したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

第47回衆議院議員総選挙(任期満了2016年)スレ

2356チバQ:2014/12/12(金) 00:24:06
http://www.asahi.com/articles/DA3S11498770.html
(2014衆院選)「威光」に切り込む自民 「TPP反対」支持取り込む 栃木3区
2014年12月10日05時00分
 「皆様から頂いた政権与党とのパイプ。これを太く強くして地元の役に立ちたい。農業やインフラ整備の問題を中央に伝える」

 4日夜、栃木県矢板市。建設会社の会議室で作業着姿の社員ら約30人を前に自民前職の簗和生(やなかずお)氏は、深々と頭を下げた。応援に駆けつけた元総務相の鳩山邦夫氏は「この地域は国とずっと切れていたんでしょ。私が簗君のバックについて国からお金を持ってくるよ」と支持を訴えた。

 栃木3区は2009年に自民を離党、みんなの党を結党した渡辺喜美氏が当選を重ねてきた。副総理や外相を務めた父・美智雄氏から続く地盤に前回、簗氏は「落下傘候補」(鳩山氏)として挑戦。比例復活で初当選した。

 自民は今回、組織力を生かした選挙戦を繰り広げる。簗氏の選挙事務所は、壁一面が業界団体の推薦状で埋め尽くされていた。その象徴が、農協の政治団体である農政連だ。前回選挙では、渡辺氏が地元でも環太平洋経済連携協定(TPP)推進を掲げたが、農政連はTPPに反対だ。

 栃木県はコメの収穫量が全国8位(昨年)、畜産業も盛んで農業政策への関心は高い。今年の米価は、市場に余剰米が多く残ることなどから価格が暴落、地元の農業に従事する男性(47)は「昨年より収入は100万円も落ちた。TPPには絶対反対だ」と話す。自民党はTPPを推進するが、簗氏は自身のホームページで「TPPへの参加に断固反対」と記す。

 ■解党打撃「第三極衰退の象徴」

 「党がなくなった。比例復活も出来ない。まさに生きるか死ぬかの瀬戸際です。おやじの時代から応援してくれる皆様だけが支えです」

 全国紙などが序盤の情勢調査を伝えた4日。栃木県大田原市の黒羽商工会。集まった約20人を前に渡辺氏はそう叫ぶとメガネをはずして涙をぬぐった。

 父の地盤を継ぎ、過去6回の選挙は圧勝。渡辺氏が09年につくったみんなの党は国会議員36人、全国で地方議員約300人を抱える第三極として、軽視できない存在にまでなった。しかし、自身が安倍政権に接近したことで党は内紛、昨年末に分裂した。

 安倍晋三首相が今年1月「責任野党」として連携に向けた秋波を送ると、みんなの党はさらに揺れた。渡辺氏は巨額資金借り入れ問題で春に代表を辞任し、衆院選目前に解党に。今回は地元に張り付き、ミニ集会や街頭演説を繰り返す。

 前回は脱官僚や消費増税の凍結、TPP賛成など、みんなの党の政策を訴えた。「業界団体と癒着している自民党に改革なんて出来るはずがない」と歯切れが良かった。

 だが今回は違う。持論だったデフレ脱却のための金融緩和や消費増税の凍結を安倍政権が実行したため、「ずっと安倍首相に進言してきた。アベノミクスはナベノミクスなんです」と安倍首相との近さを訴える。公示前には安倍首相とツーショットの写真が載った後援会カードを配って近さをアピールしたほどだ。

 「今回はかつてない逆風だ。先代の威光だけが頼りだ」(後援会幹部)。渡辺氏は新党を模索したが断念。安倍政権になり、自民との違いが分かりづらくなった。加えて、かつてみんなの党が掲げた政策は都市部の有権者に響いても、「農村地帯である栃木3区でも支持されていたとは言い難い」と陣営幹部。「栃木3区は第三極衰退の象徴だ」。古参の支持者たちは頭を抱える。

 一方、前回に続く2回目の挑戦となる共産新顔の秋山幸子氏は「農業政策を壊してきた自民党や、ここでお父様の代からずっとやってきた方がTPPに賛成していて、農家がどうなるかという瀬戸際だ」と、TPPの阻止などを訴える。

 (今野忍、堀井正明)

 ◇栃木3区の候補者(届け出順)

簗和生  35 党青年局次長   自前(1)[比]

秋山幸子 63 〈元〉足尾町議  共新

渡辺喜美 62 〈元〉みんな代表 無前(6)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板