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自民党スレ
1729
:
名無しさん
:2016/10/02(日) 13:34:50
>>1728
■安倍首相による人物評
余談だが、二人は休みを取らない。いや、休みを取れない。忙しいからではなく、忙しく働いていないとかえって落ち着かない性格だ。二階は1939年2月生まれの77歳、菅は48年12月生まれの67歳。働くことが美徳とされた時代に生まれ、育った。
似たもの同士と言える二人が対決することはあるのだろうか。彼らの仕事ぶりを見ている高村に聞いた。
「二階さんも菅さんもめっぽうケンカが強い。ケンカが強い人は、誰が強いかが分かっている。だから、ケンカしない」
それに二階も菅も現実主義者だ。言い換えると、高い理想を掲げて走るのではなく、目の前で起こったことの処理に血眼になる。もちろん、理想を持たないことは弱みでもある。しかし、理想を掲げる安倍とは相互補完関係にあると言える。
政権は改造するたびに弱くなるというのが政界の常識だ。しかし、自民党幹事長が谷垣から二階に代わって、政権は弱くなったのだろうか。漆原はこう見る。
「最強の態勢じゃないか。菅さんが政府を、二階さんが党を抑えている。二人には首相になるつもりがない。今の力を維持したいと思っているだけだ」
メディアは政治家の対立を好む。だから、政権を「二階vs菅」と対立構図で描くことになる。だが、両者が理解し合っていたとしたらどうなるのか。
二人の関係を安倍はこう語る。
「二階さんと菅さんはうまく行ってますよ。両者とも党人派で、政治技術を持った練達の士だ。まあ、戦略的互恵関係だね」
「谷垣さんは存在することに意義があった。公正で、清潔、リベラルな雰囲気があって、存在感があった。ただ、仕事をどしどしやっていく人じゃないですから。一方、二階さんはガンガンやり過ぎちゃうところもあるが、こちらを分かった上でやっている」
安倍にすれば、内政は二階と菅に任せておけば良い。安倍自身は外交、とりわけ自分にしかできないと確信しているロシアとの関係構築、北方領土問題の打開に集中できる体制となった。
安倍は今月2日、ウラジオストクでロシア大統領・プーチンと会談した。3時間10分のうち、二人だけで55分間会談した。サシの会談が終わるのを待っていたロシア経済分野協力担当相を兼務する経済産業相・世耕弘成は部屋から出てきた彼らの表情を見て驚いた。
「両首脳とも高揚していた。やったぞ、という表情だった」
日ロ関係は12月15日に安倍の地元、山口県長門市で開かれる首脳会談で大団円を迎える。振り返れば、北方領土交渉は、日本側の首相退陣によって、たびたび頓挫してきた。田中も、橋本も、安倍の祖父・元首相・岸信介もそうだった。岸は『岸信介証言録』(中公文庫)で今後の課題として憲法改正と北方領土問題を挙げ、こう語っている。
「この二つの問題は、今後政治家に重大決断を課することになる。結局は、自分の一身を賭しての決断ということですよ」
岸の遺志を継ぐ安倍が重大な決断を下した時、仮に反発が生じたとしても、田中の血脈をくむ二階と菅が立ちはだかり、これを抑える“双壁”となろう。
(敬称略)
「特別読物 田中角栄の血脈『二階幹事長』と『菅官房長官』の戦略的互恵――田崎史郎(時事通信社特別解説委員)」より
田崎史郎(たざき・しろう)
1950年生まれ。時事通信社政治部OB。豊富な経験と人脈に基づく取材、分析で知られる。著書に『安倍官邸の正体』(講談社現代新書)など。TBS系「ひるおび!」ほかに出演
「週刊新潮」2016年9月29日号 掲載
新潮社
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