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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2928チバQ:2015/01/25(日) 13:16:08
http://www.sankei.com/politics/news/150125/plt1501250001-n1.html

2015.1.25 07:00
【数字の衆院選(下)】
「北海道」惜敗率90%で復活「×」、「愛媛」は39%で「○」の怪…わかりにくく、いびつな「復活当選」

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 平成8年に導入された衆院選の小選挙区比例代表並立制は、選挙区で落選しても重複立候補した比例で復活当選できる仕組みが特徴のひとつだ。選挙区の「死に票」を救済するための措置で、平成26年12月の衆院選でも、この仕組みが結果的に地域間の“格差”をもたらすことが改めて浮き彫りになった。



 今回の衆院選では、全国11比例ブロックで各党の比例名簿の登載順位に沿い、選挙区の惜敗率(当選者の得票数に対する落選者の得票数の比率)の高かった計121人が復活当選した。

 選挙区と比例復活を合わせた当選者数を都道府県別にみると、最多だったのは東京都(選挙区25人、比例復活9人)と大阪府(選挙区19人、比例復活15人)の34人だった。ただ、有権者数は東京が約1085万人で、大阪は約712万人。約370万人もの「差」があった。

 比例復活制度がもたらす格差の「恩恵」を受けたのは沖縄県だった。全4選挙区で野党系候補が当選したが、自民党候補4人と維新の党候補1人も比例九州ブロックで復活当選した。選挙区で出馬した与野党9人全員が当選する「珍事」となった。

 沖縄の有権者数は約111万人。約12万3千人で1人の国会議員を選出したことになり、有権者数約231万人の広島県(計8人)より多くの議員を国会に送り出した。

 同様の計算を行うと、沖縄に次いで議員1人当たりの有権者数が少ないのは岩手県で、約15万4千人で1人、計7人を選出した。続いたのは香川県で、約16万4千人当たり1人、計5人の議員が誕生した。



 逆に、議員1人当たりの有権者数が最も多かったのは兵庫県だった。復活当選は1人だけで、約34万9千人で1人を選出した。沖縄と兵庫の有権者では結果的に約2.8倍の格差が生じたことになる。

 復活当選の制度が分かりにくい結果をもたらした例は他にもあった。北海道1区の自民候補は選挙区で約10万6千票を獲得しながら敗退した。得票率は39.5%、惜敗率は90.9%だったが、比例復活もかなわなかった。一方、愛媛2区の維新候補は約2万3千票で得票率19.0%、惜敗率39.6%だったが、復活当選している。

 26日召集の通常国会で衆院選挙制度改革をめぐる議論が再開される。これまで議員定数削減や「一票の格差」是正が主要テーマになってきた。

 今後も、いびつな格差を生む比例復活制度が焦点となる気配はない。


 

 この企画は政治部・千葉倫之、酒井充が担当しました。


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