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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1とはずがたり:2008/11/20(木) 23:44:28
関連スレ

農業スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165378/l40
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042778728/l40
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http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1081280165/l40
メモ
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/energy/index.html

2253とはずがたり:2016/04/25(月) 18:27:54
2WM1基で島の電力の10%賄えるなら2-3基立てて大容量蓄電池も併置してディーゼル発電減らして行きたい!…と思ったらもっと意欲的だ(;´Д`)
「電力の自給率を100%以上に高めて」って直流送電か?!そうなのか!?宇久島と平戸が結べるなら五島と計画一つにすれば更に効率的だな。

●五島フローティングウィンドパワー

2016年04月21日 07時00分 更新
日本で初めて浮体式の洋上風力発電所が営業運転、離島に1700世帯分の電力
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1604/21/news033.html

長崎県の五島列島の沖合で実証を続けていた日本初の浮体式による洋上風力発電所が営業運転に入った。五島列島で最も大きい福江島の沖合に設置場所を移して、5キロメートルの海底ケーブルを通じて島に電力を供給する。発電能力は2MWで、年間の発電量は1700世帯分を見込んでいる。
[石田雅也,スマートジャパン]

 環境省が2010〜2015年度に五島列島で実施した実証事業の後を受けて、地元の五島市は3月26日に「崎山沖2MW浮体式洋上風力発電所」の営業運転を開始した(図1)。愛称「はえんかぜ」で知られる日本で初めての浮体式による洋上風力発電所である。風車の直径は80メートルに達して、最大で2MW(メガワット)の電力を供給できる。

 実証事業では五島列島の椛島(かばしま)の沖合1キロメートルの場所に発電設備を設置していたが、現在は五島列島の中で面積・人口ともに最大の福江島(ふくえじま)の沖合5キロメートルで運転中だ(図2)。発電した電力は海底ケーブルで福江島の変電所まで送電している。

http://tohazugatali.dousetsu.com/goto_yojo1_sj.jpg
図2 発電所の位置と従来の実証海域。出典:戸田建設

 はえんかぜは全長が172メートルで、全体のほぼ半分が海中にある(図3)。円筒形の「ハイブリッドスパー型」と呼ぶ鋼とコンクリートの浮体構造物の上に、風力発電設備を搭載している。総重量は3400トンにのぼる。大型の風車は後方から風を受ける「ダウンウィンド型」で、やや下側から風を受けた時に効率よく回転する方式だ。2013年10月に実証運転を開始して2年半が経過している。

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図3 発電設備の全体構成。出典:戸田建設

 発電の効率を表す設備利用率(発電能力に対する実際の発電量)は35%を想定している。この数値は実証事業の当初に椛島沖で実施した試験機(発電能力100キロワット)の実績データで、洋上風力発電の標準値30%を上回る。福江島の東の洋上も椛島沖と同等の強い風が年間を通して吹くことから、同じ数値を採用した(図4)。

2254とはずがたり:2016/04/25(月) 18:28:10
>>2253-2254

http://tohazugatali.dousetsu.com/goto_yojo4_sj.jpg
図4 五島市の風況(地上70メートルの年間平均風速)。m/s:メートル/秒。出典:五島市(NEDOの資料をもとに作成)

 設備利用率をもとに年間の発電量を計算すると、613万kWh(キロワット時)になる。一般家庭の使用量(年間3600kWh)に換算して1700世帯分に相当する。福江島の総世帯数(1万7000世帯)のちょうど1割にあたる電力を供給できる見込みだ。発電した電力は九州電力に売電するが、「売電価格は公表できない」(運転管理者の五島フローティングウィンドパワーを所有する戸田建設の広報CSR部)。

浮体式の洋上風力の可能性は100万世帯分

 五島市と五島フローティングウィンドパワーは共同で発電所の運転を続けながら、今後も発電データの収集や浮体式に特有な運転維持管理の知見を蓄積していく方針だ。五島市では2014年に策定した「再生可能エネルギー基本構想」の中で、洋上風力発電を中心に2030年度の再生可能エネルギーの導入量を2012年度の約30倍に拡大する目標を掲げた(図5)。電力の自給率を100%以上に高めて「エネルギーのしま」を目指している。

http://tohazugatali.dousetsu.com/goto_yojo8_sj.jpg
図5 五島市の再生可能エネルギー導入目標。GJ:ギガジュール(1GJ=3.6MWh)、MWh:メガワット時(=1000キロワット時)。出典:五島市

 五島列島は九州の本土から西へ100キロメートルの位置にあって、大小152の島で成り立っている(図6)。列島の南西部を占める五島市は11の有人島と52の無人島で構成して人口は4万人弱だ。夏は涼しくて冬は暖かい海洋性の気候を生かし、葉タバコをはじめとする農業と観光が産業の中心である。

 五島市の再生可能エネルギーによる発電量は2012年度で2700万kWhだった。そのうち9割近くが陸上風力で、残りが太陽光と水力である(図7)。福江島の洋上風力(613万kWh)を加えると全体の2割近くになる。

http://tohazugatali.dousetsu.com/l_goto_yojo5_sj.jpg
図7 五島市の再生可能エネルギー発電量と導入期待量。MWh:メガワット時(=1000キロワット時)。出典:五島市

 さらに市全体で導入を期待できる再生可能エネルギーのうち洋上風力が7割を占める。特に浮体式の洋上風力の発電量が大きく、年間に37億kWhにのぼる電力を供給できる可能性がある。一般家庭で100万世帯分に相当して、長崎県の総世帯数(57万世帯)の2倍に匹敵する。

 現在のところ五島市と五島フローティングウィンドパワーは洋上風力発電の拡大計画を明らかにしていないが、すでに2年半にわたって運転を続けている実績をもとに、周辺の海域に同様の発電設備を展開することは十分に可能だ(図8)。漁業や観光に対する影響にも配慮しながら、日本で最先端を行く洋上風力発電に取り組んでいく。


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