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第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2669チバQ:2014/12/15(月) 22:24:28
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 ■解説

 ◇響かぬ「訴え」最低投票率に
 2009年と12年の衆院選はオセロゲームを想起させる反転続きの「政権選択」だったが、「政権信任」となった今回、候補者が訴えたテーマは有権者の心に響いただろうか。公示前から低投票率が懸念されていたが、戦後最低だった前回をさらに下回ったのは、その証左かもしれない。

 公示翌日の3日付新潟版で投票の基準について「評価の軸は有権者の数だけあるはずだ」と述べた。実際、毎日新聞の特別世論調査では、重視する争点として「景気対策」「年金・医療・介護・子育て」を挙げた有権者が各3割で、他に「消費増税」など多岐にわたった。いずれも生活に直結した評価の軸だ。

 にもかかわらず、有権者の声を読み取っていた候補者はどれだけいたか。子育てを取り上げる候補は多かったが、景気対策では、製造業の多い新潟に即した具体的な議論は乏しかった。ある候補は、米価下落による所得減に悩む農家を前に、水利施設の重要性について話し、問題解消に直結しにくい議論を展開した。複数の党の県幹部からは「マクロ的な視野ばかりで頭でっかち。地元が本当に見えているのか」と嘆く声を耳にした。

 かつての中選挙区制時代は、選挙区内の複数の後援会が票をまとめる一方、候補者もこまめに足を運び政策課題をくみ取っていた。しかし自民県連幹部によると、得票数よりも勝敗を重視する小選挙区制の現在、後援会とのつながりは概して弱くなっているようだ。また「選挙で訴える政策は一本化され、党内で重層的な政策論議が起きにくくなる」(河野洋平・元衆院議長)という。候補者が民意に鈍感になる背景はここにあるのかもしれない。

 前回、オセロの駒をすべてひっくり返された民主は、今回1枚返すにとどまった。それ以上に、過去最低の投票率は重い課題を突きつけた。選ばれた衆院議員は有権者の投票棄権を批判票と受け止め、何が足りなかったのかを考えてほしい。【米江貴史】


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