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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

344チバQ:2014/04/28(月) 07:10:34
 ただ、敵失に救われた面も少なくない。

 打越氏は、反自民勢力を幅広く結集しようと民主党を離党し、無所属で出馬した。民主党、日本維新の会、生活の党、結いの党の4党の推薦を得て野党共闘を打ち出した。

 だが、原発再稼働、消費税増税、集団的自衛権の政府解釈変更など重要案件への賛否はバラバラ。仕方がないので「アベノミクスは弱者切り捨て」(小沢一郎生活の党代表)など紋切り型の政権批判や、「県民の誇りを取り戻す戦い」(海江田万里民主党代表)など具体性ゼロの主張を繰り返すしかなく、有権者に「野合」を印象づけるだけの結果を招いた。

 そもそも打越氏は元自民党県議だったこともあり、消費税増税や原発再稼働に賛成し、憲法改正も是認している。このため、反原発勢力や護憲勢力はそっぽを向いてしまった。

 それだけではない。民主党を離党しての出馬に連合鹿児島は不信感を募らせ、「推薦」を見送り、組織的な選挙支援は一切しなかった。動員もほとんどかけなかったため、盛況だったのは、知名度の高い蓮舫元行政刷新相が駆けつけた時くらい。海江田氏らが街頭演説しても哀れなほど聴衆は少なかった。

 「政治とカネ」を争点に打ち出したのも失敗だった。そんなことをすれば、金子氏を快く思っていない徳洲会票でさえそっぽを向くに決まっているからだ。

 このため奄美群島では徳洲会を持ち上げる戦術に切り替えた。野田佳彦前首相は「徳洲会は日本の医療の革命児です。虎雄さんの地域医療への大変な貢献は正当に評価されるべきだ」、蓮舫氏も「徳洲会が日本中で全否定されていることに心が痛んでならない。地域医療を根付かせた功績は否定されてはなりません」と徳洲会を礼賛した。

 こんな付け焼き刃のおべんちゃらで島民が支持するはずもない。選挙戦は、政策なき野党共闘がいかに難しく、野党再編の道のりがいかに険しいかを印象づける結果となった。

                   ◇

 ■金子氏「地方こそが原点」

 衆院鹿児島2区補選で初当選を決めた自民新人で元鹿児島県議会議長の金子万寿夫氏(公明推薦)=写真中央=は27日夜、鹿児島市谷山中央の選挙事務所で、鹿児島県連の森山裕会長=同右=とがっちり握手した。

 午後8時すぎ、当確の一報が伝えられると事務所に支援者約100人が続々と集まった。金子氏は「人生最大の感激です。選挙戦を通じて安倍政権への有権者の期待が大きいと感じた。地方こそが私の原点。鹿児島の色んな課題に果敢に挑戦したい」と語り、万歳三唱で喜びを分かち合った。


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