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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

572とはずがたり:2009/08/05(水) 14:07:31

■前佐世保市長・光武氏が民主・宮島氏支援 長崎4区
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/063.html

 【佐世保】次期衆院選に自民現職の北村誠吾氏(62)、民主元職の宮島大典氏(45)が立候補予定の長崎4区で、前佐世保市長の光武顕氏(77)が宮島氏支援の姿勢を鮮明にしている。自民の県議、衆院議員を経て二〇〇七年まで三期十二年間市長を務めた有力者だけに、影響をめぐり両陣営に波紋が広がっている。

 「後援会の最高顧問として陣頭指揮を執ってもらっている」

 八日、民主県第4区総支部が同市内で開いた「必勝の集い」のあいさつで宮島氏はこう光武氏を紹介。光武氏は社民党や労組関係者まで幅広い出席者と親しげに言葉を交わし、顔の広さをうかがわせた。

 光武氏は一九九五年、市長に初当選。二〇〇七年の市長選に不出馬を表明し、後継として元市助役の野口日朗氏が立候補したが、朝長則男氏(現市長)に敗れた。当時北村氏が朝長氏を、宮島氏が野口氏を支援。朝長氏は昨年、早々に北村氏の支援を打ち出したが、光武氏は表立って動きを見せず、対応が注目されていた。

 光武氏は一月末、宮島後援会の集会に出席し支援を表明。後援会最高顧問に就いた。「自民党は政権を担う能力がなくなってきている。自民に愛着はあるが政権交代が必要」と理由を話す。宮島氏は「四十年の政治歴があり人脈もある。心強い」と期待する。

 これに対し北村氏の陣営関係者は「想定はしていたが、地域への影響力、集票力のある人だけに脅威」と警戒。地元政界関係者の一人は「光武氏が宮島氏を表立って支援すれば、朝長市長支持者の北村氏支援の動きが強まる可能性がある」との見方を示す。

2009年3月10日長崎新聞掲載

573とはずがたり:2009/08/08(土) 15:17:27
鹿児島・曽於市長選 「集団営農を推進」 再選の池田氏
2009年7月27日 01:22
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/111387

鹿児島県曽於市長選で再選を果たした現職の池田孝氏

 26日投開票された鹿児島県曽於市長選で再選を果たした現職の池田孝氏(64)=無所属=は「行財政改革などの実績が認められた」と勝因を語り、「曽於市らしさを打ち出す施策に取り組みたい」と抱負を語った。

 1期目の4年間で、約460人いた市職員のうち約60人削減。しかし、市一般会計予算の自主財源は約2割しかなく、財政健全化は課題として残っており、「支所の態勢見直しなどを検討する」と話した。

 主産業である農業の振興策では、市内でほぼ終了した国営の畑地かんがい事業の成果を生かすため集団営農推進などを掲げる。「農産品の加工施設も設置し、付加価値を高めたい」と語る。

 池田氏は、主要企業や各種団体の推薦を集める組織選挙を展開。市長の退職金廃止や敬老祝い金の70歳以上全員支給を掲げた新人で元市議の五位塚剛氏(55)=共産=に対しては「もっと多くの課題に取り組むべきだ」と切り返した。

 現職の市政運営を批判した五位塚氏は一部市議の支援を得たが、及ばなかった。

■曽於市長選得票
 (開票終了) 
 当 11,839 池田  孝 無現
    8,836 五位塚 剛 共新

=2009/07/27付 西日本新聞朝刊=

保守王国 足元揺らぐ〜衆院選5区
真夏の決戦?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/3195

 現職と共産党新人の一騎打ちとなった7月26日投開票の曽於市長選。同日夜、自民前議員・森山裕(64)は、支援する現職の事務所で開票の行方を見守った。

 現職の大差での再選が有力視されていたが、中間発表では7000票で並んだ。事務所にどよめきが起き、森山、現職が顔を近づけ、険しい表情で何度も話し込む姿が見られた。

 結局、現職は1万1839票で相手に約3000票差をつけて勝ったが、あいさつに立った森山は「厳しい選挙だった。だが勝利は市民の良識ある判断。私も正々堂々と戦う」と、自らに言い聞かせるようにマイクを握りしめた。

574とはずがたり:2009/08/08(土) 15:25:05
>>573-574
共産党公認だけど企業経営者だそうな。

選挙:曽於市長選 候補者の横顔 /鹿児島
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090724ddlk46010570000c.html

 19日に告示された曽於市長選は、共産新人と無所属現職の一騎打ちとなった。末吉、大隅、財部の旧3町合併で誕生した曽於市。市民は次期市政を誰に託すのか。26日の投票日に向け激しい選挙戦を繰り広げる候補の横顔を紹介する。(右から届け出順)【新開良一】
 ◇「現職の無投票再選を阻止」−−五位塚剛氏(55)=共新

 6月中旬に出馬を決意し市議を辞職。「市民の声に耳を傾けようとしない池田市長の無投票再選を阻止したい」が動機という。

 都城工高を卒業した73年に入党。党員だった父親の影響だ。「弱い人のためにこつこつと尽くす父の姿に触発された」

 「地方にも必ず冷暖房の時代が来る」と一念発起し上京。空調技術を学んで84年、古里で創業した。1人だけの出発だったが今は10人の従業員を抱える。

 旧末吉町議を含め18年間の議員生活。「共産党は『反対する政党』と誤解されているが、いいものであればどんどん賛成する」

 趣味は田んぼの草取り。「やってると気持ちがいいんです」

 ◇「曽於市らしい政策の実現」−−池田孝氏(64)=無現(1)

 旧末吉町長を2期務め、合併に伴う05年7月の選挙で初代市長に当選。三つどもえ戦で、次点候補とは99票差という激戦だった。

 「1期目は旧3町の均衡ある発展に取り組んだ。ある程度の基礎はできたが、次は曽於市らしさを出す政策の実現だ」。市の将来像を語り出すと、柔和な目が引き締まる。

 直前まで無投票との観測も流れたが一転、共産党候補との一騎打ちに。「自分を支持してくれる人は3分の1。常に選挙はあるものとして考えている」と動じない。

 町長になるまでは家畜人工授精師として開業。畜産・農政にあかるい。ストレスを感じたら「温泉巡りと焼酎かな」と笑う。

毎日新聞 2009年7月24日 地方版

575千葉9区:2009/08/08(土) 15:52:19
>>569-570
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000908080002
保守分裂、激しい前哨戦/八代市長・市議選
2009年08月08日

  16日告示、23日投開票の八代市長選は、再選をめざす現職の坂田孝志(51)、八代市郡区選出の県議で新顔の福島和敏(66)の両氏が立候補の準備を進める。旧八代市と周辺2町3村の合併から4年。同時に行われる市議選も絡み、県内第2の都市の運営手法を巡って激しい前哨戦が展開されている。(具志堅直)


  ●幅広い実績強調


  「安定が第一です」。1日に八代市総合体育館であった坂田氏の総決起大会。会場を埋めた約5千人の「必勝」の鉢巻き姿の出席者に中村博生・選対本部長が「継続」を呼びかけた。3月に立候補を表明した坂田氏の大がかりな集会はこれで5回目。自民中心の組織力をみせつける。


  「私に任せておけば財政は大丈夫。心配ご無用」。坂田氏は八代港の岸壁改修や子育て支援など幅広い実績を強調しつつ、対立陣営が指摘する財政問題も声を張り上げて打ち消した。


  自民、公明が推薦する坂田氏は05年、市議会与党の自民党会派の大半の支援を受けて当選。その後の正副議長選の人事を巡って会派が二つに分裂、離脱メンバーが結成した自民党同志会が坂田市政に不満を募らせ、他の2会派と5月に福島氏を擁立。過去に何度か繰り返された保守分裂の構図となった。


  ●市民党を旗印に


  社民、民主など超党派の応援を得て「市民党」を旗印とする福島氏は、草の根選挙を展開する。


  約千人の支持者を集めて6日に市厚生会館で開いた決起大会には赤いラグビーシャツ姿で登場。「この4年間で街から大切なものが失われた。私は人を大切にしたい」と訴えた。荒瀬ダムの撤去を訴える市民団体などが「勝手連」として動いてもいる。


  福島陣営が主眼を置くのは行政、議会、市民との議論重視の市政運営。坂田市長の議会運営への関与のあり方や市職員への態度について「度が過ぎる独断的な手法」と批判し、争点にする構えだ。


  もっともこの指摘に対して坂田氏は「厳しくすることで仕事に対し、積極的に提案するようになり、職員の意識も変わった」と反論、意に介さない。11日の公開討論会(八代青年会議所主催)での直接対決が注目されている。


  旧千丁町出身の県議だった坂田氏が郡部を中心に支持基盤を広げ、旧八代市の市街地を地盤とする福島氏も、郡部での浸透に力を入れる。


  市長選と同時に行われる市議選(定数34)には、現職29人と新顔11人の計40人が立候補を予定する。多くの候補が坂田、福島両氏への態度を明らかにして支持を訴える方針で、選挙後をにらんだ綱引きも水面下で進む。

576とはずがたり:2009/08/10(月) 01:56:21

えびの市長不信任案 市議会が可決、混乱新たな局面 
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/miyazaki/20090808-OYS1T00342.htm

 えびの市発注の公共工事を巡る競売入札妨害事件で、同市議会が7日、市長の宮崎道公(みちひろ)被告(73)に対する不信任決議案を可決したことで、約1か月半続いた混乱は新たな局面を迎えた。市議会は10日にも、宮崎被告へ不信任を通知する方針。沈黙を続ける宮崎被告は失職か、議会解散かの選択を迫られることになった。

 この日の臨時会は、42席の傍聴席が市民でほぼ埋まった。競売入札妨害(偽計)罪で起訴された竹畑澄明被告(57)を除く議員14人が出席し、提案理由が読み上げられた後、起立式で採決した。

 「決議案は原案通り可決されました」。議場に高牟礼宏邦議長の声が響くと、傍聴席から一斉に拍手が起きた。傍聴した市内の会社員男性(46)は「市のトップが不正に関与していたことは許せない。正常化に向け、ようやく一歩を踏み出せた」と話した。

 法的拘束力がない辞職勧告案の可決にとどめていた議会の対応には、不満も上がっていた。別の男性(63)は「市長本人が容疑を認めた段階で、なぜすぐに対応しなかったのか」と批判。市役所を訪れた主婦(59)も「解散におびえ、なかなか不信任を決議できなかった。市政の混乱を長引かせた責任は議員にもある」と冷ややかだった。

 高牟礼議長は、宮崎被告との接見を要望したが、担当弁護士から5日に「市長は『家族以外は会いたくない』と言っている」と連絡を受けたという。不信任決議は10日午前、弁護士へ伝える予定だが、議長は「可決前に市長自ら決断してほしかった。何の表明もなく情けない」と語った。

 柳田和幸副市長は市議会の対応を「当然の結果と思う。早急に市長に面会して、去就などを確認したい」と述べた。市議会はまた、同罪で起訴された竹畑被告に対する辞職勧告決議案も賛成多数で可決した。
(2009年8月8日 読売新聞)

577名無しさん:2009/08/15(土) 10:17:12
>>575

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090815-OYT8T00243.htm

八代市長選あす告示
市議選も連動し激戦
 八代市長選と市議選は16日告示される。投開票は23日。市長選は再選を目指す現職の坂田孝志氏(51)(無所属=自民、公明推薦)と、新人で県議の福島和敏氏(67)(無所属)が立候補を表明しており、一騎打ちとなる公算が大きい。選挙結果は30日投開票の衆院選熊本5区に影響を与えそう。市議選(定数34)には現職29人、新人11人の40人が出馬を予定。市長派、反市長派の対立が激化しており、市長選と連動した選挙戦となりそうだ。

 坂田氏は合併で誕生した新八代市初代市長としての4年間の実績を強調、2期目に向け「前進!全力!」を掲げる。出陣式は午前9時から同市新町のやつしろハーモニーホールで行う。

 福島氏は「チェンジ八代!」が合言葉。坂田市政を「独断専行」と批判し、市民参加による透明性のある市政の実現を訴える。出陣式は午前10時から同市八幡町の塩屋八幡宮で行う。

 市議選は党派別では、自民12人、公明2人、共産1人、無所属25人となりそう。

 立候補の届け出は16日午前8時30分〜午後5時、同市千丁町の市千丁公民館で受け付ける。有権者数は6月2日現在、11万1052人。

(2009年8月15日 読売新聞)

578名無しさん:2009/08/15(土) 10:33:54
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090815/01.shtml

8月15日のながさきニュース
長崎新聞

どちらを支持?自民12人、民主ゼロ 県内23市町首長アンケート

県内首長の二大政党への支持の度合い
 民主党支持はゼロ−。18日公示の衆院選を前に、長崎新聞社が県内23市町の首長に二大政党のどちらを支持しているかをアンケートしたところ、こんな結果が浮かび上がった。自民党を支持すると答えたのは半数を超える12人で、中でも離島を抱える長崎3区では8人中6人が立場を鮮明にした。政権交代については、15人が「不安がある」と答えた。

 アンケートは7月中〜下旬、本紙記者が首長に直接面談し自民、民主への支持の度合いを5段階評価で尋ねた。亀山江迎町長は回答を拒んだ。

 自民党を支持したのは支持5が2人、同4が1人、同3が5人、同2が3人、同1が1人。

 民主党支持はゼロで、政権交代も指摘される中で、県内では保守系首長が多数を占めるという事情に加え、多くが民主方針の本年度補正予算の一部凍結に危機感を抱いていることが背景にあるようだ。田中西海市長は「非常に心配だ」と話した。

 自民支持と答えた首長は「これまで政権与党にお世話になった」との理由が大半。井上新上五島町長は「お礼はきちんと返す」として全面支援を明言した。

 立場を明らかにしなかったのは10人。「中立」「与野党問わず世話になっている」などと理由を述べた。

579千葉9区:2009/08/15(土) 21:22:25
歯を見せて笑ってたら辞職ですね
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090815-OYS1T00534.htm
土砂崩れ現場で集合写真、竹田市長・市議ら発生翌日に
 大分県竹田市片ケ瀬で車8台が巻き込まれて6人がけがをした土砂崩れ現場で、発生翌日の11日に視察した同市の首藤勝次市長や市議ら9人が、土砂の撤去作業などが行われている最中に集合写真に納まっていたことがわかった。市議らは「議会活動の記録」と釈明しているが、被害者の家族らから批判の声が上がっている。

 関係者によると、視察は首藤市長、市議会産業建設委員会、同市選出の県議がそれぞれ行い、11日正午過ぎに現場で顔を合わせた。その際、市議の1人が呼びかけ、9人が集合。重機で土砂を撤去している様子を背景に横一列に並び、随行していた議会事務局職員が撮影した。

 現場では早朝から県警や消防署などが約170人態勢で、土砂の撤去や捜索活動を実施。正午頃、新たな被災者がいないことを確認したが、一部は土砂の撤去と警戒を続けていた。

 産業建設副委員長の徳永信二市議は「写真は、市民に活動を紹介するために議会の広報誌に掲載すると思っている。記念写真ではない」と釈明。別の市議は「記録写真だったが、配慮が足りなかった。申し訳ない」としている。

 この土砂崩れでけがをした20歳代の女性の父親は「一歩間違えれば娘を失っていた現場で集合写真を撮られ、いい感じはしない。ほかにやるべきことがあったのでは」と議員らに不信感を募らせている。

(2009年8月15日 読売新聞)

580名無しさん:2009/08/17(月) 16:19:03
長崎選出の参議員の犬塚直史が外務大臣ってありえないかな?
いずれなってもおかしくない人だと思うんだけど。

581とは:2009/08/17(月) 16:27:25
犬塚氏は来夏改選っすね。党幹部でもないとなかなか露出が少ない野党議員で俺が知らないだけかも知れませんが、活躍されてるんでしょうか?

582名無しさん:2009/08/17(月) 16:44:36
>>581
犬塚は民主党の外交防衛政策チームの中で中堅の代表格ぐらい頑張ってると思うよ。
でも大臣はまだ早いか。

583千葉9区:2009/08/17(月) 16:53:03
村山政権ではないけど、諸外国(というよりアメリカ)に対し、外交政策の根幹は変わりませんよアピールのために保守系の大物議員を持ってくるだろうね。
具体的に言われると、泥亀と黄門様くらいしか浮かばないけど....

584とは:2009/08/17(月) 16:54:40
解説感謝です。
明日の内閣防衛大臣の浅尾が抜けて上がすっきりとなりましたかね。

それにしても福祉の印象がありましたが外交、防衛の人になりましたか。

585とは:2009/08/17(月) 17:08:06
閣僚面子は細川内閣的な野党幹部大集合的に大物がぞろぞろ出てくるのかな、と俺は思ってますが、外務省改革の絡みで厚生相の実績がある菅になって欲しく思ってます。ナンバー2的な位置づけで良いですし。

防衛相は詳しいと云う意味も幹部総出演と云う意味でも前原君とか。

586名無しさん:2009/08/19(水) 02:19:29
犬塚と言えばアフガン-パキスタンに派遣されて
両国の幹部からタリバンの大物にまで面会してきたり、
国連中心主義外交を目指して国連緊急平和部隊(UNEPS)構想を
政策リストに取り入れたり、かなり熱心にやってますよね。
ホームページも非常に充実しています。
党内ではリベラルの会に近いのかな。

587とはずがたり:2009/08/19(水) 08:09:55
活躍されてるんですねぇ。
恥ずかしながら知りませんでした。
来夏改選だったかと思いますが頑張って欲しいところです。
巧く行けば今回の総選挙で長崎は民主王国化するんで,選挙体制もより整い,政策により打ち込めるでしょうけど。

588千葉9区:2009/08/20(木) 00:42:53
吸収ブロックのみんなの党は広津なんですけど・・・
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/116209
阿久根市長 ブログで候補政党支持
2009年8月20日 00:14
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、衆院選公示後の19日付で、自身のブログに特定の候補者と政党を支持する書き込みをしていたことが分かった。公選法は第三者も含め公示後に特定候補者や政党を支持する文書図画の頒布を禁じている。ただしインターネットの普及とともにネット選挙解禁を求める動きもあり論議を呼びそうだ。

 竹原市長はブログで地元の衆院選鹿児島4区に関し、自身が市庁舎からの事務所退去を求めた市職員労働組合を支持基盤とする政党への不支持と対抗馬への支持を表明。比例代表についても支持する政党名を挙げた。

 総務省選挙課によると、候補者や陣営だけでなく、第三者がネットで特定候補者を応援する書き込みをした場合も違反の恐れがある。同市選管は「問題と判断すれば、指導などの対応をする」という。ただし、ネット選挙の解禁を求める動きは広がっており、今月10日にはネット関連企業の経営者たちが自民、民主両党に「ネットを使った選挙の在り方」について質問。両党とも前向きな姿勢を示した。

 ネット選挙が解禁されれば、候補者の政策や主張に関する情報量は増え、有権者との直接対話も可能になる。資金力がない候補者も効果的な選挙運動ができる一方、誹謗(ひぼう)中傷や虚偽の情報が流布される危険もある。ネット利用に詳しい神戸大学の森井昌克教授(情報通信工学)は「現行法では竹原市長の行為は法律に抵触すると言われても仕方がない」と指摘する。

 竹原市長は初当選した昨年8月の市長選で告示後もブログを更新し続けたとして、県議や市議らに公選法違反容疑で告発されたが「ブログは個人の日記で違法ではない」と反論。今回の書き込みについては「ブログに書いてある通り。コメントすることはない」と話している。

=2009/08/20付 西日本新聞朝刊=

http://www5.diary.ne.jp/user/521727/
2009/08/19 (水) 「小里やすひろ」と「みんなの党」を支持します。

 以前、市長室に「皆吉いなお」氏があいさつに来られた。
私は「自治労と手を切らなければ阿久根市では票が集められない」とお話したのだが、「自治労は自分の支持基盤です。」との返事だった。
ちなみに、今回も「皆吉いなお」氏は自治労組織内協力候補となっている。
http://www.jichiro.gr.jp/newspaper/jichiro1939.pdf
「皆吉いなおが組合と手を切った」などというのは選挙目的のデマである。

市民から集めた税金をこれ以上に公務員の為に使うような自治労組織を支える国会議員が居てはならない。
従って、私は鹿児島4区の選挙では「小里やすひろ」氏
比例区では「みんなの党」を支持する。
 
みんなの党 「マニフェスト2009」http://www.your-party.jp/
増税の前にやるべきことがある!
―まず国会議員や官僚が身を切るべきだ
ストップ!「役人天国」―

国家公務員の数を大幅削減し、給与もカットする
1、国家公務員を10万人削減(道州制導入と地方出先機関の廃止等。現在33万人)。
2、給与法の抜本改正により「年功序列賃金」を見直し。給与カットを可能に。
3、公務員に原則、労働基本権を与え、代わりに身分保障をはずし民間並みのリストラを実施。
4、公務員給与を2割カット、ボーナスを3割カット。幹部職員は即時実施。
5、公務員組合のヤミ協定、ヤミ専従等を根絶。違反者は即免職。刑事罰や個人賠償も導入。
6、公務員の退職金・年金の二重払いを差し止め。
以上により、国家公務員の総人件費を3割以上カット。

「みんなの党」 佐々木重人さん
http://www.anti-rothschild.net/sasaki.html

589とはずがたり:2009/08/20(木) 00:55:15
ってゆーか佐々木め随分香ばしい主張する候補者になっちまってますね。

>日銀を廃止し,通貨を日本政府が発行
>ベーシックインカムを制度化し。月額最低8万円の所得を確保

バカかこいつは。通貨発行を政府の権利として8万円をヘリコプターマネーでばらまくのか。
確かに生活保護とか要らなくなるかもしれないけど,忽ちインフレで8万が紙屑になるぞ。

590千葉9区:2009/08/20(木) 01:13:02
http://www.senkyo.janjan.jp/senkyo_flash/0908/0908090480/1.php
八代市長選挙(熊本県) 前県議VS現職 自民は分裂選挙

「ザ・選挙」編集部2009/08/19 八代市長選は16日告示され、新人で前民主系県議の福島和敏氏(67)と再選を目指す現職の坂田孝志氏(51)=自民、公明推薦=が立候補した。いずれも無所属。自民系市議の一部は福島氏を支援している。1週間後に総選挙の投票日を控え、自民分裂選挙の影響も注目される。

 福島和敏氏は、明治学院大卒、八代青年会議所理事長、ブリヂストン八代社長。02年から県議(八代市選挙区)3期、会派は民主・県民クラブ所属。八代市議会の野党会派から推されて市長選への立候補を決意したが、議長選のごじれで分裂した自民系市議の一部も支援している。

 坂田孝志氏は、国士舘大卒、衆院議員秘書、1995年の県議選に初当選、自民党県青年局長、政調会長代理、県議3期・副議長。2005年の市長選で自民党の推薦を受けて初当選した。

591千葉9区:2009/08/20(木) 22:25:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/fukuoka/20090820/20090820_0002.shtml
衆院選でせめぎ合い 北九州市 新旧市長 “静かな場外戦”
2009年08月20日 14:29
 ●北橋氏・「不偏不党」掲げ… 末吉氏・自民支持を鮮明に
 
 18日に公示された衆院選で、北九州市の新旧市長による“静かな場外戦”が展開されている。末吉興一前市長(74)は19日、福岡9区の自民前職の集会に初めて参加し支援を要請。元民主党衆院議員の北橋健治現市長(56)は「不偏不党」の立場を強調、選挙戦の表舞台から距離を置くが、9区の民主新人は「北橋後継」をきっちりアピール。政権選択の舞台で、「新旧市長のせめぎ合い」との声も聞かれる。

 「北九州は世界の環境問題に取り組んでいる。海外経験豊富な彼はうってつけの人材だ」。八幡西区のホテルに約千人が集まった女性集会で、末吉氏は自民前職を持ち上げてみせた。

 末吉氏は2007年2月に引退するまでの5期20年、市長として汗をかいた。出馬を断念した同年2月の市長選では、「後継」とされた自公推薦の元官僚を支援したが、当選したのは国政から転身した北橋氏だった。

 その後、末吉氏は麻生太郎首相から請われ、08年10月に内閣官房参与に就任。今回の衆院選では9区だけでなく、10区の自民前職の応援にも出向いている。「苦境に立つ首相から頼まれた」(ベテラン市議)だけでなく、「北橋氏への複雑なライバル心」(同)も背景にあるようだ。

 一方の北橋氏。政権交代が現実味を増す中で、最近はことさらに「不偏不党」の姿勢を強調。19日の記者会見でも「街を二分するような選挙で特定政党の支持は表明すべきではない」と語った。

 ただ、自身の地盤を受け継ぐ民主新人陣営は、ことあるごとに“市長の後継者”をPR。パンフレットにも市長選で北橋陣営のスタッフだった経歴も掲載。市長の対応を「過剰反応」(市幹部)とみる向きもある。

 「いまだにファンは多い」といわれる末吉氏。集会で在任期間の男女共同参画の取り組みなど実績を強調。演説後は聴衆の席に座り、存在感をアピールした。


=2009/08/20付 西日本新聞朝刊=

592千葉9区:2009/08/20(木) 23:00:20
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000908200002
えびの市長辞職、出直し選出馬へ
2009年08月20日



 競売入札妨害罪で起訴され、保釈されたばかりの宮崎道公(みち・ひろ)・えびの市長(73)が19日、2カ月ぶりの登庁で明らかにしたのは辞職と、出直し市長選への出馬という二つの意思だった。不信任決議を受け、前日には議会(定数15)を解散した宮崎市長。その引き金は、昨年の副市長人事をめぐる議会側との確執にあった。(知覧哲郎)


 前任者の病気辞任で昨年1月から空席だった副市長。9月議会に宮崎市長が出した選任同意議案は賛否同数となり、最終的に議長裁決で不同意に。3月議会に提案した別の人物も反対多数で否決されており、市長を強くいら立たせた。


 この日の会見で、宮崎市長は「執行部と議会は車の両輪。可否同数なら議長は執行部に協力すべきだ」との持論を展開。解散は「議会の改革をしていただき、公平公正な運営を考えて欲しかったから」と説明した。「不信任決議を待っていた」とも語り、議会解散と辞職に伴う同日選に持ち込むことで、同市の選挙につきまとうとされる派閥の解消と経費節減につながると強調した。


 宮崎市長は来年3月に任期満了を迎える予定だった。辞職による出直し市長選に向け、「3期目は集大成として市財政をまとめ、基幹産業の農業所得の向上を第一に掲げたいと考えていた」と話し、出馬に強い意欲を示した。


 宮崎市長は「やってはいけないことをやってしまった」と四つの起訴事実は改めて認め、退職金の辞退も表明。一方で、「悪かったと認めて訴えれば、(有権者に)ある程度納得していただけるのでは。甘い考えかも知れないが……。選挙はやってみないと分からない」などと述べた。


 議会と市政トップの不在という事態に、市職員の一人は「粛々と仕事をするだけ。それが市民の信頼を回復する道」。観光関係の仕事をしている市内の男性は「(市長は)自分の責任の重さを簡単に考えているのではないか。市長の考えは理解できない」とあきれた。秋の観光シーズンを前に「えびの」のタイトルを冠したイベントに、どう影響が出るかが心配という。

593とはずがたり:2009/08/23(日) 22:37:37
結果はどうなったのでしょうかね?

選挙:八代市長選/八代市議選 市長選、現職と新人一騎打ち /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090818ddlk43010318000c.html
 ◇市議選には40人立候補

 八代市長選と市議選(定数34)は16日告示され、市長選には新人で前県議の福島和敏氏(67)と、現職で再選を目指す坂田孝志氏(51)=共に無所属=が立候補を届け出た。

 新人4人の乱立となった前回市長選から一転、現職と新人の一騎打ちとなった。1期目の坂田市政への評価や、市のかじ取り役としての資質が焦点となりそうだ。

 市議選は40人が立候補した。内訳は現職29人、新人11人。党派別では自民党12人、公明党2人、共産党1人、無所属25人。

 投票は23日午前7時〜午後8時(一部で繰り上げ)、市内108カ所であり、午後9時半から市総合体育館で開票される。17日現在の有権者数は11万1058人(男5万867人、女6万191人)。【西貴晴】

 ◆八代市長選立候補者の横顔(届け出順)
 ◇市政改革前面に−−福島和敏候補(67)=無新

 「チェンジ八代!」が旗印。合併で新八代市が発足してから4年後の現状を「市民の間に閉そく感が漂っている」と訴え、市政の改革を前面に支持を呼びかけている。

 市議会野党会派の働きかけに応えて5月、無投票阻止を理由の一つに立候補を表明した。市長としての政治手法に力点を置き「独断的なやり方で市職員のやる気を奪い、市政を混乱させている」と現職を批判する。その上で会社経営の経験を基に「人を育て、任せるのがリーダーの在り方だ」と訴える。

 「無駄な公共事業を減らし、福祉や環境、医療へ重点を移す」のが基本姿勢。荒瀬ダム撤去問題で「清流球磨川を取り戻すため撤去するのが私の信念。粘り強く知事と話し合いを進めたい」と語る。財政改革に向けた市長と特別職の退職金廃止も公約の一つだ。

 選挙戦では民主や社民のほか、自民系市議の一部が支援に回っている。集会では衆院選熊本5区の社民候補と同席する場面も多いが「市長選は政党とは関係ない」と、保守層を含む支持拡大を狙う。

 本業はタイヤ販売会社の社長。02年の県議補選八代市区で初当選した。小学生のころから野球をしている。好きな言葉は「全員野球」。
 ◇実績と継続訴え−−坂田孝志候補(51)=無現

 「元気と活力ある八代づくり」を掲げ、八代港整備や中心市街地活性化、日奈久地区の振興など1期4年間の実績と市政継続を訴えている。

 強調しているのが市の財政改革への取り組み。市長就任後、建設事業債の残高は492億円から462億円へ30億円減った。貯金にあたる基金は89億円から100億円へと11億円増えた。「国の補助制度をうまく使いこなした結果だ。市長として職員の知恵をきちんと引き出した」と自負する。

 2期目に向けて「1期目のハード事業から、市民生活に市政の重点を移す」と語る。荒瀬ダム撤去問題は「川は閉めきらない方がいい」としながら「やみくもな撤去ではなく、まず県に責任を持って対処してもらいたい」という。行財政改革で1〜2年間、市長給料の50%カットを打ち出した。

 自民党県連の青年局長や政調会長代理を経験し、今回も衆院選熊本5区の自民候補と連携して支持拡大を図っている。現職の知名度を生かした組織戦が集票の要となっている。

 衆院議員秘書などを経て95年に県議初当選。市長選立候補前には副議長も務めた。高校時代は空手部、大学では少林寺拳法に打ち込み2段の腕前。

594とはずがたり:2009/08/23(日) 22:37:52
>>593-594
==============
 ◇市長選立候補者(届け出順)

福島和敏(ふくしま・かずとし) 67無新
 ブリヂストン八代社長▽八代商議所議員[歴]八代青年会議所理事長▽県議▽明治学院大

坂田孝志(さかた・たかし) 51 無現(1)
 市社協会長[歴]衆院議員秘書▽自民党県青年局長・政調会長代理▽県副議長▽国士舘大=[自][公]

==============
 ◇八代市議選立候補者(定数34−40、届け出順)

前垣信三  65 無新 会社員[歴]県建築士会八代支部長
秋吉康彦  54 無新 保険代理業▽第二中PTA副会長
橋本幸一  56 自現(1)農業▽保護司[歴]旧東陽村長
松田新市  65 無新 農業[歴]八代広域行政組合監査委員
庄野末蔵  66 無新 青果販売業▽県里親協議会理
百田隆   64 無現(1)農業[歴]会社員▽県議秘書
古島津義  65 自現(1)農業▽市体協会長[歴]旧鏡町副議長
成松由紀夫 38 自現(1)[元]力士▽県相撲協会副理事長
笹本サエ子 67 共現(1)[元]看護師▽党市委員長[歴]労組役員
野崎伸也  34 無新 日本製紙八代工場社員
前川祥子  50 無新 [元]市教育委員[歴]県PTA連理事
大倉裕一  39 無現(1)九電社員[歴]連合地協事務局次長
矢本善彦  61 無現(1)[元]八代工高PTA副会長
斉藤正   51 無新 コンビニ経営▽学習塾塾頭
松永純一  59 無新 地域づくり市民団体会長[歴]市部長
田中安   60 無現(1)建設資材販売会社社長
西浜和博  44 無新 市職員組合顧問[歴]市職員
友枝和明  61 自現(1)八代広域行政組合議長[歴]消防団長
渡辺俊雄  67 無現(1)ゴルフ場経営▽市議長[歴]会社員
太田広則  50 公現(1)党県民運動局長[歴]党県青年局長
山本幸広  62 自現(1)農業▽JAやつしろ理事[歴]市議長
有馬徹三  49 無新 農業用紙管再生業[歴]保険代理業
飛石順子  59 公現(1)党県広報宣伝局次長・支部長
増田一喜  58 自現(1)党八代地域支部総務会長[歴]刑務官
田中茂   71 無現(1)[元]製紙会社員[歴]旧八代市政協力員
前田慧   73 無現(1)保育園理事長[歴]旧八代市議長
田方芳信  54 自現(1)[元]音響機器販売会社員
村上光則  62 無現(1)市副議長[歴]旧八代市農業委員
太江田茂  68 無現(1)塗装会社社長▽市商工会長
植原勉   62 無新 農業▽松高校区防災会長
藤井次男  73 無現(1)農業[歴]旧八代市農業委員・議長
小薗純一  62 無現(1)医療法人理事[歴]旧八代市議長
上村哲三  54 自現(1)[元]八代広域行政組合議長
中村和美  57 自現(1)警備会社社長[歴]旧八代市議長
福嶋安徳  61 自現(1)農業[歴]県い業生産販売振興協会長
堀口晃   46 無現(1)通町商店街理事長▽市水泳協会長
松浦輝幸  67 自現(1)農業▽党八代地域支部幹事長
鈴木田幸一 58 自現(1)農業[歴]旧鏡町職員・青年団長
亀田英雄  48 無現(1)市商工会理事▽八代高専同窓会長
幸村香代子 47 無現(1)くまもと生活者ネット共同代表

毎日新聞 2009年8月18日 地方版

595千葉9区:2009/08/23(日) 23:31:24
八代市長選 新人福島(民主系)当選とのこと
熊本5 社民いけるんじゃないか?

596やおよろず ◆U3upeXXkAk:2009/08/23(日) 23:33:21
民主でなく社民ですからね
どうなんでしょうか?

597小説吉田学校読者:2009/08/23(日) 23:52:36
>>595-596
勝っちゃったよ。
民主ではないけど勝ったと見ると+一翻だけど、どうですかなあ、影響やいかに。

熊本・八代市長に福島氏が初当選〈23日の市長選〉
http://www.asahi.com/politics/update/0823/SEB200908230009.html

 ◇八代市(熊本県)
 福島和敏氏(67)=無新、前県議、初当選。再選をめざした坂田孝志氏(51)=無現、自・公推薦=を破る。投票率は77.27%。

598名無しさん:2009/08/23(日) 23:53:26
熊本5区の候補が前八代市長であることを考えると、影響は大きいでしょう。

599とはずがたり:2009/08/24(月) 00:06:09
すげえ!
票差は!?

600名無しさん:2009/08/24(月) 00:14:30
約5000票差ですね。思ったよりは差が付きました。

熊本県八代市 八代市長選挙及び八代市議会議員一般選挙
http://www.city.yatsushiro.kumamoto.jp/ele2009/viewresult.php?e=1&n=4

1 無所属 福島 かずとし 44,633 当選
2 無所属 さかた 孝志 39,739

601とはずがたり:2009/08/24(月) 00:20:49
>>600
おお,+二翻分ぐらいの好影響あるんでは?一翻プラス点跳ねぐらいかw

602名無しさん:2009/08/24(月) 09:53:45
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/politics/20090824-OYS1T00184.htm

八代市長選 民主・社民系が初当選、自公推薦の現職破る


八代市長選で初当選を決め喜びの福島和敏さん(中央) 衆院熊本5区の熊本県八代市で23日、市長、市議選の投開票が行われ、市長選は民主、社民両党が支援する新人で前県議・福島和敏氏(67)が、自民、公明両党が推薦する現職・坂田孝志氏(51)(ともに無所属)を破り初当選を果たした。民主党熊本県連の松野信夫代表は、「自民党への反発の強さが表れた。衆院選への追い風となる1勝だ。この勢いを他の選挙区にも広げ、加速させたい」と力強く語った。〈開票結果2面〉

 福島氏と連携し、5区で選挙戦を展開してきた社民党新人・中島隆利候補(66)(民主、国民新推薦)の陣営も「反自民の追い風の中、衆院選に向けて弾みがつく勝利」と喜んだ。

 一方、中島候補の挑戦を受ける自民党前議員・金子恭之候補(48)(公明推薦)は「負けることは頭になかったので言葉がない。とにかく残念。あとは自分の選挙に向かうだけだ」と語り、事務所を後にした。

 自民党熊本県連の前川收幹事長は「厳しい結果を厳粛に受け止めなければならない。ここ数日、民主党有利の情報がマスコミを通じ全国的に発信されてきた影響はあったと思う。衆院選に影響がないとはいえないが、残された1週間を戦い抜くしかない」と述べた。

(2009年8月24日 読売新聞)

603名無しさん:2009/08/25(火) 19:51:18
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kumamoto/20090825/20090825_0003.shtml
熊本5区 八代ショック 市長選で新人が現職破る
「立て直し図る」自公沈痛 「勢い広げたい」野党期待
2009年08月25日 15:26
 衆院選熊本5区の与野党候補が「前哨戦」と位置付けた熊本県八代市長選は23日投開票され、自公両党推薦の現職坂田孝志氏(51)が新人の元県議福島和敏氏(67)に5000票近い差で敗れた。坂田氏は5区の自民前職、福島氏は社民新人と連携して選挙戦を展開していただけに、与党陣営には「自民への逆風が市長選にも表れた」とショックが広がり、野党陣営は勢いづいている。

 同日深夜、八代市にある坂田氏の選挙事務所は、落選が決まると沈うつな空気に包まれた。「私の不徳の致すところです」。坂田氏が深々と頭を下げる姿を、自民前職の金子恭之氏(48)は落胆した表情で見詰めた。

 そこから約600メートル離れた福島氏の選挙事務所は、歓喜のバンザイが続く。輪の中にはTシャツに「政権交代」の文字を入れた社民新人中島隆利氏(66)の姿があった。

 16日告示の市長選に続き18日に公示された衆院選。坂田氏が決起集会で「市長選は私、衆院選は金子先生、比例は公明党」と呼び掛けるなど、坂田、金子氏は共闘。福島、中島両氏も「一緒にやろう」を合言葉に、福島氏は保守系と民主、社民系市議に連合熊本も加わる超党派で「改革」を訴えた。

 八代市は5区有権者の45%を占める。中島氏は合併前の旧八代市長を1期務めた知名度もある。世論調査でやや優位に立つ金子陣営だが、市長選の結果が衆院選に与える影響に神経をとがらせ、陣営幹部は「立て直しを図らねば」と厳しい表情。

 一方、中島氏の陣営は追い風が衆院選へと続くことに期待を膨らませる。福島氏の当選祝いに駆けつけた民主の松野信夫参院議員は「この勢いを5区全体に広げていきたい」と力を込めた。

 熊本5区ではほかに南政宏氏(39)=諸新=と長友清冨氏(59)=同=も立候補している。

=2009/08/25付 西日本新聞朝刊=

604名無しさん:2009/08/25(火) 22:38:04
★東国原知事支持82% 県民世論調査

図 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/media/6/20090825-1251184099.jpg

 今衆院選での国政転身にいったんは意欲を見せていた東国原知事について、
宮崎日日新聞社が実施した電話世論調査(20〜22日)で、
「支持する」「どちらかといえば支持する」と答えた人は82・1%だった。

 過去最低だった前回(6月)の電話世論調査より0・6ポイント減。
今回の転身騒動が影響したとみられるが、依然として高い水準を維持している。

 転身騒動をどう思うかについては、「職責と県民を軽視」が4割近くで最も多く、
「地方分権の関心を高めた」が続いた。

宮崎日日新聞 http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=19734&catid=74&blogid=13

605チバQ:2009/08/30(日) 12:56:27
>>576>>592
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=19841&catid=74&blogid=13
民意くめず誤算 えびの市長辞職願
2009年08月30日


 競売入札妨害罪で起訴されたえびの市長宮崎道公被告(73)は、最初に逮捕されてから2カ月以上、市に事実上のトップ不在を招いた。それでも保釈直後までは強気な態度をみせていたが、辞職願を提出するころには一変。人目を避けるように柳田和幸副市長に託すなど、9月1日の初公判を前に追い込まれた格好だ。


 議会解散、市長選と市議選の同日選断念、事実上の辞意白紙、辞職願提出…。保釈から12日間繰り広げたドタバタ劇の背景には、民意をくみ取れなかった宮崎市長の「誤算」が見え隠れする。

 「えびの市長の宮崎道公です」。17日午後、拘置されていた宮崎北署の玄関前に姿を現した宮崎市長は、再立候補に向けて自身を鼓舞するかのように、「市長」という立場をことさら強調した。

 19日に開いた記者会見は強気一辺倒。農業振興の“公約”まで示し、表明こそしなかったものの、3期目の立候補へ並々ならぬ意欲をにじませた。「議会の不信任決議を待っていたか」との問いに「そうです」と笑みを浮かべながら応える余裕すら見せていた。

 ところが直後に、市長任期の解釈で重大な誤りに気付く。公職選挙法の規定で、現職の宮崎市長が辞職し、それに伴う選挙に再立候補して仮に当選しても、任期は当初の満了日の来年3月15日までしかなく、半年後に再び市長選を戦わないといけない。「再選から4年間できる」という思惑はもろくも崩れ、会見翌日の20日に支持者の前で勘違いを認めたという。

606チバQ:2009/08/30(日) 12:58:19
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kiji/184.html
地域から報告/上五島、残る県議選の“しこり” 分裂選挙の影響に注目

 07年4月の県議選南松浦郡区は異例の展開となった。現職の馬込彰氏は自民党の公認を得られず推薦にとどまり、新人の浜田新一氏が公認された。事実上、自民党支持者が分裂する選挙となり、馬込氏が167票の小差で当選した。

 それから2年。新上五島町の党関係者は「県議選のしこりはまだ残っている」と分析する。衆院選で分裂選挙の影響が出ないか注目を集めている。

 馬込氏は、現職でありながら「地元の党活動に非協力的に映った」(党関係者)として推薦にとどまったという。県議選では公認候補の浜田氏を衆院選3区の自民前職、谷川弥一候補や井上町長らが支援、馬込氏と戦う展開となった。

 県議会で自民系会派の自民・県民会議に所属する馬込氏は「(公認でなく)推薦にとどまったことは、何とも思っていない」と話し、今回の衆院選でも谷川候補の支持拡大に向け「やれることはやっている」と言い切る。

 8日に同町であった谷川候補の事務所開き。馬込氏は、あいさつに立ち「選挙区は谷川、比例区は公明。一丸となって取り組んでほしい」と訴えた。

 事務所開きを終え、谷川候補は町長ら支持者と町内を回り、街頭演説をした。しかし、そこに馬込氏の姿はなかった。

 一方、民主前職の山田正彦候補は、ミニ集会などで民主の政策を説明し、地道に支持拡大を図ってきた。地元選対幹部は「これまでにない手応え」と自信をみせる。だが、町内の建設業者は「自民党の支持基盤の建設業も厳しいが、民主の支持母体である労組も事業所の規模縮小で目減りしている。全国的には民主優勢といわれているが、(保守地盤の強い)離島ではそこまでない」と指摘する。

 そうした中、自民陣営の県議選のしこりは山田陣営にとっては見逃せない。選対幹部は「(馬込氏の)支持者の中に感情的な反発はあるはず。われわれにとってはプラスだ」と話す。

 激戦が伝えられる長崎3区。同町でも両陣営の戦いは激しさを増している。(上五島支局・山下哲嗣)



2009年8月28日長崎新聞掲載

607名無しさん:2009/09/02(水) 19:23:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/119113

自民 党再生要請を決議 民主 地域組織強化図る 来年の参院選視野に 各党が衆院選総括
2009年9月2日 00:48 カテゴリー:九州 > 大分
 民主が大勝した衆院選を受け、県内の政党関係者は選挙戦を総括し、来年の参院選に向けた態勢づくりを検討し始めた。自民党県連は1日、党の再生を求める決議文を党本部に提出することを決定。民主党県連は「支持基盤が弱い地域がある」として組織の強化を図る。

 県内の小選挙区で全敗を喫した自民。九州の各県連に党の再生に向けた決議文への同意を呼び掛け、党本部に提出することを決めた。志村学幹事長は「“麻生降ろし”の動きがあり、地方の要望にかなう政策もなかった」と党本部の責任を強調した。

 自民と選挙協力を進めた公明も県内の比例票が目標に届かなかった。公明党県本部の竹中万寿夫代表は「自民の長期政権への不満が爆発した。その波に公明ものみ込まれた。自民に選挙協力の姿勢はあったが、結実しなかった」と振り返った。

 小選挙区で2議席を獲得した民主党県連の小嶋秀行幹事長は「自民党への嫌気から民主に期待が高まった。マニフェスト(政権公約)で具体的な政策を示せた」と分析。6日の常任幹事会で衆院選の総括を始め、地域組織づくりを進める。

 2区で公認候補が当選した社民党県連合の内田淳一代表代行は「自民に逆風が吹いたから勝てた部分も強い」と冷静に受け止める。比例票が前回を下回った結果を踏まえて「このままでは二大政党化の中で埋没してしまう」と危機感を強めた。

 前回並みの比例票を獲得した共産。共産党県委員会の林田澄孝委員長は「支持者に働き掛け、声が届いた大分市などで比例票が伸びた」と説明。「国民が民主政権をどう評価するかを冷静に見守りたい」と語った。

=2009/09/02付 西日本新聞朝刊=

608名無しさん:2009/09/02(水) 19:33:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090901-OYT8T00981.htm
民の風(下)  国と地方「ねじれ」
民主、人材発掘や育成急務


県議を前に話す衛藤会長(中央)。左は3区で比例復活当選した岩屋さん、右は1区で落選した穴見さん  「国会は、向こうが政権。県議会は、私ども(が与党)。そこを重々踏まえ(県民への)責任を果たしていきたい」

 衆院選大分2区で初の敗北を喫し、比例選で復活当選した衛藤征士郎・自民党県連会長は1日、県議会開会前の党県議団議員総会で力説した。

 同党は県議会(44人)に24人、県都・大分市議会(46人)にも15人を擁し、地方議会では最大会派を保ったままだ。2007年夏の参院選後、衆参両院の「ねじれ」が指摘されたが、今回の衆院選後、国会と地方議会に、新たな「ねじれ」が生まれた。

 総会後の常任総務会では「民主党は、補正予算の組み替えをやろうとしている。地方の予算も関係する問題だ。組み替えに反対する意見書をお願いしたい」との声が上がった。

 県議団の古手川茂樹・議員会長は「民主党が、地方分権と言うのであれば、今後も道路整備や農業問題など、地方として言うべきことは積極的に言う」と語った。

    □

 一方、民主、社民系県議は07年の統一地方選後、統一会派・県民クラブ(14人)を組み、今年4月からは別々だった控室を一緒にするなど、歩み寄っている。

 ある社民党の県議は「(民主と社民で候補者が分かれた07年夏の)参院選後は溝もあったが、今回の選挙で結束を深めた」と、政権与党の一翼として、自信を深めた様子で話した。

 「社民王国」と言われる県内で、民主党は今回、比例選で有効投票の約35%に当たる24万票を獲得した。だが、来夏の参院選、県議選を含む2011年春の統一地方選へ向け、課題は山積みだ。党県連所属の地方議員は、県議4人を含めわずか12人。人材発掘や育成に加え、党員・サポーターを増やすための地方組織拡充は急務だ。

 小嶋秀行幹事長は「来年の参院選は、衆院選のマニフェストの進捗(しんちょく)が問われる。遅れれば、今の風は逆風に変わる」と警戒心を隠さない。

 市長の動きにも変化が見える。

 中津、竹田両市長は、各選挙区内で、対立する与野党候補の集会に顔を見せた。

 新貝正勝・中津市長は「与党に地域代表がいることはもちろんだが、民主党中心の政権で、地方の道路は要らない、となると困る。与野党の立場で、地方の実情を中央に上げてほしい」と訴える。元自民党県議の首藤勝次・竹田市長も「すべてが良いマニフェストは存在しない。首長は、政党よりも政策にこだわるべきだ」と強調した。

    □

 今回、自民党が大敗した背景の一つに、地方の疲弊に対する有権者の不満がある。政権は交代したが、国と地方の関係も含め、今後、どんな変化が起こるか。有権者は、厳しい目で注視している。(おわり)

(衆院選取材班が担当しました)

(2009年9月2日 読売新聞)

609チバQ:2009/09/04(金) 22:19:33
むしろ参院選スレか?
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090904-OYT8T00056.htm
津村市長5選不出馬意向
宮崎市長選  多選など理由に挙げる
 来年1月24日に投開票される宮崎市長選で、津村重光市長(61)が5選不出馬の意向を関係者に伝えていたことが3日わかった。多選などを理由に挙げているものの、市議会内部では続投を求める声が根強くあり、市長の最終的な判断が注目される。

 複数の関係者によると、津村市長は最近になって、周囲に次期市長選への立候補を見送りたい、との考えを示したという。

 これを受け、市議会の友好会派が3日夜、市内にある津村市長の後援会事務所で会合を開催。津村市長の意向も伝えられ、出席者で対応を協議した。

 不出馬の場合、津村市長の後継者は決まっておらず、市議会内部には続投を望む声がある。こうしたことから、津村市長が不出馬の意向を撤回し、立候補する可能性も残されている。

 6月の市議会一般質問で進退を問われた際には、「4期15年余りの実績については、恥ずることない、十分な成果を上げたという自負がある。市長というポストに執着、固執する気持ちはない」と答弁していた。

 津村市長は宮崎市出身。会社員、宮崎県議を経て、1994年2月の市長選で初当選した。2008年5月からは九州市長会の会長を務めている。

 次期市長選には今のところ、旧佐土原町長・戸敷正氏(57)が立候補を表明している。

(2009年9月4日 読売新聞)

610とは:2009/09/04(金) 22:27:29
>>609
おおっ、宮崎選挙区の第一候補ですね

611名無しさん:2009/09/04(金) 23:55:22
>東国原知事。共同通信・名波正晴記者の質問に、「任期はあと一年半弱ある。今は県政にまい進し、
>地方から国を変えるとの志を新たにしている。(来年の参院選出馬も)ありません」と述べ、国政への
>転身をあらためて否定した。


http://www.nikkeyshimbun.com.br/090825-76colonia.html
日系社会ニュース
ニッケイ新聞 2009年8月25日付け

大耳小耳

 宮崎県人会創立六十周年式典に出席した東国原英夫知事。「二十七時間かかったが、県人の方に『当時は船で四十日も五十日もかかった』と聞き、言葉を飲み込んだ」とあいさつで笑わせた。祝賀会の途中、しばし姿を消したので、長旅の体を休めているのかなと思っていたが、氏のブログ(ネット上の日記)「そのまんま日記」を見ると、その際に更新していたよう。県人会の歓待に「感謝、感激、恐縮」との感想も。
     ◎
 式典の前日二十二日、宮崎県人会で記者会見を行なった東国原知事。共同通信・名波正晴記者の質問に、「任期はあと一年半弱ある。今は県政にまい進し、地方から国を変えるとの志を新たにしている。(来年の参院選出馬も)ありません」と述べ、国政への転身をあらためて否定した。知事は自民党から衆院選への出馬を要請され、条件を提示した経緯がある。会見の司会を務めた谷広海理事は、「え? もう一度言って下さい」と聞き直し、母県での活躍を再確認。
     ◎
 仏大手銀行ソシエテ・ジェネラルが、伯国政府認可のブラジル人学校「日伯学園」(群馬県大泉町、生徒数百七十四人)に、九月から奨学金の提供を始める。共同通信によれば、優秀な生徒ら二十八人に本年度分計二百万円を給付する。不況のあおりで昨年十二月以降、八十人が退学したことを知った同社東京支店の社員が同校を視察、「日伯の懸け橋になってもらいたい」と支援を決めた。今年は伯国におけるフランス年でもあり何とも心温まる話。

612チバQ:2009/09/05(土) 00:23:45
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20090831rky00m010009000c.html
衆院選:解説・県内政局 野党主導に 知事選にも弾み
<解説>

 衆院選沖縄選挙区は、四つの選挙区すべてで野党候補が勝利し、沖縄においても有権者の間で政権交代への期待が大きいことを示した。特に民主は沖縄初の衆院議席となり、2議席を獲得。比例でも最多得票を集めた。逆に比例復活も果たせなかった自民は、現憲法下で沖縄が国政参加を果たした1970年以降、初めて沖縄での衆院議席を失う歴史的な敗北を喫した。態勢立て直しの課題が突き付けられた。県内政局の勢力図は一気に塗り替えられ、今後は民主主導の政局へとかじが切られそうだ。自民、公明を与党とする仲井真弘多知事は、県政運営の軌道修正を迫られる。

 政権交代により米軍再編の計画見直しは必至。知事は米軍普天間飛行場の県内移設を引き続き堅持するかどうかの判断を迫られる。2011年度に期限が切れる沖縄振興計画後の、次の沖縄振興の制度を確立する上でも、民主を中心とした新政権とのパイプを模索する必要がある。

 既に県議会でも08年の改選で県政与党が少数となっており、今後は一層、野党との協調を重視した議会対策を余儀なくされる。

 来年は名護、沖縄両市長選や参院選があり、秋には県内政局の天王山となる知事選が控える。衆院選の結果を踏まえ各党の人選作業や、選挙協力の枠組み協議が本格化する。野党は知事選勝利に弾みをつけた。ただ、これまで「反自公」で結び付いた野党共闘の枠組みは、政権交代に伴い見直しの動きが出てきそうだ。

 前回に続き1区で自公候補を退けた下地幹郎氏が、政局への発言力を増すことは間違いない。下地氏を支える政党そうぞうなどのグループと民主党県連との関係が接近するほど、社民、共産、社大との関係は、安全保障や憲法といった政策をめぐって合意形成の難しさが予想される。結果的に民主独りの大勝を許した革新政党にとっても今後どこまで存在意義を発揮できるのか、正念場と言える。(与那嶺松一郎)

(琉球新報)

613名無しさん:2009/09/05(土) 12:37:50
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090904-OYT8T01135.htm

連載「風紋」5
これからが本当の戦い


新しい区割りに注目が集まる県議会  民主党が政権を奪い取った衆院選が終わり、今後の焦点は来年の参院選、福岡市長選、再来年の北九州市長選、そして同党県連が「最大のチャンス」と位置づける統一地方選へと移る。

     ◎

 「各総支部の総大将が決まった。これから総大将のもと、地方の礎を築く大事な戦いが始まるということだ」

 衆院選翌日の8月31日、県庁で記者会見に臨んだ民主党県連幹事長・助信良平は自信に満ちた表情で、こう語った。「総大将」とは今回、比例選で復活を果たした3人を含む10人の衆院議員を指す。助信は「結党以来言われている地方の足腰の弱さを乗り越えないと、安定した政権運営はできない」と冷静に分析し、自民党の牙城である地方で「政権交代」の波を巻き起こす意義を熱っぽく説いた。

 統一地方選に含まれる県議選に関しては、民主・社民党系の会派「民主・県政クラブ」の現有21議席を「35程度」に伸ばし、県議会第1党を目指す考えを表明。「国会議員を中心にして、それぞれの地方で政治家を育て、選挙に臨む。これからが本当の戦いだ」と決意を述べた。

     ◎

 対する自民党県連。衆院選を総括する執行部会は1日、非公開で行われ、終了後、会長の新宮松比古らが記者会見。新宮は「地方の自民党はまだ生きている。本当の意味での保守本流の政党として、しっかり生き続けなければならない」と強調し、「これまで通り一枚岩で戦っていくということで総括した」と述べた。

 新宮は地方選への影響を認める一方で、「まだまだ時間はある。十分に挽回(ばんかい)できる」と見通しを語ったが、現場では早くも不安の声が上がっている。

 たとえば県議選。現在の47選挙区のうち24選挙区は1人区だ。小選挙区制をとる衆院選で民主党が地滑り的大勝をおさめた直後ということもあり、「今のままでは1人区はほとんど持っていかれてしまう」と話す関係者もいる。

 区割りの問題もある。

 県議会は前回、「平成の大合併」に伴う区割りの見直しを先送りした。選挙区は本来、市、郡ごとに設けるのが基本だが、合併特例法の特例措置を活用し、従来の区割りのまま選挙を実施。久留米、みやま市などで選挙区が分断される異例の事態となった。

 同法に基づく特例措置は1回きりのため、次回は新たな区割りで行わなければならない。見直し作業は年内にもスタートする見通しだ。

 区割りの見直しは、郡部選出の県議にとっては死活問題になる。その郡部では、自民党支持の保守系県議が多数を占めている。衆院選の余勢をかって地方選になだれ込む構えの民主党と、反転攻勢の機会をうかがう自民党の戦いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。(敬称略)

(おわり)

(2009年9月5日 読売新聞)

614名無しさん:2009/09/05(土) 13:45:07
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=19146

鹿児島県議会定数見直し 自民「3減1増」案報告へ
(2009 09/05 12:00)
 鹿児島県議会の定数見直し問題で、最大会派の自民党県議団(39人)は4日、これまで主張していた「単純3減案」を踏まえ、鹿児島市・鹿児島郡区を1減にとどめ、西之表市・熊毛郡区を元に戻し2人区とし、総定数を現行54から2減の52とする「3減1増案」を、会派意見として取りまとめた。11日の議会運営委員会・懇談会で報告する。
 県議会はこれまでの各会派間協議で、任意合区を初めて導入し総定数を現行から3減の51とすることなどで合意している。今回、自民が削減幅を後退させる新たな案を示したことで、他会派から強い反発が出ることは必至の情勢。14日に開会する9月定例会での成案化までには曲折が予想される。
 自民党県議団は4日の団総会で、議運委メンバーが「3月に採決で会派として単純3減案に決めたが、離島や過疎地に配慮を求める陳情などもあるため、今回の結論に至った」と説明。一部から「総定数3減とした議会全体の合意はどうなるのか」などの指摘もあったが了承された。
 定数見直し問題をめぐっては、総定数を51とし、1票の格差是正のため任意合区を県議会として初めて用いて、県内選挙区を2減の21に再編することで合意したものの、選挙区別定数で紛糾。自民の推す人口比例の原則に従った「単純3減案」と、県民連合や公明が主張する西之表市・熊毛郡区に配慮した「4減1増案」をめぐり意見が分かれ、3月に続き6月議会でも条例改正が見送られている。

615名無しさん:2009/09/05(土) 15:30:38
http://npn.co.jp/article/detail/75360087/

2009年09月05日(土曜日)

東国原知事“そのまんま”乗り換え作戦
 「総裁選候補とする覚悟があるなら出馬する」との仰天要求を突き付け、自民党への逆風を加速させた宮崎県の東国原英夫知事(51)が4日、都内では総選挙後初めてマスコミの前に登場した。自民大敗の責任は自民党自体にあると突き放し、民主党には期待しているとラブコール。株を落とした人気知事は、自民から民主へ“そのままんま”乗り換え作戦をたくらむのか!?

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(本社=東京・品川区)から発売される宮崎県産食材を活用した新商品のPRに出席した東国原知事は、選挙結果に言及し、落ちゆく自民をこれでもかと突き放した。
 東国原氏と自民党をめぐっては6月ごろ、自民の古賀誠選対委員長(当時)から国政への出馬を要請された際、「次期総裁候補に」と要求。大物議員から「何様か」などと反発を食らい、最後は出馬を断念した。
 以来、自民とは犬猿の仲といわれるウワサは本当だった。東国原氏は自民大敗に絡む自らの責任を否定。「(責任は)全くないとはいいませんが、私が“麻生”の時に出した世襲をやめるとか、地方への税源移譲がマニフェストに盛り込まれなかったことが国民に受け入れられなかったからでは」と、何と麻生首相を呼び捨てにした。

※この続きは本日18時に公開!

616名無しさん:2009/09/05(土) 18:23:50
>>615
http://npn.co.jp/article/detail/75360087/

2009年09月05日(土曜日)ホーム > 社会 > 記事

東国原知事“そのまんま”乗り換え作戦

 「総裁選候補とする覚悟があるなら出馬する」との仰天要求を突き付け、自民党への逆風を加速させた宮崎県の東国原英夫知事(51)が4日、都内では総選挙後初めてマスコミの前に登場した。自民大敗の責任は自民党自体にあると突き放し、民主党には期待しているとラブコール。株を落とした人気知事は、自民から民主へ“そのままんま”乗り換え作戦をたくらむのか!?

 「モスバーガー」を展開するモスフードサービス(本社=東京・品川区)から発売される宮崎県産食材を活用した新商品のPRに出席した東国原知事は、選挙結果に言及し、落ちゆく自民をこれでもかと突き放した。
 東国原氏と自民党をめぐっては6月ごろ、自民の古賀誠選対委員長(当時)から国政への出馬を要請された際、「次期総裁候補に」と要求。大物議員から「何様か」などと反発を食らい、最後は出馬を断念した。
 以来、自民とは犬猿の仲といわれるウワサは本当だった。東国原氏は自民大敗に絡む自らの責任を否定。「(責任は)全くないとはいいませんが、私が“麻生”の時に出した世襲をやめるとか、地方への税源移譲がマニフェストに盛り込まれなかったことが国民に受け入れられなかったからでは」と、何と麻生首相を呼び捨てにした。

 時の首相を呼び捨てにした背景については、次のような指摘がある。
 「投開票当日、民放テレビの選挙特番にゲスト出演した東国原が麻生とやり取りするシーンがありました。気まずそうに低姿勢でぐずぐず話す東国原氏に、大敗が決まった麻生氏は『それは質問ですか?』とぴしゃり。最終的にはやりとりを無視した。間違いなくその時の恨みでしょう」(永田町関係者)
 もはや自民党に未練がないのか、東国原氏は「自民の中には保守という言葉を勘違いしている方がいる。誰とはいいませんが今回受からなかった人ですけどね」と自民の大物らに痛烈なサヨナラを送りつけた。
 一方、今後の民主党政権に対しては「地方主権がマニフェストの5番目に入っているので取り組んでもらえるはず。鳩山さんの強いリーダーシップに期待したい」と熱いエールを送った。近々行われる組閣人事に選ばれれば引き受けるかとの質問にはさすがに否定する考えを示したが、自民から民主へ“そのまんま”乗り換えてしまうつもりなのか?(関)

617名無しさん:2009/09/06(日) 00:56:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120015

九州 > 熊本
自民熊本県連が衆院選総括 党再建厳しい現実 業界から不安の声続出
2009年9月6日 00:22 カテゴリー:九州 > 熊本

業界団体幹部との意見交換会で衆院選敗北について謝罪する野田毅衆院議員 自民党が惨敗した衆院選を受け、同党県連は5日、国会議員や県議、業界団体幹部による「衆院選総括・意見交換会」を熊本市内で開いた。党側は団体側に協力関係の維持を求めたが、野党転落が確実となり、業界からは「自民議員に要望をしても、政策に反映されるのか」などと不安の声が続出。党再建への厳しさが浮き彫りになった。

 「全国的に見れば善戦したが、1、2区で苦杯をなめる結果になった。誠に申し訳ない」。1−5区の選挙長を務めた野田毅衆院議員(比例九州)は、県農政連や県建設業協会など47の業界団体幹部に頭を下げた。

 山本秀久県連会長は「今日を出発点に行動を起こし、1日も早く保守王国を再建させたい。参院選での議席維持が絶対条件」と強調。来夏の参院選熊本選挙区は現職の木村仁氏が改選期だが、「みんなの期待に応えられる候補者を選びたい」と述べ、候補者選定は白紙で臨む考えを示した。

 意見交換会では、出席者から厳しい意見が相次いだ。「終盤は民主批判ばかりで票を失った」「民主と比べ、政権公約が分かりにくかった」。

 5区で4選した金子恭之衆院議員も、今後の首相指名や総裁選をめぐる党内の混乱を念頭に「党が一枚岩にならなければ、これまで以上に不信が強まる」と危機感をあらわにした。

 野党転落でこれまで通り業界団体の支援を得られるかも不透明だ。党側からは「いろいろ立場はあると思うが、友好関係を維持してほしい」(木村参院議員)「野党でもできることはいっぱいある」(園田博之衆院議員)との発言が出たが、団体には民主への接近を図る動きも出始めている。

 「政府への要望は民主議員が窓口となる。民主とのパイプも必要だ」。会合後、業界団体幹部の1人は、自民一辺倒だった関係を見直す考えを明らかにした。

=2009/09/06付 西日本新聞朝刊=

618とはずがたり:2009/09/06(日) 10:16:18

伊万里市長、曽場尾弁護士が出馬へ
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909030001
2009年09月03日

 10年4月に任期満了を迎える伊万里市長選に2日、同市伊万里町甲の弁護士、曽場尾雅宏氏(44)が無所属での立候補を表明した。曽場尾氏は愛知県出身で、早大法学部を卒業後、89年に国税庁に入庁。96年から1年間、伊万里税務署長を務めて98年に国税庁を辞職し、98年4月の伊万里市長選に立候補したが、当時現職だった川本明氏との一騎打ちの末、約8600票差の1万1194票で落選。その後、司法試験に合格して弁護士となり、04年から市内に法律事務所を開いている。

 同市長選への立候補の表明は、曽場尾氏が初めて。現在2期目の塚部芳和市長は出馬に意欲的とされ、開会中の市議会定例会で態度を明らかにすると見られている。

 曽場尾氏は「前回の市長選で落選したときから、再び挑戦したいと考えていた。伊万里に定住して5年がたち、市の現状をしっかり見てきた」と語り、公約として、公共事業中心の雇用の受け皿を介護・福祉分野に転換することや、伊万里市民病院と有田町の有田共立病院を統合する新病院計画の撤回、市の財政改革推進などを表明した。

619名無しさん:2009/09/06(日) 11:49:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20090906-OYT8T00019.htm

自民党立て直し誓う…県連衆院選総括「次の参院選へ連携」
 自民党県連は5日、熊本市内で会合を開き衆院選を総括した。出席者からは大敗を喫したことへの反省と党の立て直しを誓う声が相次いだ。

 熊本2区で落選した林田彪氏を除く、県内小選挙区の立候補者や支援した県議らが出席。山本秀久・県連会長は「来年の参院選での議席獲得のため、今日を出発点に行動する。保守王国熊本の再建を目指す」とあいさつした。

 コスタリカ方式を採用して林田氏と選挙協力し、比例九州ブロックで当選した野田毅氏は、県連選対で総選挙長を務めた立場から、「1、2区の落選を心からおわびする。2区の支援には全力投球したつもりだったが申し訳なく思う」と陳謝。熊本1区で落選した木原稔氏は「力及ばず申し訳なかった。一から出直す覚悟で政治活動を続ける」と頭を下げた。この後、「これまで以上に県民との対話、支援団体との協力、連携を深める行動を開始する」とする「党再生のための決議」を採択した。

 また、農業や医療など約50の友好団体との意見交換もあり、議員らは友好関係の継続を呼びかけた。団体からは「与党でなくなるが、我々の要望や意見をどう実現させるのか」との声が上がった。会合後、記者会見した前川收幹事長は「民主党政権には是々非々の立場で臨み、政策の悪い点は指摘していく」と話した。

(2009年9月6日 読売新聞)

620名無しさん:2009/09/06(日) 12:40:57
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-149483-storytopic-1.html

自民県連 執行部、総退陣を表明2009年9月6日
記者会見で執行部の責任問題などを説明する具志孝助会長ら自民党県連執行部=5日、県議会自民党会派室
 自民党県連(具志孝助会長)は5日、県議会内で役員会を開き、衆院選での全員落選の責任を取る形で、執行部が辞任する方針を確認した。ただ、引き続き開いた議員総会では「今こそ一致団結する時」「主な敗因は中央からの逆風であり県連だけの責任ではない」など、全参加者から慰留の意見が上がった。このため執行部の進退については結論を保留し、落選した自民公認候補らとも意見交換した上で、8日に開く再度の議員総会で態度を決定する。
 議員総会後の記者会見で、具志会長は「歴史的な惨敗であり、党も県連もゼロから解党的な改革をしなければならない。組織である以上、選挙結果についてはけじめをつけなければならない」と述べた。
 議員総会では、衆院選の選挙結果についても総括した。マニフェスト(政権公約)の策定・公表が遅れ、政策論争で民主党への「ばらまき」批判に終始してしまった点や、政権運営能力に対する国民からの信頼の低下などを敗因に挙げた。
 翁長政俊幹事長は「県連として、本来の基礎票である地域支部の支援に課題が残った。各支部長は地域とひざを交えての日常的な活動が不足している。支部組織の弱体化と高齢化は現実問題であり、若者を呼び込むことで無党派層の獲得につなげたい」と述べた。
 このほか、小選挙区で敗れた段階で選挙区支部長の職を解くという県連規約に基づいて、1〜4区支部長全員を解任することを確認。自民党では公認予定者を選挙区支部長としており、次の公認候補の選任に向けた作業を進める。

◆再生へ問われる決意 後継不足、改革担い手焦点
 県内四つの小選挙区で落選し、比例での復活当選にも届かなかった自民党県連。衆院議員が1人もいなくなるという歴史的敗北の責任を取る形で、具志孝助会長らが辞意を表明した。県連幹部の刷新によって「解党的出直し」の決意を有権者に示す狙いもある。ただ議員総会で慰留の意見が相次ぎ、進退問題の取り扱いは流動的だ。衆院議員がいなくなったことで、県連所属の国会議員は来年の参院選を控えた島尻安伊子氏のみ。後任の主力議員がすぐには見当たらないという“台所事情”もある。
 ただ、いずれにしても自民の置かれた状況は“看板”だけを替えて党勢回復が見込めるような情勢ではない。党再生に向け、実効性ある改革を断行できるかが問われる。
 一方で、党再生に向けた今後の試金石が選挙区支部長の選考だ。自民では選挙区支部長が次の衆院選の公認予定候補となる。議員総会では「支部組織が弱体化している」と支部長への厳しい意見が上がった。衆院選では「現職優先」の方針に反発し、離党して出馬した無所属候補も出た。
 次の衆院選に向けて「勝てる候補」の基準づくりや開かれた選考過程など、課題が山積する。誰が改革の実施を担っていくのかが執行部の進退問題をめぐる焦点となる。(与那嶺松一郎)

621名無しさん:2009/09/06(日) 12:52:21
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1408217.article.html

民主市議団は「候補擁立すべき」 佐賀市長選
来月 幹事会までに対応

 民主党佐賀県連(原口一博代表)は5日、常任幹事会を開き、10月11日告示の佐賀市長選に独自候補を擁立する方向で検討することを決めた。今後人選を含め、10月4日に開く次回の常任幹事会までに対応を決める。
 民主はこれまで佐賀市長選について「対応は衆院選後」としていた。この日、非公開で開いた幹事会では、市長選の対応について意見集約を求められていた佐賀市議団が候補者を擁立すべきとする意見を報告した。

 終了後、会見した原口代表は「情勢は流動的で、きょうの段階で結論は出せない」とした上で、「(出馬に向け)いろいろな動きも出ている。市議団と調整を図りながら速やかに対応したい」と擁立を検討する考えを示した。

 市議の1人は「(候補を)立てない選択肢はなく、立てる方向で検討する。意中の人もおり出馬へ向け交渉を進めたい」と話した。

 佐賀市長選では、既に立候補を表明した現職の秀島敏行氏(67)=1期=と、佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(62)から推薦願が出ている。取り扱いについては独自候補擁立を検討するため、次回の常任幹事会に持ち越した。

 また、来夏の参院選については、(1)政策理念に沿う(2)即戦力(3)佐賀に大きな根を張っているか張れる─の3点を選定基準に執行部一任で人選を進める。

【写真】佐賀市長選の独自候補擁立などを検討した民主党県連の常任幹事会=佐賀市鍋島

2009年09月06日更新

622チバQ:2009/09/06(日) 18:53:29
>>621とはニュアンスが違いますね
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090906ddlk41010311000c.html
選挙:佐賀市長選 民主県連「立候補の動き流動的」 結論先送り /佐賀
 民主党県連(原口一博代表)は5日、常任幹事会を開き、佐賀市長選(10月11日告示、同18日投開票)の対応について「立候補の動きがまだ流動的」として結論を先送りした。“第3の候補”も模索する党市議団の動きや、前回市長選で対立した社民党県連との協議を踏まえ、対応を決める方針。

 同市長選には、現職の秀島敏行氏(67)と、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏(63)が既に立候補を表明。8月の衆院選で民主が政権交代を実現し、県都の首長選への対応が注目されている。

 秀島、蒲原両氏から県連に推薦願が出ているが、幹事会後に原口代表は「2人以外にも複数の動きがあるとの情勢報告があった」と説明。「選挙なので直前にいろんな動きが出ることもある」と、独自候補擁立の可能性も否定しなかった。

 一方、社民とは衆院選で協力し、新政権でも連立協議を進めているが、前回市長選は社民が自民とともに秀島氏、民主が対立候補を推薦した。5日にあった秀島氏の事務所開きには、社民県議らも出席しており、原口代表は「友党として連携を図りたい」と述べるにとどまった。【姜弘修】

623チバQ:2009/09/06(日) 19:05:58
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1408222.article.html
次は佐賀市長選 秀島氏、事務所開き
300人 再選へ結束

 10月11日告示の佐賀市長選に立候補を予定する現職の秀島敏行氏(67)=1期=の後援会事務所開きが5日、佐賀市開成であった。各地区の責任者をはじめ自民、社民の県議や市議ら約300人が出席し、再選へ結束を誓った。
 秀島氏は南部3町との合併など1期目の成果をアピール。ごみ処理施設統合など今後の課題やマニフェスト(公約集)を示し、「合併の効果を早く出さないといけない。財政的には厳しいが、あと4年間仕事をさせてほしい」と決意を語った。

 前回市長選で自民、社民両党の推薦を受けた秀島氏は、民主推薦の前市長との一騎打ちを制した。社民県連には既に推薦願を提出。自民県連には来週中に出す方針。

 市長選には秀島氏のほか、佐賀大学客員教授の蒲原啓二氏(62)が立候補を表明している。

【写真】こぶしを突き上げ、再選への結束を誓った秀島氏の事務所開き=佐賀市開成

624名無しさん:2009/09/06(日) 23:43:01
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090906ddlk43010345000c.html

自民党県連:「県民との対話深める」 衆院選総括会議、党再生の決議文採択 /熊本
 自民党県連は5日、衆院選の総括会議を熊本市で開いた。全国での大敗の原因を「党内の路線対立に明け暮れ国民の不満を取り除く努力を怠った」とし、県連が地方組織として「県民との対話、支援団体との連携を深める」とする党再生の決議文を採択した。

 急きょ上京したという林田彪氏を除き、衆院選に立候補した5人を含む国会議員や地方議員約40人が意見交換をした。県連選対選挙長を務めた野田毅氏が「1区の木原(稔)君、2区の林田さんが不覚を取ることになった」と謝罪し「野党という立場になり、従来の何十倍の努力が必要なことを腹にすえていかないといけない」と述べた。

 4区の園田博之氏は「3選挙区で勝てたのは県連を中心とした連携であり、他県でも同じ取り組みをしていればこんなに負けることはなかった。選挙に手抜かりがあったのではないか」と党本部の対応に疑問を呈し「来年の参院選で、熊本で勝てないようでは自民の再生はない」と総括した。

 業界団体など47団体とも意見交換した。閉会後会見した前川收幹事長によると、与党でない自民党が地元の意見をどう吸い上げるのかに対する不安の声や、マニフェストの分かりづらさ、民主党のマニフェスト批判を中心とした広報戦略への批判が出たという。【結城かほる】

625名無しさん:2009/09/07(月) 04:56:38
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000909060001

現在位置:asahi.com> マイタウン> 鹿児島> 記事

民・自 参院選へ始動
2009年09月06日

 民主党県連は5日、衆院選後初となる臨時の常任幹事会と、連合との県合同選対会議を開催。来夏の参院選へ向けて対策を協議した。自民党も、2選挙区で敗れた反省を踏まえながら巻き返しを模索する。早くも参院選をにらんだ動きが始まっている。
(三輪千尋、寿柳聡)


 民主の会合には1区で初勝利した川内博史・県連代表と、比例復活組の3人の新人議員も顔をそろえた。
 川内氏は幹事会のあいさつで「(比例復活で)1区から5区まで、民主と国民新党の議員が誕生した。県民の皆さんから大きな負託をいただいた」と胸を張った。一方で「地方組織を充実しなければならないという反省が残る。参院選も候補者選定を速やかに行いたい」と述べた。
 民主県連は参院選の公認候補者を初めて公募することを決めている。公募は10月初旬から2週間程度、全国から受け付け、10月末までには決定する見込み。
 近く学識経験者ら10人程度で「候補者像あり方検討委員会」(仮称)を発足させ、ふさわしい候補者像を探る。
 また、同日、委員長を青木寛幹事長とする「選考小委員会」を設置。候補が決まればすぐに選挙戦に臨めるよう、態勢を整える方針だ。
 11年春予定の県議選についても多くの候補者を擁立すべきだとの意見が多く出た。青木幹事長は「民主党は国会議員を支える地方議員が異常に少ない逆ピラミッド。見直さないといけない」と話した。
 一方の自民は、巻き返しに向け頭を抱える。
 「このビルの中から参院に送り出してもらっています」
 衆院選が公示された18日、鹿児島市鴨池新町のJA県会館前であった保岡興治氏の「第2出陣式」。応援演説に立った自民の野村哲郎参院議員は、会館のビルに向けて手を差しのばした。
 野村氏は県農協中央会の常務理事を経て04年の参院選で初当選。再選に向けてすでに公認を得ている。農政連幹部は「衆院選も5区をはじめ、2区の奄美群島など農業地帯では自民のほうが得票した」と一定の自信を見せる。
 だが鹿児島市を始め都市部では、民主の得票が上回る地域がみられた。頼りにしていた公明も自公路線の転換を打ち出しており、協力関係は不明。国政野党に転落することもあり、根本的な選挙対策の見直しを迫られている。
 自民県連の小幡兼興幹事長は衆院選の結果を受け、野村氏に「参院選は農協だけの選挙では難しい。現職で忙しいだろうが、地方によく帰り幅広い出会いをつくってほしい」と注文をつける。
 県連は「マニフェスト型選挙では、幅広い有権者に政策や候補者を知ってもらう努力が不可欠」と反省。県議や市町村議の後援会を引き締める一方で、一般向けの「出前講座」などを検討している。

626名無しさん:2009/09/07(月) 20:55:04
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090907ddlk41010238000c.html

選挙:衆院選 地方の意見反映されず 自民県連が敗因を総括、本部に提案 /佐賀
 自民党県連は6日、代表役員会を開き、衆院選で敗北した原因を探る総括を行った。その中で、党本部に地方の意見が反映されなかったことが原因に挙げられるとして、国会議員だけで構成している党総務会に、都道府県の代表を入れるよう提案することを決めた。

 非公開の議論は予定の1時間をはるかに超え、2時間に及んだ。木原奉文幹事長によると、今回の選挙に関する今村雅弘会長や県連三役の責任に言及する意見もあった。しかし、結論は12日に開かれる予定の市町村支部長・幹事長らも含めた合同選対会議に持ち越されたという。

 今村会長は「進退については白紙。今の状況を処理するのが責任と考えている」と話した。【上田泰嗣】

627名無しさん:2009/09/07(月) 20:56:08
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090907ddlk43010298000c.html

選挙:衆院選 「マニフェストで勝利」 民主党県連、常任幹事会で総括 /熊本
 民主党県連は6日、熊本市で常任幹事会を開き、衆院選について「党のマニフェスト(政権公約)に対する関心の高さが勝利に結びついた」と総括した。マニフェストについて、市民と議論する場や施策の実施状況を検証する集会を開くことを確認した。また来夏の参院選の候補者選考小委員会を設置した。

 県内の公認候補3人は、1区の松野頼久氏、2区の福嶋健一郎氏が小選挙区で、3区は後藤英友氏が比例九州で復活当選した。推薦した5区の社民公認、中島隆利氏も比例で復活した。非公開の幹事会後に会見した松野信夫県連代表(参院議員)によると、衆院選について「小選挙区、比例代表を含めて全体的によく戦った」「社民、国民新との共闘はうまくいった」との認識で一致したという。

 松野代表は「選挙後も、マニフェストを欲しいという要望が県連に次々来ている。しっかり実行するとともに、市民との対話を通じて深化させたい」と述べた。

 参院選の候補者選考については「自薦、他薦で名前が出ている。小委員会で選考基準を作り、11月29日の県連大会での発表を目標に作業を進めたい」と話した。【笠井光俊】

628名無しさん:2009/09/08(火) 00:15:32
佐賀市長で自社が組んでるのは、市職労の関係ですね

629チバQ:2009/09/08(火) 21:18:25
>>621-623
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000550909070001
佐賀市長選、2陣営民主の擁立を懸念
2009年09月06日
 県都の顔を選ぶ佐賀市長選(10月18日投開票)まで1カ月余り。既に現職と新顔の2氏が立候補の意向を表明しているが、同市長選への態度を明確にしていない民主党県連の動向が注目されている。前回の同市長選では現職が自民と社民の推薦を得て、民主推薦の前職を小差で破った経緯もあり、民主が政権交代の余勢を駆って独自候補を擁立すれば、再び「自民」対「民主」の激しい選挙戦となりそうだ。(谷川季実子、白石昌幸)


 5日午前、同市長選で再選を目指す現職の秀島敏行氏(67)の事務所開きが佐賀市開成5丁目であった。秀島氏は市町村合併など1期4年の成果を披露し、教育の充実や行財政改革などの公約を発表。「職員と一丸となり、市民目線で市政を実行するよう頑張りたい」と決意表明した。


 出席者席の最前列には、1週間前の衆院選で自民公認候補を支えた、木原奉文・自民党県連幹事長ら自民県連の幹部や重鎮が並ぶ。市内の政財官各界の有力者らを秀島氏の続投容認で一本化するための「地ならし」も自民党が中心的な役割を果たしている。


 そんな秀島陣営が気にするのは、政権を取ることが確実となった民主党の動向だ。


 秀島陣営は衆院選公示日前後の8月中旬にかけて、自民、民主、公明、社民の4党に推薦願を提出。秀島氏は「首長選に国政の争いを持ち込むのは、市民の利益にならない。民主党が対立候補を積極的に推さないというのであれば、それで十分」と話す。


 事務所開きに出席した社民党県連合の徳光清孝・副代表(県議)も、「ガンバロー三唱」でこぶしを突き上げた。同党は前回の同市長選で自民とともに秀島氏を推薦。衆院選では民主と選挙協力を実施した。徳光氏は「民主党が候補を立てた場合、その候補の政策が社民の方針と違えば、民主に協力できないこともあり得る」。秀島氏の推薦願の扱いは12日の社民党県連合常任幹事会で決定するという。


 一方、新顔の佐賀大学客員教授、蒲原啓二氏(63)も2日に民主党県連へ推薦願を提出。10日に後援会事務所を開設し、22日に事務所開きをする予定だ。蒲原氏は「自民が秀島氏陣営についており、今回の市長選では民主の推薦を得るのが最優先と判断した。基本政策・理念は民主党と近く、市民に身近なテーマで協力していただけると思っている」と期待を寄せる。


 ◇


 「状況は極めて流動的だ。私たちの政策実現のために何が必要か、(民主党)市議団の議論の推移を見ながら対応する」


 5日午後、佐賀市内で開かれた非公開の民主党県連常任幹事会の後、原口一博・県連代表(衆院佐賀1区)は、会見で同市長選への候補擁立の見通しをこう述べた。


 民主県連には、既に立候補を表明している現職の秀島氏と新顔の蒲原氏が、ともに推薦願を出している。原口代表は他にも複数の名前が浮上していると明かしたが、現時点では「どちらかに推薦を出すのか、独自候補を立てるのか、何の結論も出していない」とし、具体的な対応は未定であることを強調した。


 また、衆院選で選挙協力を実施し、中央で連立政権協議が続く社民党とは「連携を取りながら、一定の結論を出したい」と配慮を見せた。


 民主党は、政令指定市長選に候補を擁立する場合、自民・公明との相乗りを避ける、との原則を設けている。原口代表は「佐賀市は政令指定市ではないので、人選は県連に任されている」としながらも、「党本部との関係も重要」との考え方を示した。


 民主県連による正式決定は、告示を1週間後に控えた10月4日の県連常任幹事会。原口代表は「選挙ですから。直前になって動くこともありますよ」と、独自候補の擁立についても含みを残した。

630名無しさん:2009/09/08(火) 21:30:14
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090908ddlk42010512000c.html

自民県連:会長に北村氏内定 知事選・参院選、推薦候補決定急ぐ /長崎
 自民党県連の田中愛国幹事長は7日、久間章生会長の後任に北村誠吾衆院議員(比例九州選出)を充てる人事を内定したことを明らかにした。会長職は県選出国会議員が務めることになっており、久間氏は衆院選長崎2区で落選したため、辞表を提出していた。26日にも予定される常任総務会で正式に決める。

 田中幹事長は「衆院選は県内の選挙区では全敗した。『政権交代』を求める有権者の壁は厚かった。今後はその反省を踏まえ、来年の知事選、参院選をどう戦うかだ。一致団結して頑張りたい」と述べ、各選挙での推薦候補決定を急ぐ考えを示した。

 知事選は今のところ、現職の金子原二郎知事を軸に調整していく方針。金子知事は出馬に前向きとされるが、態度を明らかにしていない。参院選についても、自民党公認候補擁立を目指している。【阿部義正】

〔長崎版〕

631名無しさん:2009/09/08(火) 21:32:14
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090908ddlk45010634000c.html

選挙:小林市長選 建設会社社長の鮫島氏が出馬表明 /宮崎
 来年4月22日の任期満了に伴う次期小林市長選に7日、新人で建設会社社長の鮫島憲明氏(60)が立候補の考えを明らかにした。前参院議員の小斉平敏文氏(59)に続いて2人目。現職の堀泰一郎市長は、今期限りでの引退を表明している。

 小林市内で会見した鮫島氏は「行政に民間の知恵や視点を導入し、子供たちに誇れる、新しい小林市をつくりたい」と立候補の動機を説明。子供を育てやすく、青少年が夢をもてるまちづくり▽社会のニーズに合った産業の育成−−など、5項目の政策を発表した。

 鮫島氏は近畿大工学部卒業後、設計事務所などを経て80年に鮫島組(小林市細野)に入社。90年から社長。

632チバQ:2009/09/08(火) 21:37:47
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/feature/fukuoka1252050661061_02/news/20090907-OYT8T00281.htm
「風紋」09衆院選ふくおか
<5>これからが本当の戦い


新しい区割りに注目が集まる県議会 民主党が政権を奪い取った衆院選が終わり、今後の焦点は来年の参院選、福岡市長選、再来年の北九州市長選、そして同党県連が「最大のチャンス」と位置づける統一地方選へと移る。

      ◇                ◇

 「各総支部の総大将が決まった。これから総大将のもと、地方の礎を築く大事な戦いが始まるということだ」

 衆院選翌日の8月31日、県庁で記者会見に臨んだ民主党県連幹事長・助信良平は自信に満ちた表情で、こう語った。「総大将」とは今回、比例選で復活を果たした3人を含む10人の衆院議員を指す。助信は「結党以来言われている地方の足腰の弱さを乗り越えないと、安定した政権運営はできない」と冷静に分析し、自民党の牙城である地方で「政権交代」の波を巻き起こす意義を熱っぽく説いた。

 統一地方選に含まれる県議選に関しては、民主・社民党系の会派「民主・県政クラブ」の現有21議席を「35程度」に伸ばし、県議会第1党を目指す考えを表明。「国会議員を中心にして、それぞれの地方で政治家を育て、選挙に臨む。これからが本当の戦いだ」と決意を述べた。

      ◇                ◇

 対する自民党県連。衆院選を総括する執行部会は1日、非公開で行われ、終了後、会長の新宮松比古らが記者会見。新宮は「地方の自民党はまだ生きている。本当の意味での保守本流の政党として、しっかり生き続けなければならない」と強調し、「これまで通り一枚岩で戦っていくということで総括した」と述べた。

 新宮は地方選への影響を認める一方で、「まだまだ時間はある。十分に挽回(ばんかい)できる」と見通しを語ったが、現場では早くも不安の声が上がっている。

 たとえば県議選。現在の47選挙区のうち24選挙区は1人区だ。小選挙区制をとる衆院選で民主党が地滑り的大勝をおさめた直後ということもあり、「今のままでは1人区はほとんど持っていかれてしまう」と話す関係者もいる。

 区割りの問題もある。

 県議会は前回、「平成の大合併」に伴う区割りの見直しを先送りした。選挙区は本来、市、郡ごとに設けるのが基本だが、合併特例法の特例措置を活用し、従来の区割りのまま選挙を実施。久留米、みやま市などで選挙区が分断される異例の事態となった。

 同法に基づく特例措置は1回きりのため、次回は新たな区割りで行わなければならない。見直し作業は年内にもスタートする見通しだ。

 区割りの見直しは、郡部選出の県議にとっては死活問題になる。その郡部では、自民党支持の保守系県議が多数を占めている。衆院選の余勢をかって地方選になだれ込む構えの民主党と、反転攻勢の機会をうかがう自民党の戦いは熾烈(しれつ)を極めそうだ。(敬称略)(おわり)

(2009年9月5日 読売新聞)

633名無しさん:2009/09/09(水) 19:38:13
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090909ddlk45010580000c.html

津村・宮崎市長:次期市長選不出馬表明、4期目当初から考慮 /宮崎
 ◇「政界から勇退」と明言
 8日、次期市長選への不出馬を表明した宮崎市の津村重光市長(61)は、4期目当選直後から5選不出馬を決めていたことを明らかにした。また、今後については「政治の世界からは勇退したい」と明言した。【種市房子】

 この日会見に臨んだ市長はさっぱりとした表情で質問に答えた。市長が終始こだわったのが「勇退」という言葉。「気力や体力が落ちて出馬しないのではない」と説明して「引退ではなく勇退」と強調した。

 市長によると、不出馬を考え始めたのは4期目当選時。就任当初から「3期目がめど」と考えていた。しかし、その3期目で旧3町との合併を実現したこともあり、新市政を見届けるために4選を目指して出馬した。

 それから3年。今年の市議会3月定例会では引退を表明するつもりだった。結局9月にずれこんだ理由を「支援者から円満了解をいただくのに手間取った」と説明した。

 来年1月24日の市長選には前回も戦った元佐土原町長の戸敷正氏(57)が出馬を表明している。後継者について市長は「世襲には批判もあり、私が指名するのは絶対にいけない」と述べつつも「16年の方向性には自信があり(次期市長に)否定されるのは好ましくない」と路線継承を望んだ。

 来年には参院選、再来年は知事選と大型選挙が予定される。この点について市長は「他の選挙に出ようという下心で不出馬を決めたのではない」と述べて「1年はゆっくりしたい」と語った。

 その他の主な一問一答は次の通り。

 −−16年間で楽しかったこと、つらかったことは。

 ◆イオンモール宮崎出店の際は商店街の仲間を失った。つらいことはいっぱいだが、快楽は時たましかない。

 −−(前回市長選で対立候補を支援した)中山成彬元国交相の落選は、不出馬決定に影響したのか。

 ◆前回市長選で中山先生との代理戦争のように言われ、おかしな戦いになった。中山先生がバッジを外したことで「市民が自由に考えて投票できる」と考える人がいるようだが、同感だ。

 −−「まだやれる」という声もある。どう受け止めるか。

 ◆日本も政治の中心にもっと若手が入ってもいいと思った。私は間もなく62歳。若い人を応援する世代になった。

 −−「失敗した」と感じている政策はあるか。

 ◆橘通り公園化は「やり方がまずかった」と反省している。市内部で慎重に詰めて、各業界での議論も積み重ねるべきだった。

634名無しさん:2009/09/09(水) 19:52:56
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-09-M_1-002-1_002.html

2009年09月09日 政治

自民 具志県連会長が辞任 党再建へチーム発足

 自民党県連の具志孝助会長は8日、沖縄4選挙区の公認候補が全員落選、比例復活もできなかった衆院選の結果を受け、「組織を代表し、責任を取る」として辞任を表明、県議会内で開かれた議員総会で承認された。組織の立て直しのため他の役員は留任、会長職は来年2月の任期まで空席とする。党再建のため「再生プロジェクトチーム」を早急に発足させ、地域支部や経済界、若手を巻き込んだ無党派層対策の強化を決めた。

 具志会長は「(本土復帰目前の)1970年の国政選挙に参加して以来の歴史的な惨敗を喫し、解党的出直しのため、けじめが必要だと感じた。今後は県議の一人として再生のため力を尽くす」と述べた。県議や落選した前衆院議員など出席者の大勢は「党本部の失態が逆風を招いた。県連全体で責任を負うべき」などとして慰留したが具志会長が固持した。県連規約に基づき、落選した前衆院議員ら4選挙区の支部長解任も報告された。

[解説]
改革の実効性 焦点に

 衆院選で大敗した自民党県連は具志孝助会長の辞任で責任の所在を明らかにした。ただ、動員型選挙から脱却し、「ゼロから出発」(具志会長)する党再生には課題が山積している。

 前衆院議員は選挙結果を「見えない風にやられた」などと総括したというが、それだけではない。小泉政権以降の構造改革で導入された後期高齢者医療制度や社会保障費削減などの政策を容認した自公候補者に、無党派層が「反旗」を翻した事実は否めない。

 県連は党再生に向け、各地域支部や経済界など支持基盤の立て直しに取り組む。翁長政俊幹事長は「青年局を中心に、地域支部、経済界の若手を交えて再建する」と強調、再生プロジェクト発足に意欲を示しており、成果が問われる。

 選挙期間中、若手議員らは自公が掲げた公共工事削減やサトウキビの新価格導入に対する有権者の不満を感じた。一方で、子ども手当など民主党の政策を支持する声を頻繁に聞いたという。実効性ある改革の断行が焦点となる。

 次期衆院選候補者となる各選挙区の支部長選考も鍵となる。「現職」や「当選回数」を優先した選考方法では有能な人材は確保できない。世代交代を進め、「勝てる候補者」を発掘、育成する態勢づくりが必要不可欠だ。来年の参院選や知事選、統一地方選など「選挙の当たり年」を前に、党の存在意義が試される。(政経部・平良吉弥)

635名無しさん:2009/09/09(水) 19:59:18
http://www.373news.com/modules/pickup/area.php?areaid=56&storyid=19196

小林市長選 鮫島氏が出馬表明
(2009 09/08 09:30)
 小林市細野の建設会社社長、鮫島憲明氏(60)は7日、2010年4月の任期満了に伴い行われる次期同市長選挙に、無所属で立候補する考えを明らかにした。同市長選の立候補表明は同市の元参院議員、小斉平敏文氏(59)に続き2人目。
 同市内で会見を開いた鮫島氏は出馬の理由について、「市政に民間の活力や知恵を生かし、未来を託す子どもたちに誇れる新しい小林をつくりたい」と述べた。目標として、青少年が夢をもてるまちづくりや地域経済活性化など5項目を挙げ、「市民病院の医師確保や、バイオマスタウン構想の推進など環境問題にも積極的に取り組みたい」とした。
 鮫島氏は、小林高校、近畿大学を卒業。宮崎県高校PTA連合会副会長などを務めた。同市の堀泰一郎市長(74)は既に次期市長選に立候補しない考えを明らかにしている。

636名無しさん:2009/09/09(水) 20:25:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120615

津村・宮崎市長引退表明 「4期16年、満足と誇り」 後継指名は明確に否定
2009年9月9日 01:19 カテゴリー:九州 > 宮崎

引退会見に臨む宮崎市の津村重光市長 今期限りでの引退を表明した津村重光・宮崎市長(61)は8日、市役所での記者会見で「4期16年間、自分の仕事について満足と誇りを持っている」と語り、県都の市長を務めた達成感をにじませた。会見での主な一問一答は次の通り。

■一問一答

 ‐16年間をどう振り返るか

 私はいろんな課題を提起して、挑戦的に4期やってきて、思い残す仕事はないと思う。道半ばのテーマというものも若干あるが、道筋はそれなりにつけている。

 ‐不出馬はいつごろから念頭にあったか

 4期目当選のときから思っていた。本当は3月議会で勇退の意思を表明したかったが、支援者の意見調整に手間取った。

 ‐後継指名は

 自分から指名することは絶対にないが、市議会または市民グループの中で選ばれてくる方が、私の路線と基本的に沿う方ならば、一人の市民として応援したい。

 ‐今後の予定は

 政治の世界から勇退したいと思う。参院選、県知事選とかは全然考えていない。引退後、1年はゆっくりしたい。

 ‐市民へのメッセージを

 二つある。一つは、自分の街を作るために、自分の知恵を出し汗を流してもらいたい。政治家や役人に任せきりにしていいとは思わない。もう一つは、これからの市長や市議はポピュリズム(大衆迎合主義)に負けてはいけない。市民もこれに左右されないようにしてほしい。

=2009/09/09付 西日本新聞朝刊=

637名無しさん:2009/09/09(水) 20:36:34
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=7264

県議会「意見書」県民クラブ反対へ(18:00) 過去ニュース検索

 選挙後の新しい政権に対して地方向けの補正予算を組替えないように求めている意見書について民主党系の議員を含む県民クラブが反対する姿勢を示しました。
 意見書に対する賛成・反対については9日に開かれた議会運営委員会の場で話し合われました。県民クラブが反対の姿勢を明らかにしたのは自民党が提出した地方財政の安定的運営に関する意見書です。意見書では来週にも発足する見通しの新政権が国の予算編成を年内に行うことや地方向けの交付金などについて予算の組み替えや執行停止を行わないように求めています。意見書に反対する理由として県民クラブは政権交代が行われる以上予算編成が通常より遅れるのは仕方がないとしたうえで地方が混乱するような予算の組み替えはないと判断したと話します。ただ県議会のその他の会派からは地方議会として反対するのは理解できないという声もあがるなど地方議員としての立場と政党としての考え方との間で難しい舵取りが求められそうです。意見書に対する議決は議会最終日の9月15日に行われます。

638名無しさん:2009/09/09(水) 20:43:18
社民・共産・社大・民主・改革(そうぞう)・無所属クラブの6会派?

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090909-541525.html

沖縄県議団、普天間移設の見直し要請記事を印刷する

 沖縄県議会の民主、社民、共産系など6会派は9日午前、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する日米合意の見直しを求め、社民党の福島瑞穂党首と党本部で会談した。

 県議らは同沿岸部への代替施設建設について、環境破壊や基地の固定化につながるとして、強く反対を主張した。

 福島氏は社民党が、民主党、国民新党との3党連立協議で、移設見直しを合意文書に明記するよう求めていることを説明した上で「沖縄県民の声を十分に聞き、3党間で見直し策の合意形成を図りたい」と述べた。

 県議らは国民新党も訪問した。午後には民主党の長妻昭政調会長代理と会談。(共同)

 [2009年9月9日11時30分]

639名無しさん:2009/09/09(水) 21:08:38
>>635
小林とか鮫島とか、東京の話かと思いましたw

640名無しさん:2009/09/09(水) 21:11:58
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009090900817

地位協定改定の提起「高く賛意」=沖縄知事
 民主、社民、国民新3党の連立政権樹立の合意文書に「沖縄県民の負担軽減の観点から地位協定の改定を提起する」との文言が盛り込まれたことについて、沖縄県の仲井真弘多知事は9日、「(地位協定改定を)政府として真正面から取り上げて提起していくというのは非常に立派なこと。高く賛意を表したい」と県庁内で記者団に述べた。
 その一方で同知事は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題について記者団から「県民の総意は県内移設との認識か」と問われ、「私はそう思っている」と明言、県内移設はやむを得ないとの認識を示した。その上で県外移設に関しては「抽象的な域を出ない。それなりの時間と準備がいる」と語り、現実的ではないとの見方を示した。 (2009/09/09-18:54)

641名無しさん:2009/09/10(木) 01:32:33
>>633
1年ゆっくりということは、参院選はないが知事選はありうるということでしょうかねぇ。

642名無しさん:2009/09/10(木) 19:36:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/nagasaki/20090910/20090910_0001.shtml


民主、基盤づくり急務 5市議会で系列議員0 民意吸収に難点も 政権与党も地方は劣勢
2009年09月10日 15:49
比例名簿順位29位での当選を決め民主県連幹部たちと万歳三唱する川越孝洋氏(中央)。衆院選の圧勝ぶりを象徴するシーンだったが 衆院選大勝を受け、民主党が政権の座に就くが、地方議会の多くでは、多数を占める自民系議員の前に民主系は少数野党にとどまる現状がある。衆院選で民主党が4小選挙区を独占した県内でも、5市議会で民主系議員がいないなど地方の基盤の脆弱(ぜいじゃく)ぶりは明白。来年の知事選や参院選に向け、地方組織の態勢強化が急務となっている。

 定数46の県議会では、自民党議員が過半数の24人を占めるのに対し、民主系議員は半分以下の11人。衆院の民主308議席、自民119議席と、まったく逆の関係だ。

 市議会では、劣勢がさらに色濃い。民主党県連によると、同党の公認や推薦を受けるなどした民主系議員は13市中、8市議会の31人だけ。全市で計137人の系列議員を擁する自民の4分の1にも満たない。

 県内の党員数も自民党の約2万4千人に対し、民主党は代表選の投票権のないサポーターを含めても約4400人。自民党も党員減少に悩んでいるとはいえ、組織力の差はなお歴然としている。

 民主党県連は、地方議会での劣勢を覆そうと、昨春から次世代の候補者発掘や育成を目的に、党幹部などを講師とする政治スクールを開講。現在、会社員や公務員、学生約30人が受講しており、渡辺敏勝幹事長は「若い世代が政治に関心を持ってくれるし、地域のリーダーづくりにもつながる」と強調する。

 ただ、自民党県連が63支部を持つのに対し、民主党県連の支部は長崎、五島の2支部だけ。県議がいなければ党本部から支部設置を認められないなどの事情もあり、保守色が強いとされる島原半島や離島の壱岐、対馬などでは足場の構築が容易ではなく、衆院議員などの個人的ネットワークが頼りという状況だ。

 今後、政権運営を円滑に進めるためには、地域住民の声をいかに吸い上げるかも重要となるだけに、渡辺幹事長は「支部ではなく、活動拠点としての事務所を設置していきたい」とするが、時期や規模は未定のままだ。


=2009/09/10付 西日本新聞朝刊=

643名無しさん:2009/09/10(木) 21:20:11
酷い内向きの論理。


http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20090910ddlk43010455000c.html
自民熊本市議団:幹事長・古川氏が離党届 衆院選2区支援者落選で引責 /熊本
 衆院選熊本2区で立候補し落選した自民前職、林田彪氏(65)の熊本市選対実行委員長を務めていた熊本市議会の自民市議団幹事長、古川泰三市議(64)が8日、責任を取るとして自民党県連に離党届を提出した。3日には自民党市議団に会派の離脱届を出していた。

 古川氏は、コスタリカ方式で野田毅氏が比例に回り林田氏を支援したことに絡み「私は野田派議員としてずっとやってきたが、結果を見れば(両派が)一つにならなかったということで2人に申し訳ない。離党で責任を取ることが将来的に自民党再生につながると思うし、党を離れても野田先生への支援は変わらない」と話した。

 市議会の会派離脱は7日に認められ、古川氏は新たに議会事務局に1人会派「日本の教育を考える会」を届け出た。【結城かほる】

644とはずがたり:2009/09/11(金) 00:11:00
>>643
責任とって離党とか意味わからへんし。。

野田派の癖に林田の選挙やらなあかんかったのにお前が真面目に林田の応援せんからとでも云われて嫌気さしましたかねぇ??

645とはずがたり:2009/09/11(金) 04:23:28
>>633,641
勇退と云う言葉は未だやれるという自負心でしょうかねぇ。
口説けば参院選も出てくれそうですけど,若い清新な候補の方がいいでしょうかねぇ。
上杉・中山らが出て泥仕合になる可能性もありましょうし。

646名無しさん:2009/09/11(金) 18:59:44
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/120849

政権交代、県予算に波及 民主「新政権後に判断を」 自民「徹夜でも議決する」
2009年9月10日 01:18 カテゴリー:九州 > 熊本
 政権交代が県の予算編成にも波及してきた。9日発表した本年度一般会計補正予算案には、民主党が執行を一部停止する予定の国の補正予算を活用した経済対策が盛り込まれた。民主県議が「新政権の対応を見極めて判断すべき」と批判する中、県議会最大会派の自民党県議団からは「新政権が発足する16日の前に、徹夜で議決することもあり得る」との声も飛び出した。

 9日開かれた県議会各会派への議案説明会で、松山正明総務部長は「国の補正予算が成立し、交付決定や内示がされた予算を計上した」と、176億円の経済対策を含む補正予算案を9月議会に提案する理由を説明。

 蒲島郁夫知事も「景気を支えるという予算の正当性と、一度配分した予算を召し上げることの難しさを踏まえると(執行が停止される)方向性は少ない」と述べた。

 だが、民主県連代表代行を務める鎌田聡県議がかみついた。「予算計上後に執行が停止されると県民が混乱する。(民主政権で)執行が確認された後に予算計上してもよかった」。無所属改革クラブの大西一史県議も「召し上げられる前に使おうという心理ではなく、変更があっても対応できるような柔軟な考えで臨んでほしい」と注文を付けた。

 民主党は、麻生内閣が2009年度補正予算に計上した46基金(約4兆4千億円)の一部を凍結し、独自の政策予算に振り向ける方針。県が今回の補正予算案に計上した環境保全など3基金(約43億円)の一部は、凍結の対象となりうる。

 国の補正予算による経済対策は自公政権が力を入れてきただけに、自民県連幹事長の前川收県議は「地方にとって絶対必要な予算」と今回の県の予算案を評価。

 「国が本当に召し上げるつもりであれば、政権交代する16日の前に、徹夜で委員会を開いてでも予算案を議決することもあり得る」と述べ、新政権に対し、凍結反対の意見書提出も検討していることを明らかにした。

=2009/09/10付 西日本新聞朝刊=

647名無しさん:2009/09/11(金) 22:16:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2009091100680
元内閣府審議官が出馬表明=長崎知事選
 元内閣府審議官で前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内で記者会見し、来年3月の任期満了に伴う長崎県知事選に無所属で出馬すると表明した。民主党などに推薦を要請する考え。
 同知事選では、金子原二郎知事(65)が4選出馬に前向きな姿勢を示している。 (2009/09/11-16:31)

648名無しさん:2009/09/11(金) 22:33:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121108

「正しい判断だった」 川辺川ダム反対表明1年 蒲島知事の一問一答 国の動向見極めへ
2009年9月11日 04:46 カテゴリー:九州 > 熊本

川辺川ダム計画への反対表明について「正しい判断だった」と語る蒲島知事 蒲島郁夫知事は10日、国の川辺川ダム計画への反対表明から11日で1年を迎えるのを前に、県庁で記者団の取材に応じ、知事は自らの決断を「正しい判断だった」と述べた。主なやりとりは次の通り。

 ‐1年を振り返って。

 昨年の今ごろは一生懸命、声明文を書いていた。今、振り返ってみて、正しい判断だったと思っている。期間を切った半年間での決断、有識者会議の立ち上げ。決断に向けた政治的プロセスの透明性、正当性があったからだ。また、ダム問題の決断を通し、全国の人に熊本県のプラスのイメージを与えたと思っている。

 ‐民主党政権発足後を見据えた考えは。

 自公体制の下で、国と県と市町村が参加し、ダムなしの治水を極限まで迫っていく「ダムによらない治水を検討する場」が設定された。その舞台は続いている。ただ、政権が自公政権から民主党中心の連立政権に変わる。アクター(役者)が変わることによって当然、プロセス、あるいは方向性も違ってくるかもしれない。県としては国の動向をしっかりと見極めていきたい。

 ‐データを持つ国にダムの代替案を提示するよう迫るのか。

 「検討する場」では、どちらかと言えば、県の方法論に対して、国は受動的だという印象を与えたかもしれない。今度、政権が変わって、民主党政権の中の国土交通省になり、ダム中止を前提に協議が進められるならば、いっそう国主導の動きが高まるのではないか。

 ‐水没予定地の五木村では1年たって、何も変わっていないという声が出ている。

 村の振興に向けて基金をつくり、具体的な(振興)計画を県と村で一緒に考えた。例えば阿蘇ファームランドとの連携とか、動きは出てきた。それが村民に実感としていくまでは時間がかかる。なるべく早く結実するように頑張りたい。

 ‐流域の首長の中には「検討する場」に期待していないという声がある。

 私は今の枠組みを大事にして、みんなで価値を共有する。決定には時間がかかりますし、私も学者のときには、理想主義ですべてうまくいくかと思ったが、現実はそうはいかない。丁寧にこのプロセスを続けていくことが大事だ。

■「歓迎すべき衝撃」 「混迷を深めた」 流域自治体 期待と不安 交錯

 川辺川ダム計画には球磨川流域12市町村のうち、5人の首長が反対の姿勢を示し、民主党中心の新政権の下で、計画中止の可能性が高まっている。一方で、村中心部に水没予定地を抱える五木村の振興策は、行方が見えず、流域には期待と不安の声が入り交じる。

 「多くの流域住民には歓迎すべき衝撃だった。ただ、推進派の人たちには思いもよらぬ衝撃だったはず。逆風もあった」

 昨年9月、蒲島郁夫知事に先立ち、ダム反対を表明した人吉市の田中信孝市長は「県が180度かじを切ったという歴史的な転換点の1年だった」と総括する。

 流域首長が相次いで反対を表明する中、議会はあくまでも推進を貫くところが目立つ。人吉市議会は知事の反対表明後、ダム建設を前提にした意見書を可決した。推進派市議は「この1年、何も進展していない」と批判。「代替案で住民の生命と財産を守れるのか。中止すれば、代替案の事業費はダム建設より高くなるのでは」と疑問視する。

 中心部に水没予定地を抱える五木村。「不確定要素が多く、混迷を深めた1年だった」と和田拓也村長。県は総額10億円を予定するソフト事業向けの振興基金を設けたが、和田村長は「橋の建設などダム関連の生活再建事業と、両方がそろってこそ振興策になる」と語る。

 ダム中止を政権公約にした民主党政権の誕生が近づく。生活再建事業は継続されるのか。不安が今、村を覆っている。 (人吉支局・中野剛史)

=2009/09/11付 西日本新聞朝刊=

649名無しさん:2009/09/12(土) 10:46:39
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121387

自民県連 現体制で再起を 衆院選総括 衛藤会長続投の意向
2009年9月12日 01:44 カテゴリー:九州 > 大分
 自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議が11日、大分市内であり、小選挙区で自民候補が全敗した衆院選を総括した。県連幹部の責任を問う意見はなく、衛藤征士郎会長は会議後の記者会見で、現体制のまま再起を目指す考えを示した。近く役員会を開き、来年の参院選の候補者選考や活動方針の策定を進める。

 会議には支部幹部ら約100人が出席。衛藤会長は「大分1−3区で敗れ、大変申し訳ない。敗退を謙虚に受け止め、党を立て直し、しっかりした県連の体制を構築する」とあいさつした。

 県連によると、出席者は「“麻生降ろし”など党本部の動きが自民に逆風を吹かせた」「地方の声を大事に」「議員は地域に入り込んで」と指摘。平成の大合併の後、地方議員が減ったことも敗因の一つとして旧市町村議員の動きを促す声も。

 衛藤会長は会見で、2人が比例代表で復活当選したことから「全国で約180議席を失う中、私としては惨敗したという思いは全くない。みんな頑張ったという思いでいっぱいだ」として会長続投の意向を示した。

=2009/09/12付 西日本新聞朝刊=

650名無しさん:2009/09/12(土) 11:32:28
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125271780096.html

自民党県連が衆院選総括 大敗で厳しい意見
[2009年09月12日 10:08]

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自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議で陳謝する衛藤征士郎会長=11日、大分市の大分文化会館
 自民党県連(衛藤征士郎会長)は11日、大分市内で総務・支部長・幹事長合同会議を開き、大敗した衆院選の総括を論議した。出席者からは衆院選の敗因や党本部、県連の運営に対する厳しい意見や要望が出た。

 県連は近く役員会を開いて意見を踏まえた党組織の立て直し策を検討するほか、来年の参院選大分選挙区の候補者公募に向けた手続きを早急に始めることにした。
 衛藤会長は冒頭、自身が出馬した大分2区を含む県内3小選挙区で敗北したことについて「候補者、県連会長としておわびする。結果を重く受け止めて党を立て直し、しっかりした県連体制を構築したい」と陳謝した。
 議事は非公開で行われ、終了後に衛藤会長らが会見。会議では出席者から、市町村合併で弱体化した地域組織の立て直しや国会議員の地域活動の強化を求める意見、「麻生降ろし」に象徴される選挙前の党内のゴタゴタへの批判などが出たという。
 県連執行部の責任を問う意見はなかったという。衛藤会長は「私としては(自身と、大分3区の岩屋毅氏が復活当選したことで)惨敗したという思いはまったくない。出席者は参院選(の巻き返し)に向けて一致団結して頑張ろうという思いではなかったか」と説明した。

険しい党再生への道

 衆院選の大敗を受け、「立て直しの第一歩」(衛藤征士郎会長)として開かれた自民党県連の総務・支部長・幹事長合同会議。関係者によると約1時間の議事で9人が党員、支持者の声を代弁して批判や意見を述べた。執行部は聞き役に徹した形で、具体的な対策は今後、検討する方針。ただ、“歴史的惨敗”で党の支持基盤は大きく揺らいでおり、党再生への道のりはかなり険しそうだ。
 麻生太郎首相については「支持率20%弱の総裁では負ける」との批判の一方で、「みんなで選んだ総裁なのに最後は引きずり降ろそうとしていた」と「麻生降ろし」などゴタゴタが国民の不信を招いたと指摘する声もあった。
 党の組織強化では、地域の女性部や青年部へのてこ入れを求める意見や、党費(年4千円)について「払うメリットがない」との意見も出た。「今後は予算編成に関与できるのか」と野党への不安の声もあった。
 衛藤会長は終了後の会見で「意見は謙虚に受け止めたい。スピード感を持って参院選の必勝体制を構築する」と決意を語ったが、自身の責任には触れなかった。

651名無しさん:2009/09/12(土) 11:58:38
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090912/02.shtml

東氏が知事選に出馬表明 前ルーマニア大使、民主に推薦願提出へ



東良信氏
 前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内のホテルで記者会見し、来年3月1日の任期満了に伴う知事選に無所属で立候補する考えを正式に表明した。知事選への正式な立候補表明は初めて。

 東氏は「長崎には元気がなく夢がない。県民と新しい風を起こして衰退の流れを変え、夢のある温かい県を目指す」と立候補を決意した理由を説明。金子県政について「ハードを造ること中心に税金が投入されてきた。また、中央集権的なやり方で、県民の熱気が少ない」と批判した。

 本県が抱える課題のうち九州新幹線長崎ルートについて「交通アクセスがないと次のものはできない。プライオリティー(優先順位)は高い」と推進の立場を示した。石木ダム建設は「子どものころ佐世保市に住んでいた。水不足を実感している」と推進の考えながらも「地元の意見を慎重に聞きたい」と反対派にも配慮した。

 県庁舎の整備計画については「この経済情勢で道州制も議論されている中、本当に必要か疑問」と凍結する方針を表明。任期について「2期8年で全力を尽くす」と明言した。

 東氏は諫早市出身。県立長崎南高、東京大法学部卒。総理府(現内閣府)に入り、内閣府審議官などを経て8月末までルーマニア大使を務めた。今後、後援会を中心に支援を求める。

 政権与党の民主党には「ぜひ支援をいただきたい。考え方もよく似ている」と推薦願を提出する方針を表明。自民党については「仮に推薦願を出しても拒絶されるのではないか」と述べた。具体的政策をまとめたマニフェスト(政権公約)も選挙までにまとめるという。

 知事選をめぐっては、現職の金子原二郎氏(65)が県議会で4選出馬について「意欲は大いにある」と発言した。民主党県議の高比良元氏(57)も立候補に意欲を示しているほか、日本医師会常任理事の今村定臣氏(61)の名前も取りざたされている。

652とはずがたり:2009/09/12(土) 12:21:27
<長崎県知事特集>
金子は自民色を出し続けてきたしね

>>326
■過去3回の知事選の結果■

【98年2月22日投開票】 投票率68・78%
金子原二郎 無新(自・さ)  412342
西岡 武夫 無新(由・平・改)295376
田辺 敏憲 無新        59998
永田 勝美 無新(共)     36062

【02年2月3日投開票】 投票率49・79%
金子原二郎 無現(自・民・公・由・社・保) 468099
高村  暎 無新(共) 116644

【06年2月5日投開票】 投票率52・27%
金子原二郎 無現(自・公・社)398692
小久保徳子 無新       188154
山下 満昭 共新        31538

【10年2月頃?】
金子 原二郎? 現 県知事
東 良信 新 ルーマニア大使・(元)内閣府審議官
高比良 元 新 県議・(元)三和町長・長崎市議

>>321
08/5/18
最大の焦点となる現職の金子原二郎(64)の4選出馬については、今のところ「意欲十分」との見方が強い。
諫早市出身で内閣府審議官の東良信(60)が出馬の意向を示して政財界関係者らと精力的に接触を始めており、金子も神経をとがらせる

>>314
09/2/26
民主党県連が22日の定期大会で、来年の知事選で金子原二郎知事を推薦しないことを明確にした。

>320
09/3/1
出馬の意向を明らかにした諫早市出身のルーマニア大使、東良信氏(60)は2月下旬から一時帰国しており、長崎市や新上五島町を訪れる予定だ。

>>326
09/3/1
 長崎市で2月22日に開かれた民主党県連の定期大会。渡辺敏勝・県連幹事長が言い切った。「(次回の知事選で)金子知事を推薦しない」
 07年の参院選で、金子知事が自民党支持を明確に打ち出したことから、民主党県連は知事と対決姿勢に転じた。以降、党県連の定期大会に一度も招いていない。

 県議会に昨年12月、県が1億円を投じたベンチャー企業が経営破綻した問題の責任を追及する調査特別委員会(百条委)が設置された。
 実は、県側は百条委を設置しないよう自民党県議に水面下で働きかけていた。金子知事に近い議員たちは設置に慎重になった。だが知事と距離を置く議員たちは追及の手を緩めず、自民党県議団は真っ二つに割れた。
 最終的に、全会一致で可決。

 立候補が取りざたされる元内閣府審議官でルーマニア大使の東良信氏(60)=諫早市出身=は親しい人に出馬の意志を伝えているが、まだ公にはしていない。民主党の独自候補擁立のめども立っていないのが実情。

>>364
09/4/30
 2010年3月に任期満了を迎える長崎県知事選に、民主党県議の高比良元(はじめ)氏(56)が立候補の意向を固めたことが8日、分かった。地元選出の同党国会議員や同党県連幹部に伝えた。県が計画する県庁舎移転について「道州制が導入されれば県の役割は変わる。財政状況も厳しく、計画を凍結して政策の優先順位を見直すべきだ」として、同問題を争点に選挙戦に臨む意向という。
 民主党県連は衆院選後に知事選への対応を決める方針。候補者に全県的知名度を求める意見もあり、高比良氏で一本化できるかが焦点となる。
 高比良氏は同県旧三和町(現長崎市)出身。長崎北高から早稲田大法学部を卒業後、長崎県庁に入庁。県企画調整課企画監を最後に2001年に退職。02年から三和町長、05年から長崎市議http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/1782、07年の県議選長崎市区http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/5826で当選し、現在1期目。

>>630
09/9/11
(自民県連は)知事選は今のところ、現職の金子原二郎知事を軸に調整していく方針。

>>647
09/9/11
 元内閣府審議官で前ルーマニア大使の東良信氏(61)は11日、長崎市内で記者会見し、来年3月の任期満了に伴う長崎県知事選に無所属で出馬すると表明した。民主党などに推薦を要請する考え。
>>651
09/9/11
本県が抱える課題のうち九州新幹線長崎ルートについて「交通アクセスがないと次のものはできない。プライオリティー(優先順位)は高い」と推進の立場を示した。石木ダム建設は「子どものころ佐世保市に住んでいた。水不足を実感している」と推進の考えながらも「地元の意見を慎重に聞きたい」と反対派にも配慮した。

653名無しさん:2009/09/12(土) 14:14:50
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=20151&catid=74

武井県議が出馬へ 宮崎市長選
2009年09月11日


 来年1月24日に投開票される宮崎市長選に、県議の武井俊輔氏(34)=宮崎市区=が立候補する意向を固めたことが10日、分かった。来週にも会見を開き正式表明する。



 6日夜には、事務所で後援会関係者を集め協議。立候補に向けた最終調整に入ったとみられる。

 「市民目線を第一とする宮崎市政を目指したい」と話している。

 武井氏は2007年4月に初当選し、新人4人で新会派「愛みやざき」を結成した。現在1期目。

654チバQ:2009/09/12(土) 14:44:18
>>653
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000000909120002
宮崎市長選出馬 武井県議が意向
2009年09月12日


 来年1月投開票の宮崎市長選に、武井俊輔県議(34)=宮崎市区=が立候補する意向を固め、後援会幹部らに伝えていることが11日分かった。後援会と最終調整し、来週中に正式表明する見通し。


 武井氏は取材に対し、「宮崎市選出の県議として、市の発展が県の発展につながると考えてきた。意見を聞かねばならない人がいるのでまだ明言できないが、(出馬を)真剣に考えている」と話した。


 武井氏は同市出身。元宮崎交通社員で、退社後に早大院を修了し、07年の県議選に無所属で出馬。初当選した4県議で会派「愛みやざき」を結成した。


 同市長選では、旧佐土原町長の戸敷正氏(57)が立候補を表明している。また、津村重光市長が不出馬を表明したことを受け、市長を支えてきた市議や後援会などが後継候補者を擁立する動きをみせている。

655チバQ:2009/09/12(土) 14:56:42
>>629
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20090911-OYT8T01193.htm
佐賀市長選 民主の動き焦点…告示まで1か月
 佐賀市長選、市議選の告示まで11日であと1か月となった。衆院選で圧勝した民主党が、これまでに2人が立候補を表明している市長選に独自候補を擁立するのかどうかや、定数が6減となる市議選の激戦の構図などに注目が集まる。投開票は10月18日。

 ■市長選

 再選を目指す現職・秀島敏行氏(67)と新人の元日本経済新聞社理事・蒲原啓二氏(63)が、ともに無所属での立候補を表明している。これまでに秀島氏は自民、民主、公明、社民の4党に、蒲原氏は民主党にそれぞれ推薦願を出しているが、いずれの党も結論は出していない。

 注目されるのは民主党の動きだ。前回選挙では、民主党が当時の木下敏之市長を、自民、社民両党が秀島氏を推薦。民主党は今回、市議が中心となって独自候補の擁立を模索している。しかし、民主、社民、国民新3党の連立政権が近く発足することから、社民党とは戦いにくいという空気もあり、着地点は見えない。

 ■市議選

 旧1市6町1村が合併して誕生した佐賀市になって初めての選挙で、定数が44から38に減る。

 読売新聞の取材によると、現職42人(2人は任期中に死去)の大半と複数の新人が立候補を検討しており、候補者は50人を超える公算が大きい。

 焦点の一つは、旧市町村ごとの議員数がどう変化するか。旧南部3町(川副、東与賀、久保田)が合併していなかった前回選挙は全市1区で行われ、旧町村から1〜4人が当選した。一方、2007年10月に合併した旧南部3町では、各旧町に1〜3の定数が与えられる増員選挙が行われ、議員の空白地は出なかった。

 今度は全市1区での選挙となるため、この地図が描き換えられる可能性がある。「議員を送ることで市の中枢とパイプを持ちたい旧町村と、特定の支援候補者を持たない人が少なくない旧市の有権者の感覚が、最初の合併から4年でどう変わったか注目している」。自民党県連幹部はそう話す。

(2009年9月12日 読売新聞)

656チバQ:2009/09/12(土) 15:41:28
>>651-652
>日本医師会常任理事の今村定臣氏(61)の名前も取りざたされている。
気になったので調べたら7月1日付の記事が

http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/tiji/kiji/005.html
■任期満了まで8カ月 水面下の動き活発化

 県知事の任期満了(来年3月1日)まで1日で8カ月となり、水面下の動きが活発化している。出馬の意向を示す新人2人に加え、金子原二郎知事(65)も4選出馬に意欲的とされる。ここに来て日本医師会常任理事の名前も浮上してきた。(報道部・西村伸明)

 金子知事は6月24日の定例会見で知事選出馬について問われ「今の任期の中で最大限の努力を払うことで頭がいっぱいで、そこまで考える余裕がない」とかわした。しかし質問が多選批判に及ぶと「問題は多選の弊害だが私は弊害を出さないよう努力している。(弊害の有無は)あくまで県民が判断すること」と反論。精力的に県内視察を続けるなど、県議会内では出馬するとの意見が大勢を占める。

 6月に入り自民党や民主党の国会議員、県議の間で出馬のうわさが広まったのは日本医師会の常任理事を務める今村定臣氏(61)。今村氏は長崎市出身で長崎南高、長崎大医学部卒業。医療法人恵仁会今村病院の院長を務める。県医師会の副会長などを歴任。2006年4月から自民党の有力な支持母体である日本医師会の常任理事を務めており、今村氏の動向に注目が集まっている。

 今村氏は長崎新聞社の取材に対し「国も地方も医療や介護、福祉が最重要の政策課題だ。与野党の国会議員と意見交換する中で、私たち医師も積極的に政治の場で活躍するのをためらうべきではないと意見を述べたため名前が挙がったと思う。だが県医師会や郡市の医師会に話をしないまま、このような問題が進むはずもない」と話す。出馬の可能性については言及を避けるが、本県選出の国会議員、県議と接触を続けている。

 このほか既に出馬の意向を示している2人も着々と準備を進めている。民主党県議=長崎市区=の高比良元氏(57)は既にポスターや公約を示したパンフレットを製作。「現職を批判しているのに妻が県にとどまるのは筋違い」(高比良氏)として県職員の妻も7月いっぱいで県庁を退職する予定だ。高比良氏は「まずは衆院選勝利に全力を傾けるが、知事選は不退転の決意で臨む」と意欲を示す。

 諫早市出身で駐ルーマニア大使の東良信氏(61)も今春、長崎市内に事務所を確保した。支援者と連絡を取り合い本県の置かれた現状を情報交換。県内数カ所で講演会を計画するなど、衆院選後に照準を定める。

 候補者の乱立は現職有利に働くとの見方も出ているが、自民党内には「今の顔触れでそのまま選挙に突入するとは限らない。候補者調整の動きが出る可能性もある」との観測もある。各政党や団体の動きは衆院選後に本格化するとみられるが、衆院選の結果次第ではまだ流動的な要素も残っている。



2009年7月1日長崎新聞掲載

657チバQ:2009/09/12(土) 15:42:30
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/10.html
知事選へ

 民主の候補者擁立焦点 どう出る衆院選の影響

 県庁3階にある応接室には微妙な緊張感が漂っていた。9月2日午後に開かれた衆院選小選挙区の当選証書付与式。民主、社民両党でつくる改革21の県議8人が見守る中、知事の金子原二郎(65)は、長崎2区で初当選した民主党の福田衣里子(28)ら小選挙区で自民党候補を破った4人と握手した。笑顔の福田に対し金子は口を横一文字にして表情をこわばらせたまま。金子が立ち去った部屋で記者に囲まれた福田は「知事から『これからも頑張ってください。期待しています』と言われました」と笑顔を振りまいた。

 民主党の圧勝から約10日。県内政界の話題は早くも来年2月に予定される県知事選に移った。焦点は金子が4選を目指し立候補するのか、政権を取った民主党が誰を擁立するのか−の2点に絞られている。

 元自民党衆院議員の金子は福田に敗れた久間章生(68)ら自民党候補4人を応援した。結果的に全敗したが3区と4区の候補は復活当選。自民党の国会議員2人が残ったことで県内の政界には「知事は出馬する」との見方が広がる。自民党本部は県知事の4選を推薦しない方針だが、県連幹事長の田中愛国は「県連レベルでは推薦できる。必ず手を挙げてもらえる」と言い切る。だが正式な出馬表明をしない金子について、ある自民党県議は「相手候補が誰になるか情勢を見ている」と分析。別の県議は「知事選にだけは負けるわけにはいかない。一部に『金子で勝てるのか』という声もあるが他に有力な候補もいない」と漏らす。



衆院選小選挙区の当選証書付与式後に握手する福田衣里子氏(左)と金子知事=9月2日、県庁

 これに対し政権交代を実現し勢いに乗る民主党県連の幹事長、渡辺敏勝は「現職の推薦はない」と断言する。民主党本部も4選の推薦を認めないのに加え、ある民主党県議は「知事は2007年の参院選と今回の衆院選で自民党候補を応援した。推薦できないのは当然だ」と理由を述べる。

 知事選で名前の挙がっている関係者の動きも本格化している。立候補の意向を示す前ルーマニア大使の東良信(61)は衆院選後、参院議院運営委員長の西岡武夫ら民主党国会議員らにあいさつして回った。同じく出馬に意欲を示す党県議の高比良元(57)も10月までには党県連に推薦願を提出する見込み。このほか名前が取りざたされている日本医師会常任理事の今村正臣(61)も西岡を訪問。今村は「知事選の話はしなかった」とするが、さまざまな憶測を呼んでおり、民主党の選択が注目されている。

 金子は10日に開かれた県議会一般質問で4選出馬について尋ねられ「大いに意欲はある」と前向きな姿勢を示した。東は11日に長崎市内のホテルで出馬会見する。衆院選で激変した県内政界地図がどのように知事選に影響するのか。各陣営の動きはさまざまな思惑を秘めながら、一気に加速している。(敬称略)(衆院選取材班)



2009年9月11日長崎新聞掲載

658チバQ:2009/09/12(土) 15:45:40
http://www.nagasaki-np.co.jp/press/senkyo/date/syuin/kikaku9/04.html
首長の選択

 自、民双方にらみ決断 自治体への影響見守る

 「おめでとうございます」。民主党元職の宮島大典(46)が、衆院選長崎4区で勝利を決めた翌日の8月31日昼前。佐世保市の宮島の事務所に同市長の朝長則男が姿を現した。

 宮島は不在。比例復活当選した自民党前職、北村誠吾(62)と「等距離でいきます」という朝長に、民主党市議の片渕雅夫は「等距離というわけにはいかんでしょう。宮島は政権与党ですからね」とくぎを刺した。

 市長就任前の自民党県議時代、北村の選挙を支えていた朝長は今回も「市として大変お世話になった」と徹底して支援。宮島陣営から応援の依頼はなかったとし、一方に肩入れする態度を鮮明にした。個人演説会などで政権交代への不安を強調したが、市には「市長は中立であるべきではないか」と抗議も寄せられた。

 3日開会した9月定例市議会の一般質問では、議員4人が朝長の衆院選での対応をただす。朝長は「与党代議士に市の課題を説明し、必要な事業はやってもらうようにしたい。感情論は残るが、それは私が時間をかけてもきちんと解決していこうと思う」と語る。



選挙区落選から一転、比例復活を果たした北村誠吾氏(左)の横でマイクを握る朝長佐世保市長=8月31日、佐世保市戸尾町の選挙事務所

 自民党前職の久間章生(68)と民主党新人の福田衣里子(28)の対決が注目された長崎2区。西海市長の田中隆一は「中立」の立場を取り、両陣営で応援弁士を務めた。

 だが、マスコミが民主党圧勝の予測を伝えた後の8月25日、福田の個人演説会で「久間先生にもエールを送ってきたが、私なりの信念がある。きょう集まった方は、私の心が分かった方ばかり」と発言。暗に福田支持をほのめかすような言葉に、拍手がわき起こった。

 田中は「民主圧勝が現実的になってきた中で期待を込めた」と説明。選挙は福田の勝利に終わり、久間は比例復活も果たせず落選に沈んだ。4月の市長選を草の根の活動で勝ち上がった田中は「自民にも民主にも恩義を感じていないからできた。中立にしたことで、市民が一番得をしたのではないか」と言う。

 島原市長の横田修一郎も同様に「中立」で動いた。ただ横田は昨年11月の市長選で自民、民主両勢力の推薦を受けた。選挙戦では久間の応援演説で「久間先生の力が必要」と述べたのに、民主陣営が「一方に肩入れするような発言をすべきでない」とまゆをひそめる一幕があった。選挙後、ある自民党県議は「横田はあまり(久間を応援)しなかった」と不快感をあらわにした。

 逆風で危機感を募らせた自民党の圧力と民主党政権下の自治体運営の双方をにらみ、首長はそれぞれ態度を決めた。民主党政権の誕生により、自身の選択と結果が自治体にどう影響を及ぼすのか、首長たちはかたずをのんで見守る。(敬称略)



2009年9月4日長崎新聞掲載

659名無しさん:2009/09/12(土) 18:30:11
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20090912ddlk46010684000c.html

県議会:定数見直し問題 自民が「2減」提案 /鹿児島
 県議会(定数54)の定数見直し問題で、最大会派の自民党(39人)は11日の「議運懇談会」で、「2減」案を新たに提示した。小委員会の結論の「3減」を覆す提案で、他会派からは反発が相次いだ。次回から議会運営委員会で議論される。議論の焦点は「鹿児島市・郡区」(定数19)の削減数が「1」か「2」かに移る。

 議運懇は非公開。自民は「離島に配慮」として「西之表市・熊毛郡区」(定数2)を現状維持する一方、「鹿児島市・郡区」「指宿市区」(同2)を各1減するとした。「県民連合」と「公明」の2会派は鹿児島市・郡区2減、指宿市区1減を主張している。

660チバQ:2009/09/13(日) 11:19:31
>>656>>657
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagasaki/news/20090912-OYT8T00845.htm
2010年知事選 民主候補の人選焦点 自民「存亡懸ける」
 金子知事の任期満了まで約半年。11日は前ルーマニア大使の東良信氏(61)が記者会見を開き、知事選に立候補することを正式に表明した。衆院選の結果を受けて「絶対に負けられない」と息巻く政党の思惑も絡み、知事選を巡る戦いはこれから熱を帯びてくる。(小渕義輝)

 東氏は同日の記者会見で、「民主党さんには、ぜひご支援をお願いしたい」と訴えた。無所属での出馬を示唆しながら、「政権与党との関係は重要視している」と強調。「考え方も似ている」ともアピールした。

 秋波を送られた民主党は、現在、国会議員団が中心となって独自候補の擁立に向けて動いている。同党県連は、金子知事に自民党寄りの態度が目立つとして対決姿勢を鮮明にしており、「必ず勝てる候補」(民主党県議)を探しているという。

 一方、民主党県議の高比良元氏(57)も立候補へ向けた準備を進めており、同党県連は、さらに独自候補を擁立すれば、自民党推薦の候補に有利に働くというジレンマを抱えている。

 ただ、高比良氏は民主党県連の了承を得ずに立候補を表明したため、県連内には反発する声もあり、渡辺敏勝幹事長は、東、高比良両氏のいずれについても「正式に支援要請があれば、きちんと対応したい」と述べるにとどまっている。

 一方の金子知事は、まだ態度を表明していない。10日の県議会で、一般質問に立った小林克敏県議(自民党)から出馬について水を向けられたが、「貴重なご意見として承る」とかわした。

 ただ、県議会では金子知事が4選出馬するとの見方が支配的だ。ある自民党県議は、「現職は知名度があるので、急いで手を挙げる必要はない。相手の出方をじっくりと見ているのだろう」と分析。衆院選では、金子知事は自民党候補を全面的に応援しただけに、県議は「知事選は県内における自民党の存亡を懸けた戦いになる。しっかり準備して臨みたい」と意気込む。

 政権交代の流れは、県政界にも及ぶのか。今後の焦点は、金子知事の態度表明と民主党候補の人選に移りそうだ。

(2009年9月13日 読売新聞)

661名無しさん:2009/09/13(日) 15:31:35
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090912ddlk40010380000c.html

糸田町議会:議長進退巡り紛糾 日程を14日に延期 /福岡
 糸田町議会は11日、9月定例会を開会したが、西晁(あきら)議長(67)の進退を巡って紛糾し、総額5億962万円の一般会計補正予算案など21議案を上程しないまま、日程を14日に延期した。

 西議長は昨年12月議会で除名処分を受けて失職後、県の処分取り消し審決を受けて今年6月、議長に復帰。関係者によると、その後の全員協議会で西議長は「7月の臨時議会の議会運営次第で議長職について進退を検討する」と述べたという。

 本会議では午前10時の開会直後、複数の議員から「進退はどうなったのか」と発言が出て紛糾。結局、一般質問も延期することになった。

 議長辞任を求める議員は過半数おり、14日も再度混乱する恐れがある。西議長は「町民に迷惑をかけ、心苦しく、私が辞めれば丸く収まるのも分かっているが、留任を支持する同僚議員や支援者もおり、私の一存で辞めるとは言えない」と話している。【林田雅浩】

〔筑豊版〕

662名無しさん:2009/09/13(日) 18:11:02
http://mainichi.jp/area/saga/news/20090913ddlk41010340000c.html

選挙:佐賀市長選 現職、秀島氏の推薦決定−−社民党県連 /佐賀
 ◇独自候補模索の民主と対立も
 社民党県連(牛嶋博明代表)は12日、常任幹事会を開き、10月11日告示、18日投開票の佐賀市長選の対応について、05年の前回市長選に続いて現職の秀島敏行氏を推薦することを決めた。民主党県連は独自候補を模索しており、8月の衆院選で選挙協力した両党が対立する可能性も出てきた。

 合併に伴う前回市長選は、自民と社民が推薦する秀島氏が、民主が推薦した対立候補との一騎打ちを制し、初当選した。

 今回も秀島氏を推薦する理由について、社民党県連の徳光清孝副代表は「この4年間の市政運営が評価できると判断した」と語り、民主に対しては「報告し、理解を得たい」と述べた。

 民主が候補を擁立した場合についても、牛嶋代表は「優秀な人材でも、理解するには時間がかかる」と語り、共同歩調には否定的な考えを示した。

 自民が秀島氏を推薦すれば再び“相乗り”となるが、徳光副代表は「秀島氏個人を評価した上での決定で、自民と協議したわけではない」と強調した。

 市長選には、新人で佐賀大客員教授の蒲原啓二氏も出馬を表明している。【姜弘修】

663チバQ:2009/09/13(日) 23:57:45
796 :無党派さん:2009/09/04(金) 16:09:15 ID:nGsjiOAU
先日の衆院選に幸福実現党公認で立候補し落選した鵤卓徳市議の失職に伴う
福岡県大野城市議会議員補欠選挙(9月6日投開票)に「日本新進党」公認候補が立候補し、
元市職員(前市議会事務局長、無所属)の女性候補と一騎打ちを演じています。

日本新進党公認候補は前回市議選では無所属で立候補しており、
最下位当選だったサラリーマン新党公認元職に185票差で及ばず次点となりました。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090831-OYT8T00605.htm

798 :無党派さん:2009/09/04(金) 19:30:28 ID:9ISR9VMZ
>>796

この人、96年の衆院選にも福岡1区から出てたよ。
「日本新進党」公認で選挙ポスターでは松本ドラゴンへの当てつけか解同批判してた。

812 :無党派さん:2009/09/06(日) 22:41:18 ID:MBOmB3W4
>>796の大野城市議補選開票結果
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/gisenkan/senkyo/kekka/sigihosen090906.html

当選  高山 やす子  無所属     9,571
     山口   実   日本新進党  3,136

664とはずがたり:2009/09/14(月) 00:29:44
>>663
俺も96年以来の選挙結果纏めててつい先日日本新進党ってなんぞやと思ったんですけどその正体はなんなんでしょうか?
未だ活動してたとは驚き。
http://members.at.infoseek.co.jp/tohazugatali/seiji/shu-fukuoka01.html#1-96

665名無しさん:2009/09/14(月) 20:33:54
サラリーマン新党が生きていたことも驚きですね

666名無しさん:2009/09/14(月) 20:52:53
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909140002

佐賀市長選で社民、秀島氏推薦
2009年09月13日


社民党県連合は12日、常任幹事会を開き、佐賀市長選(10月18日投開票)に再選を目指して立候補を表明している現職の秀島敏行氏(67)の推薦を決定した。一方、衆院選で選挙協力をした民主党県連は独自候補の擁立を模索しており、「4年前に別候補を立てて秀島氏と戦った経緯がある。民主党の判断は社民党の推薦決定には縛られない」としている。


 社民党県連合の常任幹事会では、秀島氏から提出されていた推薦願について協議。(1)現地に足を運んで市民の要望を聞く姿勢(2)トップダウンではない市政運営(3)市町村合併後の本格的な街づくりへの期待などから、「秀島氏の1期4年は評価出来る」という意見が大勢を占め、推薦を決定したという。会見した社民党県連合の牛嶋博明代表(県議)は「今後、秀島氏と直接会って市政運営について意見を交換する」と話している。


 自民党県連も秀島氏推薦で調整が進んでおり、「自社相乗り」の市長選候補になる可能性について、社民党県連合の徳光清孝・副代表(県議)は「前回も自社推薦だった。


一見、奇異に見られるかもしれないが、秀島氏個人の政策を社民党が主体的に評価した結果」と説明。民主党には、社民党の推薦決定を報告すると明らかにした。


 また、徳光副代表は「政府で連立政権を組み、来年には参院選もあるので、県段階でも民主党と社民党の政策協議が必要になってくる。(民主党に)推薦決定を押しつけるとか、(独自)候補を出すなとか直接的には当然言えないが、社民党の推薦決定については理解していただきたい」と民主党の動きを牽制(けん・せい)した。


 これに対し、民主党県連の園田泰郎代表代行は「(独自候補を立てるという)民主党市議団の意向を最大限尊重すると常任幹事会で決めており、市議団の意向がまとまれば県連で判断する」としたうえで、「4年前には別の候補を立てて秀島氏と戦った。今回も社民党の推薦決定に『はい、分かりました』とはならず、民主党の判断が縛られることはない」と話している。

667チバQ:2009/09/14(月) 23:24:48
>>435
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/121731
市を二分はや臨戦態勢 平戸市長選 告示まで1ヵ月 知事選前哨戦の声も 保守系一騎打ちの公算
2009年9月14日 01:26 カテゴリー:九州 > 長崎
 任期満了に伴う平戸市長選(10月11日告示、18日投開票)の告示まで1カ月を切った。劇的な政権交代の余韻が残る衆院選後初の県内選挙。2005年の旧平戸市と、田平、生月両町、大島村が合併して2度目の選挙でもあり、新旧地域が入り交じって徐々に熱を帯びている。選挙の構図から結果は来春の知事選にも影響しかねない状況となっており、にわかに注目を浴びている。

■市長が後継指名

 立候補表明しているのは今のところ、いずれも無所属での出馬を予定する市議の高田謀(はかる)氏(62)と県議の黒田成彦氏(49)。ともに保守系で9月上旬、後援会事務所を開設。地域でのミニ集会をスタートさせるなど、臨戦態勢に入っている。

 「彼は合併前後を熟知している。市の観光振興を実現できるのはこの人」。2日、市内であった高田氏の事務所開き。引退を表明している白浜信市長は、高田氏をそう持ち上げた。

 当初は後継指名しない方針だったが「産みの苦しみを共に担った仲間。推薦したい」と立場を鮮明にし与党市議と高田氏応援団に名を連ねた。

 一方の黒田氏には旧生月町出身で同市に影響力があるとされる金子原二郎知事の支持者がつく。黒田氏は金子知事の衆院議員時代の秘書を務め、今も県政与党の一員だ。

 後援会幹部は「知事の地元後援会から推薦をもらっている。線はつながっている」と一枚岩を口にする。

■飛び交う怪文書

 今回市長選を、知事選の前哨戦とみる向きは少なくない。理由の一つが立候補予定者の動きだ。

 衆院選前後、高田氏の周辺に、知事選への立候補を表明した前ルーマニア大使の東良信氏(61)と、立候補の意向を示す県議の高比良元氏(57)が接触。支援と連携を呼びかけてきた。

 金子知事は態度を明らかにしていないが、高田氏の支持者は「白浜市長はどちらかといえば反知事派。連携は別にして2人の狙いは十分理解できる」と打ち明ける。

 ただ、平戸市には知事選の構図に収まらない特殊な事情もある。

 同市は古くから強固な保守地盤だが、地縁血縁、利害などで支持が分かれ、とかく政争が激しい地域とされる。

 過去にも国政選挙や市長選で地域が二分。その「伝統」はいまだに続いており、今回も街には怪情報、怪文書が飛び交い、市議会では議員の除名騒ぎまで起きている。

 同市の男性(70)は「支持は個人の自由だが、感情的なしこりを残すやり方は時代遅れ」とうんざり顔だ。

■行政手腕に注視

 合併後、4年を経過する平戸市。旧市町村の融合は図られてきたが、なお課題は山積する。

 市は合併間もない06年、貯金にあたる基金の大幅減に伴って「財政危機宣言」を発表。特別職や職員給与を一律カットするなどして今年9月、ようやく解除宣言した。

 しかし、今後も人口減や景気低迷で大きな税収増は見込めず、行財政改革と市民の理解、協力は不可欠となっている。

 産業面では、地域経済を下支えする農漁業の振興と合わせて、豊かな自然や教会群などの歴史遺産を生かした観光振興が浮揚のカギ。いかに経済活性化につなげるか、リーダーの手腕が問われることになる。

 「平戸の良さを全国にアピールしたい」と話す高田氏に「観光資源を起爆剤に交流人口の拡大を目指す」と言う黒田氏。知事選や地域性、市政課題といった要素が複雑に絡み合う中、市民の判断が注目される。

=2009/09/14付 西日本新聞朝刊=

668チバQ:2009/09/15(火) 20:29:12
>>658おわびって・・・
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20090915ddlk42010565000c.html
朝長・佐世保市長:衆院選で自民候補支援 「誤解を招き、おわび」 /長崎
 佐世保市の朝長則男市長は14日、8月30日投開票の衆院選で自民党公認候補を支援したことについて「佐世保市のためと思ってのことだったが、誤解を招いたことについては、おわび申し上げる」と陳謝した。9月定例市議会の一般質問で、速見篤議員(社民)の質問に答えた。

 衆院選で、朝長市長は北村誠吾氏(比例復活当選)を支援。選挙期間中から「公職にある市長は中立であるべきだ」との批判が上がっていた。一般質問でも、これまで2議員が市長の見解をただした。

 14日は、朝長市長は北村氏を支援したことについて「佐世保市の山積する課題を熟知した人が議席を取ることが必要と思った」と理由を説明。政権交代があることを予測し「(北村氏が復活当選できるよう)取り組んだ」と答弁した。その上で「市民に誤解を与えたこともあったかと思う」と話した。

 市長はまた「選挙後はラグビーでいうノーサイド(敵味方がなくなり試合終了という意味)の精神でやっていきたい。主張すべきは主張し、終わったら一緒に頑張る姿勢でないといけない」と述べ、理解を求めた。【山下誠吾】

〔佐世保版〕

669名無しさん:2009/09/16(水) 19:40:11
独自候補で押しきれ!相乗りに負けるな!

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/122216

’09佐賀市長選 民主県連どう判断? 元市部長・飯盛氏に出馬要請 市議団 強気で独自候補
2009年9月16日 06:06 カテゴリー:九州 > 佐賀
 10月11日の告示まで1カ月を切った佐賀市長選で15日、同市議会の民主党市議団・民主クラブ(5人)が、元市産業部長の飯盛(いさがい)克己氏(61)に出馬を要請していたことが表面化した。市議団が独自候補擁立に動いた背景には、先の衆院選で民主党が圧勝した勢いに乗って「県都の首長」を奪取する思惑がある。しかし、衆院選で選挙協力した社民党県連合は現職の秀島敏行氏(67)の推薦を決めており、今後、民主党県連は難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「政権交代が実現した今、県都の市長選に独自候補を立てないことはあってはならない」。民主党市議団の一人、藤野靖裕市議は飯盛氏擁立の意義をこう強調した。

 市長選をめぐっては現職の秀島氏が自民、民主、公明、社民の4党に推薦願を提出。既に社民党が推薦を決め、近く自民党も推薦決定する見通し。ほかに立候補を表明した無所属新人の蒲原啓二氏(63)との一騎打ちの公算が高まっていた。

 告示日が迫る中、民主党県連代表の原口一博衆院議員は衆院選で選挙協力し、16日にも発足する新政権で連立を組む社民党への配慮もあってか、「(県内の民主党は)まだ組織が弱い。力を蓄えることも必要だ」などと独自候補擁立には慎重な姿勢を見せていた。

 そして急浮上した出馬要請。藤野市議は「万が一、県連が(独自候補擁立を認めない)NGを出しても市議団だけで飯盛氏を応援する」と強気だ。

 来夏の参院選も見据えつつ社民党との協力関係を重視するのか、市議団の主戦論を容認するのか。政権党の地方組織としての力量が問われる。

■飯盛氏と一問一答 「誰かが変えねば」

 民主党佐賀市議団から出馬要請を受けた元市産業部長の飯盛克己氏は15日、西日本新聞の取材に「誰かが(現市政を)変えていかなければならないと思っている」と市政への意欲を語った。主なやりとりは次の通り。

 ‐民主党市議団とはどんな話をしたのか。

 「昨晩(14日夜)、出馬要請を受けた。告示まで時間がないが、家族や親類に相談し、今週中にも結論を出したい」

 ‐出馬する場合は民主党に推薦願を出すのか。

 「現職(秀島氏)は社民党の推薦を受け、おそらく前回同様、自民党の推薦も受けるだろう。民主党市議団にお任せしているが、私が出馬を決めたら民主党に推薦願を出したい。もっとも国政で民主と社民が連立を組んでいることもあり、難問は多い。推薦を受けられない場合は立候補しないこともあり得る」

 ‐現市政について思うことは。

 「現職には、佐賀市をどうしたいのかという大きなビジョン(構想)がない。役所内の部や課を増やし、自身の選挙に貢献した職員にポストを与えるなど行政改革に反することをしている。誰かが変えていかなければならないと思っている」

=2009/09/16付 西日本新聞朝刊=

670チバQ:2009/09/16(水) 22:50:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000000909160004
佐賀市長選で民主市議ら飯盛氏に打診
2009年09月16日


 佐賀市長選(10月18日投開票)に独自候補の擁立を模索していた民主党佐賀市議団(5人)が、元市産業部長の飯盛克己氏(61)に立候補を打診し、飯盛氏も「現職の秀島市政のままで良いとは思わない」と出馬に前向きの姿勢を示していることが15日、分かった。飯盛氏は、前回市長選に民主推薦で立候補した前市長が在職当時の市幹部。民主推薦候補となれば、政権交代直後の「民主」対「自民」の激しい市長選となりそうだ。


 飯盛氏は15日、朝日新聞社の取材に対し、「14日に民主党市議団から立候補を要請された」と説明。1、役職の増設など市職員優遇の姿勢が行財政改革に逆行2、市政運営のビジョンに欠ける――などを出馬理由に挙げ、「秀島市政の問題点について市議団と認識を共有した。佐賀市を思う熱意に気持ちを揺り動かされており、立候補については前向きに検討したい」と述べた。


 飯盛氏は48年、佐賀市生まれ。木下敏之・前市長の下で同市総務部副部長、産業部長などを歴任。秀島市政になって、佐賀中部広域連合に事務局長として派遣され、今年3月末に定年退職した。現在は佐賀リハビリテーション病院(同市南佐賀1丁目)の事務長を務めている。


 飯盛氏は「今週中にも街づくり団体役員や市役所OBなどの支持者らと相談して、立候補するかどうかの判断を民主党市議団に伝える」としている。同市議団は、飯盛氏が立候補の意向を正式に回答した段階で、同党県連に報告。同党県連は臨時の役員会か常任幹事会を開き、党推薦候補とするか判断するという。


 同市長選には、自民主導で再選に向けた立候補への地ならしが進んだ現職の秀島敏行氏(67)=社民推薦=と、新顔の佐賀大学客員教授、蒲原啓二氏(63)が出馬の意向を表明している。

671名無しさん:2009/09/17(木) 20:43:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/122431

佐賀市長選 民主の元市部長への出馬要請 社民、不快感あらわ
2009年9月17日 00:53 カテゴリー:九州 > 佐賀
 任期満了に伴う佐賀市長選(10月11日告示、18日投開票)で、同市議会の民主党市議団が、元市産業部長の飯盛(いさがい)克己氏(61)に立候補を要請していたことが表面化した16日、現職の秀島敏行氏(67)への推薦を決めている社民党県連合の関係者からは「民主党との協力関係を見直すこともある」との声が上がった。

 「今日は、政権交代で鳩山内閣が発足した歴史的な日。連立政権のパートナーとして、佐賀でも連携を深めていこうとする矢先にほおをたたかれた思いだ」。社民党県連合の徳光清孝副代表は不快感をあらわにした。

 5市町村の合併後初となった2005年の前回市長選では、民主党県連が旧佐賀市長の木下敏之氏を、社民党県連合は秀島氏をそれぞれ推薦し、激戦を繰り広げた。

 しかし、国政選挙では民主と社民は良好な関係を維持。前回市長選の直前に実施された05年の衆院選、07年の参院選、先の衆院選と3度にわたって選挙協力が実現。「市長選の怨念(おんねん)を超えて蜜月関係を構築してきた」との思いが民主、社民双方の共通認識だった。

 今回の市長選でも社民党県連合幹部は「民主党は(独自候補擁立という)横暴な決定はしないだろう」(牛嶋博明・社民党県連合代表)と、あうんの呼吸で「秀島支援」に向け足並みをそろえられると踏んでいた。

 それだけに、民主党市議団による飯盛氏への出馬要請は社民党県連合にとって寝耳に水。徳光副代表は「民主党が佐賀市長選で独自に候補者を擁立すれば、すべての協力関係は解消される」と強くけん制した。

=2009/09/17付 西日本新聞朝刊=


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