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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

8187OS5(旧チバQ):2023/01/09(月) 18:14:44
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASR167J0BR15TIPE01M.html
菅前首相の北九州入り急きょ中止 「麻生vs武田」の因縁が影響か
2023/01/09 16:12朝日新聞

菅前首相の北九州入り急きょ中止 「麻生vs武田」の因縁が影響か

菅義偉前首相

(朝日新聞)

 2月5日投開票の北九州市長選をめぐり、市議会の自民系会派などが推す元国土交通省官僚、津森洋介氏(47)の応援のため、今月14日に予定された菅義偉前首相の北九州入りが急きょ中止になったことが分かった。背景には自民党内の対立関係がある。

 複数の関係者によると、二階派の武田良太衆院議員(福岡11区)に近い市議を中心に菅氏の応援を計画し、武田氏の働きかけで決まった。津森氏の陣営は14日に市内2カ所で演説を行う方向で調整を進めた。

 前首相の応援要請は、党福岡県連を通じて出す必要がある。このため、市議会自民会派が菅氏の応援を要請し、県連を通じて党本部に申請した。

 ところが、菅氏の応援に合わせて、武田氏も演説会場に参加することが判明。演説会の式次第に武田氏の名前が入っていたという。これに、武田氏と対立関係にある県連幹部が難色を示した。このことが武田氏側に伝わり、「来てくれるなということか」と激怒したという。結果、菅氏の北九州入りは中止となった。

 県連が武田氏の出席を拒否した理由には、麻生太郎党副総裁(福岡8区)と武田氏の対立も遠因となっているとの指摘がある。両氏は地元福岡の選挙で争った不仲で知られる。2019年の知事選では、武田氏らが支援した現職と、麻生氏が擁立した武内和久氏(51)が激突し、現職の勝利に終わった。

8188OS5(旧チバQ):2023/01/15(日) 20:42:35
https://news.goo.ne.jp/article/kab/region/kab-20230114-00006345.html
人吉市長選に元職・田中氏が出馬表明 熊本
2023/01/14 09:24
4月の統一地方選で実施の人吉市長選挙に元市長の田中信孝さんが立候補する意向を明らかにしました。

熊本豪雨からの復興については生活再建・生業再建を最優先で取り組むとし、川辺川の流水型ダムの建設については個人的には反対だが中立の立場をとり、公開討論会などを開いて判断するとしました。

人吉市長選挙は統一地方選後半の4月16日告示で、新人で元衆議院議員の矢上雅義さん、現職の松岡隼人さんも立候補を表明しています。

8189OS5(旧チバQ):2023/01/15(日) 20:43:34
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/politics/dailyshincho-943335.html
北九州市長選で「菅前総理」の応援入り中止 「麻生太郎」副総裁の“ご乱心”に続く異常事態に、身内からも「自民党は大丈夫か」の声
2023/01/14 06:01デイリー新潮

北九州市長選で「菅前総理」の応援入り中止 「麻生太郎」副総裁の“ご乱心”に続く異常事態に、身内からも「自民党は大丈夫か」の声

北九州入りをお断りされた菅前総理

(デイリー新潮)

 投開票まで1カ月を切った、福岡県北九州市の市長選挙(1月22日告示、2月5日投開票)。4月に行われる統一地方選を目前に控えた前哨戦とあって注目が集まっているが、自民党推薦の候補者・津森洋介氏(47)への応援を巡って、異例の事態が発生した。予定されていた菅前総理の応援演説が、急遽キャンセルとなってしまったのだ。一体何が起こっているのか――。

どちらも応援しない
 今回の北九州市長選といえば、昨年末にも自民党内で“事件”が起きたばかりだった。

 政治部デスクが振り返る。

「津森候補の推薦を決めた自民党本部が、党幹部34人の署名を集め始めた時のことです。手続き上、全員の署名が集まらないと正式な推薦とならないのですが、あろうことか、麻生太郎副総裁ただひとりが、頑なにサインを拒否したのです」

 党ナンバー2である副総裁がサインをしないとは、異例中の異例。ともあれサインが揃わなければ、推薦が決まらない。

「困り果てた自民党・森山裕選挙対策委員長は、麻生氏を説得。最終的に“一任します”と言う麻生氏の言葉を得て、それを承認の意と捉えて推薦にこぎつけた、というわけです」

 麻生氏がなぜ署名を拒んだのかといえば、

「原因は2019年の福岡県知事選挙です。この選挙は保守分裂となったのですが、麻生氏が応援していた候補が落選した。その時の麻生氏側の候補者も今回の北九州市長選に出馬することになり、板挟みとなった麻生氏は、“どちらも応援しない”という態度を取ることに決めたのです。その結果が、署名拒否という形になった」

殺害予告か
 なんとも大人気ない話だが、いずれにせよ、統一地方選の行方を占う北九州市長選、自民党は出足から躓く形となったわけだ。ところが、異常事態はこれだけに留まらなかった。

 地元紙記者が言う。

「麻生さんが応援しないにせよ、自民党はなんとしても勝たなければならない。そこで、津森候補を応援すべく、菅義偉前総理が告示1週間前の1月14日に北九州市入りし、応援演説を行う予定になっていました。我々にもその情報が入っており、取材する予定だったのですが……。直前の1月5日になって、急遽取りやめになったのです」

 重鎮の応援演説のキャンセル――。一報を聞いた地元紙記者の脳裏には一瞬、安倍元総理が応援演説中に銃弾に倒れた件が浮かび上がったという。“すわ、菅元総理の殺害予告でも来たのか”と。

「ところが、そんな理由ではありませんでした。自民党福岡県連は、菅氏の演説会場を抑えており、万全の体制で菅氏を迎えるつもりだったのです」

 であれば、一体何が問題だったのか。

「菅さんを迎えて行われる予定だった、演説会の“式次第”です。そこに、武田良太氏の名前があったことが、キャンセルの引き金になったんです」

 武田良太氏といえば、やはり福岡県出身で、福岡11区選出の衆院議員。当選は7回を数え、第四次安倍内閣で行革担当相、菅内閣では総務大臣も務めた、こちらも自民党きっての重鎮の一人だ。

「今回の菅さんの北九州入りも、武田氏の働きかけによって話がまとまった。武田氏としては当然、自分もその場で挨拶をするものと思い、腹心の北九州市議に、式次第を作らせた」

ハレーションが起きるからやめてくれ
 ところが、

「それを見た福岡県連幹部が激怒。武田事務所に電話を入れ、“あなたが演説をするとハレーションが起きるからやめてくれ”と申し入れた。武田氏は“俺に来るなということか”と激怒。その流れで菅元総理の北九州入り自体も、取り止める方向となったのです」

 ちなみに武田氏が菅氏を北九州市に呼び込もうとしたのには、あるワケがあった。

「公明党の存在です。実は公明党は、津森候補への推薦を、自民の推薦が決まって以降も、ずっと出し渋っていたのです。理由は、候補者選定の際に、公明党への相談がなかったこと。この仕打ちに拗ねてしまい、推薦を躊躇していた。武田氏はこの問題を解決すべく、公明党と昵懇の菅氏を呼び、公明党の推薦を取り付けようという腹だったのです。そうすれば、武田氏の功績となりますからね」

 ところが、昨年末、公明党は態度を豹変。急遽、津森氏の推薦を発表した。武田氏の思惑通りとはいかなかったものの、

「それでも菅氏を呼んだことを演説でアピールできれば、武田氏にとってはプラスに働くことになる。なので式次第に、自身の名前を並べたというわけです」

8190OS5(旧チバQ):2023/01/15(日) 20:43:51

白血球のごとく
 それにしても側から見れば、総理大臣経験者に、さらに大臣経験者が応援となれば、鬼に金棒のはず。なぜこれでハレーションが起きることになるのか。

 福岡在住の自民党関係者が察する。

「武田氏は、永田町ではすでに地位を確立し、彼が所属する二階派の次の領袖候補とまで言われていますが、地元福岡県では、実はそれほど人気がない。特に、選挙区が近い麻生太郎氏とは、さまざまな利害関係が錯綜し、犬猿の仲と言われています。さらにはその対立構造が波及し、自民党福岡県連を牛耳る幹部との仲も険悪になり、結果、地元県議の大半が“反武田”という構図になっているのです。津森候補を応援する県連幹部たちは、当然、武田氏をこの選挙に関わらせたくない。まるでウイルスを退治する白血球のごとく武田氏の侵入をキャッチし、排除したのです」

 この件で最も割を食い、恥をかかされたのは、菅氏だろう。自民党幹部も嘆息する。

「福岡県連は、結果的にではあるにせよ、菅氏の存在よりも、県連内の対立構造を優先させたわけです。たとえ津森氏が選挙に勝ったとしても、遺恨 となることは間違いない。4月の統一地方選での応援にも、さまざまな影響が出るでしょう。それにしても、政令指定都市の首長選という大事な局面にありながら、我が党のこのまとまりのなさ、本当に大丈夫かと思ってしまいますね」

デイリー新潮編集部

8191OS5:2023/01/16(月) 15:45:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/a03c8651676e8d52c94b4121b6d4b43e004b931e
なぜ?「怖いというか…」“強すぎる町長”を助長する構図
1/16(月) 10:50配信

西日本新聞
コラージュ

 町役場で町長や議会の取材をしようとすると、「撮影や録音は禁止です」。公共工事の入札結果は法に違反して非公表で、国や県から是正を求められても応じない-。行政運営の透明化が求められる中、逆行する自治体がある。福岡県筑豊地方の旧産炭地、人口5千人ほどの大任町。監視役のはずの町議会も追従の姿勢が顕著で、“強すぎる首長”を助長する構図が浮かび上がる。

「暴走と紙一重」「言いなり議会」1強首長はどのように生まれる理由

 「町長は法律を守れ」。昨年12月25日。家族連れでにぎわう道の駅のそばで、クリスマスムードとは一線を画すのぼり旗がはためく。住民約50人が、永原譲二町長に抗議する集会を開いていた。

大臣も知事も違法と指摘
 町は2021年7月、公共工事の不正防止などを目的とする入札契約適正化法で公表が義務付けられた入札業者、入札金額、落札業者、落札金額といった入札結果を非公表にした。本紙が昨年10月に報じると、国土交通相や総務相、県知事が違法と指摘した。だが永原氏は犯罪予防などを理由に公表しようとしない。

 非公表の姿勢は取材現場にも及ぶ。昨年3月には庁舎の管理規則を改正し、庁舎内での撮影・録音は禁止となった。町議会で6年半ぶりに一般質問が実施されるとあって、多くの報道機関が詰めかけることが予想され、事実上の報道規制との声も聞かれた。永原氏への取材についても、職員は「町長はオフレコなら答える」。メモを取らず、紙面に掲載しない条件をのむよう求めることもある。

武田良太氏と「兄弟のよう」
 異論に過剰に反応することも。町は21年9月に情報公開条例を改正し、請求できる人の範囲を「何人も」から1年以上住む町民らに狭めた。疑問を持った同じ田川地区の田川市議会議長らが勉強会を開くと、抗議文が届いた。「大任町に著しい疑惑があるような印象操作をした」というのが理由だ。

 なぜ情報公開に消極的なのか。永原氏は町議を経て05年の町長選で初当選し、現在5期目。地元の衆院福岡11区の武田良太衆院議員とは「兄弟のような関係」と周囲に話し、国家公安委員長や総務相などを歴任し国政で存在感を高める武田氏との近さを誇示する。15年から県町村会長、19年からは全国町村会の副会長を務める。1強首長の足元の公共工事や入札情報などをメディアが調べ始めると、情報の非開示にかじを切った。

「世話になっているというか」
 一方、“密室政治”を大任町議会は「黙認」する。

 昨年12月定例会の一般質問。入札結果非公表の経緯や理由などをただした議員に対し、永原氏は常任委員会で基本的な考え方を説明したと答弁した。議会はその常任委員会について新型コロナを理由に非公開とし、一般質問の撮影と録音も認めなかった。議員の一人は、議会として入札結果非公表の問題を考えようと、全員協議会の開催を議長に求めたが拒否された。「町長が怖いというか、世話になっているというか、物を言えない体質が議会にはびこっている」。議員は嘆く。

 (金子晋輔、華山哲幸)

8192OS5(旧チバQ):2023/01/16(月) 19:53:32
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20230116-567-OYT1T50016.html
佐賀・上峰町議選、くじ引きで最後の1議席決定…同じ得票数で並び
2023/01/16 00:33読売新聞

佐賀・上峰町議選、くじ引きで最後の1議席決定…同じ得票数で並び

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 15日に投開票された佐賀県上峰町議選(定数10)で、最後の1議席を巡り、2人の候補者が同じ得票数で並んだ。公職選挙法の規定に基づき、くじ引きで当選者が決まった。

 町議選には現職8人、新人3人の計11人が立候補。開票作業の結果、いずれも現職の鈴木千春候補(41)と中山五雄候補(76)が282票で同数となったため、くじ引きが行われ、鈴木候補が再選を果たした。

8193OS5:2023/01/20(金) 23:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea6fc8dc324155a8232eb8af2a58422a918a0b2e
北九州市長選、16年ぶりトップ交代 新人4人出馬予定 22日告示
1/20(金) 20:07配信
 任期満了に伴う北九州市長選は22日告示される。現職の北橋健治氏(69)=4期目=は今期限りでの引退を表明している。16年ぶりのトップ交代となる選挙には無所属新人の4人が出馬予定で、加速する人口減対策や地域活性化策などが争点となる見通しだ。投開票は2月5日。

 出馬を予定しているのは、広告デザイン会社社長の清水宏晃氏(39)▽元厚生労働省室長の武内和久氏(51)▽元国土交通省官僚の津森洋介氏(47)=自民、立憲民主、公明、国民民主推薦▽共産党推薦の党県常任委員、永田浩一氏(57)。

 与野党は、北橋氏の事実上の後継者とされる津森氏を相乗りで推薦した。ただ一部の自民市議は武内氏の支援に回っており、自民分裂選挙となる見通しだ。

 清水氏は子育て支援施設の整備など掲げ、武内氏は未来産業の育成と投資などを政策にする。津森氏はアジアでの産業・物流の一大拠点化など、永田氏は子どもの医療費無償化などを公約としている。【日向米華】

 ◇「にぎわいを」「若い視点で」

 有権者に市の課題や論戦に期待することを尋ねた。

 会社員の大和みゆきさん(59)は、2020年夏から閉鎖したままのJR黒崎駅(八幡西区)前の商業ビル「クロサキメイト」などを挙げ、街の活気が失われることを憂慮。「北九州は大企業が立地する強みがある。協力を仰ぐなどして駅前ににぎわいを戻して」と話した。

 22年に2度の火災に見舞われ、復興へ歩む旦過市場(小倉北区)の海産物店店長、吉野智博さん(51)は、人口減が進んだ市の現状を「街なかに若者がいないと、商売上も将来の見通しが立てづらく深刻な問題だ」と話し「若い視点で論戦を深めてほしい」。

 4歳と1歳の子を育てながら子育て情報サイトを運営する佐々木遥香さん(33)は「子育てを始めて最初の市長選となる今回が一番関心が高い」と子育て関連の公約に注目。絵本の読み聞かせボランティアをしている土井聖子さん(71)は「学校給食の無償化など、子どもを安心して学校に通わせられる環境を」と教育面の充実を求めた。【成松秋穂、青木絵美、宮城裕也】

8194OS5:2023/01/20(金) 23:21:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/57a83044e87fd5cc9c26e4e30446da5a109695e0
北九州市長選、あす告示 北橋市政の「継承」「転換」が争点 国政への影響も
1/20(金) 21:53配信
北九州市長選(2月5日投開票)は22日告示される。無所属新人4人が立候補する見通しで、4期16年務めた現職の北橋健治市長(69)の路線継承の是非が焦点となる。かつて人口100万人を超える都市だったが、現在は約92万人まで減った。経済再生と人口減少対策には暴力団対策も鍵を握る。選挙結果は次期衆院選をめぐる自民党内の公認争いにも影響しそうだ。(千田恒弥)

「北橋氏が4期16年間、市政を担い、本当に安全・安心な街になった」

「オール北九州力」を掲げ、自民、公明、立憲民主、国民民主の与野党が推薦する元国土交通省職員の津森洋介氏(47)は19日、市内で開かれた自民党決起集会で北橋市政の継承と発展を訴えた。

同時に「かつて四大工業地帯として日本を引っ張り、世界の中心となった北九州を必ず取り戻したい」と呼び掛けると、600人ほどの聴衆から大きな拍手が起こった。北橋氏は自らの「後継」とした津森氏の演説に目を細めた。

集会には林芳正外相(衆院山口3区)が関門海峡を越えて激励に来たほか、県連重鎮の蔵内勇夫県議、選対本部長を務める大家敏志参院議員(参院福岡選挙区)らも出席し、〝オール自民党〟を印象付けた。

市長選の焦点は4期16年の北橋市政の評価となる。

北九州市は全国唯一の特定危険指定暴力団・工藤会の本拠地があり、これまで市民や企業を狙った襲撃事件が相次いだ。北橋氏は平成19年の就任以来、暴力団排除条例制定や官民一体の暴力追放運動などを主導してきた。福岡県警が26年から工藤会幹部を次々と逮捕する「頂上作戦」とも相まって、「修羅の国」との印象は薄れてきた。

北橋氏は暴力団対策に重点を置く一方、大規模な洋上風力発電や水素エネルギーのプロジェクト、北九州空港滑走路延伸計画などにも取り組んだ。だが、若年層の人口流出は止まらず、市の高齢化率は31・3%(令和4年3月末時点)と全国の政令指定都市の中でも高い。産業再生、少子高齢化対策は待ったなしだ。

津森氏が北橋市政の「継承と発展」を訴えるのに対し、元厚生労働省職員の武内和久氏(51)は「聖域なき北九州改革」を掲げる。武内氏は一部の自民党市議や末吉興一元市長らの支援を受けながら、SNSや個人のつながりを軸にした「草の根」の選挙運動を展開し、無党派層への支持拡大を狙う。

「今回は16年ぶりに市長、街の流れを変える大きな選択のときだ。人口減少が進み、企業が減り、若い人たちが、この街から出ていく流れを一緒に変えていこう」

19日夕、武内氏は北九州市立大で開かれた公開討論会で北橋市政の転換の必要性を訴えた。武内氏は北九州が持つモノづくりの技術や交通インフラなどの潜在力を生かして街を復活させると主張し、「リスクをとってチャレンジする人がリスペクトされる街にしていきたい」と呼び掛けた。

武内氏は産経新聞の取材に応じ、今回の市長選について「衰退か発展かが争点だ。今までの市政は北九州が持つ底力を出していない。人口減少を食い止め、新しい成長・安心の道筋をつけたい」と述べた。北橋氏は武内氏側の批判に「何が失われた16年だ! 残り僅かな期間だが、津森氏への支持を浸透させていきたい」と周囲に語り、両陣営の舌戦は熱を帯びる。

市長選の結果は市内に2つある衆院福岡9、10区をめぐる自民党内の公認争いの行方を左右しそうだ。現在、両選挙区の自民党公認候補は白紙のままで、現職の国会議員や県議、市議が公認獲得を目指す。市長選後をにらみ、実力者たちもうごめく。

実際、小競り合いも起こっている。津森氏の支援をめぐり、自民党の麻生太郎副総裁(衆院福岡8区)と対立関係にある武田良太元総務相(同11区)が菅義偉前首相との街頭演説を計画したが、県連などの猛反対で頓挫した。県政事情通は「市長選で勝った陣営が党公認を勝ち取り、真の実力者となる」と話した。



市長選には共産党推薦で県常任委員の永田浩一氏(57)と広告会社役員の清水宏晃氏(39)も立候補する見通しだ。

19日の討論会には4氏が顔をそろえた。永田氏は子供の医療費と給食費、国民健康保険料の3つのゼロの実現を掲げており、「市民の暮らしをしっかり受け止め市政運営にあたりたい」と述べた。一方、清水氏は「街の衰退を止めたい、その一心だけだ」と語り、若年層の人口流出対策に全力で取り組むと訴えた。

8195チバQ:2023/01/23(月) 22:03:40
>>8183
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dbb8ff8b892dde5aadfcd2792ab418fa0c71737
筑紫野市長選 新人・平井氏が初当選
1/23(月) 16:00配信
12年ぶりの選挙戦となった筑紫野市長選挙は無所属で新人の平井一三さん(68)が現職らを破り、初当選しました。

任期満了に伴う筑紫野市長選挙は、22日、投開票が行われ市政の刷新を掲げた新人の平井さんが1万7908票を獲得し現職の藤田陽三市長と元市議の浜武さんを破り初当選しました。

選挙戦は無所属で元県議の平井一三さん(68)を自民党・筑紫野市支部が推薦。自民党県連が、4選を目指した現職の藤田陽三市長(80)を推薦する保守分裂の構図となっていました。

新市長の任期は来月1日からです。

九州朝日放送

8196OS5:2023/01/24(火) 09:14:19
https://www.asahi.com/articles/ASR1R67BNR1RTIPE00C.html
68歳「世代交代」訴え80歳との分裂選挙制す 福岡県筑紫野市長選
有料記事

渡辺純子2023年1月23日 21時00分
 3人が争い、12年ぶりの選挙となった福岡県筑紫野市長選。初当選した元自民県議の平井一三氏(68)は、4選を狙った現職の藤田陽三氏(80)との自民党分裂選挙を、「世代交代」を訴え大差で制した。投開票から一夜明けた23日、市役所で当選証書を受け取り、「責任の重さを感じる。日本一住みやすい市をつくりたい」と述べた。

 一昨年の衆院選福岡5区では、自民のベテランと新顔との間で公認争いが起きた。その余波で、市長選では党の地元支部が新顔の平井氏を推薦するなか、県連は現職の藤田氏を推薦。告示日の15日、藤田氏の出陣式には多くの市議や県議、国会議員らが壇上に並んだ。平井氏を支援した市議は数人だった。

 だが22日の投開票日に出た…

8197チバQ:2023/01/29(日) 00:27:51
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1038732/
筑後市の北島一雄副市長が辞職 福岡県議選に無所属で出馬意向
2023/1/11 6:02 [有料会員限定記事]

福岡県筑後市の北島一雄副市長(66)が10日、同日付で副市長を辞職した。任期は2024年12月までだった。

8198OS5:2023/01/29(日) 22:14:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/979aaaa8568ee7d553c79d853bf47cee78563cee
国交VS厚労、元官僚が激戦 北九州市長選情勢
1/29(日) 18:49配信
共同通信
北九州市長選の候補者ポスターが張られた掲示板=22日

 共同通信社は28、29両日、任期満了に伴う北九州市長選(2月5日投開票)に関する電話調査を実施し、取材結果を加味して情勢を探った。元国土交通官僚津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=と、元厚生労働官僚武内和久氏(51)が激しく競り合う戦いとなっている。

 ただ、2割強が投票先を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。共産党福岡県常任委員永田浩一氏(57)=共産推薦=と、広告デザイン会社社長清水宏晃氏(39)は苦戦している。4氏はいずれも無所属新人。

 固定電話で543人、携帯電話で320人の有効回答を得た。

8199OS5:2023/01/30(月) 00:31:26
https://news.goo.ne.jp/article/nishinippon/region/nishinippon-1001046898.html
福岡・大木町長選、元町課長の広松氏が初当選 現職ら3氏破る
2023/01/29 22:35
 福岡県大木町長選は29日投開票され、無所属新人で元町産業振興課長の広松栄治氏(54)が、いずれも無所属で現職の境公雄氏(65)、新人の元町議長中島和正氏(46)、新人の元町議馬場高志氏(49)を破り、初当選した。

 広松氏は行政職員の経験を生かした産業振興や子育て支援を訴え、支持を集めた。投票率は過去最低の53・35%。当日有権者数は1万1191人(町選管調べ)。

8200OS5:2023/02/02(木) 11:42:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f547b9080d9da33b3cf61ad8bb6046b10cfd9e2f
“菅前総理の応援拒否”騒動の「北九州市長選」で自民候補まさかの大苦戦 「麻生太郎」の思惑通りに?
2/2(木) 6:03配信


188
コメント188件


デイリー新潮
菅総理

 いよいよ2月5日(日)に投開票が迫る福岡県北九州市長選挙。4月に行われる統一地方選の前哨戦となる政令指定都市の首長選とあって、告示前から全国的にも注目されてきたこの選挙もいよいよ大詰めだが、ここにきて“地殻変動”が起きているという。告示直後から“自民・公明両党推薦する津森洋介候補(47)が圧倒的優勢”というのが大方の予想だったのが、稀に見る大接戦の様相を呈してきたのだ――。一体何が起こっているのか。

【写真】被るのはボルサリーノだけじゃない?帽子好き「麻生太郎」の珍しいキャップ姿

ダブルスコアで当選のはずが…
 政治部デスクが言う。

「告示直後は、津森氏が圧勝というデータが出ていたのです。うまくいけば2位にダブルスコアくらい付けられるのではないか、なんていう話もあった。それが、もう3ポイント差くらいにまで迫られている」

 大本命と目されていた津森候補を、猛然と追いかけるのは、無所属の元厚労省官僚・武内和久氏だ。

「最新の地元紙の調査によれば、武内氏が無党派層の3割の支持を得ている一方、津森氏は推薦を受けている公明党支持者の6割、そして、自民党に至っては、5割までしか固められていないのです。もちろん、現状では津森氏が優勢ですが、浮動票が武内氏に流れれば、逆転も狙える状態。津森陣営には悲壮感が漂っています」

 自公推薦候補が、まさかの苦戦――。とはいえ、こうなる“予兆”はあったという。

「津森候補を巡っては、これまでも自民党の重鎮を巻き込んだ“騒動”が起こってきました。まずは昨年12月。党本部が正式に津森氏に推薦を出す際に、副総裁の麻生太郎氏が、頑なにサインを拒絶したのです。党本部は苦肉の策として、“選対本部長に一任する”という麻生氏の言葉を容認と解釈し、推薦に漕ぎつけることができました」

菅前総理をお断り
 また、告示直前には、

「菅前総理が応援に入る予定が組まれていたのですが、直前になって中止になりました。理由は、菅氏に声をかけたのが、武田良太元総務大臣だったから。というのも武田氏は、今回の選挙を仕切る自民党福岡県連とは犬猿の仲で、菅氏の応援演説の際に、武田氏も一緒に演説をすると主張し、県連がこれを拒否。菅氏の応援自体が取りやめになったのです」

 それでも大方の予想は、津森氏の圧勝だった。

「というのも、これまで北九州市長を4期に亘って務めあげた北橋健治氏が、津森氏を全面応援しているから。北橋氏がこれまでの選挙で集めてきた票が津森氏に回れば、苦労なく当選できるだろうというのが、陣営の読みでした」

 ところが、蓋を開けてみれば、当選が危ぶまれるほどの大苦戦。投票箱を開けてみるまで分からない、スリリングな展開となっている。

 なぜこうなったのか。自民党関係者が言う。

「ヒントは、麻生太郎氏にあります。そもそもなぜ麻生氏が津森氏の推薦書にサインをしなかったのかといえば、対立候補の武内氏が、保守分裂となった2019年の福岡県知事選挙に出馬した際、麻生氏が武内氏を応援していたから。なので今回は、“津森氏も武内氏も、どちらも応援しない”、中立の立場という姿勢を貫きたかった、というのが大きな理由のひとつです」

8201OS5:2023/02/02(木) 11:42:42
因縁の戦い
 さらに、もう一つ大きな理由があるという。

「話は北橋健治氏が初当選を果たした、2007年2月の北九州市長選に遡ります。自民党は当時、別の候補を立てていたのですが、落選。その時の選対本部長を務めていたのが、他ならぬ麻生氏だったのです。以来麻生氏は、北橋氏に対して忸怩たる思いを抱いており、その北橋氏が全面的にバックアップするという津森氏を、どうしても応援したくなかったというのが大きいのです」

 もちろん、今回の選挙では、麻生氏は表立っては全く動いていない。しかし、

「自民党の北九州市議や県議のなかで、麻生氏に近い人たちは、そうした麻生氏の思いを汲み、表向きは津森氏を応援しつつも、裏では武内氏側につき、自身の後援者らを紹介するなど、積極的にサポートしているのです。この動きがどこまで広がっているのか、津森陣営は把握できていません。また、とにかく勝ち馬に乗っかることが最重要課題の公明党の後援者たちも、津森氏に推薦こそ出しているものの、情勢を見極めて動きを変えてくる可能性はある。津森陣営内部にも、疑心暗鬼の輪が広がっていますよ」

 麻生氏にとっては、二つの意味で因縁の戦いだったというわけだ。激戦の結果や、いかに。

デイリー新潮編集部

新潮社

8202OS5:2023/02/02(木) 22:47:11
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20230122/5050021781.html
垂水市長選 現職の尾脇氏が4回目の当選
01月22日 22時25分

任期満了に伴う垂水市の市長選挙は22日、投票が行われ、現職の尾脇雅弥氏が新人2人を抑えて4回目の当選を果たしました。

垂水市長選挙の開票結果です。
▼尾脇雅弥、無所属・現。当選。4749票
▼池之上誠、無所属・新。   3801票
▼小※バマ清美、無所属・新。  117票

現職の尾脇氏が、元市議会議長の池之上氏など2人を破って4回目の当選を果たしました。

尾脇氏は垂水市出身の55歳。
垂水市の市議会議員を2期務めたあと、12年前の市長選挙で初当選しました。

垂水市の人口はおよそ1万3000人。
少子高齢化が進む中、子育て世帯の定住支援策や老朽化が進む市役所の今後のあり方などが課題となっています。

尾脇氏は「この間、災害などピンチもあったが、経験と人脈をいかしてチャンスにしたことが評価されたと考えている。垂水は海、山、川、食が豊かで自然のディズニーランドにしたい。遊ぶなら垂水ということで、経済を回して発展につなげたい」と述べました。
垂水市選挙管理委員会によりますと、投票率は74点14%で、前回4年前の選挙を0点77ポイント下回りました。

※バマは「濱」の「少」が「眉」のかんむり。

8203OS5:2023/02/04(土) 22:22:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/02a852ec82b687beedb0cc4622282fb0c4c5a540
仁義なき市長選 終わらぬ麻生太郎氏vs武田良太氏 北九州市を舞台に繰り広げられる因縁対決の行方は〈dot.〉
2/4(土) 17:00配信
 2月5日に投開票される北九州市長選。4期16年務めた北橋健治市長(69)が不出馬を表明し、新顔4人の争いになった。ただ、福岡県内の主要な選挙の場合、必ずといっていいほど、自民党内のこの2人の争いが勃発する。副総裁の麻生太郎氏と元総務相の武田良太氏だ。2人とも福岡県選出の衆院議員だが、「犬猿の仲」と言われるほどその対立は激しい。

【写真】麻生氏が推す「次の首相」はこの人?

 今回、立候補したのはいずれも無所属で、元国土交通省官僚の津森洋介氏(47)=自民・立憲・公明・国民推薦、共産党県委員会常任委員会の永田浩一氏(57)=共産推薦、元厚生労働省官僚の武内和久氏(51)、広告デザイン会社長の清水宏晃氏(39)。

 最初に立候補を表明した武内氏は、2019年の知事選で麻生氏が擁立したが、武田氏が支援した候補に敗れた。

 そして、今回の北九州市長選で自民党が推薦する津森氏の擁立には、武田氏の関わりがあったと言われている。

 この選挙、麻生氏は表立った動きはしていないが、津森氏の推薦をめぐり“一騒動”あった。

 もともと武内氏は、自民党の推薦を取り付けたい考えだった。だが、市議会の自民会派らは津森氏に立候補を要請。県議らとの協議を重ね、津森氏の支援を決めた。

 しかし、自民党福岡県連として津森氏を推薦するという承認の署名について、麻生氏は断ったのだ。

「最初は麻生氏に近い幹部も渋ってはいたけど、なんとか説得した。しかし、麻生氏は最後までサインしないと拒んでいました」

 と自民党の福岡県議が話す。

 この状況に、党本部から森山裕・選対委員長が乗り出して麻生氏と会談し、説得を試みるという事態に。それでも麻生氏は署名を拒否した。

 最終的には、

「サインしないが、党へ一任」

 という言葉をなんとか取り付け、今に至っている。

 麻生氏と武田氏の不仲は、永田町での力学にも影響する。

 麻生氏は現在、派閥の会長として茂木派とともに岸田文雄首相を支える主流派だ。しかし、菅義偉前首相の時代は、武田氏が所属する二階派会長の二階俊博氏が幹事長として力を発揮し、武田氏も総務相として重用された。そうした因縁もある。

8204OS5:2023/02/04(土) 22:23:17
 今回の市長選では、「署名問題」以外にも“事件”が起きた。

 当初、津森氏の応援のため、菅前首相が北九州市に入る予定だったが、これが急きょ中止になった。

 二階派の国会議員がこう話す。

「麻生氏と武田氏の対立があまりに激しいため、菅前首相は断念した。本当は二階会長も行くような話があったけど立ち消えになった。他の大物も巻き込まれたくないと、北九州市入りを見合わせている」

 福岡政界の自民党はこれまで、麻生氏のほか古賀誠元幹事長や山崎拓元副総裁らが火花を散らしてきたが、古賀氏が引退し、山崎氏も失脚すると、麻生氏が重鎮として県内をおさえてきた。

 しかし、武田氏が閣僚ポストを得るなどし、勢力図も変わってきている。


 その象徴ともいえるのが福岡県選出の参院議員、大家敏志財務副大臣の存在だ。

 麻生派の大家氏だが、今回の北九州市長選では津森氏陣営の選対本部長を務めている。

 昨年12月初め、こんなことがあった。

 大家氏は北九州市長選にあわせるように、「大家敏志 政経フォーラム2022」を北九州市内のホテルで開いた。自身のホームページなどでも広報し、講師として麻生氏を呼んでいることも大きな写真入りで紹介している。

 しかし、麻生氏はそれをドタキャンした。麻生氏は大家氏を呼んで、市長選の対応について「説教」をしたと地元では伝えられている。

「麻生会長とすれば、大家氏は自分がずっと面倒を見てきたという自負がある。まさに親分ですよ。麻生会長が武内氏を支援することは前からわかっていた。津森氏の推薦が決まると、麻生会長に近い市議らは自民党を離れて武内氏支援に。それなのに、大家氏は武田氏と歩調を合わせて先頭に立って津森氏の応援でしょう。連日、津森氏がSNSに投稿する動画には大家氏が映っている。そりゃ、カンカンですよ、親分にたてついているのですからね」(麻生派の国会議員)

 大家氏については、こんな“失策”もあった。 1月29日に北九州市立総合体育館で「Fリーグ」(フットサルリーグ)の試合が開催された。

8205OS5:2023/02/04(土) 22:23:32
 地元チームのボルクバレット北九州が出場する試合だったが、その試合終了直後に津森氏が「たすき」をしたまま現れ、あいさつまではじめたのだ。

 その模様が地元メディアでも取り上げられ、SNSなどでも流れて「炎上」。公職選挙法に触れるのでないかとの指摘もあった。

 ボルクバレット北九州は、市長選への投票を呼びかける案内をする予定だったといい、それが一部の候補者のみとなったと釈明し、

「スポーツの場での政治的活動とのことで有権者の皆さまにはご混乱とご心配をおかけしました。真摯(しんし)に受け止め再発防止に努めてまいります」

 とホームページで「おわび」するはめに。この一件には津森氏陣営からも、

「津森氏と一緒に試合会場に同行していたのが大家氏です。参院議員を3期もやっているのに何もわかってない。フットサルチームにまで謝罪させるとはむちゃくちゃ。自らの失策で票を減らしている」

 と恨み節が出た。

 前出の自民党県議は、

「2019年の知事選の時、自民党福岡県連は麻生氏の“威光と意向”で武内氏を推薦した。選挙は負けたけど、自民党支持者のなかでは武内氏の知名度は確実に上がった。今回、麻生氏は表に出ていないとはいえ、武内氏が津森氏に敗れると武田氏に“2連敗”したというイメージがつくだけに、武内氏陣営は『負けられない』という気迫を感じる。逆に津森氏の選対事務所は武田氏が取り仕切り、大家氏の失策で立憲民主党や国民民主党はしらけてしまい、不協和音がささやかれている」

 と話す。 

「武田氏は今回、津森氏が勝てば『もう麻生氏の時代は終わり』と公言している。トップを奪い取ると鼻息が荒い。大家氏もそんな情勢を見て取り、武田氏についた方が将来的に有利、と麻生氏を見限って津森氏を応援している」(前出の二階派の国会議員)

 とはいえ、そんな簡単に福岡県全体のトップに立てるのだろうか。

 福岡県議会を長く取材してきた記者がこう話す。

「仮に今回の市長選で津森氏が勝っても、まだ武田氏が福岡県の“当主”になるのは難しい。というのも、麻生氏には自民の重鎮の県議がついている。この県議は麻生氏と同じで『反武田』です。県議を束ねていて、まだまだ力を持っている。この人物がいる間は、武田氏が麻生氏を抜けるとは考えにくい」

 北九州市長選後も、まだまだ福岡政界の戦いは続きそうだ。

(AERA dot.編集部 今西憲之)

8206OS5:2023/02/05(日) 20:46:22
すごいことになってるな
https://news.yahoo.co.jp/articles/7174a32c510ef357b414ec4595499c21fba993f4
北九州市長選、元官僚候補2人が接戦の様相
2/5(日) 20:30配信

朝日新聞デジタル
北九州市長選 出口調査

 5日に投票があった北九州市長選で、元国土交通省官僚の津森洋介氏(47)と元厚生労働省官僚の武内和久氏(51)が接戦を展開している。ともに無所属新顔で、東大法学部卒の霞が関官僚出身と、共通点も多い両氏。朝日新聞が投票所で実施した出口調査からは、普段の支持政党や世代別での投票行動の違いが浮かび上がる。


 調査は市内24カ所で実施し、1046人が回答した。自民、立憲民主、公明、国民民主の各党から推薦を受けた津森氏には、立憲民主支持層の4割や公明支持層の7割以上が投票し、いずれも武内氏を上回った。

 政党・団体の推薦を受けない草の根選挙を展開した武内氏には、市議会の一部自民系議員も支援に回った。自民支持層の投票先は津森氏と武内氏にほぼ2分し、動きが割れた。武内氏は無党派層から5割以上の支持を集め、津森氏は3割に満たなかった。

 年代別の得票率を見ると、武内氏の支持は40代が52%と最も高く、50〜60代も5割近くが支持するなど、ミドル層に浸透している。津森氏の支持は80歳以上が53%と最も高いなど、シニア世代で強さを見せている。

朝日新聞社

8207OS5:2023/02/05(日) 20:46:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e685b7c8e9d41517baf4a459277e301904061160
【出口調査】北九州市長選 元官僚・武内氏わずかにリード 津森氏が追う展開か 16年ぶり新市長が誕生へ
2/5(日) 20:17配信


 5日投開票が行われる北九州市長選挙で、TNCは市内15カ所の投票所でどの候補者に票を投じたかなど対面で調査を行いました。

 まずどの候補者に投票したかを聞いたところ、無所属新人で厚生労働省の元官僚の武内和久氏が44%、無所属新人で自民党、公明党、立憲民主党などが推薦する国土交通省の元官僚津森洋介氏が41%、広告デザイン会社社長の清水宏晃氏が8%、共産党県委員会常任委員で共産党が推薦する永田浩一氏が7%となり、武内氏が与野党の推薦する津森氏をわずかながらリードする結果となっています。

 また普段支持している政党別に見てみると、回答した人のうち4割近くにのぼった自民党支持者の44%が武内氏に投票したと回答していて、自民党の推薦をうけた津森氏の得票の伸びに結びつかなかった状況が見てとれます。

 さらに有権者の3割以上を占める支持する政党がない、いわゆる無党派層では51%が武内氏に投票したと答え、候補者4人のうち最も早く今回の選挙に出馬を表明した武内氏が有権者に広く浸透したことがうかがえます。

 開票は午後9時15分から行われ、6日未明までには北九州市で16年ぶりとなる新顔の市長が決まる見通しです。

テレビ西日本

8208OS5:2023/02/06(月) 20:18:40
ん?足立にジミンも乗るのか
https://news.goo.ne.jp/article/obs/region/obs-314783.html
4月の大分市長選挙 自民党市連 足立信也氏支援を協議 15日に方針決定へ
2023/02/06 18:43OBS大分放送ニュース

4月の大分市長選挙 自民党市連 足立信也氏支援を協議 15日に方針決定へ

4月の大分市長選挙 自民党市連 足立信也氏支援を協議 15日に方針決定へ

(OBS大分放送ニュース)

4月に行われる大分市長選挙をめぐり、自民党市連はすでに出馬を表明している元参議院議員・足立信也さんへの支援について協議しました。

自民党大分市連は6日、緊急の常任総務会を開き、4月に行われる大分市長選挙に向けた対応を協議しました。大分市長選には元参議院議員の足立信也さん(65)が去年12月に出馬を表明しています。

会議では、秦野恭義会長がこれまでに会社経営者や市の幹部職員など6人と交渉を重ねたものの、擁立には至らなかったと説明。候補の1人として政策などを協議してきた足立さんへの支援を提案しました。

しかし、足立さんとは国政選挙で戦ってきた経緯があるだけに、議員からは賛否の声が上がったということです。

(自民党大分市連・秦野恭義会長)「意見もさまざま出ていて、我々も承知している。丁寧に説明しながら、理解を得ていかなくては」

自民党大分市連は15日にも常任総務会を開き方針を決めたい考えです。大分市長選にはこれまでに足立さんのほかに出馬を表明している人はいません。

8209OS5:2023/02/06(月) 20:32:05
https://www.asahi.com/articles/ASR257JZFR22TIPE00P.html?iref=comtop_Politics_01
「刷新」を訴えた武内氏が初当選 「後継候補」を破る 北九州市長選
有料記事

城真弓2023年2月5日 22時52分

当選確実の報に、花束を手に喜ぶ武内和久氏=2023年2月5日午後10時4分、北九州市小倉北区、藤脇正真撮影

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 北九州市長選は5日投開票され、いずれも無所属新顔で元厚生労働省官僚の武内和久氏(51)が、元国土交通省官僚の津森洋介氏(47)=自民、立憲、公明、国民推薦=や、共産党福岡県委員会常任委員の永田浩一氏(57)=共産推薦=、広告デザイン会社長の清水宏晃氏(39)を破り初当選した。投票率は38・50%(前回33・48%)だった。

 4期務めた北橋健治市長(69)の引退を受け、16年ぶりに新顔対決となった。少子高齢化や財政難などの課題が山積するなか、北橋市政の継承か刷新かが問われた。

 武内氏は「聖域なき改革」を掲げて刷新を訴えた。2019年の福岡県知事選で、麻生太郎自民党副総裁に擁立され、自民推薦で戦ったが敗れた。今回は一部の自民市議が支援に回ったが、政党に頼らない草の根の選挙を展開。「しがらみを断ち切り、子どもと若者たちに投資をする」と訴え、無党派層や自民支持層の票を取り込んだ。

 北橋氏の「後継候補」として…


https://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/20230206/5020012740.html
北九州市長選で推薦候補敗れる 自民県連幹事長が辞職願
02月06日 17時55分

北九州市長選挙で敗れた元内閣府参事官の津森洋介氏を推薦した自民党福岡県連の幹事長は、責任を取りたいとして幹事長の辞職願を提出しました。

16年ぶりに新人どうしの争いとなった北九州市長選挙は、無所属で元厚生労働省室長の武内和久氏が、自民党や立憲民主党などが推薦した元内閣府参事官の津森洋介氏ら3人を破って初めての当選を果たしました。

これを受けて、敗れた津森氏を推薦した自民党福岡県連の松尾統章幹事長は、6日県連会長に、幹事長の辞職願を提出しました。

辞職願の扱いについては、今後、県連の役員会などで協議される見通しです。

松尾氏は記者団に対し、「去年秋から保守分裂させずに一本化することに尽力してきたつもりだったが、結果として、自民党をまとめられなかった責任は痛感している。津森氏はすばらしい候補者だったが、本人が市民に会う時間がなかったことが響いたのではないかと思う」と述べました。

8210OS5:2023/02/06(月) 20:32:52
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/318313
自民分裂の北九州市長選挙で麻生系候補まさかの大逆転勝利 “本命”菅・武田連合敗北のワケ
公開日:2023/02/06 13:20 更新日:2023/02/06 13:20
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自民の看板が嫌われた(落選が決まり、支持者らに頭を下げる津森洋介候補=左。右2は現職北橋健治氏)/(C)共同通信社
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 自民党の分裂選挙となり、今後の永田町政局にも影響しかねないと注目されていた北九州市長選。5日投開票され、無所属新人の元厚労官僚・武内和久候補(51)が、自民、立憲民主、公明、国民民主推薦で無所属新人の元国交官僚・津森洋介候補(47)ら3人を破り、激戦を制した。

 選挙戦前半までは津森氏圧勝とみられていたが、中盤から追い上げた武内氏が大逆転。開票結果は武内氏12万6839票に対し、津森氏11万2614票と、約1万4000票の僅差だった。

 武内vs津森両氏の戦いは、福岡政界で対立する麻生太郎副総裁vs武田良太元総務相の代理戦争でもあった。自民党は津森氏を推薦したものの、麻生副総裁に近い一部の市議らが武内氏を支援。麻生副総裁は津森氏の推薦を決める党の決裁文書の署名を拒否していた。

「武田元総務相のバックには菅前首相もいて、津森候補の応援のために現地入りの予定もあった。直前にドタキャンになったが、党推薦もあるし、まさか津森候補が負けるとは思っていなかったでしょう。岸田首相に距離のある菅・武田連合が、麻生さんに敗れた形。さぞ麻生さんは得意満面なことでしょう」(政界関係者)

 2019年の福岡県知事選でも“麻生vs武田”の分裂選挙が繰り広げられ、この時は武田側が勝利。知事選で麻生副総裁が推したのが、今回の市長選で勝利した武内氏だった。つまり、麻生副総裁がリベンジを果たしたことになる。

■自民推薦敗北は岸田不人気も影響?

 もっとも、岸田首相にとっては、菅・武田両氏ら非主流派の勢いをそいだ側面があるとはいえ、自民党推薦候補が敗れ痛い。報道各社の出口調査では、自民支持層の投票先は武内氏、津森氏でほぼ二分だったが、無党派層では武内氏が5割前後で津森氏は3割弱。自民の看板が嫌われた面は否めない。支持率が「危険水域」の岸田首相の不人気も影響したのか。

 4月の統一地方選に向け、ますます自民公認より無所属を選ぶ候補が増えるのは確実。自民離れが加速しそうだ。

8211OS5:2023/02/06(月) 20:33:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/a755f2ea475f9b0545a720311f95c6e7475a9351
麻生太郎氏に近い武内和久氏が保守分裂の北九州市長選初当選 与野党相乗りの津森洋介氏ら破る
2/5(日) 23:04配信

日刊スポーツ
2019年3月、こぶしを握りげきをとばす麻生太郎財務相(左から2人目)と武内和久氏

 任期満了に伴う北九州市長選は5日、投開票され、自民党の麻生太郎副総裁に近い、新人で元厚労省官僚の武内和久氏(51=無所属)が、自民党や立憲民主党など与野党が相乗りで推薦した元国交省官僚の津森洋介氏(47=自民、立民、公明、国民民主推薦)ら新人3人を破り、初当選した。


 同市長選をめぐっては、自民党が分裂。2019年の福岡県知事選に麻生氏の支援で出馬(落選)し、今回は一部の自民党市議らの支援を受けた武内氏と、党が推薦した津森氏が大激戦を繰り広げた。津森氏は、麻生氏と関係が悪い武田良太元総務相が党の推薦候補として推しており、「麻生VS武田」の自民大物が絡んだ保守分裂選挙として、結果が注目されていた。

 津森氏は、今期限りで退任する現職、北橋健治市長の事実上の「後継」の位置づけだった。一方、自民党本部が津森氏の推薦を決める際の決裁文書には、麻生氏が幹部として1人だけ署名をしなかったことが表面化。麻生氏は武内氏が落選した福岡県知事選を前面に立って応援したが、武田氏が支援した当時の現職に大敗した因縁の経緯がある。

 今回の市長選前には、武田氏が計画した菅義偉前首相を招いた津森氏の応援演説計画に、麻生氏に近い議員も多い自民福岡県連側が難色を示し、最終的に中止となった。

 麻生氏は今回、表だった動きはみせなかったが、麻生氏と武田氏の冷えた関係が市長選の構図に影を落とした中の選挙戦。自民系候補が勝利したものの、分裂選挙で自民党の推薦候補が落選したことで、党内に後味の悪さを残す結果となった。

 津森氏のほか、共産党県常任委員の永田浩一氏(57=共産推薦)、広告デザイン会社社長の清水宏晃氏(39)も及ばなかった。

 投票率は38・50%で、前回市長選を5・02ポイント上回った。

8212OS5:2023/02/06(月) 20:34:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/6c7043a91323f207285703c43a52a1ac6957beeb
北九州市長選挙「組織」対「草の根」当選の背景
2/6(月) 20:00配信
九州朝日放送

5日、投開票が行なわれた北九州市長選挙の結果です。1万4000票あまりの差で北橋市長の後継候補に競り勝った武内和久さん(51)は、当選から一夜明け、さっそく街頭に立ちました。

「ありがとうございます」

6日午前7時半。武内さんはほぼ毎日続けてきた街頭での挨拶を行いました。「新市長誕生」の記事が、表情がほころびます。

5日、当選が報じられた直後。武内さんは、「北九州市が動き出しました」「力を合わせれば北九州市ならなんでもできるんだ」と集まった支持者に挨拶しました。

武内さんは厚労省を退官後、外資系のコンサルティング会社などを経てKBCでは2018年、コメンテーターに。

その翌年、自民党の推薦を受け福岡県知事選挙に挑むも大差で落選。今回の北九州市長選挙では「人口100万人都市の復活」などを掲げ、いち早く立候補を表明していました。

戦いの手法は、「草の根」に「SNS」の活用も。武内さんは、「立候補してから160日以上、毎日、通勤の時の朝の辻立ちというものを仲間たちとやっている」と話しました。

告示2週間前には対立候補の演説にも姿が。「緑の武内」を敵陣でも見せつけました。

一方、自民や旧民主系が相乗りした津森洋介さんは、自民党内の候補者選定を巡る混乱もあり、出遅れた形に。

北橋市長の後継として。さらに政権与党と野党の幹部も応援に並んだほか、業界団体の支援など徹底した「組織に頼る」選挙戦に。

武内さんは、去年8月の出馬表明から700回を超える演説会を開きました。

武内さんは、「私には大きな政党も業界団体もついていません。ただ、私は1カ所1カ所、お一人お一人の市民の皆さんの思いの輪を広げていく」

そして。

津森洋介さんは、「私の力不足。申し訳ありませんでした」

武内さんは、「明るい北九州市をみんなで一緒になって進めてまいりましょう」と、あいさつしました。

北九州市は、人口減少など課題は山積み。6日の朝、武内さんは、「官民の合同チームを結成して今までの行政の在り方、財政の在り方というのを総点検する」と決意を述べました。

16年ぶりの新市長。手腕が問われます。

九州朝日放送

8213OS5:2023/02/06(月) 20:34:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/fef0352e2d8ed30c9ecef0929cc61663c2a0dc927北九州市長選 元厚労省職員の武内氏が初当選確実
2/5(日) 23:31配信


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産経新聞
北九州市長選で、当確の一報を受けバンザイする武内和久氏(左から2人目)=5日夜、北九州市小倉北区

任期満了に伴う北九州市長選は5日投開票され、無所属新人、元厚生労働省職員の武内和久氏(51)が、いずれも無所属新人で、元国土交通省職員の津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦▽共産党県常任委員の永田浩一氏(57)=共産推薦▽広告デザイン会社役員の清水宏晃氏(39)-の3人を破り、初当選を果たした。子育て世代を中心とする無党派層や北橋健治市長(69)への批判票を取り込んだ。

当確の一報が伝えられると、北九州市小倉北区の選挙事務所は歓声がわきあがった。拍手で迎えられた武内氏は支持者らを前に「このまちを前に進めたいという市民の声が後押ししてくれました。現状を変えたいという市民の皆さんの気持ちを受け止めて前に進んでいきたい」と述べた。

武内氏は昨年8月にいち早く立候補の意向を表明し、政党など組織には頼らず、街頭演説や集会などを軸にした「草の根」の選挙運動を展開。選挙戦を振り返り「一人一人の力は小さくとも、束になれば組織を乗り越えられる。これが今後の市政の出発点です」と語った。

選挙戦では、北橋市長の4期16年間で人口減少や財政難などが加速したと主張し、「聖域なき北九州改革」を掲げて路線転換を訴えた。

一方、津森氏は政党や企業、労働組合などの支援を受ける組織戦を進め、暴力団対策や洋上風力発電プロジェクトなど北橋市政の「継承・発展」を呼び掛けたが、及ばなかった。永田、清水両氏は支持が広がらなかった。

▽北九州市長選開票結果

当126839武内和久 無新

112614津森洋介 無新

28336永田浩一 無新

27788清水宏晃 無新

(選管最終)

8214OS5:2023/02/06(月) 21:45:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed39a96cae4fd2601e1580fa51fdac888ba815a
異例の相乗り候補敗北 北九州市長選 尾を引いた自民大物議員の対立
2/6(月) 21:12配信
毎日新聞
厳しい表情で支持者らに頭を下げる津森洋介氏(左)と、大家敏志・選対本部長(中央)、北橋健治市長=北九州市小倉北区で2023年2月5日午後9時57分、上入来尚撮影

 無所属新人4人が争った北九州市長選は、与野党4党が相乗りで推薦した現職の「後継候補」が、組織の後ろ盾がない候補に敗れる異例の結果となった。分裂選挙に陥った自民党が、大物議員の存在も絡んでまとまらなかったことが最後まで尾を引いた。関係者からは今春の統一地方選への影響に懸念の声が上がる。

 「党支持層をまとめられなかった責任を痛感している」。自民福岡県連の松尾統章幹事長は6日、幹事長職の辞職を県連会長に願い出た後、記者団に語った。前日投開票された市長選で、自民などが推薦した市出身の元国土交通省官僚、津森洋介氏(47)が、政党推薦もなく、あまり市との縁もなかった元厚生労働省室長、武内和久氏(51)に敗れたのを受けた対応だった。

 党推薦候補は津森氏だが、武内氏も2019年の福岡県知事選に自民推薦で出馬した「自民系」。今回の市長選で、武内氏の知事選出馬を主導した麻生太郎・党副総裁(衆院福岡8区)は津森氏推薦を決める文書に署名しなかった。自民を含む市議会会派による津森氏擁立の過程を「密室政治だ」と反発した自民市議2人が武内氏支援に回り、自民の支持者からは「どちらが自民の候補なのか」と困惑の声も聞かれた。

 告示前には武田良太元総務相(衆院福岡11区)が菅義偉前首相の来援をお膳立てしたが、麻生氏に近い議員が主要幹部を務める自民県連側に警戒感が生まれたことで、立ち消えになったという。県政界の主導権を巡る麻生、武田両氏の対立が落とした影。選挙期間中は表立った動きを見せなかった2人だが、ある自民関係者は「2人の意向が選挙戦に一定程度影響を与えたのは間違いない」と話す。自民は一枚岩とはほど遠い状態で選挙戦に突入した。

 毎日新聞が共同通信社、RKB毎日放送と5日に共同で実施した、投票を終えた有権者1664人への出口調査では、自民支持層の投票先は約5割が津森氏、4割強が武内氏と真っ二つだった。一方で無党派層は約5割が武内氏に投じ、津森氏の約3割を大きく上回った。武内氏に投票したという女子大学生(21)は「政党の利害に左右されず、市民の声を反映してくれると思った」と明かした。

 現職の北橋健治氏(69)=4期目=の後継とされた相乗り候補が敗れた事態に、党関係者には危機感が広がる。県内では統一地方選で県議選などが控えているが、自民を支持しているという男性は「自民といっても、自分のやりたいことだけやって、まとめる人がいない。組織を立て直すのは難しいのではないか」と苦言を呈した。【松田栄二郎、青木絵美】

8215OS5:2023/02/06(月) 21:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/d2d809cb1a6d36d4c3da1a1f5eaa6ebb9de11fc4
北九州市長選に武内氏が初当選 主要政党推薦の津森氏敗北で新たな火種も
2/6(月) 21:24配信
北九州市長選は5日投開票され、無所属新人で元厚生労働省職員の武内和久氏(51)が、元国土交通省職員の津森洋介氏(47)=自民、立民、公明、国民推薦=ら無所属新人3人を破り初当選した。4期16年務めた現職の北橋健治市長(69)の路線継承の是非が争点となり、市政刷新を掲げた武内氏が勝利した。市長選をめぐってはさまざまな思惑が交錯しており、県政の権力構図にも一石を投じそうだ。

■一夜明け 政策実現に意欲

「組織がなくても市民の気持ちを結束させれば、政治を動かせると示せた」。選挙戦から一夜明けた6日朝、武内氏はこう振り返った。同時に「子育て支援策として第2子以降の保育料の無償化など公約で掲げたものはスピード感を持ってやっていかなければならない」と語り、政策実現に向けて意欲を示した。

今回の市長選は北橋市政の刷新を訴える武内氏と、継承・発展を掲げた津森氏の事実上の一騎打ちとなった。武内氏は「聖域なき北九州改革」として北橋市政の転換を呼び掛け、少子高齢化や財政難などの課題解決、子育て支援の充実やトップセールスによる企業誘致で経済活性化などを主張した。

選挙戦では津森氏が与野党相乗りの組織戦を展開し、武内氏は政党や組織とは距離を置く戦略に徹した。その結果、無党派層を幅広く取り込んだほか、自民党支持層も切り崩した。武内氏には平成31年4月の福岡知事選に自民党推薦で出馬して敗れた苦い経験がある。昨年8月にいち早く出馬意向を表明した後は街頭演説や小規模集会を千回以上重ね、SNSでの発信にも力を入れ、個人から個人に支持を広げ「北九州市が動いた」(武内氏)。

■前途多難な市政運営

16年ぶりのトップ交代で市民の期待を集める武内氏だが、議会対応も含めた市政運営は前途多難だ。

今回、議会の主要会派は津森氏支援に回り、武内氏を応援した市議は3人にとどまった。予算案や条例案を通すにも議会との関係構築が必要となる。武内氏側近は「こちら側に来そうな市議にはすでに声をかけている」と明かすが、北橋氏も議会と良好な関係を築くまでに長い時間がかかった。武内氏は6日、議会との関係について「党派を超えて新しい政治の流れをつくってほしいという市民のメッセージだ。民意を踏まえて対応してくれると考えている」と語ったが、選挙で生じた〝遺恨〟は根深く、市政停滞すら招きかねない。

一方、いずれも無所属新人で共産党県常任委員の永田浩一氏(57)=共産推薦=は市民の声が届く優しい市政を、広告デザイン会社役員の清水宏晃氏(39)は若年層の人口流出を止めるなどとそれぞれ主張したが、支持は広がらなかった。投票率は38・50%(前回33・48%)。

■自民県連幹事長は辞職願

自民党福岡県連が中心となり、現職市長の事実上の後継候補として戦った津森氏敗北の衝撃は大きかった。

自民党県連の松尾統章幹事長は6日、県連会長に辞職願を提出した。松尾氏は産経新聞の取材に「津森氏の落選を受けたものだ」と語り、市長選敗北の責任を取った形だ。

だが、これで幕引きとなるかどうか。北九州市長選に先立つ筑紫野市長選でも自民推薦候補が敗退しており、県連執行部の指導力に疑問符が付いているためだ。

現在の自民党県連は麻生太郎副総裁に近い勢力が率いるが、麻生氏との不仲が指摘される武田良太元総務相は批判を強める。武田氏は1月中旬、津森氏を支援するため菅義偉元首相の街頭演説を計画したが、武田氏の影響力拡大を嫌う県連の反対で頓挫した。今回の敗北について、武田氏側近は周囲に「県連がすべて悪い」と漏らし、その責任を厳しく追及する構えだ。

北九州市が選挙区の衆院福岡9、10区は自民党公認候補が未定で今後の火種となりそうだ。両選挙区には複数の国会議員や県議、市議が意欲を見せており、県政関係者は「武内氏の勝利で県連主導での決着は見通せなくなった。公認争いは混迷を極めるだろう」と語った。

8216OS5:2023/02/06(月) 21:56:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5844efc2b70e4fdea66c0cc61a2bf43d28ab3ca
人口減っても、1票の格差が2倍超えても「現状維持」 定数見直さない県議会、身内の議論は限界露呈
2/6(月) 7:10配信
南日本新聞
議員定数の維持を了承する議会運営委員会=2022年3月16日、鹿児島県議会

 鹿児島県議会(定数51)の議会運営委員会は2022年3月、定数や区割りの現状維持を了承した。人口減が進み、11年以降「1票の格差」が最大2倍を超しているにもかかわらず、23年も同じ枠組みで改選すると決まった瞬間だった。


 意見集約したのは現職議員でつくる検討委員会。20年の国勢調査人口によれば定数19となる鹿児島市・鹿児島郡区は2減、日置市区など2選挙区は各1増の定数2、特例で1増している西之表市・熊毛郡区はそのまま定数2とした。委員8人中5人を占めた最大会派の自民が議論を主導した。

 「鹿児島は南北に長い。他県と同様に定数などを決めたら、満遍なく意見を県政に届けられるだろうか」。委員長を務めた山田国治議員(自民)は、地方への配慮を強調する。

■ □ ■

 検討委で焦点となったのが、全21選挙区のうち11ある1人区の扱いだ。現在は保守地盤を背景に、全て自民が議席を得ている。

 自民以外の会派は、多様な選択肢の提供などを理由に解消を訴えたが、実現しなかった。「解消して影響を受けるのは自民だけ」。自民ベテランの一人は声を潜め、低迷した議論の裏にある損得勘定をにおわす。

 1人区は現職に集中する“権力”が地盤をさらに強固にし、新人が出にくくなる弊害が指摘される。実際、前回19年の改選で無投票の1人区は七つに上った。

 このうち肝属郡区は鶴田志郎議員(自民)が初当選以来6回連続の無投票で、今回も新人擁立の動きは見えない。鶴田氏は「批判もあろうが、全ての住民を支援者と思い地域の面倒を見ている」と話す。

 一方、人口が集中する鹿児島市郡区では、定数を大幅に上回る激戦となる見通しだ。同区の現職は、隣の日置市区の出馬予定者が定数内にとどまっていることを踏まえ「議席をこちらに戻してほしい」とこぼす。

■ □ ■

 検討委の報告書には4月の改選後、自民が現在2議席を独占している西之表市・熊毛郡区への特例に「白紙に戻し十分な協議に努める」との参考意見を付けた。条例上の定数は本来50だが、離島や過疎地への配慮から付則で1増し、この分が割り当てられている。

 「現職のどちらかが引退すれば即1人区になるという冗談が議員の間にある」。別の自民ベテランの言葉に、同僚への遠慮もあり「身を切る改革」に踏み切れない議会の姿が透ける。

 報告書には有識者による検討会を設置し、助言をもらうという提言も盛り込まれた。鹿児島大学の平井一臣教授(政治学)は「第三者委員会に任せるくらいあっていい。議論をオープンにすることで議会も県民の注目を浴びる」と話す。



 統一地方選の前半戦となる県議選(3月31日告示、4月9日投開票)が近づいている。4年間の動きを振り返り、県議会の課題を考える。

(連載「県議会考 2023かごしま統一選」より)

南日本新聞 | 鹿児島

8217OS5:2023/02/06(月) 22:08:58
https://www.asahi.com/articles/ASR255605R24TIPE001.html
「バナナ姫」が北九州市長選に出なかった理由 改革途上で抱えた葛藤
有料記事

城真弓2023年2月5日 20時30分


街頭に立ち応援演説をする井上純子市議=2023年2月2日午後6時19分、北九州市小倉北区、城真弓撮影
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 「バナナ姫ルナこと井上純子市議です!」

 そう紹介されてマイクを握ると、井上純子・北九州市議(36)は、北九州には改革が必要なこと、改革ができるのは元厚生労働省官僚の武内和久氏(51)しかいないことを集まった聴衆に訴えた。

 自分のイメージカラーの黄色ではなく、緑色のセーターをアウターの下に着込む。緑は、北九州市長選(5日投開票)に立候補した武内氏のイメージカラーだ。

 井上氏が武内氏の支援をすると発表したのは昨年12月。若手自民市議2人が武内氏を支援するために新しく立ち上げた会派に合流した。そのことを知り、「残念」と口にする支援者もいた。「市長選に立候補してくれると思っていたのに」と。

「バナナ姫」から「改革派市議」に
 市職員だった井上氏は2016年、「バナナのたたき売り」発祥の地とされる門司港の観光PRで「バナナ姫」のコスプレをしたことから一躍有名に。「バナナ姫ルナ」としてSNSも始めると、市民に必要な情報が届いていないことに気づいた。衰退する市を前に、浮揚させる改革も必要だと感じていた。

 21年、市議選に無所属でチャレンジ。組織の後ろ盾もなかったが、SNSでの発信を中心に異例の選挙戦を展開し、八幡西区で最多得票で初当選した。

 その後は、1人会派「変革と成長」で活動。SNSで市政報告や市の情報を発信し、市民からの相談や質問も受ける。議会一般質問では北橋健治市長を厳しく追及した。

 そういった改革派のイメージがついたからだろうか。昨年の秋ごろ、各党各会派で市長選候補をめぐる水面下の動きが活発化すると、井上氏のもとには「市長選に出てほしい」といった声が多く寄せられた。期待されていると感じ、いったんは考えてみたという。

 だが、「選挙をやりぬくこと…

8218OS5:2023/02/09(木) 17:27:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/da59b2b6d124ef4c58429e22de04dab47a469d29
波乱の「北九州市長選」自民候補まさかの敗北 胸を撫で下ろす「菅前総理」に笑う「麻生太郎」
2/9(木) 6:01配信
デイリー新潮
麻生太郎氏

 2月5日(日)に投開票が行われた、北九州市長選。戦いを制し、見事、政令指定都市の首長の座を射止めたのは、無所属で出馬した武内和久氏(51)だった。一方、自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党の4党から推薦を受け、大本命とされた津森洋介氏(47)は、まさかの落選。4月に迫る統一地方選を占う前哨戦で起きた大番狂わせは、いかにして生まれたのか――。

【写真】波乱の北九州市長選を乗り越えた「麻生太郎副総裁」の歩み

広がらない支援の輪
 自民党関係者が嘆く。

「告示直後の調査では、津森7に対して武内氏が3という圧倒的な差で津森がリードしており、“楽勝”というのが我々も含めて大筋の見方だったんです。ところが、当開票日1週間前の調査では、ほとんど僅差になっていて、一転して“これはもしかしたら、津森氏が負けるかもしれない”というムードが流れました」

 迫り来る武内氏を振り切るべく、引き締めを図ったものの、

「応援を約束してくれている人に改めて電話でお願いすると、それは承諾してくれるのですが……、その人から、さらに新しい人を紹介してもらって、飛び込みで支援をお願いするといった“新規営業”を試そうとすると、“それはちょっと”と断られることが多々ありましたね。結局は、元々踏み固めていたところをさらに確実にすることしかできなかった」

 支援の輪が広がりにくかった背景については、

「今回の選挙では、北九州市長を4期16年務めた北橋健治前市長が津森氏を全面的にバックアップしたのですが、皮肉にもこれが仇になったという見方が強いです。というのも、“この16年で北九州市の経済は落ち込んでしまった”と考える自民党支持者も少なくない。いくら自民党が推薦しているとはいえ、その北橋氏の後継者である津森氏を、素直に応援できない、というわけです」

水面下で分裂
 かくして蓋を開けてみれば、無所属の武内氏が、与野党4党相乗りの本命候補・津森氏を1万4000票差で破る、大番狂わせとなったというわけだ。

 もっとも、この波乱は、“起こるべくして起こった”と見る向きもある。政治部デスクが言う。

「昨年12月、自民党が津森氏に推薦を出すと決定した際、副総裁である麻生太郎氏が、津森氏への推薦を決定する書類へのサインを断った。麻生氏は、2019年に行われた福岡県知事選挙の際、立候補した武内氏を応援した過去があり、今回の選挙では、武内氏も津森氏も応援しない、そういう立場を取ったのです。この態度に、麻生氏に近い地元市議や県議は敏感に反応。表では津森氏を応援しつつも、裏で武内氏も支える、そんな動きが水面下で起きていた。事実上の分裂だったのです」

 さらに、告示直前には、こんなことも。

「福岡選出の衆院議員の武田良太元総務相が、菅元総理に声をかけ、津森氏のために北九州入りを頼み、菅氏もこれを快諾したものの、直前でキャンセルに。というのも、この選挙を仕切る自民党福岡県連と武田氏の仲が険悪で、武田氏が、菅氏と一緒に演説をするのを県連が拒み、それに武田氏が激高 。結果、菅氏の応援自体が飛ぶことになったのです。それにしても、総理経験者、そして大臣経験者の応援を断るなんて、他の選挙では絶対あり得ないでしょう」

8219OS5:2023/02/09(木) 17:27:19
次の衆院選で……
 推薦を出した自民党内部が、そもそもまとまっていなかったというわけだが、

「結果的に武田氏と菅氏は、この選挙に下手に関わらずに済んだわけで、二人とも今はほっとしていると思いますよ。そして何より、今回の選挙で笑いが止まらないのは、他ならぬ麻生氏でしょう。自らの選挙区のすぐ近くにある北九州市に、武内氏という楔を打ち込むことができたわけですから」

 打ち込まれた“楔”が、今後どのように作用するかといえば、

「まず考えられるのは、次の衆院選への影響でしょうね。実は北九州市が選挙区となっている福岡9区、10区には現在、自民党の議員がおらず、次回の選挙では確実に候補者を選定しなければならない。そして新たな候補者選びとなれば、武田氏をはじめ、地元重鎮議員たちのさまざまな思惑が錯綜するのが常ですが、そんな中でも、麻生氏の意向は一層重たくなるでしょうね。麻生氏の息子である将豊氏を、10区から出馬させ、自らは現役続行しつつ、息子に権力を継承させるのでは、などというウルトラCの噂まで、さっそく飛び交っています」

 選挙は終われど、戦いはいつまでも終わらない――。

デイリー新潮編集部

新潮社

8220OS5:2023/02/11(土) 22:21:18
https://www.nhk.or.jp/kitakyushu/lreport/article/001/15/
北九州市長選挙 解説!武内氏の勝因は?
2023年02月08日
16年ぶりに新人どうしの争いとなった2月5日の北九州市長選挙。無所属で元厚生労働省室長の武内和久氏が、自民党や立憲民主党などが推薦した元内閣府参事官の津森洋介氏らを破って初当選しました。武内氏の勝因や今後の課題について、市政担当の石井直樹記者が解説します。

武内氏の勝因は?
「市民党」を掲げて戦った武内さんが政党・組織の壁を崩して勝利した形です。今回の選挙は、政党からの支援を受けなかった武内さんと、与野党各党が推薦し現職の北橋市長も支援した津森さんとの事実上の一騎打ちとなりました。

その勝敗を分けた要因の1つが準備期間の差です。武内さんは去年8月にいち早く立候補を表明し、1000回以上街頭での演説やミニ集会を行うなど、草の根の活動で着実に浸透を図りました。これに対し、津森さんは擁立を主導した自民党内の調整などに時間がかかったことで、立候補表明が11月にずれ込みました。また、津森さんの擁立の経緯を一部の自民党市議会議員が「密室政治だ」と批判し、武内さんの支援にまわるなどして、保守分裂したことも結果に大きな影響を与えました。加えて、武内さんがSNSなども駆使して積極的に情報発信を行ったのに対し、津森さんは告示直前にテレビ番組で行われた討論会に唯一欠席するなどし、批判を浴びました。こうした戦略、対応の差も明暗を分ける要因になったと思います。

激戦も投票率は38.50%…なぜ?
投票率は、過去最低だった前回の市長選を5ポイント余り上回ったものの、新人どうしの争いとしては低い水準にとどまりました。関係者からは「保守分裂など、組織の論理がクローズアップされ、本来、暮らしに密接なはずの市長選の意義が十分伝わらなかったのかもしれない」といった声も聞かれました。武内さんが勝利したとはいえ、市民から積極的な支持を十分得たとまでは言い切れない面もあると思います。

市政の刷新にどう取り組む?
武内さんは選挙戦で、行財政改革を断行して財源を生み出し、子育て支援策の拡充や新産業の創出など、次世代への投資を進めると訴えました。官僚として培った実務能力に加え、外資系企業で身につけた民間の手法なども生かして、市民が変化を実感できる政策を実現していきたいとしています。

8221OS5:2023/02/11(土) 22:21:36
当選を決めて一夜明けた6日、武内さんはNHKの取材に対して、市長就任後ただちに官民合同のプロジェクトチームを立ち上げ、市の財政状況などを総点検した上で、半年をめどに改革のメニューをまとめ、実行に移していく考えを示しました。

武内氏の今後の課題は?

スピード感を持って政策を実行していくと強調する武内さんですが、最大の課題は議会との関係です。今回、市議会の主要会派はこぞって相手候補の津森さんを支援しました。武内さんは公約のなかで議員報酬の見直しにも触れていて、対立は避けられないとの見方もあります。新市長として提案する予算案や人事案などが議会を通らないようなことになれば、市政の停滞につながりかねません。

武内さんは「選挙戦は終わったのでノーサイドの精神で関係を構築していきたい」としていますが、津森さんを支持した議員の中からは早くも「議会運営は簡単にはいかなくなる」とけん制する声も聞かれます。北九州市は2月10日、市制60年を迎えます。歯止めがかからない人口減少や高齢化など山積する課題にどう対処していくか。節目の年に新市長となる武内さんの手腕が問われることになります。

8222OS5:2023/02/11(土) 22:25:16
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20230210-OYTNT50007/
北九州市長選余波続く 自民会派、武内氏支援の2市議処分を県連に要請
2023/02/10 05:00
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 自民分裂となった5日投開票の北九州市長選の余波が続いている。落選した与野党相乗り候補を支援した同市議会(定数57)の最大会派「自民党・無所属の会」(16人)は、初当選した元厚生労働官僚の武内和久氏(51)を支援したとして、自民党の市議2人の処分を求める要請書を党福岡県連に提出した。提出は8日。


 市議会で武内氏を支える与党会派は今回の2人を含む3人にとどまる。武内氏は就任後、難しい議会対応を迫られそうだ。

 要請書では、市議2人が武内氏を支援したことを問題視。加えて2015年の市長選で自民党が単独推薦した現職の市政運営を批判したことについても「重大な背信行為」と主張し、厳しい処分を求めた。

 市長選を巡って、自民党では、党県連幹事長が6日に県連会長に辞職願を提出。市議会の「自民党・無所属の会」でも団長と副団長が7日付で引責辞任する事態となっている。

8223OS5:2023/02/12(日) 21:14:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8fcb8e0fba43e16d759a0b7ee134bd110f0eecf
佐賀・鳥栖市長選挙は現職・新人3氏の争い 19日投開票
2/12(日) 17:13配信

西日本新聞
鳥栖市役所

 佐賀県鳥栖市長選は12日告示され、5選を目指す現職の橋本康志氏(67)、新人で町区長の豊増直文氏(64)、新人で元県議の向門慶人氏(52)=自民推薦=の無所属3人が立候補を届け出た。投開票は19日。


 4期16年にわたる現市政への評価が最大の争点になる。長年進まないJR鳥栖駅周辺整備事業や、企業誘致の用地不足、交通渋滞などの課題が山積する中、人口増加が続く市のあり方を巡る論戦が始まった。

 有権者数は5万9709人(11日現在、市選管調べ)。

西日本新聞

8224OS5:2023/02/13(月) 20:46:14
https://news.goo.ne.jp/article/rkb/region/rkb-20230213-00004841.html
「船頭が多かった」相次ぐ“自民推薦”候補の地方選敗北、敗因の総括へ〜福岡
2023/02/13 18:03RKB


この1か月間に行われた北九州市と筑紫野市の市長選挙では、自民党福岡県連が推薦した候補が相次いで敗れました。統一地方選挙が迫る中、自民党福岡県連は13日、今後の対応を協議しました。

◆相次ぐ市長選挙の“敗北”

自民党福岡県連・原口剣生会長「自民党県連あげて一生懸命に頑張ってきたところでありますが、大変残念な結果であります」

自民党福岡県連の幹部が集まり開かれた執行部会。話題に上ったのが相次ぐ市長選挙での敗北についてです。

今月行われた北九州市長選挙では政党の推薦を受けなかった武内和久氏が当選。自民党が、公明党、立憲民主党、国民民主党とともに推薦した津森洋介氏が落選しました。この結果に、自民党本部の森山選対委員長が、投票翌日「選挙結果を真摯に受け止め、敗因をよく分析し、態勢を立て直していきたい」と話すなど、永田町にも衝撃が広がりました。

◆「船頭が多かった」敗因の総括へ

さらに、先月行われた筑紫野市長選挙でも無所属・新人で元県議の平井一三氏が当選。自民党福岡県連が公明党・国民民主党と推薦した現職の藤田陽三氏が落選しています。岸田政権の支持率が低迷する中、自民党福岡県連が推薦した候補の相次ぐ敗北。敗れたのはいずれも与野党が相乗りで推薦した候補でした。

自民党福岡県連・原口剣生会長「船頭が多かったら羅針盤の通りいかないというようなこともあっただろうと思うし、もう一つはやはり時間がどうしても足らなかった」

北九州市長選挙をめぐっては津森氏を支援した自民党北九州市議団が、当選した武内氏を応援した自民党所属の市議らを処分するよう求めています。自民党福岡県連は「まず調査する」としています。

自民党福岡県連・松尾統章幹事長「市議団の先生方が確かに選挙終わった後はかっとなっていますが、処分ありきじゃなくて、まず総括じゃないかな」

北九州市と筑紫野市の市長選挙はいずれも投票率が40%に届きませんでした。そうした中で政党や団体が支援し組織戦を繰り広げた候補が敗れたことは、間近に迫った統一地方選挙にも影響するとみられています。

8225OS5:2023/02/13(月) 22:08:07
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/1052831/
北九州市議会旧民主系会派の代表らも引責辞任 市長選擁立候補敗北で
2023/2/12 6:00 [有料会員限定記事]
 5日に投開票された北九州市長選で、擁立に関わった元国土交通省職員の候補者が落選したのを受け、市議会の旧民主系会派ハートフル北九州(11人)の三宅まゆみ代表が10日、引責辞任した。...

8226OS5:2023/02/19(日) 08:23:53
>>8208
https://news.yahoo.co.jp/articles/47d108b43b3d5dbbeee1015a3969edec13472a79
「なぜ対立候補を」 大分市長選、自民市連が国民民主出身者を推薦
2/15(水) 22:25配信


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毎日新聞
足立氏の推薦理由を説明する自民党大分市連の秦野会長(左)=大分市で2023年2月15日午後1時34分、石井尚撮影

 任期満了に伴う大分市長選(4月16日告示、23日投開票)で、自民党大分市連は15日、独自候補の擁立を断念し、元参院議員の足立信也氏(65)=無所属=の推薦を決めた。同党が同市長選で独自候補の擁立を見送るのは2007年以来。足立氏以外に立候補者がいなければ同市長選は1951年以来、72年ぶりに無投票となる可能性がある。

 「(大分市議15人で構成する)常任総務会を開き、慎重に協議し、足立信也氏の推薦を全会一致で決定した」。15日に大分市内で開かれた記者会見で市連の秦野恭義会長は淡々と語った。市連は市長選に向け22年11月から会社経営者や官僚ら6人と調整を続けたが、親族の反対などを理由に不調に終わった。

 足立氏からは同年12月に支援依頼があり、秦野会長らが協議を重ね「自民党の政策と重なる部分がある」と判断したという。24日に開く市連総務会で最終決定し、市連は足立氏と政策協定を結ぶ予定。自民党県連の阿部英仁会長は「市長選の対応は市連に任せている。『そうですか』としか言いようがない」としている。

 大分市長選では、15年に同党が推薦した佐藤樹一郎市長が当時の社民党県連などが支援する候補を破り、40年ぶりに自民系の大分市長が誕生した経緯がある。一方で、足立氏は22年7月の参院選で国民民主公認で自民候補としのぎを削った対立候補で、自民党内には「情けない」「なぜ対立候補を支援するのか」などと反発する声がある。秦野会長は「足立氏は国民民主党を離党した。党員にはいきさつを含めて懇切丁寧に説明していくしかない」と語った。

 自民党市連の決定を受け、足立氏は報道各社の求めに「大変ありがたいが、各政党には推薦依頼をしていないし、政策協定も求めていないため、意外な感じがした。幅広く支援を求めていく姿勢には変わりない」とのコメントを出した。【石井尚、津島史人】

8227OS5:2023/02/19(日) 09:45:35
https://www.data-max.co.jp/article/62139
福岡県議選】地元で保守分裂、負けられない蔵内福岡県議
2023年2月17日 17:35
福岡県政のドン
 福岡県議会議長、自民党福岡県連会長などを歴任し、福岡県政におけるドンとも呼ばれる蔵内勇夫氏。アジア獣医師会連合の会長として、国際組織「アジア獣医師会連合(FAVA)」の日本事務所の福岡誘致を成功に導くなど、ワンヘルス*の推進に力を発揮している。

 「マスコミなどでドンとか重鎮とか書かれるが、これはごく表面だけ見たまったくの誤解である」(2月4日の蔵内県議の事務所開きにおける桐明和久福岡県議会議長、発言)という見方もあるが、自民党の地方組織である都道府県連の役員構成を見ていくと、力関係では国会議員よりも地方議員に優位性があるように見える。自民党福岡県連では、会長、副会長、幹事長、総務会長いずれも県議が務めている。

 近隣ではどうだろうか。たとえば、県連会長職に熊本県や佐賀県は、福岡と同じく県議会議員が就任している。一方、広島や山口などは、国会議員が会長を務めている。19年参院選をめぐる買収事件で、河井克行元法務大臣が、広島県内の自民党系の地方議員に現金を渡していたことが大きな問題となった。国会議員の選挙は、地方議員が実働部隊を担っており、なかでも県員の役割が大きい。県議には、国政選挙の票集めは自分たちがいなければできないという自負がある。福岡県は他県と比べて県議の影響力が大きく、それは蔵内氏の存在によるものとの見方は強い。

地元・筑後での影響低下
 ところが、蔵内氏の地元、筑後市において一昨年、その力関係が逆転したといわれる出来事があった。蔵内氏と17年に筑後市長に就任した西田正治氏(現在2期目)との間に溝ができ、21年11月の選挙では、蔵内氏ら自民党県連は新人の宇野晶氏を推薦したにもかかわらず、西田氏の再選を許したのだ。

 選挙前には、「農業の自立を考える会」なる団体によって「全農パールライスが日清製粉工場跡地を、業者が買った価格の3倍で取得した。これに地元大物議員が関わっている」という趣旨のビラが筑後市内で頒布された。この地元大物議員とは蔵内県議を示唆する内容だった。西田氏陣営には、公明党、自民党所属のはずの藤丸敏衆議院議員が出陣式に出席しており、八女市など近隣の公明党地方議員までもが、選挙カーに乗って応援していたという。公明党の支持をとりつけたのは、鳩山二郎衆議院議員だといわれる。16年の衆議院福岡6区補選の遺恨がいまだ続いており、鳩山氏は、自民党福岡6区支部長につけないままにある。ある時期から鳩山氏と藤丸氏の親分に当たる古賀誠氏が急速に接近したという。

8228OS5:2023/02/19(日) 09:45:51

自民党内の代理戦争
 4月に行われる統一地方選挙において、福岡県議会も改選が行われるが、これまで無投票だった筑後市選挙区においても選挙となる。副市長・北島一雄氏が任期途中(任期は2024年12月まで)ながら1月10日付で辞職し、県議選への立候補を表明した。北島氏は、次のような立候補を決意した経緯を次のように語った。

 「3年間コロナ禍で、どうやって市民の生活を守るかで、コロナ交付金の使い道などを考えてきたなかで、県は何をしてきたのか。保健所にも市の職員をかなり派遣しましたし、急に県から職員を出してくれなど電話がかかってくる。ワクチン接種は基礎自治体が担いますから、県のサポートがほしかった」「選挙がないままでは民主主義とはいえない。今回副市長職を辞して、市民、県民のために働くべく立候補を決めた」

 しかし、地元関係者に話を聞くと、「市長選も県議選も代理戦争」という。筑後市議会において、原口英喜元議長や公明党市議など半分は市長派に属する。古賀氏・藤丸氏の系列といえよう。蔵内氏と近い市議は若手の鶴佑季子議員や議長を務める弥吉治一郎議員などで、17名の市議会は真っ二つに割れている。鶴氏は同僚議員から受けたハラスメントを告発、福岡県議会に議会関係ハラスメント条例が提出されるきっかけをつくった議員だ(22年6月に可決)。

 2月4日に開かれた蔵内氏の事務所開きには約400名の支援者が詰めかけた。松山政司参議院議員、県議会からは、桐明議長をはじめ、原口剣生自民党県連会長、板橋聡県議、元県議で九州の自立を考える会副会長・吉村敏男氏、筑後市議会からは弥吉治一郎議長なども出席していた。弥吉氏は元日本社会党の議員で、蔵内氏とは立場は異なるが、親しくつきあってきたという。一方で公明党の議員の姿は見当たらなかった。

 保守分裂の様相を呈しているのは筑後市の隣、八女市でも同様だ。福岡県議選の八女市・八女郡選挙区(定数2)では、現職の桐明氏(自民党)と保守系の緑友会所属で福岡県農政連公認の栗原悠次氏のほか、新人で21年衆院選に立候補した青木剛志氏が立憲民主党公認候補として立候補予定で、三つ巴の戦いとなる。栗原陣営の最高顧問を務めているのは古賀氏で、古賀氏、藤丸氏は2月26日の栗原氏県政報告会に出席する。明らかに自民党内政局の様相となっている。

 福岡県議会の選挙区は44あるが、筑後市選挙区が最も注目されている。ある自治体の首長はこう語った。「県議会には55年体制がまだ残っていて、蔵内さんが主要会派をまとめているから、執行部ともうまくやってきています。今回、それがどうなるのか、我々首長の間でも、一番の関心事ですよ」

 1987年に福岡県議会議員に初当選した蔵内氏は、今回当選すれば10期目となる。国際組織の代表に上り詰め、県都福岡市に「FAVAワンヘルス福岡オフィス」を開設させるまでに漕ぎつけた。蔵内氏としては、ここで負けるわけにはいかない。一世一代の大勝負がいよいよ始まる。

 *ワンヘルスとは、は人の健康、動物の健康、環境保全は密接につながっており、1つという考えのもと、人と動物、そしてそれらを取り巻く環境が直面しているさまざまな課題の解決に取り組もうという考え

【近藤 将勝】

8229OS5:2023/02/20(月) 09:22:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6128f71a175e1e93c8821a559026661e3181db6
【速報】佐賀・鳥栖市長に向門慶人氏 現職の5度目当選阻み初当選
2/19(日) 22:26配信

西日本新聞

 佐賀県鳥栖市長選は19日投開票され、元県議で無所属新人の向門慶人氏(52)=自民推薦=が、5選を目指した現職の橋本康志氏(67)、町区長で新人の豊増直文氏(64)の無所属2人を破り、初当選した。

 向門氏は選挙戦で、4期16年にわたる橋本氏の市政運営を批判し、JR鳥栖駅周辺整備や交通渋滞解消など新たなまちづくりを訴えた。自民の推薦を得て国や県とのつながりをアピールし、支持を広げた。

 投票率は44・44%。当日有権者数は5万8989人(市選管調べ)。

 (杉野斗志彦)

8230OS5:2023/02/20(月) 20:12:47
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR2M7K1GR2LTTHB004.html
鳥栖市長選で新顔・向門氏が初当選 現職の5選阻む
2023/02/20 10:15朝日新聞デジタル

鳥栖市長選で新顔・向門氏が初当選 現職の5選阻む

選挙戦で政策を訴える向門慶人氏=2023年2月17日午後4時44分、佐賀県鳥栖市浅井町、大村久撮影

(朝日新聞デジタル)

 佐賀県鳥栖市長選が19日投開票され、無所属新顔で元県議の向門慶人氏(52)=自民推薦=が、現職の橋本康志(67)、新顔の同市幸津町区長の豊増直文(64)の無所属2氏を破り、初当選を決めた。当日有権者数は5万8989人、投票率は44・44%(前回44・58%)で過去最低だった。

 向門氏は選挙事務所で開票結果を待った。当選が決まり、自民党推薦候補者を破り続けてきた現職の5選を阻んだことが確定すると、支持者らから拍手や歓声が上がった。自民推薦の候補者が市長になるのは、与野党相乗りで無投票だった2003年以来となる。

 同市は九州の交通の要衝として、企業の進出が相次ぎ、人口も増加傾向となっている。まちが抱える課題は多く、JR鳥栖駅周辺の再整備をはじめとする「まちの将来像」を巡って論戦が繰り広げられた。

 向門氏は、建設業など約30団体の支援を取り付け、自民市議らと市内を回るなど、元自民党県連幹事長の経歴と党の組織力を生かした選挙戦を展開した。

 現市政を「駅周辺整備が進んでいない」と批判し、交通渋滞の問題を含めてグランドデザインを考える必要があると訴えた。また、「土地がなく企業進出の機会を失っている」と、土地開発に向け都市計画を見直すと語り、「鳥栖を発展させるため、変えていこう」と唱え、支持を広げた。

 橋本氏は連日、市内各所で街頭演説を開いた。選挙カーには支援する市議が同乗。野党系の国会議員も応援演説に駆けつけた。駅周辺整備を「市長を志した原点。財政も改善し着手できる」として、線路にまたがる「橋上駅」の構想を掲げた。また、企業誘致や財政再建などの実績を強調し、味坂スマートインターチェンジ(仮称)周辺整備やプロスポーツチームとの連携などにも取り組むと訴えたが、及ばなかった。

 豊増氏は、投票に行く重要性や市政刷新を唱えたが、浸透しなかった。(大村久)

8231OS5:2023/02/20(月) 20:22:38
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20230219/5070015139.html
国東市長選挙 新人の松井督治氏が初当選
02月19日 22時44分


任期満了に伴い19日に投票が行われた国東市の市長選挙で、無所属の新人で元民放アナウンサーの松井督治氏が初めての当選を果たしました。

国東市長選挙の開票結果です。
松井督治、無所属・新、当選。6376票。
河野盛次、無所属・新。5790票。
坂本隆之、無所属・新。3374票。
無所属の新人で元民放アナウンサーの松井氏が、ほかの2人を抑えて初めての当選を果たしました。
松井氏は国東市出身の62歳。
1983年、OBS大分放送に入社し、ラジオ番組などのパーソナリティーを務め、2020年に退職した後は大分大学大学院で経済学を学びました。
松井氏は、「新しい国東をつくることへの市民の期待が結果につながったと思います。当選の喜びより責任の重さを感じていて、情報発信や人口減少対策などの政策を着実に実行したい」と話していました。
国東市選挙管理委員会によりますと、今回の市長選挙の投票率は68.57%で、過去最低だった前回・4年前の選挙を6.3ポイント上回りました。

8232OS5:2023/02/20(月) 20:23:11
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/992887
<2023鳥栖市長選>新人向門慶人氏が初当選 702票差、現職橋本康志氏の5選阻む
2023/02/20 05:00

樋渡光憲
初当選を決め、支援者から記念の花束を受け取る向門慶人氏(右)=19日午後10時27分、鳥栖市神辺町の事務所(撮影・山田宏一郎)
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初当選を決め、支援者から記念の花束を受け取る向門慶人氏(右)=19日午後10時27分、鳥栖市神辺町の事務所(撮影・山田宏一郎)

鳥栖市長選で初当選し、万歳三唱する向門慶人氏(中央)=19日夜、鳥栖市
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鳥栖市長選で初当選し、万歳三唱する向門慶人氏(中央)=19日夜、鳥栖市


 任期満了に伴う鳥栖市長選は19日に投開票され、自民党推薦の新人で元県議の向門慶人氏(52)=古賀町=が1万2971票を獲得、5選を目指した橋本康志氏(67)=本町=を702票差で上回り、新人で町区長の豊増直文氏(64)=幸津町=も退けて初当選を果たした。「現市政は鳥栖の潜在能力を生かし切れていない」として“チェンジ”を訴え、現職の厚い壁を破った。投票率は44・44%で、最も低かった2019年の前回選挙より0・14ポイント低く、過去最低を更新した。任期は3月15日から4年間。

 向門氏は19日午後10時15分過ぎ、神辺町の事務所で支持者とともに喜びを爆発させた。「選挙期間中、『鳥栖市を頼む』と多くの市民に言われた。新しい鳥栖、魅力ある鳥栖をつくっていかなければならない」と力を込めた。

 選挙戦は鳥栖駅周辺整備や産業用地・宅地開発による市の発展策などが争点となった。向門氏は県議4期の実績を生かして政策案を示し、「鳥栖のまちづくりは、鳥栖市が主体的に決めなければ進まない」と主張。過去の市長選での対応を巡って一部の自民党関係者の間に残るしこりで足元の票固めに苦戦したものの、5選を狙う現職の多選批判票を取り込んだ。

 自民推薦候補を過去4回破った橋本氏は、企業誘致など4期の実績をアピールし「懸案の鳥栖駅周辺整備の方向付けをしたい」と主張。後援会や女性組織も活発に動いたが、市政刷新を求める声をはね返せなかった。

 豊増氏は農業政策や給食費無料化など独自の施策を訴えたが、及ばなかった。

 当日有権者数は5万8989人(男性2万8143人、女性3万846人)。期日前投票者数は前回選挙より2111人(30・9%増)多い8946人だった。(樋渡光憲)

8233OS5:2023/02/20(月) 20:25:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/365a35ba93e5a0f8d8fbcbde46164bc04f13a1a7
【大分】国東市長選 元アナウンサー松井督治氏が当選
2/20(月) 12:50配信
任期満了に伴う国東市長選挙は2月19日投開票が行われ、元放送局アナウンサーの松井督治氏が当選しました。

松井督治氏
「市民の皆さんと一緒に新しい国東をつくることを訴えてきました。国東市民の期待を感じて身の引き締まる思いです」

松井督治さんは国東市出身の62才、民間放送局で報道局長などを歴任しました。新人3人が争った今回の市長選で、松井さんは人口減少対策や地域産業の活性化を掲げ争い、同じく無所属新人で前国東市教育長の河野盛次さんをおよそ600票の差で破り当選を果たしました。

松井督治氏
「多くの方が今までの国東市の市政の流れを変えてほしいと思ってらっしゃることを実感しました。」

投票率は68.57%と、2006年の市町村合併以降過去最低を記録した前回を6.3ポイント上回っています。

8234OS5:2023/02/21(火) 09:09:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef873f6adb02a7258983740cf4d93a7d9090ef3c
北九州の乱がヤバすぎる…裏ボス「麻生」が「二階・菅」軍を撃破した顛末
2/21(火) 8:18配信


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現代ビジネス
あいつを使い捨てるわけにはいかない
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 「この選挙で武田をぶっ潰してやる」

 べらんめえ口調を隠さず、麻生太郎自民党副総裁は息巻いていたという。

【写真】佳子さまの公務における折々の装い

 2月5日投開票の北九州市長選の結果を受け、自民党が騒然としている。党福岡県連は元国交省官僚の津森洋介氏を推薦したが、これに麻生氏が反発し、元厚労省官僚の武内和久氏に付いて勝利をおさめたのだ。

 「津森さんの推薦を承認する文書に、麻生さんは署名しなかった。森山裕党選対委員長が慌てて訪ねると、こう言われたそうです。『俺は県知事選で武内を支援して負けたんだ。あいつを使い捨てにするわけにはいかないんですよ。わかりますよね』」(自民党ベテラン議員)

 麻生氏は'19年の福岡県知事選でも武内氏を擁立し、同じ福岡の有力者で犬猿の仲で知られる、武田良太二階派事務総長が推す候補に敗北している。今回、津森氏擁立に動いたのもその武田氏といわれる。

 「市長選では自民・公明に加え野党も津森推薦で、圧勝ムードだった」(地元紙政治担当記者)

空中分解した県連
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 ところが、麻生氏は裏で地元有力者に電話し武内支援を要請した。さらには1月、武田氏が菅義偉前総理に応援演説を頼んだことを聞きつけると、菅氏に直接電話し「俺は(津森氏の推薦を)拒否した。それだけ伝えておくからな」とすごんだという。菅氏の北九州入りは取りやめとなった。

 「麻生さんの剣幕に、武田さんの親分である二階(俊博元幹事長)さんは、自分も応援に入る予定だったのをキャンセルした。こうした動きを見て県連は空中分解し、支持層の半分が武内さんへ流れた。表では津森支持だが、離反した企業や団体も多かった」(前出・自民党ベテラン議員)

 代替わりを控える麻生氏にとり、地元で宿敵を撃破した意味は大きい。政権支持率低迷でしかめ面だったが、選挙後は党本部の居室から高笑いが絶えず聞こえている。

 「週刊現代」2023年2月25日号より

週刊現代(講談社)

8235OS5:2023/02/21(火) 15:20:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/de4b19029130d8e31d747a5e9c00204744cd4c43
北九州市長選での自民分裂の余波 敗者が勝者を裁くねじれ
2/21(火) 10:49配信


産経新聞
北九州市の武内和久市長は20日就任し、初めての記者会見に臨んだ=北九州市小倉北区

5日投開票の北九州市長選で初当選した武内和久市長が20日、就任して初登庁した。武内氏は「北九州の新しい時代を作っていきたいとの思いでみなぎっている」と抱負を語った。その後、就任あいさつのため、福岡県の服部誠太郎知事や福岡市の高島宗一郎市長、山口県下関市の前田晋太郎市長を訪ねた。

船出した武内市政だが、自民党県連では市長選の余波が続いている。選挙で党推薦候補を支援した同市議会最大会派の「自民党・無所属の会(16人)」が、武内和久市長に協力した党所属市議の処分を福岡県連に求めているためだ。対応を誤れば、県連の求心力低下につながりかねない。

武内氏は「激しい戦いだったが、選挙が終わったら『ノーサイド』という精神で未来志向の対話をしていきたい」と語り、自身を支援した自民党所属の三原朝利、大石仁人両市議への処分を県連に求めた市議団に自制を促した。

事の発端は市議団が選挙後の7日、市長選で党方針に従わなかったなど「重大な背信行為」があるとして三原、大石両氏の処分を県連に要請したことだ。だが、市議団の要請は意趣返しと捉えられ、県連に新たな課題を突き付けている。

三原、大石両氏に近い県議は「選挙では負けた方が謝るのが筋。なぜ敗者が勝者の処分を求めるのか。市議団は県連が密室で主導した候補者選定のプロセスこそ問題にすべき」と主張。別の県議は「市長選で示された民意を大事にすべきだ。感情的にカリカリせず、まずは市民の声に耳を傾けるべき」と述べた。

県連にとって頭が痛いのは、対応いかんでは指導力に疑問符がつくためだ。仮に「無罪放免」とした場合、党紀の乱れを容認することになり、県連のメンツに傷がつく。

また、厳しい処分を下せば敗者が勝者を裁く〝ねじれ現象〟が生じ、県連が候補者選定の責任を棚上げしているとの批判を招きかねない。筑紫野市長選でも県連推薦の候補が敗北しており、選挙に弱い県連とのイメージが定着しつつあるのも痛手だ。

県連幹部は「処分するよりも時間をかけて敗北の経緯を総括することが大事」と漏らすが、ほとぼりが冷めるのをじっと待つ以外ないのが実情だ。

次期衆院選に向けた自民党内の公認争いの一端との見方もある。北九州市は衆院福岡9、10区を抱えているが、自民党公認候補は白紙のまま。意欲を示す国会議員や県議、市議は複数いるとされ、三原、大石両氏も名前が挙がる。県政事情通は「県連が三原、大石両氏への処分を握ったことで、公認争いになった際に2人を牽制(けんせい)するカードになる」と解説した。(千田恒弥)

8236OS5:2023/02/22(水) 06:49:06
https://news.goo.ne.jp/article/kumanichi/region/kumanichi-dr955461.html
タクシー内で暴言…熊本県議を辞職 井手氏が熊本市2区に出馬意向 前回無投票、選挙戦へ
2023/02/21 22:30熊本日日新聞

タクシー内で暴言…熊本県議を辞職 井手氏が熊本市2区に出馬意向 前回無投票、選挙戦へ

井手順雄氏

(熊本日日新聞)

 タクシー内で暴言を吐いたことなどの責任を取り、熊本県議を辞職した井手順雄氏(63)が今春の県議選熊本市2区に無所属で立候補する意向を固めた。21日夜、後援会幹部に伝えた。4年前の前回に続き無投票がささやかれていた熊本市2区は、定数5を上回る立候補が予定され、選挙戦になる公算が大きくなった。

 選挙区は西区と南区。これまでに自民党の髙島和男氏(59)、竹﨑和虎氏(49)、立憲民主党の鎌田聡氏(58)、公明党の前田憲秀氏(58)の現職4人が出馬を明言しており、無所属新人の会社代表、矢野康宏氏(61)も立候補する方向という。

 さらに日本維新の会と参政党がそれぞれ新人1人の擁立を模索。別の無所属新人1人も検討中だ。

 井手氏は昨年12月、熊本市内で酒に酔った状態でタクシーに乗車し、行き先を間違えた運転手に暴言を吐いた。運転手は熊本南署に被害届を提出。井手氏は1月、軽率な行為だったとして議員を辞職した。

 その際、次期県議選については明言を避けていたが、地元の支援者に「市西部の地域振興に尽力してほしい」との声もあることから再度、出馬する意思を固めた。井手氏は21日夜、熊本日日新聞の取材に「県議として、まだやり残した仕事がある」と述べた。(髙宗亮輔、野村拓生)

8237OS5:2023/02/23(木) 13:12:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf5fda10a0fadf4c8241be2b173259d637ff301?page=2
前略
北九州市長選分裂 自民推薦敗れる
 5日に投開票された北九州市長選では、自民党が事実上の分裂選挙となり、同党などが推薦した元国土交通官僚の津森洋介氏が、元厚生労働官僚の武内和久氏に約1万4000票差で競り負けた。

 武内氏は2019年の福岡県知事選に、麻生副総裁が主導して自民推薦で出馬した。しかし、党所属国会議員の一部が現職の支援に回り、敗れていた。

 麻生氏は今回、津森氏の推薦を承認する党本部の文書に署名せず、自民市議の一部や麻生系の地元経済人は武内氏を支援した。自民福岡県連内では、「知事選から続く対立が影響した」との見方が出ている。

8238チバQ:2023/02/26(日) 19:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c1b19c7a36d3ff6ca56cc880617f7fb2c6580a7

大分市長選、かつての“敵”を推薦した自民

2/25(土) 9:14配信



 自民党大分市支部連合会(市連)は24日の総務会で、4月の大分市長選に無所属での立候補を表明している元国民民主党参院議員足立信也氏(65)を推薦することを正式に決めた。“敵”だった足立氏を推薦したのは、もともと野党の牙城とされる大分市での基盤の弱さに加え、同じタイミングである知事選の影響も絡んでいそうだ。
 足立氏は参院選大分選挙区を2004年から3回連続で勝ち、4期目を目指した昨年初めて落選した。大分市での得票は圧倒的だ。04年は約12万4千票で自民候補の倍近くを獲得。その後も自民候補を寄せつけず、落選した昨年もほぼ互角だった。
 大分市は旧社会党委員長だった村山富市元首相(98)のかつての選挙区。歴代の市長は非自民系が続き、官僚だった佐藤樹一郎市長(65)=2期目=が初当選した15年に「40年ぶりの自民系市長」と話題になった。衆院も大分県内3選挙区で自民が空白なのは1区(大分市の大半)だけだ。
 市長選を巡って動きが本格化したのは、その佐藤市長が4月の県知事選へのくら替えを表明した昨年11月から。自民県連から対応を任された市連は、市幹部を野党との相乗りで推そうとしたが本人に固辞されて頓挫。他にも弁護士や官僚、会社社長ら5人と折衝したが不成立。そうした中で自民に支援を求めてきたのが足立氏だった。
 この日、市連の秦野恭義会長は報道陣に「足立氏と政策が一致することを確認できた」と推薦理由を説明。ただ足立氏は「正式な推薦依頼はしていないので正直、驚いた」とのコメントを出している。
 地元の自民関係者は「佐藤氏が後継を育てずに突然転身。そこからじゃ(独自候補擁立の)時間が足りないよ」とぼやく。別の自民関係者は「衆院1区にリーダー役の自民衆院議員がいないのが響いた」とし「自民が各党の中で最初に足立氏に推薦を出したのは選挙後に主導権を握りたいから」と“恩”を売る戦略を明かす。
 県知事選には参院議員安達澄氏(53)=大分選挙区、無所属=も出馬を表明している。(後藤潔貴、丹村智子)

8239OS5:2023/03/02(木) 20:15:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/f984b6cf670f8eec47a4f28db6e546870cfa2c3d
西之表市議会”議長ポスト”で混乱続く 賛成派・反対派…議長出せば採決不利に
3/2(木) 19:49配信
 自衛隊基地の整備に向けて工事が進む西之表市の馬毛島について賛成派・反対派が半分に割れている西之表市議会は議決権を持たない議長のポストを巡り混乱が続いている。

 西之表市議会は2日、全員協議会を開き議長について話しあった。西之表市議会では2年で議長が交代するのが慣例となっていて、2021年から議長を務め、2年となる川村孝則さんは辞任し新しい議長を選出する予定だった。しかし、アメリカ軍の訓練移転と自衛隊基地の整備計画が進む馬毛島を巡り議長に関して議論が紛糾している。

 西之表市議会は現在賛成派7人、反対派7人の構成だ。議長に議決権はない。現在の川村議長は反対派で議案の採決の際に、賛成派が7人、反対派が6人になり、賛成派が有利な状況となっていた。議長がいる方は採決で不利になり賛成派・反対派どちらも議長を出したくないのだ。

 西之表市は米軍再編交付金17億円を盛り込んだ新年度の一般会計当初予算案を開会中の3月議会に提案している。今月28日の最終本会議で採決される予定だが議長が賛成派・反対派どちらになるかで採決が大きく左右される。

(西之表市議会 川村孝則議長)
「議長の任期2年で今までは選挙しようと異議なしできたが議論がかみあわないので解決の議論の合意点が見出せなくて時間がかかってる」

 川村議長は今の議会中に辞職願を出すとしている。

8240OS5:2023/03/03(金) 09:49:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3551c9baf0c4c1836f9834cc7d61b55e21fbe1d
那覇市議会の久高議長、不動産会社から議長室で5000万円受け取る 市有地の係争巡る「調査費」名目
3/3(金) 6:50配信
 那覇市有地の所有権を巡り那覇市と民間女性が争った問題について、市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=が、女性側に所有権が移った際に土地購入を希望する那覇市の不動産会社から、議長室で現金計5千万円を受け取っていたことが2日、分かった。久高氏は2日、記者団に受け渡しがあったことを認め「(女性の)後見人が調査するための費用だった」と回答した。

【経過表】久高氏、市有地巡り市議会で当局を複数回追及 所有権を主張する女性支援

 久高氏は領収証にサインをしたことも認めつつ、「お金は後見人が持っている」として自らが収めたことは否定した。ただ、市との間で係争のあった問題について、議会内で現金を受け取った道義的責任が問われることは必至だ。

 現金の受け渡しは2020年12月と21年2月の2度で計5千万円。名目は市有地に関する取りまとめ費用や調査費とされ、不動産会社代表の男性は「(久高議長に)調査費などの名目で用意するように言われ、現金を渡した」とも主張している。

 男性によると、20年夏ごろ、那覇市有地の件で久高氏から話があった。20年12月18日、議長室で男性ら複数人と会合した際、土地売買に関する取りまとめ費用の内金として500万円を渡し、本人名義の領収証を受け取った。翌年2月8日、再び議長室を訪れ、後見人の女性らの前で5千万円を渡した。

 男性は「内金を渡した後、『議会が開会する2月9日までに全額支払わなければ、今回の話はなかったことにする』と議長に言われ、必死になって金を用意した」と証言。500万円は数日後に返されたという。
(伊佐尚記)

8241OS5:2023/03/03(金) 09:49:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/ca5aa55628f5b23c6b730bfce5eb1b51ca0960cb
「ベランダを通って移動したのか?」議長室にこもり姿消す 5千万円授受疑いの那覇市議会議長、説明せず
3/3(金) 7:27配信
 那覇市有地を巡る交渉取りまとめに関して現金計5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある那覇市議会議長の久高友弘氏(74)は2日、議会運営委員会で陳謝したが、自ら説明の場は設けなかった。報道陣と受け答えする際も立ち止まることはなく、議長室にこもってそのまま姿を消した。(社会部・城間陽介、矢野悠希)
 久高氏は2日午前9時前、那覇市内の自宅マンションから出てくると、記者の問いかけに応じることなく送迎車に乗り込み、市議会へ向かった。

■終始うつむき目を閉じる

 議会運営委員会に出席した久高氏は終始うつむき加減で、時折、目を閉じたり手元に目をやったりした。発言はしなかった。

 委員による報告が一通り済むと、久高氏は立ち上がり、「議長として、議員の皆さん方には大変な心配と大変な苦労、迷惑をおかけした」と頭を下げた。

 終了後、議長室に向かう久高氏に報道陣が追いすがった。市民への説明責任を問う記者に「いやいいよ、やってるよ」「これはもういい。後で、でいい」といら立つ場面もあった。

■議長室は「もぬけの殻」に

 議長室に入った久高氏が出てくるところを出入り口で待ち構える報道陣。しかし1時間以上たっても出てこない状況が続いた。

 市職員が議長室に入ると久高氏の姿はなく、「もぬけの殻状態」。出入り口は他になく、ある職員は「ベランダを通って移動したのか。私たちも分からない」と戸惑った。

 委員会で「釈明できるような取り組みをさせていただきたい」と、自ら経緯を説明する姿勢を示した久高氏だったが、直後に姿が見えなくなった。

8242OS5:2023/03/06(月) 18:49:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/add083fb95d873df29eecf02708ec85807229979
維新の風 福岡に吹くか 県議・市議など21人擁立へ
3/4(土) 8:15配信

産経新聞
統一地方選での支持を訴える日本維新の会の馬場伸幸代表=2月19日午後、福岡市内

今春の統一地方選で、福岡県内での勢力拡大を狙う日本維新の会に対し、他党が神経をとがらせている。維新は県内で21人の候補を擁立する予定で、県議選には7人を立てて初議席獲得を目指す。今回、全国で現有の1・5倍となる600議席獲得を掲げる維新が、全国政党として九州での橋頭保(きょうとうほ)を築けるかどうかに注目が集まる。

2月19日、維新は福岡市内で統一選に向けた総決起大会を開いた。馬場伸幸代表も出席し「福岡は九州の中核都市であり、非常に重要視している。全員が当選すれば維新スピリッツが広がっていく」と語った。翌20日には福岡県版マニュフェストを発表し、県と福岡、北九州両市の連携を強化し、産業、観光、教育、人口の4つの領域で政策を調整する「FUKUOKA戦略会議」構想を打ち出した。

とはいえ、現在、福岡県内の維新の勢力は衆院議員2人のほか、地方議員は福岡、北九州、宗像などの6市計8人にとどまる。県議は不在で県内の勢力拡大には県議会での議席獲得は必須となる。

これまで維新は大阪などの関西圏を中心に既成政党に批判的な無党派層を取り込むことで勢力を拡大してきた。福岡でも同じ手法を踏襲し、県議選では無党派層の動向が結果を左右する福岡市内の選挙区に5人を擁立する見通し。維新幹部は「かなり良い手応えだ」と自信をのぞかせる。

昨夏の参院選で16人が乱立した福岡選挙区(改選数3)では維新公認候補が4番手に食い込んだほか、比例代表の得票数は約22万4千票と前回よりも倍増しており、福岡でも着実に支持基盤が固まってきた。

こうした状況に現有議席の維持を目指す各党に警戒感が広がっている。都市部の選挙区では僅差で当落が決まるため、自民、公明の県連幹部は維新の一挙手一投足を注視する。労組幹部も「維新に無党派層を刈り取られる」と語り、焦りを隠さない。福岡で維新が台風の目になりつつある。(千田恒弥)

8243名無しさん:2023/03/06(月) 18:50:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/a188de5400a7018e83472bbba494acc340ad3031
居眠り議員続々の熊本県議会 理由は「飲み過ぎたかな」「単調だから寝てしまう」
3/4(土) 9:52配信

西日本新聞
熊本県議会の代表質問中に居眠りをする岩下栄一氏(中央)

 統一地方選が迫る中、熊本県議会2月定例会の議場では複数の議員が居眠りをするなど、緊張感を欠いた場面が目についている。3日にあった自民、立憲民主両会派の代表質問で、居眠りしていた議員は理由を問われ「議論が単調だから」と開き直った。新型コロナウイルス禍からの経済立て直しや災害復興、教育や福祉といった幅広い議論が期待される県議選は31日に告示、4月9日に投開票される。


 3日午前10時過ぎ、小早川宗弘氏(自民)が登壇し、代表質問が始まった。2020年7月豪雨で被災した五木村や相良村の振興策、半導体世界大手「台湾積体電路製造」(TSMC)への対応など、重要課題について県執行部への質問を重ねていく。手元の資料に目を落とし、やりとりに耳を傾ける議員も多い。

 しかし-。30分足らずで、岩下栄一氏(自民)が眠りについた。現在7期目で昨年12月定例会では勤続25年の表彰を受けている。田代国広氏(無所属)は机に突っ伏す。昨年5月の県議会補欠選挙で当選した濱田大造氏(同)は、質問残り5分を知らせるブザー音で目を覚ました様子だった。


 西日本新聞の取材に対し、いずれの議員も居眠りを認めた上で、岩下氏は「選挙の作業で疲れていた。以前、脳梗塞を患った影響もある」と釈明。田代氏は「文章を読み上げるだけで単調だから寝てしまう」。濱田氏は「うとうとしただけ。昨日飲み過ぎたかな」と語った。3人とも「すみません」「気を付けます」と口にした。

 議会全体では午前に数人、午後は10人超が居眠りをしているように見えた。

 県議の報酬は、議長や副議長以外は月78万円。

8244OS5:2023/03/06(月) 23:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8aa4889b2209fff53ada4d67165db3c7e68eff86
那覇市議長「神聖なる議長室」で5千万円受領、辞職願 土地問題巡り
3/6(月) 21:54配信

朝日新聞デジタル
那覇市議会の各会派代表者の会合で釈明する久高友弘議長=2023年3月3日午後、那覇市、小野太郎撮影

 那覇市議会の久高友弘議長(74)が2021年、市有地の所有権を民間人の女性が主張する問題をめぐり、女性の後見人とともに、不動産会社から議長室で現金5千万円を受け取っていたことがわかった。不動産会社は女性の所有権が認められれば、購入する約束をしていたという。久高氏は、04年ごろから女性の立場から議会で質問するなどしてきたが、5千万円については「後見人が受け取った」として、法的に問題はないと説明している。


 久高氏は6日に「一身上の都合」を理由に議長職の辞職願を提出。7日の本会議で許可される見通しだ。

 不動産会社の代表によると、現金の授受が行われたのは21年2月8日。庁舎内にある議長室に関係者が集まり、5千万円分の札束が入った紙袋を渡した。久高氏はこの際、「土地売買取りまとめに関る費用」と書かれた領収書に女性の後見人と連名でサインしたという。20年12月18日にも500万円を渡しており、後日同額が返金されたという。

 代表は朝日新聞の取材に「土地の所有権が女性に移れば、買い取る約束だった。交渉を担う議長の影響力に期待した」と話した。土地調査や議会対策などの役割分担も決められ、久高氏からは「議会対策に現金が必要」と要求されていたという。

 久高氏は報道陣の取材に、議長室での現金の授受や領収書にサインしたことは認めたうえで、「後見人が調査費として受け取った」と話した。3日にあった市議会各会派代表者による会合で、「現金がどう使われたのか、私がわかることではない」と述べ、法的に問題ないとの認識を示したうえで、「神聖なる議長室で(現金の授受が)行われたことは、大いに反省しなければならない」と陳謝した。

 この市有地は那覇市の新都心地区にあり、市上下水道局の施設や配水池が含まれる。市によると、この女性は戦後直後に那覇市に所有権があるとした行政手続きに不備があったとして、所有権を主張している。

 久高氏は当選10回。19年から議長を務め、21年7月の市議選では自民党から公認を受けて当選している。(小野太郎)

8245OS5:2023/03/07(火) 14:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/451b6356eb0226c7d876bc05cf6565e24081343f
那覇市議会、久高氏の議長辞職願を許可 5000万円議長室受け渡し問題
3/7(火) 11:08配信
琉球新報
久高友弘氏の議長辞職願を許可した那覇市議会=7日、同議会本会議場

 民間女性が所有権を主張する那覇市の市有地を巡り、土地購入を希望する不動産業者から市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=らへ議長室で現金5千万円の受け渡しがあった問題で、市議会は7日午前、本会議を開き、久高氏が提出した議長の辞職願を全会一致で許可した。


 市議会は同日、議会運営委員会を開き、新たな議長を決める選挙を9日に実施することを決めた。野原嘉孝副議長が有力視されているが、ほかの候補者との選挙になる可能性もある。

 久高氏は2019年に議長に就任。21年の市議選で当選後、再び就いていた。那覇市議会では委員会の任期(2年)が終わる時に議長も交代する慣例があり、今年8月まで務める見通しだった。

 議長室での現金受け渡しは20年12月と21年2月にあった。久高氏は渡された現金の領収証に署名したが、「女性の後見人が持っている」と主張し、自身が収めたことは否定している。(伊佐尚記)

8246OS5:2023/03/08(水) 21:30:24
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20230307235049.html
那覇市議会、久高氏の議長辞職を許可 5000万円授受問題 9日に後任選挙、野原副議長が有力視
2023/03/07 23:50琉球新報

那覇市議会、久高氏の議長辞職を許可 5000万円授受問題 9日に後任選挙、野原副議長が有力視

琉球新報

(琉球新報)

 民間女性が所有権を主張する那覇市の市有地を巡り、土地購入を希望する不動産業者から那覇市議会の久高友弘議長(74)=自民公認、10期=らへ議長室で現金5千万円の受け渡しがあった問題で、市議会は7日本会議を開き、久高氏が提出した議長の辞職願を全会一致で許可した。
▼【第一報】那覇市議会の久高議長、不動産会社から議長室で5000万円受け取る
 議会運営委員会も同日開かれ、新たな議長を決める選挙を9日に実施することを決めた。野原嘉孝副議長が有力視されているが、他に意欲を示す議員が与党内に複数いる。
 議長室での現金受け渡しは20年12月と21年2月にあった。久高氏は渡された現金の領収証に署名したが、現金は「女性の後見人が持っている」と主張し、自身が収めたことは否定している。
 久高氏は7日、取材に対し、辞職理由について「(議長室で現金受け渡しがあったことは)言い訳ができない事実だ」とした上で、違法性については「警察が調べることだ」と述べた。記者会見など市民に説明する場を設けるかについては「今はやらない。やっても『説明が足りない』とか新たな問題が出てくる。落ち着いてからだ」と話した。
 久高氏は2019年に議長に就任。21年の市議選で当選後、再び就いていた。那覇市議会では委員会の任期(2年)が終わる時に議長も交代する慣例があり、今年8月まで務める見通しだった。
 久高氏は県市議会議長会と九州市議会議長会の会長も務めていた。県市議会議長会は今後、総会などを開いて新会長を選出する。九州市議会議長会は9日に決まる那覇市議会の新議長が会長となる。
(伊佐尚記)

8247OS5:2023/03/08(水) 21:37:45
https://news.goo.ne.jp/article/ryukyu/region/ryukyu-20230308110920.html
那覇市議会の新議長、公明・野原氏が有力か 山川、粟國氏も意欲 あす選挙
2023/03/08 11:09琉球新報

那覇市議会の新議長、公明・野原氏が有力か 山川、粟國氏も意欲 あす選挙

琉球新報

(琉球新報)

 業者からの現金受け渡し問題を受けた、久高友弘氏の那覇市議会議長辞職に伴い、9日に新たな議長を決める選挙が実施される。与党会派からは、副議長の野原嘉孝氏(公明)が有力視されるが、同じく与党の会派「自由民主」に所属する山川典二氏と粟國彰氏も立候補に意欲を示している。野党会派のニライからは同会派代表の多和田栄子氏を推す声もあるが、立候補するかは流動的だ。

 久高氏は会派「自民党」出身であるため、同会派と、そこから分かれた会派「自由民主」から今回の議長選に立候補するのは「自粛するだろう」との見方が公明や他の与党系会派にあった。だが粟國氏は立候補への意欲が特に強く、一本化には否定的だ。議長選では自民だけでなく野党会派との連携も模索する。

 粟國氏は2021年の市議選で「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)関係者から茶菓子の陣中見舞いを受け取った」と認めている。粟國氏は取材に「統一教会とは知らなかった。関係は断絶した」と話したが、こうした経緯などから議会内には「粟國氏でまとまるのは難しい」との声もある。

 過去の議長選で独自候補を立ててきた共産が、どのような動きをするのかも鍵の一つとなる。議長選後に控える副議長選挙の人選も視野に、8日も水面下の駆け引きが繰り広げられる見通しだ。

 (伊佐尚記)

8248OS5:2023/03/08(水) 21:42:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f64b6f4a65d8b7b7f6a2f17b20ab770defca3e3
「女性がいる店に連れて行ってほしい」 鹿屋市議が視察した青森の懇親会で不適切発言、事実関係認め謝罪
3/8(水) 11:50配信
 鹿児島県の鹿屋市議会の田辺水哉議員(50)が県外視察中の懇親会で不適切発言をしたとされる問題で、田辺氏は7日、市議会総務市民環境委員会で事実関係を認め、同会副委員長を辞任した。



 田辺氏は取材に「女性がいる店に連れて行ってほしいと言った。事の重大さを受け止めておわびしたい」と説明。22日の市議会最終本会議で謝罪する場が設けられる見通し。

 田辺氏を含む同委員会の9人は昨年11月、市への米無人機配備を控え、海上保安庁運用の無人機調査のため青森県八戸市を視察。不適切発言は八戸市議らとの懇親会の際にあった。田辺氏は花牟礼薫議長(68)から厳重注意を受けた。

 委員会は田辺氏の後任の副委員長に今村光春議員(71)を選出した。

8249OS5:2023/03/09(木) 13:42:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8d1e3a63274e3a76fbb012ce9f0f68404163ac7
2カ月前なのに選挙戦の様相…長崎県佐世保市長選「自民分裂」でつばぜり合い
3/9(木) 10:54配信

西日本新聞
佐世保市役所前に設置された統一地方選ポスターの掲示板

 長崎県佐世保市長選(4月16日告示、23日投開票)まで2カ月を切った。立候補を表明し、自民党の流れをくむ元県議の宮島大典氏(59)と党県連が推す市議の橋之口裕太氏(39)が激しくつばぜり合いを展開している。県連は1月に橋之口氏の推薦を決定したが、自民の県議や市議の一部は宮島氏を支援する「自民分裂」の様相を呈している。

 「ご支持、ご支援をよろしくお願いします!」。2月上旬のある朝。市中心部を通る国道35号には、街宣車のスピーカーから立候補予定者の支持を呼びかける声が鳴り響いた。別の日の朝は市内各地で、つじ立ちで声をからすほかの予定者の姿があった。はや“選挙戦”に突入したかのような盛り上がりを見せる。

 昨年10月に最も早く出馬を表明したのは宮島氏。県議1期務めた後に、98年に衆院長崎4区補選に自民党から立候補して初当選した。その後民主党に移ったが、「佐世保では自民党と認識している人が多い」(党関係者)。県議当選時より市長の座を狙っていたとされ、「満を持しての表明」(陣営関係者)だった。

 武器は豊富なキャリアと知名度で、大石賢吾知事との連携も前面に押し出す。知事は昨年10月の宮島氏の県政報告会で登壇し、2月26日の事務所開きには「方向性を多く共有する宮島先生が新たなリーダーとなることを心から期待している」とビデオメッセージを寄せた。

 対する橋之口氏の表明は1カ月後。4期目の現職朝長則男氏(74)が昨年11月28日午前の記者会見で不出馬を表明すると、橋之口氏は同日午後に自民系会派の会合で出馬の決意を語った。後継指名こそないものの、朝長氏の強固に組織された後援会が活発に動いている。

 市議2期目で、39歳の若さが大きな売り。高校教諭から転身し、党内では2021年6月からは支部の政調会長を務めるなど「着実に実力を付けてきた」(党関係者)。

 両氏からの推薦願を受けた自民党佐世保支部は2人と面談し、政調会長としての実績を評価して橋之口氏への推薦を決定。背景には、宮島氏は04年に離党して除名処分となった経緯があり、除名者は推薦の対象外とする支部規定もあった。県連の会合では有権者への電話調査の実施を求める声も上がったが、最終的に橋之口氏の推薦を決めた。

 ただ、党内は「一枚岩」に程遠い。26日に開いた宮島氏の事務所開きには党所属の県議や市議ら数名が出席。党の支持組織でも県歯科医師連盟や看護連盟は宮島氏のみに推薦を出した。推薦は連合長崎を含めて500に上るという。

 「県連を挙げてしっかりと応援させていただきたいと思います」-。25日に行われた橋之口氏の事務所開きでは、県連の古賀友一郎会長が呼びかける一幕もあり、引き締めを図った。既に300弱の団体などの推薦を取り付けており、支持の拡大を目指す。

 人口減対策、経済活性化、教育の充実…。宮島氏と橋之口氏は朝長市政への評価や距離感は異なるものの、主張する政策は似通っている部分も少なくない。ある陣営関係者は「大きな争点は見いだしづらい。どれだけ回ったかに勝敗がかかっている」。

 同市の飲食店従業員の60代女性は選挙戦に向けくぎを刺す。「両者の政策上の違いを聞きたい。市民が置き去りにならないようにしてほしい」

      ◇

 市長選には、他にも元神戸大助手の田中隆治氏(79)が無所属新人で立候補を表明している。

 (才木希)

8250OS5:2023/03/09(木) 16:18:26
那覇市議会

◆公明党(7人)◆
野原嘉孝
翁長俊英
糸数昌洋
大城幼子
幸地わかえ
吉里明
金城亮太

◆ニライ(6人)◆
多和田栄子
平良識子
瀬名波奎
清水磨男
山田マドカ
糸数貴子

◆日本共産党(5人)◆
古堅茂治 
湧川朝渉
我如古一郎
前田千尋
西中間久枝
 

◆自民党(5人)◆
吉嶺努
金城直子
花城典史
奥間亮
屋良栄作

◆自由民主(5人)◆ 
粟國彰
山川典二
坂井浩二
比嘉啓登
外間有里

◆無所属クラブ(3人)◆
當間安則
奥間綾乃
宇根良也
  
◆無所属の会(2人)◆
前泊美紀
中村圭介
 
◆みんなの協働!(2人)◆ 
上里直司
上原仙子

◆立憲なは(2人)◆ 
與儀喜邦
普久原朝日

◆無所属◆
久高友弘
大山たかお
永山盛太郎

8251OS5:2023/03/12(日) 17:31:49
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999063
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(2)佐賀市選挙区(定数11) 旧市内に候補者が集中
2023/03/04 16:10

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 定数11に現職11人、元職1人、新人2人が名乗りを上げ、少数激戦の様相を見せている。前回と同じく、旧佐賀市内に候補が集中する構図が続いており、旧市内が地盤となる候補者が9人、旧郡部は北部が3人、南部が2人となっている。

 佐賀市選挙区は自民、立憲民主、公明、共産の主要4政党の候補に元職、無所属新人が絡み、前哨戦の攻防はじわじわと熱を帯びている。

 自民は現職6人、元職1人を公認した。

 旧佐賀市エリアは中心部に候補者が乱立する。ベテラン木原奉文(69)=多布施=はコロナ禍での政治活動が続いていることを挙げ、危機感を強める。古賀陽三(45)=新郷本町=は地域に軸足を置きながら、同級生らの協力で支援の輪を広げる。3選を目指す西久保弘克(58)=鍋島町=は大票田の鍋島、開成の農業関係者を中心に幅広い業種への浸透を図る。前回の無所属から自民公認として挑戦する一ノ瀬裕子(51)=中の小路=は女性、子育て世代の政治への関心を高めつつ、自民支持層の取り込みも図る。15年4月から1期を務めた元職の青木一功(47)=八幡小路=は、若い世代を中心に、幅広い層の票の掘り起こしを図る。

 旧郡部は、自民党県連会長として党の県議選を引っ張る立場でもある留守茂幸(75)=大和町=は後援会活動に積極的に取り組み、臨戦態勢を整えている。4期目を目指す川崎常博(56)=諸富町=は南部の商工会関係を中心に、漁業、農業者らの票の取り込みを図っている。

 立憲民主は現職の徳光清孝(65)=朝日町=と、藤崎輝樹(52)=大和町=、江口善紀(55)=川副町=の3議席堅持に注力する。徳光はコロナ禍の影響を受けていた後援会の活動を「顔が見える形」で昨年末に再始動し、藤崎は県議会閉会後に開く県政報告会の準備を進めている。生まれ育った川副町に昨年12月、転居した江口は、ミニ集会やあいさつ回りを行っている。

 公明の中本正一(63)=高木瀬東=は支援者とともにあいさつ回りを続け、県政報告会では動画配信など初めての取り組みも。8期目を目指す共産の武藤明美(75)=天祐=は新栄地区を中心に集会を開き、県民の声に耳を傾けている。

 1月に出馬を表明した無所属新人の元県職員、峰雅樹(62)=兵庫南=は交流サイト(SNS)などで、自身の思いを広めている。2月末にはオートバイ販売・修理店経営の鶴田敬治(61)=大和町=が出馬を表明。警察行政の改善を訴える。(取材班)

=敬称略



■立候補予定者
留守茂幸(るす しげゆき)(75)自現(8)
木原奉文(きはら ほうぶん)(69)自現(7)
川崎常博(かわさき つねひろ)(56)自現(3)
古賀陽三(こが ようぞう)(45)自現(3)
西久保弘克(にしくぼ ひろかつ)(58)自現(2)
一ノ瀬裕子(いちのせ ゆうこ)(51)自現(1)
徳光清孝(とくみつ きよたか)(65)立現(4)
藤崎輝樹(ふじさき てるき)(52)立現(4)
江口善紀(えぐち よしのり)(55)立現(3)
中本正一(なかもと しょういち)(63)公現(2)
武藤明美(むとう あけみ)(75)共現(7)
青木一功(あおき かずのり)(47)自元(1)
峰雅樹(みね まさき)(62)無新
鶴田敬治(つるた けいじ)(61)無新



 名簿は、党派は国会の衆院勢力、現職、元職、新人の順。さらに当選回数(丸囲み数字)、年齢の順で掲載

8252OS5:2023/03/12(日) 17:33:21
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999810
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)神埼市・吉野ヶ里町(定数2) 吉野ヶ里から久々の出馬
2023/03/06 05:00
 ともに自民の八谷克幸(73)=神埼市神埼町、古川裕紀(49)=同市千代田町=の現職2人と無所属新人の嘉村洋一(62)=神埼郡吉野ヶ里町=が出馬を予定。合併後、県議を輩出していない吉野ヶ里町から久々の出馬の動きで票の行方が注目される。

 八谷は2月23日に神埼町神埼に事務所を開設。これまでに、選挙区内7カ所で県政報告会を開き、3期の実績を強調。また、農業者の集まりのほか各種会合にも積極的に顔を出し、支持固めに余念がない。

 古川は2月19日に千代田町直鳥に事務所を構えた。選挙区内に全戸配布したリーフレットでは、自身が地域住民とともに働きかけて実現した施策を訴える。事務所開きには、地域住民らが集まった。

 新人の嘉村も、19日に吉野ヶ里町吉田に事務所を開いた。長年環境に関わる仕事で培った経験と、地域おこしグループで20年間、地域貢献活動をしてきたことなどをアピール、あいさつ回りで知名度アップに注力する。(中島野愛)

=敬称略

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999813
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)小城市(定数2) 16年ぶり無投票の公算
2023/03/06 05:15
 いずれも自民現職の藤木卓一郎(55)=三日月町=と池田正恭(67)=小城町=が出馬を予定。立憲民主党は候補擁立に動いたが難航、16年ぶりの無投票で2議席が決まる公算が強い。

 藤木は5日に事務所を開いた。県議会議長の要職を務めていることから時期は遅れたが、積み上げた実績と行動力をアピール。「県立大構想など議会の精査が必要な問題が山積する。正面から向き合いたい」と7期への決意を訴えた。

 3期目を目指す池田は、最大票田の小城町を中心に強固な基盤を誇る。2月23日の事務所開きで150人の支持者を集め、盤石の態勢を示した。陣営は「選挙戦になるつもりで」と楽観ムードを戒め、地域へのさらなる浸透を図る。(市原康史)

=敬称略

8253OS5:2023/03/12(日) 17:35:17
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/999819
<選択の構図 佐賀県議選まで1カ月>(4)多久市(定数1) 2期連続で無投票か
2023/03/06 05:30
 定数1に対し立候補を予定しているのは無所属現職の野田勝人(66)=北多久町。自民党支部が新人の擁立を探ったが出馬には至らず、2期連続で無投票になる公算が大きい。

 野田は2月26日に事務所を開き、強固な支持組織を見せつけた。「市民派・現場主義」を掲げて市内をくまなく回っており、立憲民主党のバックアップに加え、農商工の保守層にも浸透を図る。(市原康史)

=敬称略

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000333
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)鹿島市・太良町(定数2) 現職以外の動きなし
2023/03/07 08:04
 自民現職の土井敏行(69)=鹿島市高津原=と坂口祐樹(52)=太良町多良=が出馬を予定している。他に擁立に向けた動きはみられず、3期連続で無投票になりそうな情勢だ。

 鹿島市と太良町では、西九州新幹線開業で上下分離方式の運行となった長崎線の利便性確保や、ノリの色落ち被害が深刻な有明海南西部の漁業振興、有明海沿岸道路の延伸など道路網整備が課題に上がる。

 土井は5日に事務所開き式を実施。商工・農林水産関係団体の会合にも積極的に出向き、政策を訴えている。坂口は2月から太良町内の各地区をこまめに回る。10日に事務所を開き、県政報告会を開催するなどして、政策をアピールする。(山口源貴)

=敬称略

8254OS5:2023/03/12(日) 17:37:10
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000334
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)杵島郡(定数2) 3期連続で無投票か
2023/03/07 08:05
 定数2に対し、いずれも自民現職の石倉秀郷(73)=5期・江北町=と定松一生(65)=3期・白石町=が出馬の準備を進めている。3期連続で無投票となる公算が大きくなっている。

 石倉は4日に江北町に事務所を開き、災害に強い地域づくりと、「これからがスタート」とする有明海再生に全力を注ぐ考えを示した。地域の会合にこまめに顔を出し少子化と人口減少対策、子育て支援の充実などの必要性も説いている。

 定松は2月23日、白石町に事務所を開いた。地区の集まりやゲートボールの場などで地元が甚大な被害に見舞われている水害への対応、農林水産振興、教育と子育て環境充実などを訴えている。

(小野靖久)

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1000335
<選択の構図 佐賀県議選まで1ヶ月>(5)武雄市(定数2) 現職と新人が出馬準備
2023/03/07 08:06

澤登滋

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 いずれも自民の現職・稲富正敏(75)=武雄町=と新人・石丸太郎(44)=橘町=の2人が立候補の準備を進めている。昨秋に出馬を表明した元市議は、12月の武雄市長選に立候補したため出馬を見送った。他に擁立の動きはなく、3期連続で無投票での2議席確定の公算が大きい。

 稲富は昨夏から後継者を探していたが不調に終わり7期目に向け、年明けから議会報告を配りながら自身の実績と新幹線を活用した地域振興策などを訴える。11日に事務所開きを行う。

 石丸は任期中に亡くなった父・博の後継者として昨年11月に出馬を表明。後援会など体制を固め、父が取り組んだ福祉政策に力を入れる姿勢を訴えている。事務所開きは5日に行った。(澤登滋)

8255OS5:2023/03/12(日) 17:48:53
https://www.asahi.com/articles/ASR3871NXR2WTLZU002.html
佐世保、西海、東彼杵、松浦、平戸の構図は 長崎県議選
土居貴輝 寺島笑花2023年3月8日 21時19分

佐世保市・北松浦郡(定数9) 佐世保市長選と連動
現職8人、新顔3人の計11人が準備を進める。県都・長崎市に次ぐ混戦の選挙区だ。

 前回、この選挙区でただ一人2万票台を得票し、トップ当選した無所属の宮島大典氏(59)をのぞく8人の当選者は、すべて政党の公認候補だった。その宮島氏は今回、佐世保市長選へ立候補する意向を表明し、辞職届を提出。後半戦にある市長選も見据え、宮島氏支持層の動向も県議選の展開に大きく影響しそうだ。

 自民は、ともに県議会議長経験者で8期目を目指す田中愛国氏、6期目を目指す溝口芙美雄氏ら現職5人を公認。現有議席の維持を狙う。加えて、大石賢吾知事の私設秘書を務めていた湊亮太氏の推薦も決めた。

 自民の県議団では、分裂選挙となった昨年2月の知事選のしこりが「現在も根強く残っている」(自民県議)とされる。この選挙区の自民現職県議5人の間でも、市長選への対応をめぐり、宮島氏支持と、同市議・橋之口裕太氏(39)支持に割れている。「県議選の結果が、市長選の結果にも直結すると言われるほど二つの選挙は連動している」(市議)との見方もある。

 立憲は、県連代表の山田朋子氏が連合長崎の推薦を得て5期目を目指す。公明は、前回2位で当選の宮本法広氏が3期目を狙う。

 共産は党県委員の新顔を擁立。議席獲得が目標だ。

 国民は、地元・佐世保重工出身の新顔を擁立。連合長崎も推薦を決めた。

 社民は、党県連合副代表の堤典子氏が2期目を目指す。(土居貴輝)

佐世保市・北松浦郡選挙区の立候補予定者
田中愛国 78自現⑦
溝口芙美雄 75自現⑤
外間雅広 64自現④
吉村洋 66自現③
山下博史 48自現①
山田朋子 51立現④
宮本法広 50公現②
石川悟 70共新
古川洋介 40国民新
堤典子 65社現①
湊亮太 38無新

西海市(定数1) 12年ぶりの選挙戦に
 過去2回無投票だったが、今回は6選を狙う自民現職に無所属の40代新顔が名乗りを上げ、12年ぶりの選挙戦となる。

 5期目の瀬川光之氏は2003年、無所属で県議選に出馬し、初当選。自民に転じた後は党県連幹事長や副会長を歴任した。一方、21年の衆院選では長崎4区の自民現職との間で公認争いがあり、党執行部の「現職優先」の考えから出馬を断念。涙をのんだ。

 新顔の武宮雄志氏は僧侶で司法書士。「若い人が帰って来ない現状を変える必要がある」として出馬を決めた。「西海市を一流の田舎へ」をスローガンに掲げ、支持拡大のため「市民一人ひとりに趣旨を理解してもらえるよう活動していく」と意気込む。(寺島笑花)

西海市選挙区の立候補予定者
瀬川光之 61自現⑤
武宮雄志 40無新

8256OS5:2023/03/12(日) 17:49:22
東彼杵郡(定数1) 新顔2氏の争い
 県議会議長を務める、5期目の自民現職、中島広義氏が引退の意向。過去3回連続で無投票だったが、今回は新顔2人が準備を進めており、選挙戦になる見通しだ。

 自民新顔の初手安幸氏は1991年に川棚町議選で初当選。以来8期連続で当選し、2003年からは16年間議長を務めた実績と経験をアピールする。中島氏の支援も取り付け、事実上の「後継」とされる。

 無所属の三石孝氏は16年の波佐見町議選に出馬し、初当選。地元の声をじかに県政に届けたいとの思いから、県議選への挑戦を決めた。地域高規格道路「東彼杵道路」の整備を訴え、地道なポスティングで支持の拡大を図る。(寺島笑花)

東彼杵郡選挙区の立候補予定者
初手安幸 68自新
三石孝 63無新

松浦市(定数1) 無投票の公算大
 保守分裂となった前回、接戦を制した石本政弘氏が2期目を目指す。現時点では、ほかに目立った動きはなく、無投票の公算が大きい。

 石本氏は4年前、自民に所属しながら無所属で立候補。元松浦市議長の自民現職を454票差で制し初当選した。ただ、保守分裂の選挙となった責任をとり、その後、離党した。昨年11月に復党し、今回は自民公認で、再選を狙う。(土居貴輝)

松浦市選挙区の立候補予定者
石本政弘 68自現①

平戸市(定数1) 4連続無投票か
 2011年以来、3回連続で無投票となっている。4期目の現職(75)が勇退の意向で、元平戸市議会議長の大久保堅太氏が自民公認で立候補する準備を進めている。世代交代が進む一方で、大久保氏以外に立候補の動きはなく、現時点では4回連続で無投票となる公算が大きい。(土居貴輝)

平戸市選挙区の立候補予定者
大久保堅太 43自新

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8257OS5:2023/03/12(日) 17:50:37
https://www.asahi.com/articles/ASR376RWZR2JTOLB00F.html
長崎市は大混戦か 西彼杵郡には3人が出馬準備 長崎県議選の構図
石倉徹也 岡田真実 寺島笑花2023年3月7日 20時38分
長崎県議選の構図
長崎市(定数14) 22人が出馬準備
 現職12人、元職・新顔10人の計22人が準備を進め、大混戦の様相だ。自民、立憲、維新、公明、共産、国民、社民、参政の8党から17人の公認候補が立ち、無所属からは5人。候補者数は、旧7町との合併で現在の選挙区となった2007年以降で過去最多の見込み。過去4回は候補者が16〜18人だった。

 自民は、5期目をめざす浅田眞澄美氏ら現職6人に加え、長崎市議を3期務めた新顔1人の計7人を公認。さらに元防衛庁長官の故虎島和夫氏のおいで外科医の新顔、虎島泰洋氏を推薦する。

 衆参合わせ、自民が県内で唯一議席を野党に譲るのが1区の長崎市。4年前の前回県議選は7人を公認し、7期目をめざしたベテラン1人が落選する憂き目を見た。いまの現職の中には新顔で挑んだ前回選挙で下位当選(約5千票)の候補もいる。候補者が増え、保守票の奪い合いの懸念もある。

 維新は強気の布陣だ。九州で4カ所目となる県総支部を設立してからまもなく1年たち、県内の党員は1千人を超えた。初挑戦の県議選には、産婦人科医師の野口将司氏、美容会社役員の山田真美氏の2人を擁立する。

 過去3回の国政選挙を見ると、当選者こそいないものの、比例票と得票率はいずれも伸びている。昨夏の参院選では長崎市だけで2万票近く集めた。党の吉村洋文共同代表も2月に長崎市を訪れ、「多様なメンバーが立候補してくれてうれしい。長崎ではまだまだ小さな政党だが、新しいものを生み出し改革を実行してほしい」と激励した。

 国政政党になってまもない参政も初の議席を狙う。党員は県内に約300人。全国的に見ても「長崎は勢いがある」(党長崎支部長)といい、元消防局職員の新顔を擁立し、勢力拡大の機をうかがう。

 他党は、現有議席確保が目標だ。

 国民は、前回約1万5千票でトップ当選した三菱重工出身の中村泰輔氏が2期目をめざすほか、県連幹事長の深堀浩氏も4期目を狙う。支援団体の連合長崎が推薦する。

 立憲は、昨夏の参院選に挑んだ新顔、白川鮎美氏を擁立。元々は県連幹事長だった現職が2期目をめざす予定だったが、公認後に離党届を出したことで県連が除籍処分にした。

 共産と社民は現職の各1議席を狙う。前回、2人で2万4千票近く集めた公明は、現職1人の引退に伴い現新2人で挑む。

 無所属では現職の中山功氏が7期目を狙う。NBC長崎放送の元アナウンサー大倉聡氏は初挑戦。元職の高比良元氏は復帰をめざす。(石倉徹也、岡田真実)

長崎市選挙区の立候補予定者
浅田眞澄美 56自現④
ごうまなみ 56自現③
前田哲也 59自現③
浦川基継 50自現①
久保田将誠 51自現①
下条博文 47自現①
中村俊介 47自新
白川鮎美 43立新
野口将司 32維新
山田真美 51維新
川崎祥司 60公現③
本多泰邦 52公新
堀江ひとみ 64共現④
深堀浩 57国民現③
中村泰輔 42国民現①
坂本浩 64社現②
黒石隆太 31参政新
中山功 74無現⑥
高比良元 70無元③
有川好彦 60無新
大倉聡 45無新
虎島泰洋 49無新

8258OS5:2023/03/12(日) 17:50:57
西彼杵郡(定数2) 3人が出馬準備
 自民と立憲の現職2人のほか、自民から40代新顔が立候補を予定している。

 前回トップ当選の自民山口経正氏は、2003年に長与町議選に初当選。議長を務めた後、15年に県議に転身し、3選をめざす。

 前回の県議選で初当選した立憲の饗庭敦子氏も元長与町議。11年から2期務め、19年に旧国民から県議選に立候補。自民新顔をわずか59票差で破った。その後、20年の旧立憲との合流を受けて、今回は立憲公認で出馬する。三菱重工の労働票が多い同区で、社民と連合長崎からの推薦などを後ろ盾に再選を狙う。

 一方、新たに議席を狙うのが自民新顔の冨岡孝介氏だ。前衆議院議員で文部科学副大臣を務めた父・勉氏の秘書を経て、初の選挙に挑む。(寺島笑花)

西彼杵郡選挙区の立候補予定者
山口経正 67自現②
冨岡孝介 41自新
饗庭敦子 60立現①

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8259OS5:2023/03/12(日) 17:52:00
https://www.asahi.com/articles/ASR3B3VPJR2XTOLB00N.html
雲仙は無投票か 島原、南島原両市は選挙戦へ 長崎県議選の構図
三沢敦2023年3月10日 12時00分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
島原市(定数2) 三つどもえの選挙戦へ
 前回は自民現職2人と無所属元職がともに6千票台で争う大激戦を展開した。今回は無投票とみられていたが2月に入って新顔1人が立候補を表明。三つどもえの選挙戦となりそうだ。

 民主と社民が推薦した現職が敗れた前々回の選挙から議席を独占してきた自民。不動産業を営む山本由夫氏は経済界を中心に支持を固めて4期目をねらう。

 市議を5期務めた後に転身した大場博文氏は豊富な政治キャリアを武器に知名度で浸透を図る。厳しい戦いとなった前回の経験から上滑りを警戒。こまめに支持者を回り、足場を固める考えだ。

 市議2期目の本田みえ氏は非自民系の無所属議員3人でつくる「バラの会」に所属する。2月中旬に市内であった「憲法を守る島原平和集会」で無投票を阻止すべく立候補を表明。草の根運動を展開し、非自民の受け皿として支持を広げていくつもりだ。(三沢敦)

島原市選挙区の立候補予定者
山本由夫 62自現③
大場博文 57自現②
本田みえ 62無新

南島原市(定数2) 自民現職2氏に共産新顔が出馬準備
 前回は自民現職の2人が無投票で当選。今回も無風の観測が強まっていたが、3月に入って共産が新顔1人の擁立を決めた。

 4期目をめざす中島浩介氏は旧加津佐町議の後、転身。中村一三氏は旧南有馬町議、南島原市議を経て前回初当選した。ともに市西部が地盤で、道路網の整備や、そうめんや農業など基幹産業の振興を公約に据える。市民との対話を重ね、2議席を死守したい考えだ。

 こうした中、共産が伊見毅氏の擁立を表明。昨年の南島原市議選にも立候補しており、無投票阻止を掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南島原市選挙区の立候補予定者
中島浩介 56自現③
中村一三 70自現①
伊見毅 64共新

雲仙市(定数2) 4回連続の無投票か
 6選を狙う徳永達也氏、4期目をめざす宅島寿一氏の自民現職2人以外に立候補の動きはみられない。2011年から4回連続の無投票が濃厚だ。

 徳永氏は幹事長、宅島氏は政調会長と党県連の要職にあり、ともに国政との太いパイプをアピール。強固な地盤を背景に、実績を前面に打ち出す戦略だ。(三沢敦)

雲仙市選挙区の立候補予定者
徳永達也 63自現⑤
宅島寿一 52自現③

8260OS5:2023/03/14(火) 10:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a48473f8dae9170e96a41112df3b0042c67d9af
那覇市議会議長に公明の野原嘉孝氏 5千万円授受疑いで辞任した久高友弘氏の後任
3/9(木) 11:13配信



 那覇市有地に関する交渉取りまとめ費用として、不動産会社から現金5千万円を知人女性と連名で受け取った疑いがある前市議会議長の久高友弘氏(74)=自民、当選10回=の辞任に伴う議長選が9日行われ、副議長の野原嘉孝氏(公明)が新議長に選出された。同日付の就任で、任期は2025年8月3日まで。

 無記名投票の結果、野原氏21票、古堅茂治氏(共産)13票、當間安則氏(無所属クラブ)3票、粟国彰氏(自由民主)1票だった。

 議長選を巡っては野党ニライ会派の多和田栄子氏のほか、与党自民系会派の粟国彰氏、山川典二氏も名乗りを上げていたが、直前に立候補を取りやめた。与党市議によると久高氏が自民会派出身であることなどから、自民内部でも「今回は自粛した方がいい」との意見が出たという。

 副議長選挙は13日に行う。


https://news.yahoo.co.jp/articles/098e7465b3ff9a94dd987730c16353cb9311ce58
那覇市議会、副議長に上里氏 公明や会派「自民党」から16票 「野原議長を全面支持」
3/14(火) 10:39配信
 那覇市議会の久高友弘前議長の議長辞職を受け、野原嘉孝前副議長が議長に選出されたことに伴う副議長選挙が13日、実施された。与党会派「みんなの協働!」の上里直司氏(50)が公明や会派「自民党」などから16票を得て当選した。任期は同日から議員任期の2025年8月3日まで。

 副議長選挙には上里氏のほか、野党会派「ニライ」の多和田栄子氏、与党会派「自由民主」の粟國彰氏、中立会派「無所属の会」の前泊美紀氏が立候補した。久高氏を除く39人が投票し、無効票が1票あった。多和田氏は14票、粟國氏は6票、前泊氏は2票だった。

 上里氏は「野原議長を全面的に支持し、議会改革を前進させ、信頼を取り戻す。各議員の質問の質を上げ、行政のチェックや提案ができる議会を目指す」と述べた。
 (伊佐尚記)

琉球新報社

8261OS5:2023/03/16(木) 08:34:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/11704b17916721d8fd56bf7ba310c2ab678f378e
事実上の与野党一騎打ち 新人対決の大分知事選、野党連携の行方は
3/16(木) 7:30配信
 大分県知事選は、5期目の広瀬勝貞氏(80)の6選不出馬表明を受けた選挙になる。一時は、自民党の閣僚経験者などが名乗りを上げ、乱戦模様となったが、最終的に前大分市長の佐藤樹一郎氏(65)と元参院議員の安達澄氏(53)の無所属新人同士の一騎打ちになりそうだ。広瀬県政の継承を掲げ、自民党本部や公明党県本部の推薦を受ける佐藤氏に対し、2019年参院選に「野党共闘」で当選した安達氏は連合大分や立憲民主党の支持を得ておらず、「草の根」選挙で対抗する構えだ。

 「広瀬知事が引退するということであれば、今まで県民のために取り組んできた役割を、私が担わせていただきたい」。6日に大分県日田市で開かれた後援会の発足式。佐藤氏は広瀬氏の出身地・日田でその功績を持ち上げた。

 佐藤氏は、広瀬氏と同じ元経済産業省官僚で、15年の大分市長選に自民などの推薦を得て初当選。22年10月に、広瀬氏が不出馬を表明すると、11月11日に記者会見して知事選出馬を表明した。

 佐藤氏が出馬表明した同じ日には自民の衆院議員、岩屋毅元防衛相(65)も「出馬を前提に調整している」と出馬の意向を示した。一時は保守分裂も懸念されたが、岩屋氏は「国政にとどまってほしい」との地元の要請を受けて出馬を断念した。

 しかし、2期8年大分市長を務めたとはいえ佐藤氏は「大分市以外では知られていない」(自民県連幹部)のが実情。市長を辞職した翌日の3日から各地に後援会の支部を設けて浸透をはかるが、安達氏の辞職に伴う参院大分選挙区補選も急浮上し、組織の準備不足は否めない。関係者は「これは安達氏の戦略だ」「時間がない」と焦りを募らせる。

 一方、安達氏は19年の参院選大分選挙区で、立憲、国民民主、社民の3党と連合大分が推薦し、共産党も支援する「野党共同候補」として自民現職の礒崎陽輔元首相補佐官を破り、初当選した。礒崎氏には放送法の「政治的公平」の解釈を変更するよう総務省に圧力をかけた疑惑がある。

 安達氏は広瀬氏の不出馬表明後、いち早く知事選に名乗りを上げたが、支持層が重なる元参院議員の足立信也氏(65)も出馬に意欲を示し、「安達氏は参院議員の議席を守り、国政で活躍してほしい」として候補者一本化を打診した。だが、安達氏は応じず、足立氏は結局、大分市長選に立候補することになった。

 安達氏は今回、「しがらみが出る」と各政党への支援を求めず、SNS(ネット交流サービス)を中心に無党派層に働きかける構想を抱く。立憲県連や連合大分は、安達氏に対して「組織的な対応は取らない」としている。国民民主県連は自主投票。共産、社民は県組織で支援する。

 連合大分の幹部は当初、「統一地方選と参院補選が重ならないようにしてほしい」と安達氏に働きかけた。公職選挙法の規定では3月15日を過ぎて辞職したり、知事選出馬で自動失職したりした場合は10月に補選が実施される。だが、安達氏は「大分選出議員の不在期間を作りたくない」などとして3月10日に議員辞職し、安達氏の参院議員辞職に伴う補選は4月6日告示、23日投開票になった。

 自民県連は11日、参院大分選挙区補選に新人で東京都の飲食店経営、白坂亜紀氏(56)=大分県竹田市出身=を選んだ。地元の野党関係者は「安達氏が知事選に出馬しても、今まで培ってきた野党の協力態勢は崩れない」としているが、補選での野党側の候補者選びは難航しており、野党連携の行方に注目が集まる。【津島史人、石井尚】

 ◇大分県知事選立候補予定者

 ※氏名(ルビ)、年齢、肩書、所属の順

佐藤(さとう)樹一郎(きいちろう)65[元]大分市長 無新=[自]

安達(あだち)  澄(きよし)53[元]参院議員 無新

8262OS5:2023/03/16(木) 23:02:16
>>6987野党系で参院選出馬落選 社民公認で県議当選→一人会派→自民会派
https://mainichi.jp/articles/20200123/ddl/k44/010/216000c
県議会自民会派、後藤県議加わる 単独過半数に /大分
後藤慎太郎県議は22日、代表を務める「大分県の食料・農業・農村を守る会」を解散し、自民会派に入った。 「農業政策を実現するために自民会派に ...

8263OS5:2023/03/16(木) 23:05:50
https://nordot.app/1006009112103387136?c=174761113988793844
保守票争う最激戦区 長崎市区(定数14)<県議選2023 直前情勢①>
2023/03/08
 令和最初となる統一地方選の第1ラウンド、県議選(31日告示、4月9日投開票)まで1カ月を切った。全16選挙区(定数46)の直前情勢をリポートする。
 長崎市区は定数14に対し、22人が立候補を予定。県内最激戦区の様相を呈している。
 自民は現職6人に公認と推薦の新人各1人を加え、現行定数となった2003年以降最多の8人が出馬する。他の新人も入り混じり、かつてない保守票争奪戦となるのは必至。「自民で食い合い、共倒れする可能性がある」との悲鳴が漏れる。
 5選を狙う浅田眞澄美は「4年前よりかなりきつい。時間が足りない」と焦りを隠さない。「自民はぎりぎり6人通るかどうか」と分析するのは、4期目を目指す前田哲也。「足元を固めて、何としても前回並みの票数を死守せねば」と地域を回る。
 昨年の参院選長崎選挙区に出馬した他党の女性2人が参戦するとあって、4期目に向け江真奈美は気をもむ。「女性候補という優位性はなくなった。無党派層を頼りに戦ってきたが、浮動票を巡って争う新人も出てきて…。ダブルで厳しい状況」
 江が無党派層に強いとみる新人は、元民放アナウンサーで無所属の大倉聡。その高い知名度を警戒するライバルは少なくない。ただ本人は「知名度だけでは勝てない」と毎朝、蛍茶屋電停近くの国道沿いに立ち、支援を訴える。
 今回は「新人が粒ぞろい」(複数の現職)なのが、混沌(こんとん)とした状況を生み出しているようだ。
 医師の虎島泰洋は、県医師連盟から他候補に先駆けて推薦を得た。ただ「各県議とのこれまでの付き合いもある。一本化は難しい」と同連盟幹部。無所属、自民の推薦で戦う。
 中村俊介は市議からの転身を図る。市議選では上位当選したが「基礎票はそこまでない」。かつて所属した長崎青年会議所やカトリック関係の人脈を生かして支持を広げている。
 再選を期す下条博文は中村俊と同い年。浦上地区など地盤が重なり、共通の知人も多いといい、「影響を受ける」。市北部に加え、東長崎地区などでも浸透を図っている。
 同地区には、下条と同期の浦川基継も食い込もうとしている。新型コロナウイルス禍で「まともに(支持層拡大に向け)動けたのは最初の1年だけ」と吐露。僅差で勝敗が決した昨年の知事選を引き合いに「1票の重みが増している」と汗をかく。
 「現職はみんな危機感を抱いている」。再選を狙う久保田将誠は市内全域にポスターを張り、顔を売る。日の出、日の入りの時刻につじ立ちも始めた。
 これまで本県に足場がなかった政党の動きも混沌に拍車を掛ける。
 県総支部を置いて1年足らずの維新は、新人2人を立てる予定で党勢拡大に躍起。参院選に出馬した山田真美は市内全域で街頭活動を重ね、産婦人科医の野口将司は業界や子育て世代を中心に支持を広げようとしている。参政党からは元市消防局員の黒石隆太が挑む。陣営は「投票率が上がらなければ固定票を持っている現職が強い」と盛り上がりに期待する。
 連合長崎が推薦するのは現職3人と新人1人。現有4議席を確保するため、割り当てられた労組の票固めと上積みを地道に続ける。
 国民民主の中村泰輔は前回、同じ三菱重工労組出身だった議長経験者の議席をトップ当選で受け継いだ。支持組織が縮小する中、1月中旬から企業回りなどを「前回の2倍」に本格化させた。九州電力労組出身で同党県連幹事長の深堀浩は4選を期す。支持層に切り込んでくる新人が多いとみて気を引き締める。
 社民は11年に旧社会党時代から56年間守った議席を一度失い、前々回に坂本浩が奪還した。「みんなの力で取り戻した議席。絶対に負けられない」と3選に向け力が入る。
 立憲民主は長崎市長選に出馬する現職の離党(除籍)を受け、参院選に出馬した白川鮎美を急きょ昨年末に擁立。ポスターの掲示もまだ少ないが、白川は「人に会うのを優先」と駆け回る。
 一方、2議席維持を至上命令とする公明。4選を狙う川崎祥司は「候補者乱立でこれまでにない緊張感がある」といい、交流サイト(SNS)の発信にも力を入れる。元会社員の本多泰邦は、今期で引退する麻生隆のサポートを受けながら知名度アップに注力する。
 共産の堀江ひとみは、これまで安定して得票してきた。だがコロナ禍で活動が制限され、5選に向けた支持の広がり具合を読めずにいる。
 南部地域はベテラン勢が競合する。7選を目指す中山功は、行政とのパイプ役を24年間務めてきたと自負。世代交代の波を横目に「経験がある人も必要」とアピールする。前回の市長選で敗れた元職の高比良元は、三和地区を地盤に票の積み上げを図っている。
 理容店を営む有川好彦は地元の滑石・横尾地区を中心に支持を訴える。=文中敬称略=

8264OS5:2023/03/16(木) 23:06:27
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市長選と共闘の動き 佐世保市・北松浦郡区(定数9)<県議選2023 直前情勢②>
2023/03/09
 現職8人、新人3人の計11人が名乗りを上げている。長崎県議選から間もなく佐世保市長選が控えており、双方の立候補予定者が共闘する動きを見せている。
 2月25日。市長選に出馬する市議、橋之口裕太の事務所開きが市内であった。自民県連の推薦証が掲示され、選挙区の自民県議5人全員の関係者が顔を見せた。
 田中愛国と溝口芙美雄は議長経験を持つベテラン組。山下博史は若手経営者らの人脈があり再選を目指す。市中心部を拠点に5選を期す外間雅広と、旧北松出身で4期目に挑む吉村洋は、それぞれ代理人を出席させた。市長選と県議選のセットで「挙党態勢」を印象付けた。
 ところが翌26日、関係者に驚きが広がる。市長選で橋之口と争う前県議、宮島大典の事務所開きに外間が現れ、激励のあいさつに立った。
 昨年2月の知事選で、外間は宮島と協力。自民県連推薦の大石賢吾を支え、初当選につなげた。一方、ほかの自民県議は山下が「中立」、田中、溝口、吉村が当時現職知事だった中村法道の支援に回った。
 外間は宮島を激励した理由を「知事選で自民が(推薦を)機関決定した候補を応援していただいた。お礼の義を果たすため」と説明する。ただ自民関係者は「宮島票を狙っている」とみる。保守から革新まで幅広い支持層を持つ宮島は、前回の県議選でトップ当選。得票数約2万3千は選挙区史上最多だった。
 宮島の事務所開きでは、立憲民主県連代表の山田朋子も来賓席に座った。かつては旧民主党などで共に行動。自らの県政報告会にも宮島を招き、5期目に向け一緒に戦う姿勢を見せる。
 新人は佐世保重工(SSK)労組出身で国民民主の古川洋介と、若さをアピールする無所属の湊亮太が宮島の事務所に駆けつけた。宮島は前回の県議選で、同労組出身の県議から議席を引き継いだ経緯があり、同労組は「預けた票を古川に返してもらう」。湊は大石の元私設秘書で、知事選を通じて宮島と関係を深めた。
 一方、創価学会票を基盤とする公明の宮本法広は、市長選と絡んだ動きを見せていない。今後示される党の方針に従うとみられる。
 橋之口と宮島は、石木ダム建設と、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致を「推進」する立場。これらに慎重姿勢や反対を示す社民と共産は、市長選と距離を置く。社民県連副代表の堤典子は、出身母体の県教組などの支援を受け再選を狙う。共産県北部地区委員長で新人の石川悟は3度目の県議選に挑む。
 維新は20代女性を擁立する予定だったが取りやめた。
 市長選は朝長則男が5選不出馬を表明し、16年ぶりに新しいリーダーを選ぶだけに激戦が予想される。「高まる熱気を生かさない手はない」「関わり過ぎると敵も増える」。県議選に臨む各陣営は、市長選にどこまで立ち入るべきか見極めつつ準備を急ぐ。
     =文中敬称略=     


◎立候補予定者

▼佐世保市・北松浦郡区
田中愛国 78 自現(7)
溝口芙美雄 75 自現(5)
外間雅広 64 自現(4)
吉村洋 66 自現(3)
山下博史 48 自現(1)
山田朋子 50 立現(4)
宮本法広 50 公現(2)
石川悟 70 共新
古川洋介 40 国新
堤典子 65 社現(1)
湊亮太 37 無新

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8265OS5:2023/03/16(木) 23:07:31
>>8263

◎立候補予定者

▼長崎市区
浅田眞澄美 56 自現(4)
江真奈美 55 自現(3)
前田哲也 59 自現(3)
浦川基継 50 自現(1)
久保田将誠 51 自現(1)
下条博文 47 自現(1)
中村俊介 47 自新 
白川鮎美 43 立新
野口将司 32 維新
山田真美 51 維新
川崎祥司 60 公現(3)
本多泰邦 51 公新
堀江ひとみ 63 共現(4)
深堀浩 57 国現(3)
中村泰輔 42 国現(1)
坂本浩 64 社現(2)
黒石隆太 31 参新
中山功 74 無現(6)
高比良元 70 無元(3)
有川好彦 60 無新
大倉聡 45 無新
虎島泰洋 49 無新

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8266OS5:2023/03/16(木) 23:08:23
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4連続無投票が濃厚 雲仙市区(定数2)<県議選2023 直前情勢③>
2023/03/10
 6期目を目指す徳永達也、4期目に挑む宅島寿一の自民2人のほかに表立った動きはみられず、4回連続の無投票になる可能性が濃厚だ。
 徳永は市北東部、宅島は市南西部を地盤にしてすみ分けてきた。自民県連ではそれぞれ幹事長、政調会長という要職を務める。
 4日、小浜町であった宅島の事務所開きには市長の金澤秀三郎らが出席。一度も選挙戦を経験していないため、後援会幹部は「できれば本人の訴えを聞いてもらい、支持を広げる機会にしたい」と望む。
 徳永も12日に国見町に事務所開きを予定。国政選挙などで培われた後援会の結束力に自信を見せ、「事務所開きで士気を上げて、告示日を迎えたい」と意気込む。
     =文中敬称略=


◎立候補予定者

▼雲仙市区
徳永達也 63 自現(5)
宅島寿一 52 自現(3)

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70年ぶりに無投票か 大村市区(定数3)<県議選2023 直前情勢④>
2023/03/11
 2期目に挑む自民の北村貴寿はほぼ毎朝、大村市内各地に立ち、通勤中の市民に長崎県議会での活動を訴えている。「ほかの現職2人と比べ組織力で劣るから」。こう危機感をにじませ、交流サイト(SNS)も駆使し浮動票を取り込もうとしている。
 ただ、5人で争った前回とは打って変わって、現在のところ現職3人以外に出馬の動きは見えない。市選管に記録が残る1951年以降は必ず選挙戦に突入してきたが、無投票になれば約70年ぶりとなる。
 「あくまで選挙になるとの前提で動いている」と話すのは、通算8期目を狙う無所属の小林克敏。後援会回りや小規模な会合を重ねており、19日に事務所開きを予定。「(自身の選挙は)最後ということもあり、後援会もフル回転している」と息巻く。
 5選を目指す自民の松本洋介も、市長だった亡父から受け継いだ強固な後援会に支えられ、支持拡大に余念がない。幹部が高齢化する中「無投票なら選挙戦が計8年間ないことになる。若年層を掘り起こしたい」と青年部会合を開くなど、早くも4年後を見据える。
 各陣営には「今から出馬表明する人がいたとしても厳しい」と無投票の観測が広がるが、市議の一人は、直後に控える市議選の投票率低下を懸念する。「(現職は)3人とも顔が緩んでいるように見える。市民や政治家にとっては選挙戦になる方が望ましいんだけど」と話した。=文中敬称略=


◎立候補予定者
▼大村市区
松本洋介 46 自現(4)
北村貴寿 50 自現(1)
小林克敏 78 無現(7)

8267OS5:2023/03/16(木) 23:08:52
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新人参戦、三つどもえに 島原市区(定数2)<県議選2023 直前情勢④>
2023/03/11
 自民現職2人の無投票になるとの観測が2月に入って一転、無所属新人が名乗りを上げ、三つどもえの様相を呈す。
 「無投票は自民独占への白紙委任。市民の意見反映がないまま県議を決めるべきではない」。島原市議の本田みえは長崎県議選出馬表明の際、非自民の受け皿の必要性を訴えた。島原市区の自民による議席独占は2015年から続くが、「選択肢の提示に意味がある」と強調。政党に頼らない“市民連合”戦略を描き、出遅れ挽回を急ぐ。
 迎え撃つ山本由夫は前回トップ当選を果たした実績も強みに、4期目に挑む。2月、他陣営に先駆けて事務所開き。常議員を務める島原商工会議所や各種団体の関係者らと共に気勢を上げた。後援会活動に加え、「発信力を強め、若い人にもアプローチしたい」と昨年末開設したフェイスブックなどを活用し、支持拡大を進める。
 3選を目指す大場博文は3人目の参戦を受け、事務所開きの予定を2週間前倒し。「これまでの経験と実績を打ち出しつつ、やるべきことをやるだけだ」と市内3カ所で平日朝のつじ立ちを地道に重ねている。旅館・ホテルなどの観光業や農業といった支持基盤や、市議時代からの後援会を足がかりにして浸透を図っている。=文中敬称略=


◎立候補予定者
▼島原市区
山本由夫 61 自現(3)
大場博文 57 自現(2)
本田みえ 62 無新

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8268OS5:2023/03/16(木) 23:10:21
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現新一騎打ちの公算 五島市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 再選を目指す自民の清川久義に対し、無所属新人で会社役員の堤啓悟が2月に名乗りを上げ、一騎打ちの見通しとなった。
 「積み残しの課題に取り組ませてほしい」。2月下旬、事務所開きでこう訴えた清川。「継続と実行力」を掲げて街頭活動やミニ集会を展開し、支持固めに注力している。
 1年余り前の補選では組織戦を展開し、勝利した。ただ、それまで5回の選挙は自民候補が苦杯をなめ続けてきただけに、陣営関係者は「(今回も)厳しい選挙に変わりはない。どこまで補選時のような盛り上がりをつくれるかだ」と気を引き締める。
 堤は、補選で敗れた前職の後援会長を務めてきた。2月下旬に正式に出馬を表明。立憲民主県連の推薦を得た。陣営幹部は「反自民の固まりで対抗する」と強調する。
 五島市内で約30年間、パン製造会社を経営してきた堤。ただ「知名度はまだ不足している」(陣営幹部)。同市を地盤とする立民衆院議員と並ぶ2連ポスターを掲示し島全域にアピール。チラシのポスティングや交流サイト(SNS)などで浸透を急いでいる。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼五島市区
清川久義 56 自現(1)
堤啓悟 64 無新


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新人出馬、選挙戦へ 南松浦郡区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 自民の近藤智昭が3期目を狙う。無投票になるとの見方が広がっていたが、10日に無所属新人の中山洋次が出馬を表明した。
 近藤は後援会を軸に地盤を固めてきた。2月中旬の事務所開きでは、新上五島町長の石田信明らを前に「3期目は町と国、県を結ぶ、さらに強い橋となる」と決意を述べた。選挙戦に突入する見通しとなっても「これまで通りの活動を継続し、実績を訴えていく」とし、12日には同町有川地区を回った。ただ陣営関係者は「反対票は必ずある」と気を引き締め直す。
 「町民が政治に参加する権利を行使できるよう、無投票にしてはならない」。中山は出馬の動機をこう主張し、「国境離島は国益を守る大事な存在。島民ファーストの手厚い施策を行うべき」と支持を呼びかける。昨年12月に同町に住民票を移したばかりで、これから浸透を図る。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼南松浦郡区
近藤智昭 66 自現(2)
中山洋次 69 無新

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8269OS5:2023/03/16(木) 23:11:12
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前回同様三つどもえか 西彼杵郡区(定数2)<県議選2023 直前情勢⑤>
2023/03/14
 長与町を地盤とする自民の山口経正と立憲民主の饗庭敦子の現職2人に、時津町から自民新人の冨岡孝介が挑む。前回と同様「長与2、時津1」の構図による三つどもえの戦いになりそうだ。
 2月4日、山口は事務所開きで「仕込んできたものがやっと形になる。県政で発言力を増し、どんどん予算を取ってきたい」と3期目の重要性を強調した。3月1日の総決起大会には約250人を集め、町長の吉田愼一も駆けつけた。町議時代も含めると議員生活は20年。過去2回連続でトップ当選したが「油断は禁物」と強固な後援会組織を中心に態勢を固める。
 「反自民で奪還した議席を守り通したい」。2月23日の事務所開きで支援者を前に饗庭はこう呼びかけた。4年前、落選した自民候補との差はわずか59票と薄氷の勝利。当時は自民時津支部が候補者を擁立できず「票がこちらに流れてきた」(関係者)と危機感を募らせる。連合長崎の推薦を受け、反自民の受け皿と唯一の女性候補という点をアピールしている。
 冨岡は元衆院議員冨岡勉の次男。中学高校の6年間を過ごした時津町から初めて選挙に臨む。「時津から県議を」と地元の町議や元県議らも団結。医師でもある父の人脈を生かして医療関係の推薦も多く得た。ただ組織的な動きが本格化したのは昨年12月に入ってからで「準備不足は拭えない」(関係者)。朝のつじ立ちを続け、顔を売り込むのに懸命だ。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼西彼杵郡区
山口経正 66 自現(2)
冨岡孝介 41 自新 
饗庭敦子 60 立現(1)

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新人同士の一騎打ち 東彼杵郡区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 前川棚町議で自民新人の初手安幸と、前波佐見町議で無所属新人の三石孝による一騎打ちの公算。12年ぶりの選挙戦に突入する見通しだ。
 12日、川棚町内であった初手の総決起集会には、郡内3町長ら約200人が集まった。今期限りで引退する自民現職の中島廣義は「それぞれの町が発展するように、初手君なら必ずやる」と推した。
 語る会を開くなど組織戦を展開する初手だが、町議を8日まで続けたこともあって「相手が先行している。厳しい選挙になる」と警戒。近く波佐見町にも事務所を構え、幅広く支持を訴える。
 三石は昨年末に波佐見町議を辞職して以降、さまざまな行事に顔を出すなど郡内をくまなく回っている。今月下旬に波佐見に事務所を開く。
 三石も自民に党籍がある。党川棚、東彼杵両支部が初手を推薦し、公認を得られなかった三石は「組織、資金力ではかなわない。こつこつとやるしかない」と草の根選挙で挑む。地元の党波佐見支部は自主投票になり、保守票の流れ込みにも期待をつなぐ。
 連合長崎などの推薦を得て準備していた波佐見町議の城後光は1月、出馬を断念。非自民票の行方も注目される。
=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼東彼杵郡区
初手安幸 67 自新
三石孝 63 無新

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8270OS5:2023/03/16(木) 23:11:57
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12年ぶりの選挙戦に 西海市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 6期目を目指す自民の瀬川光之に無所属新人の武宮雄志が挑む構図で、12年ぶりの選挙戦になることがほぼ確実となった。
 1月3日、瀬川は市内3カ所で年頭あいさつに立った。昨年11月の県政報告会に顔を出した知事の大石賢吾が帯同。一方、大石の市内視察には瀬川が同行するなど、県議会議長を務めた経験と実績に加え、県とのパイプをアピールした。
 各種団体、企業の推薦を受け、一部を除く自民系市議が陣営についた。組織固めに余念がないが、世代交代の流れを気にかける。事務所開きでも「厳しい戦い」と繰り返し、「命懸けで仕事をさせてほしい」と熱弁。陣営は「脂が乗っている時」と強調する。
 一方、武宮は政治経験がなく、出馬表明も昨年11月と遅かったため、名前と顔の浸透に躍起だ。市内3カ所に後援会事務所を開設。地域回りに励み、市商工会青年部の人脈を生かし若い世代にアプローチを図っている。
 後援会は元市長の山下純一郎を会長に据え、その山下と市長選で雌雄を決した前市長の田中隆一も名を連ねる。「相手の背中が見えてきた。今からが勝負」と武宮。陣営幹部も「少しずつではあるが、支持が広がっている」と手応えを口にする。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼西海市区
瀬川光之 61 自現(5)
武宮雄志 40 無新

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新人以外は動きなく 対馬市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 初当選を目指す厳原町出身の元文部科学省職員、畑島晃貴が島全域で顔を売り込んでいる。ほかに目立った動きはない。
 1月の事務所開きには比田勝尚喜市長のほか、市議や業界団体トップらが出席した。無投票の観測も広がるが「選挙がある前提で準備している。とにかく自分を知ってもらうのが大事」と畑島。交流サイト(SNS)やホームページでの発信も続ける。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼対馬市区
畑島晃貴 34 自新

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8271OS5:2023/03/16(木) 23:12:55
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自民現職が足元固め 壱岐市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑥>
2023/03/15
 昨年7月の補選で初当選した自民の鵜瀬和博が準備を進める。「無投票は避けたい」と一部で対立候補を探す動きがあるが、具体的な名前は挙がっていない。
 鵜瀬は1月28日に郷ノ浦町内に事務所を開いた。選対を立ち上げ、つじ立ちや名簿の整理など足元固めに注力している。「しっかりと選挙態勢を確立していく」と気を引き締める。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼壱岐市区
鵜瀬和博 54 自現(1)

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新人擁立で選挙戦へ 南島原市区(定数2)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 最近まで中島浩介と中村一三の自民現職2人以外に動きがなく、前回に続いて無投票が見込まれていたが、6日になって、共産が新人の伊見毅を擁立すると発表した。
 4期目を目指す中島は4日の事務所開き以降、活動を本格化。選挙戦突入の見通しとなっても「定期的に選対会議を開いている」と動じる様子はない。交通アクセスの充実や産業振興、雇用創出などの実績をアピール。「島原道路の早期開通に加え、深江町から口之津町までの構想路線を計画路線に格上げする」と意欲を燃やす。
 再選を狙う中村は「地域の声を県政に」がモットー。地盤の南有馬町と北有馬町を中心に旧8町を歩き、交通網の整備や主要産業のそうめん製造の振興など市民の要望に耳を傾けてきた。「130近い企業団体から推薦を得た」と“初の選挙戦”に抜かりはないが、「やや緩みもあった」と先週末は改めて支援者回りをした。
 自民による議席独占の阻止を目指す伊見だが、事務所の開設は見送った。先週末に選対会議を開いたものの、準備不足は否めない。共産支持層を軸に岸田政権に批判的な層など幅広い票を掘り起こしたい意向で、「平和と暮らしを守るという視点で訴える」と意気込む。=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼南島原市区
中島浩介 56 自現(3)
中村一三 70 自現(1)
伊見毅 64 共新

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8272OS5:2023/03/16(木) 23:14:18
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無投票から一騎打ち 松浦市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 自民の石本政弘の無投票再選を阻もうとする動きがくすぶっていたところ、10日になって無所属新人の日高雅之が名乗りを上げ、選挙戦に突入する見通しとなった。
 前回、石本は無所属で挑み、当時の自民現職との一騎打ちを制した。だが当選後の所属会派や離党(現在は復党)を巡って、支援した松浦市議グループの反発を招いた。今回も一部の市議が対立候補の擁立を模索する中で、日高に白羽の矢が立った。
 石本は県議会観光生活建設委員長を務めるなどした1期目の実績をアピール。「県北・松浦を豊かに!もっと元気に!」をスローガンに掲げる。後援会長に就いた前市長の友広郁洋は「選挙になる想定で準備は着々と進めてきた」。農業を中心に支持層をまとめようとしている。
 一方、日高は市内で住宅設備会社を経営。昨年11月からは元横浜市長で自民参院議員、中田宏の公設秘書を務めていた。
 18日にも事務所を開き、世代交代や民間感覚を取り入れた政治などを訴えていく構え。ただ選挙初挑戦で準備不足は否めない。現職批判票の取り込みと併せて、商工会議所や青年会議所の活動で培った人脈をつてに支持拡大を図る。
=文中敬称略=


◎立候補予定者

▼松浦市区
石本政弘 68 自現(1)
日高雅之 46 無新

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新人以外の動きなし 平戸市区(定数1)<県議選2023 直前情勢⑦完>
2023/03/16
 自民新人の大久保堅太が出馬準備を進めている。ほかに動きはなく、2011年からの4回連続無投票となる公算が大きい。
 自民現職で4期目の西川克己は勇退の意向。大久保は21年11月まで平戸市議を3期務め、議長も経験した実績がある。2月7日の事務所開きには市長の黒田成彦らが集まった。200を超す団体などの推薦を受け、支持拡大に余念がない。=文中敬称略=

◎立候補予定者

▼平戸市区
大久保堅太 43 自新

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8273OS5:2023/03/16(木) 23:14:46
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<長崎市長選まで1カ月> 各陣営 いまだ浸透不足 現職との差別化に濃淡も
2023/03/16
(写真左から)原拓也氏、吉富博久氏、赤木幸仁氏、鈴木史朗氏
 任期満了に伴う長崎市長選の告示まで16日で1カ月。田上富久市長(66)=4期目=の退任表明に伴い、16年ぶりに県都のリーダーが交代する選挙戦だが、立候補を表明した無所属新人4人はまだ浸透しておらず、盛り上がりに欠ける。各陣営とも、田上市政との差別化を図ろうと躍起だが、濃淡がある。
 「市政は駅伝だ。たすきを渡したい人に来てもらった」。2月に出島メッセ長崎であった田上氏の市政報告会。田上氏からマイクを渡されたのが前九州運輸局長、鈴木史朗氏(55)=自民、公明推薦=。「ベクトルは同じ方向」と応じ、田上氏が整えた「まちの基盤」を生かし「進化」を目指す意向を示した。
 事実上の後継指名だが、後援会幹部は「そのまま路線継承では決してない」と強調。鈴木氏も「現職と戦うことも辞さない覚悟で出馬を決意した。新たな長崎をつくる」と訴える。
 地元経済界などを中心に後援会を組織。自民、公明の県組織に加え、田上氏を支援してきた県内最大の労働団体、連合長崎をはじめ約800の企業・団体の推薦を得た。国民民主党県連も支持。立憲民主党県連は自主投票を決めたが、政党を問わず盤石の体制に映る。
 ただ、組織力で圧倒する鈴木氏だが、国土交通省官僚として働き、長崎を30年以上離れていたため、「地元でまだ名前も顔も売れていない」と陣営関係者。まずは人柄、政策を知ってもらうため精力的に地域回りを続ける。
 「長崎の閉塞(へいそく)感を打破するためチャレンジしないといけない」と訴えるのは県議の赤木幸仁氏(38)。市政刷新を強調し、存在感をアピールする。
 陣営が想定するのは2月の北九州市長選の構図だ。4期務めた現職の退任に伴い路線継承の是非が争点だったが、市政刷新を訴え、個人的なつながりで支持を広げた新人が、与野党が相乗りで支援し、継承・発展を掲げた新人との事実上の一騎打ちを制し、当選を果たした。
 赤木氏の陣営は組織に頼らない戦術で交流サイト(SNS)をフル活用。総フォロワー数約3万人の情報発信力を生かし、100項目の政策をそれぞれ1分程度の動画にまとめ順次投稿している。「赤木ファンを広げていく」と青年団体OB有志らが草の根で支持拡大に動く。
 3度目の挑戦となる社会福祉法人理事長で元市議の吉富博久氏(78)は、出島メッセ長崎など大型事業を進めた田上市政を「ハコモノ重視で無駄に税金を使ってきた」と批判。刷新の必要性を説く。
 昨年11月にいち早く出馬表明した同市の会社経営、原拓也氏(54)は「今長崎に必要なのは、自由で大胆に発想するリーダーシップ。従来通りの行政目線ではなく、民間の自由な発想を注いでいく」と訴える。

8274OS5:2023/03/16(木) 23:15:24
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佐世保市長選まで1カ月 “保守分裂の構図” 朝長、大石両氏が後方支援
2023/03/15


 任期満了に伴う佐世保市長選(4月16日告示)が約1カ月後に迫った。これまでに出馬表明した3人のうち、市議の橋之口裕太氏(39)には朝長則男市長が、前県議の宮島大典氏(59)には大石賢吾知事がそれぞれ後方支援する動きを見せている。自民党県連は1月に橋之口氏の推薦を決めたが、自民系の一部の議員や団体は宮島氏を支持しており、保守分裂の構図となっている。
 2月11日、橋之口氏は市中心部で千人規模の「語る会」を開いた。壇上に多くの自民議員らが居並ぶ中、一本の祝電が聴衆の関心を集めた。差出人としてアナウンスされたのは朝長氏だった。
 朝長氏は昨年11月に5選不出馬を表明。「後継指名はしない」とした。だが水面下で朝長、橋之口両氏の強固な支持母体などは“継承”の準備を進めていた。
 2月25日に開設した橋之口氏の事務所には、朝長氏からの「必勝」の為書きを掲示。朝長氏の後援会スタッフらが頻繁に出入りし、地域回りなどをリードする。橋之口氏の陣営は「朝長市長は自民出身の政治家。こちらが県連の推薦を得た以上、自然な流れだ」と強調する。
 対する宮島氏も元々は自民出身。旧民主党などを渡り歩き、計12回の選挙を経験した。知名度は高く、保守層にも根強い支持がある。ただ今回、自民に推薦申請したが、過去の除名処分を理由に得られなかった。
 昨年2月の知事選では、朝長氏が当時現職の中村法道氏を支援。一方、宮島氏は自民県連推薦の大石氏を支え、初当選に貢献した。同10月には県政報告会に大石氏を招き蜜月ぶりをアピールした。
 先月26日、宮島氏の事務所開きには、大石氏がメッセージビデオを寄せ、「新たなリーダーとなることを心から期待している」と激励。自民からも一部の県議や市議が出席した。連合長崎のほか、自民支持団体の県看護連盟や県歯科医師連盟は宮島氏のみを推薦し、陣営幹部は「保守は割れている」とする。
 一方、経済界は様子見が目立つ。橋之口、宮島両氏の陣営は、企業や団体などから400超の推薦状を集めたとするが、日本商工連盟佐世保地区などは両氏を推薦する形を取った。ある経営者は「各業界で意見が割れている。静観する企業は少なくない」とつぶやく。
 両氏はまだ具体的な公約を発表していない。石木ダム建設やカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の推進など政策面では共通点が多いとみられ、有権者にどう違いを示すかが注目される。
 支援者からは、それぞれ朝長、大石両氏に表舞台に立ってほしいと望む声もある。今後、決起大会や出陣式などが予定され、ある陣営関係者は「市長や知事が登場するかが注目点。表に出た瞬間に選挙戦は一気に激化する」と読む。
 市長選には、元大学助手の田中隆治氏(79)も出馬を表明している。

8275OS5:2023/03/16(木) 23:27:44
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/272033
林外相系に勢い、細る安倍元首相系 衆院新山口3区の中心・下関の市議会新勢力
地域

山口
2023/2/17
(最終更新: 2023/2/17)
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 故安倍晋三元首相の選挙区だった衆院山口4区内にある下関市議会(定数34)の改選後の新しい会派構成が固まった。安倍系の会派は減員し、下関市出身で山口3区の林芳正外相に近い市議を含む会派は増員した。山口県は次の衆院選で小選挙区の定数が減る。林氏は同市が入る新3区に立つ見方が強く、地ならしが進む。

 関係者によると、安倍系の本流会派「創世下関」の所属議員は、改選前の9人が7人に減る見通し。2017年の市長選で林氏に近い現職を破って初当選した安倍氏の元秘書、前田晋太郎市長の出身会派で、正副議長ポストを握り市政を主導してきた。一方、林系の市議が所属する最大会派「みらい下関」は11人から12人に増えるとみられる。

 控え室を立ち去った現職

 「ボロボロだったね。安倍系は」。安倍氏に近い自民党関係者の声に力はなかった。5日投開票の市議選では創世下関の現職2人が落選した。自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)に所属していた元衆院議員の秘書の経験を持つ新人も涙をのんだ。選挙を仕切ってきた安倍事務所が昨年末に閉鎖し、後ろ盾を失った影響が色濃く出た。

 会派の会長だった吉田真次氏(38)が山口4区の補欠選挙に回るなど現職2人が選挙に立たなかった。会派届けは16日午前に締め切られた。直前までは水面下での説得工作で2桁に届くのではとの観測も広がった。ふたを開ければ、新たに加わったのは現職2人に留まった。一時は控室に荷物を持ち込んだ現職も立ち去った。選挙戦で安倍氏に近い県議と国会議員の応援を受けた新人には振られた。

 みらい下関は安倍系、中間、林系の市議で構成する。改選前の全11人が当選し、うち安倍系1人は創世下関に移る。ただ選挙戦で林氏に近い県議の支援を受けた新人2人が加わり、12人に増える。次の定例会の正副議長選で両ポストを独占する可能性がある。

 昨年7月に安倍氏が亡くなって以降、市議会の勢力図は一変した。8月末、三つあった自民党系会派のうち、みらい下関に林系の自民下関が合流。創世下関に代わって最大会派に躍り出た。党下関支部の関係者は「みらいが林系と一緒になったのは、いわんや将来を考えてだ。安倍さん寄りの議員も筋を通そうにも、主(あるじ)はもういない」とみる。

 「補選後は徹底的にやる」

 自民党が独占する山口県内の小選挙区の定数は、次の総選挙で4から3に減る。4月には安倍氏の死去と実弟の岸信夫前防衛相の議員辞職に伴う4区と2区のダブル補欠選挙が控える。自民党の新人2人が当選した場合は、現職は4人になり、候補者を3人に絞る必要がある。

 林氏と安倍氏は中選挙区時代の父親の代から下関市を舞台に権力闘争を繰り広げてきた。同市を含む4区は3区の一部を加えて新3区になるため、本来の地盤がある林氏が立候補する見方が強まっている。林氏の有力な支援者は「市議選で下地はできた。補選までは静かにしておくが、その後が本番だ。徹底的にやりたい」と力を込める。

 党県連の幹部は「新3区は林、市長は安倍系でバランスを取るという手はある」と着地点を探る。別の幹部は「まだ一波乱ある」とみる。

 4区の補選に立つ吉田氏は安倍氏の妻昭恵さんが強く後押ししている。12日の昼下がり、下関市の安倍氏の自宅には昭恵さん、吉田氏、後援会の幹部たち約50人が集った。安倍後援会として吉田氏を支えることを確認した。後援会関係者は「会合は30分で終わった。熱量が足りない。林を来させないためには、東京の安倍派に頼るしかない」とこぼした。(渡辺裕明)

8276OS5:2023/03/16(木) 23:59:47
https://www.asahi.com/articles/ASR3H3GD7R2XTOLB00H.html
対馬、壱岐は無投票の見込み 五島、南松浦郡は自民に新顔が挑む構図
三沢敦 寺島笑花2023年3月15日 10時45分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

県議選の構図
五島市(定数1) 無所属の新顔が立候補へ
 再選を目指す自民現職と、無所属の新顔が立候補の意向を表明。別の新顔も立候補を検討している。

 清川久義氏は2021年12月、衆院選で落選し、返り咲きを狙った前職・山田博司氏と補選で争い、初当選を果たした。旧岐宿町議を経て市議を4期務めた豊富な政治経験を生かし、県との「パイプ役」を自任する。

 新顔の堤啓悟氏は、前回補選に出馬した山田氏の後援会長を務めた。山田氏は現在、日本維新の会県総支部幹事長の立場だが、堤氏は「反自民票を幅広く取り込みたい」として無所属で戦う。立憲民主が推薦を決めている。

 新顔の丸田敬章氏は21年の市議選で初当選。定例会中は職務に専念するとし、閉会後に後援会と相談して態度を表明する。後援会は大石賢吾知事陣営の出納責任者らを公職選挙法違反容疑で告発した団体の一つ。(三沢敦)

五島市選挙区の立候補予定者
清川久義 56自現①
堤啓悟 64無新
丸田敬章 54無新

対馬市(定数1) 現職以外の立候補なしか
 前回は現新4人が争った。今回は自民の坂本智徳氏(69)が5期目での引退の意向を示しており、30代の自民新顔、畑島晃貴氏が立候補を予定している。

 畑島氏は元文部科学省職員。戦略コンサル会社などを経て、初の選挙戦に挑む。対抗馬の動きは今のところ見られず、無投票の可能性が高い。世代交代が進む見通しだ。(寺島笑花)

対馬市選挙区の立候補予定者
畑島晃貴 34自新

壱岐市(定数1) 自民現職が再選めざす
 昨年7月にあった補選で初当選した自民現職の鵜瀬和博氏が再選をめざす。他に立候補を模索する動きはなく、無投票の公算が大きい。

 鵜瀬氏は参院選に立候補した元自民県議の辞職に伴い、市議5期目の途中で補選に立候補。新顔同士の一騎打ちを制した。あいさつ回りなどをこまめにこなして臨戦態勢を築く。(三沢敦)

壱岐市選挙区の立候補予定者
鵜瀬和博 54自現①

南松浦郡(定数1) 自民現職と無所属新顔の争いか
 自民現職の近藤智昭氏が3期目をねらう。新顔1人も立候補を表明。選挙戦に突入する見通しだ。

 近藤氏は前々回の2015年、自民公認で議席を得た後に民主会派に転じた無所属現職を制して初当選。前回は無投票で再選を果たした。

 中山洋次氏はニュースサイトの編集長で、元衆議院秘書も務めた。無投票の阻止や県政刷新などを掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南松浦郡選挙区の立候補予定者
近藤智昭 66自現②
中山洋次 69無新

8277OS5:2023/03/17(金) 00:00:45
https://www.asahi.com/articles/ASR3F6V09R2GTOLB00L.html?iref=pc_rellink_01
諫早、大村両市とも無投票の可能性 長崎県議選
石倉徹也 寺島笑花2023年3月13日 20時45分

長崎県議選の選挙区(総定数46)


長崎県議選の構図
諫早市(定数4) 4氏名乗り 9選の自民現職、引退
 県議会議長も務めたことのある最多当選9回の自民ベテラン、八江利春氏(83)が高齢などを理由に引退する意向を示す中、現職3人と新顔1人が準備を進めている。このほか、共産が新顔を擁立する予定だったが、この新顔が健康上の理由から出馬を取りやめたため、無投票の可能性も出てきた。

 八江氏引退に伴い自民からは現職2人。諫早市長選出馬などに伴う2021年春の補選で初当選した元市議の坂口慎一氏と千住良治氏だ。補選当選組が、初の本選に挑む。

 無所属の山村健志氏は自民から推薦を受ける。八江氏からの応援も受ける予定で、事実上の「後継者」。大激戦となった2年前の諫早市長選に出馬し、3位ながら全体の得票の32%にあたる2万票台を獲得した知名度を生かす。

 国民県連代表代行の山口初實氏は連合長崎の推薦を受ける。51歳で町議選に初当選し、現在は県議会の副議長。支持固めを狙う。(石倉徹也)

諫早市選挙区の立候補予定者
坂口慎一 43自現①
千住良治 50自現①
山口初實 75国民現③
山村健志 49無新

大村市(定数3) 3氏が準備 初めての無投票か
 前回5人が争う選挙戦が繰り広げられた大村市。現職3人が立候補を予定するほかに表立った動きはなく、1947年の第1回県議選以来、この選挙区では初めての無投票となる公算が大きい。

 現在4期目の自民松本洋介氏は、松本崇・前大村市長の長男で、前回はトップ当選。同じく市長を務めた祖父と父の代から築き上げてきた後援会が大きな後ろ盾となっている。

 同じく自民の北村貴寿氏は大村市議を2期務めた後、前回の県議選で初当選。毎朝街頭に立ち、支持拡大を図る。

 無所属の小林克敏氏は元自民党県連役員。当時から長年かけて培ってきた強固な人脈を生かし、通算8期目をめざす。(寺島笑花)

大村市選挙区の立候補予定者
松本洋介 46自現④
北村貴寿 50自現①
小林克敏 78無現⑦

8278OS5:2023/03/17(金) 00:01:47
https://www.asahi.com/articles/ASR3B3VPJR2XTOLB00N.html?iref=pc_rellink_03
雲仙は無投票か 島原、南島原両市は選挙戦へ 長崎県議選の構図
三沢敦2023年3月10日 12時00分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

長崎県議選の構図
島原市(定数2) 三つどもえの選挙戦へ
 前回は自民現職2人と無所属元職がともに6千票台で争う大激戦を展開した。今回は無投票とみられていたが2月に入って新顔1人が立候補を表明。三つどもえの選挙戦となりそうだ。

 民主と社民が推薦した現職が敗れた前々回の選挙から議席を独占してきた自民。不動産業を営む山本由夫氏は経済界を中心に支持を固めて4期目をねらう。

 市議を5期務めた後に転身した大場博文氏は豊富な政治キャリアを武器に知名度で浸透を図る。厳しい戦いとなった前回の経験から上滑りを警戒。こまめに支持者を回り、足場を固める考えだ。

 市議2期目の本田みえ氏は非自民系の無所属議員3人でつくる「バラの会」に所属する。2月中旬に市内であった「憲法を守る島原平和集会」で無投票を阻止すべく立候補を表明。草の根運動を展開し、非自民の受け皿として支持を広げていくつもりだ。(三沢敦)

島原市選挙区の立候補予定者
山本由夫 62自現③
大場博文 57自現②
本田みえ 62無新

南島原市(定数2) 自民現職2氏に共産新顔が出馬準備
 前回は自民現職の2人が無投票で当選。今回も無風の観測が強まっていたが、3月に入って共産が新顔1人の擁立を決めた。

 4期目をめざす中島浩介氏は旧加津佐町議の後、転身。中村一三氏は旧南有馬町議、南島原市議を経て前回初当選した。ともに市西部が地盤で、道路網の整備や、そうめんや農業など基幹産業の振興を公約に据える。市民との対話を重ね、2議席を死守したい考えだ。

 こうした中、共産が伊見毅氏の擁立を表明。昨年の南島原市議選にも立候補しており、無投票阻止を掲げて浸透を図る。(三沢敦)

南島原市選挙区の立候補予定者
中島浩介 56自現③
中村一三 70自現①
伊見毅 64共新

雲仙市(定数2) 4回連続の無投票か
 6選を狙う徳永達也氏、4期目をめざす宅島寿一氏の自民現職2人以外に立候補の動きはみられない。2011年から4回連続の無投票が濃厚だ。

 徳永氏は幹事長、宅島氏は政調会長と党県連の要職にあり、ともに国政との太いパイプをアピール。強固な地盤を背景に、実績を前面に打ち出す戦略だ。(三沢敦)

雲仙市選挙区の立候補予定者
徳永達也 63自現⑤
宅島寿一 52自現③

8279OS5:2023/03/17(金) 00:03:15
https://www.asahi.com/articles/ASR376RWZR2JTOLB00F.html?iref=pc_rellink_02
長崎市は大混戦か 西彼杵郡には3人が出馬準備 長崎県議選の構図
石倉徹也 岡田真実 寺島笑花2023年3月7日 20時38分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
長崎市(定数14) 22人が出馬準備
 現職12人、元職・新顔10人の計22人が準備を進め、大混戦の様相だ。自民、立憲、維新、公明、共産、国民、社民、参政の8党から17人の公認候補が立ち、無所属からは5人。候補者数は、旧7町との合併で現在の選挙区となった2007年以降で過去最多の見込み。過去4回は候補者が16〜18人だった。

 自民は、5期目をめざす浅田眞澄美氏ら現職6人に加え、長崎市議を3期務めた新顔1人の計7人を公認。さらに元防衛庁長官の故虎島和夫氏のおいで外科医の新顔、虎島泰洋氏を推薦する。

 衆参合わせ、自民が県内で唯一議席を野党に譲るのが1区の長崎市。4年前の前回県議選は7人を公認し、7期目をめざしたベテラン1人が落選する憂き目を見た。いまの現職の中には新顔で挑んだ前回選挙で下位当選(約5千票)の候補もいる。候補者が増え、保守票の奪い合いの懸念もある。

 維新は強気の布陣だ。九州で4カ所目となる県総支部を設立してからまもなく1年たち、県内の党員は1千人を超えた。初挑戦の県議選には、産婦人科医師の野口将司氏、美容会社役員の山田真美氏の2人を擁立する。

 過去3回の国政選挙を見ると、当選者こそいないものの、比例票と得票率はいずれも伸びている。昨夏の参院選では長崎市だけで2万票近く集めた。党の吉村洋文共同代表も2月に長崎市を訪れ、「多様なメンバーが立候補してくれてうれしい。長崎ではまだまだ小さな政党だが、新しいものを生み出し改革を実行してほしい」と激励した。

 国政政党になってまもない参政も初の議席を狙う。党員は県内に約300人。全国的に見ても「長崎は勢いがある」(党長崎支部長)といい、元消防局職員の新顔を擁立し、勢力拡大の機をうかがう。

 他党は、現有議席確保が目標だ。

 国民は、前回約1万5千票でトップ当選した三菱重工出身の中村泰輔氏が2期目をめざすほか、県連幹事長の深堀浩氏も4期目を狙う。支援団体の連合長崎が推薦する。

 立憲は、昨夏の参院選に挑んだ新顔、白川鮎美氏を擁立。元々は県連幹事長だった現職が2期目をめざす予定だったが、公認後に離党届を出したことで県連が除籍処分にした。

 共産と社民は現職の各1議席を狙う。前回、2人で2万4千票近く集めた公明は、現職1人の引退に伴い現新2人で挑む。

 無所属では現職の中山功氏が7期目を狙う。NBC長崎放送の元アナウンサー大倉聡氏は初挑戦。元職の高比良元氏は復帰をめざす。(石倉徹也、岡田真実)

長崎市選挙区の立候補予定者
浅田眞澄美 56自現④
ごうまなみ 56自現③
前田哲也 59自現③
浦川基継 50自現①
久保田将誠 51自現①
下条博文 47自現①
中村俊介 47自新
白川鮎美 43立新
野口将司 32維新
山田真美 51維新
川崎祥司 60公現③
本多泰邦 52公新
堀江ひとみ 64共現④
深堀浩 57国民現③
中村泰輔 42国民現①
坂本浩 64社現②
黒石隆太 31参政新
中山功 74無現⑥
高比良元 70無元③
有川好彦 60無新
大倉聡 45無新
虎島泰洋 49無新

西彼杵郡(定数2) 3人が出馬準備
 自民と立憲の現職2人のほか、自民から40代新顔が立候補を予定している。

 前回トップ当選の自民山口経正氏は、2003年に長与町議選に初当選。議長を務めた後、15年に県議に転身し、3選をめざす。

 前回の県議選で初当選した立憲の饗庭敦子氏も元長与町議。11年から2期務め、19年に旧国民から県議選に立候補。自民新顔をわずか59票差で破った。その後、20年の旧立憲との合流を受けて、今回は立憲公認で出馬する。三菱重工の労働票が多い同区で、社民と連合長崎からの推薦などを後ろ盾に再選を狙う。

 一方、新たに議席を狙うのが自民新顔の冨岡孝介氏だ。前衆議院議員で文部科学副大臣を務めた父・勉氏の秘書を経て、初の選挙に挑む。(寺島笑花)

西彼杵郡選挙区の立候補予定者
山口経正 67自現②
冨岡孝介 41自新
饗庭敦子 60立現①

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8280OS5:2023/03/17(金) 00:04:59
https://www.asahi.com/articles/ASR3871NXR2WTLZU002.html?iref=pc_rellink_01
佐世保、西海、東彼杵、松浦、平戸の構図は 長崎県議選
土居貴輝 寺島笑花2023年3月8日 21時19分

長崎県議選の選挙区(総定数46)

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長崎県議選の構図
佐世保市・北松浦郡(定数9) 佐世保市長選と連動
現職8人、新顔3人の計11人が準備を進める。県都・長崎市に次ぐ混戦の選挙区だ。

 前回、この選挙区でただ一人2万票台を得票し、トップ当選した無所属の宮島大典氏(59)をのぞく8人の当選者は、すべて政党の公認候補だった。その宮島氏は今回、佐世保市長選へ立候補する意向を表明し、辞職届を提出。後半戦にある市長選も見据え、宮島氏支持層の動向も県議選の展開に大きく影響しそうだ。

 自民は、ともに県議会議長経験者で8期目を目指す田中愛国氏、6期目を目指す溝口芙美雄氏ら現職5人を公認。現有議席の維持を狙う。加えて、大石賢吾知事の私設秘書を務めていた湊亮太氏の推薦も決めた。

 自民の県議団では、分裂選挙となった昨年2月の知事選のしこりが「現在も根強く残っている」(自民県議)とされる。この選挙区の自民現職県議5人の間でも、市長選への対応をめぐり、宮島氏支持と、同市議・橋之口裕太氏(39)支持に割れている。「県議選の結果が、市長選の結果にも直結すると言われるほど二つの選挙は連動している」(市議)との見方もある。

 立憲は、県連代表の山田朋子氏が連合長崎の推薦を得て5期目を目指す。公明は、前回2位で当選の宮本法広氏が3期目を狙う。

 共産は党県委員の新顔を擁立。議席獲得が目標だ。

 国民は、地元・佐世保重工出身の新顔を擁立。連合長崎も推薦を決めた。

 社民は、党県連合副代表の堤典子氏が2期目を目指す。(土居貴輝)

佐世保市・北松浦郡選挙区の立候補予定者
田中愛国 78自現⑦
溝口芙美雄 75自現⑤
外間雅広 64自現④
吉村洋 66自現③
山下博史 48自現①
山田朋子 51立現④
宮本法広 50公現②
石川悟 70共新
古川洋介 40国民新
堤典子 65社現①
湊亮太 38無新

西海市(定数1) 12年ぶりの選挙戦に
 過去2回無投票だったが、今回は6選を狙う自民現職に無所属の40代新顔が名乗りを上げ、12年ぶりの選挙戦となる。

 5期目の瀬川光之氏は2003年、無所属で県議選に出馬し、初当選。自民に転じた後は党県連幹事長や副会長を歴任した。一方、21年の衆院選では長崎4区の自民現職との間で公認争いがあり、党執行部の「現職優先」の考えから出馬を断念。涙をのんだ。

 新顔の武宮雄志氏は僧侶で司法書士。「若い人が帰って来ない現状を変える必要がある」として出馬を決めた。「西海市を一流の田舎へ」をスローガンに掲げ、支持拡大のため「市民一人ひとりに趣旨を理解してもらえるよう活動していく」と意気込む。(寺島笑花)

西海市選挙区の立候補予定者
瀬川光之 61自現⑤
武宮雄志 40無新

8281OS5:2023/03/17(金) 00:05:12

東彼杵郡(定数1) 新顔2氏の争い
 県議会議長を務める、5期目の自民現職、中島広義氏が引退の意向。過去3回連続で無投票だったが、今回は新顔2人が準備を進めており、選挙戦になる見通しだ。

 自民新顔の初手安幸氏は1991年に川棚町議選で初当選。以来8期連続で当選し、2003年からは16年間議長を務めた実績と経験をアピールする。中島氏の支援も取り付け、事実上の「後継」とされる。

 無所属の三石孝氏は16年の波佐見町議選に出馬し、初当選。地元の声をじかに県政に届けたいとの思いから、県議選への挑戦を決めた。地域高規格道路「東彼杵道路」の整備を訴え、地道なポスティングで支持の拡大を図る。(寺島笑花)

東彼杵郡選挙区の立候補予定者
初手安幸 68自新
三石孝 63無新

松浦市(定数1) 無投票の公算大
 保守分裂となった前回、接戦を制した石本政弘氏が2期目を目指す。現時点では、ほかに目立った動きはなく、無投票の公算が大きい。

 石本氏は4年前、自民に所属しながら無所属で立候補。元松浦市議長の自民現職を454票差で制し初当選した。ただ、保守分裂の選挙となった責任をとり、その後、離党した。昨年11月に復党し、今回は自民公認で、再選を狙う。(土居貴輝)

松浦市選挙区の立候補予定者
石本政弘 68自現①

平戸市(定数1) 4連続無投票か
 2011年以来、3回連続で無投票となっている。4期目の現職(75)が勇退の意向で、元平戸市議会議長の大久保堅太氏が自民公認で立候補する準備を進めている。世代交代が進む一方で、大久保氏以外に立候補の動きはなく、現時点では4回連続で無投票となる公算が大きい。(土居貴輝)

平戸市選挙区の立候補予定者
大久保堅太 43自新

※選挙区名の括弧内は定数。「立候補予定者」の政党の並び順は衆院の勢力順で、同じ政党、当選回数の場合は50音順。年齢は投票日現在。丸囲み数字は当選回数。自=自民党、立=立憲民主党、維=日本維新の会、公=公明党、共=共産党、国民=国民民主党、社=社民党、参=参政党、無=無所属。敬称略

8282OS5:2023/03/17(金) 20:02:36
https://www.asahi.com/articles/ASR3G7KRPR3GTPJB004.html
大分知事選 共産党が候補者擁立見送り 無所属の前参院議員を支援
統一地方選挙2023共産

白石昌幸2023年3月15日 10時30分
知事選の対応について記者会見する共産党大分県委員会の林田澄孝委員長(左)=2023年3月14日午後1時45分、大分市中津留1丁目、白石昌幸撮影

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 4月9日投票の大分県知事選への対応をめぐり、共産党県委員会の林田澄孝委員長が14日、記者会見を開き、立候補を表明している前参院議員の安達澄氏(53)を「党県委員会として支援していく」とし、「党の独自候補は立てない」と述べた。党中央委員会の了承を得ているという。

 林田委員長によると、2月24日に安達氏と県委員会三役が協議。①平和主義②少子化対策③県独自の教員定数拡大④農林漁業・中小企業の振興策について口頭で合意に至ったという。安達氏は「県民党」を掲げ、政党に推薦願を出していない。このため、県委員会が自主的に支援し、知事選と同時に行われる県議選の集会などで安達氏への支援を呼びかけるという。

 また、安達氏の辞職に伴う参院大分選挙区の補選(4月23日投票)の対応については、「極力、共闘したいと考えている立憲民主党の立候補予定者が決定したら協議したい」と説明。大分市長選(同23日投票)については「県議選後に、中部地区委員会が対応を決めることになると思う」と述べた。

 同様に知事選への立候補を表明している前大分市長の佐藤樹一郎氏(65)は、自民党と公明党県本部の推薦を得ている。(白石昌幸)

8283OS5:2023/03/17(金) 20:04:15
https://www.asahi.com/articles/ASR3J6X8RR39TLTB007.html
鹿児島県議選 3分の1の選挙区で無投票か 多様性か地域バランスか
統一地方選挙2023

加治隼人2023年3月17日 10時30分
 31日に告示される鹿児島県議選(定数51)では、21の選挙区のうち3分の1が無投票になりそうだ。選挙戦がないまま県議10人が「選ばれる」公算が大きく、なかには30年近く無投票が続く選挙区もある。県議会では無投票になりやすい1人区の解消も検討課題に挙がっており、改選後に改めて議論される。

 今のところ無投票になりそうな選挙区は、阿久根市・出水郡、日置市、いちき串木野市、南さつま市、奄美市、姶良市、肝属郡の計7区。このうち日置市、奄美市、姶良市以外の4区が1人区だ。いちき串木野市、姶良市を除く5区は連続で、肝属郡区は7回連続になる可能性がある。

 選挙人名簿登録者数(3月1日現在)に基づくと、7区で無投票になった場合、計24万6078人が選挙権を行使できない。前回は9区(有権者数計27万928人)の県議11人が無投票で決まった。

 議会の定数は、人口比例に基づき条例で定めることになっているが、地域間の均衡を考慮して配分を調整する特例も認められる。県議会は2021年3月、議員8人でつくる検討委員会を設け、定数や選挙区割りの見直しなどを議論。一票の格差や地域間の平等といった観点から、定数削減の必要性や11ある1人区の取り扱いを主な議題とした。

 昨年3月にまとまった報告書によると、県民連合、公明党、共産党の各会派、無所属議員は1人区の解消を求めた。「多様な選択肢の提供」「無投票の防止」「死票の削減」といった理由を挙げ、隣接区と合区にする案などを訴えた。

 一方、最大会派の自民党は「23年の選挙後に中長期的な視点で検討すべきだ」と慎重な姿勢で応じた。「選挙区を広域化すると地域の声が反映されにくい」との参考人意見なども出され、検討委の結論は現状維持となった。ただし、今春の県議選後に速やかに検討し直すほか、次回は第三者的な立場の有識者らから助言を得るとの参考意見をつけた。

 1人区是正を主張した県議の1人は取材に「たった1議席を現職と争うのはハードルが高く、立候補の障壁だと思う。多様な人材が選挙に出た方が、選択する有権者にとっても、地域の課題解決を考えてもプラスになるはず」と話した。

 明るい選挙推進協会が前回の統一地方選で有権者3150人を対象に実施した全国意識調査(有効回収率54・3%)によると、無投票当選について「投票なしに決まるのはおかしい」を選んだのは34・8%。一方、「仕方がない」は39・1%、「よい」は10・2%、「わからない」などが15・9%だった。(加治隼人)

     ◇

 鹿児島県・大隅半島南部の4町からなる県議選の肝属郡区(定数1)。この地域では、無投票当選が連続6回を数える。最後に投票があったのは実に28年前だ。鹿児島市からだと、フェリーと車で1時間半以上かかる過疎のまちだ。

 農林漁業が主産業で、中山間地域が広がる。有権者は約2万9千人。高齢化率が県内で最も高い南大隅町(49%)、それに次ぐ錦江町(47%)などを抱える。国勢調査によると、2000年に6万9649人いた同区の人口は、20年に3万3889人と半減。高齢化率も31%から43%に達した。

 「もともと保守が強い地盤。地域の活力低下も著しく、人材がいないということではないか」

 同区の自民現職、鶴田志郎氏(65)は、無投票が続く背景をそう推し量る。6期24年務めるベテラン。県議会議長も務めた父・辰巳氏の地盤を引き継いで初当選した1999年以来、選挙戦を一度も経験していない。

 鶴田氏によると、当初は約15カ所で開いた県政報告会は「参加者が減った」ため、今は7カ所に縮小。ある集落では世帯数が3世帯にまで減り、集会を開くこと自体が難しくなった。

 若者の流出、高齢者の医療対策、農業支援、崩落する道路の改良……。「社会的矛盾と言える過疎の課題に丁寧に向き合おうと地域を回っている」と話す。4年ほど前、主要作物のサツマイモを腐敗させる病害が流行し始めた際は、県職員を地元に呼び、原因究明を急ぐよう要請した。

 「仮に隣の鹿屋市(人口約10万人)と合区になれば、人口の少ない肝属郡で活動する県議はいなくなるでしょうね。鹿屋市の方が有権者が多いわけですから。でも、それはおかしな話ですよ」

8284OS5:2023/03/17(金) 20:04:36

 無投票が続く現状を変えようと新顔の擁立を模索する動きがなかったわけではない。鹿屋市議で野党系無所属の米永淳子氏(60)は「各方面から何度も出馬の要請を受けた」と明かす。

 アプローチは複数の自民党関係者や支持者からも受けたという。「地域のために仕事をしてくれるなら他党でも構わない」と口説かれた。

 心は揺れたが、22年4月の改選で鹿屋市議に4回目の当選を果たしたばかり。肝属郡区内の旧内之浦町出身とはいえ今は足場もなく、「さすがに冒険すぎる」。出馬要請には応じなかった。

 「新しい風を求めている人は大勢いる」と米永氏。それでも、なぜ無投票が続くのか。

 「なり手不足に加えて、有権者の多くが政治に期待や関心を持てないからだと思う。県議会も身近じゃないんでしょう。30年近く選挙がなければ、仕方がないかもしれませんが」(加治隼人)

無投票の公算が大きい選挙区
阿久根市・出水郡①、日置市②、いちき串木野市①、南さつま市①、奄美市②、姶良市②、肝属郡①

過去に無投票だった選挙区
<2019年>

枕崎市①、阿久根市・出水郡①、日置市②、曽於市①、南さつま市①、奄美市②、南九州市①、伊佐市①、肝属郡①

<2015年>

曽於市①、南さつま市①、志布志市・曽於郡①、伊佐市①、姶良市②、肝属郡①

<2011年>

指宿市①、日置市②、奄美市②、伊佐市①、肝属郡①、大島郡②

※丸数字は各区の定数

8285OS5:2023/03/21(火) 23:29:38
https://news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASR3N7SMNR3LTNAB001.html
自民宮崎県連、統一選控え激戦の知事選処分者2人だけ
2023/03/21 10:30朝日新聞デジタル

自民宮崎県連、統一選控え激戦の知事選処分者2人だけ

河野俊嗣・宮崎県知事(左)と東国原英夫氏=ともに大野博撮影

(朝日新聞デジタル)

 自民党宮崎県連が推薦した現職の河野俊嗣氏が東国原英夫氏に2万3千余票差に迫られた昨年12月の知事選をめぐり、自民党県連が党紀違反で処分した党員は2人にとどまったことが分かった。事実上の保守分裂選挙の様相となる中、東国原氏を支援した党員も数多くいたとの見方もあるが、目前に統一地方選を控え、党の結束を重視したとみられる。

 知事選での党紀違反行為に関し、党支部から資料の提出があったことを受け、県連は2月15日の党紀委員会で、三股町議1人を党の役職停止2年、小林市議1人を戒告とする方針を決めた。本人から不服申し立てがなかったため、3月1日付で2人の処分が確定したという。3月18日に宮崎市で開いた総務・支部長合同会議で、こうした経緯の報告があった。

 自民党の党則は、党員が「党の規律をみだす行為」や「党議にそむく行為」をしたときは処分を行う、と定めており、具体例として「選挙で党推薦候補者を不利におとしいれる行為」などを挙げている。

 県連役員の一人は「党紀違反をことさら厳しく追及すると、大接戦という結果からして、河野氏を推薦したこと自体に問題はなかったのか、と県連執行部に矛先が向かいかねない」と話している。(大野博)

8286OS5:2023/03/23(木) 09:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/2723a70d147d8dc41e53f28a4e26e69b7fd109e7
沖縄県議の照屋守之氏が自民を離党 県連会長や幹事長を歴任 今後の動向は
3/23(木) 9:08配信
沖縄タイムス
 自民党の沖縄県連会長や幹事長などを歴任した県議会副議長の照屋守之氏(67)は22日、自民党を離党した。県連(仲田弘毅会長)が同日付で届け出を受理した。照屋氏は「自分が身を引くことで丸く収まる」と離党の理由を説明。今後の政治姿勢については「離党はしても保守的な基本的な考え方は踏襲する」と述べた。


 照屋氏は20日に県連の島袋大幹事長へ離党届を提出。党紀委員会(又吉清義委員長)などを経て、受理された。

 照屋氏は取材に「県政をどういう形で良くしていくのか、地元うるま市の課題をどうやって解決していくかに力を入れる。そこに尽きる」と強調。無所属県議として、他会派との連携の考えについて問われると、「いまは白紙」と述べた。

 2024年の県議選で、自身の6期目の立候補の考えや、次期衆院選での支援態勢については「これからだ」と明言を避けた。

 県連は照屋氏の会派離脱前後の言動を問題視し、党紀委員会を立ち上げて、処遇についての議論を進めているところだった。

 ある自民県議は照屋氏について「県議会で玉城デニー知事を評価してみたり、無所属の会に接近したりしているようにも映る。今後の動向を注視したい」と警戒した。

(政経部・山城響)


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