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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2829チバQ:2014/12/18(木) 22:46:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141216ddlk29010548000c.html
民意の在りか:衆院選を振り返る/上 巨大与党の陰で /奈良
毎日新聞 2014年12月16日 地方版

 ◇自民1強も不透明な動向
 「まだ確定していないんやろ」。15日未明に奈良市内の事務所で奈良1区の自民前職、小林茂樹氏がうつむきながら登壇すると、支援者が声を荒げた。民主前職の馬淵澄夫氏に1万1792票差で破れ、比例代表の復活当選もかなわなかった。報道陣に囲まれた小林氏は「頭の整理ができていない」とつぶやいた。

 今回の衆院選は、強固な与党に対抗するため、野党が候補者調整を図り、県内候補者数は小選挙区制が導入された1996年以降で最少の12人。全区で三つどもえの戦いとなった。

 自民は比例代表で2012年の前回より2万票近く多い21万5615票を獲得し、2〜4区はいずれも自民前職が次点に約3〜6万票差で議席を確保した。それだけに「小林ショック」は際立った。

 自身も3区で維新の女性新人候補を抑えて快勝した党県連会長の奥野信亮氏は小林氏の敗北について「最悪でも比例復活と思っていた。一丸となれなかった。統一地方選でまとまることができなければ会長を辞する」と述べ、圧勝の陰にある「ひび」を示唆した。

 伏線となる出来事があった。連立を組む公明党が1区のみ推薦を公示直前に見送ったのだ。自民党は比例代表で公明党に協力する一方、選挙区では逆に協力を得る関係を築いてきた。“自主投票”は明らかに「マイナスだった」(小林陣営関係者)。

 「平和の党」「福祉の党」を掲げる公明党と、憲法9条改正を掲げ、経済競争を重視する安倍政権とはもともと温度差がある。ある公明党県議は「与党で3分の2を超え、憲法改正も視野に入るが、公明党は9条の壁は越えられない。アクセルとブレーキを間違えれば国民の支持を失うことになる」とくぎを刺す。

 奈良1区の投票率は56・82%で県内選挙区で最も高かった。小選挙区制下で7回の衆院選が実施されたが1区の投票率が最高となるのは初めてだ。馬淵、小林両氏の争いに有権者の関心は高まったと言える。

 自民圧勝について馬淵氏は「(有権者の)消極的選択でしかない。1強多弱、癒着、利権などの政治構造を国民は是としていない」と指摘する。比例代表で2万5806票増を実現した共産の躍進も政権批判票の存在を示唆する。
「これだけ大勢の人に応援してもらっている。簡単に諦めるわけにはいかない」。小林氏は唇をかんだ。県内の投票率(選挙区)が戦後最低の55・60%(前回比7・54ポイント減)に落ち込み、自民の比例票は、全有権者数の19%に過ぎない。「自民1強」の政治状況とは裏腹に、大半の有権者の動向はいまだ不透明なままだ。

  ◇    ◇

 14日に投開票があった第47回衆院選は県内4選挙区で自民3、民主1の構図が維持された。その背景にある民意の在りかを探る。【衆院選取材班】


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