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情報メディア綜合スレ
242
:
名無しさん
:2015/11/07(土) 13:45:19
>>241
―戦後70年を経て、実際に戦争の現実を知る「証人」の世代が、世の中からいなくなりつつある中、過去の歴史を「自分たちの都合のいいように書き換える」歴史修正主義の動きは、日本以外の国でも活発になっているように思えます。海外の事例と比較して、何か感じることはあるでしょうか?
マックニール 戦争を知る世代が減ってゆく中で、各国が「歴史修正主義」との戦いを強いられていますが、日本とイギリスを比べると、いくつかの違いがあるように思います。
ひとつはイギリスの場合、インドやパキスタン、ジャマイカなど、かつて支配した旧植民地からの移民がイギリス社会の中でもそれなりに大きな存在となっているので、歴史認識などの問題に対して、常に国内からの視線や批判に曝(さら)されているという点。もうひとつは、イギリスの社会やメディアでは、より活発で自由な議論が可能だという点です。
ただし、歴史修正主義の波がどの国でも深刻であることは事実。私はアウシュビッツに行ったことがありますが、あれほど多くの具体的な証拠が残されている歴史的事実ですら、「証人」の不在を狙って、それを捻(ね)じ曲げようとする人たちが現れる。
旧日本軍は敗戦時に多くの証拠や書類を燃やすなどして処分してしまったし、生き残った人たちの大半は多くを語らなかったために、歴史を書き換えようとする人たちにとっては都合がいいのでしょう。だからこそ、戦争の真実を知る世代がまだ残されているうちに、彼らの証言を「オーラルヒストリー」として記録し、後世に残していく必要があると感じています。
先日、「河野談話」の河野洋平氏を外国人記者クラブに招いてお話を聞いたのですが、自民党内にも河野氏のように「過去の歴史と真摯に向き合うことが、結果的には日本の国益に繋がる」と考えている人たちがいることを知り、わずかながらも希望を見た気がしました。
●デイビッド・マックニール
アイルランド出身。東京大学大学院に留学した後、2000年に再来日し、英紙「エコノミスト」や「インディペンデント」に寄稿している
(取材・文/川喜田 研)
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