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九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 18:16:25

統一地方選スレから西海道・琉球地方のネタを独立させます。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40

1634名無しさん:2010/10/21(木) 19:37:05
http://www.data-max.co.jp/2010/10/post_12251.html
筑紫野市長選挙に「自民党大物県議」が出馬?
政治2010年10月21日 13:38 2011年1月30日投開票の任期満了に伴う筑紫野市長選挙で、立候補予定者として自民党福岡県連の大物県議の名前があがっている。
 その人物とは現在、同県連会長を務める藤田陽三福岡県議会議員(68)。本人へ電話で取材したところ、「(出馬の打診を受けていることは)ゼロではない。全体の流れや相手のことを含めて検討している」とのコメントをした。

 現在のところ、現職の平原四郎市長(60)は、3選を目指す意向を明らかにしている。しかし、市民の間では、「公約にしていた『企業誘致5社』が2社までしか進んでいない」「地場企業に仕事がない」といった不満があり、強力な対抗馬の出現の望む声も少なくはない。

1635名無しさん:2010/10/21(木) 19:58:35
http://www.data-max.co.jp/2010/09/29_15.html
「維新の会ふくおか」に木下氏の誤算〜福岡市長選アラカルト(29)
2010福岡市長選2010年9月17日 15:40 8月30日の届出で政治団体「維新の会ふくおか」を結成した元佐賀市長・木下敏之氏(50)。しかし、そこにはある誤算があった。
 橋下徹大阪府知事と懇意にする木下氏が、名付けたかったのは橋下知事の政治団体「大阪維新の会」にあやかった名称。本来なら「福岡維新の会」となるはずが、同名の政治団体がすでに存在。同じく福岡市長選に立候補を予定している元予備校講師・飯野健二氏(49)が設立した政治団体の名称に使われていたのだ。

 飯野氏は、4月19日、「大阪維新の会」を結成した橋下氏の政治理念に共鳴。単身、大阪へ乗り込んだ。残念ながら橋下氏の過密スケジュールのため面談に至らなかったが、大阪で吸い込んだ空気からそのスピリッツを譲り受けた。そして、福岡へ舞い戻り、自らが代表となって同月22日「福岡維新の会」を結成したという。

 木下氏の誤算はまだ続く。街宣車による「維新の会ふくおか」のアナウンスを聞いた市民からは、「最近、"飯野さんの街宣車"がよく走っている」との声も。「福岡維新の会」と混同している人も少なくないのだ。
 誤解をとくために整理しておく。木下氏「維新の会ふくおか」と飯野氏「福岡維新の会」はまったくの別団体。もちろん両氏の間に関係はない。

1636名無しさん:2010/10/21(木) 20:02:13
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101021-OYT1T00138.htm
政調費で視察、報告書ネット盗用…大分県議4人
地方行政


大分県議が作成した報告書のコピー(上)と「じゃらん」のサイト 大分県議会の最大会派・自由民主党の議員4人が昨年度の政務調査費を使った県外視察で、インターネットの旅行案内サイトや他人の著書から文章を丸写しし、報告書を作成していたことが読売新聞の調べでわかった。

 うち1人は報告書を自分で作らず、視察に同行していない事務所の職員に丸投げしていたことも判明。いずれも文章を盗用したことを認めており、報告書を修正する方針。

 同県議会の要項では、政調費で県外や海外視察を行った場合、収支報告書に視察の目的や内容、成果を記した調査研究報告書を添付するよう、九州・山口の各県議会の中で唯一義務付けている。

 報告書によると、田中利明(59)、浜田洋(67)、毛利正徳(50)、嶋幸一(45)の4議員は昨年4月13〜14日、「芸術文化、観光、経済の発展のため」として、静岡県内の美術館や農場を会派で視察。政調費から宿泊費など計25万4460円を支出した。

 美術館の様子については「入り口を入ると、地下を50mほど昇るエスカレーターにアーチ型の天井」と書き進め、「ここがまた見せ場のひとつで、音楽と照明とが同調してすばらしい色彩の世界」「古代エジプトの神殿を思わせる美術館」などと続く約250字の文章を記載した。

 しかし、これはホテルや観光施設を案内するサイト「じゃらん」に掲載された美術館の紹介文と句読点の位置などが所々違うだけで、ほとんど同じ内容だった。

 視察の責任者だった田中議員は、「公費で視察する以上、きちんと自分の目で見たことを書くべきだった。安易な引用であり、報告書を修正したい」と話した。

 さらに、毛利議員は昨年6月9日、福岡市美術館(福岡市中央区)で開かれていた「福澤諭吉展」を視察。JRの往復料金やタクシー代など政調費から9310円を支出した。

 添付された視察報告書はA4判1枚。展示の内容に触れる記載はいっさいなく、「明治という最も『人材』を必要とした時代にその供給を一手に引き受け、文字通り近代日本の基礎を築いた」などと約150字で感想を記入。しかし、この部分は作家・北康利氏の著書「福沢諭吉 国を支えて国を頼らず」の序章からの丸写しだった。

 毛利議員は「視察の感想メモと諭吉展の資料を事務所スタッフに渡し、報告書を作成させた」と説明。「指示がうまく伝わらず、事務所にあった本をスタッフが見て書き写してしまった。私の責任だ」と釈明した。

(2010年10月21日11時46分 読売新聞)

1637チバQ:2010/10/21(木) 20:41:30
大学生のレポートだってもう少しごまかすだろうに
しかもレポート 250文字って

1638チバQ:2010/10/21(木) 22:02:23
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-169084-storytopic-122.html
下地氏か喜納氏擁立 県知事選独自候補2010年10月21日

 【東京】11月の県知事選へ独自候補者擁立を目指すとしている民主党県連の喜納昌吉代表と国民新党の下地幹郎幹事長らが20日、都内で会談し、米軍基地問題の政策で一致したことを確認、知事選に下地氏か喜納氏のどちらかを擁立することで合意した。ただ、民主党県連での承認は得ておらず、正式決定ではない。
 喜納氏は21日、岡田克也幹事長と会い、候補者擁立の方針を伝え、党本部に支持を求めるが、米軍普天間飛行場の辺野古移設を推進する党本部と喜納、下地の両氏側の政策の整合性が取れるかは不透明だ。県連内にも知事選告示まで3週間に迫った段階での独自候補擁立には疑問を呈する声が強い。
 この日、下地氏と喜納氏側で一致したとされる基地問題に関する政策の詳細は明らかにしなかった。
 20日の会合には出席を求められていた、民主県連の瑞慶覧長敏副代表、新垣安弘民主県連幹事長、国民新党・呉屋宏県連代表は欠席した。そのほか出席したのは、玉城デニー民主県連副代表、又吉健太郎県連選対委員長、當間盛夫政党そうぞう代表、赤嶺昇県議。

1639チバQ:2010/10/21(木) 22:36:24
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-20_11292/
「末っ子が家出宣言」ツイッターに県連どたばた 玉城議員投稿に批判も
政治 2010年10月20日 09時40分

(36時間53分前に更新)

 民主党県連副代表の玉城デニー衆院議員は17日、県知事選に向けた独自候補擁立をめぐる県連内のどたばたぶりを揶揄(やゆ)する文章をインターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」に掲載した。

以下全文=()内は本紙挿入。

 県連長屋の会議。小吉さんに、末っ子が初めて歯向かい家出(離党)宣言。健坊は大家(党本部)の顔色伺い。長吉は言葉を出せず。いく奴っこ姉さんが衆を諭すも末っ子をかばう。小吉さん、何を思ったか末吉に「おまえも区長選(知事選)に興味があると見た」発言。先が見えるような長屋の会議。瓦版屋(マスコミ)も書きたい放題書きまくる、か。

 登場人物は、小吉=喜納昌吉代表。末っ子=山内末子副幹事長。健坊=又吉健太郎選対委員長。長吉=瑞慶覧長敏副代表。いく奴っこ姉さん=伊敷郁子糸満市議。末吉=玉城氏とみられる。

 県連は17日の拡大役員会で、知事選の独自候補擁立に向け、党本部の渡辺周選対委員長と協議を続けることを確認したが、山内氏は方針に不満を示し、前宜野湾市長の伊波洋一氏の支持を表明。

 伊敷氏も「県民とねじれがないようにしたい」と述べ、伊波氏支持を表明した。

 役員会に出席した議員は玉城氏の掲載文に対し、「それぞれが違う方向を向いている県連内の様子をよく表している」と苦笑を浮かべつつ、「対応が定まらず多くの議員が苦しんでいるのに、当事者意識に欠ける」と批判している。

1640名無しさん:2010/10/22(金) 12:27:54
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001010220002
内容丸写し連発/県議報告書問われるモラル
2010年10月22日


大仁農場の視察報告書(上)と同農場のパンフレット(下)。そっくりの記述が続く

 県議会の自民党議員4人が政務調査費を使った視察の報告書をインターネットの旅行案内サイトから盗用していた問題で、報告書には他のサイトや資料からも丸写ししたような内容が見つかった。公費を支出した視察の成果である報告書として、議員のモラルが問われる。(丹治翔)


 4人連名の報告書は、視察したMOA美術館(静岡県熱海市)についての記述の一部が旅行雑誌「じゃらん」のネットサイトとほぼ同じ内容だった。さらに、続く段落にある「人間の無限の潜在能力を発揮できる分野のひとつである美術の鑑賞は」という表現は、住友電気工業(大阪市)の松本正義社長が2008年2月に掲載したブログに酷似している。ブログがアップされた直後の読者コメントにMOA美術館の名前が出てくる。


 美術館視察と一緒に視察した大仁農場(静岡県伊豆の国市)についての報告書は、A4判1枚のうち約半分が同農場のパンフレットとほぼ同一で、出典の記載がない。パンフの「若手農業後継者」が報告書で「岩手農業後継者」となっており、また、パンフの1行分が丸々抜けている。


 同農場の担当者は「行政視察に来る団体は多いが、パンフレットを丸写しして、報告書を作ったというのは初めて聞いた」と驚いていた。


 報告書は、4人の説明を総合すると、毛利正徳議員が事務所の女性職員にメモや資料だけ渡して作成を丸投げした。出来上がった報告書は4人とも内容を確認せず、会派を通じて議会事務局に提出されたという。


 視察に参加した田中利明議員は「引用元を明示しないなど基本的なことをやっていなかった。政調費を使う以上、今後は誤解を持たれないようにしたい」と話した。

1641チバQ:2010/10/22(金) 20:03:50
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-22_11338/
普天間“迷走”嘆き節 北沢氏「年回りが悪い」
県内選挙黒星続き
政治 2010年10月22日 09時19分

(10時間44分前に更新)

 【東京】「この年はちょっと選挙が多くて、年回りが悪かったなという感がなきにしもあらずだ」。北沢俊美防衛相は21日の衆院安全保障委員会でこうこぼし、米軍普天間飛行場移設で迷走の上ようやく日米合意にこぎ着けた後も、9月の名護市議選、11月の県知事選と沖縄で重要選挙が続き、身動きがとれない現状を嘆いて見せた。

 1月の名護市長選に始まり、この問題に関する限り政府側はこの1年“黒星”続き。ひたすら低姿勢で、対話の窓口は閉ざさない姿勢の仲井真弘多知事の再選にわずかな期待をつなぐしかない状況だ。市長選前の移設問題の決着を主張していた北沢氏ならではの慨嘆といえそうだ。

 一方で岩屋毅氏(自民)の「地元の人に決断を委ねた」との批判に対しては「地元の民意がそこで表れるという厳然たる事実があり、推移も十分見なければならない」と反論。最後は政府が決断するとの姿勢も強調した。

1642チバQ:2010/10/22(金) 20:04:33
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010102202000041.html
<スコープ>沖縄知事選 民主苦慮 重い普天間 “不戦敗”濃厚
2010年10月22日 紙面から

 民主党が沖縄県知事選(十一月十一日告示、二十八日投開票)への対応に苦慮している。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を名護市辺野古に移設するとした日米合意の実現を公約し、なおかつ勝てる独自候補の擁立を目指してきたが、適任者が見つからないためだ。党沖縄県連との調整も難航し、時間切れで自主投票になる可能性が強まっている。 (関口克己)

 民主党の岡田克也幹事長は二十一日午前、国会内で党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員らと知事選の対応を協議。同日中に結論を出す方針だったが、来週に持ち越した。

 岡田氏は同日午後の記者会見で「日本の安全保障上の観点から日米合意以外の答えはない」と強調。「結論に至るために議論する」と、なお独自候補へのこだわりを見せた。

 知事選には、県外移設を求める姿勢に転じた現職の仲井真弘多知事と、県内移設に強く反対する伊波洋一前宜野湾市長が出馬を表明。二人とも有力な候補だが、「日米合意への賛成を明言しない限り、推薦はありえない」(幹部)ため、執行部は別の候補を探すよう県連に指示してきた。

 だが、党内には独自候補を立てられるとの見方は皆無。沖縄県民が辺野古移設に猛反発する中で、「勝てる候補」の条件を満たす人材の発掘が事実上不可能なためだ。

 それでも独自候補を捨てきれないのは、政権与党としての立場を意識していることが背景にある。

 民主党は日米合意後に行われた七月の参院選でも、沖縄選挙区で候補を擁立できなかった。知事選も“不戦敗”となれば「責任放棄」との批判は免れない。

 知事選出馬には喜納氏が意欲を持っているが、県連全体に県外移設を求める空気が充満しており、本部と「ねじれ」が生じているのも悩みの種。喜納氏は二十日、日米合意受け入れに含みを持たせた「基地政策に関する考え方」をまとめたが、岡田氏は「溝はある」と指摘した。執行部内では仲井真、伊波両氏に対抗できる候補ではないとの見方も強く、喜納氏が立候補しても推薦は見送る方向だ。

 党内には、過去に辺野古移設に同意した仲井真氏を当選させることが「日米合意実現の唯一の道」(ベテラン議員)として、自主投票にした上で、実質的に仲井真氏を支援するのが望ましいとの声が広がっている。

1643チバQ:2010/10/24(日) 08:43:28
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001010230001
知事選、相乗りも視野
2010年10月23日

 麻生渡知事の不出馬表明を受け、県議会の自民、民主、公明の会派代表3人が22日、来春の知事選の対応を協議した。次の知事は麻生県政の重点施策を継承できる人物が望ましいということで合意。超党派での候補者擁立も視野に入れ、福岡市長選が終わった後、再び話し合うことになった。


 協議は非公開で、議会棟内で30分ほど行われた。最大会派である自民党県議団の蔵内勇夫会長は協議後、「今の県政が抱える重要課題を発展させるには、議会がしっかりしないといけない」と強調。「政党のイデオロギーを地方自治に埋め込むのはいかがなものか」と、超党派候補を認める考えを示した。


 公明党県議団の森下博司団長も「選挙後に(各会派が)互いに古傷を持つことは今の時代ではない。政党色を除き、いい人を中心に据えないと(県政は)うまくいかない」と語った。


 一方、第2会派の民主・県政クラブの吉村敏男会長は、民主党県連が進める候補者選定を尊重し、「民主で擁立する」。ただ、麻生知事の初出馬が各党相乗りになった事例を挙げ、「麻生知事を体現させたものとしては、一つの知恵だ」と含みを持たせた。


 各会派は今後、党内や支持団体などの意向を確認した上で、次回の協議に臨む。

1644チバQ:2010/10/24(日) 08:44:40
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010220032.html
自民県連は河野氏に「協力」 12月知事選
2010年10月23日

 自民党県連は22日、選挙対策委員会を開き、12月の知事選に立候補予定の前副知事、河野俊嗣氏(46)に対して「協力」することを決めた。県選出の3人の国会議員も、選対委員会に対応を一任しているという。

 終了後、中村幸一会長は報道陣に「今から候補者を立てるには時間的余裕がないので、ベターな人を選ぶべきだ、というのが皆さんの意見」と理由を説明した。

 河野氏には、入札制度の見直しや中小企業支援など、県政が抱える課題について、要望書を示し、一部を政策協定として締結する可能性もあるという。

 同日現在、立候補を表明しているのは河野氏のみ。民主党県連や社民党県連合などは30日に開く会合で、候補者擁立の可能性を話し合う予定。共産党県委員会も擁立を検討している。

1645チバQ:2010/10/24(日) 16:11:57
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101024rky00m010006000c.html
沖縄県知事選:第三極が下地氏の擁立断念
 県知事選への独自候補擁立を目指してきた無所属の第三極グループ「県民主役の知事選挙を実現する会」の儀間光男浦添市長は23日、浦添市内で記者会見し、同会が知事選への出馬を求めていた下地幹郎国民新党幹事長の擁立について「勇気ある撤退に近づきつつある」と述べ、事実上の断念を表明した。

 会見に先立ち、儀間氏や赤嶺昇県議ら同会メンバーは、那覇市内で下地氏と会談。下地氏は「もうしばらく待ってほしい。まだ結論が出せない」と述べ、出馬判断には、週明けの岡田克也民主党幹事長と喜納昌吉県連代表との再協議で、両者が連立与党系の知事候補擁立で一致する必要があると説明。引き続き回答を先送りすることに理解を求めた。

 しかし、儀間氏は「刻々と時間がなくなっており、知事選を戦える態勢を十分つくれるか、自信がない」と述べた。

 既に岡田氏は、21日の東京都内での喜納氏ら県連幹部との協議で、連立与党系候補の擁立には、県連が、米軍普天間飛行場の移設先を名護市辺野古とする日米合意を受け入れる必要があるとの強い姿勢を示しており、再協議でも状況は変わらないとみられている。

 儀間氏の会見に同席した赤嶺氏は「民主党本部が『日米合意は変えない』と言うなら、堂々と知事選で辺野古を受け入れる候補を出すべきだ。それをせずに自主投票とするならば県民を愚弄(ぐろう)することになる」と岡田氏の姿勢を批判した。

(琉球新報)

1646チバQ:2010/10/24(日) 16:13:35
http://www.okinawatimes.co.jp/article/20101024_11395/
儀間氏ら擁立断念も 県知事選
記者会見 撤退示唆 下地氏は意欲
週明けに最終判断
政治 2010年10月24日 09時21分

(6時間52分前に更新)

 11月の県知事選で、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員に出馬を要請していた「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長らは23日、同市内で会見し、「擁立はいよいよ厳しい。勇気ある撤退の可能性が大になった」と述べ、事実上の撤退を宣言した。民主党の岡田克也幹事長が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を明記した日米合意の検証に難色を示していることを挙げた。一方、下地氏が「私に一任してほしい」と出馬に意欲を示していることから、週明け以降の最終的な判断を見守るとした。

 儀間氏は「下地氏がベストでその上も下もない。下地氏以外は土俵の外だ」と強調し、同じく出馬に意欲を示す民主党県連の喜納昌吉代表の擁立には、否定的な見解を示した。

 会見を前に、儀間氏らは那覇市内で下地氏と会談。知事選の投開票まで1カ月に迫る中、出馬への環境は厳しさを増していることを説明した。

 下地氏は、喜納代表らが岡田幹事長と独自候補擁立の協議を続けていることから、対応を見守る考えを示した。

 下地氏は同日、国民新党県連の呉屋宏代表、政党そうぞうの當間盛夫代表ら支援議員との会談で、「みんなの意見は聞かせてもらうが、最終的には自分が決める」と強調。結論を出す期限は「投開票日まで1カ月の28日がデッドライン」との見方を示したという。

1647チバQ:2010/10/24(日) 16:14:24
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101024-OYT1T00164.htm
民主沖縄、知事選で執行部と溝深まる
基地移設
 沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)への対応をめぐり、民主党執行部と党沖縄県連の溝が深まっている。

 県連側は、宜野湾市の米軍普天間飛行場を同じ県内の名護市辺野古に移設するとした日米合意の見直しを掲げる候補者の擁立を主張している。これに対し、執行部は「政府方針に反旗を翻す候補者は支援できない。自主投票もやむを得ない」との立場で、県連の説得に頭を痛めている。

 沖縄県連は23日、那覇市内での役員会で知事選対応を協議し、「日米合意は尊重する。ただし、辺野古移設には県民の合意が得られておらず、不可能という立場に変更はない」とする文書を決定した。この方針に基づいて候補者擁立を目指すことも確認した。

 「日米合意尊重」と「辺野古移設は不可能」の双方の文言があるのは、日米合意に盛り込まれた基地負担の軽減策は受け入れるが、合意の核心である辺野古移設は拒む意味があるという。県連代表の喜納昌吉前参院議員は役員会後の記者会見で、「この文言は沖縄県民の総意だ」と述べた。そのうえで、週明けに岡田幹事長と会談し、対応を最終決定する考えを示した。

 岡田氏と喜納氏ら県連関係者は21日も国会内で会談した。関係者によると、この日は県連側が日米合意見直しを容認するよう岡田氏に求めた。また、喜納氏や国民新党の下地幹事長ら沖縄関係議員の出馬を示唆し、支援を要請したという。

 民主党は7月の参院選でも、普天間問題の「逆風」から、沖縄選挙区で公認候補を擁立できなかった。県連には「不戦敗が続けば、将来の現職国会議員の選挙にも響く」との危機感がある。

 しかし、党執行部側も妥協する考えはなく、なお県連の説得を目指している。党内には「沖縄県連は政権与党としての自覚が足りない。喜納氏らが出馬したいなら、公認も推薦もなしで戦えばいい」(幹部)と冷ややかな見方も出ている。

 知事選には、現職の仲井真弘多氏と新人の伊波洋一前宜野湾市長が立候補を表明。仲井真氏は普天間問題で「県外移設」、伊波氏は「国外移設」を掲げており、民主党は両氏ともに推薦は困難だと判断している。

(2010年10月24日09時07分 読売新聞)

1648チバQ:2010/10/24(日) 16:17:56
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/205470
【2010混戦福岡市長選】「市職員2割削減」「地下鉄民間委託」 行革案競う新人陣営 労組支援の現職 慎重姿勢
2010年10月24日 15:16 カテゴリー:九州 > 福岡
 任期満了に伴う福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に立候補予定の新人たちが、「市職員2割削減」などと数値目標を並べ、競って行政改革案を打ち出している。民主党推薦の現職は「行政刷新市民会議」新設を掲げるが、自治労の支援を受けるだけに具体的な職員削減には踏み込みにくい事情がある。財政事情が厳しい中で“身内”にどこまでメスを入れられるのか。行革論議に注目が集まりそうだ。

 「私にはしがらみがない。市職員を2割減らします」。元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)は9月下旬、自民党の谷垣禎一総裁と並び、街頭演説で宣言した。17日の公開討論会の資料には「市営地下鉄の民営化検討で約500人を削減」と明記していた。

 「職員2割減」は、行政経験をPRする前市教育長の植木とみ子氏(61)も同じ。「地下鉄の民間委託や市の縦割り組織改編で達成できる」と主張する。
 「人員削減で仕事が増え、心の病に苦しむ職員も多い」。守衛や給食調理員などが加入する同市現業職員労組(約900人)の城正浩書記長は、新人陣営のさらなる合理化提案に危機感をあらわにする。

 1995年度に1万1千人を超えた福岡市職員(外郭団体派遣を含む)は、今年4月時点で9825人。退職者の補充抑制や独立行政法人への移管を進めたためで、「人口1万人当たり71人」は18政令市で最少だ(2月現在)。

 現職の吉田宏氏(54)は2008年に11年度までの新行政改革プランを策定。今回新たに、有識者や住民代表などで構成する行政刷新市民会議のアイデアを披露した。しかし、数値目標の設定には慎重だ。

 今月8日、自治労県本部であった県内単組の代表者会議では、吉田氏との政策協定に「安易な定数削減やアウトソーシングに依拠しない」との一文が盛り込まれた。23日の公約発表会見でも「現時点で4年間で何人減らすということは申し上げられない」と述べるにとどまった。

 こうした吉田氏の姿勢を、高島氏を支援する市議会保守系会派・みらい福岡の市議は「官公労が主な支持母体である民主党推薦の吉田氏に大なたは振るえない」と批判する。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、自身で行革を進めた経験を基に「市職員の2割削減は難しい。市長3割、議員2割、職員1割の人件費は削れる」と強調。このほか、有馬精一(59)、荒木龍昇(58)、飯野健二(49)、内海昭徳(32)の各氏も、公約に第三セクター改廃や給与カットなどを並べる。


=2010/10/24付 西日本新聞朝刊=

1649チバQ:2010/10/24(日) 17:42:36
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101023ddlk43070569000c.html
記者ノート:政調費の公開効果 /熊本
 県議会の09年度政務調査費収支報告書を見た。8〜10月に半数近い21人が修正していた。まだ修正していないものも5件ほどあるそうだ。内容は衆院選応援や公職の交通費を取り下げるなど、修正額は少なくても厳しくしたものが多い。金額のみ公開の08年度報告書は1件しか修正がないし、使い道はそう変わらないだろうから、明細や領収書の公開とその反応でいかに意識が変わったかが分かる。

 ただ議員には「計上しなければいい」とは思ってほしくない。県議の活動が政務調査費の年360万円だけで賄えるとは有権者も思っていないだろう。県議の1人も言っていたが、公開は「仕事をしていれば、領収書を出せる経費はそれだけあるはずだ」からだ。

 次はホームページで内訳の公開に取り組んでほしい。県議会での閲覧では、住所や氏名、閲覧する議員名を書かされる。「報告書に間違いがあった時に連絡できず困ったため」というが、ネットなら遠くからも見られ便利だ。調査研究費、事務費など360万円の割合が議員でこれほど違うのかと、有権者も興味深いはずだ。【結城かほる】

1650チバQ:2010/10/24(日) 20:24:00
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=32262&catid=74&blogid=13
「日当」昔からあった 美郷町長選めぐり疑惑相次ぐ
2010年10月24日

 1月の美郷町長選で、菊田彦市町長の後援会をめぐる疑惑が相次いでいる。

 選挙運動員が日当を受け取ったと証言し、町民が公選法違反(日当買収)の疑いで菊田町長に対する告発状を宮崎地検に提出。後援会長が有権者に「みやざき地頭鶏(じとっこ)」などの肉を贈ったとして書類送検された。運動員や町民への取材を通して背景に浮かび上がったのは、「地域で受け継がれてきた選挙の悪弊」だった。

 9月の美郷町。田んぼの稲穂が頭を垂れ、収穫を待っていた。のどかな日常の風景に囲まれながら、町民の間ではぴりぴりとした空気が漂っていた。菊田町長を応援した運動員を訪ねると、「帰れ、二度と来るな」と追い返された。


http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=32110&catid=74
会見で買収行為を否定 美郷町長選日当問題
2010年10月19日



 美郷町の菊田彦市町長の後援会が1月の町長選で選挙運動員に日当を渡していた問題で、菊田町長は18日に会見を開き、「運動員ではなく、(公選法で報酬が認められた)労務者との認識で支払ったと思う。労務者が選挙でどう動いたか把握できない」として買収行為を否定した。



 一方、労務者は選挙運動はできず、ポスター張りなどの作業に役割が限られるが、複数の運動員は宮崎日日新聞社の取材に対し「選挙運動で各世帯を回って支持を訴え、その後に(後援会から)日当を受け取った」と証言し、選挙運動に対する報酬だったとの認識。菊田町長の説明と矛盾が生まれている。


http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=32077&catid=74&blogid=13
美郷町長を刑事告発へ 運動員に日当、公選法違反疑い
2010年10月18日


 美郷町の菊田彦市町長の後援会が1月にあった町長選で、公選法に抵触する恐れのある日当を選挙運動員に渡していたことが17日、分かった。延べ約20人の運動員に合わせて10万円以上の日当が支給されたとみられる。



 菊田町長は後援会が運動員に日当を支給した事実を認めた上で、「違法とは認識していなかった」と述べた。

 選挙運動員への報酬は、公選法の日当買収罪にあたり、一部の町民が「町長も関与していた」として、近く公選法違反の疑いで菊田町長らを刑事告発する見通し

1651チバQ:2010/10/24(日) 20:24:51
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=419&blogid=16
“後継”河野さん足場固め着々 政策より人物優先

(2010年10月21日付)

 知事選(12月9日告示)に向けて、前副知事の河野俊嗣さん(46)が立候補を表明して1週間が過ぎた。従来の推薦や支援ではなく「県民党」として協力を求め、政党や経済団体を行脚。JAグループ宮崎(羽田正治代表)は早々に協力を決定し、自民党県連(中村幸一会長)も前向きに検討するなど、徐々に足場を固めつつある。ただ、肝心の具体的な政策は示せないまま。知事選は、東国原知事の事実上の後継者で「しがらみ」のない人物優先の展開となっている。

 県内の主要経済10団体でつくる県経済団体協議会が20日、知事選に向け宮崎市内で開いた2度目の会合。主に「口蹄疫対策を担ってきた」「クリーンだから」(羽田代表)という理由でいち早く河野さんへの協力を決めたJAグループ宮崎に対する批判が飛び出した。

 ただし、理由は各団体が対応を決めかねている中で「タイミングが早過ぎる」というもの。そこには、河野さんが具体的な政策を示していないことへの懸念は少なく、ある出席者は「一枚岩になって要望事項を求めればいいのではないか」と気にならない様子。結局、河野さんに協力するかどうか、11月上旬に最終決定することでまとまった。

 22日に河野さんへの対応を決める自民党県連。中村会長は、河野さんへの協力を前向きに検討していると明言しており、「マニフェストをこまごまと作るより、聞く耳を持ってもらえばいい」と強調。党所属のある県議は「昔のように、同じ党内で派閥争いはしたくない。多くの党員は早く一人でまとまってほしいと願っているのではないか」と人物優先の背景を説明する。

 一方、民主、社民両党県連など非自民6団体でつくるCNP会議は「有権者に選択肢を示せるようにすべきだ」との立場。あくまでも対抗馬擁立を模索している。

 現在、河野さんは(1)クリーンで開かれた宮崎(2)きずなを大切にする宮崎(3)潜在力を生かして挑戦する宮崎―の三つの理念を示し、東国原県政の発展的継承を掲げているが、具体的政策は示せていない。そんな中で足場固めが進んでいることについて「私の基本的なスタイルを知ってくれているからではないか。マニフェストは早く示す必要がある」と述べた。

1652名無しさん:2010/10/25(月) 20:46:26
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-25_11421/
座間味氏が当選 渡嘉敷村長選
12年ぶり返り咲き
政治 2010年10月25日 09時32分

(11時間13分前に更新)

 【渡嘉敷】任期満了に伴う渡嘉敷村長選が24日、投開票され、無所属で前村長の座間味昌茂氏(69)が306票を獲得し、現職の小嶺安雄氏(66)に116票の差をつけ、16年ぶり2度目の当選を果たした。座間味氏は「村民との対話を重視し、村政を刷新したい。主要産業の観光を第1次産業などと結びつけて推進したい。児童生徒数減にも取り組みたい」と意欲を語った。

 同じ候補者同士で実施された1998年以来、12年ぶりの村長選となり、観光振興や過疎化対策などを争点に争われた。

 座間味氏は、40年生まれ。渡嘉敷村渡嘉敷出身。58年糸満高校卒。61年に同村役場入り。94年から1期、同村長を務めた。

 同村の当日有権者数は570人(男性300人、女性270人)で、投票者数は505人。投票率は88・60%で、12年前の94・80%を6・2ポイント下回った。

 ▽開票結果

当 306 座間味昌茂
  190 小嶺安雄
    9 無効
(選管最終)

1653名無しさん:2010/10/26(火) 18:55:54
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20101026ddlk43010542000c.html
玉名市:新庁舎、凸版工場跡も候補に 市が地域協議会に提示 /熊本
 玉名市の新庁舎建設問題で市は25日開いた玉名地域協議会(東隆夫会長、19人)に、来年3月までに移転予定の凸版印刷玉名工場跡(同市亀甲)を新たに加える新候補地案を示した。建設候補地はこれで、検討委員会が提示していた現在地(同市繁根木)と市民会館付近(同市岩崎)を加え、3カ所になった。

 新庁舎建設問題は、高嵜哲哉市長が前市長時代の建設計画を「豪華すぎる」と批判して当選。検討委員会を設置して計画を見直していた。第3の候補地となった凸版玉名工場は、広さ2万1400平方メートルあり「工場移転により空き地となる敷地は、国道208号沿いで、立地条件など検討委の案と比較しても劣らない」(高嵜市長)として急きょ候補地に組み入れられた。ただ用地購入費など重要な問題が未解決で残っている。

 地域協議会は、合併後に地域住民の意見を聞くため、旧市町単位に設置された。11月1日まで残り3協議会で意見を聞く予定。【西東靖博】

1654チバQ:2010/10/26(火) 23:27:28
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001010260002
八代市、4事業廃止
2010年10月26日

  県内の自治体で初めてとなる「事業仕分け」を進めてきた八代市は、対象となった75事業(計58億3千万円)のうち、4事業の「廃止」などを含む検証結果をまとめた。仕分け委員会からの報告を受けて検討し、2011年度の予算編成や事業計画に反映させる方針。福島和敏市長は25日の記者会見で、「市民の期待の高さを感じた。来年度もやりたい」と意欲を示した。


  市行政改革課によると、委員会が「廃止」と判断した4事業は福祉バスの運行経費のほか、日奈久老人憩いの家、勤労青少年ホーム、勤労福祉会館の3施設の管理運営費。いずれも利用状況の低迷や施設の老朽化などを理由に挙げた。


  このほか、民間委託や市民との連携を検討する「市民協働など」が14件▽「要改善」が43件▽「現行通り」が10件。逆に「規模拡充」を求められたのが市立博物館での展覧会事業や海洋環境保全事業、地場産木材の利用促進事業など4件あった。


  事業仕分けでは、市の推薦や公募で集まった35人の「仕分け人」が5班に分かれ、7〜10月に5回にわたって施策の内容を検証してきた。福島市長は「来年度はメンバー構成を含めて見直すべきところは見直す。実施は今年と同じころになるだろう」と説明した。

1655チバQ:2010/10/26(火) 23:48:50
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101026-OYT1T00984.htm
沖縄知事選、民主は不戦敗…候補擁立を正式断念
基地移設
 民主党は26日、岡田幹事長と党沖縄県連代表の喜納昌吉前参院議員らが国会内で会談し、沖縄県知事選(11月11日告示、28日投開票)について、候補者の擁立を断念し、自主投票で臨むことを正式に決めた。

 米軍普天間飛行場移設問題が争点となる見通しの同知事選で民主党は事実上の「不戦敗」となる。

 同知事選には、現職の仲井真弘多氏と、前宜野湾市長の伊波洋一氏らが出馬表明している。民主党は、普天間飛行場を沖縄県名護市辺野古に移設するとした日米合意の実現をめざす党本部と、「県外移設」を掲げる県連との調整がつかず、候補者擁立を断念した。

 一方、25、26両日に開かれた政府と沖縄県との「沖縄政策協議会」では、普天間問題を巡り政府と仲井真知事ら県側との溝が浮き彫りとなった。

(2010年10月26日22時12分 読売新聞)

1656チバQ:2010/10/27(水) 12:44:31
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101027/lcl1010270938000-n1.htm
関西分裂よそ目…九州7県で広域行政、福岡知事「課題は住民参加」
2010.10.27 09:35
 国の出先機関の廃止、縮小に伴う「受け皿」として、九州地方知事会が設立を目指している「九州広域行政機構」(仮称)について、麻生渡福岡県知事は26日、住民参加の方法の確立が今後の課題とする考えを示した。定例記者会見で述べた。

 同機構は7知事の「知事連合会議」と県議会議長らによる「議会代表者会議」を意思決定機関とし、その下に8府省15機関の職員が移管する事務組織を設置。

 麻生知事はこの仕組みを「各県での二元代表制を九州全域に移していくという考え方」と説明したうえで「ただ、住民の直接請求、直接参加の方法についても制度を工夫していく必要がある」と指摘した。

 同機構は九州7県での発足を予定。九州地方知事会メンバーの山口、沖縄両県は参加を見送っている。

1657チバQ:2010/10/27(水) 23:22:19
http://mainichi.jp/area/oita/news/20101027ddlk44010565000c.html
国東市:市長選を統一選に組むか、否か… 3月3日任期満了、悩み多き市 /大分
 ◇事務費用の節約魅力、でもトップ不在51日
 来春の統一地方選は、知事選、県議選をはじめ、3市長選、6市議選、2町村議が対象になる。この中で、市長選を統一地方選に組み込むか、国東市が悩んでいる。市長の任期満了は11年3月3日。07年は1月に当時の市長が収賄容疑で逮捕されたため、緊急に3月4日投開票とし、組み込みを避けた。統一地方選にすれば、選挙事務費用も安くなるが、任期の開始は4月24日。51日間が市長不在となり市政運営に障害となる可能性もある。

 臨時特例法の規定で、3月1日〜5月31日に任期満了となる選挙は統一選に回せる。対象となるのは、国東市長選のほかに、知事▽大分、別府市長▽県議▽別府、中津、日田、津久見、杵築、宇佐市議▽玖珠町議▽姫島村議−−の各選挙。知事と県議選は4月10日投開票、それ以外は4月24日投開票と見込まれている。

 4月24日の場合、4月10日の知事選のポスター掲示板をそのまま使え、事務費用が節約できる。

 国東市の場合、市長不在中は、高木正史副市長が職務代理者となるが、その間に新年度当初予算案を審議する定例議会がある。ただし、首長が改選期を迎える際の当初予算は、必要最小限の骨格とし、改選後に補正を組むのが通例だ。

 市議会の清国仁士・議会運営委員長は「定例議会を2月に前倒しすれば、市長不在の影響は最小限になる」と話し、市選管事務局は「各方面の意見を聴いて集約する」としており、12月ごろ選管を開き、最終決定する。

 市長選には現職の野田侃生氏のほか、元県東部振興局長の三河明史氏が立候補を表明している。【梅山崇】

1658チバQ:2010/10/28(木) 23:14:14
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/205858
【決戦前夜 2010福岡市長選】<上>選択
2010年10月26日 12:53 カテゴリー:九州 > 福岡

駅前でつじ立ちし乗降客と握手を交わす吉田宏氏=25日午前7時45分、福岡市南区の西鉄井尻駅前 現職の吉田宏を支援している男性(27)は、一瞬絶句した。

 22日、福岡市内の飲食店。知人たちとテーブルを囲み、資料を広げて「財政再建の道筋を付けた」と吉田の実績をアピールすると、1人が口をはさんだ。「でもイメージ悪いよ。公約を翻しちゃったでしょ」

 こども病院問題−。吉田陣営にとって、避けては通れない課題だ。4年前の市長選。吉田は人工島移転の「見直し」を掲げて初当選した。1年8カ月後、「ゼロベースから検証・検討した結果」として、結局は人工島移転推進を決定した。

 「最後の最後まで、現在地(中央区)で建て替えができないか考えた。でも、医療水準を上げ、療養環境を整えるには人工島しかなかった」。吉田は説明するものの、「決定理由が明確でない」との不満は市民に今もくすぶる。

      ◇

 吉田の歩みは、民主党のそれと重なる。

 民主党の推薦を得て、4年前の前回市長選で自民党が推した前市長の3選を阻んだ。16日に応援に駆けつけた野田佳彦財務相は吉田を持ち上げた。「昨年の歴史的な政権交代に向けて歯車を回すきっかけになった。民主党の恩人だ」

 だが、政治基盤の弱さは否めない。福岡市議会(定数63)で吉田を支える与党・民主党はわずか10人。最大会派の自民党(19人)を中心に否決・修正された「肝いり」の議案は3件に上る。こども病院の移転決定も、公約と現実のはざまで「苦渋の決断を迫られた結果だ。嫌われ役を引き受けてくれた」と民主市議は擁護する。

 民主党政権もまた、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題などで迷走した。「市長も民主党も“前の政権”との違いを出すため、練られていない公約を掲げた」と市幹部は語る。

      ◇

 「私は約束を破りません」。吉田に挑む新人7人のうち1人は街頭演説をこう締めくくる。公約を掲載したビラに「約束を守ります」とのキャッチフレーズを入れた新人もいる。

 候補予定者の公開討論会では新人から「公約違反」などとの批判が続き、出席した吉田は17日、周囲に「集中砲火を浴びた」とこぼした。吉田の人工島移転決定は、政治家に言葉の重みをどこまで求めるかという点で、選挙の焦点の一つに浮上している。

 菅直人改造内閣の発足後、初の国政選挙となった24日の衆院北海道5区補選で、自民党の候補が圧勝した。尖閣諸島の漁船衝突事件や「政治とカネ」の問題など民主党に逆風も吹く。「国政と市長選は違う。こちらは負けられない」。陣営幹部は語気を強める。

 25日早朝。小雨をついて、西鉄井尻駅前(南区)に立った吉田は、通勤客の列にあいさつを繰り返した。9月末から、土日を除いて毎日続ける朝のつじ立ちだ。

 「ちゃんと説明すれば、吉田の思いは分かってくれるはず」と傍らに立つ民主市議。通り過ぎる人が多い中、「応援しています」と握手を求めて来た女性の手を、吉田はしっかりと握り締めた。 (文中敬称略)

 ■ ■

 戦後最多の8人が立候補を予定する福岡市長選(11月14日投開票)の告示が31日に迫った。再選を目指す現職と、新人7人が激突する選挙戦の焦点は。無党派層はどう動くか。九州最大都市のかじ取り役を決める「決戦前夜」を描く。

1659チバQ:2010/10/28(木) 23:14:42
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206367
【決戦前夜 2010福岡市長選】<下>模索 見えない都市の「民意」
2010年10月28日 14:39 カテゴリー:九州 > 福岡

自転車で街頭活動をする元佐賀市長の木下敏之氏=25日午後、福岡市中央区 1日9時間、ペダルをこぐこともある。脚はパンパンに腫れる。

 26日夕、元佐賀市長の木下敏之は「事業仕分け人」のたすきを掛け、オレンジ色の旗を立てた自転車3台を連ねて、福岡市・天神を回った。市内に地盤を持たない木下にとって、多くの人に会える自転車街宣は最も力を入れている活動だ。

 「演説を聞いてくれなくても、名前の一部や色が脳裏に残ればいい。報道などを通じて『あっ、木下って自転車に乗っていた』と像を結んでくれれば」。陣営幹部は祈るような口調で語る。

 木下が市長選への出馬を決めたのは、「140万人の大都市ならば、地域とつながりがなくても、実績と政策で勝負できる」(関係者)と踏んだからだ。
 わざと拡声器のボリュームを下げ、通行人に演説内容を聞かせる街頭宣伝。本人が出向き政策を語るミニ集会。インターネットの活用−。有権者の4割とも言われる無党派層に、手が届くようにと工夫を重ねる。

 しかし、と陣営幹部は言う。「投票にどれだけ結び付くのか、まったく見当がつかない」

     ◇


学生が開いた勉強会で話す植木とみ子氏=25日午後、福岡市中央区 転勤族が多く、1年で人口の1割前後が流出入する福岡市。政党の推薦はないまま臨む前福岡市教育長の植木とみ子もまた、同じような悩みを抱えている。

 26日夜、植木の自宅近くにある後援会連絡所に支援者約10人が集まった。テーマは、集会で「地元出身」をいかに売り込むか。「経歴紹介の映像を流そう」「キャッチフレーズを模造紙に書いてめくってみたら」

 決定打はなかなか見つからない上に、陣営の一人は「地元出身ということが、どこまで強みになるか分からない」と悩む。「都市基盤もある程度整備され、しっかりした福岡。こうした成熟した街で、何を訴えればいいのか。福祉など暮らしの充実は誰もが主張し、違いは出にくい」

 戦後最多の8人が名乗りを上げた市長選。西日本新聞社が21―24日に行った電話世論調査(200人)では、市長選に関心がある有権者は75%に上った。だが、陣営側からは「市民に熱気はなく、盛り上がっていない」との声も上がる。

     ◇

 8人全員が初めてそろった17日の公開討論会。350席ある会場は4割しか埋まらなかった。「他都市では1500人、2千人の会場が満杯になる。候補予定者は(原因を)よく考えてほしい」。コメンテーターを務めた早大大学院教授・北川正恭は苦言を呈した。

 候補予定者の「違い」を探ろうと、26日に別の討論会を企画した「政治が気になるふくおか女性の会」代表の川口道子も「今後、街に何が必要だと考えているのか、候補予定者が話した内容だけでは伝わらなかった」と満足感はない。

 「福岡市には一見、差し迫った問題がないように見えるが、高齢化や経済の停滞などが表面化していないだけだ」。市民団体「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」代表の神吉(かんき)信之は警鐘を鳴らす。「具体策が見えない候補予定者たちと、待ちの姿勢の有権者。選挙戦で双方の距離がどこまで縮まるか」

 選択の日が間近に迫っている。 (文中敬称略)

1660チバQ:2010/10/29(金) 00:02:28
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000001010280001
政調費、8県議が訂正
2010年10月28日

  県議会の政務調査費の返還・修正が相次いでいる問題で、県議8人(うち2人は追加訂正)が、27日までに新たに2009年度の収支報告書の修正を届け出ていたことが分かった。修正額は計約98万5千円で、今月7日時点で判明していた県議・元県議19人分と合わせると、総額約224万8千円に上る。


  届け出によると、新たに判明した修正は、渕上陽一議員(自民)の約44万6千円が最も多額で、政調費で処理していた事務所の修理代や車のリース料などを削除。約15万9千円を減額修正した山口裕議員(同)は8月の修正後、今月18日付で事務所修理代や本棚購入費を除いた。9月に修正した重村栄議員(自民)も今月6日、パソコンや事務用品などの購入費用を一部自己負担とし、約3万6千円を取り下げる届け出をした。


  このほかの修正は、内野幸喜議員(自民)=約14万6千円、事務機器リース料金の一部自己負担など▽西聖一議員(民主・県民クラブ)=約8万5千円、インターン生の雇用費削除▽田代国広議員(自民)=約8万円、コピー機リース料金の一部自己負担など▽城下広作議員(公明)=約2万9千円、パソコン代の一部自己負担▽大西一史議員(無所属改革クラブ)=約1千円、交通費の削除。

1661チバQ:2010/10/29(金) 22:30:48
http://www.asahi.com/national/update/1029/SEB201010290043.html
「逮捕覚悟で選挙運動を」 弁護士の社民党・照屋議員2010年10月29日21時42分
 社民党の照屋寛徳衆院議員は29日、11月の沖縄県知事選で同党が推薦する伊波洋一・前宜野湾市長を支援するため那覇市で開いたパーティーでのあいさつで、「沖縄は『公職選挙法特区』ですから。逮捕を覚悟で腹をすえてやってもらいたい」と述べた。

 パーティーには福島みずほ党首ら党幹部に加え、全国の地方組織から週末のビラ配りなどのために沖縄に来た約90人が参加。照屋氏は「街頭行動を頑張ってもらいたい。公選法を守ろうと思っている人は(今日の飛行機の)最終便で(帰っていい)」「万一逮捕されたら弁護士は私でなく福島みずほを呼んで下さい」と語った。

 照屋氏は弁護士で党県連顧問。伊波氏の選挙対策本部では共同代表を務める予定だ。照屋氏は朝日新聞の取材に「士気を高めるために冗談で言った」と述べ、本気で選挙違反を促したものではないと説明した。

1662チバQ:2010/10/29(金) 23:10:33
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101029-OYS1T00178.htm
大分県議 宿泊代水増し請求、代行者視察も
政調費問題
 大分県議会の最大会派・自由民主党の議員2人が2009年度の政務調査費を使った視察で、宿泊代を水増しした領収書を報告書に添付したり、別人が宿泊した部屋の領収書を提出したりしていたことが読売新聞の調べでわかった。

 うち1人は視察自体に行っておらず、政調費を返還する意向を示した。大分県議会では、政務調査報告書に旅行案内サイトの文章を盗用した問題も発覚しており、ずさんな視察の実態が改めて浮き彫りになった。

 大分県議会の政調費に関する要項では、宿泊費は領収書を添付する実費精算とし、上限額を1泊1万3700円と定めている。

 近藤和義議員(76)の収支報告書は、09年10月27〜28日、鹿児島県曽於市の家畜市場を本人が視察したと記入。ビジネスホテルの宿泊代として1万4500円の領収書を添付し、上限の1万3700円を政調費から支出した。

 しかし、このホテルの宿泊代は全室1泊3700円。読売新聞の指摘に近藤議員は、「別の用事が重なり、事務所の職員と知人の畜産業者に代行調査をさせた。報告書は2人から聞き取って自分が書いた」と言い、実際は視察していないことを明らかにした。

 さらに、職員らはスーパーで買ったすし代など7100円分を2人分の宿泊代に加算して領収書を書くよう、ホテル側に依頼していたという。近藤議員は「水増しは取材を受けた後、2人に聞いて初めて知った。取り返しのつかないことをした。政調費は返還したい」と釈明した。

 井上伸史議員(63)は、今年3月6日、「木材市場調査」のため大分県日田市のホテルに2人で宿泊したとして、計1万9500円の領収書を報告書に添付。1人分の9750円を政調費から支出した。

 ところが、ホテル側の記録では、この領収書は韓国人らしき名の男性3人が使ったシングルルーム1泊6500円の合計額だった。

 井上議員は当初の取材に「韓国の業者と2人で木材市場を視察したが、雪で帰れなくなったので泊まり、自分の分を政調費で出した」と述べ、その後に「2人で宿泊としたのは事務所員のミス。その日は韓国の業者3人と木材価格を調べた。自分の領収書も合わせて4人分を政調費で賄うつもりだった」と主張した。

 しかし、ホテル関係者は「議員も宿泊したが、議員から『自分以外の3人分の領収書を切って』と頼まれた。このため議員の領収書は存在しない」と断言。この点について井上議員は「どうだったか記憶にない」と話している。

 井上議員は報告書にも「雪のため宿泊」と記入していたが、大分地方気象台によると3月6日の日田市内の平均気温は12〜13度で「雪が降った可能性はまずない」。日田市や西日本高速道路九州支社は「市内で降雪による通行止めはなかった」としている。

(2010年10月29日 読売新聞)

1663チバQ:2010/10/29(金) 23:20:44
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/okinawa/news/20101029-OYT8T00842.htm
遠のく普天間移設 現新とも政府と溝・・・知事選まで1か月


早期の移設実現が困難になっている米軍普天間飛行場(27日午後1時30分、沖縄県宜野湾市で)=足立浩史撮影 米軍普天間飛行場の移設問題が最大の争点となる沖縄県知事選は、11月28日の投開票まで1か月に迫った。現職の仲井真弘多氏(71)と新人の前宜野湾市長・伊波洋一氏(58)による事実上の一騎打ち。普天間問題について両氏は県外やグアムへの移設を主張するが、政府は同県名護市辺野古に移設する姿勢を崩さない。着地点の見えない状況下で移設自体の実現も危ぶまれ、地元では「普天間の『固定化』が現実味を帯びてきた」と懸念する声が強まっている。(松浦篤)

 「騒音はひどくなる一方。固定化は受け入れられない」。27日午前、普天間飛行場の南西約1キロの飛行ルート直下に住む宜野湾市大謝名の屋嘉比康太郎さん(85)は自宅で声を荒らげた。

 在沖縄米軍は今月1日から、滑走路の改修工事に着手した米軍嘉手納基地(嘉手納町など)の所属機が、緊急時に普天間飛行場を使うと決定。5日、さっそくF15戦闘機2機が同飛行場の低空を通過した。

 地区の公民館の騒音測定器は過去5年で最高の123・6デシベルを記録。人間が音として認識できる限界の130デシベルに近い大きさだった。26日までの1か月余りで戦闘機とみられる100デシベル以上の騒音は、計47回観測されたという。

 さらに、米軍は開発段階で墜落事故が多発した垂直離着陸機「MV22オスプレイ」の普天間配備も決めており、屋嘉比さんは「これ以上の負担に耐え続けるのは無理」と訴える。

 ただ、移設実現に向けた先行きは険しい。知事選で仲井真氏、伊波氏のどちらが当選しても、政府が進める辺野古移設が困難な状況に変わりはなく、新たな移設先もないからだ。

 自公政権時代に辺野古移設を容認した仲井真氏は、厳しい県民世論を背景に、「県外移設要求」に大きく方針転換した。固定化を懸念して「県内反対」とまでは言わず、政府との話し合いの余地をかろうじて残すが、「具体的な移設先は政府がじっくり考えればいい。僕は素人なので(案は)ないですよ」と言い切る。

 一方、伊波氏は県内移設に明確に反対。グアムに全面移設すべきとし、政府との話し合いすら拒否する姿勢だ。27日、那覇市内で開いた政策発表の記者会見では固定化についての質問も出たが、自ら分析した米軍資料を基に「グアムに移転する計画になっている」などと論じ、米政府に早期移設を求める姿勢を示した。

 両氏の主張に対し、屋嘉比さんは「どちらを選ぶのがいいか、悩ましい。ただ、市民の『固定化』への不安は募るばかりだ」と話す。屋嘉比さんら地元住民約2000人は今後、防衛省に騒音被害の損害賠償を求めるという。この中の一人、垣花(かきのはな)辰勇さん(75)は「誰が知事になっても、辺野古移設しか認めない政府と、拒絶する県民の溝は埋まらない。我々の苦しみはいつまで続くのか」と語った。

 知事選にはこのほか、幸福実現党の金城竜郎氏(46)が立候補を表明している。

(2010年10月28日 読売新聞)

1664チバQ:2010/10/29(金) 23:21:35
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101026ddlk40010355000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/1 人工島 /福岡
 ◇市政圧迫する巨大事業
 「この4年間、私の頭の80%くらいはアイランドシティ(人工島)の土地をどうやって売るのかということが占めてきました」

 17日、福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に出馬を予定する8氏が勢ぞろいした討論会で、吉田宏市長(54)が苦しい心情を吐露した。

    ■

 博多湾に約400ヘクタールの埋め立て地を造り、港湾施設整備と宅地開発をする人工島事業は94年に始まった。総事業費3940億円。今年度までに3011億円が投じられ、これまでに約7割の埋め立てが終わった。市は島の1〜5工区(計143・9ヘクタール)の分譲を27年度までに終え、125億円の黒字を確保する計画だ。しかし、折からの不況もあり「見通しが甘い」との声が市議会でも根強い。

 市は「市民に迷惑はかけない」と、起債して整備した土地の売却益などを返済に充ててきた。だが08年秋のリーマン・ショック以降、土地の購入を予定していた企業が、業績悪化で手を引く例が相次いだ。国内最大の物流センターを造るため、約5ヘクタールの土地を約65億円で購入する契約を結んだ企業も、正式契約からわずか3カ月後の昨年9月、撤退した。

 市も08年度から、人工島など重点地域へ新たに進出する企業向けの交付金を5億円から10億円に引き上げるなどの努力を重ねた。しかし、土地を購入したとしても、施設稼働までは交付申請ができないこともあり、現在まで適用例はゼロ。結局08、09年度は売却が成立しなかった。

 収入不足は港湾関連基金を取り崩して補てん。事業開始当初約309億円あった基金の残高は09年度末で約44億円まで減った。14年度の返済額は、人工島の土地を所有する第三セクター「博多港開発」から買い取った土地(約95ヘクタール)が償還期限を迎えるため、約455億円にまで膨らむ。

 10〜14年度に土地の大量分譲ができなければ基金残高は一気にマイナスに陥る。そうなると、「禁じ手」の市税投入が避けられなくなる可能性もある。

 市港湾局は「とにかく売るしかない」。危機感を募らせるが、今の経済情勢では売却への具体的な道筋は見えない。

  ◇   ◇

 福岡市長選まであとわずか。現職の吉田氏のほか、元市議、荒木龍昇(58)▽団体職員、有馬精一(59)▽塾講師、飯野健二(49)▽元市教育長、植木とみ子(61)▽元会社員、内海昭徳(32)▽元佐賀市長、木下敏之(50)▽元民放アナ、高島宗一郎(35)−−の新人7氏が立候補の準備を進めている。子育てや成長戦略など140万人都市が抱える課題を探った。

〔福岡都市圏版〕

1665チバQ:2010/10/29(金) 23:22:01
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101027ddlk40010312000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/2 教育・子育て /福岡
 ◇待機児童、虐待解消へ
 「はなちゃん。牛乳飲むの、お上手」。保育士の田代久美子さん(60)はお代わりを求めるはなちゃん(2)に目を細めた。1日朝、西区のマンション。福岡市が、待機児童解消策の一環としてオープンさせた「家庭的保育室」の第1号だ。

 初日は女児2人が登園。仲良く遊ぶのを見て田代さんは「順調な滑り出し」と胸をなでおろした。保育歴33年のベテラン。母親らからは「目が行き届いている感じ」と好評で、11日には定員の5人がすべて埋まった。

 市が今年度スタートさせた「新待機児童解消プラン」は13年度までに市内の認可保育所の定員を2200人増やし「待機児童ゼロ」を目指す計画だ。保育士が自宅やアパートで少人数の乳幼児を預かる制度「保育ママ」もその一環だが、開所はわずか3室。総定員は15人にとどまる。

 不況に伴う共働き世帯の増加などを背景に、市の待機児童数は9月1日現在659人。市は、認可保育所の改修費を助成するなど解消策に躍起だが、申込数が定員増加分を上回る状態が続く。市子育て支援課の担当者は「新制度が始まると申込者も増え、潜在需要がどれだけあるかつかめない」と打ち明ける。

    ■

 「アジア」「環境」と並ぶ重点施策に「こども」を掲げる同市。教育関連予算は年々拡大し、今年度は当初予算に509億3000万円(前年度比1・36%増)を計上した。

 09年度からは「中1ギャップ」解消策として、中学校が希望すれば1年生は「少人数学級」(35人以下)が選択できる制度を導入。全69校中51校で実施している。また、不登校対応の専門教員を23校に配置。近年増加傾向だった中学生の不登校は今年9月現在、昨年同月に比べて83人減り、547人となった。

 一方、市内では昨年度5件6人の乳幼児が虐待で死亡した。市は1日、家庭内での児童虐待を早期に察知しようと、乳幼児健診を受診せず2回以上連続で家庭訪問に対応しない世帯を、必要に応じ児童相談所に通告する、と発表した。

 各区の子育て支援課によると22日現在、新基準での通告例はまだないが、市内の4カ月健診対象者1万4209人(09年度)のうち未受診は2%強、約300人に上る。

〔福岡都市圏版〕

1666チバQ:2010/10/29(金) 23:22:27
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101028ddlk40010433000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/3 経済振興 /福岡
 ◇独自に観光客誘致へ
 「ほお紅を試していいかしら?」「その口紅もすてきだわ」

 7月中旬、福岡・天神地下街の化粧品店。メーキャップができる化粧品カウンターは中国の女性観光客らでにぎわっていた。女性たちは朝、大型クルーズ船で博多湾入りし、天神に繰り出した乗客たち。流ちょうな中国語を話す女性販売員が、慣れた手つきで紅筆を動かす。鏡越しに表情が華やぐと、女性は「まとめていただくわ」と声を弾ませた。

    ■

 大勢の中国人観光客が百貨店や家電量販店で買い物を楽しむ光景は福岡・博多の街の日常となっている。著しい経済成長を背景に急増する中国からのクルーズ船。今年は61回寄港し、24回だった昨年の約2・5倍だ。市は観光客の市内での消費金額を1人あたり3万3273円と推測し、その経済波及効果を1隻あたり4400万円(計約26億円)とはじく。

 日本政府が中国富裕層向けに個人観光ビザを解禁したのは昨年7月。今夏はさらに年収などの要件を緩和し、企業中堅幹部クラスも対象にした。発給対象は従来の10倍、約1600万世帯とされる。

 旺盛なアジアの活力をどう取り込むかは、都市戦略に欠かせない視点だ。地理的に近い九州では福岡市のほか、長崎市や鹿児島市も誘致合戦を展開する。

 こうした中、アジアの玄関口を自負する福岡市は08年8月、来春の九州新幹線全線開通をにらみ、熊本、鹿児島両市と「縦軸」の観光連携をスタート。さらに今秋、佐賀、長崎両県の4市と「横軸」の協力も約束した。年内には九州各自治体との連携を強める専門部署「都市交流推進室」を新設し、情報の窓口も一本化する計画だ。

 国境を超え、韓国・釜山市との「超広域経済圏」形成も計画。福岡市は9月、独自の規制緩和や税制優遇策を盛り込んだ「総合特区」構想を内閣官房に提出した。県も「福岡・アジア国際戦略特区」構想を既に国に提案しているが、市は独自に築いた釜山とのつながりを生かし、政府や民間を巻き込んだ取り組みにつなげる狙いだ。

 しかし、国内外からの観光客誘致は全国の都市が激しい競争を展開している。その中で「福岡市」をどうアピールし、リピーターを増やしていくのか。中長期を見据えた市の成長戦略は成功するのか。次の市長には大きな責任がのしかかる。

〔福岡都市圏版〕

1667チバQ:2010/10/29(金) 23:22:51
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101029ddlk40010278000c.html
あすへの課題:’10福岡市長選/4止 こども病院 /福岡
 ◇移転問題、再び争点に
 「こども病院は非常に古くて狭い。同じ敷地に建て替えるのでは駐車場も病室も広くはできない」。26日、福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)に出馬を予定する8氏全員が集まった討論会。吉田宏市長(54)は、こども病院を中央区から人工島(東区)へと移転する「必然性」をこう強調した。

 新人7氏は現行計画に「反対」の立場。元市議、荒木龍昇(58)▽団体職員、有馬精一(59)▽塾講師、飯野健二(49)▽元セミナー講師、内海昭徳(32)−−の4氏は現地建て替え。元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、現地と九大医学部敷地(東区)の2案▽元市教育長の植木とみ子氏(61)は現病院を残し、高度医療機能を人工島の新病院に移す分割案を示している。一方、計画推進の立場から「ゼロベースからの見直し」に転じた元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(35)は「半年かけて検証する」としている。

   ■

 こども病院は全国に29しかないこども病院(小児医療専門機関)の一つだ。心臓血管外科手術は年間443件(09年度)と全国トップ級。年間外来数(同)は延べ6万7474人で、市外からが4割を超える。

 開院30年。建物の老朽化が進み、最新の医療機器を導入するのには手狭となった。保育器や人工呼吸器がひしめく治療室。そのすき間をぬうように看護師らが動き回る。駐車場は常に満杯だ。

 吉田市長は前回(06年)、移転計画の見直しを訴えて初当選。だが、庁内での検討結果を踏まえ、これまで規定路線だった「こども病院と市民病院の統合移転」をやめ、こども病院の単独移転にかじを切った。08年夏、人工島移転を正式決定。民間資本などを活用する「PFI」を用いた整備方針も決めた。病院用地(3・5ヘクタール)は既に購入。設計・建設業者の選定をはじめ、14年春の開院に向けて準備が進む。

 だが、課題も残る。市が新病院の目標に掲げた病床数は260。だが、県は現時点で233床しか認めておらず、市議会内には「このままではスケールメリットが生かせず、収支に影響するのでは」との懸念も。高速道路の延伸など、人工島そのものが抱える「交通アクセス」問題も具体的なめどはまだだ。

 こうした中、争点の一つとして再浮上したこども病院移転問題。告示を目前に、前哨戦は熱を帯びている。=おわり=(この連載は、鈴木美穂、門田陽介が担当しました)

〔福岡都市圏版〕

1668チバQ:2010/10/29(金) 23:23:59
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101014/20101014_0001.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<1>子育て
2010年10月14日 11:40  ■厳しさを増す“保活”



福岡市で10月から始まった「家庭的保育室」。待機児童解消策の一つとして期待されるが、総定員はまだ15人にとどまっている 潮の香りが届く住宅街のマンションの一室。保育士の田代久美子さん(60)と遊んでいた坂本はなちゃん(2)が、玄関に向かって元気よく駆けだした。迎えに来た母親の礼子さん(33)に飛び付くと、「ママ、どんぐり」。その日の散歩で拾った木の実を、うれしそうに差し出した。

 福岡市西区小戸に1日開所した「家庭的保育室」。市が10月から始めた、自宅やアパートなどで少人数の乳幼児を預かる事業(保育ママ)だ。定員5人。「子どもへの目が行き届いている感じがして、安心します」。坂本さんは笑顔を見せた。

 坂本さんの家族は母子家庭。10月で美容専門学校の職業訓練コースを終えて新しく働き始める予定で、4月から保育所を探していた。ところが、認可保育所はどこも満員。「月に数万円は割高な感じ」(坂本さん)という認可外保育所の保育料では負担が大きい。途方に暮れていたときに、区から家庭的保育室を紹介された。「生活できなくなるのでは、とずっと心配だった。これで不安なく働けます」と話す。

   ■   ■

 福岡市で認可保育所の入所を待つ「待機児童」の数は8月1日時点で595人と九州の市町村で最多。不況で共働き世帯が増えていることや、若い世代が多く出生率が高いことなどが影響しているとみられる。

 市は本年度「新待機児童解消プラン」をスタート。2013年度までに市内の認可保育所の総定員(4月現在約2万4千人)を2200人増やし、14年度当初に待機児童をゼロにする作戦だ。

 初めて取り組む保育ママ事業もその一環。ただ、今のところ開所は3施設のみで総定員は15人。狭き門は変わらない。

 小戸の保育室から600メートルほどの場所にある認可保育所の内浜保育園。10月に入り、ほぼ毎日見学者が訪れる。来春の入所申し込みに向けた見学だという。「申込書の配布が始まる11月以降はもっと増える」と川崎麻里園長。園は今春、定員を30人増やしたが既にいっぱい。「入れる保育園を探す“保活”はどんどん厳しくなっています」

   ■   ■

 「ちゃんと仕事に復帰できるか不安です」。西区の中学校教員、浦本洋子さん(34)も「保活中」の一人だ。長男(1)を出産し、育児休業中。来年3月に休業が終わるが、自宅の近くでは二つの認可保育所に加え、認可外まで空きは無かった。長崎出身の浦本さん。「福岡は暮らしやすくて好きだけど、保育所の問題は何とかしてほしい」と訴える。

 市はこれまでも認可保育所の新設や増設を促しており、06―09年度にかけて総定員は約1300人増えた。しかし、申込者数の伸びが定員の増加を上回る状態が続く。

 新プランでは、保育所の需要は13年度がピークと予測する。ただ、待機児童数には認可外保育所の利用者などは含まれておらず「潜在的な入所希望者は読めない」(市保育課)という。「できる限りの手法を用いて地道に解消に努めるしかない」と市子育て支援課の山本和弘課長(55)は話すが、プラン通りに目標達成できるのか、見通しははっきりとしない。

   ◇   ◇

 福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)まで残り1カ月に迫った。140万都市の「暮らし」の足元で、何が起きているのか。子育てや住民自治、高齢化への対応など、県都の主な課題を探った。


=2010/10/13付 西日本新聞朝刊=

1669チバQ:2010/10/29(金) 23:24:27
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101014/20101014_0002.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<2>住民自治
2010年10月14日 11:42  ■担い手不足、無関心も



賃貸マンションの郵便受けに、国勢調査の調査票提出を再度呼びかけるチラシを配る調査員=9日午後、福岡市 「会えても、名前さえ教えてくれない人が珍しくないですね」。5年に1度の国勢調査を目前にした9月下旬、福岡市西部の市街地で賃貸マンション3棟を受け持った女性調査員(46)は、深いため息をついた。

 オートロックの“壁”は高く、居留守はざら。単身比率が特に高い130世帯超が入居する1棟は、調査票の配布状況を記した一覧表の半分以上が空白だった。3回訪ねて接触できず、やむを得ず郵便受けに入れた世帯を指す。「このマンションは自治会に入っているが、入居者との意思疎通が難しく、どこに誰が住んでいるか見えない。地域行事への参加もほとんどありません」と地元の自治会長。

 昨年の調査では、市内全体で集合住宅1094棟が、自治会・町内会に加入もしていなかった。加えて、転勤・転出入が常態化し、自治の担い手の高齢化と後継者不足が深刻。年間約90世帯が入れ替わるという姪浜小(西区)では、昨年発足した父親グループ「おやじの会」の初代会長が、既に転勤となった。

   ■   ■

 市は2004年度、小学校区単位で、町内会・自治会と交通安全、スポーツなどの各種団体をとりまとめた自治協議会制度を導入した。縦割りだった補助金は一括して自治協に入れ、地域の実情に合わせて自由に使えるようにした。現在、市内149校区・地区のうち、146の自治協が各区に登録されている。全国の自治体から「先進的」と視察が相次ぐが、郊外部ではほころびも垣間見える。

 「住民に一番不幸な結果になっているんですが…」。東区の八田校区自治協の吉永幸子会長(69)の悩みは深い。同自治協は09年5月、市内で初めて分裂した。

 4年前の発足時に新たに加わった町内会に対する支援などをめぐり、6町内会が「脱退届」を提出。一括補助金は、校区の自治会・町内会の約8割加入が条件のため、自治協は区登録から外れ、年約320万円の交付がストップした。町内会費などの自主財源ではまかなえず、子どもからお年寄りまで約1千人が集う校区全体の夏祭りや体育祭は取りやめになった。

 自治協と、6町内会などによる自治連合会の二つの任意団体が併存する八田校区。東区地域支援課は「地域の話に直接介入はできない」との立場で、両団体は一つになる道を模索しているとそれぞれ言うが、見通しは立っていない。自治協幹部は「日常生活に大きな支障がないからか、住民の関心が低い」と漏らす。

   ■   ■

 自治協制度の導入により、地域と市との位置付けは「対等なパートナー」になった。住民の自治活動への参加促進などの課題について、市は市民フォーラムなどを開いてきたが、「成功している自治会・町内会の事例を冊子にして情報提供するなど、地域支援の方法をさらに探っていく必要がある」(市コミュニティ推進課)と、地域との関係も含めてまだ試行錯誤の段階だ。

 市地域活動アドバイザーで市NPO・ボランティア交流センター長の十時裕氏(58)は、市に「上から目線」が残っていないかを問う。「地域のニーズは多様化している。まずは現場に入って耳を澄ませてほしい」

=2010/10/14付 西日本新聞朝刊=

1670チバQ:2010/10/29(金) 23:24:55
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101015/20101015_0002.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<3>高齢化
2010年10月15日 17:12  ■安住の場所はどこに



1人暮らしのお年寄りが増えている福岡市。「地域福祉は限界にきている」との声も聞かれる 小学校に近い住宅街の一角。一戸建てに住む女性(73)=福岡市東区=は夫に先立たれ、97歳の母親と向き合う日々だ。母親は「ほぼ全面的な介護が必要な状態」とされる要介護度3。隔週でショートステイを利用するとき以外は、女性が1人で世話をしている。

 「母は足が悪くて、すぐ転ぶ。目が離せないんですよ」。そう言って気丈にほほ笑む女性にも持病がある。十数年前から糖尿病を患い、1日4回のインスリン注射が必要だ。大腸にがんが見つかり、6月に手術を受けた。ほかの器官へ転移した可能性があり、抗がん剤を服用している。その副作用で体もだるい。

 「介護は家族の務めだし、母は幸せであってほしい。でも正直、きついんです」。笑顔が消え、目から涙がこぼれた。

 女性は7年前、近くの特別養護老人ホーム(特養)に母親の入居を申し込んだ。73人の定員はいっぱいで、入居待ちの順番は250番目ぐらいだった。「きっと母は死ぬまで入居できませんね」。女性は視線を落とした。

   ■   ■

 高齢者福祉施設のうち特養は、介護が常時必要なのに在宅で介護を受けられない人が入居できる「介護の最後のとりで」。市内に46施設あり、約3500人が入居する。一方で4月現在の待機者は、前年同期に比べ681人増の約7500人。

 市は整備費補助などで、特養の新築や既存施設の定員増を民間事業者に促して総定員数の拡大を図っているが、昨年度末までの1年間で増加はわずかに80人分。需要増に追いつかない。

 独居老人の数も増えている。前回の2005年国勢調査で約4万6千人。5年前に比べ2割以上アップした。

 地域でのお年寄りの見守り役を担っているのが約2300人の民生委員。だが、市地域福祉課によると、高齢者の孤独死は、市内で年間約200件に上るという。

   ■   ■

 天神地区に歩いて10分ほどの分譲マンションで暮らす女性(84)は二十数年前に夫に先立たれ、4LDKに1人で暮らす。「住み慣れているから、離れたくはないの」。マンションのほとんどの住民とは付き合いがないが、古くからの知人が別の階に住み、何かあれば助けてくれる。

 不安はある。6月に天神の百貨店内のエレベーターで意識を失い、気づくと病院のベッドにいた。原因は糖尿病だった。

 「食事管理をちゃんとすれば1人で大丈夫だと思って」。約3週間の入院後にマンションに戻ったものの、朝、目覚めたときに「生きているわよね」と、ほっとする。

 65歳以上の高齢者の割合を示す高齢化率は05年国勢調査で15%(約21万3千人)。5年前の同調査時より2ポイント上昇した。「30年に65歳以上人口は36万4千人、高齢化率は23%になる」との推計もある。「マンションで暮らすお年寄りも増えてます。集合住宅には訪問しにくいところもあり、そんなケースでは私らにも生活の様子はうかがい知れません」と城南区で老人会長を務める長門祝一さん(84)。

 NPO法人「独居老人支援の会」(福岡市)の田中重幸理事長は「地域で支える福祉は限界にきている」と行政に向けて警鐘を鳴らした。

=2010/10/15付 西日本新聞朝刊=

1671チバQ:2010/10/29(金) 23:26:02
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101016/20101016_0001.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<4>安全
2010年10月16日 12:23  ■地域の連携どう紡ぐ



児童の下校時間に合わせてパトロールする西高宮校区ミニパト隊。「気を付けて帰ってね」と笑顔を向ける 午後3時すぎ、福岡市南区の閑静な住宅街。青色回転灯をつけたパトロールカー(青パト)が通りかかると、下校中の小学生たちが一斉に手を振った。「みんな、気を付けて帰ってね。寄り道したらいかんよー」。西高宮校区ミニパト隊隊長の橋田文也さん(73)は車の窓ガラスを開け、笑顔で声をかけた。

 西高宮小校区で青パトの運行が始まったのは2006年4月。学校に脅迫状が送り付けられたのがきっかけだ。当初6人だったミニパト隊も、今や登録数は213人。2人1組になり、下校時を中心に毎日2―3回、校区を1時間かけて巡回する。走行距離は2万8千キロを超えた。

 仕事を終えてハンドルを握った吉浦瑞乃さん(44)は「月に1回順番が回ってくるけど、負担感はない。子どもの笑顔がうれしい」。橋田さんも「地域の子どもは地域で守る。青パトが懸け橋になって、住民の防犯意識が高まってきた」と活動の手応えを語る。

   ■   ■

 福岡市は「安全な街」とは言い難いのが現状だ。09年の刑法犯認知件数は2万9302件で、人口千人当たりの件数は19政令市でワースト5位。それでも、青パトによる巡回が普及し始めた04年以降に急減し、ピーク時の半分程度にまで回復した。西高宮小校区も青パトの導入後、街頭犯罪は半分以下に減った。

 「住民による防犯ボランティア活動が犯罪抑止につながっている」と市生活安全課はみる。行政も資金援助に乗り出し、福岡市は本年度から、青パトの車検費用を10万円を上限に助成する制度を創設。市税である軽自動車税も減免した。

 ただ、都心部などの一部地域では、防犯ボランティアの担い手不足という新たな課題も生じている。橋田さんは「パトロール活動を長く続けるためには、いかに『地域のきずな』を強くできるかがカギ。地域行事を通じて住民の結束を強めることが重要」と話す。

   ■   ■

 若者でにぎわう福岡市の中心街・大名。07年ごろまで路地裏は、店舗のシャッターや電柱、自販機に至るまで「落書き」であふれていた。落書きは、監視の目が行き届いていないことを示し、犯罪を誘発する。街頭犯罪は大名小校区で年間500件以上も発生した。

 地域住民が立ち上がり、07年7月に「大名落書き消したい(隊)」を結成。300カ所以上をきれいにすると犯罪は目に見えて減ったが、「都心部のマンションには単身世帯が多く、住民の協力には限界があった」と隊長の藤木敏一さん(61)は振り返る。

 藤木さんが着目したのは企業との連携。百貨店など校区内の企業を一軒一軒回り、ボランティア派遣への協力を求めた。月1回の活動が定着すると、毎回約30人のボランティアが集まるようになり「異業種交流みたいで楽しい」という若者も現れた。

 「無関心」との戦いともいわれる防犯ボランティア活動。行政に求められる役割は資金援助だけではない。「担い手不足の不安は尽きない。市の職員はもっと地域に出て、人と人をつなぐ“橋渡し役”を担ってほしい」(藤木さん)。ボランティアたちの切なる願いだ。

=2010/10/16付 西日本新聞朝刊=

1672チバQ:2010/10/29(金) 23:27:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101017/20101017_0003.shtml
【暮らしの足元で 2010福岡市長選】<5完>国際化
2010年10月17日 15:54  ■真の隣人なれる日は
 
 「髪は?」「重い!」「違うよ、長ーい!」



地域に住む多くの外国人が訪れる「親子日本語教室よるとも会」。市民がボランティアで支えている=福岡市東区 毎週木曜日の夜、マンションに囲まれた福岡市東区の香椎浜小学校の一室に、片言の日本語が飛び交う。在住外国人向けに開かれる「親子日本語教室よるとも会」だ。この日は中国や韓国、ペルー人の親子ら約10人が参加。先生は住民たち。外国人に地域社会に溶け込んでもらうのが狙いだ。

 香椎浜小校区は、約2300世帯のうち外国人世帯が1割に上る。20カ国以上から来日した人たちが多様な文化、宗教、習慣を背景にコミュニティーをつくる。このため当初はトラブルも頻発。「変なごみを大量に出す」「駐車違反の車に移動を頼んでも聞かない」…。苦情が相次いだ。

 よるとも会は、英会話教室を開いていた代表の古賀美津子さん(42)を中心に発足した。活動を始めて7年。相互理解が進み、トラブルは減ったという。「10、20年後はもっと外国人が増える。私たちが行動して関係をつくっていくしかない」と古賀さんは語る。

   ■   ■

 福岡市の外国人登録者数は年々増加し、登録人口は2009年9月末で2万2943人。10年前の1・6倍に増え、人口に占める割合は1・6%になった。市国際課によると、そのうち中国人が1万1693人でトップ。韓国人が続く。他都市と比べて留学生の比率が高いのが特徴だ。

 「アジアの拠点都市」を掲げる福岡市は、在住外国人向けの日本語教室開催(5カ所)や、14の言語に対応できる語学ボランティア(約80人)を学校やイベントに派遣する事業を実施。国も外国人の子どもが多い市内14カ所の小中学校に「日本語指導教室」を設け、専任教員を置くなどの対策を取っている。

 ただ、「行政だけでは十分に対応できない」(市国際課)のが現実。それを補っているのが「よるとも会」のような市民の力で、住民ボランティア主催の日本語教室は市が把握するだけで約40に上る。「こうした市民との関係強化が不可欠。しっかり連携する仕組みを早くつくりたい」と永浦洋彦国際課長は言う。

   ■   ■

 既に官民連携で、言葉の壁を乗り越えようとする試みも。医療分野だ。

 福岡市西区で暮らす中国人の主婦欧暁霖(おうぎょうりん)さん(28)は9月下旬、のどが痛くて近くの病院を受診した。内視鏡検査を受けたが、専門用語が分からず、原因が胃酸の逆流だと分かるまで、しばらく説明を聞き続けなければならなかった。「もう少しなんとかならないものでしょうか」

 こうした声を受け、市は昨年度、市立2病院の窓口に中韓英の診察申込書を置いた。本年度から、医療関係者に語学を教える市民グループ「福岡医療外国語研究会」の活動支援も始めた。会代表の熊井善一さん(75)は「生活する外国人に目が向いてきた」と語る。

 外国人の日本語学習に詳しい東京学芸大の吉谷武志教授(異文化間教育学)は、観光面などでアジアとの連携強化を進める市に、こう助言する。「真の国際化は、地域に住む外国人を日本人と変わらない存在としてどう支えられるかにかかっている」

   =おわり




=2010/10/17付 西日本新聞朝刊=

1673チバQ:2010/10/29(金) 23:28:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101017/20101017_0002.shtml
【2010混戦福岡市長選】人工島問題 論議は低調
2010年10月17日 15:40 ■土地売却 不況下、見えぬ打開策

 8人が立候補を予定する福岡市長選(31日告示、11月14日投開票)で、福岡市の大型プロジェクトである人工島(アイランドシティ、東区)事業をめぐる論戦が低調だ。売れ残った土地の売却は喫緊の課題だが、候補予定者たちの公約の多くは中長期的なビジョン。景気低迷の中、いかに土地を売るかの有効な打開策は見えてこない。

 12日の市議会決算特別委員会。人工島事業への意気込みを問われた現職の吉田宏氏(54)=民主推薦=は「(2008年秋の)リーマン・ショック後は厳しい局面が続いているが、何としてもやり遂げ、市民の財産にしたい」と強調した。

 「厳しい局面」なのは売れ残っている土地の処分だ。世界同時不況の影響を受け、資金調達難から人工島への進出を断念する企業が続出。07年度まではほぼ計画通りだった土地の売却(市工区分)は08、09年度はゼロ。収入不足分を基金(貯金)の取り崩しで穴埋めしたため、07年度末に110億円あった港湾関連の基金は09年度末には43億円に減った。

 さらに4年後の14年度には、経営危機に陥った第三セクター・博多港開発の救済のために、市が同開発から買い取った約95ヘクタール(埋め立て権)の元金償還など約455億円の返済が待ち受ける。市関係者も「いざとなれば借金の借り換えなどの選択肢はあるが、とにかく頑張って土地を売るだけ」と妙案はない。

 新人の立候補予定者たちからも、目前に迫る土地売却への対応策は聞かれない。元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)は「長期ビジョンに立ったまちづくりが必要」と主張。前市教育長の植木とみ子氏(61)は「売り急ぐ必要はない。(医療特区申請など)見直しを重ねながら粛々と進める」と述べるにとどめる。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は「何十年にもわたって土地を売却しないと、借金を返せないという全体像をまず市民に情報公開したい」とした上で、「買いたくなる魅力的な土地」にするための環境整備がまず先決との立場。鉄軌道の導入などを訴える。

 これに対し、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦=は「人工島事業は毎年100億円を注ぎ込む最大の無駄遣い」として残り3割の埋め立ての中止を主張。元市議の荒木龍昇氏(58)も埋め立てをやめ、湿地を保全するとしている。

    ×      ×

 ▼人工島事業 福岡市と第三セクター・博多港開発、国が港湾施設や住宅、新産業の集積拠点などとして博多湾に整備を進めている。1994年着工で、完成予定は2027年度。総面積401ヘクタール、総事業費3940億円。市の持ち分である市工区の場合、市が起債(借金)して埋め立てやコンテナ集積場の整備を行い、その土地の売却や施設使用料で借金を返す。現在、事業全体の71%が埋め立てを終え、うち市工区(185・2ヘクタール)で売却されたのは計画(15・7ヘクタール)の約6割にとどまる9・3ヘクタール。09年度決算での起債残高は約1030億円。


=2010/10/17付 西日本新聞朝刊=

1674チバQ:2010/10/29(金) 23:29:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101018/20101018_0002.shtml
【2010混戦福岡市長選】財政再建で対立鮮明 公開討論会
2010年10月18日 12:08  任期満了に伴い、31日に告示される福岡市長選(11月14日投開票)を前に、立候補予定者の8人全員による公開討論会が17日、同市中央区の福岡市民会館であり、約150人が参加した。再選を目指す現職の吉田宏氏(54)が1期目の成果として「借金残高を1200億円以上減らした」と強調したのに対し、新人7人は「公約を守っていない」「不況下は公共投資を優先すべきだ」などと批判。財政再建をめぐる路線の違いが浮き彫りになった。

 討論会は「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」が主催。吉田氏のほか、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)、元福岡市議の荒木龍昇氏(58)、塾講師の飯野健二氏(49)、前市教育長の植木とみ子氏(61)、元会社員の内海昭徳氏(32)、元佐賀市長の木下敏之氏(50)、元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)が出席した。

 吉田氏はこの4年間について「就任時には2兆6千億円の借金があったが、身の丈を超えた公共工事を整理し、借金残高を1200億円以上削減した」と財政再建の実績を強調した。木下氏は「デフレの時期は市役所の借金減らしより公共投資を優先すべきだ」と真っ向から反論。高島氏も「借金を返すだけでは意味がない。チャレンジや投資が必要」と述べ、路線の違いを示した。

 一方、九州の人口が減少する中で、地域浮揚をどう図るかという市の成長戦略について、吉田氏は「韓国釜山市と連携して中国のクルーズ船誘致を図った」とアジアの活力を取り込む重要性を強調。植木氏は「集客交流都市として観光を2兆円産業にする」とし、木下氏は「法人住民税を減税して企業のアジア統括本部を誘致する」と訴えた。高島氏は「リーダーの発信力こそが重要だ」とアピールした。


=2010/10/18付 西日本新聞朝刊=

1675チバQ:2010/10/29(金) 23:30:03
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101026/20101026_0002.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<上>選択 問われる政治家の言葉
2010年10月27日 13:03
駅前でつじ立ちし乗降客と握手を交わす吉田宏氏=25日午前7時45分、福岡市南区の西鉄井尻駅前 現職の吉田宏を支援している男性(27)は、一瞬絶句した。

 22日、福岡市内の飲食店。知人たちとテーブルを囲み、資料を広げて「財政再建の道筋を付けた」と吉田の実績をアピールすると、1人が口をはさんだ。「でもイメージ悪いよ。公約を翻しちゃったでしょ」

 こども病院問題−。吉田陣営にとって、避けては通れない課題だ。4年前の市長選。吉田は人工島移転の「見直し」を掲げて初当選した。1年8カ月後、「ゼロベースから検証・検討した結果」として、結局は人工島移転推進を決定した。

 「最後の最後まで、現在地(中央区)で建て替えができないか考えた。でも、医療水準を上げ、療養環境を整えるには人工島しかなかった」。吉田は説明するものの、「決定理由が明確でない」との不満は市民に今もくすぶる。

      ◇

 吉田の歩みは、民主党のそれと重なる。

 民主党の推薦を得て、4年前の前回市長選で自民党が推した前市長の3選を阻んだ。16日に応援に駆けつけた野田佳彦財務相は吉田を持ち上げた。「昨年の歴史的な政権交代に向けて歯車を回すきっかけになった。民主党の恩人だ」

 だが、政治基盤の弱さは否めない。福岡市議会(定数63)で吉田を支える与党・民主党はわずか10人。最大会派の自民党(19人)を中心に否決・修正された「肝いり」の議案は3件に上る。こども病院の移転決定も、公約と現実のはざまで「苦渋の決断を迫られた結果だ。嫌われ役を引き受けてくれた」と民主市議は擁護する。

 民主党政権もまた、米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設問題などで迷走した。「市長も民主党も“前の政権”との違いを出すため、練られていない公約を掲げた」と市幹部は語る。

      ◇

 「私は約束を破りません」。吉田に挑む新人7人のうち1人は街頭演説をこう締めくくる。公約を掲載したビラに「約束を守ります」とのキャッチフレーズを入れた新人もいる。

 候補予定者の公開討論会では新人から「公約違反」などとの批判が続き、出席した吉田は17日、周囲に「集中砲火を浴びた」とこぼした。吉田の人工島移転決定は、政治家に言葉の重みをどこまで求めるかという点で、選挙の焦点の一つに浮上している。

 菅直人改造内閣の発足後、初の国政選挙となった24日の衆院北海道5区補選で、自民党の候補が圧勝した。尖閣諸島の漁船衝突事件や「政治とカネ」の問題など民主党に逆風も吹く。「国政と市長選は違う。こちらは負けられない」。陣営幹部は語気を強める。

 25日早朝。小雨をついて、西鉄井尻駅前(南区)に立った吉田は、通勤客の列にあいさつを繰り返した。9月末から、土日を除いて毎日続ける朝のつじ立ちだ。

 「ちゃんと説明すれば、吉田の思いは分かってくれるはず」と傍らに立つ民主市議。通り過ぎる人が多い中、「応援しています」と握手を求めて来た女性の手を、吉田はしっかりと握り締めた。 (文中敬称略)

 ■ ■

 戦後最多の8人が立候補を予定する福岡市長選(11月14日投開票)の告示が31日に迫った。再選を目指す現職と、新人7人が激突する選挙戦の焦点は。無党派層はどう動くか。九州最大都市のかじ取り役を決める「決戦前夜」を描く。

1676チバQ:2010/10/29(金) 23:30:29
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101027/20101027_0004.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<中>攻防 統一選にらみ背水の陣
2010年10月27日 13:05
自民党福岡県連の街頭遊説カーでマイクを手に演説する高島宗一郎氏。右は太田誠一元農相=16日、福岡市早良区「私は情報発信のプロ。いま福岡市に欠けているのは発信力です」

 元アナウンサーの高島宗一郎は、会場を埋めた400人を前に、身ぶりを交えて訴えた。23日、福岡市中央区のホテルであった支援団体の総決起大会。壇上には、高島を擁立した自民市議ら10人以上が並び、こぶしを突き上げた。

 地元民放で朝の看板番組の「顔」を務めた高島。周りには自然と人の輪ができ、携帯電話での写真撮影にも笑顔で応じる。その光景はこの日、商店街を練り歩いたときにも再現された。

 「向こうから握手を求めてくる選挙なんて、初めてだ」。市議たちは目を丸くする。ただ、自民の一握りの幹部市議が主導した、急転直下の擁立劇に、「政治姿勢も知らされないうちに、『決めたから』と紹介された」(関係者)とのわだかまりは、消えていない。

     ◇

 8月下旬、表舞台に登場した高島は、企業経営者や元財務官僚に相次いで出馬打診を断られた自民市議団が、やっとたどりついた候補予定者。背景にあるのは、「地方でも政権交代」を狙う民主党への危機感だ。

 「来春の統一地方選は、政権与党として攻めの姿勢で地方議員を倍増させる」。民主党本部の選対委員長・渡辺周は9月27日、現職の吉田宏の推薦を約束した党県連の政治資金パーティーで気勢を上げた。福岡市長選は二大政党が党勢拡大をかけてぶつかり合う、重要な前哨戦なのだ。

 「もし誰も擁立できずに不戦敗を喫していたら、求心力を失い、自民党はガタガタになっていた」。市議の一人は、統一地方選が、独自候補を担ぎ上げる“テコ”になったことを認める。

 今月、自民市議に異例の「誓約書」が配られた。「党議・党方針に著しく違反する行為はしない」−。統一地方選公認を県連に申請する際、署名して提出しなければならないその文書は、陣営がなりふり構わぬ引き締め作戦で臨むことの宣言だ。

     ◇

 衆院北海道5区補選が投開票された24日。高島陣営の最高顧問に就いた元首相・麻生太郎は、事務所に乗り込み、ハッパをかけた。「8人も出るなんて前代未聞。現職に対する批判が強い証明ということだろ」

 だが、支援団体の推薦状が張られたボードには空きが目立つ。4年前の市長選で味方だった商工会議所、医師会、土木建設協力会などは吉田支援に回った。「これが野党の選挙か…」。選対幹部は、昨年の総選挙での大敗で、市内に衆院議員が誰もいない状況を「焼け野原だ」とこぼす。

 25日の公約発表記者会見。高島は突然、こども病院の人工島移転を「白紙から再検討する」と宣言した。自民党市議団は移転推進の立場。主要政策で異なる公約を掲げた候補予定者を支援することを意味する。

 翌26日朝。急きょ対応を協議し、「大きな異論は出なかった」とすんなり支援継続を決めた自民党。「高島はわれわれを軽視している」。一部の市議にたまるマグマと、政策の矛盾を抱えたまま突き進むその先に、統一地方選が控えている。 (文中敬称略)

1677チバQ:2010/10/29(金) 23:30:50
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/feature/article2/20101028/20101028_0001.shtml
【決戦前夜 2010福岡市長選】<下>模索 見えない都市の「民意」
2010年10月28日 14:36
自転車で街頭活動をする元佐賀市長の木下敏之氏=25日午後、福岡市中央区 1日9時間、ペダルをこぐこともある。脚はパンパンに腫れる。

 26日夕、元佐賀市長の木下敏之は「事業仕分け人」のたすきを掛け、オレンジ色の旗を立てた自転車3台を連ねて、福岡市・天神を回った。市内に地盤を持たない木下にとって、多くの人に会える自転車街宣は最も力を入れている活動だ。

 「演説を聞いてくれなくても、名前の一部や色が脳裏に残ればいい。報道などを通じて『あっ、木下って自転車に乗っていた』と像を結んでくれれば」。陣営幹部は祈るような口調で語る。

 木下が市長選への出馬を決めたのは、「140万人の大都市ならば、地域とつながりがなくても、実績と政策で勝負できる」(関係者)と踏んだからだ。
 わざと拡声器のボリュームを下げ、通行人に演説内容を聞かせる街頭宣伝。本人が出向き政策を語るミニ集会。インターネットの活用−。有権者の4割とも言われる無党派層に、手が届くようにと工夫を重ねる。

 しかし、と陣営幹部は言う。「投票にどれだけ結び付くのか、まったく見当がつかない」

     ◇



学生が開いた勉強会で話す植木とみ子氏=25日午後、福岡市中央区 転勤族が多く、1年で人口の1割前後が流出入する福岡市。政党の推薦はないまま臨む前福岡市教育長の植木とみ子もまた、同じような悩みを抱えている。

 26日夜、植木の自宅近くにある後援会連絡所に支援者約10人が集まった。テーマは、集会で「地元出身」をいかに売り込むか。「経歴紹介の映像を流そう」「キャッチフレーズを模造紙に書いてめくってみたら」

 決定打はなかなか見つからない上に、陣営の一人は「地元出身ということが、どこまで強みになるか分からない」と悩む。「都市基盤もある程度整備され、しっかりした福岡。こうした成熟した街で、何を訴えればいいのか。福祉など暮らしの充実は誰もが主張し、違いは出にくい」

 戦後最多の8人が名乗りを上げた市長選。西日本新聞社が21―24日に行った電話世論調査(200人)では、市長選に関心がある有権者は75%に上った。だが、陣営側からは「市民に熱気はなく、盛り上がっていない」との声も上がる。

     ◇

 8人全員が初めてそろった17日の公開討論会。350席ある会場は4割しか埋まらなかった。「他都市では1500人、2千人の会場が満杯になる。候補予定者は(原因を)よく考えてほしい」。コメンテーターを務めた早大大学院教授・北川正恭は苦言を呈した。

 候補予定者の「違い」を探ろうと、26日に別の討論会を企画した「政治が気になるふくおか女性の会」代表の川口道子も「今後、街に何が必要だと考えているのか、候補予定者が話した内容だけでは伝わらなかった」と満足感はない。

 「福岡市には一見、差し迫った問題がないように見えるが、高齢化や経済の停滞などが表面化していないだけだ」。市民団体「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州」代表の神吉(かんき)信之は警鐘を鳴らす。「具体策が見えない候補予定者たちと、待ちの姿勢の有権者。選挙戦で双方の距離がどこまで縮まるか」

 選択の日が間近に迫っている。 (文中敬称略)

1678チバQ:2010/10/30(土) 08:32:09
現実的です
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20101029-OYT8T00958.htm
CNPが候補擁立断念へ
関係者「勝てる公算小さく」
 次期知事選(12月26日投開票)に関し、民主、社民両党県連や連合宮崎などでつくる非自民の団体「CNP会議」が、独自候補の擁立を断念する見通しであることが29日、分かった。

 知事選を巡っては、前副知事の河野俊嗣氏(46)がこれまでに立候補を表明。CNP会議は30日に会合を開いて知事選対応を協議するが、距離を置く自民党県連が河野氏への協力を決めていることから、CNP会議としての河野氏支援が実現するか否かは微妙な情勢だ。

 CNP会議は、河野氏が出馬表明した後の18日、「県民に選択肢を示すことが大事」などとして、河野氏以外の候補の擁立を前向きに検討することを決定。会議を構成する6団体がそれぞれに人選し、30日の会合で調整することにしていた。

 しかし、複数のCNP関係者によると、6団体のいずれも具体的な候補者を選定するには至らなかったという。〈1〉検討期間が短く、適切な人材を見いだせなかった〈2〉仮に候補を擁立しても、選挙日程が迫っており、短期間で県民に十分な浸透を図ることが難しい――ことなどが理由。

 あるCNP関係者は「河野氏は人気の高い東国原氏の事実上の継承者として見なされている。我々が仮に別の候補を擁立しても、河野氏に勝てる公算は大きくないと考えた」と話した。

(2010年10月30日 読売新聞)

1679チバQ:2010/10/30(土) 15:53:25
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000001010300001
自民2県議不適切処理/使途基準見直しへ
2010年10月30日

県議会の自民党会派に所属する近藤和義議員(76)=由布市区=と井上伸史議員(63)=日田市区=が、2009年度の政務調査費で賄った視察の宿泊代に関し、不適切な処理をしていることが29日、両議員らへの取材でわかった。県議会では、政調費を使った視察の報告書をインターネットサイトから盗用する問題も発覚しており、同党会派は使途基準を見直す方向で調整を始めた。


 近藤議員の収支報告書などによると、子牛取引の調査目的で昨年10月27〜28日に鹿児島県曽於市の曽於中央家畜市場を視察。隣接する宮崎県都城市のビジネスホテルに宿泊し、代金1万4500円のうち、政調費から上限の1万3700円を支出した。


 報告書では議員自身が視察したことになっているが、実際は、外せない別の用事が入ったため事務所の男性職員2人が市場を視察。宿泊代は1人1泊3700円だったが、ホテル外で購入した食事代も加えていた。近藤議員は「職員2人は経費を安くしようと食事なしのホテルを選んだようだが、不適切な部分は私に監督責任があり申し訳ない」と話し、政調費を返還する意向だ。


 井上議員の収支報告書では、今年3月6日に木材市場調査のため日田市のホテルに2人で泊まったとして、計1万9500円の領収書を添付。うち1人分の9750円を政調費として支出した。一方、ホテル側の説明によると、当日は井上議員を含め4人が宿泊し、議員を除く3人分の代金として領収書を作成、1人分の宿泊代は6500円だとしている。


 井上議員によると市場は韓国業者3人と視察し、業者の宿泊代の一部を政調費から支出しようと考えたという。領収書の人数と実際の人数が異なる点については「多く請求したわけではなく、少ないのだからいいかなと、特に気にしなかった」と話している。


 これらの処理について、県議会事務局は「必ずしも規則に反しない」と説明する。政務調査費の目的の一つは情報収集で、視察は議員本人でなければならない規定はなく「視察が政務調査にあたるかは一義的に各会派が判断する。これまでにも代行させた事例はあった」という。


 また、ホテルの宿泊代に食事代を上乗せした処理も「宿泊費上限は宿泊料金のほか夕食代や朝食代を含んで積算されており食費の請求は可能」との立場だ。


 ただ、政調費に関する問題が相次いでいることから、同党の古手川茂樹議員会長は「報告書の正確性を高めるとともに、より議員活動の実態に沿うようにする必要がある」と使途基準の見直しに言及。来月にも会派の議員総会を開いて、基準の再検討に入る考えを示した。他会派へも安部省祐議長を通じて見直しを呼びかけるという。

1680チバQ:2010/10/30(土) 23:43:06
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101030ddlk45010661000c.html
知事選みやざき:河野氏支援の動き活発化 水面下では複数出馬意欲 /宮崎
 東国原英夫知事の事実上の後継者である河野氏を支援する動きが活発化し始めた。日南市では、まちおこしグループメンバーらが勝手連的に応援を始めた。JA宮崎グループや県漁連などは既に河野氏への「協力」を決定した。

 JAなど業界10団体で結成する県経済団体協議会は11月10日に対応を協議するが、十分な政策論議がないままの協力決定に対し、業界内部では異論の声もある。

 河野氏は現在も後援会を設立しておらず、日々の活動は知事後援会の手を借りている。「人の話に耳を貸さない」という知事批判が行政運営で側近だった河野氏に向かうこともあった。それでも支援する側は「旧態依然とした政治風土にだけは後戻りしたくない」という気持ちが強い。政党には県出身の官僚の擁立を模索する動きもあったが、クリーンなイメージのある河野氏を「無難」と評する声もある。

 一方、河野氏が広島県出身であることから「知事は宮崎出身者であるべき」との声も根強い。水面下では、再選後間もない現職参院議員や元国会議員、市長、元県議らが出馬に意欲を持っているとされ、なお流動的な要素がある。共産党県委員会も候補擁立を模索しているが、告示まで残された時間は限られている。

1681チバQ:2010/10/30(土) 23:44:08
>>1546
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20101030ddlk45010666000c.html
政調費:自民会派4県議、韓国視察の飲食費の一部返還 /宮崎
 県議会会派の自民党所属の4議員が、今年1月の韓国視察旅行の飲酒を伴う食事会の際、県職員を含む部外者4人の飲食代を政務調査費で支払っていたとして28日、政調費収支報告書を訂正し、代金の一部2万7400円を県に返還した。

 視察には、県産材の輸出可能性を探るため17〜19日の日程で外山衛、外山三博、緒嶋雅晃、松村悟郎の4議員が出掛けた。現地では韓国人建築家らと意見交換した。

 4議員は18日夜、建築家ら計8人で食事をし、4万8000円の費用のうち4万円を政調費で支出した。また、翌19日の昼食代7400円の領収証には、ビール3本分(約840円)が含まれていた。

 政調費の使途基準マニュアルは、県議の宿泊費に夕食費を含めることを認めているが、部外者に関する規定はなく、アルコールへの支出はできない。

 自民会派は誤解を招いたとして、夕食の際の部外者の飲食代とビール代を含む昼食代を返還した。緒嶋議員は「誤解を受け返還することにした。今後は気をつけたい」と話している。【石田宗久】

1682チバQ:2010/10/31(日) 11:08:08
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-31_11609/
儀間市長が撤退表明 知事選「候補者擁立は終息」
政治 2010年10月31日 09時37分

(1時間30分前に更新)

 知事選に向け、国民新党幹事長の下地幹郎衆院議員に出馬を要請していた「県民主役の知事選挙を実現する会」共同代表の儀間光男浦添市長らは30日、独自候補の擁立を断念、撤退を表明した。那覇市の下地氏後援会事務所で同氏と会談後、記者団に述べた。下地氏は儀間市長らに「出馬を断念する」と正式に伝えた。

 儀間氏は「下地氏以外に、それ以上にも下にも候補者はないので今回の候補者擁立は終息する」と説明。

 一方で保革の枠組みにとらわれず、政策本位で候補者を擁立する同グループの活動の今後については「引き続き勉強して研究し、次のチャンスをつくる。その間に候補者も準備したい」と継続する考えを強調した。

 下地氏は同日、後援会の会合で支持者約120人に出馬断念を報告。その後の記者会見で知事選への対応について「自主投票はない」と述べ、11月11日の告示までに現職の仲井真弘多氏、新人の伊波洋一氏のどちらを支援するか決める考えを示した。

 儀間市長のグループも告示までに対応を決めるが、米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真、伊波氏の政策と開きがあるため「(自主投票も)含めて仲間と相談する」と述べた。

1683チバQ:2010/10/31(日) 11:08:49
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-10-31_11608/
民主県連 知事選自主投票を正式決定
存在感に両陣営秋波 17議員の動向注視
政治 2010年10月31日 09時40分

(1時間28分前に更新)

 民主党県連は30日の役員会で、知事選の対応は自主投票とすることを正式決定した。昨年8月の衆院選で2人が当選、県内で勢力を拡大した県連の動向は選挙戦に影響を及ぼす。立候補を表明している現職の仲井真弘多氏(71)、新人の伊波洋一氏(58)の両陣営は、県連所属議員を注視している。(’10年県知事選取材班・平良吉弥)

 ただ、政府・党本部が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を推進しており、表立った支援は「県民の反発を招く」との声も。選挙戦が激しさを増すにつれ、議員の支援を取り付ける動きが活発化しそうだ。

 民主党は惨敗した7月の参院選全国比例で、県内では11万9千票を獲得。普天間移設問題をめぐる県民の強い反発もあり、政権交代を果たした昨年9月の衆院選比例の県内25万8千票から大幅に得票を減らしたものの、依然、一定の勢力を維持している。

 県連所属の国会議員、県議、市町議員は計17人。ほとんどの議員がこれまでの社民、社大など県政野党との関係から、伊波氏の支援に回る可能性が高い。

 しかし、党本部の岡田克也幹事長は28日の定例会見で、知事選の対応について「節度を持った対応ということが基本だ」とし、政府・党本部の方針に反する伊波氏を支援しないよう、やんわりとくぎを刺した。

 そのため、県連内には依然として「党本部の方針に背けば今後、圧力をかけられる可能性もある」と警戒する声もある。しかし、現時点では、7月の参院選で独自候補擁立をめぐる党本部からの圧力に比べ拘束は緩やかだとの受け止めだ。

■  ■  ■

 仲井真陣営の幹部は、安全保障政策で伊波氏の支持政党と民主は相いれないとの考え方を示した上で「一部労組や民主支持者の中には、革新政党が推す伊波氏は支援できないという声はある。自主投票では(県連が)表立った動きはできない」と、民主支持層に秋波を送る。

 一方、伊波陣営は、前回共闘を組んだ民主県連が自主投票になったことは「想定内」と強調するが、一部には支持に広がりを欠くとの懸念の声もある。

 陣営幹部は、伊波氏が県連に出した推薦依頼は認められていないものの「争点となる普天間移設問題の政策は、伊波氏の方が県連に近い。民主党の支持者も自民、公明の推す仲井真氏には投票しないだろう」と指摘。議員や民主支持者に働きかけを強める考えを示し、仲井真陣営の切り崩しに警戒感を強めている。

4区は伊波氏支援へ

 民主党県連(喜納昌吉代表)は30日の役員会で知事選への対応を協議し、独自候補の擁立を断念して自主投票で臨むことを正式に決めた。党本部も週明けの常任幹事会で自主投票を決める方針だ。

 知事選には現職の仲井真弘多氏(71)、前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)が立候補を表明している。民主県連所属議員17人の過半数が伊波氏の支援に回る見通しだ。

 新垣安弘幹事長、瑞慶覧長敏衆院議員ら7人が所属する4区総支部は同日夜に会合を開き、伊波氏の支援を事実上、表明した。ただ、欠席した新垣幹事長は「現時点では支持動向を決めていない」としている。

 喜納代表は役員会後の記者会見で「県連として中立なので(支援は)個人の判断に任せる。党本部も沖縄に関しては『干渉はしない』となっている」と述べ、所属議員の行動を拘束することはないと強調した。

1684チバQ:2010/10/31(日) 11:10:51
http://mytown.asahi.com/areanews/miyazaki/SEB201010300013.html
CNP会議「時間切れ」知事選擁立見送り 共産なお模索
2010年10月31日

 12月の知事選について、30日、統一候補の擁立の断念を確認したCNP会議。同会議は、民主党県連や社民党県連合、連合宮崎など非自民勢力の6団体で構成しており、個々の団体の独自候補の擁立も断念したという。同日現在で立候補を表明しているのは前副知事の河野俊嗣氏(46)のみで、自民党県連は河野氏への協力を決定。主な政党の中で、独自候補の擁立を模索しているのは、共産党県委員会だけになった。

 CNP会議の座長である連合宮崎の横山節夫会長によると、30日の会合では、各政党・団体から具体的な候補者名は挙がらなかった。今後、同会議外から立候補を表明する人が現れた場合に、対応を協議していくという。

 河野氏は、公認や推薦という形は取らないものの各政党・団体に協力を呼びかけており、CNP会議は、河野氏以外に立候補を表明する人が現れなかった場合には、河野氏の政策を吟味したうえで、11月18日に協力の是非を話し合うという。

 横山会長は「本来なら多くの選択肢があった方が望ましいが、選挙まで時間がない。候補者擁立に至らなかったのは残念」と述べた。

 民主党県連の川村秀三郎代表は「口蹄疫(こうていえき)の後で選挙どころではないという厭戦(えんせん)的な空気もある」と話し、社民党県連合の鳥飼謙二代表は「東国原(英夫)知事の不出馬表明の時期が遅く、候補者を立てる時間が制限された。知事の術中にはまってしまった」と苦々しい表情で話した。(松井望美)

1685チバQ:2010/10/31(日) 11:16:51
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/206878
福岡市長選31日告示 「民主VS自公」の構図
2010年10月31日 00:03
 任期満了に伴う福岡市長選は31日、告示される。11月14日の投開票日に向け、14日間の選挙戦が始まる。戦後最多の8人が無所属での立候補を予定しており、激しい論戦が予想される。

 立候補を予定するのは、再選を目指す現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、西福岡・糸島民主商工会事務局長の有馬精一氏(59)=共産推薦、元市議の荒木龍昇氏(58)、塾講師の飯野健二氏(49)、前市教育長の植木とみ子氏(61)、元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)、元佐賀市長の木下敏之氏(50)、元アナウンサーの高島宗一郎氏(35)。

 民主、国民新、社民各党が支援する吉田氏と、自民、公明両党が支援する高島氏が激突する形で、事実上、国政と同じ「民主VS自公」の構図となっている。共産党は有馬氏を推薦。来春の統一地方選に向けた前哨戦としても注目される。

=2010/10/31付 西日本新聞朝刊=

1686チバQ:2010/10/31(日) 11:35:27
http://www.asahi.com/politics/update/1030/SEB201010300003.html
政務調査費領収書、議員による黒塗り廃止へ 福岡県議会2010年10月31日10時32分

 政務調査費の使途基準の見直しを進めている福岡県議会(定数88)は、各議員の判断で決めていた領収書の黒塗り部分について廃止する方向で検討することを決めた。廃止後は、県議会事務局が領収書を確認した上で、県民への情報公開の際に黒塗りにする部分を判断することになる。

 ただ、最大会派の自民党県議団の有力議員は「以前から黒塗り部分を判断する際は県情報公開条例を基準にしてきた。公開範囲は今後も変わらないだろう」と話しており、改革の実効性は定かでない。

 福岡県議会は昨年度分から政調費の領収書を公開しているが、政務調査を外部に委託したり、議員事務所の職員に人件費として支出したりした場合、同条例を根拠に大半の領収書で発行元を黒塗りにして公開していた。

 だが、一部の県議が政調費で官能小説を購入するなど不適切な支出が相次いで発覚したことから、議会運営委員会の理事ら6人が7月から使途基準の見直しを進めた。今月18日に途中経過を公表し、「黒塗り」の継続を明らかにしたところ、批判が相次いだため、自民党県議団は対応を協議し、29日の議員総会で「黒塗り廃止」の方向で合意した。議会運営委員会は11月にも正式に決定する。

1687名無しさん:2010/10/31(日) 19:04:20
大阪二区の公募が10/1-10/10で締め切られ、現在四人が選考に残っている。この中には郵政民営化で造反した左藤章氏も含まれている。
あまりにも短い公募期間に何かあると思ったら、ドロドロだった。川条しか前衆議院議員は、次期総選挙に立候補する意向を示しているが、
今回の左藤章公認への出来レースには、愛層を尽かし応募していない。
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/43998347a2f98aa8d2dcd5c3b1f134a6
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/f7295a03a54d72c9466a409b439ebe71
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/579decda4c44ce58fce61eb8a53474ec
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/e/6a27125a939e66ed40d7d6c5cc25cdce

1688チバQ:2010/10/31(日) 21:01:53
>県議選八女市区(定数1)と、合併に伴う区割り見直しで定数が3から2となる同大牟田市区での公認は見送った。県連によると、八女市区に1人、大牟田市区は2人の現職議員がいるが、各支部での調整が整っていないため
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101031ddlk40010214000c.html
選挙:統一地方選 自民県連、1次公認候補を発表 /福岡
 自民党県連は30日、来春の統一地方選で行われる県議選と福岡市議選について、第1次公認候補を発表した。県議選38人、福岡市議選18人で、すべて現職。ただし今回は、県議選八女市区(定数1)と、合併に伴う区割り見直しで定数が3から2となる同大牟田市区での公認は見送った。県連によると、八女市区に1人、大牟田市区は2人の現職議員がいるが、各支部での調整が整っていないため。第2次公認までに結論を出す見通しという。

 選挙区と氏名は次の通り。(敬称略)

 【県議選】

 福岡市東区 今林久(62)、長裕海(57)▽同博多区 新宮松比古(72)、井上貴博(48)▽同中央区 早麻清蔵(81)、鬼木誠(38)▽同城南区 武藤英治(59)▽同南区 加地邦雄(60)、樋口明(40)▽同西区 田中久也(77)▽前原市・糸島郡 月形祐二(52)▽古賀市 前田宏三(61)▽粕屋郡 吉松源昭(42)▽福津市 阿部弘樹(48)▽筑紫郡 渡辺英幸(66)▽大野城市 井上順吾(58)▽筑紫野市 藤田陽三(68)▽太宰府市 井本邦彦(72)▽朝倉市・朝倉郡 栗原渉(45)▽久留米市 原口剣生(56)、十中大雅(57)▽大川市・三潴郡 秋田章二(60)▽小郡市・三井郡 井上忠敏(63)▽柳川市 江口吉男(61)▽筑後市 蔵内勇夫(56)▽みやま市 板橋元昭(71)▽飯塚市・嘉穂郡 江藤秀之(50)▽嘉麻市 吉原太郎(76)▽中間市 貞末利光(54)▽遠賀郡 松本國寛(54)▽宮若市・鞍手郡 塩川秀敏(62)▽北九州市八幡西区 縣善彦(57)、松尾統章(37)▽同若松区 中尾正幸(45)▽同小倉北区 中村明彦(55)▽同小倉南区 吉村朋美(54)▽田川市 浦田憲一(68)▽築上郡・豊前市 後藤元秀(60)

 【福岡市議選】

 東区 小石原淳一(66)、森英鷹(56)、川上晋平(39)、今林秀明(50)▽博多区 川口浩(50)、南原茂(56)、福田衛(39)▽中央区 石村一明(73)、稲員大三郎(66)、妹尾俊見(67)▽南区 光安力(62)、伊藤嘉人(49)、飯盛利康(32)、打越基安(56)▽城南区 阿部真之助(46)▽早良区 津田隆士(66)▽西区 小畠久弥(60)、冨永計久(62)

〔福岡都市圏版〕

1689チバQ:2010/11/01(月) 20:49:09
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/207133
県都決戦 動と静 福岡、熊本市長選告示
2010年11月1日 12:59 カテゴリー:九州 > 福岡 九州 > 熊本
 2011年春、新幹線で結ばれる九州の二つの拠点都市、福岡と熊本の両市で31日、市長選が告示された。8人が立候補し、民主と自民・公明の対決を軸に混戦模様の福岡市。一方、熊本市では、国政の与野党が事実上相乗り状態で支援する現職に、新人2人が挑む。来春の統一地方選を前にした“県都決戦”の構図は対照的だ。

 ■福岡 統一選にらみ総力戦

 「民主党政権と直結する市長に、福岡市を任せ続けていいのか」。新人で元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)の出陣式。麻生太郎元首相や古賀誠・元自民党幹事長ら、かつての政府・与党の首脳が次々とマイクを握った。自民党は推薦や支持はしないものの、党を前面に出して支援。木庭健太郎・公明党幹事長代理も駆け付けた。

 現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=の出陣式では、古賀一成・民主党福岡県連代表が「政局が動き、厳しい情勢だが勝利する」と強調。こちらも松本龍環境相と自見庄三郎金融担当相の現職閣僚が顔を並べ、激励した。

 菅改造内閣発足後初の政令市長選として、10月の衆院北海道5区補選後、各党の照準は福岡市長選に。吉田陣営では岡田克也・民主党幹事長来援が内定。高島陣営は、自民党に小泉進次郎衆院議員らの来援を要請した。「一市長選ではなくなった」と関係者。統一地方選をにらみ総力戦の様相だ。

 ただ、双方とも足元は盤石ではない。市医師連盟や商工連盟などは「現職推薦が原則」を理由に、吉田氏側に回った。しかし、長年、自民の支持基盤だっただけに「動きにくい面がある」(商工連盟幹部)との声も。

 他の新人陣営も、支持層の切り崩しを狙う。元佐賀市長の木下敏之氏(50)は、内閣府行政刷新会議での事業仕分け人の経験を強調し、民主党との関係をアピール。連合福岡の傘下ながら「自主投票」を決めた労組などに手を伸ばす。前福岡市教育長の植木とみ子氏(61)は山崎広太郎前市長が全面的にバックアップし、高島陣営は「保守層が割れる」と懸念する。

 共産党は、推薦している商工団体事務局長の有馬精一氏(59)を懸命に支える。元福岡市議の荒木龍昇氏(58)らも支持拡大を図り、選挙戦の構図を複雑にしている。

 ■熊本 現職に一転「相乗り」

 現職で3選を目指す幸山政史氏(45)に、元熊本地裁事務官の志垣英海氏(43)と、共産党系市民団体が推す薬剤師の重松公子氏(62)の新人2人が挑む熊本市長選。事実上の「初代政令市長」を決める選挙だが、与野党が現職に相乗りする構図で、新人2人との知名度の差も大きい。市民の関心はあまり高まらず、低投票率が懸念されている。

 「挑戦元年。新しいステージに移る熊本市に対する私自身の初めての挑戦だ」。8年前、自民党を離党して初当選した幸山氏は第一声で「原点回帰」の決意を強調した。

 過去2回の市長選で対立候補を推薦してきた自民、公明両党は一転して支持を表明。民主党県連も支持を決め、環境は一変した。それでも幸山氏は「構図の変化は意識していない」と政党とは距離を置く。市議の半数が顔をそろえた30日の総決起集会でも壇上には一人も上げない徹底ぶりだ。

 ある市議は政党側の方針転換の本音を「勝てそうな対立候補を立てられなかったから」と解説。両者には一種冷ややかな空気も漂う。実際、現場レベルの支援の程度は「各議員の判断」(自民市議団)で、告示後も盛り上がりはいまひとつ。

 戦後の同市長選の最低投票率は1998年の32・33%。長く幸山氏を支援するある議員は「今は候補者への支持より、とにかく選挙に行くことを呼び掛けている」と渋い顔を見せた。 


=2010/11/01付 西日本新聞朝刊=

1690チバQ:2010/11/01(月) 23:39:02
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101101-OYT1T00978.htm
沖縄知事選で民主党、県外選出議員の応援禁止
 民主党は1日の役員会で、自主投票を決めている沖縄県知事選(11日告示、28日投開票)について、党沖縄県連に所属しない議員が特定候補を応援することを禁止するほか、沖縄県連所属の議員についても、「節度ある慎重な行動」を求めることを決めた。

 党執行部が地方選挙の応援を禁止するのは極めて異例だ。

 岡田幹事長は1日の記者会見で「党で決定したことを守れないとなれば、ペナルティーの対象になりうる」と述べ、違反した場合は処分する考えを示唆した。

 同知事選に立候補予定の現職の仲井真弘多氏と前宜野湾市長の伊波洋一氏は、米軍普天間飛行場移設問題に関し、仲井真氏が「県外移設」、伊波氏が「国外移設」を主張している。一方で、党内では沖縄県連を中心に候補者の応援を模索する動きがあり、「名護市辺野古への移設を目指す菅政権の方針を否定する候補の応援は許されない」(執行部)と判断したものだ。

(2010年11月1日21時35分 読売新聞)

1691名無しさん:2010/11/03(水) 01:49:58
福岡市長選、再選挙もありえるかなあ

1692チバQ:2010/11/03(水) 10:54:32
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010110200898
伊波氏支持を表明=沖縄県知事選で−民主・川内氏
 28日投開票の沖縄県知事選で、民主党の川内博史衆院議員(鹿児島1区)は2日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の米領グアムへの移設を掲げる伊波洋一前宜野湾市長を支持する意向を表明した。国会内で記者団に語った。
 民主党は同知事選で独自候補擁立を断念。沖縄県外の国会議員が選挙応援のために現地に入ることを禁止した。川内氏は「応援したい人を応援する」と述べ、伊波氏を県外から支援する考えを強調した。
 同知事選には現職の仲井真弘多氏も立候補を表明している。(2010/11/02-20:38)

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1693チバQ:2010/11/04(木) 12:15:52
前提をつけなかったら問題発言でしたね
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101104-OYT1T00482.htm
東国原知事、後継選無投票なら「数億円浮く」
 宮崎県の東国原知事は2日、次期知事選(12月9日告示)への立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)について、定例記者会見で「東国原イズムを継承、尊重されているようだし、時代に逆行しない改革をやっていただける」と期待感を示した。

 河野氏は近くマニフェストを公表する予定にしているが、東国原知事は「本人から基本路線の報告は受けた」とし、「行政の維持、運営、執行に関しては問題ない。僕より手堅い、安定感のある行政運営になる」と述べた。

 また、河野氏以外に立候補の表明がなく、無投票の可能性もあることについて、「多数の選択肢があることが民主主義の前提」とした上で、「選挙が行われなければ数億円が浮くのは事実。その分は口蹄疫復興などに使える。事実としてそれだけ言っておきます」と話した。

(2010年11月4日11時59分 読売新聞)
YOMIURI ONLINE トップへ

1694チバQ:2010/11/04(木) 12:19:02
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101104rky00m010001000c.html
県知事選:告示まで1週間 政策論争が本格化
 11日告示、28日投開票の第11回県知事選は、告示まで1週間に迫った。2期目を目指す無所属現職の仲井真弘多氏(71)=自民県連、公明推薦=に、無所属で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=社民、共産、社大推薦=が挑む構図となる。両氏は選挙公約となる知事選マニフェストを発表し、公開討論会などでの政策論戦が熱を帯びている。

 祝日の3日、仲井真氏は県功労者表彰式の公務をこなし、那覇市の琉球王朝祭りに足を運んだ。夜は介護・保育関係者による決起集会に出席し「介護、障がい者政策を進め、待機児童ゼロ実現をしっかり目指す」と訴えた。

 伊波氏は豊見城市の上田交差点で早朝の手振り行動を皮切りに、琉球王朝祭りや地域支部開きに出席。夜は女性の会の結成総会で「教育、福祉切り捨ての現県政から、県民のための県政に変える」と訴えた。

 知事選には幸福実現党員の金城竜郎氏(46)も出馬を予定している。

(琉球新報)

1695和子夫人 ◆VVOQ3pMvHY:2010/11/04(木) 19:44:25
また欠員か。
古賀一成議員、出馬に意欲 来春の福岡県知事選
2010.11.4 19:20
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101104/stt1011041922012-n1.htm
民主党の古賀一成衆院議員(63)=比例九州=が、任期満了に伴う来年4月の福岡県知事選に出馬の意欲を示していることが4日、民主党関係者の話で分かった。知事選をめぐっては現職の麻生渡知事が10月に不出馬を表明し、民主、自民などの各党が候補擁立を模索している。

 関係者によると、古賀氏は3日午前、会長を務める民主党福岡県連が福岡市内で開いた知事選の候補者選考委員会の初会合に出席し、立候補に意欲を見せた。会合ではこのほか、出馬に関心を示す元官僚や大学教授ら3人の名前が挙がったといい、県連は古賀氏を含む計4人を軸に選考する見通し。

 古賀氏は旧建設省出身で当選7回。昨年の衆院選では福岡6区で鳩山邦夫氏に敗れ、比例代表で復活当選した。衆院国土交通委員長を務めている

1696チバQ:2010/11/04(木) 20:43:13
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101104-OYT1T00491.htm
福岡知事選、民主は教授ら4人から候補選考
 来年4月の福岡県知事選に向け、民主党福岡県連は3日、候補者選考委員会(委員長=古賀一成・県連代表)の初会合を福岡市で開き、大学教授や元中央官僚ら男性4人を選考対象とすることを決めた。

 月内をめどに絞り込む予定。県連は「他党が乗ってくるのは構わない」としており、最終的に相乗り候補となる可能性もある。

 4人は50〜60歳代で、いずれも県出身。2人は自薦で、残る2人は委員の推薦という。選考委事務局長の吉村敏男・県連幹事長は会合後の記者会見で、「4人とも新しいリーダーとして、県の振興を図っていける人」と語った。今後、経済界や連合福岡から意見を聞いたり、4人を個別に面接したりし、その結果を13日の次回会合に持ち寄る。27日の県連大会までを目標に絞り込みを図る。

 相乗り候補の擁立について、民主党本部は禁止する方針を打ち出しているが、古賀氏は「経済界からは激烈な争いは勘弁してほしいという話も聞く。そういうことも勘案する」と述べ、他党との連携の可能性を示唆した。

(2010年11月4日12時04分 読売新聞)

1697チバQ:2010/11/04(木) 23:25:13
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?catid=419&blogid=16
「選択肢」掛け声倒れ CNP会議候補擁立断念

(2010年10月31日付)

 民主党、社民党両県連など非自民6団体でつくるCNP会議(議長・横山節夫連合宮崎会長)が30日、次期知事選で統一候補擁立を断念した。唯一立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)とは「別の選択肢を示す」と打ち上げたものの、選挙まで時間が足りず、口蹄疫からの復興途上で県民に厭戦(えんせん)ムードも漂うことで掛け声だけに終わった格好。各団体が統一地方選を重視しなければならない内部事情を抱え、河野氏に東国原知事の影がちらつくことも足かせとなったことは否めない。

■不戦敗

 午前8時から始まった会議では、6団体が内部協議の結果を順に報告した。前回18日の会議で統一候補の擁立という方向性を打ち出し、各団体が持ち帰って協議を重ねたものの、結果的に候補者は立てきれなかった。

 民主は政権与党でありながら、沖縄県知事選に続く事実上の不戦敗となる。本県出身やゆかりのある中央省庁の官僚に当たるなど可能性を探り続けたが、県連関係者によると「(最近の)実務者会議で知事選の話は出なかった。統一地方選を重視しているのではないか」という。

 県連の川村秀三郎代表は「選択肢を広げようと、水面下で探ったが、限られた時間で具体的な名前を挙げるに至らなかった。口蹄疫で県民に厭戦ムードもあると聞く。非常に残念」と力なく語った。

■準備不足

 社民県連は早々に独自候補は断念していた。鳥飼謙二代表は「知事が2期目に出るか出ないか、いたずらに結論を引き延ばした結果、残された時間が足りなかった」と批判する。一方で「知事が出ないということを前提に動いてこなかったのはなぜだと問われれば、政党として一定の責任はある」と準備不足は認めた。

 仮に候補者を出すにしても、知事が事実上の後継者として河野氏支持をちらつかせているため、「(高い発信力で)流れをつくられるから、みんな知事の動向を見極めているのではないか」(CNP会議出席者)と尻込みさせる要因となっている。

 来年4月の統一地方選で一議席でも増やしたい民主と、現有議席を死守したい社民。どちらの党も、多額の選挙資金と人手を要する知事選に割く余力がないのも実情だ。

■保守系支援

 この日の会議では、CNP会議としての知事選対応の結論を11月18日の次回会議に先送りした。「水面下の動きも含め、誰が手を挙げるかぎりぎりまで見極めたい」としているが、共産党を除く非自民勢力から候補者が出る可能性は低い。

 残るは保守系候補を支援する道だけだが、過去の知事選でもCNP会議として保守系候補を支援した経緯があり、「(今回は)非自民から出る人はいない。力も金もない。CNP会議が見守っているのは保守系の動きではないか」とみる民主党関係者もいる。

 11月18日のタイムリミットぎりぎりまで他候補の動向を見守る姿勢だが、会議後の会見で横山議長は「知事は一般的に無所属で出るので、(例え河野氏であっても)手を組んでやることがすべて悪いとはいえない」としており、自民党県連がすでに「協力」を表明している河野氏への相乗りにも余地を残した。

1698チバQ:2010/11/04(木) 23:26:17
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=32414&catid=419&blogid=16
「次にバトンタッチ」 独走河野氏に知事の影

(2010年10月28日付)

 任期満了に伴う12月の知事選は、前副知事の河野俊嗣氏(46)ただ1人が立候補を表明している状態が3週目に入った。人気の高い東国原知事が事実上支持していることが後押しとなって、水面下では対抗馬擁立の動きはあるものの、立候補表明には至っていない。河野氏はJAグループ宮崎、自民党県連などの主要組織が「協力」を決めたこともあり独走ムードも漂う。民主、社民両党県連などでつくるCNP会議が30日に下す最終判断が注目される。

■主要組織が「協力」

 「やらないといけないことは(次の知事に)バトンタッチする。本人をここに連れてくれば良かったですかねえ」。知事は27日に延岡市であった県民フォーラムで、学校教育に関する要望にこう答え笑いを誘った。知事は表向きは「中立」としながらも、実際はさまざまな場面で河野氏支持の姿勢を示している。

 知事はまた、自民党県連が河野氏に協力することを決めた際、指名競争入札復活を盛り込んだ政策協定の話が持ち上がると、「今後のことが気掛かりだ」とブログでけん制。政策にも注文を付けた。

 河野氏に知事の影がちらつく中、JAグループ、県漁業協同組合連合会、県森林組合連合会も次々と協力を決めた。自民県連の幹部は「独自候補を立てても、知事が河野氏の選挙カーに乗って応援するようなことがあれば脅威だ」と打ち明ける。

■県北出身の待望論も

 水面下では対抗馬擁立の動きもあった。当初、本命とみられた長峯誠都城市長(41)は、河野氏が出馬に意欲を示したことで「東国原県政を支持してきた。大義がなくなった」と静観。周囲からは「河野氏の動きが表面化したのが2、3日でも遅かったら表明できた」との声も漏れる。

 これを受けて、自民現職の参院議員の出馬説が浮上。しかし、党県連が河野氏に協力することを決めた22日の選挙対策委員会には同議員の秘書が代理出席。「ありえない」(県連幹部)状況となった。

 県北出身知事の待望論にも押される形で、一時はベテラン市長の名前も上がったが、後援会との協議で立候補はしないことを決めた。

 このほか元県議や現職県議、本県出身の総務省官僚らの名前が浮かんでは消えていった。このうちの1人は「郷土出身者が知事になるべきだとの要望を受けていたが、今となっては可能性すらなくなった」と言う。

■CNP会議に注目

 ただ1人立候補を表明している河野氏は27日、自身を応援する勝手連を含むまちづくり3グループが日南市で開いた座談会に出席。立候補表明以来、初めて大勢の人を前に話した。自己紹介を兼ねたあいさつで河野氏は「大変心細い思いで一歩踏み出した私にとっては非常にありがたい」と礼を述べた。

 こうした中、CNP会議が知事選への対応に最終結論を出す会合が30日に行われる。同会議は「選挙が望ましく、選択肢を示せるようにするべきだ」との姿勢で、各団体が対抗馬を擁立するかどうか持ち帰っている段階だ。共産党県委員会も候補者を模索中。河野氏の“独り旅”が続くのか、それとも有力な対抗馬が出るのか。12月9日の告示日は刻一刻と迫る。

【写真】河野氏を招いて開いた「飫肥の将来を考える会」。東国原知事の影がちらつく中、知事選は河野氏の“独り旅”が続いている=27日午後、日南市

1699チバQ:2010/11/06(土) 13:09:54
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208152
【2010混戦福岡市長選】新人、個性演出に必死 与野党対決で埋没を懸念
2010年11月6日 11:53 カテゴリー:九州 > 福岡
 与野党対決を軸とした混戦の様相を見せている福岡市長選(14日投開票)で、二大政党の支援を受けない候補者たちが、埋没してはならじと、存在感を訴える“個性”の演出に懸命だ。二大政党に対抗姿勢を示すみんなの党の幹部を呼んだり、「地方政治に政党色はいらない」と現状を批判したりして、有権者にアピールを続けている。

 「職員1万人の市役所を経営する能力があるのはこの人だけだ」。5日午後の福岡市・天神。みんなの党の江田憲司幹事長は選挙カーの上で、隣に立つ元佐賀市長の木下敏之氏(50)を褒めあげた。共に政策集団「官僚国家日本を変える元官僚の会」のメンバー。みんなの党は市長選で自主投票の方針であり、江田氏は「元官僚の会代表幹事」として激励する形を取った。陣営幹部は「第三極をアピールできた」と手応えを語る。

 市長選で民主党は現職吉田宏氏(54)を推薦。自民、公明両党は、元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)を全面的に支援する。国政そのままに「民主VS自公」の構図が持ち込まれた形だ。

 こうした状況を批判するのが「市民派」を掲げる前市教育長の植木とみ子氏(61)。4日の個人演説会では、3会場すべてで「市長選を国政の“代理戦争”の場にしてはいけない。人で選んでほしい」と力を込めた。著名議員の応援で話題づくりを図る政党と一線を画し「来援の申し出を断り、地域回りを徹底する」(植木陣営)という。

 共産党が推薦する商工団体事務局長の有馬精一氏(59)陣営は「民主、自民ともに財界がバックにおり、政策に大きな違いはない。住民の立場で変革を訴えてきたことを前面に出す」と意気込む。元福岡市議の荒木龍昇氏(58)は「市民派の立場を浸透させる」と話す。元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)と、塾講師の飯野健二氏(49)は、市民参加型の市政実現を訴えている。


=2010/11/06付 西日本新聞朝刊=

1700名無しさん:2010/11/07(日) 17:25:11
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-07_11802/
当選 どうなる政策 県知事選2氏の県政シミュレーション
政治 2010年11月7日 09時36分

(7時間48分前に更新)

 11日の告示を前に、立候補予定者の公開討論会が開かれるなど、熱を帯びてきた県知事選。現職の仲井真弘多氏(71)=無所属、自民党県連、公明推薦=と、新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=無所属、社民、共産、社大推薦=の事実上の一騎打ちの様相となっている。両氏は、米軍普天間飛行場移設問題やポスト振興策などで主要政策を前面にアピール。選挙結果は、その後の県政を大きく左右する。仲井真、伊波両氏がそれぞれ勝利した場合(1)普天間移設問題(2)ポスト振興策(3)行財政改革はどうなるのか。取材を基にシミュレーションした。

仲井真氏の場合

【普天間問題】 政府長期戦も道筋なく

 米軍普天間飛行場問題で、名護市辺野古への移設を進めたい政府は沖縄政策協議会で在沖米軍基地の負担軽減で一定の成果を出しながら、仲井真氏に理解を求めたい考えだ。県から再三求められているホテル・ホテル訓練区域の一部解除や、訓練移転の拡大を目指して、米政府と交渉に入る。

 だが、仲井真氏は「公約と百八十度逆の辺野古に戻ってきた」と政府を批判、県外移設へ方針を転換しており、公約変更は県民の理解を得られない。政府関係者は「時間をかけて理解が得られたら」と長期戦を模索するが、道筋はない。

【ポスト振興策】 リンクの構図発展も

 新たな沖縄振興に向け、沖縄政策協議会の再開にこぎつけた県。沖縄21世紀ビジョンの実現を目指し同協議会の振興部会で、沖縄振興新法や沖縄振興一括交付金などを政府に求める。

 しかし、並行して開かれる基地負担軽減部会では、県がリンクさせないとしてきた辺野古移設について、閣僚らは「当然話し合う」としている。双方が認識の齟齬(そご)を埋められない状況で、移設問題と振興策がリンクする構図に発展していく可能性があり、その場合、仲井真氏は振興策獲得へ厳しいかじ取りを迫られる。

【行財政改革】 歳出抑制へさらに対策

 2006〜09年度に実施した行政改革プランでは、利用頻度の低い財産の売却などで歳入を増やし職員数や給与の削減などで歳出を抑制。約452億円の効果を挙げた。仲井真氏はこれまでの財政改革を継続。県立病院の独立行政法人化や県立浦添看護学校の民間委譲の検討を本格化する。

 一方、政策経費の10%シーリングで補助金の一律カットなどを実行した結果、福祉施策の一部で国基準を下回る結果となっている。県民の暮らしをどう守るかが課題だ。

伊波氏の場合

【普天間問題】 辺野古は事実上断念へ

 伊波氏が米軍普天間飛行場代替施設建設のための公有水面の埋め立てを承認しないことが確実となり、辺野古移設は事実上、断念に追い込まれる。

 伊波氏は現県政が再開した沖縄政策協議会を活用し基地負担軽減を求めると主張するが、政府は日米安全保障条約を平和友好条約への転換を訴える伊波氏に、正面から向き合わない可能性が高い。

 だが今後、同飛行場に絡む事故などが発生すれば、県民の反発は爆発し安保体制がこれまで以上に揺らぐことは必至。問題放置のツケは結局は政府にも回る。

【ポスト振興策】 政策協の開催不透明

 立候補に向けた政策発表で、沖縄21世紀ビジョンを踏まえるとした伊波氏。政策協議会の振興部会の開催など、現在県が進めている政府との話し合いの方向性は維持される見通しだ。

 ただ、北沢俊美防衛相など複数の閣僚はすでに同協議会と普天間飛行場の移設問題とのリンクを示唆しており、県内移設に明確に反対している伊波氏との協議の場が開かれるかどうかは不透明だ。県は「政治主導」に期待し知事を筆頭に対政府交渉に臨む構えだが、協議の環境をいかに整えられるか伊波氏の政治力が鍵を握る。

【行財政改革】 財源の確保 難しい課題

 保育所や学童保育へ集中的に財源を確保し、中学卒業までの入院費無料化、県立浦添看護学校の存続など手厚い医療福祉行政を公約する伊波氏。ただ、逼迫(ひっぱく)する県財政からどう財源を生み出すかが課題だ。

 県は、単年度の県財政の収支不足が今後10年間の累計で3251億円に上る試算を発表した。

 伊波氏は県予算の抜本的組み替えや国の責任による財源確保で実現可能とするが、緊縮財政の中財源確保は困難を極める見通しだ。

1701名無しさん:2010/11/07(日) 17:25:55
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20101107-699255.html
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社会政治ニュース
ドカベン香川氏が太宰府市議選出馬を検討記事を印刷する
. 元ダイエーの捕手で「ドカベン」として親しまれた香川伸行氏(48)が来年4月の福岡県太宰府市議選出馬を検討していることが6日、分かった。香川氏は、日刊スポーツの取材に「決まっていないが、いろいろ調整中です。前向きに考えています」と出馬に意欲をみせた。

 香川氏は徳島県出身。浪商(現大体大浪商)で元ロッテの牛島和彦投手とバッテリーを組み、79年センバツで準優勝した。南海(現ソフトバンク)に入団し、89年の引退まで、プロ10年間で714試合出場、打率2割5分5厘、270打点、78本塁打。引退後は、野球評論家を務めながら、少年野球の指導などにあたっている。太宰府市議会の定数は20だったが、定数削減で来春の選挙からは18となる。

 [2010年11月7日8時6分 紙面から]

1702名無しさん:2010/11/07(日) 17:27:46
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208234
【2010混戦福岡市長選】二大政党 福岡で火花 党幹部続々 国政の代理戦争
2010年11月7日 00:38
 与野党対決の構図が鮮明になっている福岡市長選(14日投開票)で、現職の吉田宏氏(54)を推薦する民主党と、新人の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)を支援する自民党は6日、それぞれ幹事長や総裁が福岡入りし、激しい論戦を繰り広げた。尖閣諸島沖の中国漁船衝突のビデオ映像がインターネット上に流出した問題もあり、選挙戦はさながら国政の〝代理戦争〟の様相をみせた。

 「アジアの活力を取り込んでいく日本のモデルが福岡市。かじ取りを吉田さんに引き続き任せていただきたい」。民主党の岡田克也幹事長は、南区や城南区のスーパー前でマイクを握った。吉田氏が取り組んだ財政再建については「将来の福岡を元気にする信念でやってきた」と強調した。

 民主党は3日に江田五月前参院議長が来援したばかり。9日には枝野幸男幹事長代理を応援に投入する。吉田氏は4年前の市長選を民主党推薦で制し「政権交代へ歯車を回した存在」(党関係者)だけに、「自民党政治に流れを逆戻りさせるわけにはいかない」と意気込む。

 一方、自民党の谷垣禎一総裁は中央区天神で高島氏の隣に立った。高島氏を推薦していないにもかかわらず、総裁自ら応援する異例の対応だ。

 「尖閣諸島も北方領土も、問題の根源は、政府が責任を持って解決するとの気迫を見せていないことだ」。谷垣総裁は民主党政権を強い口調で批判し、「高島氏が福岡でアジアのナンバーワン都市を目指す応援団になる」とエールを送った。

 自民党市議団は当初、無党派層を取り込むため、政党色を前面に出さない方針だった。しかし、10月の衆院北海道5区補選での勝利をきっかけに、党本部が「総掛かり」(陣営幹部)に転換。「連勝」して、政権奪還に向けた勢いを加速させる機運が高まった。

 自民党は、平沢勝栄氏ら著名議員を次々と福岡入りさせており、選対最高顧問の麻生太郎元首相は「九州の国会議員は全員、秘書を市内に入れろ」とハッパをかける。

 これに対し、「政治とカネ」の問題でも防戦が続く民主党の岡田幹事長は「政権批判は真摯(しんし)に受け止め、反論すべきは反論する。同時に、市民のリーダーを選ぶ選挙だということを忘れないでほしい」と語った。

=2010/11/06付 西日本新聞朝刊=

1703チバQ:2010/11/07(日) 21:00:18
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101107-OYT1T00570.htm
県外議員の知事選応援禁止違反?川内氏沖縄入り
民主党
 28日投開票の沖縄県知事選で、沖縄県連に所属しない議員の応援を禁じている民主党の川内博史衆院議員(鹿児島1区)が7日、新人の前宜野湾市長・伊波(いは)洋一氏(58)の総決起大会に出席した。

 伊波氏は、米軍普天間飛行場の移設問題で県内移設反対を訴える立場。大会で川内氏は記者団に対し、「(伊波氏とは移設問題について)同じ思いで行動してきた」と出席理由を説明。さらに「会場で支持は訴えてはいないので、党方針への違反にはならない」と述べ、告示後も沖縄入りする考えを示した。

(2010年11月7日20時50分 読売新聞)

1704神奈川一区民:2010/11/07(日) 23:53:51
>>1701
ドカベン香川氏、太宰府市議選出馬へ
時事通信 11月6日(土)17時20分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101106-00000102-jij-pol

 「ドカベン」の愛称で知られるプロ野球、元ダイエーの香川伸行氏(48)が、来春の福岡県太宰府市議選に無所属で立候補する意向であることが6日、分かった。香川氏は「前向きに検討している。子どもたちにスポーツ教育をしたい」と時事通信の取材に話した。
 香川氏は1989年に現役引退後、野球解説者や福岡県で社会人野球クラブチームの監督などを務め、現在は少年野球の指導や講演の仕事をしており、同市に在住している。

最終更新:11月6日(土)21時41分

1705名無しさん:2010/11/08(月) 00:33:31
乱戦・混戦といわれてたけど、結局はこの2氏中心なのかな
----
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110701000558.html
 任期満了に伴う14日投開票の福岡市長選は終盤に入り、自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー
高島宗一郎氏(36)と、再選を目指す無所属現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=が競り合っている。
無所属新人の元佐賀市長木下敏之氏(50)も追い上げに懸命だ。

 自民、民主両党が幹部クラスを応援に投入しており、与野党対決の構図が強まっている。ただ、市民の関心はいまひとつで、
各陣営は票の掘り起こしに全力を挙げる。

 自民党は高島氏を正式には推薦していないが、先月24日の衆院北海道5区補欠選挙での勝利を踏まえ、野党に傾いた流れを
福岡市長選で一層加速させたい考え。谷垣禎一総裁や石原伸晃幹事長も街頭で「民主党推薦の候補でいいのか」と強調し、
政権批判票の取り込みを狙っている。

 一方、前回市長選でも吉田氏を推薦した民主党は、岡田克也幹事長らが応援に入り、市債残高約1200億円削減などの
吉田氏の実績をアピール。連合福岡なども組織をフル回転させている。

 木下氏は、政府の「事業仕分け人」を務めた経験を掲げて「政党よりも政策だ」と訴え、無党派層への浸透を図る。

1706杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2010/11/08(月) 01:49:54
HSやKJ党の方は結構騒動起こして注目されてますがw、もう一人名乗りを挙げたそうで。

永井獏氏が知事選出馬 県庁で表明
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-11-02_11668/
2010年11月2日 09時40分

 市民団体「沖縄平和クラブ」代表幹事で、前琉球大工学部教授の永井獏氏(66)は1日、県庁で会見し、28日投開票の県知事選に無所属での出馬を表明した。
 永井氏は米軍普天間飛行場の「年内閉鎖」を公約に掲げ「日米合意を尊重する。だが、普天間の危険性除去の課題とは切り離して、日米合意の保留ないし、凍結を求めた上で閉鎖ないし閉鎖状態を求める」と強調。
 その上で「移設先は県内外の既設飛行場とする」と主張した。
 永井氏は1944年5月生まれ。那覇市出身。本名は永井實。九州大大学院修了。2009年8月琉球大工学部教授を懲戒処分相当で退官。

1707A-11:2010/11/08(月) 02:08:09
http://www7.tok2.com/home/aaaaaaaaaaa/cgi-bin/mobile.cgi?cmd=0&server=jun
で、沖縄知事選についての予測市場を開設しました。

予測市場とは http://kabu.muimi.com/k/column/2007/prediction_market.html

一般の掲示板と違い、市場行動を調べることで
バランス感覚の鋭い方の書き込みが優先して表示される仕組みなので、
そのような方の参加をお待ちしております。

1708チバQ:2010/11/09(火) 00:25:17
>自民党出身で、細川護煕・羽田孜政権に参加後、鳩山由紀夫政権までの間、自民党との連立政権(自社さ・自自公等)に参加することなく、一貫して選挙による政権交代を目指した国会議員の一人である。

そういえば、そうか・・・・

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101108-OYT1T00680.htm
「行司はまわし付けるな」古賀一成氏に岡田幹事長
 民主党福岡県連の知事選候補者選考委員長を務める古賀一成衆院議員が自ら立候補への意欲を示したことについて、同党の岡田幹事長は6日、「選考委員長は行司役だ。行司役はまわしを着けてはいけない」とクギを刺した。

 福岡市内で記者団の質問に答えた。

 さらに、「堂々と民主党推薦の候補者で戦うのが党の考え方だ」と述べ、多党相乗りを容認しない考えを強調。県連が「他党が乗ってくるのは構わない」としている点についても、否定的な考えを示した。一方、自民党の谷垣総裁は6日、相乗りの是非を福岡市内で問われ、「どういう形の候補者が一番ふさわしいか、地元で考えてもらう必要がある」と述べるにとどまった。

 来年4月の知事選を巡っては、麻生渡知事が今期限りの退任を表明。県議会の一部会派は相乗り候補の擁立を模索している。

(2010年11月8日13時55分 読売新聞)

1709チバQ:2010/11/09(火) 00:44:25
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208601
福岡知事選 古賀一成氏が出馬意欲 「想定外」民主に波紋
2010年11月9日 00:23 カテゴリー:政治 九州 > 福岡
 来春の福岡県知事選に民主党県連代表の古賀一成衆院議員(63)=比例代表九州ブロック=が立候補の意欲を示したことが、党内に波紋を広げている。県連は8日、幹事長ら役員が今週末に古賀氏の真意を確認することを明らかにしたが、自制を促す声も上がっている。

 古賀氏は3日、自身が委員長を務める知事選候補者選考委員会の初会合で「バッジを外してでも立候補する覚悟がある」と述べ、出席者を驚かせた。知事候補としてほかに3人の名前が挙がったが、古賀氏の表明は「全くの想定外」(出席者の一人)だったという。

 古賀氏が立候補のために議員辞職すれば、民主党は衆院の議席を一つ失う。「選ぶ立場の人が何を考えているのか」との批判は国会議員や支持労組にも広がり、党本部の岡田克也幹事長は6日、福岡市で「行司役はまわしを着けてはいけない」と古賀氏にくぎを刺した。

 県連は古賀氏の意思を聞き、福岡市長選(14日投票)にてこ入れをするため、13日に予定していた第2回選考委員会を15日に延期する。県連幹部は「本来は3日の委員会で、委員の誰がどの選考対象者に会うかなどを決めるはずだった。実質的な選考は15日から」と話した。知事候補は27日の定期大会までに決めたい考えだ。

=2010/11/09付 西日本新聞朝刊=

1710名無しさん:2010/11/09(火) 17:30:23
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010110900595
元教育長が選挙戦から撤退=福岡市長選
 14日投開票の福岡市長選に立候補していた新人で元市教育長の植木とみ子氏(61)は9日、同市内で記者会見し、「選挙活動を取りやめる」と選挙戦からの撤退を表明した。同氏は、撤退の理由について「(報道)各社の世論調査を見て、これは無理だと思った」と述べた。
 同市長選には、過去最多の8氏が立候補。激しい選挙戦を繰り広げている。公職選挙法の規定では、候補者が告示日以降に立候補を取り下げることはできない。(2010/11/09-15:21)

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1711名無しさん:2010/11/09(火) 20:19:50
福岡市長選の情勢調査(植木の分も拾ってみた)

西日本新聞
 吉田、高島氏が接戦 本社世論調査 4割態度未定 福岡市長選
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/208480
 再選を目指す現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、新人の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)が
激しく競り合い、接戦を展開している。(中略)吉田、高島両氏を元佐賀市長の木下敏之氏(50)と、前福岡市教育長の植木
とみ子氏(61)が懸命に追い上げている。

読売新聞
 福岡市長選・本社情勢分析 吉田氏、高島氏が競る
 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101108-OYS1T00284.htm
 現職・吉田宏氏と元民放アナウンサー・高島宗一郎氏が激しく競り合い、前佐賀市長・木下敏之氏が追う展開となっている。

RKB毎日放送
 高島氏、吉田氏、激しく競る
 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/016845.html
 自民党の支援を受ける元民放アナウンサーの高島宗一郎氏と、現職で民主党推薦の吉田宏氏が激しく競り合っています。
 これを元佐賀市長の木下敏之氏が追っていて、元教育長の植木とみ子氏は支持拡大に懸命です。
 
共同通信
 高島、吉田両氏競り合い 福岡市長選は政党対決構図
 http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010110701000558.html
 自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー高島宗一郎氏(36)と、再選を目指す無所属現職の吉田宏
氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=が競り合っている。無所属新人の元佐賀市長木下敏之氏(50)も追い上げに懸命だ。

1712チバQ:2010/11/09(火) 20:50:33
>>1704
http://gendai.net/articles/view/syakai/127353
ドカベン香川 それでも市議選めざすワケ
【政治・経済】
2010年11月9日 掲載
「経済とか難しい話はワシ、無理やで」
●「スポーツを通じて子供を育てたい」
「ドカベン」で親しまれたプロ野球・元ダイエーの香川伸行氏(48)が、久々に話題だ。来年4月の福岡県太宰府市議選へ出馬すると報じられたからだ。香川氏は日刊ゲンダイ本紙の取材に「スポーツを通じて子供を育てていきたい。周りと相談しながら来月中旬には決断したい」と語ったが、あのドカベンが市議!? とは何があったのか。
 香川氏は今年1月から同市に妻と3人の娘と暮らし、地元の少年野球チームの顧問などを務めている。政界を目指す理由について「最近、明るい子供が少なくなった。国の宝である子供をスポーツで元気にしていきたい。経済とか難しいことはワシには無理やで……」と素直に語った。
 現在、体重は130キロ。9年前に腎臓を悪くして以来、週3回、人工透析を受けているが、元気に全国を飛び回っているという。
「家族からは『どうせ何を言ったって聞かないんだから、好きにして』と言われてます(笑い)」
 香川氏は徳島県出身。大阪・浪商高校では元ロッテの牛島和彦投手とバッテリーを組み、79年のセンバツで準優勝した。南海に入団し、89年の引退まで、プロ10年間の通算成績は714試合出場、打率2割5分5厘、78本塁打、270打点。引退後は解説者や讃岐うどんの通販、福岡で居酒屋を経営していた。
 大宰府市議会の定数は20だが、削減で来春の選挙からは18となる。
「立候補予定者は今のところ25〜27人で激戦。当選最低ラインは900票ですが、香川さんの知名度や人柄から、出馬すれば当選はほぼ確実でしょう」(地元紙記者)
 市議の年間報酬は660万円。人工透析の身にはありがたい生活保障だ。ただ最近の野球人気の低迷で、先の参院選挙では中畑清、堀内恒夫、江本孟紀と軒並み落選したのが気がかりだが……。

1713チバQ:2010/11/09(火) 20:52:01
>>1711
いっそのこと木下も撤退すれば・・・
植木の撤退は高橋に有利でしょうね

1714チバQ:2010/11/09(火) 21:00:18
http://mytown.asahi.com/saga/news.php?k_id=42000001011080003
知事、集会次々に 統一選
2010年11月09日

 来年4月の統一地方選に向けた動きが徐々に本格化してきた。3選を目指して立候補を表明した古川康知事は、今週末から各市町後援会の集会をスタートさせる。各政党は県議選の公認候補予定者を発表する一方、知事選への対応は未定のままだ。
 古川氏は9月6日に立候補を表明後、10月29日には東京都内で政治資金パーティーを開いた。古川康事務所の幹部は「これまで政治資金パーティーの準備で気ぜわしかったが、今後は随時、動けるところから動いていく」と話す。
 今月12日には橋本康志鳥栖市長が会長を務める市後援会が激励会を、17日には白石町の片渕弘晃町長が会長の町後援会が報告会を開く。年内には唐津市・玄海町、嬉野市などで同様の会合を予定する。
 各種団体への推薦願の依頼も始めた。2007年の前回選挙で推薦を受けた約300の団体を中心に依頼。一方、政党への推薦依頼については慎重な姿勢を崩していない。先月29日の政治資金パーティー後、古川氏は取材に対し、「これから検討が本格化していく」と話すにとどめた。
 政党側は古川氏の動向を注視している。民主党県連は、県議選で4人の公認(現職2人、元職1人、新顔1人)と新顔2人の推薦を内定。7日の常任幹事会で近く党本部に申請することを報告したが、知事選については「議論しなかった」(大串博志副代表)という。
 党本部の「相乗り禁止」方針に従い、野党時代の前回知事選では自主投票に。しかし、大串氏は「現実的には多々出てきており、(相乗り禁止の原則は)ほぼないと思っている」とのスタンス。県連代表の原口一博・前総務相は古川氏支援に前向きだ。
 一方の自民党県連。6日に統一地方選の選挙対策本部を発足させるとともに、総務会では、県議選での26人(現職24人、元職1人、新顔1人)の第1次公認を決めた。
 統一地方選について、福岡資麿県連会長は「民主党が地域基盤の確立を図ろうとしている中、現有勢力の死守は極めて大事」と力を込めたものの、知事選については「現職の支援要請も具体的になく、議論する段階にない」と述べるにとどめた。
 知事選では、共産党県委員会が独自候補の擁立を目指しており、年内にも発表予定。

1715名無しさん:2010/11/09(火) 23:10:52
こいつをペイントに貼り付けて目盛りを読んでみた
「その他の政党」って国民新、たちあがれ、改革ぐらいしか思いつかないが
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20101107-OYT9I00737.htm

吉田 民主3割、社民4割強、自民2割強、公明1割半、みんな1割強、共産2割弱、無党派2割弱
高島 自民3割半、公明5割半、みんな1割半、民主1割、無党派1割強
木下 民主1割半、自民1割弱、みんな1割半、その他3割、無党派1割
植木 その他5割、自民1割弱、みんな1割強、無党派1割弱
有馬 共産4割半

民主 吉田3割、高島1割、木下1割半 無回答3割
自民 吉田2割強、高島3割半、木下1割弱、植木1割弱 無回答2割
公明 高島5割半、吉田1割半 無回答2割半
共産 有馬4割半、吉田2割弱 無回答3割半
社民 吉田4割強 無回答5割半
みんな 高島・木下1割半、吉田・植木1割強 無回答4割
その他 植木5割、木下3割 無回答1割半
無党派 吉田2割弱、高島1割強、木下1割、植木1割弱

1716チバQ:2010/11/10(水) 07:04:34
幸福実現党?

1717名無しさん:2010/11/10(水) 11:17:11
>>1715-1716
国民新党&たちあがれ&新党改革&諸派(政治団体)

1718チバQ:2010/11/10(水) 21:59:38
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20101110ddlk40010289000c.html
’10福岡市長選:植木候補離脱 「票を無駄にできぬ」“次善の策”強調 /福岡
 14日投開票の福岡市長選に立候補している無所属新人の植木とみ子候補(61)が9日午後、市内のホテルで会見し、自民、公明が推す無所属新人を支援するため、選挙戦から離脱すると発表した。主なやり取りは以下の通り。【門田陽介】

 植木氏 このたび選挙活動を取りやめると決意した。理由は票が伸び悩んでいるからだ。可能性がない私の票を無駄にできないと、次善の策を考えた。私は現市政を批判して手を挙げた。自公が支援する新人と現職が競る中で、私の票が保守系の票を割らなければ、市政の転換が図れると考えた。

 −−政党の支援を批判をしてきた。自民が総力を挙げる新人候補に思いを託すことは、主張の転換か?

 植木氏 そうとられても仕方がない。次善の策として今の市政よりいいと思った。

 −−なんらかの働きかけはあったのか。

 植木氏 全くない。

 −−今後、請われれば市の仕事に就くことはある?

 植木氏 ないと思う。

 −−(10月27日の)討論会で、自公が推す新人候補の市長としての資質に疑問を呈した。それでも任せていいのか。

 植木氏 若いから一生懸命勉強すると思う。

 −−今後、政治活動はするか?

 植木氏 するつもりはない。

〔福岡都市圏版〕

1719チバQ:2010/11/10(水) 22:01:45
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000001011100002
県議選へ準備本格化
2010年11月10日




 ◇各政党や無所属予定者


 来春の統一選でおこなわれる県議選の投開票まで5カ月となった。民主党県連は9日、公認・推薦候補を発表。自民党県連も既に25人を公認しており、公明や共産、社民の各党や、無所属の立候補予定者も準備を本格化させている。


 統一地方選で、県内では県議選のほか4市町長選、8市町議選が実施される見通しだ。県議選は来年4月10日、市町の首長選と議員選は同24日に投開票される予定。長崎、佐世保の両市と東彼杵、小値賀の両町は首長と議員が同日選となる。


 県議選は16選挙区、定数46で争われる。合併に伴い、佐世保市と北松浦郡が一つの選挙区になった。


 自民党県連は10月の常任総務会で、引退する佐藤了県議(長崎市区)を除く現職22人と、元職2人、新顔1人の1次公認候補を決めた。2次公認申請は年内で締め切り、来年1月中旬に決める。


 民主党県連は引退する橋本希俊県議(西彼杵郡区)を除く現職9人のほか、新人2人、元職1人の公認、現職と新人それぞれ1人の推薦を決めた。


 公明党県本部では現職3人のうち、小林駿介県議(長崎市区)が今期で引退。現職2人、新顔1人を立てる方針だ。社民党県連合は現職2人、共産党県委員会も現職1人を公認した。


 ◇市町・市議ダブル選
  後半選挙 長崎・佐世保両市


 後半選挙では、県都・長崎と第2の都市・佐世保の両市がダブル選挙を迎える。


 長崎市長選は前回、現職の伊藤一長氏が市長選のさなかに凶弾に倒れた。市課長だった田上富久氏が補充立候補を届け出て、新顔5氏によるわずか3日間の選挙戦を制した。今回はこれまで、立候補表明した人はいない。田上氏は先月の定例会見で、「4年は短いと感じている。時期を適切に選んで皆さんにお伝えしたい」と語っており、立候補に前向きな姿勢をにじませている。長崎市議選は、定数が51から40に削減されている。


 佐世保市長選では、今のところ立候補表明したのは再選を目指す現職の朝長則男氏のみだ。3期12年務めた光武顕氏が引退した前回選挙は無所属3氏が立候補。県議から出馬した朝長氏と、光武氏が後継指名した元市助役による激しい「保守分裂」の争いとなった。今回は一転、静かな前哨戦となっている。同市議選は江迎・鹿町2町と合併後、初の実施となるが、合併前と同じ定数36で行われる。

1720チバQ:2010/11/10(水) 22:03:59
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20101110-OYS1T00183.htm
福岡市長選撤退の植木氏「市政の転換図るため」
地方選


会見で頭を下げる植木氏と後援会最高顧問の山崎前市長(手前)(9日午後2時4分、福岡市内のホテルで)=坂口祐治撮影 福岡市長選(14日投開票)に立候補しながら、選挙戦からの撤退を表明した新人の前市教育長・植木とみ子氏(61)(無)は9日の記者会見で、「票を分け合わなければ、市政の転換が図れると考えた」と理由を説明した。選挙期間中の撤退宣言という異例の展開に、他の陣営からは「なぜ今……」といぶかる声も上がっており、選挙情勢にどう影響するかは不透明だ。

 「票(支持)が伸びず、あきらめざるを得ない。自分が死んでもいいので、現市政を倒すという気持ちで取りやめることにした」

 会見に臨んだ植木氏は声を振り絞ると、がっくりとうなだれ、支援者や有権者に対する謝罪を口にした。

 「福岡から日本を変える」と8月に立候補表明した植木氏。9月には政治資金パーティーを開くなど準備を進めてきたが、自民、公明両党など当て込んでいた政党の支援を取り付けられず、苦戦を強いられた。戦後最多の8人が立候補した選挙戦は、自民、公明両党が支援する新人の元民放アナウンサー・高島宗一郎氏(36)(無)や、再選を目指す現職・吉田宏氏(54)(無=民主・国民推薦、社民支持)を中心に与野党全面対決の色合いを強めていった。

 関係者によると、告示前、植木陣営には自民党など複数の他陣営から共闘の打診があり、一時は「出馬断念か」との情報も流れた。北嶋雄二郎・後援会長は会見で「私の判断ですべて断った」と話したが、陣営内は「このまま突き進むべきだ」との主戦論と「身を引いた方がいい」とする撤退論に二分されたまま選挙戦に突入したという。

 報道各社の世論調査に基づく情勢が報じられた8日、植木氏本人も含めて一気に撤退論に傾いた。最終的には9日朝、北嶋氏と前市長の山崎広太郎・後援会最高顧問を交えた3者会談を開き、決断したという。

 一方、市政運営を批判された吉田氏は「自分のことをしっかりとやっていくだけ」と淡々と語った。応援に駆けつけていた民主党の枝野幸男幹事長代理は「投票直前に談合して1人が降りるなんて聞いたことがない」と批判した。

(2010年11月10日 読売新聞)

1721チバQ:2010/11/10(水) 22:08:30
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20101110ddm003010027000c.html
クローズアップ2010:沖縄知事選あす告示 「脱基地」競い合い
 任期満了に伴う沖縄県知事選(28日投開票)が11日に告示される。現職の仲井真弘多(なかいまひろかず)氏(71)=公明推薦=と、米軍普天間飛行場のある同県宜野湾市の前市長、伊波洋一(いはよういち)氏(58)=共産、社民推薦=の事実上の一騎打ちとなる見通し。従来の知事選と同じ「保守対革新」の構図だが、普天間問題を巡る民主党政権の迷走が「県内移設反対」の県民感情に火をつけ、両氏とも同県名護市辺野古に移設する日米合意は受け入れない姿勢で一致する。沖縄振興策でも「脱基地」を競い合う様変わりの展開となっている。【井本義親、中山裕司、影山哲也】

 ◇仲井真氏、政府と対話は継続/伊波氏、県内移設絶対反対
 7日、那覇市の県立武道館で開かれた総決起大会。約3000人(主催者発表)の支援者を前に、伊波氏は「知事選を勝利し、県内移設を葬り去る」と宣言した。

 伊波氏の持論は普天間飛行場のグアム移転だ。日米両政府は06年、沖縄海兵隊について司令部中心に8000人をグアムに移転させることで合意しているが、伊波氏は普天間のヘリ部隊も移転可能で新基地建設は必要ないと主張する。共産党は普天間の「無条件撤去」、社民党は「県外・国外移設」と主張に違いがあるが、地域政党・沖縄社会大衆党と共闘し、「県内移設反対」のシンボルとして伊波氏を担いだ。

 再選を目指す仲井真氏は自公政権時代、条件付きで辺野古移設を容認した。しかし、政権交代後に「県外・国外」への期待を振りまいた民主党政権が迷走の末に辺野古に回帰。「県民の怒りは高まっているが、政府は県民が納得いく説明や解決策を示していない」として、9月の県議会で「県外移設」を政府に求めることを初めて表明した。

 1月の名護市長選、9月の同市議選で県内移設反対派が勝利したことへの危機感が仲井真氏の「変心」につながった。ただ、現職の知事として、来年度で期限の切れる沖縄振興特別措置法に続く振興策の協議を政府と始めたばかり。「今、頭の中に県内の選択肢は持っていない」としながらも「県内反対」は明言せず、政府との対話は続ける姿勢を示す。政府との交渉で「県外」を求める方が伊波氏の「国外」より実現可能性があるとの立場だ。

 これに伊波氏は「政府は私の立場を承知しており(県内移設は)あきらめざるをえない」と反論する。両氏の主張に温度差はあるが、「辺野古移設は不可能」との認識では一致しており、どちらが当選しても解決への道筋は見えそうにない。

 沖縄振興策でもキーワードは「脱基地」だ。仲井真氏は米軍基地返還後の跡地利用を促進し、地主への補償を拡充する新たな法整備を政府に求めていることを強調する。市長時代に普天間の跡地利用計画に取り組んだ伊波氏も「跡地整備は土木建設業の仕事の場」と力説。いずれも「脱基地」が経済振興につながる未来図を描く。

 知事選には幸福実現党公認の金城竜郎氏(46)も立候補を表明している。

1722チバQ:2010/11/10(水) 22:08:50
 ◇民主県連「伊波氏支持」が表面化/自民県連は「仲井真氏」 党本部との間に溝
 民主党は今回の沖縄県知事選で、7月の参院選沖縄選挙区に続き自主投票に追い込まれた。普天間飛行場移設問題を巡る迷走の傷は深く、米側と合意した辺野古移設を推進する独自候補の擁立は困難と判断した。

 ただ、政府との対話を否定しない仲井真氏に政府はひそかに再選の望みをかける。一方、党県連は野党時代からの「県外移設」の主張を変えず、県選出の玉城(たまき)デニー、瑞慶覧長敏(ずけらんちょうびん)両衆院議員は伊波氏を支持する。小沢一郎元代表に近い議員を中心に「心情的には伊波さんを応援したい」とする県外議員も少なくないため、党本部は県外議員が沖縄入りして特定の候補者を応援することを禁止した。

 9日、党内有志による「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」などが「武器輸出三原則見直し反対」を掲げて国会内で開いた会合には約15人が集まった。川内博史衆院議員(鹿児島1区)は7日の伊波氏の総決起大会に参加し岡田克也幹事長から口頭注意を受けたばかりだが、この日も「仲間として玉城、瑞慶覧両氏を応援していこう」と気勢を上げた。

 党本部と県連の溝に悩むのは自民党も同じだ。自公政権時代の前回知事選では公明党とともに仲井真氏を推薦した。今回、「県外移設」に転じた仲井真氏を県連は推薦したが、党本部は与党として辺野古移設を決めた経緯から見送った。

 9日に那覇市に入った大島理森副総裁は党沖縄県議団の議員総会で「仲井真知事と党県連が合意した(県外移設などの)政策をしっかりと理解し、選挙戦をバックアップする」と約束した。だが、記者団から整合性を問われると「責任は民主党政権の1年3カ月にある。沖縄県政としてそういう方向性を持つのはやむを得ない」と苦しい弁明に追われた。

 国とのパイプを期待し、与党候補を支援してきた県建設業協会も今回は自主投票。危機感を持った経済団体などが8日、那覇市で仲井真氏支援の集会を開いた。ある団体幹部は「民主党が候補を擁立しなかったのが最大の支援。与党の顔色を気にせずに企業が動けるのは大きい」と語る。

1723チバQ:2010/11/11(木) 00:07:21
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20101110rky00m010002000c.html
民主党:沖縄行き自体禁止 知事選で岡田幹事長
 【東京】沖縄県知事選に関し党所属国会議員の応援を制限している民主党の岡田克也幹事長が、行動を制限する方向にルールを変更し始めている。

 岡田氏は2日の常任幹事会で、県外の党所属国会議員について「沖縄入りしいずれかの候補者を応援することは行わない」とする党方針を説明した。しかし、8日の川内博史衆院議員との面談の席では、沖縄に行くこと自体を禁止すると説明した。伊波洋一候補の総決起大会に出席し会場で紹介され手を振った川内氏の行動を「応援しているとも受け止められかねない」と指摘し、川内氏に「警告」を発した。

 川内氏は、沖縄に行くこと自体や、候補者の集会に参加しても支援を呼び掛ける行動をしなければ党方針に反しないと解釈しており、9日の常任幹事会で再度岡田氏に確認した。

 岡田氏は「李下に冠を正さず(疑われるようなことは初めからしない方が良いの意)だ。ルールは変えていない」とだけ答えた。

 川内氏は常任幹事会後「岡田氏は途中で急にルールを変更している」と不満を示した。瑞慶覧長敏衆院議員も9日、岡田幹事長と面談し、県知事選の運動制限基準があいまいで県連内に困惑が広がっているとし、基準の明確化を求めた。

(琉球新報)

2010年11月10日

1724チバQ:2010/11/11(木) 00:08:45
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/local/2010/fukuokashi/20101110/20101110_0003.shtml
異例の選挙投げ出し 福岡市長選撤退の植木氏 「本当に申し訳ない」
2010年11月10日 12:04  「役所の壁は破りますが約束は破りません」と繰り返していた植木とみ子氏(61)が9日、投票が5日後に迫った福岡市長選から突如離脱を表明した。前教育長の肩書を前面に「市政の本流」をうたい市役所改革などの公約を訴えていたのに、世論調査で勝てないとみるや一方的に退散。植木氏を信じて期日前投票を済ませた人もいる。「選挙とはこんなに軽いものなのか」。有権者からは失望の声も上がった。

 「市政を転換させるための次善の策だった」。福岡市長選からの撤退を表明した植木氏は市内のホテルで臨んだ記者会見で無念そうな表情を見せた。期日前投票が進む中、支援者に向けて「本当に申し訳ございません」と繰り返した。

 支援を受ける前福岡市長の山崎広太郎氏と後援会長に挟まれて席についた植木氏は、報道機関の世論調査で自身の劣勢が伝えられたとして「(当選の)可能性がない段階で、票を無駄にするわけにはいかないと考えた」と撤退を決めた理由を説明した。

 戦後最多の8人が立候補する市長選は、世論調査によると、再選を目指す吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、自民、公明支援の元アナウンサー高島宗一郎氏(36)が接戦を展開している。植木氏は「(保守支持層の)票が割れない状況にすれば、市政の転換が図れると考えた」と述べ、自分が退くことが高島氏の支援につながるとの見方を示した。

 同席した後援会長は、高島陣営を名乗る関係者から9月末―10月初めに、保守系の候補者を一本化したいとの働き掛けがあったことを明かしたが「すべて断った」と説明。「告示後はこちらから働き掛けたり、ほかの候補から働き掛けられたりしたことは一切ない」と強調した。

 植木氏は、選挙終盤での撤退がさまざまな憶測を呼ぶ恐れがあることを記者に指摘されると言葉に詰まった。高島氏についても「若いから一生懸命勉強すると思う」「市民の意見をよく聞く」などとあいまいな評価にとどまり、自身の中の迷いを断ち切れていない様子もうかがわせた。

 ■「粛々と戦うだけ」 他陣営 受け止め冷ややか

 植木とみ子氏(61)の突然の戦線離脱。他の7候補の陣営は「粛々と戦うだけだ」と冷ややかに受け止めた。

 民主党などの推薦を受ける現職の吉田宏氏(54)は「最後まで自分の選挙を頑張る」、自民党などが支援する元アナウンサーの高島宗一郎氏(36)も「これまで通り自分の気持ちを訴える」と、それぞれ淡々と語った。

 ただ、両陣営の弁は熱を帯びる。「私の票がもう1人の保守系候補と割れると吉田市政が続く」という植木氏の撤退理由に、吉田氏の街頭演説に駆けつけた民主党の枝野幸男幹事長代理は「投票日直前に談合で候補者が降りるなんて聞いたことがない」とかみついた。

 一方、高島陣営の津田隆士・選対幹事長は個人演説会で「(植木陣営への)自民党による圧力や裏取引などは一切ない」と支援者らに強調した。

 商工団体事務局長で共産党が推薦する有馬精一氏(59)は「有権者を愚弄(ぐろう)している」と反発。元市議の荒木龍昇氏(58)は「保守系候補を勝たせるために降りるというのは、おかしい」と指摘した。塾講師の飯野健二氏(49)は「期日前投票で植木氏に入れた有権者のことを考えたのだろうか」、元人材育成会社講師の内海昭徳氏(32)も「民主、自民の対決の構図で市民不在の選挙になり、勝ち目がないと思ったのだろう」と話した。

 元佐賀市長の木下敏之氏(50)は「植木氏本人と陣営が決断したこと」とコメントを控えた。

 ■戦意喪失に支援者困惑 植木氏陣営

 植木とみ子氏の選挙事務所(博多区)では、支援者が対応に追われた。午前中から鳴り続ける電話に応対した女性は「期日前投票を済ませた人から『票はどうなるのか』『違う人に入れれば良かった』と怒りの声も多かった。謝り疲れた」とため息。遊説を手伝ってきた男性は「支援を呼び掛けた人たちに、おわびをしなければ」と電話をかけ続けた。

 9日朝も選挙カーは街宣に出発し、植木氏への投票を呼び掛けていた。選挙事務を担当する男性は「決断するならもっと早くすべきだった」と不満をあらわにした。

 植木氏の後見役で前福岡市長の山崎広太郎氏は記者会見に同席し「私も市政を変えたいとの思いが強く(保守票が割れるのを避けるため撤退するとの)植木さんの決断を吉とした」と沈痛な表情。会見場に駆け付けた支援グループ「オピニオンリーダーの会」の幹部は「残念。最後まで戦ってほしかった」と肩を落とした。


=2010/11/10付 西日本新聞朝刊=

1725チバQ:2010/11/11(木) 07:22:23
聞いたことがない と批判した枝野と
有権者を愚弄していると批判した共産党よ
03年札幌市長選再選挙で共産候補が撤退した事実があるんだが

1726チバQ:2010/11/11(木) 12:15:52
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20101110-OYT8T01148.htm
新人は“牛歩”演説や少人数集会 福岡市長選
 戦後最多の8人が立候補した福岡市長選(14日投開票)で、政党の支援を受けない新人候補たちが与野党による全面対決への埋没を避けようと奮闘している。こまめな街頭演説で存在感をアピールしたり、「市民派」を打ち出したりして、都市型選挙の勝敗を左右する無党派層への浸透を図ろうと懸命だ。

 「政党の後ろ盾はないが、市民のための政策は私が一番です」。早良区の街頭に立った新人はマイクを握り、マンションや住宅に向かってこう呼び掛けた。

 演説を2分余りで切り上げ、選挙カーを100メートルほど走らせると、また立ち止まって演説する。短時間の訴えを繰り返す“牛歩戦術”で有権者の票を丹念に掘り起こそうという戦略だ。他県出身で地盤がなく、選挙戦中盤までは自転車部隊を編成し、市内をくまなく走り回ってきた。

 市立こども病院・感染症センターを人工島(東区)に移転させる計画に反対してきた新人は、街頭演説などで「市民」という言葉を何度も口にする。「市民が参加する行政の仕組みをつくる」「市民が住みよい街に」と訴え、住民目線の行政刷新をアピールする。

 別の新人は市民との対話を重視し、「ワールドカフェ」と銘打った少人数の座談会を連日開催。「政党や団体に頼らない私こそが真の市民派だ。市民の手に政治を取り戻そう」と草の根の活動を続けている。

 読売新聞社が行った同市長選の世論調査では「支持政党なし」と答えた有権者が4割に上り、各政党の支持層を大幅に上回った。

 9日には候補の一人が選挙戦の途中で撤退を表明するという波乱も。ある新人候補は「有権者が望むのは中央にものを言える市長。それができるのは、政党の支援を受けず、党本部の意向にとらわれなくてもいい人物だ」と力説した。

(2010年11月11日 読売新聞)

1727チバQ:2010/11/11(木) 21:59:52
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101111/plt1011111646002-n1.htm
新人が勝てば民主大打撃、鳩山の二の舞い可能性も 沖縄知事選2010.11.11
. . 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の行方を左右する沖縄県知事選(28日投開票)が11日告示された。再選を狙う現職の仲井真弘多氏(71)=公明推薦=と新人で前宜野湾市長の伊波洋一氏(58)=共産、社民、沖縄社大推薦=による事実上の一騎打ちだ。ただ、日米同盟の根幹にかかわる基地政策が問われる選挙にもかかわらず、民主党は自主投票という放置プレーで責任を回避。2氏とも県外移設を主張するが、政府方針により強く反発する伊波氏が当選すれば菅内閣にとって致命傷になりかねない。

 各種の世論調査によると、当初は伊波氏が、辺野古移設を容認していた仲井真氏をリード。しかし、仲井真氏が9月の県議会で県外移設を主張し始めてからは、2氏がほぼ横一線で並ぶ状態となっている。

 伊波氏は今月8日、那覇市で総決起集会を開き「県内移設に反対する県政を実現し、12年続いた県内移設問題を葬り去る」と主張。一方、当初は県内移設を容認していた仲井真氏も、10月の記者会見で「日米共同声明を見直して県外を(県が)求めることは当然のこと」と述べるなど、「県内NO」で足並みをそろえている。

 普天間基地を沖縄県名護市辺野古沖に移設する日米共同声明を「守る」と公言した菅首相にとって、一貫して県外移設を唱える伊波氏が当選すれば「日米合意を順守する道は完全に絶たれる」(民主党幹部)ことは火を見るより明らかだ。

 それだけに、菅内閣としては仲井真氏への期待感があるとみられている。ただ、「仲井真氏はこれまで自民、公明の支援を受けてきた」(永田町事情通)こともあり、民主党は今回の選挙で自主投票を決定。岡田克也幹事長(57)は国会議員の沖縄入りを禁止したが、川内博史衆院議員(49)が7日、無断で那覇市で伊波氏の総決起集会に参加するなど、党内の足並みもそろわないままだ。

 菅内閣は、米側と移設工法などを決める期限を当初の8月末から県知事選後の今月以降に先送りしている。選挙結果で移設が暗礁に乗り上げれば、日米同盟の悪化は必至。同じ問題で退陣に追い込まれた鳩山由紀夫前首相の二の舞になりかねない。

 なお、知事選には県内移設を主張する幸福実現党県本代表代行の金城竜郎氏(46)、前琉球大工学部教授の永井獏氏(66)が立候補を表明している。

1728チバQ:2010/11/11(木) 22:05:52
http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101111-OYT1T00453.htm
「東国原氏の戦略通り」宮崎知事選、無風ムード


 知事選は12月9日の告示まで1か月を切ったが、これまで立候補を表明しているのは前副知事の河野俊嗣氏(46)1人で、県内の主だった経済団体や自民党県連が相次いで「協力」を表明、独走状態になっている。

 共産党県委員会や県内の男性2人が出馬を検討しているが、河野氏は支持率の高い東国原知事の後継とみられていることから、有力な対立候補は出ないまま、前哨戦を迎えている。

 「あの方が知事になれば、僕が2期やるのと同じ」

 河野氏が知事選への出馬を表明した翌10月14日、東国原知事は、木城町で開かれた県民フォーラムで、1期での引退を批判する会場の声を遮るように答えた。報道陣に囲まれた知事は「エールを送っただけ」と煙に巻いたが、事実上の後継指名との見方が一気に広がった。

 広島県出身で、総務省の官僚から2005年4月に県総務部長に就任した河野氏は、07年の知事選で初当選した東国原氏が副知事に起用し、以来二人三脚で県政を担ってきた。

 河野氏は知事選への出馬会見で「これまで知事に意見が言いにくいという声もあったが、私は県民や組織との対話を重視する」と違いに触れながらも、「改革の流れを止めてはいけない。東国原県政を発展的に継承する」と、知事の後継を打ち出した。

 政治経験も地縁もない河野氏を支えるため、知事の後援会スタッフがあいさつ回りの調整や事務所選びに協力し、宮崎市内で3日に開かれた事務所開きでも司会を務めた。知事も定例会見で「東国原イズムを継承、尊重されている」と河野氏を持ち上げるなど、支援の姿勢を隠さない。

 「知事の戦略通り」。河野氏の“一人旅”が続く現状を、一部の政党関係者は分析する。

 民主、社民両党県連などでつくる非自民組織「CNP会議」は、「河野氏に勝てる公算は大きくない」と独自候補の擁立を断念したが、知事の不出馬表明が9月末にずれ込んだことを挙げて、「候補者擁立の時間を与えないための作戦だった」と振り返る。

 一時、出馬が取りざたされた元国会議員や県内の首長も、準備不足や知事と河野氏の連携を理由に表だった動きを見せなくなった。民主、社民両党県連は、近く河野氏への対応について方針を決めるという。

 一方、河野氏は「しがらみがなくクリーンな政治」を旗印とし、特定の政党や組織に推薦や支持を求めず、「協力」を要請している。

 知事は2日、「選挙が行われなければ数億円が浮くのは事実。その分は口蹄疫(こうていえき)の復興などに使える」と述べ、無投票の容認とも受け取れる発言をした。

 県内のある首長は「誰かほかに立候補しないのか。知事の戦略に乗せられているだけだ。政権与党の民主党も情けない」と、盛り上がりに欠ける前哨戦を切って捨てた。(関屋洋平)

(2010年11月11日14時56分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/local/news/20101110-OYT1T00562.htm?from=nwla
無投票ない?東国原後継知事選説明会に4陣営
 宮崎知事選(12月9日告示、26日投開票)の立候補予定者説明会が9日、県庁で開かれ、立候補を表明している前副知事の河野俊嗣氏(46)と共産党県委員会など4陣営が出席した。

 他の出席者は西都市の農業男性(39)と宮崎市の会社経営の男性(61)。

 共産党県委員会の陣営関係者は「擁立を前向きに検討している。今月中旬には結論を出したい」と話した。農業男性は「出馬を検討中」と述べ、会社経営の男性は「出馬の意思を固めている」とし、近く立候補を表明するという。

(2010年11月10日13時01分 読売新聞)

1729名無しさん:2010/11/12(金) 09:51:36
自民党大阪二区の公募、わずか十日で消えた。裏がありそうと思ったら、あった、あった、
http://blog.goo.ne.jp/kawajo1/
左藤章って、汚いね。

1730名無しさん:2010/11/12(金) 17:19:13

自民急伸で民主ピンチ ビデオ流出事件以後、初の大型地方選
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20101112/plt1011121639005-n1.htm

 14日投開票の福岡市長選が、永田町でひそかな注目を集めている。民主党推薦の現職が、圧倒的有利な条件にもかかわらず、自公支援の新人に追いつめられ、大接戦となっているためだ。「勝って当然」とも言われる同選挙で民主推薦候補が負けるような事態となれば、菅政権のさらなる求心力低下は免れない。

 政令指定都市のトップを決める同市長選は事実上、再選を目指す無所属現職の吉田宏氏(54)=民主、国民新推薦、社民支持=と、自民、公明両党が支援する無所属新人の元民放アナウンサー、高島宗一郎氏(36)の一騎打ち。地元事情通が情勢を解説する。

 「本来は、現職が勝って当然の選挙だ。(1)一般的に、首長選で2期目を目指す現職は最強(2)福岡市は衆院3小選挙区を松本龍環境相ら民主党が独占(3)戦後最多の8人が乱立し、現職はさらに有利(4)吉田氏は地元紙の西日本新聞出身で、バックアップが期待できる−などがその理由。しかし、読売新聞と西日本新聞の世論調査では吉田氏の2ポイントリードだが、自民党の調査では1・6ポイント高島氏がリード。トレンドは高島がいいようだ」

 吉田氏の選対関係者も「外交や経済など、菅政権への逆風は予想以上だ。厳しい」と明かす。

 政令指定都市での与野党直接対決の勝敗は、国政に与える影響が大きい。政権交代前には、さいたま市長選や名古屋市長選など政令指定都市で民主党系が連勝し、政権交代に弾みをつけた。

 それだけに、民主党は岡田克也幹事長や枝野幸男幹事長代理、野田佳彦財務相、菅首相の後見人的存在である江田五月前参院議長などが続々と応援に入る一方、自民党は谷垣禎一総裁や石原伸晃幹事長、小池百合子総務会長らのほか、知名度が高い丸川珠代、三原じゅん子両参院議員を投入した。

 自民党ベテラン議員は「今回勝てば、潮目が変わる。衆院北海道5区補選、福岡市長選、愛媛や和歌山の県知事選で勝ち、与野党直接対決の選挙で、全国的に民主党系が負けるという流れを作る」と鼻息が荒い。

 永田町有力筋の1人は「ビデオ流出事件以後、初めての大型地方選挙だけに、与野党共にその勝敗を注視している。菅政権としては、負けた場合は『地方選と国政は別』と逃げるだろうが、野党はさらに勢いづく一方、民主党内では菅降ろしの動きが出てくる可能性もある」とみる。果たして勝敗はいかに−。

1731チバQ:2010/11/12(金) 20:47:06
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_128952417702.html
来春の県議選 「出馬」50人固める
[2010年11月12日 10:08]
 来春の大分県議選(定数44)まで約5カ月。大分合同新聞の取材では、現時点で50人が出馬表明したか出馬する方向で、10人前後が検討している。昨年の政権交代を経て、自民党が過半数を守れるかが最大の焦点。第2会派の県民クラブを構成する民主、社民両党は複数区を中心に積極的に候補者を擁立する方針。公明党は現有議席の確保、共産党は議席増を目指す。

 前回(2007年)の一般選挙では全県で計69人が立候補した。まだ現職の対抗馬が見えない1人区や出馬予定者が定数と同じ複数区もあり、各党や支持団体は擁立作業を急いでいる。
 現在の勢力は▽自民党 24▽県民クラブ 13▽公明党 3▽無所属の会 2▽共産党 1▽欠員 1。
 自民党は党系の新人、元職を含めて23人の出馬がほぼ固まった。現職は1人が引退、2人が態度を決めていない。「参院選大分選挙区の敗北から立て直す戦い」と位置付けて「現有24プラス1」の目標を掲げる。唯一空白の杵築市での擁立が課題。大分市では前回落選した元職1人が再挑戦を決めている。
 民主、社民両党は支持労組が加盟する連合大分と協力して、3人区や自民党が議席を持つ1人区での新人擁立を目指す。合わせて16人の出馬が固まっている。
 民主党は佐伯市と日田市で新人を擁立する方針。大分市で引退する現職の後継は出身組織が立てる見通しで、さらに1人の擁立に向けて詰めの作業をする。
 社民党は別府市、中津市で党系の新人擁立が決まり、大分市の引退する現職の後継探しを急いでいる。
 公明党は大分市2、別府市1の現有議席死守が目標。候補予定者は現職3人を含めて検討中で、12月に発表する。「県政で唯一の野党」を標榜(ひょうぼう)する共産党は前回落とした別府市に新人を立て、現職のいる大分市とともに2議席の獲得を目指す。無所属の会(2人)に所属する大分市の現職が出馬するか調整中。
 無所属の新人(現時点で政党の支援なし)は宇佐市で2人、豊後大野市で1人が名乗りを上げたほか、数人が出馬を検討している。
 政府は来年の統一地方選について都道府県の知事・議員選挙の投票日を4月10日にする方針を決めている。

1732名無しさん:2010/11/12(金) 20:48:45
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010111202000032.html?ref=rank
<スコープ>民主動けぬ一騎打ち 沖縄知事選 告示
2010年11月12日 紙面から

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題が焦点となる県知事選は十一日告示され、現職・仲井真弘多、前宜野湾市長・伊波洋一、幸福実現党員・金城竜郎の三氏が立候補した。事実上の一騎打ちとなる仲井真氏、伊波氏がともに「県外移設」を主張する中、独自候補擁立を断念した民主党執行部としては、政府との対話に理解を示す仲井真氏に勝ってほしいのが本音。ところが所属議員に早くも“造反”の動きが出ており、神経をとがらせている。 (関口克己)

 民主党の岡田克也幹事長は十一日の記者会見で、知事選に自主投票で臨むことに関し「無理に政策の違う人を推さなかったのは政党としての誠意だ」と強がってみせた。

 民主党は、移設先を名護市辺野古とする日米合意推進を公約する有力候補を擁立できなかった。これを受け、常任幹事会で、県外の党所属議員が特定の候補を応援する目的で沖縄入りすることを禁じる異例の決定をした。実態は自主投票というよりも、活動自粛に近い。

 こうした神経質な対応をせざるを得ない理由は何か。

 政府や執行部は、自公政権時代に辺野古移設を容認していた仲井真氏の再選を内心で期待している。一方で、昨年の衆院選で鳩山由紀夫前首相が「最低でも県外」と訴えて政権交代した経緯から、一貫して県内移設に反対してきた伊波氏に共鳴する議員も多い。

 仲井真氏が敗れれば、日米合意が完全に暗礁に乗り上げ、日米関係が再び悪化しかねない−。

 そんな執行部の懸念をあざ笑うかのように、党内で伊波氏支援の動きが表面化するのは、何としても避けなければならない事情がある。

 もっとも、党内には「禁足」への不満が募っている。

 鹿児島1区選出の川内博史衆院議員は七日、那覇市で開かれた伊波氏の総決起大会に出席。岡田氏が注意すると、川内氏は「集会に出席しても支援を訴えなければ党の方針に違反しないのではないか」と反論した。

 十一日の党代議士会では、沖縄3区選出の玉城デニー氏が突然発言を求め、伊波氏支持を前提に「(民主党が)知事選で寝ているわけにはいかない。県外からも応援してもらえる気持ちで取り組んでほしい」と力説する場面も。

 岡田氏は党方針を破った議員への対応について「選挙が終わった上で全体を判断する」とけん制するが、二十八日の投開票日まで気を抜けない日々が続きそうだ。

◆沖縄県知事選立候補者(届け出順)
仲井真弘多(なかいまひろかず)71知事 無現<1>

 =公

伊波洋一(いはよういち)58(元)宜野湾市長  無新 

 =共社沖

金城竜郎(きんじょうたつろう)46幸福実現党役員 諸新

1733チバQ:2010/11/12(金) 23:30:41
>>173
(京都のような相乗りを除いて)
民 自対決の場合政令指定都市全員民主系だよね


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