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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4001チバQ:2014/09/29(月) 22:46:31
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20140927-OYTNT50211.html
鳥栖駅東口構想論議が混迷
2014年09月28日

線路の東側からは出入りできない鳥栖駅

【リポートさが】

◆市長選前着手に市議会「待った」

 鳥栖市が目指すJR鳥栖駅「東口」の整備に対し、市議会が「時期尚早」と待ったをかけている。来年3月の任期満了に伴う市長選を控え、市長と距離を置く市議らの思惑も相まって論議が混迷している。(大島朋幸)

 「住民から『一日も早く』と要望されていただけに残念。修正案を出した市議も、この点は再度認識してほしい」。19日の市議会本会議。現在の駅西口1か所の改札ではなく、駅舎東側からも入場できる基本構想を作るためのコンサルタント委託料(約760万円)の削除が賛成多数で可決されると、橋本康志市長は、賛成した市議らを批判した。

 10月にも学識経験者や地元住民らによる検討委を設置し、市内部でも「東口案」や「橋上駅案」「鉄道高架案」の検討を進め、来年8月には基本構想を策定する。それが市長の思惑だった。

 ところが、委員会の設置はいいが、基本構想は「議論を重ねてからだ」と非市長派の市議らが主張。賛否は拮抗きっこうしたが、最終的に市側の予算議案を修正。市は、検討委設置そのものを見送る方針だ。

 駅の東西連携を本格的に議論し始めたのは、市が1987年に鉄道高架化計画を発表した頃からだ。以降、橋上駅化や東口の設置など、様々な案が検討されたが、高額な費用などがネックとなって実を結ばなかった。

 しかし、「東口」があれば、駅東側の利便性が高まり、東西連携して駅周辺を含む中心市街地の活性化にもつながる。駅東側の住民や駅周辺の発展を願う地元経済界にとっては、まさに「悲願」で、東西分断状態の解消を市に要望し続けてきた。

 最近では、サッカー・サガン鳥栖がJ1に昇格し、駅東側にあるベストアメニティスタジアムでは、試合日には多い時で約2万人の観客でにぎわう。改札口が駅西側にしかない鳥栖駅では、東側からは陸橋「虹の橋」を渡らなければならず、多くの観客で陸橋が混み合う事態も。このような中、市は「最近になって県とJR九州が協議に前向きな姿勢になった」として、今が検討委設置の好機として、今回、予算計上した。

 これに対し、修正案に賛成した市議の一人は「東西連携策の議論に反対ではない。ただ、市長選で新しい市長が当選すれば、整備方針が変わる可能性がある。任期満了の直前に基本構想に着手するのは政治家としてナンセンスだ」と市長の動きをけん制する。賛成した市議の一部は、すでに候補者擁立を模索し始めている。

 果たして、2期目の橋本市長は3選を目指して市長選に出馬するのか。「東西連携策は鳥栖のさらなる発展に必要な事業なので、実現できるよう頑張りたい」と含みを持たせるが、これまで一貫して進退を明らかにしていない。

 30年近く続いてきた東西連携論争。来年の市長選の争点のひとつとして注目されそうだ。

〈鳥栖市が検討委員会での議論として想定していた鳥栖駅の東西連携案〉

【東口案】

駅舎とホームをつなぐ地下道を延伸するか、新たに地下道を設け、反対側に設置される改札口などがある駅舎とつなぐ方式。

【橋上駅案】

線路の上に改札口のある駅舎を設け、東西から出入りができるようにする方式。

【鉄道高架案】

駅周辺の線路を高架化し、高架の下に改札口などのある駅舎を設け、東西から出入りができるようにする方式。


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