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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2753チバQ:2014/12/16(火) 22:07:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20141216ddlk42010736000c.html
2014衆院選ながさき:4選挙区担当記者 激戦を振り返って /長崎
毎日新聞 2014年12月16日 地方版

 14日に投開票された衆院選は、県内四つの小選挙区を自民が独占して終わった。安倍晋三首相の突然の解散表明で始まった短期決戦を、各小選挙区の担当記者が振り返った。

 ◆1区

 ◇接戦と対照的に“白け”
 長崎1区の投票率は過去最低の49・65%。県内で最も低かった。接戦を繰り広げた自民、民主両候補の訴えの必死さとは対照的に、有権者は白けていたと言える。

 1区を制した自民前職の冨岡勉さん(66)は前回より約1万6000票、比例復活した民主前職の高木義明さん(68)は約8000票減らした。1区は「九州最激戦区」で自民、民主とも党トップが来援するなど激しく火花を散らしていただけに、投票率の低さとそれに伴う得票減は、両陣営にとってショックだったに違いない。

 選挙区内には、閉じたシャッターが目立つ市場も少なくない。物価が上がる中、わずかな年金で暮らすお年寄りや、安定した収入が得られず消費期限が迫り値引きされた弁当を買い求めて暮らす若者たちもいる。今日を生きるのに必死な人たちに「アベノミクスで企業がもうける力を強くする」と訴えてもどれだけの説得力があるか。「安倍政権は非正規労働者を増やした」と批判する労組は、共に働く非正規の人たちからどれほどの信頼を得ているのか。互いに胸に手を当てて考えるべきではないか。【樋口岳大】

 ◆2区

 ◇諫干開門、論戦にならず
 有権者に熱が入らない選挙だった。投票率は前回を大幅に下回った。自民前職、加藤寛治さん(68)と民主新人、大久保潔重さん(48)が争点をアベノミクスに絞ったのが要因だ。

 2区には、小規模農家に打撃を与える可能性のある環太平洋パートナーシップ協定(TPP)参加や諫早湾干拓事業を巡る開門問題という地域課題がある。政治の出番のはずだが、2人の主張は「参加も開門も反対」で、解決策も示さず、論戦にならなかった。

 前回は無所属新人を支持した若手農家は、2人の演説を聞き比べ「どう投票していいか分からない」と棄権した。2大政党制への期待もしぼみ、争点をきちんと示さない自民、民主への怒りは行き場を失ってしまった。

 8市町にまたがる2区で、複数候補のあいさつにマイクを握る市長もいれば、1人に出陣式からマイク納めまでついて回る市長もいた。国政選挙で自治体の長がどう振る舞うのが地域のためになるか。こちらも検証が必要かもしれない。【古賀亮至】

 ◆3区

 ◇「自共対決」に反応薄く
 「5万票以下という可能性もある。そうなったら(当選しても)代表とは言えないんじゃないかな」

 自民前職、谷川弥一さん(73)は13日夜、選挙運動を終えて語った。「自共対決」に有権者からの反応が薄く、低投票率を懸念しての発言だった。楽観ムードが広がり、選挙期間中の応援演説では「投票率を上げよう」が合言葉。谷川さん自身、県連会長として選挙区を離れ、接戦が予想された1区の応援に何度も駆けつけていた。

 結果的には8万票を超す得票で圧勝したが、投票率は3区全体で前回より12ポイント超も低い51・58%。特に、今回から3区に編入された佐世保市の一部は40・11%にとどまり、谷川さんは「私自身にも隙(すき)があった。まあ、勝つんじゃないか、と」と振り返った。

 一方、共産新人の石丸完治さん(65)は敗れたものの前回の4倍近い得票で存在感を示した。反自民票や今回不出馬だった山田正彦元農相の票も一定程度取り込んだとみられる。【武内靖広】

 ◆4区

 ◇非自民票分散が有利に
 選挙前の閣僚辞任や電撃解散で「マイナスの風」を感じていた自民前職、北村誠吾さん(67)。「油断しては負ける」と終始、陣営の引き締めを徹底した。結果として党県議や市議を軸とした組織選挙で序盤からリードし、4区内の全首長や公明の後押しで満遍なく支持を固めた。

 佐世保市では民主元職で防衛政務官を務めた宮島大典さん(51)が約9500票差まで詰め寄ったが、県内最多の5人の出馬による非自民票の分散が北村さんに有利に働いた。

 当選から一夜明け、北村さんは「有権者の皆様から、もう少し付き合ってみようかとチャンスを頂いた」と語る。携帯電話には支援者から「国政への注文」が早速入っているという。

 基地の町・佐世保を代表する「防衛族」で、過疎など離島の苦しみも知る小値賀島出身者。「6期目」とあって、地域の課題を中央省庁に届けるパイプ役としての期待は大きい。有権者の叫びをいかに国政へ反映させられるか、一挙手一投足を注視することが重要だ。【梅田啓祐】

〔長崎版〕


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