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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

3248チバQ:2013/07/23(火) 21:33:02
押渕礼子って民主党系じゃなかったっけ?

3249チバQ:2013/07/28(日) 21:13:27
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130727/lcl13072720550000-n1.htm
「まずは焼酎!!」「人生はトライアスロン」…九州で風変わり条例続々
2013.7.27 20:52 (1/3ページ)

 「焼酎の乾杯推進条例」「人生トライアスロン条例」−。地方自治体が独自に定める条例には、その地域の特性が色濃く出る。九州7県にも風変わりな条例が数多く存在し、自治体のご当地事情が透けて見える。条例になじむか疑問符がつくケースもあるが、産業振興や街おこしのアピールに風変わり条例が果たす役割は大きい。(津田大資)

 「まずは焼酎で乾杯!」

 鹿児島県いちき串木野市の市議会で6月、日本初となる「本格焼酎による乾杯を推進する条例」が可決、成立した。同市は焼酎生産が盛んな鹿児島県の中でも、霧島市に次ぐ蔵元8カ所がある。人口3万人の市にとって、焼酎は主要な地場産業だといえる。

 焼酎乾杯条例の背景には、焼酎ブームが下火になったことがある。

 鹿児島県酒造組合によると、同県の焼酎出荷量は18年の15万6千キロリットルをピークに、24年は13万6千キロリットルと1割以上も減った。地場産業のピンチに、まずは足もとから消費を増やそうと、地元商工会議所が制定を田畑誠一市長に要請した。

 いちき串木野市でも、飲み会は「とりあえずビール…」で始まることが多い。もちろん、焼酎で乾杯しなくても罰則はない。同市食のまち推進課の担当者は「ビールを敵視するつもりはありません。焼酎への愛着を根付かせるのが目的です」と語った。

 市は条例制定を契機に、乾杯用にアルコール度数の低い焼酎開発を蔵元に依頼。観光客が蔵を巡る「焼酎ツーリズム」の企画にも取り組むという。

  ×  ×  ×

 名称や条文そのものが突飛な条例もある。

 城下町の風情が残り、九州の「小京都」と呼ばれる熊本県人吉市に平成20年、こんな条例が誕生した。

 その名も「子どもたちのポケットに夢がいっぱい、そんな笑顔を忘れない古都人吉応援団条例」。市企画財政課の担当者によると、おそらく日本一長い条例名だという。

 しかも前文は「線路の遙か向こうに憧れを追いかけていたあの頃、小さな幸せが子どもたちのポケットからこぼれ落ちそうで…」と、法例には似つかわしくない文学的な文章がつづられる。

 これだけでは何を定めた条例かさっぱり分からないが、自治体に寄付をすると同額の税控除が受けられる「ふるさと納税」に合わせ、寄付金を財源にまちづくりを進める条例だという。

 なぜ、こんな長い条例名にしたのか。

 「たくさんの言葉を入れれば、インターネット検索でヒットしやすくなり、寄付が増えると思いました」と担当者。ところが、あまりに文学性を追求したため、寄付に関する言葉がなく、市の思惑とは逆にネット検索ではヒットしない。制定以降5年間で集まった寄付金は853万円と少額で、まだ活用方法は決まっていない。

 変わった名称では、福岡県大牟田市が平成4年に制定した「人生トライアスロン金メダル基金条例」もある。

 スポーツとは関係なく、百歳を迎えた高齢者に金メダルと賞状を授与する条例だ。長い人生を、水泳、自転車、マラソンの3種目で競う過酷な鉄人レース(トライアスロン)にたとえ、激動の時代を乗り越えた高齢者は、まさに鉄人といえることから、この名称を付けた。

 制定直後は5、6人だった金メダリストは高齢化が進んだこともあり、昨年度は49人に増えた。

 ×  ×  ×

 名物の振興や名称に工夫を凝らしたほほえましい条例の一方、治安悪化という深刻なご当地事情を背景にした条例も存在する。

 福岡県は6月、県迷惑防止条例7条「粗暴行為の禁止」に「模造爆発物等を置く行為の禁止」の条項を追加した。模造爆発物、つまり偽手榴(しゅりゅう)弾などを意図的に公共の場に置く行為を禁じる条例で、全国でも類を見ない。

 福岡県では、23年3月に九州電力や西部ガスの経営者宅に手榴弾が置かれるなど企業テロが相次いだ。手榴弾に関する事件が平成21年以降11件も発生し、手榴弾9個が押収されている。

 この非常事態を背景に、今年4月15日、北九州市のJR小倉駅近くで模造手榴弾騒動が発生した。手榴弾とみられるものを市民が発見し、現場はパニックに。半径50メートルが3時間にわたって封鎖され、県警の爆発物処理班も出動した。

 爆発物は真贋の判別が困難で、北九州の騒動では長時間都市機能が停止した。さらに「愉快犯が出れば、治安悪化のイメージが全国に広がり、企業誘致にも影響しかねない」(県警生活保安課担当者)と、騒動から2カ月でのスピード改正となった。

 ご当地事情を反映したとはいえ、全国に誇れないこの条例ばかりは、早くなくなってもらいたい。

3250チバQ:2013/07/28(日) 21:24:22
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2519224.article.html
佐賀市長選、構図固まる 現職に新人3人挑む
 参院選が終わり、10月の佐賀市長選に向けた動きが加速した。国会議員と元総務官僚が25、26日に相次いで出馬を正式に表明し、事実上の「信任投票」となった前回とは一転、混戦の見通し。3選を目指す現職に、ベテラン県議を加えた新人3人が挑む構図がほぼ固まった。

■秀島氏、経験と成果強調

 現職の秀島敏行氏(71)=2期、本庄町=は、高木瀬町へのごみ処理施設の統合や合併後の地域の絆づくりなどを成果に挙げる。「やってきた者だからこそ、必要なことが分かった」と経験を強調。住みやすく、市民満足度が高い市を目指す。

■篠塚氏、「前進」合言葉に

 「佐賀市の合併から約8年。心を一つに、『佐賀市の前進』を合言葉にやっていきたい」。県議7期の篠塚周城氏(63)=川副町=は1日の会見で、市周辺部が寂しくなったという住民の声に触れながら力を込めた。

 その一方、篠塚氏は現職の評価を問われると、「地道に着実にやっておられると思う」と言葉を選んだ。秀島氏が初当選した2005年の選挙では当時の市長への反発から、自民党や社民党が秀島氏を全面的に支援。篠塚氏はその中枢にいた。

 過去2回の選挙では「身内」だった2人が出馬を表明したことで、現職を一枚岩で支えてきた自民系市議の支持は割れ始めている。市議の一人は「態度保留」とし、「現職には南部3町の合併を実現してもらった。篠塚氏とは古くから付き合いがある。一本化してほしかったというのが正直な気持ち」と吐露する。

■川崎氏、思い切って改革

 県内で政治活動をしてきた秀島、篠塚両氏に対し、国会議員、官僚として県外からも佐賀市を見てきた参院議員の川崎稔氏(52)=東佐賀町=、元総務官僚の小川登美夫氏(58)=本庄町=は口をそろえて「県都として存在感に乏しい」と発信力の弱さを課題に挙げた。

 川崎氏は「思い切った改革をするため、どこにも推薦申請はしない」と強調したが、2月に民主党に離党届を提出、その後除籍処分となった経緯から、申請が困難な状況にある。

■小川氏、他県に先んじる

 小川氏は教育や地域の活性化などの分野を挙げながら「昔は待ちの姿勢で良かったが、今は違う。他県に先んじた取り組みをしたい」と話す。ただ、長く佐賀を離れていたこともあり、態勢づくりはこれからだ。

 「合併10年」の節目を迎える県都のかじ取り役を決める市長選。来月中旬をめどに政策集の発表も始まる予定で、今後、政党や業界団体への推薦申請など動きが本格化しそうだ。

2013年07月27日更新

3251チバQ:2013/07/29(月) 21:51:05
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/miyazaki/article/29643
最下位当選者をくじ引きで決定 宮崎・五ケ瀬町議選 [宮崎県]
2013年07月29日(最終更新 2013年07月29日 01時17分)
 任期満了に伴う宮崎県五ケ瀬町議選(定数9)は28日投開票され、最下位当選者の得票数が同数となった。このため公職選挙法の規定に基づき、くじ引きで当選者を決める異例の事態となった。

 町選管によると、開票は午後8時35分に終了。無所属現職の藤本親市氏(58)と無所属新人の秋岡正章氏(64)の得票数が166票で並んだ。くじ引きの末、秋岡氏の初当選が決まった。

 敗れた藤本氏は「自分の4年間の力不足が原因」。幸運をつかんだ秋岡氏は「相手もあることなので…」と多くを語らなかった。

 同町議選には12人が立候補、投票率は88・73%。当日有権者数は3425人(町選管調べ)。

=2013/07/29付 西日本新聞朝刊=

3252チバQ:2013/07/31(水) 22:23:53
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130731-OYT1T00443.htm
12年ぶり平日投開票の町議選、その理由は…

 宮崎県高千穂町選管は、任期満了に伴う町議選(定数14)を金曜の9月6日に告示し、水曜の同11日に投開票すると決めた。

 九州、沖縄の各県選管によると、「平日選挙」を原則実施しているのは高千穂町だけという。人件費節約が主な理由。町議選は前々回(2005年)と前回(09年)はいずれも衆院選と重なったため、平日の投開票は12年ぶりだ。

 町選管によると、平日選挙は1957年9月の町議選から開始。町長選とともに長く続いてきた。公選法には実施の曜日に関する決まりはない。告示、投開票の曜日はまちまちで、いずれも土日を避けてきた。

 平日選挙の理由は「資料がないので分からない」と町選管。「有権者に配慮すれば、日曜に投開票を設定するのが常識」と福岡県選管は指摘するが、町選管は「選挙への住民の参加意識が高い。都市のように休日に投開票を求める声は寄せられていない」という。

 農林業者が3分の1を占めるこの町では、一定の理にかなってもいるようだ。葉タバコ栽培農家の甲斐豊久さん(59)は「日曜は水路掃除や除草作業など地域ぐるみで行う作業が多い。農家は平日のほうが投票に行きやすい」と話す。野菜農家は、青果市場が休みの日曜に週明け出荷分を多めに収穫するため、平日よりも忙しいという。

 町議選の投票率を見ると、日曜投開票だった09年(87・12%)、05年(88・34%)に対し、平日だった69〜01年は94・23〜88・39%で推移し、いずれも日曜より高い。

 町選管は、人件費の節約につながる点を強調する。日曜に投開票を行えば、早朝から深夜まで時間外勤務手当が必要だ。しかし平日なら通常勤務時間(午前8時半〜午後5時15分)以外の分を支給すれば済む。

 町の一般職員は計283人(4月1日現在)で、選挙事務には90〜100人が当たる。選挙事務費は、21日に投開票された参院選では約1070万円かかったが、9月の町議選は26%減の約790万円と見込んでいる。

 4選を目指して出馬予定の佐藤節生・町議会副議長は「日曜、平日とも経験したが、違いは感じられなかった。むしろ高い投票率を維持し、町の負担減になる平日選挙を歓迎したい」と話す。

 30日以内に国政選挙や知事選がある場合、同日に市町村の選挙を行えば、選挙費用の一部を国や県に負担してもらえる。この点から同日選を選ぶ自治体は多い。

 高千穂町長選は前々回の06年12月、木曜の21日告示、火曜の26日に投開票が行われた。しかし前回(10年)は、東国原英夫前知事の任期満了に伴う知事選と同日実施が決まった。この時は無投票で投開票は行われなかった。「今後も町長選は知事選と同日の方針」と町選管は話す。

 有権者数は21日現在、1万1435人。宮崎産業経営大法学部の立川淳一教授(地方自治論)は「一般的に普及している日曜投開票が、必ずしもすべての有権者の利便性を反映しているとは限らない」と指摘。一方、「高千穂町選管も定期的に住民の生活形態を調べ、地域の実情に適合させていくのが望ましい」と話している。(河村輝樹)

(2013年7月31日11時41分 読売新聞)

3253チバQ:2013/08/02(金) 00:10:24
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/20130801-OYS1T00361.htm
「共産党の指示受けず」五位塚・曽於市長改めて強調



初登庁し、職員から花束を贈られる五位塚市長 21日投開票の曽於市長選で現職を破って初当選した五位塚剛市長(59)が31日、初登庁した。五位塚氏は県内で唯一、共産党籍を持つ首長となったが、「市政運営で党の指示は受けない」と改めて強調した。

 職員や支援者らから花束を贈られた五位塚市長は、「公園整備事業について市民の意思を確認したいとの思いで市長選を戦い、多くの支持をいただいた。掲げた様々な政策を実現するという決意のもと、4年間頑張りたい」と語った。

 係長以上の職員を集めて行われた就任式では、「選挙で掲げた政策を350人の職員一丸となって実現するのが私の役目。市民から『職員が頑張っている』と言われるような市役所をつくりたい」と訴えた。

(2013年8月1日 読売新聞)

3254チバQ:2013/08/05(月) 22:24:29

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130804/elc130804205日本最西端で「国防」左右する選挙告示へ
2013.8.4 20:55 [選挙]
 今週は、日本西端に位置する自治体で、日本全体の安全保障を左右する重要な選挙が行われる。

 沖縄県与那国町長選が6日告示され、11日に投開票される。争点は同町への陸上自衛隊「沿岸監視部隊」配備の是非だ。現職の外間守吉町長は条件付きの配備容認派、新人の崎原正吉氏は反対派。選挙戦は2人の一騎打ちとなる公算が大きい。

 与那国島の北約150キロには尖閣諸島(同県石垣市)がある。与那国に沿岸監視部隊が配備されれば、尖閣周辺の領域で活動を活発化させる中国の艦船や航空機をレーダーで捕捉することが可能となる。日本の国防上、不可欠な部隊配備といえる。

 ところが、容認派の外間町長ですら、配備の見返りとして一時、防衛省に10億円の「迷惑料」を要求した経緯がある。町長選の有権者約1200人の判断を注目したい。
60000-n1.htm

3255チバQ:2013/08/06(火) 20:56:50
http://mainichi.jp/select/news/20130807k0000m010036000c.html
与那国町長選:告示 陸自誘致派現職と反対派新人一騎打ち
毎日新聞 2013年08月06日 18時55分(最終更新 08月06日 19時04分)

 防衛省が陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備計画を進める日本最西端の離島、沖縄県与那国(よなぐに)町で6日、町長選が告示された。陸自誘致反対派で無所属新人の農業、崎原正吉(しょうきち)氏(65)=共産、社民、地域政党・沖縄社会大衆党推薦=と誘致派で3選を目指す自民現職、外間守吉(ほかま・しゅきち)氏(63)=公明推薦=が立候補し、一騎打ちとなった。投開票は11日。結果次第では、2015年度末までの配備を目指す防衛省の計画に影響を与えかねない。

 終戦直後の一時期、約1万2000人に上ったとされる島の人口は、過疎のため13年6月現在1550人にまで減った。漁業やサトウキビ以外に目立った産業がない中、町議会は08年に誘致を決議。外間氏は翌年、防衛相に配備を要望した。誘致派は部隊常駐による人口や税収の増加、交付金などによる地域振興を期待する。

 一方、反対派は部隊配備が中国を刺激する可能性があり、観光にも影響が出ると主張。昨年9月に誘致の賛否を問う住民投票条例案を請求したが、町議会に反対多数で否決された。

 防衛省の与那国町への部隊配備は、中国の軍備拡大に対応して南西諸島の防衛体制強化を推進するのが目的。部隊は100人規模となる見通しで、近くを通る艦船や航空機の情報をレーダーなどで収集して監視する。航空自衛隊の移動式警戒管制レーダーの設置場所も確保する計画だ。

 同省は今年6月に、町有地21.4ヘクタールを年間1501万円で借りる賃貸借契約を町と締結した。町有地を現在借りている牧場との契約解除が条件で、賃貸借契約期間は最大20年。牧場の資産は国が補償する。【井本義親】

3256チバQ:2013/08/06(火) 21:57:59
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130806/plc13080621480019-n1.htm
与那国町長選告示 有権者1100人が「国境の守り」判断
2013.8.6 21:43 (1/2ページ)
 任期満了に伴う沖縄県与那国町長選が6日告示され、無所属新人の崎(さき)原(はら)正(しょう)吉(きち)氏(65)=共産、社民、沖縄社大推薦=と自民現職の外(ほか)間(ま)守(しゅ)吉(きち)氏(63)=公明推薦=が立候補した。最大の争点は陸上自衛隊「沿岸監視部隊」の配備で、誘致した外間氏と配備反対派の崎原氏の一騎打ちの構図。尖閣諸島(同県石垣市)周辺で示威行動を活発化させる中国をにらみ陸自配備は待ったなしだが、有権者1100人余りの今回の選挙が計画の鍵を握っている。(半沢尚久)

 崎原氏「町の活性化を自衛隊に依存しない」 

 外間氏「自衛隊の誘致を進めるのが信念だ」

 炎天下での第一声で両氏は持論を展開した。ただ、2人が語る論点は国防上の意義ではなく、部隊配備に伴う経済効果の是非。

 崎原氏は陸自を配備しても人口減少に歯止めはかからないと強調し、当選すれば配備計画を中止すると明言。外間氏は陸自隊員の衣食住で町の経済が潤い、ゴミ焼却場などのインフラ整備でも国の手厚い補助を受けられると主張した。

 崎原氏は手続きの瑕(か)疵(し)も追及する。外間氏は6月27日、部隊を配備する予定地として町有地を年間1500万円で賃貸する仮契約を防衛省と結んだが、町有地を牧場として借りている農業生産法人との契約解除を済ませていないからだ。崎原氏はこうも指摘する。

 「10億円の『迷惑料』を求め交渉を迷走させ、選挙前に妥結を焦った証しだ」

 「迷惑料」要求は誘致派にもしこりを残した。

 平成19年から自衛隊の誘致活動を行ってきた与那国防衛協会の金(きん)城(じょう)信(しん)浩(こう)会長は「誘致派から独自候補擁立も検討していた」と明かす。交渉期限だった今年3月末、「迷惑料」要求で防衛省との用地交渉は決裂寸前に陥り、会員約80人の防衛協会内でも外間氏への不信感が高まった。

 6月27日の仮契約から1週間後の7月4日、金城氏は外間氏と会い、早期の部隊配備完了を条件に外間氏支持を決めた。誘致派が分裂すれば票が割れ反対派を利するとの判断もあった。

 外間氏は直後に出馬会見を開いたが、この決断の遅れにはメリットもあった。金城氏は「『民意』が歪(ゆが)められることを警戒していた」と振り返る。

 民意を歪める手段とは何か−。早い段階で対決構図が固まれば、反対運動を煽(あお)る島外居住者が投開票日の3カ月前までに住民票を移し、選挙人名簿に登録することを指す。

 50代の飲食店経営の女性は「なぜ同じ問題が争点として蒸し返されるのか」と疑問を呈す。21年の前回選挙も外間氏と反対派候補が陸自配備を争点に戦い、103票差で外間氏が勝利している。

 「南西諸島の防衛に万全を期すため、自衛隊の与那国配備は必要だ」。菅義偉官房長官は6日の記者会見で「国境の守り」の意義のみを語ったが、候補者の主張との温度差は大きい。

 与那国町長選は11日に投開票される。2日時点の有権者数は1128人。

3257チバQ:2013/08/07(水) 22:45:43
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130807-OYT1T00847.htm?from=ylist
川村前議員が民主離党、宮崎知事選に出馬の意向

 2015年1月に任期満了を迎える宮崎県知事選に、民主党前衆院議員で党県連副代表の川村秀三郎氏(64)が立候補する意向を固めたことが分かった。

 同党を離党し、無所属で臨む予定で、近く正式表明するという。

 川村氏は7日、読売新聞の取材に対し、「支援者から『もう一度知事選に』との声を受け、出馬を考えるようになった。強力なリーダーシップの下、宮崎を立て直す必要がある」と述べた。

 川村氏は宮崎県綾町出身。東大法学部を卒業後、1973年に旧農林省に入り、林野庁長官を務めた。2007年の県知事選に出馬したが、東国原英夫氏に敗れた。09年の衆院選で宮崎1区から無所属で立候補し、初当選。その後、民主党入りし、昨年12月の衆院選で再選を目指したが、落選した。

 1期目の現職・河野俊嗣氏(48)は、態度を明らかにしていない。

(2013年8月7日18時35分 読売新聞)

3258チバQ:2013/08/08(木) 20:06:27
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130808-OYT8T00077.htm
民主県連、川村氏離党に困惑

. 民主党前衆院議員で同党県連副代表の川村秀三郎氏(64)が、離党して知事選に出馬する意向を固めたことについて、衆院選と参院選で相次いで敗れ、立て直しが急務の同党県連からは戸惑いの声が聞かれた。これまで川村氏を支援してきた連合宮崎は「対応は白紙」とした。

 川村氏は読売新聞の取材に対し、7月の参院選後、支援者に知事選への出馬意向を伝えたことを認め、「ほぼ立候補する方向で意思を固めた。多くの支持者の意見を聞きながら、最終的な判断をしたい」と述べた。11日に開かれる民主党県連常任幹事会に出席し、知事選への考えを話すという。

 現在の県政については「TPP(環太平洋経済連携協定)や高速道路の整備など困難な時期を迎えている。浮揚するために明確な方向性が必要と思う」と語った。

 出馬の意向を川村氏から直接聞いたという民主党県連の田口雄二代表は「参院選が終わり、総括のため常任幹事会を開こうという時期に離党の話が出るのは、あまりイメージが良くないかもしれない」と困惑。一方で「川村さんは知事選に出るために(林野庁長官を辞めて)帰ってきた経緯がある。その選択肢はあるとは思う」と理解も示した。

 連合宮崎の横山節夫会長は「先日、出馬の話を受けたが、出るのは本人の意思。国政選挙と知事選の対応は(民主、社民両党を含む非自民組織の)CNP会議で議論することになっているが、対応は全くの白紙」と述べるにとどめた。

 自民党県連の坂口博美幹事長は「政治家だから、いろいろな選択肢を検討するのは当然」としたが、川村氏が2007年の知事選で自民党の一部から支援を受けたことや、衆院選の初当選後、民主党入りしたことについて「考え方が分からない面がある。知事選への対応は適切な時期に判断する」と語った。

(2013年8月8日 読売新聞)

3259チバQ:2013/08/09(金) 20:49:55
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130809ddlk45010547000c.html

選挙:次期知事選 出馬「全くの白紙」 河野知事、言及避ける /宮崎

毎日新聞 2013年08月09日 地方版


 河野俊嗣知事は8日の定例記者会見で、2015年1月任期満了の知事選について「現段階では全くの白紙」と述べ、再選を目指して出馬するかどうかについての言及を避けた。

 11年1月に就任した河野知事は「県民から付託されたこの4年をしっかり務めるのが与えられた課題」と述べた。態度表明の時期については「今後いろいろな方の意見を聞きながら、しかるべき時に責任ある判断をしていきたい」と述べるにとどめた。

 知事選には、元衆院議員で民主党県連副代表の川村秀三郎氏が、無所属で立候補する意向を示している。【百武信幸】

3260チバQ:2013/08/09(金) 20:51:18
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130809ddlk40010407000c.html

選挙:久留米市長選 久留米大教授・宮原氏が出馬表明 都市プラザ「見直す」 /福岡

毎日新聞 2013年08月09日 地方版


 任期満了(2014年1月30日)に伴う久留米市長選に、久留米大文学部教授の宮原信孝氏(55)が8日、立候補を表明した。政党の推薦は受けないという。同市長選への出馬表明は宮原氏が初めて。

 記者会見した宮原氏は「新しい時代にふさわしい久留米をつくることに力を尽くしたい。これまで世界を見て回った知恵と経験を生かす」と語った。

 具体的な政策として、市民の雇用と収入を確保し、超高齢社会を支える▽女性の力を生かした社会づくり▽環境、医療福祉、農業を基盤にした産業の発展−−などを挙げた。

 また、市が進める総合都市プラザや新ごみ処理施設、JR久留米駅西口駐車場の建設については、「多くの反対があるのに市民の声が反映されていない」「将来の税収、財政に不安がある」として事業を見直す考えを示した。

 宮原氏は、同市津福本町出身。久留米大付設中高を経て東大教養学部を卒業。1983年4月に外務省に入省し、中東第2課長、在アフガニスタン日本大使館次席などを歴任した。

 2005年に退官後、同年の衆院選(比例九州)に自民党公認で出馬したが落選。その後は久留米大で教壇に立ちながら、まちづくりの活動にも取り組んでいる。【松尾雅也】

〔筑後版〕

3261チバQ:2013/08/11(日) 14:04:37
http://www.asahi.com/politics/update/0811/TKY201308110010.html?ref=com_top6
鹿児島知事リコール署名活動へ 上海線維持の事業巡り[PR]
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 鹿児島県が航空路線維持のため、公費で職員らを上海に派遣する事業をめぐり、反対する住民らが伊藤祐一郎知事の解職請求(リコール)に必要な署名活動を9月に始めることが分かった。

 署名活動を計画するのは、4万人を超す研修反対の署名を集めた鹿児島市の医師や、中止を求めて監査請求した住民らがつくる市民団体。10日に会合を開き、9月県議会が開会される予定の来月10日ごろに、署名集めに必要な解職請求代表者証明書の交付を県選管に申請することを確認した。会合には、日本維新の会や共産党の関係者も参加した。

 県は、利用が低迷する上海路線の維持のため、事業費3400万円をかけ、7〜9月に職員ら300人を派遣する。団体の関係者は、「税金の使い方がおかしい」と反対する署名提出を受けながら、県が事業を強行したことを解職請求活動の理由にあげる。

3262旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/08/11(日) 16:03:10
>>3261に関して,地元テレビニュースより。
275,000人はかなりハードルが高いなぁ。
これまで知事のリコールが成立したことってないんじゃないですっけ?
そして,維新の会は選挙違反についてきちんと説明してからにするべし。

市民団体 知事のリコール運動開始へ [08/11 12:10]
http://www.mbc.co.jp/newsfile/mbc_news_disp.php?ibocd=00250312_20130811
県の上海派遣事業などは「税金の無駄づかい」と訴える市民団体らが、来月から伊藤知事に対する解職請求=リコールの運動を行うことを決めました。リコール運動を行うのは、県の上海派遣研修事業などに、反対する市民団体らで、医師の堂園晴彦さんが代表を務めます。リコールの本請求には、2か月間で27万4902人分の有権者の署名が必要で、来月、運動を始め30万人分の署名を目標としています。署名が規定の数を超えれば、解職の賛否を問う県民投票が行われます。市民団体では「県税が県民のために使われていないのではないか」と話しています。

3263チバQ:2013/08/11(日) 21:36:18
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013081100177
与那国町長に外間氏3選=陸自配備を推進−沖縄
 任期満了に伴う沖縄県与那国町長選は11日投開票され、自民党公認で現職の外間守吉氏(63)=公明推薦=が、無所属新人で農業の崎原正吉氏(65)=共産、社民、沖縄社会大衆推薦=を破り3選を果たした。
 選挙戦では、防衛省が進める陸上自衛隊沿岸監視部隊の配備の是非が争点となった。外間氏は町経済への波及効果が見込まれるとして、配備推進を訴えて支持を集めた。崎原氏は反対派票の掘り起こしを図ったが及ばなかった。 
 陸自は2015年度末までに、100人規模の同部隊を与那国島に配備する方針。(2013/08/11-21:28)

3264名無しさん:2013/08/11(日) 21:59:32
http://mainichi.jp/select/news/20130812k0000m010031000c.html
与那国町長選:陸自誘致派の外間氏が3選

 防衛省が進める陸上自衛隊の沿岸監視部隊配備計画への賛否が争点となった沖縄県与那国町長選が11日投開票され、陸自誘致派で自民現職の外間守吉氏(63)=公明推薦=が、
 誘致反対派の無所属新人で農業の崎原正吉氏(65)=共産、社民、地域政党・沖縄社会大衆党推薦=を破り、3選を果たした。
 外間氏の当選を受け、2015年度末までの配備を目指す防衛省の取り組みが加速しそうだ

3265名無しさん:2013/08/11(日) 22:17:16
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130811-OYT1T00606.htm
与那国町長選、陸自部隊誘致推進の現職3選

 陸上自衛隊の部隊配備計画が進む日本最西端の島、沖縄県与那国町で11日、町長選の投開票が行われた。

 部隊誘致の是非が争点で、誘致を推進する自民党現職・外間守吉ほかましゅきち氏(63)(公明党推薦)が、

 配備に慎重な無所属新人の農業・崎原正吉さきはらしょうきち氏(65)(共産、社民党推薦)を破り、3選を決めた。

 得票は、外間氏が553票、崎原氏が506票。投票率は95・48%(前回96・03%)だった。

 部隊配備は、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む南西諸島地域の防衛強化の一環で、防衛省は2015年度までに100人規模の沿岸監視部隊を置く計画。

 同省と町は駐屯地などに使う町有地の賃貸仮契約を結んでおり、外間氏は今後、配備に伴う振興策などについて国との協議を本格化させる。

3266チバQ:2013/08/11(日) 23:00:50
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130811/elc1308与那国町長選、陸自誘致派の現職3選 島を二分わずか47票差
2013.8.11 22:40
 陸上自衛隊の部隊誘致の是非を争点に、日本最西端の沖縄県与那国町(与那国島)で行われた任期満了に伴う町長選は11日投票、即日開票の結果、誘致推進派の自民現職、外間守吉氏(63)=公明推薦=が、反対派で無所属新人の農業、崎原正吉氏(65)=共産、社民、沖縄社大推薦=を破り、3選を果たした。

 投票率は95・48%で、得票数は外間氏553票、崎原氏506票。人口減少や高齢化などに苦しむ島の有権者1128人を二分する激戦となった。

 政府は国境に位置する南西諸島の防衛力強化のため、2015年度末までに与那国島に陸自沿岸監視部隊を新設する計画で、推進派の勝利により信任を得た格好だ。ただ得票数は拮抗しており、配備計画を強引に進めれば町民の反発が大きくなる可能性もある。
1122410002-n1.htm

3267チバQ:2013/08/14(水) 12:48:58
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20130813-OYT8T01365.htm
佐賀市長選自民対応分かれる

.3人が推薦願県連、26日に協議

 10月13日告示、同20日投票の佐賀市長選を巡り、自民党県連は26日に総務会を開き、立候補予定者3人の推薦願の取り扱いについて協議する。すでに市内2支部がそれぞれ異なる立候補予定者の推薦を決定。組織内の対応が分かれるなか、県連内では「無理な調整で、禍根を残すべきではない」との声が出ており、今のところ一本化は難しい情勢だ。

 佐賀市長選には現在、3選を目指す現職の秀島敏行氏(71)、いずれも新人で前県議の篠塚周城氏(63)、前参院議員の川崎稔氏(52)、元総務省課長の小川登美夫氏(58)の4氏が立候補を表明。このうち秀島、篠塚、小川の3氏が推薦願を自民党に提出した。

 党県連などによると、3氏の各居住地の支部が対応を協議した結果、川副町支部は10日に篠塚氏、旧佐賀市を管轄する佐賀市支部は12日に秀島氏の推薦を決定。16日には、市内8支部で作る「佐賀市地域協議会」が役員会を開き、市全体としての対応を協議する。

 党としての推薦決定には、党県連総務会の最終判断が必要。総務会の意志は規約上、過半数で決まるが、党県連関係者は「しこりを残す恐れがあり、踏み込んだ判断は示さない」と話し、県連による一本化については厳しいとの見方を示した。

 秀島氏は2005、09年の市長選で、自民党から推薦を受けた。一方、篠塚氏は党県連の要職を歴任、出馬会見に佐賀市区選出の同党県議全員が同席した。

 党県連は1月の唐津市長選に立候補した3氏の推薦願についても、特定候補の推薦については見送った。

 今回の事態について、ある県連幹部は「県都の市長選の推薦を巡って組織が割れれば、県連運営にも支障を来す恐れがある」と懸念を示している。(小山田昌人)

(2013年8月14日 読売新聞)

3268チバQ:2013/08/18(日) 12:17:33
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130817ddlk41010384000c.html

選挙:佐賀市長選 自民、推薦一本化難航 秀島・篠塚両氏、評価割れ /佐賀

毎日新聞 2013年08月17日 地方版


 佐賀市長選(10月13日告示、20日投開票)に向け、自民党の市内8支部で構成する市地域協議会は16日、役員会を開き、立候補予定者への推薦問題を話し合った。佐賀市支部は現職の秀島敏行氏(71)を、川副町支部は元県議で新人の篠塚周城氏(63)をそれぞれ推薦候補に挙げているが、意見はまとまらず、結論は19日の次回役員会に持ち越しとなった。

 協議会には、秀島、篠塚両氏のいずれかを推薦▽両氏ともに推薦▽両氏とも推薦しない−−の3案が出されている。福井章司会長は意見がまとまらなかった理由を「秀島氏の2期の実績や篠塚氏の長年にわたる党への貢献など、両氏に対する評価が割れている」と説明。その上で「協議会は連絡調整の場であり、無理に意見を一つにまとめることは困難」とも語った。

 市地域協議会は市長選の推薦取り扱いについての結論を26日に開かれる党県連総務会にあげ、党県連が最終決定をする。【田中韻】

3269チバQ:2013/08/22(木) 23:02:54
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130822ddlk46010555000c.html
選挙:鹿屋市長選 前県農政部長・中西氏が出馬表明 /鹿児島
毎日新聞 2013年08月22日 地方版

 来年2月に任期満了となる鹿屋市長選で、前県農政部長の中西茂氏(60)が21日、無所属で立候補する意向を正式に表明した。同市長選では、現職で1期目の嶋田芳博氏(65)が6月に出馬表明している。

 市役所で会見した中西氏は「鹿屋は私の古里。大隅地域の将来のカギを握る市の発展に役立ちたい」と出馬の動機を述べ「37年間の県庁生活での経験と知識、人的なネットワークを最大限に生かして農業、観光振興などに努めたい」と語った。

 中西氏は、鹿屋高校から九州大経済学部に進み、1976年県庁入り。土木部次長などを経て2011年4月から農政部長を務めていたが、今月19日付で退職した。

3270チバQ:2013/08/26(月) 19:55:15
>>2042とか
http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=08260024135&day=20130826
浜田市長「指名外し」改めて否定(8/26 19:11)
2年前の別府市長選で落選した元市議の親族が経営する建設会社が「恣意的な指名外しで入札に参加できなくなった」として、市に損害賠償を求めた裁判で、出廷した浜田市長は「指示したことはない」と述べ、あらためて恣意的な指名外しを否定しました。訴えを起こしているのは2011年の別府市長選で落選した元市議の親族が経営する建設会社「長幸建設」です。この裁判は、選挙と同じ年に市が実施した2件の一般競争入札で、条件が変更され入札に参加できなくなったのは「選挙の報復で、恣意的な指名はずしだ」として、別府市におよそ520万円の損害賠償を求めているものです。26日の本人尋問には別府市の浜田博市長が出廷しました。原告側は「審査委員は市の職員で構成され、指名から外される事を事前に認識していたのではないか」とただしました。これに対し、浜田市長は「事前に知らされておらず、入札について指示をしたことはない」と述べ、恣意的な指名外しを否定しました

3271チバQ:2013/08/26(月) 19:56:49
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130826ddlk43010322000c.html
選挙:八代市長選/八代市議選 告示 市長選、現職・新人の一騎打ち /熊本
毎日新聞 2013年08月26日 地方版

 ◇政策面の対立軸なく
 任期満了に伴う八代市長選と市議選(定数32)は25日告示された。市長選には、新人で元県議会副議長の中村博生候補(54)=自民、公明推薦=と、再選を目指す現職の福島和敏候補(71)の無所属2人が立候補を届け出た。市議選には、定数を3人上回る35人が立候補した。

 市長選は、県南の中心都市としての振興策など政策面での大きな対立軸はなく、「市長奪還」を掲げて県連の組織を挙げて中村氏を支援する自民党と、前回同様に福島氏が掲げる「市民党」の対決図式となっている。

 市議選の立候補者の内訳は現職27人、新人8人。党派別では自民党13人、公明党2人、共産党1人、無所属19人。

 投票は9月1日で、午後9時半から同市緑町の市総合体育館で即日開票される。選挙人名簿登録者数は24日現在で10万8659人(男4万9937人、女5万8722人)。【笠井光俊、澤本麻里子】

 ◆立候補者(届け出順)

 ◇「自公政権、県との連携を」
 中村候補は同市新町のやつしろハーモニーホール前広場で出陣式。林芳正農相が駆けつけたほか、壇上には自民党県連や公明党県本部の幹部が並んだ。

 第一声で「熊本市が政令市になった今、次は八代市という大事な時期です。しかし依然として国や県あっての八代市であり、連携していかなければ駄目なんです。私ならできます」と訴え、自公政権や県との「太いパイプ」を強調した。

 さらに「これまで八代市政はいろいろな混乱があったが、私がまとめて安定させます」と訴えた。

 政策面ではフードバレー構想の活用や八代港の充実、子供の医療費助成の高校3年生までの拡大、障害児教育の拠点の誘致などを挙げている。

 ◇「市民の協力で政策実行」
 福島候補は同市北の丸町の松井神社で出陣式。紅白のストライプが入ったシャツと赤いスニーカー姿で登場し、まず「4年前の就任時に『あいさつ日本一運動』を始めてから職員が大きく変わり、市民が市役所に何でも言えるようになった。そして公正公平にスピード感を持って問題を解決してきた」と1期目を振り返った。

 そのうえで「八代市を良くしていくのは、どこかの党がやることなんですか。市民の協力を得ながら、私が決断して実行していくんです」と強調した。

. 2期目の政策としては、八代港の機能の充実や清掃センターの完成、子供の医療費無料化の中学3年生までの拡大、フードバレー構想を通じた農業振興などを訴えている。

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中村博生(なかむら・ひろお) 54 無新

 八の字土地改良区理事長[歴]八代市議▽県議会副議長▽中九州短大=[自][公]

福島和敏(ふくしま・かずとし) 71 無現(1)

 タイヤ販売会社社長[歴]八代JC理事長▽八代ロータリー会長▽県議▽明治学院大

==============

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持

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3272チバQ:2013/08/26(月) 19:57:24
 ◆八代市議選立候補者(定数32−35・届け出順)

百田隆 68 無現(2) [元]県議秘書[歴]運送会社員

増田一喜 62 自現(2) 党八代地域支部総務会長[歴]刑務官

矢本善彦 65 無現(2) [元]市監査委員[歴]高校PTA副会長

太田広則 54 公現(2) 党県民運動局長

村川清則 61 無新 農業[歴]八代七中PTA会長

鈴木田幸一 62 自現(2) 農業[歴]鏡町青年団長

福嶋安徳 65 自現(2) 農業[歴]千丁町議

橋本隆一 57 公新 党県政策局次長[歴]障害者支援員

幸村香代子 51 無現(2) くまもと生活者ネットワーク代表

松永純一 63 自現(1) [元]市部長[歴]地域づくり団体副会長

野口敏夫 62 無新 [元]連合八代地協議長

堀徹男 48 無新 NPO代表[歴]麦島小PTA会長

島田一已 54 無新 農業[歴]市郡築校区体育協会長

村山俊臣 40 無新 整体院経営

庄野末蔵 71 無現(1) 青果販売業[歴]市福祉事業団理事

橋本幸一 60 自現(2) [元]東陽村長▽八代森林組合理事

亀田英雄 52 無現(2) 市商工会理事▽高専八代同窓会長

前川祥子 54 自現(1) [元]市教育委員[歴]県PTA連理事

山本幸広 66 自現(2) 農業▽八の字土改区理事[歴]市議長

中村和美 61 自現(2) 警備会社社長[歴]市議長

堀口晃 50 無現(2) 自営業▽通町商店街組合理事長

西村英昭 48 無新 [元]衆院議員秘書[歴]生協職員

田方芳信 58 自現(2) [元]音響機器販売会社員

大倉裕一 44 無現(2) 九電社員[歴]連合地協事務局次長

友枝和明 65 自現(2) 農業[歴]千丁町消防団長▽千丁町議

笹本サエ子 71 共現(2) 党市委員長[歴]労組役員▽看護師

上村哲三 58 自現(2) 党坂本支部長[歴]八代広域組合議長

野崎伸也 38 無現(1) 日本製紙八代工場社員

西浜和博 48 無現(1) 団体役員[歴]市職員

前垣信三 69 無現(1) 会社員[歴]県建築士会八代支部長

田中安 64 無現(2) 飼料原料販売会社社長

古島津義 69 自現(2) [元]市体育協会長[歴]市議長

村上光則 66 無現(2) 農業[歴]市農業委員▽市副議長

中山諭扶哉 38 無新 機械設計会社代表▽八代JC監事

成松由紀夫 42 自現(2) 県相撲協会副理事長[歴]力士

==============

 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽肩書([歴]以下は主な経歴)

3273チバQ:2013/08/27(火) 21:23:50
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-27_53391
伊平屋村長選告示 西銘氏と伊礼氏一騎打ち
(左から)西銘真助氏と伊礼幸雄氏

政治 2013年8月27日 18時10分

(3時間12分前に更新)

 【伊平屋】任期満了に伴う伊平屋村長選挙が27日、告示された。前村長の西銘真助氏(62)=無所属、自民、維新支持=と2期目を目指す現職の伊礼幸雄氏(66)=無所属=の2人が立候補を届け出て、一騎打ちが決まった。投開票は9月1日。

 投票日当日の有権者数は1001人(男性534人、女性467人)。期日前投票は28日から31日までの午前8時半から午後8時まで、村役場で受け付ける。

 西銘氏は1950年、同村我喜屋生まれ。琉球大学中退。75年同村役場入り。企画財政課長などを経て98年村長に初当選、3期途中まで務めた。

 伊礼氏は47年、同村田名生まれ。岡山県立邑久おく高校。70年同村役場入り。空港対策課長、収入役などを経て、2009年9月村長に初当選した。

3274チバQ:2013/08/27(火) 21:26:08
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2539642.article.html
多久市長選、1日告示 16年ぶり選挙戦に
 多久市長選は9月1日告示される。5選を目指す現職と新人の一騎打ちとなる見通しで、地域や組織を巻き込んで激しいつばぜり合いを展開している。告示が迫り、両陣営は支援者の出入りが増えており、16年ぶりの選挙戦に市民の関心も高まっている。

 立候補を予定するのは、現職の横尾俊彦氏(57)=4期、北多久町=と、新人で元市まちづくり部長の木島武彦氏(61)=北多久町。当初はこのほか、新人1人が出馬表明し、三つどもえの構図だったが、7月下旬に断念。一騎打ちとなり、前哨戦はより一層激しさを増してきた。

 横尾氏は、産業振興推進や全国ナンバーワンの小中一貫教育づくり、防災、インフラ、環境の基盤づくりなどの政策を掲げる。約40の団体・企業から推薦を受け、女性を対象にしたミニ集会を開くなど精力的な活動を展開。市内各地区で開く市政報告会では、それぞれの地区で関心の高い課題を中心に、4期16年の実績を訴えている。

 一方、木島氏は「元気な多久を取り戻す」のスローガンを掲げ、急激な人口減少への対応などを訴える。ミニ集会では、市の基盤産業である農業の振興や企業誘致による雇用創出に加え、武雄市など近隣市町との連携の必要性を強調。県央地域経済連合の創設を提案している。約50の企業・団体のほか、自民党多久支部の推薦を受け、支持基盤固めに奔走する。

 市民の関心が高い課題は、JR多久駅前再開発、人口減少対策、小中一貫校開校に伴う小学校跡地の利活用など。駅前再開発は来年夏に中核施設が完成予定で、その利活用策や駅前に広がる再開発地区の利用法などに注目が集まる。また、市の人口は約2万1026人(1日現在)だが、5年後には2万人を割るとの見方もあり、危機感が高まっている。小学校跡地は3校の利活用策が決まっておらず、各校の地元を中心に早期の利活用策決定を望む声が多い。

 市長選は9月1日告示、8日投開票。市民の間には16年ぶりの選挙戦を歓迎する声が多く、ある市民は「市内は閉塞感に満ちている。これを打破し、明るい未来を示してくれるリーダーを選びたい」と関心を寄せる。

2013年08月27日更新

3275チバQ:2013/08/27(火) 21:27:05
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130827ddlk41010491000c.html
選挙:佐賀市長選 自民県連、自主投票 「党勢拡大に支障きたす」 /佐賀
毎日新聞 2013年08月27日 地方版

 佐賀市長選(10月13日告示、20日投開票)の立候補予定者への推薦を巡り、自民党県連は26日、佐賀市で総務会を開き、特定の候補者を推薦せず、自主投票にすると決めた。

 推薦を巡っては同党の佐賀市支部は現職の秀島敏行氏(71)▽川副町支部は元県議で新人の篠塚周城氏(63)−−を推していたが、総務会後、福岡資麿・県連会長は取材陣に「1人だけを推薦するのは、党勢の拡大に支障をきたすなど問題がある」と述べた。

 福岡会長によると、総務会では「推薦を一本化すべきだ」「2人とも推薦すべきだ」などとの意見が出た。しかし、今年1月の唐津市長選でも保守分裂選挙を避けるため、県連が自主投票にした例があり、今回も自主投票にする代表役委員会の意向を了承したという。【春田周平】

3276チバQ:2013/08/31(土) 08:11:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20130830-OYT8T00025.htm
多久市長選、16年ぶりに選挙戦か

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駅周辺の活性化などが課題となっている多久市役所

 任期満了に伴う多久市長選が9月1日に告示される。今のところ、現職で5選を目指す横尾俊彦氏(57)と、新人で元市まちづくり部長の木島武彦氏(61)が立候補を表明しており、16年ぶりの選挙戦となる公算が大きい。地場産業の衰退を機に、少子高齢化、若者の流出などに歯止めのかからない人口減、地域浮揚の期待がかかるJR多久駅周辺の再開発が懸案となっている。市政の課題や展望を探った。(甲斐也智)

 「昔は、この周辺にたくさんの炭鉱がありました。3交代の若い労働者らが朝も夜も行き交い、通りはいつも多くの人でにぎわっていました」

 JR唐津線の多久駅前の商店街で時計店を営む南里忠夫さん(64)は、閑散とした店の外に目線をやり、こう振り返った。

 親子2代で80年近く、この地で店を守ってきた。最盛期は通りの両側に飲食店やパチンコ店など数十店が軒を並べた。だが、現在残っているのは数軒だけだ。

 時計店もかつては職人も含め5人ほどが働いていたが、現在は2人だけという。周囲の店も高齢化が進み、将来の展望が描きにくい。南里さんは「人が通らないとどうしようもない。かつてのにぎやかな街に戻ってほしい」と願う。

 県中央部に位置する多久市は、かつて炭鉱で栄えた。人口は1953年のピーク時には約4万9000人いたが、60年頃から炭鉱の閉山が相次いで人口は減り続け、現在は半分以下の約2万1000人となっている。高齢化も進んでおり、県によると、65歳以上の老齢人口は県平均の25・8%に比べ3・9ポイント高い29・7%だ。

 この旧産炭地の衰退を止め、活性化の足がかりにするため市が多久駅周辺で進めているのが、土地区画整理事業(17・7ヘクタール)だ。96年に着工し、駅舎が2008年に新築された。現在の進捗(しんちょく)率は93%(3月末現在)で、工事は大詰めを迎えている。総事業費は約102億円。

 市は10月、再開発の拠点となる複合施設の建設に乗り出す。鉄筋コンクリート2階建てで、サークル活動や、子育て中の母親が集うスペースを設ける。14年6月末に完成予定だ。

 市街地の交通手段は、JR唐津線のほか、長崎自動車道多久インターチェンジが近く、佐賀、福岡、唐津、長崎方面に出やすく、立地条件は悪くはない。

 市商工会の三塩博文事務局長は「多久駅周辺の整備は市の今後を左右する事業。新しくできる中核施設を中心として、周辺に若い人が住んでくれる街づくりをしていかないといけない」と望む。

聖廟頼み脱却へ新名物模索

 市勢を浮揚させるもう一つのカギが観光だが、訪れる観光客数は減少傾向にある。2000年は完成した温泉施設などの集客効果で約80万人の観光客らが訪れたが、その後は減って、11年には35万3000人となり、半減している。

 危機感を強めた市や区長会、JAなどは12年1月、市観光振興協議会を設立し、2、3か月に1回、新たな名物料理やイベントについて話し合っている。これで生まれた企画が、地元の飲食店と手を組み、地元で長年愛されてきた「孔子みそ」を使った料理の提供で、カツ丼やうどんなどが人気を博している。

 市商工観光課は「これまでの観光の売りは多久聖廟(せいびょう)に頼っていたが、どうしたら周辺の施設も含めて市外から人を呼び込むかを考えている」と意欲をみせる。

識者「選択と集中必要」

 地方行政に詳しい宮崎公立大の有馬晋作教授(行政学)は「選挙は、地域の課題が浮き彫りとなるよい機会。候補者は課題を整理して有権者に示し、自らの政策を知らせることが重要となる」と、16年ぶりに選挙戦となる見通しの市長選の意義を語る。

 さらに「どの自治体も財政が厳しく、公共事業も先細りし、疲弊している。地域の底上げのために何をするのか、政策の選択と集中が求められている。それを担うのは、地域のリーダーである首長。首長の手腕が真に問われる時代となっている」と指摘する。

(2013年8月30日 読売新聞)

3277チバQ:2013/08/31(土) 14:04:45
>>3202
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=55690&catid=74

坂氏が出馬断念 宮崎市長選

2013年08月31日



 来年2月5日に任期満了を迎える宮崎市長選への立候補を検討していた元県副知事で九州保健福祉大教授の坂佳代子氏(69)が出馬を断念したことが30日、分かった。

3278チバQ:2013/08/31(土) 21:26:55
>>3271とか
現職は民主社民系>>602

http://senkyo.mainichi.jp/news/20130831ddlk43010487000c.html

選挙:八代市長選/八代市議選 「組織」「草の根」で激戦−−あす投開票 /熊本

毎日新聞 2013年08月31日 地方版


 任期満了に伴う八代市長選と市議選(定数32)は9月1日投開票される。市長選は、新人で元県議会副議長の中村博生候補(54)=自民、公明推薦=と、現職で再選を目指す福島和敏候補(71)の無所属2人が激しい舌戦を繰り広げている。政策面での対立軸がほとんどない中、中村氏は「自公政権や県とのパイプ」、福島氏は「政党主導ではなく市民目線」を訴えている。

 中村氏は、自民党県連が前面に出て組織戦を展開。所属県議をほぼ総動員して陣営をてこ入れしているほか、選挙戦中盤の28日には党本部の石破茂幹事長が知事選や政令市長選以外の地方選では異例の応援に入り、支持拡大に努めている。

 福島氏は政党の推薦を受けずに「市民党」を掲げ、各地でミニ集会を重ねるなど草の根選挙に徹している。現職の知名度も生かしながら1期目の実績を訴え、一部保守層や民主・社民支持層、無党派層などに幅広く浸透を図っている。

 政策面ではいずれも、八代港の機能充実による地域振興を掲げるなど大きな違いはないが、中村氏は災害に強い街づくり、福島氏は中学3年までの医療費無料化拡大などを掲げている。

 市議選は現職27人、新人8人の計35人が立候補している。党派別は自民13人、公明2人、共産1人、無所属19人。

 投票は1日午前7時〜午後8時(一部地域繰り上げ)、市内95投票所である。午後9時半から同市緑町の市総合体育館で即日開票され、市長選は深夜に、市議選は2日未明には当落が判明しそう。選挙人名簿登録者数は24日現在で10万8659人(男4万9937人、女5万8722人)。【笠井光俊】

3279チバQ:2013/08/31(土) 21:27:29
http://kumanichi.com/news/local/main/20130825004.shtml
新人中村氏と現職福島氏の一騎打ち 八代市長選 2013年08月25日





 任期満了に伴う八代市長選と同市議選(定数32)は25日告示された。市長選はいずれも無所属で、元県議の新人中村博生氏(54)=自民・公明推薦、現職で再選を目指す福島和敏氏(71)の2人=届け出順=が立候補を届け出た。9月1日の投開票に向けて一騎打ちの激しい選挙戦がスタートした。

 中村氏は新町のやつしろハーモニーホールで出陣式。「八代市の安定した発展には国、県との連携が必要だ。私はそれができる」と強調。駆け付けた林芳正農林水産相が「国、県とスクラムを組める若いリーダーを八代に」と支援を訴えた。

 福島氏は北の丸町の松井神社で第一声。「政党を選ぶのではなく、誰に市政を任せるか。市民一人ひとりの考え方が問われる選挙だ。心豊かな八代づくりに命を懸ける」と力を込めた。連携する市議選候補者11人も一人ずつマイクを握った。

 投票は9月1日午前7時〜午後8時、市内95カ所(33カ所は2〜4時間の繰り上げ)。午後9時半から市総合体育館で即日開票され、選挙結果は市長選が同11時半、市議選が翌2日午前1時半ごろ判明の見通し。

 期日前・不在者投票は26日〜31日の午前8時半〜午後8時、やつしろハーモニーホールや各支所など。24日現在の有権者数は10万8659人(男4万9937人、女5万8722人)(上田良志、樋口琢郎)

3280チバQ:2013/09/01(日) 22:45:17
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2540405.article.html
多久市長選・明日を問う(上)
 人口減少が続き、街の活力が失われつつある多久市。16年ぶりの市長選(9月1日告示、8日投開票)を前に、現状と課題を報告する。

   ◇      ◇

 お盆の15、16日に開かれた「多久山笠」。4基の山笠がJR多久駅前通りを練り歩き、数千人の人出でにぎわった。長年山を引く地元の男性は、多くの来場を喜びながらも「昔はこの倍以上の人出で、身動きが取れないような状況だった」。更地が広がる駅前に視線を移し、「再開発で往時のにぎわいが少しでも戻れば…」とつぶやいた。

■商売にならぬ

 多久駅前に広がる莇原(あざみばる)、砂原両地区。炭鉱全盛時には駅前通りの両側にずらりと店が並び、その数は100店舗を超えていたという。現在、営業している店は砂原地区の京町商店街を中心に十数店。人通りもほとんどなく、市商工会は「商売として成り立たないような状況」と嘆く。

 炭鉱閉山後の中心街の衰退は、市としても大きな課題。市は総額100億円をかけ、1985年から多久駅を中心とした約37ヘクタールで土地区画整理事業を実施。駅南側は住宅地などの整備が終わり、ようやく新しい街並みができた。

 残すは商店街を含む駅北側。この17ヘクタールを対象に進めるのが「まちなか再生プロデュース事業」で、市街地再生の中心となる中核施設を建設して人の流れを呼び込むほか、区画整理地域に住宅や商店を整備して商業活性化を目指す。

 このうち、中核施設は今秋にも建設工事が始まり、来夏に完成する。運営を任されるまちづくり会社「たく21」も9月中旬には登記予定。鉄筋コンクリート一部2階建ての建物には会議室や交流スペースのほか、ハローワーク、カフェなどが入る計画。テナントに入る民間業者の応募がないなど課題はあるが、関係者の期待は大きく、市商工会も「人の流れがどう変わるか」と注目する。

■ニーズなし

 一方、区画整理地域の活用法は具体策が決まっていない。市まちづくり協議会の井手智章タウンマネジャーは「土地所有者から売りたい、貸したいとの声はある半面、出店したい、起業したいというニーズはほとんどない」。市商工観光課は「中核施設に人が集まれば、ビジネスチャンスを感じる人もいる」と見込むが、市商工会の三塩博文事務局長は「空き店舗対策や起業支援など、ソフト面の対応が必要では」と指摘する。

 市街地再開発の完成図は「近くの商業施設も含め、人々が回遊するような街」(井手マネジャー)。往時のにぎわいを少しでも取り戻し、人々が集う町にするためには、さらなる一手が求められている。

2013年08月28日更新

3281チバQ:2013/09/01(日) 22:48:53
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2540817.article.html
多久市長選・明日を問う(中)
 「地元から子どもの声が消えて寂しい限り。せめて小学校跡は、人が集まるようなものにしてほしい」−。小中一貫校開校に伴い、地元の旧西部小が閉校となった西多久町。同町の学校跡地・跡施設検討委員会の飯守康洋委員長は、子どもたちの声で活気があったころを振り返りながら、住民の思いを代弁した。

 多久市では今年4月、小中一貫校3校が開校した。市は開校に併せ、7校あった小学校を3校に再編。それまで西部小と納所小にあった複式学級は解消し、子どもたちは1クラス30人程度の集団の中で学んでいる。市学校教育課は「生活や学びの中で、人と関わる力を身に付けることができるようになった」と効果を説明する。

 一方で、再編に伴い、西渓小中の校舎として利用する旧中部小以外の6校は「遊休施設」となった。このうち、旧東部小は市の備品庫や放課後児童クラブとして活用することで地元住民と合意。旧北部小は市立図書館や生涯学習センター、旧南部小は民間事業者による活用という方向性が固まりつつある。

 しかし、旧緑が丘小、旧西部小、旧納所小の利活用策はまだ見えない。市は2009年から、地元に活用策を検討してもらうよう投げ掛けてきたが、小学校統廃合に根本的に反対していた地区もあり、議論はなかなか前に進まなかった。

 住民の中には市の“丸投げ”を指摘する声も。飯守委員長は「大きな施設の活用策を地元に考えてと言っても、簡単に出てくるものではない」と疑問を呈す。市側の「行政主体でなく、各地区が望む方向で使ってもらいたい」との配慮も、地区にとっては負担となっている面もある。

 旧西部小跡地は民間の活用事業者を公募したが、応募者はなく、再検討することになった。飯守委員長は「市から活用案をいくつか示してほしい。議論の踏み台が必要」と市のリーダーシップの必要性を強調する。

 利活用に向けては、施設改修費も課題。市は6校分の予算として単独で10〜15年度に6億円を計上するが、地元地区からは「足りないのではないか」との声も多い。国や県の補助金の活用を含め、市の取り組みが跡地活用の成功の鍵を握りそうだ。

 小学校はこれまで各地区の中心として存在してきており、「地元の灯が消えたようだ」と寂しがる市民は多い。地域の活力を復活させるためにも、跡地利活用への期待は大きい。

2013年08月29日更新

3282チバQ:2013/09/01(日) 22:50:35
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2542256.article.html
多久市長選・明日を問う(下)
 24、25日に多久市の自由ケ丘公民館で開かれた地区の文化展。子どもからお年寄りまで多くの作品が出品され、地区住民が次々と訪れた。中岡繁樹区長(68)は「こんな活動をしているのは市内ではうちの地区だけ」と胸を張りながらも、「これ以上人口が減り、高齢化が進むと、続けるのが難しくなるかも」と不安をのぞかせた。

 同地区は市役所の近くで、炭鉱時代には炭鉱会社職員の家が並んでいた。閑静な住宅街となっている現在は106世帯、313人(7月31日現在)で、市内では比較的大きな行政区。中岡区長は「世帯数は10年前とさほど変わってないが、人数は減っている。若い人が独立して出て行き、高齢化率が上がっているのでは」と話す。

 森山真塩・市総務課長は「市の現状も同じ傾向」という。多久市の人口は2万1026人で、高齢化率は28・95%(7月31日現在)。1990年ごろまで2万5千人台を維持してきたが、その後は右肩下がり。国勢調査の記録で人口が最も多かった1960年の4万5627人と比べると、半分以下になっている。

 市も人口減少を手をこまねいて見てきたわけではない。定住促進のために開発し、1997年に分譲を始めたメイプルタウンは約150区画が完売、人口減少の食い止めに貢献した。

 2007年度には定住奨励金を創設。市外居住者が市内に定住目的で住宅を取得した場合や、賃貸住宅などに住む市民が市内に住宅を取得した際に支給する制度で、本年度までの利用者はUターン者など266世帯922人。11年度から実施している新婚世帯家賃補助は、本年度までに36世帯が利用した。

 来年度からは北多久町の工場跡地に29区画(予定)の住宅団地を新たに造成する計画。子ども医療制度を県内トップレベルまで引き上げるなど子育て・福祉政策も充実させ、住みたいまちづくりを進める。併せて、企業誘致など雇用の場の確保にも努めてきた。

 だが、それでも人口減少は止まらない。森山課長は「全国的に人口が減っている中で、多久市だけ増やすのは難しい。これからはいかに減少幅を緩やかにできるか」と本音をのぞかせる。

 10年からの市総合計画で示されている20年時点の推計人口は1万8600人。人口は地方交付税の算出基準の一つになるなど、市財政にも直結する。市民の力は市の活力の源であり、いかに減らさず、維持していくのか。市が直面する課題は大きい。

2013年08月30日更新

3283チバQ:2013/09/02(月) 20:28:44
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130902ddlk43010349000c.html
選挙:八代市長選/八代市議選 市長選、中村氏が初当選 「国、県とのパイプ」浸透 /熊本
毎日新聞 2013年09月02日 地方版

 任期満了に伴う八代市長選と市議選(定数32)は1日投開票され、市長選は無所属新人で元県議会副議長の中村博生氏(54)=自民、公明推薦=が、再選を目指した無所属現職の福島和敏氏(71)を破り、初当選を果たした。中村氏は自民党県連の全面的な支援を受けて「自公政権や県との太いパイプ」を訴え、1期目の実績と「市民党」を掲げた福島氏に競り勝った。当日有権者数は10万7955人、投票率は過去最低の66・99%(前回77・27%)だった。【笠井光俊】

 衆院選、参院選と圧勝した自民党県連は、前回自民系現職が敗れた同市の「市長奪還」を目指し、所属県議らを次々と投入したほか、党本部から告示前には河村建夫選対委員長、選挙戦中盤には石破茂幹事長と、党4役のうち2人を来援させるなど、地方選としては異例ともいえる選挙戦を展開した。

 政策面では、中村氏が立候補表明の会見で「現職と大きな差異はない」と語るなど独自色を打ち出さなかったために対立軸が見えず、ほとんど政策論争にならなかった。その中で中村氏は、八代振興策の要となる八代港の機能拡充や農業支援などの政策の実現手段として、自公政権や県議会で圧倒的な勢力を誇る自民党県議団との「太いパイプ」を強調、「私なら、振興策を加速することができる」と訴え、支持拡大に成功した。

 福島氏は、八代港の中国航路開設や特別職の退職金廃止による行財政改革など1期目の実績を強調。さらに、政党とは距離を置いた「市民党」を掲げ、「市政はどこかの政党がやるのでなく、市民が市民のために市民目線でやるべきだ」と訴えて無党派層や民主・社民支持層、一部の保守層にも支持を広げたが、自民党の分厚い組織戦にはね返された。

 自民13▽公明2▽共産1▽無所属19−−の計35人(現職27人、新人8人)が立候補した市議選も次々に新議員が決まった。==============

中村博生(なかむら・ひろお) 54 無新(1)

 八の字土地改良区理事長[歴]八代市議▽県議会副議長▽中九州短大=[自][公]

==============

 ◇八代市長選開票結果=選管最終発表
当 39,926 中村博生 54 無新

  31,708 福島和敏 71 無現

3284チバQ:2013/09/02(月) 20:29:10
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130902rky00m010003000c.html
伊平屋村長選:現職の伊礼氏が再選、西銘氏に166票差 /沖縄
2013年09月02日

 【伊平屋】任期満了に伴う伊平屋村長選が1日、投開票され、現職の伊礼幸雄氏(66)=無所属=が556票を獲得し、前村長の西銘真助氏(62)=無所属=に166票差をつけ、再選を果たした。

 伊礼氏は「社会福祉や人材育成など、多くの村民が幸せになれる政策を実行していく」と抱負を述べた。

 投票率は95・3%。2009年に西銘氏と伊礼氏が一騎打ちを繰り広げた前回選挙より0・61ポイント下回った。

 当日有権者数は1001人(男性534人、女性467人)。投票総数は954票、無効票8票。

   ◇

 伊礼 幸雄氏(いれい・ゆきお)1947年8月17日生まれ。村田名出身。岡山県立邑久高校卒。70年に村役場入り。98年から2006年まで収入役を務めた。09年の村長選で初当選した。

(琉球新報)

3285チバQ:2013/09/02(月) 20:42:40
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/20130902-OYS1T00242.htm
八代市長選、自公推薦の中村さん初当選

地方選


初当選を決め事務所で万歳する中村博生氏 八代市の市長選と市議選(定数32)は1日投開票された。市長選では前県議会副議長・中村博生氏(54)(無所属=自民、公明党推薦)が、現職・福島和敏氏(71)(無所属)を破り、初当選を果たした。市議選の当落判明は深夜にずれ込んだ。

 接戦を制した中村氏は同日午後11時前、事務所に姿を現した。支持者を前に深々と頭を下げ、「八代、県南のために全力で頑張りたい」と抱負を語った。

 選挙戦は、地域経済の振興策や過疎対策の手法などを巡って論戦が繰り広げられた。中村氏は基幹産業の農業の活性化や関連産業の誘致による雇用拡大を目指すフードバレー(食の集積地)構想の推進、貨物の積み下ろし設備をはじめとした八代港の機能強化などを主張。地元選出の県議を務めた経験、政権や県と密接な関係があることも示し、「私なら国、県と連携することで早期に(公約を)実現できる」と訴えた。

 福島氏は、八代港の国際貨物船航路の増便や、行財政改革で市の借金を減らした実績を強調。特定政党に頼らない「市民党」を掲げて戦ったが、浸透し切れなかった。

 市議選には35人が立候補し、まちづくりの手法などを巡って舌戦を展開した。立候補者の内訳は、現職27人、新人8人。党派別には自民13人、公明2人、共産1人、無所属19人。


 ◆八代市長選開票結果(選管確定、無効など684)

 当 39,926中村 博生 54 無新《1》

   31,708福島 和敏 71 無現

(2013年9月2日 読売新聞)

3286チバQ:2013/09/04(水) 21:03:12
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130904ddp041010030000c.html
選挙:宮崎・高千穂町議選 水曜日に投開票 慣例の平日選挙、経費3割少なく 町民「不都合感じない」
毎日新聞 2013年09月04日 西部朝刊

 任期満了に伴う宮崎県高千穂町議選(定数14)は6日の金曜に告示され、無投票にならなければ11日の水曜に投開票される。九州・沖縄で平日選挙を実施しているのは同町だけで、総務省管理課は「非常に珍しい」。同町の町議選は記録の残る1947年以来、平日選挙が慣例。町長選も原則平日実施で、町選管は「職員の人件費が大きく削減できる」と胸を張る。財政難の各自治体にとっては常識破りの方策のようだ。【荒木勲】

 町選管によると、町議選の最も古い記録は47年の水曜投票で、それ以降は55年の町長・町議同日選、68年の町議補欠選を除いて平日選挙を続けてきた。2009年の前回、05年の前々回は衆院選が実施され同日選となったため、今回が選挙戦になれば町議選としては12年ぶりの平日選挙となる。町長選は10年の前回は知事選と同日選だったが、06年は火曜に投開票された。

 公選法には選挙の実施曜日に関する規定はない。しかし、九州・沖縄の各県選管によると、51年の長崎県知事選が月曜に投開票されたほかは、各自治体とも日曜に実施。国政選挙も、69年12月27日の土曜に投開票された衆院選を最後に平日選挙はない。

 平日選挙の方が人件費を抑えられるのは、職員が日曜出勤せず、手当がいらなくなるためだ。例えば、前回参院選では、町役場職員約100人が投開票作業をし、時間外手当など約1100万円の予算を計上。しかし、今回町議選では町選管は参院選の28%減の約790万円と見込む。

 また、町議選の投票率も平日実施の01年が89・19%だったのに対し、いずれも衆院選と同日選だった日曜実施の前回09年が87・12%、前々回の05年が88・34%で、むしろ平日の方が若干高い。

 町選管は「町の有権者は不定休の農家や林業従事者が多く、日曜でなくても差し支えない」。同町押方、無職、興梠(こおろぎ)幸男さん(72)も「(平日選挙は)長年続いてきたことなので不都合は感じないし、経費の節約にもなるのだから賛成だ」と話す。

 町議選では定数14に対し、現職12人、新人2人が立候補を予定。無投票の可能性があるが、平日選挙の行方に各自治体も注目しそうだ。

3287多久市民:2013/09/05(木) 16:21:57
約50の企業・団体のほか、自民党多久支部は、何故現役につかなかったのでしょうか?
そこが市民が知りたい事です。

3288チバQ:2013/09/05(木) 22:25:36
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2544993.article.html
変革か実績か 多久市長選、白熱
 現職で5選を目指す横尾俊彦氏(57)=北多久町=と、新人で元市まちづくり部長の木島武彦氏(61)=北多久町=の一騎打ちとなった多久市長選。4期16年のまちづくりの実績と発展的な継続を訴える横尾氏に対し、木島氏は「元気な多久を取り戻す」と変革を主張する。人口減少、高齢化、小中一貫教育の将来像などにどう道筋をつけるのか。選挙戦は中盤に入り、有権者は両候補の訴えを見極めている。

 横尾氏は、防災基盤の整備や小中一貫校開設、市民の健康づくりなど、これまでの実績を前面に出し、「教育のさらなる充実、女山トンネルや国道203号バイパス、クリーンセンター整備などを前に進めなければ」と市政継続の重要性に声をからす。

 政党などの支援は受けず、市民党を標榜。一方で、自民党衆院議員の小池百合子、鳩山邦夫、伊藤達也の各大臣経験者や逢沢一郎衆院議員らが応援に駆けつけ、政権与党とのパイプも暗に示す。また、国の地方分権改革推進委員など、中央の役職を務めた経験を強調。周辺市町や他県の首長らの応援を受けるなど、人脈もアピールする。

 一方の木島氏は「今のままでは、今後5年間で間違いなく市の人口が2万人を切る」と危機感を示し、変革の必要性を強調。近隣自治体と連携した企業誘致や住宅政策を通して、定住増や雇用確保に努めると訴える。

 自民党多久支部が推薦し、全面的にバックアップ。自民の県選出衆参国会議員5人をはじめ、地元県議、武雄市長、自民系市議10人の顔写真を掲載したチラシを配布。自民の大物議員を呼ぶ横尾陣営に対し、“正統”の「自民推薦候補」として強力にアピールする。現職に比べ、知名度不足が不安材料だが、市議と一緒に各地区に入って補っている。

 有権者は1万7300人余り。16年ぶりの選挙戦で市民の関心が高いだけに、投票率は両陣営とも「70%は確実に超える」と予想する。終盤戦に向け、横尾陣営の牛島和廣選対本部長は「組織に頼らず、市民党のスタンスで市民のための政策を訴える」と力を込め、木島陣営の山本茂雄選対副本部長は「あくまで追いかける立場。最後までアクセルを緩めずに頑張る」と気を引き締める。

2013年09月05日更新

3289チバQ:2013/09/07(土) 07:28:13
もともとは非自民系の人なんですね

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B0%BE%E4%BF%8A%E5%BD%A6
横尾俊彦
横尾 俊彦(よこお としひこ、1956年5月5日 - )は佐賀県多久市長(3期)。佐賀県多久市出身。全国青年市長会長。地方分権改革推進委員会委員。

経歴[編集]
1980年慶應義塾大学法学部卒業後、松下幸之助が創設した財団法人松下政経塾に第1期生として入塾する。同期生には逢沢一郎、小野晋也、野田佳彦、岡田邦彦らがいる。
松下政経塾卒塾後は、地元に帰郷して市民運動などを展開。
1992年、野田佳彦、長浜博行、山田宏、樽床伸二、前原誠司、中田宏らと共に日本新党への立ち上げに参画する。
1993年第40回衆議院議員総選挙(旧佐賀全県区)に立候補するも落選。
1996年第41回衆議院議員総選挙(佐賀2区)に立候補するも、次点で再び落選。
1997年佐賀県多久市長選挙で初当選。
2001年佐賀県多久市長選挙で2選(無投票)。
2005年佐賀県多久市長選挙で3選(無投票)。
2009年佐賀県多久市長選挙で4選(無投票)。現在4期目。


第41回衆議院議員総選挙 佐賀県第2区

今村雅弘 49 自由民主党 新 75,072票 55.8% ○
横尾俊彦 40 新進党 新 49,337票 36.7%
平川明宏 43 日本共産党 新 8,420票 6.3%
永田秀行 32 自由連合 新 1,643票 1.2%

3290チバQ:2013/09/08(日) 20:32:00
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130908ddlk45010332000c.html
選挙:えびの市長選 元市職員、松坂氏が出馬表明 /宮崎
毎日新聞 2013年09月08日 地方版

 任期満了に伴うえびの市長選(15日告示、22日投開票)に、元市職員で農業生産法人「ながえ村生産組合」社長、松坂昭二氏(66)=同市西長江浦=が7日、無所属で立候補すると表明した。市長選には、現職で再選を目指す村岡隆明氏(50)も出馬表明している。

 松坂氏は市内で記者会見し「現市長は指導力と決断力に欠ける」と批判。「市の基幹産業である農業の所得向上を中心に、スポーツ観光活性化や起業支援などに力を入れ、市を元気にする」と意欲を語った。

 松坂氏は合併前の加久藤町役場に入り、市商工観光課長補佐を最後に退職。宿泊施設経営にも関わり、現在は市観光協会理事。【重春次男】

3291チバQ:2013/09/09(月) 20:10:54
http://www.asahi.com/area/saga/articles/MTW1309094200001.html
2013年9月9日
横尾氏が5選 多久市長選
5選を決め、支援者と万歳する横尾氏=多久市

 【大野宏、松川希実】多久市長選は8日投票され、即日開票の結果、無所属現職の横尾俊彦氏(57)が、新顔で無所属の元市まちづくり部長、木島武彦氏(61)=自民市支部推薦=を破り、5選を果たした。投票率は70・92%。当日有権者数は1万7162人。


 横尾氏自身が初当選した1997年以来の選挙戦を制したが、416票差の接戦を反映し、表情は終始険しく、「薄氷の上を歩くような戦いだった。今まで以上に、市民ひとりひとりに寄り添い、反対意見にも耳を傾けていきたい」とあいさつも神妙だった。


 4期16年、市長を続けてきたが、自民党との距離感は微妙だった。日本新党と新進党から国政に挑戦して2度敗れた後に挑んだ市長選で、現職の後継指名を受けた自民県連の推薦候補を、別の新顔候補を交えた三つどもえの激戦の末に破った経緯があるからだ。


 その後、自民との関係を修復、過去3回は自民、民主、公明の推薦を受けて無投票で再選されてきたが、自民市支部長の山本茂雄・市議長は「前回も対立候補擁立を模索した。今回は『16年は長い』『無投票はいかん』という声が極めて多かった」。市支部は早々と対抗馬擁立に動き、昨年10月に木島氏支援を決めた。県連会長の福岡資麿参院議員を始め、県選出の自民国会議員4人が支援、参院選圧勝で勢いに乗る自民色を強くアピールした。


 一方、保利耕輔衆院議員(佐賀3区)の市後援会長を務める横尾氏は、自民党本部幹部とのパイプを強調した。集会のたびに「第1次安倍政権で首相の任命を受けて地方分権改革推進委員になったし、その時の総務大臣だった菅義偉官房長官とは今でもご縁がある」。市政報告会のゲストには、日本新党結党時からの同志という小池百合子・党広報本部長を招いた。


 過去3回、横尾氏を推薦した民主、公明は今回は自主投票。それだけに、参院選で一人勝ちした自民を支持した層がどう動くかが注目されたが、実績を強調した横尾氏が木島氏の攻勢をかわした。

3292チバQ:2013/09/09(月) 20:11:50
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2546548.article.html
現職・横尾氏が5選 多久市長選
 任期満了に伴う多久市長選は8日、投開票され、現職の横尾俊彦氏(57)=北多久町=が6240票を獲得、新人で元市まちづくり部長の木島武彦氏(61)=北多久町=を416票差で破り、5選を果たした。投票率は70・92%で、三つどもえで争った16年前の選挙戦(80・58%)と比べ9・66ポイント低下した。

■電子版で号外発行

 「佐賀新聞電子版」では9日午前5時、多久市長選の号外を発行する。購読申し込みは佐賀新聞のウェブサイトから。9月までは無料で利用できる。問い合わせは佐賀新聞社編集局メディア戦略部、電話0952(28)2162へ。

【多久市長選開票結果】

選管最終(23時11分)

横尾俊彦氏 6240票

木島武彦氏 5824票

無効    107票

2013年09月08日更新

3293チバQ:2013/09/10(火) 20:15:36
http://mainichi.jp/area/saga/news/20130910ddlk41010319000c.html
選挙:多久市長選 横尾さんが5選 木島さん、接戦も及ばず /佐賀
毎日新聞 2013年09月10日 地方版

 任期満了に伴う多久市長選は8日投開票され、無所属現職の横尾俊彦さん(57)が、無所属新人で元市まちづくり部長の木島武彦さん(61)を破り、5選を果たした。1997年以来16年ぶりの選挙戦は約400票差の接戦となった。当日有権者数は1万7162人で投票率は70・92%。

 同市北多久町の横尾さんの事務所では、午後10時半ごろに当選確実の知らせが入ると、横尾さんが大勢の支持者に拍手や歓声で迎えられた。横尾さんは小差での当選に「この結果を踏まえて、今まで以上に丁寧に市民に寄り添った市政運営をしていきたい」と表情を引き締めた。選挙戦では4期16年の実績を強調。地域経済の立て直しや教育の充実、インフラ整備などを政策に掲げ、支持を集めた。

 一方、木島さんは事務所で「私の不徳の致すところ。深く反省します」と支持者に頭を下げた。企業誘致による雇用創出や定住人口増加を訴え、現職の多選批判も打ち出したが、及ばなかった。【田中韻、蒔田備憲】

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横尾俊彦(よこお・としひこ) 57 無現(5)

 県市長会長▽全国市長会共通番号制度等に関する検討会座長[歴]松下政経塾生▽慶大

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 ◇多久市長選開票結果=選管最終発表
当 6,240 横尾俊彦 57 無現

  5,824 木島武彦 61 無新

3294チバQ:2013/09/10(火) 20:51:46
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20130909-OYT8T01191.htm
枕崎市長選2氏出馬意向 現職と前市長

 来年1月の任期満了に伴う枕崎市長選に、現職の神園征氏(69)と、前市長の瀬戸口嘉昭氏(72)が9日、それぞれ無所属で立候補する意向を明らかにした。ともに立候補すれば、両氏の対決は3回連続となる。

 神園氏は市議会一般質問で、「枕崎空港の廃止やメガソーラーの誘致などの懸案事項に取り組んできたが、道半ばの事業もある。もう1期、市の根幹に関わる事業に携わりたい」と述べた。神園氏は市議を2期務めた後、2002年の市長選で初当選。06年は落選し、10年に再選を果たした。

 一方、瀬戸口氏は読売新聞の取材に対し、「1期目でやり残したことに改めて挑戦したい。市民の声に耳を傾け、近隣の市と連携して産業や観光の振興などに取り組みたい」と意欲を語った。瀬戸口氏は県教育次長や鶴丸高の校長などを務めた後、06年の市長選で初当選。10年は落選した。

(2013年9月10日 読売新聞)

3295チバQ:2013/09/11(水) 20:49:56
http://mainichi.jp/select/news/20130911k0000e040193000c.html
福岡市:新区長にカナダ人女性 仮想行政区「カワイイ区」
毎日新聞 2013年09月11日 13時48分

 福岡市は11日、インターネット上に設けた仮想行政区「カワイイ区」の新区長に、福岡県在住のカナダ人女性ブロガー、ミカエラ・ブレスウェートさん(25)が就任すると明らかにした。就任式は12日。ミカエラさんがネット上に投稿した動画の再生回数は1000万回を超える人気で、発信力に期待した。

 市によると、ミカエラさんは2005年に日本の高校に留学。その後、熊本や福岡の英会話教室で講師をしながら日本語を学び、動画サイト「ユーチューブ」やブログで日本での生活を発信している。

 「カワイイ区」はファッションや美容などを中心に福岡の魅力をPRするため、昨年8月に開設。(共同)

3296チバQ:2013/09/12(木) 21:37:02
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-212394-storytopic-3.html
東門美津子沖縄市長、次期市長選不出馬へ2013年9月12日
 【沖縄】2014年5月11日に任期満了を迎える沖縄市長選で、現職の東門美津子氏(70)は11日までに、次期市長選に出馬しない意向を固め、後援会や政党など複数の関係者に伝えた。12日開会の沖縄市議会9月定例会で正式に表明する。
 関係者によると、東門氏は多選への抵抗感などの理由から不出馬を決めたという。後継候補には、島袋芳敬副市長らの名前が挙がっている。
 東門氏は11日、琉球新報の取材に「気持ちは固まっているが、手続きを踏みたい」と述べ、明言を避けた。
 東門氏は1994年副知事就任。2000年衆院選で初当選、2期。06年の沖縄市長で初当選、現在2期目。

3297チバQ:2013/09/16(月) 10:07:33
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130915-OYT8T00793.htm
えびの市長選、三つどもえ

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 任期満了に伴うえびの市長選と市議選(定数15)が15日、告示された。市長選にはいずれも無所属で、新人の松坂昭二氏(66)と、再選を目指す現職の村岡隆明氏(50)(公明推薦)、前市長の宮崎道公氏(77)の3人が立候補を届け出た。三つどもえの選挙戦は1998年以来という。

 えびの市は人口2万1415人(8月末現在)。年々減少する一方で、高齢化率は上昇しており、観光の浮揚などによる交流人口の増加や、農業の振興策などが争点になりそうだ。

 市議選には現職11、新人5人の計16人が立候補を届け出た。党派別の内訳は、共産と社民が各1人で、無所属が14人。女性は2人。

 投票は22日、市内29か所で午前7時から午後6時まで行われ、午後7時半から加久藤地区体育館で開票される。

 有権者数は14日現在、1万8093人。

(2013年9月16日 読売新聞)

3298チバQ:2013/09/16(月) 10:07:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20130914-OYT1T00989.htm?from=popin
逮捕・辞職…「十分反省」と再び出馬する前市長

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 15日告示、22日投開票の宮崎県えびの市長選で、前市長の宮崎道公みちひろ氏(77)が14日、立候補することを表明した。



 同市長選で出馬表明したのは、現職で再選を目指す村岡隆明氏(50)と、農業生産法人社長で新人の松坂昭二氏(66)に次いで3人目。

 宮崎氏はえびの市出身で、名城大薬学部を卒業後、同市議を7期務め、2002年の市長選で初当選した。2期目途中の09年、市発注工事を巡り、競売入札妨害容疑で逮捕され、その後、辞職。有罪判決を受けた。

 経営するえびの市栗下の薬局で記者会見した宮崎氏は「やってはいけないことをしてしまった。十分に反省している」と述べ、「現在の市政は市民の期待に応えていない。市長の給与を半分にして、議会の定数も15から12にしたい」などと出馬の理由を語った。

(2013年9月15日13時17分 読売新聞)

3299チバQ:2013/09/16(月) 10:15:34
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130915ddlk41010279000c.html

選挙:佐賀市長選 民主県連、自主投票へ 「背景や政策異なる」 /佐賀

毎日新聞 2013年09月15日 地方版


 民主党県連は14日の常任幹事会で、佐賀市長選(10月13日告示、20日投票)への対応について、特定の候補者を推薦せず自主投票にすることを決めた。

 市長選を巡っては現職を含め4人が立候補を表明している。このうち党県連に、新人で元総務省職員の小川登美夫氏(58)から推薦願が出されていた。

 大串博志代表は自主投票とした理由について「(出馬表明している)各氏それぞれの政治的なバックグラウンドや政策が異なり、自主投票が妥当と判断した」と述べた。

 市長選では自民党県連と公明党県本部も自主投票を決めている。

 また、常任幹事会では8月下旬に県連代表を辞任した原口一博衆院議員の県連最高顧問就任を承認した。【田中韻】

3300チバQ:2013/09/16(月) 18:39:45
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130916ddlk45010401000c.html
選挙:えびの市長選/えびの市議選 市長選 現・元、新三つどもえに 市議選は16人が立候補−−告示 /宮崎
毎日新聞 2013年09月16日 地方版

 任期満了に伴うえびの市長選と市議選(定数15)が15日、告示された。市長選は▽新人で農業法人社長の松坂昭二氏(66)▽再選を目指す現職の村岡隆明氏(50)=自民党えびの支部、公明推薦=▽前市長で自営業の宮崎道公氏(77)の無所属3人が立候補。基幹産業の農業や観光振興、人口減対策などを争点に舌戦を繰り広げている。(第一声紹介は届け出順)

 松坂氏は、集落営農推進による農業振興を掲げた。村岡氏は定住・交流人口を増やすことで地域活性化を図ると約束。宮崎氏は市長の給与50%カットで行財政改革を断行すると訴えた。

 一方、市議選には現職11と新人5の計16人が立候補し、15議席を巡って激しく争っている。党派別では無所属14、共産1、社民1。男女別では男性14、女性2。

 期日前投票は16〜21日午前8時半〜午後8時、市役所1階会議室で。投票は22日午前7時〜午後6時、市内29カ所であり、同日午後7時半から同市栗下、加久藤地区体育館で開票される。

 14日現在の選挙人名簿登録者数は1万8093人(男8366人、女9727人)。【重春次男】

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 ◇思いを一つに立て直す−−松坂昭二
 松坂氏は、同市西長江浦の自宅兼事務所前で第一声。約120人を前に「市の基幹産業の農業が危機的状況になっている。私が先頭に立ち、市民の思いを一つに束ねてえびのを立て直す」と訴えた。

 農業法人社長としての実績を強調し「市に金はないが、知恵を出してさまざまな事業を掘り起こしていきたい」。観光についても「温泉や南九州の地の利を生かし、どこもまねできないことに取り組む」と約束した。【中村清雅】

 ◇実績訴えて市政継続を−−村岡隆明
 村岡氏は同市小田の地方卸売市場跡地で出陣式。支持者ら約250人が集まった。

 1期目を振り返り「市政の信頼を回復させるため、派閥の解消に努め、入札制度改革を実行した」と強調。防疫の徹底など口蹄疫(こうていえき)対策や物産館建設を通じて「市民の心を一つにできた」と実績をアピールした。

 市政の継続を訴え「市民が生き生きと暮らせ、幸せを実感できるような施策に取り組みたい」と語った。【重春次男】

 ◇反TPPと農の振興を−−宮崎道公

 告示前日に出馬表明した宮崎氏は、同市栗下の事務所近くで第一声を上げた。駆けつけた支援者に「市は疲弊し、市政も停滞している。今のままでは駄目だ。私しかできないことがある。頑張りたい」と語った。

 農業振興を公約に掲げ「TPP(環太平洋パートナーシップ協定)には反対。農業が活性化するよう大型農産加工所をつくりたい。農家の所得が増えれば自然にえびの市も良くなる」と訴えた。【重春次男】

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松坂昭二(まつさか・しょうじ) 66 無新

 農業法人社長▽市観光協会理事[歴]市観光商工課長補佐▽飯野高PTA会長▽高原畜産高

村岡隆明(むらおか・たかあき) 50 無現(1)

 市長[歴]全国青年市長会理事▽えびの青年会議所理事長▽市議▽飯野高PTA会長▽近畿大=[公]

宮崎道公(みやざき・みちひろ) 77 無元(2)

 [元]市長▽薬局経営[歴]市議▽市PTA連絡協議会長▽県自衛隊協力会理事▽名城大

3301名無しさん:2013/09/23(月) 11:24:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130922-OYT8T00900.htm
えびの市長選 村岡さん再選

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万歳をして当選を喜ぶ村岡氏(中央)

 えびの市の市長選と市議選(定数15)が22日投開票され、市長選は現職の村岡隆明氏(50)(公明推薦)が、新人の松坂昭二氏(66)、前市長の宮崎道公氏(77)=いずれも無所属=を破り、再選を果たした。告示直前に新人と前市長が相次いで名乗りを上げ、三つどもえの選挙戦となったが、有権者は市政の継続を選択した。投票率は市長選、市議選とも過去最低だった。

 同市小田の事務所に当選確実の一報が伝えられると、詰めかけた支持者らから歓声と拍手が湧き起こった。村岡氏は支持者らと握手をして喜びを分かち合い、「人口減対策を中心に、農業の活性化や高齢化対策を考えていきたい」と抱負を語った。

 村岡氏は公明党のほか、自民党えびの支部の推薦も得て序盤から優位に選挙戦を展開。道の駅の整備や入札制度改革など4年間の実績を強調する一方、2期目の公約として交流人口の20%増加や農業の所得向上、担い手の育成などを掲げ、支持を広げた。

 松坂氏は、農業生産法人社長としての手腕や国民宿舎経営の経験を生かした市政運営をアピール。宮崎氏は市長給与の半減や議員定数の削減などを公約に掲げたが、ともに立候補表明の遅れが響き、浸透し切れなかった。

<新市議15人決まる>

 市議選には定数を1人上回る16人が立候補。福祉の充実や街の活性化策などを主な争点に舌戦を繰り広げた。

 当選者の内訳は現職10人、新人5人。党派別では共産と社民が各1人で、無所属が13人だった。女性は1人。

(2013年9月23日 読売新聞)

3302チバQ:2013/09/26(木) 21:52:02
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20130925-OYT8T01489.htm
熊本
区割り・定数見直し議論 県議会、検討委設置へ

 県議会(定数49)の議会運営委員会は25日、選挙区の区割りと定数の見直しを議論する「選挙区等検討委員会」(13人)を設けることで合意した。10月4日の最終本会議で正式に設置を決め、来春をめどに結論を出す方向だ。

 都道府県議選の区割りを巡っては、秋の臨時国会で、郡の枠にとらわれずに地域の実情に沿った選挙区をつくれるようにする公選法改正案が審議される見通し。県議会は、改正案の成立を念頭に、2015年4月の改選へ向けて適正な区割りと定数を議論することにした。

 検討項目は、区割り、総定数、各選挙区の定数の見直し。区割りについては、長洲町が飛び地になっている玉名郡区(定数1)、阿蘇市区で分断されている阿蘇郡区(同)などが議題の対象になりそう。

 また、市町村合併に伴って郡内に美里町しかなくなり、現在の公選法が定める人口要件を満たさなくなった下益城郡区(同)の取り扱いも焦点。同郡区は、改正案の成否にかかわらず、宇城市区、八代市・八代郡区、上益城郡区のいずれかと合区することになるという。

 改正法案が成立すれば、県議選改選直前の2015年3月に施行される見通し。

(2013年9月26日 読売新聞)

3303チバQ:2013/09/26(木) 22:02:11
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1379944342970_02/news/index_20130923-OYT8T00894.htm
臨戦 2013佐賀市長選 一覧

<上>4人乱立展開読めず

事務所開きで気勢をあげる関係者(佐賀市内で)  「合併の総仕上げを、私にやらせてほしい」

 現職の秀島敏行は21日、佐賀市内で開いた報道関係者への政策発表で3選へ意欲をにじませた。

 秀島は2005年10月、1市4町村の合併に伴う市長選で自民、社民の支援を受け、現職の木下敏之を破って初当選した。当時、木下は市ガス局の民営化、水道局の民間委託方針など急進的な政策を打ち出し、議会や職員の間から「強権的」と批判されていた。その対抗馬として白羽の矢が立ったのが、水道局長など市の要職を歴任した秀島だった。

 このような経緯もあり、秀島は就任当初から「つなぎ役」のイメージが強く、年齢も70歳を超えたため、今期限りで引退というのが大方の予想だった。

 そこで“ポスト秀島”に向けて動いたのが旧川副町を地盤に県議として7回連続当選してきた元県議会議長の篠塚周城だった。昨年暮れから後援会幹部が地元で会合を重ねるなど、水面下で立候補を探り始めた。

 しかし、秀島は3月市議会で進退について触れることはなかった。関係者によると、この時期、すでに3選への決意を固めていたという。その背中を押したのが、市議会議長の福井久男だ。旧市時代から市議を22年間務める自民の重鎮である福井は、「議会としてこれからも応援していく」と支持を伝え、出馬を促した。

 秀島は6月議会で旧市・郡部の水道料金の格差是正や約300人の職員削減など2期8年の成果を強調して立候補を表明した。

 それまで秀島の沈黙を「残りの任期の求心力を保つため」と見ていた篠塚陣営は驚き、7月1日に立候補を表明する。記者会見には市区選出の自民党県議らが顔をそろえ、県議会の実力者ぶりを印象づけた。

 保守分裂が決定的になったことで、過去2回、秀島を推薦した自民県連は、自主投票を選択。これを受け、篠塚は党県議団の推薦を得るとともに、市内8支部のうち旧郡部の6支部の支援を取り付けた。一方、秀島を推す福井は影響力を持つ旧市部への食い込みを図っている。

 2人の争いを歓迎しているのは、元総務省課長の小川登美夫、元参院議員の川崎稔の新人2人。小川陣営の幹部は「(秀島、篠塚が)もしも一本化されていたら、出馬を回避させたかもしれない」と明かす。

 小川は、総務省の財務調査課長などを歴任した中央官僚で、過去の市長選でも地元有志から出馬を打診されていた。今回、自民、民主、公明に推薦願を出したが得られず、元市教育長を後援会長に据え、教員だった父親の関係を生かし、草の根選挙で支持拡大をうかがう。小川陣営は「きっと自民票が割れる。うちにとってはプラスだ」と話す。

 川崎は、2007年の参院選佐賀選挙区に民主党公認で初当選したが、消費税増税を巡る党の対応に反発し、今年夏の参院選に不出馬を表明し、党から除籍処分を受けた。現在、民主関係者の一部が応援に入っているが、政党や業界団体からの推薦は一切、求めずに「市民党」を旗印にする。保守分裂、元官僚の参戦に、陣営幹部はこう意気込んだ。

 「候補者が乱立したことで、誰が勝ってもおかしくない選挙になった」(文中敬称略)

◆市長選立候補予定者◆

小川登美夫 58 (元)総務省課長
川崎稔  52  (元)参院議員
篠塚周城 63    (元)県議
秀島敏行 71       市長
        (50音順、敬称略)

(2013年9月24日 読売新聞)

3304チバQ:2013/09/26(木) 22:02:37
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1379944342970_02/news/index_20130924-OYT8T01563.htm
臨戦 2013佐賀市長選 一覧

<中>各党とも擁立断念



自主投票を決めた常任幹事会で情勢を報告する大串代表(14日、佐賀市で) 14日、佐賀市で開かれた民主党県連の常任幹事会。1時間半にわたって市長選への対応を協議した後、代表の大串博志(衆院議員)が険しい表情で記者会見に臨んだ。

 「色々な意見がある中、結論は自主投票だと判断した」

 野党に転落した昨年12月の衆院選、自民大勝を許した今年7月の参院選後、党勢の回復が急がれる中で迎えた今回の佐賀市長選。「次の国政選挙を見据え、独自候補を擁立したかった」。党県連代表代行の園田泰郎(元鳥栖市議)は、自主投票という最終判断を残念がった。

 民主にとって逆風下の衆院選では、佐賀1区の原口一博、同2区の大串の2人とも、佐賀市で根強い支持を獲得し、小選挙区で敗れたものの比例選で復活当選。これを受け、市長選で少しでも民主の存在感を出したい気持ちが、園田にあった。

 だが、参院選で候補者擁立が難航し、市長選で候補者を選ぶ時間はなかった。6月以降、現職ら4人が次々と立候補を表明する中、県連内部の動きは、園田の思いと違ってきた。

 国会議員2人の支援者が、元総務省課長の小川登美夫、前参院議員の川崎稔の各陣営に応援に入り、一部の県連役員からは「市政運営の中で民主への配慮がある」として、現職の秀島敏行を推す声もあがった。

 県連幹部は「もはやモザイクのように支援者が各陣営に入り込み、県連が一丸となって、特定の候補を応援できる状態にはなかった」と証言する。

 園田にも妙手はなく、自主投票を受け入れた。

 夏の参院選では、非自民の“受け皿”として躍進した共産。当初、独自候補の擁立を模索したが、市長選の告示1か月前の今月13日、記者会見を開き、擁立断念を発表した。

 「市議選に力を注ぎたい」。会見で、党県東部地区委員会の向井寛委員長は、断念理由をこう説明。実は、共産には過去の苦い経験があった。

 1998年の参院選で、共産は比例選の得票数を、過去最多だった約540万票を大きく上回る800万を超える票を獲得する躍進をみせた。その勢いを受け、翌年の市長選では候補を出し、市議選に現職2人、新人1人の計3人を立てて挑んだが、結果は現職1人の当選に終わった。

 党県委員会の一人は「国政選挙と地方選挙はまったく別物。前回の二の舞いは避けたい」と語った。

 一方、自民には、安倍政権の人気の高さを反映し、立候補予定者4人のうち3人から推薦願が届いた。

 うち、元県議会議長の篠塚周城は自民県議を26年間務めたベテラン。秀島へも過去2回、推薦を出した経緯もあり、2人を支持する党員の対立を避け、県連は早々と、自主投票を決めた。県連幹部は「選挙で当事者間にしこりを残したくない」と語り、今後の選挙を見据えた判断だったと強調した。

 自民と協力関係にある公明も足並みをそろえ、過去2回の市長選で秀島を推した社民県連は「うちが秀島を表だって推薦すれば、自民の中の反秀島の勢力を勢いづかせる。秀島のためにもそれは避けたい」として、下部組織の佐賀市総支部が秀島を応援している。

 4人が立候補を表明した今回の市長選は、様々な事情、思惑で政党の色が見えず、混沌(こんとん)としている。(文中敬称略)

市長選立候補予定者

小川登美夫 58 (元)総務省課長
川崎稔  52 (元)参院議員
篠塚周城 63 (元)県議
秀島敏行 71  市長

(50音順、敬称略、(元)は前職を含む)

(2013年9月25日 読売新聞)

3305チバQ:2013/09/26(木) 22:03:07
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/feature/saga1379944342970_02/news/index_20130925-OYT8T01465.htm
臨戦 2013佐賀市長選 一覧

<下>市活性化へ未来像を 候補予定者の論戦期待

街の活性化が課題となっている佐賀市中心部  JR佐賀駅から南にのびる「中央大通り」。その一角のビルの3階にあるオフィスで、一般財団法人「佐賀未来創造基金」の山田健一郎理事長(36)は窓の外を眺め、ため息をついた。「昔はもっと人通りが多かった。商店街では後継ぎがいないとか、将来どうなるのかという不安の声をよく聞く」

 山田さんは今年4月、市民や企業から寄付を集め、まちおこしなどの市民活動を行う団体に助成する同基金を設立。行政だけでは地域の課題を解決できないと思い、立ち上がった。設立から半年で約300件、約545万円が寄せられた。寄付者に使い道について調査すると、2割強の人が「まちづくり」と答え、最も多かった。

 山田さんは「まちづくりに元気がないと思っているのだろう。各地域で住民が頑張っているが、なかなか横のつながりになっていない」と話す。

 基金の設立をインターネットなどを通じて全国に発信しているが、県外からの寄付は全体の1割にも満たない。「市はもっと、佐賀の魅力を県外に発信してほしい」と願う。

 今回の市長選には4人が立候補を表明している。山田さんは「市の将来像、市長として未来像をしっかり示してほしい」と期待する。

     ◇

 「佐賀を元気にする方法はある」と街頭で訴える元総務省課長の小川登美夫氏は「あっと驚く政策集」と銘打った冊子を作成。活性化のために市中心部での路面電車導入などを提唱している。官僚時代の人脈を生かすといい、「国の応援があれば可能」と話す。

 前参院議員の川崎稔氏は、市立図書館などで話題にのぼる武雄市などを引き合いに出し、「佐賀に元気がない。武雄に負けるな」と訴える。日本銀行で務めた経験を生かし、日銀支店の誘致を提案。「福岡へ流れる金を県内で回るようにしたい」と意気込む。

 元県議会議長の篠塚周城氏はトップセールス型の市政運営に取り組むため、庁内に営業専門部署を新設し、「市長自らが頭を下げ、佐賀市を全国に売り込んでいきたい」と訴える。「ノリや米など魅力ある産品はどこにも負けない」と自信を見せている。

 現職の秀島敏行氏は、合併で点在していたゴミ処理施設を佐賀市高木瀬町に統合する際、難航した地元協議をまとめあげた実績を強調。チラシでも「1人の100歩より100人の1歩」との堅実な人柄をにじませ、地域コミュニティー支援の拡充などを訴える。

     ◇

 4人を集めた公開討論会が10月1日、佐賀市のメートプラザ佐賀で開かれる。主催の佐賀青年会議所(佐賀JC)は、4人の訴えや人柄などを少しでも多く引き出そうと腐心しながら準備を進める。

 佐賀JCは、7月から2か月間かけ、約1800人の市民を対象に事前アンケートをした。それによると、投票の判断基準で最も回答が多かったのが、「経済や産業の活性化」だった。次いで、「子育て教育」、「中心市街地の活性化」などが続いた。

 人柄を重視する意見も多く、「恋愛の失敗談などの質問も討論会で織り交ぜたい」という担当者。「佐賀市の浮揚は県全体の発展にも影響する。県都としてのリーダーを選ぶ意識を持ってもらいたい」と、討論会を契機に市長選への市民の関心が高まり、論戦も活発化してほしいと願っている。(この連載は、小山田昌人、甲斐也智が担当しました)

市長選立候補予定者

小川登美夫 58 (元)総務省課長
川崎稔  52 (元)参院議員
篠塚周城 63 (元)県議
秀島敏行 71    市長

(50音順、敬称略、(元)は前職を含む)

(2013年9月26日 読売新聞)
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3306チバQ:2013/09/29(日) 19:18:59
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130925ddlk44010584000c.html
課題点検:’13年杵築市長選から/上 庁舎問題 分散継続か、統合か /大分
毎日新聞 2013年09月25日 地方版

 2年後には旧杵築、山香、大田3市町村合併から10年。ある市議はつぶやく。「行政の効率を考えれば機能を統合した方がいいが、現実的にはかなり難しい」。一方で、別の市議は「現在の分散型でも問題ない」とする。

 2005年10月の合併時、新市役所は「旧杵築市役所」としたものの、手狭で全部署が入れず、教育委員会と福祉部門は旧山香町役場に置いた。

 庁舎の在り方を検討するため、11年3月に職員プロジェクトチーム(PT)が発足。事務連絡や会議のため片道約30分の杵築−山香間を行き来する職員が年間延べ約8500人に上り、行政効率が悪いことを指摘し、(1)機能を統合した本庁舎方式への移行が理想(2)杵築庁舎西約200メートルの消防本部跡に税務や市民など窓口系部署を集めた小規模第2庁舎を建設する−−との提言を取りまとめた。

 ところが、同年6月市議会で、庁舎問題を検討するメンバーへの報酬を確保するために市が提案した庁舎問題検討委員報償費は否決。検討は凍結された。さらに今年9月、市執行部は「図書館移転候補地は、消防本部跡地が最有力」と表明した。PT提言が示した「第2庁舎候補地」がなくなった格好だ。

 しかも、この間に学校耐震化や中学校移転、防災通信網の整備などの事業が目白押し。返済に有利な合併特例債は120億円の発行枠のうち110億円程度は用途がほぼ内定している。“提言”をまとめた一人、市財政課の真鍋公博課長は「そろそろ庁舎問題の検討をすべきだが、財政的に建設は難しくなっている」と話す。

 市は行政改革後期アクションプラン(13〜16年度)で新たな定員適正化計画を策定する。さらに効率的な職員配置が必要だが、本庁への機能統合に伴い周辺部が衰退することを懸念する声もある。次期執行部も難しいかじ取りを余儀なくされそうだ。

   ◇  ◇

 任期満了に伴う杵築市長選は29日、告示される。今のところ、前県福祉保健部長の永松悟氏(59)=無所属新人=のほかに立候補に向けた動きはなく、新杵築市発足以来、3回連続無投票の公算が大きい。市長選を前に幾つかの課題を点検する。(この連載は祝部幹雄が担当します)

3307チバQ:2013/09/29(日) 19:19:26
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130926ddlk44010577000c.html
課題点検:’13年杵築市長選から/中 商工振興 地道な取り組み継続 /大分
毎日新聞 2013年09月26日 地方版

 「結局は、誘致前の人口に戻った形。製造業の海外流出の動き次第だが、今後も予断を許さない」

 2008年秋のリーマン・ショック後の状況を振り返り、市のある幹部は厳しい表情を見せた。

 杵築市周辺は大分空港に近い立地などを生かし、1980年代半ば以降、企業進出が相次いだ。中でも、大きな雇用を生み出したのは84年操業開始の東芝(現ジェイデバイス大分本社)と、99年の大分キヤノンマテリアル。大分キヤノンの立地する隣接の国東市に通う従業員も当て込んだアパートが次々と建てられた。

 05年11月、人口は3万3890人に。非正規雇用者の大量失業が始まる直前の08年11月まで横ばいだった。その後、進出企業の雇用形態が変わったこともあって、不況による離職者数は正確に把握できないが、今年8月末の人口は3万1200人。多くのアパートでは今も空室が埋まらない。不況が長期化したこともあり、この間の誘致企業は、増設を含めて5社。新たな雇用は100人にも満たない状態だ。

 市は今春、初めて職員1人を研修の形で県東京事務所に長期派遣した。「すぐに成果につながらなくても、人脈を広げて将来につなげてほしい」との思いがあるという。

   ◇  ◇

 市役所周辺の城下町の商店街も地盤沈下が進む。市商工会会員店舗で見ると82年の111店舗がほぼ半分の54店舗に。空き地も目立つ。商工会長でもある真砂矩男市議は「リーマン・ショック前は居酒屋で若者をよく目にしたが、今はほとんど姿を見ない」。

 ただ、若手・中堅商店主が活性化に取り組む動きも。真砂さんは「農漁業産品を生かした観光資源づくりにも取り組まなければ」と表情を引き締める。

3308チバQ:2013/09/29(日) 19:22:28
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130927ddlk44010590000c.html
課題点検:’13年杵築市長選から/下 病院再建 医師確保が急務 /大分
毎日新聞 2013年09月27日 地方版

 今年1月、市立山香病院の事業管理者兼院長が辞表を提出した。脊髄(せきずい)治療で県内外から患者を集めてきた整形外科医。後を追うように同科医師ら4人が3月末までに辞職し、整形外科は医師ゼロになった。

 背景には、病院運営を巡る院長と市執行部の間の「考え方の違い」があったという。

 旧町立山香病院として設立された同病院の収支は2011年度約8000万円の黒字。現金預金も約11億円あった。経営難にあえぐ地方公立病院が多い中、“優等生”だったといえる。

 収益の柱は整形外科手術だった。138床の病床稼働率は約98%で、うち約6割は整形外科。「整形外科偏重」の経営に対しては「整形外科が長期入院を抱えるため、内科の入院希望に応えられない」との指摘もあった。

 突然の大量退職は、病院経営に大打撃を与えた。院長交代に伴う方針転換で2月以降の入院患者は激減。さらに辞めた医師やスタッフの退職金支払いなどで12年度決算は一転約1億円の赤字に。

 医師は今年2月の12人から一時は6人にまで減った。9月1日に大分大から小野隆司・新事業管理者兼院長(総合診療科)が赴任し、ようやく7人になったが、医師不足は否めず、病床稼働率も約7割に低下。今年度も4〜8月の5カ月で赤字3700万円を出している。

 小野院長は「今は、地域住民が受けるべき医療サービスを受けられていないし、最悪の経営状態。短期的には、県や大分大に要請して医師を確保することが課題」と分析。さらに再建に向けた中長期的な取り組みについて、こう話す。「一部の診療科に特化するのではなく、内科を中心に地域ニーズにあった医療を提供し、信頼を取り戻す」(この連載は祝部幹雄が担当しました)

3309チバQ:2013/10/01(火) 22:20:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130929ddlk41010237000c.html
県都の未来:’13佐賀市長選/上 4氏乱立 /佐賀
毎日新聞 2013年09月29日 地方版

 ◇陣営は「政党隠し」
 任期満了に伴う佐賀市長選(10月13日告示、20日投開票)は告示まで2週間となった。3選を目指す現職の秀島敏行氏(71)▽元県議会議長で新人の篠塚周城氏(63)▽元参院議員で新人の川崎稔氏(52)▽元総務省課長で新人の小川登美夫氏(58)−−の計4人が立候補を準備している。選挙の構図や、市政の課題を探る。【田中韻】

 6月定例市議会で出馬表明した秀島氏は「市民の幸福感アップ」をキャッチフレーズに掲げる。福祉医療や環境分野などで市民サービスの充実を訴え「これまでの公約はほぼやれた」と2期8年の実績をアピールする。

 7期の県議生活で培った経験を強みとする篠塚氏は、県議選を支えてきた後援会組織に後押しされる。「2度の合併で生じた地域のむらをなくす」を柱に掲げるほか、トップセールスによる産業振興などを訴える。

 民主党を離党、除籍処分された川崎氏は、政党色のない草の根選挙を展開する。日銀出身の経歴から「財政のスペシャリスト」を自称。金融機関や民間企業の誘致で景気回復を狙い、行財政改革を掲げる。

 今年5月に帰郷した小川氏は、元官僚や政府関係者ら著名人をゲストに呼んだ講演会を開くなどして知名度拡大を図る。路面電車の導入をはじめとした街中の活性化対策や、大学誘致などを含む教育改革を訴える。

    ◇

 各陣営の動きが活発化する一方、政党や政治団体などの動きは低調だ。

 候補者擁立を模索していた共産党県委員会は「争点を提起できる選挙活動が十分に行えない」と擁立を断念。共産は7月の参院選で複数の選挙区で議席を獲得するなど躍進したが、関係者は「市長選と同日選の市議選に注力する方が、党にとっても有益」と理由を明かした。

 自民党県連は、秀島氏の過去2回の当選とも推薦してきたが、今回は「自主投票」にした。当初、佐賀市支部は秀島氏を、川副町支部は篠塚氏を推し、一本化が困難になり、結局「しこりを残し、党勢拡大に支障をきたしてはいけない」と判断した。

 複数候補の乱立を背景に、公明党県本部も民主党県連も特定候補の支援を見送り、自主投票とした。また、JAグループ佐賀の政治団体・県農政協議会も、推薦を巡る対応を各支部の判断に委ね、事実上の自主投票になっている。

 ある政党関係者は「誰を推しても角が立つ」と消極姿勢の理由を語る。一方、ある陣営関係者は「組織の支援合戦ばかりに目がいくと、肝心の政策がかすみ、有権者から批判を浴びかねない」と、政党・組織隠しの雰囲気を解説した。

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3310チバQ:2013/10/02(水) 20:10:09
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20131002ddlk42010594000c.html
宮本・平戸市議:「口利き」疑惑で辞職 選挙には立候補へ /長崎
毎日新聞 2013年10月02日 地方版

 平戸市立南部中学校体育館シューズ選定を巡り、特定業者の「口利き」で学校に圧力をかけたとして、市議会から辞職勧告された宮本利男市議(75)が1日、議員辞職した。問題とされた「口利きで不当な圧力をかけた」ことは改めて否定。任期満了に伴う市議選(13日告示、20日投開票)には立候補する考えを示した。

 宮本氏は当選11回。同市議会などによると、宮本市議は9月5日、校長に電話で体育館シューズ選定を巡って、自分の支持者である業者の話を聞くように伝えた。校長が業者の申し出をすでに断った旨を話したが、「公正取引委員会に出してもいいのか」などと繰り返したという。校長の訴えなどを基に、同市議会は9月27日、宮本市議の辞職勧告決議を可決した。

〔長崎版〕

3311チバQ:2013/10/02(水) 20:12:20
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-02_54795
「副知事出馬」質問で紛糾


政治 2013年10月2日 10時09分

(10時間3分前に更新)

 1日の県議会一般質問で、野党議員が高良倉吉、川上好久の両副知事に選挙への出馬の意思を質問し、与党が猛反発する一幕があった。米軍普天間飛行場の返還問題を左右する来年の重要選挙に向け、与野党のつばぜり合いが始まった格好だ。

 質問したのは、野党第2会派「県民ネット」の赤嶺昇氏。高良副知事には来年秋の知事選、名護市出身の川上副知事には年明けの名護市長選に、出馬の意思があるかどうかを尋ねた。

 これに対し、与党の自民から「現職の知事が態度を明確にしていない中、こんな質問は常識的に考えられない。議場ではもう少し品位のある質問をすべきだ」「副知事に選挙の質問をするのが一般質問になじむのか」と反発が相次いだ。

 喜納昌春議長は「質問内容は、議長として承認した。今回は議事を進め、今後の議会運営委員会で質問が適切かどうか協議することで理解してほしい」と説得し、自民も矛を収めた。

 肝心の両副知事は「県政の課題解決のため、副知事の職務を全うする以外のことは一切考えていない」(高良氏)、「知事を支え、一体で施策推進に全力で取り組む必要があり、職責を全うする以外のことは考えていない」(川上氏)と慎重な答弁に終始した。(吉田央)

3312チバQ:2013/10/06(日) 22:57:32
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2560315.article.html
佐賀市長選告示まで1週間 候補、浸透作戦
 現職と新人3人が出馬を表明している佐賀市長選の告示まであと1週間に迫った。現職の秀島敏行氏(71)=本庄町=、元県議会議長の篠塚周城氏(63)=川副町=、元参院議員の川崎稔氏(52)=東佐賀町=、元総務官僚の小川登美夫氏(58)=本庄町=は5日、後援会の決起集会や辻立ちで知名度アップを図るなど、雨の市内を駆け回りながら、本番さながらの激しい前哨戦を繰り広げた。

 5日午前。秀島、篠塚両氏は同じ時刻に支援者を集め集会をスタートした。

 秀島氏の後援会事務所では、佐賀高時代の同級生60人が集結。「同期の絆で押し上げよう」と代表者の声が響いた。この1カ月で態勢づくりも進んだ。「空席」だった選対本部長に福井久男市議会議長が就任、“二人三脚”で囲む会などを回り実績を訴える。市職員OBや有志が支えるが「高齢化は否めない」(陣営)。告示に向け若年層への浸透を図る。

 1700人(陣営発表)を集めた篠塚氏の集会では「今日の空のようにどんよりと曇った佐賀市を太陽の光が注ぐ明るい佐賀に」と声が上がった。篠塚氏は推薦を受けた150以上の団体を軸に、知名度アップに努め、「語る会」も開催。ただ陣営幹部は「旧郡部は固めてきたが、旧市に食い込めていない」と危機感を募らせる。今後は、中心部対策に力を入れる方針だ。

 川崎氏は、事務所で若者の投票率向上を目指す学生グループの取材を受けた後、大型商業施設の周辺など20カ所で辻立ち。雨の中、「健全な財政と元気な経済を両輪とし、県都の誇りを取り戻そう」と訴えた。支持者固めにひと区切りをつけ、「1日60カ所」を目標に辻立ちを始めたのは先月末。事務所幹部は「当初の想定より遅れている。もっと露出を増やさないと」とカレンダーをにらみながら話した。

 小川氏は、佐賀市金立町などであいさつ回りに奔走。40数年、佐賀を離れていたため、立候補表明後は、中学校の同級生や後援会会長に就いた元市教育長らの応援を得ながら、課題の「認知度アップ」に力を注いできた。佐賀駅前や商業施設近くでの辻立ちや12カ所でのミニ集会も開催。9月中旬からは自治会などから「話を聞きたい」と声が掛かるようになり、後援会幹部は「少しずつ浸透してきた」と手応えを語る。

 6日も陣営のスケジュールはびっしり。告示を目前に控え、浸透作戦に力がこもる。

2013年10月06日更新

3313チバQ:2013/10/06(日) 22:58:40
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2556834.article.html
佐賀市長選連載(1) 中心市街地の再生
 「兵庫町の大型商業施設と中心市街地の商業エリア。中心市街地が広いと思われがちだが、地図を重ねると、ほぼ同じ広さです」。市が設置した「まちづくり50人委員会」で、佐賀市出身の建築家西村浩さんが地図を示すと、メンバーは意外といった表情で見つめた。「歩くことを嫌って中心街に行かないのではない」。西村さんは続けた。

 “県都改造”と期待を集めて開業した再開発商業ビル「エスプラッツ」の破綻に前後し、大和、巨勢、兵庫と相次いで開店した郊外型大型店舗のにぎわいと反比例するように、中心街は活力を失った。市は佐賀玉屋、エスプラッツ、佐嘉神社・徴古館周辺、柳町・呉服町周辺を結び、人が周遊する仕掛けをつくる「4核構想」を描き、てこ入れを続けた。ハローワークや国保連を誘致、現在、白山に7階建ての新商工ビル(仮称)の建設が進む。

 「人が歩き、集う」ことを狙ったソフト事業も、西村さんら市出身の建築家に知恵を借りながら進めてきた。広場にコンテナを置き、夏休みに家族で楽しめる体験イベントや、子育て世代の女性による手作り品販売会を開くなど、さまざまな世代を巻き込む仕掛けを打ち出した。

 佐賀商工会議所が行った調査では2010年度から3年連続で人通りが増え、薄日が差した。中心部の人口もマンション建築が相次いだこともあり、近年は増加傾向で、12年度末は00年度に比べ、1・2倍の9044人になった。

 その一方で、「にぎわいを取り戻した」と実感する市民は少ない。「砂漠に水をまいている感じ」と近くに住む50代の自営業男性。市中心部の出身で、現在は三瀬村の会社で働く男性(48)=若楠=は「三瀬では福岡市を意識し、どう売り込むか、みんなが考えている。中心部は市が長く面倒を見過ぎ、口を開けて待っている状態になっている」。山から見た“光景”に違和感を抱く。

 エスプラッツ再開以降、市は少なくとも45億円を投入した。「使用目的は決まっていない」としながら、柳町入り口のガソリンスタンド跡地も3300万円で購入。相次ぐ用地取得の提案に、議会では「佐賀市不動産って言われよっぞ」との声も上がった。

 「いろいろやっているとは思う。でも、どんな風に未来へつながるのか。それが分からないから不安」。15年にわたって店を構えた商店街から郊外の大型店舗に移転。3年前、再び中心部に戻り洋服店を開店した女性経営者(62)は、行政の考えが伝わってこないもどかしさも口にする。

 佐賀大経済学部の戸田順一郎准教授は「温泉」という核がある嬉野市でも同様に模索が続く現状に触れながら、「人口規模が大きい佐賀市の場合、中心街活性化を自分の問題として捉えづらい」と分析。例えば「子ども」を切り口にどんな市中心部を受け継いでいくのか−など、まずは市民と行政が全体像を描き、方向性を共有していく大切さを指摘する。

    ◇   ◇

 2005年の1次合併から8年が経過する佐賀市。今後、合併関連の優遇策はしぼみ、人口減少、高齢化が進む中で県都のリーダーを決める市長選と市議選を迎える。13日告示、20日投開票の選挙戦を前に、現状と課題を追った。

2013年09月29日更新

3314チバQ:2013/10/06(日) 22:59:06
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2556835.article.html
佐賀市長選連載(2) 子育て支援
 中心市街地の人通りは少ないのに、びっくりするほど利用者が多い−。エスプラッツ内にある子育て支援センター「ゆめ・ぽけっと」。佐賀市が2007年に開設した施設で、全国からの視察も絶えず、これまでに80の行政や議会関係者が訪れた。

 センターでは、孤軍奮闘しがちな子育て中の親が同じ状況の人や専門知識を持つ保育士と気軽に触れ合うことができる。利用者は当初見込みより2割多いペースで増え、昨年8月には20万人を超えた。結婚を機に佐賀市に移り住んだ女性は「転勤族の友だちとも、佐賀は子育てしやすいねと話している」と評価する。

 一方で、働きながらの子育て環境は厳しい。保育所を利用したくてもできない「待機児童」は、09年度「ゼロ」。ただ、この数字は年度当初という行政の“ルール”による数で、実際は年度末に100人を超えている。12年度からは年度当初から待機児童が出るようになり、希望する園を指定して待つ「園待機」を含めると、300人前後まで膨れ上がる。

 「真っ青になりました」。佐賀市大和町の看護師(31)は7月、市から届いた通知に衝撃を受けた。2人目となる長女を出産、育休復帰が10月に決まっていた。看護職場は慢性的な人手不足。勤務先からは早期復帰を切望されていたが、手元に届いたのは「預けられない」という事実だけ市の担当窓口に駆け込んだものの、対応した職員は代替案を示すこともなく、沈黙するばかりだった。

 9月から、認可外保育所の「慣らし保育」に通い始めた。認可保育所に空きが出れば、また慣らし保育からスタートする二度手間だ。助けになってくれた認可外施設には感謝する一方、「少子化だから子どもを産めと言うけど、育児中の働く親に、社会も職場も冷たい」と感じる。

 ここ数年は、放課後の子どもたちの居場所「学童保育」でも待機が出始めた。佐賀市では12年度には最大63人、現在も74人が待つ。県内各地から相談を受ける県放課後児童クラブ連絡会には、年度初めと夏休み前に相談が増える。

 行政窓口に書類を提出しなければ「待機」にはカウントされない。長尾千夏副理事(52)は「明確な意図はないのかもしれないが、職員が『既に60人も待っていますから』とやんわりと言い、保護者からすれば書類提出を避けられていると感じる対応も垣間見える」と指摘する。

 2年後からは子ども・子育て3法が施行予定で、サービス提供だけでなく、ニーズ調査や将来計画なども「市町の責任」となる。佐賀市だけでなく、全国的に年度当初の数字だけを捉え、「待機はいない」としてきた経緯もあり、今後は市町の姿勢がより問われるようになる。

 全国では「待機ゼロ」を達成した「横浜方式」が注目を集めている。子どもの育ちより大人の都合を優先させているとの批判もあるが、専門の相談員(コンシェルジュ)を置き、市民の思いを引き出して寄り添う運営など、見習うべき点は多い。

 認可施設の増設に慎重だった佐賀市は、今年2月に方針を転換した。現実に正面から向き合い、何をニーズとしてくみ取るかで、“佐賀市版”の支援策は大きく変わる。

2013年09月29日更新

3315チバQ:2013/10/06(日) 22:59:36
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2556836.article.html
佐賀市長選連載(3) 合併後
 市議会で、同じ観点からの指摘が相次いだ。「市全体の構想を決めることが先ではないか」−。一つは旧市内の公民館の運営方式を変更する方針を示した時、もう一つは本庁舎の増改築方針を示した時だった。

 合併時の協定書には公民館について「3〜5年で調整する」、支所の統廃合については「おおむね10年後に再度議論」と記されている。

 しかし、旧市と旧郡部で異なる公民館をどうするかは、合併から6〜8年が経過した今も検討中。支所の統廃合は再度議論のめどとなる「10年」を控えている中、「本庁の職員増で手狭になった」「早期の耐震化」などの視点から13億円以上をかけた本庁舎の増改築計画が先行した。

 行財政改革の一環で、国主導で進められてきた「平成の合併」。2005年と07年、2回の合併で誕生した新佐賀市も「合併による国の優遇策なしでは、財政が立ち行かなかった」(財政課)。

 もちろん、優遇策だけに頼ってきたわけではない。独自の努力として、市は旧川副・東与賀町の下水道計画見直しで建設費を46億円削減、高木瀬町へのごみ処理統合で年間3億2千万円の経費縮減に取り組み、国保や市税の収納率向上にも力を入れた。

 こうした努力もあって、財政の健全度は九州でトップクラスに上がったが、合併から10年が経過すると国からの優遇策は段階的に減る。見通しは厳しく、市財政課は本年度から5年間で72億円の収支不足が見込まれると試算。52億円を節約でしのぎ、備えてきた基金を切り崩すなどして20億円を補うとしている。

 厳しくなることはあっても、楽にはならない−。厳しい財政見通しに、議会主催の報告会では市民から「早く支所の統合を」という声も上がった。維持管理費と人件費を合わせて24億円近い経費がかかっている支所の今後を考えるとき、経済性・効率性の切り口に傾くのは否めない。ただ、その論理だけで結論を出せるほど簡単ではない。

 議会が執行部にさきがけて立ち上げた研究会では、旧市の議員から「支所を統合しないと合併のメリットが生かせない」との意見が相次ぎ、旧郡部の議員は「周辺部には取り残される不安が広がっている」と現状を訴えた。ことし4月、議会が市民1千人を対象に実施したアンケートでは「業務縮小、統廃合」が39・6%だった一方、「支所業務を継続、充実すべき」は48・8%。住民の意見も割れた。

 意見が対立する支所のあり方。佐賀大経済学部の畑山敏夫教授は「人口減少社会」を前提に住民との対話の必要性を指摘しながら、単なる支所の縮小ではなく「住民の声と実態を反映した新たな支所機能の問い直しを」と提案する。高齢化が進み、これまでとは全く違った行政ニーズが出てくることも想定。国、県、市の「上から下」ではなく、むしろ基礎自治体は「最先端の行政」を戦略的に担っていく時代と捉え、職員の資質向上がその鍵とみる。

 本庁舎は防音シートなどで覆われ、改築工事が本格的に始まった。「支所はがらんとして活用できる部屋も多い。でも、本庁舎は増築なんですね」と大和町の女性(40)。全体像が見えない中、本庁舎で先行する工事に不安な思いを抱く。

2013年09月29日更新

3316チバQ:2013/10/06(日) 23:00:11
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2556982.article.html
佐賀市長選連載(4) 安全・安心
 公民館のガラス戸は、打ち付ける雨粒で大きな音を立てていた。昨年7月13日午後2時すぎ、会議に出席していた佐賀市民生委員児童委員協議会の石井智俊会長(71)=佐賀市本庄町=の携帯電話に1本のメールが届いた。学校が保護者に子どもを迎えに来るよう呼び掛けていた。地区内には、80歳近くになる一人暮らしの全盲の男性や歩行困難な女性もいる。早めに会議を切り上げ、車を走らせた。

 佐賀市の平野部は、洪水時の河川水位や有明海の高潮時の潮位よりも地盤が極端に低い低平地。豪雨のたびに佐賀駅や県庁、佐賀大学周辺などで浸水被害に悩まされてきた。2008年、09年、昨年7月と頻繁に豪雨が発生し、昨年は約100戸が床上浸水、約500戸が床下浸水するなど市民生活に支障が出た。

 市は、これまで進めてきた地区ごとの対策では追いつかないとして昨年秋、市内平野部全域の排水計画作りを始めた。科学的な分析にも初めて着手。今後30年の整備計画を短期、中長期に分けて進めていく計画で、今月20日には短期計画の方針も固めた。市内7カ所への備蓄倉庫整備や公民館、小中学校などの避難所に新たな誘導標識を設置するなど、さまざまな手を打つ。

 ただ、大規模な自然災害時、行政の助けを直接受けられるまでには時間がかかる。地域での助け合い体制が肝になるが、暗中模索が続く。

 08年から市が自治会などに発足を促している「自主防災組織」は丸5年となった今年7月、ようやく50%台に乗った。ただ、大和町や三瀬村など“空白地帯”も目立つほか、立ち上げたものの具体的な活動には結びつかず、「休眠状態」という組織もある。災害時に要援護者の支援もする民生委員は年ごとに違ってはいるが、複数の地区で欠員が生じている。

 勧興地区を担当する民生委員(79)は「要援護者には必ず支援者が必要だが、その支援者が見つからなくて…」と漏らす。支え手の自治会役員、民生委員の高齢化が進み、高齢者が高齢者を支える構図はますます広がる。ウオーキングで体を鍛えている石井会長も「15年前だったら抱えられたかもしれないが、今は無理かもしれんね」と率直に不安も口にする。

 県内82人の防災士でつくる「県防災士会」の小林紀事務局長(70)は「『自主防災組織が何割になった』『防災マップを作った』など、いわば新聞記事になりやすいことは、実は最重要事項ではない」と話す。隣の住人が退院して家に帰ってきたり、子どもが生まれたり−。「その後の変化」を住民同士が半年に一度、1年に一度集まって、自分のまちを考える場こそが必要と指摘する。「そうした目立たないところに行政が気を配り、水を向けられるか。これまでは求められてこなかったのかもしれませんが」。

 今後、ますます高齢化は進む。行政だけでも、住民だけでも地域の安全は確保できない。東日本大震災で高まった防災の機運を持続し、「わがこと」として当事者意識を持ち続けるための方策が求められている。

2013年09月30日更新

3317チバQ:2013/10/06(日) 23:00:33
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2557611.article.html
佐賀市長選連載(5) 雇用
 「佐賀は人件費を抑えられるのが魅力」。佐賀市と進出協定を結び、記者会見に出席した企業の社長は決め手の一つに「低賃金」を挙げた。

 県統計調査課の資料によると、地域全体の経済力を示す指標の一つ「1人当たりの市民所得」は2010年度、前年度より22万円増の277万円となったが、それでも01年度に比べると3・6%の減少。1人当たりの国民所得が伸びているにもかかわらず、佐賀市の数字は逆に落ちている年もある。

 「市民の暮らしを豊かにするのは最重要課題の一つ」。佐賀市は雇用創出に取り組み、この8年間で24社、2300人の新規雇用を生み出した。雇用拡大に向けては企業誘致が施策の柱で、市は工業団地整備に力を入れてきた。

 10年1月に分譲を開始した久保泉第2工業団地は、分譲率44%。順調な売れ行きで、新たな工業団地の造成を大和町で計画中だが、「優良農地をつぶさせない」とする国の方針でストップしている。県の協力も得ながら風穴を開けようとしているが、突破口は見えていない。

 量の確保に加えて深刻なのは雇用の「質」。市工業振興課によると、誘致した企業で働く人のうち、これまでの累計では正社員が半数以上を占める。ただ、この8年間をみると、4分の3は非正規。正社員は4分の1にとどまり、就業構造は激変した。民間企業だけではなく、市役所でさえも非正規職員の割合が3割を超えた。

 市内で操業する複数の企業幹部は「企業研究が他の自治体と比較して不足気味」と指摘する。中には企業側のニーズをつかむため、意見交換の機会をつくったり、技術力アップの場を設けたりしている自治体もある。継続した支援は関係性の向上につながるが、「佐賀市からのアプローチは他の都市に比べて少ない」と感じる。固定資産税の減免など優遇策に対しても、「副次的なものなんだけどね」と認識のずれを口にする。

 子育てや教育施策に力を入れても、働く場がなければ、佐賀市は人材輩出の都市に固定されてしまう。先ごろ長男(23)が福岡県内に就職が決まり、大学3年の長女(20)も県外での就職活動に奔走する姿を見ている母親(51)は「自立できる、生活ができる魅力ある企業が佐賀には少ない。県外希望という本人の意思を尊重したい」。中学生の長女を育てる母親(40)も「佐賀を出て行くという前提で考えている」と話す。

 雇用の質低下は住民税など税収の低下につながり、「結婚したくてもできない」未婚化を強め、少子化にも拍車をかける。ただ、雇用・労働分野は労働者派遣の規制緩和の影響など、地方の努力だけでは解決できない課題も多い。

 かつての高度成長などは到底望めない「成熟期」の中で、地域経済や産業、企業に関する専門家でさえ、「解決法が分かれば、私が市長選に立候補しますよ」と冗談交じりに話す。厳しく、難しい時代に、市民はどんなリーダーを望んでいるのか。市長選は13日に告示、20日に投開票を迎える。

2013年10月01日更新

3318チバQ:2013/10/06(日) 23:29:23
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20131005ddlk43010553000c.html
政務活動費:実家宿泊は支給せず 県議のホテル利用、上限引き下げも /熊本
毎日新聞 2013年10月05日 地方版

 県議が調査研究活動の際に実家や親戚、友人宅に泊まっても宿泊料として政務活動費が定額支給されていたため、県議会は今月から宿泊料の支給範囲をホテルや旅館で宿泊した場合に限ることを決めた。ホテルなどに宿泊した場合の支給上限額も夕食代相当額を差し引いた額まで下げた。

 県議会事務局によると、県議がホテルや旅館に泊まった場合は、2012年度まで上限なく政務調査費(現政務活動費)が原則実費支給されていたが、他県の状況などを考慮して今年度から県職員の旅費規定に準じて上限を1万3300円(大都市圏は1万4800円)に決めた。一方で実家や親戚、友人宅に泊まった場合には定額4500円(大都市圏は5000円)が9月まで支給されていた。

 しかし、実家や親戚宅に泊まったことを確認する領収書などの書類はなく、外部から透明性が確保できないため10月からは支給しないことにした。さらに飲食代は政務活動費に含まないことにし、ホテルや旅館に宿泊した場合の支給上限額を1万1800円(大都市圏は1万3100円)に引き下げた。【松田栄二郎】

3319チバQ:2013/10/08(火) 20:59:15
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20131008-OYS1T00561.htm
川上副知事に出馬要請、名護市長選で移設容認派

地方選
基地問題
 来年1月19日投開票の沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同市辺野古への移設を容認する市議らが7日、同市出身の川上好久・県副知事(59)に立候補を要請した。川上氏は固辞したが、市議らは説得を続ける方針。市長選には既に、移設に反対する現職・稲嶺進氏(68)が再選を目指して立候補を表明している。

 市議や地元の経済関係者ら15人が県庁を訪ね、川上氏と会談。出席者によると、川上氏は地元選出の末松文信県議(自民党)から出馬を促す要請書を受け取り、「大変ありがたい話だが、副知事の職務を全うしたい。政治の道を考えたことはない」と答えたという。

 川上氏は県の企画部長や総務部長などを歴任し、4月から現職。2012年度から10年間の沖縄振興計画の策定に従事し、仲井真弘多(ひろかず)知事の信頼も厚い。名護市民には辺野古移設に伴う地域振興策への期待が強く、市議らは、沖縄振興に精通した川上氏なら幅広い支持が得られると判断した。

(2013年10月8日 読売新聞)

3320とはずがたり:2013/10/14(月) 11:46:56

県民反応冷ややか 知事選意欲の東国原議員
http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_1888.html
2013年10月13日
 「何がしたいのか分からない」「筋が通らない」。2015年1月20日に任期満了を迎える知事選に、元職の東国原英夫衆院議員(56)=日本維新の会、近畿比例=が立候補を検討していることが伝わった12日、県内に驚きが広がった。「知事の限界を感じた」と1期限りで退任、都知事選出馬を経て昨年12月に衆院議員に初当選したばかり。県議会をはじめ、東国原議員が知事在職時代に発生した口蹄疫の被害農家には冷ややかな声が目立った。

(詳細は13日付朝刊または携帯サイトで)

3321チバQ:2013/10/14(月) 12:33:49
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20131013-OYT8T00698.htm
玉名市長選 現新一騎打ち

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 玉名市長選と市議選(定数24)が13日、告示された。市長選は、いずれも無所属で、再選を目指す現職の高嵜哲哉氏(68)、前市議で新人の蔵原隆浩氏(48)が立候補した。市議選は前回より定数が2減り、現職18人、元議員1人、新人10人の計29人が立候補した。投開票は20日。

 一騎打ちの構図となった市長選は、県北の拠点都市としてのまちづくりや、人口減少の歯止めといった課題について論戦となりそうだ。

 高嵜氏は、財政健全化の取り組みや、市役所新庁舎建設事業費の削減など実績を強調。蔵原氏は、自民党の玉名市支部などの推薦を受け、国や県との連携強化などを主張している。

 投票は20日午前7時〜午後7時、47か所で行われ、同日午後8時半から玉名勤労者体育センターで開票される。

 有権者数は12日現在、5万6652人。

◇企業誘致など実績強調

 高嵜候補 玉名市繁根木の繁根木八幡宮で開いた出陣式で第一声。周辺自治体の首長らが出席するなか、企業誘致など1期目の実績を強調した。その上で、小学6年までの医療費無料化を中学3年まで拡大する計画などを示し、「玉名を愛する気持ちは誰にも負けない。皆さんが玉名に住んでよかったと思えるように、市民目線で精いっぱい努力していく。命を懸けて約束したことをやり抜く」と力を込めた。

◇国や県と連携した市政

 蔵原候補 自民党国会議員らの応援を受け、玉名市岱明町野口の事務所前で開いた出発式で第一声を上げた。この後、近くの会社の敷地でマイクを持ち、「市の施策は機能せず、経済が停滞した」と市政を批判。産業振興による経済活性化や、国や県と連携した市政運営を掲げ、「市民が元気と活力を取り戻す取り組みを何としても実践する。玉名の未来を大きく左右する選挙だ」と支持を求めた。

(2013年10月14日 読売新聞)

3322チバQ:2013/10/14(月) 12:34:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20131013-OYT8T00898.htm
県都秋の陣4氏舌戦 中心街活性化など争点

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出陣式で気勢を上げる支援者たち

 佐賀市長選と同市議選(定数36)が13日、告示された。市長選に立候補したのはいずれも無所属で、3選を目指す現職の秀島敏行氏(71)、新人で元県会議長の篠塚周城氏(63)、新人で元総務省課長の小川登美夫氏(58)、新人で前参院議員の川崎稔氏(52)の4人。市議選には43人が立候補を届け出た。各候補者は20日の投開票に向けて選挙戦に突入し、出陣式や街頭演説で支持を訴えた。

 同市では、2005年に佐賀市、諸富町、大和町、富士町、三瀬村の五つの旧市町村が合併して新市が誕生。合併直後の市長選は一騎打ちの争いとなり、新市の将来像や当時の市長の「スピード改革」に対する是非が争点となった。

 07年に旧南部3町(川副、東与賀、久保田)との合併後に行われた09年の選挙では、新たな街づくりのあり方などが争われた。

 今回は、衰退が懸念されている中心市街地の活性化や行財政改革、企業誘致などによる経済対策などについて、現職と新人3人の計4人がそれぞれの主張を訴えている。

 4人とも政党の推薦は受けていない。

 期日前投票は14〜19日午前8時半〜午後8時に本庁と7支所で行われる。投票は20日午前7時〜午後8時、市内44か所でそれぞれ行われ、開票は同日午後9時から県総合体育館で始まる。

 市長選の大勢は同日深夜に判明し、市議選の開票は21日未明までかかる見通しとなっている。

 市選管によると、有権者数は12日現在、18万9573人。

(2013年10月14日 読売新聞)

3323チバQ:2013/10/14(月) 12:58:59
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2563937.article.html
佐賀市長・市議選告示 市長選は4氏の争い
 任期満了に伴う佐賀市長選・市議選は13日、告示された。市長選には、3選を目指す現職の秀島敏行氏(71)=本庄町=と、元県議会議長の篠塚周城氏(63)=川副町=、元総務官僚の小川登美夫氏(58)=本庄町=、元参院議員の川崎稔氏(52)=東佐賀町=の4人が立候補を届け出た。市議選は定数36に対して43人が出馬。投票は20日で、即日開票される。

 第1次の市町村合併から8年が経過し、産業振興策など活力ある県都づくりの手法や行財政改革、少子高齢化社会への対応などが問われる。

 出陣式で、秀島氏は「市民の団結力が高まっている。流れをこの選挙で壊してはならない。地域の宝物を磨こう」と市政の継続を訴えた。篠塚氏は「県都の存在感がない。先頭に立ち、九州、全国へ佐賀市の良さを発信する」と公約に掲げるトップセールスの実行を強調した。小川氏は「国政の中心で学んだ行政の知恵と地域づくりの経験を全力投入し、佐賀をよくする」とアピール。川崎氏は「子どもたちが将来も住み続けたいと思えるように、誇りを持てる県都を築き上げよう」と呼び掛けた。

 市議選には現職29人、元職2人、新人12人が立候補した。旧市町村別でみると、佐賀市27人、諸富町4人、大和町3人、東与賀町、久保田町、富士町、川副町が各2人、三瀬村1人。党派別では自民13人、民主3人、公明4人、共産3人、社民1人、幸福実現1人、無所属18人となった。男女別では男性が39人、女性は4人。

 12日現在の選挙人名簿登録者数は18万9573人(男8万7583人、女10万1990人。

2013年10月13日更新

3324チバQ:2013/10/14(月) 20:23:10
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2564469.article.html
佐賀市長選告示 県都19万人 視線厳しく
 今後4年間の県都のリーダーを選ぶ佐賀市長選・市議選が13日告示され、1週間の熱い“舌戦”がスタートした。市勢浮揚に欠かせない雇用対策をはじめ、産業振興や行財政改革、支所再編問題、進行する少子高齢社会への対応など、山積する課題にどんな答えを示していくのか。約19万人の有権者は未来への1票をだれに託すか、政策を注視している。

 有権者の関心が高い産業振興策。大型ショッピングセンターで買い物をしていた会社員の男性(56)=大和町=は「東京の大学に息子が通っている。できれば地元で就職してほしいが、会社が少ないからね」と積極的な企業誘致による雇用創出を求め、「理想論だけでなく、結果を出してほしい」と注文する。

 合併の優遇策縮小が迫る中、行財政改革は喫緊の課題で、旧町村にそれぞれある支所の再編では難しい対応が迫られる。大和支所近くに住む農業の男性(68)は「お金の問題を考えれば再編も仕方ないが、住民票などいろんな手続きの部署は残してほしい」と要望。市立図書館を訪れていた堤覚三さん(60)=城内=は「中央に集約した方がより機能的になるが、三瀬や川副など郡部に住む高齢者の利便性を考えれば、今のままでいいのでは」と話した。

 各候補が重要政策として掲げる福祉や教育支援策への期待も多い。小学3年と3歳の子どもを育てる増井ゆかりさん(37)=水ケ江=は、県内でも市町ごとに違う子どもの医療費に疑問を示し、「小さい子どもは病気も多い。義務教育の期間すべてとはいわないが、せめて小学生の間だけでも負担を軽くしてほしい」。「どんどんどんの森」に幼児2人を連れ、遊びに来た平澤美紀さん(34)=唐人町=は「エスプラッツにある子育て支援センターを毎週利用している。幼稚園の費用を半額でも補助してもらえると、家計も助かる」とさらなる支援を期待する。

 若楠校区の区民体育大会の応援に来ていた一人暮らしの女性(65)は、生活に直結する高齢者政策に注目する。2年前から病気で働けなくなり、年金と生活保護で生活しており、「消費税が上がり、物も値上がりして、これからがとても不安。国が福祉にお金を使いたがらないので、福祉を一生懸命考えている人に投票したい」。

 空洞化が進む中心市街地。“都市の顔”としての再生策も争点の一つとなる。商店街活性化に向けた活動に参加している佐賀大生の森真由美さん(21)は「街なかににぎわいを生み出すためには、現場に入って市民と同じ目線で考えることができるトップが必要。政策というより、身近な存在として活躍してもらえる人を選びたい」と話した。(佐賀市長選取材班)

2013年10月14日更新

3325チバQ:2013/10/14(月) 20:25:20
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2564469.article.html
佐賀市長選告示 県都19万人 視線厳しく
 今後4年間の県都のリーダーを選ぶ佐賀市長選・市議選が13日告示され、1週間の熱い“舌戦”がスタートした。市勢浮揚に欠かせない雇用対策をはじめ、産業振興や行財政改革、支所再編問題、進行する少子高齢社会への対応など、山積する課題にどんな答えを示していくのか。約19万人の有権者は未来への1票をだれに託すか、政策を注視している。

 有権者の関心が高い産業振興策。大型ショッピングセンターで買い物をしていた会社員の男性(56)=大和町=は「東京の大学に息子が通っている。できれば地元で就職してほしいが、会社が少ないからね」と積極的な企業誘致による雇用創出を求め、「理想論だけでなく、結果を出してほしい」と注文する。

 合併の優遇策縮小が迫る中、行財政改革は喫緊の課題で、旧町村にそれぞれある支所の再編では難しい対応が迫られる。大和支所近くに住む農業の男性(68)は「お金の問題を考えれば再編も仕方ないが、住民票などいろんな手続きの部署は残してほしい」と要望。市立図書館を訪れていた堤覚三さん(60)=城内=は「中央に集約した方がより機能的になるが、三瀬や川副など郡部に住む高齢者の利便性を考えれば、今のままでいいのでは」と話した。

 各候補が重要政策として掲げる福祉や教育支援策への期待も多い。小学3年と3歳の子どもを育てる増井ゆかりさん(37)=水ケ江=は、県内でも市町ごとに違う子どもの医療費に疑問を示し、「小さい子どもは病気も多い。義務教育の期間すべてとはいわないが、せめて小学生の間だけでも負担を軽くしてほしい」。「どんどんどんの森」に幼児2人を連れ、遊びに来た平澤美紀さん(34)=唐人町=は「エスプラッツにある子育て支援センターを毎週利用している。幼稚園の費用を半額でも補助してもらえると、家計も助かる」とさらなる支援を期待する。

 若楠校区の区民体育大会の応援に来ていた一人暮らしの女性(65)は、生活に直結する高齢者政策に注目する。2年前から病気で働けなくなり、年金と生活保護で生活しており、「消費税が上がり、物も値上がりして、これからがとても不安。国が福祉にお金を使いたがらないので、福祉を一生懸命考えている人に投票したい」。

 空洞化が進む中心市街地。“都市の顔”としての再生策も争点の一つとなる。商店街活性化に向けた活動に参加している佐賀大生の森真由美さん(21)は「街なかににぎわいを生み出すためには、現場に入って市民と同じ目線で考えることができるトップが必要。政策というより、身近な存在として活躍してもらえる人を選びたい」と話した。(佐賀市長選取材班)

2013年10月14日更新

3326チバQ:2013/10/14(月) 21:55:23
>>3321
自民は新人を推薦か
どんな構図なんですかね?

3327旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/15(火) 19:39:12
>>3326
2009年
ザ・選挙/玉名市長選挙(熊本県) 自民推薦の新市長VS民主・社民推薦の旧 ...
任期満了に伴う玉名市長選は18日告示され、再選を目指す現職の島津勇典氏(71)=自民推薦=と新人で会社役員の高嵜哲哉氏(64)=民主、社民推薦=の2人が立候補した。いずれも無所属。 島津勇典氏は、中大法学部卒、参院議員秘書、1983年から県議6期・議長、自民党県幹事長、特養ホーム施設長を歴任。05年の合併後の新・玉名市長選で、旧玉名市長の高嵜哲哉氏らを破って初当選した。 高嵜哲哉氏は、玉名高卒、旧玉名市議4期、1999年の旧玉名市長選で初当選、03年再選。05年の合併後の新・玉名市長選で島津勇典氏に186票差で敗れた。不動産会社役員。 玉名市は05年、旧玉名市と岱明、横島、天水の旧3町が合併して誕生した。 <2005年11月13日の玉名市長選挙の結果> 当選 18,158 島津勇典(67)無新 17,972 高嵜哲哉(60)無新 11,089 築森 守(60)無新 1,340

 任期満了に伴う熊本県玉名市長選は25日、投開票され、新人で合併前の旧玉名市長だった会社役員の高嵜哲哉氏(64)=無所属、民主・社民推薦=が、現職の島津勇典氏(71)=無所属、自民推薦=を破り、初当選した。
 政権交代後、熊本県内初の市長選で、国政と同じ対決構図となった。高嵜氏は、民主国会議員らの支援を受け「玉名市政もチェンジしよう」と強調。島津氏が進めてきた新庁舎建設計画の見直しを掲げ、支持を集めた。島津氏は合併後の初代市長としての実績を訴えたが、及ばなかった。
 投票率は81・46%。当日有権者数は5万7341人(市選管調べ)。
◆熊本県玉名市 市長選挙結果 
当 高嵜哲哉 無新 24380
  島津勇典 無現 21899

3328チバQ:2013/10/15(火) 20:45:41
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2564435.article.html
混戦火ぶた、4候補第一声 佐賀市長選
 現職と新人3人の計4人が立候補し、混戦の構図となった佐賀市長選。告示日の13日、各候補者は出陣式で第一声を上げ、街へ出て市政への熱い思いを訴えた。7日間の論戦が幕を開けた。(出陣式の人数は陣営発表)

■幸せ感高まる政治訴え 秀島氏

 現職の秀島敏行候補(71)は、松原の松原神社で第一声。1300人の支持者を前に、施設統合や排水対策など2期8年の実績を示し「3期目は皆さんの幸せ感が高まる政治をしたい」と訴えた。県議や合併前の富士、川副、諸富町長らが駆け付け、「市の課題に全力を投じている。厳しい戦いだが、押し上げよう」と団結を呼び掛けた。

■国や県と連携しっかり 篠塚氏

 元県議会議長の篠塚周城候補(63)は本庄町で出陣式。千人の支持者を前に県議26年の実績を挙げ、「国や県とも連携し、しっかりした佐賀市をつくり上げる」と訴えた。壇上には今村雅弘衆院議員や福岡資麿参院議員、西村康稔内閣府副大臣らが並び、「自民の本流候補。政権としてサポートする。佐賀市を元気にしよう」と支援を求めた。

■しがらみない政治約束 小川氏

 元総務官僚の小川登美夫候補(58)の出陣式は兵庫北の選挙事務所前であり、支持者約200人が気勢を上げた。小川候補は総務省時代の経験に触れながら「しがらみのないフレッシュな市政の実現を約束する。私に任せていただきたい」と声を張り上げた。赤い鉢巻きを締めた支援者とスローガン「チェンジ」を三唱し、街頭に繰り出した。

■全ての経験をいかす 川崎氏

 元参院議員の川崎稔候補(52)は、兵庫北の事務所近くで開いた出陣式に丸刈り頭で登場。「気合を入れるため」といい、支援者200人を驚かせた。第一声では「全ての経験を生かし、佐賀市を元気にする。私は本気です」とアピール。佐賀大非常勤講師の宮島豊秀後援会長は「郷土への思い、情熱はどの候補にも負けない」と力を込めた。

2013年10月14日更新

3329チバQ:2013/10/16(水) 23:57:19
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2565392.article.html
「まだ決めていない」45%、市長選世論調査
 20日投開票の佐賀市長選で、佐賀新聞社は告示後の13〜15日の3日間、市内有権者の意識を探る世論調査を実施した。取材を加味して序盤情勢を分析すると、3選を目指す現職の秀島敏行氏(71)がやや先行。元県議会議長の篠塚周城氏(63)が激しく追い上げ、元総務官僚の小川登美夫氏(58)、元参院議員の川崎稔氏(52)が続いている。調査時点では回答者の半数近い45%が態度を決めておらず、この動向が情勢を大きく左右しそうだ。

 市長選は4人による混戦で、有権者の関心は高く、「非常に関心がある」「少しは関心がある」を合わせて79・0%に上った。

 誰に投票するかを「決めている」「だいたい決めている」は55%で、「まだ決めていない」が45%だった。

 秀島氏は、合併前の旧佐賀市でリード。会社員や公務員の支持を集めている。年代別では40代、70代以上の支持が多かった。篠塚氏は旧郡部に食い込み、農林漁業、商工業・自営業者の支持を得ている。小川氏は旧佐賀市や旧郡部の北部地域で健闘、川崎氏は同年代の50代の支持が多い。

 力を入れてほしい分野(複数回答)は「経済や産業の活性化」が57・2%で最も多く、「高齢者福祉」38・2%、「子育て教育」28・2%、「中心市街地の活性化」18・2%と続いた。

 投票する際の基準は「政策」が44・2%で、「人物・人柄」33・6%、「その他」8・8%、「団体・組織・地域の推薦」6・8%となっている。

 ■調査方法 13〜15日、佐賀市内の有権者を対象に、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)方式で実施。電話帳に番号を載せていない人も調査が可能で、今回は1万3558件電話をかけ、500人から有効回答を得た。

3330チバQ:2013/10/17(木) 22:42:25
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2566097.article.html
佐賀市長選終盤へ 4万〜4万5千で票読み
 現職で3選を目指す秀島敏行氏(71)、元県議会議長の篠塚周城氏(63)、元総務官僚の小川登美夫氏(58)、元参院議員の川崎稔氏(52)が立候補している佐賀市長選。候補者は連日、個人演説会やつじ立ちなどで政策や人柄をアピールし、激しい戦いを展開している。有権者は産業経済の活性化や子育て支援など、各分野の「これから」に鋭い視線を向けている。7日間の選挙戦も折り返し点を過ぎ、残り3日の終盤戦に突入した。

 「秀島氏、やや先行」を報じた佐賀新聞の世論調査に、秀島陣営は「肌感覚とは違う。終盤戦も、攻めの姿勢で突っ走る」と気を引き締めた。事務所には合併前の元町長が詰め、激励に訪れる現職市長の姿も。告示翌日から始めた個人演説会の参加者は増加傾向で、「1票を10票に広げる」と意気込む。投票率を60%台後半と読み、当確ラインは4万5千票とみる。

 篠塚氏の陣営幹部も「4万〜4万5千票の攻防」とし、投票率は旧郡部で70%超、旧市は65%前後とみる。本紙世論調査を受け、「あと一歩で届く。手応えはある。後援会や自民県議団を含めた推薦組織をフル稼働する」と、課題の旧市を中心に電話作戦などで票の掘り起こしを狙う。告示後の決起大会には自民党の閣僚経験者も駆けつけ、「自民本流」を強調した。

 小川氏の陣営は、旧市でも比較的人口の多い鍋島、兵庫、神野などを「重点地区」として、演説会や街演で名前と政策を売り込む。4万3千票を目指し、電話攻勢をかけるなど票の掘り起こしに腐心する。4候補の争いで投票率を押し上げ、浮動票を取り込みたい考えだが、「選挙ムードのざわつきが街から感じられない」と陣営幹部。投票率は67%と予想する。

 川崎氏の陣営は、投票率を前回並みの63%とみる。候補乱立で関心は高いが、全国的な投票率の低下傾向と「告示後も盛り上がりを感じない」ことを勘案、4万票を超えれば勝機はあると踏んでいる。告示後は市全域でつじ立ちを行い、夜は福岡から帰る人を狙ってJR佐賀駅に立った。終盤は旧市、大和町を重点的に回り、無党派層の取り込みを図る。

2013年10月17日更新

パンフレットを配りながら、有権者と握手を交わし、支持を訴える市長選の候補者=佐賀市三瀬村

3331チバQ:2013/10/18(金) 23:56:07
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131018/plc13101808010003-n1.htm
名護市長選、辺野古移設容認派が県議に出馬要請 週末にも決断か
2013.10.18 07:58 [地方行政]

来年1月の名護市長選に出馬を要請された末松文信県議(沖縄県議会提供)
 来年1月の沖縄県名護市長選に向け、米軍普天間飛行場(同県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古への移設を条件付きで容認する名護市議会会派「礎(いしじ)之会」の所属議員が、名護市区選出の末松文(ぶん)信(しん)県議(65)=自民=に出馬を要請したことが17日、分かった。川上好久副知事の擁立断念を受けた動きで、末松氏はいったん回答を留保。これまで末松氏は出馬に消極的だったが、態度を軟化させており、週末にも出馬を決断するとの見方が浮上している。

 礎之会議員は18日、正式に文書で出馬を要請し、移設容認派の島袋吉和前市長や経済団体とも協議。市長選が3カ月後に迫る中、出馬の前提となる移設容認派を末松氏擁立で一本化する調整が本格化する。

 名護市長選では、移設に反対する現職の稲嶺進市長が5月に出馬を表明。これに対し末松氏と礎之会議員による辺野古移設容認派の擁立作業は難航。末松氏らは今月7日、川上氏に出馬を要請したが、固辞されたため擁立断念に追い込まれた。これを受け礎之会議員は17日、末松氏と会い、出馬を要請した。

 末松氏は名護市の企画部長や副市長を歴任。昨年6月の県議選で初当選した。

3332チバQ:2013/10/20(日) 17:22:22
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20131020ddlk40010175000c.html
選挙:糸島市長選 月形県議、立候補の意向−−来年1月告示 /福岡
毎日新聞 2013年10月20日 地方版

 任期満了に伴う糸島市長選(来年1月26日告示、2月2日投開票)に、月形祐二県議(55)=自民党、前原市・糸島郡区=が19日、「前向きに検討する」と立候補の意向を示した。11月に、正式に立候補を表明する予定。同市長選に出馬する意向を明らかにしたのは、月形氏が初めて。

 月形氏は現在、3期目。毎日新聞の取材に「県議として有権者の負託を受けており、責任を全うしなければならない」と話し「誰も立候補する人がいなければ、市政の混乱を避けるためにも立候補することを考えねばならない」と語った。

 月形氏は16日の自身の後援会で了承を得、18日にJA糸島などから立候補要請を受けた。現市長の松本嶺男氏(69)は「次の市長選には出ない」と不出馬を表明している。【竹田定倫】

3333チバQ:2013/10/20(日) 17:25:39
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131020ddm003010118000c.html
クローズアップ2013:沖縄・名護市長選まで3カ月、普天間移設争点 容認派、候補選び難航
毎日新聞 2013年10月20日 東京朝刊


政府が普天間飛行場の移設先として埋め立てを計画している沖縄県名護市辺野古=本社機から野田武撮影 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が争点となる同県名護市長選(来年1月12日告示、19日投開票)が3カ月後に迫った。日米両政府が合意する普天間の同市辺野古への移設計画の行方を左右する選挙だけに、移設に反対、条件付き容認の両派はいずれも「負けられない戦い」と位置づける。だが、普天間の県外移設を求める声が沖縄全体に広がる中、容認派はここに来ても候補予定者を決められず、政府・自民党も焦りの色を強めている。

 ◇反対派現職、「県外」訴え強気
 「副知事の職務に専念したい」。7日午後、条件付きで移設を容認する名護市議団の会派「礎(いしじ)之会」や名護の経済界のメンバーら15人が沖縄県庁の副知事室を訪れ、市長選への出馬を迫ったのに対し、川上好久(よしひさ)副知事は首を縦に振らなかった。「候補選考は振り出しに戻った」。市議の一人は無念そうに語った。

 日米両政府の普天間返還合意(1996年)を受けて辺野古移設計画が浮上して以降、過去4回の市長選はいずれも反対派と容認派が対決。2006年までの3回は容認派が当選してきた。しかし、09年の衆院選で「最低でも県外」を掲げた民主党に政権が交代。期待の高まりから翌10年1月、県外移設を主張する稲嶺進・現市長(68)が初当選した。民主政権は早々に「県外」の旗を降ろしたものの、名護での変革は沖縄全体に広がり、仲井真弘多(なかいまひろかず)知事や県議会も「県外」に転じた。

 「普天間問題は意図的に外し、経済、福祉、教育を争点にしないと勝てない」。容認派の一人はこう語る。川上氏の擁立にこだわったのも、知事側近の副知事なら移設問題で賛否を明らかにせず、「知事と同じスタンスで臨む」と主張して争点をぼかせば勝機はあるとの算段からだった。

 だが普天間返還合意から17年、容認派を支える土台は揺らいでいる。自民党は県連レベルで「県外」へとかじを切り、辺野古移設を進める党本部とのねじれが解消されていない。期待された地域振興は遅々として進まず、容認派の結束力に陰りが見えるとの指摘もある。ある市議は「やるのかやらないのか自民がはっきりしない。政府の本気度も見えない」といら立つ。川上副知事に代わる候補予定者を2人に絞って調整をしているものの、別の市議は「選挙に出るという人がいるなら誰でもいいんじゃないか」と焦りを隠せない。

 対照的なのは反対派だ。稲嶺氏は5月に早々と出馬表明し、選挙態勢を着々と整える。9日の事務所開きでは「日米両政府は『辺野古が唯一の解決策』と九官鳥のように繰り返し叫んでいる。沖縄が変わったことを分かっていない」と訴え、拍手が湧いた。

 普天間移設に向けた政府の埋め立て申請に対し、稲嶺氏が地元市長として知事に意見を提出する期限は11月29日。環境保全の観点などから埋め立てを拒否するとみられるが、最終的に仲井真知事が判断するのは12月以降となる。このため反対派が描くのは、市長選に勝利して、知事の埋め立て不承認の決断を後押しし、政府に辺野古移設を断念させる−−とのシナリオだ。

 前回、移設容認の候補を支援した公明党県本部の幹部も「県外を求める民意は強固になっており、移設容認を掲げる候補の支援は難しい。自主投票もあり得る」と語る。前回市長選で稲嶺氏は1588票の小差での勝利だった。公明の基礎票は2000票前後とみられ、反対派の県議は「自主投票ならオーライだ。公明がどっちに行くかで選挙は決まる」と歓迎する。【井本義親、佐藤敬一】

3334チバQ:2013/10/20(日) 17:25:59
 ◇「年内決着」焦る政府
 政府は3月、米軍普天間飛行場の移設先とする名護市辺野古の埋め立てを沖縄県に申請した。来年1月の同市長選に先立ち、仲井真知事から承認を得ようと首相官邸は動いており、「年内決着」が政府・自民党の最重要課題となっている。

 埋め立て承認がないまま市長選で移設反対派の稲嶺氏が勝った場合、「移設反対」という地元の民意が明確になる。その後では、仲井真氏の心中にかかわらず、埋め立て承認を出すのは極めて厳しくなるためだ。

 政府が年内承認に向けた鍵と位置づけるのが、沖縄の理解を得るための米軍基地負担の軽減策。日米両政府が3日の安全保障協議委員会(2プラス2)で、返還前の米軍施設・区域への事前立ち入りを認めるか11月末までに結論を出すことで合意したのも、「知事に判断を促す環境作り」(日本政府関係者)のため。沖縄県が配備の見直しを求めるオスプレイの県外訓練を増やし、県内での飛行時間を減らす取り組みも始まった。

 仲井真氏が年内に埋め立てを承認するよう外堀を埋めている形だが、沖縄関係閣僚の一人は「知事は政府の負担軽減策を評価しているが、それが承認につながるかは分からない」と語る。

 政府内には、市長選で稲嶺氏に勝つのは難しいとの観測が根強くあり、官邸と自民党は「可能な限り賛成票を増やす」ことを重視している。同党沖縄県連幹部は「名護にこれだけ賛成派がいると言える数字が出せる候補を擁立できれば、仲井真さんは年内に承認がしやすくなる」と述べ、善戦できる候補擁立で、仲井真氏の判断のハードルを下げることができると説明する。

 ただ、仮に仲井真氏が市長選前に埋め立てを承認ししても、再び反対派が市政を握れば、移設工事を始められないのではないかとの懸念も政府内にはある。

 7月の参院選で「県外移設」を公約した県連と、県内移設を推進する党執行部のズレも解消していない。政府・自民党の焦りをよそに、投票日は刻々と迫っている。【青木純、小山由宇】

3335チバQ:2013/10/20(日) 17:30:22
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-19_55499
対抗馬難航 名護市長選まで3カ月


政治 2013年10月19日 09時56分

(31時間34分前に更新)

 【名護】来年1月19日投開票の名護市長選挙まで、19日で3カ月となった。現職の稲嶺進氏(68)は5月に出馬を表明したが、野党側は候補者の人選が難航している。対抗馬には現在、前市長の島袋吉和氏(67)と名護市区選出の県議の末松文信氏(65)の2人が有力視されており、今後、候補者の一本化に向けた調整が進められる見込みだ。(浦崎直己)

 稲嶺陣営は今月9日、後援会の事務所開きをした。事務所開きには市議26人中、市議会会派「仁の響」、「ニライクラブ」、無所属の15人が登壇。名護市区選出の玉城義和県議や国会議員も駆け付け、団結して取り組むことを確認した。

 稲嶺氏は米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止をあらためて訴えたほか、子育てや福祉、産業支援施策など、市民目線で進めてきたまちづくりの実績を紹介。「私にはまだ仕事が残っている。市民の思い、県民の思いに応えるために、ここで止まるわけにはいかない」と訴え、再選を誓った。

 稲嶺陣営は今月中にも選対本部を立ち上げ、来月からは本格的に支持拡大に取り組むほか、選挙公約などの検討にも入るという。

 一方、野党側は、副知事の川上好久氏(59)の擁立断念後、候補者を絞り込めず、足踏み状態が続いている。

 野党側は選挙まで時間がないことから、市議会野党会派「礎之会」と、末松県議サイド、地元経済界のそれぞれが対抗馬候補を摸索した後、再度協議して候補者を絞り込む手法で人選を固めていくことを確認した。

 地元経済界は15日に島袋氏の推薦を決定。礎之会は17日、市議の擁立も含めて人選を進め、最終的に末松氏の推薦を決めた。

 島袋氏は、本紙の取材に対し「候補に名前が挙がっただけ。出馬する、しない(を検討する段階)の話ではない」と説明。末松氏は「まだ推薦の話を直接受けていないが、(出馬は)非常に厳しいと伝えている」と語り、両氏とも現時点では慎重姿勢だ。

 ただ、選挙まで3カ月を切ったことで、知名度や選挙経験がない候補者を擁立する可能性は低いという見方が強い。今後は、それぞれの後援会との調整や、選挙に向けた体制づくりなどを踏まえつつ、候補者の一本化に向けて調整が進められる見込みだ。

 礎之会の長山隆会長は「(候補者が決まらず)スタートラインも遠くなってきている」と焦りを見せた。

3336チバQ:2013/10/20(日) 17:34:58
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-214022-storytopic-3.html
名護市長選 末松県議に出馬打診 島袋氏と調整へ2013年10月19日


 【名護】来年1月の名護市長選に向け、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する市議会野党会派・礎(いしじ)之会の市議らが、自民党の末松文信県議(65)=名護市区選出=に出馬を打診していたことが分かった。一方、移設推進を訴えている同じ保守系の島袋吉和前市長(67)の支持者らは、末松氏らに島袋氏を候補者として推薦することを伝えており、一本化調整が焦点になる。
 末松氏は出馬要請について「正式な話はまだない」と述べるにとどめている。島袋氏は「16日には(末松氏側に)伝えている」と出馬に意欲を示している。
 市長選には普天間飛行場の県内移設阻止を掲げる現職の稲嶺進氏(68)が5月に出馬を表明。
 対立候補の選定作業を進めている末松氏らは県の川上好久副知事に出馬を要請したが、固辞され、擁立を断念していた。

3337チバQ:2013/10/20(日) 21:17:30
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131017ddlk44010525000c.html
合併8年・由布のすがた:市長選を前に/上 「由布院頼み」脱却へ /大分
毎日新聞 2013年10月17日 地方版

 任期満了に伴う由布市長選が20日、告示される。前回の2009年は無投票だったが、今回は今のところ、現職の首藤奉文市長(69)と市議の高橋義孝氏(46)の一騎打ちの公算が大きく、05年10月の挾間、庄内、湯布院の3町合併後初の選挙戦となる見通しだ。合併から8年、なお模索を続ける由布市の現状を3回に分けて報告する。【浅川大樹】

 雄大な景観が目の前に広がる同市湯布院町塚原。ここにある大分道由布岳PA内に自動料金収受システム(ETC)専用のスマートインターチェンジ(IC)建設が計画され、測量調査費が今年度予算に計上された。市建設課の担当者は「観光振興が一番の目的」と意義を強調する。

 由布市の中でも観光地としての性格の強い湯布院町には塚原のほか、由布院、湯平といった温泉地がある。中でも由布院温泉は全国的なブランド力を誇り、湯布院町観光客の85%以上を占める。15日に運行開始したJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」の3泊4日コースでも由布院駅が最初の降車駅となり、乗客は由布院散策などを楽しんだ。

 ただ、歴史ある由布院地区の年間観光客数のピークは03年の353万人。近年は320万人前後で推移し、11年は316万人にとどまっている。「由布院頼み」を脱却しなければ、市全体としての観光誘客には限界もある。スマートICで塚原温泉にも人の流れができれば、観光地としての「裾野」の広がりが期待できる。

 年間観光客数が25万人前後で推移する塚原温泉。塚原高原は雄大な風景が望めるほか、温泉は強酸性の湯で、歴史ある湯治場として日本三大薬湯の一つに数えられる。十分な観光資源が備わっている。湯布院塚原高原観光協会の渡辺理会長は「スマートICで間違いなく人と車の流れができる。塚原の観光振興は大きく伸びていく」と期待を寄せる。

 由布院温泉観光協会も「スマートICは観光客の利便性を高める。今までも由布院温泉だけでなく、塚原の雄大な自然については観光客に紹介している。由布市内で滞在・循環型の観光ができ、市として共存・共栄していきたい」と歓迎する。

 同市には湯布院町以外にも「東洋のチロル」と呼ばれる由布川峡谷(挾間町)や男池(庄内町)などの観光資源がいくつも点在している。市商工観光課は「スマートICでできる人の流れを湯布院町以外にもつなげる工夫が必要だ」と述べ、市全体への波及に結びつけたい考えだ。

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3338チバQ:2013/10/20(日) 21:17:48
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131018ddlk44010583000c.html
合併8年・由布のすがた:市長選を前に/中 「多様性」いかに確保 /大分
毎日新聞 2013年10月18日 地方版

 由布市役所の機能は庄内、挾間、湯布院3町に分かれ、各庁舎の職員は国道210号を使って行き来する状況が続いている。最も離れた挾間−湯布院間は40分も掛かる。

 こうした「ムダ」をなくすため、同市は庄内庁舎を増築して職員194人を集め、挾間・湯布院庁舎は職員三十数人の振興局とする「本庁舎方式」を進めている。2015年度内の完成を目指し、関連経費を今年度当初予算に3000万円、補正予算でも5100万円を盛り込んだ。

 だが、市長選を前に本庁舎問題が火種となりつつある。市が6〜8月に実施した住民説明会では「8億円も掛けて庄内庁舎を増築する必要があるのか」といった反対意見も出た。役所の縮小を余儀なくされる挾間、湯布院両町に異論があり、特に湯布院町の反発が強い。

 本庁舎を巡る対立には、3町の性格の違いも影を落とす。住民がまちづくりを主導してきた湯布院町は「自治」を重視。農村の色合いの強い庄内町は行政に対する信頼感が強い。大分市のベッドタウンである挾間町は都市住民的な「行政サービスは役所の仕事」との感覚もある−−とある市議は解説する。

 挾間町にも異論はあるが、「(庁舎間移動による)職員の無駄な労力は市民サービスの低下につながる。本庁舎は必要不可欠だ」(同町のある市議)との意見もある。一方、湯布院町は「自治」重視の立場だけに反発はより強い。湯布院町の市議は、こう指摘する。「一つの自治体に異なる性質を持つ地域があるのは、多様性という強みになる」

 元々、現在の方式を決定した04年7月の合併協議会で、「将来的には本庁舎方式を目指す」としていた。だが、いかに多様性を確保しつつ3町の一体化を目指すのか、議論を置き去りにしてきたツケが今、噴き出している。

3339チバQ:2013/10/20(日) 21:18:35
http://senkyo.mainichi.jp/news/20131019ddlk44010552000c.html
合併8年・由布のすがた:市長選を前に/下 病児・病後児保育 /大分
毎日新聞 2013年10月19日 地方版

 ◇市内に事業施設を
 「あると思うだけで安心できるようになりました」。6歳の双子と4歳の娘が保育所に通う由布市湯布院町の自営業、高倉美樹さん(37)は、同市が6月から始めた病児・病後児保育事業を歓迎する。

 子供が急な発熱などで預けられなくなった時に、病院などで看護師らがケアをする制度だ。インフルエンザなど感染症は完治するまで時間が掛かり、その間、共働きで休みの取りにくい親らが利用している。県内14市のうち由布市を含め10市で導入している。

 同市では1日当たりの個人負担の上限を2000円としている。以前は全額実費だったが、制度により、負担は半分程度に軽減された。市によると、6〜9月に利用したのは30人だが、今後、インフルエンザの流行期を迎えることもあり、3月までに70〜100人程度になるとみている。

 ただ、由布市内には実施施設がない。専用スペースや看護師の確保などの課題があるからだ。このため、大分市三芳の西の台医院を使うことになる。同市から最も遠い湯布院町からは大分道を使っても片道40分、一般道なら1時間程度かかる。

 高倉さんも「子供の体調の悪い時は切羽詰まっている」と話し、片道1000円程度の高速料金を払っても大分道を使うという。同町からは別府市の方が近いが、同市の病児・病後児保育は市内に子供を通わせるなどしていなければ使えない。

 由布市内の保育関係者は「子供の預け先があり、安心して働ければ、親の心にもゆとりが生まれ、子供とも向き合える」と指摘し、市内での事業実施の必要性を訴える。市子育て支援課も「(同市の補助制度は)第一歩。将来的には市内にできるよう目指したい」と話している。(この連載は浅川大樹が担当しました)

3340旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/10/21(月) 01:07:11
玉名市長選:高嵜哲哉氏が再選
http://mainichi.jp/select/news/20131021k0000m010092000c.html
 高嵜哲哉氏(68)が再選。前市議の蔵原隆浩氏(48)を破る。投票率は76.46%。
 確定得票数次の通り。
当22068 高嵜 哲哉<2>無現
 20390 蔵原 隆浩 無新

3341チバQ:2013/10/21(月) 21:14:45
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20131020-OYT8T01055.htm
玉名市長選 高嵜さん接戦制し再選 1期目の実績訴え実る



再選を果たし万歳する高嵜氏(中央)  玉名市長選は20日、投開票され、現職・高嵜哲哉氏(68)(無所属)が、新人の前市議・蔵原隆浩氏(48)(無所属)との一騎打ちを制し、再選を果たした。

 接戦を制した高嵜氏は同日午後10時過ぎ、事務所に姿を現した。支持者を前に、「市民が玉名に住んでよかったと実感できるような市政運営を目指す」「『精いっぱい努力しろ』と市民が押し上げてくれた」などと語った。

 選挙戦で、高嵜氏は財政健全化の取り組みなど1期目の実績を強調。基幹産業の農業振興や企業誘致の推進、現在は小学6年までの医療費無料化を中学3年まで拡大することなどを公約に掲げ、支持を広げた。

 一方、蔵原氏は国や県との連携を強化して施策を進める必要性を主張。九州新幹線・新玉名駅前の開発促進、市の支所機能の強化なども打ち出したが、及ばなかった。

(2013年10月21日 読売新聞)

3342チバQ:2013/10/21(月) 21:15:03
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saga/news/20131021-OYT8T00097.htm
秀島さん接戦制す 佐賀市長選 堅実な市政に支持広がる



万歳して喜ぶ秀島さん(佐賀市本庄町の事務所で)=真子生次撮影  佐賀市長選と同市議選(定数36)が20日に投開票された。市長選は、現職の秀島敏行さん(71)(無所属)が、元県議会議長の篠塚周城さん(63)(同)、元総務省課長の小川登美夫さん(58)(同)、前参院議員の川崎稔さん(52)(同)の新人3人を破り、3回目の当選を決めた。当日有権者数は18万7896人、投票者数は市長選で11万1294人、市議選で11万1288人、投票率は市長選で59・23%(前回63・33%)、市議選で59・23%(同63・33%)。43人が立候補した市議選も開票が終わり、新議員が全て決まった。

 佐賀市本庄町の秀島さんの事務所には、同日夕から支持者が集まり始め、開票速報を伝えるテレビを見守った。当選確実の一報が届くと、事務所内は「やった!」などの歓声が湧き上がり、あちこちで支持者が抱き合ったり、握手し合ったりして、喜びを分かちあった。

 接戦を制した秀島さんは「激しい選挙戦を皆さんのおかげで乗り越えた。他の3人の票も踏まえ、これからの仕事に生かしたい」と3期目の意気込みを語った。

 秀島さんの出馬表明は、告示のわずか4か月前だった。前回(2009年)、前々回(05年)の市長選で推薦を受けた自民党県連が自主投票を決めるなど、序盤は厳しい選挙戦を強いられた。だが、市内の自民党組織の中核を担う「旧佐賀市支部」が支援に回ったほか、出身母体の市職労や市職員OB、過去の市長選で培った各地域の有力支持者らが次々と陣営に加わり、態勢を整えた。

 選挙戦突入後も、市南部の旧3町(川副、東与賀、久保田)との合併や、旧市町に点在していたごみ処理施設の統合など、2期8年の実績を強調。自らの政治手法を「一人の百歩より百人の一歩」と表現し、堅実で安定した市政運営の必要性を訴え、着実に支持を広げた。

 一方、篠塚さんは、国会議員秘書、県議時代の経験と人脈をアピール。立候補した4人の中で唯一の自民党籍を持つ候補として「自民色」を前面に打ち出し、同党の国会議員らが相次いで応援に駆けつけたが、あと一歩及ばなかった。同市多布施の事務所で、落選の情報が流れると、篠塚さんは悔しそうな表情で敗戦の弁を述べ、支援者らに深々と頭を下げた。

 小川さんは「フレッシュな佐賀市政」を合言葉に、市政の刷新を訴えた。選挙戦では、総務省の官僚として、各地の地域振興に携わってきた実績を強調。路面電車を市中心部に導入するなど、話題を集める施策を打ち出したが、支持は広がらなかった。

 川崎さんは「県都・佐賀市に閉塞感が漂っている」と指摘し、日本銀行OBとして、経済浮揚策や市役所の行財政改革の必要性を主張。政党や各種団体に推薦を求めず、「しがらみのない市政運営」を唱えたが、浸透しなかった。

(2013年10月21日 読売新聞)

3343チバQ:2013/10/21(月) 21:59:13
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2568956.article.html
「融和」の秀島氏、辛勝 佐賀市長選
 県都のリーダーを決める佐賀市長選は20日投開票され、現職の秀島敏行さん(71)が元県議会議長の篠塚周城さん(63)ら新人3人を破り、3選を果たした。新市誕生から8年、融和と協調を重視した市政運営を続け、「やってきた者にしか分からないことがある」と継続を訴えた。激戦を勝ち抜いた秀島さんは「市の課題を克服するには一人の力ではどうしようもない。一人の百歩より、百人の一歩」と市政への協力を求めた。

 午後11時すぎ、本庄町の事務所に「当確」の一報が入ると、詰め掛けた約300人の支持者が総立ちになり、大きな歓声と拍手が湧き起こった。妻絹枝さん(67)と現れた秀島さんは壇上に。「相手候補が取った票の重みも感じながら、また新たに頑張らなければならない」と引き締まった表情で話した。

 70歳を超えた年齢に加え、「市長の椅子にしがみつこうとしているだけではないか」と原点に戻って自問自答、悩み抜いた末に「合併後10年を見届ける責任がある」と決断した。験を担ぎ、過去2回と同じスニーカー、ズボンを身につけ、市内を駆け回ったが、支援態勢は激変した。

 8年前、「力を貸してほしい」と市長選出馬に協力を求めてきた自民党のベテラン県議が対抗馬になり、自民、公明両党は前回の全面協力から一転、今回は「自主投票」に。民主、社民に提出した推薦願も自民への“配慮”から、撤回する事態となった。

 自民の県議や市議が分裂する中での選挙戦。演説会では「やりにくいなあと思う」と率直に語ることもあったが、後半戦では「負けられん、勝たなきゃいかんとの思いが強くなってきた」と普段とは違う険しい表情も見せた。

 川副や富士など旧町村の首長は個人演説会で「合併の立役者。この人しか未来を託せる候補者はいない」と熱弁を振るい、事務所にも詰めた。秀島さんを慕う地域住民や市職員OBから「もっと自分たちにできることを言って」と声が掛かるようになり、支援の輪は徐々に広がった。

 合併後10年の大切な節目にリーダーとして立ち合う秀島さんは「強く訴えてきた幸福度アップのために、健康や雇用、防災などを整備していきたい」と前を見据えた。

2013年10月21日更新


1 当選 秀島敏行 (71) 無現 39483
2 篠塚周城 (63) 無新 37724
3 小川登美夫 (58) 無新 17825
4 川崎稔 (52) 無新 14577

3344チバQ:2013/10/21(月) 22:09:54
http://mainichi.jp/area/oita/news/20131021ddlk44010367000c.html
選挙:由布市長選/由布市議選 市長選、現新の一騎打ち 市議選は少数激戦に /大分
毎日新聞 2013年10月21日 地方版

 任期満了に伴う由布市長・市議選(定数22)が20日、告示された。市長選には3選を目指す現職の首藤奉文氏(69)=無所属=と前市議で新人の高橋義孝氏(46)=無所属、自民推薦=の2人が届け出た。市議選は現職18人、新人5人の計23人(うち女性3人)が立候補。党派別では公明1人、共産1人、無所属21人。各候補者は27日の投開票日に向け舌戦を開始した。【浅川大樹、祝部幹雄】

 首藤氏は同市庄内町大龍の選挙事務所で出陣式。応援に駆け付けた西嶋泰義佐伯市長や県議を前に「3町が分裂したままの由布市では本当の発展はできない」などと3期目に向けた決意を強調した。高橋氏が自民党推薦を受けていることに触れ、「勝つのは市民か、巨大政党か。圧力に屈してはいけない」と力を込めた。

 高橋氏が同市湯布院町川上の乙丸地区公民館前で開いた出陣壮行会には、衛藤征士郎衆院議員や礒崎陽輔参院議員、自民県議らが出席。高橋氏は「農業、観光を中心とした商工業を発展させ、これを結んで産業を成長させる。お年寄りや子育て世代が『住み続けて良かった』と思えるよう福祉や住環境を充実する」と訴えた。

 投票は27日午前7時〜午後7時(一部で繰り上げ)、市内28カ所で行われ、同8時半から同市庄内町大龍の県立庄内屋内競技場で即日開票される。いずれも同日深夜に大勢が判明する見通し。19日現在の有権者数は2万9584人(男1万3850人、女1万5734人)。

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 ◇市長選立候補者(届け出順)
首藤奉文(しゅとう・ほうぶん) 69 無 現(2)

 市観光協会長▽市防衛協会長▽自衛隊協県会長[歴]中学校教諭▽県教委参事▽庄内町長▽大分大

高橋義孝(たかはし・よしたか) 46 無 新

 [元]由布院小PTA会長▽湯布院まちづくり推進機構理事[歴]会社役員▽由布市議▽大分工高=[自]

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 氏名▽年齢▽党派▽現元新▽当選回数▽職業・肩書([歴]以下は主な経歴)▽最終学歴▽=政党の推薦・支持

3345チバQ:2013/10/22(火) 20:29:39
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2569508.article.html
佐賀市議選 4000票台「まさか」重松氏
 自民現職の重松徹さん(63)がただ一人、4千票の大台に乗せてトップ当選を飾った。「3千票を目標にしてきたが、こんなに支持してもらえるなんて。『まさか』の一言」。笑顔の中にも驚きの表情を見せた。

 選挙期間中は地元の東与賀町を中心に川副町と旧市南部を回り、市街地には足を伸ばしていない。前回から約1500票の上積みにも、「誰が入れてくれたのか、こっちが知りたい。ただ、やってきたことが間違ってなかったと思うと、うれしくなる」。日ごろから農漁業やPTAの小さな集会に顔を出し、現場の声に耳を傾けてきたことを大勝の要因に挙げた。

 「本来、他人を押しのけて前に出るタイプじゃないが、トップ当選の重みを受け止め、活気ある市政のために力を尽くしたい」と意気込みを語った。

2013年10月22日更新

3346チバQ:2013/10/22(火) 20:32:44
http://www.saga-s.co.jp/news/election2013/sagasityou.0.2569509.article.html
佐賀市長選回顧 盛り上がり欠いた“激戦”
 現職の秀島敏行氏(71)が3選を決めた20日の佐賀市長選。経験豊富な新人3人を退けたが、次点とは1759票差の際どい勝利だった。激戦にもかかわらず、有権者の関心はいまひとつで、投票率は合併後最低の59・23%にとどまった。

 3万9483票で、元県議会議長の篠塚周城氏(64)を辛くも破った秀島氏。序盤戦は自民党などから政党推薦を得られなかったり、一度提出した推薦願を取り下げせざるを得なかったり、過去2回とは異なる事態が続いた。中心メンバーからは「これまで支えてきた顔ぶれ、数も全く違う」と焦りも見えた。

 しかし、2期8年の手堅い市政運営をアピールしながら、多くの自治会で役員を務める市職員OBや、旧町村のほとんどの首長の協力を軸に選挙戦を展開。これまでとは違う基盤をつくり、他陣営が割って入れない状況にまで固めた。

 政党推薦こそ得られなかったが、市職労、自治労は「支持」を打ち出し、“勝手連”として精力的に動いた。最終盤には民主党の一部議員も支援に回り、直前まで候補者擁立を模索した共産党の一部も間接的に応援する姿勢を見せた。

 一方、篠塚氏は地元の川副町を中心にした市南部と、選対本部長を務めた留守茂幸自民県議団会長の地元・大和町を中心とした市北部の旧郡部を組織戦で固めていった。

 自民党の推薦は得られなかったが、旧町単位で推薦を取りつけていく手法には「試合巧者。選挙を知り尽くしている」との声も上がった。最終盤には、公明党からも実質的な支援を受け、追い込みをかけた。ただ、現職が8年がかりで築いた地域との良好な関係は最後まで切り崩せず、陣営幹部は「旧市内では集会を開こうにも、こっちを向いてくれる自治会役員は少なかった」と嘆いた。

 「しがらみからの脱却」などを訴えた元総務官僚の小川登美夫氏(58)、元参院議員の川崎稔氏(52)は、ともに無党派層の取り込みを図ったが、浸透しなかった。

 4人による選挙戦となり、選択肢が多いようにも見えたが、低迷した投票率にも表れたように、候補者は明確な政策論争や対立軸を示せなかった。

 「秀島さんは堅実だけど、地味な印象で、篠塚さんは新鮮味がない。一方であまりに変化が激しいのは、前任者で懲りているし…。結局、託したいと思う候補者がいない」。選挙期間中、多くの有権者からは同じような声が聞かれた。

 「一番ショックだったのは低迷した投票率」。一夜明けた21日、秀島氏は率直に語った。地域コミュニティーの充実など、「市民とともに」の姿勢を継続する3期目。他候補から事あるごとに指摘された「発信力」も磨きながら、魅力ある県都づくりを進めていくことが求められる。

2013年10月22日更新

3347チバQ:2013/10/22(火) 23:38:17
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-10-22_55618


島袋吉和氏が出馬へ 来年1月の名護市長選


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政治

2013年10月22日 09時35分

(14時間2分前に更新)

 【名護】来年1月19日投開票の名護市長選で、野党側候補として有力視されていた県議の末松文信氏(65)は21日、同後援会と協議し、同市長選への不出馬を決めた。これにより、前市長の島袋吉和氏(67)の出馬が濃厚になった。今後、末松氏を推していた市議会野党会派「礎之会」や、島袋氏を推す地元経済界らで、人選の最終調整に入る見込み。

 後援会は、末松氏が当初から出馬の意思がないことや、県議当選から1年半という時期での市長選出馬は市民の理解が得られないことなどを考慮。

 末松氏と協議し、出馬しないことを再確認したほか、島袋氏が出馬すれば全面的に支援することも決めた。

 後援会の長濱吉典幹事は「全会一致の決定で、異論は誰からも出なかった」と強調。末松氏が近く、島袋氏と話し合うことを明らかにした。

 礎之会の長山隆会長は「(末松氏)本人からまだ連絡がない。今後については、市議で話し合っていきたい」と語った。

 同市長選では、現職の稲嶺進氏(68)が5月に出馬を表明している。


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