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Airline & Airport(航空会社・航空路線・空港)スレ

7594OS5:2025/08/24(日) 18:59:01
JAL、ANAともに有識者会議の資料のなかで、新幹線競合路線では航空運賃の価格転嫁が難しい構造があると指摘している。特にJALは「新幹線運賃への対抗が必要」とまで言及しているほどだ。

JALの斎藤祐二CFOは1Q決算の会見で新幹線について「日本の魅力の1つ」とした上で「出発30分前に空港に着いても搭乗できるくらい、日本の国内線の移動のスムーズさは海外の空港に類を見ないレベル」と国内線の魅力を強調する。

続けて「新幹線で行けないエリアがたくさん存在する。特にオーバーツーリズムなど都市部に集中している観光需要を、どのように分散させていくかが、インバウンドの分野を伸ばしていく時にキーになる」とした。


インバウンド需要を喚起するため、海外のOTA(Online Travel Agent、オンライン旅行代理店)、コードシェア、地方周遊商品の告知を強化しているという。JALは2025年の数値目標として、2019年比で172%増となる150万人のインバウンド客利用を掲げている。

斎藤CFOは「業界全体の国内線が非常に収益が下がってきている。業界全体として各社の収益が上がっていくようなスキームというか対応をどう作るかっていうところがポイント」とし、国に対して「国内線の方が負担が大きい部分もあるため、国内線についての持続性を高めていくような施策をこれから検討いただきたい」と求めた。


最後に、直近のお盆実績の詳細をまとめた。

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国際線はJALが提供座席数26万1382席(前年比109.6%)、総旅客数23万1366人(同110.5%)、搭乗率88.5%(同0.7ポイント増)。ANAは提供座席数29万9514席に対して、26万4129人が利用し、搭乗率88.2%(同1.5ポイント増)を記録し、2社とも国際線の好調ぶりをうかがわせる結果となった。

出典:JALプレスリリース
出典:JALプレスリリース


出典:ANAのプレスリリース
出典:ANAのプレスリリース
国内線では、お盆開始時に前年割れと苦戦が予想されたJALとスカイマークの2社が巻き返した。JAL国内線の提供座席数132万4131席(前年比104.7%)に対し、総旅客数は118万4958人(同105.9%)、搭乗率89.5%(同1.1ポイント増)。お盆開始時は提供座席数134万2874席(同99%)、予約数104万2929人(同98.5%)、予約率77.7%(同0.4ポイント減)だったため、実際の利用者数は大きく伸びたことになる。

出典:JALのプレスリリース
出典:JALのプレスリリース
JAL・ANAの国際線好調の余波で苦戦が予想されたスカイマークもお盆前(8月1日時点)の提供座席数は27万9660席(同99.7%)、予約数は22万3478人(同92.7%)、予約率は77.9%(同6ポイント減)だったが、実際は提供座席数27万4704席(同101.9%)、総旅客数24万7321人(100.2%)、搭乗率90%(同1.5ポイント減)だった。


搭乗率こそ前年より減少したとはいえ、2024年度の平均搭乗率が82.3%だったことを考えると上出来の数字といえるだろう。スカイマーク広報は「多くの路線で駆け込み需要があり、利用者が増えた」としている。


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