したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

自民党スレ

1907名無しさん:2016/11/14(月) 23:06:09
>>1906

 自民党執行部も若手約120人のうち、3分の1の約40人は、組織も盤石ではなく、風頼みで当選したと分析している。過去2回の衆院選を連続して比例代表で復活当選した議員も25人いる。いくら内閣支持率、自民党支持率が堅調で、蓮舫代表の「二重国籍」疑惑といった敵失があっても、逆風が吹けば落選の憂き目に遭う可能性が高いからだ。現在は衆参両院で3分の2を確保する改憲勢力も、一気に失いかねない。

 選挙塾ではさらに、萩生田光一官房副長官「皆さんの活動状況次第では候補者を差し替えるのが安倍総裁(首相)の意向だ」とも示唆した。

 党内には、同じ選挙区で自民党から出馬したい候補者が複数いる場合、公認をせず、無所属で競い合わせ、勝利した方を追加公認する案も出ている。衆院福岡6区補選で奏功した「福岡6区」方式だが、自民党系候補者がガチンコで勝負すれば、話題となって党のアピールにもつながるうえ、選挙戦で野党候補が埋没するというメリットもあるからだ。

 ただ、候補者の差し替えは二階氏が主導する無所属の長崎幸太郎氏(衆院山梨2区)と小泉龍司氏(同埼玉11区)らの復党問題とも絡む。両氏は元は自民党議員だったが、現在はともに無所属。それでいて、二階派の特別会員だ。二階氏は10月7日、記者団に「適当な時期に判断する。いずれ選挙が来る。その前に、準備期間ぐらい、本人に与えなければならない」と語り、次期衆院選前に両氏を復党させる考えを表明、11日にはさっそく、両氏の地元の党組織である埼玉、山梨両県連と調整に入った。

 小泉氏は17年の郵政選挙で「刺客」に敗れて離党、長崎氏は「刺客」として比例代表で復活当選したが、21年では公認が得られず離党した経緯がある。両氏の選挙区には自民党候補が2回連続で両氏に敗れて比例復活している。11日の二階氏と県連との意見調整では、埼玉県連会長の新藤義孝元総務相は「(比例の現職が)選挙区支部長に就くまで、長い時間をかけて調整した。(支部長の)立場を変えることはできない」と反発。21日に二階氏と会談した山梨県連会長の森屋宏参院議員は「受け入れるのは難しい」と難色を示した。

 ただ、自民党の候補者選定基準には「(選挙区で)2回連続して落選した者は原則として公認しない」とあり、このまま県連との溝が埋まらなければ、候補者差し替えとまでいかずとも、「福岡方式」での決着に持ち込まれる可能性もある。選挙での勝利を大義にして、両氏を復党させることができるのだ。派閥の所属議員数が増えれば、党内での二階氏の影響力が増すのは間違いない。

 しかし、そんな二階派にも、当選の危うい議員はいないわけではない。東京15区の秋本司、長野3区の木内均、和歌山1区の門博文の各氏は、2回連続で比例復活しており、候補者差し替えの対象になりかねない。さらに、産経新聞の試算で野党が逆転勝利する47選挙区では、不倫が発覚して辞職した宮崎謙介元衆院議員の妻の金子恵美総務政務官(新潟4区)ら6人の二階派議員が該当しており、かなり厳しい選挙戦は避けられない状況だ。

 だからといって、二階派所属の2回連続復活当選議員や勝利の危うい議員は差し替えずに公認し、長崎、小泉両氏は福岡方式で決着なんてことにすれば、他派閥は黙ってはいないだろう。幹事長として自民党内で影響力が増している二階氏といえども、「派利派略」がまかり通ることになれば、一悶着ありそうな気がする。(政治部 小島優)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板