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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

388チバQ:2014/07/06(日) 20:25:17
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140706/plc14070618000008-n1.htm
【岡田浩明の永田町便り】
「領地没収」で泣くのは誰か…自民、候補者調整難航 「0増5減」の波紋
2014.7.6 18:00 (1/3ページ)[岡田浩明の永田町便り]
 「一票の格差」を是正する衆院選挙区の「0増5減」に伴う自民党の候補者調整が難航を極めている。「5減」対象は山梨、福井、佐賀、高知、徳島の5県。いずれも選挙区3から2に減少する。特に山梨は無所属候補の出方も絡み、出口がみえない。国会議員にとって駆けずり回ってきた選挙地盤を手放す事実上の「領地没収」は死活問題。仁義なき“甲州戦争”が水面下で繰り広げられている。

 「定数の枠に収まらない場合は、比例の上位で処遇するとした党の選挙対策要綱に従って運用する」

 選挙を仕切る自民党の石破茂幹事長は先月13日の記者会見で、「0増5減」で選挙区を手放す現職議員の扱いについて、次期衆院選で比例単独名簿の上位で処遇する考えを明かした。

 ただ、要綱で比例単独での立候補は原則2回までとしている規定を踏まえ、石破氏は「(この処遇は)未来永劫というわけではない」と付け加えた。

 昨年6月、選挙区の区割りを改定する改正公職選挙法が成立し、「0増5減」の区割り変更は次期衆院選から適用される。一票の格差是正措置とはいえ、平成24年の衆院選で大勝し、政権復帰を果たした自民党にとって「5減」は決してプラスに作用しない。削減対象の5県、計15選挙区の候補者全員が比例復活も含めて当選しているからだ。

 とりわけ山梨はいずれも1年生議員で、1区の宮川典子、2区の堀内詔子、3区の中谷真一の3氏のうち、1人が選挙区を手放さざるを得ない。3氏とも選挙区からの出馬を望んでいるが、このうち宮川氏は他の2人に比べて最も厳しい環境に置かれている。

 区割り変更の結果、山梨は県都・甲府市を含む1区が2区と3区、つまり次期衆院選の新1区と新2区に選挙地盤が分割されてしまうからだ。

 山梨県内の市町村別の有権者数でみれば、宮川氏の苦悩は深まる。山梨1区の有権者数は大票田の甲府市が約15万人、宮川氏の出身地を含めた残る山梨、甲州市などは計約6万人。次期衆院選では新1区に甲府市が、新2区に山梨市など残る自治体がそれぞれ編入される。宮川氏は「(3氏のうち)選挙区で雄一、勝利したことを評価してもらい」と語る。だが、新1区か、新2区か−。出馬する選挙区は後援会の意見も分かれ、決め切れていないのが実情だ。

 新2区に焦点をあてれば、現在の2区で復活当選の堀内氏のほか、無所属の長崎幸太郎氏が出馬に向けて準備を進めている。長崎氏は17年の郵政選挙で郵政造反組の堀内光雄元総務会長に対する刺客候補として出馬、比例で復活当選を果たした。

 その後、堀内光雄氏の復党に伴い、20年の衆院選で自民党公認を得られず無所属で出馬するも落選。24年の衆院選で再選し、無所属のまま自民党二階派に入会している。

 「今後もずっと新2区から出馬する」と明言する長崎氏にしてみれば、次期衆院選の新2区に現在の1区から編入される山梨、甲州両市の新たな選挙地盤を開拓するのは当然。対する宮川氏の陣営は「うちの地盤に土足で入り込んでもらっては困る」と不快感をあらわにする。

 長崎氏が4月に甲州市などに働きかけて開催した「全国ブドウサミット」に対しても、宮川氏の陣営は「政治利用だ」と反発すれば、二階派の同僚議員が自治体の首長から陳情を受ける席上、長崎氏が同席していたことに自民党山梨県連は反発。「けしからん。猛省を促す」と党本部に抗議した。

 票田を着々と開拓する長崎氏の“侵入”に、宮川氏の陣営が神経質になるのも当然。同時に、新1区か、新2区か、それとも比例転出か−処遇が決まらず、身動きがとれない宮川氏の陣営は焦りを募らせる。

 加えて二階派の夏の研修会は山梨県で開催し、宮川氏陣営を牽制しようとする思惑が垣間見える。堀内詔子氏が所属する岸田派も前回に続き、山梨県で開く予定だ。

 山梨を含む5県の候補者調整の裁定を委ねられている自民党。調整のメドがついたのは高知と徳島だけ。もともと候補者調整を済ませる時期について、昨年の時点で「年内」と決めていたが、「今春先」「今国会中」とずれ込み、今度は「お盆前」をメドに決める意向だ。

 処遇が決まらなければ、お盆時期の恒例行事への参加や、あいさつ回りもできないからだ。ポスターの掲示場所さえ決まらない。そのスキを縫って対抗馬が新たな票の掘り起こしに奔走する。こんな事態に、自民党選対幹部はこうぼやく。

 「泥沼の争いを早く収めたいが…」

 果たして誰が笑い、誰が泣くのか−。


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