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自民党政権綜合スレ

1チバQ:2012/12/01(土) 19:12:22
前スレに続き、政権の枠組みがはっきりしないので、
スレタイトルはシンプルに。
「政策」「政権課題」「政権人事」などの話題のこのスレで。

【民主党政権綜合スレ】
実質前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/l50

【自公保観察スレ】
自民党公明党の党内政局はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l50

【政治とカネ】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1245815657/l50

【第46回衆議院議員総選挙(2013年?)】
2012年12月16日投開票の衆院選はこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

>>2以降しばらくは、衆院選の争点関係の話で行きましょう。

2969名無しさん:2016/08/06(土) 23:50:11
>>2968

金田氏「身近で頼りがいのある司法に」
法務大臣に起用された金田勝年氏は、午後3時半ごろ総理大臣官邸で記者団に対し、「私はこれまで行政で21年、政治の世界で20年、一生懸命にやってきた。公的なものに献身的に生きることがモットーであり、それを貫徹する意味でも非常にありがたく、重いポストをいただいた」と述べました。そのうえで金田氏は、「世界一、安全で安心な日本を作るとともに、明るい社会にしていく視点が必要だ。身近で頼りがいのある司法・法務行政のために頑張っていく」と述べました。
松野氏「文部科学行政はライフワーク」
文部科学大臣に起用された松野博一氏は、午後3時前、議員会館の事務所で記者団に対し、「文部科学行政は初当選以来、16年間、自分のライフワークとして取り組んできたので、これからは行政の責任者として着実にしっかりと進めていきたい」と述べました。
世耕氏「経済の活性化に全力」
経済産業大臣に起用された世耕弘成氏は、議員会館の事務所で、午後2時半すぎに安倍総理大臣の秘書官から、呼び込みの電話を受けました。その後、世耕氏は記者団に対し、「安倍内閣の成長戦略の中核を担うポストだと思っているので、緊張感を持って務めていきたい。私はこれまで、日本の経済の活性化のために取り組んできたので、引き続き大臣として全力を尽くしたい」と述べました。
山本公一氏「福島の方々と相談し1歩でも前進を」
環境大臣に起用された山本公一氏は、総理大臣官邸で記者団に対し「喫緊の重大な課題は、福島第一原子力発電所の事故を巡る問題で、福島県の方々とよく相談しながら、1歩でも前進するよう努めたい。また、日本は、環境の分野では先進国だと思うので、去年、採択された地球温暖化対策の新たな枠組み『パリ協定』を日本が先駆けて批准することで、世界の国々もついてきてくれると期待を持っている」と述べました。
今村氏「東北の復興は時間との勝負」
復興大臣に起用された今村雅弘氏は、午後3時すぎ総理大臣官邸で記者団に対し、「安倍総理大臣から、『福島・東北の復興なくして、日本の再生はなしであり、安倍内閣の最大の目標であるから、しっかりやってほしい』ということばをいただいた。時間との勝負ということもあるので全力を挙げて取り組みたい」と述べました。そのうえで、今村氏は「ハード面での整備は整ってきているので、これからは、なりわいの再生に重点を置いて取り組んでいきたい。福島では1日も早く除染などを行い、とにかく人が帰ってくるようにしていきたい」と述べました。
松本氏「緊張している」
国家公安委員長に起用された松本純氏は、午後2時40分ごろ、議員会館の事務所で総理大臣官邸から呼び込みの電話を受けました。このあと、松本氏は記者団に対し、「『直ちに、総理大臣官邸に来てください』と言われました。緊張しています」と述べました。
鶴保氏「地元の理解へ努力したい」
沖縄・北方担当大臣に起用された鶴保庸介氏は、午後3時すぎに総理大臣官邸で記者団に対し、「安倍総理大臣から、『科学技術は、安倍政権が最も力を入れている政策の1つであり、しっかり取り組んでほしい』という指示があった。初入閣なので、最初は、いろいろな人たちの足跡を勉強し、安全運転でスタートしたい」と述べました。そのうえで、鶴保氏は「沖縄については、国の在り方を存分に主張するが、地元の理解を得られないものは進めるわけにはいかないというのが基本的なスタンスだと思っている。理解を得るため、さまざまな努力をしていきたい」と述べました。
山本幸三氏「アベノミクスの成果を地方に」
地方創生担当大臣に起用された山本幸三氏は、午後3時すぎ、総理大臣官邸で記者団に対し、「地方創生や、まち・ひと・しごと創生、行政改革など幅広い内容を責任を持ってやることになった。緊張しているが、同時に、責任の重大さを感じている」と述べました。そのうえで、山本氏は「アベノミクスの3本の矢にあたる成長戦略の分野に関係していると思うので、アベノミクスを加速させ、地方の隅々に成果を行き渡らせることができるように頑張っていきたい」と述べました。

2970名無しさん:2016/08/06(土) 23:51:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_064
環境相に山本公一氏が内定
8月3日 11時52分
3日行われる内閣改造で、環境大臣に、山本公一氏の起用が内定しました。
環境大臣に内定した、山本公一氏は、衆議院愛媛4区選出の当選8回で、68歳。

愛媛県議会議員を経て、平成5年の衆議院選挙で初当選しました。これまで、総務副大臣のほか、衆議院内閣委員長や国家基本政策委員長などを歴任し現在は、衆議院の、政治倫理・公職選挙法改正に関する特別委員長を務めています。

安倍総理大臣としては、地方自治や国土交通政策など幅広い分野の政策に精通していることや、これまでの豊富な政治経験などを評価し、山本氏を環境大臣に起用したものとみられます。山本氏は、谷垣前幹事長を中心としたグループに所属していて、初めての入閣です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_062
復興相に今村雅弘氏が内定
8月3日 11時55分
3日行われる内閣改造で、復興大臣に、自民党二階派の今村雅弘氏の起用が内定しました。
復興大臣に内定した、今村雅弘氏は、衆議院比例代表九州ブロック選出の当選7回で、69歳。JR九州の社員を経て、平成8年の衆議院選挙で初当選しました。

今村氏は、外務政務官や自民党の農林部会長などを務めた後、郵政民営化に反対したことから、平成17年の衆議院選挙では自民党の公認を得られず、無所属で立候補して当選し、翌年、自民党に復党しました。

その後、農林水産副大臣や衆議院国土交通委員長などを歴任し、現在は、衆議院東日本大震災復興特別委員長を務めています。安倍総理大臣としては、農政や国土交通行政など幅広い政策分野に精通していることに加え、豊富な政治経験を評価して、今村氏を復興大臣に起用したものとみられます。今村氏は、二階派に所属していて、初めての入閣です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010619881000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_059
国家公安委員長に松本純氏内定
8月3日 12時17分
3日行われる内閣改造で、国家公安委員長に、自民党麻生派の松本純氏の起用が内定しました。
国家公安委員長に内定した、松本純氏は、衆議院神奈川1区選出の当選6回で、66歳。薬剤師で、横浜青年会議所の専務理事や横浜市議会議員などを経て、平成8年の衆議院選挙で初当選しました。自民党の副幹事長や麻生内閣の官房副長官などを歴任し、現在は、党の政務調査会長代理を務めています。

松本氏は社会保障政策に精通しているほか去年の通常国会では、安全保障関連法を審議した衆議院の特別委員会の理事として法律の成立に尽力しました。

安倍総理大臣としては、麻生副総理兼財務大臣に近い松本氏を入閣させることで、麻生氏との信頼関係を一層強固なものにするねらいもあるものとみられます。松本氏は初めての入閣です。

2971名無しさん:2016/08/07(日) 00:35:23
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010620261000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_053
内閣改造 経済界や熊本地震の被災地などの反応
8月3日 17時37分
内閣改造について、経済界や熊本地震の被災地などの反応です。
経団連会長「『経済最優先』で重要政策推進を」
経団連の榊原会長は「主要閣僚が留任するとともに新たに政策通の人材が加わったほか、党執行部も重厚な布陣で、アベノミクスを加速させていくのにふさわしい強力な体制だと思う。日本経済の最重要課題は景気回復の速度を上げ、デフレ脱却と経済再生を確実に実現することであり、新内閣には『経済最優先』で山積する重要政策の推進に取り組んでいただきたい」というコメントを出しました。
経済同友会代表幹事「痛みを伴う困難な改革を」
経済同友会の小林代表幹事は「主要閣僚を留任させて継続性を担保するとともに、『働き方改革担当』を設置したことは政権として社会の変化に対応した重要課題に取り組む意思を示した布陣だと思う。参議院議員選挙を経てより安定した政権基盤を得た今こそ、財政健全化など痛みを伴う困難な改革を遂行し持続可能で活力ある社会づくりに注力していただきたい」というコメントを出しました。
商工会議所会頭「競争力強化の環境整備を」
日本商工会議所の三村会頭は「経済最優先の方針の下、アベノミクスの加速に向けて内閣改造を行ったことを歓迎する。特に、最重要課題である企業の競争力強化のための環境整備を迅速かつ強力に進めていただきたい。また、地方創生の実行とともに中小・中堅企業の活力強化に不退転の覚悟で臨むことも必要だ」というコメントを出しました。
日本医師会会長「社会保障の充実を」
日本医師会の横倉会長は「主要閣僚は代わっていないので、従来の、経済成長を基に社会保障をしっかりカバーするというスタンスだと受け止めている。また、社会保障を充実させることで経済も成長するので、そのような方向であってほしい」と述べました。また横倉会長は、塩崎厚生労働大臣が留任したことを受けて、「消費税率の引き上げが先送りされたことで、さまざまな財源の不足が予測される。過不足ない医療の財源を確保するのも厚生労働大臣の大きな役割なので、将来を見据えた社会保障の在り方に取り組んでほしい」と述べました。
熊本地震の被災地では復興支援求める声
一連の熊本地震で震度7の揺れを2度観測した熊本県益城町の仮設住宅で生活している人たちからは、復興に向けた政府の支援を求める声が目立ちました。
60代の女性は「復興するためには国の力が1番だ。仮設住宅に入ることができて本当に感謝しているが、壊れた家屋の解体作業がどう進んでいくのか不安なので国にはここで暮らす私たちの声を聞いてもらいたい」と話していました。
また、70代の女性は「年金で生活する高齢者には生活を再建するだけのお金がないのが現状で、政府にあらゆる形で支援をお願いしたい」と話していました。
このほか、31歳の女性は「子どもを保育園に連れて行っても泣いてしまうため、子どもたちの精神面へのケアをお願いしたい。生活の再建には住宅などの解体作業が進まないと何もできないので、作業を早急に進めてほしい」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010621871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_026
中谷前防衛相「分かってくれずつらかった」
8月4日 18時50分
中谷前防衛大臣は、防衛省で離任に当たって記者会見し、「1年8か月の大臣の勤務だったが、私なりの考えに基づいて、私なりのやり方も貫いた。自衛隊というのは、わが国を守る大変重要な組織であり、時代の変化に応え、国を守れるように防衛省がしっかりとした組織になるように全力で支えていきたい」と述べ、涙ぐむ場面もありました。
そのうえで、中谷前大臣は、去年の通常国会での安全保障関連法の国会審議を振り返り、「毎日、長時間、国会で質疑に立った。官僚の答弁は認められないということで、非常に精いっぱい考えさせられた。222回、国会の審議がストップしたと言われているが、私なりに精いっぱい答えたつもりだが、なかなか分かってくれなかったのが非常につらかった」と述べました。
馳前文科相も涙
馳前文部科学大臣は4日午前、松野文部科学大臣との事務の引き継ぎを終えたあと、松野大臣が同席するなか、およそ職員400人に訓示しました。このなかで、馳前大臣は「『八日目の蝉となるとも文科省』」と得意の俳句でみずからの心境を語りました。そして、「私の心境は、八日目のせみであったとしても、それならば皆さんと共に頑張っていきたい」と涙ながらに述べ、文部科学省をあとにしました。

2972名無しさん:2016/08/07(日) 00:39:10
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010620271000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_052
改造内閣 海外の反応
8月3日 17時54分
内閣改造について海外の反応です。
米「課題にともに取り組む」
アメリカ国務省の当局者は記者団に対し、「日本はアメリカの緊密な同盟国だ。われわれは日米2国間だけでなく、地域や世界の課題にともに取り組んでいくことを楽しみにしている」と述べ、第3次安倍第2次改造内閣と協力していく姿勢を示しました。アメリカ政府としては世界経済が不透明感を増し、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなる中、日本政府と連携を強化していきたい考えです。
中国「日本の内政 コメントしない」
中国外務省の報道官はNHKの取材に対し、「日本の内政でありコメントしない」としています。一方で、中国中央テレビなど国営のメディアは、日本国内の報道を引用する形で、内閣改造について、「主要な閣僚は留任しており骨組みは変わらない」などと伝えました。そのうえで、防衛大臣に起用された稲田朋美氏について詳しくふれ、「靖国神社に繰り返し参拝しており、歴史問題で強硬路線をとる右翼の女性政治家だ」などと指摘し警戒感を示しています。
韓国メディア 稲田氏に警戒感
韓国のメディアは、防衛大臣に起用された稲田朋美氏について、竹島の領有権や慰安婦を象徴する少女像の撤去などを強く主張してきた「右派の政治家」だとして警戒感を示しています。

3日朝の韓国の主な新聞は、日本の内閣改造について、防衛大臣に起用された稲田朋美氏を写真つきで見出しにとり、「右派の女性政治家」とか、「歴史認識は極右的だ」などと伝えています。とくに、島根県竹島の領有権問題や慰安婦問題に関して強硬な言動を繰り返してきたとして警戒感を示しており、竹島を巡っては、2011年に稲田氏がほかの自民党議員2人とともに竹島に近い韓国のウルルン(鬱陵)島を視察しようとソウルを訪れたものの、韓国政府から入国を拒否され騒ぎになったなどと紹介しています。

また、日韓両政府が去年末に慰安婦問題の最終的な解決で合意したことに関して、稲田氏がソウルの日本大使館前に設置された慰安婦を象徴する少女像を撤去すべきだと強く主張してきたことを批判的に伝えています。

韓国政府内では、北朝鮮が軍事的な挑発行為を続けている中、日本と防衛面での協力を深めるべきだという声も出ているだけに、稲田氏が防衛大臣に就任したあとの発言や、靖国神社に参拝するかどうかを注視するものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010620921000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_041
内閣改造 米政府 日本政府との協力強化の方針
8月4日 6時24分
第3次安倍第2次改造内閣の発足を受けて、アメリカ政府は地域や世界のさまざまな課題に対処するため、日本政府と協力を強化していく方針を示しました。
内閣改造について、アメリカ国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で「われわれは地域や世界のさまざまな課題で、日本政府と緊密な協力関係を深めていく」と述べ、第3次安倍第2次改造内閣と協力を強化していく方針を示しました。
アメリカ政府としては、北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の海洋進出で、アジア太平洋地域の安全保障環境が厳しくなり、世界経済も不透明感を増すなか、日本政府と連携を強めたい考えです。
一方でトナー副報道官は、防衛大臣に稲田朋美氏が起用され、中国や韓国のメディアが「歴史問題で強硬路線を取る右翼の女性政治家だ」などと警戒感を示していることについて、「日本の内政でありコメントは控えたい」と述べました。ただ、稲田氏が毎年、靖国神社に参拝してきたことについて質問されたのに対し、「われわれは歴史問題には和解が促進されるよう取り組むことが重要だと強調し続ける。それが靖国神社に関するわれわれの立場だ」と述べ、日本と中国や韓国の関係悪化につながらないよう、慎重に対応することが重要だという認識を示しました。

2973名無しさん:2016/08/07(日) 11:30:26
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010620351000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_051
第3次安倍第2次改造内閣が発足
8月3日 18時12分
安倍総理大臣は、内閣改造を行い、防衛大臣に自民党の前政務調査会長の稲田朋美氏を入閣させ、経済産業大臣に前官房副長官の世耕弘成氏を初入閣させるなど第3次安倍第2次改造内閣の19人の閣僚の陣容を決め、菅官房長官が閣僚名簿を発表しました。そして皇居での新閣僚の認証式を経て、第3次安倍第2次改造内閣が正式に発足しました。
安倍総理大臣は、3日午後、総理大臣官邸で臨時閣議を開いて閣僚の辞表を取りまとめた後、公明党の山口代表と会談したうえで組閣本部を設置し、内閣改造を行いました。そして、菅官房長官が、午後2時半すぎ、第3次安倍第2次改造内閣の閣僚名簿を発表しました。

それによりますと、副総理兼財務大臣、金融担当大臣に麻生太郎氏が留任。総務大臣に高市早苗氏が留任。
法務大臣に元外務副大臣の金田勝年氏。
外務大臣に岸田文雄氏が留任。
文部科学大臣に元文部科学副大臣の松野博一氏。
厚生労働大臣に塩崎恭久氏が留任。
農林水産大臣に元金融担当大臣の山本有二氏。
経済産業大臣に前官房副長官の世耕弘成氏。
国土交通大臣に公明党の石井啓一氏が留任。
環境大臣に元総務副大臣の山本公一氏。
防衛大臣に自民党の前政務調査会長の稲田朋美氏。
官房長官に菅義偉氏が留任。
復興大臣に元農林水産副大臣の今村雅弘氏。
国家公安委員長に自民党の政務調査会長代理の松本純氏。松本氏は、防災担当大臣や消費者担当大臣を兼務します。
沖縄・北方担当大臣に元国土交通副大臣の鶴保庸介氏。鶴保氏は、科学技術担当大臣を兼務します。
経済再生担当大臣に石原伸晃氏が留任。
一億総活躍担当大臣に加藤勝信氏が留任。加藤氏は新設する働き方改革担当大臣や拉致問題担当大臣、少子化担当大臣を兼務します。
地方創生担当大臣に元経済産業副大臣の山本幸三氏。山本氏は、行政改革担当大臣を兼務します。
オリンピック・パラリンピック担当大臣に環境大臣の丸川珠代氏です。

午後5時半すぎから皇居で新閣僚の認証式が行われ第3次安倍第2次改造内閣が正式に発足しました。そして、第2次改造内閣の初めての閣議が午後7時15分から行われる予定です。

2974名無しさん:2016/08/07(日) 11:30:51
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160803/k10010620341000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_050
内閣改造 各党の反応
8月3日 18時27分
内閣改造について、与野党各党の反応です。
自民 二階氏「練達が選ばれた内閣」
自民党の二階幹事長は、総理大臣官邸で記者団に対し、「自民・公明両党で活躍してきた練達が選ばれた内閣であり、いい布陣だ。経済対策を講じてアベノミクスを推進するとともに、日本の平和を守っていくことで、国民に安心感を持ってもらえるよう、政府・与党が一体となって、しっかりと期待に応えていきたい」と述べました。
公明 山口氏「骨格維持で安定感」
公明党の山口代表は、総理大臣官邸で記者団に対し、「主要な閣僚を留任させて、内閣の骨格を維持しているところに安定感がみられる。また、オリンピックの取り組みや経済対策などでは清新な顔ぶれを投入していて、前向きな姿勢も表れている。政策分野でいろいろな経験を持っている方が多いので、これまで蓄えた力をしっかり発揮して頂けると期待している」と述べました。
民進 福山氏「各大臣が何をやりたいのか審議を」
民進党の福山幹事長代理は、党本部で記者団に対し、「今までと骨格が変わらない人事で、国民の生活を豊かにしないアベノミクスが変わらないので、残念な人事だ。また、安全保障関連法の運用がこれから始まっていくなかで、防衛大臣が代わり、安全保障に迅速かつ適切な対応ができるのか懸念している。各大臣が、何をやりたいのか説明能力がしっかりあるのかどうか国会で審議を尽くしていきたい」と述べました。
共産 小池氏「『暴走継続内閣』」
共産党の小池書記局長は、記者会見で、「アベノミクスと言われる経済政策を含めて、安倍政権の基本路線をそのままそっくり引き継ぐ『暴走継続内閣』だ。今まで以上に国民生活を犠牲にするようなことを進めようという布陣で、正面から、この内閣に、対決していきたい」と述べました。また、小池氏は稲田防衛大臣について、「明確な改憲論者であり、防衛大臣という立場に置いたところに、安倍政権の非常に危険な性格がはっきり表れている。われわれは、総理大臣と閣僚は靖国神社参拝はすべきではないと言ってきたが、特に、防衛大臣ということになればアジアの近隣諸国がどういう反発をするのかが見えるような話で、絶対にすべきではない」と述べました。
おおさか維新の会 松井氏「経済で連携」
おおさか維新の会の代表を務める大阪府の松井知事は記者会見で、「関西から経済産業大臣が出ることで、大阪経済を成長させるためにいろいろと連携できるのではないかと思い、歓迎している。閣僚の骨格は変わっていないので、安定的な政権運営、行政運営が行われると思う」と述べました。
社民 又市氏「外交は大丈夫かと心配」
社民党の又市幹事長は、記者団に対し、「主要閣僚が全員留任しており、何のために改造したのか分からない。ゴリゴリの改憲論者で、靖国神社に一貫して参拝してきた稲田氏が防衛大臣となり、中国や韓国などとの外交は大丈夫かと心配せざるをえない」と述べました。

2975名無しさん:2016/08/07(日) 11:31:01
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160804/k10010621131000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_039
新旧大臣が事務引き継ぎ
8月4日 11時29分
3日、第3次安倍第2次改造内閣が発足したことを受けて、各大臣が前大臣から事務の引き継ぎを受けました。
文部科学省
文部科学省では4日午前、新旧大臣による事務の引き継ぎが行われ、松野文部科学大臣と馳前文部科学大臣が引き継ぎ書に署名しました。

引き継ぎ書には85項目にわたる取り組みが盛り込まれていて、馳前大臣は「心を込めて教育再生の課題に取り組んできたが、同志である松野氏に引き継ぐことができ、光栄で誇りに思う。しっかりと応援していきたい」と激励しました。これに対し、松野大臣は「教育改革を現場にしっかりと根づかせ、着実に進めることが最大の責務だと考えている。引き続きご指導をお願いしたい」と応じていました。

このあと松野大臣は、およそ400人の職員を前に訓示し、「文部科学大臣のバトンを受け取り、責任の重さを痛感している。かつて『鉄は国家なり』ということばがあったが、これからは『教育と科学技術政策は国家である』という気持ちで取り組んでいきたい」と決意を述べました。そのうえで、松野大臣は「児童・生徒の能力や個性を最大限に引き出すためにも、教育費の負担軽減を通して教育機会の確立を進めていく」と述べました。
法務省
金田法務大臣は4日午前、法務省の大臣室で岩城前法務大臣から事務の引き継ぎを受けました。岩城前大臣が「金田・新大臣の活躍に期待するところが非常に多いので、体に気をつけて励んでください」と述べると、両氏は引き継ぎ書にサインし、金田大臣は「しっかりと引き継いで参ります」と応じていました。
農林水産省
山本農林水産大臣は4日午前、農林水産省の大臣室で森山前大臣から事務の引き継ぎ書類を受け取りました。森山前大臣が「おめでとうございます」と声をかけたのに対し、山本大臣は「いろいろお世話になりますがよろしくお願いします」と応じました。

山本大臣はTPP=環太平洋パートナーシップ協定の発効を見据え、全国の農協が販売している肥料や農業機械の価格の引き下げなどを通じて、国内農家の所得の増加や輸出拡大を後押しし、競争力をいかに強化していくかが課題になります。
経済産業省
初めての入閣となる世耕経済産業大臣と林前大臣は4日午前、経済産業省の執務室で引き継ぎの書類にそれぞれ署名しました。林前大臣が「よろしくお願いします」と話すと、世耕大臣は今月6日にラオスで開かれる日本とASEAN=東南アジア諸国連合との経済閣僚会議に触れ、「さっそく、国際会議で出張です」と応じていました。

世耕大臣は今後、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉や汚染水の対策、それに、人工知能を使った新しい産業の支援など、政府の成長戦略を着実に実行していくことが課題となります。
環境省
山本環境大臣は4日午前、丸川前大臣から事務の引き継ぎを受けました。引き継ぎは午前9時半から環境省の大臣室で行われ、それぞれが引き継ぎ書に署名しました。

丸川前大臣は「短い期間だったがいろいろな出来事があり環境は中身が濃い。福島の問題は地元の自治体から話を伺うとやるべきことが尽きないと感じた」と10か月ほどの任期の感想を述べました。これに対し、山本大臣は「長い間、環境をやってきたが地球温暖化問題ばかりで福島の問題は初めてなので引き続きご指導をお願いしたい」と述べました。

このあと、丸川前大臣は新たに就任したオリンピック・パラリンピック担当大臣として、開幕が今月5日に迫ったリオデジャネイロオリンピックの視察に出発し、集まった環境省の職員たちが拍手で見送っていました。

2976名無しさん:2016/08/07(日) 11:32:36
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010622861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_014
政府 副大臣25人を決定
8月5日 14時43分
政府は5日の閣議で、第3次安倍第2次改造内閣の発足に伴って、副大臣の人事を決定しました。
副大臣に決まったのは自民党から22人、公明党から3人の合わせて25人です。このうち女性は1人で、留任は5人です。

復興副大臣に橘慶一郎氏、公明党の参議院議員の長沢広明氏。
内閣府副大臣に石原宏高氏、越智隆雄氏、松本洋平氏。
総務副大臣に原田憲治氏、赤間二郎氏。赤間氏は内閣府副大臣を兼務します。
法務副大臣に盛山正仁氏、留任。盛山氏は内閣府副大臣を兼務します。
外務副大臣に岸信夫氏、薗浦健太郎氏。
財務副大臣に大塚拓氏、木原稔氏。
文部科学副大臣に義家弘介氏、留任、参議院議員の水落敏栄氏。水落氏は内閣府副大臣を兼務します。
厚生労働副大臣に橋本岳氏、公明党の古屋範子氏。
農林水産副大臣に齋藤健氏、留任、参議院議員の礒崎陽輔氏。
経済産業副大臣に参議院議員の松村祥史氏、公明党の高木陽介氏、留任。高木氏は内閣府副大臣を兼務します。
国土交通副大臣に田中良生氏、参議院議員の末松信介氏。末松氏は内閣府副大臣と復興副大臣を兼務します。
環境副大臣に関芳弘氏、伊藤忠彦氏。伊藤氏は内閣府副大臣を兼務します。
防衛副大臣に若宮健嗣氏、留任。若宮氏は内閣府副大臣を兼務します。
官房長官「適材適所 派閥考慮せず」
菅官房長官は、閣議のあとの記者会見で、「まさに、安倍総理大臣が適材適所と表明されたとおりだ。継続が必要なところは、副大臣を留任させた」と述べました。
また菅官房長官は、記者団が「派閥からの推薦は考慮したのか」と質問したのに対し、「全くしなかった」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160805/k10010622871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_013
政府 政務官27人を決定
8月5日 14時49分
政府は5日の閣議で、第3次安倍第2次改造内閣の発足に伴い、政務官の人事を決定しました。
政務官に決まったのは自民党から24人、公明党から3人の合わせて27人です。このうち女性は3人です。

内閣府政務官に武村展英氏、参議院議員の豊田俊郎氏、務台俊介氏。務台氏は復興政務官を兼務します。
総務政務官に金子恵美氏、冨樫博之氏、参議院議員の島田三郎氏。島田氏は内閣府政務官を兼務します。
法務政務官に井野俊郎氏。井野氏は内閣府政務官を兼務します。
外務政務官に小田原潔氏、武井俊輔氏、参議院議員の滝沢求氏。
財務政務官に公明党の参議院議員の杉久武氏、参議院議員の三木亨氏。
文部科学政務官に公明党の樋口尚也氏、田野瀬太道氏。田野瀬氏は内閣府政務官と復興政務官を兼務します。
厚生労働政務官に堀内詔子氏、参議院議員の馬場成志氏。
農林水産政務官に細田健一氏、公明党の参議院議員の矢倉克夫氏。
経済産業政務官に中川俊直氏、参議院議員の井原巧氏。井原氏は内閣府政務官と復興政務官を兼務します。
国土交通政務官に藤井比早之氏、参議院議員の大野泰正氏、根本幸典氏。根本氏は内閣府政務官を兼務します。
環境政務官に比嘉奈津美氏、井林辰憲氏。井林氏は内閣府政務官を兼務します。
防衛政務官に小林鷹之氏、宮沢博行氏。宮沢氏は内閣府政務官を兼務します。

2977名無しさん:2016/08/07(日) 12:59:07
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080400010&g=pol
内閣改造・閣僚会見

◇死刑やむを得ない
 金田勝年法相 (犯罪の謀議に加わる行為を処罰する)共謀罪は、国際社会と協調してテロなどの組織犯罪と闘うために重要な課題だ。その一方で、法整備を進めるためには慎重に検討していく必要がある。死刑制度の存廃については、国民世論に十分配慮しつつ、社会正義の実現という観点から、慎重に検討しなければならない。しかし、その罪責が著しく重大な凶悪犯罪には、死刑を科すこともやむを得ないと考えており、死刑を廃止することは適当ではない。
◇北方領土解決へ交渉
 岸田文雄外相 年内に日中韓外相会談と首脳会談を主催する予定。日ロ関係もプーチン大統領の適切な時期の訪日を実現すべく調整を行っている。政治的な対話を積み重ねながら北方四島の帰属問題を解決すべく粘り強く交渉を行っていく。北朝鮮によるさらなる挑発行動が行われる可能性は否定できない。わが国の平和と安全確保に万全を期す。環太平洋連携協定(TPP)や英国の欧州連合(EU)離脱問題への対応など課題は山積している。着実に外交成果を積み上げていく。
◇教育機会を守る
 松野博一文部科学相 教育費負担の軽減によって、教育機会の確立を目指す。給付型奨学金をはじめ、さまざまな経済環境の中で育った児童生徒がその環境によって機会を奪われることがないよう施策を進めたい。未来の日本の繁栄と安全を引っ張る原動力は科学技術だ。人工知能(AI)、バイオテクノロジー(生命工学)をはじめ、国際競争力で世界に勝てるよう環境を整備する。文化庁の京都への移転は、予算や制度設計(の課題)もあるので段階的に取り組みたい。
◇夢のある農政に
 山本有二農林水産相 農林水産業はかなりの輸出競争力を秘めている。「夢のある農政」に携わりたい。農水省がもう少し農家に手を差し伸べれば成長産業としてさらに飛躍できるので、しっかりやっていく。農薬や肥料など生産資材の価格引き下げに関しては、農家が持続的、安定的に経営できるかどうかが問題だ。生産現場の不安などさまざまな指摘を踏まえて、慎重に検討したい。環太平洋連携協定(TPP)については、今秋の臨時国会で承認を求めたい。
◇成長戦略の切り込み隊長に
 世耕弘成経済産業相 東京電力福島第1原発の事故対応と福島県の再生に取り組む。「成長戦略の切り込み隊長となれ」「アベノミクスを世界に売り込め」という首相の期待にしっかり応える。官房副長官として担当した(大企業と)下請けの取引の適正化、ロシアへの8項目の経済協力プランに引き続き取り組みたい。日本と欧州連合の経済連携協定(EPA)交渉は年内妥結を目指す。(九州電力川内原発の停止を訴える)鹿児島県の三反園訓知事にはまず考えを伺い、その上で適切に対応したい。
◇原発被災地の復興に全力
 山本公一環境相 東京電力福島第1原発事故に伴う除染や除染で出た汚染土の中間貯蔵施設の整備など被災地の復興の他、国内外の地球温暖化対策の推進に全力で取り組む。福島の復興に関しては、環境相が被災者の気持ちになるのが一番大事だ。中間貯蔵施設の用地取得が進まない問題でも、地元とよく相談しながらできるだけ加速化し、一刻も早く光を見いだしていきたい。
◇米韓と協力強化
 稲田朋美防衛相 約25万人の自衛隊員とともに、わが国と世界の平和と安定に貢献したい。3日、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した。わが国の安全保障上、大変脅威だ。北朝鮮は核実験、ミサイル発射を相次いで行っている。断じて許すことはできない。日本を取り巻く安全保障環境はますます厳しい。日米同盟関係を強化し、戦略的な利益を共有する韓国との関係を強化し、情報共有することが重要だ。必要最小限度の自衛権行使を考えれば、現時点で核保有を検討すべきではない。
◇現場主義を徹底
 今村雅弘復興相 2015年度から5カ年の復興・創生期間が始まった。地震、津波被災地の復興の総仕上げに向け着実に取り組むとともに、福島の本格的な復興に向けた取り組みを一層加速させる。現場主義を徹底し、被災者に寄り添い、司令塔の役割を果たしつつ、被災地の復興に全力を尽くす決意だ。情報発信やイベント開催を通じ、震災の風化を防ぎ、風評を払拭(ふっしょく)する。岩手、宮城では水産業など産業再生の速度を上げる。福島では除染の問題に思い切った進め方で取り組む。

2978名無しさん:2016/08/07(日) 12:59:17
>>2977

◇五輪見据え、テロ対策に万全
 松本純国家公安委員長 刑法犯認知件数や交通事故死者数は減少傾向にあり一定の改善がみられる一方、厳しさを増す国際テロ情勢やサイバー空間の脅威など諸課題に直面している。2020年の東京五輪・パラリンピック開催を見据え、水際対策、警戒警備、テロ対処能力の強化などに務め、テロ対策に万全を期す。首都直下型地震や南海トラフ地震が懸念される中、強じんな国造りは喫緊の課題。地域計画の策定支援、民間の取り組み促進を行い、オールジャパンで進める。
◇沖縄振興に全力
 鶴保庸介沖縄・北方担当相 目指さなければならないことは第一に沖縄県の振興だ。さまざまな歴史的経緯はあるにせよ、県民の生活、暮らしを一刻も早くより良いものにすることを最大の目的にしたい。沖縄の基地負担の軽減のため、県民の思いを受け止めて最善を尽くす。近々、沖縄へ行き、(翁長雄志知事との)対話の機会を持たせていただきたい。北方領土問題については、国民世論を啓発し、国民一丸となって取り組んでいくという態度が重要だと認識している。
◇TPP法案、米選挙前に目星
 石原伸晃経済再生担当相 経済財政政策の司令塔として政策を総動員したい。アベノミクスを再加速するため構造改革をさらに強めていく。中長期的に潜在成長率を高めなければ経済再生も財政再建も実現しない。経済対策を着実に実行し、人への投資を含む未来への投資を加速していく。環太平洋連携協定(TPP)をさらなる成長と地方経済の活性化につなげるため臨時国会で仕上げることが非常に重要。(11月の米大統領選後の)「レームダック(死に体)セッション」の議会前に、日本で法案が通る目星を付けたい。
◇働き方改革は最大の挑戦
 加藤勝信1億総活躍・働き方改革担当相 「ニッポン1億総活躍プラン」を具体的に実現していくための段階に入った。1億総活躍に向けて最大のチャレンジが働き方改革だ。多様な働き方を可能にするとともに、中間層の厚みを増しつつ、格差の固定化を回避していく。成長と分配の好循環を実現していくため、働き方改革に重点を置いて進めていきたい。同一労働同一賃金(の実現)や長時間労働の是正、高齢者の就労機会の提供やテレワークなど柔軟な働き方の推進について検討を行っていく。
◇「岩盤規制」に風穴
 山本幸三地方創生・行政改革担当相 「岩盤規制」に風穴を開け、地方の活力向上につなげたい。国の総合戦略に盛り込まれた政策パッケージと個別策を推進し、地方創生の深化に取り組む。行政事業レビューを通じ、国の全ての事業の見直しと、その予算への反映を徹底し、行政の無駄を排除する。規制改革は成長戦略の中核であり、「新3本の矢」でも重要な役割を担う。さらなる改革の実現に向け、規制改革会議の後継組織を早急に設置し、切れ目なく取り組む。
◇五輪予算見直しで連携
 丸川珠代五輪担当相 2020年東京五輪に向け、サイバー空間を含む安全・安心を実現し、東日本大震災からの復興を遂げた被災地を世界に見てもらいたい。パラリンピックを通じて「心のバリアフリー」を実現したい。開催費用負担の見直しでは大会組織委員会、東京都との連携が重要だ。大事なのは都が主導的な役割を果たすことだ。それぞれ五輪を成功させるという一つの目標に向かって進んでいるので、都や組織委の間でうまく連携が図れるような存在として仕事をしたい。(2016/08/04-00:31)

2979名無しさん:2016/08/07(日) 14:55:03
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500312&g=pol
外務に岸氏、農水に礒崎氏=副大臣人事を決定

 政府は5日の閣議で副大臣・政務官人事を決定した。外務副大臣には安倍晋三首相の実弟で自民党の岸信夫衆院議員を再登用、農林水産副大臣には礒崎陽輔元首相補佐官を充てた。

 副大臣25人のうち、義家弘介文部科学副大臣ら5人は留任。皇居での認証式は同日午前行われた。新たに政務官27人も決定し、第3次安倍再改造内閣の体制が整った。 
 副大臣・政務官の顔触れは次の通り。
 ▽副大臣
 【復興】
 橘 慶一郎氏(たちばな・けいいちろう)55 東大法卒。総務政務官、党総務部会長、衆院総務委員会理事。衆(3)富山3区(無派閥)
 長沢 広明氏(ながさわ・ひろあき)57 東洋大社会卒。党参院副幹事長、党中央幹事、参院災害対策特別委員長。参(2)比例、衆(1)(公明)
 【内閣府】
 石原 宏高氏(いしはら・ひろたか)52 慶大経卒。外務政務官、党国対副委員長、衆院予算委員。衆(3)東京3区(石原派)
 越智 隆雄氏(おち・たかお)52 東大院修了。内閣府政務官、党国対副委員長、衆院懲罰委員会理事。衆(3)東京6区(細田派)
 松本 洋平氏(まつもと・ようへい)42 慶大経卒。党青年局長、内閣府政務官、党副幹事長。衆(3)東京19区(二階派)
 【総務】
 原田 憲治氏(はらだ・けんじ)68 日大法卒。衆院災害対策特別委員会理事、防衛政務官、党副幹事長。衆(3)大阪9区(額賀派)
 【総務兼内閣府】
 赤間 二郎氏(あかま・じろう)48 立教大経卒。党副幹事長、総務政務官、党国対副委員長。衆(3)神奈川14区(麻生派)
 【法務兼内閣府】
 盛山 正仁氏(もりやま・まさひと)62 神戸大院修了。法務政務官、衆院法務委員会理事、党法務部会長。衆(3)比例近畿(岸田派)
 【外務】
 岸 信夫氏(きし・のぶお)57 慶大経卒。防衛政務官、外務副大臣、衆院外務委員長。衆(2)山口2区、参(2)(細田派)
 薗浦 健太郎氏(そのうら・けんたろう)44 東大法卒。外務政務官、衆院議院運営委員会理事、党国対副委員長。衆(3)千葉5区(麻生派)
 【財務】
 大塚 拓氏(おおつか・たく)43 米ハーバード大院修了。法務兼内閣府政務官、衆院安全保障委員会理事、党国防部会長。衆(3)埼玉9区(細田派)
 木原 稔氏(きはら・みのる)46 早大教育卒。防衛政務官、党文科部会長、衆院文科委員会理事。衆(3)熊本1区(額賀派)
 【文部科学】
 義家 弘介氏(よしいえ・ひろゆき)45 明治学院大法卒。文科政務官、党副幹事長、衆院文科委員会筆頭理事。衆(2)比例南関東、参(1)(細田派)
 【文部科学兼内閣府】
 水落 敏栄氏(みずおち・としえい)73 新潟商業高卒。文科政務官、参院議院運営委員会筆頭理事、参院文教科学委員長。参(3)比例(岸田派)
 【厚生労働】
 橋本 岳氏(はしもと・がく)42 慶大院修了。党国対副委員長、厚労政務官、党外交部会長。衆(3)岡山4区(額賀派)
 古屋 範子氏(ふるや・のりこ)60 早大文卒。総務政務官、衆院厚労委員会理事、党副代表。衆(5)比例南関東(公明)
 【農林水産】
 斎藤 健氏(さいとう・けん)57 米ハーバード大院修了。環境政務官、党副幹事長、党農林部会長。衆(3)千葉7区(石破派)
 礒崎 陽輔氏(いそざき・ようすけ)58 東大法卒。党参院国対副委員長、首相補佐官、参院行政監視委員長。参(2)大分(細田派)
 【経済産業】
 松村 祥史氏(まつむら・よしふみ)52 専修大経営卒。経産政務官、参院行政監視委員長、党副幹事長。参(3)熊本(額賀派)
 【経済産業兼内閣府】
 高木 陽介氏(たかぎ・ようすけ)56 創価大法卒。国交政務官、党幹事長代理、衆院総務委員長。衆(7)比例東京(公明)
 【国土交通】
 田中 良生氏(たなか・りょうせい)52 立教大経卒。経産政務官、党副幹事長、党経産部会長。衆(3)埼玉15区(無派閥)
 【国土交通兼内閣府兼復興】
 末松 信介氏(すえまつ・しんすけ)60 関学大法卒。財務政務官、参院外交防衛委員長、党参院幹事長代理。参(3)兵庫(細田派)
 【環境】
 関 芳弘氏(せき・よしひろ)51 英ウェールズ大院修了。経産政務官、衆院予算委員会理事、党副幹事長。衆(3)兵庫3区(細田派)
 【環境兼内閣府】
 伊藤 忠彦氏(いとう・ただひこ)52 早大法卒。総務兼内閣府政務官、衆院決算行政監視委員会理事、党国対副委員長。衆(3)愛知8区(二階派)
 【防衛兼内閣府】
 若宮 健嗣氏(わかみや・けんじ)54 慶大商卒。防衛政務官、党国対副委員長、衆院議院運営委員会理事。衆(3)東京5区(額賀派)

2980名無しさん:2016/08/07(日) 14:55:13
>>2979

 ▽政務官(「=公明」は公明党からの起用)
 【内閣府】武村展英氏、豊田俊郎氏【内閣府兼復興】務台俊介氏【総務】金子恵美氏、冨樫博之氏【総務兼内閣府】島田三郎氏【法務兼内閣府】井野俊郎氏【外務】小田原潔氏、武井俊輔氏、滝沢求氏【財務】杉久武氏=公明、三木亨氏【文科】樋口尚也氏=公明【文科兼内閣府兼復興】田野瀬太道氏【厚労】堀内詔子氏、馬場成志氏【農水】細田健一氏、矢倉克夫氏=公明【経産】中川俊直氏【経産兼内閣府兼復興】井原巧氏【国交】藤井比早之氏、大野泰正氏【国交兼内閣府】根本幸典氏【環境】比嘉奈津美氏【環境兼内閣府】井林辰憲氏【防衛】小林鷹之氏【防衛兼内閣府】宮沢博行氏(2016/08/05-18:43)

2981名無しさん:2016/08/07(日) 14:55:44
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080400078&g=pol
再改造内閣と協力深化=靖国参拝は慎重対応を-米国務省

 【ワシントン時事】米国務省のトナー副報道官は3日の記者会見で、第3次安倍再改造内閣の発足を受け、「われわれは地域・世界の多岐にわたる課題をめぐり、日本政府との緊密な協力を維持し、深化するために取り組んでいくつもりだ。協調的な努力を強化していきたい」と語った。
 中韓両国内に懸念がある稲田朋美氏の防衛相就任については「日本の内政だ」とコメントを避けた。ただ、稲田氏が任期中の靖国神社参拝の可能性を排除していないことに関しては「癒やしや和解を促進するようなやり方で歴史問題に臨むことの重要性を引き続き強調する」と述べ、慎重に対応すべきだという立場を示した。 (2016/08/04-06:32)

2982とはずがたり:2016/08/09(火) 17:32:53

安倍首相 菅氏から安倍-下村ラインへ組み替え視野に
http://www.news-postseven.com/archives/20160809_436816.html
2016.08.09 07:00

 8月3日の内閣改造・自民党役員人事で長老政治家・二階俊博氏が幹事長に起用されたが、その背景には安倍晋三・首相の総裁任期の延長があるとされる。

 自民党の党則では「2期6年」が最長と定められているが、2020年の東京五輪を安倍首相で迎えるために「総裁任期延長論」が出ているのだ。それを通すべく、自民党各派に顔の利く二階氏を重職に起用したという論である。だが、その一方で、別の狙いもささやかれている。いまや安倍首相を脅かす力をつけてきた菅義偉・官房長官への牽制だ。ベテラン政治部記者はこう読み取っている。

「今回の改造で菅さんが推していた大臣候補が1人も入閣しなかったことに驚いた。安倍総理は明らかに“菅離れ”を始めている」

 本誌前号では、幹事長人事をめぐって官邸は入院中の谷垣禎一氏の留任を求めたことを報じた。その背景には、ベッドから動けない谷垣氏を留任させることで菅氏が党務もコントロールしようとする思惑がある。

 だが、安倍首相は谷垣氏が留任を固辞するとすかさず二階氏を後任に据えた。キャリアでも党内への影響力でも菅氏を上回る二階氏に党務を任せることで、「菅氏の党務への口出しを防いだ」(同前)のである。

 注目すべきは幹事長代行に安倍首相と家族ぐるみの付き合いで「筆頭お友だち」の下村博文・元文科相が抜擢されたことだ。安倍側近はこう見る。

「もともと総理は気心知れた下村さんをいずれ官房長官に据えたいと考えていたが、文科相時代に不祥事で失脚してしまった(※注)。その下村さんを復権させたのは、二階さんの下で任期延長の根回しをさせ、次の内閣改造で官房長官への起用をにらんだ人事だ」

【※注/下村氏は文科相時代、無届けの政治団体で献金を受け取った疑惑など政治資金問題が相次ぐなか、新国立競技場の旧計画が白紙撤回となり、2015年10月の内閣改造を機に大臣を退任した】

 任期延長に備えて、これまでの安倍―菅ラインから、安倍―下村ラインへのコンビの組み替えを視野に入れているというのである。

“包囲網”を敷かれた菅氏の対抗手段として取り沙汰されるのは、「影の総理」が「表の総理」になる──つまりポスト安倍に名乗りを上げるということだ。そうなればなおのこと、安倍首相との対立は避けられない。

※週刊ポスト2016年8月19・26日号

2983名無しさん:2016/08/11(木) 15:15:35
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080900932&g=pol
安倍首相、2度目の夏休み

 安倍晋三首相は9日夜、今年2度目の夏休みを取るため山梨県に入った。河口湖に近い同県鳴沢村の別荘に滞在し、ゴルフを楽しむなどして英気を養う。
 12日からは地元の山口県に移り、父・晋太郎元外相、祖父・岸信介元首相の墓参りや支援者らへのあいさつ回りを行う。 (2016/08/09-20:56)

2984名無しさん:2016/08/11(木) 22:04:42
http://www.sankei.com/politics/news/160804/plt1608040007-n1.html
2016.8.4 06:07
【内閣改造の全内幕】
これが安倍組閣の真相だ! ついに「留任」の電話なし 遠藤利明五輪相は参院選の責任を問われた 石破茂氏は財務相か外相を要求していた 岸田文雄外相に禅譲なし 

■託した「百合子対策」

「五輪相には心機一転、東京選出の丸川(珠代)大臣にお願いします」

 3日夜、第3次安倍再改造内閣を発足させた後、首相官邸で記者会見に臨んだ首相の安倍晋三は、4年後の東京五輪・パラリンピックに向けた決意を口にした。

 3日前の7月31日、五輪の舞台となる東京都には新たなトップが誕生していた。自民党と“決別”して都知事選に勝利した元防衛相の小池百合子だ。小池は、膨張した五輪予算の適正化を掲げ、選挙戦を勝ち抜いた。元首相で東京五輪組織委員会会長の森喜朗との不仲も伝えられる。東京五輪成功の鍵は、両者の間に立つ五輪相が握るといっても過言ではない。

 丸川の所属する細田派は、森がかつて領(りょう)袖(しゅう)を務めた縁がある。安倍は「機転が利く」とされる丸川にその重責を担わせる白羽の矢を立てた。

 丸川の登用の陰では別の動きもあった。内閣改造を翌日に控えた2日夜、五輪相の遠藤利明は、しきりに自らの携帯電話を気にしていた。ニュースでは続々と「留任」が報じられ、該当者には安倍の電話がかかっていた。しかし、遠藤の携帯はついに鳴らなかった。

2985名無しさん:2016/08/11(木) 22:05:13
>>2984

 遠藤の五輪相の仕事ぶりに、決して問題があったわけではなかった。だが、第3次安倍再改造内閣の布陣を見ると、一つの傾向がうかがえる。7月の参院選を踏まえた“信賞必罰”だ。

 遠藤の地元・山形選挙区(改選数1)では、自民党候補が野党4党の統一候補に惨敗した。全国的に見れば自民党の勝利に終わった参院選だが、東北6県は秋田を除き自民候補は壊滅。勝利のムードを減退させた。一方、勝利をもぎとった秋田を地盤とするのが法相として初入閣した金田勝年で、環境相の山本公一も自民候補が野党との激戦を制した愛媛を地盤とする。新しい19人の閣僚は全員、地元で自民党が勝利した。丸川の地元・東京も2人の自民候補が当選した。

 安倍は記者会見で東京五輪について、こう述べた。「必ず成功させないといけない。丸川五輪相を筆頭に東京都、都民と力を合わせる」

 ■谷垣氏からメール

 東京都知事選の投開票を翌日に控えた7月30日、安倍は、自民党幹事長、谷垣禎一から1本のメールを受け取った。

 頸(けい)髄(ずい)損傷で身動きがとれないことを理由に病院への見舞いを固辞する内容に加え、メールには安倍が最も懸念していた言葉が付け加えられていた。

 幹事長は続けられない-。谷垣は7月16日、自転車で転倒。当初は軽傷とされたが、症状は思いのほか深刻だった。8月の内閣改造・党役員人事の構想を練っていた安倍にとって、信頼する谷垣の続投は基本線だったが、方針転換を余儀なくされた。

 ■石破側近が「人質」に

 一方、閣内では地方創生担当相の石破茂が不穏な動きを見せていた。内閣改造を前に石破派内では「今回こそ閣外に出るべきだ」との声が高まっていた。

2986名無しさん:2016/08/11(木) 22:05:48
>>2985

 それでも安倍は石破を再任するつもりだった。だが、安倍の直談判を受けた石破は「下野」をほのめかしつつ、閣内に残る条件を突き付けた。

 「財務相か外相なら残ってもいい」。法外とも言える要求に、安倍は「農林水産相はどうか」と提案したが、石破は首を縦に振らなかった。3日の記者会見で、石破は吹っ切れたように「次の政権に代わるときに何を示せるかを錬磨するのも責務だ」と述べた。

 安倍は次の策に出た。石破の最側近、山本有二の農水相起用だ。「閣外へ」の主戦論が占めた1日の石破派会合は、ほかならぬ山本の音頭によるものだった。

 石破派は歓喜に沸いた一方、中には「こっちに手を突っ込んできた」との警戒も出ている。山本を“人質”にした安倍の「分断工作」というわけだ。安倍は3日の会見で石破について問われ、こう牽(けん)制(せい)した。

 「参院選で国民から負託された責任感は、閣外にいても変わりない」

 ■「外相はもういい」

 「安倍外交」を担う外相の岸田文雄は宏池会(岸田派)領袖の顔も持つ。派内では「そろそろ党中枢でポスト安倍の足場を固めてほしい」との期待もあった。岸田も周辺に「外相はもういい」と漏らし、そのことは安倍も耳にしていた。

 岸田の立場に理解を示す安倍だが、対ロシアなど今後の外交日程を勘案すると「岸田抜き」は考えられない。結局、留任した岸田だが、宏池会は過去10年間、党三役に縁がない。派の幹部は「禅譲のあてもないのに閣内にとどまっても…」と失意の声を上げた。

 ポスト安倍候補では防衛相に抜(ばっ)擢(てき)された稲田朋美もいる。明らかな重用だった。党総裁の任期満了まで約2年。後継者を考える時期にさしかかった安倍だが、巧妙な差配をまねできる後継者は当面出てきそうもない。=敬称略

2987名無しさん:2016/08/13(土) 21:18:48
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160811/k10010630851000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_017
首相 今月下旬からの外交日程前に2回目の夏期休暇
8月11日 4時19分
安倍総理大臣はケニアで開かれるTICAD=アフリカ開発会議の首脳会議など、今月下旬から続く外交日程を前に、2回目の夏期休暇に入り、10日はゴルフなどをして過ごしました。
安倍総理大臣は9日、長崎市で開かれた平和祈念式典に出席したあと、夜、山梨県鳴沢村の別荘に到着し、先月に続いて2回目の夏期休暇に入り、10日は友人らとゴルフなどをして過ごしました。
安倍総理大臣は今月15日の全国戦没者追悼式への出席など公務もこなしながら、今月20日ごろまで休暇を取ることにしていて、山梨県の別荘のほか、地元の山口県なども訪れる予定だということです。
安倍総理大臣は休暇のあと、21日のリオデジャネイロオリンピックの閉会式や、27日からケニアで開かれるTICAD=アフリカ開発会議の首脳会議に出席することにしています。
さらに来月上旬には、ロシア極東のウラジオストクで開かれる国際経済フォーラム、中国の浙江省杭州で開かれるG20サミットなどへの出席も予定されていて、安倍総理大臣は、これらの首脳外交に向けた戦略を練りながら、英気を養うものと見られます。

2988名無しさん:2016/08/20(土) 20:32:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160820/k10010643461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
岸田外相 在任期間が戦後歴代3位に
8月20日 9時40分
岸田外務大臣は在任期間が20日で1334日となり、戦後の外務大臣としては安倍晋太郎氏と並んで歴代3位になりました。
岸田外務大臣は平成24年12月の第2次安倍内閣の発足に伴って外務大臣に就任してから、在任期間が20日で1334日となりました。
戦後の外務大臣としては安倍晋太郎氏と並び、総理大臣と兼務していた吉田茂氏や大平正芳氏に続いて歴代3位になりました。
岸田大臣は去年12月の日韓外相会談で、最大の懸案だった慰安婦問題の最終的な解決で合意したほか、ことし5月のアメリカ・オバマ大統領による被爆地・広島への訪問実現に力を尽くしました。
岸田大臣は在任期間が歴代3位となったことについて、「任期は長ければよいというものではなく、外務大臣として何を成し遂げたかが重要だ。これまでの成果を基に、日本外交をさらに前に進めていきたい」とコメントしていて、先延ばしになっているロシアのプーチン大統領の日本訪問などに尽力したい考えです。ただ、みずからが会長を務める自民党岸田派には「内閣にいると岸田大臣自身の考えを自由に発信しにくい」などという指摘もあり、安倍総理大臣の後継候補の1人という呼び声のある岸田大臣としては、今後、どう存在感を発揮するのかが問われることもありそうです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160819/k10010642011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_016
首相 来月下旬にキューバ初訪問へ調整
8月19日 6時13分
安倍総理大臣は、来月下旬、アメリカでの国連総会に出席したあと、アメリカと去年、国交を回復したキューバを訪れる方向で調整に入り、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談などを通じて、経済関係の強化に向けた取り組みを一層加速したい考えです。
安倍総理大臣は、秋の臨時国会など、政治日程の調整がつけば、来月下旬、アメリカのニューヨークを訪れ、国連総会での一般討論演説などに臨むことにしています。
こうした中、安倍総理大臣は、国連総会での一連の日程を終えた後、日本の総理大臣として初めて、キューバの首都ハバナを訪れる方向で調整に入りました。
キューバは、去年、54年ぶりにアメリカとの国交を回復したことから、世界各国が有望な投資先として注目しており、日本政府も、岸田外務大臣が、去年、日本の外務大臣として初めて現地を訪れるなど、経済分野の関係強化に取り組んでいます。
安倍総理大臣としては、ラウル・カストロ国家評議会議長との首脳会談などを通じて、キューバとの経済関係の強化に向けた取り組みを一層加速し、日本企業の進出などに弾みをつけたい考えです。

2989名無しさん:2016/08/20(土) 20:33:07
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160820/k10010643201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_008
自民 河村元官房長官 中国共産党の最高指導部の1人と会談
8月20日 5時27分
自民党の河村元官房長官は19日、中国共産党の最高指導部の1人、兪正声氏と会談し、来月中国で開かれるG20サミットに合わせて日中首脳会談が行われることに安倍総理大臣が期待していると伝えたのに対し、兪氏は対話を重ねることが重要だという認識を示しました。
中国共産党の序列4位で、最高指導部の1人である政治協商会議の兪正声主席は19日、北京で自民党の河村元官房長官などと会談しました。
河村氏によりますと、会談では来月はじめ浙江省杭州で開かれるG20サミットについて、河村氏から「安倍総理大臣は、日中首脳会談が行われることに期待している」と伝えたということです。
これに対し、兪氏は、対話を重ねることが重要だという認識を示したうえで、「お互いに脅威にならないよう協力すべきだ」と述べたということです。
また、河村氏は中国当局の船が沖縄県の尖閣諸島周辺の海域で領海侵入を繰り返すなど、活動を活発化させていることについて、「中国側が緊張を高めている」として懸念を伝えたということです。
会談について中国国営の新華社通信は、兪氏が「両国関係は全体的に改善に向かっているが、勢いはもろく、複雑な要素が多くある。双方が関係の改善が続くよう努力すべきだ」と述べたと伝えています。

2990名無しさん:2016/08/20(土) 20:35:42
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081700683&g=pol
安倍首相、麻生副総理とゴルフ

 安倍晋三首相は17日、山梨県山中湖村で麻生太郎副総理兼財務相、田中一穂前財務事務次官らと趣味のゴルフを楽しんだ。第2次安倍政権以降、首相が麻生氏とプレーするのは初めて。同県内の別荘で夏休みを過ごしている首相は、16日に続き2日連続のラウンドとなった。

 この日は天候にも恵まれ、首相は濃紺のポロシャツと白の短パン姿。麻生氏とは消費税率10%への引き上げ延期をめぐり隙間風が吹いた時もあったが、プレー中は時折談笑するなど終始和やかなムードだった。 (2016/08/17-20:28)

2991名無しさん:2016/08/20(土) 20:53:46
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081500314&g=pol
島尻氏を補佐官に=鶴保沖縄相

 鶴保庸介沖縄担当相は15日の記者会見で、7月の参院選沖縄選挙区で落選した島尻安伊子前沖縄担当相を大臣補佐官に起用する意向を明らかにした。島尻氏が沖縄振興策の経緯について詳しいことから、助言を得るのが狙い。 (2016/08/15-11:12)

2992名無しさん:2016/08/20(土) 21:54:36
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160817-00000076-asahi-pol
首相、麻生副総理と山梨でゴルフ 親密ぶりをアピール
朝日新聞デジタル 8月17日(水)18時10分配信

 夏休み中の安倍晋三首相は17日、山梨県山中湖村で、麻生太郎・副総理兼財務相らとゴルフを楽しんだ。麻生氏とのゴルフは第1次政権時代を含めて首相在任中では初めて。参院選前には、消費増税や衆院解散をめぐる意見対立で関係が微妙な時期もあっただけに、首相にはゴルフを通して、親密ぶりをアピールする狙いがありそうだ。

 首相にとっては今夏で8回目のゴルフ。首相と麻生氏は、時折、互いに顔を近づけて談笑したり、「入った」と声を上げたりしながら、プレーを楽しんだ。

 今年5月には、消費増税を2年半延期し、衆参同日選も見送る意向を固めた首相に対し、麻生氏は延期に反対し、延期なら衆院を解散するべきだと主張したが、最終的に首相の考えを受け入れた。(寺本大蔵)

朝日新聞社

2993名無しさん:2016/08/20(土) 22:46:03
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160820-00000004-pseven-soci
平野貞夫氏「安倍さんは革命のルーツ持つ共産党に脅えてる」
NEWS ポストセブン 8月20日(土)7時0分配信

 故きを温ねて新しきを知る。内閣改造や新都知事、そして天皇の生前退位といった最新ニュースの深層は、戦後政治史の経験と蓄積がなければ読み解けない。いまこそ本誌恒例「老人党」の叡智の出番だ。現在の政治問題の根本はすべて、彼らの時代に遡るのだから。村上正邦氏(84)、筆坂秀世氏(68)、平野貞夫氏(80)の3氏が存分に語り合った。

村上:今回の内閣改造・党役員人事で、二階(俊博)さんが幹事長になったでしょう。私はさっそく彼に「貧乏くじを引いたな」と言ってやったんです(笑い)。次の衆院選は苦戦必至で、敗戦の責任を負わされるからね。

筆坂:それはそうですね。7月の参院選は民進党の負けといわれているが、3年前に民進党(民主党時代)は一人区で2勝しかできなかったのに、11勝した。安倍さんは脅威を感じて東北入りしたけど、東北ではほとんど民進党が勝った。

平野:そう、安倍さんが応援したところばかり負けた。衆院選は基本的に一人区なので、今回の結果がスライドする。与党はものすごく深刻な問題を抱えたんですよ。

村上:「だから総理は幹事長をお前に頼んだんだよ」って二階さんに言ったんだ。

筆坂:二階さんは何と?

村上:「承知している」って言ってたよ。あの人は今様の木下藤吉郎(豊臣秀吉)なんだよ。信長に命じられたら、何でも引き受ける。「総理の延命策に利用されるよ」と忠告しても、「それで結構だ」と腹を決めている。

 それでも私は、二階さんはいずれ天下を取ると思ってるけどね。おそらく次の総選挙で野党が共闘の布陣を敷いたときに、二階さんがそれを乗り越える布陣をどうつくっていくかが見ものだと思っている。関白太閤の秀吉は草履取りは草履取り、足軽は足軽、分に応じて「あるべきようを、あるべきように」生きて天下人になった人です。

平野:二階さんにも勝ち目はありますよ。まず民進党議員の3分の1は一人区での戦い方を理解していない。共産党も民進党との選挙協力の副作用が出ていて、自衛隊や九条の問題で硬直して、さらなる協力は難しくなっている。

2994名無しさん:2016/08/20(土) 22:46:27
>>2993

筆坂:共産党議員が防衛費を“人殺し予算”なんて言ったでしょう。こういうのが民共連携の大きなネックになりますよ。いずれ共産党は「自衛隊は合憲です」と言わなきゃならなくなると私は思う。

──参院選で安倍首相は共産党を執拗に攻撃しました。

筆坂:わけのわからん組織は怖いんですよ(笑い)。

平野:あんたはそこにいた人でしょ(笑い)。共産党と自民党の対立の歴史というのは、山口県にあるんですよ。

筆坂:共産党をつくった野坂参三や宮本顕治は長州出身だからね。

村上:一方で長州にはやっぱり、日本の維新を成功させたという自負心があるんだよね。それが、総理の血にも流れてるんだ。その流れのなかに岸信介がいて、佐藤栄作がおり、それから、石原慎太郎がおり、そして安倍さんがいるわけだから。

平野:村上さん、石原じゃなくて安倍晋太郎ね(苦笑)。

村上:ああ、そうだった。

筆坂:維新という革命の影響を、野坂や宮本も若いころに受けていたんだろうね。こっちは共産主義革命のほうへそのエネルギーが向かったんだけど。

平野:安倍さんは無意識のうちに、同じ維新という革命のルーツをもつ共産党に脅えているんですよ。

●村上正邦/1932年生まれ。自民党。参議院4期。労働大臣、参議院自民党幹事長、自民党参議院議員会長などを歴任。

●筆坂秀世/1948年生まれ。日本共産党。参議院2期。政策委員長、書記局長代行、中央委員会常任幹部会委員を歴任。

●平野貞夫/1935年生まれ。参議院2期。自民党、新生党、新進党、自由党、民主党などに所属。元自由党副幹事長。

※週刊ポスト2016年9月2日号

2995名無しさん:2016/08/21(日) 10:48:22
>>2989

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081900774&g=pol
尖閣領海侵入「緊張高める」=中国序列4位に自民・河村氏

 【北京時事】訪中している自民党の河村建夫元官房長官らは19日、北京の人民大会堂で中国共産党序列4位の兪正声・全国政治協商会議主席と会談した。河村氏は沖縄県・尖閣諸島周辺の中国公船による領海侵入について「中国側から緊張を高めている」と懸念を表明。これに対し、兪氏は公船の活動を正当化する中国の主張を繰り返した。
 日中関係に関し、兪氏は「互いに脅威とならず、協力していくべきだ」と訴え、双方は対話と交流を続ける重要性では一致した。 
 中国・杭州では9月、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれる。安倍晋三首相と習近平国家主席の日中首脳会談の実現が模索されており、河村氏は世界経済の動きやテロ対策を中心に話し合いたいと希望する安倍首相の期待を伝えた。尖閣諸島をめぐる対立にかかわらず、中国側は日本との対話を維持する構えを見せている。
 河村氏は日中韓3カ国の子供たちによる交流行事に参加するため、公明党の太田昭宏前国土交通相らとともに訪中した。(2016/08/19-22:38)

>>2988

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081900666&g=pol
岸田外相、在職日数戦後3位に=安倍晋太郎氏に並ぶ

 岸田文雄外相の在職日数は20日で1334日。安倍晋三首相の亡父・晋太郎氏に並び戦後3位だ。岸田氏は第2次安倍政権が発足した2012年12月に就任、今月3日の内閣改造でも続投した。トップの吉田茂氏(1909日)はまだ遠いが、自民党の派閥(宏池会)の先輩で首相経験者でもある大平正芳氏(1472日)を抜いての戦後2位も視野に入った。
 「任期は長ければよいというものではなく、何を成し遂げたかが重要だ。日本外交をさらに前に進めていきたい」。岸田氏は19日、自身の在職期間についてこんなコメントを出した。昨年末、長年の懸案である慰安婦問題で韓国との合意にこぎ着け、今年5月にはオバマ米大統領の被爆地広島訪問の実現に尽力したことへの自負心ものぞく。 
 ただ、「ポスト安倍」候補としては、周辺から「手柄は首相が持っていく。外相としての実績をもっとアピールしてほしい」と物足りなさを指摘する声も漏れる。ライバルと目される石破茂元幹事長は、閣外に去って力を蓄える道を選んだ。首相の続投要請に応じた判断がどう作用するか、岸田氏は正念場を迎えつつある。

◇戦後の外相の在職日数
吉田茂氏(首相との兼任期間含む) 1909日
大平正芳氏            1472日
岸田文雄氏            1334日
安倍晋太郎氏           1334日
河野洋平氏            1131日
(8月20日現在)(2016/08/19-17:15)

2996名無しさん:2016/08/21(日) 20:24:15
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160821/k10010644521000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
沖縄北方相の補佐官に島尻前大臣起用で調整
8月21日 4時37分
政府は、アメリカ軍普天間基地の移設計画などをめぐって、沖縄県との対立が続く中、鶴保沖縄・北方担当大臣の大臣補佐官として、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した、島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する方向で調整を進めています。
政府は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画をめぐって、先月、沖縄県を相手取って改めて訴訟を起こしたほか、市民グループなどが反対するなか、県内最大のアメリカ軍の演習場、北部訓練場の一部返還に向けて施設工事に着手しました。
これに対し、沖縄県の翁長知事は、普天間基地の移設計画に反対する姿勢を堅持し、政府の対応を批判しており、政府と沖縄県の間で対立が続いています。
こうした中、政府は、今月の内閣改造で初入閣した鶴保沖縄・北方担当大臣の大臣補佐官として、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した、島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する方向で調整を進めています。
政府としては、参議院議員を2期務め、沖縄の地域振興に閣僚として取り組んだ島尻氏の経験を、大臣補佐官として役立てることで、地元との対立を和らげ、移設計画への理解を少しでも広げたいというねらいがあるものと見られます。

2997名無しさん:2016/08/26(金) 23:30:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082200049&g=pol
「マリオ」で東京大会アピール=安倍首相、五輪閉会式に出席〔五輪〕

 【リオデジャネイロ時事】安倍晋三首相は21日夜(日本時間22日朝)、リオデジャネイロ市内のマラカナン競技場で、五輪閉会式に出席した。閉会式の終盤、4年後の2020年東京五輪・パラリンピックをPRするセレモニーでは、首相自らがゲームの人気キャラクター「スーパーマリオ」の扮装(ふんそう)で登場、会場を盛り上げた。

 首相のセレモニー参加は事前には公表されていなかった。自らのサプライズ出演で、国を挙げて東京大会の成功を目指す姿勢をアピールした形だ。閉会式後、首相は同行記者団に「日本のキャラクターの力を借りて、日本のソフトパワーを示したいと思った。不安だったが大歓声で迎えてくれたリオ市民に感謝したい」と強調した。
 首相はまた、東京五輪に関し「今度は私たちが感動を提供する立場だ。多様性や調和、平和のメッセージを発出したい」と成功への意気込みを語った。
 首相は閉会式に先立ち、リオ在住の日系人らと懇談。日本の現職首相のリオ訪問は34年ぶりで、首相は「皆さんが誇りを持てる日本となるよう力を尽くす」などと呼び掛けた。
 首相は22日未明(日本時間同日午後)、約17時間のリオ滞在を終え、政府専用機で帰国の途に就いた。 (2016/08/22-14:23)

2998名無しさん:2016/08/27(土) 00:23:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400424&g=pol
臨時国会「早期召集望ましい」=安倍首相

 安倍晋三首相は24日昼、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談した。この中で首相は臨時国会の召集時期について、「重要案件が多いので、早期に召集したい。民進党代表選の前に召集できれば望ましい」と述べた。民進党は来月15日に代表選を予定している。 (2016/08/24-13:38)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016082400371&g=pol
補佐官に島尻氏起用=鶴保沖縄相

 鶴保庸介沖縄担当相は24日の閣議後の記者会見で、7月の参院選沖縄選挙区で落選した島尻安伊子前沖縄担当相を同日付で大臣補佐官に任命したと発表した。島尻氏は常勤で、特に子どもの貧困緊急対策の推進を担当する。 
 鶴保氏は、島尻氏起用の狙いについて「沖縄県民に喜んでもらえるきめ細かいものを打ち出すために、県民の目線などを肌感覚で知る必要がある」と説明した。(2016/08/24-12:15)

2999名無しさん:2016/08/27(土) 10:45:09
http://this.kiji.is/141898649360942587?c=40245355334500353
リオの演出は総額12億円
首相のマリオは極秘扱い
2016/8/26 22:52

 【リオデジャネイロ共同】リオデジャネイロ五輪の閉会式で2020年東京五輪の大会組織委員会が安倍晋三首相をサプライズ登場させた約8分間のアトラクションが世界的に話題を呼んだが、費用は9月のリオ・パラリンピックでも予定する演出と合わせ、約12億円となる見通しであることが26日、分かった。

 リオ五輪での演出は4年後の祭典を待つ東京をPR。ドラえもんやキャプテン翼など日本が誇るアニメのキャラクターや最新の映像技術を駆使し、約50人の日本人ダンサーが出演した。組織委によると、長距離移動を要するブラジルまでの機材輸送費や人件費で予算が膨らんだという。

3000名無しさん:2016/08/27(土) 11:24:59
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160825/k10010654251000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_024
首相 今月死去のシンガポール前大統領を弔問
8月25日 21時35分
安倍総理大臣は、TICAD=アフリカ開発会議に出席するため、アフリカのケニアに向かう途中、経由地のシンガポールで、今月22日に死去したナザン前大統領の弔問に訪れ、リー・シェンロン首相や遺族に哀悼の意を伝えました。
安倍総理大臣は、ケニアで開かれるTICAD=アフリカ開発会議に出席するため、25日午前、政府専用機で日本を出発し、夕方、給油に立ち寄ったシンガポールで、今月22日に92歳で死去したナザン前大統領の弔問のため、シンガポール議会を訪れました。そして、出迎えたリー・シェンロン首相や遺族に対し、ナザン前大統領が2009年に国賓として日本を訪れたことに触れ、「広島で原爆被害者に会われた初めての外国元首でもあり、日本国民はこのことを決して忘れない」と述べました。そして、安倍総理大臣は、安置されたナザン前大統領の遺体の前で黙礼し、哀悼の意を示しました。

ナザン前大統領は親日家として知られるほか、1974年に日本赤軍などのメンバーがシンガポールの石油精製施設を爆破し、従業員を人質に取った「シンガポール事件」では、人質の解放と引き換えにみずから身代わりとなり、事件の解決に尽力しました。

弔問を終えた安倍総理大臣は日本時間の25日夜、シンガポールを出発し、26日の朝、ケニアのナイロビに到着する予定です。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160824/k10010652171000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_065
沖縄北方相の補佐官 参院選で落選の島尻前大臣を起用
8月24日 13時23分
政府は24日の閣議で、鶴保沖縄・北方担当大臣の「大臣補佐官」に、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する人事を決めました。
政府はアメリカ軍普天間基地の移設計画などをめぐって沖縄県との対立が続くなか、24日の閣議で鶴保沖縄・北方担当大臣の「大臣補佐官」に、先の参議院選挙に沖縄選挙区から立候補して落選した島尻前沖縄・北方担当大臣を起用する人事を決めました。
鶴保大臣は閣議のあとの記者会見で、島尻氏の起用について「実効性のあるきめ細かい政策を打ち出すためには、沖縄県民の目線や生活実感を肌感覚で知る必要がある。残念ながら私は沖縄県民ではないので、そうしたアドバイスを頂きたい」と述べました。
また、菅官房長官は「島尻氏は沖縄振興に大きな実績を残し、沖縄の事情に深い理解があるので、鶴保大臣をサポートすることによって、沖縄の振興策や子どもの貧困の緊急対策を実現することに期待したい」と述べました。

3001チバQ:2016/09/01(木) 22:54:25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160901-00000081-jij-pol
山本地方相、辞任を否定=週刊誌報道「圧力ではない」
時事通信 9月1日(木)14時58分配信

 山本幸三地方創生担当相は1日、東京都内で記者団に対し、同日発売の週刊文春と週刊新潮が過去の国会質問で証券取引等監視委員会に圧力をかけたと報じたことに関し、「圧力をかけたつもりは全くない」と釈明した。

 その上で「仕事を一生懸命やることで国民の批判は払拭(ふっしょく)できる」と述べ、辞任を否定した。

 山本氏は2012年3月の衆院予算委員会第1分科会で、知人のインサイダー取引疑惑で監視委が強制調査したことを取り上げた。これについて山本氏は記者団に「やり方に少し不注意があった」と語る一方で、「質問してほしいと頼まれたことはない」と文書で説明した。

 記事はこのインサイダー事件で有罪となった会社社長側から、山本氏が社長を務めていた投資会社に5000万円が拠出されたとしている。山本氏は「一時的、無報酬、非常勤で(社長を)引き受けた。資金の流れは一切知らない」と説明した。

3002名無しさん:2016/09/03(土) 17:08:51
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160901/k10010664471000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_045
山本地方創生相 報道めぐり「圧力という趣旨なかった」
9月1日 17時04分
山本地方創生担当大臣は、過去の国会質問でインサイダー取り引きを調査していた証券取引等監視委員会を批判し、圧力をかけたなどと一部で報じられたことについて、圧力という趣旨は無かったとしたうえで、誤解を招かないよう注意したいというコメントを発表しました。
山本地方創生担当大臣が4年前、衆議院予算委員会の分科会で行った質疑をめぐって、一部の週刊誌が、インサイダー取り引きを調査していた証券取引等監視委員会の調査の方法を批判し、圧力をかけたなどと報じました。

これについて山本大臣は、1日にコメントを発表し、「以前から証券取引等監視委員会の調査に関心を持っており、調査の具体例を知る機会があったので予算委員会で質問した。調査対象者から質問を頼まれたことはなく、圧力という趣旨は一切ない」としています。
そのうえで、山本大臣は「誤解を持たれるような質疑をしたことについては大変反省しており、今後は十分注意してまいりたい」としています。

また、山本地方創生担当大臣は、記者団に対し、「圧力をかけたつもりは一切ないが、少しやり方に不注意があったのかなと思っており、今後、そういうことが無いように気をつけたい」と述べました。
また、記者団が「大臣の仕事は続けるのか」と質問したのに対し、山本大臣は「当たり前だ。大臣の仕事を一生懸命やることによって、国民の不安や批判を払拭(ふっしょく)していきたい」と述べました。

菅官房長官は午後の記者会見で、「週刊誌に載ったことに対して1つ1つコメントすることは控えたい。そうしたことについては、山本大臣が必要な説明責任をしっかり果たしていくと思っている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010665551000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_032
山本地方創生相 圧力の意図なく大臣の職責果たす
9月2日 12時46分
山本地方創生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、過去の国会質問で証券取引等監視委員会を批判し、圧力をかけたなどと一部で報じられたことについて、圧力の意図はなかったとしたうえで、引き続き大臣の職責を果たす考えを示しました。
この中で、山本地方創生担当大臣は、過去の国会質問でインサイダー取り引きを調査していた証券取引等監視委員会を批判し、圧力をかけたなどと一部で報じられたことについて、「もともと関心を持っていた、証券取引等監視委員会の制度の在り方に思いを巡らせて質問に立った。制度の問題を提起したという認識であり、個別のことで圧力をかけるという趣旨は一切、なかった」と述べました。
また、山本大臣は「今になって振り返ると、大変、誤解を与えることになり、深く反省している。これからは改めて言動に気をつけて仕事に精励し、国民の信頼を勝ち取れるよう全力を挙げて頑張っていきたい」と述べ、引き続き大臣の職責を果たす考えを示しました。

3003名無しさん:2016/09/03(土) 17:09:18
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160902/k10010665801000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_026
規制改革推進会議を設置 委員に大田氏ら内定
9月2日 13時36分
政府は2日の閣議で、経済成長の実現に向けて規制改革に積極的に取り組むため、ことし7月に解散した規制改革会議の後継組織として、規制改革推進会議の設置を決め、委員に元経済財政担当大臣の大田弘子氏らを内定しました。
政府は、第2次安倍内閣の発足後に立ち上げた規制改革会議がことし7月末で設置期限を迎えて解散したことから、経済成長の実現に向け規制改革に引き続き積極的に取り組むため、2日の閣議で、後継組織として、規制改革推進会議を設置するための政令を決定しました。そして、委員として、第1次安倍内閣で経済財政担当大臣を務めた政策研究大学院大学教授の大田弘子氏、IT関連企業会長の金丸恭文氏、富士フイルムホールディングス会長の古森重隆氏ら、14人の起用を内定しました。
政府は会議の初会合を今月中にも開催したい考えで、ことし6月に閣議決定した規制改革実施計画で、牛乳などの原料となる生乳の流通を、農協の連合会などがほぼ独占している今の制度のぜひを含め、抜本的な改革の検討が盛り込まれていることを踏まえ、農業の規制改革などについて検討が行われる見通しです。
規制改革を担当する山本地方創生担当大臣は閣議のあとの記者会見で、「改革の意欲と十分な見識を持っている人を委員に選んだ。しっかり改革に取り組んでもらえると確信している」と述べました。
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「規制改革は成長戦略の中核で、アベノミクス『新三本の矢』においても重要な役割を担うものであり、新たな体制のもとで強力に推進していきたい。生乳の問題や、農業を中心とする問題、それに医療など、いろいろな規制について、しっかりと問題点を洗い出し、与党と一緒になって取り組んでいきたい」と述べました。

3004名無しさん:2016/09/03(土) 17:48:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160901/k10010664241000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_046
ロシア経済分野協力担当相新設 北方領土問題進展も期待
9月1日 15時23分
菅官房長官は午前の記者会見で、2日にロシア極東のウラジオストクで行われる日ロ首脳会談を前に、新たに、ロシア経済分野協力担当大臣を設置して、世耕経済産業大臣に兼務させることを発表し、北方領土問題の進展につながることに期待を示しました。
この中で、菅官房長官は、2日にロシア極東のウラジオストクで行われる日ロ首脳会談に向けて、日ロ間の経済協力を推進する観点から、1日付けで新たに、ロシア経済分野協力担当大臣を設置し、世耕経済産業大臣に兼務させることを発表しました。

そのうえで、菅官房長官は「世耕大臣は、官房副長官時代にロシア外交に関する会議を主催していたし、5月の日ロ首脳会談で安倍総理大臣が示した協力プランを中心になって取りまとめた。こうした世耕大臣の官邸外交の実績への期待などから発令することになった」と述べました。

また、菅官房長官は「首脳会談では、経済問題をはじめ、平和条約の締結だとか、非常に大きな外交課題がある。経済政策を推進するうえで大臣が必要だということで私どもも設置したので、そうしたことについてはロシア側もその重要性を認識するだろう」と述べ、北方領土問題の進展につながることに期待を示しました。
世耕大臣「経済関係強化で成長戦略もプラスに」
世耕経済産業大臣は、総理大臣官邸で安倍総理大臣から「ロシア経済分野協力担当大臣」の辞令を受けたあと、記者団に対し、「安倍総理大臣から『ロシアとの経済分野での協力推進のために努力をしてほしい』という話があった。あすの日ロ首脳会談に同席するとともに、ロシアの経済関係の閣僚と経済協力プランをどういう形で進めていくか入念に話し合いたい」と述べました。
そのうえで、世耕大臣は「日ロ両国は、協力すればいろいろなことができるポテンシャルがあるにもかかわらず、貿易投資額がまだ非常に低いレベルになっている。両国の経済関係を一段と強化することによって、安倍政権の成長戦略にもプラスになるようにしていきたい」と述べました。

3005名無しさん:2016/09/03(土) 22:18:38
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000573&g=pol
急激な為替変動をけん制=菅官房長官

 菅義偉官房長官は30日午後、東京都内で講演し、最近の円高基調に関し、「財務省、金融庁、日銀の三者会合を定例化した。常に三者が一体となって連携を取りながら、過度な市場の動きには断固として対応できる態勢をしっかり取っている」と説明した。その上で「為替には最大の関心の下に注視をしており、必要なことはしっかり行う」と述べ、急激な変動をけん制した。 
 菅氏は、司会者から「消費は弱含みでアベノミクスは息切れしているのでは」と問われたのに対し、「そういうことを払拭(ふっしょく)する意味もあり、28兆円規模の経済対策を打った。デフレ脱却まであと一歩なので、政策を早く実現し、経済再生につなげたい」と反論した。(2016/08/30-16:21)

3006名無しさん:2016/09/03(土) 22:56:29
長谷川幸洋は記事見てるとああやっぱりって感がありますね。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090200375&g=pol
規制改革委員に大田氏ら=政府

 政府は2日、7月末に設置期限を迎えていた規制改革会議の後継組織「規制改革推進会議」委員に大田弘子元経済財政担当相ら14人を内定したと発表した。推進会議は近く正式に発足し、生乳、農業、医療などの分野を対象に論議を本格化させる。
 菅義偉官房長官は2日の記者会見で、「規制改革は成長戦略の中核だ」と指摘。「しっかりと問題点を洗い出し、政府・与党一緒になって取り組みたい」と語った。 
 大田氏以外の委員は次の通り。
 安念潤司中大院教授▽飯田泰之明大准教授▽江田麻季子インテル社長▽金丸恭文フューチャー会長▽古森重隆富士フイルムホールディングス会長▽高橋滋一橋大院教授▽野坂美穂中大院助教▽長谷川幸洋東京新聞・中日新聞論説副主幹▽林いづみ桜坂法律事務所弁護士▽原英史政策工房社長▽森下竜一阪大院教授▽八代尚宏昭和女子大特命教授▽吉田晴乃BTジャパン社長(2016/09/02-11:56)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100178&g=pol
安倍首相、「ロシア経済協力相」新設=世耕氏兼務、領土問題で進展期待

 安倍晋三首相は1日、「ロシア経済分野協力担当相」を新設し、世耕弘成経済産業相に兼務させることを決めた。発令は同日付。菅義偉官房長官が記者会見で発表した。2日のプーチン大統領との首脳会談で伝える。ロシア側の期待が強い経済関係の連携強化に積極的に取り組む姿勢を示し、難航する北方領土問題の進展につなげたい考えだ。
 菅長官は、対ロ経済協力を推進するに当たり、省庁の縦割りを排除する必要性を指摘。「ロシア側も(担当相新設の)重要性は認識されるだろう」と語った。
 首相は2日にロシア極東のウラジオストクで行う首脳会談で、既に提示済みの経済分野を中心とする8項目の協力プランについて、具体化に向けた検討状況を説明。領土問題を含む平和条約締結交渉に関しても意見を交わし、12月の大統領来日を正式決定したい意向だ。 
 世耕氏は第2次安倍政権発足以降、先の内閣改造で入閣するまで官房副長官を務め、日ロ関係で中心的な役割を果たしてきた。こうした経緯を踏まえ、領土問題と密接な経済分野の協力関係強化の担当相にふさわしいと判断した。(2016/09/01-12:47)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090100534&g=pol
山本地方相、辞任を否定=週刊誌報道「圧力ではない」

 山本幸三地方創生担当相は1日、東京都内で記者団に対し、同日発売の週刊文春と週刊新潮が過去の国会質問で証券取引等監視委員会に圧力をかけたと報じたことに関し、「圧力をかけたつもりは全くない」と釈明した。その上で「仕事を一生懸命やることで国民の批判は払拭(ふっしょく)できる」と述べ、辞任を否定した。
 山本氏は2012年3月の衆院予算委員会第1分科会で、知人のインサイダー取引疑惑で監視委が強制調査したことを取り上げた。これについて山本氏は記者団に「やり方に少し不注意があった」と語る一方で、「質問してほしいと頼まれたことはない」と文書で説明した。
 記事はこのインサイダー事件で有罪となった会社社長側から、山本氏が社長を務めていた投資会社に5000万円が拠出されたとしている。山本氏は「一時的、無報酬、非常勤で(社長を)引き受けた。資金の流れは一切知らない」と説明した。 
 菅義偉官房長官は1日の記者会見で、「山本氏が必要な説明責任をしっかり果たしていくと思う」と述べた。(2016/09/01-18:13)

3007チバQ:2016/09/05(月) 00:09:28
http://www.sankei.com/politics/news/160903/plt1609030006-n1.html
2016.9.4 13:00
【安倍政権考】
「物理的に3人で看板掛けはできない」…「働き方改革推進室」の旗揚げに塩崎恭久厚労相が抱くある不快感とは
 「1億総活躍社会を目指す私たちにとって働き方改革は最大のチャレンジであります。同時にまさに働き方は人々のライフスタイルに直結するものであり、そして経営者、企業にとっても大変大きな課題であります。それだけに大変困難が伴うわけでありますが、私も先頭に立って取り組んでいく決意であります」

 安倍晋三首相は2日、8月に発足した第3次再改造内閣で「最大のチャレンジ」と位置付ける働き方改革の事務局機能を担う「働き方改革実現推進室」の開所式でこう訓示し、働き方改革実現への強い意欲を示した。

 訓示の前には、首相は担当相を兼任する加藤勝信1億総活躍担当相とともに内閣府本府の推進室入り口で推進室の看板掛けを行ったが、そこには働き方改革の成否を握るキーパーソンの一人、塩崎恭久厚生労働相の姿はなかった。

 塩崎氏は9月末に発足する政府の「働き方改革実現会議」で、議長である首相の下、加藤氏とともに議長代理を務める予定。推進室は塩崎氏に看板掛けを含む開所式への出席を打診したが、塩崎氏側から出席の返事は来なかったという。

 塩崎氏周辺は「物理的に3人で看板掛けはできない」と欠席の理由を説明。塩崎氏は2日の記者会見で「働き方改革担当大臣である加藤さんともしっかり連携して働き方改革を実現していきたい」と強調したが、政府内では「思い入れのある働き方改革を塩崎氏の頭越しに進める首相官邸に不快感を持っているのでは」といった見方も少なくない。

 塩崎氏は平成26年5月、自民党の政調会長代理時代に中心となって取りまとめた「日本再生ビジョン」の中でドイツの「シュレーダー改革」を取り上げ、シュレーダー元首相が雇用・税制・企業制度全般にわたる大改革でドイツ経済を建て直したと賞嘆。加えて「今まさに『日本版シュレーダー改革』ともいうべき、包括的な改革を行わなければならないのではないか」とも明記し、職務・地域限定といった多様な正社員の在り方や成果に応じた労働時間制度、グローバルに理解の得られる労働紛争解決システムの整備などを訴えていたのだ。

 厚労相就任後も、有識者による「働き方の未来2035」懇談会を今年1月に設置し、働き方改革の長期ビジョンとなる報告書を取りまとめたほか、7月には労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の在り方を見直す有識者会議も立ち上げた。さらに9月中に、労使の合意で週40時間超働く残業が可能となる「三六協定」について議論する有識者会議もスタートさせる方針で、塩崎氏は政府全体の動きを先取りするように「働き方改革」の検討を進めている。

 そこに屋上屋を架すような形で「働き方改革実現会議」が来年3月末までに実行計画を取りまとめる。政府高官は「今まで労働政策を厚労省に任せっきりだったから働き方改革が進まなかった」と指摘。実現会議には経団連の榊原定征会長や連合の神津里季生会長など労使の代表に参加してもらい、トップダウンで長時間労働の是正や同一労働同一賃金の実現といった難題を実現していくという。

 担当相の加藤氏は2日の記者会見で、実現会議と塩崎氏が立ち上げた厚労省の有識者会議の住み分けについて「それぞれの省庁で議論して取り入れられるものはどんどん取り入れていきたい」と述べた。ただ、首相は「働く人々の考え方を中心にした働き方改革をしっかり進めていく」と明言しており、塩崎氏が重視する雇用ルールの規制緩和といった企業側の視点に立った改革は、実現会議が取りまとめる実行計画には基本的に含まれない見通しだ。

 塩崎氏としては、厚労省の事務方ナンバー2の岡崎淳一厚労審議官を推進室の室長代行補に送り込むなど官邸側に協力姿勢を示している。塩崎氏がこのまますんなり唯々諾々と官邸の意向に従っていくのか、実現会議の議論の行方に注目したい。(桑原雄尚)

3008とはずがたり:2016/09/05(月) 21:20:28
前任の高木に代わって今回は鶴保がお騒がせ担当大臣の様だ。

鶴保・沖縄北方担当相 高速道路で40キロ超オーバー 大阪府警が摘発、大臣就任前
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000559-san-soci
産経新聞 9月5日(月)19時58分配信

 鶴保庸介・沖縄北方担当相(49)が、大臣就任前の今年7月、大阪府内の高速道路で大幅な速度超過をしたとして、道交法違反容疑で大阪府警に摘発されていたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、鶴保氏は7月、大阪府内の高速道路で制限速度を40キロ以上超過して乗用車を運転し、道交法違反容疑で書類送検された。速度違反自動取り締まり装置「オービス」に記録されており、反則切符の中でもより重い「赤切符」が交付されたという。今後、罰金が命じられるとみられる。

 鶴保氏の事務所関係者は「現在、事実関係を確認している」と話した。

 鶴保氏は平成10年の参院選に自由党公認として和歌山県選挙区から出馬し、当時最年少の31歳で初当選。その後自民党に移り、通算4期連続当選。国土交通副大臣などを歴任し、今年8月に発足した安倍改造内閣で、沖縄北方担当相として初入閣を果たしていた。

3009名無しさん:2016/09/05(月) 23:08:26
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160905-00000008-pseven-soci
安倍首相 東京五輪開会式でのコスプレに前向き
NEWS ポストセブン 9月5日(月)7時0分配信

 2020年の東京五輪をホスト役として迎えるのは安倍晋三首相か、それとも石破茂・元幹事長や岸田文雄・外相らポスト安倍の総理・総裁候補なのか。

 リオ五輪の閉会式でスーパーマリオのコスプレを演じて以来、安倍首相は東京五輪までの長期政権への意欲を隠さなくなってきた。官邸の安倍側近筋がいう。

「総理は最初、コスプレに乗り気ではなかった。ところが、海外メディアやネットで“日本の総理大臣はクールだ”と賞賛されると『東京五輪の開会式でもやっていいな』とすっかりその気になっている」

 単なる軽口ではない。もともと安倍首相はIOC総会(2013年)で五輪の東京招致に成功した直後に側近記者たちと酒食をともにした席で、「東京五輪はオレが呼んだんだから、オレがやるのが当然だろう」と本音を語っていたからだ。

 ただし、安倍首相の自民党総裁任期は2018年9月に切れる。自民党の党則には総裁の任期は2期6年までという多選制限規定が定められており、党則改正しなければ2年後に総裁を退任、新たな総裁が選ばれた時点で当然、首相も辞めることになる。2020年の東京五輪を首相として迎えるためには、党則改正による任期延長が不可欠だ。

 先に仕掛けたのは安倍首相だった。口では「総裁任期の延長は考えていない」と言いながら、8月の内閣改造・党役員人事で露骨な“任期延長シフト”を敷いた。

「任期延長は大いに検討に値する」と公言する二階俊博氏を幹事長に起用し、党則改正を議論する党の政治制度改革実行本部長に高村正彦・副総裁、本部長代行には茂木敏充・政調会長とシンパ議員で固め、「年内に任期延長の結論を出す」(二階氏)と強行突破を図ろうとしている。将来的に安倍首相からの“禅譲”を期待する稲田朋美・防衛相も早々に「前向きに検討」と賛意を示した。政治評論家の浅川博忠氏が語る。

「安倍首相が任期延長したい理由は3つある。まず東京五輪を自らの手でやることで、五輪に合わせて来日する各国首脳との首脳外交を仕切りたい。

 もう一つは首相を9年やれば、大叔父の佐藤栄作氏の持つ戦後最長の首相在任記録(7年8か月)ばかりか、戦前の桂太郎・首相の記録も塗り替え史上最長になる。

 さらに憲法改正です。残りの総裁任期の2年間では時間的に無理があるが、あと1期(3年)延長すれば、憲法改正の段取りを進めて国民投票を実現することが可能でしょう。そうした考え方から安倍首相は二階幹事長を使って任期延長を仕掛けている」

※週刊ポスト2016年9月16・23日号

3010名無しさん:2016/09/05(月) 23:47:31
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160905-00512135-shincho-pol
【鶴保大臣の冷血言行録・上】 妊娠中に「早く歩けよ!」の罵声 捨てられた元妻の両親語る
デイリー新潮 9月5日(月)15時30分配信

「成田」に「熟年」。いまどき、離婚など何も珍しくはないが、このケースは「よくあること」で済まされそうもない。新閣僚の鶴保庸介参院議員(49)に、息子を出産した直後の新妻と別れたスピード離婚の過去が発覚。捨てられた元妻とその両親が「思い」を吐露した。

 ***

「『彼』は立派な職業についておられる方ですが、思っていた人柄とは全く違っていたので、がっかりすることの連続でした」

「彼女」の父親は、重い口を開くと、こう言葉を絞りだした。この父親の娘は、一体「彼」にどんな仕打ちを受けたのだろうか――。

 政治家の資質と言い、大臣の資質と言う。国会議員の不祥事が明るみに出るたびに議論される「資質問題」。政治家に必須なのはリーダーシップだ、いや政策立案能力こそが大事だと、幾度となく喧(かまびす)しい政治談義が繰り返されてきた。

 が、その答えは簡単である。当然のことながら、政治家であり、大臣である以前に、彼らも我らと同じ人間なのだ。したがって、政治家・大臣に求められる第一の資質は、「人としての常識」に他なるまい。

 8月3日に発足した第3次安倍改造内閣で、男性最年少大臣として沖縄・北方担当相に抜擢された当選4回の鶴保氏。

「彼は派閥の長である二階さん(俊博・自民党幹事長)と同じ和歌山県を地盤とする、二階派のホープといって差し支えないでしょう。二階さんを『おやじ』と呼んで、参院議運委員長、国交副大臣、党参院政審会長と一歩ずつ階段を上り、50代を前に念願の初入閣を果たしましたからね」(自民党職員)

 そんな鶴保氏は2002年、自民党の先輩議員だった野田聖子・同党元総務会長と結婚祝賀パーティを開き、06年まで事実婚の関係にあったことでも知られる。

 野田氏との事実婚解消という「辛酸」を嘗(な)めつつも、大臣にまで順調に上り詰めた鶴保氏だったが、就任早々、スキャンダルに見舞われる。「週刊ポスト」(9月2日号)の報道によって、野田氏以外の女性とも結婚、そして離婚していたことが明らかになったのだ。

 その概要を記しておくと、現在、和歌山県内で両親と暮らす31歳の山田貴子さん(仮名)と鶴保氏は、一昨年入籍し、男児をもうけたものの、直後に離縁していた経緯が、彼女の「親族」によって語られたというものだった。だが今回、

「こちら(和歌山)では、娘が手切れ金として2000万円もらったらしい、授かった子どもは本当は鶴保さんの子ではないのではないかなどと、根も葉もない噂が立っています。本当はもう忘れてしまいたい。でも、このまま黙っていては娘の名誉に関わるので……」

 とした上で、彼女の父親が本誌(「週刊新潮」)に、言葉を選びつつ慎重に話しだしたのだった。それが、冒頭に紹介した鶴保氏に対する山田さんの父親の「思い」である。

 山田さんの父親が、北川景子似の美女である娘から直接聞いた話として、「鶴保問題」の真相を説明する。

3011名無しさん:2016/09/05(月) 23:47:57
>>3010

■豹変してモラハラ
「知人を通じて知り合った娘と鶴保さんがお付き合いを始めたのは、11年の10月頃のことです。最初、知人を含め3人で都内のホテルで会食し、すぐに鶴保さんから2人での食事に誘われ、交際が始まった。彼の趣味であるサイクリングに誘われ、一緒に1日で30キロ走ったり、日光へ旅行したりしてデートを重ねました。また、芸能事務所関連の仕事をしていた娘は、東京に出てから肌荒れに悩んでいたんですが、鶴保さんは地方に行った時に温泉の成分が入った肌荒れに効くスプレーを買ってきてくれるなど、交際はとても順調だったんです」

 12年夏には、鶴保氏が和歌山の山田家を訪問。

「その時は、なんて物腰の柔らかい人なんだろうと感じたんですが……」

 しかし、「いい人」だった鶴保氏は、ある頃を境に豹変する。

「13年夏、娘が妊娠していることが分かりました。鶴保さんは、『子どもができれば家族同然なんだから、これからは堂々と議員宿舎で生活すればいい』と言ってくれ、娘との半同棲の生活が始まった。2人は一緒に彼の実家にも挨拶に行っています。ところが、鶴保さんのご両親、とりわけお母さんが2人の結婚に乗り気ではなかった。両親の影響もあって、彼の態度は変わったのだと思います」

 この鶴保家への挨拶の際、なぜか彼の知人である地元の名士2人が同行。鶴保氏は、山田さんに対して彼ら2人を「君の親族ということにして」と言ったという。

「おそらく、両親に対して『山田家』の印象を良くし、箔づけしようとしたのでしょう。しかし、これは逆に、我が家にとって極めて失礼な振る舞いだったと思います。うちは、そんな恥ずかしい家ではありません」

 なお、後に鶴保氏は山田さんに対して、

「昔、女医や女優を両親に会わせたんだけど、やっぱり反対された」

 とも、漏らしたという。いずれにせよ、鶴保氏の山田さんに対する接し方が変化するのは、この両親との面会以降のことである。

 山田さんの母親が後を引き取る。

「身重の娘が横になっていると、鶴保さんは『寝転がる時は、俺に断ってからにしろ!』と冷たく当たった。また、お腹が大きくなり、どうしたってゆっくりとしか歩けない娘に、『なに、トロトロ歩いてるんだ。早く歩けよ!』と言うこともありました」

 さらに、

「ある時、彼の上着を預かった娘は、間違って裏返しにしてハンガーに掛けてしまったんですが、妊娠後、彼はこのことを、『お前は上着の掛け方も知らない女だからな』と、何度も蒸し返した。いわゆるモラハラです」(同)

 それでも、間もなく生まれてくる子どものことを考え、早く入籍したいと訴えていた山田さんだが、

「鶴保さんは『まだ、皆に説明できていないから』『そんなつもりはない』と言い、一向に入籍話が進まないので、13年10月、娘は知人を含め、鶴保さんと3人で会って婚姻届を書いてもらった。ところが、入籍する条件として、彼は同時に離婚届を書くことを要求。娘は、『よく分からないけれど、政治家だから万が一の事態に備えておきたいのかな』と、渋々、離婚届にも捺印しました。そんなことを繰り返している間に、娘は泣きながら実家に連絡してくるようになり、その年の11月、娘を実家に『避難』させることにしたんです」(父親)

 出産は刻一刻と迫っていたが、鶴保氏はなお婚姻届の提出を躊躇(ちゅうちょ)し続けた。

「『(13年の)クリスマス・イブに婚姻届を出そう』と言ったかと思えば、翌日に『気が変わった』と前言撤回。彼の口癖は『気が変わった』でした」(同)

 ***
 
(下)へつづく

「特集 政治家の資質より『人として』を問われる初めての閣僚 新妻と乳児を離縁した『鶴保庸介』大臣閣下の冷血言行録」より

「週刊新潮」2016年9月1日号 掲載

新潮社

3012名無しさん:2016/09/05(月) 23:49:09
>>3011

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160905-00512136-shincho-pol
【鶴保大臣の冷血言行録・下】 出産直後に離縁、養育費は未払い…「いつでもDNA鑑定を」と元妻
デイリー新潮 9月5日(月)14時35分配信

 不可解な「ツンデレ」を繰り返した鶴保氏も、さすがに山田さんが臨月を迎えて観念したのか、14年2月上旬に入籍届を提出。そして同月下旬、彼女は無事男児を出産した。しかし、鶴保氏はわずか数回しか我が子に会わず、

「出産2カ月後の14年4月、勝手に離婚届を提出したんです。離婚届を出す際は、2人の同意のもとでと約束していたにも拘(かかわ)らずです。納得できない娘は、話し合いを求めたものの埒が明かず、結局、その年の10月、お金目当てと言われるのは嫌なので慰謝料は要求せず、月10万円の養育費だけは払ってもらうことにして、離婚に同意しました」(同)

 だが、15年10月からは、その養育費の支払いすら滞った。しかも、

「未払い期間中にあたる今年7月の参院選前、鶴保さんから『いよいよ(選挙)です。手伝ってくれませんか』というメールが娘に送られてきた。それまで娘は、もう関わりたくないという気持ちから、連絡が来てもほとんど返事をしていませんでした。そんな冷めた関係なのに選挙応援を頼んでくるなんて、呆れますよね」(同)

 そしてこの8月、山田さんの「親族」の告白によって事が発覚したわけだが、

「それまで彼は、『(未払いの)養育費を払ってほしいなら、たまには返事を下さい』などとメールを送ってきたのに、記事が出る直前になって一転、慌てたように未払い分の100万円をまとめて振り込んできたんです」(同)

 夫婦喧嘩は犬も食わないとはいえ、仮にも元妻の両親にこれだけの悪感情を植え付け、その上、立法府の一員でありながら、

「民法第877条には『直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある』と定められている。離婚してもお子さんは鶴保さんの直系血族で、当然、彼には扶養義務があり、養育費を支払わなければならない」(離婚問題に詳しい田村勇人弁護士)

 という指摘を踏まえ、鶴保氏に一連の経緯について尋ねると、養育費に関しては振込先口座の変更があったため一時的に支払いを停止していたとした上で、

〈現状につきましての(山田さん側の)一方的な主張に対して、当方は何もお答えする用意はございません〉

 最後に、それまで再三取材を拒んでいた山田さんが、

「今の生活を大事にしたいので、私が話すのは……」

 と、目を伏せつつも、何かを吹っ切るかのようにこう打ち明けた。

「両親の話したことは事実です。お付き合いしていた頃、『今は4組に1組が出来ちゃった婚だから、むしろ子どもが生まれたほうが自分たちの関係を周りに打ち明けやすい』と言っていたのは、彼のほうでした。彼を信じていたのに、裏切られる形となり、とても悲しいです。もし、彼の息子ではないのでは、と仰(おっしゃ)る方がいるのであれば、いつでもDNA鑑定していただいて構いません」

 彼女の傍らでは、何も知らず、そして何の罪もない2歳の長男が三輪車で無邪気に走り回っていた……。

 秋の臨時国会を前に、新閣僚・鶴保氏の「資質」が問われている。

「特集 政治家の資質より『人として』を問われる初めての閣僚 新妻と乳児を離縁した『鶴保庸介』大臣閣下の冷血言行録」より

「週刊新潮」2016年9月1日号 掲載

新潮社

3013名無しさん:2016/09/05(月) 23:49:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000564-san-pol
「自らの行動を反省」40キロ超オーバーの鶴保・沖縄北方担当相 選挙応援に向かう途中
産経新聞 9月5日(月)21時49分配信

 鶴保庸介・沖縄北方担当相(49)が、大臣就任前の今年7月、大阪府内の高速道路で大幅な速度超過をしたとして、道交法違反容疑で大阪府警に摘発されていたことが5日発覚した。

 鶴保氏の事務所によると、選挙応援で新大阪駅に向かう途中で、渋滞に巻き込まれたため急いでいたという。鶴保氏は事務所を通じ、「自らの行動について反省している。今後はしっかり襟を正して職務に邁(まい)進(しん)してまいります」などとコメントを出した。

 捜査関係者や鶴保氏の事務所によると、鶴保氏は7月初旬、乗用車で大阪府内の高速道路を運転中に制限速度を40キロ以上超過し、道交法違反容疑で書類送検された。速度違反自動取り締まり装置「オービス」に記録されており、反則切符の中でもより重い「赤切符」が交付されたといい、今後、罰金が命じられるとみられる。

 鶴保氏は、平成10年の参院選に自由党公認として和歌山県選挙区から出馬し当時最年少の31歳で初当選。その後自民党に移り、通算4期連続当選。国土交通副大臣などを歴任し、今年8月に発足した安倍改造内閣で、沖縄北方担当相として初入閣を果たしていた。

3014名無しさん:2016/09/10(土) 21:56:33
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160906/k10010672201000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_089
鶴保沖縄北方相 速度違反で書類送検「大変申し訳ない」
9月6日 14時10分
鶴保沖縄・北方担当大臣は閣議のあとの記者会見で、大臣就任前のことし7月、高速道路で制限速度を40キロ以上上回る速度で車を運転したとして検挙され、書類送検されていたことについて、「大変申し訳なく思っている」と述べ、陳謝しました。
関係者によりますと、鶴保沖縄・北方担当大臣は、大臣に就任する前のことし7月、大阪府内の高速道路で、制限速度を40キロ以上上回る速度で車を運転したとして道路交通法違反の疑いで警察に検挙され、書類送検されました。

これについて、鶴保大臣は閣議のあとの記者会見で、「皆さんに、ご心配をおかけしたことを大変申し訳なく思っている。襟を正して職務に精励し、頑張りたい」と述べ、陳謝しました。
また、制限速度を超えて運転したことについて、「選挙の応援に行く途中で渋滞に巻き込まれ、予定していた目的地と違う所へ行かざるをえなくなった。慣れない道ということもあり、焦っていた」と説明しました。
そして、鶴保大臣は一連の経緯を菅官房長官に報告したことを明らかにするとともに、「襟を正して頑張る、それに尽きる」と述べました。

3015とはずがたり:2016/09/10(土) 23:49:01
政務官、被災地の水たまりおんぶされ渡る…謝罪
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20160910-567-OYT1T50115.html
23:29読売新聞

 今村復興相は10日、務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官が、台風10号で被災した岩手県岩泉町の被害調査に訪れた際、被災現場の水たまりをおんぶされて渡っていたとし、謝罪した。

 視察先の岩泉町で記者団に語った。

 務台政務官は1日、政府調査団の団長として被災地入りし、入所者9人が亡くなった認知症グループホーム「 楽 らん 楽 らん」などを視察した。同政務官は防災服を着た長靴の男性に背負われ水たまりを渡り、その姿を映したテレビ番組の映像は、動画や画像でインターネット上にアップされ、「復興の邪魔に行ってるのか」などと批判を集めていた。

 今村復興相は「『何やってるんだ』と(務台政務官を)叱責した。『ばたばたしていて気が至らなかった』と本人も反省している」と説明し、「私からもおわび申し上げる」と謝罪した。

3016名無しさん:2016/09/11(日) 11:03:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090600359&g=pol
鶴保氏、スピード違反で陳謝=免許停止に、引責は否定

 鶴保庸介沖縄・北方担当相は6日の記者会見で、7月に高速道路で40キロの速度超過容疑で書類送検されたことについて「ご心配をおかけし、おわびする」と陳謝した。進退に関しては「襟を正して頑張る」と引責辞任を否定した。

 鶴保氏は「選挙応援の要請があり、和歌山から新大阪へ急いでいた」と釈明した上で、免許停止となったことを認めた。菅義偉官房長官に報告し、「しっかり(職務を)頑張ってくれ」と告げられたという。菅長官も同日の会見で「今後、しっかりと襟を正して職務にまい進するという話を頂いたので、そのようにされると思っている」と問題視しない姿勢を示した。 
 これに関し、民進党の榛葉賀津也参院国対委員長は6日、自民党の松山政司参院国対委員長と国会内で会い、「閣僚は緊張感を持って職務に当たってほしい」と申し入れた。(2016/09/06-17:05)

3017名無しさん:2016/09/11(日) 11:23:53
http://wpb.shueisha.co.jp/2016/09/10/71741/
安倍昭恵首相夫人の独自活動は自民党メディア戦略の一環か?
[2016年09月10日]

自民党の圧勝に終わった参院選後、ファーストレディ・安倍昭恵氏の動向に注目が集まっている。

“家庭内野党”とも称される昭恵氏は、原発や米軍基地問題に関して安倍首相とは真逆の主張をたびたび行なってきた人物。参院選翌日には、選挙戦で安倍政治への批判を繰り返してきたミュージシャン・三宅洋平氏へFacebook上で対話を呼びかけた。

後日、ふたりは会食し、昭恵氏はその場で安倍首相に電話を繋ぎ、三宅氏との“異例の電話対談”が実現。その後も反対運動が激化する沖縄県高江のヘリパット建設現場を三宅氏と突然訪問するなど、首相夫人として前例のない独自の活動が世間をザワつかせている。

三宅氏との異例のタッグなど、昭恵氏の活動が意味するものは? また安倍政権にとって、どのような影響があるのか?

自民党のメディア戦略や三宅氏の選挙活動に詳しい、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授・西田亮介(りょうすけ)氏に、一連の騒動への見解を聞いた――。

***

―「昭恵氏が官邸によって、三宅洋平のもとへ送り込まれた」など様々な憶測も飛びかっていますが、西田先生はどんな印象をお持ちですか?

西田 参院選直後というタイミング、反安倍政権の活動家と首相夫人という組み合わせ、政府への反対運動が行なわれている現場への訪問など、いくつかの要素が合わされば、そこに何か「意味」を見出したくなるものです。しかし、それほど、計画的かつ明確な政治的意図があるようには思えません。今回の行動は戦略的にデザインされたものではなく、お互いの持つネットワークを介してふたりが繋がった末、偶然起きたものに過ぎないというのが私の見解です。

そもそも安倍昭恵さんの「感性」は、ある意味では三宅さんとも近いところがあります。というのも、昭恵さんは首相夫人になった後も大麻(ヘンプ)の栽培地を訪問するなど、三宅氏と同じく “ニューエイジ的なもの”への関心を示した雑誌記事などがあるからです。そんなふたりが、同じくニューエイジ的な世界観を持つ放送作家の谷崎テトラさんのような人物を介して出会い、その場で意気投合する。これは、なんら不思議なことではないでしょう。

―激しい反基地闘争が続いている高江への訪問は、どう評価されますか?

西田 三宅さんは様々な点で配慮を欠いていたと言えるとは思います。これまで活動を共にしてきた仲間や高江の住民にどう受け止められるかという視点が不足していたのは明らかです。その結果、支持層の一部から信頼の喪失に繋がったようにも見受けられます。

三宅さんは政治的主張としては反権力ですが、権力への批判的なまなざしが一貫しているとはいえません。彼のブログやTwitterでの記述によれば、昭恵さんの人柄を大いに評価しているようです。しかし、昭恵さんは一般人ではなく、あくまで首相夫人。権力に極めて近い立場にいる公人です。仮に“いい人”であったとしても、素朴に仲を深めるのではなく、「いかなる時も、限りなく権力に近い人物である」という留保を持って接するべきではないでしょうか。

というのも、昭恵さんは結果的に世間からの好感度を上げることになったと見ているからです。「自分たちを支持しない人々の意見を聞く」「現地に足を運ぶ」といった行為は、一般的にポジティブな評価を受けやすいものだからです。

「イメージ」が大きな意味を持つ現在の政治状況において、重要なのは「意図」もさることながら「結果」がすべて。どのような戦略が事前にあったにせよ、今回の騒動では結果的に三宅さんの迂闊(うかつ)さが浮き彫りになり、昭恵さんが好感度を上げて、さらには安倍政権のイメージ向上に繋がる可能性を持つ。この点にこそ、目を向けるべきです。

3018名無しさん:2016/09/11(日) 11:27:08
>>3017

―それにしても、昭恵さんはなぜ、これほど自由奔放な活動ができるのでしょう?

西田 ひとつの活動を継続するというよりは、散発的で非計画的だからだと思います。著名人と会食したり、どこかを訪問して話を聞いたり…といったように昭恵さんの活動は単発的なものが話題を呼んでいます。そのため、たとえ政権とは異なる考え方を持っていたとしても、官邸側にとってそれほど大きなリスクになりません。

逆に、ある程度自由に活動させたほうが政権にとってメリットになるか、特に問題がないので関与する必要がないと判断しているのでしょう。もし実質的に“家庭内野党”になり、政権に悪影響を及ぼすようなことになれば、当然ハンドリングの対象となるはずですから。

今のところは、活躍しているビジネスパーソンや社会起業家たちと頻繁にコミュニケーションをとり、時折メディアに登場することで、内助の功的な旧来のイメージと異なった「新しい首相夫人像」を打ち出せています。これは安倍政権のイメージ戦略にとって、非常にポジティブなことでしょう。三宅さんも間接的にその形成に貢献しています。

―昭恵さんの活動も、実は安倍政権のメディア戦略の一環という可能性はないのでしょうか?

西田 あくまで推測ですが、そこまでデザインされたものではないように思います。あくまで個人の意思による、自由な活動が中心ではないでしょうか。もちろん昭恵さん自身に「どういう人に会うべきか」「どういうことをするべきか」をアドバイスする個人的なコンサルタントが付いている可能性はあると思いますが、いわゆる戦略的コミュニケーションというには弱く、官邸によるものではないような印象です。

むしろ、安倍政権のメディア戦略に貢献しているのは、昭恵さんとコンタクトを取る人や取材するメディアの側です。彼らはもっと権力への警戒心を持つべきでしょう。

そもそも権力とは強大で、国民の利益より、自身の持つ力を拡大させることを優先する傾向にある「信頼できないもの」「信頼してはいけないもの」の最たる例です。現代においても、政権や政党は統治をより磐石なものにしようとしていて、政府自民党は「統治のイメージ政治」を日々実践しています。そのため権力の監視を怠(おこた)れば、彼らにフリーハンドを与えてしまうことになりかねません。

そして現状、昭恵さんの活動はその「統治のイメージ政治」の形成に貢献しています。「この道しかない」をキャッチフレーズに、「力強さ」を全面に押し出している安倍政権。彼らが置き去りにしている「柔らかさ」のイメージを、偶然にも昭恵さんの活動が補っているという解釈もできるでしょう。

私の周りでも、昭恵さんと面識のある人が何人もいますが、三宅さんと同じく「話がわかる、いい人」という印象を持っている人が多いようです。しかし、昭恵さんが「政治的な意図を持っているか」「いい人か否か」は大した問題ではありません。

重要なのは、その機能です。昭恵さんの行動がメディアに取り上げられることで、結果的に世論へどんな影響を及ぼすかという帰結を想像することです。昭恵さんとコンタクトを取る人はすべて、自分が権力にとって有利に利用されるという可能性について意識するべきでしょう。

そして取材するメディアも、権力監視の姿勢を忘れてはいけません。メディアの多様化によって情報量の増えた現在、「政治はこうあるべきだ」と指摘する従来のジャーナリズムは機能しないので、わかりやすく問題点を明らかにしていく必要があります。

例えば、「昭恵夫人の活動は、結果的に安倍政権のイメージ向上と関係するか」という仮説を、昭恵さんのこれまでの行動を列挙して見せながら、検証するといった手法は有効でしょう。

―最後に、盤石とも言われる安倍政権が続く中で、昭恵さんは今後どんな役割を担うでしょうか?

西田 働きアリの法則でいえば、官邸にとって昭恵さんは「遊んでいる2割のアリ」です。「遊んでいる」というのは、政権にハンドリングされることなく、自由な行動が許されているという意味においてです。

しかし、現在の認知度と好感度の高さを見れば、自民党政治が危機に陥った時に担ぎ出され、いざ政治の候補者、救世主として擁立されてもなんら不思議ではありません。昭恵さんはそんな可能性もある公人であるということを、改めて認識しておくべきでしょう。

●西田亮介
1983年、京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(政策・メディア)。著書に『マーケティング化する民主主義』(イースト新書)、『メディアと自民党』(角川新書)などがある

(取材・文/山本隆太郎)

3019名無しさん:2016/09/11(日) 11:27:40
>>3015

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160911-00000012-asahi-soci
務台政務官、水たまりでおんぶ 被災地視察で長靴履かず
朝日新聞デジタル 9月11日(日)5時3分配信

 今村雅弘復興相は10日、台風10号の豪雨被害を受け、岩手県岩泉町を視察に訪れた務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官が、政府職員におんぶされながら被災現場の水たまりを渡っていたことを認め、陳謝した。

 今村復興相はこの日、同町を視察に訪れ、伊達勝身町長と会談後、報道陣の質問に答えた。「その話を聞いて『何やってんだ』と叱責(しっせき)した。私からもおわび申し上げる。申し訳ありませんでした」と述べ、頭を下げた。

 務台政務官は1日、政府調査団の団長として同町を視察したが、入所者9人が亡くなった高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」では、長靴を履いていなかったため、随行した職員におんぶされて水たまりを渡った。その姿が一部のテレビで報じられ、インターネット上で「みっともない」「何しに来たんだ」などの批判を集めていた。今村復興相によると、務台政務官は「そこまで気が至らなかった」と反省していたという。

朝日新聞社

3020名無しさん:2016/09/11(日) 14:42:22
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090800417&g=pol
安倍首相内政懇・要旨

 【北朝鮮】
 彼らが取っている道を変えさせるためには、行動対行動、対話と圧力、国際社会が一致団結して北朝鮮に強い圧力をかけていくしか道はない。各国の取り組みに少しでも抜け道があると効果は出てこない。経済制裁で圧力をかけていくことは、すぐに効果が出る特効薬ではないが、そのことによって相手の対応を変えさせることはできる。国際社会が緊密に連携して制裁を厳格に実施していく必要がある。
 【生前退位】
 天皇陛下が国民に向けて発言されたことは重く受け止めている。天皇陛下のご公務の在り方などは、天皇陛下の年齢やご公務の負担の現状に鑑みつつ、陛下のご心労に思いを致し、どのようなことができるかを考えたい。
 (女性天皇や女系天皇、宮家の創設については)今までも検討されてきた。今回は、天皇陛下のご発言があったわけで、それに対する国民からの反応がある。まず、さまざまな方から意見を広く頂く中で考えていきたい。(特別立法とするかどうかは)いろいろな議論がある。専門家の方を中心にご意見を頂くことが中心になろう。
 【総裁任期延長】
 自民党総裁の連続3選を禁止した党則の規定について、党内で議論があることは承知しているが、現在総裁の立場にある私が言及しない方がいい。首相の権能である(衆院)解散と、総裁任期は全く関わりがない。いずれにせよ、私自身の総裁としての任期はまだ2年もある。その2年を全うしていく。結果を出していく。余計なことは考えるべきでない。(ビエンチャン時事)(2016/09/08-13:01)

3021とはずがたり:2016/09/12(月) 16:46:45
災害のプロw

豪雨被災地で内閣府政務官おんぶされる「長靴忘れた」防災のプロなのに…
ハザードラボ 2016年9月12日 12時53分 (2016年9月12日 16時07分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20160912/Hazardlab_16780.html

岩手県の豪雨被害現場で秘書官におんぶされていた務台政務官(内閣府より)

 台風10号の豪雨により氾濫した岩手県岩泉町で、被災状況の視察に訪れた務台(むたい)俊介内閣府大臣政務官が、同行の秘書官に背負われて水たまりを渡っていたことが明らかになった。菅義偉官房長官が12日の会見で「被災地や被災者への配慮に欠けた不適切な行為」として本人に注意したと述べた。

 務台政務官は、今月1日、台風10号による豪雨で川が氾濫し、高齢者施設の利用者らが命を落とした岩泉町を政府調査団長として訪れ、被災地を見て回った。その際に長靴を忘れて、冠水した道路を同行の秘書官におぶわれて渡るようすを、報道陣をはじめとする多数が目撃した。

 政務官は視察結果を報告した翌2日に、松本純防災担当相と今村雅弘復興相から強く注意を受け、今村復興相は10日、報道陣の前で「担当としておわび申し上げる」と謝罪する事態に発展した。

 菅官房長官は12日の会見で、松本防災担当相から報告を受けたこと述べて、「緊張感を持って引き続き職務にあたるよう指示した」と務台政務官に今後も職務を続行させる考えを明らかにした。

 務台政務官は11日、自身のブログで「マスコミで批判されている件について」とこの問題を取り上げ、「まことに配慮なき行動であり心から反省している。被災地の皆様の気持ちを逆なでしかねないのみならず(原文ママ)、地元の皆様にもご心配をおかけしてしまった」とコメントを発表している。

 務台政務官は、過去に消防庁の防災課長を務め、2003年に熊本県水俣市で起きた集中豪雨による土石流の被災現場を訪れるなど、防災のプロとしてのキャリアを買われ、衆議院議員2期当選を果たした2014年に、衆議院災害対策特別委員会の理事や党災害対策特別委員会の事務局長を歴任している。

3022名無しさん:2016/09/18(日) 23:40:50
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160912/k10010682081000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_140
被災地視察の務台政務官 官房長官「配慮欠けた行為」
9月12日 13時22分
菅官房長官は、午前の記者会見で、内閣府の務台俊介政務官が、台風10号の被災地の視察に訪れた際、長靴がなく、内閣府の職員に背負われて水たまりを渡るなどしたことについて、「被災者への配慮に欠けた行為だ」と述べ、緊張感を持って職務に当たるよう指示したことを明らかにしました。
内閣府の務台政務官は、今月1日、台風10号による記録的な大雨で9人が亡くなった、岩手県岩泉町の高齢者グループホームを視察に訪れた際、長靴がなかったことから内閣府の職員に背負われて水たまりを渡るなどしました。

これについて、菅官房長官は、午前の記者会見で、「松本防災担当大臣から、『被災者の心情への配慮に欠けた不適切な行為であり、口頭で厳しく注意した』と報告を受けた。私からも、本人に、緊張感を持って、引き続き職務に当たるよう指示した」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は、記者団が、今後の政府関係者による被災地の視察の在り方について質問したのに対し「務台政務官が長靴を用意していくのは当然であり、被災者への配慮に欠けた行為だった。ただ、政務3役が現場で対応することが必要なことはあるので、今後、こうしたことがないよう対応していきたい」と述べました。
「不適切だったと猛省」
内閣府の務台政務官は、総理大臣官邸で開かれた防災功労者の表彰式に出席したあと、記者団に対し、「不適切だったと猛省している。長靴を持参しなかったことも反省だ。松本防災担当大臣と今村復興大臣から厳しく注意された。今後、身を正してやっていきたい」と述べました。
公明 山口代表「怠りがあった」
公明党の山口代表は、総理大臣官邸で記者団に対し、「政府側が被災地に調査に行く場合、現場に迷惑をかけるべきではないし、防災服や長靴を準備するのは当然のことで、その点で怠りがあったのではないか。今後、このようなことがないようにしてもらいたい」と述べました。
また、井上幹事長は、政府与党連絡会議で、「言語道断で緊張感がない。極めて残念できちんと対応してもらいたい」と苦言を呈しました。
民進 安住氏「国会議員の信用失わせる行為」
12日開かれた与野党の国会対策委員長会談で、民進党の安住国会対策委員長が、「国会議員の信用を失わせる行為だ」と批判したほか、公明党や共産党も、自民党に対し「今後、こうしたことがないようにしてもらいたい」と求めました。これを受けて、自民党の竹下国会対策委員長は、「厳重に注意させる」と述べました。

3023名無しさん:2016/09/19(月) 00:06:13
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160915/k10010687131000.html
稲田防衛相 体調不良で南スーダン訪問中止
9月15日 12時40分
アメリカを訪れている稲田防衛大臣は、アメリカに続いて、アフリカの南スーダンを訪問する予定でしたが、体調不良のため、急きょ、南スーダン訪問を中止することになりました。
稲田防衛大臣は、15日から4日間の日程で、アメリカとアフリカの南スーダンを訪問するため、15日未明、ワシントンに向けて羽田空港を出発し、日本時間の15日午前、経由地のサンフランシスコに到着しました。
稲田大臣は、アメリカに続いて、17日南スーダンの首都ジュバを訪問し、国連のPKO=平和維持活動にあたっている自衛隊の部隊視察などを行う予定でしたが、体調不良のため、急きょ、南スーダン訪問を中止することになりました。
稲田大臣は、予定どおり、ワシントンで、アメリカのカーター国防長官との日米防衛相会談などの日程をこなしたあと、17日帰国することにしています。

3024名無しさん:2016/09/19(月) 11:21:17
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016091500320&g=pol
務台氏が「おんぶ」視察陳謝

 内閣府の務台俊介政務官は15日、首相官邸で開かれた政務官会議の席上、岩手県の台風被害視察時に水たまりで職員におんぶさせたことについて「このたびの私の行動で皆さんにご心配、ご迷惑をお掛けしたことをこの場を借りておわびしたい」と陳謝した。これを受け、萩生田光一官房副長官は身を律して仕事に当たるよう全政務官に求めた。
 務台氏は視察時に長靴を履いていなかったが、自身のフェイスブックで「遅ればせながらようやく大事なものを調達できた」と、長靴を購入したことを写真付きで報告した。 (2016/09/15-11:02)

3025名無しさん:2016/09/19(月) 15:51:53
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160915/k10010687001000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_071
官房副長官 務台氏の被災地視察 身律して職務を
9月15日 12時58分
萩生田官房副長官は、総理大臣官邸で開かれた政務官会議で、内閣府の務台俊介政務官が台風の被災地視察の際に、長靴を忘れ政府職員に背負われて水たまりを渡ったことに批判が出ていることを踏まえ、身を律して職務に当たるよう求めました。
内閣府の務台政務官は、台風10号による大雨で9人が亡くなった、岩手県岩泉町の高齢者グループホームを視察に訪れた際、長靴がなかったことから、内閣府の職員に背負われて水たまりを渡り、野党側などからは批判が出ています。
務台政務官は、15日午前、総理大臣官邸で開かれた政務官会議で、「ご心配とご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」と述べ、陳謝しました。
これに対して、萩生田官房副長官は、出席した各府省の政務官に対し、「政務官に立場が変わったのだから身を律して仕事に当たってほしい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160916/k10010689141000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_029
鶴保沖縄北方相 スピード違反で罰金6万円
9月16日 16時39分
鶴保沖縄・北方担当大臣が、大臣就任前のことし7月、大阪府内の高速道路で制限速度を超える時速123キロで乗用車を運転したとして、16日、裁判所から罰金6万円の略式命令を受けました。
鶴保大臣は大臣就任前のことし7月、大阪・和泉市の近畿自動車道で制限速度を43キロ超える時速123キロで乗用車を運転したとして、16日、道路交通法違反の罪で略式起訴されました。そして、東京簡易裁判所から罰金6万円の略式命令を受けて、納付したということです。
関係者によりますと、鶴保大臣は「オービス」と呼ばれる取締り装置に速度違反を記録されて、警察に検挙されたということです。
鶴保大臣は、参議院和歌山選挙区選出で国土交通副大臣などを歴任し、先月から沖縄・北方担当大臣を務めています。
鶴保大臣の事務所は「今後、襟を正して職務に励んで参ります」というコメントを出しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160913/k10010684571000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_110
米次期政権にらみ経済連携維持目指す 有識者会議で議論
9月13日 23時03分
外務省は、アメリカ大統領選挙の結果によっては、アメリカの経済政策が変更される可能性があるとして、今の経済的な連携を維持し強化していくための方策を検討する有識者会議を設け、議論を始めました。
11月に行われるアメリカ大統領選挙では、民主・共和両党の候補者がTPP=環太平洋パートナーシップ協定の批准に慎重な姿勢を示すなどしていて、大統領選挙の結果によっては、アメリカの経済政策が変更される可能性が指摘されています。
こうした中、外務省は、アメリカの次期政権をにらみ、今の経済的な連携を維持し強化していくため、実業家や研究者らをメンバーとした有識者会議を設け初会合を開きました。冒頭、岸田大臣が、「国際情勢は、新興国の台頭による力学の変化や、アメリカの一部にある内向き思考など、さまざまなリスクがある」と指摘しました。会議では、日米が協力して国際的なルール作りに関与していく重要性や、中国経済が大きな存在となる中、日本が存在感を発揮していくための方策などについて意見が交わされる見通しです。
会議では、11月半ばをメドに提言を取りまとめ、岸田大臣に提出することにしています。

3026名無しさん:2016/09/19(月) 21:46:18
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160727-00510967-shincho-pol
内閣改造、閣僚“女性”枠に適任者なし…安倍総理の思案
デイリー新潮 7月27日(水)5時50分配信

「私も活躍してーよ」

 そんな自民党内の声がチラホラと聞こえてくる。内閣改造である。

 政治部デスクの解説。

「8月3日にも行われる予定ですが、今回は約70人の入閣待機組に配慮した組閣になると見られています。菅官房長官や麻生財務相らの去就が取沙汰されていますが、目下、総理の悩みは女性枠で誰を入閣させるか、ということ。良い“玉”がいなくて……」

 今の安倍内閣には3人の女性閣僚がいるが、島尻安伊子沖縄北方担当相は落選、高市早苗総務相も在任は2年近くに及び、交代の可能性も。新入閣候補は誰なのか、党関係者が言う。

「今、専らの噂になっているのが、三原じゅん子参院議員(51)です。転出した神奈川選挙区で30万票以上の差をつけて圧勝。菅官房長官の後ろ盾もある。ただ、政務官も務めていないのに、あまりに露骨すぎます」

 入りたくてしょうがない人もいる。片山さつき参院議員(57)だ。

「参院選翌日、党本部で開かれた臨時役員会で、総理を待ち構えて挨拶に近寄ったり、二階総務会長にも度々電話を入れて、猟官運動に励んでいます。比例のトップを飾って入閣という青写真だったそうですが、今回は党内で3位。さらに昨年、外交防衛委員長時代に理事懇で遅刻し、泣いて陳謝した。答弁にも不安を抱えていますからねえ」(同)

 ならば真打登場は、安倍総理の秘蔵っ子とも言われた稲田朋美政調会長(57)か。重要閣僚に抜擢なんて声も。もっとも、官邸関係者は、

「総理は稲田さんを“政調会長から外す”と漏らしています。消費税問題では、財務省から吹き込まれ、党内で一人“1%ずつ増税”という奇怪な案を主張し、総スカン。夫君や当人が週刊新潮を含むメディアに起こした訴訟でも、2連敗と面目丸つぶれです」

 すんなり入閣とはいかないようで、

「頻繁に相談に来るので、総理は“男女の仲と思われたら困る”とぼやいています。他に誰もいなければ稲田さんという選択でしょうが」

 自民党“総活躍”にはまだまだ――。

「週刊新潮」2016年7月28日号 掲載

新潮社

3027名無しさん:2016/09/22(木) 12:07:45
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092000372&g=pol
安倍首相に「地球市民賞」

 【ニューヨーク時事】安倍晋三首相は19日、米国の有力シンクタンク、大西洋評議会から国際的に優れた功績を残したとして「地球市民賞」を授与された。ニューヨーク市内で行われた授与式で、首相は「私がこの賞を受賞するのは日本人を代表してのものだ」と述べた。イタリアのレンツィ首相らも同時に受賞した。 
 同賞は、過去にミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問相兼外相や緒方貞子元国際協力機構(JICA)理事長、キッシンジャー元米国務長官らが受賞している。(2016/09/20-11:40)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160920/k10010698041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_040
首相がグローバル市民賞を受賞 日米同盟の重要性強調
9月20日 14時34分
ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、アメリカのシンクタンクが世界的に貢献した各界のリーダーに授与する「グローバル市民賞」を受賞し、日本時間の20日に行われた授賞式で日米同盟の重要性を強調しました。
ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、アメリカのシンクタンクが政治や経済、文化などの分野で世界的に貢献した各界のリーダーに授与する「グローバル市民賞」を受賞し、日本時間の20日午前に行われた授賞式に出席しました。
この中で、安倍総理大臣は「アメリカはいつもアジア太平洋地域に『現住所をもつ』大国で、アメリカにできることはこの地域に対し、もっと投資をしていくということのみであり、地域にさらなる関与を求めていく際には日本に勝るパートナーはいない」などと述べ、日米同盟の重要性を強調しました。
外務省によりますと、「グローバル市民賞」は過去に、アメリカのキッシンジャー元国務長官、シンガポールのリー・クアンユー元首相、それにイギリスのトニー・ブレア元首相らに授与されていて、今回、安倍総理大臣とともにイタリアのレンツィ首相らも受賞しました。

3028名無しさん:2016/09/22(木) 12:10:56
古い記事

http://nikkan-spa.jp/1076131
ショーンKは氷山の一角…安倍晋三、麻生太郎ら海外留学を誇張する「学歴の水増し」は常態化していた!?
2016.03.19 ニュース

 経営コンサルタントでDJのショーン・マクアドール川上氏に経歴詐称の疑惑があると『週刊文春』(16日発売)が報じたことにより、川上氏は今月15日に公式サイトの英文プロフィールに記載した学歴に詐称があったことを認め、現在自身が出演する『報道ステーション』や『とくダネ!』などのレギュラー番組の降板を発表。さらに4月にフジテレビでスタート予定だった新番組『ユアタイム〜あなたの時間〜』のキャスター抜擢も辞退することになった。

 今回の騒動で、「テンプル大学で学位、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得」と記載されたショーンK氏の経歴がデタラメであることが判明したことにより、“消えた”経歴詐称疑惑にも注目が集まっている。特に海外留学体験をさも“学歴”のように表示する疑惑が現政権のトップにも存在していたことから、今回の騒動が氷山の一角であることがわかる。

「南カリフォルニア大学」の記載が削除された安倍晋三首相

 まずは日本のリーダーである安倍晋三首相だ。かつての公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業、引き続いて南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」と記載されていたが、現在の公式ホームページには、1977年「成蹊大学法学部政治学科卒業」から1979年「株式会社神戸製鋼所入社」となっており、南カリフォルニア大学政治学科に2年間留学という海外での経験が一切削除されている。

 2004年2月の『週刊ポスト』の報道によると、安倍氏がUSCの政治学科に在籍したことはなく、78年の春期、夏期、秋期にのみ在籍し、取得した6コースのうち、3つは外国人のための英語コースであり、そこには政治学は含まれていない。しかも安倍氏は、2年間留学といいながら、実際には1年間にも満たないことが判明。そして、安倍事務所は「南カリフォルニア大には78年1月から79年3月まで在籍しています。政治学は履修したが、途中でドロップアウトしたため、記録が残っていないだけで、留学の実態はあったと考えています」と答えている。

 その疑惑に対して、当時の民主党・菅代表は記者会見で「取材やホームページでの安倍氏の発言がくるくる変わっている」と指摘し、民主党として事実関係の調査をしていることを明らかに。その過程で記載は削除されたという。

3029名無しさん:2016/09/22(木) 12:11:07
>>3028

「スタンフォード大学とロンドン大学」が削除された麻生太郎副総理

 続いては、麻生太郎副総理だ。2004年時点での公式ホームページでは、昭和38年「学習院大学政経学部を卒業後、スタンフォード大学大学院(昭和38年〜昭和40年)に留学」から昭和40年「ロンドン大学政治経済学院(昭和40年〜昭和41年)に留学。帰国後に家業の麻生産業(現麻生セメント)に入社」と記載されていたが、2007年以降の公式ホームページでは、昭和38年「学習院大学政経学部卒業」から昭和41年「麻生産業株式会社入社」となっており、スタンフォード大学とロンドン大学という海外留学の経験が一切削除されている。

 多くの人は、こうした南カリフォルニア大学、スタンフォード大学、ロンドン大学といった海外の大学について詳しくないため、何となく凄いのだろうと圧倒されてしまう。そして、プライバシー保護の時代に、学歴の真偽を確かめることも難しい。

 安倍晋三と麻生太郎に共通するのは、祖父がともに東京帝国大学(現・東京大学)を卒業した内閣総理大臣の「エリート家系」であるということだ。言わずもがな、安倍晋三の祖父は岸信介であり、麻生太郎の祖父は吉田茂である。彼らが自身にコンプレックスを抱いていたのかどうかはわからないが、少なくとも周囲からの期待は凄まじく、プロフィールを“盛る”必要があったのかもしれない。

 しかし、政治家が選挙広報で「学歴詐称」することは以下のように公職選挙法違反とされており、1996年に衆院選に立候補したサッチーこと野村沙知代は、虚偽の経歴を公表した「詐称容疑」で東京地方検察庁に告発されている。

===============
●公職選挙法 第二百三十五条(虚偽事項の公表罪)
当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、二年以下の禁錮又は三十万円以下の罰金に処する。
===============

「学歴」という肩書きは、最も簡単に人から信頼と安心を得られるものである。「学歴重視」「欧米コンプレックス」の日本だからこそ、こうした学歴・経歴を水増しする行為が起こる空気が蔓延しているのだろう。

<取材・文/北村篤裕>

3030名無しさん:2016/09/22(木) 13:45:17
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160912-00000566-san-pol
菅義偉官房長官「不適切だ」 台風10号豪雨被害で“おんぶ視察”の務台俊介政務官を口頭注意
産経新聞 9月12日(月)22時44分配信

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で、自民党の務台俊介内閣府政務官が1日に台風10号による岩手県岩泉町の被災地を視察した際、長靴がなかったため内閣府職員に背負われて水たまりを渡ったことについて「被災地の心情への配慮に欠けた不適切なものだ」と述べ、緊張感を持って職務にあたるよう口頭で注意したことを明らかにした。

 二階俊博幹事長は記者会見で「評価に値しない」と切り捨て、公明党の山口那津男代表も記者団に「被災地に行くからには長靴を準備するのは当然で、怠りがあったのではないか」と苦言を呈した。

 民進党の安住淳国対委員長は12日の与野党国対委員長会談で「国民から批判が出ている」と批判し、公明、共産両党も同調。今後、衆院災害対策特別委員会で務台氏に事情説明を求める方向で調整に入った。

3031名無しさん:2016/09/22(木) 14:21:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160913-00000002-withnews-int
安倍首相がホテルに残した「感謝」の文字 中国で話題に「字が綺麗」「この行動は称賛すべき」
withnews 9月14日(水)7時0分配信

 G20があった中国で、安倍晋三首相がホテルに書き残した1通のメッセージが話題になっています。ホテルの人に向けたと思われる「感謝」という文字。ネット上では、「字が綺麗」「この行動は称賛すべき」など、普段の首相への評判とは違う反応に……。ホテル側も「私たちの仕事が認められ、嬉しく思います」とコメントしています。

「感謝 内閣総理大臣 安倍晋三」
  G20で中国に滞在した安倍首相。習近平国家主席とは、安全保障などについて会談をしました。

 期間中、安倍首相が泊まったのが高級ホテルのシェラトン杭州湿地公園リゾートです。首相が帰国した後、1通のメッセージが話題なりました。

 「感謝 平成廿八年九月五日 内閣総理大臣 安倍晋三」

 中国版ツイッターの微博では、20万人近くのフォロワーを持つアジア通信社社長の徐静波さんが公表。友人にこの便箋の写真が送られた徐さんが、安倍首相が書いたかどうか確認を求められ、ほかの筆跡と比較して「本物です」と投稿しました。

ホテル側「仕事が認められ嬉しい」
 シェラトン杭州湿地公園リゾートによると、「感謝」のメッセージは、9月6日の午前に清掃係が見つけました。

 「感謝」と書かれた紙は、部屋のデスクの目立つところに置かれていました。驚いた清掃員は、すぐにホテルの支配人に届けたそうです。

 取材に対しホテルの客室の責任者は「私たちの仕事が認められ、嬉しく思います」と話しています。

「字が綺麗」「礼儀正しい」
 「感謝」のメッセージに対して、中国のネットユーザーから、首相への称賛の声が投稿されました。

「字が綺麗」
「礼儀正しい」
「政治家としてはあまり好きではないが、この行動は称賛すべき」
「日本人は細部にこだわる民族。この礼儀正しさは、家族と日本文化の影響」
「彼から日本の強さをよく分かります」
「これもソフトパワーです」

 普段は日本に対して辛口の中国のネットユーザー。中には「礼儀正しい人なのに、なぜ中国人の敵なの?」などの声もありましたが、「アメリカさえなければ、日本と中国は友好できるかもしれません」「個人の立場は国家の立場とは異なるもの」など、今回ばかりは、前向きにとらえた声が目立ちました。

 G20では習国家主席と約35分会談した安倍首相。外交の場では、それぞれの国の主張をあの手この手で戦わせた両首脳でしたが、ホテルの一件では、爽やかな印象を残すことができたようです。

3032名無しさん:2016/09/22(木) 15:09:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00010004-manetatsun-bus_all
日露北方領土問題「進展」で日本経済にも影響 大統領選後のアメリカとの関わり方も変わってくる
マネーの達人 9月21日(水)5時43分配信

日露急接近、イライラしつつも動けないアメリカ
9月2日ウラジオストックで、安倍総理とプーチン露大統領と3時間以上も会談しました。そこで決まったようですが、どうやら、12月に安倍総理の地元である山口にプーチン大統領を招いて、ふたたび首脳会談をするようです。

日露首脳会談は、第一次安倍政権から数えて、実に13回行われています。安倍総理外交で、ダントツで一番会っているのがプーチン大統領です。

ホットラインがあれば電話会談もあり、当然オバマ大統領とは頻繁に会談しているでしょうが、直接会うとなるとプーチン大統領がダントツに多いです。

今年は、歯舞群島と色丹島の2島返還の話が出た日ソ共同宣言の年からちょうど60年目になります。60年前の10月のことで、12月の日露首脳会談はちょうどよいタイミングではと言われています。

■アメリカは大統領選挙前で外交的に動けない時

11月はアメリカ大統領選挙です。そこでヒラリー・クリントン民主党候補か、ドナルド・トランプ共和党候補になるかが決まりますが、実際に政権が発足するのは来年の2月です。それまでは、オバマ大統領も、次期大統領も、外交的には何も動けない状況です。

実際はアメリカは対ロシア経済封鎖を中心に行っている関係で、日本のロシアへの接近に関しては、好ましくは思っていないのは事実ですが、12月の日露首脳会談においては、立場上強くいえない状況でもあります。

米大統領がトランプ氏になれば、徹底的な保護主義政策を取るでしょう。外交面でも、世界との関係は大きく変わりそうです。

■日本の外交もアメリカ一辺倒ではいかなくなる

足元では、トルコやサウジアラビアなど、あれだけの親米国がアメリカを離れ、ロシアに急接近しています。

フィリピンも二枚舌外交で、表面的にはアメリカと仲良くするふりをしながら、経済面では中国と強く手を握っている状態です。

そんな中での日露急接近は、アメリカとしては平静ではいられない状況かと思われますね。

トランプ氏の現段階での発言内容で判断すれば、日米安保関係も、今までのようには、いかない感じです。

そのトランプ・リスクが、かなり現実味を帯びてきていると思われます。そうなると、日本の外交も、アメリカ一辺倒ではいかなくなってくることでしょう。

3033名無しさん:2016/09/22(木) 15:09:56
>>3032

北方領土問題が急展開?
憶測ですが、ウラジオストックでの会談で、相当な進展があったようです。

ここまでで北方領土問題で言われているのは、60年前の歯舞群島と色丹島の2島返還の話に加え、4つの島の面積按分で、日本に3.5島返還、歯舞・色丹に加え、択捉島と国後島の半分を日本側に返還すると言う話もあります。

60年前、日ソ間での2島返還に関しては、ソ連側の平和条約締結後2島返還というのに対し、日本側はまずは2島返還が先だと主張していて、ずっと平行線をたどってきたわけです。

また一部では領土面積ではなく、海洋面積を半分ずつにしようという話もあるようです。

領土には排他的海洋水域(EEZ)がついてきますからね。漁業のみならず、海洋資源も関連してくる重要な話です。

北方領土問題で、日ロ間で急接近する話し合いが合ったのではとの噂の中には、北方領土では、ロシア人と日本人が共存できる、一緒に住むことができるようにするという話し合いがあったということも聞こえています。

あくまでも詳細は定かではありません。

領土問題は、両国がいかに譲歩しあうかによります。何らかの歩み寄りがあったのかもしれません。

■北方領土返還でマーケットや日本の経済も大きく変わってくる

安倍総理のおじいさんに当たる岸信介元首相もソ連には近かったですし、安倍総理が所属する清和会のドンである森喜朗元総理も、ロシアとは強力なパイプを持っています。

今のロシア事情とすれば、原油価格下落により、かなり資金繰りが大変になっています。

シベリア開発に関しても、今はどうしても日本マネーがのどから手が出るほど欲しい状況と思われます。ロシアにすれば、日本の経済協力がないと、シベリア資源開発やサハリン開発がすすまない状態です。

マーケットにおいても、北方領土返還、平和条約締結となれば、大きく動く材料にはなると思われます。北方領土返還でマーケットは大きく動くと言われています。

日本の経済が大きく変わることになりそうです。シベリア開発という、新しい特需が生まれるかもしれません。

3034名無しさん:2016/09/22(木) 15:10:20
>>3033

にわかに解散説が浮上…
安倍総理が北方領土問題で、一部の島でも返還されることになればそれは大きな成果で、歴史に名を残すだけでなく、それを期に、一気に解散に打って出るのではとの噂もあります。

自民党安定政権が延命されますからね。今の民進党だと勝てると踏んでいるのだと思われます。

ここにきて、民進党代表に蓮舫氏が決まり、さらに、野田前総理が幹事長になったことで、俄然、年内解散が話題にあがってきました。蓮舫ならやりやすい、二重国籍問題は突っ込みどころ満載…自民党議員のつぶやきです。

安倍総理悲願の憲法改正を行えば、間違いなく支持率は落ちると永田町関係者は指摘しています。憲法改正後の選挙は逆風を覚悟しなければならないと、自民党関係者は読んでいるようで、できれば、解散は早い段階でやりたいという思惑はあるようです。

それゆえ、安倍総理は、今のプーチン大統領との関係が良好で、ロシア側の日本への経済協力期待が高まっているうちに、北方領土問題を何とか前進させたいと思っているのでしょう。

その表れが、13回にも上るプーチン大統領との直接会談が物語っていると思われます。「12月18日選挙を想定して行動するように…」ある自民党重鎮の言葉です。

■解散したがっているのは公明党

公明党が党大会で、山口那津男代表の5選を正式決定しました。井上義久幹事長も再任されました。野党に転落した2009年9月に誕生した「山口─井上」体制は8年目に入ります。

山口代表続投の理由は、最大の支持母体である創価学会との関係が良好であることと、他にいないということのようですが、井上幹事長続投の理由は、選挙に強いということだそうです。

自民党二階俊博幹事長は、公明党とのパイプが深い人です。公明党はダブル選挙を嫌います。来年6月と言われる東京都議選が控えていて、解散をするなら年末か来年1月しかないと主張しています。

むしろ解散に関しては、公明党側が、積極的に働きかけているという話もあります。

いろんな意味で、日露首脳会談は、今後も注目しておいたほうがよいでしょう。それは、解散と言う政治的な話もそうですが、何より日本経済にとって、大きな転換期になるのかもしれませんね。(執筆者:原 彰宏)

3035名無しさん:2016/09/22(木) 15:16:09
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160914-00512381-shincho-pol
安倍首相が外務省に苛立ち 「北方領土交渉」は二島先行返還か
デイリー新潮 9月14日(水)5時50分配信

 ロシアの定番料理、ボルシチは家庭によって味が違うと言うが、外交もまた担う人によって方法論が一変する。2日、ウラジオストクで日露首脳会談が行われた。外務省担当記者の話。

「安倍総理は北方領土交渉で外務省に苛立ちを募らせています。担当する林肇欧州局長は専門家ではなく、ロシアとのパイプがない。総理はよく怒っていますよ」

 そこで交渉のキーマンになったのが、世耕弘成経産相(53)と新党大地の鈴木宗男代表(68)だ。

「鈴木さんは8月31日に訪露直前の総理に呼ばれ、相談を受けています。1日には世耕さんをロシア経済分野協力担当相に据え、鈴木さんとの連絡役も任せた。これは経産省と官邸で外交を主導するというサイン。“外務省外し”です」(同)

 では、官邸は問題をどう解決しようとしているのか。

「色丹島と歯舞群島の二島先行返還に傾いていると囁かれています」(同)

 元時事通信モスクワ支局長で拓殖大学教授の名越健郎氏は指摘する。

「本筋なら四島ですが、ロシアは国後、択捉両島の返還には応じません。二島のみの返還なら、1956年の日ソ共同宣言に明記されており、60年前に逆戻り。外交上の敗北ですし、世論は収まらないでしょう」

 当の鈴木氏に聞くと、

「外交に片方が100点、もう片方が0点はありえません。現実的な解決策として、日ソ共同宣言に基づき、まずは二島を返してもらう。それだけでなくプラスアルファを求めていく。これが勝負所です。例えば、ビザなし交流の拡大、共同経済活動、残る二島の継続協議などです。総理は解決に対し強い意欲を持っています。12月にプーチン大統領が訪れる山口県で歴史が作られると思いますよ」

 先の記者が言う。

「01年、森喜朗元総理は二島ずつ別々で議論しようと提案しました。でも、あの頃には戻れない。ロシアとの関係で日本の力は弱まっているので、プラスアルファは小さくなる可能性も」

 戦後70年、過ぎ去った月日とは裏腹に、総理に残された時間は少ない。

「週刊新潮」2016年9月15日号 掲載

新潮社

3036名無しさん:2016/09/22(木) 15:18:34
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160920-00010000-fsight-pol
NHK「ポスト籾井」に浮上した増田寛也氏
新潮社 フォーサイト 9月20日(火)14時2分配信

 7月末の東京都知事選で一敗地にまみれた増田寛也氏(64)。建設官僚から岩手県知事に転身して3期務めた後、民間人枠で総務相に就任。2014年に著した『地方消滅』(中公新書)は、大ベストセラーとなった。その増田氏にとって、小池百合子氏に100万票以上の差をつけられての敗北は屈辱的なものであったはずだ。「晩節を汚した」という人もいるだろう。しかし惨敗から2カ月近くが経ち、増田氏を取り巻く状況は決して暗い話ばかりではない。「華麗なる」転身先がちらついているというのだ。
「実は籾井勝人氏(73)の後継としてNHK会長に起用される構想が進んでいるのです」
 自民党関係者は、こうささやく。行政経験が豊かで、電波行政を所管する総務省の大臣も務めた増田氏は、確かにNHK会長に就任してもおかしくない経歴の持ち主ではある。しかし、なぜ都知事選で敗れたばかりの彼の名が取り沙汰されるのか。

■仕掛け人は菅官房長官

 増田氏のNHK会長説の源流をたどると、都知事選に「負けたのにもかかわらず」ではなく「負けたからこそ」浮上していることが分かる。仕掛け人は、増田氏の総務相の前任者であり、放送界ににらみを利かす菅義偉官房長官(67)と言われる。増田氏の都知事選出馬を口説いたのも菅氏だった。都知事だった舛添要一氏に政治資金の公私混同問題が浮上し辞任不可避となったころから、菅氏は増田氏と接触を図っていた。当初はアイドルグループ「嵐」の櫻井翔さんの父で総務次官を務めた桜井俊氏に白羽の矢を立てたが、桜井氏が固辞すると、増田氏に狙いを定めた。
 増田氏の弱点は知名度の低さ。菅氏は増田氏に対し、正式な出馬表明はできるだけ遅くし、出るか出ないか分からない状態を続けてマスコミ露出を増やすことなど、細かい助言もしたという。知事選期間中も、安倍晋三首相が1度も応援に入らないのとは対照的に、菅氏は公務の合間を縫って積極的に応援演説を買って出た。
 結果は冒頭にも書いた通り「小池劇場」の前になすすべもなく完敗した。増田氏に申し訳ないという思いが強い菅氏は、再就職先を探し、それが「NHK会長」となったというわけだ。普通なら選挙で負けた候補が要職に就くことには反発も出るだろう。しかし増田氏に対しては自民、公明両党の中で「小池氏が相手では誰が出ても勝てない。増田氏は負け戦によく応じてくれた」という同情論が多いため、障害は少ないという。

■二階幹事長との確執

 「増田NHK会長構想」は、安倍政権内の微妙な権力構造の変化と無関係ではない。安倍氏が首相に復帰してから3年半あまり。菅氏は官房長官として、自他共に認める「政権ナンバー2」として辣腕をふるい続けた。ところが今年8月の内閣改造・党役員人事で二階俊博氏(77)が幹事長に就任。政権内で2人のさや当てが始まっているのだ。菅、二階氏は、どちらも水面下の根回しや「寝技」を得意とする似たタイプの政治家だが、10歳上の二階氏の方が、政治経験も与野党の人脈も「一日の長」がある。同時に、菅氏の政治決断には失敗が少なくないという指摘が出始めている。失敗の「象徴」が都知事選の惨敗ということになる。だからこそ、菅氏は増田氏を要職に処遇し、自身の政治的影響力を誇示しようと考えているというのだ。
 増田氏が会長に就くことになれば、当然籾井氏は1期3年で2017年1月に退くことになる。2014年の会長就任会見で「政府が『右』と言っているのに我々が『左』と言うわけにはいかない」と発言するほど政権寄りのスタンスを取ってきた籾井氏。再選濃厚との見方も強かった。しかし、不規則発言や強引な経営手法が頻繁に報道されて批判を受け続ける中、政権側もさじを投げつつある。少なくとも、政権と籾井氏の蜜月は終わっている。
 籾井氏と比べ「常識人」の増田氏の方が、菅氏にとってもコントロールしやすいという判断も働いているのだろうか。NHK会長を選ぶのは経営委員会だが、そこに政治の意思が間接的に働くことは言うまでもない。


ジャーナリスト 野々山英一

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3037名無しさん:2016/09/24(土) 15:54:04
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092300894&g=pol
北朝鮮に前例なき対応を=改憲「国民的議論深める」-安倍首相・内外会見

 【ハバナ時事】安倍晋三首相は23日午前(日本時間同日夜)、キューバの首都ハバナで内外記者会見に臨み、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射について「今までと異なるレベルの脅威となっている」と指摘、「国際社会はこれまでにない断固たる対応を取らなければならない」と訴えた。国連安全保障理事会での新たな制裁決議に向け、日本が議論を主導していく考えも示した。
 首相は北朝鮮問題に関し「中国の役割は重要だ。新しい制裁を実効あらしめるために鍵となる」と強調。「引き続き積極的な役割を果たすよう働き掛けていく」と述べた。
 また、首相は憲法改正について「決めるのは国民だ。国民的な議論を深めていく必要がある」と表明。民進党に対し「ただ反対するのではなく、対案を示しながら議論を深め、建設的な議論につながっていくことを期待している」と前向きな対応を呼び掛けた。
 26日召集の臨時国会の焦点となる環太平洋連携協定(TPP)に関しては、「国会の承認が得られれば早期発効の弾みになる。承認と関連法案の成立に全力で取り組む」と語った。(2016/09/23-22:16)

3038名無しさん:2016/09/25(日) 21:57:58
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160923-00000517-san-pol
菅義偉官房長官「そのような事実全くないと断言」 北方領土交渉で4島帰属前提にしないとの報道否定
産経新聞 9月23日(金)12時38分配信

 菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、ロシアとの平和条約締結交渉で、政府が歯舞群島、色丹島の2島返還を“最低条件”とするとの方針を固め、条約締結の際には国後島、択捉島を含む4島の帰属を北方領土問題解決の前提にしない方向で検討しているとの23日付読売新聞朝刊の報道について「そうした事実は全くない。明確に断言しておく」と否定した。

 菅氏は北方領土問題に対する政府見解について「4島の帰属問題を解決し、平和条約を締結していく。この基本方針のもと、粘り強く交渉を進める方針であることは全く微動だにしていない」と改めて強調した。

3039名無しさん:2016/09/27(火) 07:50:44
年金受給資格期間、10年に短縮=関連法案閣議決定
時事通信 9月26日(月)11時23分配信

 政府は26日の臨時閣議で、年金の受給資格を得るのに必要な保険料納付期間を
25年から10年に短縮する関連法案を決定した。

 同日開会の臨時国会に提出、成立すれば、来年10月から支給を始める。

 新たに約64万人が年金を受け取れるようになる。来年10月に9月分を支給し、
それ以降は偶数月に2カ月分を一括支給。予算は年間約650億円を見込む。

 年金受給資格の短縮は消費税率の10%への引き上げと同時に実施する予定だったが、
引き上げ延期で一時実施が不透明になっていた。
安倍晋三首相が7月の会見で「無年金問題は喫緊の課題」と表明し、実現が決まった。
外部リンク:headlines.yahoo.co.jp

3040名無しさん:2016/10/01(土) 20:03:32
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092900727&g=pol
安倍首相は風邪気味=菅官房長官

 26日に召集された臨時国会で、安倍晋三首相がせき込み、水を飲む場面が目立っている。同日の所信表明演説や27日からの各党代表質問への答弁の際、こうした様子がたびたびうかがえた。これについて、菅義偉官房長官は29日の記者会見で「少し風邪気味ではないか」と説明した。「国会に臨んでいるわけだから全く問題はない」とも語り、深刻な健康不安ではないとの認識も示した。 (2016/09/29-17:33)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092800822&g=pol
四島主権、安倍首相は柔軟=鈴木宗男氏が見方

 地域政党「新党大地」の鈴木宗男代表は28日、日本外国特派員協会で記者会見し、北方領土問題について「戦後71年たっても四島の主権にこだわっていれば進まない。打開するためにはどうしたらいいかを安倍晋三首相は頭に一番入れている」と述べた。
 政府は、四島の主権が確認されれば返還時期などについては柔軟に対応する構え。鈴木氏の発言は、首相がさらに踏み込んだ対応をする用意があるとの見方を示したものだ。 
 鈴木氏は、四島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するとした2001年のイルクーツク声明に言及。「首相がイルクーツク声明を変形した形での解決に向けて知恵を出す」とも語った。(2016/09/28-21:37)

3041名無しさん:2016/10/01(土) 20:48:41
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000656&g=pol
総立ち拍手、問題視せず=「議員個人の判断」-安倍首相

 安倍晋三首相は30日の衆院予算委員会で、先の所信表明演説で自衛隊員らへの敬意に言及した際に自民党議員が総立ちで拍手したことについて、「敬意の表し方は議員個人個人が判断することだ。どうしてことさら問題になるのか理解できない」と述べ、問題視しない考えを示した。民進党の細野豪志代表代行への答弁。

 首相は、昨年4月に米議会上下両院合同会議で自らが行った演説に「十数回スタンディングオベーションがあった」と紹介し、「悪いということはない」と主張。同時に「強制して一斉にやるのはおかしい」とも指摘し、「(所信演説で)私が促しているわけではない」と語った。 
 細野氏は独裁国家を念頭に「首相自身も拍手している姿を見ると、この国の国会ではないような錯覚を覚えた」と批判。これに対し、首相は「わが党への侮辱だ」と不快感をあらわにした。(2016/09/30-16:05)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016093000976&g=pol
稲田氏、涙ぐむ場面も=辻元氏の「言行不一致」追及に

 30日の衆院予算委員会で、稲田朋美防衛相が民進党の辻元清美氏の質問に涙ぐむ場面があった。
 辻元氏は、今年8月に「靖国神社参拝を回避するため」稲田氏がジブチを訪問し、15日の全国戦没者追悼式も欠席したと指摘。「あなたはいつも、国のために命をささげた方に感謝しないといけないと言っている。言行不一致ではないか」と攻め立てた。
 稲田氏は「本当に残念なことに、出席できなかったということは、ご指摘として受け止めたい」と涙声で語った。 (2016/09/30-22:14)

3042名無しさん:2016/10/02(日) 00:58:42
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160930/k10010713191000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009
首相 生前退位 予断持つことなく議論を
9月30日 18時11分
安倍総理大臣は衆議院予算委員会の基本的質疑で、天皇陛下が「生前退位」の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、来月中旬にも初会合を開く有識者会議で、生前退位も含め、公務の負担軽減について予断を持つことなく議論してもらう考えを示しました。また、横畠内閣法制局長官は、生前退位について、憲法改正の必要はなく、特別法の制定で対応することは、法制上、可能だという認識を示しました。
「生前退位」めぐる今後の議論は
この中で、民進党の細野代表代行は、天皇陛下が「生前退位」の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、「立法府としてもしっかり議論すべきだが、安倍総理大臣は、代表質問で『生前退位』という言葉を使わず、『ご公務の負担軽減』という言葉だけを使った。『生前退位も検討する』と述べるべきだ」と指摘しました。

これに対し、安倍総理大臣は「天皇陛下が、国民に向けてお言葉を発せられたことは重く受け止めている。国民的な議論を受け止め、政府としても有識者会議を設けて議論を行っていきたい。退位の問題も含めて、予断を持つことなく、さまざまな専門的な知見を有する方々のご意見を伺いながら議論して頂けるものと考えている」と述べました。また、安倍総理大臣は、「憲法上、天皇の地位は国民の総意に基づくとされていることも踏まえ、一定の段階で、与野党も交えた議論を行うことも考えている」と述べました。

一方、細野氏は、法整備の在り方について、今の天皇陛下に限って「生前退位」を認めるため、特別法の制定で対応することが、憲法上、認められるのか、恒久的な制度にする場合には憲法改正が必要かどうか、ただしました。

これに対し、横畠内閣法制局長官は、一般論としたうえで、「ある法律の特例・特則を別の法律で規定することは法制上可能だ。皇室典範は特定の制定法であり、皇室典範の特例・特則を定める別法も、これに含みうると考えられる」と述べ、特別法の制定で対応することは、法制上、可能だという認識を示しました。また、横畠長官は「皇位の継承に係る事項は、法律事項と解され、憲法改正しなければ、退位による皇位の継承を認めることができないということではない」と述べ、憲法改正の必要はないという認識を示しました。
憲法改正 自民草案ベースに議論を
憲法改正をめぐり、細野氏が「自民党の憲法改正草案は、『基本的人権は、侵すことのできない永久の権利』などと定めた憲法97条を削除しており非常に問題だ」と指摘したのに対し、安倍総理大臣は、「草案では、現行憲法の国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つの基本原則にいささかの変わりもない。97条の削除は、条文の整理にすぎず、基本的人権を制約するということではない」と述べました。

そして、安倍総理大臣は「自民党の草案をベースとした議論は無理だ」と指摘されたのに対し、「憲法改正には3分の2という多数を形成しなければならず、政治の現実において、自民党の憲法改正草案がそのまま通るとは全く思っていない。しかし、党内で相当議論をして作った草案である以上、これを大切にし、ベースに議論してもらいたい」と述べました。
南スーダン自衛隊派遣 安倍首相「私に責任」
安倍総理大臣は、11月に南スーダンに派遣される見通しの自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づく新たな任務の「駆け付け警護」などを付与するかどうかをめぐり、「自衛隊員に万が一のことがあったら、辞任する覚悟はあるのか」とただされたのに対し、「当然、自衛隊に任務を付与する以上、私に責任がある」と述べました。
輸入米安価流通調整金は事実
山本農林水産大臣は、輸入米が、国が契約した価格よりも安く流通している可能性が指摘されていることについて、「業者の間で契約価格と実際の差を埋めるような『調整金』が介在するような取引があったのは事実だ。これが、万々が一にもコメの市場価格に影響しては大変だという観点から、現在、調査を行っている。今の時点では市場価格に影響があるとは思っていない」と述べました。

3043名無しさん:2016/10/02(日) 02:08:38


衆院予算委 稲田朋美防衛相が涙ぐむ 民進・辻元清美氏に「戦没者追悼式欠席は言行不一致」と追及され…

産経新聞 9月30日(金)16時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00000555-san-pol

 衆院予算委員会で30日、稲田朋美防衛相が民進党の辻元清美氏の追及に涙ぐむ一幕があった。

 辻元氏は、稲田氏が8月中旬に自衛隊部隊の活動視察でアフリカ東部ジブチを訪問していたため、
防衛相として8月15日の全国戦没者追悼式に出席しなかったことと、例年行っている靖国神社参拝を見送ったことを問題視した。

 辻元氏は「あなたは『自国のために命をささげた方に感謝の心を表すことのできない国家であっては防衛は成り立ちません』と言っている。
言行不一致ではないか」と迫った。

 稲田氏が追悼式欠席について「大変残念だった」と答弁すると、
辻元氏はさらに「あなたの『戦争でなくなった方々へ心をささげる』というのは、その程度だったのかと思われかねない」とたたみかけた。

 すると稲田氏は目に涙をためながら「今までの私の発言…、読み上げられた通り」と言葉を詰まらせ、
「今回本当に残念なことに出席できなかったが、指摘は指摘として受け止めたい」と答えるのが精いっぱいだった。

3044名無しさん:2016/10/02(日) 10:26:50
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600423&g=pol
安倍首相、五輪後へ意欲隠さず

 安倍晋三首相は26日の所信表明演説で「安倍1強」の政治状況を背景に結果を出すことに強いこだわりを示した。東京五輪・パラリンピックが開催される2020年を節目として、それ以降の新たな国造りへの挑戦にも言及。五輪後の政治のかじ取りへの意欲がにじみ出る内容となった。
 首相は政権を奪回した12年末の衆院選から、国政選挙は4連勝中。自民党内に首相を脅かす存在は見当たらず、18年9月までの党総裁任期の延長も現実味を帯びてきた。
 首相が演説で「安定的な政治基盤の上に、しっかりと結果を出していく」と表明したのは、その自信の表れと言えよう。任期後となる東京五輪について「何としても成功させなければならない」と強い決意を示すとともに、「2020年、そしてその先の未来に向かって、誰もがその能力を存分に発揮できる社会をつくる」と、五輪後の社会のありようにも触れてみせた。
 悲願とする憲法改正については、国会での与野党論議を呼び掛けた。国会発議に必要な衆参3分の2の議席を「改憲勢力」で確保した首相だが、改憲には、野党第1党の民進党の協力が必要とみているからだ。
 一方、政権の最重要課題と位置付ける経済再生は、相変わらず道半ばというのが実態だ。演説で首相は「アベノミクスの一層の加速」を約束し、働き方改革を軸に「1億総活躍の『未来』を切りひらく」と宣言した。安定政権の上に立ったからこそ、言葉通り「結果」を国民に示すことが首相には求められる。(2016/09/26-15:24)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016092600801&g=pol
予算委員長らに協力要請=安倍首相

 安倍晋三首相は26日夜、衆院予算委員会の浜田靖一委員長や与党理事らと首相公邸で懇談した。首相は席上、2016年度第2次補正予算案について「一日も早く成立させてほしい」と協力を要請した。 (2016/09/26-21:10)

3045とはずがたり:2016/10/02(日) 16:46:38
確かに谷垣から二階に代わってこうも発信力が変わるかとは思った。谷垣さんほんと何も云わなかったねぇ。。

【政界徒然草】「史上最大の暗闘」との見出しが踊った菅義偉官房長官と二階俊博幹事長… 安倍晋三政権に“2人の番頭”は並び立つのか?
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20160920/plt1609201155004-n1.htm
2016.09.20

 安倍晋三首相の“大番頭”として、他の閣僚や自民党幹部を圧倒してきた菅義偉官房長官の“独走”が、二階俊博幹事長の登場で揺らぎ始めている。秋の臨時国会の開会日をめぐっては、自民党側の主張通り、9月26日召集で決着。農業や観光、沖縄など、これまで菅氏が主導してきた政策でも二階氏の発言力が増しており、今後、政策決定に大きな影響を与えるのは必至だ。安倍首相は“政高党低”からの変化を追い風にし、政権運営をより盤石にできるか。菅氏と二階氏という2人の女房役の動向が政権の行方を大きく左右しそうだ。

 「二階さんとけんかしていると書かれたからなあ」。8月29日午後6時すぎ、自民党本部から出てきた菅氏は、二階氏との会談内容について記者団に聞かれると、満面の笑みを浮かべて答えた。同日発売された週刊ポスト(9月9日号)の表紙には「“総理の影”菅義偉VS二階俊博『史上最大の暗闘』全内幕」との見出しが躍っていた。

 この時の菅氏は、記者会見や担当記者との懇談など日頃メディアの前で一貫している「冷静」「仏頂面」「沈黙」の印象とは大きく異なっていた。自ら官邸から党本部に出向き、記者の前で上機嫌に振る舞ってまで二階氏との良好な関係をアピールする姿を目の当たりにして、逆に両氏の暗闘は根深いのかもしれない-と思わざるを得なかった。

 8月の内閣改造後、菅、二階両氏の対立を煽るような報道が目立つようになった。背景には、「最も政治的な技術を持った人」(安倍首相)である二階氏の幹事長就任で、権力が集中してきた菅氏の“1強”が崩れるとの見立てがある。ともに農業県出身で、「地盤(組織)、看板(知名度)、かばん(資金)」を持たず、自力で政権中枢まで上り詰めた“たたき上げ”だ。道路や港湾、航空行政に精通し、連立政権を組む公明党とのパイプが権力の源泉である点も似ているのも、好敵手とされるゆえんだ。

実際、幹事長就任後の二階氏は菅氏のお株を奪うかのような動きを見せている。永田町で「菅VS二階の“第1ラウンド”」(自民党ベテラン議員)ともささやかれたのが、秋の臨時国会の召集日をめぐる攻防。官邸は環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認・関連法案など重要法案を控え、審議時間を確保するため、9月13日や16日など早期開会を模索した。だが、15日に民進党代表選を控えた野党に配慮したい党側の要求に押し切られ、結局、26日に決定。官邸関係者は「幹事長が二階さんでなければ官邸が折れることはなかった」と打ち明ける。二階氏の下、国会日程を党が主導したことで、官邸と党のパワーバランスが谷垣禎一前幹事長時代から一変したことを印象づけた。

3046とはずがたり:2016/10/02(日) 16:46:58
>>3045-3046
 菅氏が主導してきた米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題でも、二階氏が存在感を示している。幹事長就任早々、沖縄県の翁長雄志知事と会談し、「沖縄の将来を考え、寄り添って歩んでいくことが大事だ」と述べ、沖縄県民との対話を重視する姿勢を示した。県民の強い反発を招くのを承知の上で、司法の最終決着を得て辺野古移設の前進を目指す官邸の方針に逆らうかのような二階氏の対応に、「首相の側近である二階氏が翁長氏と親しくすれば、国の姿勢がぶれている印象を与える」(自民党沖縄県連関係者)との懸念がくすぶる。  

 今後、菅氏と二階氏の思惑がぶつかるとすれば、今秋、大きな山場を迎える農業改革だろう。二階氏は農地の整備や土地改良事業を手がける全国土地改良事業団体連合会の会長で、農業界に強い影響力を持つ。官邸はTPPをてこに農林水産物の海外輸出の拡大など“稼ぐ農業”への転換を目指すが、7月の参院選では、農業県で軒並み自民党候補者が野党候補に敗れた。地方での農政改革へのアレルギーは根強い。

農家の長男に生まれ、出身地の秋田県のいちご生産・販売の“改革派”として知られた父を持つ菅氏は、高齢化と人口減少に伴い衰退の一途をたどる農業の立て直しに人一倍思い入れが強いといわれる。菅氏は、党農林部会長に幅広い国民に人気が高い小泉進次郎衆院議員を登用し、農水省次官に農協法改正を手がけた奥原正明前経営局長を起用するなど農政改革を後押ししてきた。一方、二階氏は“農林族”のドンであり、党の選挙結果に最終責任を持つ幹事長でもある。二階氏の動向次第では菅氏が思い描く農政改革が道半ばで頓挫する可能性もぬぐえない。

 利害が対立する両氏だが、共通しているのは安倍政権を支える姿勢に徹していることだ。菅氏と二階氏の間に噂される“暗闘”の背景には「内閣改造で熱望していた幹事長ポストを二階さんに取られ、菅さんは面白くないのだろう」と、安倍内閣の権力構造のきしみを指摘する声がある。菅氏の政治的野心は本人しかわからない。ただ、平成24年12月の政権発足から約3年9カ月、国内外で強いリーダーシップを示す安倍首相の側近だからこそ、官僚を掌握する菅氏の持ち味が最大限発揮できたのは明らかだろう。その点は二階氏も同じ。両氏は政権運営の両輪として最強コンビなのかもしれない。

 首相にとっては、官邸と党双方に有能な女房役を持ったともいえる。“海千山千”の菅、二階両氏を上司としてどう使いこなすか。政権の命運は、熟練の政治家を部下を持った首相の操縦術にかかっているといえそうだ。(政治部 小川真由美)

3047とはずがたり:2016/10/03(月) 21:15:18
国会 民進・前原氏、稲田防衛相めぐり安倍首相の任命責任追及
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20161003-00000922-fnn-pol
フジテレビ系(FNN) 10月3日(月)12時53分配信

国会は、衆議院予算委員会の討論が続いていて、民進党の前原元外相は、稲田防衛相の日米同盟などに関する過去の発言からの変化を指摘し、安倍首相の任命責任を追及した。
民進党は、連日、安全保障関連の質問を重ねて、就任2カ月の稲田防衛相にターゲットを定めて、攻勢を進めている。
民進党の前原元外相は、「防衛に対する認識の足りなさというものに、私は実は、あぜんとする」、「安倍総理が何で、稲田さんを枢要なポストである防衛大臣に指名をされたのか、よくわからない」と述べた。
安倍首相は、「基本的には、稲田大臣は、考え方は全く変えておられず、しっかりと尖閣についても守って、しっかりと守っていかなければならないというほど、日米同盟は重要であると」と述べた。
前原氏は、稲田防衛相が、過去に日米同盟の意義について「日本を守るためではない」と述べていることを問題視して、認識不足を指摘した。
これに対し、安倍首相は、「稲田防衛相は日米安保条約についても間違いない認識を持っている」と述べ、指摘を退けた。
また、北方領土問題についての質問に対し、安倍首相は、12月のロシアのプーチン大統領の訪日予定について、オバマ大統領とも話し、了解されているとして、日米の連携を強調したうえで、「4島の帰属問題を解決して、平和条約を締結する立場は不変だ」と強調した。
最終更新:10月3日(月)12時53分Fuji News Network

3048名無しさん:2016/10/04(火) 23:09:47
来る2019年に創立150周年を迎える靖国神社が、歴史的な大転換点を迎えるかもしれない。
靖国に祀られるのは「国のために殉じた人々」だけである。つまり神社がつくられた当時の
「国=明治政府」に刃向かった幕府軍・会津軍や、西南戦争で敗れた西郷隆盛らは
「賊軍」となるため、祀られる“資格”がない。

だが、彼らの合祀を求める会を国会議員らが立ち上げ、靖国神社に申し入れをするというのだ。
発起人を務める保守派の重鎮、亀井静香・衆院議員が言う。

「日本は戊辰戦争、西南戦争という内戦を経て近代国家に生まれ変わった。当時は薩長と
幕府・会津が二手に分かれて対立したが、敗者がいるからこそ争いが鎮まった。明治維新から
150年も経つのに、内戦の死者が『賊軍』として祀られないのはおかしい。そこで有志に呼びかけて
会を立ち上げ、靖国神社に合祀を求める申し入れをすることにした」

歴史を繙(ひもと)くと、靖国神社のルーツは明治2年(1869年)に建てられた「東京招魂社」に遡る。
戊辰戦争、士族の乱などで命を落とした薩摩・長州軍らを「官軍」として慰霊顕彰し、明治維新を
偉業として後世に伝えるための社だった。そのため官軍と戦って破れた幕府軍、会津軍らは「賊軍」
とされ、祀られなかった。明治12年に社号が「靖国神社」に改められて以降も、「賊軍史観」は変わっていない。

これに一石を投じたのが、現在の靖国神社宮司・徳川康久氏である。第15代将軍・徳川慶喜を
曾祖父にもつ徳川宮司は、徳川家康を祀った芝東照宮に奉職した後、靖国神社の宮司となった。
「賊軍の長の末裔」が「官軍を祀る神社のトップ」に就任したのである。

2013年1月の就任時、「幕末の動乱期、曾祖父の慶喜は身を挺して朝廷と御所を守った」と発言して
注目された徳川宮司は、今年6月に共同通信のインタビューで、自らの「明治維新史観」を一歩進めてこう語った。

〈文明開花という言葉があるが、明治維新前は文明がない遅れた国だったという認識は
間違いだったということを言っている。江戸時代はハイテクで、エコでもあった〉

〈私は賊軍、官軍ではなく、東軍、西軍と言っている。幕府軍や会津軍も日本のことを考えていた。
ただ、価値観が違って戦争になってしまった。向こう(明治政府軍)が錦の御旗を掲げたことで、
こちら(幕府軍)が賊軍になった〉

「公式見解」を覆す靖国神社の根幹にかかわる大胆な発言だったが、記事は一部の地方紙にのみ
掲載されたのみで反響は少なかった。しかし本誌・週刊ポスト7月1日号が、「徳川宮司『明治維新という過ち』
発言の波紋」とのタイトルで大々的に報じると状況は一変し、靖国関係者や政界関係者に大きな波紋を呼んだ。

http://www.news-postseven.com/archives/20161004_453226.html

◆宮司は「私もそう思う」

亀井氏も本誌報道に影響されたと明かす。

「私は以前からこの問題に関心があり、ポストの記事が出た後、徳川宮司に会って、
『それでは、具体的に靖国合祀を呼びかけますよ』と話した。3年ほど前、徳川宮司に『賊軍が祀られて
ないのはおかしい』と尋ねると、『私もそう思う』と言われたことがあって以来、ずっと構想を練っていた」

靖国神社への「合祀申し入れ書」はすでに作成済みで、こんな文面となっている。

〈白虎隊や新選組、西郷南州(西郷隆盛)、江藤新平などの賊軍と称された方々も近代日本のために
志をもっていたことは、勝者、敗者の別なく認められるべきで、これらの諸霊が靖国神社に祀られて
いないことは誠に残念極まりないことです〉

〈有史以来、日本人が育んできた魂の源流を今一度鑑み、未来に向けて憂いなき歴史を継いでいくためにも、
靖国神社に過去の内戦においてお亡くなりになった全ての御霊を合祀願うよう申し出る次第です〉

亀井氏によると、今回の申し入れには、森喜朗氏や福田康夫氏ら首相経験者、二階俊博・自民党
幹事長ら与党幹部、さらに、野党議員など70人を超える政治家の賛同を得ているという。

「山口(長州)出身の安倍首相にも申し入れ書は渡してある。政教分離の原則があるから、
立場上『やれ』とは言えないだろうが……。多くの政治家に受け入れられているが、自民党の
日本会議系議員の何人かは反対のようだ。彼らは皇国史観に立ち、『なぜ今さら賊軍を祀るのか』
という考え方なので話にならない(苦笑)」 (以下略)

http://www.news-postseven.com/archives/20161004_453226.html?PAGE=2

3049名無しさん:2016/10/06(木) 23:22:17
1:

★鳩山も岸も角栄も果たせなかった北方領土交渉の歴史
2016.10.06 07:00

12月のロシア、プーチン大統領の訪日を控え、北方領土返還交渉が熱を帯びている。
北方領土をめぐる交渉は東西冷戦構造の中で、日本が大国の事情に翻弄されてきた歴史がある。

最初は1956年10月、鳩山一郎内閣の「日ソ共同宣言」だ。同宣言で旧ソ連との戦争状態の
終結と外交関係の回復が決まり、平和条約締結後に、「歯舞、色丹の2島を日本に引き渡す」
ことが盛り込まれた。しかし、米国の横槍が入る。元外務省国際情報局長・孫崎享氏の解説。

「米国のダレス国務長官が重光葵・外相に『日本が国後、択捉をソ連に帰属させる
(=歯舞、色丹の2島で合意する)なら、米国は沖縄を返還できない』と警告した。
世にいう“ダレスの恫喝”です。

一方、その4年後に岸信介内閣が日米安保条約を改定(1960年)すると、今度は反発したソ連が
『日本からの全外国軍隊の撤退がなければ歯舞、色丹は返還できない』と通告、交渉は暗礁に乗り上げました」

1973年には田中角栄・首相がソ連を電撃訪問、「両国間の未解決の問題の中に北方四島の
問題が含まれる」という日ソ共同声明が発表されたが、領土交渉の進展はなかった。

米ソ対立が雪融けに向かう冷戦終結期以降は、何度かチャンスが訪れるが、やはり浮かんでは消えた。

ソ連が経済危機に陥った1991年3月、自民党幹事長だった小沢一郎氏がソ連を訪問、
ゴルバチョフ大統領と“経済協力で北方4島を事実上買い取る”という秘密交渉を行なう。
しかし、ゴルバチョフが決断できないままソ連は崩壊。ロシア連邦が成立した。

1997年には、橋本龍太郎首相がロシアのエリツィン大統領と2000年までに平和条約締結を
目指すクラスノヤルスク合意を結ぶ。翌1998年には「択捉島とウルップ島との間に両国の
最終的な国境線を引く(4島返還)。合意までの当分の間、4島へのロシアの施政権を認める」
という思い切った提案(川奈提案)をしたが、政権末期だったエリツィンは決断できず、
橋本首相も参院選敗北で退陣した。

エリツィンから後継指名を受けたプーチン大統領は領土交渉に積極的で、2001年に森喜朗首相
との間でイルクーツク声明(※注)を出した。

【※注/日ソ共同宣言が交渉プロセスの出発点と確認し、北方4島の帰属問題を解決して
平和条約を締結するため、今後の交渉を促進することなどで合意した声明】

だが、ほどなく森首相はスキャンダルで退陣。続く小泉純一郎内閣は米国が主導したイラク戦争に
参戦してロシアとは距離を置き、対露領土交渉を担ってきた鈴木宗男氏らがこの時代に失脚に追い込まれた。

その後の第1次安倍内閣、麻生太郎内閣も領土交渉に意欲を見せたが、いずれも短命政権に終わり、
成果をあげることは出来なかった。

http://www.news-postseven.com/archives/20161006_453459.html

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3050名無しさん:2016/10/07(金) 10:41:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000089-mai-bus_all

<配偶者控除存続へ>専業主婦世帯に配慮

毎日新聞 10月6日(木)21時36分配信



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 2017年度税制改正の焦点となっている配偶者控除の見直しで、政府・与党は、代替案の夫婦控除(夫婦なら一定の控除を適用)導入を先送りし、配偶者控除の適用拡大を検討する方針に転換した。安倍政権が掲げる「働き方改革」の柱として、女性の就労を妨げているとされる配偶者控除の廃止を探ったが、年明けの衆院解散が取りざたされる中、増税となる専業主婦世帯などの反発を招きかねないと判断したためだ。

3051チバQ:2016/10/07(金) 10:41:35
 ◇選挙意識し方針転換

 配偶者控除廃止の動きは8月下旬に公になった。自民党の宮沢洋一税制調査会長が見直しを主張し、9月には茂木敏充政調会長が「配偶者控除から、パート収入の上限がない夫婦控除に移行していく」と踏み込み、所得税改革の機運が高まるとの見方が広がった。

 配偶者控除は「夫が働き、妻は家庭を守る」という高度成長期の家族モデルを前提に、専業主婦世帯を優遇する制度。約20年前に共働き世帯が専業主婦世帯を上回り、「時代にそぐわない」との指摘が出ていた。

 ただ、配偶者控除を廃止し夫婦控除を導入すれば、専業主婦世帯を中心に多くの世帯で増税となる可能性がある。次期衆院選を考えれば増税世帯の増加は避けたいのが与党の本音。閣僚の一人は「どれだけ多くの世帯を敵に回すか分からない。政府内も一枚岩ではない」と漏らしていた。年明けの衆院解散説が広がった9月下旬から、夫婦控除導入論は急速にしぼんだ。

 支持層に専業主婦世帯が多い公明党への根回しも進んでいなかった。公明党が重視する東京都議選は来夏。夫婦控除の拙速な導入による選挙への悪影響を恐れた。公明幹部は「議論を煮詰めるには時間が必要。今年の導入などとても無理だ」とけん制した。麻生太郎財務相も記者会見で「(家族のあり方の)価値観の話が入り、簡単ではない」と慎重姿勢を強調。宮沢税調会長は6日の岸田派会合で「夫婦控除というものは、なかなか厄介な話がたくさんある」と述べ、導入見送りを事実上認めた。

 しかし、安倍政権は女性の就労促進を含めた「働き方改革」を重要課題に掲げており、「税制改正でゼロ回答は許されない」(自民党幹部)事情もある。菅義偉官房長官は財務省幹部に、配偶者控除を受けられる年収要件(103万円)の緩和検討を指示。茂木氏も6日の会見で「大切なのは、働きたければもっと働けるよう『103万円の壁』を早期かつ実質的に取り払うことだ」と方向を一転させた。年収要件緩和でパート女性の就労時間を増やす狙いだが、経済官庁幹部は「選挙を意識した有権者向けの『あめ』に過ぎない」と冷ややかだ。【大久保渉】

 ◇適用範囲拡大、新たな壁

 政府・与党が今後検討するのは配偶者控除の適用範囲の拡大だ。夫が会社員で妻がパートなどで働く世帯の場合、夫が配偶者控除を受けられる妻の年収上限は現在103万円で、これを引き上げる方針。だが、引き上げ後の上限が女性の就労を阻む「新たな壁」となる恐れがある。

 現在の配偶者控除は、妻の年収が103万円を超えると、夫の税負担が増える。また、企業も103万円を基準に配偶者手当などの支給を減らすところが多いとされる。これを嫌って妻が働く時間を抑えようとするため、「103万円の壁」と呼ばれている。

 総務省の調査によると、パートで働く女性の年収は「50万円以上〜100万円未満」が約48%を占める。新たな上限の水準を巡っては、政府内で「150万円程度」との意見が出ている。その程度まで引き上げられれば、多くのパート女性が働く時間を増やす可能性がある。

 だが、新たな年収上限を超えれば夫の税負担が増える状況は変わらない。仮に150万円まで引き上げられると、今度は妻が年収150万円を超えないように働く時間を抑える可能性があり、「150万円の壁」となりかねない。また、控除のメリットが専業主婦やパートの妻のいる世帯に限られ、妻がフルタイムで働く世帯との不公平感は残ったままになる。

 増税となる世帯が出るのも避けられない。上限引き上げによる税収減を防ぐため、夫の年収に上限を設けて適用対象を絞ることが検討されているためだ。夫婦控除の導入より対象世帯の拡大が小幅にとどまるため夫の年収制限は比較的高い水準になる可能性がある。それでも専業主婦のいる高所得層は増税になるとみられ増税世帯の反発を抑えられるかも課題となりそうだ。

 女性の就労を巡っては、税制以外の「壁」も指摘される。年収が130万円以上だと年金など社会保険料の支払いが発生するため、「130万円の壁」と呼ばれている。今月からは、従業員数501人以上の大企業でこの基準が106万円に引き下げられ、新たに「106万円の壁」が生まれたとされる。大和総研の是枝俊悟研究員は「社会保険の壁があり、配偶者控除の年収上限を引き上げても女性の就労拡大を後押しするという効果は限定的」と指摘する。【横山三加子】

3052名無しさん:2016/10/08(土) 17:10:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161004/k10010717161000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_087
首相 衆院の解散・総選挙「全く考えていない」
10月4日 12時01分
安倍総理大臣は衆議院予算委員会の集中審議で、衆議院選挙の1票の格差を是正するために来年5月までに新たな区割り案の勧告が行われることに関連して、区割りの見直し前であっても解散権は制約されないという認識を示す一方、衆議院の解散・総選挙について、「全く考えていない」と述べました。
民進党の後藤国会対策副委員長は、衆議院選挙の1票の格差を是正するために来年5月までに新たな区割り案の勧告が行われることに関連して、「区割りの改定が行われる前に衆議院を解散した場合には、違憲状態での選挙になるのではないか。また、区割り改定後の選挙は、一定の準備期間が必要ではないか」と指摘しました。

これに対し、安倍総理大臣は、「解散権について、一般論として申し上げると、今、さまざまな条件を挙げられたが、その状況の下でも、現行の公職選挙法などの規定の下で、内閣が衆議院の解散を決定することは否定されるものではない」と述べ、区割りの見直し前であっても解散権は制約されないという認識を示しました。一方、安倍総理大臣は、「私自身が衆議院の解散を考えているかといえば、全く考えていない」と述べました。
政務官の被災地背負われ視察「不適切、大変申し訳ない」
一方、安倍総理大臣は、内閣府の務台俊介政務官が台風の被災地視察の際に、長靴を忘れ、政府職員に背負われて水たまりを渡ったことについて、「被災地、被災者の心情への配慮に欠けた不適切なものだ。現地の方々などの気持ちを傷つけることがあったとすれば大変申し訳ない。務台政務官は総務省時代に防災に取り組んできたのは事実であり、そうした経験と知見を生かして、緊張感を持って職務に当たっていってもらいたい」と述べました。

また、務台政務官は、「私が長靴を持参せず、あまつさえ秘書官に背負われて沢を渡ったことは、被災地の皆様の気持ちを逆なですることであり、深く反省している」と述べ、陳謝しました。
輸入米の安価流通 今週中には調査結果公表
山本農林水産大臣は、輸入米が、国が契約した価格よりも安く流通している可能性が指摘されていることを受けて、「農林水産省で行っている調査結果は、できるだけ今週中には公表したい」と述べました。

一方、保育所の整備や所得が低い人の生活を支援する給付金など、新たな経済対策を実行するための経費を盛り込んだ今年度の第2次補正予算案は、午後の衆議院予算委員会で締めくくりの質疑と採決が行われ、その後、衆議院本会議でも採決が行われて、与党などの賛成多数で可決され、参議院に送られる見通しです。

3053名無しさん:2016/10/08(土) 17:11:09
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161005/k10010718481000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_067
首相「解散は現在考えていない 適切に判断」
10月5日 12時26分
国会は、5日から参議院予算委員会で基本的質疑が始まりました。民進党の蓮舫代表が、衆議院の解散・総選挙について、北方領土問題などの外交問題を争点とすることには違和感があると指摘したのに対し、安倍総理大臣は「解散は、現在、全く考えていないわけであり、その時、その時に適切に判断したい」と述べました。
解散・総選挙 「全く考えず 適切に判断」
民進党の蓮舫代表は、ロシアとの北方領土問題を含む平和条約交渉について、「岸田外務大臣が衆議院予算委員会であいまいな答弁をしたが、二島の返還や二島の帰属問題の解決のみで平和条約の締結を行うことはないか」とただしました。
これに対し、安倍総理大臣は「北方四島はわが国固有の領土だ。四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する、これが基本姿勢だ。その基本姿勢の下に、これから交渉を進めていく」と述べました。

そのうえで、蓮舫氏は、衆議院の解散・総選挙について、「最近、『外交問題を前に進めて解散』という憶測も流れているが、外交問題を争点にした解散・総選挙には違和感がある」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は「解散については、現在、全く考えていないわけであり、その時、その時に適切に判断したい」と述べました。
自民憲法改正草案「家族は社会の基礎」
一方、蓮舫氏は、自民党の憲法改正草案に「家族は社会の自然かつ基礎的な単位として尊重される」などと盛り込まれていることについて、「男女平等の歴史がある中、この条文の新設は、妻と夫が不平等な扱いだった家制度のような時代に戻る懸念がある」と指摘しました。
これに対し、安倍総理大臣は「家族は社会の基礎をなす、かたまりだ。これからの家族は、子育てや介護など多様なライフスタイルの下で、誰もがその能力を存分に発揮できるような関係としてあり続けることが望ましいと考えており、わが党で議論を重ねたうえで示した」と説明しました。

また、安倍総理大臣は、憲法改正をめぐる議論の進め方について、「わが党の憲法改正草案と、国民に国民投票をお願いするものは別だ。『草案を一字一句変えてはならない』などと言ったら一歩も進まない。政治は現実であり、当然、柔軟な姿勢で臨まなければならない」と述べました。
パリ協定承認議案 今月11日閣議決定目指す
安倍総理大臣は、地球温暖化対策を進める国際的な枠組みの「パリ協定」の国会承認を求める議案について、「閣議の日程は、臨時国会開会後の予算審議の見込みや、そのほかの法案などの状況を踏まえて10月中旬にこれを行う」と述べました。
また、岸田外務大臣は「準備、調整作業を全力で進めており、来週11日の閣議決定を目標に進めている」と述べました。
稲田防衛相「非核三原則を守る」
このほか、民進党は、稲田防衛大臣の大臣就任前の発言などに対して相次いで質問しました。
稲田大臣は、「かつて月刊誌の対談で『日本独自の核保有を検討すべきだ』などと述べているが、現在も同じ考えか」と問われたのに対し、「今、私は安倍内閣の防衛大臣として、非核三原則をしっかりと守り、唯一の被爆国として核のない世界を全力を挙げて実現するために尽くしていく所存だ」と述べました。

3054名無しさん:2016/10/08(土) 17:55:55
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161006/k10010719871000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_050
首相 二重国籍「問題点を研究 書面確認も必要」
10月6日 12時26分
安倍総理大臣は、参議院予算委員会の基本的質疑で、国会議員の二重国籍に関連して、閣僚などに就任した場合の問題点を研究するとともに、閣僚などの任命には書面による確認も必要だという認識を示しました。
自民党の有村前女性活躍担当大臣は、国会議員の二重国籍に関連して、「外交官は二重国籍を禁じられる一方、外務大臣や防衛大臣、自衛官などは二重国籍をもてる。外国の諜報機関に狙われる可能性もあり、日本の安全保障上、問題だ」と指摘しました。

これに対し、安倍総理大臣は「外務公務員には二重国籍は認められてない一方、外務大臣や副大臣、政務官も外交交渉をするわけであり、たしかに問題点として存在すると思う。また、議院内閣制の性格上、国会議員の身分が問われることになり、議会でも議論を行っていただきたい。われわれとしても、問題点は整理していかなければいけないと考えている。まず、しっかりと研究していきたい」と述べました。
また、安倍総理大臣は、閣僚の任命にあたって、二重国籍かどうか確認すべきだと指摘されたのに対し、「大臣あるいは補佐官等に任命する際には、本人がしっかりと証明することも大切だ。戸籍等、書類で証明してもらうことも必要かもしれない」と述べました。

さらに、稲田防衛大臣は「自衛隊員は、多くの秘密を扱い得る職務に就くため、自衛隊員等の国籍の保有状況については、外国の情報機関等による働きかけがないかを調査するための参考として、調査することにしている」と述べました。
補正予算案「早期成立で内需下支え」
公明党の西田参議院幹事長は、今年度の第2次補正予算案について、「アベノミクスの第3幕であり、いよいよ景気浮揚していこうという大変強い思いのこもったものだ。早期成立への決意を聞きたい」と質問しました。

これに対し、安倍総理大臣は「経済対策に基づく予算措置によって、短期的に表れる実質GDPの押し上げ効果は、現時点ではおおむね1.3%と見込まれるのに加えて、民間投資や消費の喚起、生産性の向上につながり、さらなる雇用や所得環境の改善を伴う経済成長が期待される。補正予算案の早期成立を図り、円滑な執行を行っていくことで、内需を力強く下支えするとともに、未来への投資を大胆に行っていく」と述べました。
生前退位「一定の段階で与野党交え議論」
一方、安倍総理大臣は、天皇陛下が生前退位の意向がにじむお気持ちを表明されたことを受けて、「国論が二分されることは避けるべきで、与野党の賛同が得られるよう努力すべきだ」と指摘されたのに対し、「天皇陛下のご公務の負担低減などは、有識者会議で予断を持つことなく、国民の中にあるさまざまな意見を幅広く聴取したうえで提言を取りまとめていただく。憲法上、天皇の地位は国民の総意に基づくとされていることも踏まえ、一定の段階で与野党も交えた議論を行うことを考えている」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010721521000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_018
議場での起立拍手「猛省求める指摘は当たらない」
10月7日 14時50分
政府は閣議で、安倍総理大臣が先の衆議院本会議で自衛隊員らをたたえて拍手をした際に、多くの自民党議員も立ち上がって拍手をしたことについて、自衛隊員らに敬意を表そうと行ったもので、猛省すべきという指摘は当たらないとした答弁書を決定しました。
この答弁書は、民進党の逢坂誠二衆議院議員が提出した質問主意書に対するものです。それによりますと、安倍総理大臣が先月26日の衆議院本会議で行った所信表明演説で、自衛隊員らをたたえて拍手をした際に、多くの自民党議員も立ち上がって拍手をしたことについて、安倍総理大臣は猛省すべきで、こうした扇動的な行為は行うべきではないなどとただしています。

これに対し、答弁書では「所信表明演説については、安倍総理大臣は、領土、領海、領空を守る任務に当たる海上保安庁、警察、および自衛隊の職員等に対し、心からの敬意を表そうと呼びかけを行ったもので、指摘は当たらない」としています。

3055名無しさん:2016/10/08(土) 17:57:16
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010721501000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_016
首相 TPPの今国会での承認に向け努力求める
10月7日 15時31分
安倍総理大臣は、自民党の二階幹事長と総理大臣官邸で会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、「なお一層引き締めて努力してもらいたい」と述べ、今の国会での承認に向け、緊張感を持って審議を進めるよう指示しました。
今の国会でのTPPの承認に向け、自民・公明両党は、今年度の第2次補正予算案の成立後、来週14日に衆議院の特別委員会で審議に入りたい考えですが、民進党や共産党などは、審議を拙速に行う必要はなく、応じられないとしています。

こうした中、安倍総理大臣は自民党の二階幹事長と会談し、「今の国会での承認に向け、なお一層引き締めて努力してもらいたい」と述べ、緊張感を持って審議を進めるよう指示し、二階氏も「それ相応の決意で頑張りたい」と述べました。

また、安倍総理大臣は、今月16日に投票が行われる新潟県知事選挙について、「極めて大事な選挙なので、怠りなく真剣に勝利に向かって頑張ってほしい」と述べたのに対し、二階氏は「万全の体制で勝利をつかみたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161007/k10010722101000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010
稲田防衛相が南スーダン視察へ 新任務付与の判断
10月7日 19時42分
稲田防衛大臣は、来月、南スーダンに派遣される見通しの自衛隊の部隊に対し、安全保障関連法に基づく新たな任務を付与するかどうか判断するにあたって、現地の治安状況などを確認するため、7日首都ジュバに向けて成田空港を出発しました。
南スーダンでは、自衛隊の部隊が国連のPKO=平和維持活動にあたっており、来月交代で派遣される見通しの部隊が安全保障関連法に基づいて、武器を使って他国の部隊などを救援する「駆け付け警護」などの新たな任務の訓練を行っています。

こうした中、稲田防衛大臣は、部隊に新たな任務を付与するかどうか判断するにあたって、現地の治安状況などを確認するため、7日の午後6時半すぎ、首都ジュバに向けて成田空港を出発しました。出発に先だって稲田大臣は閣議のあとの記者会見で、「隊員が安全を確保しつつ有意義な行動ができるような現地の状況であるのか、私が見られる範囲で見てくることは重要で、政府全体の判断の一助にしたい」と述べました。

訪問は3日間の日程で、稲田大臣は、自衛隊の宿営地を視察するほか、UNMISS=国連南スーダン派遣団の担当者と会談するなど、現地の治安状況などを直接確認することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161008/k10010722941000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001
麻生副総理・財務相 保護主義排除へ各国の協調必要
10月8日 12時16分
IMF=国際通貨基金の委員会に出席するためワシントンを訪れている麻生副総理兼財務大臣は日本時間の8日に開いた記者会見で、自国の産業を優先する保護主義の広がりが貿易を減速させているという認識を示したうえで、各国が保護主義を取り除くために協調することが必要だという考えを示しました。
この中で麻生副総理兼財務大臣は、「最近の世界貿易の減速を悲観する声が多いが、要因をしっかりと把握して対処することが大事だ。要因の一つである保護主義的な動きの広がりについては、各国が自由貿易の障害を除去するために行動することが求められている」と述べました。
そのうえで、「貿易の自由化は競争をもたらすが、弊害だけを強調するのではなく経済の繁栄という面にも目を向けなければならない」と述べ、世界経済の成長には自由貿易の推進が重要だという考えを改めて強調しました。

また、会見に先立って麻生副総理はアメリカのルー財務長官と会談しました。会談では、TPP=環太平洋パートナーシップ協定が両国にとって重要であるという認識で改めて一致し、日本政府が今の国会での承認を目指していることを説明しました。
TPPをめぐっては、来月に投票が迫ったアメリカの大統領選挙で、民主・共和両党の候補者が反対する考えを表明しています。

3056名無しさん:2016/10/09(日) 10:50:54
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100400827&g=pol
安倍首相、提案路線を一蹴=民進、一転追及へ-国会序盤の論戦

 2016年度第2次補正予算案が衆院を通過し、臨時国会は攻防の第1ラウンドを終えた。安倍晋三首相は自身の経済政策「アベノミクス」批判に対し、具体的な数字を挙げて反論。一方、提案路線への転換を探る民進党だったが、追及型へ逆戻りする場面もみられた。
 「先般の参院選はアベノミクスを加速するか否かが最大の争点だった。結果は『一層加速せよ』ということだ。われわれは全力で取り組む」。首相は4日の衆院予算委員会でこう宣言した。
 民進党の江田憲司代表代行は先月30日の質疑でアベノミクスについて「既に矢折れ、刀尽きた。完全に行き詰まった」と政策転換を迫った。しかし、首相は「もはやデフレではないという状況をつくり出せた」と成果を誇示。議論はかみ合わなかった。
 民主党政権時代の批判も目立った。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による5兆円超の運用損を問題視されると、首相は3日の答弁で「私が在任中の4年間で運用益は27.7兆円だ。民主党政権の3年3カ月は4.1兆円しかない」などと反論した。
 改憲論議では、保守色の強い自民党の改憲草案が焦点となった。民進党の細野豪志代表代行は先月30日の質疑で、「自民党案をベースに議論するのは無理だ」と撤回を要求。首相はこれを拒否する一方で、「そのまま通るとは考えていない」と柔軟に対応する考えを強調した。衆参両院の憲法審査会の議論に、野党の参加を促す狙いがあるとみられる。
 ◇閣僚に集中放火
 民進党は当初、蓮舫代表が掲げる提案型の論戦を模索したが、首相のつれない態度から、次第に追及型へと回帰した。
 辻元清美氏は、保守派を自任する稲田朋美防衛相が今年8月15日の全国戦没者追悼式を欠席したことを「言行不一致」と批判。稲田氏が涙ぐむ一幕もあった。国連平和維持活動(PKO)をめぐる質疑では、守勢の稲田氏に代わって首相が答弁。質問した後藤祐一氏が「防衛相を兼ねないといけないですね」とやゆした。
 蓮舫氏は4日の党会合で、「提案しようにもなかなか提案まで進まない内容もあった」と反省の弁。参院審議での巻き返しを誓った。 (2016/10/04-21:32)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100400421&g=pol
安倍首相、「おんぶ視察」陳謝=務台氏「深く反省」-衆院予算委

 安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、務台俊介内閣府政務官が岩手県の台風被害視察時に水たまりで職員に背負わせたことについて、「被災者への心情に欠け、不適切だ。大変申し訳ない」と陳謝した。務台氏の更迭は「緊張感を持って職務に当たってもらいたい」と否定した。民進党の階猛氏への答弁。
 務台氏も答弁に立ち、「長靴を持参せず、あまつさえ秘書官に背負われたことは、被災地の皆さまの気持ちを逆なですることで深く反省している」と改めてわびた。 
 これに関し、政府は4日に閣議決定した答弁書で、務台氏が視察時に安全靴を着用していたと指摘する一方、被災地で政務三役が職員に背負われた先例については「承知していない」とした。(2016/10/04-14:52)

3057名無しさん:2016/10/09(日) 10:51:05
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100400234&g=pol
現行区割りで解散可能=輸入米調査、週内に公表-安倍首相・衆院予算委

 安倍晋三首相は4日午前の衆院予算委員会で、衆院小選挙区の区割り見直し前の衆院解散について、「こうした状況下でも、現行の公職選挙法等の規定の下での解散決定は否定されるものではない」と述べ、法的に可能との認識を示した。現時点で「私自身は全く(解散を)考えていない」と明言した。民進党の後藤祐一氏への答弁。
 「1票の格差」是正のため、衆院議員選挙区画定審議会(区割り審)は小選挙区の「0増6減」を含む新たな区割りを来年5月に勧告する予定。さらに公選法改正などの手続きを経て、新区割りが適用可能となる。自民党内には、減員区の候補者調整を先送りできることを理由に区割り変更前の解散に期待する声がある。これに対し、後藤氏は現行区割りでの選挙実施は「違憲状態だ」と批判した。
 輸入米の入札をめぐる不透明な取引が疑われている問題で、山本有二農林水産相は、農水省が実施している調査の結果を「今週中には公表したい」と表明。一方、2016年度第2次補正予算案に盛り込んだ環太平洋連携協定(TPP)対策費を見直す必要はないとの認識を示した。自民党の葉梨康弘氏への答弁。 
 首相は、米大統領選の民主、共和両党候補がTPPに反対していることに関し、「日本が批准すれば、米国だけ遅れるのは戦略的に良いのかということに当然なっていく。日本が機運醸成の役割を果たすべきだ」と述べ、速やかな批准を目指す考えを強調した。民進党の福島伸享氏への答弁。(2016/10/04-12:50)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100500525&g=pol
「民主政権で同盟がたがた」=稲田防衛相、蓮舫氏に反撃-参院予算委

 「当時は日米同盟はがたがただった」。稲田朋美防衛相は5日の参院予算委員会で民進党の蓮舫代表と論戦を交わし、旧民主党政権の外交・安全保障政策を酷評した。今国会で民進党は稲田氏が職務に不慣れとみてやり玉に挙げているが、この日は民主党政権の「失策」を好んで取り上げる安倍晋三首相に倣い、稲田氏が反撃に出た格好だ。

 蓮舫氏は、稲田氏が野党時代、雑誌の対談で「核保有を検討すべきではないか」と発言していたことを持ち出し、「今もそう考えているのか」と追及。これに対し、稲田氏は民主党政権の迷走で日米関係が悪化したことに言及し、「当時の日本の安全保障に関する大変な危機感の下で対談した」と反論した。
 「非核三原則をしっかり守る」とも答弁した稲田氏に、蓮舫氏は「気持ちいいくらいの変節だ」とやり返し、当時の発言の撤回を迫ったが稲田氏は取り合わず、「女性対決」は平行線に終わった。 (2016/10/05-15:06)

3058名無しさん:2016/10/09(日) 13:14:59
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100600048&g=pol
閣僚の国籍、確認厳格化も=生前退位で与野党合意目指す-安倍首相・参院予算委

 安倍晋三首相は6日午前の参院予算委員会で、現行法制度の下で二重国籍状態にある人物が閣僚など政府の要職に就く可能性が排除されないことに関し、「戸籍などの書類で(二重国籍ではないことを)証明してもらうことも必要かもしれない」と述べ、任命時の国籍確認を厳格化することを検討する意向を示した。自民党の有村治子氏への答弁。
 現在、外交官に二重国籍者を採用することは禁止されているが、外交交渉を指揮する立場となり得る首相や閣僚ら政務三役、首相補佐官などに関しては規制はない。
 安倍首相は答弁で「国家機密や外交交渉にかかわる人々であり、適切な人物を選ぶよう運営してきた」と説明する一方、「問題点として存在する。われわれもしっかり研究したい」として、対策を検討していく姿勢を示した。岸田文雄外相も「制度をどうつくっていくか、政府全体として考えていく問題だ」と述べた。
 天皇陛下が示唆された生前退位を可能にする法整備について、有村氏は「全会一致で成立する姿が美しい」と指摘。これに対し、首相は「有識者会議で一定の方向性が示されれば、政府としてしっかり対応していく。一定の段階で与野党を交えた議論を行う」と述べ、与野党での合意形成を目指す考えを示した。(2016/10/06-11:50)

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100700369&g=pol
鶴保担当相、「選挙と沖縄振興策リンク」

 鶴保庸介沖縄担当相が6日の自民党衆院議員のパーティーで、沖縄での自民党議員の当選が「振興策とリンクしている」と発言していたことが分かった。地元で反発を招く可能性がありそうだ。

 鶴保氏は「沖縄県選出の国会議員に必ず、また来るべき選挙で勝利してもらわなければならない。その使命をぜひ皆さんもご理解いただきたい。振興策とリンクしている」などと述べた。
 鶴保氏は7日の記者会見で発言を認めた上で、「当選するかどうかは振興策などで県民の支持を得られるかに懸かっているという意味で言った」と説明した。(2016/10/07-11:58)

3059名無しさん:2016/10/10(月) 22:43:59
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00010000-spht-soci
理屈+情=菅義偉氏…森功氏が見た「史上最強の官房長官」の正体は“現代版”田中角栄
スポーツ報知 10月6日(木)15時0分配信

 2012年12月の第2次安倍政権発足以来、内閣官房長官の在位記録を更新中の菅義偉氏(67)をテレビで見ない日はない。だが、その生い立ちや政権ナンバー2となるまでの経緯については、意外と知られていない。菅氏本人や関係者をインタビュー取材したノンフィクション作家の森功さん(55)は、このほど「総理の影 菅義偉の正体」(小学館、税込み1512円)を出版。「史上最強の官房長官」の素顔と実像を浮かび上がらせた。(甲斐 毅彦)

 森さんの目には、菅官房長官が「つかみどころのない政治家」に見えたという。華がなく、雄弁でもないが、その代わり失言もなく、政治手腕は確か。これまでは大物フィクサーや大企業の闇など、日本の裏社会の実像を取材したノンフィクション作家が、安倍政権ナンバー2の実像に斬り込んでみることになった。

 「政治家には失言スレスレみたいなことを言うから人気がある人もいますが、菅さんの話ははっきり言って面白くはない。口が重く、余計なことは言わない。実力者であることは間違いないけど、安倍さんよりも謎めいていて、実像がよく分からなかった。官僚をグリップしている(握っている)とも言われる力の源泉がどこにあるか。読者も知りたいんじゃないか、と」

■角栄氏と似て非なる面も多々
 森さんはまず菅一家のルーツを探る。そして郷里の秋田・旧雄勝町(現・湯沢市)で菅氏の同級生らを取材。いちご農家で育ち、野球に打ち込んだ少年が、集団就職で上京し、法政大を経て横浜市議になるまでの経緯をつぶさに調べた。米どころの豪雪地帯から上京した、2世ではない叩き上げの政治家。ロッキード事件から40年を機にクローズアップされている故・田中角栄元首相と重なり合う面もあるが、似て非なる面も多々浮かび上がった。

 「若干、角栄のようなイメージを抱いている部分があったけど、取材しながらそうではないな、というのが徐々に分かって来ましたね。結論めいた話をすると、菅さんは合理的に物事を考える人。(角栄のように)情に流されて何かをするタイプではない。ただし、難しいのは、菅さんにも情に厚い部分もあったりするわけですよ。秋田から出てきて、人と人との付き合いの大切さを肌で感じて政治家になり、それが彼の武器になっている。一方で昔の政治家にあるような戦争体験のような苦労がないが故に、一方で理屈でものを考えてしまう。その2つが相まって複雑な人間形成をしているんじゃないでしょうか」

3060名無しさん:2016/10/10(月) 22:44:15
>>3059

■利益供与スレスレ
 1970年代に「日本列島改造論」を掲げて「コンピューター付きブルドーザー」「庶民宰相」ともてはやされ、高度成長時代最後の首相を務めた角栄の時代と、低成長期に入り、アベノミクスの限界があちこちで指摘される現代とでは、確かに時代は異なる。

 「今はヒーローを欲しがるノスタルジーで角栄ブームが起きていますが、実際に今いたら時代遅れの単なる利権の政治家でしかない。良い悪いは別ですが、菅さんも政治家としては成功しているわけです。企業には菅ファンというか、要するに支援者みたいな人もいる。ヘタすれば利益供与になりかねないんだけど、スレスレの状態でやっている。それが彼の強みなんですよね。横浜市議時代から角栄的な手法も使いながらも最終的には、新自由主義的な富裕層がより豊かになる政策に舵(かじ)を切り、認められてきた。菅さんは言ってみれば“現代版の角栄”なのかもしれません。それが良いとは思わないんだけど(笑い)」

■幹事長の座狙って
 森さんは菅氏の沖縄基地負担軽減担当者としてのこれまでの沖縄問題の取り組みに焦点を当てるとともに、幻となったカジノやUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の沖縄誘致構想の内情を取材し、その誤算を検証した。現在の立ち位置での行き詰まりも見抜いている。

 「菅さんを褒めるとすれば、(打開策を)真剣に模索はしているということでしょう。党役員人事では幹事長を狙っているとも言われています。官僚や企業のネットワークはかなり広くて強いが、党内の派閥的なものはない。党内の人脈づくりを固めたいのではないでしょうか。(今後は)首相をやりたいと思ったら、やるぐらいの度胸はあると思います。最近は二階俊博幹事長と主導権争いをしているようですし…」と今後もウォッチしていく考えだ。

 ◆森 功(もり・いさお)1961年8月1日、福岡県北九州市生まれ。55歳。岡山大文学部卒。「週刊新潮」編集部などを経て、ノンフィクション作家とし独立。2008年に月刊現代掲載「ヤメ検」、09年に同誌「同和と銀行」で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞。主な著書に「許永中 日本の闇を背負い続けた男」など。

3061名無しさん:2016/10/10(月) 23:22:40
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161003-00138534-toyo-bus_all
日ロ解散説が浮上! 安倍首相の描くシナリオ
東洋経済オンライン 10月3日(月)5時0分配信

 安倍晋三首相による“1強”政治が一段と加速する中、永田町でまたもや解散風が吹き荒れている。首相が、日本とロシアの深い溝となっている「北方領土と平和条約締結」という外交最大の難問解決に道筋をつけ、その成果を掲げて年明けに解散・総選挙を断行するというものだ。

 政界では「日ロ解散」「北方領土解散」などの言葉も飛び交う。首相の自民党総裁任期延長のための党則改正を視野に、同党執行部が定期党大会の3月5日開催を決めたことも絡み、「史上最長政権」を狙う“安倍戦略”の強かさも浮き彫りとなる。

 首相は、12月15日に地元山口県の長門市にプーチン・ロシア大統領を招き、北方領土問題と平和条約締結交渉について、「ギリギリの首脳会談」(政府筋)に臨む。両首脳は第1次安倍政権時代も含めて、すでに14回も会談を積み重ねてきた。目的はもちろん「最大の外交懸案の解決」(同)で、「ウラジミール」「シンゾ―」とファーストネームで呼び合う両首脳の親密な関係が交渉進展への拠り所となっている。

■日ロ首脳とも強い指導力、米国は空白期間

 第4代ロシア連邦大統領のプーチン氏は、第2代時代も含めてすでに12年間も大統領職を務め、2024年までの在任が確実視される剛腕で独裁的なトップリーダーだ。対する首相も第1次政権も含めて在任期間はすでに4年9か月を超え、自民党総裁任期の「連続3期9年」が実現すれば5年後の2021年9月まで首相の座を維持する可能性もある。

 年齢はプーチン氏が2歳年上だが、どちらも60代前半の壮年期。日ロ外交の歴史をみても、両国首脳がいずれも長期安定政権で強い指導力を維持して交渉に当たるケースは初めてだ。しかも、これまで日ロ接近を強くけん制してきた米国は、11月8日大統領選の前後数か月は「レームダック期間」となり、外交的圧力をかけにくい状況だ。だからこそ、首相らは「山口会談が唯一最大のチャンス」(側近)と意気込むのだ。

 ただ、領土の帰属をめぐる交渉は外交の中でも極め付けの難題だ。北方領土以外にも複数の領土紛争を抱える両国だけに、交渉結果はほかの紛争にも大きな影響を与えることになる。

3062名無しさん:2016/10/10(月) 23:22:59
>>3061

成果は期待しにくい?
 北方領土は北海道根室半島の沖合に並ぶ択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島の総称で、政府は戦後一貫して「日本固有の領土」と主張し、「4島一括返還」を求めてきた。一方ロシアは4島の実効支配を続け、「歯舞諸島と色丹島の二島を『平和条約締結後』に返還する」とした1956年締結の日ソ共同宣言も踏まえて「4島一括返還」は断固拒否してきた。

 しかし、一括返還が絶望視される中、日本国内で「まずは2島返還実現を」という現実論が出始め、ロシア側にも「面積が小さい歯舞、色丹の返還に応じる見返りに、日本に巨額の経済協力を約束させて平和条約締結交渉につなげる」との"妥協案"が浮上してきた。過去の首脳会談でプーチン大統領が領土交渉の「引き分け」を提案したのも、こうした双方の国内事情を背景にしたものとみられる。

■「北方4島の日本帰属」が合意のカギだが

 ただ、「2島返還」で妥協するには首相が"国是"の「4島一括返還」要求を放棄せざるを得ず、政府部内でも「国後、択捉の将来の返還に可能性を残せなければ妥協は困難」(外務省幹部)との見方が支配的だ。そのためにはプーチン大統領に「4島の日本帰属」を認めさせる必要があるが、「ロシアの国内情勢からみても、プーチン大統領がそこまで踏み込む可能性は少ない」(ロシア専門家)とされる。つまり、現状では、首相が解散・総選挙で信を問うほどの「成果」は期待しにくいのが実情だ。

 にもかかわらず解散風は加速するばかりだ。9月26日の臨時国会召集直後には二階俊博自民党幹事長と山口那津男公明党代表が「(解散は)いつでもありうる」(山口氏)と風をあおり、同29日の自民党各派閥の会合でも領袖達が「準備を怠るな」と檄を飛ばした。対する野党側も同日、蓮舫民主党代表が「衆院は常在戦場、いつでも戦える態勢を整えていきたい」と応じた。ただ、こうした状況を導き出したのは首相の強かな「政治日程設定」戦略ともいえる。

 解散風は今春にも吹き荒れた。参院選に合わせての「7・10衆参同日選」断行論だ。きっかけは、過去に例のない通常国会の1月4日召集だった。国会会期などから逆算すると、「7・10同日選」を可能とする唯一の道だったからだ。

 結局、首相は同日選を見送り、単独の参院選で圧勝したが「ぎりぎりまで解散があると思わせて、衆院側にも臨戦態勢を取らせたことが勝因の一つ」(自民選対)であったことは間違いない。だから今回、自民党総裁任期延長問題に絡める形で来年1月中旬に予定していた定期党大会を、首相の意向で3月5日開催に先延ばししたことが年明け解散説に結びついた。

3063名無しさん:2016/10/10(月) 23:23:18
>>3062

解散は本気なのか
 戦後の解散史を紐解くと、外交の成果を掲げての解散は、佐藤栄作内閣での「沖縄解散」と田中角栄内閣での「日中解散」という2つの例がある。前者は沖縄返還実現が、後者は日中国交正常化が大義名分となった。いずれも日本の戦後外交史で特筆されるもので、大国ロシアとの北方領土交渉で「合意」にこぎ着ければ、首相にとって「選挙勝利の絶好のチャンス」(側近)となるのは間違いない。

 すでに具体的な選挙日程も浮上している。日ロ会談での合意実現を前提に、年末に来年1月7日前後の通常国会召集を決め、その召集日に首相が解散を断行して投開票日を2月5日とする案が軸だ。この日程なら選挙後の特別国会の2月下旬召集が可能となり、5月連休前の来年度予算成立も見込める。アベノミクス加速を理由とする大型補正予算の臨時国会提出も、それを見越したものだ」(自民幹部)とささやかれている。

 もちろん、「国政選挙5連勝」となれば3月5日の党大会で自民党総裁任期を「連続3期9年」とする党則改正にも異論が出そうもない。そうなれば首相は、第1次政権も含めて「9年超」という憲政史上最長政権も狙えることになる。

■「2・5総選挙」浮上に"ブラフ"説も

 ただ、「日ロ合意」の困難さだけでなく、選挙圧勝となる保証もない。前回の総選挙で自民党は291議席の大勝で公明党と合わせた衆院勢力も憲法改正発議に必要な「3分の2」を確保した。しかし、今年7月の参院選では11の1人区で自民候補が野党統一候補に競り負けた。これを衆院にも当てはめれば「野党共闘成立なら自民の50議席減もありうる」(自民選対)のが実態だ。そうなると衆院での与党「3分の2」を失い、「首相が悲願とする憲法改正だけでなく、史上最長政権にも黄信号が灯る」(自民長老)ことになる。

 「沖縄解散」は自民大勝で佐藤首相の戦後最長政権につながったが、続く「日中解散」は自民議席減に終わった。「外交案件を争点に選挙とは、違和感がある」と警戒心を露わにした蓮舫代表だが、「窮鼠猫を噛む」とばかりに共産党との本格的選挙共闘に踏み切る可能性は少なくない。このため、永田町では「この前の同日選説と同様に党内引き締めを狙ったブラフで、日ロ会談で一定の成果を上げても解散せず、任期延長という果実だけ手にする戦略」(首相経験者)との声も聞こえる。

泉 宏

3064名無しさん:2016/10/10(月) 23:26:30
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000021-mai-pol
<衆院予算委>安倍首相「四島の帰属問題を解決」
毎日新聞 10月3日(月)11時10分配信

 ◇北方領土、首脳会談での前進に意欲

 安倍晋三首相は3日午前の衆院予算委員会で、北方領土問題をめぐるロシアとの交渉に関し「四島の帰属問題を解決して平和条約を締結する、という考え方に変わりはない」と強調した。民進党の前原誠司元外相が、歯舞群島と色丹島の「2島先行返還」がありうるかを問うたのに対し「そのような事実はない」とした上で答弁した。

 また、岸田文雄外相は「四島の帰属、日本への帰属、これらを明らかにして平和条約を締結する」と説明。これに対し前原氏は「帰属の解決法が2段階」だったとして「2島先行返還があるのか」と追及すると、首相は「北方領土は日本の固有の領土、という不変の立場がある」と改めて表明した。

 首相はまた、ロシアによるクリミア編入問題について「(北方)領土交渉の中でクリミア問題を話すことはない」と述べた。同問題で日米がロシアに制裁を科していることには「制裁をしているからといって平和条約の交渉が滞ることはない」と語り、12月の山口県でのロシアのプーチン大統領との会談での前進に意欲を示した。【小山由宇】

3065名無しさん:2016/10/10(月) 23:56:39
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161007-00000000-bshunju-pol
安倍「北方領土解散」はもろ刃の剣
文藝春秋 10月7日(金)10時30分配信

二階幹事長と創価学会の主導で解散の流れは加速するのか

    ◇    ◇

「領土問題を解決し、戦後71年を経ても平和条約がない異常な状態に終止符を打ち、(略)首脳同士のリーダーシップで交渉を前進させていきます」

 淡々と語る安倍晋三首相に、「二島じゃ駄目だぞ!」と野次が飛んだ。

 9月26日に開会した臨時国会の所信表明演説で、北方領土問題の前進への決意を表明した安倍は、地元の山口県長門市の旅館で12月15日にプーチン・ロシア大統領との日ロ首脳会談に臨む。この場で安倍は北方領土の返還に一定の道筋を付け、その勢いで年明け1月の通常国会冒頭で衆院解散・総選挙に踏み切るとの見方が取りざたされる。だが、期待を高めるほど失望が深くなるのは世の常。安倍の賭けはもろ刃の剣になりかねない。

 対ロ経済関係を発展させるため、北方四島の面積の93%を占める択捉、国後両島の返還実現を事実上放棄する――。安倍政権内で、小さな歯舞群島、色丹島が戻ってくればよしとする案、すなわち「二島先行返還論」が台頭し始めている。

 垣間見えるのは、会談後に「択捉と国後も諦めない。粘り強く交渉を続ける」との建前論を展開すれば、国民を説得できるという読みだ。安倍首相がリスク承知で対ロ融和路線に舵を切る先には、北方領土問題の歴史的解決を演出することで、超長期政権樹立への足場を固めたい思惑がある。日ロ首脳会談は、日本固有の領土である国後、択捉が置き去りになる危険を内包している。

3066名無しさん:2016/10/10(月) 23:57:14
>>3065

■鈴木宗男との6度の会談

「択捉、国後は難しいよ。ロシアの立場に照らせば、この二島は軍事上の要衝だ。『日本に引き渡す』と言うはずがないだろう。原則論にこだわれば、進む交渉も進まなくなる」

 安倍の厚い信任を得ている日本政府高官は、9月2日にロシア極東ウラジオストクで行われた日ロ首脳会談の直後、周囲にこう漏らした。

 異変は表面化しつつある。「領土を断固守り抜く」と繰り返す安倍は昨年から、かつて二島先行返還論を提唱してメディアから「国土を切り売りするのか」と叩かれた鈴木宗男元衆院議員と6回にわたり会談を重ねてきた。ウラジオストク入りを目前に控えた8月末にも、鈴木を官邸に招き、北方領土交渉で助言を受けている。鈴木は会談後、記者団に「総理は(北方領土交渉への)強い情熱に満ちたお話をされていた」と持ち上げ、複数の知人に「総理はそれ(二島先行返還)しか解決方法はないと分かっている」と漏らした。

 鈴木が「段階的解決論」と呼ぶ二島先行返還論に安倍が同意したことを表す発言は、確認されていない。だが安倍が鈴木と官邸で堂々と顔を合わせ、日ロ関係について意見交換した事実そのものが、対ロ外交を混乱させたとして鈴木を忌み嫌う外務省と、四島全島返還を「譲れない一線」と位置付ける保守層への牽制球なのは間違いない。

 タカ派イメージを売りにする安倍だが、北方四島人道支援事業の入札関与疑惑(ムネオハウス問題)を巡る負のイメージを引きずる鈴木を受け入れる土壌は、実はある。もとはと言えば、安倍自身が「政治の師」と仰ぐ森喜朗も首相時代、二島先行返還論に賛意を示していたからだ。ムネオハウス問題で国政が揺れ続けた02年4月、小泉政権の官房副長官だった安倍は講演で「二島返還決着論であれば問題だが、二島先行返還論は必ずしも問題ではない。森首相時代の対ロ交渉の考え方自体は決して間違っていなかった」と踏み込んでいる。

 日ロ経済交流に携わる世耕弘成官房副長官が8月3日の内閣改造で経済産業相に就任し、さらに9月1日に新設のロシア経済分野協力担当相に起用されたのも、安倍の意欲の表れにほかならない。二島先行返還方式と経済協力の先行実施を絡めた対ロ交渉こそ、安倍が5月にロシア南部ソチでの日ロ首脳会談で、プーチンに秘中の秘として示した、領土問題を解決するための「新たなアプローチ」の核心部分と見ていいだろう。

 ここまで安倍が前のめりになる理由は、歴史にその名を刻むことに尽きる。

3067名無しさん:2016/10/10(月) 23:57:26
>>3066

「オバマ大統領には既にきちんと説明して日ロ交渉を進める了解を取っている。日本の国益に関わる問題だといえば、アメリカも黙らざるを得ないんだよ。アメリカが北方領土交渉をしてくれるわけではないからね」。安倍は春先、自らに言い聞かせるように知人に説いた。この直前、2月9日の日米首脳電話会談で、オバマが安倍の5月の伊勢志摩サミット前の訪ロに懸念を示すと、安倍は「日ロ2国間には、領土問題という重要な問題がある。これは日本の国益にかかわる問題であり、私に任せて欲しい。あくまで2国間の問題であり、懸念には及ばない」と力説している。押されたオバマは「あなたが日本の首相として、日本の国益の観点からロシアでプーチンと会うなら、それはそれでいいんじゃないか」と了解せざるを得なかった。

 2月の電話会談でオバマが安倍の訪ロに懸念を示したとの情報は、時間を置いて一部のマスコミで報道された。それも「懸念を示した」との部分だけが流され、オバマが最終的に了承した事実は抜け落ちていた。日ロ交渉に前のめりの安倍に米国が不快感を抱いていることを重視し、日ロ交渉の進展を阻止したいと考える外務省幹部が流したといわれている。

 その外務省を事務次官として率いた齋木昭隆の後継に6月に就任したのは杉山晋輔。国家安全保障局長で安倍の外交ブレーンである谷内正太郎らキーパーソンへの擦り寄りが功を奏して、夢の事務次官の座に就いた杉山に、安倍に逆らう行動を取る心配はない。党三役への就任を望んでいた外相の岸田文雄を先の内閣改造で再度留任させたのも、岸田であれば逆らうことはないという安心感があるからだった。安倍は、米国と外務省という日ロ関係の進展に向けた内外の障害を取り除いた上で、12月の日ロ首脳会談に臨もうとしているのだ。

 だが二島先行返還方式がリスクを秘めているのは言うまでもない。「北方四島の日本帰属」を条件にしていないため、ロシアは歯舞と色丹について、返還ではなく「日本にプレゼントする」ことが可能になってしまう。この道を走りだせば、1945年に旧ソ連軍が北方領土を侵攻し、70年以上も不法に占拠しているという歴史的事実をロシアに認めさせる機会は永遠に失われかねない。日本がそうした立場を口にすることさえ難しくなる恐れもある。

 択捉と国後の扱いについては「引き続き話し合いを進める」との建前論の裏で、ロシアが問題を棚上げしてしまう公算は大きい。ロシアが歯舞と色丹を日ソ共同宣言に基づきプレゼントするというスタンスに立つなら、択捉と国後を巡り日本と協議する必要性はそもそも存在しないはずだ。仮に「協議継続」に応じたとしても、日本側のメンツを立てるための方便でしかなくなるだろう。

 安倍周辺は事実上の二島返還で決着した場合、「弱腰外交」との批判が出ることを警戒する。そこで日ロ平和条約を締結する際、仮に中国と日本の緊張が高まったときにロシアは中国側に付かないとの条項を盛り込めないかとの意見も出ている。ロシアとの平和条約締結は膨張する中国の封じ込めを考えてのことだという説明ができるようにして、右派勢力からの批判を抑える思惑だ。

 だが、政権のレガシーづくりに邁進する安倍にそうした意見が耳に入るかどうかは読み切れない。

3068名無しさん:2016/10/10(月) 23:57:36
>>3067

■鴨ネギと化した蓮舫

 秋風とともに年明け衆院解散の風が吹き始めた永田町で、対する民進党は蓮舫新体制に揺らぐ。台湾との二重国籍問題が顕在化するまでは、党再建への希望となると期待されていた新執行部の発足は、党内に不安と反発を生んだ。

「野田さんの幹事長、良くなかったかな」。蓮舫は野田幹事長を提案し、了承された両院議員総会後、苦笑いしながら漏らした。消費税を増税する自民、公明両党との三党合意をまとめて党を分裂させた上に衆院を解散、同志の多くを落選させ、政権からも転落させた「A級戦犯」野田佳彦の幹事長抜擢。反発が出るのは蓮舫も予想していたが、大きさの目測を誤った。攻撃には強いが、守りと自己統制、組織統治はまったく不得手という実像を国民の前にさらけ出した。

 新代表に選出された当夜の蓮舫がNHKの「ニュースウオッチ9」に登場すると視聴率が5%も下落。テレビ業界では尋常でない出来事だ。テレビから生まれ、テレビで化けた蓮舫が、テレビにダメ出しされた瞬間だった。この情報は政治記者の口コミを経て、官邸にも伝わった。民進党の動向を注視する安倍官邸が期待していたのは「台湾籍問題を処理しきれない蓮舫代表の誕生」だった。その期待通り、鴨がネギを背負ってきたのである。

 ネギを背負った鴨となった蓮舫を待ち構える最初の罠は、実は衆人の前に公にされている。日本維新の会が提出した、国会議員の二重国籍を禁止する公職選挙法改正案である。きっかけはもちろん、蓮舫が行政刷新担当相などを歴任していたことにある。現状では、閣僚の二重国籍は禁止されていない。今後そうした事態を防ごうというのが、この法案の狙いである。日本維新の会は民進党に共同提案や賛同を求める予定だ。ここで民進党はジレンマに陥る。党首の蓮舫が自分の過去は棚上げしたまま、それを禁止する法案をつくることは世論の理解を得られないからだ。逆に日本維新の会の法案に同調しなければ「やはり台湾籍を持っていたからだ」と大きな批判を受けることになるだろう。この問題で菅義偉官房長官と日本維新の会の馬場伸幸幹事長は完全に連携している。

 一方で、自民党内にも権力構造の決定的な変化が生じている。安倍による独裁体制が続いていたが、二階俊博幹事長の誕生によって独裁体制が崩れ、首相と幹事長という二元体制に移行する可能性が生じてきたのだ。

 二階が、自らの号令一下で所属議員が動く派閥らしい派閥を率いているというだけではなく、公明党の支持母体である創価学会に太いパイプを持っていることがその大きな要因だ。二階は名誉会長・池田大作に直接面会することができる数人の国会議員の1人だった。

 実は、公明党と支持母体の創価学会は年明け早々の衆院解散を密かに望んでいる。来年7月には東京都議会議員が任期満了だ。東京都議会は1955年に創価学会が初めて政治進出を果たした「聖地」。長らく創価学会の所管官庁が東京都だったこともあって、公明党は都議会議員選挙を極めて重視する。公明党では、都議会議員は国会議員と同列に扱われ、その選挙には首都圏だけでなく、全国から学会員を大量に動員して戦う。その都議会議員選挙と衆院選の時期が重なることは絶対に避けたい。1月解散なら半年間のインターバルが得られる。

 安倍政権ではこれまで、創価学会対策は官房長官の菅が副会長の佐藤浩を仲介役に谷川佳樹事務総長とのパイプを独占してきたが、二階幹事長の登場で、この構造が変容する気配だ。

「二階先生と菅先生の間はどんな感じなのか」

 二階の幹事長就任後、佐藤は親しい自民党議員に探りを入れた。創価学会側も測りかねているが、そんな状況を見透かしたように二階は公明党が慎重姿勢だった共謀罪の今国会提出を見送るなど、創価学会の意向を受けたような独自の動きを見せ始めた。今後、二階と創価学会の主導で、日ロ首脳会談の成果如何にかかわらず、衆院解散の流れが加速する可能性も否定できない。外交の天王山に向かう安倍の視界は決して良好ではない。

(文中敬称略)

(文藝春秋2016年11月号「赤坂太郎」より)


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