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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2825チバQ:2014/12/18(木) 22:43:54
http://www.sankei.com/region/news/141217/rgn1412170034-n1.html
2014.12.17 07:00
【衆院選2014】
検証・風なき戦い(中)「強固な個人票」で明暗 静岡





 「私個人は最大限、『選挙区は小山』といって応援するし、後援会の説得も行う」−。先月22日、維新の鈴木望は候補者一本化のため、3区での出馬を民主の小山展弘に譲ることが決まった後、こう述べた。

 今回衆院選を左右した要素の一つに「個人票」の存在がある。鈴木は前回衆院選で中部電力浜岡原子力発電所の廃炉を訴え、原発反対派を中心にした強固な個人票を持つ。民主党や小山はこの票に期待していた。

 しかし、選挙戦で小山は中盤以降まで、原発批判を展開しなかった。支援を受ける電力関連労組に配慮したのが原因だが、民主県連幹事長の岡本護は「反原発の票をまとめるには、はっきりとしたノーが必要だった。言い方がわかりにくかった」と、鈴木の個人票を取り込むためには、浜岡廃炉を明確に主張すべきだったと指摘した。

 しかし、小山陣営担当者は「原発の主張はかじ取りが難しく、候補の一本化は良い面と悪い面があった」として、鈴木の票を集めることの難しさを指摘した。また、鈴木自身も選挙後、前回選挙で「原発を主張することで情勢が日々悪くなっていくのを感じた」とした上で、「(小山が)反原発を最初から主張しても票は伸びなかっただろう」と複雑な表情を浮かべた。

 「“渡辺党”に負けた。蓄積された組織票に勝てなかった」。6区で民主の渡辺周に敗れ、比例復活を果たした自民・勝俣孝明陣営の幹部は選挙後、こう吐き捨てた。

 渡辺は、沼津市長や衆院議員を務めた父親の代から「40、50年の根っこがある」(渡辺陣営)といわれるほど沼津市周辺に強い地盤を持つ。前回選挙で勝俣との間についた約1万2千票という差も、沼津市や周辺の長泉町、清水町など大票田に深く根付いた個人票が生み出したものだ。

 さらに今回、渡辺陣営は選挙期間中、伊豆半島で5日間、街頭演説や個人演説会を開催。結果として、渡辺は伊豆市など伊豆半島の2市1町でも勝俣を上回る支持を集めた。

 「東部の“政権奪還”」(自民県連)を掲げて戦った勝俣陣営は選挙戦終盤、農協などの組織票に期待が持てる伊豆半島よりも、大票田の沼津周辺で渡辺の個人票の切り崩しを図った。党本部も重点選挙区として、安倍晋三首相ら知名度の高い党幹部をJR沼津駅などの街頭演説に送り込んだ。

 しかし、低投票率なども響き、前回より30分以上も早く渡辺に当確が出て、勝俣の選挙区での敗北が決まった。勝俣陣営からは「30代以下なら、こちらの票が多かったはず」「伊豆半島は観光業が不振。アベノミクスによる景気回復を主張しても、『地元は違う』という意識があったのでは」といったぼやきが聞かれた。(敬称略)


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