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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2705チバQ:2014/12/15(月) 23:01:54
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 ■解説

 ◇政治離れ進む危険性
 野党の「自民1強打破」との訴えは実らず、県内5小選挙区では自民が3勝2敗とし、前回選挙(2012年)に続いて勝ち越した。前回浮き彫りになった民主への失望感は依然として解消せず、民主は昨夏の参院選を含め国政選挙で事実上の3連敗となった。議席を守ったのはいずれも前職。突然の解散による短期決戦となる中、新人候補らは浸透できず、多選で強固な支持基盤を持つ前職が地力を発揮した格好だ。

 選挙の最大の争点は「アベノミクスの是非」とされた。しかし、多くの県民からは、賃金が上がらない中で消費税率や物価が上がり、「生活はむしろ苦しくなっている」という声を聞いた。その他の重要課題についても、毎日新聞が選挙戦中盤に行った世論調査で、自民党の政策を評価する有権者は必ずしも多くなかった。集団的自衛権の行使は半数が反対し、賛成の32%を大きく上回った。最も重視する争点として最多だった「年金・医療・介護・子育て」についても、負担が増え、サービスが低下しているのが実態だ。取材を通じ、特定秘密保護法や原発再稼働に懸念を示す声も多かった。

 そんな中で、どの選挙区も当選者の顔ぶれは変わらなかった。最大の要因は、安倍首相の衆院解散表明から投開票日まで1カ月足らずという短期決戦だったことだろう。民主との候補者調整で維新の新人に一本化された1区。共闘態勢が形骸化したことも敗因に挙げられるが、陣営幹部は「前津市長で知名度はそれなりにあったが、選挙戦終盤になってもこの選挙に立候補していることを知らない有権者が多い。組織のない維新の党にとって、訴えや名前を浸透させるにはあまりにも時間が足りない」と嘆いた。

 5選挙区の当選者は5〜11選。圧倒的な知名度に加え、長年築き上げてきた強固な後援会や業界団体、労組などの支援組織で安定した戦いができたことは明らかだ。

 民主党は国民の期待を裏切り、前回選挙で政権交代を許した。民主県議は「民主への失望感は今も消えていない」と言う。自民に代わる選択肢がなく、有権者の関心を薄れさせたことも今回の選挙結果につながったといえよう。

 選挙戦で自民候補らは「アベノミクスの効果は地方にまで及んでいないが、効果が表れるのはこれからだ」と訴えたが、その具体策は示していない。「空手形」に終われば、有権者の政治離れ、政治不信がさらに進む危険性をはらんでいる。【田中功一】

〔三重版〕


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