したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

1882とはずがたり:2016/01/31(日) 23:53:53
>県内にはバイオマス発電施設はまだないが、田辺・西牟婁で複数の事業者が検討しているとされる。

>ただ先進地に多い5千キロワット級の発電では、燃料の木質バイオマスが年間約6万トン(約10万立方メートル)、2千キロワット級でも同約3万トン(約5万立方メートル)が必要とされている。

>西牟婁振興局によると田辺・西牟婁の民有林のうち人工林の面積は約7万9千ヘクタール、素材生産量は年間約6万立方メートル。

全然足りなさそうに見えるんだけど。。

木質バイオマスの利用推進へ協議会設立
http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=301520&p=more

 木質バイオマスの利用推進による地域活性化を目的とした「紀州木質バイオマス利用協議会」が14日、和歌山県内に設立された。木質バイオマスの生産、発電など幅広いバイオマス利用に関する情報収集などをする。同日、上富田町の田辺木材共販所で主に田辺・西牟婁の森林組合、素材生産業者らが出席して設立会議を開いた。

 協議会は井硲林産(田辺市)、かつら木材商店(すさみ町)、伸栄木材(上富田町)、竹中商店(御坊市)、山長商店(田辺市)と、龍神村、西牟婁、中辺路町、本宮町の各森林組合(いずれも田辺市)、大辺路森林組合(白浜町)で構成している。

 会議には各事業者・団体の代表と森林・林業局、企業政策局など県の関連部署担当職員、田辺市、上富田町、白浜町、すさみ町の担当職員が出席した。規約と運営方針を決め、会長に井硲林産の井硲啓次代表、副会長に龍神村森林組合の真砂佳明組合長を選んだ。

 今後は会員相互の情報交換や研修を目的とした会議を開くほか、メンバーも増やす。

 林業は材価の低迷が深刻で停滞を続けている。間伐材などを燃料に使うバイオマス発電など熱利用への関係者の期待は大きいが、発電では燃料用の木材が大量に必要になる。本来なら製紙・合板用として使われる低質材が燃料に使われ、それによる既存産業への影響を心配する声もある。

 協議会は、発電事業者との話し合いの窓口役を担う一方、低質材を使う地域の既存の木材需要を守ることにも留意していく方針だ。

 会議では森林組合関係者から「発電事業者から相談を受けても組合単独では判断できなかった」と協議会設立を歓迎する声が出た。「(発電施設ができると)山の価値が上がるので進めていけたらと思うが、人手が不足し植林をどうするかなど課題が残る」という声も少なくなかった。

 県内にはバイオマス発電施設はまだないが、田辺・西牟婁で複数の事業者が検討しているとされる。

 ただ先進地に多い5千キロワット級の発電では、燃料の木質バイオマスが年間約6万トン(約10万立方メートル)、2千キロワット級でも同約3万トン(約5万立方メートル)が必要とされている。

 西牟婁振興局によると田辺・西牟婁の民有林のうち人工林の面積は約7万9千ヘクタール、素材生産量は年間約6万立方メートル。

 同様の協議会は県内では、新宮・東牟婁と三重県内の17団体で構成するバイオマス供給協議会(事務局・新宮市森林組合内)が2013年5月に発足し、三重県松阪市内のバイオマス発電施設(>>1881の多気町の取組も松阪向け)に燃料を供給している。

 井硲会長は「発電施設ができてもうまく循環していけるよう、県の林業を根本から考える会にしたい」と話した。

【木材会社や森林組合などの代表が参加した紀州木質バイオマス利用協議会の設立会議(14日、和歌山県上富田町生馬で)】

(2015年9月15日更新)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板