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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1780チバQ:2010/11/24(水) 12:16:08
http://mytown.asahi.com/areanews/okinawa/SEB201011230069.html
知事選、民主・自民国会議員手探り参戦 基地問題触れず
2010年11月24日

 28日投開票の沖縄県知事選で現職の仲井真弘多氏(71)と前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)が競り合うなか、民主、自民両党の国会議員が選挙戦に加わり始めた。ただ、焦点の米軍普天間飛行場の移設問題では、両氏ともに県外を主張。県内移設を目指す両党とはねじれているため、不自然な形での支援となっている。

 自民党は10月の衆院北海道5区補選、今月の福岡市長選で民主党に連勝し、党勢回復に弾みをつけようと、国会議員が相次いで沖縄入りしている。

 23日は元沖縄担当相の小池百合子総務会長が名護市の街頭で、「沖縄が中央と一緒に再活性化を図る。仲井真さんには実績がある」と訴えた。ただ、同市辺野古への移設は自公政権下で進めてきたため、防衛相も務めた小池氏だけでなく、他の応援弁士も基地問題にほとんど触れない。県外移設を訴える仲井真氏には県連推薦にとどめている。

 かわりに弁士らは民主党批判に力を込める。小池氏は「県政で政権交代をする必要がありますか」。大島理森副総裁も18日に沖縄市での集会で菅政権を「あの体たらく」と語気を強めた。

 一方の与党・民主党は県内移設を認める候補を擁立できずに自主投票を決定。党幹部が応援しない中、昨年の衆院選で県外移設を訴え当選した県選出議員らが独自に活動し伊波氏の支持に動く。

 瑞慶覧長敏衆院議員(沖縄4区)は20日に「中途半端な支援はしたくない」と県連副代表の辞職願を提出。県連が特定候補の集会に参加しないと申し合わせたためだ。玉城デニー衆院議員(同3区)は21日、那覇市で告示後初めて伊波氏と行動をともに。街頭で「イ、ハの2文字が県民本位の政治を取り戻す」と強調した。

1781チバQ:2010/11/24(水) 22:08:42
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101125k0000m010116000c.html
沖縄知事選:民主票どこへ 接戦の仲井真、伊波両陣営注視
 民主党が候補者を擁立せず不戦敗を選択した沖縄県知事選の投開票が28日に迫った。菅内閣の支持率が急落し、衆院北海道5区補選、福岡市長選と連敗した同党の存在感は薄いが、7月の参院選比例代表で同党は約12万票を獲得。再選を目指す仲井真弘多氏(71)と前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)の接戦が伝えられる中、両陣営は民主支持票の行方を注視している。

 選挙戦が終盤に入った21日夕、那覇市中心部で民主党の玉城デニー衆院議員(沖縄3区)は初めて伊波氏と街頭に立った。党本部からの「節度ある慎重な行動を」との要請が足かせとなり、玉城氏らは民主党議員有志の立場で伊波氏を支援。一部の地方議員を除き、これまで目立った活動はなかった。街頭演説後、玉城氏は「これから積極的に動く。民主党ののぼりを見かける機会は増える」と宣言してみせた。

 対する仲井真氏は自民党県連と公明党の推薦候補だが、伊波氏の支援を決めた連合沖縄傘下の一部労組からも支援を受ける。自民党県連幹部は「民主党を批判し過ぎると、こちらに付いてくれた票まで離れかねない」と、米軍普天間飛行場移設問題をこじれさせた不人気・民主党との距離感に頭を悩ませる。

 知事選告示後、国政与党の国民新党が伊波氏、参院選で躍進したみんなの党が仲井真氏を推薦したことも政党の対立構図を複雑にしている。共産、社民両党など革新系主体の伊波氏陣営は「保守層の切り崩しを期待したい」、仲井真氏陣営は「無党派対策になる」と支持票の上積みを狙う。

 知事選には幸福実現党の金城竜郎氏(46)も立候補している。【井本義親】

1782チバQ:2010/11/25(木) 00:10:15
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1771773.article.html
本村弁護士、県知事選「古川さん出るなら不出馬」
 弁護士や俳優として活躍する、佐賀市川副町出身の本村健太郎さん(43)が24日、佐賀市内の講演で来春の佐賀県知事選に触れ、自ら“不出馬”の意向を語った。

 

 レギュラー出演しているテレビ番組「行列のできる法律相談所」から橋下徹大阪府知事や丸山和也参院議員が政界進出したため、「本村さんはどうなの? 佐賀県知事?」と聞かれることを紹介、知事選の話題に及んだ。

 

 「古川さんが出ないといううわさもあったけど、結局出るなら僕は何も言わない」と出馬の考えがないことを言明。ただ、「万一、古川さんが出ないなら別。実家に両親がいるし、佐賀のために何が一番いいか考えている」とも。

 

 同市東与賀町に住居を構えるタレント島田洋七さんにも触れ、「洋七さんが万一出るなら僕も対抗馬で出ますけど」と会場の笑いを誘い、最後は「だから古川さんに頑張ってほしい」と、この話題を締めくくった。

1783チバQ:2010/11/25(木) 22:16:09
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101125-OYT1T00630.htm
民主も自民も主戦論、福岡知事選は全面対決へ
 来年4月の福岡県知事選について、県議会の主要4会派の代表は24日、候補者の一本化に向けた協議を打ち切ることで合意した。

 民主、自民両党で独自候補擁立を目指す主戦論が高まってきたためで、同知事選は両党が候補を立て全面対決する見通しとなった。

 4会派の代表は県庁議会棟で会談。民主党県連の幹事長も務める民主・県政クラブの吉村敏男会長は「県連で粛々と選考を進めている」と改めて述べ、選考対象者2人との面接を終えたことを報告した。当初、相乗りに前向きだった自民党県議団の蔵内勇夫会長も、この日の会派の会合で「党で候補を擁立し、戦うべきだ」との意見が多数を占めたことを伝えたという。

 協議決裂について、公明党の森下博司団長は「大変残念。今後の対応は全く白紙」とし、県農政連所属の議員らでつくる緑友会の重野正敏会長は「基本的には自民党と歩調を合わせたい」と述べた。

 これに対し、福岡商工会議所の河部浩幸会頭は24日夜、記者団に「選挙をするとしこりが残る。県の発展のためにも、1人にまとめてほしいと今でも思っている」と改めて強調した。

 一方、自民党内では麻生元首相らが元内閣広報官・小川洋氏(61)を知事候補として推しているが、この日の同党県議団の会合では賛否の声は上がらなかったという。

(2010年11月25日15時06分 読売新聞)

1784チバQ:2010/11/25(木) 22:34:26
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011250001
知事選 民自対決か
2010年11月25日

 ■統一候補協議が決裂


 県議会の主要4会派は24日、来春の知事選の統一候補擁立を模索する会合を開いたが、決裂に終わった。相乗りに前向きだった自民も福岡市長選の大勝で主戦論が強まり、一貫して独自候補にこだわってきた民主と全面対決する公算が大きくなった。


 各会派の代表は、麻生渡知事が10月5日に5選不出馬を表明した後、非公開で協議を重ねてきた。自民、公明は民主を含めた多党相乗りを目指してきたが、福岡市長選で自公支援の新顔が民主推薦の現職を破ったことで、自民県議の間でも「独自候補」を求める声が強まった。


 この日の会合で、自民の蔵内勇夫会長は会派内の意見を伝え、報道陣には「これ以上協議を続けても答えは出ない」と説明。党内では元内閣広報官の小川洋氏(61)を擁立する動きが進んでいるが、「今後は党県連に対し、国会議員とよく協議して候補者選出を進めて欲しいとお願いする」と語った。


 民主県連も既に独自候補の選考作業を進めており、民主・県政クラブの吉村敏男会長は「(相乗りの)選択肢はない」と改めて明言。候補対象の大学教授2人とは面接を済ませたと語った。


 一方、公明の森下博司団長は決裂を受け、「大変残念だ」。今後の対応は「自民、民主から候補者が出てきたときに人物評価をし、党本部や支援団体に相談しながら決定したい」とし、小川氏については「人物としてはいい。経歴は遜色(そん・しょく)はない」と述べた。


 緑友会の重野正敏会長は「自民が主戦論なら同調したい」とする一方、候補者については「福岡県民をよく知り、地方や農村の面でも熱意のある人」と注文を付けた。

1785チバQ:2010/11/26(金) 00:16:07
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101125/fkk1011250152002-n1.htm
福岡県知事選 自民、小川氏擁立は流動的 相乗り模索、協議決裂
2010.11.25 01:52
 来春の統一地方選で行われる福岡県知事選への対応をめぐり、県議会最大会派の自民党県議団は24日議員総会を開き、独自候補を立てる方針を確認した。これにより、県議会主要4会派で進めていた民主・自民・公明3党の相乗り模索の協議は決裂した。自民党県連内には元内閣広報官の小川洋氏(61)を担ごうとする動きがあるが、小川氏の名前が一部県連幹部の頭越しに浮上したことへの反発や困惑も根強く、小川氏擁立は流動的だ。

 「報道で固有名詞が出た方(小川氏)と会ったことがあるか、話し合いをしているのかという質問が総会で出たが、一度もお会いしたことはないと話した」

 自民党県議団の蔵内勇夫会長は議員総会の後、報道陣にこう説明し、候補者選びが白紙の状態にあることを重ねて強調した。

 麻生太郎元首相らが擁立に動いたとされる小川氏は、通産省(現・経済産業省)出身である点などが麻生渡知事と共通しており、「県政の重要施策を継承しやすい」と期待する声もある。

 ただ「名前があまりに早く出てしまった」(県議)ことが波紋を広げた。自民党内での根回しは十分だったとはいえず、「寝耳に水の話」(県連幹部)と困惑する関係者は少なくない。

 ある県連関係者は「今後すんなり小川氏擁立でまとまるとは考えにくい」という。さらに、知事選候補の擁立をめぐる麻生元首相と古賀誠衆院議員(福岡7区)の思惑が食い違っているとして「麻生氏と古賀氏が意思統一できるかどうかが焦点」(県議団幹部)との見方もある。

 一方、自民党が独自候補擁立の方針を決めたことで、主要4会派による相乗り模索の協議は決裂。自民党の議員総会の直後に開かれた4会派代表者会議では、蔵内会長が総会の内容を説明し、候補一本化は困難という認識で一致した。

 公明党の森下博司団長は「統一候補を望む経済界などの意向もあっただけに非常に残念」。他党が選んだ候補を推薦するかどうかについては「人物本位で検討する」と述べた。

 民主党会派、民主・県政クラブの吉村敏男会長は、党県連として候補者選考を進めていることを踏まえ「民主は民主でスケジュール通りに進めていく」と淡々と話した。

1786名無しさん:2010/11/26(金) 02:28:04
また、仙谷が動いたな。
9/14といい、10/4といい、またまた仙谷だ。

今日、問責が可決されたら、菅は、官房長官だけ
はずして、「法務大臣兼副総理」として開き直るぞ。

1787チバQ:2010/11/28(日) 10:36:07
http://mytown.asahi.com/areanews/kagoshima/SEB201011270044.html
民主、県議選一次公認は3人「候補擁立に難航」
2010年11月28日

 民主党県連(川内博史代表)は27日、来春の県議選で現職1人と新顔2人を党の一次公認候補とすることを決めた。当初、10人程度を一次公認にすることを目指していたが、川内代表は「厳しい国政状況で応募者が想定を下回り、候補者擁立作業が難航している」と話している。12月以降も、順次公認候補者を発表する予定。

 現有議席は1。同党県連は来春の県議選で、社民なども含めた非自民勢力で過半数の議席確保を目標にしている。

■自民は39人公認

 自民党県連(森山裕会長)は27日、選挙対策常任委員会を開き、来春の県議選の一次公認39人を発表した。現職36人、前職2人、新顔1人。公認が決まっていない志布志市・曽於郡区や定数4に対し公認2人の鹿屋市・垂水市区でさらに擁立作業を進めており、森山会長は「必ず追加公認の候補を立てたい」と話した。現有議席は38。

 県連によると山田宏之県議(鹿屋市区)と中村真県議(阿久根市・出水郡区)が引退の意向だが、中村氏には出馬を働きかけるという。

 また、10月から公募していた衆院鹿児島1区と3区の支部長について、締め切りだった27日までに両区とも複数の応募があったことを明らかにした。
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1788チバQ:2010/11/28(日) 10:36:52
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201011270046.html
知事選 民主は河野氏支援決める 自民と「相乗り」
2010年11月28日

 12月9日告示の知事選について、民主党県連(川村秀三郎代表)は27日、幹事会を開いて、前副知事の河野俊嗣氏(46)を「支援」することを決めた。河野氏以外、正式な出馬表明がない中での自民党県連との「相乗り」。一方、社民党県連合(鳥飼謙二代表)は事実上の自主投票を決めた。

 民主の幹事会では、全会一致で支援を決定し、河野氏を招いて、定期的な協議の場の設定や農林水産業、観光・商工業の体質強化など5項目の要望を伝えた。河野氏が要請した「協力」との言葉は「互いに協力する意味がある」とし、「支援」と表現した。権藤梅義幹事長は「責任持って足元を固める」と説明した。

 立候補の動きが低調な状況について、川村代表は「選挙で争うより、まずは着実に口蹄疫(こうていえき)からの復興に取り組みたいという県民の受け止めもあったのではないか」と分析。「(支援した河野氏が)当選した場合も『勝った』というレベルではなく、候補段階から信頼関係が築けているということは言える」と述べた。

 一方、社民県連合は同日、常任幹事会を開いて「正式な依頼がないため、対応できない」との方針を確認。社会党時代の1987年以来、事実上の自主投票となる見通しとなった。鳥飼代表は「口頭(の依頼)では対応は決められない」と説明。ただ、河野氏との意見交換を近く行うとし、「当選された場合は是々非々で対応する」と述べた。(中島健)

1789チバQ:2010/11/28(日) 10:39:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101128-OYT8T00029.htm
県議選 自民、1次公認39人
 自民党県連は27日、選対常任委員会を開き、来春の県議選(定数51)立候補予定者39人の第1次公認を決めた。

 内訳は、現職36、前議員2、新人1。公認は全21選挙区のうち17選挙区にとどまっている。

 県連によると、残る4選挙区(いずれも定数1)のうち、阿久根市・出水郡は態度を保留している現職、枕崎市も無所属現職に出馬の要請を続け、志布志市・曽於郡は新人の擁立作業を進めているという。南さつま市は公認候補を擁立せず、無所属現職に選挙協力する方針を決めた。

 このほか、現職1人が勇退を表明している鹿屋市・垂水市(定数4)では今後、追加公認を目指す。鹿児島市・鹿児島郡(同17)については、前回(2007年)、14人を擁立して4人が落選したことから、今回公認した12人のほかには原則、追加公認しないとした。

 加治屋義人・県連選対委員長は「国政選挙並みの戦いをして、政権奪還への基礎としたい」と話した。

 また、県連は27日、次期衆院選の事実上の候補者となる1、3区の支部長の公募を締め切った。森山裕・県連会長は「具体的な数は明かせないが、いずれも複数の人から応募があった」と話した。

 一方、前衆院議員の保岡興治元法相は同日、1区の支部長に応募したことを明らかにした。「民主党政権では日本が崩壊する。司法制度改革を進めた『即戦力』として、国政に復帰したい」と語った。

 公認は次の通り。(敬称略)

 ▽鹿児島市・鹿児島郡 尾辻義、柴立鉄彦、吉野正二郎、武昭一、宇田隆光、永田憲太郎、大園清信、桑鶴勉、寺田洋一、長田康秀(以上、現)、藤崎剛(前)、野田啓介(新)▽奄美市 与力雄、永井章義(以上、現)▽指宿市 小園成美(現)▽大島郡 金子万寿夫、禧久伸一郎(以上、現)▽薩摩川内市 鶴薗真佐彦、外薗勝蔵、田中良二(以上、現)▽いちき串木野市 吉留厚宏(現)▽南九州市 川原秀男(現)▽日置市 前原尉、岩崎昌弘(以上、現)▽薩摩郡 宮島孝男(現)▽出水市 小幡兼興、通畠幸一(以上、現)▽伊佐市 池畑憲一(現)▽霧島市・姶良郡 田之上耕三、山田国治(以上、現)、高橋稔(前)▽姶良市 酒匂卓郎、川野威朗(以上、現)▽鹿屋市・垂水市 吉永守夫、堀之内芳平(以上、現)▽西之表市・熊毛郡 松里保広、日高滋(以上、現)▽曽於市 徳留紀寿(現)▽肝属郡 鶴田志郎(現)

■民主は3人

 民主党県連も27日、常任幹事会を開き、県議選立候補予定者3人の公認を決定した。

 内訳は現職1、新人2で、選挙区は鹿児島市・鹿児島郡2、西之表市・熊毛郡(定数2)1。県連は、鹿児島市・鹿児島郡には3人、定数が2以上の9選挙区に1人ずつ擁立する方針を掲げており、引き続き作業を進める。

 川内博史・県連代表は「擁立作業が難航しているのは国政の停滞が原因だと思う。支援団体と話し合いながら、あきらめずに努力してきたい」と語った。

 公認は次の通り。(敬称略)

 ▽鹿児島市・鹿児島郡 青木寛(現)、吉留大輔(新)▽西之表市・熊毛郡 石田尾茂樹(新)

(2010年11月28日 読売新聞)

1790チバQ:2010/11/28(日) 10:40:18
小川氏は、政策通として歓迎する見方が地元経済界などにあり、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが擁立に動いたとみられる。ただ、古賀誠衆院議員(同7区)が異論を唱えているとされ、麻生、古賀両氏と有力県議の間で、事態収拾に向けた水面下の話し合いが進んでいるという。
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101128/fkk1011280231000-n1.htm
福岡知事選、与野党に不安 民主“市長選ショック” 自民「小川氏」で亀裂も
2010.11.28 02:31
 与野党相乗り模索の協議が決裂し、「民主vs自民」の全面対決が確実視される来春の福岡県知事選。年末にかけて候補擁立劇が大詰めを迎えそうだが、両党とも不安材料は尽きない。福岡市長選での大敗のショックが尾を引く民主党県連は、古賀一成衆院議員が代表を引責辞任するなど人事を刷新し、選挙態勢立て直しに躍起。市長選の戦果に勢いづく自民党も、根回しが不十分なまま表ざたになった元内閣広報官、小川洋氏(61)擁立構想への反発が党県連内にくすぶっており、事態収拾の糸口をつかめるかは不透明だ。

 「大切な九州の玄関口である福岡の市長選で、敗北を喫したことを申し訳なく思う」。27日に福岡市内で開かれた民主党県連の定期大会。古賀氏は、自身が選対本部長を務めた党推薦の現職の落選をこう謝罪し「人心を一新し戦略を考え直したい」と険しい表情で述べた。

 質疑では、代議員らから「敗北の責任の重さを受け止めてほしい」といった執行部への批判が続出。新代表に決まった野田国義衆院議員は、党への逆風について「厳しい民主党に対する声が聞こえてくる。謙虚に耳を傾けたい」としたうえで、「これからいばらの道だと思うが覚悟をもって取り組んでいく。多くの党員党友の協力をお願いします」と訴えた。

 新体制で態勢の再構築を図る党県連が「再生をかけた戦い」(県議)として挑むのが、知事選を含む統一地方選だ。

 知事選に向け党県連は、麻生渡知事が不出馬を表明した直後の10月16日に候補者選考委員会を設置。同時に、与野党相乗りを模索する県議会の会派代表者協議にも参加していたが、岡田克也幹事長が福岡市長選で来援した際「党の方針として相乗りはしない」と明言したことなどから、独自候補擁立の姿勢を貫いた。現在、大学教授2人を対象に面接などによる絞り込みを進めている。

 一方、福岡市長選での勝利を「政権奪還の足がかりになった」(市議)と受け止める自民党。

 市長選後、党県連内では知事選に向けた「主戦論」が強まり、県議団は今月24日の議員総会で他党とは相乗りしない方針を確認、党県連に候補者選びに着手するよう要請した。党県連は週明けに執行部会を開き選考に向けた作業を本格化させ、年内にも人選を終えたい構えだ。

 勢いに乗る自民党だが、「県連に亀裂を生じさせる要因にもなりかねない」(県議)とされるのが小川氏擁立構想をめぐる問題。麻生県政の継承者として、同じ通産省(現・経済産業省)出身である小川氏を担ごうとする動きが県議団の方針決定の前に表面化し、波紋を広げているのだ。

 小川氏は、政策通として歓迎する見方が地元経済界などにあり、麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが擁立に動いたとみられる。ただ、古賀誠衆院議員(同7区)が異論を唱えているとされ、麻生、古賀両氏と有力県議の間で、事態収拾に向けた水面下の話し合いが進んでいるという。

 「名前が表面化した以上、小川氏擁立は『既定路線』ではないか」(他会派の県議)との推測もあるが、党県連関係者の中には「麻生氏と古賀氏は『けんか別れできない』という認識は一致している。(古賀氏が認めない)小川氏が擁立される可能性は低い」とみる向きもある。

1791チバQ:2010/11/28(日) 20:32:50
共同は伊波
時事は仲井真が前
607 :無党派さん:2010/11/28(日) 20:13:20 ID:oUh5jK/v
伊波、仲井真両氏激しく競り合う 

沖縄県知事選、前宜野湾市長伊波氏と現職仲井真氏が激しく競り合う。
共同通信の出口調査。 2010/11/28 20:03 【共同通信】

http://www.47news.jp/news/flashnews/

611 :無党派さん:2010/11/28(日) 20:19:44 ID:E97R5vWa
仲井真、伊波氏が競り合う=沖縄知事選、開票始まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101128-00000095-jij-pol

時事では仲井真が前

1792チバQ:2010/11/28(日) 21:18:50
673 名前:無党派さん :2010/11/28(日) 21:16:45 ID:aJnT0xVf
NHKきた。
出口はわずかに仲井真かな?

1793神奈川一区民:2010/11/28(日) 22:13:22
>>1792
仲井真氏が当選。
ソース@JNNニュース速報

1794名無しさん:2010/11/29(月) 03:14:01
敗因の一つとして「政権党でもある民主党が、今回の選挙にかかわらなかったことが大きな変化をもたらさなかったのかなとも思う」と述べ、民主党にも疑問を呈した。


仲井真氏「県内移設もうない」=伊波氏は民主党に疑問符−沖縄知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112900008

 那覇市内にある仲井真弘多氏の選挙事務所では、接戦の報に一時、緊張が走ったが、午後10時すぎにテレビが「当確」を打つと、詰めかけた約150人の支援者らの間に一気に喜びがはじけ、拍手と歓声が起こった。直前に姿を現した仲井真氏は、緊張を残した表情で支援者らと握手。万歳三唱の後、報道各社のインタビューに「普天間の移設には日本全体で解決を見いだしてもらいたい。県内移設は難しい。事実上もうない」と強調し、さらに「戦後処理からは解放され、文化やスポーツなど活力を生かし魅力ある県を作りたい」と力を込めた。
 一方、伊波洋一氏は午後10時15分すぎ、選挙事務所に現れた。報道陣にマイクを向けられると「孫の代まで基地を残したくないという思いがとても強いことがわかった。沖縄県政はその思いを大事にしてほしい。県外移設をしっかりと進めてもらいたい」と仲井真氏に注文を付けた。敗因の一つとして「政権党でもある民主党が、今回の選挙にかかわらなかったことが大きな変化をもたらさなかったのかなとも思う」と述べ、民主党にも疑問を呈した。(2010/11/29-01:04)

1795名無しさん:2010/11/29(月) 03:21:00
仲井真氏は28日夜、県外移設をあらためて要求した。

http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010112801000122.html
沖縄知事選は現職仲井真氏が再選 県外移設をあらためて要求

 任期満了に伴う沖縄県知事選は28日投開票され、自民党県連の支援を受けた無所属の現職仲井真弘多氏(71)=公明、みんな推薦=が、無所属新人の前宜野湾市長伊波洋一氏(58)=共産、社民、国民新、日本、沖縄社大推薦=らを破り再選した。これを受け、政府は米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で、日米合意に基づき同県名護市辺野古崎に移す現行計画に理解を得られるよう交渉を本格化させる構え。ただ、仲井真氏は28日夜、県外移設をあらためて要求した。

 菅直人首相は、早期に沖縄を訪問し、仲井真氏に協力を要請する考えだが、協議難航は必至だ。

 福山哲郎官房副長官は28日夜、記者団に「5月の日米合意を踏まえる一方で基地負担軽減に全力を尽くし、仲井真氏と県民の理解を得られるよう誠心誠意話し合いたい」と述べた。これに対し、仲井真氏は記者団に「県内は事実上ない。県外だ」と明言した。

 投票率は60・88%で4年前の前回64・54%を下回った。

2010/11/28 23:50 【共同通信】

1796名無しさん:2010/11/29(月) 03:23:23

沖縄知事に仲井真氏が再選…「県内移設はない」
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101128-OYT1T00632.htm?from=y24h

 米軍普天間飛行場移設問題の行方に大きな影響を与える沖縄県知事選は28日投開票が行われ、現職の仲井真弘多(ひろかず)氏(71)(無=公明・みんな推薦)が、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)(無=共産・社民・国民・新党日本推薦)らを破って再選を果たした。

 政府は5月の日米共同声明に盛り込んだ、同県名護市辺野古への移設実現に向け、沖縄県側と協議したい考えだ。しかし、仲井真氏は県内移設に慎重な姿勢を崩しておらず、普天間問題の早期の進展は困難な情勢だ。

 仲井真氏は選挙戦で「辺野古への移設は不可能。政府の話は聞くが、安全保障問題は日本全体で考えるべきで、普天間の移設は県外でお願いしたい」と訴えた。当選後、那覇市内で記者団に「日米共同声明は極めて遺憾。県内(移設)は難しい。事実上ない」と述べた。(2010年11月29日01時47分 読売新聞)

1797名無しさん:2010/11/29(月) 03:26:14
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20101129k0000m070104000c.html

社説:沖縄県知事選 首相は普天間現実策を

 沖縄県知事選で現職の仲井真弘多氏が伊波洋一前宜野湾市長らを破って再選された。最大の焦点は米軍普天間飛行場の移設問題だった。選挙戦では、伊波氏が「国外への移設」を主張したのに対し、仲井真氏は「県外移設」を公約にした。

 同県名護市辺野古への移設を盛り込んだ日米合意の履行を掲げる政府内には、仲井真氏がかつて条件付きでこれを容認する姿勢であったこと、選挙戦で「県内移設反対」と明言しなかったことから、事態の進展に期待をかける向きがある。

 が、情勢はそれほど甘くない。

 再選を果たした仲井真氏は、「県内(移設)は事実上ない。県外だ」と語り、日米合意の履行は難しいとの考えを改めて表明した。また、琉球新報社などの1週間前の県内世論調査によると約75%が「県内移設ノー」である。今年1月の名護市長選では受け入れ反対の市長が誕生し、9月の市議選も市長派が勝利した。

 仲井真氏の柔軟に見える姿勢は、沖縄振興策などを念頭に政府との協議の窓口を閉ざしたくないという思いの表れだろう。公約は「県外移設」であり、近い将来、仲井真知事が民意や名護市の意向を無視して公約を覆すとは考えにくい。

 菅政権は普天間飛行場が当面、存続することを前提にして方針を再検討せざるを得ないのではないか。「日米合意の履行」を繰り返すだけでは事態の打開は望めそうにない。

 中国の軍備増強や尖閣諸島沖衝突事件、北朝鮮の砲撃事件などで在日米軍の抑止力の意義が再びクローズアップされている。しかし、そのことによって普天間移設の原点である周辺住民の危険性除去の取り組みがおろそかにされてはならない。

 毎日新聞は普天間問題解決のために、沖縄を含めた協議機関を設置するとともに、普天間移設方針と切り離し沖縄の基地負担軽減を先行して実施するよう求めてきた。

 負担軽減は、移設について合意を得やすい環境の整備に役立つ。同時に、日米合意の負担軽減策の一つである訓練移転が普天間飛行場でも進めば、住民の危険性と生活被害を現実に減じることになる。

 菅政権が発足してもうすぐ半年になる。この間、普天間問題はまったく進展していない。知事選が終わり、沖縄側の体制が整った。菅直人首相は前に足を踏み出すべきだ。「難題回避」の姿勢は返上してもらいたい。米政府にも解決に向け柔軟な対応を求める。

 また、日米両政府は、普天間問題が日米同盟全体に悪影響を及ぼすような事態を避けるよう努力すべきだ。来春の日米安保共同声明に向けて進められる同盟深化の作業の障害にしてはならない。

毎日新聞 2010年11月29日 2時31分

1798名無しさん:2010/11/29(月) 03:29:03

沖縄知事再選 普天間移設の前進を追求せよ(11月29日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20101128-OYT1T00813.htm

 沖縄県が引き続き政府と連携し、米軍普天間飛行場の県内移設にも含みを残す――。それが県民の選択だった。

 沖縄県知事選で、現職の仲井真弘多知事が再選された。米軍普天間飛行場の国外移設を主張していた新人の伊波洋一・前宜野湾市長は及ばなかった。

 これで、普天間飛行場を名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意の早期進展が期待できるわけではない。知事は県外移設を求めているうえ、名護市長も受け入れに反対しているからだ。

 知事は、基地負担の大幅軽減を求めて伊波氏に投票した多数の県民への配慮も求められよう。

 仮に伊波氏が当選していれば、事態は深刻だった。非現実的な国外移設に固執し、普天間飛行場は現在の危険な状態のまま長期間固定化する恐れがあった。

 仲井真知事は昨年まで辺野古移設を支持し、今も県内移設への反対は明言していない。政府との協議に応じる意向も示している。

 菅政権は、仲井真知事との対話を重ね、日米合意へ理解を得るよう最大限の努力をすべきだ。

 そのためには、普天間飛行場の移設や在沖縄海兵隊8000人のグアム移転後の米軍施設の跡地利用や地域振興で、具体的な将来展望を示すことが重要だ。沖縄の過重な基地負担の一層の軽減を追求することも必要となろう。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件や北朝鮮による韓国・延坪島(ヨンピョンド)砲撃で、在日米軍の抑止力の重要性は増している。

 今月13日の日米首脳会談では、来年春の菅首相の訪米と日米同盟深化に関する共同文書の発表で合意した。この文書を意味のあるものにするには、普天間問題の一定の前進が不可欠だ。

 ところが、菅政権は、あまりに普天間問題に無為無策だった。

 自民党政権は、過去の沖縄県知事選や名護市長選で、普天間移設に理解を示す候補を全力で支援してきた。民主党は今回、沖縄選出の党所属国会議員らが伊波氏を応援するのを黙認した。

 菅首相が、本当に日米合意を実現し、同盟を深化させる気があるのか、疑わしい。

 普天間問題は、14年間に及ぶ曲折を経てきた。昨年、ようやく現実味を帯びてきた辺野古移設をいったん白紙に戻し、米国、沖縄双方との関係を悪化させたのは民主党政権である。

 どんなに困難でも、菅政権は、日米合意を前に進めるという重い責任を負っている。

(2010年11月29日01時47分 読売新聞)

1799名無しさん:2010/11/29(月) 04:24:00

伊波氏落選で「喜びは半分」=宜野湾市長選、初当選の安里氏−沖縄
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010112900011

 「喜びは半分となったが、市民に約束してきたことをこれから頑張り抜きたい」−。米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市で、市長初当選を決めた前副市長の安里猛氏(58)。だが当選確実の報の前に、知事選で「ダブル当選」を目指した伊波洋一前市長の落選を知った。選挙事務所に詰めかけた支持者ら約150人が沸き立つ中、喜びきれない複雑な心境が表情に出ていた。
 それでも花束贈呈の後には支持者らとともに沖縄伝統のカチャーシーを踊り、喜びを表現。普天間飛行場移設問題では「仲井真氏も『県外へ』ということを今回公約として当選した。名護市長とともに基地問題の解決に向けて努力したい」と力強く語った。(2010/11/29-00:25)

1800チバQ:2010/11/29(月) 12:15:52
ここも自民党勝ち
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/fukuoka/20101129-OYS1T00276.htm
古賀市長に42歳の竹下氏初当選
 古賀市長選は28日投開票され、新人の貿易会社社長・竹下司津男氏(42)(無所属)が、4選を目指した現職・中村隆象氏(62)(同)との激戦を制し、初当選を果たした。任期は12月23日から。

 当選確実の知らせが届くと、古賀市川原の事務所に歓声が上がった。竹下氏は「強い経済をつくるため、市政に優先順位を付けて取り組む」などと決意を語った。

 8月に出馬表明し、街頭演説で知名度アップを図った。無所属だが、地元の自民党県議や保守系の市議団の支援を受けた。

 選挙戦では、市役所改革や地元経済活性化を主張。若さと市政刷新をアピールし、現職の批判票を取り込んだ。終盤には福岡市長選で初当選した高島宗一郎氏も駆け付け、無党派層にも浸透した。

 今後は、選挙戦で主張した市役所改革や企業誘致などの具体策を実現する手腕が問われることになる。

 中村氏は3期12年の実績と市政の継続を主張。草の根の選挙戦に臨んだが、多選批判などに苦しんだ。

(2010年11月29日 読売新聞)

1801チバQ:2010/11/29(月) 23:58:22
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001011290001
民主連敗に危機感
2010年11月29日

 ■統一選向け「総括」を 県連大会
 民主党県連の定期大会が27日、福岡市内であり、野田国義衆院議員(比例九州)の新代表就任が承認され、新体制がスタートした。参院選、福岡市長選と敗北が続いており、会場の党員からは「党存亡の危機だ」と県連や国政への不満が噴出。来春の知事選や統一地方選に向けて課題を抱えた船出となった。


 主な人事では、福岡市長選の責任を取る形でいずれも同市議の江藤博美代表代行と栃木義博幹事長代理が退任。代表代行は1人追加して3人とし、留任した藤田一枝衆院議員(福岡3区)に加えて大久保勉参院議員と助信良平県議をあてた。吉村敏男幹事長(県議)は留任、選挙対策委員長は松井克演北九州市議から佐々木徹県議に交代した。


 質疑応答では市議や県議から「福岡市長選は県連全体が総力戦で戦えなかった。県連の運営をしっかり考え直して頂きたい」「統一地方選までに国民にきちんとした結果を示せなければ厳しい」など、相次ぐ選挙戦敗北への厳しい総括を求める声が相次いだ。県連代表の選出方式を投票方式に改めるべきだとの意見も出された。


 閉会後の会見で野田代表は「地方も本当に厳しい風が吹いていると改めて認識させられた。風通しのいい組織にしていきたい」と述べた。


 来春の知事選に関しては、独自候補を擁立する方針を維持するとしたうえで、「いかに県民に良い政策を打ち出せるか、県民のためになる県政が前提だ。いろいろな意見に耳を傾けていきたい」と語った。


 知事選を巡っては、来賓参加した連合福岡の高島喜信会長が、「保革対決より、県民のための知事をどう選択するのか考えないといけない」と主張。別の労組幹部も「知事は県のリーダーであり、県民の大多数に支持されなければならない」と発言。自公との全面対決に慎重な意見が目立った。

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1802チバQ:2010/11/30(火) 00:06:10
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170702-storytopic-123.html
宜野湾市長選 安里氏が初当選 安次富氏に1856票差2010年11月29日


宜野湾市長選挙に初当選し万歳三唱をする安里猛氏(中央)=28日午後10時33分ごろ、同市野嵩の選挙事務所
 【宜野湾】伊波洋一前宜野湾市長の知事選出馬に伴う宜野湾市長選挙が28日、投開票され、新人で前副市長の安里猛氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=が2万3598票を獲得し、元自民党衆院議員の安次富修氏(54)=無所属、自民、公明推薦=に1856票の差をつけて初当選を果たした。
 安里氏は「米軍再編の流れで海兵隊の多くがグアムに行く。こうした事実に従うよう日米両政府に働き掛けていきたい」と述べ、普天間飛行場の県内移設に反対し、グアム移転による危険性除去と早期閉鎖・返還を求める考えを示した。
 安里氏は「伊波市政の継承」を前面に打ち出し、同日選挙となった知事選とのセット戦術を展開した。伊波市政で6年間、助役、副市長として携わった経験と実績を強調し選挙戦をリードした。
 課題の知名度は小まめな地域懇談会の開催やチラシの全戸配布などで挽回(ばんかい)し、支持を広げた。
 当日有権者数は6万8827人。総投票数は4万6204人。投票率は67・13%で前回市長選を6・74ポイント上回った。同市は市長が不在のため、安里氏は28日から市長としての任期が始まった。

▽宜野湾市長選挙開票結果
当 23598 安里 猛 無新
  21742 安次富修 無新
無効票 864
(選管最終)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 安里猛氏(あさと・たけし) 1952年、普天間出身。普天間高卒。72年に市教育委員会に採用後、企画部次長などを経て2004年に助役就任。08年に副市長に就任した。

1803チバQ:2010/11/30(火) 00:07:41
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-29_12403/
仲井真氏 知事再選 伊波氏に3万8626票差
保守県政4期継続 投票率60.88%
政治 2010年11月29日 09時51分

(14時間15分前に更新)

 第11回県知事選は28日投票が行われ、即日開票の結果、現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民県連、公明、みんな推薦=が33万5708票を獲得し、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大、国民新、新党日本推薦、そうぞう支持=に3万8626票差をつけ、再選を果たした。仲井真氏は産業振興で県民所得の全国中位を目指すなど手厚い経済政策を打ち出し、米軍普天間飛行場の移設問題は県外移設を主張することで県民の支持を集めた。投票率は60・88%で前回の64・54%を3・66ポイント下回り、過去2番目の低さとなった。

 仲井真氏は県内11市のうち、宜野湾市を除く10市で勝利。中頭郡でやや苦戦したが、島尻郡は12町村のうち11町村を制する圧勝だった。

 新人で幸福実現党県本代表代行の金城竜郎氏(46)は、訴えが浸透しなかった。

 1998年の稲嶺恵一氏の当選後、保守県政は復帰後最長の4期16年続くことになり、革新陣営は壊滅的な打撃を受ける。これまでの保守県政の最長は、78年から3期12年務めた西銘順治氏だった。

 再選を目指した仲井真氏はマニフェストで所得向上のほかに完全失業率の全国平均化、沖縄振興特別措置法に替わる新たな法律の制定、離島の本島並みサービスの実現、普天間飛行場を名護市辺野古に移設する日米共同声明の見直しなど11の実施政策を掲げ、選挙戦に挑んだ。

 運動面では自公の議員と県経済団体会議を中心とした経済界の手厚い支援を得たほか、保育・介護など福祉団体からも全面的な支援を取り付け、手堅く集票を積み重ねた。

 伊波氏は革新陣営12年ぶりの県政奪還を掲げ、普天間移設では日米共同声明の撤回と県内移設反対を一貫して主張。主に米領グアムへの国外移設を訴えた。

 また、生活密着・自然再生型の公共工事や雇用対策の推進、県立病院の独立行政法人化反対、カジノ導入反対などを前面に出した。陣営は「革新のエース」として切り札的な位置付けで選挙に臨んだが及ばなかった。

 有権者数は106万8195人(男性51万8802人、女性54万9393人)。

県内 移設先なくなった

 仲井真弘多氏 政策中心の選挙でこれまでの4年間の仕事ぶりと10項目の公約を理解してもらった。普天間飛行場は名護市が受け入れず、沖縄で移設先がなくなった。米軍は日本全体のためにいるので、沖縄に押し付けず安全保障の原点に戻って全国で解決策を見いだし、移設先を確保してもらいたい。政府とパイプを切る理由はない。意見が違っても意見交換のパイプは太くしないといけない。

争点ぼやけた

 伊波洋一氏 米軍普天間飛行場の県内移設反対を訴え、県外移設を主張する仲井真氏との違いを争点にしたが、結果を見ると争点がぼやけたのかと思う。しかし県民の県内反対の思いは大きい。仲井真氏には県外移設を実現してほしい。民主党が立場を明確にしなかったため訴えが十分に浸透しなかった部分もある。沖縄の発展を阻害するのは基地問題ということを若者に伝えきれないことが一番のジレンマだ。

基地負担軽減 話し合いたい
福山官房副長官

 福山哲郎官房副長官は28日夜、県知事選で現職の仲井真弘多氏当選を受け「県民の民意の表れの一つだ。日米合意を踏まえ沖縄の負担軽減に全力を尽くし、仲井真氏と県民の理解を得られるよう誠心誠意話し合いたい」と記者団に述べた。

1804チバQ:2010/11/30(火) 00:10:33
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101129ddm003010138000c.html
クローズアップ2010:沖縄知事・仲井真氏再選 同盟深化、険しく
 沖縄県知事選で、現行の日米安保体制下で米軍普天間飛行場の県外移設を主張した仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事が、日米安保条約を見直し、普天間をグアムへ移設するよう求めた伊波洋一(いはよういち)前宜野湾市長を降した。仲井真氏の軟化に期待する政府は、かすかに望みをつないだ形だ。中国、北朝鮮、ロシアとの緊張関係を抱える菅政権は、米国との連携強化を目指すが、普天間問題の行き詰まりは避けられず、「同盟深化」は空洞化の危険もはらんでいる。【西田進一郎、ワシントン古本陽荘】

 ◇日米声明「普天間」切り離し論も
 政府は、伊波氏について「日米同盟を否定しており、どう対応していいか想定できない」(政府筋)と見ていただけに、仲井真氏の再選で「日米同盟深化も普天間移設も何もできず、暗闇のトンネルに突入する状況は避けられた」(政府関係者)としている。

 防衛省幹部は「伊波氏が勝ったら交渉の余地はなくなっていた。ひと安心だ」と胸をなでおろした。ただ、仲井真氏は知事選で県外移設に転じ、民主党政権への不信感を募らせている。名護市辺野古に移設するとした5月の日米合意の実行を目指す政府との交渉のテーブルに仲井真氏がつくのは、簡単なことではない。

 同省幹部は「仲井真さんに対しては、粘り強くやっていくしかない。今の極東情勢を考えると現実的な選択肢は、名護市辺野古への移設しかない。グアム移転なんか夢物語だ」と東アジア情勢が緊迫するなか、普天間問題で見通しの立たない現状を嘆いた。

 また、今回、民主党が候補者を擁立せず自主投票に回ったのに対し、仲井真氏を推薦した公明党や、党県連として推薦した自民党などは同氏再選を歓迎している。自民党の石原伸晃幹事長は「県民の賢明な判断の結果だ。菅政権には一日も早い普天間飛行場の危険性除去のため、問題解決への道筋を示す責任がある」との談話を出した。

 菅直人首相は6月の就任以降、日米合意を着実に実行すると繰り返し、日米同盟への回帰を強く打ち出すことで米側の不信感の一掃に努めてきた。13日、横浜で行ったオバマ米大統領との会談では、来春に訪米し日米共同声明を発表する方針を確認した。これに先立ち来年の早い時期に外務、防衛閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開いて普天間移設について最終合意し、同盟深化の協議を加速させる道筋を描いていた。しかし、仲井真氏が再選されても、2プラス2を予定通り開催するのは厳しい状況だ。

 中国漁船衝突事件やメドベージェフ露大統領の北方領土訪問、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃などで日本外交が揺さぶられる中、普天間問題の停滞を長引かせて日米同盟を再び揺るがすことはできないとの判断はより強まっている。

 危機感を強める首相は知事選後に沖縄を訪問する意向だが、15日に会った民主党議員に「日米合意を覆すのはなかなか想像しがたい。代わりの案がない」と語るなど、代替案はない。

1805チバQ:2010/11/30(火) 00:11:00
 オバマ米政権も、中国の積極的な海洋権益確保の動きや好戦的な姿勢を強める北朝鮮への懸念から、東アジアで一貫して日米同盟を重視する姿勢を表明してきた。アジア全体の平和と安定のため在日米軍が果たす役割はますます重要になるとの考えからだ。

 米側は、普天間移設を柱とする在日米軍再編計画を大幅に見直すつもりはないとみられる。シンクタンク「新米国安全保障センター」のパトリック・クローニン上級顧問は「北朝鮮がさらに大胆になるような修正には慎重になる必要がある」と強調する。見直しに前向きな姿勢を示せば、中国や北朝鮮に誤ったメッセージを伝えることになりかねないからだ。

 日本政府内の一部には、普天間問題を切り離して日米同盟深化を進めるべきだとの意見も出ているが、限界があるとの見方が多い。「切り離し」論は普天間飛行場の継続使用につながるからだ。住宅に囲まれた普天間飛行場の危険性は米政府内でも認識されており、事故が発生してからでは手遅れになるとの危機感が強い。米側としても、日米合意が破綻(はたん)し、普天間が固定化される事態は避けたいのが本音だ。

 前原誠司外相は来年1月に米国を訪問し、同盟深化協議の加速化と首相訪米に向けた地ならしを始める方針。米側は中国、北朝鮮を念頭においたアジアの安全保障環境について日米両政府で再評価を行う中で在日米軍の重要性について日本や沖縄の理解を深めたい考えだ。しかし、普天間移設問題という「トゲ」を抜けるかどうかの見通しは立たないままだ。政府は「来春の日米共同声明で経済や人材・文化交流分野は書けるが、普天間問題を含む安保分野でどこまで成果を打ち出せるか、やってみないと分からない」(外務省幹部)と慎重な見方を示している。

 ◇米軍駐留、日本全体のため 改めて「県外移設」
 「米軍は沖縄を守るためにいるのではなく、日本全体の安全保障、アジア太平洋地域の安定の点からいる。日本全国で、解決をお願いしたい」

 再選を確実にした仲井真弘多氏は28日夜、普天間飛行場移設について「県内に移設先はない」との認識を示し、県外移設を求めていく意向を重ねて強調した。菅政権は仲井真氏との交渉に望みをつないでいるが、選挙戦で「県外移設」を訴えた仲井真氏が再び県内移設容認に転じるのは、困難な情勢だ。

 仲井真氏が県外移設に転じた背景には、自民、公明の県組織が知事選前に、仲井真氏に対し県内移設容認からの方針変更を迫ったことがある。地元・名護市の稲嶺進市長は移設拒否の姿勢を維持し、9月の市議選では市長派が圧勝しており、移設に向け名護市の理解を得るのも絶望的だ。県幹部も「名護市が反対している以上、県が頭越しに判断することはできない」と述べた。稲嶺市政の間は、普天間問題が動かないのは必至の状況だ。【井本義親】

 ◇仲井真氏、自公支持層固める 民主支持層、6割が伊波氏に
 毎日新聞と琉球放送は沖縄県知事選で投票を済ませた有権者を対象に合同で出口調査を実施した。自民支持層の84%、公明支持層の82%が仲井真弘多氏に投票したと回答し、自民党沖縄県連や公明党などの推薦を受けた仲井真氏が両党支持層を手堅くまとめたことを裏付けた。

 候補者の推薦を見送った民主支持層からも一定の票が仲井真氏に流れたとみられる。

 政党支持率は民主党20%▽自民党26%▽公明党4%▽みんなの党2%▽共産党5%▽社民党8%−−など。「支持政党はない」と答えた無党派層は30%だった。

 民主支持層の60%は伊波洋一氏に投票したと答えたが、仲井真氏との回答も37%あった。一方、共産、社民支持層のそれぞれ約9割は伊波氏に投票したと答えた。無党派層の回答は伊波氏57%、仲井真氏40%で、投票先が両氏に分散したことをうかがわせた。

 投票の際に最も重視したのは「米軍普天間飛行場の移設問題への対応」が36%で最も多く、「経済振興への取り組み」(30%)、「福祉や医療対策、教育などへの取り組み」(19%)が続いた。

 普天間移設で賛成する案は「県外移設」(40%)と「国外移設」(39%)で約8割に上り、「名護市辺野古へ移設」は19%にとどまった。

 普天間問題を重視した層の76%は伊波氏に投票したと回答した。ただ、県外移設を望む層に限ると、投票先の回答は仲井真氏50%、伊波氏49%でほぼ並び、仲井真氏が「県外」にかじを切った影響が読み取れる。

 また、06年知事選で仲井真氏に投票したと答えた人のうち、7割強が今回も仲井真氏に投票したと答えた。

 調査は沖縄県内の40投票所を無作為に抽出し、計2218人から回答を得た。【中田卓二】

1806チバQ:2010/12/01(水) 22:34:05
>>883
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1778683.article.html
鳥栖市長選 牟田前市長が正式に出馬表明
 任期満了に伴う来年2月の鳥栖市長選で、前市長の牟田秀敏氏(69)=立石町=が1日、記者会見し、出馬を正式表明した。

 

 現職の橋本康志市長(54)=無所属・本町=が2期目を目指して出馬を表明しており、2007年の市長選と同じ顔ぶれによる一騎打ちの公算が強まっている。

 

 会見で牟田氏は「鳥栖の地の利に加え科学技術研究・開発機関を充実させることが重要。企業誘致も積極的に取り組む。リーダーシップを発揮し、子どもたちが夢と希望が持てるまちづくりを目指したい」と述べた。

 

 これまで約4年間の市政については「もっと果敢に挑戦すべき」と批判した。党派は無所属で自民、公明、民主に推薦願を出す方針。

 

 牟田氏は県議4期を経て1999年2月の市長選で初当選、前回の選挙戦で橋本氏に敗れるまで2期8年を務めた。

 

 市長選は2月13日告示、20日投開票される。

1807チバQ:2010/12/02(木) 21:56:08
>>1657
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD12020015213.html
国東市長選は2月20日に投開票 [17:41]
国東市選挙管理委員会は、任期満了に伴う来年の市長選挙の日程について、投開票日を2月20日とすることを決定しました。市の選挙管理委員会は、4月24日の統一地方選挙の日程にあわせて市長選を行うことも含めて検討していましたが、3月3日の任期満了以降、市長の不在期間が生じることを避け、2月の選挙実施を決めました。国東市長選挙には、これまでのところ現職の野田侃生氏と元県東部振興局長で新人の三河明史氏の2人が立候補を表明しています。

1808チバQ:2010/12/02(木) 22:24:12
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001012020004
人吉市議 定数の是非
2010年12月02日

  人吉市議会(定数20)の定数削減を巡り、市民の間から賛否両方の立場で議会側に要望が出され、地方議会のあり方に一石を投じている。町内会長らが定数4減を求めて地方自治法に基づく直接請求を目指す方針を決めたのに対し、市民有志は1日、「住民の声が届かなくなる」と削減反対を主張。市議会は来年4月に改選を迎えるが、今後の対応が問われる。(貞松慎二郎)


  人吉市議会は昨年12月、各会派の市議10人で構成する議会制度研究会を設け、各団体から意見を聴いた。ただ、定数削減については最後まで意見がまとまらなかったという。今年9月の定例会には議員発議で定数2減の条例改正案が出されたが、賛成少数で否決された。


  定数削減を求めて市内の町内会長(92人)らでつくる連合会は昨年11月に要望書、今年4月に申入書を市議会議長に出したが、市議会の対応を不服として住民運動に乗り出すことにした。


  直接請求には、1カ月以内に有権者の50分の1以上の有効署名を集める必要がある。同市の場合、9月2日現在で587人。条例改正の本請求が受理されれば、市長は意見を付けて条例改正案を市議会に提案する。


  こうした動きの背景には、市議の報酬(正副議長を除く一般市議は月額35万7千円)が、同規模の県内他市と比べて高額という事情もある。市議会事務局によると、期末手当を含め、市議一人当たりの年間支給額は560万円程度という。


  町内会長らは近く、市の財政状況が分かる会報を発行し、署名集めのスケジュールを決める方針。連合会の宮川康幸会長は「第1次産業が疲弊するなかで、市議会がこのままでいいのかという思いがある。不本意だが粛々と進めていく」と話す。


  一方、「人吉市地方自治と議会を考える会」(鶴上寛治代表)のメンバー7人は1日、財政難を理由とする定数削減に反対し、「市民の間での徹底した討論」を市議会議長に要望。同会は議員定数を削減することで「市民の声が反映されなくなる」と指摘し、「市の財政事情が厳しいからこそ、無駄をどう省くのか議員活動を活性化すべきだ」と訴えている。

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1809チバQ:2010/12/02(木) 22:37:39
どこだろ?わからんからここ
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101202ddlk40040322000c.html
国際会議:09年福岡市開催206件、東京に次ぎ全国2位 前年より34件増 /福岡
 ◇日本政府観光局まとめ
 ◇アジア主要都市結ぶ直行便、空港の利便性など マリンメッセなど会場集約
 福岡市内で09年に開催された国際会議は前年より34件多い206件で、都市別では東京23区(497件)に次ぐ全国2位だった。東京以外の都市が開催件数200件を超すの初めてという。日本政府観光局(JNTO)が、日本を含む3カ国以上から参加者があった国際会議などの開催件数をまとめた。【門田陽介】

 誘致などを担当する福岡コンベンションビューローによると、国際会議の開催は地域に大きな経済効果をもたらすとされ、09年に福岡市が100万〜300万円を助成をした大規模大会は計10件(参加2万人)で、約20億円の経済効果があったと見込まれている。

 市などによると、市内の国際会議の特徴は(1)全体の45%(93件)を大学が開催し、うち九大が62件(会場別開催件数で全国3位)を開催(2)地理的な特性から、アジアに関する国際会議が全体の約3割(66件)−−など。また、JNTOが規定する「国際会議」に当たらない、日韓や日中など2国間会議も多数開かれているという。

 各地が誘致に力を入れる中で福岡開催が増えている理由として同ビューローは、会場別参加者数で全国4、5位の福岡国際会議場やマリンメッセ福岡など大規模会場が集約▽アジア主要都市と直行便で結ばれた空港が都心に近接している▽東京・大阪に比べ物価が安い−−などと分析。「今後も市や大学など関係者の連携を強め、誘致や支援に取り組みたい」と話している。

〔福岡都市圏版〕

1810チバQ:2010/12/04(土) 15:44:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/213702
福岡市議会「みらい福岡」 みんなの党と統一会派 来春
2010年12月4日 06:44 カテゴリー:社会 九州 > 福岡
 福岡市議会(定数63)の保守系会派みらい福岡(7人)が、来春の福岡市議選の後に、みんなの党と統一会派を結成することで合意したことが3日分かった。みんなの党は市議選に擁立する公認候補の選定を進めており、みらい福岡と選挙協力も行う方針。

 地方での党勢拡大を狙うみんなの党と、市議会での影響力拡大を目指すみらい福岡の思惑が一致した格好。ただ、みらい福岡には自民党系の議員も複数おり、全員が統一会派に参加するかどうかは不透明だ。

 関係者によると、みらい福岡の現職議員は無所属かみんなの党の推薦で市議選に出馬する。みんなの党は現在、市議会に所属議員はいないが、市議選の各区に公認か推薦の新人候補を擁立する方針で、当選した議員は統一会派「みらい福岡」に合流するという。

 みらい福岡とみんなの党は、行財政改革の推進など政策の方向性が近いことから、9月から統一会派に向けた調整を進めていた。みらい福岡の笠康雄幹事長は「福岡市の行財政改革などを訴えてきた。政策実現のために議員数を増やしたい」としている。

 みんなの党は6日、今回の合意事項と福岡市議選に擁立する候補予定者を正式発表する予定。

 みらい福岡は、11月の福岡市長選では、市議会会派の自民、公明両党と協力。民主党などが推薦した現職を破り初当選した高島宗一郎氏(36)を支援した。

=2010/12/04付 西日本新聞朝刊=

1811名無しさん:2010/12/05(日) 00:59:36
>みらい福岡には自民党系の議員も複数おり
みんな党に行けばいいじゃん、参院候補なんか自民県連幹部だったんだぜ

1812チバQ:2010/12/05(日) 19:14:49
佐賀新聞すごいな。5月に既に統一選の記事を書いてる
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1632686.article.html
始動・2011地方選(1)【知事選】古川氏の3選出馬焦点 (10年5月11日)
参院選後に動き活発化



 2011年春の統一地方選まで1年を切った。民主党が政権を奪い、下野した自民党は弱体化するなど、これまでとは大きく状況は変わっている。中央政界の動きは地方選にどう影響するのか。佐賀県知事選と、3選挙区で定数が削減される県議選をめぐる今の動きを探る。

 知事選は現時点で立候補表明者はいない。古川康知事(51)が3選を目指すかどうかが軸になる。古川氏は「6月議会や参院選が終わって、いろんなものが見えてきたときに考える」と話す。

 古川氏は2003年、新人6人の激戦を制し初当選。前回の07年は共産新人との一騎打ちで33万票を得て再選を果たした。

 前回は自民、公明両党が古川氏を推薦。民主党県連は党本部の「相乗り禁止」方針を受け候補擁立に動いたが結局は断念し、自主投票とした。その年の参院選で古川氏は、民主候補に敗れた自民公認の前副知事を応援。民主とは、長崎新幹線や城原川ダム建設問題でも距離感があった。

 だが、政権交代で距離は一気に縮まった。県連代表の原口一博総務相は古川氏を総務省顧問に迎え、古川氏も2月の民主党県連大会に初めて顔を見せた。「かなり良好な関係」と民主関係者はいう。

 古川氏は、9日には自民党県連の政経セミナーにも顔を見せ、来賓あいさつした。司会者の県議は「自民党にとって兄弟のような感じ」と参院選をにらんで県政与党として秋波を送った。

 政権与党の民主党と県政与党の自民党。国と地方のねじれの中で、古川氏は「各党と適度な距離を保つことを心がけている」と〝等距離外交〟に腐心する。今の心境は「ある程度やった気もしているし、まだやり遂げていないという気もある。仕上げをしながら考えたい」と微妙な言い回しだ。

 関係者の間には3選出馬だけでなく「国政転出」や「学者転向」の可能性を指摘する声もあるが、自民県議は「2期で終わるのは中途半端」と3選出馬の見方を強め、県連幹部も「今の流れで行けば支える立場に変わりはない」。公明党県本部は「総仕上げで3選を目指すと想定しているが、論議はこれから」とする。

 国政転身についてある県議は「唐津出身で『保利さん(衆院3区)の後継をうかがっているのでは』という話は絶えずある。自民は野党になったが、民主党政権が続くかどうかも分からない。政権党にいるかが大きな要素だろうし、出るにしてもどこからかは非常に微妙」とみる。古川氏は、首長らでつくる新党や橋下大阪府知事らの地域政党との連動には否定的だ。

 〝反古川〟の動きは、前回候補を立てた共産党が独自か共闘での候補擁立を検討している以外、今のところ具体的な候補擁立の動きはない。民主党県連幹部は「まだ古川県政の検証をしていない。参院選後に協議を始める」。社民県連も「検証した上で擁立したがいいか判断する。連立を組む民主党とも一定の協議をする」と話す。


【写真】政権交代を受け、民主党との距離を縮める古川康佐賀県知事。4月下旬の原口一博総務相の就任祝賀会でも賛辞を送った=佐賀市内のホテル

1813チバQ:2010/12/05(日) 19:15:15
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1633682.article.html
始動・2011地方選(2)【県議選】自民30議席超が命題 (10年5月12日)
民主は10人擁立目指す



 県議選は次回選挙から、旧佐賀郡を統合した佐賀市、唐津市・東松浦郡、三養基郡の3選挙区で定数が1減となり、議席数は現行の41から38に減る。中央で政権交代を果たした民主党は現有3議席から大幅増を目指して10人の擁立を目指す。自民党は今の30議席を死守した上での上積みが命題。社民、公明、共産の各党も現有議席に加え、他の選挙区での候補擁立を狙う。各党とも夏の参院選を前哨戦ととらえ、活動を加速していく。


 現在の県議会は自民が最大会派の30人。次いで民主、社民系でつくる県民ネットワークが6人、公明、共産、市民リベラル、志の会(自民系)が各1人の構成。


 県政与党の自民は「最低でも現有の30議席以上」を目標に掲げる。ここ3年の間に参院選で1、衆院選で3小選挙区のうち2議席を失った。4月の武雄市議選では党員が公認を受けずに無所属で出馬する動きも広がった。県連は「地域の特殊事情」と自民離れ現象とはみていないが、「保守王国」の弱体化は否めない。


 参院選を「背水の陣」とする木原奉文県連幹事長は「万一のことがあれば、民主が再び勢いづいて多数擁立してくる」と危機感を募らせ、「参院選は県議にとっても大事な自らの戦い」と引き締める。


 民主党は前回、公認候補2勝2敗、推薦候補は3人全員が当選した。政権交代後の市議、町議選で公認・推薦の議員数は11人から20人に増えた。ただ、県西部は議員不在を解消できていない。


 園田泰郎県連代表代行は「政権与党として地方の基盤強化は必須。公認候補を10人は立てたい」と話す。前回候補を立てた佐賀市・旧佐賀郡、唐津、神埼市、三養基郡以外でも擁立を模索。「県選出国会議員3人が2人ずつ見つけてくれば、現職と合わせ10人程度になる」と県連幹部。8〜12月に開く政治スクールなども生かし、人材発掘に力を入れる。


 社民は政権交代で与党となったが、地方組織の弱体化に歯止めがかからない。武雄市議選では引退議員の後継候補を見つけられず、吉野ヶ里町議選では現職が落選した。県議選では佐賀市と鳥栖市の現有2議席維持のほか、唐津、小城市で候補擁立の可能性を探り、巻き返しを図る。


 公明は野党になったが、伊藤豊県本部代表は「地方に根ざし活動してきた。影響は感じていない」とする。佐賀市の議席堅持に加え、唐津での擁立を検討。候補を立てない選挙区では地域の判断で自民との協力関係が続くとみられる。


 共産党は議案提案権を得る4議席を将来目標に掲げ、今回は佐賀市に加え、唐津での議席獲得を目指す。非自民、非民主の受け皿をアピールし、幅広い支持を狙う。県都は選挙区が広がり、「こまめに回れず、繰り返し訴えることが難しくなる」との声も漏れる。(次回から社会面で県議選の各選挙区情勢)


【写真】会派別に並ぶ県議40人の出退表示板。来春選挙で会派の勢力図がどう変わるのか注目される=佐賀県議会棟

1814チバQ:2010/12/05(日) 19:15:42
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1634437.article.html
始動・2011地方選(3)【県議選】佐賀市 (10年5月13日)
定数減で激戦は必至




 前回は佐賀市(定数10)と佐賀郡(同2)に分かれていたが、市町合併に伴い選挙区も統合される。議員定数の削減対象選挙区で、1減となって11議席を争う選挙戦になる。今は1議席の民主が党勢拡大を目指して複数候補擁立の動きを見せるなど、定数減の中で激戦は必至だ。

 自民現職では、原口義己(70)=7期・神野=が「新幹線の着工認可で使命は成し遂げた。70歳がひとつの基準」と慎重な言動。留守茂幸(62)=5期・大和町=は「今は議長職に専念」と明言は避けるが出馬は濃厚とみられる。吉田欣也(73)=6期・木原、篠塚周城(60)=6期・川副町、木原奉文(56)=4期・多布施、岩田和親(36)=3期・中の小路、古賀善行(64)=1期・久保田町=は出馬に意欲をみせる。

 昨夏の衆院選で政権交代を果たし、佐賀1、2区で勝利した民主は、「少なくとも3人は立てたい」(県連幹部)と意欲的。現職の藤崎輝樹(39)=1期・大和町=の出馬が確実視されるほか、新人の人選も進めている。

 公明の伊藤豊(60)=3期・開成、共産の武藤明美(62)=4期・天祐=は、党県組織を挙げて県内唯一の議席を守る構え。社民の徳光清孝(52)=1期・朝日町=も県都の議席維持を目指す。無所属の太田記代子(74)=2期・赤松=も出馬をにらむ。

 前回落選組では、県議5期の実績を持つ池田義正(64)=諸富町=は「参院選含め情勢を見て判断」とする。国会議員秘書の古賀陽三(32)=新郷本町=は「県政にも若手の声が必要」と意欲を示す。落選後、市議に当選した民主の白倉和子(60)は「現段階は未定」とする。

 有権者数は前回より約2万8千人増の18万9千人。定数減と有権者増で当落ライン想定も難しく、合併でさらに拡大した県都の戦いに、戸惑いや不安の声も多い。=敬称略=

1815チバQ:2010/12/05(日) 19:16:05
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1635190.article.html
始動・2011地方選(4)【県議選】唐津市・東松浦 (10年5月14日)
大票田旧市で争奪戦

 定数削減の対象選挙区で、定数はこれまでの7から6になる。出馬の意向をみせる現職に加え、既に新人が名乗りを上げるなど、早くも激戦の気配が漂う。

 市町村合併後、前回選挙から合区したものの、現職の主地盤は旧市郡の「地区割り」がなお色濃い。旧唐津市では峰達郎(49)=2期・山本=、大場芳博(60)=1期・半田=の自民2人と党派を超えた個人票を持つ宮崎泰茂(67)=5期・佐志=が立候補の意向。

 前回落選した元職の瀬戸久司(61)=2期・鏡=は「気持ちは半々」と話す。新人では会社社長林正樹(61)=鏡=が名乗りを上げたほか、正式表明こそないが、広告代理店経営の宮地昭博(51)=和多田=も出馬をにらみ活発な動き。大票田の旧市をめぐる争奪戦が熱を帯びそう。

 一方、昨年3期目半ばで亡くなった故増本亨=妙見町=が受け皿となっていた反保守票の行方も焦点。支援者の間には「後継」待望論もくすぶるが、「支持基盤だった環境保護の市民運動も、けん引役を失い、かつてのような結束は期待できない」(増本後援会幹部)のが実情だ。

 旧郡部では桃崎峰人(60)=2期・浜玉町=と田崎信幸(55)=1期・肥前町=の自民現職2人が出馬の方向。ベテランの楢崎近(73)=3期・相知町=は「今は態度表明する時期ではない。後援会としっかり話して最終判断する」という。ほかに、元町議ら数人の名前も取りざたされるが、具体的な動きにはなっていない。

 このほか、共産は「擁立の方向で検討中」だ。民主は現時点で独自候補擁立の動きはないが、新人の動向次第で連携の可能性も。昨夏の衆院選比例区で1万を超える票を集めた公明は「擁立を求める声もあるが、判断は参院選の流れ次第」と、国政重視の姿勢。社民も検討を進めているが「現実には厳しい」(支部幹部)ようだ。=敬称略=

1816チバQ:2010/12/05(日) 19:17:21
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637219.article.html
始動・2011地方選(5)【県議選】鳥栖市、三養基郡(10年5月15日)
鳥栖市(定数3)

現職3人は出馬意向

 社民の牛嶋博明(69)=4期・宿町=、自民の指山清範(44)=2期・藤木町、無所属の向門慶人(39)=1期・古賀町=の現職3人は出馬の意向とみられる。夏に参院選を控えているため、新人を含めた動きは、秋口にかけて活発化しそうだ。

 牛嶋は「政権与党になって今からが腕の見せどころ」と意欲を見せる。指山は2月の定例報告会を終えて「これから来春へ向け地道に活動を続ける」。向門は今回も無所属で出馬の意向で「活動実績の報告回数を増やしていきたい」と話す。

 前回出馬した元市議大坪英樹(47)=古賀町=も「状況を見ながらチャレンジしたい」としている。民主は当面、地元出身候補を抱える参院選に全力を注ぐことになりそう。=敬称略=


三養基郡(定数2)

定数減、2議席争う

 議員定数削減選挙区で1減となるため、2議席を争うことになる。現時点でみやき町の現職2人、元職1人が出馬の意向を明らかにしている。

 民主現職の末安善徳(69)=2期・蓑原=は「〝民主〟の火を絶やすことはできない」と出馬を予定。自民現職の宮原真一(40)=1期・江口=は「(所属する)党以前にまずは個人の在り方が問われている」と意欲をみせる。前回、自民公認で立候補して落選した元職の石丸元章(45)=1期・原古賀=も「行財政改革を進めたい」と出馬の意向を明らかにし、活動している。

 基山町の自民現職堀田一治(73)=5期、宮浦=は「後援会に諮っていないので何も言えない」とする。同町は有権者約14500人を抱え、動向が注目される。

 このほかにも名前が挙がっており、定数減も絡んで今後動きが活発化しそう。=敬称略=

1817チバQ:2010/12/05(日) 19:18:00
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637225.article.html
始動・2011地方選(6)【県議選】武雄市、杵島郡、嬉野市(10年5月17日)
武雄市(定数2)

現職2人が出馬予定


 前回は無投票で自民現職の2氏が当選した。来春の選挙にも現職の石丸博(64)=4期・橘町=と稲富正敏(62)=3期・武雄町=が出馬を予定する。


 今期議長を経験した石丸は「新幹線で通過駅にならない取り組みなどを考える」とし、副議長の稲富は「地域、田舎の声を県政の場で発言し続けたい」とそれぞれ意欲を見せる。


 4月の市長選では民主が現職の対抗馬を推薦、県議選への動向も注目されるが、まだ表立った動きはない。=敬称略=



杵島郡(定数2)

現職、新人の争いか

 ともに自民現職の稲富康平(64)=3期・白石町=と、石倉秀郷(60)=2期・江北町=が出馬の意向。前回あと一歩で落選した県地域婦人連絡協議会会長の三苫紀美子(65)=江北町=も立候補することを明らかにし、選挙戦となる公算。

 副議長を務めた稲富は大票田の白石町を地元とする強みを生かして、支持拡大を図る。石倉も3町をこまめに回って県政報告を行い、来春に備えている。


 元江北町議の三苫は、女性の視点を生かした政治を目指し、無所属での出馬する意向。=敬称略=



嬉野市(定数1)

現職が出馬に意欲


 ここ2回、自民の石井秀夫(63)=4期・嬉野町=が無投票当選している。石井が出馬に意欲を示しているほかは、現時点では目立った動きはない。


 石井は「嬉野に新幹線を迎える道筋をつけたい」と5期目を目指す意欲は十分。


 1月の市議選では、民主が3人の候補を推薦して2人が当選したが、県議選に向けた具体的な動きはない。共産や社民は市議会にも議席がなく、関係者は「選挙戦になるような動きは今のところない」と口をそろえる。=敬称略=

1818チバQ:2010/12/05(日) 19:18:40
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1637799.article.html
始動・2011地方選(7)【県議選】神埼市・神埼郡、小城市、多久市(10年5月18日)
神埼市・神埼郡(定数2)

現職2人が出馬予定

 前回は現職1人と新人3人が立ち、民主の内川修治(57)=1期、神埼市千代田町=と、自民の石井久起(58)=1期、神埼市神埼町=の新人2人が当選した。内川は「まだ白紙」とするが出馬は濃厚とみられ、石井は既に立候補の意向を固めている。

 4月の神埼市長選は、石井が支持する現職と、内川が支持し民主が推薦した新人が激しく争い、現職が再選を果たした。3月の吉野ヶ里町議選では15人中7人が新人に代わったが「県議や政党への支持構図が固まっていない議員も多い」(町議)という声も。同町での支持獲得への動きも活発化しそう。


 前回落選した八谷克幸(61)=神埼市神埼町=は「出るならば勝てる状況を作ってから」と、出馬に含みを持たせる。



小城市(定数2)

無風一転、混戦か

 自民現職の伊東猛彦(48)=4期・三日月町=と、藤木卓一郎(42)=3期・三日月町=は出馬の意向。小城町の前市議も立候補に強い意欲を示し、民主も候補者擁立を目指す。12年ぶりの選挙戦となる公算が大きくなっている。


 伊東は「今後も古川県政を支える」、藤木も「小城のために働く」と意欲を示す。共に夏の参院選後に動きを活発化させる見込み。支持基盤が重なるだけにすみ分けをの難しさを指摘する声もある。


 2月の市議選では民主の公認候補、社民の推薦候補が当選した。両党とも候補擁立の意向があり、これまでの無風から一転して混戦となる可能性もある。



多久市(定数1)

現職が出馬の意向

 前回は自民現職の福島光洋(53)=3期・西多久町=が無投票で当選した。4期目を目指す意向で、保守系市議を中心とした自民党市支部と後援会が一体となって地盤を固めている。


 福島は「参院選での働きが自身への評価につながる」と、夏の参院選での自民候補支援に力を注ぐ構え。


 前々回は共産党新人との一騎打ちだった。民主や社民など他政党の候補者擁立は不透明で、今のところ表立った動きはない。

1819チバQ:2010/12/05(日) 19:19:35
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1638679.article.html
始動・2011地方選(8)【県議選】伊万里市・鹿島市・藤津郡・西松浦郡 (10年5月19日)
伊万里市(定数3)

自民現職3人 出馬濃厚


 自民の現職3人、竹内和教(61)=3期・松島町=、中倉政義(60)=3期・東山代町=、岡口重文(54)=1期・大川町=の出馬は濃厚。定数2以上の選挙区に候補を立てる意向がある民主の擁立が考えられるほか、新人の動きもある。

 竹内は「伊万里港開発や西九州自動車道建設を政権交代で停滞させてはいけない」、中倉は「伊万里港開発や地域振興、雇用確保などやるべき課題は多い」、岡口は「2期目は実績が重視される。農業政策などの実績を報告していく」とそれぞれ意欲的だ。

 前回落選した松尾真介(51)=瀬戸町=は「現時点では分からない」とする。


鹿島市・藤津郡(定数2)

 いずれも自民現職の、土井敏行(57)=2期・鹿島市高津原=と坂口祐樹(39)=1期・太良町多良が、出馬の意向。2人を軸に民主が候補を擁立するかが焦点。

 土井は「少子化対策や定住促進、JR長崎線の活用策を探る」とし、坂口は「第1次産業の振興に取り組む」とし、有明海再生や新生・太良高問題を重要課題に挙げる。

 昨夏の衆院選佐賀2区では、鹿島市でも支持を広げた民主の大串博志が当選。今夏の参院選でも支持拡大を目指している。県議選での候補擁立につながるか、注目される。


西松浦郡(定数1)

選挙戦の可能性も

 自民現職の原田寿雄(53)=1期・有田町戸杓=が出馬に意欲を見せている。元職や町議の出馬の可能性を挙げる関係者もいるが、具体的な動きは見えていない。

 原田は前回選挙で自民現職を破って初当選した。今回は自民公認で立候補する意向で「窯業活性化をはじめ経済対策を訴えていく」と話す。

 名前が挙がる元職と町議は、いずれも「現時点では出馬はない」と否定。ただ、1人は「選挙にはすべき」としており、参院選以降に候補擁立の動きが出る可能性もある。

1820旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:17:28
議会を開かずに専決処分を繰り返すなどした阿久根市の竹原信一市長の解職への賛否を問う住民投票が5日、行われました。
阿久根市では、議会を開かずに今年度の補正予算などの専決処分を繰り返した竹原市長について、地元の住民グループが「独善的だ」として、市長のリコール・解職請求を行いました。
これを受けて、市長解職への賛否を問う住民投票が5日朝から市内21か所の投票所で始まりました。阿久根市の選挙管理委員会によりますと、午後6時現在の投票率は48.92%となっています。
投票は午後7時に締め切られ、開票作業は午後8時10分からの予定です。
開票の結果、解職に賛成する票が有効票の過半数に達した場合、竹原市長は失職し、50日以内に市長選挙が行われます。


ちなみに、不正投票がなかったかどうか期日前投票の総数確認中で、開票作業は遅れているとか。

1821旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:26:33
http://www.city.akune.kagoshima.jp/topic/senkyo.html
投票率:77.35%
 賛成:0 反対:0

1822旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:30:25
阿久根市の住民投票開票始まる
http://www.nhk.or.jp/kagoshima/lnews/5055440411.html
議会を開かずに専決処分を繰り返すなどした阿久根市の竹原信一市長の解職への賛否を問う住民投票は、開票作業が始まりました。
阿久根市の竹原市長の解職への賛否を問う住民投票は、午後7時に投票が締め切られて、午後8時10分すぎから開票が始まりました。ただ、期日前投票の総数を点検する作業を別途行ったところ、投票者数よりも1票多かったため、期日前投票の分については開票作業を中断しています。
竹原市長は、議会を開かずに今年度の補正予算などの専決処分を繰り返し、ことし7月に鹿児島県の伊藤知事から2度にわたって是正勧告を受けました。
今回の住民投票は、こうした竹原市長の市政運営が独善的だとして、地元の住民グループが、市長のリコール・解職請求を行ったことを受けて実施されたもので、阿久根市選挙管理委員会が発表した投票率は77点35%となっています。開票の結果、解職に賛成する票が有効票の過半数に達した場合、竹原市長は失職し、50日以内に市長選挙が行われます。

12月05日 21時24分

1823旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 21:43:03
http://www.city.akune.kagoshima.jp/topic/senkyo.html
区  分 21:00現在 21:30現在 22:00現在 最終(  時  分)
賛  成 0 1,000
反  対 0 1,000
進捗率(%) 0 13.09%

1824二階席:2010/12/05(日) 21:44:52
>>1822

NHKも慌てているらしく、本当に表示が
「77点35%」となっている。

1825旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:06:17
阿久根市民の審判は…固唾のむリコール委員会
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101205-OYT1T00582.htm?from=main2
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)の住民投票が投開票された5日、リコール運動を進めてきた市民団体「阿久根市長リコール委員会」のメンバーらは、「竹原流改革」に対する市民の審判の行方を見守った。
 同市鶴見町の同委員会事務所では、川原慎一委員長(42)ら役員や市民らが、テレビなどを見ながら開票結果を待った。
 リコール運動で、有権者の過半数の1万197人に上る有効署名を集めた同委員会だが、住民投票の告示後、市長派の激しい巻き返しにあった。
 告示日の11月15日、川原委員長は、市役所掲示板に張り出された竹原市長の「弁明の要旨」で「利権団体と癒着している」と名指しで批判された。自宅には「わや(お前は)改革の足を引っ張るのか」と匿名電話もかかった。
 さらに投開票日が迫る中、「混乱の責任は市長にある」と主張してきた同委員会に衝撃が走った。市長派議員らが主導する議会リコール運動で、予想を上回る9000人超の署名が集まったからだ。
 「市長リコールは必ず成立する。阿久根の未来のためにも勝たなければならない」。この日、投票を終え、自分に言い聞かせるように語った川原委員長。リコールが成立した場合、出直し市長選に立候補する同委員会監事の西平良将氏(37)らと、朗報を待った。
 一方、「失職しても、もう一度選挙に出るだけ」と強気の発言を繰り返してきた竹原市長はこの日、市役所で一部マスコミの取材を受けるなどして過ごした。
 告示日の記者会見で「市長にしがみつくようなことはしない」と語る一方、リコールが成立した場合の出直し市長選への立候補を明言。「官民格差や議会の現実を知れば、こういうこと(住民投票)が起こること自体、変なこと」と首をかしげた。
 争点について「官民格差の解消や減税を元に戻すことに賛成か反対かを問うもの」と話す一方、今後の具体的な施策を問われると「今できることは厳しい時期を支え合うこと」などと抽象的な発言に終始した。
(2010年12月5日21時50分 読売新聞)

1826旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:08:07
区  分 21:00現在 21:30現在 22:00現在 最終(  時  分)
賛  成 0 1,000 4,700
反  対 0 1,000 4,700
進捗率(%) 0 13.09% 61.51%

1827旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:35:02
阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。

1828二階席:2010/12/05(日) 22:36:09
毎日新聞です。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101206k0000m040091000c.html

阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。
議会を招集せずに専決処分を乱発する強引さで批判を招いた「竹原市政」に対し、市民が初めて「ノー」を突き付けた。当日有権者数は1万9756人、投票率は77.35%
だった。

1829旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 22:37:09
阿久根市:竹原市長が失職 出直し市長選へ
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20101206k0000m040091000c.html
市役所を出た後、事務所に到着した竹原信一市長=鹿児島県阿久根市で2010年12月5日午後8時47分、山下恭二撮影

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)の解職請求(リコール)の是非を問う住民投票が5日、投開票され、解職賛成票が有効票の過半数を占め、竹原市長は失職した。議会を招集せずに専決処分を乱発する強引さで批判を招いた「竹原市政」に対し、市民が初めて「ノー」を突き付けた。当日有権者数は1万9756人、投票率は77.35%だった。

 出直し市長選は1月中旬にも実施される。すでに、竹原氏と、市民団体「市長リコール委員会」監事、西平良将氏(37)の2人が出馬を表明している。

 住民投票は「リコール委」が有権者の過半数の1万197人分の署名を集め、10月にリコールを本請求した。

 「リコール委」など反市長派は集会や街頭宣伝で「竹原市政は改革ではなく破壊。独善的すぎる」と解職賛成を呼び掛けた。竹原氏は市民懇談会などで議会・公務員批判とともに「解職されれば、市民の税金が上がる」と「改革」の継続を訴えた。

 市長失職に伴い、市は「副市長」の仙波敏郎氏(61)を市長職務代理者とする方針。だが、仙波氏をめぐっては、副市長選任が専決処分で決まったことから伊藤祐一郎知事らが疑問を示しており、職務代理を巡り混乱する可能性もある。

 阿久根では、竹原氏と対立関係にあった議会解散を求めたリコールも進行している。竹原派が主導し、11月末、9266人分の署名簿を市選管に提出。審査を経て請求に必要な有権者数の3分の1の6635人を超えた場合、2月にも住民投票が実施される見通し。【福岡静哉、馬場茂、村尾哲】

1830旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:04:20
阿久根市の竹原信一市長のリコール=解職の賛否を問う住民投票は、午後10時50分現在、開票率96.11%で、解職賛成が7542票、解職反対が7145票となっています。投票率は77.35%でした。

1831旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:09:26
産経も。

リコール成立し阿久根市長が失職
2010.12.5 23:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101205/lcl1012052305005-n1.htm
 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は5日投開票され、解職賛成票が有効投票総数の過半数を占めリコールが成立、竹原市長は失職した。50日以内に出直し市長選が行われる。市選管によると、当日有権者数は1万9756人で、投票率は77・35%だった。

 職員ボーナス削減などを専決処分によって断行してきた政治手法に、多くの市民がノーを突きつけた格好。竹原氏はすでに出直し選への出馬を表明しており、解職を請求した市民団体「阿久根市長リコール委員会」も同会監事、西平良将氏(37)の擁立を決めている。

 阿久根市では、反市長派が多数を占める議会の解散請求を目指し、竹原氏を支持する市民団体が先月29日、9266人分の署名を市選挙管理委員会に提出。審査や縦覧を経て署名数が有権者の3分の1を上回ると確定すれば、議会解散の是非を問う住民投票も実施されることになっている。

1832二階席:2010/12/05(日) 23:17:04
共同通信系、です。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/12/2010120501000092.htm

阿久根市長が失職 来年1月に出直し選へ

 議会を招集せずに専決処分を繰り返した強引な市政運営を主な争点に、鹿児島県阿久根市の竹原信一市長に対するリコール(解職請求)の是非を問う住民投票は5日投票、即日開票の結果、賛成票が有効投票の過半数に達しリコールが成立した。竹原氏は即時失職し、来年1月に出直し市長選が行われる見通し。
 市長選には、竹原氏のほか、反市長派の市民団体「阿久根市長リコール委員会」監事の西平良将氏が出馬の意向を示しており、両氏の一騎打ちになる公算が大きい。
 竹原氏は今年4月以降、議会に諮らずに職員のボーナス半減や元愛媛県警巡査部長の仙波敏郎氏の副市長選任などの専決処分を乱発。議会制民主主義を否定する竹原氏の政治手法に市民が“ノー”を突き付けた形だ。
 竹原氏は2008年8月に初当選。就任当初から議会と激しく対立し、2度の不信任決議で失職。09年5月の出直し市長選で再選後も議会との対立が続き、今年6月の定例議会の招集を見送った。7月には伊藤祐一郎鹿児島県知事から2度にわたって地方自治法に基づく是正勧告を受けた。

1833旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:24:39
しかし、まあ反対が7,000あるのには心底驚いた。恐ろしいことだ。

1834旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/05(日) 23:26:55
だったらもう出るな、と。

阿久根市長リコール、竹原氏が「敗北」を宣言
http://www.asahi.com/politics/update/1205/SEB201012050067.html
 市長と市議会の対立が続く鹿児島県阿久根市で5日、竹原信一市長(51)の解職の賛否を問う住民投票が実施された。即日開票されたが、開票作業は予定より40分ほど遅れて始まり、開票作業は深夜まで続いた。当日有権者数は1万9756人で、投票率は77.35%。半年近く議会を招集せずに条例や予算を専決処分で決めた手法、議会との対立が招いた混乱について、有権者の判断が注目される。

 竹原市長は同日午後11時すぎ、同市内で記者会見し、「また次に選挙があります」と述べ、事実上の敗北宣言をした。

 「阿久根騒動」は、首長と議会の関係を見直す地方自治法改正論議にも影響した。現状では、首長ができる専決処分の対象を絞り、首長にだけ認められた議会の招集権を、条件付きで議長にも認める案が有力視されている。

 解職が成立すれば、竹原市長は来年1月に予定される出直し市長選への立候補を表明している。解職請求(リコール)運動を進めてきた市民団体「阿久根市長リコール委員会」の監事、西平良将氏(37)も立候補する意向だ。

 解職が成立しなければ、焦点は、反市長派が大多数を占める議会の解散の賛否を問う住民投票が実施されるかどうかに移る。市長派は11月末、法定数を上回る人数分の署名簿を市選管に提出している。

 今回の住民投票は、市職員の懲戒免職処分や専決処分の乱発などを巡り、竹原市長を「独善的」だとするリコール委を中心に8月から署名集めが始まり、有権者の半数を超す1万197人分の署名が集まった。リコール委は10月、市選管に本請求した。

 リコール委側は「反対意見を言う人を排除する竹原市長には市長、リーダーとしての資質がない」と批判。

 竹原市長を支持する市民や市議は「改革を止めるな」と、解職阻止をめざして街宣活動を行ってきた。

1835とはずがたり:2010/12/05(日) 23:59:31
おお,お騒がせ市長ですが失職ですか。
>>1830の段階で僅差ですので多くの市民がノーを突きつけた(産経>>1831)とは云えない気もしますね。。はてさて市長選はどうなるか。
ホントは社民支持さんお久しぶりですヽ(´ー`)/

1836旧ホントは社民支持@鹿児島市:2010/12/06(月) 00:12:26
>>1835
お久しぶりです。
しかしこんな票差だったら、反市長派は頑張らないと市長選では負けるかもしれないぞ、と。

まぁ、いずれにしても私はこんな街住みたくないです。

1837とはずがたり:2010/12/06(月) 00:22:23
>>1836
俺もえげつないやり方に嫌悪感は否めませんでしたが,地方の疲弊が鬱積させている住民の不満が非常に深刻であることを示唆していますよね。。
その辺は市長が誰がなっても如何ともし難い構造的な部分もあるので難しいですね。。

1838チバQ:2010/12/06(月) 22:26:42
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101206-OYS1T00735.htm
仙波氏が市長職務代理者就任を表明、適法性に疑問も
阿久根対立


市長不在で行われた課長会。左は仙波敏郎氏(6日午前8時1分、鹿児島県阿久根市で)=大原一郎撮影 阿久根市では6日、竹原前市長による専決処分で副市長に選任された仙波敏郎氏(61)が市長の職務代理者への就任を表明した。地方自治法では、市長空席の場合、副市長が職務を代理することが規定されているが、仙波氏の場合、副市長への選任自体が「違法」との指摘があり、就任を疑問視する声も上がっている。

 市役所では6日午前8時に定例の課長会が開かれ、仙波氏が冒頭、「今日から私が職務代理者を務めます」と宣言。会議後も報道陣に「地方自治法の規定に基づくものだ」と主張し、「違法かどうかは最終的に司法が決めること。(職務に)支障は全くない」と語った。

 市総務課によると、今後、住民票や戸籍抄本などは、仙波氏の名前で発行され、市議会にも仙波氏が議案を提案することになる。

 竹原前市長の市政運営に反発していた岩崎健二議員は「議会が承認していない副市長に職務代理者の資格はあるのか」と疑問を呈し、「補正予算など市民のための施策が議会に提案された時、どう対応すればよいのか」と戸惑っていた。

 片山総務相は「議会を招集していない違法な状態で行った専決処分は違法で、無効」などと仙波氏の副市長選任の違法性を指摘している。総務省は「今後、公文書の有効性などを巡り、仙波氏の職務代理者への就任の適法性を問う訴訟が起こされる可能性もある。それらの点を踏まえたうえで、阿久根市は合理的な判断をすべきだ」としている。

 一方、鹿児島県の伊藤祐一郎知事は「法的に正当であるかは疑問がある」としたうえで、「次の選挙まで50日間、適正に職務代理者として務めていただければよろしいんじゃないかと思う」と述べ、選挙管理のために容認する考えを示した。

(2010年12月6日 読売新聞)

1839チバQ:2010/12/06(月) 22:37:17
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101205-OYT8T00753.htm
市長解職住民投票 阿久根一票に揺れる


市長リコールの住民投票をする市民  阿久根市の竹原信一市長(51)に対する解職請求(リコール)の住民投票が投開票された5日、これまでの「竹原流改革」への賛否を問われた有権者は、それぞれの思いを込めて解職賛成、反対に1票を投じた。

■賛成派「混乱が続くだけ」

解職賛成で1票を投じた阿久根市脇本、山元月斗さん(75)は、専決処分を連発するなどした姿勢に不信感を持ったという。「市議も市民の選挙で選ばれており、その存在を無視するのはおかしい。市長は自己中心的であってはいけない」と話した。

 山元さんはリコールの署名集めで受任者を務めたといい、「今回の騒動で、地区の住民たちは賛成、反対で二分されてしまった。こんな悲しい住民投票をしないですむ阿久根市になってほしい」と語った。

 これまで竹原氏に投票してきたが、解職賛成に転じた同市脇本の男性会社員(47)も「改革に期待していたが、もう限界だ」と語った。「このままでは混乱が続くだけで、阿久根はますます寂れてしまう。阿久根のことを良くしようと思うのなら、市長の座を譲り、市民に迷惑を掛けないようにするべきだ」と訴えた。

 同市赤瀬川、会社員大尾周二さん(54)は、解職賛成の理由として、ブログでの市職員給与の公開を挙げた。「職員の給与を1円単位までさらすやり方はひどすぎる。彼らにも生活があるのに、矢面に立たせるようなやり方を何とも思わないのだろうか。竹原市長は人の上に立つべきではない」と断じた。

 同市折口、会社員向江紀子さん(45)は「毎日の生活で直接迷惑を被っているわけではないが、街が混乱している感じがする。住みよい阿久根市を作ってくれる人に市長になってほしい」と語った。

■反対派、改革への姿勢評価

 「竹原市長の改革の取り組みには大賛成」。初当選時から一貫して竹原氏を支持しているという阿久根市塩鶴町、無職中島正市さん(77)は、解職反対票を投じた。

 「阿久根で立派な家を建てるのは公務員ばかり。官民格差の是正に取り組んでほしい」と期待し、固定資産税の減額などの政策も評価している。ただ、「少しやり方が強引すぎる。議会や市民と話し合いながら改革を進めてほしい」と注文もつけた。

 同市赤瀬川、無職富永勝雄さん(68)は、昨年5月の出直し市長選で竹原氏の相手候補に投票したが、今回、リコールに反対票を投じた。「議会との対立を見て『阿久根のためにならない』と思ったが、現に浄化槽の費用や固定資産税などが下がり、生活がしやすくなった。このまま市長を続け、市民のためにとことんやってもらいたいと考えが変わった」と話した。

 「竹原市長は選挙で当選しているのだから、4年間やらせてあげればいい」と話すのは同市脇本の主婦(28)。「何度も同じような選挙をやってばかりで税金の無駄遣いだと思うので、今回は反対票を入れた。4年やってダメなら、その時に落選するはず」とした。

 同市の小島イク子さん(68)は「市長は自分の意見を無理やり通しすぎかもしれないが、『市民のため』というのを行動で示している。副市長の人事など、しがらみにとらわれない点も良い」と評価した。

(2010年12月6日 読売新聞)

1840チバQ:2010/12/07(火) 21:37:23
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/12/04/20101204ddlk45010522000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/上 後継者 /宮崎
 ◇知事の威光で先行
 ハンドマイクを片手に朝の街頭に立つ姿を、数カ月前まで誰が想像しただろうか。

 11月30日午前8時すぎ、通勤・通学する会社員や学生が行き交うJR宮崎駅前の交差点。知事選への立候補を表明した前副知事の河野俊嗣(46)は「お早うございます。インフルエンザに気をつけてください」と声を掛け、頭を下げた。

 家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)にも触れ、河野は「演説の練習です」と屈託がない。

 河野は総務省から出向し、05年に県総務部長に就任。07年の官製談合事件後の出直し選挙で当選した東国原英夫知事が、副知事に任命した。宮崎日日新聞の世論調査で支持率9割を誇る知事を支え、口蹄疫からの再生・復興計画作りにも携わった。

 10月13日、東国原県政の発展的継承を掲げて出馬を表明すると、当初後継指名を否定していた知事は翌14日、県民フォーラムで「僕が2期やるのと同じという感じ」と発言。知事後援会が11月に開いた政治資金パーティーに招かれた河野は、国政や都政転身を視野に入れる知事を大リーグを目指すエースにたとえ、自らを県政の継投投手になぞらえた。

 知事選を巡っては、夏に再選された参院議員や元参院議員、市長らが水面下で出馬に意欲を持っていたと複数の関係者は証言する。だが、政党や経済団体が相次いで河野の協力要請を受け入れ、いずれの動きも消えた。

 時に感情をむき出しにし、物議を醸すことの多かった知事に対し、河野は温和な人柄で知られる。知事批判の声を意識したのか、出馬会見で「発信力がある分、意思疎通やコミュニケーションが不十分だった」と知事を評する場面があった。

 だが、それは副知事としての河野の仕事ぶりの裏返しでもある。知事と県議会や県職員の溝を埋めるのに、副知事の役割は大きい。さらに口蹄疫対策でのリーダーシップや中央省庁との調整力不足もささやかれた。部長経験のある県OBは「どれも現場から聞かれる不満だ」と明かす。

 先月29日、共産党県委員会は東国原県政を批判し、委員長の津島忠勝(65)の擁立を発表。西都市のイチゴ農家、宮本大善(39)も2日、立候補を表明し、選挙が確実となった。

 未知数の河野の政治力。知事の威光で先行しているとされるからこそ、選挙を通じて真価が問われることになる。(敬称略)

   ◇  ◇

 知事選は9日告示、26日投開票される。旋風のようなパフォーマンスで宮崎の知名度を高めた知事が県政を去った後を担うのは誰か。新たな選択の時を前に、各政党や組織の事情や思惑を報告する。【石田宗久】

1841チバQ:2010/12/07(火) 21:37:50
http://mainichi.jp/area/miyazaki/archive/news/2010/12/05/20101205ddlk45010405000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/中 政党 /宮崎
 ◇共産擁立、自民・民主は断念
 「党内で議論は尽くした。内容を言う必要はない」

 政権を批判する時のような歯切れ良さが途端に消えた。擁立決定が11月29日までずれ込んだ理由を記者会見で質問され、共産党県委員長の津島忠勝(65)は不快感を示した。

 津島は07年の前回知事選では、いち早く立候補を表明した。東国原英夫知事の再選不出馬で、津島は委員長として候補擁立を模索した立場だったが、結局は自身が立候補することになった。

 党に近い商工、労働団体と構成する「県民こそ主人公の県政をつくる会」と共同での擁立も実現せず、津島は議論の過程で慎重論があったことを認める。

 だが、東国原県政への評価を問われると、「県民の福祉や暮らしは良くなっていない」と批判した。

   ◇  ◇

 「告示日に出陣式はするのだろうが、呼ばれていない。案内もないのに、のこのこ行くわけにはいかないだろう?」

 自民党県連の中村幸一会長は苦笑まじりにぼやく。立候補予定の前副知事、河野俊嗣(46)が各政党に求めた「協力」に応じたが、その後、河野からは音さた無しだという。

 5人が立候補し混戦となった前回知事選で、県連は県出身の官僚を推薦擁立。しかし、保守分裂し東国原に敗れた。

 自民は県議会最大会派。9月議会の代表質問初日の8日、黒木覚市議員が進退表明を求めると知事は「信念があればいつでも手を挙げられることをおすすめします」と挑発的に答えた。その後も多くの質問に「熟慮中」と繰り返し、不出馬表明したのは29日だった。

 知事は「時計の針を戻してはならない」と述べて県政の派閥争いの復活をけん制。河野が即座に反応して出馬表明した。中村会長は「知事にしてやられた」とため息をつく。

   ◇  ◇

 独自候補の擁立を断念し、知事選への対応を決めかねていた民主党県連も11月27日、河野の「支援」を決めた。有力候補への態度を明確にしないと、その後の政権与党と県の関係にも影響しかねない。自民県連と事実上の「相乗り」となった。

 広島県出身の河野に対し、宮崎県出身の官僚や地方自治体幹部擁立を模索した時期もあったが、わずかな準備期間で辞職、立候補させた揚げ句、落選させてしまうリスクがあった。「人材がいないわけではなかった」と権藤梅義幹事長は言う。

 自身も前回知事選に立候補し、09年の衆院選で初当選した川村秀三郎代表は、知事を「反民主党的な言動があった」と評する。河野に手渡された支援の確認文書には県連との「対話」を求める記述があった。(敬称略)【石田宗久】

1842チバQ:2010/12/07(火) 21:38:30
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101207ddlk45010562000c.html
東風のあとに:知事選みやざき/下 経済・労働団体 /宮崎
 ◇漂う厭戦ムード
 「口蹄疫(こうていえき)対策を進めなければならない。選挙で侃々諤々(かんかんがくがく)やっても始まらない」

 JAグループ宮崎が、前副知事・河野俊嗣(46)への協力を決めたのは10月15日。出馬表明からわずか2日後のスピード決定だった。

 背景にはグループトップであるJA宮崎中央会会長の羽田正治に、政争を繰り返す宮崎の政治風土を変えたいという思いもあった。

 ここ数年、グループの政治団体・農民連盟が推薦した候補の落選が続いている。しかし、組織票は組合員と家族で15万票とされる。

 今回の知事選でも羽田のもとには、元参院議員側から、JAが出馬を要請したという「お墨付き」を求める打診が水面下であった。長年支援した相手だが、羽田は応じなかった。

 「政治の対立で宮崎は疲弊した。もううんざりだ」

 会見の席で羽田は、穏やかな口調ながらそう言い切った。

   ◇  ◇

 労働団体・連合宮崎を中心に民主、社民両党県連などで構成する非自民勢力、クリエート・ニュー・ポリティクス(CNP)会議による統一候補擁立の動きも、実現には至らなかった。

 CNP会議が知事選に向けた対応を初協議した10月18日、連合宮崎会長の横山節夫は「県民に選択肢を示したい」と前向きな姿勢を示した。

 党公認の是非を巡り足並みが乱れた夏の参院選の反省から、再び協力関係を模索する意味もあった。しかし、政権交代の興奮は冷めて逆風に。30日に断念を発表した。

   ◇  ◇

 県内主要経済10団体で構成する「県経済団体協議会」が11月8日、河野への協力を決めたことで、選挙の構図はほぼ固まった。

 「地域医療が崩壊」(医師会)▽「商店街は疲弊」(商工会連合会)▽「社会資本整備を」(建設業協会)−−。河野も出席した会議での各業界からの現状説明は、県政への陳情・要望の場の様相だった。

 厭戦(えんせん)ムードさえ漂う中、JAグループ関係者は、河野周辺から資金提供の要望があったと明かす。河野は「指示していない。選挙経験がなく誰かが心配してくれたのでは」と釈明する。だが、選挙資金の提供が背景にある官製談合事件の記憶は新しく、幹部は拒否。「政治的には幼稚だ」とまゆをひそめた。

(敬称略)【石田宗久、小原擁】

1843チバQ:2010/12/07(火) 21:39:49
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-170968-storytopic-3.html
「県外」に距離と思惑 宜野湾市長、名護市長が知事と面談2010年12月7日


仲井真弘多知事(右)に対し、普天間飛行場の県外移設要求での連携を求めた安里猛宜野湾市長(右から2人目)と稲嶺進名護市長=6日午後5時半すぎ、県庁
 米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の安里猛市長と、移設先とされる名護市の稲嶺進市長は6日夕、県庁で仲井真弘多知事と面談した。両市長は11月28日の知事選挙で、仲井真知事が掲げた普天間飛行場の県外移設の公約実現と、足並みをそろえて日米両政府に県内移設は無理だと訴えていくよう求めた。
 仲井真知事は「(考えに)微妙に違うところがある。同床異夢の感がないわけではない」と県内移設反対を明確に主張している両市長とは、一定の距離を置く考えを示し、今後共同歩調を取るかについては態度を保留した。その上で、互いの主張内容の擦り合わせを含め、意見交換を継続することを両市長と確認した。
 知事は菅直人首相に対し、県外移設と名護市辺野古移設を決めた日米共同声明の見直しを求めたことを強調した。
 終了後、知事は「安里市長は(知事選の相手候補だった)伊波洋一前市長の考えを踏襲しており、考えは微妙に違う。両市長がわたしの考えに合わせるのか、そうでないのかも含め、もう少し話を聞かないと」と述べた。3者で意見交換する場の設置や次回の意見交換時期は「今のところは(具体的に)考えていない」と述べた。
 一方、稲嶺市長は面談後、知事が互いの主張を「同床異夢」と述べたことについて、「知事の日米合意見直しや県外を求めるという言葉はわれわれの主張と変わらない。『同床異夢』ということがあってはならない」と述べた。安里市長は「(県外移設要望は)宜野湾市民を代表して、一歩も引けない。前進する取り組みが求められている」と述べ、今後も知事に協力を求めていく考えを示した。

1844チバQ:2010/12/07(火) 22:02:25
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20101207ddlk46010590000c.html
選挙:垂水市長選 矢野前市長が出馬表明 「恩返しのつもりで」−−4人目 /鹿児島
 任期満了に伴う垂水市長選(来年1月23日投開票)に6日、矢野繁・前市長(72)が無所属で立候補することを表明した。同市長選には、迫田裕司・前市生活環境課長(56)▽徳留邦治・前市議(58)▽尾脇雅弥・前市議(43)が出馬の意向を明らかにしており、4人目。

 記者会見した矢野氏は「水迫市長の突然の引退表明を受け、周囲からもう一回やってくれという声があり、恩返しのつもりで手を挙げた」と出馬の動機を語った。

 矢野氏は95年、市企画開発課長を辞して同市長選に出馬し落選。99年に初当選して1期務めたが、03年と07年の水迫市長との一騎打ちはいずれも苦杯をなめた。現在は無職。2期目の水迫順一市長(70)は今期限りの引退を表明している。【新開良一】

1845チバQ:2010/12/08(水) 22:53:53
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101208-OYT1T01032.htm
宮崎知事選に『反東国原』の元県部長立候補


. 宮崎県知事選(9日告示、26日投開票)に、元県部長の中馬(ちゅうまん)章一氏(64)が8日、無所属で立候補すると表明した。

 同知事選への出馬表明は、前副知事・河野俊嗣氏(46)(無)、共産党県委員長・津島忠勝氏(65)(共)、同県西都市の農業・宮本大善(だいぜん)氏(39)(無)に次いで4人目。

 中馬氏は宮崎市出身で、1969年に県庁に入庁。企画調整課長や商工観光労働部長などを歴任した。現在は九州観光推進機構(福岡市)の評議員会議長を務めている。

 記者会見で、「基幹産業の農業を振興し、観光産業をもり立てていきたい」と述べた。

 1期で退任する東国原英夫知事については、「職員との連携がうまくいっておらず、県庁が行政組織として十分に機能していない」と批判した。

(2010年12月8日22時41分 読売新聞)

1846チバQ:2010/12/09(木) 23:45:27
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101209ddlk43010524000c.html
荒尾市:双子の赤字「競馬」「病院」どうする 脱石炭の道、再生続く /熊本
 荒尾市は、三井三池炭鉱の閉山(97年)後、「脱石炭」の地域再生を目指している。だが、病院事業と競馬事業で巨額の赤字を抱えるなど前途は依然として厳しい。12日に告示される市長選を前に、市の現状と課題を探った。【西東靖博】

 ■二つ巨額赤字

 炭鉱閉山の影響をもろに受けたのが財政だった。歳入の道はやせ細り、一時は赤字再建団体転落の危機とまでいわれた。しかし03年度からの財政健全化緊急3カ年計画の達成で一応危機を脱した。だが、一方で二つの事業で問題が出てきた。荒尾市民病院と荒尾競馬の「双子の赤字」である。

 ■存廃は最終局面

 競馬事業は、炭鉱閉山に加えてレジャーの多様化や景気低迷の大波をもろにかぶった。閉山の翌年度から単年度収支は12年連続で赤字を続け、累積赤字は約14億円に上る。この間、競馬組合は収支改善のため開催日数の削減や嘱託化した職員の給与を20%削減するなど合理化や経費削減策に取り組んだ。さらに今夏、馬主会の猛反発を受けながら、出走手当の大幅削減を断行した。

 こうした状況に第三者委員を含めた「あり方検討会」は「09年度から11年度までの収支状況と将来の見通しをもって判断すべき」と提言した。「収支均衡しなければ存続断念も検討せよ」というのである。競馬の存廃は最終局面に入った。

 ■8年ぶりの黒字

 一方の市民病院は、新臨床研修医制度のスタートによる医師の減少が赤字を加速させた。常勤医は02年度の50人をピークに減少を続け、07年度には28人となった。医師の減少は患者数の減となり、病院経営の悪化につながった。同年度の単年度収支は過去最悪の12億5000万円、累積赤字も41億400万円に達した。

 この危機的状況に、病院は地方公営企業法を全部適用して経営の効率化を目指し、公立病院特例債14億円を発行して不良債務を圧縮すると共に、09年度から13年度までの中期経営計画を策定した。その結果、医師数が3人増となり、09年度は患者数、医業収益とも増えて単年度収支は1億7500万円から8年ぶりの黒字を計上、累積赤字もわずかながら縮小させた。

 「あり方検討会」はその成果を高く評価し、築40年の老朽化した病棟の改築を訴えながら「特色ある有明地域中核病院としての方向性を確立させるべき」と今後の課題を指摘している。

1847チバQ:2010/12/13(月) 00:07:36
>>1790とか
http://sankei.jp.msn.com/region/kyushu/fukuoka/101212/fkk1012120201000-n1.htm
福岡県知事選 自民人選難航、越年も 小川氏擁立構想に暗雲
2010.12.12 02:01

 福岡市長選での大勝を追い風に、福岡県知事選を含む来春の統一地方選を政権奪還への転機としたい自民党。11日は福岡市で麻生太郎元首相(衆院福岡8区)らが出席して「党政経セミナー」を開催、22日には党県連幹部が上京し知事選について地元国会議員と協議する予定だが、「人選は越年」(県連関係者)との見方が根強い。一時は元内閣広報官、小川洋氏(61)を担ごうとする動きも表面化したが、根回しの不十分さから調整が難航。関係者の間では「小川氏でまとまる可能性は低い」との声も囁(ささや)かれ始めた。

                   ◇

 ◆市長選勝利の余勢は

 「民主党政権に対する国民の怒りが連鎖反応を起こした」

 11日の政経セミナーで麻生元首相は、福岡市長選をはじめとする地方選挙での連勝の背景をこう分析し、党勢回復への強い意気込みを示した。古賀誠元幹事長(衆院福岡7区)もマイクを握り「統一地方選で勝ち抜き、党の基盤を強化しなければならない」と力を込めた。

 自民、公明両党が支援した高島宗一郎市長が、与党推薦の現職を大差で破った福岡市長選では、麻生、古賀両氏を選対本部最高顧問に迎え引き締めを図った結果、「党の底力が示された」(市議)というのがもっぱらの見方。余勢を駆って知事選に臨みたいのは関係者の一致した思いだが、肝心の人選は難航している。

 ◆古賀氏は難色「白紙」

 「私の頭の中は真っ白。白紙」

 セミナーの後、報道陣に囲まれた古賀氏は、知事選に関する問いかけにきっぱりと答えた。

 麻生渡知事の後継者として同じ通産省(現・経済産業省)出身の小川氏を立てようという動きは、「根回しが不十分なまま表に出てしまった」(県議)ことなどから古賀氏らの反発を招いたとされる。このため、小川氏擁立に動いた麻生元首相と古賀氏らの間では、事態収拾に向けた水面下の調整も進んでいる。

 ◆財界トップも及び腰

 ただ、古賀氏が異論を唱えた影響もあってか、「政策通」として小川氏の擁立を歓迎していた一部財界トップが及び腰になりつつあるという。小川氏を推す動きも消えてはいないが、県連関係者の間には「経済界が引いた以上、小川氏の目はなくなった」とみる向きもある。

 とはいえ、小川氏擁立に反発する勢力からの有力な代替案はまだ浮上していない。

 「県連がまとまって戦って勝利するという道に一番近い人」(古賀氏)の擁立に向け、当面調整が続くことになりそうだ。

1848チバQ:2010/12/13(月) 00:09:01
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101211-OYS1T00413.htm
福岡知事選候補者選び、長期戦の様相
地方選


自民党のセミナーで講演する麻生知事(11日午前10時48分、福岡市博多区のホテルで) 来年4月の福岡県知事選に向けた各党の候補者選びが、長期戦の様相を見せている。民主党は早期擁立を求める党本部に対し、地元では福岡市長選での敗北も尾を引き選考作業が減速。当初、相乗りを模索した自民党は独自候補擁立に方針を切り替えたものの、「民主党の動きを見てからでも遅くない。様子見だ」と余裕すら見せ、対照的な状況となっている。

 「そんなに慌てず、支援団体の連合福岡としっかり協議していきたい」。福岡市博多区のホテルで11日午前、開かれた民主党県連の第3回選考委員会。協議後、記者会見に臨んだ吉村敏男幹事長の表情はさえなかった。

 選考委の発足は10月中旬。大学教授2人に絞って約1か月経過したが、県連内には知名度不足を懸念し「民主党への逆風の中で戦うのは難しい」という声もある。この日、次回の選考委の日程は決まらなかった。

 11月の福岡市長選で、党推薦の現職は自民党市議団などが推す新人に大敗。「首長選には国政の情勢が大きく影響する。市長選で痛いほどそれが分かった」と県連幹部は頭を抱える。

 今月6日、野田国義代表ら県連幹部は党本部で岡田幹事長と向き合った。「年内に候補者を決めてほしい」と求める岡田氏に、「2人に絞り込んだ。ただ地方の状況は厳しいですよ」と伝えるしかなかった。

 11日午前、博多区の別のホテルでは自民党県連の政経セミナーが開かれた。党員ら約1500人を前に、麻生元首相や古賀誠・元党幹事長らがあいさつし、知事選を含む統一地方選での協力を求めた。

 県連は当初、この場で候補者をお披露目する構想も描いていたが、民主党の動向も踏まえ、先送りを選んだ。福岡市長選での勝利に加え、「選挙戦の実動部隊となる地方議員の数では民主に負けない。まだ十分に時間はある」と県連幹部は解説する。

 セミナーでは、今期限りの退任を表明している麻生渡知事が講演し、「これまで思う存分、仕事ができたのは自民党の皆さんが一貫して支援してくれたから」などと、4期16年近くの県政運営を振り返った。

 その後継として水面下で、同じ通産官僚出身の小川洋氏(61)が浮上しているが、党内で擁立に向けた表だった動きは出ていない。セミナー後、古賀氏は記者団に対し、候補者について「私の頭の中は真っ白だ」と述べた。

 一方、民主党を支える連合福岡、自民党を長年応援してきた経済界では依然、相乗り候補を求める声も根強い。両党内からは「選挙が近付くほど、そういう方向に流れる可能性が高まる」との見方も出始めた。

 知事選を巡っては、共産党県委員会などでつくる団体も独自候補の擁立を目指し、医師や弁護士らに打診しているが、まだ承諾を得られていないという。

(2010年12月11日 読売新聞)

1849チバQ:2010/12/13(月) 23:44:23
>>1629
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101213-OYS1T00075.htm
「辺野古移設反対」県議の離党届、民主沖縄が受理
普天間移設
 民主党沖縄県連は11日、役員会を開き、県連副幹事長の山内末子県議(52)が提出していた離党届を受理した。山内議員は10月19日、米軍普天間飛行場の同県名護市辺野古への移設を目指す党本部の政策に従えないとして、離党届を提出していた。普天間問題を巡って県連役員が離党するのは初めて。

 山内議員は11月の知事選で、「自主投票」とした党の方針に反し、国外移設を訴えて落選した前宜野湾市長・伊波洋一氏(58)を支援。県連の慰留に対しても、「知事選の際に自分の離党を公言していた」として離党届を取り下げなかった。

(2010年12月13日 読売新聞)

1850チバQ:2010/12/14(火) 22:47:00
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/215606
決起集会、後援会発足… 熱帯びる前哨戦 出直し阿久根市長選
2010年12月14日 20:29 カテゴリー:九州 > 鹿児島 社会
 鹿児島県阿久根市の出直し市長選は来年1月9日の告示まで、あと1カ月を切った。わずか398票差で市長リコール(解職請求)が成立した今月5日の住民投票の激戦構図そのままに、立候補を予定する前市長の竹原信一氏(51)と、リコール運動を推進した住民団体役員で養鶏業の西平良将氏(37)の2氏は決起集会や後援会発足式を相次いで開き、それぞれ約500人の市民を集めて「必勝」を誓った。1月16日の投票に向けて熱気は高まるばかりだ。

 小差のリコール成立に竹原氏側は「逆転可能」、西平氏側は「簡単に勝てるとは思っていない」と緊張感を高める。

 住民団体「竹原信一を支える会」は11日夜、阿久根市民会館で決起集会を開催。支援者は「竹原氏は非凡。市長になることが日本の地方自治の朝」「(竹原氏は)浄化槽管理費とごみ袋代を値下げし、保育料を半分にした」と支援拡大を呼び掛けた。

 竹原氏本人は「知れば知るほど、この国はめちゃくちゃ。意味も分からずに議会制民主主義だの法治国家だのと言っている。皆さんのための役所をつくる」と述べ、国や議会、役所、マスコミを批判。支持者とともに「エイエイオー」と気勢を上げた。記者団の質問に対しては「楽しいね。失職して良かった。選挙を学びの機会にしてもらえればいい」と語った。

 一方、西平氏が役員だった住民団体「阿久根市長リコール委員会」は13日夜、市民会館で、団体の解散式と西平氏の後援会発足式を開き、市長選に向けて団結を誓った。

 支援者は「竹原氏の障害者への心ないブログの記述から運動は始まった」「官民格差は現実。しかし、何をやってもいいという訳ではない」と述べ、竹原氏の言動や専決処分を乱発してきた市政運営を批判した。

 西平氏は「全世代が一つの輪となる阿久根をつくる。法律にのっとり、地に足をつけた改革を進めていく」と主張。記者団に「若さを武器にする。簡単に勝てる相手ではないが、自分の思いをしっかり伝えていく」と語った。

=2010/12/14 西日本新聞=

1851チバQ:2010/12/14(火) 22:50:40
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101214ddlk43010563000c.html
選挙:統一地方選 各党、勢力拡大図る 候補者選び本格化 /熊本
 来春の統一地方選に向け、各政党の候補者選びが本格化してきた。国政の状況が不透明になる中、支持基盤を固めるため各党とも党勢拡大に力が入る。

 県議の現職議員が2人しかいない「県政野党」の民主は、公認・推薦10人擁立を目指し、今回初めて公募を実施。10日の締め切りまでに県議選以外も含め男女5人が応募した。県議は公認5人、熊本市議で公認・推薦6人を選んでおり、応募者も年内をめどに書類、面接審査を実施する。鎌田聡幹事長は「人材発掘に効果はあった。党を巡る情勢も厳しいが全員当選を目指す」と意気込む。

 自民は13日、現職の公認に続き県議、熊本市議の新人4人の推薦を発表。公認と合わせ県議31人、熊本市議16人の候補をそろえた。現有の34人、17人にはまだ届かないが、今後も追加推薦を出す予定で「選挙は保守系無所属で戦うという人もいる。選挙結果として現有以上を維持したい」(山本秀久会長)。

 公明は既に12月初旬、現職、新人計17人の公認候補を発表。県議3人、熊本市議7人の現有議席と同人数の候補を決めたほか、現在議席を持つ荒尾など6市町議会に引き続き候補を立てる。

 みんなの党も、衆院熊本2区にくら替えした本田顕子氏と党本部で公募を実施。県議、熊本市議に候補を出すため調整を続けている。

 県議の議席復活を目指す共産は、元職・新人3人の擁立に向け、候補者選びが進行中。熊本市議3人のほか10市町議会でも現有議席維持や復活を図る。

 社民は県議1人、熊本市議2人を既に公認・推薦。さらに現職議席分は擁立の予定で、そのほか5市町議会でも現有7議席確保を目指す。【結城かほる】

1852チバQ:2010/12/14(火) 22:52:56
>>1800
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101214-OYS1T00692.htm
次期古賀市長の当選無効と異議、経歴虚偽で現職側
 11月の福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男(しづお)氏(42)が告示前に公表した経歴に虚偽があった問題で、落選した現職の中村隆象市長(62)の陣営の支援者らは13日、市選管に対し、竹下氏の当選を無効とする異議を申し出た。また、公職選挙法違反にあたるとして15日にも県警に刑事告発の手続きを行う方針だ。

 市選管への申立書では、竹下氏が8月の記者会見などで社長を務めていると表明した東京都内の貿易会社「株式会社国際文化企画」は約3年前に解散しており、公選法で禁止された虚偽事項の公表にあたると指摘。当選は無効と主張している。

 市選管は「30日以内に申し出を認めるか判断する」とした。

 竹下氏は10日の記者会見では「会社事務はスタッフに任せており、社長を続けていると思っていた」と説明している。23日付で市長に就任する。

(2010年12月14日 読売新聞)

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20100923-713693/news/20101214-OYS1T00705.htm
次期古賀市長が虚偽の経歴、解散会社の社長名乗る
 11月の福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男氏(42)が、立候補を表明した8月の記者会見で、社長を務めていると公表していた東京都内の貿易会社が実際には約3年前に解散していたことがわかった。市長選の告示直前に同じ名称の会社を登記して社長に就いていたが、総務省選挙課は「告示前でも公職の候補者になろうとする者が虚偽の経歴を公にした場合、公職選挙法に触れる恐れがある」としている。

 竹下氏は8月の会見で、職業について「株式会社国際文化企画」(東京都文京区)の代表取締役社長と説明していた。しかし、商業登記簿によると、同社は2007年7月に解散しており、告示3日前の今年11月18日、文京区内の別の場所に同名の会社が登記されていた。市長選の際には会社役員として市選管に立候補を届け出た。

 竹下氏は「会社の事務はスタッフに任せており、解散したことを知らなかった。その間も業務は続けており、11月に解散の事実を知って登記し直した。公選法の認識が足りず申し訳ない」と釈明している。23日付で市長に就任する予定。

(2010年12月10日 読売新聞)

1853チバQ:2010/12/16(木) 00:34:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagoshima/news/20101215-OYT8T00057.htm
来春の県議選向け各党の動き本格化
 来春の県議選に向けた動きが本格化している。自民党は14日、谷垣総裁が鹿児島市を訪れ、党公認で立候補を予定する40人に公認証を交付し、激励。政権の行方を占うことにもなる選挙だけに、各党の地方組織も候補者擁立などの準備を急ピッチで進めている。

 自民党県連がこの日、鹿児島市のホテルで開いた必勝激励会で、谷垣総裁は「来春の統一地方選は日本の将来を分ける選挙。全力を挙げ、勝利するべく闘ってほしい」と訴えた。

 森山裕県連会長も11月14日の福岡市長選をはじめ、地方選で自民党が支援した候補が連勝していることを挙げながら、「油断せず、県の発展に尽くす姿勢を打ち出すことが大事」と気を引き締めていた。

 県連によると、公認40人の内訳は現職36、前議員2、新人2。このほか、志布志市・曽於郡区などで擁立作業を進めている。

 一方、民主党は鹿児島市・鹿児島郡区(定数17)で現職1人と新人1人、西之表市・熊毛郡区(同2)で新人1人の公認を決定。県連は鹿児島市・鹿児島郡区から3人、定数2以上の9選挙区から1人ずつ公認候補を立てる方針を掲げており、今月25日には定期大会を開いて勢いをつける。

 他党も、最も定数の多い鹿児島市・鹿児島郡区を中心に対応を急ぐ。公明党は同区に現職3人を擁立。共産党は現職1人を立てる方針で、他の選挙区でも調整を進めている。社民党も引退する現職の後継として、同区に鹿児島市議の公認を決めるなどしている。国民新党は、枕崎市区の無所属現職の支援を決めている。

(2010年12月15日 読売新聞)

1854名無しさん:2010/12/16(木) 21:31:51
若返りすぎじゃね?>組合員が団塊の世代から選挙権のない若い世代に交代
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選挙:県議選 高村県議が不出馬
http://mainichi.jp/area/oita/news/20101216ddlk44010598000c.html
 大分市選挙区の高村清志県議(57)=無所属の会、3期=が15日表明。新日鉄労組が擁立していたが、
同労組は「組合員が団塊の世代から選挙権のない若い世代に交代し、当選ラインに際どい。来春の県議選
には候補を立てない」と説明した。

1855チバQ:2010/12/16(木) 21:50:39
http://www.data-max.co.jp/2010/12/post_12957.html
ラジオ・パーソナリティの伊豆美沙子氏が県議選へ〜宗像は保守分裂の構図
2011統一地方選挙2010年12月16日 12:06 自民党福岡県連が14日に発表した、来年(2011年)4月の福岡県議選3次公認に、ラジオ番組のパーソナリティ、伊豆 美沙子(いず みさこ)氏(51)が、宗像市区の公認候補予定者として発表された。
 伊豆氏の生家は、約300年の歴史を持つ蔵元という宗像の名家。実父も県議を7期務めた。伊豆氏は、自身のホームページ上で「この度新たな出発のために...」と、11月末にパーソナリティを務めていたラジオ番組からの降板を説明している。

 伊豆氏が自民党から立つことで、宗像市選挙区は保守分裂の様相を呈す。前回(2007年)の県議選で定数1の同選挙区は、次回1議席増えて定数2に。しかし、伊豆氏の実父の後釜として現在、同選挙区から県議を3期務めてきた現職・山田勝智氏(緑友会)は、別の新人候補を後継に立てる意向。一方、民主党からは新人・花田洋氏が公認候補予定であり、このままいけば2議席をめぐる3つ巴の戦いが繰り広げられることになる。

【山下 康太】

1856チバQ:2010/12/16(木) 22:07:09
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001012150002
視察旅行 計630万円
2010年12月16日




 佐賀市議会の政務調査費から、視察旅費として2009年度に計約630万円が支出されていることが朝日新聞の調べで分かった。視察先は沖縄県や北海道など全国各地に及ぶが、視察報告書はA4判数枚で、具体的な成果が見えない視察もある。視察旅費のキャンセル料を支出しているケースもあり、専門家は「視察が市政に役立っていないと思っている市民は多く、議会の自己改革が必要」と指摘する。(吉村治彦)


 09年度の視察先は、北海道や東京都のほか、沖縄、青森、岩手、栃木など20都道府県。旅費は共産党を除く全会派が政調費から支出していた。共産党の責任者は「地域の課題を探るための住民アンケートを政調費で実施するなどしたため、視察には行かなかった」と説明する。


 政新会と民主クラブの市議・元市議の計4人は09年4月、沖縄県の石垣市と宜野湾市を2泊3日で訪問した。費用は1人10万4460円で総額41万7840円。ある市議の視察報告書によると、パパイアのブランド化事業と普天間飛行場跡地利用について視察したといい、「重要なノウハウを聞けた」などと文末に記されている。


 だが、パパイア事業視察の成果を市政に生かすよう市議会で執行部に質問するなど、具体的な活用事例は視察から1年8カ月が過ぎてもまだ行われていない。参加した市議の一人は「これから議会で質問することを考えている。跡地利用は、向こうでこういうことをやっていると市の職員に提案した」と説明する。


 一方、自民市政会の9議員は09年5月、2泊3日で北海道の滝川市と江別市を訪問。費用は1人11万3650円で、総額102万2850円。報告書によると、移住・定住推進事業と交通バリアフリー基本構想を調査。参加者によると視察はそれぞれ2時間半程度で、2日目は昼過ぎに視察が終わり、その日は午後からは自由行動になったという。


 市議の一人は「先方の受け入れの都合もあり、2泊3日の日程となった。自由行動では町を歩いて見学したり、ホテルに帰ったりして過ごした。移住・定住の先進事業は北海道の自治体しかやっていなかった」と話す。


 また、視察旅行のキャンセル料を政調費から支出していたのは、政新会に所属していた元市議の男性2人。任期満了直前の昨年10月5、6の両日、東京都と千葉県の下水道関連施設を見学する予定だった。しかし、1人が持病の痛風が悪化したため前日に旅行をキャンセル。視察は2人以上という運用上の決まりのため、2人の航空代金のキャンセル料として計3万4千円を政調費から支出した。


 元市議は「病気というやむを得ない事情なので、キャンセル料を自費で負担することは考えなかった」と説明。別の元市議も「議会事務局の職員に相談して了承を得ており、問題はないと考えている」と話している。


 一方、伊万里市議会は昨年5月、市議6人が奈良県で開かれる議員研修に出張する予定だったが、新型インフルエンザが流行したため、感染を防ぐ目的で旅行を中止した。キャンセル料は「市民の理解を得られない」などと政調費から支出しなかったという。


 地方議会に詳しい大森彌(わたる)・東大名誉教授(地方自治)は「文献を見るだけではなく現地に行かないとなぜ政務調査の目的を達成できないのか、そして目的が達成されたのか、どう役立てたのかを説明できないと、制度があるから視察に行っていると市民は判断するだろう。議会の自己改革が必要だ」と話している。

1857チバQ:2010/12/17(金) 22:09:06
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216055
阿久根 市議補選 候補者ゼロ? 解散の可能性、報酬も激減・・
2010年12月17日 00:22 カテゴリー:政治 九州 > 鹿児島
 市長リコール(解職請求)が成立し、来年1月9日告示、16日投開票の出直し市長選が決まった鹿児島県阿久根市。失職した竹原信一前市長(51)とリコール運動を推進した住民団体の役員だった西平良将氏(37)が立候補を表明し、対決構図に注目が集まる。対照的に、同日程の市議補選(被選挙数2)は今のところ立候補表明者が1人もいない。「候補者ゼロ」も懸念される背景には、二つの理由がある。

 市議補選は、9月議会で議場を占拠した竹原前市長派の4市議のうち2人が除名処分となり、欠員が生じて行われる。

 候補者が出にくい理由の一つは、議会解散の可能性だ。竹原前市長を支持する住民団体は市長リコールに対抗する形で11月下旬、市議会解散を求める直接請求の賛同署名9266人分を市選管に提出した。19日までの審査や縦覧を経て「有権者の3分の1以上」(約6600人)の署名が有効と確定すれば、本請求から60日以内に議会解散の賛否を問う住民投票があり、過半数の賛成で議会は解散、40日以内に出直し市議選となる。

 もう一つは、竹原前市長が議会に諮らず専決処分した議員報酬の日当制(日額1万円)への変更。7月に施行され、平均約400万円だった年間の議員報酬は数十万円に減り「生活に余裕のある人でないと選挙には出られない」(市議)。

 竹原、西平両氏の陣営とも「議会解散は確実で補選に出る必要はない」(竹原氏支持・石沢正彰市議)、「市長選に全力を注いでおり補選までは手が回らない」(西平氏陣営)と補選候補者の擁立に否定的。「議会の存亡に関わる。誰か出るように声は掛けている」と話す市議がいる一方で、別の市議は「『議会は無駄』と公言している竹原氏が市長選で勝てば、議会の存在意義がなくなる。今回の補選に出るのは無意味」と冷ややかだ。

 全国では2008年8月、北海道上砂川町議補選(被選挙数数2)で立候補者が1人しかなく、定数割れで無投票となった例がある。

 注目される阿久根市議補選の立候補予定者説明会は21日に行われる。

=2010/12/17付 西日本新聞朝刊=

1858チバQ:2010/12/17(金) 22:10:40
>>940
http://mytown.asahi.com/miyazaki/news.php?k_id=46000001012170002
宮崎市、地域コミュニティ税廃止
2010年12月17日

 街づくりの財源に充てる独自の税金として宮崎市が2009年4月に全国で初めて導入した「地域コミュニティ税」の今年度限りでの廃止が16日、決まった。市議会本会議で条例案が賛成多数で可決された。住民活動を資金面から支援する仕組みとして注目されたが、「自治会費の二重取り」との批判もあった。


 同税は納税者一律500円で、個人市民税に上乗せしている。年間約8千万円の税収を確保し、09年度は防犯灯の維持費や防災マップの作成費など、各地で企画された計255事業に支出された。


 新たな仕組みとして注目されたが「本来は一般財源で賄うべき」「住民に理解が得られていない」などと疑問視する声が絶えず、今年1月の市長選では同税廃止を公約した戸敷正市長が初当選した。


 戸敷市長は6月議会に廃止議案を提出したが「導入から日が浅く、まだ評価が難しい」などの理由で継続審査となっていた。だが、市議の間から「住民に負担を課したまま来春の統一地方選を戦えない」との声も出て、来年度予算の編成前に採決した。可決後の取材に対し、戸敷市長は「今後は一般財源で、ということ。コミュニティー形成を更に拡大する方向は変わらない」と話した。
     (上田輔)

.

1859チバQ:2010/12/17(金) 22:32:46
>>1345>>1361
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101216ddlk42010520000c.html
県議事務所員のパー券問題:議運委長辞任を野口県議に勧告−−政倫審 /長崎
 野口健司県議(47)=大村市区選出、3期目=の事務所職員が、新幹線保守基地建設予定地の図面を渡す見返りに政治資金パーティー券を購入するよう持ち掛けていた問題で、県議会の県政治倫理審査委員会は15日、報告書をまとめ、末吉光徳議長に提出した。報告書では、野口氏に「結果として、事務所職員の不適切な行為を誘発する機会をつくり出し、監督者責任を免れ得ない」などとして、野口氏が就いている議会運営委員長のポストを辞するよう勧告している。

 野口氏は毎日新聞の取材に「内容を検討した上で、判断したい」と話した。政倫審のメンバーは報告書を議長に提出後、記者会見。「勧告は法的な拘束力はないが、議長を除く全議員の申し立てで設置された政倫審。そこでの勧告であり、重く受け止めてほしい」と話した。【阿部義正】

〔長崎版〕

1860チバQ:2010/12/19(日) 21:51:24
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101219ddlk45010402000c.html
県議会自民:新知事が決定次第、知事に辞職要求へ 予算編成に好都合 /宮崎
 県議会最大会派の自民党(萩原耕三会長)は東国原英夫知事に、26日投開票の知事選で新知事が決まり次第、辞職するよう21日に申し入れる。11年度予算を新知事が本格編成できることなどが理由。

 知事は来年1月20日までの任期を全うする意思を示しており、応じる可能性は低いとみられる。

 県議会は1月に臨時議会を招集予定。任期満了直前の知事ではなく、新知事と今後の県政を議論すべきとの考えから17日の党議で決めた。

 公職選挙法では、知事選で新知事が決まった後に現職が任期を残して辞職した場合、翌日から新知事の任期が始まる。また、4年後の知事選も多忙な年末でなく11月実施が可能になるといい、萩原会長は「ぜひ知事にはご高配をいただきたい」と話している。【石田宗久】

1861チバQ:2010/12/19(日) 21:52:05
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20101219ddlk42010368000c.html
選挙:長崎市長選 前教育長、自民支部に推薦願 /長崎
 長崎市の前教育長で市社会福祉事業団理事長の太田雅英氏(62)が16日付で、自民党長崎支部に同市長選の推薦願を出した。支部役員によると、太田氏はまだ出馬表明していないため、取り扱いを保留しているという。

 来年4月の長崎市長選には現職の田上富久市長(54)が既に出馬表明しているが、政党への推薦願は出さない意向。太田氏はまだ出馬表明していないが「自分の気持ちを理解していただくために推薦願を出した。年内に態度を決めたい」としている。

 自民党長崎支部は市議の会で市長選の対応を協議する方向だが、時期は未定。関係者は「現職支持なども含めての検討になる」と言う。一方、民主党には今のところ推薦願はなく、市長選への対応も未定という。

 太田氏は長崎市出身。県立長崎西高、佐賀大経済学部を卒業し、73年に長崎市役所入り。秘書広報課長、原爆被爆対策部長、企画部長などを務めた。【下原知広】

〔長崎版〕

1862チバQ:2010/12/20(月) 22:45:00
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101220-OYS1T00649.htm
次期古賀市長の経歴問題、当選無効の異議棄却
地方選
 福岡県古賀市長選で初当選した竹下司津男(しづお)氏(42)が告示前に事実と異なる経歴を公表していた問題で、市選管は20日、落選した中村隆象市長(62)の支援者が申し立てた竹下氏の当選無効を求める異議を棄却した。

 市選管の決定書は、判例などをもとに、「当選者が違法な選挙運動を行っていたとしても、現段階では刑に処せられておらず、当選は有効」としている。決定に不服がある場合は、決定書が届いた日から3週間以内に県選管に審査の申し立てができる。

 中村市長の支援者らは、11月28日に投開票された市長選を巡り、竹下氏が告示前、すでに解散していた東京都内の貿易会社「株式会社国際文化企画」の現職代表と表明した点を問題視。公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いがあると主張している。

 竹下氏は今月23日付で市長に就任する予定。

(2010年12月20日 読売新聞)

1863チバQ:2010/12/20(月) 22:46:09
>>1806
http://mainichi.jp/area/saga/news/20101220ddlk41010149000c.html
選挙:鳥栖市長選 牟田前市長を自民県連推薦 /佐賀
 自民党県連は19日、佐賀市で総務会を開き、任期満了に伴う鳥栖市長選(来年2月13日告示、同20日投開票)に立候補を表明している牟田秀敏・前市長(69)の推薦を決めた。市長選には現職の橋本康志氏(54)も出馬を表明している。福岡資麿会長は「推薦願いを受けたのは牟田氏だけで、鳥栖支部の判断を尊重した」と話した。

 牟田氏は参院議員秘書などを経て99年初当選。03年は無投票、前回07年の市長選で敗れたが、いずれも自民の推薦を受けた。公明、民主にも推薦を求める方針を示している。

 また、県連は来年4月の県議選の第2次公認候補3人と新人1人の推薦も発表した。公認内定はこれで29人。

 公認3人は次の通り。(敬称略)

 【佐賀市】新人=古賀陽三(33)【唐津市・東松浦郡】新人=米倉幸久(62)【杵島郡】新人=定松一生(52)

1864チバQ:2010/12/23(木) 18:22:46
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-171515-storytopic-25.html
県議会 浦看民間移譲を一転可決 民主、野党勢力と「決別」2010年12月23日

 県議会で与野党の対立案件となっていた県立浦添看護学校を廃止する条例案は、自民党、公明県民会議の県政与党と民主党との賛成多数により、2012年度からの民間移譲が決まった。既に譲渡先の学校法人と契約を結んでいた仲井真弘多知事にとって、否決された場合の影響は計り知れなかった。今回の議決を通じて民主は県政与党に歩み寄り、仲井真知事の施策実現に協力する姿勢がいよいよ鮮明となった。少数与党の議会対策に苦しんできた知事だが、2期目の政治環境を占う大きな転換点となりそうだ。
 野党の3県議が県立廃止に反対する討論を行い、議案の採決に入ろうとした矢先、自民党県連副会長の翁長政俊県議が「動議を提出する」と立ち上がった。看護師志望学生への修学資金の拡充、病院内保育所整備など5項目を、議案に付随する「要望」として提案した。想定外の展開に野党県議は当惑するばかりだったが、民主党の新垣安弘、上里直司の両県議には水面下で織り込み済みの連携プレーだった。

■要望
 自民党が「要望」で示した項目は、20日に上里氏と県当局が協議し、民主側が県に対応を求めた内容だった。21日には民間移譲に伴う新たな対応策として双方が合意に至り、自民党が議会意思として表明する方策を最終本会議の直前まで検討していた。
 新垣氏は「民間移譲に伴う修学資金の倍増で、県全体に経済的な支援が広がる。生活困窮者を優先して修学資金を貸与する体制になることも大きい」と政策的な意義を強調。上里氏は「県とわれわれだけの確約だけでは困るので、県政与党も同じ意識に立って執行部と向き合うことができるのか、最後まで見極めて賛成した」と与党からの「要望」を評価した。
 自民党県連幹部は「9月議会で継続審議とした段階で、既に賛成に向けた条件整備だった。県立廃止に伴う社会的な影響に懸念がある中で、民主が受け入れられる条件をどうつくるかを詰めた」と語る。

■反発
 県議会は議長を除くと与党の22議席に対し、野党が25議席を占める。ただ2人が賛成に転じれば議案の可否がひっくり返る議席差のため、民主がキャスチングボートを握る格好だ。
 民主県連幹事長でもある新垣氏は「県政与党にはならない」としつつも、「県民全体に関わる県政の要求に対して、政権与党としての役割を果たさなければならず、他の野党とは違う。事案によって是々非々に対応する」と野党との連携に“決別”を宣言する。
 一方で、仲村信正連合沖縄会長は野党で足並みをそろえて県立を存続させるよう民主の両県議に申し入れていた。しかし民主最大の支持母体の意向に反し、自民、公明を与党とする現県政に助け船を送った対応に、仲村会長は「公式、非公式の要請に背く結果に、憤りすら感じる。新自由主義路線がもたらした格差社会のゆがみを正すことなく、自民党の政策に寄り添った判断だと受け止めざるをえない」との異例の談話を発表した。
 連合沖縄が主催する年明けの新春の集いへの出席自粛や、事務所への出入り禁止を両県議に通知するなど、波紋を広げている。過敏な反応を示す背景には、米軍普天間飛行場移設問題をめぐって菅政権が仲井真知事に接近する知事選以来の情勢がある。野党会派からは「自公民の始まりだ。沖縄が大連立の先駆けになるかもしれない」と政局につながる、との見方を強めている。(与那嶺松一郎)

1865チバQ:2010/12/23(木) 18:23:55
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1777318.article.html
展望・2011地方選(1)【知事選】古川氏“独走”(10年11月30日)

 「対抗馬が表れてこない中で、古川知事が自民と民主に対してどんなスタンスを取るのか。それともどこにも頼らず“県民党”でいくのか。そこが関心事になっている」。自民県議の一人は政権交代後、初めてとなる知事選をめぐる現状をそう見立てる。
 
 来年4月の知事選。現職の古川康(52)は9月に3選出馬を表明。他に誰も名乗りを上げない中で、10月末には初めて東京で政治資金パーティーを開催、本格始動した。今は各地で後援会会合を開く。
 
◆共産擁立急ぐ
 
 前哨戦は古川の“独走”状態。前回、古川との一騎打ちとなった共産党は「他党との連携も考えたが、もはや独自候補擁立しかない」と年内選考を急いでいる状態だ。



 
 古川は、約300の団体に推薦願を出す一方、各政党への推薦要請については、まだ方針を明確にしない。19日の定例会見では「(推薦願は)前回は1月ごろだった。今決めなければいけないとは考えていない」と、推薦願提出の判断が年明けになることを示唆した。他の知事選で政党推薦を求めなかったり、「相乗り」のケースがあることを「参考にしている」とも。
 
 政権交代後、初の知事選となる民主。前回は党本部の「相乗り禁止」に沿って最後まで古川の対抗馬擁立を探り、結局は自主投票とした。今回、県連代表原口一博は地域主権改革への協力を評価し、古川支持を強くにじませる。
 
 今も「相乗り禁止」を口にする党幹部はいるが、県連副代表の大串博志は「他県の選挙では相乗りが出ている」と縛られない考え。独自候補を擁立する動きはない。
 
◆相乗り温度差も
 
 一方、県議の4分の3を占める「県政与党」の自民。前回は推薦して後押しした。県議は「推薦願を出すプロセスを見ている。推薦願を出さないつもりなら由々しきこと。『誰が支えているのか』と、出さない現状に不満を漏らす議員もいる」と不満げ。ただ県連幹部は「こちらから積極的に働きかけないが、県政与党だからいずれ来ると思う」とし、民主との相乗りについては「政権は民主にあり、結果的に相乗りになっても違和感はない」とも。県連内の現状認識には温度差もある。
 
 「推薦願がきた時点で対応を考える」と民主、自民、公明、社民は口をそろえる。古川が行動を起こさない限り、政党側も動きが取りにくい状態。古川の対政党戦略に注目が集まる。(統一地方選取材班)=敬称略
 
  ◇     ◇
 
 政権交代後初の統一地方選まで4カ月と迫り、4年に一度の審判となる知事、県議選へ向けた動きが加速し始めた。民主党政権が主要閣僚の問責決議でぐらつく中、地方選に政党事情がどう影響を及ぼすのか。プレ統一選となる鳥栖市長選を含め、展望を探った。


【写真】鳥栖市後援会の会合で知事選3選への意欲を語る現職の古川康氏。無風の中、各地での足場固めを進める=鳥栖市商工センター

1866チバQ:2010/12/23(木) 18:24:20
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1778140.article.html
展望・2011地方選(2)【県議選】最低6選挙区で自・民激突(10年12月1日)

◆定数3減で混戦拍車



 11月下旬に開かれた民主党県連の政治スクール。「(政権の迷走などで)大変迷惑をかけている」。あいさつに立った園田泰郎代表代行は、出席した来春の統一地方選の立候補予定者らを前に頭を下げた。

 

 通常なら叱咤激励の言葉が続くはずだが「中央のごたごたや全国の選挙で敗退が続き『(出馬の)意欲がそがれた』との声も耳にしていた」と園田代表代行。そんな厳しい情勢が、思わず態度に表れたという。

 

 昨夏の衆院選で中央は政権交代したが、地方は依然、自民党が与党として存在感を示す。佐賀県議会も自民30人に対して民主は3人。この構図が来春の改選でどう変化するのか。両党は現時点で少なくとも佐賀、唐津・東松浦など6選挙区での激突が確実視される。41議席から38議席(佐賀市、唐津市・東松浦郡、三養基郡が1減)となる定数削減も絡み激戦は必至だ。

 

【支部の力再結集】

 

 衆院選への転出や引退などで現職6人が不出馬見通しの自民は、13すべての選挙区に公認候補を擁立し、「現行の30議席プラスアルファ」を掲げる。1次公認では現職24人と新人1、元職1の計26人が名乗りを上げ、19日の2次公認・推薦には新人4人が申請を予定。現職3人が不出馬となる佐賀市にはさらなる新人擁立の動きもある。

 

 木原奉文県連幹事長は、民主に対抗意識を燃やし「地域に根ざした市町村支部の力を再結集する」と意気込む。

 

 10人以上の候補擁立を掲げる民主は現在、公認4、推薦2の計6人が固まった。県都佐賀市で複数候補擁立を目指すほか、党の足場が脆弱(ぜいじゃく)な県西部では4選挙区を対象に公募を実施。人選もほぼ終えて、近々正式に決める。

 

 ただ中央から吹く逆風に「10人の目標クリアは簡単ではない」(県連幹部)との声も。園田代表代行は「国会議員3人の組織などフル稼働しないといけない」と語る。

 

【社・公・共も危機感】

 

 2党以外も消長をかけた戦いに危機感をもって臨む。社民党は鳥栖市と佐賀市の現有2議席のほか、伊万里市、唐津市東松浦郡、小城市で候補擁立を目指したが「かなり厳しい情勢」(県連幹部)だ。現職の2選挙区に力を傾注することになるが、鳥栖市で現職出馬か新人擁立か決まっていないなど不安要素を残す。

 

 公明党は佐賀市の現職が4期目を目指す。唐津市東松浦郡での擁立を検討したが、定数削減で見送り。他党との協力については、これまでのつながりから自民系が基本となるが、「人物や政策を基本に友好的かどうかが判断基準になる」と党幹部。民主系も最初から門前払いすることなく門戸は開くという。

 

 共産党は、現有の佐賀市に加えて、唐津市東松浦郡での議席獲得を目指す。党県委員会幹部は「市町議会ではうちの議員は浸透してきている。県議会で存在感を示すには2議席必要」と強調する。

1867チバQ:2010/12/23(木) 18:24:46
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1778874.article.html
展望・2011地方選(3)【県議選】佐賀市 (10年12月2日)
 2度の合併で、福岡県と県境を接する山間部と有明海まで広がった佐賀市。川副、久保田、東与賀の3町が加わった今の「新佐賀市」になってからは初の県議選になる。佐賀市(定数10)と佐賀郡(同2)に分かれていた選挙区を統合したうえで定数を1減するため、11議席を争う戦いとなる。今のところ、出馬を明言しているのは現職8人、新人2人。民主、自民、公明、共産、社民の5政党の公認候補が顔をそろえる。他にも擁立の動きがあるが、少数激戦の様相となっている。
 
 自民では、篠塚周城(61)=6期・川副町▽県議会議長の留守茂幸(63)=5期・大和町▽木原奉文(57)=4期・多布施▽古賀善行(64)=1期・久保田町=の現職4人と、新人の川崎常博(44)=諸富町=が既に公認を得ている。原口義己=(71)7期・神野▽吉田欣也(73)=6期・木原=は勇退。岩田和親(37)=3期・中の小路=は次期衆院選に佐賀1区から出馬するため立候補しない。
 
 新人の古賀陽三(33)=新郷本町=も自民に公認申請している。
 
 政権交代後初の県議選となる民主は、地方組織の基盤強化のため「複数の候補擁立を検討」(県連幹部)している。既に現職の藤崎輝樹(39)=1期・大和町=の公認を決定。新人1人が準備を進めている。
 
 公明、共産、社民はいずれも現有の1議席死守へ現職を擁立する。公明は伊藤豊(61)=3期・開成、共産は前回トップ当選の武藤明美(63)=4期・天祐、社民は徳光清孝(53)=1期・朝日町。無所属の太田記代子(74)=2期・赤松=は「検討中。年内には判断したい」とする。
 
 有権者数は、選挙区統合で前回より2万7千人増の18万9千人超。合併した旧佐賀郡3町が地盤の候補者の旧佐賀市への支持拡大、勇退する現職の支持者の動きなどが焦点となる。当落ラインを「8500から9千票」とみる関係者が多いが、ある立候補予定者は「あくまで単純計算した結果で、全く読めない」と頭を悩ます。前回からさらに選挙区が拡大した中で、職場、地縁や血縁など、あらゆるつてをたぐりながらの前哨戦を繰り広げている。

1868チバQ:2010/12/23(木) 18:25:10
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1779944.article.html
展望・2011地方選(4)【県議選】唐津市・東松浦郡 (10年12月3日)
 定数1減となる6議席をめぐって、現職5人と新人4人が争う構図がほぼ固まった。市町村合併から5年が経過、これまで根強かった旧市郡の「議席のすみ分け」意識が変化するのか、さらに政権与党の民主が初の公認候補を立てる選挙区として、どのような戦略で挑むのかが注目される。
 
 旧唐津市では自民現職の峰達郎(50)=2期・山本=と無所属の宮崎泰茂(67)=5期・佐志=が後援会活動を本格化させている。再選を目指す自民の大場芳博(61)=1期・半田=は地盤の鏡地区から、無所属の新人林正樹(62)=鏡=が名乗りを上げたことで足場固めを急ぐ。前回選挙で地域を二分しただけに、「この4年間の浸透ぶりが問われる」という。
 
 民主公認で挑む新人の宮地昭博(51)=和多田=は「地元代表」の色合いを前面に、会社経営で培った人脈に支持を求める。「政権与党として国とのパイプを訴え、商工業を中心に若い保守層を取り込みたい」という。九電を核に連合傘下の労組が支援に回る見通しだが、一枚岩の協力体制が築けるかが焦点だ。
 
 旧郡部では自民現職の桃崎峰人(61)=2期・浜玉=が再選への準備を進める。ベテランの楢崎近(74)=3期・相知=が今期限りで引退。後継の自民系市議、米倉幸久(62)=相知=は、過去の選挙の“しこり”が残っていた地元の保守層をまとめる期待を担う。知名度不足の懸念から同僚市議との連携で浸透を図る。
 
 現職地盤の新旧交代の動きに「従来の地区割りにとらわれない、支持拡大の動きが出てくる」(現職陣営)とみられ大混戦は必至。2万票前後の投票数を見込む上場地区をただ一人地盤とする自民現職の田崎信幸(56)=肥前・1期=は「票が余っていると思われ、ここが草刈り場になるのではないか」と警戒感を強める。
 
 昨年亡くなった市民派の故増本亨=妙見町=を支持した票の行方も焦点。共産はこうした有権者の取り込みを狙い、新顔の擁立を模索したが結局、前回の県議選や7月の参院選に出馬した山口勝弘(55)=北波多=に落ち着いた。体制づくりはこれからとなる。公明は候補擁立を見送った。

1869チバQ:2010/12/23(木) 18:25:33
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1780967.article.html
展望・2011地方選(5)【県議選】鳥栖市・三養基郡 (10年12月4日)
◆【鳥栖市】民主、候補擁立で調整


 自民2、社民1で議席を分け合ってきたが前回、自民公認を得られなかった新人の向門慶人(39)=1期・古賀町=が初当選、自民は指山清範(45)=2期・藤木町=1人になった。
 
 指山は11月6日に党公認を受け、あいさつ回りなどを始め3期目への準備を進めている。向門は今回も無所属での出馬予定で、県政報告会を兼ね校区単位で組織固め。保守系で世代交代が進んだこともあり、ほかの動きは低調だ。
 
 社民の牛嶋博明(69)=4期・宿町=は、一時、年齢や世代交代を理由に引退の意向を示したが、党支部で対応を協議している。「支部に任せており、現時点では何とも言えない」と話す。
 
 民主は候補擁立の方針で調整を急いでいる。焦点は市議会議長の原康彦(56)=鎗田町=の動向。国政選挙で共闘する社民との関係もからみ流動的だ。
 
◆【三養基郡】定数1減、出馬動向に影響


 来春から定数1減となり、2議席を争う。現在のところ、現職、元職、新人の3人が出馬を明言している。前回は5人が立候補したが、立候補予定者が「当選ラインも上がり、大変な選挙になる」と語るように、定数削減が出馬の動きに微妙な影響を与えている。
 
 自民現職の宮原真一(40)=1期・みやき町江口=と自民元職の石丸元章(46)=みやき町原古賀=が既に自民公認を得て地盤固めを進める。民主現職の末安善徳(69)=2期・みやき町簑原=は「民主の灯は消せない」とするが、明確な態度表明はしていない。
 
 自民現職の堀田一治(74)=5期・基山町=は勇退する。同じ基山町から町商工会青年部長の新人服巻稔幸(40)が無所属で出馬を表明、まず町内の票のとりまとめを急いでいる。 =敬称略=

1870チバQ:2010/12/23(木) 18:25:58
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1782094.article.html
展望・2011地方選(6)【県議選】神埼市郡・小城市(10年12月6日)
◆前回選挙の顔ぶれか 神埼市郡(定数2)



 現職2人と新人1人が立候補を表明。元職1人も出馬の是非を検討している。いずれも前回立候補した顔ぶれだ。


 現職は自民の石井久起(59)=1期、神埼市神埼町=と、民主の内川修治(58)=1期、同市千代田町。いずれも2期目に意欲を見せ、1期目の実績などを訴え、支持を広げている。


 新人は前回小差で敗れたJA神埼郡支部理事八谷克幸(61)=同市神埼町=。元県職員でJAでの経験も生かして態勢を固める。県議3期の実績を持ち、前回、自民公認で立候補して敗れた元職の富崎三郎(61)=同市千代田町=は「状況を見ながら検討する」と含みを残す。


 前回は城原川ダム問題への対応も争点のひとつだった。民主党が政権を奪ったが、全国のダム問題の建設の是非の検討はこれからで、影響は読みづらい状況。候補空白区の吉野ケ里町での支持獲得なども焦点になっている。



◆12年ぶりの選挙戦へ 小城市(定数2)



 2期連続で無投票だったが、自民現職の伊東猛彦(48)=4期・三日月町=、藤木卓一郎(43)=3期・三日月町=の2人に加え、前小城市議の三根實(54)=小城町=も無所属での立候補を表明。12年ぶりの選挙戦になりそう。


 藤木は10月末に事務所を再開。「12年間の働きが評価される選挙」と意気込む。伊東は11月末に佐賀市で「励ます会」を開き、支援者に「地方から政治を変えたい」と支持を訴えた。


 新人の三根は、有権者の4割近くを抱える小城町が主地盤。「政党の論理でなく市民のための県政を目指す」と活動を活発化させている。


 民主は候補者選定が難航し、擁立は厳しくなっている。民主との共闘を呼び掛けていた社民は擁立を断念している。   =敬称略=

1871チバQ:2010/12/23(木) 18:26:25
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1782783.article.html
展望・2011地方選(7)【県議選】武雄市・杵島郡(10年12月8日)
◆民主擁立で選挙戦か 武雄市(定数2)
 
 前回は無投票で自民公認の現職2人が当選した。今回も現職の石丸博(65)=4期・橘町=と、稲富正敏(63)=3期・武雄町=が既に党公認を受け、出馬準備を進めている。民主も擁立を進めており、選挙戦になる公算が大きい。
 
 今期議長を務めた石丸は、小規模な会合などに出席しながら浸透を図る。5期目へ「新幹線を生かしたまちづくりなどを訴えたい」と意欲を見せる。
 
 副議長の稲富も「地域の声、田舎の声を県政の場で発言し続けたい」と、市内全世帯への議会報告配布や地区単位の集会など準備を進める。
 
 民主は4月の武雄市長選で新人候補(落選)を推薦するなど党勢拡大を図ってきたが、党公認の市議などはいない状況で、まずは組織や地盤づくりが鍵を握る。
 
 合併によって前回選挙から加わった山内町や北方町への浸透、民主支持層の動向なども焦点になりそう。
 
◆現職勇退で乱戦模様 杵島郡(定数2)



 現職1人と新人3人が立候補の意向を明らかにしている。自民現職の稲富康平(65)=3期・白石町=は勇退の意向で、4人で争う構図になりそう。
 自民現職の石倉秀郷(61)=2期・江北町=は、県政報告会を行うなど現職の強みを生かした活動で「杵島郡3町の特色を生かし、一体となった発展を」と訴えている。
 
 勇退する稲富の地盤の白石町からは新人2人が動きを見せる。町議で農業法人代表の定松一生(53)=白石町戸ケ里=は、大票田の地元を固めながら、江北、大町への浸透をうかがう。自民に公認申請している。元県職員の三根建一(60)=白石町堤=は、社会資本整備を中心に携わった36年の行政経験の豊富さを訴えながら、支持拡大を急いでいる。
 
 過去2回出馬し、前回は296票差で敗れた県地域婦人連絡協議会長の三苫紀美子(65)=江北町=は、民主の推薦を受けて再挑戦。「必ず女性の声を県政に届けるという強い気持ち」と当選を期す。 =敬称略=

1872チバQ:2010/12/23(木) 18:26:50
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1783648.article.html
展望・2011地方選(8)【県議選】多久市、鹿島市・藤津郡、嬉野市(10年12月9日)
展望地方選【県議選】多久市、鹿島市・藤津郡、嬉野市

◆現職と新人一騎打ち 多久市
 
 2期連続で無投票だったが、自民現職の福島光洋(54)=3期・西多久町=に加え、多久市議の野田勝人(53)=北多久町=も立候補に向けて準備を進めている。8年ぶりの選挙戦となりそう。
 
 福島は、自民系市議らを中心とした自民党市支部と後援会組織を中心に活動。4期目の目標として「精神的な豊かさを実感できる地域づくり」を掲げる。
 
 野田は「開会中の定例議会に集中したい」と出馬を明言しないが、7月の参院選で民主候補を応援した市議の支援を取り付けに動いており、年内にも態度表明する見通し。現職と新人の一騎打ちという構図が固まってきた。
 
 市議は自民系だけでなく、民主のサポーターも多い。民主の動向も注目される。
 
◆2議席を3人で争う 鹿島市・藤津郡
 
 自民現職の土井敏行(57)=2期・鹿島市高津原=と、坂口祐樹(40)=1期・太良町多良=が出馬の意向。無所属新人で鹿島市議の松田義太(37)=鹿島市高津原=も民主推薦で立候補する。2議席を3人で争う構図になりそう。
 
 前回は鹿島市と太良町が合区され、定数は3から1減。九州新幹線長崎ルート建設問題などを争点に現職1人と2新人が争った。
 
 今回は民主の推薦候補が出る新たな構図。民主は7月の参院選で、鹿島市で投票数の約4割の6千票余りを得ている。推薦した松田への民主県連の支援も焦点で、現職の土井、坂口も後援会活動を本格化させて体制固めを急ぐ。
 
 土井、松田はともに鹿島市高津原で地盤が重なる。坂口も太良の議席死守を目指すなど、地域事情も複雑に絡む。
 
◆現職のほかに動きも 嬉野市
 
 過去2回は無投票。今回も今のところ出馬を明らかにしているのは自民現職の石井秀夫(63)=4期・嬉野町=だけ。ただ、水面下で立候補を模索する動きもあり、民主の動向も不透明。選挙戦になる可能性も残している。
 過去2回が無投票当選だった石井は「今回は選挙となる心づもりでいる」と、今年初めから始動して地域の行事や各種会合に出席、県政報告会も開いて地歩を固めている。
 他にも立候補を目指す動きはあるが、具体化するまでには至っていない。民主の擁立は難しそう。

1873チバQ:2010/12/23(木) 18:27:14
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1783933.article.html
展望・2011地方選(9)【県議選】伊万里市、西松浦郡(10年12月10日)
◆元職、民主公認で出馬 伊万里市(定数3)
 
 3議席をめぐって、自民現職3人と元職1人が名乗りを上げている。前回と同じ顔ぶれだが、以前は自民公認だった元職の松尾真介(52)=瀬戸町=が民主公認で出馬する。政党事情が複雑になり混戦模様だ。
 
 現職3人は、竹内和教(61)=3期・松島町=▽中倉政義(61)=3期・東山代町=▽岡口重文(55)=1期・大川町=。松尾を含め4人とも市議経験があり既に支持基盤を持っている。

 松尾は2003年に初当選し前回選挙で落選。前回は自民公認だったが、今回は「民主党のマニフェストと改革姿勢に共感した」として民主から出馬する。後援会組織づくりと民主支持層への浸透を図る。

 現職陣営は民主票の行方に警戒感を強めている。ともに県議3期の竹内と中倉は、県政報告会などで県と市のパイプ役を担ってきた実績を強調し、足場を固める。前回無所属で出馬した岡口は、自民公認候補として、ミニ集会などで農業関係者らへの支援を訴える。
 
◆現職の無投票再選も西松浦郡(定数1)
 
 自民現職の原田寿雄(53)=1期・有田町戸杓=が出馬の意向で、既に公認を得ている。民主の擁立は現状では難しそう。他に動きはなく無投票となる可能性もある。
 
 原田は前回、4期目を目指す自民現職を破って初当選。今回は自民公認を得て「伝統産業、有田焼の再生をはじめ、雇用問題など経済対策が最優先」と訴える。11月からは週1回、町内の公民館で町議の町政報告会と一緒に県政報告会を開いている。
 
 民主党県連は9月、西松浦郡など4選挙区を対象に候補者を公募。4人が応募したが、「まだ結論は出していない。ぎりぎりまで候補者擁立の努力は続ける」としている。 =敬称略=

1874チバQ:2010/12/23(木) 18:27:37
http://www.saga-s.co.jp/news/electionsaga2011/2011rensai.0.1786265.article.html
展望・2011地方選(10)【鳥栖市長選】(10年12月14日)
◆前回の顔ぶれで再戦へ



 来年3月12日の九州新幹線全線開通を控える鳥栖市。新鳥栖駅前には重粒子線がん治療施設が建設される予定で、これまでの物流に加え、人の交流がさらに盛んになる期待が高まっている。
 
 市政のかじ取り役を決める2月の市長選には、現職の橋本康志(54)=本町=と前市長の牟田秀敏(69)=立石町=が立候補を表明、2007年と同じ顔ぶれによる保守系同士の一騎打ちになりそうだ。
 
 橋本は元食品会社社長で07年の市長選で「市政の変革」を訴え無所属で立候補。自民と公明が推薦する現職の牟田を破り初当選した。就任後はマニフェストで掲げた市長退職金、市長公用車を廃止した。
 
 また、重粒子線がん治療施設の誘致などを進めた。なかでも「市民参加で総合計画案を作ったのは行政の大きな変換」と自負する。選挙戦ではマニフェストを発表する考えで準備を進めている。
 
 市長2期を務めた牟田は落選後、自民党籍を離れて活動を続けてきた。出馬の意思を固めたのは11月末。決断の理由として支持者の再三の要請に加え、「もっとリーダーシップを持って挑戦すべき」と現市政についての不満を挙げた。
 
 福祉を重視してきた牟田だが、課題として行財政改革、市町村合併、市内における地域分権の3点を挙げる。なかでも合併については「トップ同士の話し合いで推進すべき」と強調する。
 
 前回は市を二分する闘いとなった。牟田は自民、公明、民主に推薦願を出す方針で、橋本は政党推薦について「今は未定。後援会と相談する」としている。支持層を含め前回と同じ対決構図になる可能性は高く、攻守を入れ替えての再戦は激戦必至だ。 =敬称略=

1875チバQ:2010/12/23(木) 22:19:33
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101216ddlk45010614000c.html
県政再考:知事選みやざき/1 農業 /宮崎
 ◇迫るTPPに危機感
 百姓一揆を思わせる「むしろ旗」は、農家の危機感を県民に訴える過激な演出だった。

 貿易自由化で農業への打撃が懸念される環太平洋パートナーシップ協定(TPP)。JAグループ宮崎は今月5日、宮崎市で約3200人規模の集会を主催し、市内をデモ行進した。えびの市の米農家、鬼川直也さん(37)も、ござに「TPP反対」と大きく書いた旗を担いで加わった。

 鬼川さんは、主に約2ヘクタールの水田でヒノヒカリを栽培している。TPP交渉参加の動きに県が出した影響試算では、米はほとんどが価格の安い外国産米に置き換わり、県内生産額236億円の稲作は壊滅する。

 消費者が農や食を考える機会に、と農家民泊や農業体験企画に取り組む鬼川さん。「トンボが飛び、涼しい風がそよぐ日本の原風景は農村が守ってきた。自然や環境が大切なら消費者も関心を」と望む。

 デモには宮崎市清武町の和牛繁殖農家、落合博美さん(40)の姿もあった。家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)が終息してほっとしたのもつかの間。唐突なTPP参加の動きに「驚くしかなかった」。牛肉は高級牛しか残らないとの試算に「安心・安全でよい牛を作るしかないが……。農業の未来を守ってほしい」とつぶやいた。

 口蹄疫は11月末、韓国で再発が確認された。家畜ゼロから経営を再開させた児湯地区の若手養豚農家で作る「新生養豚プロジェクト協議会」は、地域ぐるみでの徹底した防疫を目指す。だが、会長の野津手重人さん(40)は農家の意識差に不安を感じている。「いつ再発してもおかしくない。指導すべき県、農家の危機意識が薄らいでいる」と警鐘を鳴らす。

 宮崎の08年農業生産額は3246億円で、全国5位。県が基幹産業と位置づけるが、農家総所得は1戸当たり378万5000円と低水準で、農業従事者約5万4800人の半数を65歳以上の高齢者が占める。生産から加工、流通まで通して農畜産物の付加価値を高める6次産業化などの将来像が問われている。【石田宗久】

   ◇  ◇

 県産品のトップセールスなどで宮崎の知名度を高めた東国原英夫知事は、1期4年で県政を去る。後に残される県政の課題を、現場から再考する。

1876チバQ:2010/12/23(木) 22:20:03
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101217ddlk45010651000c.html
県政再考:知事選みやざき/2 観光 /宮崎
 ◇“知事景気”後の活性策は
 「知事がいなくなったら、観光コースからはずれるんでしょうね」

 県庁−−。1932(昭和7)年に建てられ九州では最も古い庁舎が、にわかに観光スポットとして脚光を浴びたのは、07年の東国原英夫知事の就任と時を同じくする。12月初旬、熊本県から来たという男性(62)は土産を買い込むといそいそと観光バスに乗り込んだ。今、年間30万〜40万人が訪れる。県は新たに職員を配置して、庁舎内の案内にも応じている。

 しかし、知事退任後は、再びもとの古いだけの庁舎になってしまうことが懸念される。「寂しい。知事にはもう少しやってほしかった」と守衛の沼口博文さん(62)。

 道路を挟んで向かい合う「みやざき物産館」は、知事景気の恩恵を最も受けたといえる。就任前の06年度の売り上げは1億3000万円だったが、09年度は8億2700万円と6倍以上に増えた。

 知事のトップセールスは、埋もれていた県産品に光を当てた。しかし、県内の観光客数・観光消費額は伸びていない。

 県観光動向調査によると、観光客数はここ数年1200万人台を推移している。知事が就任した07年の観光客数は1234万人で前年比で1・5%増えた。しかし、08年は1217万人、09年は1190万人と2年連続で減少した。観光消費額も06年が895億円。07年は932億円と増えたが、08年は923億円。09年も減少が予想されている。

 県観光推進課は「リーマンショック後の世界金融不況や新型インフルエンザなどの影響もあった。10年は口蹄疫(こうていえき)の影響でさらに落ち込むだろう」という。

 県は88年、国のリゾート法を受け「宮崎・日南海岸リゾート構想」を打ち上げた。民間活力を導入し、長期滞在型リゾート地を目指した。核となるのがシーガイアだった。しかし、赤字がかさみ、01年に会社更生法を申請、構想は頓挫した。

 05年、改めて県観光・リゾート振興計画を策定し、自然・文化など地域資源を生かした新たな観光の方向を打ち出した。この中で09年の観光客目標値を1320万人と設定したが、実際は1190万人と大きく下回った。

 県ホテル旅館生活衛生同業組合の植田恒雄理事長は「九州新幹線が開通しても魅力がなければ、宮崎は取り残される。各自治体が周辺との連携をさらに密にして、それぞれの魅力を互いにプラスにしていく取り組みを強化していかないと、実体経済は潤わない」と危機感を募らせる。【小原擁】

毎日新聞 2010年12月17日 地方版

1877チバQ:2010/12/23(木) 22:20:31
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101218ddlk45010569000c.html
県政再考:知事選みやざき/3 地域医療 /宮崎
 ◇医師偏在、解消が急務
 小さな手が、ギュッと母親の小指を握った。

 小林市の保険代理業、小川真さん(33)の次女は先月生まれたばかり。妻(30)が都城市の産科で出産した際、低酸素状態だった。すぐに提携先の総合病院に救急搬送され、一命を取り留めたが、経過観察中だという。

 出産前、妻の体調が思わしくなく「生まれた時、もし何かあったらと不安だった」と小川さん。妻の勤務先でもあり、小林市と比べ医療が充実していると判断し、都城市での出産を選んだ。

 最近、2歳の長女が39度の熱を出した時も慌てた。小林市立病院に電話すると、車で約1時間の都城市で受診するよう告げられた。小児科は医師が退職し、11月から休診状態だった。

 「緊急なのに地元で診てもらえない。これでは安心して子供を育てられない」と小川さん。妻も「夜中に熱を出した子供にとって、車の移動は負担が重い」とため息をつく。

 医師不足の背景にあるのが04年導入の新しい臨床研修制度。新人医師が研修先を自由に選べる半面、高度・専門医療が充実した都市部が好まれ、地方が敬遠される傾向にある。

 08年現在の県内の医師数は2602人で、98年比で259人増加した。しかし、過半数の1373人が宮崎東諸県医療圏に集中し、小林市を含む西諸県医療圏は144人。小児科系医師数も66人に対し、5人と地域、診療科に偏在がある。

 小林市立病院では、内科医3人が派遣元の鹿児島大学に引き揚げ現在1人。症状の軽重を問わずに患者を受け入れて医師が過重労働を強いられた過去があり、市民も動き始めた。

 今年5月に発足した「地域医療を考える会」。地域で座談会を開き、まず民間のかかりつけ医を受診し、必要に応じて市立病院を受診するよう勧めている。医師の負担を減らし、働きたくなるような勤務環境の改善が目標だ。啓発DVDには坪内斉志院長が出演し「危機的状況に理解を」と語り掛ける。市立病院を、救急など地域医療支援病院と位置づけ、民間との役割分担を目指す。西諸医師会の開業医も輪番制で市立病院の夜間診療を支援するなど意識は変わりつつある。

 県は、へき地や小児科勤務を前提に、現在49人が利用する医師修学資金貸与制度や、宮崎大学で始まった地域医療を担う「総合医」育成を支援している。高橋博・福祉保健部長は「地方勤務の義務化制度を国に働き掛けることも必要。大学や医師会と連携したい」と話す。【石田宗久】

1878チバQ:2010/12/23(木) 22:21:42
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101219ddlk45010398000c.html
県政再考:知事選みやざき/4 入札改革 /宮崎
 ◇建設業界の体力低下
 気の遠くなるような作業だった。

 家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の発生を受け、建設業界も休みのないフル操業が続いた。

 西都市の建設会社社長、橋本和夫さん(58)は、5月末から殺処分した家畜を埋却する作業などに追われた。夜も明けきらぬ早朝から午後8時まで、戦いは約40日間も続いた。

 「現場では天気も日時も関係なかった。どんどん家畜の死体が届いて、重機で埋める作業を黙々と繰り返すだけだった」

 作業前と後、鎮魂のため塩をまき、手を合わせた。結局、西都市では2万412頭の家畜が殺処分され、県全体では約29万頭に上った。

 地震、台風などの災害現場では、建設業関係者の力を抜きに復旧は語れない。その建設業界の倒産、廃業が相次いでいる。

 公共工事への信頼回復を公約に掲げた東国原英夫知事は、入札制度改革に着手した。談合の温床とされた指名競争入札制度をまず廃止した。一般競争入札は、改革前までは予定価格(入札上限価格)1億円以上の工事が対象だったが、段階的に引き下げ、08年1月には250万円以上の工事を対象にした。これにより一般競争入札への参入業者が増え、競争は激化した。

 県は同時に業者の技術力や地域貢献度などを評価する「総合評価落札方式」を積極的に取り入れた。価格が安いだけでは落札できなくなった。この総合評価方式で落札した業者は、06年度はわずか3件だったのに対し、09年度には935件と急増した。

 次々と断行された改革は、一方で平均落札率(予定価格に対する落札額の比率)の低下を招いた。06年度に93・4%だった落札率は、07年度は83・9%、08年度は84・1%に下がり、業者は利益減を余儀なくされた。

 民間信用調査会社の帝国データバンクによると、県内の建設業者の倒産件数(負債額1000万円以上)は、06年度18件、07年度35件、08年度は46件とピークに達した。「地域経済への影響が深刻だ」として県建設業協会や自民党県連は、最低制限価格の引き上げ、指名競争入札の復活を県に要望している。

 県建設業協会の仁科俊一郎理事は「入札改革を一気にやりすぎた。会社を維持するために若い人の採用枠をなくしたため、災害時などにも対応できる体力・能力も急激に低下している」と分析している。【小原擁】

1879チバQ:2010/12/23(木) 22:22:19
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101221ddlk45010628000c.html
県政再考:知事選みやざき/5止 中山間地域 /宮崎
 ◇山村維持に迫る限界
 曇り空に覆われた山あいに、生コン車がコンクリートをドサドサと吐き出す音が響いていた。

 今月7日、諸塚村。役場から15キロほど奥の桂集落では、地域の男たち十数人が林道を舗装していた。生コンは村の助成だが、作業はボランティア。先月から村で暮らす木野奨太さん(27)も「村の役に立ちたい」と、作業を手伝った。

 木野さんは県の中山間地域活性化事業「中山間盛り上げ隊」の派遣ボランティア。東京都出身で宮崎への移住を希望した。農作業などにも声が掛かる。妻(26)と生後2カ月の長男も歓迎され「村の人たちは温かい」と顔をほころばせる。

 早朝から夕方までかかって数百メートルの舗装を終え、夜は集落の高齢者も参加して慰労を兼ねた忘年会。女性たちのシシ肉料理に舌鼓を打ち、ほろ酔いの笑顔が広がった。

 森林は、間伐や下草刈りなど人の手が入ることで守られる。水源や国土の保全、地球温暖化の要因とされる二酸化炭素吸収など、森林や山村の価値が再認識されている。

 県内の杉生産量は123万立方メートルで全国一を誇る。だが、林業経営は厳しく、09年の木材平均価格は1立方メートル当たり8900円で79年の3万5500円の4分の1。75年に8460人だった林業従事者は、05年現在で2311人。若者は安定収入を求めて村外に出ざるを得ず、諸塚村でも過疎化で廃校になった小学校がある。

 公民館長の山崎国則さん(56)は「山を放置すれば災害が起き、川の下流できれいな水は飲めなくなる。山村に目を向けてほしい」と望む。

 林業やシイタケ栽培で暮らす見原隆明さん(61)も「昔は食べていければそれで良かったから。過疎が進もうと少子化だろうと山村を捨てるつもりはない」と言い切った。

  ◇   ◇

 景気悪化による税収減と高齢化で増える社会保障費。厳しい県財政に口蹄疫(こうていえき)対策が追い打ちを掛けた。県の財政調整基金残高は、09年度末の166億円が、10年度11月補正後に44億円まで減少。国に税源移譲や道路などの社会資本整備を強く求める東国原英夫知事だが、中山間地対策など県議会で相次ぐ要望に対し「住民サービスの充実にはコストがかかり、青天井。行政には限界がある」。限られた予算の「選択と集中」が求められる時代。新知事の政治哲学が問われる。【石田宗久】=おわり


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