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【捲土重来選挙】2009年次期衆院選スレ その2

1とはずがたり:2009/04/24(金) 14:50:24

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05衆院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l50
07参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089893576/l50
10参院選スレ http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/l50

1554千葉9区:2009/07/16(木) 23:09:22
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907130001
【やまぐちの選択 09衆院選】


保守王国、異変の兆し
2009年07月12日







  衆院議員の任期満了(9月10日)まで2カ月余り。総選挙が確実に迫っている。事務所開きや、集会の開催など、県内の立候補予定者たちの動きも活発になってきた。政権選択をかけて自民党と民主党が激突する構図となる今回の選挙。「保守王国」と呼ばれる県内で、両党の力関係や支援する人々にどんな変化が起きているのか。一大決戦を前にした動きを追った。
(青山直篤、清水謙司)


◆ほころぶ組織 民主攻勢
  「何としても政権を維持しなければならない。逆風の選挙だ」。自民党県連の河野博行会長が6月7日の県連大会で訴えた。


  河野会長は年金問題などで自民党への逆風が吹き荒れた07年の参院選では、「安倍首相のおひざ元」と連呼。全国的に自民党が惨敗するなか、県内では全市町で圧勝した。


  力の源は分厚い組織だ。集票力のバロメーターになる党県議は27人。県議会で最大会派で、第2党の「民主・連合の会」の7人を大きく引き離す。選挙になれば、合併後も旧市町村に残した党の56支部がフル回転。農協、水産、建設業、医師会など団体に加えて、多くの首長も味方だ。


  「激流の中、船を替えるということは、非常に不安が強い」。今月5日、あるベテラン市長は、県北部の自民党選対本部の開所式で、自民党をこう擁護してみせた。


   ■   □


  だが、昨年4月の衆院山口2区補選では、自民候補が民主候補に大敗。元自民党県連幹事長が立った今年3月の柳井市長選、同じ日の柳井市区の県議補選でも、民主系候補に敗れた。全国でも、民主党は静岡知事選や、名古屋、さいたま、千葉の3政令指定市長選で連勝し、勢いに乗る。


  茨城県では県医師会が自民党から離れる「事件」も起きたが、県内では自民党の支援団体が組織レベルで反旗を翻す動きは見当たらない。


  約20万人の組合員を抱える県農協の政治組織「農政推進連盟」は昨年10月、会議を開いて、自民党の立候補予定者の推薦を早々と決めた。直前に「アポなし」で訪れた民主党の立候補予定者の推薦要請も黙殺。幹部は「政権与党は農政に有効。よろしいですね」と同意を取り付けた。


  それでも「今回は風当たりが強すぎる」と、自民党県連幹部。保守王国の足元では、盤石に見える組織の水面下で「地殻変動」の兆候もある。


  県央部の農業男性(67)は6月下旬、民主党の新顔のミニ集会用に自宅を貸した。農協の組合員として、これまで自民党に投票してきたが、民主党がマニフェストの柱に据える「農家への戸別補償」に魅力を感じているという。


  組織力では劣勢の民主党はこうしたスキをついて攻勢を強める構え。「解散までに農村部に入り、街頭演説を繰り返してほしい」。6月下旬の民主党県連の選対会議で、西嶋裕作幹事長は自民支持層の切り崩しを説いた。「選挙に組織を動員する時代ではない。個人を相手に政策で訴えれば届く」と考えている。


  農業団体と並び、自民党の有力な集票組織だった建設業界も、小泉政権以降の公共工事削減などで苦境にあえぐ。県建設業協会の幹部は「特にしわ寄せを受けている下請け業者には『誰が選挙で協力するか』との反発がある」。大手建設会社の経営者も「会社としては自民だが、昔のようには社員に選挙について指示できなくなった」と漏らす。


   ■   □


  郵政民営化が争点になった05年の衆院選の影響も尾を引く。「与野党逆転をなしとげよう」。5月下旬、柳井市のホテルで、郵便局長やOBが集まり、気勢を上げた。多くが元自民党員や自民党の支持者。05年の衆院選を機に離党した人々だ。


  一方、県内の民主党員やサポーターは約2千人。自民党の1割強で、組織戦ができる体力はないのが実情だ。立候補予定者は、平岡秀夫氏(2区)を除けば知名度に乏しい新顔ばかり。前回参院選でも追い風は吹かなかった。


  8日、民主党の最大の支持母体、連合山口は所属労組の幹部を集めて選対会議を開いた。「百年に一度の今回のチャンスを逃せば政権交代はできない」。中野威会長は参院選の惨敗も踏まえて、組織を挙げて戦う意思を示した。


  「責任政治」を掲げる自民党か。「政権交代」を唱える民主党か――。全国最多の8人の首相が輩出した県内で、間もなく対決が始まる。

1555千葉9区:2009/07/16(木) 23:10:06
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907130002
【やまぐちの選択 09衆院選】

【1区】
2009年07月13日
立候補予定者はミニ集会を開くなどして、選挙に向けた動きを活発化させている=山口市

■山口1区の予想顔ぶれ     
 高村 正彦(67) 自現〈9〉 元外相    
 高邑   勉(35) 民新 元生保会社員 【国】
 吉田 貞好(56) 共新 党県常任委員 
 村田 純一(45) 諸新 幸福の科学職員


※予想顔ぶれは敬称略。氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇


  天下分け目の衆院選が間近に迫った。戦後3人の首相を生み、自民党政治を牽引(けんいん)してきた山口の地。自民の底力を信じるのか、野党の唱える変革に懸けるのか――。県内四つの小選挙区の最新情勢を探った。


  「高村です」。6月の日曜日、自宅でくつろいでいた山口市の60代の男性はインターホンの声に耳を疑った。自民現職の高村正彦氏(67)の後援会員になって20年以上だが、本人が自宅に来たのは初めて。「アポなし」での訪問に「自民党が厳しい時だから大変ですね」とねぎらうと、高村氏は「がんばります」と応じた。


  重要閣僚を歴任し、派閥も率いる自民党の重鎮だが、08年9月の外相退任後はほぼ毎週末、県内に戻り、小さな会合や式典にもこまめに顔を出す。市街地だけでなく中山間地域まで足を運び、数十軒、時間が許せば100軒以上もあいさつに回る。自民県議の1人は「今までになく地元に張り付いた状態」と話す。


  丹念なあいさつ回りは、中選挙区時代の80年代、吹田緌氏と佐藤信二氏という、同じ自民党の二つの大きな壁に挑む中で培ったスタイルだ。小選挙区制になった96年以降4回の選挙は、次点に2〜3倍の差で圧勝。「私はあまりライバルとかを考えたことはない。私が有権者にどう訴えるか、それだけ」と語る。


  だが、従来にも増して地元での活動を徹底する警戒要素となっているのが、民主新顔、高邑勉氏(35)の若さと地域への浸透ぶりだ。80年に旧山口2区に初出馬し、3位で初当選した当時、高村氏は38歳。白のブレザーで若さをアピールし、自分の足で選挙区を歩いて顔を売った。赤いネクタイで走り回る高邑氏の年代や戦術は、かつての高村氏とも重なる。


◆高邑氏 農家にも密着
  高邑氏は山口市に生まれ育ち、証券会社、議員秘書などを経て07年6月に次期衆院選への出馬を表明。福田前首相の辞任を受け、「解散風」が吹き始めた08年秋ごろから準備を本格化させた。


  今春からは「目線の低さ、動きの早さを訴え、世代交代を印象づける」(陣営幹部)ため、自転車によるあいさつ回りも始めた。都市部では連合山口の支援で知名度アップを図る一方、積極的に農山村部に入り、自転車で話を聞きに回る。農家でのミニ集会では「民主党が政権をとったら農家の戸別補償を絶対やる。子供たちには田んぼで農業教育をする」と訴える。


  だが、高村氏が9期にわたり足で稼いだ支持基盤と知名度は絶大。外交・安全保障などさまざまな分野での実務能力にも、支援者らは高い信頼を寄せる。


  高邑氏は、出身の山口高校の後輩らが集まった10日の山口市の勉強会で、自身の挑戦を「(石高が)何千万石という方、江戸幕府に足軽が挑むようなもの」と表現。前日の労組の会合では「どんなに立派なことを言っても、権力という大きな壁の前ではたった1人の若者に過ぎない。皆さんに一緒に声を上げていただきたい」と呼びかけた。


  「高村対高邑」の対決色が強まる一方、「二大政党制に対する批判も浸透していくのではないか」と考えるのが共産新顔の吉田貞好氏(56)。「派遣切り」など雇用問題の解決や、社会保障の充実を街頭演説で訴えている。


  幸福実現党の新顔村田純一氏(45)も6月の立候補表明以来、街頭演説を続けている。
 (青山直篤)

1556千葉9区:2009/07/16(木) 23:10:46
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907140001
【やまぐちの選択 09衆院選】

【2区】
2009年07月14日

■山口2区の予想顔ぶれ(敬称略)     
 山本繁太郎(60) 自新 元国交審議官  
 平岡 秀夫(55) 民現〈4〉元国税庁課長 【国】
 河井美和子(46) 諸新 幸福の科学職員 


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。



 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇



◆平岡氏 風生んだ自負
  「ようやく国民に信を問う時がやってきた」


  13日、衆院の特別委員会に出席中、解散・総選挙の日程が固まったことを知った民主現職、平岡秀夫氏(55)は、そうコメントを出した。


  40代半ばで大蔵官僚を辞し、今回は5期目を目指す。若い民主党内にあってはすでに中堅。「政権交代のあかつきには、いよいよひな壇に上がっていただきたい」。光市内で11日にあった事務所開きでは、支持者から政権交代を飛び越えて入閣を期待する声まで上がり、照れ笑いを浮かて深々と頭を下げた。


  「小泉旋風」が吹き荒れた05年の総選挙では、自民新顔に惜敗し、比例で復活した。その後、現職の岩国市長選転出に伴う08年4月の補選に出馬すると、道路特定財源や後期高齢者医療制度、「消えた年金」の3点セットで与党批判を展開し、2万2千票差で圧勝。「全国的な政権交代への期待を呼び起こすきっかけを作った」と自負する。


  今回の選挙でも、補選で争った自民新顔、山本繁太郎氏(60)と激突する見通しだが、今年3月の柳井市長選、同市区の県議補選で民主系候補が当選するなど、追い風は続いている。瀬戸内海沿いに広がる大工場労組の手厚い支援も健在。国会会期中でも週末は、ギリギリまで地元の滞在時間を作り、細やかなあいさつ回りを続けてきた。


  「官僚から国民の手に政治を取り戻す。政権交代こそ、日本をよりよいものにしていく」。6月下旬、岩国市中心部の交差点でマイクを握った平岡氏は何度も繰り返した。


◆山本氏 地域再生掲げる
  一方の山本氏は、今回を補選の第2ラウンドと位置付ける。「選挙区内のことを実直に訴えていけばいい。そこで判断してもらう」(陣営幹部)と、政権交代を前面に押し出す平岡氏とは対照的な訴えで争う構えだ。


  6月下旬には、党のマニフェストに先駆けて自身の公約を発表。選挙区内に多い農家や離島のフェリー航路への独自の支援案など地域振興策が盛りだくさん。国土交通審議官を務めた経歴を生かし、中央とのパイプを強調。街頭演説でも「地域再生は自分にしかできない。地元の課題に一つ一つ取り組み、ふるさとを日本再生のモデルとしたい」と訴える。


  8日夜に岩国市内であった「緊急シンポジウム」と銘打った集会。「やっぱり繁太郎さんってすごいですよね。岩国の民間航空の乗り入れが決まったじゃないですか」。来援した自民党本部の菅義偉選対副委員長も、米軍岩国基地への民間機乗り入れを再開するという政府の方針の背景に山本氏の存在がある、と持ち上げた。


  補選では立候補表明の出遅れや知名度不足もささやかれた山本氏は「補選翌日から選挙区を歩き始めた」。支援者回りやミニ集会に精力的に出向いてきた。昨秋ともみられた衆院解散が延びたことを「天の助け」と言い切る。8月30日投開票の日程が固まったことについても、陣営幹部は「当初の8月上旬案より、1日でも長く活動ができるのでありがたい」と歓迎する。


  幸福実現党の河井美和子氏(46)も6月に光市内に事務所を構え、スーパー前などでの街頭演説を続けている。
(小暮純治、上遠野郷)

1557千葉9区:2009/07/16(木) 23:11:42
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907150001
【やまぐちの選択 09衆院選】
【3区】
2009年07月15日
■山口3区の予想顔ぶれ      
 河村 建夫(66) 自現〈6〉官房長官     
 三浦  昇(39) 民新 IT関連会社長 【国】
 津田 修一(46) 諸新 幸福の科学職員  


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。


◆帰れぬ河村氏 焦燥感
  「帰れないけど、選挙をよろしく」。14日朝、美祢市の自民党支部関係者に電話が入った。かけてきたのは自民現職の河村建夫氏(66)。その直後に始まる事務所開きの礼と支援の要請だった。


 90年に初当選後、文部科学相時代を除いてほぼ毎週末、地元に戻っていた河村氏。祭りに運動会、冠婚葬祭……。地域のあらゆる行事に顔を出し、支持者の心をつかんできた。しかし、麻生内閣の官房長官として臨む今回、選挙区内にその姿はない。


  テレビや新聞には連日、河村氏の顔や名前が出るが、「プラスになるかマイナスになるか分からない」と選対幹部。05年衆院選に続き河村氏に挑む民主新顔の三浦昇氏(39)は「テレビでは、しどろもどろだ」と挑発的に言う。「選挙に強いことも官房長官に選ばれた目安だったようですが今回は大変様子が厳しい」。5日、河村氏の出身地・萩市の事務所開きで、妻の隆子氏が支援者にそう頭を下げた。


  そんな陣営の気がかりが、3区の有権者の半分が集まる宇部市だ。衆院解散が取りざたされた昨年秋には、党宇部支部の市議らに「今回は絶大な協力を」と依頼する文書が河村氏から直々に届いた。これまで同市では党組織に頼らず、後援会を軸とする選対で圧勝してきた河村氏にとって初めてのことだった。


  宇部市で11日にあった会合では、支持者が「官房長官のおひざ元。恥ずかしくない成績を」と気勢を上げて結束を誓った。だが、「宇部は都市型選挙。風が選挙結果に大きく作用する」と、実弟の田中文夫県議。麻生政権の支持率の低落傾向が続き、12日の東京都議選でも民主党への猛烈な追い風が吹いただけに、関係者の引き締めに懸命だ。


◆三浦氏は連日の辻立ち
  一方、河村氏への2度目の挑戦となる三浦氏は07年秋から毎夕、宇部市の同じ国道交差点に立ち続ける。衆院選の日程が固まった13日も午後5時から約1時間、行き交う車に「政権交代を目指して頑張ります」と声をからした。


  民主党が07年の参院選山口選挙区で、自民党に完敗した後、不特定多数に一気に顔を売る今の運動スタイルをとるようになった。夜ごと居酒屋に繰り出し、客と気さくに政治を語る「ゲリラミニ集会」は約300回を数える。都市型選挙にこだわり、無党派層に支持を広げる狙いだ。


  一方、河村氏の分厚い支援組織に対抗する最大の応援団が、宇部市や山陽小野田市に多い大企業の労組が加わる連合山口だ。「郡部で負け、都市部で追い上げても勝てなかった」。その連合山口の中野威会長は、萩市で7日に開かれた決起集会で指摘した。萩市や美祢市などの農漁村地域は、企業労組や地方議員が少ないが、農業林業団体の代表も歴任した河村氏には根強い支持がある。「農漁業への所得補償」「中山間地域の直接支払制度を恒久化」――。マニフェスト選挙ともいわれる今回、三浦氏はこうした政策で郡部に切り込む姿勢だ。


  幸福実現党の新顔津田修一氏(46)も9日、宇部市で事務所開きをした。
 (清水謙司)

1558千葉9区:2009/07/16(木) 23:12:18
http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news.php?k_id=36000490907160001
【やまぐちの選択 09衆院選】
【4区】
2009年07月16日
■山口4区の予想顔ぶれ(敬称略)     
 安倍 晋三(54) 自現〈5〉元首相     
 戸倉多香子(50) 民新 元市民団体代表 【国】
 木佐木大助(54) 共新 党県委員    
 植松 満雄(50) 諸新 幸福の科学職員 
 佐々木信夫(70) 無新 社福法人理事長


※氏名、満年齢、党派、現職・新顔の別の順。〈 〉内の数字は当選回数。党派の「諸」は諸派の略。【 】は党派による推薦。 並び順は衆院勢力順。 


◆阿倍氏、地元に軸足
  衆院選の日程が固まった13日、自民現職、安倍晋三氏(54)の地元秘書らは早速、スケジュールの入念な打ち合わせに取りかかった。「(今後の)予定をしっかりつめてほしい」。下関市の後援会事務所にはこの日、東京にいる安倍氏から、電話でそう指示が入ったという。


  昨年9月の会見で「(次期衆院選は)今までの戦いで最も厳しい戦いになると覚悟している」と話した安倍氏。頻繁に地元に戻り、これまで約300回の会合を開いた。6月にはSPに守られながら、下関市役所の各フロアを回って市職員を激励。同28日に下関市内であった講演会では、教育基本法の改正や、拉致・核開発問題を巡る北朝鮮への対応など首相在任時の実績を強調。「日本を支え、変えていくのは良識ある『草の根保守』。よりよき日本にするために結集してほしい」と呼びかけた。


  05年の総選挙では13万7701票を獲得し、全国でもトップの得票率を記録。「長州8人目の首相」へと上り詰めたが、約1年で辞任。安倍氏の後援会幹部は「反応は厳しい。今回は選挙にはいかないという批判も耳に入ってくる」と打ち明ける。
 首相辞任への失望感と、自民党への逆風下での戦い。「初心に帰り、一人ひとりの支援を集めていく。この選挙は今までの政治活動の集大成となる」と地元事務所。従来は党の「看板」として、全国を応援に駆け回ってきたが、今回は地元に軸足を置いて取り組む方針だ。


◆戸倉氏 無党派層狙う
  「露出度を上げ、知名度を高めていく」。一方、各地の地方選で連勝するなど、追い風が吹いているとされる民主党の新顔、戸倉多香子氏(50)は衆院選の日程が固まって以降、街頭演説の回数を増やした。昨年10月に立候補を表明したが、元々の政治活動の拠点は周南市。07年の参院選山口選挙区にも立ったが、4区内を回ると、まだ「(立候補する)本人ですか」と尋ねられることもあるという。


  「日本一厳しい選挙区だが、やりがいもある。今の政治に抑えつけられ、空気を変えてほしいという願いは4区でも同じ」。支援を受ける連合山口の下関地域協議会に加え、国民新党の推薦を取り付けた。党への追い風に乗って無党派層への浸透を狙う一方、組織戦でも支持拡大を図る考えだ。


  共産党は、次期衆院選では小選挙区の候補擁立を絞り込んだが、4区を「自公政治の象徴」と位置づけ、新顔、木佐木大助氏(54)を立てた。6月20日に下関市内であった決起集会では、木佐木氏が、2大政党による政権交代論を「古い自民政治の枠内での議論だ」と批判。自民と民主の対決に注目が集まるなか、党の存在をアピールし、比例区でも、4区で1万8千票以上の得票を目指すという。


  幸福実現党の新顔、植松満雄氏(50)は今月7日に下関市内で後援会事務所を開き、活動を本格化。無所属新顔の佐々木信夫(ただお)氏(70)は「格差社会を無くす」として昨年9月に立候補を表明した。


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