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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

297荷主研究者:2011/06/05(日) 23:23:06

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110517/CK2011051702000154.html
2011年5月17日 中日新聞
新エネルギーの拠点を誘致 御前崎市長が浜岡停止で構想

 中部電力浜岡原発の地元、御前崎市の石原茂雄市長は16日、中日新聞の単独インタビューに応じ、浜岡原発の全面停止を受けて「原発のみに頼らない、新たな方向性を示す時期」と述べた。市が進めてきた原子力施策を見直して、新エネルギーの普及につなげる新たな施策を推進する考え。中電などと協力して原子力以外の新エネルギーの発電施設や研究機関の誘致を目指すという。

 石原市長が市内への誘致を想定するのは、風力発電施設▽新エネルギーに関する研究拠点▽放射線を利用した医療研究機関−など。これらが実現すれば、市の海の玄関口、御前崎港や静岡空港(島田・牧之原市)を活用した新たなまちづくりに可能性が広がり、石原市長は「これからは『新エネルギーのまち』を看板に掲げたい」と力を込めた。

 新エネルギーの推進について中電の水野明久社長と意見交換したことも明らかにし「市民の生活を守るためにも実現させたい」と意欲をみせた。

 同市内の風力発電は、これまでに中電が風力発電用の風車11基(計2万2000キロワット)を建設し発電している。市は今後、新たな建設用地の選定を進めるという。

 御前崎市は合併前の旧浜岡町時代の1967年、原発を受け入れ、合併後も原発を柱としたまちづくりを進めてきた。しかし、福島第一原発事故で原発の安全性に疑問が生じたうえ、浜岡原発の全面停止で地元の経済や雇用、風評被害への対策が喫緊の課題に。市の貴重な財源となっている原発関連の交付金は全額交付が約束されたが、停止が長引けば財政難におちいる可能性もある。


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