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民主党政権綜合スレ

1650名無しさん:2009/12/09(水) 00:03:33
>>1649

 ◇スキャンダルで世論は一変する
 小泉純一郎氏が高い支持を保ち郵政選挙で大勝したのも、政策の内容よりも小泉氏の「(郵政民営化のために)死んでもいい」という信念への評価ではないか。

 「財源面からマニフェスト通りには実行できない」は、選挙戦中から政敵である自民党から繰り返しなされた批判である。国債発行、マニフェスト修正について首相は国民に納得がいく説明をしなければならない。

 普天間基地移設についても鳩山首相は選挙戦中の県外移設の公約に縛られ、なかなか結論が出せない。日米間で名護市の辺野古移設の現行案に関する検証作業が進められており、年内にも現行案で決着がはかられるという観測が強まっている。

 民主党は選挙戦中に県外移設を主張し、沖縄の4小選挙区でも同党候補はその主張で勝ち抜いてきた。現行案容認でも首相には説明責任が求められる。

 ただ、予算編成も普天間移設問題も政策判断であり、政権を揺るがすテーマにはならないと思う。たまった借金も未解決の普天間基地移設も、自民党にとっては追及すれば「天につばする」ことにもなり、首相の進退には直結しない。

 偽装献金問題は、いま最も首相を悩ませている。偽装献金に関わった元秘書は政治資金規正法違反容疑で在宅起訴される方向だが、最愛の実母の資金提供の有無も焦点になりつつある。贈与であれば贈与税の問題も生じ、東京地検も母親に事情を聴くことも検討しているという。

 偽装献金問題に対しても世論はまだ寛容であり、民主党内にも「他企業からのうら献金ではなく、あくまで鳩山家内の資金の流れの問題だ」と悪質性の観点から、「逃げ切れる」という見方もある。

 通常国会で予算審議が遅れ、普天間基地問題の迷走状況が続き、偽装献金問題で新たな展開があれば、参院選を控えるだけに政局は緊迫する。政策のつまずきで弱体化した政権にスキャンダルの追い討ちがかかる時、世論の潮目は一気に変わる。首相は過去に秘書の責任は政治家の責任であるという認識を示しており、苦しい弁明が待っている。


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