欲を記している。

 しかし、今回の総裁選立候補は細田派、麻生派など5派と、安倍首相ら実力者の微妙なバランスの上に実現した。菅氏は無派閥議員に約20人の支持グループがあるとはいえ、党内で大きな勢力を持つわけではない。

 上久保教授は「行政改革や政治改革に下手に乗り出せば、派閥の論理に押しつぶされかねない。かといって、既得権を守るためだけに動けば、改革は難しい。安倍政権は実力者の菅氏が官房長官を務めたことで難しい問題を乗り切れたが、菅氏自身に代わり得る官房長官の人材を探すのも大変だ」との見方を示した。

 菅氏はこれまで年下の部下に心を殺して尽くしてきたこともあっただろうが、その手腕は折り紙つきだ。71歳でたどりついた国政の頂点で目指すのは改革か、それとも安倍政権の継承だけなのだろうか。

政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)

4757名無しさん:2020/09/15(火) 11:44:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/82c3fd9534a7dd31c72e9f23e6bcb84bd241c182
あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?/倉山満
9/15(火) 8:31配信

―[言論ストロングスタイル]―

さて、あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?
 本欄では何回も、「余力を残した上での安倍内閣退陣」を提言してきた。賢明にも採用されて、安堵している。安倍晋三さんには「長い間お疲れさまでした。今後はしっかり療養し、政界の外の大所高所で役割を果たしてください」と申し上げたい。

 一方、“お友達”の枝野幸男さんは、野党新党の代表に当選、党名も立憲民主党と決まった。枝野さんは今後も自民党を支える気だろうか。

 最初に前提となるルールを確認しておく。総理大臣は衆議院の首班指名で決まる。衆議院議員の大半は小選挙区制で選ばれる。小選挙区制は、与党内に反主流派を認めない制度だ。

 なぜなら、小選挙区制とは一つの選挙区で一人しか当選できない制度だ。だから、その党で反主流派になれば、公認を得られない可能性もある。それが不満で党を出ていけば、「刺客」を差し向けられる可能性もある。代議士は落選が怖い。

 最たる例が、郵政選挙だ。小泉純一郎首相が掲げる郵政民営化に、自民党内の半分が敵に回った。これに対し小泉首相(自民党総裁でもある)は、造反者を除名、対立候補を立てて戦い、党を制圧した。

 かつての自民党政治のように活発すぎる派閥抗争は、今の制度では成立しえないのだ。その証拠に、8年間も反主流派だった石破茂派は干しあげられてしまった。

 こうした制度の下で野党第一党が政権を獲得する意思が無いとしたらどうなるか。与党の政権は永遠である。時の首相は内外に敵がいなくなる。安倍首相が党内の目ぼしい敵は石破茂だけ、野党第一党は常にナンチャラ民主党。長期政権を築けて当然だったのだ。

 この状況で、党首が枝野幸男で選挙互助組合を作る。だから、枝野さんは自民党の最大の“お友達”だと言うのだ。

既に熾烈な駆け引きが始まっている
 自民党総裁選挙(総理大臣を決める選挙である)は菅義偉官房長官の当確を前提に(14日、菅官房長官が選出)、関心は人事と総選挙の時期に移り、既に熾烈な駆け引きが始まっている。

 二階俊博幹事長を嚆矢に、細田博之、麻生太郎、竹下亘、石原伸晃と五大派閥の領袖が次々と菅支援を打ち出した。異様なのは、細田・麻生・竹下の三大派閥の領袖が、合同記者会見で菅支持を打ち出したことだ。麻生氏の呼びかけとされるが、露骨な二階はずしだ。現に二階派は不快感を示している。

 党を牛耳る二階幹事長と政府で副総理の麻生財務大臣は、安倍内閣の主流派だったが、常に主導権争いをしてきた。そして、安倍退陣とともに対立が先鋭化した。自らの留任とともに、官房長官に森山裕国会対策委員長を推す二階氏に、主流三派が業を煮やした格好だ。石原派の森山氏は、菅・二階の両氏とトリオを組み、「MSNライン」と称される。

 両陣営は解散時期を巡っても、つばぜり合いを繰り広げている。竹下氏が「コロナが収束していなくても解散総選挙は打てる」と発言すれば、公明党の斉藤鉄夫幹事長と山口那津男代表は「コロナが収束していなければ選挙はできない」と主張、二階氏も同調している。二階幹事長を外すなら、選挙に協力しないとの恫喝だ。菅氏も「国民が望んでいることをやる」とトーンダウンさせている。公明党は、創価学会の意向を受けて発言している。創価学会は今や自民党の最大支持団体でもあるので、時の首相も無下にできない。

4758名無しさん:2020/09/15(火) 11:45:10
>>4757

まずは官房長官。そして幹事長、早期解散総選挙を突破しなければ、安倍内閣の二の舞、死に体だ
 さて、あなたが「菅総理大臣」なら、どうするだろうか?

 まず、官房長官は自派で固めなければ何もできない。菅派の全貌は不明だったが、25名の国会議員が所属しているとか。弱小派閥を率いる「菅首相」は、官邸主導で政官界ににらみを利かすしかない。それは安倍内閣8年で官房長官を務めた菅氏が、誰よりも熟知しているはずだ。具体的には梶山弘志現経済産業大臣のような人材を据えられるかが第一だろう。

 次に幹事長人事だ。安倍首相が満を持して病気退陣したのは、勝てる内に解散総選挙に打って出るという魂胆だ。しかも相手は枝野幸男。天地がひっくり返っても政権交代はない。ならば、次の幹事長は総選挙勝利の功績で留任となる。

 もし二階幹事長留任で選挙に臨む、あるいは「菅首相」が解散を打てないとすると、二階氏に党を明け渡した安倍内閣の二の舞である。

 仮に「菅首相」がやりたいことをやるとしたら、官房長官は自前、幹事長から二階はずし。その上で、財務大臣と外務大臣の主要二閣僚、自民党三役(幹事長・政調会長・総務会長)を主流五派に割り振りつつ、主導権を確保するのが第一の関門だ。

 第二の関門が、早期解散総選挙だ。仮に創価学会・公明党の意向で首相の解散権が封じ込められるなら、「菅首相」は自民党の多数ともども屈服する格好となる。それでは「菅内閣」は死に体だ。しかし、マスコミに流れている10月総選挙説も、安倍内閣の時代から創価学会・公明党を抜きにして決めている訳が無い。二階はずしに対し、それまでの義理で創価学会・公明党が抵抗しているに過ぎないだろう。

 ならばコロナを収束させてしまえばいい。どうやって?

 安倍内閣の時代から、政府は科学的知見など一顧だにしていない。御用学者にテキトーな理由を付けて「収束している」と言わせれば良い。息苦しい世の中に国民は飽き飽きしている。「マスクのいらない生活」を訴えれば、自民党は議席を増やすかもしれない。

 その方法が適切とは思わないが、創価学会・公明党の顔が立つようにすれば、現職総理及び自民党多数三派を敵に回し、二階氏(幹事長を外されているならなおさら)をとるか。とるまい。

 二階氏は親中派として知られるが、麻生氏は祖父吉田茂の代から親米派である。最近でもアメリカの対中経済制裁に合わせて外為法を改正するなど、親米派として親中派を掣肘する動きが見える。「二階はずし」の動きも、その一環か。

 二階氏は「菅内閣」の黒幕として動いていた。その動きすら操る黒幕がいたとしたら、どうだろう。

 菅氏は総裁選出馬の初日、青木幹雄元参議院議員に挨拶に行った。青木氏に関しては、私は2年前から本欄で重要人物として指摘してきた。菅氏との関係も深い、親米派だ。

「菅首相」に期待したいのは、親中派潰しだ。

 切り死に覚悟で戦うなら、応援する。

※当記事は9月11日に執筆されたものです。

―[言論ストロングスタイル]―

【倉山 満】
憲政史研究家 ’73年、香川県生まれ。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務め、’15年まで日本国憲法を教える。現在、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰し、大日本帝国憲法や日本近現代史、政治外交について積極的に言論活動を行っている。ベストセラーになった『嘘だらけシリーズ』など著書多数。最新著書に『13歳からの「くにまもり」』

日刊SPA!

4759名無しさん:2020/09/15(火) 11:46:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd77e697f1f23ca67b73188407234950afb48b1
菅自民党新総裁〜森山国対委員長の続投人事に疑問
9/15(火) 11:35配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月15日放送)にジャーナリストの有本香が出演。菅新総裁に決定した今回の自民党総裁選を振り返り解説した。

菅自民党新総裁〜党役員人事着手へ

自民党の菅新総裁は9月15日に行われる自民党の役員人事で、二階幹事長を続投させる意向を固めたと朝刊各紙が報じた。

飯田)党四役も顔ぶれが出ています。政調会長が細田派の下村博文さん、総務会長が麻生派の佐藤勉さん、そして選挙対策委員長は竹下派の山口泰明さん。森山国対委員長も続投となります。

役員人事〜コロナの危機状況のなかで国会空転させた森山国対委員長でいいのか

有本)党内での一種の論考考証的な力関係はさておき、森山国対委員長は内部ではいい仕事をしたと評価されています。この辺りは、国民の目線との違和感があると思います。あの国会対策でいいのかということです。

飯田)「けっこう譲っているではないか」とか。

有本)ほとんど国会は空転していましたよね。それが野党のやり方だったとも言えるのですが、いちばん直近のことを言うと、本当に日本は危機のなかにあったわけです。

飯田)コロナもそうだし。

有本)そのなかで国会が開かれている。そこで国民のため、特に直近の危機のために話し合うべきこと、決めるべきことを優先させる国会になっていたとは、とても言い難いと思います。

飯田)2〜3月の審議状況を見ると、コロナ対策をしなければならないということで、そういう質問をしていた野党議員もいましたが、中心は森友・加計問題と、桜を見る会でした。

有本)ひたすら野党に譲って、日本的に言えば波風を立てない。しかし国民から見れば、国会そのものは波風だらけという感じでした。疑問はありますが、そういう党役員人事になっています。

熱気なき圧勝、見えぬ国家像〜国家像を明確に打ち出した候補はいなかった

有本)一方、総裁選の行方を見ていて、新聞各紙でそれぞれ報じ方は違うのですが、朝日新聞が「熱気なき圧勝、見えぬ国家像」という見出しを掲げています。私も同じようなことを感じました。自民党のなかでは「頑張るぞ」と言って盛り上がるような、一種の熱気はあったのかも知れませんけれども、国民はそれを共有できるような雰囲気ではありませんでした。それぞれ3候補の討論を聞いていても、国家像を明確に打ち出したと言える候補はいなかったと言っていいと思います。それぞれ、そういう観点で論戦したというところも見えませんでした。

飯田)この国をどう率いて行くのか、という大きな話よりも、個別の具体的な政策論というところでした。

4760名無しさん:2020/09/15(火) 11:46:36
>>4759

地方票でも菅氏の圧勝〜党員投票をしても結果は同じ

有本)内政の話が多く、細かい話が多かったように見えました。世界がいまどう動いていて、そのなかで日本がどのように立って行くのかということをお話しになった候補はいませんでした。結果としては、菅新総裁の圧勝ということになり、党員投票をやらないことについてメディアがいろいろと言っていましたが、それぞれの都道府県連に割り当てられた地方票を見ても、菅さんの圧勝です。

飯田)菅さんが89票ですから、全体の6割以上になります。

有本)メディアは石破さんに「国民的人気が圧倒的にある」という描き方をしていたのだけれども、それは果たして正しかったのかということがあります。仮に党員投票をやったとしても、菅さんの勝ちは動かなかったように見えます。

飯田)各都道府県で、予備選的なものをやったにも関わらず。

有本)党員投票をやれば、石破さんが広く票を取るという予測もおかしかったのではないかと思います。そういう意味で、盛り上がりには欠けたという印象でした。

4761とはずがたり:2020/09/15(火) 13:41:29
田崎史郎氏、総裁選2位の岸田氏に「施し票24票が流れた」と指摘「安倍さんや麻生さんは石破さんを許さない」
スポーツ報知 / 2020年9月15日 10時3分
https://news.infoseek.co.jp/article/hochi_20200915-OHT1T50045/
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田崎史郎氏

 15日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、安倍晋三首相(65)の辞任表明に伴う自民党総裁選で菅義偉内閣官房長官が第26代総裁に選出されたことを報じた。岸田文雄政調会長が2位、石破茂元幹事長は3位だった。

 岸田氏が2位になったことに、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「施し票24票が岸田氏に流れた可能性がある」と指摘。

 「通常の総裁選である候補がかなり勝ちそうだとなると、バランス感覚が働いて弱い候補に20票前後が通常流れるんです。これが自民党総裁選の歴史なんです」とした上で「今回もっと特殊なのが、岸田さんを何とか生かしたいという気持ちが安倍総理や麻生副総理が強くて」と背景を説明。

 また「岸田さんが石破さんに負けて3位になると、次の芽がなくなると。一方で安倍さんや麻生さんは石破さんを許さないと。その感情なんですよ。どうしても岸田さんを3位から2位に引き上げたかった。そのために24票をまわしたということなんですね」と話した。

4762名無しさん:2020/09/15(火) 13:42:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/37b4cfa8c3624bca9f0de8c7acc6f140b2b3ee69
官房長官に加藤厚労相 派閥バランス型の自民新四役、午後決定
9/15(火) 11:17配信

 自民党の菅義偉新総裁(71)は15日、新たな官房長官に加藤勝信厚生労働相(64)=竹下派=を起用する方針を固めた。菅氏は16日の臨時国会で新首相に指名され、皇居での首相任命式と閣僚の認証式を経て新内閣が発足する。自民党は15日午後の臨時総務会で二階俊博幹事長(81)=二階派=の続投など新四役人事を正式に決める。

 閣僚人事では、麻生太郎副総理兼財務相(79)=麻生派、茂木敏充外相(64)=竹下派、赤羽一嘉国土交通相(62)=公明党、橋本聖子五輪担当相(55)=細田派=を再任させる方針を固めた。加藤氏の後任となる厚生労働相は、田村憲久元厚労相の再登板が有力だ。

 菅氏は官僚トップとなる事務の杉田和博官房副長官(79)も再任させる意向だ。

 党役員人事では、二階氏の続投と、政調会長に下村博文選対委員長(66)=細田派、総務会長に佐藤勉元総務相(68)=麻生派、選対委員長に山口泰明組織運動本部長(71)=竹下派=を起用する方針。森山裕国対委員長(75)=石原派、林幹雄幹事長代理(73)=二階派=を続投させ、幹事長代行に野田聖子元総務相(60)=無派閥、組織運動本部長に小野寺五典元防衛相(60)=岸田派=を起用する。

 菅氏は15日午後の臨時総務会の前に二階氏ら新四役を党本部に呼んで就任を要請する。総務会の承認を受けて、新四役はそろって記者会見に臨む。その後、菅氏は公明党の山口那津男代表と国会内で会談し、連立政権樹立の合意文書に署名する。

 菅氏は総裁選で「派閥均衡型人事」を否定してきたが、党役員人事では、自身を支持した5派閥に主要ポストを均等に割り振っており、バランスに配慮した形だ。【東久保逸夫、遠藤修平、野間口陽】

4763チバQ:2020/09/15(火) 18:13:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/610836d0a2d90460adac9efc921a2ac36336cea9
河野太郎総務相固まる
9/15(火) 15:35配信

 16日発足の新内閣で、総務相に河野太郎防衛相を充てる人事が固まった。政権幹部が15日、明らかにした。

https://this.kiji.is/678438045627909217
<速報>坂本哲志氏、初入閣へ
2020/9/15 12:05 (JST)9/15 12:10 (JST)updated
 自民党の菅義偉総裁は16日発足の新内閣で、坂本哲志元総務副大臣(69)=衆院熊本3区、当選6回=を入閣させる意向を固めた。熊本県選出国会議員の入閣は、2006年9月発足の第1次安倍内閣で農相を務めた故松岡利勝氏以来。

https://news.yahoo.co.jp/articles/443b99e6159fb2a6b825c7588643f17cfe12e213
岸信夫防衛相固まる
9/15(火) 15:37配信
248



 16日発足の新内閣で、防衛相に岸信夫元外務副大臣を充てる人事が固まった。政権幹部が明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/663e8777d120294a1278c28c77ee946bbe4b6c11
官房長官に加藤厚労相 麻生財務相再任の方向 茂木外相、赤羽国交相続投・菅総裁
9/15(火) 12:03配信

 自民党の菅義偉総裁(官房長官)は15日、新内閣人事の焦点である官房長官に竹下派の加藤勝信厚生労働相(64)を起用する方針を固めた。

 茂木敏充外相(64)、赤羽一嘉国土交通相(62)は再任が固まり、麻生太郎副総理兼財務相(79)と橋本聖子五輪担当相(55)も再任の方向。二階派の平沢勝栄広報本部長(75)、石原派の坂本哲志元総務副大臣(69)の初入閣も内定した。自民党・政府関係者が明らかにした。

 加藤氏の後任の厚労相には石破派の田村憲久政調会長代理(55)を充てる案が有力。田村氏は厚労相経験があり、党で新型コロナウイルス対策の責任者を務めた。麻生派の河野太郎防衛相(57)は総務相で調整。岸信夫元外務副大臣(61)の防衛相起用が取り沙汰されている。

 事務方トップの杉田和博官房副長官(79)の続投も固まった。

 菅氏は15日、二階俊博幹事長(81)を続投させるなど党4役人事を決めた。政調会長に細田派の下村博文選対委員長(66)、総務会長に麻生派の佐藤勉・衆院憲法審査会長(68)、選対委員長に竹下派の山口泰明・党組織運動本部長(71)をそれぞれ起用。午後の臨時総務会で正式に決定した。

 二階派を率いる二階氏は総裁選でいち早く菅氏支持を打ち出し、圧勝の流れを主導した。細田、麻生、竹下の3派も菅氏を支援した。菅氏が二階氏を中心に4派の幹部を党運営の柱と位置付けた形だ。

4764チバQ:2020/09/15(火) 18:16:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/02edaf04c69379d24abec359bc3b6a9c4c156efb
元法相・上川氏が入閣へ 新閣僚人事
9/15(火) 15:56配信
 自民党の菅義偉新総裁は16日発足の新内閣で、上川陽子元法相=岸田派=を入閣させる方針を固めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a1e1000da7e9974902270be4b180252bf3d57d16
平沢勝栄、坂本哲志氏の入閣固まる
9/15(火) 11:27配信

 16日発足の新内閣で、自民党の平沢勝栄広報本部長、坂本哲志元総務副大臣の入閣が固まった。

4765名無しさん:2020/09/15(火) 19:21:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/73151478acf25b0f73e009a8926fc651462ac209
「岸田氏を2位にしたい、石破氏を3位にしたい実力者」の存在か 自民党総裁選、菅氏陣営から動いた“20票“のナゾ
9/15(火) 13:17配信

 きのう投開票が行われた自民党総裁選。総裁に選出された菅氏が400票近くを固めたとの事前の票読みもあったが、蓋を開けてみれば、それよりも20票あまり少ない377票。この差分が、実は菅氏から岸田氏に動いた票ではないかとの見方が広がっている。

■「来年を見据えたドロドロした権力闘争」

 テレビ朝日政治部の官邸キャップ・吉野真太郎記者は「石破さんも岸田さんも、結果だけを見れば完膚なきまでの負け方だ。しかし、総裁選は勝ち方だけでなく、負け方も重要だ。我々の票読みでは、石破陣営は69だったので、これは議員票も地方票もぴったりだった。ということは、菅さんに投票すると思われていた人の20人くらいが岸田さんに流れたということだ。そして、この20票がなければ2位と3位は逆転していたことになる。つまり、菅陣営の中に、石破さんを2位にしたくない人、あるいは、岸田さんに“次の目”を残すことを意図した人たちがいたということだ。これは来年を見据えたドロドロした権力闘争、政局的な動きだ」と話す。

 元産経新聞政治部長で政治ジャーナリストの石橋文登氏も「吉野さんのおっしゃる通り、岸田さんを2位に、石破さんを3位にしたい勢力がいたということだ。ただ、国会議員票を流すのは、そう簡単なことではない。候補者が本当に競っている時には、議員たちが投票台で名前を書いているときの書き順や画数をチェックすることもある。そして、国会議員はお喋りが多いので、すぐにバレてしまう。そういう中で子分に口を割らせず、“岸田”と書かせることができる有力政治家はそんなにいない。麻生さんだったら漏れる(笑)。パッと思い付くのは、二階さん、菅さん、あるいは森山さんあたりだが、二階さんは勝ちにいく時には情け容赦ないからそういうことはしないだろうし、菅さんもやるわけがないと思う。実は安倍さんだったという可能性もある」と語った。

 無派閥である菅新総裁を支える“菅グループ”の中核をなすといわれる「ガネーシャの会」メンバーで経済産業副大臣の牧原秀樹衆院議員は「今回は揺るぎなく菅官房長官だったが、私も無派閥なので、1期目の時の総裁選では“誰にしようかな”と迷ったこともある。“中高の先輩だから”とか、“あの時お世話になった”とか、“この人とは政策が合う”とか、投票の理由は色々あると思うが、ある議員は“直接電話をくれたらコロッと来てしまって入れちゃうんだけどな。でも電話は来なかったな”という話をされていた。つまり、派閥がこの人にと決めたからといっても、最終的には1人の議員として直前に揺れることはあり得る。むしろ、全然いいと思っていないのに派閥で言われたから入れるというよりは、その方が健全ではないかと思う。例えば、菅先生は大阪の方(維新)と仲が良いので、そうでない大阪出身の自民党議員の中には、“なかなかつらい”という方もいるという話もある。今回も、そういった様々な理由から、菅さんではなく岸田さんに入れようと考えた議員がいたということかもしれない」とした。

4766名無しさん:2020/09/15(火) 19:22:35
>>4765

■厳しい状況に追い込まれた石破元幹事長

 一方、3位となった石破氏は、強いとされていた地方票でも、菅氏に差をつけられる結果となっており、今後を心配する声もある。

 吉野記者は「岸田さんは国会議員票で低迷したものの、“あの石破さんを破った”という形を作ることはできたという意味ででは、分のある負け方だった。しかし石破さんは、地方票でも菅さんの半分しか取れなかった。そもそも石破さんの“ビジネスモデル”は安倍総理のアンチを受け皿にした、野党的なものだった。ところがその安倍さんが突然退陣し、菅さんが先制攻撃で一気に勝負を決めてしまった。愚直なところや、地方重視という点で石破さんと菅さんは“キャラ被り”もある。この新たなライバルに対し、石破さんは戦術を組み立て、陣容を整える間もなかった。菅さんは“豊臣秀長が好き”とおっしゃっていたが、むしろ織田信長亡き後の豊臣秀吉そのものだったと思う。石破陣営のある人は意気消沈気味に“来年までモチベーションが保てない”と話していたが、状況はかなり苦しいと思う」と話す。

 石橋氏も「しんどいと思う。これまでに総裁選に4回出ているが、議員票は出る度に減っていた。これはどういうことなのか。精力的に地方を回るので地方票は集めるが、同じ努力をなぜ議員に対してもしないのかと思う。今まで支えていた19人の水月会(石破派)メンバーも、“次も石破でいきます”と本当に言うのかどうか。次の総裁選は黄色信号ではないか。小池都知事と組んで新党結成となってもおかしくはない」との見方を示した。

 牧原議員は「私は自民党青年局長の仲間たちと“ぜひ党員投票をしてくれ”ということで議員150人分の署名も集めた。やはり1カ月、2カ月余分に時間がかかったとしても、きちんとした総裁選挙をやって欲しかった。結局、安倍総理の突然の辞任という自民党内の事情によって、全ての党員による予備投票を行う形になったが、やはり準備が整っていた方、あるいは20人以上の派閥の親分しか出にくい状況だった。来年行われる任期終了に伴う総裁選は若手や女性の方が挑戦できるものにして、自民党には次の人材もいるんだということを見せていく必要があると思う」と指摘した。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

4767チバQ:2020/09/15(火) 20:05:04
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020091401072&g=pol
「派閥の重荷」前途多難 菅自民総裁、看板倒れ憂慮も―識者
2020年09月15日07時12分


 自民党総裁選で圧勝した菅義偉官房長官は、「地方出身・たたき上げ」「非世襲・無派閥」が金看板だが、専門家は「独自色を出すのは容易でない」と指摘。国政運営には苦労が多いと予測する。
 「この勝ち方は危うい」。そう話すのは自民党政治に関する著作も多い一橋大の中北浩爾教授(日本政治史)。「派閥主導で勝利の流れがつくられたが、配分ポストの数は限られる。難しい組閣作業になる」と指摘する。岸田氏が2位となった結果も「石破氏をつぶすため誰かの意向が働いたのではないか」と推測し、派閥の力学が強く作用した選挙戦だったと振り返った。
 政権運営では「党内基盤が弱い以上、世論を味方に付けないといけない」とし、苦労人を印象付けたり、若手登用による世代交代や改革色を打ち出したりして、国民にアピールする手法を予測。「一番の後ろ盾は選挙の勝利。タイミングは今しかないのでは」と、解散総選挙が近いとの見方を示した。
 鳥取県知事や総務相を務めた片山善博早稲田大大学院教授も「勝ちすぎ。人事の不満は不協和音の元になる」と指摘。地方票まで雪崩を打った選挙結果は「匿名性の高い党員投票がなくなり、にらまれないよう勝ち馬に乗ろうとする意識が強く働いたからでは」と分析する。
 地方出身を売りにする菅氏だが、片山教授は「実績というふるさと納税やGo Toキャンペーンは、税金頼みで持続可能性がない。真に地方の底力を引き出すものではない」と厳しく評価。組閣についても「派閥均衡の上、世襲議員が多い顔ぶれになりかねない。偶像化されてきたイメージが剥がれる結果にならなければいいが」と懸念した。人事を中心とした官邸主導については「菅氏の力の源泉で変わらない」と予測。「官僚の息苦しさはさらに続くだろう」と憂慮した。

4768チバQ:2020/09/15(火) 20:11:00
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150017-n1.html
橋本聖子五輪相再任へ
2020.9.15 12:59政治政策
菅政権発足
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首相官邸入りする橋本聖子五輪担当相・女性活躍担当相=15日午前、首相官邸(春名中撮影)
首相官邸入りする橋本聖子五輪担当相・女性活躍担当相=15日午前、首相官邸(春名中撮影)

 自民党の菅義偉新総裁は15日、橋本聖子五輪相を再任する方針を固めた。来夏に東京五輪・パラリンピックが延期されたことを受け、大会準備を継続して担わせる狙いがあるとみられる。

https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150018-n1.html
「大阪万博担当相」設置へ
2020.9.15 13:43政治政局
菅政権発足
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2025年大阪・関西万博の公式ロゴマーク
2025年大阪・関西万博の公式ロゴマーク

 2025年の大阪・関西万博開催に向け、万博担当相が新たに設置されることが15日、分かった。政府高官が明らかにした。

 自民党は昨年1月、万博開催に向けた大阪・関西万博推進本部(本部長・二階俊博幹事長)が、閣僚増員による専任の万博担当相設置などを求める提言をまとめている。

4769チバQ:2020/09/15(火) 20:12:03
https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150045-n1.html
【自民4役の横顔】二階幹事長 通算在職日数最長、党内掌握する政治手腕
2020.9.15 18:56政治政策
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 記者会見する自民党の二階幹事長=15日午後、東京・永田町の党本部
 記者会見する自民党の二階幹事長=15日午後、東京・永田町の党本部

 自民党総裁選では他派閥に先駆けて菅義偉(すが・よしひで)官房長官支持を打ち出し、勝利の流れを作った。平成28年8月の幹事長就任以来、党運営の要として一貫して安倍晋三政権を支えてきた。

 今年9月8日には通算在職日数が「政治の師」と仰ぐ田中角栄元首相を抜いて歴代トップに。81歳と高齢で常に交代論がくすぶるが、党内きっての老練な党内掌握術ではね返し再任となった。

https://www.sankei.com/politics/news/200915/plt2009150044-n1.html
【自民4役の横顔】下村政調会長 文教行政に精通、保守派のベテラン
2020.9.15 18:57政治政策
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記者会見する自民党の下村政調会長=15日午後、東京・永田町の党本部
記者会見する自民党の下村政調会長=15日午後、東京・永田町の党本部
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 選対委員長から横滑りとなった。自民党最大派閥、細田派(清和政策研究会)の保守派ベテランで、文部科学相を務めるなど文教政策に精通。党憲法改正推進本部長を務めた際には、改憲議論に消極的な野党について「職場放棄」と発言し、反発を招くなど軽率な発言も少なくない。

 父親を交通事故で亡くして奨学金で大学を卒業、苦学した経験から遺児支援にも取り組む。


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