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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

8231OS5:2023/02/20(月) 20:22:38
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20230219/5070015139.html
国東市長選挙 新人の松井督治氏が初当選
02月19日 22時44分


任期満了に伴い19日に投票が行われた国東市の市長選挙で、無所属の新人で元民放アナウンサーの松井督治氏が初めての当選を果たしました。

国東市長選挙の開票結果です。
松井督治、無所属・新、当選。6376票。
河野盛次、無所属・新。5790票。
坂本隆之、無所属・新。3374票。
無所属の新人で元民放アナウンサーの松井氏が、ほかの2人を抑えて初めての当選を果たしました。
松井氏は国東市出身の62歳。
1983年、OBS大分放送に入社し、ラジオ番組などのパーソナリティーを務め、2020年に退職した後は大分大学大学院で経済学を学びました。
松井氏は、「新しい国東をつくることへの市民の期待が結果につながったと思います。当選の喜びより責任の重さを感じていて、情報発信や人口減少対策などの政策を着実に実行したい」と話していました。
国東市選挙管理委員会によりますと、今回の市長選挙の投票率は68.57%で、過去最低だった前回・4年前の選挙を6.3ポイント上回りました。

8232OS5:2023/02/20(月) 20:23:11
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/992887
<2023鳥栖市長選>新人向門慶人氏が初当選 702票差、現職橋本康志氏の5選阻む
2023/02/20 05:00

樋渡光憲
初当選を決め、支援者から記念の花束を受け取る向門慶人氏(右)=19日午後10時27分、鳥栖市神辺町の事務所(撮影・山田宏一郎)
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初当選を決め、支援者から記念の花束を受け取る向門慶人氏(右)=19日午後10時27分、鳥栖市神辺町の事務所(撮影・山田宏一郎)

鳥栖市長選で初当選し、万歳三唱する向門慶人氏(中央)=19日夜、鳥栖市
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鳥栖市長選で初当選し、万歳三唱する向門慶人氏(中央)=19日夜、鳥栖市


 任期満了に伴う鳥栖市長選は19日に投開票され、自民党推薦の新人で元県議の向門慶人氏(52)=古賀町=が1万2971票を獲得、5選を目指した橋本康志氏(67)=本町=を702票差で上回り、新人で町区長の豊増直文氏(64)=幸津町=も退けて初当選を果たした。「現市政は鳥栖の潜在能力を生かし切れていない」として“チェンジ”を訴え、現職の厚い壁を破った。投票率は44・44%で、最も低かった2019年の前回選挙より0・14ポイント低く、過去最低を更新した。任期は3月15日から4年間。

 向門氏は19日午後10時15分過ぎ、神辺町の事務所で支持者とともに喜びを爆発させた。「選挙期間中、『鳥栖市を頼む』と多くの市民に言われた。新しい鳥栖、魅力ある鳥栖をつくっていかなければならない」と力を込めた。

 選挙戦は鳥栖駅周辺整備や産業用地・宅地開発による市の発展策などが争点となった。向門氏は県議4期の実績を生かして政策案を示し、「鳥栖のまちづくりは、鳥栖市が主体的に決めなければ進まない」と主張。過去の市長選での対応を巡って一部の自民党関係者の間に残るしこりで足元の票固めに苦戦したものの、5選を狙う現職の多選批判票を取り込んだ。

 自民推薦候補を過去4回破った橋本氏は、企業誘致など4期の実績をアピールし「懸案の鳥栖駅周辺整備の方向付けをしたい」と主張。後援会や女性組織も活発に動いたが、市政刷新を求める声をはね返せなかった。

 豊増氏は農業政策や給食費無料化など独自の施策を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万8989人(男性2万8143人、女性3万846人)。期日前投票者数は前回選挙より2111人(30・9%増)多い8946人だった。(樋渡光憲)

8233OS5:2023/02/20(月) 20:25:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/365a35ba93e5a0f8d8fbcbde46164bc04f13a1a7
【大分】国東市長選 元アナウンサー松井督治氏が当選
2/20(月) 12:50配信
任期満了に伴う国東市長選挙は2月19日投開票が行われ、元放送局アナウンサーの松井督治氏が当選しました。

松井督治氏
「市民の皆さんと一緒に新しい国東をつくることを訴えてきました。国東市民の期待を感じて身の引き締まる思いです」

松井督治さんは国東市出身の62才、民間放送局で報道局長などを歴任しました。新人3人が争った今回の市長選で、松井さんは人口減少対策や地域産業の活性化を掲げ争い、同じく無所属新人で前国東市教育長の河野盛次さんをおよそ600票の差で破り当選を果たしました。

松井督治氏
「多くの方が今までの国東市の市政の流れを変えてほしいと思ってらっしゃることを実感しました。」

投票率は68.57%と、2006年の市町村合併以降過去最低を記録した前回を6.3ポイント上回っています。

8234OS5:2023/02/21(火) 09:09:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef873f6adb02a7258983740cf4d93a7d9090ef3c
北九州の乱がヤバすぎる…裏ボス「麻生」が「二階・菅」軍を撃破した顛末
2/21(火) 8:18配信


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現代ビジネス
あいつを使い捨てるわけにはいかない
Photo by gettyimages

 「この選挙で武田をぶっ潰してやる」

 べらんめえ口調を隠さず、麻生太郎自民党副総裁は息巻いていたという。

【写真】佳子さまの公務における折々の装い

 2月5日投開票の北九州市長選の結果を受け、自民党が騒然としている。党福岡県連は元国交省官僚の津森洋介氏を推薦したが、これに麻生氏が反発し、元厚労省官僚の武内和久氏に付いて勝利をおさめたのだ。

 「津森さんの推薦を承認する文書に、麻生さんは署名しなかった。森山裕党選対委員長が慌てて訪ねると、こう言われたそうです。『俺は県知事選で武内を支援して負けたんだ。あいつを使い捨てにするわけにはいかないんですよ。わかりますよね』」(自民党ベテラン議員)

 麻生氏は'19年の福岡県知事選でも武内氏を擁立し、同じ福岡の有力者で犬猿の仲で知られる、武田良太二階派事務総長が推す候補に敗北している。今回、津森氏擁立に動いたのもその武田氏といわれる。

 「市長選では自民・公明に加え野党も津森推薦で、圧勝ムードだった」(地元紙政治担当記者)

空中分解した県連
Photo by gettyimages

 ところが、麻生氏は裏で地元有力者に電話し武内支援を要請した。さらには1月、武田氏が菅義偉前総理に応援演説を頼んだことを聞きつけると、菅氏に直接電話し「俺は(津森氏の推薦を)拒否した。それだけ伝えておくからな」とすごんだという。菅氏の北九州入りは取りやめとなった。

 「麻生さんの剣幕に、武田さんの親分である二階(俊博元幹事長)さんは、自分も応援に入る予定だったのをキャンセルした。こうした動きを見て県連は空中分解し、支持層の半分が武内さんへ流れた。表では津森支持だが、離反した企業や団体も多かった」(前出・自民党ベテラン議員)

 代替わりを控える麻生氏にとり、地元で宿敵を撃破した意味は大きい。政権支持率低迷でしかめ面だったが、選挙後は党本部の居室から高笑いが絶えず聞こえている。

 「週刊現代」2023年2月25日号より

週刊現代(講談社)

8235OS5:2023/02/21(火) 15:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/de4b19029130d8e31d747a5e9c00204744cd4c43
北九州市長選での自民分裂の余波 敗者が勝者を裁くねじれ
2/21(火) 10:49配信


産経新聞
北九州市の武内和久市長は20日就任し、初めての記者会見に臨んだ=北九州市小倉北区

5日投開票の北九州市長選で初当選した武内和久市長が20日、就任して初登庁した。武内氏は「北九州の新しい時代を作っていきたいとの思いでみなぎっている」と抱負を語った。その後、就任あいさつのため、福岡県の服部誠太郎知事や福岡市の高島宗一郎市長、山口県下関市の前田晋太郎市長を訪ねた。

船出した武内市政だが、自民党県連では市長選の余波が続いている。選挙で党推薦候補を支援した同市議会最大会派の「自民党・無所属の会(16人)」が、武内和久市長に協力した党所属市議の処分を福岡県連に求めているためだ。対応を誤れば、県連の求心力低下につながりかねない。

武内氏は「激しい戦いだったが、選挙が終わったら『ノーサイド』という精神で未来志向の対話をしていきたい」と語り、自身を支援した自民党所属の三原朝利、大石仁人両市議への処分を県連に求めた市議団に自制を促した。

事の発端は市議団が選挙後の7日、市長選で党方針に従わなかったなど「重大な背信行為」があるとして三原、大石両氏の処分を県連に要請したことだ。だが、市議団の要請は意趣返しと捉えられ、県連に新たな課題を突き付けている。

三原、大石両氏に近い県議は「選挙では負けた方が謝るのが筋。なぜ敗者が勝者の処分を求めるのか。市議団は県連が密室で主導した候補者選定のプロセスこそ問題にすべき」と主張。別の県議は「市長選で示された民意を大事にすべきだ。感情的にカリカリせず、まずは市民の声に耳を傾けるべき」と述べた。

県連にとって頭が痛いのは、対応いかんでは指導力に疑問符がつくためだ。仮に「無罪放免」とした場合、党紀の乱れを容認することになり、県連のメンツに傷がつく。

また、厳しい処分を下せば敗者が勝者を裁く〝ねじれ現象〟が生じ、県連が候補者選定の責任を棚上げしているとの批判を招きかねない。筑紫野市長選でも県連推薦の候補が敗北しており、選挙に弱い県連とのイメージが定着しつつあるのも痛手だ。

県連幹部は「処分するよりも時間をかけて敗北の経緯を総括することが大事」と漏らすが、ほとぼりが冷めるのをじっと待つ以外ないのが実情だ。

次期衆院選に向けた自民党内の公認争いの一端との見方もある。北九州市は衆院福岡9、10区を抱えているが、自民党公認候補は白紙のまま。意欲を示す国会議員や県議、市議は複数いるとされ、三原、大石両氏も名前が挙がる。県政事情通は「県連が三原、大石両氏への処分を握ったことで、公認争いになった際に2人を牽制(けんせい)するカードになる」と解説した。(千田恒弥)

8236OS5:2023/02/22(水) 06:49:06
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-dr955461.html
タクシー内で暴言…熊本県議を辞職 井手氏が熊本市2区に出馬意向 前回無投票、選挙戦へ
2023/02/21 22:30熊本日日新聞

タクシー内で暴言…熊本県議を辞職 井手氏が熊本市2区に出馬意向 前回無投票、選挙戦へ

井手順雄氏

(熊本日日新聞)

 タクシー内で暴言を吐いたことなどの責任を取り、熊本県議を辞職した井手順雄氏(63)が今春の県議選熊本市2区に無所属で立候補する意向を固めた。21日夜、後援会幹部に伝えた。4年前の前回に続き無投票がささやかれていた熊本市2区は、定数5を上回る立候補が予定され、選挙戦になる公算が大きくなった。

 選挙区は西区と南区。これまでに自民党の髙島和男氏(59)、竹﨑和虎氏(49)、立憲民主党の鎌田聡氏(58)、公明党の前田憲秀氏(58)の現職4人が出馬を明言しており、無所属新人の会社代表、矢野康宏氏(61)も立候補する方向という。

 さらに日本維新の会と参政党がそれぞれ新人1人の擁立を模索。別の無所属新人1人も検討中だ。

 井手氏は昨年12月、熊本市内で酒に酔った状態でタクシーに乗車し、行き先を間違えた運転手に暴言を吐いた。運転手は熊本南署に被害届を提出。井手氏は1月、軽率な行為だったとして議員を辞職した。

 その際、次期県議選については明言を避けていたが、地元の支援者に「市西部の地域振興に尽力してほしい」との声もあることから再度、出馬する意思を固めた。井手氏は21日夜、熊本日日新聞の取材に「県議として、まだやり残した仕事がある」と述べた。(髙宗亮輔、野村拓生)

8237OS5:2023/02/23(木) 13:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf5fda10a0fadf4c8241be2b173259d637ff301?page=2
前略
北九州市長選分裂 自民推薦敗れる
 5日に投開票された北九州市長選では、自民党が事実上の分裂選挙となり、同党などが推薦した元国土交通官僚の津森洋介氏が、元厚生労働官僚の武内和久氏に約1万4000票差で競り負けた。

 武内氏は2019年の福岡県知事選に、麻生副総裁が主導して自民推薦で出馬した。しかし、党所属国会議員の一部が現職の支援に回り、敗れていた。

 麻生氏は今回、津森氏の推薦を承認する党本部の文書に署名せず、自民市議の一部や麻生系の地元経済人は武内氏を支援した。自民福岡県連内では、「知事選から続く対立が影響した」との見方が出ている。

8238チバQ:2023/02/26(日) 19:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c1b19c7a36d3ff6ca56cc880617f7fb2c6580a7

大分市長選、かつての“敵”を推薦した自民

2/25(土) 9:14配信



 自民党大分市支部連合会(市連)は24日の総務会で、4月の大分市長選に無所属での立候補を表明している元国民民主党参院議員足立信也氏(65)を推薦することを正式に決めた。“敵”だった足立氏を推薦したのは、もともと野党の牙城とされる大分市での基盤の弱さに加え、同じタイミングである知事選の影響も絡んでいそうだ。
 足立氏は参院選大分選挙区を2004年から3回連続で勝ち、4期目を目指した昨年初めて落選した。大分市での得票は圧倒的だ。04年は約12万4千票で自民候補の倍近くを獲得。その後も自民候補を寄せつけず、落選した昨年もほぼ互角だった。
 大分市は旧社会党委員長だった村山富市元首相(98)のかつての選挙区。歴代の市長は非自民系が続き、官僚だった佐藤樹一郎市長(65)=2期目=が初当選した15年に「40年ぶりの自民系市長」と話題になった。衆院も大分県内3選挙区で自民が空白なのは1区(大分市の大半)だけだ。
 市長選を巡って動きが本格化したのは、その佐藤市長が4月の県知事選へのくら替えを表明した昨年11月から。自民県連から対応を任された市連は、市幹部を野党との相乗りで推そうとしたが本人に固辞されて頓挫。他にも弁護士や官僚、会社社長ら5人と折衝したが不成立。そうした中で自民に支援を求めてきたのが足立氏だった。
 この日、市連の秦野恭義会長は報道陣に「足立氏と政策が一致することを確認できた」と推薦理由を説明。ただ足立氏は「正式な推薦依頼はしていないので正直、驚いた」とのコメントを出している。
 地元の自民関係者は「佐藤氏が後継を育てずに突然転身。そこからじゃ(独自候補擁立の)時間が足りないよ」とぼやく。別の自民関係者は「衆院1区にリーダー役の自民衆院議員がいないのが響いた」とし「自民が各党の中で最初に足立氏に推薦を出したのは選挙後に主導権を握りたいから」と“恩”を売る戦略を明かす。
 県知事選には参院議員安達澄氏(53)=大分選挙区、無所属=も出馬を表明している。(後藤潔貴、丹村智子)

8239OS5:2023/03/02(木) 20:15:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f984b6cf670f8eec47a4f28db6e546870cfa2c3d
西之表市議会”議長ポスト”で混乱続く 賛成派・反対派…議長出せば採決不利に
3/2(木) 19:49配信
 自衛隊基地の整備に向けて工事が進む西之表市の馬毛島について賛成派・反対派が半分に割れている西之表市議会は議決権を持たない議長のポストを巡り混乱が続いている。

 西之表市議会は2日、全員協議会を開き議長について話しあった。西之表市議会では2年で議長が交代するのが慣例となっていて、2021年から議長を務め、2年となる川村孝則さんは辞任し新しい議長を選出する予定だった。しかし、アメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地の整備計画が進む馬毛島を巡り議長に関して議論が紛糾している。

 西之表市議会は現在賛成派7人、反対派7人の構成だ。議長に議決権はない。現在の川村議長は反対派で議案の採決の際に、賛成派が7人、反対派が6人になり、賛成派が有利な状況となっていた。議長がいる方は採決で不利になり賛成派・反対派どちらも議長を出したくないのだ。

 西之表市は米軍再編交付金17億円を盛り込んだ新年度の一般会計当初予算案を開会中の3月議会に提案している。今月28日の最終本会議で採決される予定だが議長が賛成派・反対派どちらになるかで採決が大きく左右される。

(西之表市議会 川村孝則議長)
「議長の任期2年で今までは選挙しようと異議なしできたが議論がかみあわないので解決の議論の合意点が見出せなくて時間がかかってる」

 川村議長は今の議会中に辞職願を出すとしている。

8240OS5:2023/03/03(金) 09:49:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3551c9baf0c4c1836f9834cc7d61b55e21fbe1d
那覇市議会の久高議長、不動産会社から議長室で5000万円受け取る 市有地の係争巡る「調査費」名目
3/3(金) 6:50配信
 那覇市有地の所有権を巡り那覇市と民間女性が争った問題について、市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=が、女性側に所有権が移った際に土地購入を希望する那覇市の不動産会社から、議長室で現金計5千万円を受け取っていたことが2日、分かった。久高氏は2日、記者団に受け渡しがあったことを認め「(女性の)後見人が調査するための費用だった」と回答した。

【経過表】久高氏、市有地巡り市議会で当局を複数回追及 所有権を主張する女性支援

 久高氏は領収証にサインをしたことも認めつつ、「お金は後見人が持っている」として自らが収めたことは否定した。ただ、市との間で係争のあった問題について、議会内で現金を受け取った道義的責任が問われることは必至だ。

 現金の受け渡しは2020年12月と21年2月の2度で計5千万円。名目は市有地に関する取りまとめ費用や調査費とされ、不動産会社代表の男性は「(久高議長に)調査費などの名目で用意するように言われ、現金を渡した」とも主張している。

 男性によると、20年夏ごろ、那覇市有地の件で久高氏から話があった。20年12月18日、議長室で男性ら複数人と会合した際、土地売買に関する取りまとめ費用の内金として500万円を渡し、本人名義の領収証を受け取った。翌年2月8日、再び議長室を訪れ、後見人の女性らの前で5千万円を渡した。

 男性は「内金を渡した後、『議会が開会する2月9日までに全額支払わなければ、今回の話はなかったことにする』と議長に言われ、必死になって金を用意した」と証言。500万円は数日後に返されたという。
(伊佐尚記)

8241OS5:2023/03/03(金) 09:49:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5aa55628f5b23c6b730bfce5eb1b51ca0960cb
「ベランダを通って移動したのか?」議長室にこもり姿消す 5千万円授受疑いの那覇市議会議長、説明せず
3/3(金) 7:27配信
 那覇市有地を巡る交渉取りまとめに関して現金計5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある那覇市議会議長の久高友弘氏(74)は2日、議会運営委員会で陳謝したが、自ら説明の場は設けなかった。報道陣と受け答えする際も立ち止まることはなく、議長室にこもってそのまま姿を消した。(社会部・城間陽介、矢野悠希)
 久高氏は2日午前9時前、那覇市内の自宅マンションから出てくると、記者の問いかけに応じることなく送迎車に乗り込み、市議会へ向かった。

■終始うつむき目を閉じる

 議会運営委員会に出席した久高氏は終始うつむき加減で、時折、目を閉じたり手元に目をやったりした。発言はしなかった。

 委員による報告が一通り済むと、久高氏は立ち上がり、「議長として、議員の皆さん方には大変な心配と大変な苦労、迷惑をおかけした」と頭を下げた。

 終了後、議長室に向かう久高氏に報道陣が追いすがった。市民への説明責任を問う記者に「いやいいよ、やってるよ」「これはもういい。後で、でいい」といら立つ場面もあった。

■議長室は「もぬけの殻」に

 議長室に入った久高氏が出てくるところを出入り口で待ち構える報道陣。しかし1時間以上たっても出てこない状況が続いた。

 市職員が議長室に入ると久高氏の姿はなく、「もぬけの殻状態」。出入り口は他になく、ある職員は「ベランダを通って移動したのか。私たちも分からない」と戸惑った。

 委員会で「釈明できるような取り組みをさせていただきたい」と、自ら経緯を説明する姿勢を示した久高氏だったが、直後に姿が見えなくなった。

8242OS5:2023/03/06(月) 18:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/add083fb95d873df29eecf02708ec85807229979
維新の風 福岡に吹くか 県議・市議など21人擁立へ
3/4(土) 8:15配信

産経新聞
統一地方選での支持を訴える日本維新の会の馬場伸幸代表=2月19日午後、福岡市内

今春の統一地方選で、福岡県内での勢力拡大を狙う日本維新の会に対し、他党が神経をとがらせている。維新は県内で21人の候補を擁立する予定で、県議選には7人を立てて初議席獲得を目指す。今回、全国で現有の1・5倍となる600議席獲得を掲げる維新が、全国政党として九州での橋頭保(きょうとうほ)を築けるかどうかに注目が集まる。

2月19日、維新は福岡市内で統一選に向けた総決起大会を開いた。馬場伸幸代表も出席し「福岡は九州の中核都市であり、非常に重要視している。全員が当選すれば維新スピリッツが広がっていく」と語った。翌20日には福岡県版マニュフェストを発表し、県と福岡、北九州両市の連携を強化し、産業、観光、教育、人口の4つの領域で政策を調整する「FUKUOKA戦略会議」構想を打ち出した。

とはいえ、現在、福岡県内の維新の勢力は衆院議員2人のほか、地方議員は福岡、北九州、宗像などの6市計8人にとどまる。県議は不在で県内の勢力拡大には県議会での議席獲得は必須となる。

これまで維新は大阪などの関西圏を中心に既成政党に批判的な無党派層を取り込むことで勢力を拡大してきた。福岡でも同じ手法を踏襲し、県議選では無党派層の動向が結果を左右する福岡市内の選挙区に5人を擁立する見通し。維新幹部は「かなり良い手応えだ」と自信をのぞかせる。

昨夏の参院選で16人が乱立した福岡選挙区(改選数3)では維新公認候補が4番手に食い込んだほか、比例代表の得票数は約22万4千票と前回よりも倍増しており、福岡でも着実に支持基盤が固まってきた。

こうした状況に現有議席の維持を目指す各党に警戒感が広がっている。都市部の選挙区では僅差で当落が決まるため、自民、公明の県連幹部は維新の一挙手一投足を注視する。労組幹部も「維新に無党派層を刈り取られる」と語り、焦りを隠さない。福岡で維新が台風の目になりつつある。(千田恒弥)

8243名無しさん:2023/03/06(月) 18:50:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a188de5400a7018e83472bbba494acc340ad3031
居眠り議員続々の熊本県議会 理由は「飲み過ぎたかな」「単調だから寝てしまう」
3/4(土) 9:52配信

西日本新聞
熊本県議会の代表質問中に居眠りをする岩下栄一氏(中央)

 統一地方選が迫る中、熊本県議会2月定例会の議場では複数の議員が居眠りをするなど、緊張感を欠いた場面が目についている。3日にあった自民、立憲民主両会派の代表質問で、居眠りしていた議員は理由を問われ「議論が単調だから」と開き直った。新型コロナウイルス禍からの経済立て直しや災害復興、教育や福祉といった幅広い議論が期待される県議選は31日に告示、4月9日に投開票される。


 3日午前10時過ぎ、小早川宗弘氏(自民)が登壇し、代表質問が始まった。2020年7月豪雨で被災した五木村や相良村の振興策、半導体世界大手「台湾積体電路製造」(TSMC)への対応など、重要課題について県執行部への質問を重ねていく。手元の資料に目を落とし、やりとりに耳を傾ける議員も多い。

 しかし-。30分足らずで、岩下栄一氏(自民)が眠りについた。現在7期目で昨年12月定例会では勤続25年の表彰を受けている。田代国広氏(無所属)は机に突っ伏す。昨年5月の県議会補欠選挙で当選した濱田大造氏(同)は、質問残り5分を知らせるブザー音で目を覚ました様子だった。


 西日本新聞の取材に対し、いずれの議員も居眠りを認めた上で、岩下氏は「選挙の作業で疲れていた。以前、脳梗塞を患った影響もある」と釈明。田代氏は「文章を読み上げるだけで単調だから寝てしまう」。濱田氏は「うとうとしただけ。昨日飲み過ぎたかな」と語った。3人とも「すみません」「気を付けます」と口にした。

 議会全体では午前に数人、午後は10人超が居眠りをしているように見えた。

 県議の報酬は、議長や副議長以外は月78万円。

8244OS5:2023/03/06(月) 23:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa4889b2209fff53ada4d67165db3c7e68eff86
那覇市議長「神聖なる議長室」で5千万円受領、辞職願 土地問題巡り
3/6(月) 21:54配信

朝日新聞デジタル
那覇市議会の各会派代表者の会合で釈明する久高友弘議長=2023年3月3日午後、那覇市、小野太郎撮影

 那覇市議会の久高友弘議長(74)が2021年、市有地の所有権を民間人の女性が主張する問題をめぐり、女性の後見人とともに、不動産会社から議長室で現金5千万円を受け取っていたことがわかった。不動産会社は女性の所有権が認められれば、購入する約束をしていたという。久高氏は、04年ごろから女性の立場から議会で質問するなどしてきたが、5千万円については「後見人が受け取った」として、法的に問題はないと説明している。


 久高氏は6日に「一身上の都合」を理由に議長職の辞職願を提出。7日の本会議で許可される見通しだ。

 不動産会社の代表によると、現金の授受が行われたのは21年2月8日。庁舎内にある議長室に関係者が集まり、5千万円分の札束が入った紙袋を渡した。久高氏はこの際、「土地売買取りまとめに関る費用」と書かれた領収書に女性の後見人と連名でサインしたという。20年12月18日にも500万円を渡しており、後日同額が返金されたという。

 代表は朝日新聞の取材に「土地の所有権が女性に移れば、買い取る約束だった。交渉を担う議長の影響力に期待した」と話した。土地調査や議会対策などの役割分担も決められ、久高氏からは「議会対策に現金が必要」と要求されていたという。

 久高氏は報道陣の取材に、議長室での現金の授受や領収書にサインしたことは認めたうえで、「後見人が調査費として受け取った」と話した。3日にあった市議会各会派代表者による会合で、「現金がどう使われたのか、私がわかることではない」と述べ、法的に問題ないとの認識を示したうえで、「神聖なる議長室で(現金の授受が)行われたことは、大いに反省しなければならない」と陳謝した。

 この市有地は那覇市の新都心地区にあり、市上下水道局の施設や配水池が含まれる。市によると、この女性は戦後直後に那覇市に所有権があるとした行政手続きに不備があったとして、所有権を主張している。

 久高氏は当選10回。19年から議長を務め、21年7月の市議選では自民党から公認を受けて当選している。(小野太郎)

8245OS5:2023/03/07(火) 14:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/451b6356eb0226c7d876bc05cf6565e24081343f
那覇市議会、久高氏の議長辞職願を許可 5000万円議長室受け渡し問題
3/7(火) 11:08配信
琉球新報
久高友弘氏の議長辞職願を許可した那覇市議会=7日、同議会本会議場

 民間女性が所有権を主張する那覇市の市有地を巡り、土地購入を希望する不動産業者から市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=らへ議長室で現金5千万円の受け渡しがあった問題で、市議会は7日午前、本会議を開き、久高氏が提出した議長の辞職願を全会一致で許可した。


 市議会は同日、議会運営委員会を開き、新たな議長を決める選挙を9日に実施することを決めた。野原嘉孝副議長が有力視されているが、ほかの候補者との選挙になる可能性もある。

 久高氏は2019年に議長に就任。21年の市議選で当選後、再び就いていた。那覇市議会では委員会の任期(2年)が終わる時に議長も交代する慣例があり、今年8月まで務める見通しだった。

 議長室での現金受け渡しは20年12月と21年2月にあった。久高氏は渡された現金の領収証に署名したが、「女性の後見人が持っている」と主張し、自身が収めたことは否定している。(伊佐尚記)

8246OS5:2023/03/08(水) 21:30:24
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20230307235049.html
那覇市議会、久高氏の議長辞職を許可 5000万円授受問題 9日に後任選挙、野原副議長が有力視
2023/03/07 23:50琉球新報

那覇市議会、久高氏の議長辞職を許可 5000万円授受問題 9日に後任選挙、野原副議長が有力視

琉球新報

(琉球新報)

 民間女性が所有権を主張する那覇市の市有地を巡り、土地購入を希望する不動産業者から那覇市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=らへ議長室で現金5千万円の受け渡しがあった問題で、市議会は7日本会議を開き、久高氏が提出した議長の辞職願を全会一致で許可した。
▼【第一報】那覇市議会の久高議長、不動産会社から議長室で5000万円受け取る
 議会運営委員会も同日開かれ、新たな議長を決める選挙を9日に実施することを決めた。野原嘉孝副議長が有力視されているが、他に意欲を示す議員が与党内に複数いる。
 議長室での現金受け渡しは20年12月と21年2月にあった。久高氏は渡された現金の領収証に署名したが、現金は「女性の後見人が持っている」と主張し、自身が収めたことは否定している。
 久高氏は7日、取材に対し、辞職理由について「(議長室で現金受け渡しがあったことは)言い訳ができない事実だ」とした上で、違法性については「警察が調べることだ」と述べた。記者会見など市民に説明する場を設けるかについては「今はやらない。やっても『説明が足りない』とか新たな問題が出てくる。落ち着いてからだ」と話した。
 久高氏は2019年に議長に就任。21年の市議選で当選後、再び就いていた。那覇市議会では委員会の任期(2年)が終わる時に議長も交代する慣例があり、今年8月まで務める見通しだった。
 久高氏は県市議会議長会と九州市議会議長会の会長も務めていた。県市議会議長会は今後、総会などを開いて新会長を選出する。九州市議会議長会は9日に決まる那覇市議会の新議長が会長となる。
(伊佐尚記)

8247OS5:2023/03/08(水) 21:37:45
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20230308110920.html
那覇市議会の新議長、公明・野原氏が有力か 山川、粟國氏も意欲 あす選挙
2023/03/08 11:09琉球新報

那覇市議会の新議長、公明・野原氏が有力か 山川、粟國氏も意欲 あす選挙

琉球新報

(琉球新報)

 業者からの現金受け渡し問題を受けた、久高友弘氏の那覇市議会議長辞職に伴い、9日に新たな議長を決める選挙が実施される。与党会派からは、副議長の野原嘉孝氏(公明)が有力視されるが、同じく与党の会派「自由民主」に所属する山川典二氏と粟國彰氏も立候補に意欲を示している。野党会派のニライからは同会派代表の多和田栄子氏を推す声もあるが、立候補するかは流動的だ。

 久高氏は会派「自民党」出身であるため、同会派と、そこから分かれた会派「自由民主」から今回の議長選に立候補するのは「自粛するだろう」との見方が公明や他の与党系会派にあった。だが粟國氏は立候補への意欲が特に強く、一本化には否定的だ。議長選では自民だけでなく野党会派との連携も模索する。

 粟國氏は2021年の市議選で「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者から茶菓子の陣中見舞いを受け取った」と認めている。粟國氏は取材に「統一教会とは知らなかった。関係は断絶した」と話したが、こうした経緯などから議会内には「粟國氏でまとまるのは難しい」との声もある。

 過去の議長選で独自候補を立ててきた共産が、どのような動きをするのかも鍵の一つとなる。議長選後に控える副議長選挙の人選も視野に、8日も水面下の駆け引きが繰り広げられる見通しだ。

 (伊佐尚記)

8248OS5:2023/03/08(水) 21:42:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f64b6f4a65d8b7b7f6a2f17b20ab770defca3e3
「女性がいる店に連れて行ってほしい」 鹿屋市議が視察した青森の懇親会で不適切発言、事実関係認め謝罪
3/8(水) 11:50配信
 鹿児島県の鹿屋市議会の田辺水哉議員(50)が県外視察中の懇親会で不適切発言をしたとされる問題で、田辺氏は7日、市議会総務市民環境委員会で事実関係を認め、同会副委員長を辞任した。



 田辺氏は取材に「女性がいる店に連れて行ってほしいと言った。事の重大さを受け止めておわびしたい」と説明。22日の市議会最終本会議で謝罪する場が設けられる見通し。

 田辺氏を含む同委員会の9人は昨年11月、市への米無人機配備を控え、海上保安庁運用の無人機調査のため青森県八戸市を視察。不適切発言は八戸市議らとの懇親会の際にあった。田辺氏は花牟礼薫議長(68)から厳重注意を受けた。

 委員会は田辺氏の後任の副委員長に今村光春議員(71)を選出した。

8249OS5:2023/03/09(木) 13:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8d1e3a63274e3a76fbb012ce9f0f68404163ac7
2カ月前なのに選挙戦の様相…長崎県佐世保市長選「自民分裂」でつばぜり合い
3/9(木) 10:54配信

西日本新聞
佐世保市役所前に設置された統一地方選ポスターの掲示板

 長崎県佐世保市長選(4月16日告示、23日投開票)まで2カ月を切った。立候補を表明し、自民党の流れをくむ元県議の宮島大典氏(59)と党県連が推す市議の橋之口裕太氏(39)が激しくつばぜり合いを展開している。県連は1月に橋之口氏の推薦を決定したが、自民の県議や市議の一部は宮島氏を支援する「自民分裂」の様相を呈している。

 「ご支持、ご支援をよろしくお願いします!」。2月上旬のある朝。市中心部を通る国道35号には、街宣車のスピーカーから立候補予定者の支持を呼びかける声が鳴り響いた。別の日の朝は市内各地で、つじ立ちで声をからすほかの予定者の姿があった。はや“選挙戦”に突入したかのような盛り上がりを見せる。

 昨年10月に最も早く出馬を表明したのは宮島氏。県議1期務めた後に、98年に衆院長崎4区補選に自民党から立候補して初当選した。その後民主党に移ったが、「佐世保では自民党と認識している人が多い」(党関係者)。県議当選時より市長の座を狙っていたとされ、「満を持しての表明」(陣営関係者)だった。

 武器は豊富なキャリアと知名度で、大石賢吾知事との連携も前面に押し出す。知事は昨年10月の宮島氏の県政報告会で登壇し、2月26日の事務所開きには「方向性を多く共有する宮島先生が新たなリーダーとなることを心から期待している」とビデオメッセージを寄せた。

 対する橋之口氏の表明は1カ月後。4期目の現職朝長則男氏(74)が昨年11月28日午前の記者会見で不出馬を表明すると、橋之口氏は同日午後に自民系会派の会合で出馬の決意を語った。後継指名こそないものの、朝長氏の強固に組織された後援会が活発に動いている。

 市議2期目で、39歳の若さが大きな売り。高校教諭から転身し、党内では2021年6月からは支部の政調会長を務めるなど「着実に実力を付けてきた」(党関係者)。

 両氏からの推薦願を受けた自民党佐世保支部は2人と面談し、政調会長としての実績を評価して橋之口氏への推薦を決定。背景には、宮島氏は04年に離党して除名処分となった経緯があり、除名者は推薦の対象外とする支部規定もあった。県連の会合では有権者への電話調査の実施を求める声も上がったが、最終的に橋之口氏の推薦を決めた。

 ただ、党内は「一枚岩」に程遠い。26日に開いた宮島氏の事務所開きには党所属の県議や市議ら数名が出席。党の支持組織でも県歯科医師連盟や看護連盟は宮島氏のみに推薦を出した。推薦は連合長崎を含めて500に上るという。

 「県連を挙げてしっかりと応援させていただきたいと思います」-。25日に行われた橋之口氏の事務所開きでは、県連の古賀友一郎会長が呼びかける一幕もあり、引き締めを図った。既に300弱の団体などの推薦を取り付けており、支持の拡大を目指す。

 人口減対策、経済活性化、教育の充実…。宮島氏と橋之口氏は朝長市政への評価や距離感は異なるものの、主張する政策は似通っている部分も少なくない。ある陣営関係者は「大きな争点は見いだしづらい。どれだけ回ったかに勝敗がかかっている」。

 同市の飲食店従業員の60代女性は選挙戦に向けくぎを刺す。「両者の政策上の違いを聞きたい。市民が置き去りにならないようにしてほしい」

      ◇

 市長選には、他にも元神戸大助手の田中隆治氏(79)が無所属新人で立候補を表明している。

 (才木希)

8250OS5:2023/03/09(木) 16:18:26
那覇市議会

◆公明党(7人)◆
野原嘉孝
翁長俊英
糸数昌洋
大城幼子
幸地わかえ
吉里明
金城亮太

◆ニライ(6人)◆
多和田栄子
平良識子
瀬名波奎
清水磨男
山田マドカ
糸数貴子

◆日本共産党(5人)◆
古堅茂治 
湧川朝渉
我如古一郎
前田千尋
西中間久枝
 

◆自民党(5人)◆
吉嶺努
金城直子
花城典史
奥間亮
屋良栄作

◆自由民主(5人)◆ 
粟國彰
山川典二
坂井浩二
比嘉啓登
外間有里

◆無所属クラブ(3人)◆
當間安則
奥間綾乃
宇根良也
  
◆無所属の会(2人)◆
前泊美紀
中村圭介
 
◆みんなの協働!(2人)◆ 
上里直司
上原仙子

◆立憲なは(2人)◆ 
與儀喜邦
普久原朝日

◆無所属◆
久高友弘
大山たかお
永山盛太郎

8251OS5:2023/03/12(日) 17:31:49
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999063
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(2)佐賀市選挙区(定数11) 旧市内に候補者が集中
2023/03/04 16:10

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 定数11に現職11人、元職1人、新人2人が名乗りを上げ、少数激戦の様相を見せている。前回と同じく、旧佐賀市内に候補が集中する構図が続いており、旧市内が地盤となる候補者が9人、旧郡部は北部が3人、南部が2人となっている。

 佐賀市選挙区は自民、立憲民主、公明、共産の主要4政党の候補に元職、無所属新人が絡み、前哨戦の攻防はじわじわと熱を帯びている。

 自民は現職6人、元職1人を公認した。

 旧佐賀市エリアは中心部に候補者が乱立する。ベテラン木原奉文(69)=多布施=はコロナ禍での政治活動が続いていることを挙げ、危機感を強める。古賀陽三(45)=新郷本町=は地域に軸足を置きながら、同級生らの協力で支援の輪を広げる。3選を目指す西久保弘克(58)=鍋島町=は大票田の鍋島、開成の農業関係者を中心に幅広い業種への浸透を図る。前回の無所属から自民公認として挑戦する一ノ瀬裕子(51)=中の小路=は女性、子育て世代の政治への関心を高めつつ、自民支持層の取り込みも図る。15年4月から1期を務めた元職の青木一功(47)=八幡小路=は、若い世代を中心に、幅広い層の票の掘り起こしを図る。

 旧郡部は、自民党県連会長として党の県議選を引っ張る立場でもある留守茂幸(75)=大和町=は後援会活動に積極的に取り組み、臨戦態勢を整えている。4期目を目指す川崎常博(56)=諸富町=は南部の商工会関係を中心に、漁業、農業者らの票の取り込みを図っている。

 立憲民主は現職の徳光清孝(65)=朝日町=と、藤崎輝樹(52)=大和町=、江口善紀(55)=川副町=の3議席堅持に注力する。徳光はコロナ禍の影響を受けていた後援会の活動を「顔が見える形」で昨年末に再始動し、藤崎は県議会閉会後に開く県政報告会の準備を進めている。生まれ育った川副町に昨年12月、転居した江口は、ミニ集会やあいさつ回りを行っている。

 公明の中本正一(63)=高木瀬東=は支援者とともにあいさつ回りを続け、県政報告会では動画配信など初めての取り組みも。8期目を目指す共産の武藤明美(75)=天祐=は新栄地区を中心に集会を開き、県民の声に耳を傾けている。

 1月に出馬を表明した無所属新人の元県職員、峰雅樹(62)=兵庫南=は交流サイト(SNS)などで、自身の思いを広めている。2月末にはオートバイ販売・修理店経営の鶴田敬治(61)=大和町=が出馬を表明。警察行政の改善を訴える。(取材班)

=敬称略



■立候補予定者
留守茂幸(るす しげゆき)(75)自現(8)
木原奉文(きはら ほうぶん)(69)自現(7)
川崎常博(かわさき つねひろ)(56)自現(3)
古賀陽三(こが ようぞう)(45)自現(3)
西久保弘克(にしくぼ ひろかつ)(58)自現(2)
一ノ瀬裕子(いちのせ ゆうこ)(51)自現(1)
徳光清孝(とくみつ きよたか)(65)立現(4)
藤崎輝樹(ふじさき てるき)(52)立現(4)
江口善紀(えぐち よしのり)(55)立現(3)
中本正一(なかもと しょういち)(63)公現(2)
武藤明美(むとう あけみ)(75)共現(7)
青木一功(あおき かずのり)(47)自元(1)
峰雅樹(みね まさき)(62)無新
鶴田敬治(つるた けいじ)(61)無新



 名簿は、党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(丸囲み数字)、年齢の順で掲載

8252OS5:2023/03/12(日) 17:33:21
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999810
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)神埼市・吉野ヶ里町(定数2) 吉野ヶ里から久々の出馬
2023/03/06 05:00
 ともに自民の八谷克幸(73)=神埼市神埼町、古川裕紀(49)=同市千代田町=の現職2人と無所属新人の嘉村洋一(62)=神埼郡吉野ヶ里町=が出馬を予定。合併後、県議を輩出していない吉野ヶ里町から久々の出馬の動きで票の行方が注目される。

 八谷は2月23日に神埼町神埼に事務所を開設。これまでに、選挙区内7カ所で県政報告会を開き、3期の実績を強調。また、農業者の集まりのほか各種会合にも積極的に顔を出し、支持固めに余念がない。

 古川は2月19日に千代田町直鳥に事務所を構えた。選挙区内に全戸配布したリーフレットでは、自身が地域住民とともに働きかけて実現した施策を訴える。事務所開きには、地域住民らが集まった。

 新人の嘉村も、19日に吉野ヶ里町吉田に事務所を開いた。長年環境に関わる仕事で培った経験と、地域おこしグループで20年間、地域貢献活動をしてきたことなどをアピール、あいさつ回りで知名度アップに注力する。(中島野愛)

=敬称略

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999813
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)小城市(定数2) 16年ぶり無投票の公算
2023/03/06 05:15
 いずれも自民現職の藤木卓一郎(55)=三日月町=と池田正恭(67)=小城町=が出馬を予定。立憲民主党は候補擁立に動いたが難航、16年ぶりの無投票で2議席が決まる公算が強い。

 藤木は5日に事務所を開いた。県議会議長の要職を務めていることから時期は遅れたが、積み上げた実績と行動力をアピール。「県立大構想など議会の精査が必要な問題が山積する。正面から向き合いたい」と7期への決意を訴えた。

 3期目を目指す池田は、最大票田の小城町を中心に強固な基盤を誇る。2月23日の事務所開きで150人の支持者を集め、盤石の態勢を示した。陣営は「選挙戦になるつもりで」と楽観ムードを戒め、地域へのさらなる浸透を図る。(市原康史)

=敬称略

8253OS5:2023/03/12(日) 17:35:17
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999819
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)多久市(定数1) 2期連続で無投票か
2023/03/06 05:30
 定数1に対し立候補を予定しているのは無所属現職の野田勝人(66)=北多久町。自民党支部が新人の擁立を探ったが出馬には至らず、2期連続で無投票になる公算が大きい。

 野田は2月26日に事務所を開き、強固な支持組織を見せつけた。「市民派・現場主義」を掲げて市内をくまなく回っており、立憲民主党のバックアップに加え、農商工の保守層にも浸透を図る。(市原康史)

=敬称略

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000333
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)鹿島市・太良町(定数2) 現職以外の動きなし
2023/03/07 08:04
 自民現職の土井敏行(69)=鹿島市高津原=と坂口祐樹(52)=太良町多良=が出馬を予定している。他に擁立に向けた動きはみられず、3期連続で無投票になりそうな情勢だ。

 鹿島市と太良町では、西九州新幹線開業で上下分離方式の運行となった長崎線の利便性確保や、ノリの色落ち被害が深刻な有明海南西部の漁業振興、有明海沿岸道路の延伸など道路網整備が課題に上がる。

 土井は5日に事務所開き式を実施。商工・農林水産関係団体の会合にも積極的に出向き、政策を訴えている。坂口は2月から太良町内の各地区をこまめに回る。10日に事務所を開き、県政報告会を開催するなどして、政策をアピールする。(山口源貴)

=敬称略

8254OS5:2023/03/12(日) 17:37:10
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000334
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)杵島郡(定数2) 3期連続で無投票か
2023/03/07 08:05
 定数2に対し、いずれも自民現職の石倉秀郷(73)=5期・江北町=と定松一生(65)=3期・白石町=が出馬の準備を進めている。3期連続で無投票となる公算が大きくなっている。

 石倉は4日に江北町に事務所を開き、災害に強い地域づくりと、「これからがスタート」とする有明海再生に全力を注ぐ考えを示した。地域の会合にこまめに顔を出し少子化と人口減少対策、子育て支援の充実などの必要性も説いている。

 定松は2月23日、白石町に事務所を開いた。地区の集まりやゲートボールの場などで地元が甚大な被害に見舞われている水害への対応、農林水産振興、教育と子育て環境充実などを訴えている。

(小野靖久)

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000335
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)武雄市(定数2) 現職と新人が出馬準備
2023/03/07 08:06

澤登滋

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 いずれも自民の現職・稲富正敏(75)=武雄町=と新人・石丸太郎(44)=橘町=の2人が立候補の準備を進めている。昨秋に出馬を表明した元市議は、12月の武雄市長選に立候補したため出馬を見送った。他に擁立の動きはなく、3期連続で無投票での2議席確定の公算が大きい。

 稲富は昨夏から後継者を探していたが不調に終わり7期目に向け、年明けから議会報告を配りながら自身の実績と新幹線を活用した地域振興策などを訴える。11日に事務所開きを行う。

 石丸は任期中に亡くなった父・博の後継者として昨年11月に出馬を表明。後援会など体制を固め、父が取り組んだ福祉政策に力を入れる姿勢を訴えている。事務所開きは5日に行った。(澤登滋)

8255OS5:2023/03/12(日) 17:48:53
https://www.asahi.com/articles/ASR3871NXR2WTLZU002.html
佐世保、西海、東彼杵、松浦、平戸の構図は 長崎県議選
土居貴輝 寺島笑花2023年3月8日 21時19分

佐世保市・北松浦郡(定数9) 佐世保市長選と連動
現職8人、新顔3人の計11人が準備を進める。県都・長崎市に次ぐ混戦の選挙区だ。

 前回、この選挙区でただ一人2万票台を得票し、トップ当選した無所属の宮島大典氏(59)をのぞく8人の当選者は、すべて政党の公認候補だった。その宮島氏は今回、佐世保市長選へ立候補する意向を表明し、辞職届を提出。後半戦にある市長選も見据え、宮島氏支持層の動向も県議選の展開に大きく影響しそうだ。

 自民は、ともに県議会議長経験者で8期目を目指す田中愛国氏、6期目を目指す溝口芙美雄氏ら現職5人を公認。現有議席の維持を狙う。加えて、大石賢吾知事の私設秘書を務めていた湊亮太氏の推薦も決めた。

 自民の県議団では、分裂選挙となった昨年2月の知事選のしこりが「現在も根強く残っている」(自民県議)とされる。この選挙区の自民現職県議5人の間でも、市長選への対応をめぐり、宮島氏支持と、同市議・橋之口裕太氏(39)支持に割れている。「県議選の結果が、市長選の結果にも直結すると言われるほど二つの選挙は連動している」(市議)との見方もある。

 立憲は、県連代表の山田朋子氏が連合長崎の推薦を得て5期目を目指す。公明は、前回2位で当選の宮本法広氏が3期目を狙う。

 共産は党県委員の新顔を擁立。議席獲得が目標だ。

 国民は、地元・佐世保重工出身の新顔を擁立。連合長崎も推薦を決めた。

 社民は、党県連合副代表の堤典子氏が2期目を目指す。(土居貴輝)

佐世保市・北松浦郡選挙区の立候補予定者
田中愛国 78自現⑦
溝口芙美雄 75自現⑤
外間雅広 64自現④
吉村洋 66自現③
山下博史 48自現①
山田朋子 51立現④
宮本法広 50公現②
石川悟 70共新
古川洋介 40国民新
堤典子 65社現①
湊亮太 38無新

西海市(定数1) 12年ぶりの選挙戦に
 過去2回無投票だったが、今回は6選を狙う自民現職に無所属の40代新顔が名乗りを上げ、12年ぶりの選挙戦となる。

 5期目の瀬川光之氏は2003年、無所属で県議選に出馬し、初当選。自民に転じた後は党県連幹事長や副会長を歴任した。一方、21年の衆院選では長崎4区の自民現職との間で公認争いがあり、党執行部の「現職優先」の考えから出馬を断念。涙をのんだ。

 新顔の武宮雄志氏は僧侶で司法書士。「若い人が帰って来ない現状を変える必要がある」として出馬を決めた。「西海市を一流の田舎へ」をスローガンに掲げ、支持拡大のため「市民一人ひとりに趣旨を理解してもらえるよう活動していく」と意気込む。(寺島笑花)

西海市選挙区の立候補予定者
瀬川光之 61自現⑤
武宮雄志 40無新

8256OS5:2023/03/12(日) 17:49:22
東彼杵郡(定数1) 新顔2氏の争い
 県議会議長を務める、5期目の自民現職、中島広義氏が引退の意向。過去3回連続で無投票だったが、今回は新顔2人が準備を進めており、選挙戦になる見通しだ。

 自民新顔の初手安幸氏は1991年に川棚町議選で初当選。以来8期連続で当選し、2003年からは16年間議長を務めた実績と経験をアピールする。中島氏の支援も取り付け、事実上の「後継」とされる。

 無所属の三石孝氏は16年の波佐見町議選に出馬し、初当選。地元の声をじかに県政に届けたいとの思いから、県議選への挑戦を決めた。地域高規格道路「東彼杵道路」の整備を訴え、地道なポスティングで支持の拡大を図る。(寺島笑花)

東彼杵郡選挙区の立候補予定者
初手安幸 68自新
三石孝 63無新

松浦市(定数1) 無投票の公算大
 保守分裂となった前回、接戦を制した石本政弘氏が2期目を目指す。現時点では、ほかに目立った動きはなく、無投票の公算が大きい。

 石本氏は4年前、自民に所属しながら無所属で立候補。元松浦市議長の自民現職を454票差で制し初当選した。ただ、保守分裂の選挙となった責任をとり、その後、離党した。昨年11月に復党し、今回は自民公認で、再選を狙う。(土居貴輝)

松浦市選挙区の立候補予定者
石本政弘 68自現①

平戸市(定数1) 4連続無投票か
 2011年以来、3回連続で無投票となっている。4期目の現職(75)が勇退の意向で、元平戸市議会議長の大久保堅太氏が自民公認で立候補する準備を進めている。世代交代が進む一方で、大久保氏以外に立候補の動きはなく、現時点では4回連続で無投票となる公算が大きい。(土居貴輝)

平戸市選挙区の立候補予定者
大久保堅太 43自新

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8257OS5:2023/03/12(日) 17:50:37
https://www.asahi.com/articles/ASR376RWZR2JTOLB00F.html
長崎市は大混戦か 西彼杵郡には3人が出馬準備 長崎県議選の構図
石倉徹也 岡田真実 寺島笑花2023年3月7日 20時38分
長崎県議選の構図
長崎市(定数14) 22人が出馬準備
 現職12人、元職・新顔10人の計22人が準備を進め、大混戦の様相だ。自民、立憲、維新、公明、共産、国民、社民、参政の8党から17人の公認候補が立ち、無所属からは5人。候補者数は、旧7町との合併で現在の選挙区となった2007年以降で過去最多の見込み。過去4回は候補者が16〜18人だった。

 自民は、5期目をめざす浅田眞澄美氏ら現職6人に加え、長崎市議を3期務めた新顔1人の計7人を公認。さらに元防衛庁長官の故虎島和夫氏のおいで外科医の新顔、虎島泰洋氏を推薦する。

 衆参合わせ、自民が県内で唯一議席を野党に譲るのが1区の長崎市。4年前の前回県議選は7人を公認し、7期目をめざしたベテラン1人が落選する憂き目を見た。いまの現職の中には新顔で挑んだ前回選挙で下位当選(約5千票)の候補もいる。候補者が増え、保守票の奪い合いの懸念もある。

 維新は強気の布陣だ。九州で4カ所目となる県総支部を設立してからまもなく1年たち、県内の党員は1千人を超えた。初挑戦の県議選には、産婦人科医師の野口将司氏、美容会社役員の山田真美氏の2人を擁立する。

 過去3回の国政選挙を見ると、当選者こそいないものの、比例票と得票率はいずれも伸びている。昨夏の参院選では長崎市だけで2万票近く集めた。党の吉村洋文共同代表も2月に長崎市を訪れ、「多様なメンバーが立候補してくれてうれしい。長崎ではまだまだ小さな政党だが、新しいものを生み出し改革を実行してほしい」と激励した。

 国政政党になってまもない参政も初の議席を狙う。党員は県内に約300人。全国的に見ても「長崎は勢いがある」(党長崎支部長)といい、元消防局職員の新顔を擁立し、勢力拡大の機をうかがう。

 他党は、現有議席確保が目標だ。

 国民は、前回約1万5千票でトップ当選した三菱重工出身の中村泰輔氏が2期目をめざすほか、県連幹事長の深堀浩氏も4期目を狙う。支援団体の連合長崎が推薦する。

 立憲は、昨夏の参院選に挑んだ新顔、白川鮎美氏を擁立。元々は県連幹事長だった現職が2期目をめざす予定だったが、公認後に離党届を出したことで県連が除籍処分にした。

 共産と社民は現職の各1議席を狙う。前回、2人で2万4千票近く集めた公明は、現職1人の引退に伴い現新2人で挑む。

 無所属では現職の中山功氏が7期目を狙う。NBC長崎放送の元アナウンサー大倉聡氏は初挑戦。元職の高比良元氏は復帰をめざす。(石倉徹也、岡田真実)

長崎市選挙区の立候補予定者
浅田眞澄美 56自現④
ごうまなみ 56自現③
前田哲也 59自現③
浦川基継 50自現①
久保田将誠 51自現①
下条博文 47自現①
中村俊介 47自新
白川鮎美 43立新
野口将司 32維新
山田真美 51維新
川崎祥司 60公現③
本多泰邦 52公新
堀江ひとみ 64共現④
深堀浩 57国民現③
中村泰輔 42国民現①
坂本浩 64社現②
黒石隆太 31参政新
中山功 74無現⑥
高比良元 70無元③
有川好彦 60無新
大倉聡 45無新
虎島泰洋 49無新

8258OS5:2023/03/12(日) 17:50:57
西彼杵郡(定数2) 3人が出馬準備
 自民と立憲の現職2人のほか、自民から40代新顔が立候補を予定している。

 前回トップ当選の自民山口経正氏は、2003年に長与町議選に初当選。議長を務めた後、15年に県議に転身し、3選をめざす。

 前回の県議選で初当選した立憲の饗庭敦子氏も元長与町議。11年から2期務め、19年に旧国民から県議選に立候補。自民新顔をわずか59票差で破った。その後、20年の旧立憲との合流を受けて、今回は立憲公認で出馬する。三菱重工の労働票が多い同区で、社民と連合長崎からの推薦などを後ろ盾に再選を狙う。

 一方、新たに議席を狙うのが自民新顔の冨岡孝介氏だ。前衆議院議員で文部科学副大臣を務めた父・勉氏の秘書を経て、初の選挙に挑む。(寺島笑花)

西彼杵郡選挙区の立候補予定者
山口経正 67自現②
冨岡孝介 41自新
饗庭敦子 60立現①

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8259OS5:2023/03/12(日) 17:52:00
https://www.asahi.com/articles/ASR3B3VPJR2XTOLB00N.html
雲仙は無投票か 島原、南島原両市は選挙戦へ 長崎県議選の構図
三沢敦2023年3月10日 12時00分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
島原市(定数2) 三つどもえの選挙戦へ
 前回は自民現職2人と無所属元職がともに6千票台で争う大激戦を展開した。今回は無投票とみられていたが2月に入って新顔1人が立候補を表明。三つどもえの選挙戦となりそうだ。

 民主と社民が推薦した現職が敗れた前々回の選挙から議席を独占してきた自民。不動産業を営む山本由夫氏は経済界を中心に支持を固めて4期目をねらう。

 市議を5期務めた後に転身した大場博文氏は豊富な政治キャリアを武器に知名度で浸透を図る。厳しい戦いとなった前回の経験から上滑りを警戒。こまめに支持者を回り、足場を固める考えだ。

 市議2期目の本田みえ氏は非自民系の無所属議員3人でつくる「バラの会」に所属する。2月中旬に市内であった「憲法を守る島原平和集会」で無投票を阻止すべく立候補を表明。草の根運動を展開し、非自民の受け皿として支持を広げていくつもりだ。(三沢敦)

島原市選挙区の立候補予定者
山本由夫 62自現③
大場博文 57自現②
本田みえ 62無新

南島原市(定数2) 自民現職2氏に共産新顔が出馬準備
 前回は自民現職の2人が無投票で当選。今回も無風の観測が強まっていたが、3月に入って共産が新顔1人の擁立を決めた。

 4期目をめざす中島浩介氏は旧加津佐町議の後、転身。中村一三氏は旧南有馬町議、南島原市議を経て前回初当選した。ともに市西部が地盤で、道路網の整備や、そうめんや農業など基幹産業の振興を公約に据える。市民との対話を重ね、2議席を死守したい考えだ。

 こうした中、共産が伊見毅氏の擁立を表明。昨年の南島原市議選にも立候補しており、無投票阻止を掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南島原市選挙区の立候補予定者
中島浩介 56自現③
中村一三 70自現①
伊見毅 64共新

雲仙市(定数2) 4回連続の無投票か
 6選を狙う徳永達也氏、4期目をめざす宅島寿一氏の自民現職2人以外に立候補の動きはみられない。2011年から4回連続の無投票が濃厚だ。

 徳永氏は幹事長、宅島氏は政調会長と党県連の要職にあり、ともに国政との太いパイプをアピール。強固な地盤を背景に、実績を前面に打ち出す戦略だ。(三沢敦)

雲仙市選挙区の立候補予定者
徳永達也 63自現⑤
宅島寿一 52自現③

8260OS5:2023/03/14(火) 10:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a48473f8dae9170e96a41112df3b0042c67d9af
那覇市議会議長に公明の野原嘉孝氏 5千万円授受疑いで辞任した久高友弘氏の後任
3/9(木) 11:13配信



 那覇市有地に関する交渉取りまとめ費用として、不動産会社から現金5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある前市議会議長の久高友弘氏(74)=自民、当選10回=の辞任に伴う議長選が9日行われ、副議長の野原嘉孝氏(公明)が新議長に選出された。同日付の就任で、任期は2025年8月3日まで。

 無記名投票の結果、野原氏21票、古堅茂治氏(共産)13票、當間安則氏(無所属クラブ)3票、粟国彰氏(自由民主)1票だった。

 議長選を巡っては野党ニライ会派の多和田栄子氏のほか、与党自民系会派の粟国彰氏、山川典二氏も名乗りを上げていたが、直前に立候補を取りやめた。与党市議によると久高氏が自民会派出身であることなどから、自民内部でも「今回は自粛した方がいい」との意見が出たという。

 副議長選挙は13日に行う。


https://news.yahoo.co.jp/articles/098e7465b3ff9a94dd987730c16353cb9311ce58
那覇市議会、副議長に上里氏 公明や会派「自民党」から16票 「野原議長を全面支持」
3/14(火) 10:39配信
 那覇市議会の久高友弘前議長の議長辞職を受け、野原嘉孝前副議長が議長に選出されたことに伴う副議長選挙が13日、実施された。与党会派「みんなの協働!」の上里直司氏(50)が公明や会派「自民党」などから16票を得て当選した。任期は同日から議員任期の2025年8月3日まで。

 副議長選挙には上里氏のほか、野党会派「ニライ」の多和田栄子氏、与党会派「自由民主」の粟國彰氏、中立会派「無所属の会」の前泊美紀氏が立候補した。久高氏を除く39人が投票し、無効票が1票あった。多和田氏は14票、粟國氏は6票、前泊氏は2票だった。

 上里氏は「野原議長を全面的に支持し、議会改革を前進させ、信頼を取り戻す。各議員の質問の質を上げ、行政のチェックや提案ができる議会を目指す」と述べた。
 (伊佐尚記)

琉球新報社

8261OS5:2023/03/16(木) 08:34:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/11704b17916721d8fd56bf7ba310c2ab678f378e
事実上の与野党一騎打ち 新人対決の大分知事選、野党連携の行方は
3/16(木) 7:30配信
 大分県知事選は、5期目の広瀬勝貞氏(80)の6選不出馬表明を受けた選挙になる。一時は、自民党の閣僚経験者などが名乗りを上げ、乱戦模様となったが、最終的に前大分市長の佐藤樹一郎氏(65)と元参院議員の安達澄氏(53)の無所属新人同士の一騎打ちになりそうだ。広瀬県政の継承を掲げ、自民党本部や公明党県本部の推薦を受ける佐藤氏に対し、2019年参院選に「野党共闘」で当選した安達氏は連合大分や立憲民主党の支持を得ておらず、「草の根」選挙で対抗する構えだ。

 「広瀬知事が引退するということであれば、今まで県民のために取り組んできた役割を、私が担わせていただきたい」。6日に大分県日田市で開かれた後援会の発足式。佐藤氏は広瀬氏の出身地・日田でその功績を持ち上げた。

 佐藤氏は、広瀬氏と同じ元経済産業省官僚で、15年の大分市長選に自民などの推薦を得て初当選。22年10月に、広瀬氏が不出馬を表明すると、11月11日に記者会見して知事選出馬を表明した。

 佐藤氏が出馬表明した同じ日には自民の衆院議員、岩屋毅元防衛相(65)も「出馬を前提に調整している」と出馬の意向を示した。一時は保守分裂も懸念されたが、岩屋氏は「国政にとどまってほしい」との地元の要請を受けて出馬を断念した。

 しかし、2期8年大分市長を務めたとはいえ佐藤氏は「大分市以外では知られていない」(自民県連幹部)のが実情。市長を辞職した翌日の3日から各地に後援会の支部を設けて浸透をはかるが、安達氏の辞職に伴う参院大分選挙区補選も急浮上し、組織の準備不足は否めない。関係者は「これは安達氏の戦略だ」「時間がない」と焦りを募らせる。

 一方、安達氏は19年の参院選大分選挙区で、立憲、国民民主、社民の3党と連合大分が推薦し、共産党も支援する「野党共同候補」として自民現職の礒崎陽輔元首相補佐官を破り、初当選した。礒崎氏には放送法の「政治的公平」の解釈を変更するよう総務省に圧力をかけた疑惑がある。

 安達氏は広瀬氏の不出馬表明後、いち早く知事選に名乗りを上げたが、支持層が重なる元参院議員の足立信也氏(65)も出馬に意欲を示し、「安達氏は参院議員の議席を守り、国政で活躍してほしい」として候補者一本化を打診した。だが、安達氏は応じず、足立氏は結局、大分市長選に立候補することになった。

 安達氏は今回、「しがらみが出る」と各政党への支援を求めず、SNS(ネット交流サービス)を中心に無党派層に働きかける構想を抱く。立憲県連や連合大分は、安達氏に対して「組織的な対応は取らない」としている。国民民主県連は自主投票。共産、社民は県組織で支援する。

 連合大分の幹部は当初、「統一地方選と参院補選が重ならないようにしてほしい」と安達氏に働きかけた。公職選挙法の規定では3月15日を過ぎて辞職したり、知事選出馬で自動失職したりした場合は10月に補選が実施される。だが、安達氏は「大分選出議員の不在期間を作りたくない」などとして3月10日に議員辞職し、安達氏の参院議員辞職に伴う補選は4月6日告示、23日投開票になった。

 自民県連は11日、参院大分選挙区補選に新人で東京都の飲食店経営、白坂亜紀氏(56)=大分県竹田市出身=を選んだ。地元の野党関係者は「安達氏が知事選に出馬しても、今まで培ってきた野党の協力態勢は崩れない」としているが、補選での野党側の候補者選びは難航しており、野党連携の行方に注目が集まる。【津島史人、石井尚】

 ◇大分県知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

佐藤(さとう)樹一郎(きいちろう)65[元]大分市長 無新=[自]

安達(あだち)  澄(きよし)53[元]参院議員 無新

8262OS5:2023/03/16(木) 23:02:16
>>6987野党系で参院選出馬落選 社民公認で県議当選→一人会派→自民会派
https://mainichi.jp/articles/20200123/ddl/k44/010/216000c
県議会自民会派、後藤県議加わる 単独過半数に /大分
後藤慎太郎県議は22日、代表を務める「大分県の食料・農業・農村を守る会」を解散し、自民会派に入った。 「農業政策を実現するために自民会派に ...

8263OS5:2023/03/16(木) 23:05:50
https://nordot.app/1006009112103387136?c=174761113988793844
保守票争う最激戦区 長崎市区(定数14)<県議選2023 直前情勢①>
2023/03/08
 令和最初となる統一地方選の第1ラウンド、県議選(31日告示、4月9日投開票)まで1カ月を切った。全16選挙区(定数46)の直前情勢をリポートする。
 長崎市区は定数14に対し、22人が立候補を予定。県内最激戦区の様相を呈している。
 自民は現職6人に公認と推薦の新人各1人を加え、現行定数となった2003年以降最多の8人が出馬する。他の新人も入り混じり、かつてない保守票争奪戦となるのは必至。「自民で食い合い、共倒れする可能性がある」との悲鳴が漏れる。
 5選を狙う浅田眞澄美は「4年前よりかなりきつい。時間が足りない」と焦りを隠さない。「自民はぎりぎり6人通るかどうか」と分析するのは、4期目を目指す前田哲也。「足元を固めて、何としても前回並みの票数を死守せねば」と地域を回る。
 昨年の参院選長崎選挙区に出馬した他党の女性2人が参戦するとあって、4期目に向け江真奈美は気をもむ。「女性候補という優位性はなくなった。無党派層を頼りに戦ってきたが、浮動票を巡って争う新人も出てきて…。ダブルで厳しい状況」
 江が無党派層に強いとみる新人は、元民放アナウンサーで無所属の大倉聡。その高い知名度を警戒するライバルは少なくない。ただ本人は「知名度だけでは勝てない」と毎朝、蛍茶屋電停近くの国道沿いに立ち、支援を訴える。
 今回は「新人が粒ぞろい」(複数の現職)なのが、混沌(こんとん)とした状況を生み出しているようだ。
 医師の虎島泰洋は、県医師連盟から他候補に先駆けて推薦を得た。ただ「各県議とのこれまでの付き合いもある。一本化は難しい」と同連盟幹部。無所属、自民の推薦で戦う。
 中村俊介は市議からの転身を図る。市議選では上位当選したが「基礎票はそこまでない」。かつて所属した長崎青年会議所やカトリック関係の人脈を生かして支持を広げている。
 再選を期す下条博文は中村俊と同い年。浦上地区など地盤が重なり、共通の知人も多いといい、「影響を受ける」。市北部に加え、東長崎地区などでも浸透を図っている。
 同地区には、下条と同期の浦川基継も食い込もうとしている。新型コロナウイルス禍で「まともに(支持層拡大に向け)動けたのは最初の1年だけ」と吐露。僅差で勝敗が決した昨年の知事選を引き合いに「1票の重みが増している」と汗をかく。
 「現職はみんな危機感を抱いている」。再選を狙う久保田将誠は市内全域にポスターを張り、顔を売る。日の出、日の入りの時刻につじ立ちも始めた。
 これまで本県に足場がなかった政党の動きも混沌に拍車を掛ける。
 県総支部を置いて1年足らずの維新は、新人2人を立てる予定で党勢拡大に躍起。参院選に出馬した山田真美は市内全域で街頭活動を重ね、産婦人科医の野口将司は業界や子育て世代を中心に支持を広げようとしている。参政党からは元市消防局員の黒石隆太が挑む。陣営は「投票率が上がらなければ固定票を持っている現職が強い」と盛り上がりに期待する。
 連合長崎が推薦するのは現職3人と新人1人。現有4議席を確保するため、割り当てられた労組の票固めと上積みを地道に続ける。
 国民民主の中村泰輔は前回、同じ三菱重工労組出身だった議長経験者の議席をトップ当選で受け継いだ。支持組織が縮小する中、1月中旬から企業回りなどを「前回の2倍」に本格化させた。九州電力労組出身で同党県連幹事長の深堀浩は4選を期す。支持層に切り込んでくる新人が多いとみて気を引き締める。
 社民は11年に旧社会党時代から56年間守った議席を一度失い、前々回に坂本浩が奪還した。「みんなの力で取り戻した議席。絶対に負けられない」と3選に向け力が入る。
 立憲民主は長崎市長選に出馬する現職の離党(除籍)を受け、参院選に出馬した白川鮎美を急きょ昨年末に擁立。ポスターの掲示もまだ少ないが、白川は「人に会うのを優先」と駆け回る。
 一方、2議席維持を至上命令とする公明。4選を狙う川崎祥司は「候補者乱立でこれまでにない緊張感がある」といい、交流サイト(SNS)の発信にも力を入れる。元会社員の本多泰邦は、今期で引退する麻生隆のサポートを受けながら知名度アップに注力する。
 共産の堀江ひとみは、これまで安定して得票してきた。だがコロナ禍で活動が制限され、5選に向けた支持の広がり具合を読めずにいる。
 南部地域はベテラン勢が競合する。7選を目指す中山功は、行政とのパイプ役を24年間務めてきたと自負。世代交代の波を横目に「経験がある人も必要」とアピールする。前回の市長選で敗れた元職の高比良元は、三和地区を地盤に票の積み上げを図っている。
 理容店を営む有川好彦は地元の滑石・横尾地区を中心に支持を訴える。=文中敬称略=

8264OS5:2023/03/16(木) 23:06:27
https://nordot.app/1006395785902260224?c=174761113988793844
市長選と共闘の動き 佐世保市・北松浦郡区(定数9)<県議選2023 直前情勢②>
2023/03/09
 現職8人、新人3人の計11人が名乗りを上げている。長崎県議選から間もなく佐世保市長選が控えており、双方の立候補予定者が共闘する動きを見せている。
 2月25日。市長選に出馬する市議、橋之口裕太の事務所開きが市内であった。自民県連の推薦証が掲示され、選挙区の自民県議5人全員の関係者が顔を見せた。
 田中愛国と溝口芙美雄は議長経験を持つベテラン組。山下博史は若手経営者らの人脈があり再選を目指す。市中心部を拠点に5選を期す外間雅広と、旧北松出身で4期目に挑む吉村洋は、それぞれ代理人を出席させた。市長選と県議選のセットで「挙党態勢」を印象付けた。
 ところが翌26日、関係者に驚きが広がる。市長選で橋之口と争う前県議、宮島大典の事務所開きに外間が現れ、激励のあいさつに立った。
 昨年2月の知事選で、外間は宮島と協力。自民県連推薦の大石賢吾を支え、初当選につなげた。一方、ほかの自民県議は山下が「中立」、田中、溝口、吉村が当時現職知事だった中村法道の支援に回った。
 外間は宮島を激励した理由を「知事選で自民が(推薦を)機関決定した候補を応援していただいた。お礼の義を果たすため」と説明する。ただ自民関係者は「宮島票を狙っている」とみる。保守から革新まで幅広い支持層を持つ宮島は、前回の県議選でトップ当選。得票数約2万3千は選挙区史上最多だった。
 宮島の事務所開きでは、立憲民主県連代表の山田朋子も来賓席に座った。かつては旧民主党などで共に行動。自らの県政報告会にも宮島を招き、5期目に向け一緒に戦う姿勢を見せる。
 新人は佐世保重工(SSK)労組出身で国民民主の古川洋介と、若さをアピールする無所属の湊亮太が宮島の事務所に駆けつけた。宮島は前回の県議選で、同労組出身の県議から議席を引き継いだ経緯があり、同労組は「預けた票を古川に返してもらう」。湊は大石の元私設秘書で、知事選を通じて宮島と関係を深めた。
 一方、創価学会票を基盤とする公明の宮本法広は、市長選と絡んだ動きを見せていない。今後示される党の方針に従うとみられる。
 橋之口と宮島は、石木ダム建設と、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を「推進」する立場。これらに慎重姿勢や反対を示す社民と共産は、市長選と距離を置く。社民県連副代表の堤典子は、出身母体の県教組などの支援を受け再選を狙う。共産県北部地区委員長で新人の石川悟は3度目の県議選に挑む。
 維新は20代女性を擁立する予定だったが取りやめた。
 市長選は朝長則男が5選不出馬を表明し、16年ぶりに新しいリーダーを選ぶだけに激戦が予想される。「高まる熱気を生かさない手はない」「関わり過ぎると敵も増える」。県議選に臨む各陣営は、市長選にどこまで立ち入るべきか見極めつつ準備を急ぐ。
     =文中敬称略=     


◎立候補予定者

▼佐世保市・北松浦郡区
田中愛国 78 自現(7)
溝口芙美雄 75 自現(5)
外間雅広 64 自現(4)
吉村洋 66 自現(3)
山下博史 48 自現(1)
山田朋子 50 立現(4)
宮本法広 50 公現(2)
石川悟 70 共新
古川洋介 40 国新
堤典子 65 社現(1)
湊亮太 37 無新

© 株式会社長崎新聞社

8265OS5:2023/03/16(木) 23:07:31
>>8263

◎立候補予定者

▼長崎市区
浅田眞澄美 56 自現(4)
江真奈美 55 自現(3)
前田哲也 59 自現(3)
浦川基継 50 自現(1)
久保田将誠 51 自現(1)
下条博文 47 自現(1)
中村俊介 47 自新 
白川鮎美 43 立新
野口将司 32 維新
山田真美 51 維新
川崎祥司 60 公現(3)
本多泰邦 51 公新
堀江ひとみ 63 共現(4)
深堀浩 57 国現(3)
中村泰輔 42 国現(1)
坂本浩 64 社現(2)
黒石隆太 31 参新
中山功 74 無現(6)
高比良元 70 無元(3)
有川好彦 60 無新
大倉聡 45 無新
虎島泰洋 49 無新

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8266OS5:2023/03/16(木) 23:08:23
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4連続無投票が濃厚 雲仙市区(定数2)<県議選2023 直前情勢③>
2023/03/10
 6期目を目指す徳永達也、4期目に挑む宅島寿一の自民2人のほかに表立った動きはみられず、4回連続の無投票になる可能性が濃厚だ。
 徳永は市北東部、宅島は市南西部を地盤にしてすみ分けてきた。自民県連ではそれぞれ幹事長、政調会長という要職を務める。
 4日、小浜町であった宅島の事務所開きには市長の金澤秀三郎らが出席。一度も選挙戦を経験していないため、後援会幹部は「できれば本人の訴えを聞いてもらい、支持を広げる機会にしたい」と望む。
 徳永も12日に国見町に事務所開きを予定。国政選挙などで培われた後援会の結束力に自信を見せ、「事務所開きで士気を上げて、告示日を迎えたい」と意気込む。
     =文中敬称略=


◎立候補予定者

▼雲仙市区
徳永達也 63 自現(5)
宅島寿一 52 自現(3)

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70年ぶりに無投票か 大村市区(定数3)<県議選2023 直前情勢④>
2023/03/11
 2期目に挑む自民の北村貴寿はほぼ毎朝、大村市内各地に立ち、通勤中の市民に長崎県議会での活動を訴えている。「ほかの現職2人と比べ組織力で劣るから」。こう危機感をにじませ、交流サイト(SNS)も駆使し浮動票を取り込もうとしている。
 ただ、5人で争った前回とは打って変わって、現在のところ現職3人以外に出馬の動きは見えない。市選管に記録が残る1951年以降は必ず選挙戦に突入してきたが、無投票になれば約70年ぶりとなる。
 「あくまで選挙になるとの前提で動いている」と話すのは、通算8期目を狙う無所属の小林克敏。後援会回りや小規模な会合を重ねており、19日に事務所開きを予定。「(自身の選挙は)最後ということもあり、後援会もフル回転している」と息巻く。
 5選を目指す自民の松本洋介も、市長だった亡父から受け継いだ強固な後援会に支えられ、支持拡大に余念がない。幹部が高齢化する中「無投票なら選挙戦が計8年間ないことになる。若年層を掘り起こしたい」と青年部会合を開くなど、早くも4年後を見据える。
 各陣営には「今から出馬表明する人がいたとしても厳しい」と無投票の観測が広がるが、市議の一人は、直後に控える市議選の投票率低下を懸念する。「(現職は)3人とも顔が緩んでいるように見える。市民や政治家にとっては選挙戦になる方が望ましいんだけど」と話した。=文中敬称略=


◎立候補予定者
▼大村市区
松本洋介 46 自現(4)
北村貴寿 50 自現(1)
小林克敏 78 無現(7)

8267OS5:2023/03/16(木) 23:08:52
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新人参戦、三つどもえに 島原市区(定数2)<県議選2023 直前情勢④>
2023/03/11
 自民現職2人の無投票になるとの観測が2月に入って一転、無所属新人が名乗りを上げ、三つどもえの様相を呈す。
 「無投票は自民独占への白紙委任。市民の意見反映がないまま県議を決めるべきではない」。島原市議の本田みえは長崎県議選出馬表明の際、非自民の受け皿の必要性を訴えた。島原市区の自民による議席独占は2015年から続くが、「選択肢の提示に意味がある」と強調。政党に頼らない“市民連合”戦略を描き、出遅れ挽回を急ぐ。
 迎え撃つ山本由夫は前回トップ当選を果たした実績も強みに、4期目に挑む。2月、他陣営に先駆けて事務所開き。常議員を務める島原商工会議所や各種団体の関係者らと共に気勢を上げた。後援会活動に加え、「発信力を強め、若い人にもアプローチしたい」と昨年末開設したフェイスブックなどを活用し、支持拡大を進める。
 3選を目指す大場博文は3人目の参戦を受け、事務所開きの予定を2週間前倒し。「これまでの経験と実績を打ち出しつつ、やるべきことをやるだけだ」と市内3カ所で平日朝のつじ立ちを地道に重ねている。旅館・ホテルなどの観光業や農業といった支持基盤や、市議時代からの後援会を足がかりにして浸透を図っている。=文中敬称略=


◎立候補予定者
▼島原市区
山本由夫 61 自現(3)
大場博文 57 自現(2)
本田みえ 62 無新

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8268OS5:2023/03/16(木) 23:10:21
https://nordot.app/1008541042331336704?c=174761113988793844
現新一騎打ちの公算 五島市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 再選を目指す自民の清川久義に対し、無所属新人で会社役員の堤啓悟が2月に名乗りを上げ、一騎打ちの見通しとなった。
 「積み残しの課題に取り組ませてほしい」。2月下旬、事務所開きでこう訴えた清川。「継続と実行力」を掲げて街頭活動やミニ集会を展開し、支持固めに注力している。
 1年余り前の補選では組織戦を展開し、勝利した。ただ、それまで5回の選挙は自民候補が苦杯をなめ続けてきただけに、陣営関係者は「(今回も)厳しい選挙に変わりはない。どこまで補選時のような盛り上がりをつくれるかだ」と気を引き締める。
 堤は、補選で敗れた前職の後援会長を務めてきた。2月下旬に正式に出馬を表明。立憲民主県連の推薦を得た。陣営幹部は「反自民の固まりで対抗する」と強調する。
 五島市内で約30年間、パン製造会社を経営してきた堤。ただ「知名度はまだ不足している」(陣営幹部)。同市を地盤とする立民衆院議員と並ぶ2連ポスターを掲示し島全域にアピール。チラシのポスティングや交流サイト(SNS)などで浸透を急いでいる。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼五島市区
清川久義 56 自現(1)
堤啓悟 64 無新


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新人出馬、選挙戦へ 南松浦郡区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 自民の近藤智昭が3期目を狙う。無投票になるとの見方が広がっていたが、10日に無所属新人の中山洋次が出馬を表明した。
 近藤は後援会を軸に地盤を固めてきた。2月中旬の事務所開きでは、新上五島町長の石田信明らを前に「3期目は町と国、県を結ぶ、さらに強い橋となる」と決意を述べた。選挙戦に突入する見通しとなっても「これまで通りの活動を継続し、実績を訴えていく」とし、12日には同町有川地区を回った。ただ陣営関係者は「反対票は必ずある」と気を引き締め直す。
 「町民が政治に参加する権利を行使できるよう、無投票にしてはならない」。中山は出馬の動機をこう主張し、「国境離島は国益を守る大事な存在。島民ファーストの手厚い施策を行うべき」と支持を呼びかける。昨年12月に同町に住民票を移したばかりで、これから浸透を図る。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼南松浦郡区
近藤智昭 66 自現(2)
中山洋次 69 無新

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8269OS5:2023/03/16(木) 23:11:12
https://nordot.app/1008201055364186112?c=174761113988793844
前回同様三つどもえか 西彼杵郡区(定数2)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 長与町を地盤とする自民の山口経正と立憲民主の饗庭敦子の現職2人に、時津町から自民新人の冨岡孝介が挑む。前回と同様「長与2、時津1」の構図による三つどもえの戦いになりそうだ。
 2月4日、山口は事務所開きで「仕込んできたものがやっと形になる。県政で発言力を増し、どんどん予算を取ってきたい」と3期目の重要性を強調した。3月1日の総決起大会には約250人を集め、町長の吉田愼一も駆けつけた。町議時代も含めると議員生活は20年。過去2回連続でトップ当選したが「油断は禁物」と強固な後援会組織を中心に態勢を固める。
 「反自民で奪還した議席を守り通したい」。2月23日の事務所開きで支援者を前に饗庭はこう呼びかけた。4年前、落選した自民候補との差はわずか59票と薄氷の勝利。当時は自民時津支部が候補者を擁立できず「票がこちらに流れてきた」(関係者)と危機感を募らせる。連合長崎の推薦を受け、反自民の受け皿と唯一の女性候補という点をアピールしている。
 冨岡は元衆院議員冨岡勉の次男。中学高校の6年間を過ごした時津町から初めて選挙に臨む。「時津から県議を」と地元の町議や元県議らも団結。医師でもある父の人脈を生かして医療関係の推薦も多く得た。ただ組織的な動きが本格化したのは昨年12月に入ってからで「準備不足は拭えない」(関係者)。朝のつじ立ちを続け、顔を売り込むのに懸命だ。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼西彼杵郡区
山口経正 66 自現(2)
冨岡孝介 41 自新 
饗庭敦子 60 立現(1)

https://nordot.app/1008562777982320640?c=174761113988793844
新人同士の一騎打ち 東彼杵郡区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 前川棚町議で自民新人の初手安幸と、前波佐見町議で無所属新人の三石孝による一騎打ちの公算。12年ぶりの選挙戦に突入する見通しだ。
 12日、川棚町内であった初手の総決起集会には、郡内3町長ら約200人が集まった。今期限りで引退する自民現職の中島廣義は「それぞれの町が発展するように、初手君なら必ずやる」と推した。
 語る会を開くなど組織戦を展開する初手だが、町議を8日まで続けたこともあって「相手が先行している。厳しい選挙になる」と警戒。近く波佐見町にも事務所を構え、幅広く支持を訴える。
 三石は昨年末に波佐見町議を辞職して以降、さまざまな行事に顔を出すなど郡内をくまなく回っている。今月下旬に波佐見に事務所を開く。
 三石も自民に党籍がある。党川棚、東彼杵両支部が初手を推薦し、公認を得られなかった三石は「組織、資金力ではかなわない。こつこつとやるしかない」と草の根選挙で挑む。地元の党波佐見支部は自主投票になり、保守票の流れ込みにも期待をつなぐ。
 連合長崎などの推薦を得て準備していた波佐見町議の城後光は1月、出馬を断念。非自民票の行方も注目される。
=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼東彼杵郡区
初手安幸 67 自新
三石孝 63 無新

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8270OS5:2023/03/16(木) 23:11:57
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12年ぶりの選挙戦に 西海市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 6期目を目指す自民の瀬川光之に無所属新人の武宮雄志が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦になることがほぼ確実となった。
 1月3日、瀬川は市内3カ所で年頭あいさつに立った。昨年11月の県政報告会に顔を出した知事の大石賢吾が帯同。一方、大石の市内視察には瀬川が同行するなど、県議会議長を務めた経験と実績に加え、県とのパイプをアピールした。
 各種団体、企業の推薦を受け、一部を除く自民系市議が陣営についた。組織固めに余念がないが、世代交代の流れを気にかける。事務所開きでも「厳しい戦い」と繰り返し、「命懸けで仕事をさせてほしい」と熱弁。陣営は「脂が乗っている時」と強調する。
 一方、武宮は政治経験がなく、出馬表明も昨年11月と遅かったため、名前と顔の浸透に躍起だ。市内3カ所に後援会事務所を開設。地域回りに励み、市商工会青年部の人脈を生かし若い世代にアプローチを図っている。
 後援会は元市長の山下純一郎を会長に据え、その山下と市長選で雌雄を決した前市長の田中隆一も名を連ねる。「相手の背中が見えてきた。今からが勝負」と武宮。陣営幹部も「少しずつではあるが、支持が広がっている」と手応えを口にする。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼西海市区
瀬川光之 61 自現(5)
武宮雄志 40 無新

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新人以外は動きなく 対馬市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 初当選を目指す厳原町出身の元文部科学省職員、畑島晃貴が島全域で顔を売り込んでいる。ほかに目立った動きはない。
 1月の事務所開きには比田勝尚喜市長のほか、市議や業界団体トップらが出席した。無投票の観測も広がるが「選挙がある前提で準備している。とにかく自分を知ってもらうのが大事」と畑島。交流サイト(SNS)やホームページでの発信も続ける。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼対馬市区
畑島晃貴 34 自新

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8271OS5:2023/03/16(木) 23:12:55
https://nordot.app/1008565201030823936?c=174761113988793844
自民現職が足元固め 壱岐市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 昨年7月の補選で初当選した自民の鵜瀬和博が準備を進める。「無投票は避けたい」と一部で対立候補を探す動きがあるが、具体的な名前は挙がっていない。
 鵜瀬は1月28日に郷ノ浦町内に事務所を開いた。選対を立ち上げ、つじ立ちや名簿の整理など足元固めに注力している。「しっかりと選挙態勢を確立していく」と気を引き締める。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼壱岐市区
鵜瀬和博 54 自現(1)

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https://nordot.app/1008927465720217600?c=174761113988793844
新人擁立で選挙戦へ 南島原市区(定数2)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 最近まで中島浩介と中村一三の自民現職2人以外に動きがなく、前回に続いて無投票が見込まれていたが、6日になって、共産が新人の伊見毅を擁立すると発表した。
 4期目を目指す中島は4日の事務所開き以降、活動を本格化。選挙戦突入の見通しとなっても「定期的に選対会議を開いている」と動じる様子はない。交通アクセスの充実や産業振興、雇用創出などの実績をアピール。「島原道路の早期開通に加え、深江町から口之津町までの構想路線を計画路線に格上げする」と意欲を燃やす。
 再選を狙う中村は「地域の声を県政に」がモットー。地盤の南有馬町と北有馬町を中心に旧8町を歩き、交通網の整備や主要産業のそうめん製造の振興など市民の要望に耳を傾けてきた。「130近い企業団体から推薦を得た」と“初の選挙戦”に抜かりはないが、「やや緩みもあった」と先週末は改めて支援者回りをした。
 自民による議席独占の阻止を目指す伊見だが、事務所の開設は見送った。先週末に選対会議を開いたものの、準備不足は否めない。共産支持層を軸に岸田政権に批判的な層など幅広い票を掘り起こしたい意向で、「平和と暮らしを守るという視点で訴える」と意気込む。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼南島原市区
中島浩介 56 自現(3)
中村一三 70 自現(1)
伊見毅 64 共新

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8272OS5:2023/03/16(木) 23:14:18
https://nordot.app/1008928495823208448?c=174761113988793844
無投票から一騎打ち 松浦市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 自民の石本政弘の無投票再選を阻もうとする動きがくすぶっていたところ、10日になって無所属新人の日高雅之が名乗りを上げ、選挙戦に突入する見通しとなった。
 前回、石本は無所属で挑み、当時の自民現職との一騎打ちを制した。だが当選後の所属会派や離党(現在は復党)を巡って、支援した松浦市議グループの反発を招いた。今回も一部の市議が対立候補の擁立を模索する中で、日高に白羽の矢が立った。
 石本は県議会観光生活建設委員長を務めるなどした1期目の実績をアピール。「県北・松浦を豊かに!もっと元気に!」をスローガンに掲げる。後援会長に就いた前市長の友広郁洋は「選挙になる想定で準備は着々と進めてきた」。農業を中心に支持層をまとめようとしている。
 一方、日高は市内で住宅設備会社を経営。昨年11月からは元横浜市長で自民参院議員、中田宏の公設秘書を務めていた。
 18日にも事務所を開き、世代交代や民間感覚を取り入れた政治などを訴えていく構え。ただ選挙初挑戦で準備不足は否めない。現職批判票の取り込みと併せて、商工会議所や青年会議所の活動で培った人脈をつてに支持拡大を図る。
=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼松浦市区
石本政弘 68 自現(1)
日高雅之 46 無新

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新人以外の動きなし 平戸市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 自民新人の大久保堅太が出馬準備を進めている。ほかに動きはなく、2011年からの4回連続無投票となる公算が大きい。
 自民現職で4期目の西川克己は勇退の意向。大久保は21年11月まで平戸市議を3期務め、議長も経験した実績がある。2月7日の事務所開きには市長の黒田成彦らが集まった。200を超す団体などの推薦を受け、支持拡大に余念がない。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼平戸市区
大久保堅太 43 自新

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8273OS5:2023/03/16(木) 23:14:46
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<長崎市長選まで1カ月> 各陣営 いまだ浸透不足 現職との差別化に濃淡も
2023/03/16
(写真左から)原拓也氏、吉富博久氏、赤木幸仁氏、鈴木史朗氏
 任期満了に伴う長崎市長選の告示まで16日で1カ月。田上富久市長(66)=4期目=の退任表明に伴い、16年ぶりに県都のリーダーが交代する選挙戦だが、立候補を表明した無所属新人4人はまだ浸透しておらず、盛り上がりに欠ける。各陣営とも、田上市政との差別化を図ろうと躍起だが、濃淡がある。
 「市政は駅伝だ。たすきを渡したい人に来てもらった」。2月に出島メッセ長崎であった田上氏の市政報告会。田上氏からマイクを渡されたのが前九州運輸局長、鈴木史朗氏(55)=自民、公明推薦=。「ベクトルは同じ方向」と応じ、田上氏が整えた「まちの基盤」を生かし「進化」を目指す意向を示した。
 事実上の後継指名だが、後援会幹部は「そのまま路線継承では決してない」と強調。鈴木氏も「現職と戦うことも辞さない覚悟で出馬を決意した。新たな長崎をつくる」と訴える。
 地元経済界などを中心に後援会を組織。自民、公明の県組織に加え、田上氏を支援してきた県内最大の労働団体、連合長崎をはじめ約800の企業・団体の推薦を得た。国民民主党県連も支持。立憲民主党県連は自主投票を決めたが、政党を問わず盤石の体制に映る。
 ただ、組織力で圧倒する鈴木氏だが、国土交通省官僚として働き、長崎を30年以上離れていたため、「地元でまだ名前も顔も売れていない」と陣営関係者。まずは人柄、政策を知ってもらうため精力的に地域回りを続ける。
 「長崎の閉塞(へいそく)感を打破するためチャレンジしないといけない」と訴えるのは県議の赤木幸仁氏(38)。市政刷新を強調し、存在感をアピールする。
 陣営が想定するのは2月の北九州市長選の構図だ。4期務めた現職の退任に伴い路線継承の是非が争点だったが、市政刷新を訴え、個人的なつながりで支持を広げた新人が、与野党が相乗りで支援し、継承・発展を掲げた新人との事実上の一騎打ちを制し、当選を果たした。
 赤木氏の陣営は組織に頼らない戦術で交流サイト(SNS)をフル活用。総フォロワー数約3万人の情報発信力を生かし、100項目の政策をそれぞれ1分程度の動画にまとめ順次投稿している。「赤木ファンを広げていく」と青年団体OB有志らが草の根で支持拡大に動く。
 3度目の挑戦となる社会福祉法人理事長で元市議の吉富博久氏(78)は、出島メッセ長崎など大型事業を進めた田上市政を「ハコモノ重視で無駄に税金を使ってきた」と批判。刷新の必要性を説く。
 昨年11月にいち早く出馬表明した同市の会社経営、原拓也氏(54)は「今長崎に必要なのは、自由で大胆に発想するリーダーシップ。従来通りの行政目線ではなく、民間の自由な発想を注いでいく」と訴える。

8274OS5:2023/03/16(木) 23:15:24
https://nordot.app/1008554593356742656?c=174761113988793844
佐世保市長選まで1カ月 “保守分裂の構図” 朝長、大石両氏が後方支援
2023/03/15


 任期満了に伴う佐世保市長選(4月16日告示)が約1カ月後に迫った。これまでに出馬表明した3人のうち、市議の橋之口裕太氏(39)には朝長則男市長が、前県議の宮島大典氏(59)には大石賢吾知事がそれぞれ後方支援する動きを見せている。自民党県連は1月に橋之口氏の推薦を決めたが、自民系の一部の議員や団体は宮島氏を支持しており、保守分裂の構図となっている。
 2月11日、橋之口氏は市中心部で千人規模の「語る会」を開いた。壇上に多くの自民議員らが居並ぶ中、一本の祝電が聴衆の関心を集めた。差出人としてアナウンスされたのは朝長氏だった。
 朝長氏は昨年11月に5選不出馬を表明。「後継指名はしない」とした。だが水面下で朝長、橋之口両氏の強固な支持母体などは“継承”の準備を進めていた。
 2月25日に開設した橋之口氏の事務所には、朝長氏からの「必勝」の為書きを掲示。朝長氏の後援会スタッフらが頻繁に出入りし、地域回りなどをリードする。橋之口氏の陣営は「朝長市長は自民出身の政治家。こちらが県連の推薦を得た以上、自然な流れだ」と強調する。
 対する宮島氏も元々は自民出身。旧民主党などを渡り歩き、計12回の選挙を経験した。知名度は高く、保守層にも根強い支持がある。ただ今回、自民に推薦申請したが、過去の除名処分を理由に得られなかった。
 昨年2月の知事選では、朝長氏が当時現職の中村法道氏を支援。一方、宮島氏は自民県連推薦の大石氏を支え、初当選に貢献した。同10月には県政報告会に大石氏を招き蜜月ぶりをアピールした。
 先月26日、宮島氏の事務所開きには、大石氏がメッセージビデオを寄せ、「新たなリーダーとなることを心から期待している」と激励。自民からも一部の県議や市議が出席した。連合長崎のほか、自民支持団体の県看護連盟や県歯科医師連盟は宮島氏のみを推薦し、陣営幹部は「保守は割れている」とする。
 一方、経済界は様子見が目立つ。橋之口、宮島両氏の陣営は、企業や団体などから400超の推薦状を集めたとするが、日本商工連盟佐世保地区などは両氏を推薦する形を取った。ある経営者は「各業界で意見が割れている。静観する企業は少なくない」とつぶやく。
 両氏はまだ具体的な公約を発表していない。石木ダム建設やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の推進など政策面では共通点が多いとみられ、有権者にどう違いを示すかが注目される。
 支援者からは、それぞれ朝長、大石両氏に表舞台に立ってほしいと望む声もある。今後、決起大会や出陣式などが予定され、ある陣営関係者は「市長や知事が登場するかが注目点。表に出た瞬間に選挙戦は一気に激化する」と読む。
 市長選には、元大学助手の田中隆治氏(79)も出馬を表明している。

8275OS5:2023/03/16(木) 23:27:44
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/272033
林外相系に勢い、細る安倍元首相系 衆院新山口3区の中心・下関の市議会新勢力
地域

山口
2023/2/17
(最終更新: 2023/2/17)
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 故安倍晋三元首相の選挙区だった衆院山口4区内にある下関市議会(定数34)の改選後の新しい会派構成が固まった。安倍系の会派は減員し、下関市出身で山口3区の林芳正外相に近い市議を含む会派は増員した。山口県は次の衆院選で小選挙区の定数が減る。林氏は同市が入る新3区に立つ見方が強く、地ならしが進む。

 関係者によると、安倍系の本流会派「創世下関」の所属議員は、改選前の9人が7人に減る見通し。2017年の市長選で林氏に近い現職を破って初当選した安倍氏の元秘書、前田晋太郎市長の出身会派で、正副議長ポストを握り市政を主導してきた。一方、林系の市議が所属する最大会派「みらい下関」は11人から12人に増えるとみられる。

 控え室を立ち去った現職

 「ボロボロだったね。安倍系は」。安倍氏に近い自民党関係者の声に力はなかった。5日投開票の市議選では創世下関の現職2人が落選した。自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)に所属していた元衆院議員の秘書の経験を持つ新人も涙をのんだ。選挙を仕切ってきた安倍事務所が昨年末に閉鎖し、後ろ盾を失った影響が色濃く出た。

 会派の会長だった吉田真次氏(38)が山口4区の補欠選挙に回るなど現職2人が選挙に立たなかった。会派届けは16日午前に締め切られた。直前までは水面下での説得工作で2桁に届くのではとの観測も広がった。ふたを開ければ、新たに加わったのは現職2人に留まった。一時は控室に荷物を持ち込んだ現職も立ち去った。選挙戦で安倍氏に近い県議と国会議員の応援を受けた新人には振られた。

 みらい下関は安倍系、中間、林系の市議で構成する。改選前の全11人が当選し、うち安倍系1人は創世下関に移る。ただ選挙戦で林氏に近い県議の支援を受けた新人2人が加わり、12人に増える。次の定例会の正副議長選で両ポストを独占する可能性がある。

 昨年7月に安倍氏が亡くなって以降、市議会の勢力図は一変した。8月末、三つあった自民党系会派のうち、みらい下関に林系の自民下関が合流。創世下関に代わって最大会派に躍り出た。党下関支部の関係者は「みらいが林系と一緒になったのは、いわんや将来を考えてだ。安倍さん寄りの議員も筋を通そうにも、主(あるじ)はもういない」とみる。

 「補選後は徹底的にやる」

 自民党が独占する山口県内の小選挙区の定数は、次の総選挙で4から3に減る。4月には安倍氏の死去と実弟の岸信夫前防衛相の議員辞職に伴う4区と2区のダブル補欠選挙が控える。自民党の新人2人が当選した場合は、現職は4人になり、候補者を3人に絞る必要がある。

 林氏と安倍氏は中選挙区時代の父親の代から下関市を舞台に権力闘争を繰り広げてきた。同市を含む4区は3区の一部を加えて新3区になるため、本来の地盤がある林氏が立候補する見方が強まっている。林氏の有力な支援者は「市議選で下地はできた。補選までは静かにしておくが、その後が本番だ。徹底的にやりたい」と力を込める。

 党県連の幹部は「新3区は林、市長は安倍系でバランスを取るという手はある」と着地点を探る。別の幹部は「まだ一波乱ある」とみる。

 4区の補選に立つ吉田氏は安倍氏の妻昭恵さんが強く後押ししている。12日の昼下がり、下関市の安倍氏の自宅には昭恵さん、吉田氏、後援会の幹部たち約50人が集った。安倍後援会として吉田氏を支えることを確認した。後援会関係者は「会合は30分で終わった。熱量が足りない。林を来させないためには、東京の安倍派に頼るしかない」とこぼした。(渡辺裕明)

8276OS5:2023/03/16(木) 23:59:47
https://www.asahi.com/articles/ASR3H3GD7R2XTOLB00H.html
対馬、壱岐は無投票の見込み 五島、南松浦郡は自民に新顔が挑む構図
三沢敦 寺島笑花2023年3月15日 10時45分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

県議選の構図
五島市(定数1) 無所属の新顔が立候補へ
 再選を目指す自民現職と、無所属の新顔が立候補の意向を表明。別の新顔も立候補を検討している。

 清川久義氏は2021年12月、衆院選で落選し、返り咲きを狙った前職・山田博司氏と補選で争い、初当選を果たした。旧岐宿町議を経て市議を4期務めた豊富な政治経験を生かし、県との「パイプ役」を自任する。

 新顔の堤啓悟氏は、前回補選に出馬した山田氏の後援会長を務めた。山田氏は現在、日本維新の会県総支部幹事長の立場だが、堤氏は「反自民票を幅広く取り込みたい」として無所属で戦う。立憲民主が推薦を決めている。

 新顔の丸田敬章氏は21年の市議選で初当選。定例会中は職務に専念するとし、閉会後に後援会と相談して態度を表明する。後援会は大石賢吾知事陣営の出納責任者らを公職選挙法違反容疑で告発した団体の一つ。(三沢敦)

五島市選挙区の立候補予定者
清川久義 56自現①
堤啓悟 64無新
丸田敬章 54無新

対馬市(定数1) 現職以外の立候補なしか
 前回は現新4人が争った。今回は自民の坂本智徳氏(69)が5期目での引退の意向を示しており、30代の自民新顔、畑島晃貴氏が立候補を予定している。

 畑島氏は元文部科学省職員。戦略コンサル会社などを経て、初の選挙戦に挑む。対抗馬の動きは今のところ見られず、無投票の可能性が高い。世代交代が進む見通しだ。(寺島笑花)

対馬市選挙区の立候補予定者
畑島晃貴 34自新

壱岐市(定数1) 自民現職が再選めざす
 昨年7月にあった補選で初当選した自民現職の鵜瀬和博氏が再選をめざす。他に立候補を模索する動きはなく、無投票の公算が大きい。

 鵜瀬氏は参院選に立候補した元自民県議の辞職に伴い、市議5期目の途中で補選に立候補。新顔同士の一騎打ちを制した。あいさつ回りなどをこまめにこなして臨戦態勢を築く。(三沢敦)

壱岐市選挙区の立候補予定者
鵜瀬和博 54自現①

南松浦郡(定数1) 自民現職と無所属新顔の争いか
 自民現職の近藤智昭氏が3期目をねらう。新顔1人も立候補を表明。選挙戦に突入する見通しだ。

 近藤氏は前々回の2015年、自民公認で議席を得た後に民主会派に転じた無所属現職を制して初当選。前回は無投票で再選を果たした。

 中山洋次氏はニュースサイトの編集長で、元衆議院秘書も務めた。無投票の阻止や県政刷新などを掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南松浦郡選挙区の立候補予定者
近藤智昭 66自現②
中山洋次 69無新

8277OS5:2023/03/17(金) 00:00:45
https://www.asahi.com/articles/ASR3F6V09R2GTOLB00L.html?iref=pc_rellink_01
諫早、大村両市とも無投票の可能性 長崎県議選
石倉徹也 寺島笑花2023年3月13日 20時45分

長崎県議選の選挙区(総定数46)


長崎県議選の構図
諫早市(定数4) 4氏名乗り 9選の自民現職、引退
 県議会議長も務めたことのある最多当選9回の自民ベテラン、八江利春氏(83)が高齢などを理由に引退する意向を示す中、現職3人と新顔1人が準備を進めている。このほか、共産が新顔を擁立する予定だったが、この新顔が健康上の理由から出馬を取りやめたため、無投票の可能性も出てきた。

 八江氏引退に伴い自民からは現職2人。諫早市長選出馬などに伴う2021年春の補選で初当選した元市議の坂口慎一氏と千住良治氏だ。補選当選組が、初の本選に挑む。

 無所属の山村健志氏は自民から推薦を受ける。八江氏からの応援も受ける予定で、事実上の「後継者」。大激戦となった2年前の諫早市長選に出馬し、3位ながら全体の得票の32%にあたる2万票台を獲得した知名度を生かす。

 国民県連代表代行の山口初實氏は連合長崎の推薦を受ける。51歳で町議選に初当選し、現在は県議会の副議長。支持固めを狙う。(石倉徹也)

諫早市選挙区の立候補予定者
坂口慎一 43自現①
千住良治 50自現①
山口初實 75国民現③
山村健志 49無新

大村市(定数3) 3氏が準備 初めての無投票か
 前回5人が争う選挙戦が繰り広げられた大村市。現職3人が立候補を予定するほかに表立った動きはなく、1947年の第1回県議選以来、この選挙区では初めての無投票となる公算が大きい。

 現在4期目の自民松本洋介氏は、松本崇・前大村市長の長男で、前回はトップ当選。同じく市長を務めた祖父と父の代から築き上げてきた後援会が大きな後ろ盾となっている。

 同じく自民の北村貴寿氏は大村市議を2期務めた後、前回の県議選で初当選。毎朝街頭に立ち、支持拡大を図る。

 無所属の小林克敏氏は元自民党県連役員。当時から長年かけて培ってきた強固な人脈を生かし、通算8期目をめざす。(寺島笑花)

大村市選挙区の立候補予定者
松本洋介 46自現④
北村貴寿 50自現①
小林克敏 78無現⑦

8278OS5:2023/03/17(金) 00:01:47
https://www.asahi.com/articles/ASR3B3VPJR2XTOLB00N.html?iref=pc_rellink_03
雲仙は無投票か 島原、南島原両市は選挙戦へ 長崎県議選の構図
三沢敦2023年3月10日 12時00分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

長崎県議選の構図
島原市(定数2) 三つどもえの選挙戦へ
 前回は自民現職2人と無所属元職がともに6千票台で争う大激戦を展開した。今回は無投票とみられていたが2月に入って新顔1人が立候補を表明。三つどもえの選挙戦となりそうだ。

 民主と社民が推薦した現職が敗れた前々回の選挙から議席を独占してきた自民。不動産業を営む山本由夫氏は経済界を中心に支持を固めて4期目をねらう。

 市議を5期務めた後に転身した大場博文氏は豊富な政治キャリアを武器に知名度で浸透を図る。厳しい戦いとなった前回の経験から上滑りを警戒。こまめに支持者を回り、足場を固める考えだ。

 市議2期目の本田みえ氏は非自民系の無所属議員3人でつくる「バラの会」に所属する。2月中旬に市内であった「憲法を守る島原平和集会」で無投票を阻止すべく立候補を表明。草の根運動を展開し、非自民の受け皿として支持を広げていくつもりだ。(三沢敦)

島原市選挙区の立候補予定者
山本由夫 62自現③
大場博文 57自現②
本田みえ 62無新

南島原市(定数2) 自民現職2氏に共産新顔が出馬準備
 前回は自民現職の2人が無投票で当選。今回も無風の観測が強まっていたが、3月に入って共産が新顔1人の擁立を決めた。

 4期目をめざす中島浩介氏は旧加津佐町議の後、転身。中村一三氏は旧南有馬町議、南島原市議を経て前回初当選した。ともに市西部が地盤で、道路網の整備や、そうめんや農業など基幹産業の振興を公約に据える。市民との対話を重ね、2議席を死守したい考えだ。

 こうした中、共産が伊見毅氏の擁立を表明。昨年の南島原市議選にも立候補しており、無投票阻止を掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南島原市選挙区の立候補予定者
中島浩介 56自現③
中村一三 70自現①
伊見毅 64共新

雲仙市(定数2) 4回連続の無投票か
 6選を狙う徳永達也氏、4期目をめざす宅島寿一氏の自民現職2人以外に立候補の動きはみられない。2011年から4回連続の無投票が濃厚だ。

 徳永氏は幹事長、宅島氏は政調会長と党県連の要職にあり、ともに国政との太いパイプをアピール。強固な地盤を背景に、実績を前面に打ち出す戦略だ。(三沢敦)

雲仙市選挙区の立候補予定者
徳永達也 63自現⑤
宅島寿一 52自現③

8279OS5:2023/03/17(金) 00:03:15
https://www.asahi.com/articles/ASR376RWZR2JTOLB00F.html?iref=pc_rellink_02
長崎市は大混戦か 西彼杵郡には3人が出馬準備 長崎県議選の構図
石倉徹也 岡田真実 寺島笑花2023年3月7日 20時38分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
長崎市(定数14) 22人が出馬準備
 現職12人、元職・新顔10人の計22人が準備を進め、大混戦の様相だ。自民、立憲、維新、公明、共産、国民、社民、参政の8党から17人の公認候補が立ち、無所属からは5人。候補者数は、旧7町との合併で現在の選挙区となった2007年以降で過去最多の見込み。過去4回は候補者が16〜18人だった。

 自民は、5期目をめざす浅田眞澄美氏ら現職6人に加え、長崎市議を3期務めた新顔1人の計7人を公認。さらに元防衛庁長官の故虎島和夫氏のおいで外科医の新顔、虎島泰洋氏を推薦する。

 衆参合わせ、自民が県内で唯一議席を野党に譲るのが1区の長崎市。4年前の前回県議選は7人を公認し、7期目をめざしたベテラン1人が落選する憂き目を見た。いまの現職の中には新顔で挑んだ前回選挙で下位当選(約5千票)の候補もいる。候補者が増え、保守票の奪い合いの懸念もある。

 維新は強気の布陣だ。九州で4カ所目となる県総支部を設立してからまもなく1年たち、県内の党員は1千人を超えた。初挑戦の県議選には、産婦人科医師の野口将司氏、美容会社役員の山田真美氏の2人を擁立する。

 過去3回の国政選挙を見ると、当選者こそいないものの、比例票と得票率はいずれも伸びている。昨夏の参院選では長崎市だけで2万票近く集めた。党の吉村洋文共同代表も2月に長崎市を訪れ、「多様なメンバーが立候補してくれてうれしい。長崎ではまだまだ小さな政党だが、新しいものを生み出し改革を実行してほしい」と激励した。

 国政政党になってまもない参政も初の議席を狙う。党員は県内に約300人。全国的に見ても「長崎は勢いがある」(党長崎支部長)といい、元消防局職員の新顔を擁立し、勢力拡大の機をうかがう。

 他党は、現有議席確保が目標だ。

 国民は、前回約1万5千票でトップ当選した三菱重工出身の中村泰輔氏が2期目をめざすほか、県連幹事長の深堀浩氏も4期目を狙う。支援団体の連合長崎が推薦する。

 立憲は、昨夏の参院選に挑んだ新顔、白川鮎美氏を擁立。元々は県連幹事長だった現職が2期目をめざす予定だったが、公認後に離党届を出したことで県連が除籍処分にした。

 共産と社民は現職の各1議席を狙う。前回、2人で2万4千票近く集めた公明は、現職1人の引退に伴い現新2人で挑む。

 無所属では現職の中山功氏が7期目を狙う。NBC長崎放送の元アナウンサー大倉聡氏は初挑戦。元職の高比良元氏は復帰をめざす。(石倉徹也、岡田真実)

長崎市選挙区の立候補予定者
浅田眞澄美 56自現④
ごうまなみ 56自現③
前田哲也 59自現③
浦川基継 50自現①
久保田将誠 51自現①
下条博文 47自現①
中村俊介 47自新
白川鮎美 43立新
野口将司 32維新
山田真美 51維新
川崎祥司 60公現③
本多泰邦 52公新
堀江ひとみ 64共現④
深堀浩 57国民現③
中村泰輔 42国民現①
坂本浩 64社現②
黒石隆太 31参政新
中山功 74無現⑥
高比良元 70無元③
有川好彦 60無新
大倉聡 45無新
虎島泰洋 49無新

西彼杵郡(定数2) 3人が出馬準備
 自民と立憲の現職2人のほか、自民から40代新顔が立候補を予定している。

 前回トップ当選の自民山口経正氏は、2003年に長与町議選に初当選。議長を務めた後、15年に県議に転身し、3選をめざす。

 前回の県議選で初当選した立憲の饗庭敦子氏も元長与町議。11年から2期務め、19年に旧国民から県議選に立候補。自民新顔をわずか59票差で破った。その後、20年の旧立憲との合流を受けて、今回は立憲公認で出馬する。三菱重工の労働票が多い同区で、社民と連合長崎からの推薦などを後ろ盾に再選を狙う。

 一方、新たに議席を狙うのが自民新顔の冨岡孝介氏だ。前衆議院議員で文部科学副大臣を務めた父・勉氏の秘書を経て、初の選挙に挑む。(寺島笑花)

西彼杵郡選挙区の立候補予定者
山口経正 67自現②
冨岡孝介 41自新
饗庭敦子 60立現①

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8280OS5:2023/03/17(金) 00:04:59
https://www.asahi.com/articles/ASR3871NXR2WTLZU002.html?iref=pc_rellink_01
佐世保、西海、東彼杵、松浦、平戸の構図は 長崎県議選
土居貴輝 寺島笑花2023年3月8日 21時19分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
佐世保市・北松浦郡(定数9) 佐世保市長選と連動
現職8人、新顔3人の計11人が準備を進める。県都・長崎市に次ぐ混戦の選挙区だ。

 前回、この選挙区でただ一人2万票台を得票し、トップ当選した無所属の宮島大典氏(59)をのぞく8人の当選者は、すべて政党の公認候補だった。その宮島氏は今回、佐世保市長選へ立候補する意向を表明し、辞職届を提出。後半戦にある市長選も見据え、宮島氏支持層の動向も県議選の展開に大きく影響しそうだ。

 自民は、ともに県議会議長経験者で8期目を目指す田中愛国氏、6期目を目指す溝口芙美雄氏ら現職5人を公認。現有議席の維持を狙う。加えて、大石賢吾知事の私設秘書を務めていた湊亮太氏の推薦も決めた。

 自民の県議団では、分裂選挙となった昨年2月の知事選のしこりが「現在も根強く残っている」(自民県議)とされる。この選挙区の自民現職県議5人の間でも、市長選への対応をめぐり、宮島氏支持と、同市議・橋之口裕太氏(39)支持に割れている。「県議選の結果が、市長選の結果にも直結すると言われるほど二つの選挙は連動している」(市議)との見方もある。

 立憲は、県連代表の山田朋子氏が連合長崎の推薦を得て5期目を目指す。公明は、前回2位で当選の宮本法広氏が3期目を狙う。

 共産は党県委員の新顔を擁立。議席獲得が目標だ。

 国民は、地元・佐世保重工出身の新顔を擁立。連合長崎も推薦を決めた。

 社民は、党県連合副代表の堤典子氏が2期目を目指す。(土居貴輝)

佐世保市・北松浦郡選挙区の立候補予定者
田中愛国 78自現⑦
溝口芙美雄 75自現⑤
外間雅広 64自現④
吉村洋 66自現③
山下博史 48自現①
山田朋子 51立現④
宮本法広 50公現②
石川悟 70共新
古川洋介 40国民新
堤典子 65社現①
湊亮太 38無新

西海市(定数1) 12年ぶりの選挙戦に
 過去2回無投票だったが、今回は6選を狙う自民現職に無所属の40代新顔が名乗りを上げ、12年ぶりの選挙戦となる。

 5期目の瀬川光之氏は2003年、無所属で県議選に出馬し、初当選。自民に転じた後は党県連幹事長や副会長を歴任した。一方、21年の衆院選では長崎4区の自民現職との間で公認争いがあり、党執行部の「現職優先」の考えから出馬を断念。涙をのんだ。

 新顔の武宮雄志氏は僧侶で司法書士。「若い人が帰って来ない現状を変える必要がある」として出馬を決めた。「西海市を一流の田舎へ」をスローガンに掲げ、支持拡大のため「市民一人ひとりに趣旨を理解してもらえるよう活動していく」と意気込む。(寺島笑花)

西海市選挙区の立候補予定者
瀬川光之 61自現⑤
武宮雄志 40無新

8281OS5:2023/03/17(金) 00:05:12

東彼杵郡(定数1) 新顔2氏の争い
 県議会議長を務める、5期目の自民現職、中島広義氏が引退の意向。過去3回連続で無投票だったが、今回は新顔2人が準備を進めており、選挙戦になる見通しだ。

 自民新顔の初手安幸氏は1991年に川棚町議選で初当選。以来8期連続で当選し、2003年からは16年間議長を務めた実績と経験をアピールする。中島氏の支援も取り付け、事実上の「後継」とされる。

 無所属の三石孝氏は16年の波佐見町議選に出馬し、初当選。地元の声をじかに県政に届けたいとの思いから、県議選への挑戦を決めた。地域高規格道路「東彼杵道路」の整備を訴え、地道なポスティングで支持の拡大を図る。(寺島笑花)

東彼杵郡選挙区の立候補予定者
初手安幸 68自新
三石孝 63無新

松浦市(定数1) 無投票の公算大
 保守分裂となった前回、接戦を制した石本政弘氏が2期目を目指す。現時点では、ほかに目立った動きはなく、無投票の公算が大きい。

 石本氏は4年前、自民に所属しながら無所属で立候補。元松浦市議長の自民現職を454票差で制し初当選した。ただ、保守分裂の選挙となった責任をとり、その後、離党した。昨年11月に復党し、今回は自民公認で、再選を狙う。(土居貴輝)

松浦市選挙区の立候補予定者
石本政弘 68自現①

平戸市(定数1) 4連続無投票か
 2011年以来、3回連続で無投票となっている。4期目の現職(75)が勇退の意向で、元平戸市議会議長の大久保堅太氏が自民公認で立候補する準備を進めている。世代交代が進む一方で、大久保氏以外に立候補の動きはなく、現時点では4回連続で無投票となる公算が大きい。(土居貴輝)

平戸市選挙区の立候補予定者
大久保堅太 43自新

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8282OS5:2023/03/17(金) 20:02:36
https://www.asahi.com/articles/ASR3G7KRPR3GTPJB004.html
大分知事選 共産党が候補者擁立見送り 無所属の前参院議員を支援
統一地方選挙2023共産

白石昌幸2023年3月15日 10時30分
知事選の対応について記者会見する共産党大分県委員会の林田澄孝委員長(左)=2023年3月14日午後1時45分、大分市中津留1丁目、白石昌幸撮影

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 4月9日投票の大分県知事選への対応をめぐり、共産党県委員会の林田澄孝委員長が14日、記者会見を開き、立候補を表明している前参院議員の安達澄氏(53)を「党県委員会として支援していく」とし、「党の独自候補は立てない」と述べた。党中央委員会の了承を得ているという。

 林田委員長によると、2月24日に安達氏と県委員会三役が協議。①平和主義②少子化対策③県独自の教員定数拡大④農林漁業・中小企業の振興策について口頭で合意に至ったという。安達氏は「県民党」を掲げ、政党に推薦願を出していない。このため、県委員会が自主的に支援し、知事選と同時に行われる県議選の集会などで安達氏への支援を呼びかけるという。

 また、安達氏の辞職に伴う参院大分選挙区の補選(4月23日投票)の対応については、「極力、共闘したいと考えている立憲民主党の立候補予定者が決定したら協議したい」と説明。大分市長選(同23日投票)については「県議選後に、中部地区委員会が対応を決めることになると思う」と述べた。

 同様に知事選への立候補を表明している前大分市長の佐藤樹一郎氏(65)は、自民党と公明党県本部の推薦を得ている。(白石昌幸)

8283OS5:2023/03/17(金) 20:04:15
https://www.asahi.com/articles/ASR3J6X8RR39TLTB007.html
鹿児島県議選 3分の1の選挙区で無投票か 多様性か地域バランスか
統一地方選挙2023

加治隼人2023年3月17日 10時30分
 31日に告示される鹿児島県議選(定数51)では、21の選挙区のうち3分の1が無投票になりそうだ。選挙戦がないまま県議10人が「選ばれる」公算が大きく、なかには30年近く無投票が続く選挙区もある。県議会では無投票になりやすい1人区の解消も検討課題に挙がっており、改選後に改めて議論される。

 今のところ無投票になりそうな選挙区は、阿久根市・出水郡、日置市、いちき串木野市、南さつま市、奄美市、姶良市、肝属郡の計7区。このうち日置市、奄美市、姶良市以外の4区が1人区だ。いちき串木野市、姶良市を除く5区は連続で、肝属郡区は7回連続になる可能性がある。

 選挙人名簿登録者数(3月1日現在)に基づくと、7区で無投票になった場合、計24万6078人が選挙権を行使できない。前回は9区(有権者数計27万928人)の県議11人が無投票で決まった。

 議会の定数は、人口比例に基づき条例で定めることになっているが、地域間の均衡を考慮して配分を調整する特例も認められる。県議会は2021年3月、議員8人でつくる検討委員会を設け、定数や選挙区割りの見直しなどを議論。一票の格差や地域間の平等といった観点から、定数削減の必要性や11ある1人区の取り扱いを主な議題とした。

 昨年3月にまとまった報告書によると、県民連合、公明党、共産党の各会派、無所属議員は1人区の解消を求めた。「多様な選択肢の提供」「無投票の防止」「死票の削減」といった理由を挙げ、隣接区と合区にする案などを訴えた。

 一方、最大会派の自民党は「23年の選挙後に中長期的な視点で検討すべきだ」と慎重な姿勢で応じた。「選挙区を広域化すると地域の声が反映されにくい」との参考人意見なども出され、検討委の結論は現状維持となった。ただし、今春の県議選後に速やかに検討し直すほか、次回は第三者的な立場の有識者らから助言を得るとの参考意見をつけた。

 1人区是正を主張した県議の1人は取材に「たった1議席を現職と争うのはハードルが高く、立候補の障壁だと思う。多様な人材が選挙に出た方が、選択する有権者にとっても、地域の課題解決を考えてもプラスになるはず」と話した。

 明るい選挙推進協会が前回の統一地方選で有権者3150人を対象に実施した全国意識調査(有効回収率54・3%)によると、無投票当選について「投票なしに決まるのはおかしい」を選んだのは34・8%。一方、「仕方がない」は39・1%、「よい」は10・2%、「わからない」などが15・9%だった。(加治隼人)

     ◇

 鹿児島県・大隅半島南部の4町からなる県議選の肝属郡区(定数1)。この地域では、無投票当選が連続6回を数える。最後に投票があったのは実に28年前だ。鹿児島市からだと、フェリーと車で1時間半以上かかる過疎のまちだ。

 農林漁業が主産業で、中山間地域が広がる。有権者は約2万9千人。高齢化率が県内で最も高い南大隅町(49%)、それに次ぐ錦江町(47%)などを抱える。国勢調査によると、2000年に6万9649人いた同区の人口は、20年に3万3889人と半減。高齢化率も31%から43%に達した。

 「もともと保守が強い地盤。地域の活力低下も著しく、人材がいないということではないか」

 同区の自民現職、鶴田志郎氏(65)は、無投票が続く背景をそう推し量る。6期24年務めるベテラン。県議会議長も務めた父・辰巳氏の地盤を引き継いで初当選した1999年以来、選挙戦を一度も経験していない。

 鶴田氏によると、当初は約15カ所で開いた県政報告会は「参加者が減った」ため、今は7カ所に縮小。ある集落では世帯数が3世帯にまで減り、集会を開くこと自体が難しくなった。

 若者の流出、高齢者の医療対策、農業支援、崩落する道路の改良……。「社会的矛盾と言える過疎の課題に丁寧に向き合おうと地域を回っている」と話す。4年ほど前、主要作物のサツマイモを腐敗させる病害が流行し始めた際は、県職員を地元に呼び、原因究明を急ぐよう要請した。

 「仮に隣の鹿屋市(人口約10万人)と合区になれば、人口の少ない肝属郡で活動する県議はいなくなるでしょうね。鹿屋市の方が有権者が多いわけですから。でも、それはおかしな話ですよ」

8284OS5:2023/03/17(金) 20:04:36

 無投票が続く現状を変えようと新顔の擁立を模索する動きがなかったわけではない。鹿屋市議で野党系無所属の米永淳子氏(60)は「各方面から何度も出馬の要請を受けた」と明かす。

 アプローチは複数の自民党関係者や支持者からも受けたという。「地域のために仕事をしてくれるなら他党でも構わない」と口説かれた。

 心は揺れたが、22年4月の改選で鹿屋市議に4回目の当選を果たしたばかり。肝属郡区内の旧内之浦町出身とはいえ今は足場もなく、「さすがに冒険すぎる」。出馬要請には応じなかった。

 「新しい風を求めている人は大勢いる」と米永氏。それでも、なぜ無投票が続くのか。

 「なり手不足に加えて、有権者の多くが政治に期待や関心を持てないからだと思う。県議会も身近じゃないんでしょう。30年近く選挙がなければ、仕方がないかもしれませんが」(加治隼人)

無投票の公算が大きい選挙区
阿久根市・出水郡①、日置市②、いちき串木野市①、南さつま市①、奄美市②、姶良市②、肝属郡①

過去に無投票だった選挙区
<2019年>

枕崎市①、阿久根市・出水郡①、日置市②、曽於市①、南さつま市①、奄美市②、南九州市①、伊佐市①、肝属郡①

<2015年>

曽於市①、南さつま市①、志布志市・曽於郡①、伊佐市①、姶良市②、肝属郡①

<2011年>

指宿市①、日置市②、奄美市②、伊佐市①、肝属郡①、大島郡②

※丸数字は各区の定数

8285OS5:2023/03/21(火) 23:29:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR3N7SMNR3LTNAB001.html
自民宮崎県連、統一選控え激戦の知事選処分者2人だけ
2023/03/21 10:30朝日新聞デジタル

自民宮崎県連、統一選控え激戦の知事選処分者2人だけ

河野俊嗣・宮崎県知事(左)と東国原英夫氏=ともに大野博撮影

(朝日新聞デジタル)

 自民党宮崎県連が推薦した現職の河野俊嗣氏が東国原英夫氏に2万3千余票差に迫られた昨年12月の知事選をめぐり、自民党県連が党紀違反で処分した党員は2人にとどまったことが分かった。事実上の保守分裂選挙の様相となる中、東国原氏を支援した党員も数多くいたとの見方もあるが、目前に統一地方選を控え、党の結束を重視したとみられる。

 知事選での党紀違反行為に関し、党支部から資料の提出があったことを受け、県連は2月15日の党紀委員会で、三股町議1人を党の役職停止2年、小林市議1人を戒告とする方針を決めた。本人から不服申し立てがなかったため、3月1日付で2人の処分が確定したという。3月18日に宮崎市で開いた総務・支部長合同会議で、こうした経緯の報告があった。

 自民党の党則は、党員が「党の規律をみだす行為」や「党議にそむく行為」をしたときは処分を行う、と定めており、具体例として「選挙で党推薦候補者を不利におとしいれる行為」などを挙げている。

 県連役員の一人は「党紀違反をことさら厳しく追及すると、大接戦という結果からして、河野氏を推薦したこと自体に問題はなかったのか、と県連執行部に矛先が向かいかねない」と話している。(大野博)

8286OS5:2023/03/23(木) 09:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/2723a70d147d8dc41e53f28a4e26e69b7fd109e7
沖縄県議の照屋守之氏が自民を離党 県連会長や幹事長を歴任 今後の動向は
3/23(木) 9:08配信
沖縄タイムス
 自民党の沖縄県連会長や幹事長などを歴任した県議会副議長の照屋守之氏(67)は22日、自民党を離党した。県連(仲田弘毅会長)が同日付で届け出を受理した。照屋氏は「自分が身を引くことで丸く収まる」と離党の理由を説明。今後の政治姿勢については「離党はしても保守的な基本的な考え方は踏襲する」と述べた。


 照屋氏は20日に県連の島袋大幹事長へ離党届を提出。党紀委員会(又吉清義委員長)などを経て、受理された。

 照屋氏は取材に「県政をどういう形で良くしていくのか、地元うるま市の課題をどうやって解決していくかに力を入れる。そこに尽きる」と強調。無所属県議として、他会派との連携の考えについて問われると、「いまは白紙」と述べた。

 2024年の県議選で、自身の6期目の立候補の考えや、次期衆院選での支援態勢については「これからだ」と明言を避けた。

 県連は照屋氏の会派離脱前後の言動を問題視し、党紀委員会を立ち上げて、処遇についての議論を進めているところだった。

 ある自民県議は照屋氏について「県議会で玉城デニー知事を評価してみたり、無所属の会に接近したりしているようにも映る。今後の動向を注視したい」と警戒した。

(政経部・山城響)

8287OS5:2023/03/23(木) 22:38:37
https://mainichi.jp/articles/20230323/k00/00m/010/351000c
「草の根」か、国政与党の「組織力」か 新人対決の大分知事選

毎日新聞 2023/3/23 20:35(最終更新 3/23 21:15) 1286文字
大分県知事選が告示され、立候補者の応援に気勢を上げる支持者たち=大分市で2023年3月23日午前9時3分、津島史人撮影拡大
大分県知事選が告示され、立候補者の応援に気勢を上げる支持者たち=大分市で2023年3月23日午前9時3分、津島史人撮影
 統一地方選のスタートとなる9道府県知事選が23日告示された。大分県では20年務めた現職が引退し、新たな県政リーダーを決める選挙となる。大阪府は大阪市長選(26日告示)とのダブル選になり、「維新政治」への評価が問われる。日本全体で人口減少が進む中、地域の未来をどう描くのか。物価高に対し、人々の暮らしをどう守るのか。各地で論戦が始まった。

 大分県知事選は5期務めた広瀬勝貞知事(80)の引退に伴い、20年ぶりに新人が争う構図になった。立候補したのはいずれも無所属で、元参院議員の安達澄(きよし)氏(53)と前大分市長の佐藤樹一郎(きいちろう)氏(65)=自民推薦。ボランティアを中心に「草の根」選挙で臨む安達氏に対し、佐藤氏は国政与党の組織力を頼りに支持拡大を目指す。


 「新しい大分県を皆と一緒につくっていく。トップダウンや中央とのパイプではなく、現場で頑張っている人の声を集めボトムアップで変えていく。草の根で、県民一人一人を大事にしたい」。安達氏は出身地の同県別府市で約100人の支援者を前に広瀬県政からの刷新を呼び掛けた。

 安達氏は19年の参院選大分選挙区で「野党共同候補」として当時の自民現職を破り初当選。しかし、22年10月に広瀬氏が引退を表明すると「県民党」を掲げて知事選出馬を表明し、今月10日に参院議員を辞職した。高校の同級生らボランティアが中心になって支え、各地でのミニ集会やSNS(ネット交流サービス)で浸透を図る。政党に推薦を求めず、共産と社民の県組織だけが支援を決めた。

8288OS5:2023/03/23(木) 22:47:57
https://mainichi.jp/articles/20230323/k00/00m/010/413000c
維新、九州で統一選候補者多数擁立 関係者「脱大阪しなければ」
政治

速報

地方選挙

福岡
毎日新聞 2023/3/23 21:50(最終更新 3/23 21:50) 918文字
 今回の統一地方選で、日本維新の会は九州でも県議選や市議選などに多数の候補を擁立する。「全国政党化」に向けて「非常に重要な国政選挙並みの選挙」(馬場伸幸代表)と位置づけ、吉村洋文共同代表(大阪府知事)ら幹部が九州各地で街頭演説などもしてきた。他の国政野党関係者からは警戒の声も漏れる。

 維新は2021年の衆院選で自民党、立憲民主党に次ぐ第3党に躍進した。だが、国会議員は地盤とする関西が中心で、今回の統一地方選では関西以外での基盤強化を目指す。九州には現在、維新の県議はいないが、31日告示の県議選では、福岡で7人▽熊本3人▽長崎、宮崎各2人▽大分、鹿児島各1人――を擁立する予定。各地の市議選でも立候補の準備を進める。


 福岡県議選では福岡市や北九州市などの7選挙区に1人ずつ擁立し、初の議席獲得を目指す。吉村氏は2月11、12両日に福岡市で街頭演説し、県議選や同市議選などの立候補予定者とともに、「改革派議員を生み出さなければ町は良くならない」と声を張り上げた。吉村氏は12日午後には熊本市でもマイクを握った。

 維新の福岡県総支部関係者は「県議会の議席を取れれば、福岡でも少しずつ維新が受け入れられていることになる」と話す。これまで有権者から「福岡の維新は何をしているのか分からない」と言われたこともあったが、19年の前回統一選後に県内5市で議席を獲得。一定の手応えはあるとし、「我々の力で『脱大阪』しなければならない」と意気込む。


 他の国政野党関係者からは警戒と余裕の声が交錯する。直近の国政選挙では旧民主票の一部が維新に流れたとみられ、立憲福岡県連幹部は「今回の統一選でも維新は一定の脅威」と漏らす。立憲、国民民主の両党県連と連合福岡は今回の県議選で合意書を交わし、一部の選挙区を除いて相互推薦する枠組みを作った。立憲によると文書を交わすのは全国的にも珍しく、労働組合など、従来の支持層固めに余念がない。

 地方選では地域に根を張った活動がものをいうともされる。国政野党関係者は「結局、維新は一時のブーム。候補者数をそろえても、全くの新人を通すだけの組織力もないし、地域での活動量も足りない」と余裕を見せる。【松田栄二郎、野間口陽】

8289OS5:2023/03/25(土) 13:59:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/85c674f8f7aa3340ed7cc0cecd49a107963220c3
うるま市議の当選無効、市選管が謝罪「心よりおわび」 市議「訴訟を含め対応決めたい」 沖縄
3/25(土) 7:11配信

琉球新報
委員会で謝罪する市選挙管理委員会の比嘉弘之委員長(右から2人目)=24日、うるま市役所

 沖縄県選挙管理委員会は24日、2022年10月2日投開票のうるま市議選で最下位当選した天願浩也氏(31)の当選を無効とする裁決を県公報に告示した。2票差の次点で落選した伊礼正氏(69)の審査申し立てを受けた再集計の結果、伊礼氏の得票数が4票増えて逆転し、選挙結果が変わる可能性がある。うるま市選管の比嘉弘之委員長は同日、「ご迷惑と心配をかけ、心よりおわび申し上げる」と謝罪し、選挙事務の改善に取り組む考えを示した。

 うるま市選管は昨年12月1日付で伊礼氏の異議申し立てを棄却していたが、県選管は棄却の決定も取り消した。

 県選管の裁決を不服とする場合、天願氏は30日以内に高等裁判所に訴訟を提起できる。判決確定まで選挙結果は維持される。裁決を受け入れた場合は当選無効が確定する。

 天願氏は「訴訟を含め、今後の対応は関係者と相談して決めたい」としている。

 提訴があった場合、公職選挙法は選挙の効力を問う訴訟について、受理から100日以内に判決を出すように努めなければならないと規定している。

 県公報によると、再集計の結果、他候補者の有効投票のうち2票、無効投票のうち2票の計4票が伊礼氏の票とみなされ、得票が878票に修正された。天願氏は876.197票のまま変動はなかった。

 裁決は17日付。県選管が当選無効を裁決するのは今回で5例目。
(大嶺雅俊、古川峻)

8290OS5:2023/03/28(火) 09:24:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/7b5a5c5293442c98bdc42cc08e2bcf67ea0c382c
体一つで「どぶ板」活動…20年ぶりの選挙戦、福岡県議会“重鎮”の焦り
3/27(月) 10:17配信

西日本新聞
福岡県議選筑後市選挙区の立候補予定者公開討論会に参加した北島一雄氏(左)と蔵内勇夫氏(右)=19日午後、筑後市の中央公民館(撮影・軸丸雅訓)

 福岡県政界屈指の実力者として知られる県議会の“重鎮”がこの春、20年ぶりに民意にさらされる。31日告示、4月9日投開票の同県議選筑後市選挙区(定数1)で10選を目指す自民党現職の蔵内勇夫氏(69)だ。直近は4期連続で無投票だったが、対立候補が名乗りを上げ、「親蔵内派と反蔵内派」で激戦となった2021年市長選の再来を狙う。風雲急を告げる地元に張り付き、「どぶ板」活動に徹する大物の姿に、関係者は固唾(かたず)をのんでいる。

 2月上旬の早朝。筑後市の国道沿いに、蔵内氏の姿があった。行き交う車に手を振り、頭を下げる。のぼり旗もなく、体一つ。「俺って分かったかなぁ」。周囲に漏らしたひと言に、わずかに焦りがのぞいた。

 「一部の方々から『もう長い』と言われるが、議員は長いことが決して悪いことではない」。3月上旬、同市の集会所。蔵内氏は約30人の支持者に語りかけた。自らを「県議会の調整役」と称し、「9期しているからできる仕事がある。政策でしっかり判断してもらいたい」。口調は穏やかながら、強い自負がにじんだ。

 2度の挑戦の末、1987年に初当選。以来、着実に期数を重ね、03〜15年は県議会最大会派の自民県議団会長を務めた。12年間は歴代最長。超党派の県議らでつくる「九州の自立を考える会」でも、11年の発足当初から会長を続ける。

 九州新幹線「筑後船小屋駅」、筑後広域公園、プロ野球ソフトバンクホークスのファーム施設…。蔵内氏が実力を付けるのと軌を一にし、筑後市は目覚ましい発展を遂げてきた。

 県政界ではかつて、麻生太郎党副総裁、古賀誠元党幹事長、山崎拓元党副総裁による権力争いが「福岡三国志」と呼ばれた。党県連役員の3分の2を占める県議団を長年束ねてきた蔵内氏は今や、麻生氏、武田良太元総務相と並び立つ「新・三国志」の主役の一人に位置づけられる存在だ。

 その分、反対勢力の不満もくすぶる。「一部の政治家が圧倒的な権力を持つことで、その政治家の意に沿わないことが言えなくなる」

 21年11月の筑後市長選では、蔵内氏が支援した自民推薦の新人が公明党の支部推薦を受けた現職に敗北した。今回、県議選に出馬を予定するのは、その市長が推す元副市長の北島一雄氏(66)だ。

 「40歳以下で投票用紙に『くらうち』と書いた人はいない。非常に厳しい選挙になる」。無投票が続いた20年間のブランクも、蔵内氏陣営の危機感を高める。

 北島氏は「市民の声をきちんと県政に届けたい」と刷新を主張。主だった企業・団体の推薦はないとし、一人一人に訴える「草の根活動」を展開してきたが、ここに来て公明が推薦を決めた。

 構図は1年半前の市長選と似通う。「すごいことになった」。ベテランの自民県議はうなった。 (金子晋輔)

8291OS5:2023/03/29(水) 01:55:48
https://rkb.jp/contents/164191/
20年ぶりの選挙“重鎮”対“元副市長”〜「現場主義」対「象とアリの戦い」福岡県議選
2023/03/28 18:28
ニュース
統一地方選の前半戦となる福岡県議会議員選挙が、3月31日に告示されます。44ある選挙区の中で、20年ぶりに選挙が実施されるのが筑後市選挙区です。福岡政界の重鎮に筑後市の元副市長が挑みます。


◆蔵内氏VS北島氏
RKB岩本大志「選挙を前に、筑後市で公開討論会が行われています。非常に多くの人が集まっていますが、実はこれ県議会議員の選挙なんです」

県議選では異例ともいえる公開討論会。壇上に上がったのは、10回目の当選を目指す自民党現職の蔵内勇夫(くらうち・いさお)氏(69歳)と無所属新人で筑後市の元副市長・北島一雄(きたじま・いちお)氏(66歳)の2人です。

北島氏「一部の政治家が圧倒的な権限と権力を持つことで、その政治家の意に沿わないことが言えなくなると」

蔵内氏「この次当選させて頂いたら、きちっと県営公園を仕上げて、そして次の若い人にバトンタッチしたい」


◆蔵内氏“直近は4期連続で無投票”
蔵内氏は2003年から12年間、自民党県議団の会長を務め県連会長も歴任。福岡政界で強い影響力を持っています。

自民党福岡県連 原口剣生会長「蔵内会長が来るとお茶が出るんだな」
服部誠太郎知事「蔵内会長始め皆様方には議会中、大変お忙しい中わざわざお越しいただきました。大変恐縮でございます」

ただ、直近は4期連続で無投票だったため、選挙戦に臨むのは20年ぶりとなります。


◆北島氏“1月に副市長を辞職し準備”
対抗馬として名乗りを上げた北島氏は、今年1月に副市長を辞職し選挙に向けて準備を進めてきました。

北島氏「異常と言えば異常ですよね、20年間無投票というのは。やはり自分の声を反映させる場がほしい。その声は大きくございました」

20年ぶりの選挙戦にベテランの蔵内氏は…

蔵内氏「厳しいと思う。40歳までの人が全く県議会議員選挙を知らないし、蔵内勇夫と書いたこともない」


◆2年前の筑後市長選では…
おととしの筑後市長選挙では、蔵内氏が支援した候補が敗れ、公明党筑後総支部が推薦した現職の西田市長が再選を果たしました。その西田市長が今回、副市長を務めた北島氏を支援しています。さらに、公明党県本部も北島氏の推薦を決めました。


◆「現場主義」VS「象とアリの戦い」
蔵内氏「地上戦は徹底してやる。ベースは地上戦ですよ。1人1人との接触というか、対話ですね」

筑後市の若者が集まるディスカッションには、カジュアルな姿で登場。

蔵内氏「(Q若い筑後の方とお話する機会は)けっこうあるんだよ。僕あんまり筑後にいないとか言われるけど、現場主義だよ」

必死な蔵内氏に対して、北島氏は自らの戦いをこう表現します。

北島氏「象とアリの戦いという形で挑んでおりますんで、とにかく頑張るしかない」

福岡政界の「重鎮」か、それとも地元の元副市長か。福岡県議選は、3月31日に告示、4月9日に投・開票されます。

8292OS5:2023/03/30(木) 18:35:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/7bfa4db002311220a8aed2709c87e8e4672375ba
長崎県議選・31日告示 「準備、間に合わない」各陣営慌ただしく 大村市区は無投票観測が一転
3/30(木) 11:00配信


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長崎新聞
告示までの日数を表示している立候補予定者の事務所=長崎市内

「準備が間に合わない」-。長崎県議選告示(31日)直前になって無投票の観測が一転、選挙戦になる見通しとなった大村市区の各陣営は29日、急きょ会議を開くなど慌ただしく動いた。他の選挙区でも、選挙はがきやポスターの用意、出陣式の調整など、バタバタと駆け回る関係者の姿が見られた。
 定数3の大村市区は現職3人で議席を分け合うかとみられたが、27日に無所属新人が参戦を表明。現職の1人は、電話対応に追われながら「選挙になると知らない支持者もいる。今夜は緊急の選対会議だ」と気を引き締めた。
 別の現職は、刷り上がったビラを手に「無投票の公算だったので、選挙期間中の行動予定を書き入れていない。このまま使うしかないんだけど」とため息。陣営関係者も「人員調整に苦労している」と焦りの表情を見せた。
 一方、定数14に対して23人が出馬を予定し、激戦必至の長崎市区。ある現職の事務所では、告示までの日数を知らせるカウントダウン表示が「2」になり、関係者は「一致結束して勝つ」「本番に間に合わせなければ」と高ぶる気持ちを抑えながら黙々と作業をこなした。
 別の現職は若年層を意識した集票策として、28日にインターネット上の仮想空間「メタバース」内に“選挙事務所”を開設。29日は夜の決起集会に向け、「時間がない」と朝から事務所を出たり入ったりしていた。
 ある新人は事務所で会議を開き、スケジュールや戦略を確認。選挙カーの最終チェックも済ませ、「初めての選挙だが余計な心配をしても一緒」と必勝を誓った。

8293OS5:2023/03/31(金) 21:28:34
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2023033100063740.html?_gl=1*xfmi3j*_ga*MzQ0MzAyOTExLjE2NjY0MDI2MzY.*_ga_XJ5END643J*MTY4MDI2NDgzOC4xNjcuMS4xNjgwMjY1Njg4LjYuMC4w
鹿児島県議選 肝属郡区の顔ぶれ 無風から一転28年ぶり選挙戦に
2023/03/31 19:35南日本放送

鹿児島県議選 肝属郡区の顔ぶれ 無風から一転28年ぶり選挙戦に

鹿児島県議選 肝属郡区の顔ぶれ 無風から一転28年ぶり選挙戦に

(南日本放送)

28年ぶりの選挙戦となった肝属郡区です。

定数1の肝属郡区に立候補したのは
自民党の現職・鶴田志郎さん、
無所属の新人・高谷秀男さんです。


肝属郡区は無投票もささやかれていましたが、一転して選挙戦となりました。
無所属の新人で元新聞記者の高谷さんが、「連続無投票の阻止」を掲げて告示の3日前に出馬を表明し、選挙戦となりました。これまで6回連続で無投票当選してきた自民党現職の鶴田さんは、初めての選挙戦となります。

8294OS5:2023/03/31(金) 21:32:03

多久市選挙区、定員は1〜無所属の現職、野田勝人
→民主系会派
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20230331/5080014222.html
佐賀県議会議員選挙 7選挙区で無投票 当選者紹介
03月31日 19時05分


無投票で当選が決まった方々です。

鳥栖市選挙区、定員は3です。
▽立憲民主党の現職、下田寛氏(43)
 2回目の当選です。
▽自民党の元職で公明党が推薦する
 指山清範氏(57)5回目の当選です。
▽自民党の現職で公明党が推薦する
 中村圭一氏(53)2回目の当選です。

多久市選挙区、定員は1です。
▽無所属の現職、野田勝人氏(66)
 3回目の当選です。

伊万里市選挙区、定員は2です。
▽自民党の現職、岡口重文氏(67)
 5回目の当選です。
▽自民党の現職、弘川貴紀氏(62)
 2回目の当選です。

鹿島市・太良町選挙区、定員は2です。
▽自民党の現職、坂口祐樹氏(52) 
 5回目の当選です。
▽自民党の現職で公明党が推薦する
 土井敏行氏(69)6回目の当選です。

嬉野市選挙区、定員は1です。
▽自民党の現職、石井秀夫氏(75)
 8回目の当選です。

西松浦郡選挙区、定員は1です。
▽自民党の現職で公明党が推薦する
 原田寿雄氏(66)5回目の当選です。

杵島郡選挙区は2人の当選が決まりました。
▽自民党の現職、石倉秀郷氏(73)
 6回目の当選です。
▽自民党の現職、定松一生氏は(65)
 4回目の当選です。

8295OS5:2023/04/01(土) 23:01:46
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/399812
【大分県知事選挙】OBS世論調査 序盤の情勢「佐藤樹一郎氏先行 追う安達澄氏」
2023年3月27日(月) 18:31
OBSは大分合同新聞社、JX通信社と共同で25日と26日の2日間、大分県知事選挙の世論調査を実施しました。OBS独自の取材を加味して分析した序盤の情勢は佐藤さんが先行し、安達さんが追う展開となっています。

県知事選挙に立候補しているのは届け出順に前の参議院議員で無所属・新人の安達澄さん(53)と前の大分市長で無所属・新人の佐藤樹一郎さん(65)の2人です。

20年ぶりに新人同士の戦いとなった県知事選の序盤は、佐藤さんが組織力を生かして先行し、草の根選挙を展開する安達さんが追う展開となっています。

佐藤さんは推薦を取り付けた自民・公明支持層の7割近くを固めているほか、国民民主からも一定の支持があります。

一方、安達さんは立憲民主支持層の6割に支持されているほか、自主的に支援を表明した社民・共産にも浸透しつつあります。

支持政党を持たない無党派層は今のところ拮抗している状況です。

年代別では、安達さんが10代・20代の若年層から支持を受けている一方、佐藤さんは40代以上に支持を広げている傾向にあります。

居住地別では、大分市で佐藤さんが前市長の知名度を生かして先行している一方で、別府市や県北部・西部では佐藤さんと安達さんが競り合っています。

また、「県知事選に関心がある」「投票に行く」と答えた人は全体の9割を超えています。投票先を決めるときに重視する点については、3割が「候補者の政策」、次いで「経歴や実績」が続いています。

今回の調査では「まだ投票先を決めていない」と答えた人が2割を超えているほか、60代以下の世代では3割近い人が動向を決めていないため、情勢が今後、大きく変わる可能性があります。

8296OS5:2023/04/02(日) 17:26:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b028a834eb1a13f43257554d24f4985aaaea6b83
[大分県知事選挙・情勢分析]佐藤樹一郎氏がリード
4/2(日) 14:00配信

読売新聞オンライン
 読売新聞社は、統一地方選前半戦の9道府県知事選と6政令市長選について、世論調査や総支局などの取材に基づき、情勢を分析した。

安達澄 53 (元)参院議員 無 新
佐藤樹一郎 65 (元)大分市長 無 新〈自〉

 佐藤が優位に立っている。

 佐藤は、国や市町村との連携強化を掲げ、県政の継続・発展を訴える。自民党や公明党県本部が推薦し、自民支持層の約7割を固めた。地元経済界を中心とする後援会がフル回転で選挙戦に臨む。100以上に上る業界団体からの推薦も得た。市長を務めた大分市でも支持を広げている。今後は同市以外での知名度向上が課題で、県内全域を精力的に回っている。

 安達は、2019年の参院選で野党統一候補として初当選した。今回の知事選では、特定政党の推薦は求めない形で選挙戦を展開する。共産、社民両党の県組織は、佐藤の与党色が強まったとして、安達を自主的に支援する。無党派層の支持は3割弱にとどまっており、今後の浸透が勝敗のカギを握りそうだ。

調査の方法
 3月30日から4月1日にかけて北海道、大阪、奈良、徳島、大分の5道府県知事選と札幌、大阪の2市長選について、無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(Random Digit Dialing)方式で実施した。回答者の合計は4680人。

立候補者の見方
 道府県、市名の後の( )は、立候補者数。氏名の並びは届け出順(敬称略)。年齢は投票日現在。以下、代表的肩書((元)は過去の役職。前職を含む)、当選回数、党派、新旧。〈 〉は、推薦・支持政党。党派は、自=自民、立=立民、維=維新、公=公明、共=共産、国=国民、社=社民、政=政女、参=参政、諸=諸派、無=無所属。

8297OS5:2023/04/02(日) 21:54:12
https://go2senkyo.com/articles/2023/04/02/80909.html
大分県知事選挙/地方自治闊達な地で繰り広げられる互角の戦い 『Gの系譜(3)〜歴史からひもとく注目の知事選〜』(歴史家・評論家 八幡和郎)
2023/4/2
知られざる「Governor(知事)」たちの権力闘争の歴史を八幡和郎氏が徹底解説するシリーズ。最終回となる今回のテーマは大分県知事選挙です(文中は敬称略です)。 

「一村一品」の夢と現実的軌道修正のあと
大分知事選挙には、前の参議院議員で無所属・新人の安達澄(53)と前の大分市長で無所属・新人の佐藤樹一郎(65)の2人が出馬し、一騎打ちとなっている。

大分県知事と言えば、現在の広瀬勝貞(2003年就任)の前任者である平松守彦(1979年就任)が、「一村一品運動」などで全国的知名度を誇り、マハルティール首相のマレーシアなど海外でも採り入れられた。

平松知事は6期24年在任して、通商産業省(現経済産業省)の後輩である広瀬知事に禅譲した。広瀬は5期20年つとめたのち、後継者指名はしなかったし、選挙運動にも積極的にはかかわっていないが、やはり経済産業省の後輩である佐藤樹一郎候補(前大分市長)が後継候補とみなされている。

とはいっても、平松、広瀬、佐藤の3人はキャラクターがまったく似ていない。また、三人とも落下傘候補として知事選挙に出たのではなく、平松は立木勝知事(1971年就任)の珊瑚の任期にあって後継者含みの副知事を務め、広瀬は父親が地元で代議士を務めていた広瀬正雄の子息であるから地元の事情に詳しく、佐藤は知事選立候補に先立って二期にわたって大分市長だったから、それぞれ、自分の大分県政についての確立した考え方をもって知事になった、あるいは、なろうとしている。

逆に、安達は広瀬がかなり軌道修正した「一村一品運動」の復活のような方向を目指す発言もしており、ある意味において、平松が知事だった時代に。小学校高学年から高校まで地元で育った人らしい影響を受けているようで平松チルドレンという一面もありそうだ。

また、広瀬や佐藤が政党などとの調整にも重点を置くのに対して、安達は「県民の方だけを見る」(大分合同新聞主催の立候補予定者討論会での発言)として県議会や政党の意見に配慮する必要はないと正面から挑戦状をたたきつけているのも面白いところだ。

平松は別に県議会や政党を無視したわけでなく、したたかさも十分に持ち合わせていたが、ある種の独裁者型の知事だったことは間違いない。安達はそうした強いリーダーを目指しているようなのだが、普通は、当選してから人事や予算で県議会や政党が抵抗勢力化したときに初めて「民意は我にあり」路線に走るのが普通だから大胆だ。

8298OS5:2023/04/02(日) 21:54:30
フットワークの良さが際立った佐藤市政ときまじめさ
佐藤樹一郎は、1957年生まれで、地元の高校を卒業したのが、平松の副知事就任の年である。東京大学法学部から通商産業省に入省し、米国に二度勤務し、中小企業庁次長で退官し、JSR(化学工業の企業)に再就職したのち大分市長選挙に当選した。

大分市長としては、きめ細かく、しかも、全国で前例のない施策も広瀬知事との良好な関係も生かしながら霞ヶ関を説得して実現し、抜群のフットワークを見せ、とくに新型コロナ対策の充実は全国でも屈指の成功例と評価されている。たとえば、駅前に抗原検査センターを設置したとか、初期に感染者が立ち寄った店の名前を公表して疑心暗鬼が広がるのを防いだとか賛否両論あったが官僚らしからぬ対応だった。

また、グリーンスローモビリティ、OITAサイクルフェアなど環境対策や子育て対策、津波対策などもユニークだ。進出大企業の経営トップとの対話を通じて企業流出が起きないように先手を打っていくとか海外の企業との連携などの試みは他の首長もみならうべきものだ。

一方、安達澄は別府市の生まれで、上智大学法学部を卒業して、7年間、当時の新日鉄に勤めたが、朝日新聞社に転じて12年間、在職し、その間にアイルランドで研修している。その後、2015年の別府市長選挙に立候補したが敗北し、旅行会社を設立した。しかし、すぐに2019年の参議院選挙に野党統一候補として立候補し番狂わせといわれる見事な当選をしたことは、政治家としての才能に光るものがあったがゆえである。

今回の戦いは、普通に考えれば、県内17市町村長のすべてなど各種団体の支援を受け、自民党と公明党がついて、連合や立憲民主党は中立というのだから、佐藤が圧倒的に優位のはずである。ただ、落とし穴のひとつは、自民色が強まると、連合や立憲民主党から反発されることだ。

とくに、安達が参議院議員を任期途中で辞めて立候補したことに伴って、補欠選挙が4月23日に行われることになっており、自民党としては自民色を佐藤に取って参議院補選の勝利を期したいところであるし、野党は自民と同じ候補に相乗りしている印象を避けたいところだ。

佐藤は大分市長時代も労組と関係良好で、市役所の労働組合も知事選挙で佐藤支持だし、連合もかつて自分たちが参議院に押し上げた安達につかず中立なのだが、佐藤の決起大会に自民党の茂木充満幹事長が出席したことから、連合が佐藤に自民色を強くしないように注文を出したりしている。

8299OS5:2023/04/02(日) 21:54:47
安達の若々しさは魅力だが具体性と実務には課題
安達には年齢に比しても若々しくイケメンで弁舌爽やかなことで、浮動票を集める力があるし、参議院の議席を任期途中で投げ出すことへの批判はあるが、四年前に全県を範囲とした選挙をしたことは、大分市での選挙しかしていない佐藤より有利である。

広瀬県政にしても、佐藤市政にしても、官僚的で後ろ向きなわけでなく、とくに佐藤のフットワークの良さは定評があるから、安達の批判は、経歴などについての印象論に留まり、具体性がないのだが物足りないが、一定の支持は引き出せている。

安達は現場主義で、市民の声を聞き政策を展開すると言い、人づくりがなにより大事だといった主張をするが、すでに参議院議員を四年間も務めていてそのチャンスは十分にあったはずで、知事になってから声を聞くまでもないはずで、政策に具体性がもうひとつともいえる。

民間出身者として経営感覚の重要性を主張するが、小さな旅行会社経営を短期間しただけで、それなりの企業で従業員を抱えていたのでないから、経営者としての経験のなさは不安材料である。

かつて、平松と同じ時代に人気があった橋本大二郎高知県知事のもとで汚職事件があったときに、私が平松と話していたら、「県庁内の実務は苦手だからといって人にまかしておくとああいうことになるのだからダメなんだ」と厳しく批判するのを聞いたが、知事は実務者でもあり、実務は官僚にまかすでは成功しない。

平松知事時代の「一村一品運動」などの草の根的な地域作りとかは精神運動としては成功したが、実質的な成果に結びつけるためには、「選択と集中」も必要だというので軌道修正したのが広瀬県政だから、平松路線の復活を主張するなら、その成功と物足りなさ、広瀬による軌道修正のどこが足りなかったのかを踏まえてどういう新機軸を打ち出すのか、具体的提案が欲しいところだ。

また、広瀬県政や佐藤市政では、ポピュリスト的人気取りに傾かず、実質的でコスパの良い政策展開がされたが、よその県がやっているのにしなかった政策があって一部の市民から不満があったいうなら、その不満が正当なのか判断を示したうえで批判したほうが説得的だ。

もちろん知事の引退というチャンスは滅多にないからいま行動しなければというのは現実だが、まだ若いのだから、国会議員として要職につくとか、市町村長でも経験して、実績を積んでからなら、カリスマ性は十分だからもっとよいのにという印象はあるが、未知数の魅力に賭けたい人もいると思う。

一方、佐藤の戦いの課題を考えると、実績と実力で負けないということに頼らず、スタイリストなどつけてイメージ戦略に力を入れるとか、安達の攻撃に細かく丁寧に説明するより、もっとシンプルに反撃した方が印象は良いように思う。

たとえば、佐藤は平松が推進したが事実上棚上げになっている豊予海峡に橋かトンネルを建設するというプロジェクトを長期的に推進する姿勢だが、安達は県民からの要望がさしあたって低いと批判する。討論会で佐藤はそれに緻密に反論していて内容はもっともだったが、「政治家は将来の大きな夢も育てるべきだし、さしあたって負担が出る話ではない」と言えば十分な話で細かい反論は、必要ないように見えた。

現在のところ、両候補とも持ち味を生かして、佐藤は地道に支持を広げているし、安達も善戦で予断を許さない。世論調査によっても違うが、OBSが報道した数字では、佐藤が先行しているものの、安達は立憲民主支持層の6割に支持され、浮動票では拮抗しているし、10代・20代にも強く、地域的には大分市内では佐藤優位だが、別府や県北部などでは競り合っているという。

8300OS5:2023/04/02(日) 21:55:08
地方の時代の平松と実質主義の広瀬
さて、今回の知事選挙についての印象は以上の通りだが、以下、順序が逆だが、戦後の大分県政の歩みを、広瀬現知事の登場まで簡単に振り返っておこう。

最初の公選知事に当選したのは、終戦の年の十月から官選知事をつとめていた細田徳壽(1947就任)であった。茨城県生まれで人格は温和であった。細田は二期つとめ治山治水事業に功績があった。台風被害を克服し、水力発電も推進したが、保守党派間の政争に巻き込まれ、1955年の選挙では民主党の支持は得たものの、自由党は県会議長の岩崎貢を支持し、社会党の推す木下郁(1955就任)に敗れた。

木下は宇佐の安心院の名家出身で、父は県会議長、叔父は代議士だった。東京大学法学部を卒業したあと、ドイツ、イギリス、アメリカに留学し弁護士となった。戦前の翼賛選挙で代議士となり、戦後は大分市長となった。社会党に入党したが、翼賛代議士としての経歴から公職追放になり、追放解除後は代議士をつとめていた。

木下は4期知事をつとめたが、鶴崎の臨海工業地帯の造成や新日鐵の工場立地、新産業都市指定で大分は工業都市として飛躍した。全国初の敬老年金制度も功績である。

立木勝(1971年就任)は東京大学法学部を卒業後、東京市役所や朝鮮半島で働いていたが、戦後は大分市の助役になった。総務部長、出納長、副知事として木下を実務で支えた。公害問題が大きくクローズアップされ、埋め立てにうちて激しい反対運動があり、再選時には木下の下で出納長をつとめた田尻一雄が革新系から出て大接戦だった。このころ、社会党の市議、県議、代議士として活躍したのが、後に首相となる村山富市である。

平松守彦(1979年就任)は東京大学法学部卒業ののち商工省に採用されたが、採用担当課長が、城山三郎の『官僚たちの夏』のモデルとしても知られる佐橋滋(のちに事務次官)で、その後も佐橋の薫陶を受け、佐橋門下の青年将校的存在だった。

「日本列島改造論」の申し子として国土庁が発足したときには地方振興局担当の官房審議官として出向したが、立木知事から副知事に誘われ大分に帰った。持ち前の行動力とコピーライター的才能で、大分県のセールスマンとして産品や工場誘致の売り込み、陳情、マスコミ対策などに奔走し、知事としての新しいスタイルを示して全国的に注目され、九州府構想、テクノポリスの誘致と新空港に近い国東半島へのIT企業立地などで「地方の時代」の看板的存在となった。

平松の花道となったのは、2002年ワールドカップの開催であった。平松は各都道府県による誘致合戦のムードメーカーという役割も果たし、そのために、日韓共同開催ということになり会場を絞り込まざるを得なくなったときにも、大分は鹿島と並んで、功労者として特別扱いされたほどである。ただ、平松の強引さや大型事業が成功したものばかりでなかったこともあり、多くの人が最後の1期はやめるべきだったと考えている。

平松引退を受けて、同じ通商産業省出身で事務次官をつとめた広瀬勝貞(2003年就任)と吉良州司との激しい争いとなり、吉良が善戦したが広瀬が勝利した。

広瀬は幕末に天領日田で咸宜園を開いた広瀬淡窓の弟・広瀬久兵衛の末裔であり、父は郵政大臣、兄はテレビ朝日社長というサラブレッドだが、聞き上手でもあり、県民に信頼され高い支持率を誇った。

意外なことだが、現在の47都道府県の知事の中で、事務次官経験者は広瀬が唯一の存在であるとか、宮沢喜一首相秘書官だったとか、夫人は林義郎元蔵相の妹(林芳正外相の叔母)など抜群のネットワークも広さも力となった。

平松知事の遺産のなかには、気宇壮大だが、さしあたっての現実との齟齬が目立つものもあり、広瀬は傷口が大きくならないうちに手を打つことにつとめた。豊予海峡横断橋構想など、長い目で見れば合理性があるにせよ、現下の政治情勢のなかでは、運動を進めても早い時期での実現は困難なものへの関与は、スローダウンした。

行財政改革、教育改革、工場誘致、市町村合併、インフラ整備などに着実な成果が出て、地方の時代といったスローガンよりは実質的な成果を重視するようになった21世紀の地方自治の全国的な流れのなかでの成功者だったとしたと評価は高い。

=完

8301OS5:2023/04/03(月) 20:18:05
https://www.asahi.com/articles/ASR426718R3XUZPS00H.html?iref=pc_rensai_article_short_1776_article_6
大分知事選 前大分市長先行、前参院議員が激しく追う 朝日調査
有料記事統一地方選挙2023

2023年4月3日 5時05分
 朝日新聞社は1、2の両日、統一地方選前半戦(4月9日投開票)のうち、大分知事選について電話調査を実施、取材で得た情報と合わせて情勢を探った。今回は5期20年つとめた現職の勇退で無所属新顔の一騎打ちとなり、前大分市長の佐藤樹一郎氏(自民推薦)が先行、前参院議員の安達澄(きよし)氏が激しく追っている。

 有権者の4割が投票態度を明らかにしておらず、今後、情勢が変わる可能性もある。

 投票態度を明らかにした人を…

8302OS5:2023/04/04(火) 08:43:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9067e091360dd3d0d53bdd6dc2052ddadfc98c43
【鹿児島県議選】4月9日投開票 定数3を6人で争う薩摩川内市区
4/3(月) 20:40配信


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鹿児島テレビ

任期満了に伴う鹿児島県議会議員選挙は4月9日に投開票が行われます。このうち薩摩川内市区は、定数3を過去最多の6人が争っています(6人の顔ぶれや各候補の訴えは動画をご覧ください)。

無所属で新人の元市議、今塩屋裕一氏は若い世代を中心に支持を広げ、初当選を目指します。

自民党現職の外薗勝蔵氏は、建設業をはじめとする各種団体からの支援を得て7期目を目指します。

自民党現職の鶴薗真佐彦氏は、医師連盟などからの支持を広げるとともに、農林業の振興を訴えます。

無所属で新人の元市職員、屋久弘文氏は自治労出身で、立憲民主党と連合鹿児島からの推薦を受けます。

無所属で新人の元市職員、内田一樹氏は川内青年会議所の理事長を務めたこともあり、地元企業を中心に支持を広げます。

無所属で新人の元高校教師、石原修氏は2020年の市長選以来の選挙戦で教育環境の充実などを訴えます。

この選挙区に立地する川内原発は1号機が2024年、2号機が2025年、原則40年の運転期限を迎えることから、九州電力が20年の運転延長を申請しています。

さらに、原発の60年を超える運転が可能となる法案が国会で審議される中、各候補者の原発に対するスタンスは…。

今塩屋裕一氏
「これから規制委員会で手順をふんでいくと思うのでその辺を市民、県民に報告していきたい。今あるものですから、特に安全性をしっかり報告していきたい」

外薗勝蔵氏
「40年問題を含め、できるだけ、ある原発は再稼働して、その後はその後でしっかりと規制委員会でしてもらうので、賛成ということでやらせてもらう」

鶴薗真佐彦氏
「専門的に検討されているので、検討の結果というのは議会としても大事にしたい。知見もない中で感情論で賛成、反対という段階では今はない」

屋久弘文氏
「いま原発を即時停止するということは市域に与える影響があまりにも大きすぎる。しっかりと言えば反対でもない、賛成でもない、中間的位置づけ」

内田一樹氏
「国の方できちんと審査をし、許認可する、しない、判断をしていただければ。原発政策としては現状維持、エネルギーミックスの電源の一つとして必要な部分と考える」

石原修氏
「20年延長には反対。議論が拙速に行われている。原発立地自治体の一住民として、正々堂々と、意見を述べていく」

原発の即時停止を求める候補者や、国の原発政策を否定する候補者がいない中、川内原発の運転延長を巡る議論も低調に。

有権者は、この状況をどう捉えているのでしょうか。

70代男性
「反原発候補が何でいないのかな。大丈夫かね。色々な事故があったが議論はしているのか」

50代女性
「薩摩川内は原発で成り立っているところもある。安全に共存していってくれれば原発はあってもよいと思っている」

50代女性
「はっきり候補者も言えないところもあるのではないか。実際、反原発の声を上げて当選してもなかなか進まないというのが現実」

原発が立地する薩摩川内市にとって、原発問題に関する議論は避けては通れないものと言えます。現在、国による運転延長の審査が続けられる中、今回の県議選でも、積極的な議論が求められます。

鹿児島テレビ

8303OS5:2023/04/04(火) 20:31:40
https://www.sankei.com/article/20230404-NXZD2PY7HJLVTCFHTK35TMVLXE/?outputType=theme_localelection2023
立民・大串選対委員長が自民候補に「必勝」ポスター 佐賀県議選
2023/4/4 17:37
千田 恒弥
9日投開票の佐賀県議選を巡り、立憲民主党の大串博志選対委員長が「必勝」と記した選挙用応援ポスターの「為(ため)書き」を複数の自民党公認候補者に送っていたことが分かった。産経新聞の取材では、大串氏の選挙区である衆院佐賀2区を中心に5人以上の自民公認候補に配っていた。統一地方選で与野党が激突している最中でもあり、波紋を広げそうだ。

今回の佐賀県議選では、13選挙区のうち7カ所が無投票となった。自民関係者によると、大串氏は選挙戦直前の3月末に地元秘書らを通じ、無投票が見込まれる自民公認候補の選挙事務所に為書きを送ったという。自民所属の国会議員と並べて大串氏の為書きを貼り出す事務所もあった。4年前の統一地方選でも同じように配っていた。

大串氏から為書きを送られた自民公認候補は、「私はあくまでも自民から出馬した。顔を合わせればお互いあいさつを交わす関係だが、野党の幹部である大串氏が選挙戦の最中に自民陣営に食い込もうとするのはルール違反だ」と反発した。

この候補には無投票当選が確定した後、大串氏から祝電も届いたという。

大串氏が自民に攻勢をかける背景には、佐賀県特有の選挙事情がある。立民は県内に2つある衆院選挙区すべての議席を確保しているが、地方議員レベルでは圧倒的に自民が強い保守王国だ。大串氏をよく知る地元関係者は「衆院佐賀2区は大串氏が個別に強いだけで、立民が強いわけではない。国政選挙を勝ち抜くには保守系の応援が不可欠だ」と同情する。

大串氏は産経新聞の取材に対し、自民公認候補に為書きを送ったことを認めたうえで、「立民の公認、推薦候補らが出馬している選挙区には配っていない」と説明した。反党行為に抵触する可能性については「党選対委員長の肩書ではなく、あくまでも個人として出した。反党行為には当たらない」と強調した。


とはいえ、統一選では全国で立民と自民が激しく議席を争う選挙区も多く、当落線上にいる立民の候補には裏切り行為にも見える。立民の閣僚経験者は「党選対委員長としての責任は厳しく問われなければならない」と語気を強めた。(千田恒弥)

8304OS5:2023/04/04(火) 21:19:38
https://www.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/news/20230331-OYTNT50124/
無投票3選挙区喜び
2023/04/01 05:00
選挙・宮崎
無投票当選が決まり、支援者らと喜びを分かち合う浜砂さん(左)
 無投票となった3選挙区の各候補者は午後5時、立候補の受け付けが締めきられて当選が決まると、それぞれ新しい任期への抱負などを語った。

県議選55人が立候補 人口減対策など争点

 6回目の当選が決まった西都市・西米良村選挙区の浜砂守氏(70)は、西都市内の事務所で支援者らと喜びを分かち合った。無投票当選について「これまで築き上げてきた住民の方々からの信頼によるものと受け止めている。信頼に応えられるよう、西都市への定住促進、西米良村の交流人口増加など地域の発展に取り組んでいきたい」と述べた。

 東諸県郡選挙区で再選を決めた日高利夫氏(66)は「みなさんの気持ちが数字に出なかったことは厳粛に受け止めている。(1期目の)3年間コロナ禍であまり活動できなかった分、2倍、3倍にしてお返ししたい」と話した。

 同じく再選が決まった西臼杵郡選挙区の佐藤雅洋氏(57)は「期を重ねる継続が力になる。西臼杵の人たちのために頑張りたい」と語った。

8305OS5:2023/04/04(火) 21:35:35
https://nordot.app/1015429204608155648
〈激戦地ルポ 2023長崎県議選・1〉西海市区 確執 票を見えにくく
2023/04/03
12年ぶりの選挙戦は、確執やさまざまな思惑を背景に激しさを増している。
 「私は一体、誰と戦ってるんだ」。告示日の3月31日、長崎県西海市区の自民現職、瀬川光之候補は地元西彼町で開いた出陣式でこう、けん制した。念頭にあるのは相手候補ではなく、その後ろにいる2人の市長経験者だった。
 山下純一郎元市長は瀬川候補にとって「師匠」(市議ら)だが、一昨年の衆院選を巡る対応で決別。田中隆一前市長は「もともと反目」(同)だった。5期20年、党県連幹事長や県議会議長を務め、市の発展に尽くしてきたと自負する瀬川候補だが、相手陣営からは「市のために何をしてくれたのか」と批判を浴びる。
 自民系市議16人の大半が支え、100を超える各種団体・企業が推薦。市全域で組織固めを急ぐが、後援会の高齢化は否めず、久々の選挙戦で一枚岩になれていない。そんな中、告示日夜に大石賢吾知事が応援に駆け付け、陣営は「心強い」と意気を上げた。
 3期連続の“無風”がささやかれていた昨秋、名乗りを上げた無所属新人の武宮雄志候補。政治経験はなく、市民の間では、ほぼ無名の存在だった。しかも相手はベテラン。周囲には「思いは分かるが、まずは市議になってからでは」と制する声もあった。
 市商工会青年部などさまざまな縁を頼りに草の根運動を展開し、名前と顔を売り込み。世代交代を訴え、西海町と西彼町を主戦場に支持拡大を図ってきた。地元大瀬戸町で迎えた3月25日の後援会総決起大会。大衆の前で初めて熱弁を振るった武宮候補は「盛会だった」と笑顔で手応えを語ってみせた。
 一方、陰日なたで武宮候補をそろって支える市長経験者の姿は、市民には「異様な光景」に映る。「2人が推すなら私も」「かつて(市長選で)激戦を繰り広げたのにおかしい」。賛否が入り混じり、票の行方を見えにくくしている。
 県議選は5選挙区が無投票となり、残る11選挙区で計57人の候補者が9日の投票日に向け、争っている。特に激しい戦いを繰り広げる5選挙区に注目した。

8306OS5:2023/04/04(火) 21:36:02
https://nordot.app/1015802300385705984
〈激戦地ルポ 2023長崎県議選・2〉西彼杵郡区 激しい“2番手争い”
2023/04/04
西彼長与、時津両町が舞台の西彼杵郡区。前回は長与を地盤とする自民、非自民の各候補が2枠を分け合う一方、自民が長年堅持してきた時津の議席を失った。今回も三つどもえによる「長与対時津」「自民対非自民」の構図は同じ。ただ実情は熾烈(しれつ)な“2番手争い”となっている。
 「1票差でも勝ちは勝ち。ぜひ勝たせてほしい」-。告示日の3月31日、長与町で出陣式に臨んだ立憲民主現職の饗庭敦子候補は、4年前の接戦を引き合いに声を振り絞った。
 前回は旧国民民主から出馬し、時津出身の自民新人をわずか59票差で退け、滑り込んだ。その後、政党再編で立民に合流した。その上、支持母体である連合長崎などの労組は弱体化が進み、陣営幹部は「(国民支持の)労組や議員の票は、前回ほど見込めない」と苦しい内情を明かす。
 2日の個人演説会で選対幹部が標的に挙げたのは、自民新人の冨岡孝介候補だった。「(冨岡候補に)時津の票がまとまるとかなり厳しい。もう一度団結を」。3候補中唯一の「女性候補」「非自民の受け皿」として浮動票の取り込みにも力を入れている。
 「思ったより集まったが地元の人が少ない」。時津町であった冨岡候補の出陣式。70人ほどの参加者の中には業界関係者が目につき、町議の一人は危機感を募らせた。
 冨岡候補が時津で過ごしたのは中高6年間。元衆院議員で父勉氏の秘書だが、自身の選挙は初めて。周囲は「まだ知名度が足りない」と焦りを隠せない。
 それでも時津の議席復活に向けた地元の元県議や町議らの鼻息は荒い。前回は自民時津支部が候補者を擁立できず、新人が他支部経由で自民公認を取り付けるなど内部分裂の様相も呈したが、今回は違う。
 陣営幹部は「現状、山口候補が頭二つ抜けている。うちと饗庭陣営との2番手争いだ」とみる。前回42.33%と県内最低だった時津町の投票率アップが勝利の鍵と狙いを定める。
 一方、3期目を目指す長与地盤の自民現職、山口経正候補は、強固な後援会組織を主体に選挙戦を展開。ただ支持者の高齢化など不安要素も見え隠れする。陣営幹部は「油断はできない。同じ自民候補の地盤とはいえ、時津からも票を奪う覚悟だ」と決意を示す。

8307OS5:2023/04/04(火) 21:36:46
https://nordot.app/1015794232543526912
長崎県議選 知事応援に感謝と批判「心強い」「中立で」
2023/04/04
県議選候補の応援演説をする大石知事=1日、佐世保市内(写真は一部加工)
 大石賢吾知事が長崎県議選の応援演説に汗を流している。昨年2月の知事選で自らの陣営に付いた自民現職候補を中心に支援しており各候補は「心強い」などと感謝するが、それ以外の候補からは「(県政をチェックする)県議会とは緊張関係が必要。中立であるべきだ」と疑問の声も聞かれる。
 2日午後、長崎市中心部の鉄橋。大石氏は自民現職候補の“魅力”を熱っぽく語った。
 「長崎の未来を思い人生をささげようとしている●●さん(候補名)を県議会に押し上げてほしい。大石は●●さんと明るい長崎をつくりたい」
 続けてマイクを握った候補も「知事とともに新しい長崎県をつくっていく」と呼応。知事と2人で商店街を歩き有権者に笑顔をふりまいた。
 知事選で自民県連は新人だった大石氏を推薦したが、当時の現職を支援する議員が反発。保守分裂選挙となり、大石氏が僅差で初当選を果たした。今回の県議選で大石氏は知事選の際に自身を支援した議員らの応援演説に駆け回っている。
 支援を受けた候補たちは演説で「皆さんの意見を聞いて県政を進めようする知事の姿勢が大好き。大石県政を盛り上げていきたい」「大石知事は非常に志が高く、素晴らしい。将来日本のかじ取りをするような期待とセンスを持ったトップリーダー」などといずれも大石氏を持ち上げた。
 一方、支援を受けていない自民現職候補は取材に「知事は自分に近い勢力を増やしたいだけだろう。首長と議会は一定緊張関係が必要なのに」と批判。ある県職員OBも「各候補の地元にはさまざまな人がおり、地域特有の事情がある。(県民の代表である)知事が特定の候補に肩入れするのは望ましくない」と指摘する。
 大石氏の応援演説は選挙戦以外にも余波を起こしている。1日に佐世保市中心部で演説をしている時、近くの公共施設では同市制施行記念式典が開かれていた。市は大石氏も知事として招待したが、県職員が代理出席。地元の複数の自民関係者は「佐世保市を軽視している」と憤った。
 大石氏は取材に「(県と議会は)是々非々だが、(県政運営には)議会の協力も必要。連携できる候補者のところへ、要請を受けて応援に入っている」と説明。だが、ある候補は街頭演説の前に知事の側から「応援したいと連絡があった」と明かす。
 さらに大石氏は2日、知事選で当時の現職に付いた自民候補の選挙カーに上り、マイクを握った。自民県連関係者は「知事選で応援してくれた議員に恩返しをしていると思っていたが、どうなっているんだ」と困惑気味に話した。

8308OS5:2023/04/04(火) 21:40:24
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1074856/
福岡、熊本の県議選激戦区…旧統一教会、保守分裂、尾を引く市長選
2023/4/1 6:00 (2023/4/1 14:36 更新) [有料会員限定記事]
地域住民の「代弁者」を選ぶ論戦が幕を開けた。31日告示された道府県議選と政令市議選。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題の影響や、なお途上にある女性の政治進出も焦点となる中、九州の候補者たちは何を語るのか。選挙結果は与野党の趨勢(すうせい)を占う物差しにもなるだけに、初日から舌戦を繰り広げた。

旧統一教会の逆風
熊本市第1区

 元衆院議員、元熊本県議会議長…。熊本県議選熊本市第1区で8選を狙う自民現職はこの日の出発式で「経験力、責任力で熊本の未来を切りひらく」。約80人の支持者を前に力を込めた。昨秋、旧統一教会との接点が発覚し、逆風は否めない。「関係」について、第一声で触れることはなかった。

 前々回2015年の県議選で、関連団体の事務局長側から5万円の寄付を受けていたことが発覚したのは昨年11月。受領を認めた上で「関わりは全く認識していない」と説明していた。

 陣営は「(団体との関係を)これまで感じたことはない。選挙には影響ないはず」と強気だ。しかし、出発式に参加した長年の支持者という70代女性は「応援したいけど…。今回は迷っている」と複雑な顔。

 「旧統一教会と決別する選挙にしよう」。同じ選挙区の別の現職は同日、こう声を上げた。「接点の有無は有権者の重要な判断材料になる」と陣営関係者。選挙戦を通し、演説などで問いかけていく。

古賀誠氏の影響力
八女市・八女郡区

 「保守分裂で非常に厳しい」。福岡県議選八女市・八女郡区(定数2)...

8309OS5:2023/04/05(水) 00:06:14
>自民党・新人の山村健志さん
>>7544市長選に出馬落選

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/409842?display=1
長崎県議選 5つの選挙区で無投票当選
2023年3月31日(金) 20:50

長崎県議会議員選挙は諫早市・平戸市・対馬市・壱岐市・雲仙市の合わせて5つの選挙区で無投票当選が決まっています。



このうち定数4の諫早市選挙区は、締め切りの午後5時までに立候補を届け出たのが4人で28年ぶりに無投票となりました。

自民党・新人の山村健志さんは無投票での初当選となりました。




山村氏:「子育て、少子化対策、子供の貧困対策は必ず取り組みたいと思っております」「皆さんの声を政治にいかせる議員としてやっていければ」

このほか諫早市選挙区では、いずれも自民党・現職の坂口慎一さんと千住良治さん、国民民主党・現職の山口初實さんの当選が決まりました。



定数1の平戸市選挙区は、自民党の新人で元市議会議員の大久保堅太さんが無投票での初当選を決めています。




同じく定数1の対馬市選挙区。こちらも自民党・新人の畑島晃貴さんが初当選となりました。



同じく定数1の壱岐市選挙区は、去年の県議補選で初当選した自民党・現職の鵜瀬和博さんが2回目の当選です。




定数2の雲仙市選挙区は、いずれも自民党・現職の徳永達也さんと宅島寿一さんの2人が当選です。雲仙市選挙区が無投票となるのはこれで4回連続です。

8310OS5:2023/04/05(水) 20:46:19
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/418572?display=1
鹿児島県議選・注目区 定数4に7人の激戦 霧島市・姶良郡区
国内
再生する
南日本放送
2023年4月5日(水) 19:31


9日に投開票される鹿児島県議会議員選挙。注目の選挙区の特集です。定数4の霧島市・姶良郡区には7人が立候補して、激しい選挙戦を繰り広げています。

定数4の霧島市・姶良郡区に立候補したのは、
無所属の新人・秋丸健一郎さん
無所属の新人・重村健二さん
自民党の現職・中村正人さん
無所属の新人・津曲隆志さん
自民党の現職・田之上耕三さん
自民党の現職・山田国治さん
無所属の新人・平原志保さんです。

【秋丸健一郎候補(50)無・新】


「県民の声は県政に届いているのか、議会は県政をしっかりチェックしているのか、私は疑問に思います」

秋丸さんは霧島市の元職員で、2年前の市長選にも出馬。連合の支持を受けて反自民への浸透も図っていて、子育て世代の立場から教育環境の改善など訴えています。


【重村健二候補(61)無・新】
「若者がより楽しく暮らせるような街、お年寄りが地域で自立して暮らせるような街、そういうものをみなさんと一緒に進めていければと」

重村さんは元国家公務員で、復興庁など国の機関に41年間務めた経験をアピール。同級生などの応援を受けながらインフラ整備や高齢者支援施設の整備などを訴えます。


【中村正人候補(61)自民・現1】
「皆様方の笑顔のために皆様方の要望課題といったものをしっかりと県政国政へとつないでいくことでございます」

中村さんは旧国分市時代から市議を務め、前回、県議選で初当選。自民党の支持団体などの推薦を受け、交流人口の増加や子育て環境の充実などを訴えながら2期目を目指します。


【津曲隆志候補(52)無・新】
「錦江湾に橋を架けます。鹿児島市内ちょうど県庁の近くに架ける予定です。人の流れがよくなると自然と経済が発展する、単純でいいんです」



津曲さんは、自身の障害や病気の経験を踏まえて同じ境遇の人を支援するピアサポーターです。SNSやフェイスブックでの発信を中心に、錦江湾横断大橋建設による人の流れの活性化など訴えます。


【田之上耕三候補(79)自民・現9】
「私どもの鹿児島県は農業と観光これが2つの大きな産業であります。さらに発展をさせるために出馬をすることであります」

田之上さんは現在9期目で県議会議長を務めています。公明党の推薦も受け、これまでの実績をアピールしながら農林水産業や観光の発展などを訴えています。


【山田国治候補(77)自民・現9】
「鹿児島市に次いで広い選挙区でございます。多くの有権者に私の政治に対する思いを訴えながら選挙戦を戦って参ります」

山田さんは現在9期目で、公明党の推薦も受けてます。「出前の政治」を掲げて地域回りに力を入れるとともに、地域産業の創出や高齢化対策を訴えています。


【平原志保候補(51)無・新】
「安心しての老後、そして安心しての子育て生活をこの地で続けていくことを考えるならば、やはり女性目線、生活者の目線というのは不可欠です」

平原さんは3期務めてきた霧島市議を辞職して県議選に初挑戦。引退する自民県議が後押ししています。霧島市・姶良郡区では初の女性候補で、女性目線での県政などを訴えています。




霧島市・姶良郡区は県内で2番目に有権者が多く、国分・隼人地区に人口が集中する一方、中山間地域では少子高齢化が進み、地域格差なども課題になっています。

(霧島市隼人町・40代自営業)「子どもを増やす政策を期待したい」

(霧島市横川町・70代自営業)「小学生が10人もいないくらい少ないから、人に住んでもらわないと」

(湧水町・50代自営業)「自然に根差した農を中心にした発展のしかたを望んでいる」

8311OS5:2023/04/05(水) 20:46:39

有権者の声に各候補は?

(秋丸健一郎候補)
「鹿児島で暮らし続けるためには、鹿児島の産業発展、雇用の確保は不可欠なところ。地元の産業、地元で企業する人をしっかりサポートできるような県政に取り組んでいきたい」

(重村健二候補)
「マタニティーファーストを訴えていきたい。子育てを生まれた時点からゆとりをもって育てることができるような支援ができればと思っている。地方の現場から声を強く訴えていって実現させるというのが一番大事ではないか」

(中村正人候補)
「免許を返納した人たちも含めてフォローできるような交通手段であったり、サービスをやっていくべきだと思っている。住みやすいまちに人は集まってくるし、行政と連携しながら、よりよいまちづくりにつとめていければと」



(津曲隆志候補)
「10号線の加治木バイパスが途中止まっている。あれを小浜までつなげたい。人の流れが良くなって交流が深まり、一般の人も家を建てていくはず。まず道を整備することがさきだと思っている」

(田之上耕三候補)
「高齢者にやさしい社会をつくってまいりたい。買い物弱者支援などをを県にも是非、積極的に取り組んでほしい。このような要望もしたので高齢者にやさしいわが故郷をつくってまいりたい」

(山田国治候補)
「過疎が進んでいるからこれをしてくれ、あれをしてくれというのを国に提言をするのが、われわれのつとめ。それを実現していくのは国会議員の役目。どんなことでもサポートします」

(平原志保候補)
「子育て、出産、育児に希望を持てる社会が大事。リスクを考えると躊躇する人もいるが、大丈夫とまわりでサポートする温かさ目線も大事」

自民の現職1人が引退し、野党が公認候補擁立を見送るなど、前回と比べて構図も変わる中で、4つの議席を巡って現職3人、新人4人が激しい選挙戦を繰り広げています。

8312OS5:2023/04/05(水) 20:48:12
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/416471?display=1
鹿児島県議選・注目選挙区 定数3に6人立候補 薩摩川内市区 原発運転延長 賛否は
国内
再生する
南日本放送
2023年4月4日(火) 19:39


今度の日曜日に投票が行われる鹿児島県議選。注目の選挙区について特集でお伝えします。
今回は、川内原発の運転延長問題の行方が注目される薩摩川内市区です。現職2人と新人4人のあわせて6人が立候補する激戦となっています。

定数3の薩摩川内市区に立候補しているのは、届け出順に、
無所属の新人・今塩屋裕一さん(51)
自民党の現職・外薗勝蔵さん(71)
自民党の現職・鶴薗真佐彦さん(69)
無所属の新人・屋久弘文さん(62)
無所属の新人・内田一樹さん(44)
無所属の新人・石原修さん(65)
の6人です。



【今塩屋裕一候補】
「この物価高騰。もうちょっと沢山なお金が入るようにできないか。いろんな相談をもらっている。弱い人の味方それが政治」

無所属新人の今塩屋裕一さんは、薩摩川内市議会の元副議長です。市議19年の経験を生かし、賃金引き上げなどの物価高騰対策や、市をスポーツのまちにするとして施設の充実や合宿の誘致を掲げます。


【外薗勝蔵候補】
「地方が困っているのは子育て、少子化である。皆さんの力で外薗勝蔵にもう一回チャンスをいただいて、その仕事をさせていただきたい」

自民党現職で7期目を目指す外薗勝蔵さんは、元県議会議長です。公明党の推薦と、地元建設業界を中心に支持を広げ、就職支援や企業誘致などの雇用・景気対策を第一に掲げます。


【鶴薗真佐彦候補】
「農業振興には様々な問題がある。69歳という前期高齢者になったが、燃えに燃えた選挙戦に臨んでいる」

自民党現職で7期目を目指す鶴薗真佐彦さんは、県議会副議長です。医師連盟の推薦と農政連の支持を集め、農林水産業の経営安定策や、道路・河川などのインフラ強化を訴えます。



【屋久弘文候補】
「住み慣れた地域で生き生きと暮らせる地域づくり。住み慣れたまちに住み続けられるまちづくり。これを政治信条として取り組んでいきたい」

無所属新人の屋久弘文さんは薩摩川内市の元職員で、市議も務めました。立憲民主党と連合鹿児島の推薦を受け、子育て支援や雇用創出でまちを元気にしたいと訴えます。


【内田一樹候補】
「これまでの考え方にとらわれない、新しい時代のために私たち何ができるのか、何をなすべきなのか、一緒に考えていきましょう」

無所属新人の内田一樹さんは、薩摩川内市の元職員です。青年会議所の人脈を生かし、地元企業への浸透を図ります。44歳の若さをアピールし、川内港へのクルーズ船受け入れなどによる交流人口の増加を目指します。


【石原修候補】
「直近まで教職についていた。鹿児島は人材育成が急務。私はこれに心血を注ぐ」

無所属新人の石原修さんは元高校講師で、3年前の市長選に続いての出馬です。出水市、阿久根市なども合わせ、広域で稼ぐ力を生み出そうと訴えるとともに、地域づくりは人づくりとして、教育県かごしまの復活を目指します。

8313OS5:2023/04/05(水) 20:48:29
薩摩川内市区の最大のテーマが川内原発の運転延長への賛否です。しかし前回の県議選や3年前の市長選挙などでも争点として大きく取り上げられることはありませんでした。

(60代主婦)「(Q.選挙が形骸化しているともいえる?)本当にそう思う。すごく残念」

(40代会社員)「明確に賛否を明らかにしないほうが選挙戦は戦いやすいのかな。自然の流れだと思う」

(40代アルバイト)「はっきりして欲しい。いざとなったら逃げるのかなというか、無責任に感じて。とても」

市民の声に立候補者は・・・

(今塩屋裕一候補)「賛否というか、いま県の分科会に示した通り、これから原子力規制委員会と手順を踏んでいかれるので、市民・県民に報告していきたい」

(外薗勝蔵候補)「やはりベースロード電源の位置づけでも国が認めている。原発の政策については賛成ということでやらせていただいている」

(鶴薗真佐彦候補)「近々、県の検討委員会の方向も示される。軽々に私どもが知見もない中で、感情論で賛成とか反対という段階ではいまはない」

(屋久弘文候補)「原発の即時停止は地域に与える影響が余りにも大きすぎる。反対でも賛成でもない中間的な位置づけ」

(内田一樹候補)「原発政策としては、やはり今の現状維持。エネルギーミックスの電源一つとして必要な部分と考えている。国できちんと審査されていけば構わない」

(石原修候補)「わたしは20年延長にはまず反対。私は原発の番人という言葉を使っている。これは賛成・反対を超越した言葉」

川内原発の運転延長について議論が深まっているとはいえない今回の県議選。6人がどのような論戦を繰り広げるのか?市民は注目しています。

8314OS5:2023/04/05(水) 21:51:54
https://news.goo.ne.jp/article/ktstv/region/ktstv-14087.html

【鹿児島県議選・4月9日投開票】定数4に7人立候補 霧島市・姶良郡区
2023/04/05 19:55KTS鹿児島テレビ

【鹿児島県議選・4月9日投開票】定数4に7人立候補 霧島市・姶良郡区

【鹿児島県議選・4月9日投開票】定数4に7人立候補 霧島市・姶良郡区

(KTS鹿児島テレビ)

4月9日投開票の鹿児島県議会議員選挙。霧島市と湧水町が選挙区となる霧島市・姶良郡区は定数4に対し現職3人と新人4人の合わせて7人が名乗りを上げました。

無所属で新人の秋丸健一郎氏は元霧島市役所職員で、2021年の霧島市長選に続いての立候補です。

無所属で新人の重村健二氏は福島復興局の次長などを歴任、豊富な行政経験をアピールしています。

自民党現職の中村正人氏は商工団体などから支援を受けて2期目の当選を目指しています。

無所属で新人の津曲隆志氏は患者を支援するピアサポーターでSNSを活用し支持を訴えます。

自民党現職で県議会議長を務める田之上耕三氏は、今回、初めて公明党からの推薦も得て10期目を目指します。

自民党現職の山田国治氏も9期にわたる政治経験を武器に10期目を目指します。

無所属で新人の平原志保氏は元霧島市議で、この選挙区で初めての女性県議を目指します。

前回の選挙戦では5人が立候補し当落の差はわずか15票でした。今回は定数を大きく上回る7人でさらなる激戦も予想されています。

そんな中、選挙戦のポイントとなりそうなのが大票田・霧島市の得票の行方です。

霧島市は15歳から64歳の生産年齢人口の割合が県内の市では鹿児島市に次いで高く、比較的、若い世代が多い市でもあります。

今回の激戦を若者や子育て世代の有権者はどうみているのか霧島市内で聞きました。

「何か(選挙が)ありますね。衆議院か何かですか?」
「選挙はあまり…。私は投票に行ったとかもないので」
「投票に行っても実感がない」
「自分の中では県議選がまだ身近に感じられないところはある」
「(周囲の人も)分かりづらいのかな、興味を持たないのかなと思う」

口々に聞かれるのは県議の存在と実生活への距離感です。

1票が命運を分けるかもしれない激戦でこのギャップを埋めるための努力が、候補者には求められそうです。

「遠い存在」の県議会議員が身近に感じられるようになるのか。激戦となった選挙戦に期待したいところです。

8315OS5:2023/04/06(木) 20:23:31
https://nordot.app/1016154730667671552?ncmp=hindsight
〈激戦地ルポ 2023長崎県議選・3〉松浦市区 支持割れ 動きに濃淡
2023/04/05

 自民現職の石本政弘候補と無所属新人の日高雅之候補がしのぎを削る松浦市区。地元市議や水産、経済関係者らの支持は割れ、動きに濃淡もある。ただ選挙戦突入が確定的になって1カ月足らず。一般市民の関心をどこまで高められるか両陣営は気をもむ。
 前回は無所属で挑んだ石本候補。保守系市議の大半の支援を得て自民現職を下したが、その後の所属会派や離党(現在は復党)を巡る対立で複数の市議がたもとを分かった。
 前回の2倍近い140超の企業団体の推薦を得て、農業層を中心に支持固め。だが陣営からは「盛り上がりに欠ける」との声が漏れる。「無投票の公算が大きい状態が続いたから」。後援会長を務める前市長の友広郁洋氏はこう分析する。
 陣営は選挙戦になったと周知を図り「確実な票」を積み上げていく構え。友広氏は前回の投票率(58.28%)を上回る「60%台を期待したい」とする。
 対する日高候補は、出馬表明が3月10日と出遅れたのを挽回しようと、経済界や水産業界での切り崩し、浸透を急ぐ。公設秘書を務めた縁から、元横浜市長で自民参院議員の中田宏氏も、日高候補の支援を決めた有力者らに直接電話で感謝を伝えた。
 現職批判票を取り込む上でも、投票率アップは至上命令。北松浦青年会議所理事長や松浦商工会議所青年部会長を務めたとはいえ、知名度や組織力では劣る。演説を重ねながら「相手は(前回の票数まで)伸びないと思う。『若い人に松浦を変えてもらおう』という人をどれだけ引っ張り込めるかだ」と追い上げに気勢を上げる。
 一方、地元で影響力を持つ金子原二郎元農相は「自民公認候補を応援する立場」(関係者)としながらも姿は見せていない。石本候補は演説で「絶大な支援をいただいている」と強調する。
 だが、金子氏を支援してきた市議の一部や関係者が日高候補陣営に入り、新松浦漁協は両候補推薦とした。ある有力経済人は「人目のない所で日高への投票をお願いする」と明かす。逆に、日高候補を支持していた市議が自身の支援者の意向を「無視できない」として石本候補側に転じるケースも。つばぜり合いが過熱している。

8316OS5:2023/04/06(木) 20:23:59
https://nordot.app/1016518753066663936?ncmp=hindsight
〈激戦地ルポ 2023長崎県議選・4〉佐世保市・北松浦郡区 新人参戦「紙一重の差」
2023/04/06
 前回と同じ11人が出馬。初めて参戦した新人候補の実力が読みにくく、各陣営は「油断すれば足をすくわれる。少数激戦だ」と口をそろえる。
 「私の足元で知事の元秘書が出た。差し金でしょうかね」。3月31日の告示日、佐世保市南部を地盤とする自民現職の田中愛国候補は出陣式で対抗心をあらわにした。
 相手は同じ南部に選挙事務所を構える無所属新人の湊亮太候補。大石賢吾知事の元私設秘書で、38歳の新鮮さを売り込む。現職5人を公認した自民から推薦も得た。
 これにより保守票の流れが複雑になった。過去に推薦を含む自民系が6人当選したケースはなく、現職の危機感は強い。
 知名度が不足する湊候補は、告示前から市中心部や北松地区にもポスターを張るなど手を広げてきた。市中心部を拠点とする外間雅広候補は「6人目の『壁』は高い。票を食い合えば共倒れする」と危ぐ。北松地区で長年活動してきた吉村洋候補の陣営は「姑息(こそく)な動き」とけん制する。
 市北部の相浦地区に浸透する溝口芙美雄候補も警戒し、漁業票など足場を固める。40代の若さを武器にしてきた山下博史候補は、新人候補を意識してか、「経験」を前面に出して支持を訴える。
 前回は佐世保重工労組出身の国民民主県議の後を継ぐ形で、保守系の元衆院議員が出馬。過去最多の約2万3千票を集めてトップ当選し、今回は市長選に挑む。
 このため国民は同労組出身の新人、古川洋介候補を擁立した。1日の演説会で応援弁士は「後釜ができた」とつながりを強調。ただ、陣営関係者は「顔が知られていない新人にどれほど票が入るのか単純には計算できない」と気をもむ。
 元衆院議員の獲得票を巡っては、かつて国政選挙で共闘したリベラル系に一部流れるという観測もある。だが、立憲民主現職の山田朋子候補は演説で「『今回は大丈夫』という、うわさが出て困る。そんな感覚はない」と上滑りを懸念。社民現職の堤典子候補は「元衆院議員は(党派と関係がない)個人的な支持者も多い。頼ってはいけない」とこぼす。
 一方、3選を狙う公明現職の宮本法広候補は前回減らした得票数の回復を目指す。3度目の挑戦となる共産新人の石川悟候補は石木ダム建設の反対を訴えるが、争点としての広がりに欠ける。
 前回の当選ラインは約7千票。今回は票が一定分散し、8千票を超えるとみられる。ある陣営は「当落は紙一重の差だろう」と予想する。

8317OS5:2023/04/06(木) 20:24:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/da36f3eac26b2ee75dba49785184db38f39d694b
鹿児島県議選・注目選挙区 28年ぶりの選挙戦 肝属郡区
4/6(木) 19:07配信
今度の日曜日に投開票される鹿児島県議会議員選挙。注目の選挙区、28年ぶりの選挙戦となった肝属郡区です。

定数1の肝属郡区に立候補しているのは、
自民党の現職で7期目を目指す鶴田志郎さん(65)と
無所属の新人・高谷秀男さん(63)の2人です。

鶴田さんは、これまで6期連続で無投票当選し、今回が初の選挙戦。新型コロナに耐えられる共生社会の実現などを訴えています。

高谷さんは元新聞記者で、無投票が続くことに疑問を持ち、選挙区外から無所属で出馬。馬毛島での自衛隊基地建設反対などを訴えています。

肝付町、東串良町、錦江町、南大隅町の4町からなる肝属郡区で28年ぶりとなる選挙戦に、有権者は。

(肝付町 60代・農業)「無投票でずっと当選してきているから、たまには(対立候補が)出た方がいい」

(南大隅町 70代・無職)「選挙は必ず行く主義だから(投票に行く)、いろいろ力を入れてがんばってくれる人がいいです」

28年ぶりの選挙戦では、両候補とも精力的に選挙区内を回っています。

(鶴田志郎候補 自民・現6)「実際に9日間戦うとなると、いろいろと訴えたいことも多く、あせりも感じながら選挙戦に取り組んでいる。いろんな人が住み良い、暮らしてよかったという肝属地域を作っていきたい」

(高谷秀男候補 無・新)「選挙は基本的な民主主義のベースですから、それが28年間行われてこなかった。日本全国を見渡しても相当珍しい事例ではないか。選挙区の皆さんに投票に行ってもらいたい」

MBC南日本放送 | 鹿児島

8318OS5:2023/04/06(木) 20:27:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d54c3a89566aff581781c8c4c8e51611deab045
鹿児島県議選・注目区 馬毛島問題は? 西之表市・熊毛郡区、定数2に3人争う
4/6(木) 19:15配信
今度の日曜日に投開票される鹿児島県議会議員選挙。注目の選挙区、馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転が争点となっている西之表市・熊毛郡区です。

定数2の西之表市・熊毛郡区に立候補したのは、
自民党の現職・松里保廣さん(65)
無所属の新人・山内光典さん(72)
自民党の現職・日高滋さん(69)です。

自民党現職の松里保廣さんは、公明党から推薦を受けています。地元・西之表市を中心に党の友好団体などと連携した組織戦を展開し、離島の格差是正や農業振興、医療・福祉の充実を訴えています。

無所属新人の山内光典さんは、馬毛島基地整備に反対する市民グループの会長で、社民党と共産党の推薦を受けています。基地整備への反対を中心にすえながら、離島の自然を生かした農林水産業や観光振興などを訴えています。

自民党現職の日高滋さんは、公明党から推薦を受けています。地元・屋久島で支持を広げながら、種子島でも党の友好団体から支援を受け、浸透を図っています。離島の交通網の強化などによる地域活性化を訴えています。

最大のテーマは、西之表市・馬毛島への自衛隊基地整備とアメリカ軍の訓練移転です。おおむね4年の工期中に投入される工事作業員は、ピーク時で4000人ともいわれ、着工から3か月経った今、作業員の急増による生活への影響も出ています。

(西之表市民 70代造園業)「しょうがないよ。国のものになっちゃっている。買い物がちょっとしんどい。ほしいものがない。夕飯の総菜はすぐなくなる」

(西之表市民 40代パート)「できれば反対だったが、そこまで反対の声をあげてこなかったので致し方ない。住むところがない友達や追い出されたという話を聞く、知らない人も増えた」

(西之表市民 70代福祉関係)「もし有事になるとどうしようもない。海で囲まれていて逃げ場がない」

様々な課題が浮き彫りとなる中、馬毛島基地計画に候補者は…。

(松里保廣候補)「日米安保条約に基づく国と国との約束で、法律的には進んでいる。住民が期待する部分を最大化して、不安に思っている部分を最小化していく努力を国に訴えていくことに尽きる」

(山内光典候補)「日本と米国の間できちんとした協定、約束事を守るようなことがあればよいが、現実的に今基地のあるところで色んな問題が起こっていて、それを解決しなければ私は反対し続けなければいけないと思う」

(日高滋候補)「国がやることだといわれているが、島民、地元の方々の理解を得なければならない。説明責任もあると思うので、議員としてそういう体制をつくるのが責務」

「国の専管事項」で、地方の意見は反映されにくいといわれる基地や防衛を巡る問題。基地問題と地方自治に詳しい専門家は、それでも県議会が果たす役割は大きいと強調します。

(明星大学・熊本博之教授)「県議会議員は県民の生活を守ることが大事な役割。(有権者が)ここで何らかの意思を示さないと、もし何か問題起きれば、すべて自分たちの責任になる。プラス・マイナスの影響をいろいろ考えた上で、一票を投じることが大事」

馬毛島での工事着工からおよそ3か月。今回の県議選は着工後、地元で初めて行われる選挙で、基地経済による地域活性化を期待する声や、工事による生活への影響を懸念する声がどのように反映されるのか、有権者の判断が注目されます。

MBC南日本放送 | 鹿児島

8319OS5:2023/04/06(木) 20:30:01
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016058
<激戦区 2023さが県議選(下)>武雄市(定数2-4) 現職と3新人、票どう動く
2023/04/06 06:00

澤登滋

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 3期連続無投票の公算が大きかった定数2の武雄市選挙区は、告示直前に元市議と会社社長が相次いで出馬表明。12年ぶりとなる選挙戦は、自民のベテラン現職のほか、新人が3人立ち、票の動きが注目される。

 自民現職の稲富正敏(75)=武雄町=は、昨年末の武雄市長・市議補選終了後から準備を開始。チラシに排水機場建設や、踏切改修工事など実績をアピール、告示直前に指定が決まった特定都市河川について「地元と国、県とのパイプ役を果たす」と強調する。

 任期中に亡くなった父の後継者として出馬した自民新人の石丸太郎(44)=橘町。県議7期の実績を持つ父・博の後援会を引き継ぎ、福祉の充実や治水対策、新幹線の利活用などを訴え浸透を図る。市議団も「石丸の名を絶やすな」と各地区で支持を訴える。

 昨年4月の市議選、12月の市議補選で落選したものの「無投票阻止」の声に押され、出馬を決意した無所属の猪村利恵子(60)=山内町=は自民の2人を追う。市議2期の経験を踏まえ「女性や子育て世代の声を県政に届ける」と支持を求める。

 相浦孝(73)=北方町=は区長を務めた経験から、六角川の改修や有明海再生を訴えている。前宮崎県知事の東国原英夫氏を応援に呼び、浮動票の獲得にも力を入れる。

 昨年12月の市長・市議補選の投票率は49%。昨年から続く選挙、県議選単独での実施という状況を踏まえ、さらに下がるとの見方もある。(澤登滋)=敬称略



■立候補者(届け出順、敬称略)
石丸太郎(44)自新
猪村利恵子(60)無新
稲富正敏(75)自現(6)
相浦孝(73)無新

8320OS5:2023/04/06(木) 20:31:35
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016057
<激戦区 2023さが県議選(下)>神埼市・吉野ヶ里町(定数2-3) 吉野ヶ里から新人、混戦に
2023/04/06 06:00

大田浩司

樋口絢乃

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 無投票だった4年前から一転、定数2を3人で争う構図となった神埼市・吉野ヶ里町選挙区。自民現職2人が再選を狙う中、長らく県議を輩出していなかった吉野ヶ里からの無所属の新人が立ち、混戦模様となっている。

 自民現職の古川裕紀(49)=千代田町=は「子育てしやすいまち、魅力ある仕事づくりに取り組む」と訴え、PTAや商工関係者を通じた浸透を図る。地元で不適切に保管されていた産業廃棄物を行政代執行で撤去したことを挙げ「地域の声をしっかり聞き思いに応えたい」と強調する。

 自民現職の八谷克幸(74)=神埼町=は3期の実績をアピールしながら、農林業での稼げる体制づくり、企業誘致などの施策を掲げる。「水害対策や国道の渋滞対策など、安全で安心して暮らせる地域づくりを進めたい」などと訴え、まんべんなく地域を回りながら上積みを図っている。

 新人の嘉村洋一(62)=吉野ヶ里町=は2006年の町発足以降、町から初の県議を目指す。戦略的な農業、隣県からの移住推進などを訴え「不可能を可能にしふるさとを活性化する」。同級生、代表を務める地域おこしグループを軸に草の根選挙を展開し「何回も回って地道に訴える」。

 1995年に旧三田川町内から立候補があって以降、久々の出馬の動きが票の動向にどう影響するのか。「読めない」との声も聞かれ、陣営関係者も「当落ラインが見えづらい」と語る。(大田浩司、樋口絢乃)=敬称略



■立候補者(届け出順、敬称略)

古川裕紀(49)自現(1)
嘉村洋一(62)無新
八谷克幸(74)自現(3)



※党派の略称は、自=自民党、無=無所属。現=現職、新=新人。丸囲み数字は当選回数

8321OS5:2023/04/06(木) 20:32:28
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/940733
<選択の構図 始動2023県議選(2)>佐賀市(定数11)13人出馬の構え、激戦模様
2022/11/01 06:00

川﨑久美子

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 11議席を争う佐賀市選挙区。10月に元職1人、新人1人が相次いで出馬を表明し、現職11人は全員が再選を狙うなど、選挙戦の公算が大きくなった。定数11に対し13人が争った前回2019年に続き、「激戦区」となりそうだ。

 佐賀市選挙区は主要4政党の公認候補がひしめく。現在の勢力図は最大会派の自民党6議席をはじめ、立憲民主党3、公明党1、共産党1。

 自民は現職の留守茂幸(75)=8期・大和町、木原奉文(69)=7期・多布施=らベテランをはじめ、川﨑常博(56)=3期・諸富町、古賀陽三(45)=3期・新郷本町、西久保弘克(58)=2期・鍋島町、ことし1月に自民会派に入った一ノ瀬裕子(51)=1期・中の小路、15年4月から1期を務めた元職の青木一功(46)=八幡小路=が1次公認を受けた。

 立憲民主は現職の徳光清孝(64)=4期・朝日町、藤崎輝樹(51)=4期・大和町、江口善紀(55)=3期、本庄町=の3人を、公明は中本正一(63)=2期・高木瀬東=を、共産は武藤明美(75)=7期・天祐=をそれぞれ公認した。立憲民主、公明、共産は現有議席の確保を優先する構え。

 前回、女性が2人当選した佐賀市選挙区。今秋、新人で会社経営の光野あや(35)=高木瀬東=が無所属での出馬を表明し、出馬を予定する女性は3人となった。複数の出馬予定者は警戒感を強める一方、初めて5割を下回り、過去最低となった前回2019年の投票率を念頭に「いろいろな人が手を挙げることで、有権者の関心が高まる原動力となれば」との期待感も口にする。

 年齢別では30代が1人、40代が2人、50代が5人、60代が3人、70代が2人。前回と同じく、旧佐賀市内に候補が集中する構図が続いており、旧市内が地盤となる候補者が10人。旧郡部は北部が2人、南部が1人となっている。=敬称略

(川﨑久美子)

8322OS5:2023/04/07(金) 08:58:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/39423111896f1a962afd00d8b8944271466dfe56
地方選でも「国防」争点化 「触れない方が票落としにくい」慎重派も 部隊増強めぐり県内でも温度差
4/7(金) 8:30配信

南日本新聞
候補者の訴えに耳を傾ける支持者ら=3月31日、西之表市

 9日投開票の鹿児島県議選で、国防のあり方が争点の一つとなっている。これまでの県議選ではほぼ触れられなかったテーマだが、戦後安保政策の大転換期となる上、県内は部隊増強の象徴的な現場。野党系が批判票の掘り起こしを図る一方、与党系で必要性を唱える候補もいる。有権者への浸透が課題で、訴えぶりには温度差がある。


 「現実的な対応をすべきだ」「一貫して反対する」。西之表市・熊毛郡区は、同市馬毛島で進む米軍機訓練移転と自衛隊基地整備への対応が争点。容認する現職2人に、反対派団体会長の新人1人が挑む構図だ。

 告示初日の市内の演説では3候補とも時間の半分近くを基地問題に割いた。反対派だけでなく、容認派もこれだけ言及するのは、基地本体工事が1月に着工し、市民生活への不安が広がっていることが背景にある。危機感を強調する反対派に対し、容認派は「丁寧に対応していく」などと指摘。両派とも「不安解消」を訴える形となっている。

 昨年11月から海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)で米軍部隊が無人機の運用を始めた大隅半島。各候補の主な訴えは農業など地域の強みを生かす施策だ。ある現職は「防衛力強化を打ち出す政府に危うさを感じるが、市民との対話で話題にあがることはない。慎重にならざるを得ない」と語る。

 別の陣営関係者は「安保問題にはイデオロギー色を感じ離れていく有権者もいる。よほど主張があれば別だが、触れない方が票を落としにくい」と明かす。

 奄美大島は4年前に陸上自衛隊が置かれ、反撃能力を担う長射程ミサイルの配備も取り沙汰される。ただ、奄美市区、大島郡区の立候補者5人はいずれも保守系。南日本新聞のアンケートでは全員が県内配備に賛成しており、安保論議はほぼ無風状態だ。

 反対運動を続ける城村典文さん(70)は「不安を抱く住民は少なくない。議論さえないままの現状は非常に危うい」と嘆く。

 長射程ミサイルの県内配備を巡っては、県議選立候補者77人のうち7割が「賛成」と回答。無党派層が多い鹿児島市・鹿児島郡区の野党陣営は「世論に反対意見はもっと多く、明確な対立軸にできる」とみる。一方、「訴えが響きにくいのも実情。知恵を絞りたい」と話した。

南日本新聞 | 鹿児島

8323OS5:2023/04/07(金) 15:50:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/323633d3c80f0592f0ac12731f8d75e4253b6de5
〈激戦地ルポ 2023長崎県議選・5〉長崎市区 当落線上で火花散らす
4/7(金) 11:00配信


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長崎新聞
23人が立候補し大激戦となっている長崎市区。街中で候補者がニアミスする場面も少なくない=長崎市内(写真は一部加工)

 選挙戦中盤の夜、長崎市北部地区であった個人演説会。登壇した自民現職候補は大勢の支持者を見渡すと、準備したメモを机に置き、思いの丈を叫んだ。「誰が落ちてもおかしくない。『○○候補は大丈夫だから』と他候補が言い回り、引き剥がしにかかっている。助けてください」
 定数14をめぐって候補23人がひしめく。当落線上をにらみ多数の候補が火花を散らす。特に公認7、推薦1の計8人を擁する自民は票を食い合う様相を帯び、現職候補の1人は「同じ党なのに地盤に関係なく、何でもありの状況。(すみ分けの)行司役がいない」と嘆く。
 人口流出著しい他地域を尻目に世帯数が増えている東長崎地区は、主地盤とする現職が不在。この大票田に昨年末に移り住んだ立憲民主新人候補は「唯一の地元候補」とアピール。同地区で演説会を開いた自民現職候補は、地元の市議や自治会幹部らを前に「東長崎の地から押し上げて」と感情を高ぶらせた。参政党新人候補も「(同地区は)反応がいい」と浮動票の掘り起こしに奔走する。
 激しい局地戦は市北部でも。住吉商店街を練り歩いた無所属新人候補の陣営関係者は「別の候補の牙城だが、地道に回れば切り崩せる」と血気盛ん。週末、浦上天主堂の早朝ミサ後には、外の階段の上に自民新人候補、下に国民民主現職候補が立ち、それぞれ信者に支持を訴えていた。
 現職と元職の無所属ベテラン両候補が根を張る市南部には、地域活性化に取り組む若手世代とつながる自民現職候補らも入り込む。これまで上位当選を重ねてきたベテラン現職候補の陣営関係者は「動きが出遅れた感は否めない」と焦り、足元を固めて迎え撃つ。
 各現職候補陣営が「粒ぞろい」と評する新人たちの浸透具合も帰趨(きすう)を左右しそうだ。元アナウンサーの無所属新人候補は、高い知名度を票につなげようと、市民と会話しながら街中を歩き回り、番組のロケ風にアプローチ。維新新人候補は「新人だからこそ、何のしがらみもない」と各地を駆け回る。
 前回最多得票だった国民現職候補は、出身労組や協力企業の人員減少に危機感を強め、支援企業回りを精力的に重ねる。公明、共産、社民の現職・新人候補も現有議席の維持に向け声を張り上げている。混沌(こんとん)とした選挙戦は最終盤を迎えた。

8324OS5:2023/04/07(金) 15:52:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c7846eafa1a6c92d04b76bbbe374de9eeddacee
統一地方選・熊本県議会議員選挙 菊池郡区は2議席めぐり 保守系3人が激しい選挙戦【熊本】
4/6(木) 22:11配信


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TKUテレビ熊本

テレビ熊本

県議会議員選挙の投開票まで残り3日。6日は台湾の半導体製造大手TSMCの進出で注目が集まる菊池郡です。2議席をめぐって、保守系の3人が激しい選挙戦を展開しています。

自民党・現職で3期目の当選を目指す中村 亮彦さんは、菊陽町を地盤とする唯一の候補者として、「TSMC進出に伴う交通渋滞や、外国人移住者の受け入れなど様々な地域課題の解決に取り組む」と訴えます。

【自民・現 中村 亮彦 候補(55)】
「地元の吉本町長と情報交換しながら課題を解消し、地域をさらなる発展に導いていことを3期目の立候補にあたって強く訴えている」

選挙長を務める菊陽町の吉本 孝寿 町長や町議らと連携して選挙戦を展開し、地盤である菊陽町の支持を固め初めてのトップ当選を目指します。

【自民・現 中村 亮彦候補(55)】
「大津町、菊陽町と連携して、空港周辺地域、TSMCを受け入れる地域として発展に努めていきたい」

現職の田 代国広さんは、空港アクセス鉄道計画をめぐって、おととし自民党を離党。今回は無所属での戦いです。

【無・現 田代 国広 候補(80)】
「国会議員や大津町の町長、議長、自民党県連が一緒になって、強靭な組織を作り上げ、後期高齢者の私との戦いとなっている。政治は自民党のためにあるのではない。県政は皆さんのためにある」

離党した理由を説明しながら地盤の大津町を回り、大津町議を20年、県議を16年務めた実績をアピールするとともに、子育て支援の充実などを訴え、5期目の当選を目指して支持固めを図ります。

【無・現 田代 国広 候補(80)】
「今までやってきたことをしっかり続けていけば、見ている人は見ていると思う。
常識と良識がある人を信じて戦う」

無所属・新人の斎藤 陽子さんは、地元・大津町で長年まちづくりに携わってきました。

【無・新 斎藤 陽子 候補(46)】
「熊本県全体をリードする菊池郡となっていくために立ち上がることを決意した」

自民党は、田代さんの離党を受けて、斎藤さんの推薦を決定。大津町が地盤の坂本 哲志 衆議院議員らがサポートし、菊池郡で初めてとなる女性県議誕生を目指します。

斎藤さんは、国や県、地域と連携しながら「TSMC進出で生じる地域課題を解決し住民の暮らしを守る」と訴えます。

【無・新 斎藤 陽子 候補(46)】
「交通渋滞、人材不足、突然の人口増加で町が大変になっている。急激な変化に追い付いていない状況が課題。課題こそ可能性だと考えて、全力で未来につなげていかなければならない」

投開票は4月9日です。

テレビ熊本

8325OS5:2023/04/07(金) 22:52:49
https://www.fnn.jp/articles/-/510940
熊本県議会議員選挙 県内屈指の激戦区の一つ『上益城郡』現職と新人4人による激しい戦い
テレビ熊本
2023年4月7日 金曜 午後6:30
9日投開票の熊本県議会議員選挙、県内屈指の激戦区の一つ、上益城郡は2議席をめぐり、現職と新人 計4人が激しい戦いを繰り広げています。

無所属・新人で運送業を営む高田 潤平さんは、自ら選挙カーを運転し1人で地域を回りながら、「小学校給食費の無償化」などを訴えます。また、「人気ユーチューバーを招いたイベントで地域を盛り上げたい」としています。

【無・新 高田 潤平 候補(35)】
「若い人たちに政治にできるだけ参加してもらいたい。もっと興味を持ってもらいたい。本当に困っている県民の声を拾っていきたい」

自民党・現職で5期目の当選を目指す増永 慎一郎さんは、甲佐、嘉島、御船、山都の各町長や各種団体の支援を受けて、組織戦を展開。2008年の補選で初当選して以来、4期15年で培った人脈や熊本地震からの復興、インフラ整備など実績をアピールします。

【自民・現 増永 慎一郎 候補(59)】
「熊本県が発展していく中で上益城が忘れられないように『上益城の発展は熊本県の発展』という位置づけで、上益城のことを見ながら県政に伝えていく。各町長と連携しながら手伝いをしていく」

無所属・新人で会社役員の住永 栄一郎さんは、元益城町長の父・幸三郎さんや益城町議などの支援を受け、自民党現職に挑みます。地盤の益城町で票固めを進めるほか、上益城の町ごとの地域活性化策を掲げ支持拡大を図ります。

【無・新 住永 栄一郎 候補(53)】
「皆さんが幸せで、心が豊かになるとにかく皆さんが稼げる、仕事ができる地域にしていかないといけない。企業立地を進めたり、農産物の価値を上げたり、観光資源を生かしたりして雇用を生むことでみんなが幸せになると思う」

自民党・現職で3期目の当選を目指す大平 雄一さんは、地盤である益城町の町長の支援を受け、4車線化事業など熊本地震からの復興に取り組んだ実績を強調。さらに復興を推進させると訴えます。自民党県連も応援に入り議席の死守を目指します。

【自民・現 大平 雄一 候補(57)】
「上益城地域の代表としてしっかりと住民の皆さんの声を形にしていく。上益城の将来をかけた戦い。自民党県議団がこの地域を引っ張っていかないと時計の針を戻してしまうことになる。2期8年間が絶対に無駄にならないようにやっていかなければならない」

投開票は9日日曜日です。

8326OS5:2023/04/07(金) 22:53:27
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/422986?display=1
県議選あさって9日投開票 記者解説 構図は?激戦区の行方は? 鹿児島県
国内
再生する
南日本放送
2023年4月7日(金) 19:08


任期満了に伴う県議会議員選挙は9日、投票が行われます。

今回は51の定数に対し、現職42人、元職2人、新人33人のあわせて77人が立候補し、立候補者の数は戦後最も少なかった前回の68人を9人上回りました。
21選挙区のうち、7つの選挙区であわせて10人が無投票当選したので、残る14選挙区の41議席を67人で争っています。

自民党は改選前の38議席と同じ38人が立候補し、すでに無投票で8人が当選を決めました。
公明党は現有3、共産党は現有1の議席維持を目指しています。
そして、議席がない政党では立憲民主が元職1人、新人1人の合わせて2人、日本維新が新人1人、国民民主が新人1人、参政が新人1人、このほか、無所属の現職5人、新人23人の合わせて28人が議席獲得を目指します。



現在は定数の7割を占める最大会派の自民が勢力を維持するのか、ほかの政党や無所属の候補がどこまで議席を伸ばすのかも、注目されます。


ここからは、注目の選挙区の状況を見ていきます。

【鹿児島市・鹿児島郡区】
定数17の鹿児島市・鹿児島郡区には26人が立候補しました。

自民党の現職・外城戸昭一さん、
自民党の現職・藤崎剛さん、
無所属の新人・大門五郎さん、
立憲民主党の元職・柳誠子さん、
無所属の新人・小川美沙子さん、
公明党の現職・森昭男さん、
自民党の現職・寺田洋一さん、
自民党の新人・本田静さん、
公明党の新人・村野俊作さん、
自民党の新人・有川博幸さん、
無所属の現職・岩重仁子さん、
無所属の現職・安楽英美さん、
自民党の現職・柴立鉄平さん、
無所属の現職・上山貞茂さん、
日本維新の会の新人・田代芳樹さん、
共産党の現職・平良行雄さん、
自民党の現職・長田康秀さん、


自民党の現職・宝来良治さん、
参政党の新人・吉田浩司さん、
国民民主党の新人・森山博行さん、
自民党の現職・岩重礼さん、
無所属の現職・福司山宣介さん、
無所属の新人・山崎太郎さん、
無所属の新人・原口武義さん、
公明党の現職・松田浩孝さん、
立憲民主党の新人・宇都恵子さんです。


定数17の鹿児島市・鹿児島郡区では前回より6人多い26人が争い、わずか11票差で当落が分かれた前回以上の混戦が予想されます。

また、前回トップ当選し、鹿児島市北部を地盤にしていた自民党の桑鶴さんが死去し、鹿児島市南部を地盤とし、3位で当選した下鶴さんが市長に転身したことから、2人の得票を合わせた2万5000票あまりが、今回はどう流れるかも焦点となり、最後まで予断を許さない戦いになりそうです。


Q.ほかの選挙区はどうでしょうか?

今週の特集でもお伝えした、薩摩川内市区と霧島市・姶良郡区は候補者も多く、激しい戦いになっています。

【薩摩川内市区】
薩摩川内市区は、定数3に対し、自民の現職2人に、無所属の新人4人の合わせて6人が挑んでいます。



前回は自民公認でトップ当選した田中さんが市長に転身し、3位当選した野党系無所属の遠嶋さんも今期で引退するため、票の動きも変わりそうです。
また、来年から再来年にかけて40年の運転期限を迎える川内原発については、各候補はあまり大きく取り上げてはいないものの、票の動きにどう影響するか注目されます。

【霧島市・姶良郡区】
霧島市・姶良郡区は定数4に自民の現職3人、無所属の新人4人の合わせて7人が挑む激戦です。

4年前の前回の当落差はわずか15票。有権者の7割が集中し、浮動票も多いと言われる国分・隼人地区での浸透が勝敗の鍵を握るとみられます。


Q.投票率も気になりますね。

4年前の前回は44・38%。低下傾向が続いていて、4回連続で過去最低を更新しています。
ただ、人口減少対策や子育て、まちづくり、防災など県政の課題は尽きないだけに、有権者には候補者の主張にしっかりと耳を傾け、1票を投じてほしいと思います。


県議会議員選挙の投票日はあさって9日・日曜日です。

8327OS5:2023/04/07(金) 23:47:09
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016749
<2023佐賀県議選終盤情勢>3候補、混戦模様に 三養基郡(2-3)
2023/04/07 06:55

井手一希

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 定数2の三養基郡は前回と同じ顔ぶれで、自民現職2人と元職1人の混戦模様となっている。当落ラインは前回並みの8千票前後とみられ、各陣営は票の積み上げに全力を注ぐ。

 5期目を狙う副議長の宮原真一は4期の経験や県とのパイプを強調し、組織票を生かした選挙を展開。総決起大会を6日夜に開き、最後の追い込みをかける。

 元職の石丸元章は「チェンジ」を訴える。みやき町での地盤固めを進めながら、上峰と基山でも丹念に街演車を走らせ、票の掘り起こしを図る。

 「基山町には県議が必要」を合言葉にする現職の古賀和浩は、地元基山を中心に票固めを図る。前回6割を超えた基山町の投票率が今回も鍵を握るとみている。(井手一希)=敬称略


宮原真一(53)自現(4)
石丸元章(58)無元(1)
古賀和浩(60)自現(1)



※名簿は届け出順、敬称略。党派は、自=自民、無=無所属。現=現職、元=元職。丸囲み数字は当選回数

8328OS5:2023/04/07(金) 23:47:48
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016747
<2023佐賀県議選終盤情勢>自民現職2人が優位に 小城市(2-3)
2023/04/07 06:50

市原康史

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 定数2の小城市は、自民現職2人が優位に戦いを進め、無所属の新人が追う構図となっている。現職2人は、トップ当選を懸けて激しく票を奪い合う。

 初当選から2回連続でトップ当選の池田正恭は、これまでと同様に草の根選挙を徹底。大票田の地元・小城町を固め、市南部への支持拡大にも全力を注ぐ。

 県議会議長を務める藤木卓一郎は6期24年の実績をアピール。5日の総決起大会では350人(陣営発表)を集め、票の上積みを目指して陣営を引き締める。

 出馬表明が3月中旬と遅れた仁部謙蔵は独自の選挙戦を展開。反自民層などの票の掘り起こしを狙う。

 選挙戦は盛り上がりを欠き、低投票率が懸念される。現職2陣営は「40%割れ」を危惧する。(市原康史)=敬称略


池田正恭(67)自現(2)
仁部謙蔵(70)無新
藤木卓一郎(55)自現(6)



※名簿は届け出順、敬称略。党派は、自=自民、無=無所属。現=現職、新=新人。丸囲み数字は当選回数

8329OS5:2023/04/07(金) 23:48:28
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016743
<2023佐賀県議選終盤情勢>自民2人を2新人追う 武雄市(2-4)
2023/04/07 06:45

澤登滋

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 定数2に4人が立候補した武雄市は、自民の現職と新人を無所属の新人2人が追う展開となっている。

 7期目を狙う自民現職の稲富正敏は6期24年の実績を示し、特定都市河川指定を受けた取り組みなど新たな政策にも言及する。自民新人の石丸太郎は父・博の後継者として「残りの人生は地元への恩返し」と言い、6日夜に総決起大会を開き追い込みをかける。

 元市議で新人の猪村利恵子は、昨年12月に惜敗した市議補選の雪辱を期し「市民の声を県政に」と声をからす。新人の相浦孝はタレントを応援に呼び、浮動票の獲得に力を入れる。

 投票率は昨年12月の市長・市議補選の49%を下回ると予想され、各陣営とも当選ラインは6千票台とみている。(澤登滋)=敬称略

石丸太郎(44)自新
猪村利恵子(60)無新
稲富正敏(75)自現(6)
相浦孝(73)無新



※名簿は届け出順、敬称略。党派は、自=自民、無=無所属。現=現職、新=新人。丸囲み数字は当選回数

8330OS5:2023/04/07(金) 23:48:58
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1016740
<2023佐賀県議選終盤情勢>当選ライン6000〜7000票か 神埼市・吉野ヶ里町(2-3)
2023/04/07 06:40

大田浩司

樋口絢乃

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 現職2人と新人1人が定数2を争う神埼市・吉野ヶ里町選挙区。各陣営とも投票率は、選挙戦となった2015年の54・48%を下回り、当選ラインは6千〜7千票とみる。

 自民現職の古川裕紀は「地域の声を形にしていく」と主張。千代田町の地盤を固めながら、神埼市内や吉野ヶ里町をくまなく回り、支持拡大に奔走する。

 吉野ヶ里町からの初の県議を目指す新人の嘉村洋一は「トンネル建設による移住推進で活性化を」と訴え、選挙区内を何度も回って知名度アップに注力する。

 自民現職の八谷克幸は3期の実績を強調し「子どもとお年寄りが元気なまちに」。組織力を生かす選挙で、6日の地元神埼町での総決起大会で追い込みを図る。(大田浩司、樋口絢乃)



古川裕紀(49)自現(1)
嘉村洋一(62)無新
八谷克幸(74)自現(3)



※名簿は届け出順、敬称略。党派は、自=自民、無=無所属。現=現職、新=新人。丸囲み数字は当選回数


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