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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ
1129
:
チバQ
:2010/04/01(木) 19:59:04
06年弘前市長選
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2506
弘前市長選:元県議の相馬氏が初当選 青森県
当30793 相馬 しょう一
=無新<1>
28884 金沢 隆
=無新[自][公][社]
19277 下田 肇
=無新
4794 須藤 宏
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/2510
民主党県連内部には三市の一角である弘前市長選を制するため、県議会で民主系会派に近い関係にある相馬氏と、夫人の敦子参院議員が県連副代表を務める肇氏との一本化を望む声が根強い。
1130
:
チバQ
:2010/04/01(木) 21:58:45
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100330ddlk02010003000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/上 揺れる「リンゴ王国」 /青森
◇綱渡りの経営 天災と不況で低価格
弘前市のリンゴ生産量は国内の2割にあたり、県内では4割を占める。農業の産出額ではリンゴが約300億円とされ、第2位の米約41億円を大きく引き離している。自他共に認める日本一の「リンゴ王国」。数字に表れる以上に農業資材などの関連産業や商業関係などへの経済波及効果は大きく、市の基幹産業といわれるゆえんだ。
しかし農家は08年の霜とひょうの大被害、不況とデフレ経済のあおりを受け、2年続けての低価格に泣いている。大きな陰りが漂う。
同市悪戸で3・1ヘクタールのリンゴ園を経営する小山内一彦さん(40)が窮状を語る。「農家手取りで、1箱20キロで2500円から3000円が採算ラインとされるが、昨年はそれを下回った」。小山内さんは価格の安さを量で補おうと園地を買い増し、拡大路線を取った。今年の価格がどうなるか、勝負の年だという。3年連続での低価格ならリンゴ園を手放す農家が増えるだろうと予測している。
同市鬼沢の藤田光男さん(58)も、苦しい胸の内を明かす。「2年連続の赤字経営。8、9年前も2年連続の安値で農協から借金した。返済が終わらないうちにまた借金だ」
量販店が安値で売るなど、しわ寄せは自分では値段を付けられない生産者にきているという。藤田さんのリンゴ園は3・6ヘクタール。翌年も生産に向けられる再生産価格は、最低でも手取りで1箱(20キロ)2500円だとし、この2年はぎりぎりの価格だと言う。
藤田さんも、今年安値なら経営難に拍車がかかり、リンゴ園を貸したり売ったりする農家が続出すると見ている。
市農業委員会に登録された「売りたい農地」の中で、リンゴ園は39件。既に木を伐採し、更地になっている所もある。農業委は「生産意欲がわくような所得に結びつかないのが現実だ」と背景を説明する。
売却希望者には後継者がいない高齢農家が目立ち、登録されているリンゴ園は一部で、実際に売りたいと思っている農家はもっと多いと分析している。
市も国の補助制度を活用しながら独自の施策を打ち出している。10年度の一般会計当初予算では、農業経営支援に関して利子補給など約950万円を新規に盛り込んだ。それでも、赤字に苦しむリンゴ農家の綱渡りの経営は続くようだ。
◇ ◇
弘前市長選は4月4日告示、11日に投開票される。合併から4年、市政の課題を探った。【塚本弘毅】
1131
:
チバQ
:2010/04/01(木) 21:59:23
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100331ddlk02010007000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/中 中心市街地活性化 /青森
◇空き店舗、安く提供 新しい魅力目指し
「中心街を活性化させる手助けに」。NPO法人「ECOリパブリック白神」は弘前市土手町のビル2階の空き店舗を活用し、チャレンジショップの募集を呼び掛けている。新しく事業を始めようという人たちに安くスペースを提供し、軌道に乗せてもらおうという試みだ。
古くからの街である土手町だけでなく、中心市街地はくしの歯が欠けたように空き店舗やシャッターを閉じた店が目立っている。市の調査では中心街の6商店街の空き店舗率は高まっており、08年度は16・1%。弘前市中心市街地活性化協議会が09年8月の金日に実施した中心街7地点の通行量調査でも、日曜日の1地点を除き軒並み前回を下回った。
郊外大型店に押されての地盤沈下は、地方都市が抱える全国共通の悩みでもある。こうした危機的現状にどう対応していくのか。
「歩いて楽しくなる触れ合いの場として、にぎわいを取り戻したい」。ECOリパブリック白神の理事長、渋谷拓弥さん(38)は強調する。土手町商店街連合会の菊池清二理事長(71)も「中心街に出かけたくなるような新しい魅力を作りたい」と将来像を描く。
菊池さんは「まちの駅」構想を提唱する。買い物客の待合所を作り、お年寄りらの買い物に付き添い、商品を無料で配送するサービスなどを提供する。空き店舗を利用した農産物直売所も計画している。
市や商工関係者などによって08年に結成された活性化協議会。事務局の弘前商工会議所は「商業だけでの活性化は難しい」とし、中心街で時間を過ごす交流人口を増やしたいという。そのためには、市がしっかりした計画を立て都市機能を集中させる必要性を説く。市も08年に国の認定を受けた「弘前市中心市街地活性化基本計画」に基づいた事業に取り組んではいる。
昨年10月、JR弘前駅前の複合商業施設「ジョッパル」が閉鎖した。あおりで周辺の大町商店街振興組合の商店は、売り上げが3割も減少したという。
藤田善徳理事長(68)は「再開に向けて市と商工会議所、市民が一体となって知恵を出してほしい」と訴える。市は競売の行方や市民アンケートの結果を踏まえ、対応する構えだ。
各方面から中心街のにぎわいを取り戻す試みは提唱されてはいる。しかし、先行きはまだ霧の中だ。【塚本弘毅】
1132
:
チバQ
:2010/04/01(木) 21:59:54
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100401ddlk02010003000c.html
弘前市政の課題:迫る市長選・それぞれの現場から/下 新幹線開業と観光 /青森
◇通過型から着地型へ 地域の魅力を発掘
定番コースではない、地元ならではの穴場を中心に観光案内をする「弘前路地裏探偵団」が3月、弘前市に生まれた。メンバーは主婦や会社員、公務員、ホテルの支配人など20人で、昼と夕暮れの部隊に分かれる。団長の鹿田智嵩(ともかさ)さん(43)は「弘前大好き人間が集合し、観光ガイドに載っていない魅力を紹介したい」と語る。
アイデアは「弘前感交劇場」の「やわらかネット」の会議から生まれた。
感交劇場は「感動と交流」を提唱し2年前に結成された。市や弘前観光コンベンション協会、弘前商工会議所、弘前大など8団体の長による推進委員会があり、その下部組織にやわらかネットがある。「りんごスイーツちょい食べコース」「地元主婦と過ごす伝統の技『津軽塗』」など、住民と触れ合いながら観光を楽しむさまざまな小ツアー案内が実現している。
新幹線開業を控え、観光客を弘前、津軽へ誘導するのが感交劇場の目的だ。市観光物産課の桜田宏課長補佐(50)は「開業イベントだけでなく、長期的な視野で地域の魅力を発掘していきたい」と強調する。
08年の県調査によると、弘前を訪れた観光客は年間約716万人と県内では青森市や八戸市を押しのけ最も多い。「弘前さくらまつり」と「弘前ねぷたまつり」のお陰だ。だがこのうち県外からの客は約186万人で、宿泊客は約49万人。いずれも3市の中で最も少ない。
滞在時間の短い「通過型」から受け入れ側が工夫して客を呼び込む「着地型」の観光へ。増えている少人数の旅行にターゲットを絞り、通年で朝から夜まで弘前に引きつけ、宿泊につなげたいという願いが感交劇場には込められている。
12月には新青森駅に新幹線が乗り入れる。翌年には「弘前城築城400年祭」も控え、各種イベントが計画されている。コンベンション協会の企画開発部では「開業を発火点にしたい。勝負はこれからだ」と期待を込める。
すぐに勢いの衰える線香花火的な集客に終わらせず、市やコンベンション協会、市民が一体となり、感交劇場をどう盛り上げていくのか。着地型観光の商品をどうやって全国に発信し、浸透させるのか。難問が待ち構えている。【塚本弘毅】
1133
:
チバQ
:2010/04/01(木) 22:09:54
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100401152919.asp
2010年4月1日(木)
任期満了に伴う五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)に自民党五所川原市支部長の県議櫛引ユキ子氏(57)が出馬へ意欲を示したことに対し、各党内から1日、驚きの声が上がった。既に出馬を表明した平山誠敏市長(69)や、同氏を支援する自民系市議会与党幹部らは戸惑いを隠さない。現職への対立候補を模索中の民主党県連は櫛引氏の動向を注視していく構え。
1134
:
チバQ
:2010/04/01(木) 22:11:22
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10860.html
2010/4/1 木曜日
櫛引県議が五所川原市長選へ出馬検討
6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選に、同市選出の県議櫛引ユキ子氏(56)が出馬を検討していることが31日、分かった。櫛引氏は本紙の取材に対し「(出馬を)検討している」と述べた。
市長選をめぐっては再選を目指す現職の平山誠敏氏(69)が既に立候補を表明しており、対抗馬として櫛引氏の名前が急浮上した。これに対し、櫛引氏は同日、本紙の取材に対し「検討している」と語り、近日中に態度表明することを明かした。
同日は、五所川原市内で、後援会幹部と会合を開いた。会合は非公開で行われ、出席者によると、市長選について具体的な協議はなかったという。
櫛引県議は五所川原市議を2期務め、2007年、自民党公認で県議に初当選した。現在、自民党五所川原市支部長を務めている。
1135
:
チバQ
:2010/04/02(金) 12:19:51
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10884.html
五所川原市長選へ櫛引県議出馬へ 民主県連支援の可能性も
6月6日告示、同13日投開票の五所川原市長選で、出馬を検討していた同市選出の県議で自民党同市支部長の櫛引ユキ子氏(56)が1日、立候補する意思を固めたことが分かった。櫛引氏は取材に対し「関係者と話し合った上で数日中に表明したい」と語った。同市長選をめぐっては、現職の平山誠敏氏(69)が既に立候補を表明している。独自候補の擁立を模索していた民主党県連は櫛引氏の動向に関心を寄せており、市長選の情勢は混沌(こんとん)としてきた。
櫛引氏は同日、青森市内で自民党県連の山内和夫幹事長と会い経緯を説明、出馬する意向を伝えたという。山内幹事長は取材に対し「本人から報告を受けたが、急な話で正直驚いている」と語った。市長選への対応について、「県連として協議する段階ではない」との認識を示した。
櫛引氏は市議2期を務めた後、2007年の県議選に自民党公認で出馬し、トップ当選した。平山氏は県議2期目の06年、成田守前市長の辞職に伴う市長選で自民、公明両党の推薦を受け初当選している。
こうした経緯を踏まえ、ある自民党県連役員は「数日前に櫛引氏が出馬を検討していると聞いたが、まさか出馬するとは思わなかった」と戸惑いを隠さない。ほかの役員は「仮に両氏が立候補した場合、どちらを支持すべきか判断しかねる」と複雑な心境を語るなど、県連内に動揺が広がっている。
一方、市長選での独自候補擁立を模索してきた民主党県連の横山北斗代表は「櫛引氏は市民の評判が高く、行政能力にも優れている。市長になればいい仕事ができると思う」と評価、県連として同氏を支援する可能性を示唆した。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10885.html
櫛引氏出馬の意思に市議会会派対応混迷も/五所川原市長選
6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選への出馬意思を固めた同市選出の櫛引ユキ子県議(56)をめぐって1日、同市議会各会派は「寝耳に水」と驚きを隠せず、対応に頭を抱えた。特に、現職平山誠敏氏(69)の支援で固まっていた最大与党会派自民クラブは、櫛引氏を支援する市議が会派離脱を検討するなど、混迷を極めそうだ。
同市長選をめぐっては、現職の平山誠敏氏が再選を目指し出馬表明している。平山氏は2009年度分の自民党費を納めていないため、現在党籍はないが自民系だ。櫛引氏も自民党五所川原市支部長を務めるなど、両者は支持者層が重なっている。
自民クラブは急きょ対応を協議するため2日に会合を開く予定。会長の川浪茂浩市議は「寝耳に水。これから話し合いになるが、櫛引さんの支援者もいるため、会派は必ず分裂する」とこぼした。
同会派で、自民党市支部幹事長の磯邊勇司市議は「1日に櫛引さんから『出馬を前向きに検討している』と連絡が来た。突然のことでびっくりしている」と語った。また、同会派で櫛引氏を支援する鳴海初男市議は、取材に対し「会派脱会も考えている」と明かした。
一方、他会派では「自民党内でどうなっているんだ」と首をかしげる市議も。民主党五所川原市支部幹事長の桑田茂市議は「前からそういう話があった。驚きはない」とし、動向を見極める考えを示した。
今回の動きについて平山氏は「態勢をしっかりと固め一生懸命頑張るしかない」と述べるにとどめた。
1136
:
名無しさん
:2010/04/02(金) 14:01:59
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100402ddlk03010032000c.html
選挙:盛岡選挙区、県議補選へ /岩手
7月の参院選に県議の高橋雪文氏が出馬の意向を示したことを受け、盛岡選挙区は欠員2となる見込みで、県議補選が行われる見通しとなった。
昨夏の衆院選に立候補し、失職した高橋比奈子前県議は「推してくれる方がいれば(応えたい)」と補選出馬に意欲を見せた。
同補選では、民主党県連も、候補2人の擁立を検討している。【山口圭一】
毎日新聞 2010年4月2日 地方版
1137
:
とはずがたり
:2010/04/03(土) 13:20:14
>>1136
自民系2議席に拠る補選か。
比奈子ちゃんは県議復帰を優先した形ですね。
民主は1議席奪うチャンスですね。ひょっとすると2人立てるか?
1138
:
神奈川一区民
:2010/04/03(土) 13:30:23
>>1137
小澤氏の地元だから2人擁立すると思いま
す。岩手県議会は少数与党ですからね。
1139
:
チバQ
:2010/04/03(土) 13:35:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100403t21031.htm
争点に「スポレク施設」整備が浮上 弘前市長選あす告示
市長選の争点になるスポレク施設の建設予定地
任期満了に伴う弘前市長選(4日告示、11日投票)で、市が計画を進める「全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の整備が最大の争点として浮上している。再選を目指す現職の相馬〓一氏(73)が建設推進を掲げ、新人で前副市長の葛西憲之氏(63)は計画見直しを訴える。両氏は告示前から「スポレク」をめぐり、主張を激しくぶつけ合っている。(弘前支局・片山佐和子)
スポレク施設の建設予定地は同市泉野3丁目で、屋内に土のグラウンドを整備する。市が2009年度から2カ年で計画を進め、現在は設計が終わった段階。総事業費は約11億円を見込む。
事業は、相馬氏が初当選した前回06年の市長選で公約として打ち出した。県スポレク連盟会長も務める相馬氏肝いりのプロジェクトだが、建設予定地(約1万平方メートル)をめぐり、地元で反対運動が起きた。
市土地開発公社が05年度に地区交流センター用として先行取得した土地の用途を市が昨年5月、スポレク施設に変更したためだ。地元の泉野町会(大貝治邦会長)は「住民に説明もなく、一方的だ」と反発。町会は12月、市民団体とともに約7900人分の反対署名を市と市議会に提出した。
大貝会長は「地元には学童保育の場所や災害時の避難場所がなく、センターが必要だ。スポレク施設の優先度がなぜ高いのか」と疑問を投げ掛ける。
市議会は今年3月の定例会で「市民や議会への説明が足りない」などとして、10年度一般会計当初予算案からスポレク施設の建設事業費約6億円を削除した修正案を議員提出し、可決。計画は一時中断となった。
「市民には必要な施設」と主張する相馬氏は10年度予算案を再議に付さず、「選挙で信を問う」との考えだ。対する葛西氏は、スポレク施設問題を「市民と対話不足の市政」の象徴として位置付け、攻勢を強める。
建設の是非の判断が、市民に委ねられる格好になったスポレク施設。大貝会長は「新しいかじ取り役は、選挙結果で結論を出すのではなく、まずは市民の声を聞いてほしい」と話している。
(注)〓は金へんに昌
2010年04月03日土曜日
1140
:
藤井 靖ジェンヌ
:2010/04/03(土) 16:06:59
ボリエモンさんがTVで呟いた事から
巷で裏2chがブーム☆です。
今スグ
★☆★ 裏2ch ★☆★
に行きたい人は
Find 裏2ch
で検索してね ★☆★
※ボリエモンもROMってま〜〜す。
1141
:
とはずがたり
:2010/04/03(土) 16:18:43
自民県連、採決造反で3氏の役職1年停止 北林氏は委員長辞任へ
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20100402e
自民党県連は1日、常任総務会を開き、秋田市中通の日赤・婦人会館跡地の再開発をめぐり、先月30日の県議会本会議で自民党の会派決定に従わなかった所属県議の柴田正敏、小松隆明、北林康司の3氏について、県連の役職を1年間停止する処分を了承した。党県連から県議会予算特別委員会委員長の辞任勧告を受けていた北林氏は取材に対し、近く委員長を辞任する考えを明らかにした。
柴田氏は県連政調副会長、小松氏は財務副委員長、北林氏は党紀委員の役職をそれぞれ1年間停止させる。先月30日の党紀委員会で処分を決定した。
鈴木洋一県連会長は処分理由について「県議会の採決で会派の決定に反対したため。決定には従ってもらうのが原則」と説明した。
柴田、小松両氏は再開発事業の関連予算を盛り込んだ2010年度一般会計当初予算案の採決で、賛成を決めた自民党の決定に従わずに反対。北林氏は退席し、採決に加わらなかった。柴田氏は県議会建設交通委員会の委員長、小松氏は同副委員長を既に辞任。党県連は北林氏にも予算特別委員長の辞任を求めていた。
北林氏は30日の本会議で採決前に退席した理由を「県立美術館の移転に関し、まだ立ち止まって議論する必要があった」とした上で「会派の決定を乱したことは確かであり、何らかのけじめが必要」と語った。
(2010/04/02 10:29 更新)
1142
:
チバQ
:2010/04/04(日) 09:52:50
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/10904.html
ニュース2010/4/4 日曜日
市議会与党対応割れる/五所川原市長選
6月6日告示、同13日投票の五所川原市長選で、五所川原市議会与党会派誠風会(福士寛美会長)が出馬の意思を固めた同市選出の櫛引ユキ子県議(56)を支援することを決めたことが、3日までに明らかになった。これにより、同市議会2与党会派が現職平山誠敏氏(69)と櫛引氏支援で対応が二分することになった。
同会は2日、同市内で櫛引県議を迎えて会合を開き、所属市議全員の8人が出席。櫛引氏から出馬への意欲を聞き、それに共感する形で満場一致で支援を決めた。
同会派の市議は「市民のこのままじゃだめだという声を受けて決断した櫛引さんの熱意に押された」と説明またある市議は「意見が通らず現職への不満もある中櫛引さんの市に対するビジョンに共感した」と語った。
誠風会は現職平山氏の名前の一文字を取って結成された会派で8人が所属し、規模としては自民クラブ(13人)に次ぐ。自民クラブも2日に会合を持ち、現時点では1人を除き現職支援で意見をまとめている。
1143
:
チバQ
:2010/04/07(水) 21:50:20
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100407ddlk05010008000c.html
探検録:能代市長選11日告示 争点消え、現職独走 /秋田
◇商議所の力低下、無投票か
任期満了に伴う能代市長選が11日に告示される。旧能代市・二ツ井町の合併後2回目の選挙は現職で無所属の斉藤滋宣氏(57)以外に立候補の動きがなく、独走状態となっている。無投票となれば、旧能代市地区では91年以来。対立の構図が消えた背景として、かつて市政を揺るがしたイオン出店問題や補助金不正受給による能代商工会議所の影響力低下を指摘する声もある。【田村彦志】
◆激しい選挙
「能代の土になる」。3月27日に市文化会館大ホールであった1000人規模の後援会総決起大会で、斉藤氏は声を張り上げて支持を求めた。出席者からは「市政が難しい時期。これまでの経験を生かしてもらいたい」と期待を寄せる声が上がった。
旧能代市以来、同市長選はたびたび激しい選挙戦が繰り広げられてきた。03年4月の旧市長選では、3回目の挑戦だった豊沢有兄氏が新人同士の激戦を制し、黒星を喫した自民党能代支部に激震が走った。
06年4月にあった合併後初の市長選には、北海道出身で旧二ツ井町を地盤とする斉藤氏と豊沢氏が立候補。豊沢氏が7市町村広域合併の崩壊を招いた新市名問題で批判を浴びたのに対し、斉藤氏は野呂田芳成・前衆院議員秘書や県議、参院議員の豊富な政治キャリアで幅広く支持を集めたうえ、自民党支部も総力戦で臨み大勝した。
◆イオン出店
この選挙戦で争点の一つとなったのが、市郊外へのイオン出店構想。豊沢氏は旧市長時代から中心市街地の空洞化を懸念して「出店ノー」の姿勢を示し、斉藤氏はその再考を公約に掲げた。
出店に反対する市民団体「能代まちづくり市民会議」(佐藤浩嗣代表幹事)は豊沢氏を支援。旧能代市の商業者が加盟する能代商議所も出店構想に反対の立場で、佐藤副会頭が「市民会議」の代表幹事を務めるなど事実上運動の中心になっていた。
だが市長選敗北で勢いを失ったうえ、08年1月の市議会臨時会で出店の賛否を問う住民投票条例案が賛成少数で否決され、斉藤市政は出店に大きくかじを切った。
◆補助金不正
その直後に表面化したのが、商議所による国、県、市の補助金不正受給問題。元専務の内部告発に対し商議所幹部は当初、「出店問題が絡む中傷だ」と全面否定した。しかしほぼ1年に及ぶ調査で、総額1億円を超える返還を求められる事態となった。
市経済界の有力者が名を連ね、旧市時代から地元候補を重視して市長選の行方を左右してきた商議所。「この問題を機に、幹部やOBらから表だった発言が聞かれなくなった。このことも無投票に影響している」との見方がある。
斉藤氏が再選出馬を正式に表明したのは2月。ただ就任2年目ごろには、後援会がなかった旧能代市内でも組織づくりに着手していた。その数は現在、旧二ツ井町で24、旧能代市内でも30に上る見通し。「政権交代の影響はない」と強気の構えを崩していない。
その斉藤氏に対して是々非々の立場のある市議の一人は「対抗馬がなく選択肢がない。現職独走と言わざる得ない」といらだちを募らせている。
==============
◆過去の選挙結果
【能代市長選】
◇06年
斉藤滋宣 当 25,643
豊沢有兄 16,591
【旧能代市長選】
◇03年
豊沢有兄 当 16,966
能登祐一 14,820
田中久子 2,588
◇99年
宮腰洋逸 当 20,243
豊沢有兄 14,582
【旧二ツ井町長選】
◇05年
丸岡一直 当 5,240
加藤長光 2,383
◇01年
丸岡一直 当 5,518
藤田隆雄 3,076
1144
:
チバQ
:2010/04/09(金) 12:20:34
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004090003
弘前市長選 自民、民主の動き
2010年04月09日
現職と新顔が、一騎打ちの選挙戦を繰り広げている弘前市長選。候補者はいずれも無所属で、政党の推薦を受けておらず、表立った政党の動きはない。だが、水面下では政治家や政党の思惑も垣間見える。(吉田芳彦)
現職の相馬〓一氏(73)は、市議2期、県議6期の長年の政治活動で築いた農家など自前の固い支持層が基盤。政党頼りの選挙によるしがらみを避け、従来通り個人票を積み上げる戦い方を貫く。
新顔で県庁出身の前副市長葛西憲之氏(63)は、個人的な人脈からできた後援会もあるが、反相馬票を結集するため、経済界や各種団体など、主に組織に支えられた全方位作戦を展開している。
両氏の選挙事務所には「必勝」と大書された三村知事や地元の衆院青森4区から立候補し、比例区で復活当選した民主党の津島恭一衆院議員の為書きが張り出されている。相馬氏の後援会幹部は「どちらにも頼まないのに送られてきた」と言い、両陣営への政治家側自身の配慮がうかがわれる。
告示日前後になると、国会議員が互いに出方を探り合う場面も出てきた。
3月28日にあった葛西氏の総決起大会。同じ日、青森市内で政治資金パーティーがあった民主党の衆院議員や県議らは、秘書を出席させるだけにとどめた。青森4区選出の自民党の木村太郎衆院議員も同じだった。
ところが告示前日の3日、木村氏が葛西氏の選挙事務所に顔を出した。以前から系列の県議が支援に入り、「木村氏の意向」とささやかれてきた。木村氏の来訪で自民党色が顕在化し、逆に民主党側は「動きづらい立場」に追われたという。
木村氏は1996年に衆院選で初当選した際は、民主党の小沢一郎幹事長が党首を務めた新進党に所属。その後、自民党へ移った。逆に津島氏は自民党から国民新党をへて民主党に移るなど、弘前市が大票田の4区は政治家の政党乗り換えも多く、支持層も複雑に入り組んでいる。
陣営に自民党色が出始めたものの、葛西氏自身の一部支持者は津島氏の支持層とも重なる。こうした特有の政治土壌もあって「民主支持層の支援も得られている」と読む。
相馬氏の選挙事務所に、木村氏の為書きはないが、相馬氏の後援会幹部は「弘前は選挙ごとに投票する人が決まっている。市長選では『木村』と書くわけではないから」と踏み、国政と市政を切り離して有権者が判断することに期待する。
共産は自主投票。公明や社民は党員らの自主的な判断で臨むという。
※〓は金へんに昌
1145
:
チバQ
:2010/04/09(金) 12:56:33
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100409t11019.htm
「ポスター張り切れない」陣営が悲鳴 全市一区の大崎市議選
市議選に向けて設置された候補者ポスター掲示板=大崎市古川
任期満了に伴う宮城・大崎市議選(定数34)は11日、告示される。2006年に旧1市6町が合併し、県内2番目の広大な面積になった同市。今回から旧市町別の選挙区が廃止されたため、候補者ポスターを掲示しなければならない個所が大幅に増え、各立候補予定者は準備に頭を悩ませている。
同市は東西約80キロ、面積は約796平方キロ。合併特例が採用された06年の前回市議選は旧市町別の7選挙区で行われ、ポスター掲示場所は最も少ない松山選挙区で28カ所、最多の古川選挙区でも190カ所だった。
全市が同一選挙区となる今回、掲示場所は400カ所となる。現職の多くは地盤が異なる議員同士で作業分担したり、所属会派や政党内で連携したりして乗り切る構えだ。
ある現職は「後援会任せでは間に合わない。演説の合間に自分も張るしかない」と浮かない表情。別の現職は「鳴子地域だけ協力相手が見つからない。告示日一日だけで400カ所全部に張るのは無理」とぼやく。
もっと大変なのは新人だ。ある陣営は「連携したくてもつてがない。自前で選挙期間中に何とか張り終えたい」と話している。
2010年04月09日金曜日
1146
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:06:26
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0304.html
2010年3月4日(木)
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■検証・弘前市政 迫る市長選
連載INDEX
(1)合併その後/不満募らす相馬、岩木/施設建設 4年も経て予算
「合併しても地域があまり変わったとは思えない。ただ、物事が動きだすのに4年もかかるのは遅いんじゃないか」 弘前市の沢田集落(旧相馬村)で2月28日に開かれた「ろうそくまつり」。同地区に400年以上前から伝わる奇習だ。闇に浮かぶ明かりを見ながら、地元の男性はつぶやいた。「4年もかかった」のは、旧相馬村への「(仮称)住民ふれあいセンター」建設だ。
4年前の2006年2月27日、弘前、岩木、相馬の旧3市町村が合併し、新弘前市が誕生した。生活圏として密接な関係にあった3市町村による合併から4年たった今、相馬地区では「合併して良かった」という声は聞こえてこない。
旧3市町村の合併法定協議会が決定した新市建設計画の「地域の均衡ある発展プロジェクト」は、弘前地区の小中学校整備、岩木地区の下水道整備をうたった。相馬地区については旧役場と隣接する温泉を改築し、庁舎・温泉・公民館機能を持つ住民ふれあいセンターの整備を明記していた。
▼「相馬が貧乏くじ」
旧相馬村は、道路や下水道整備が進む一方、財政も比較的健全で、合併しなくてもやっていけるとの立場だった。高齢化の進行などを見据え、あえて合併を選んだ住民にとって、センター建設が何より切実な願いだ。
しかし、施設の規模をめぐり住民と市側の協議が難航。市は住民の意見を反映した計画をまとめ、10年度予算案にようやく建設事業費が盛り込まれた。
「相馬(地区)が貧乏くじを引かされた」「議員にだまされた」。地元の元市議は住民の不満を受け「相馬市長が公約に掲げた(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設より優先することがあるはず」と相馬市政の対応を批判する。
▼一地区にされた思い
岩木地区でも「こんなはずではなかった」との思いは強い。下水道整備は、旧岩木町時代の残工事分が終わった後は、進んでいない。町のイベントだった「岩木夏祭り」には、かつて210万円の町の補助があったが、現在は旧市の他地区と同水準の70万円に引き下げられた。
岩木、相馬の住民には町や村の歴史が消え、弘前市の一地区にされてしまったという寂しさがある。
合併協議を進めたのは、旧弘前市の最後の市長・金沢隆氏だった。金沢氏を破って当選した相馬氏は合併協議にかかわっていない。「自分で合併を進めていないから、住民への思いが欠如しているのではないか」。当時の合併協議を知る岩木地区の男性はこう指摘する。
「誰が市長になっても合併時の約束事は継承しなければ。ほかの市町村合併と違い、合併協議の当事者がいなくなり、約束の実行を迫る相手がいなくなってしまった」 ただ、相馬地区のある男性は「今、合併の結果について良しあしを言っても仕方がない。合併してしまったのだから良くする方に持っていくしかない。そのためには住民ひとりひとり努力するしかない」と話す。
1147
:
名無しさん
:2010/04/11(日) 22:06:54
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0305.html
(2)日本一のリンゴ産地/強い思い 振興策次々/経営厳しく農家不満も
「市が何もやっていないような話をするが、いろいろやっている。なかなか(結果が)形に表れてきていないものもある」 2009年9月の定例市議会一般質問。議員が再質問で、相馬〓一市長の農業振興策とその成果を疑問視したのに対し、相馬市長は語気を強めて反論した。再質問に自ら答えることの少ない相馬市長が、珍しく立ち上がり答弁、農業への強い思いを表した。
相馬市長は前回市長選の公約で、農業を市の基幹産業と位置付け積極的な振興を掲げた。特に、基幹作物のリンゴについては、日本一の産地という市民の意識を高めるため、毎月5日を「りんごを食べる日」に設定。相馬市長による県外へのトップセールスも展開し消費拡大に努めたほか、共同防除組織の充実など、生産態勢強化にも力を入れてきた。
▼市、一定の効果強調
08年には農林業政策の指針となる市農林業計画を策定。リンゴの安定生産と消費拡大、担い手育成、地産地消や都市住民との交流促進を柱に掲げた。
市農林部は、09年の検証で、これらの施策が設定した指標を上回る成果をもたらしたと評価し、特にリンゴの消費拡大では、トップセールスなどにより「弘前りんご」の知名度向上に一定の効果があったと強調する。
06年2月の市町村合併で、市のリンゴ栽培面積は全国の2割、県内の4割を占めるまでに拡大した。農水省のまとめによると、同年の市のリンゴ生産額は300億1千万円、コメが41億4千万円と、合わせて全作目の9割を占めており、二つの作物の動向が市の経済に与える影響は極めて大きい。
しかし、リンゴ農家は08年の霜・ひょう害、景気悪化に伴う消費の減少や販売価格の低迷で苦境にあえいでいる。
リンゴのネット販売などを手掛ける若手農業者は「10年産も安値が続けば、廃業する人が続出する可能性がある。それほどの危機的状況だ」と訴える。
リンゴ農家の経営安定を図るため、市は09年に果樹共済の掛け金助成を決定。10年度予算案では、農業経営支援対策資金の保証料補助と利子補給補助を新たに打ち出した。
▼「市だけでできない」
しかし、現場の農家には不満の声が目立つ。岩木地区の農業男性は「『りんごを食べる日』は政策ではなく、ただのイベント。農家の苦しみを理解していない」と厳しい見方を示す。相馬地区の農業女性は、果樹共済の助成決定が周辺市町村より大きく遅れたことを批判し「リンゴ産業の中心地なのに、政策が後手後手。積極的、重点的に支援してもらいたい」と訴える。
ただ農業政策は国や県からの補助金による事業が多くを占める。相馬市長は農業重視を強調する一方で「国の政策との関連もある。いろいろやろうとしても国に動きがないと、市の財政だけではできる話ではない」と、独自の取り組みには限界もあることを認める。
農林水産業費が市の10年度予算案に占める割合は全体の2.7%で19億円。09年度の15億円(2.3%)からは増加したが、市長就任直後の06年度の22億円(3.4%)に比べて減少している。
※〓は金へんに昌
1148
:
名無しさん
:2010/04/11(日) 22:07:33
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0306.html
(3)観光/通年誘客へ「感交劇場」/市民の反応いまひとつ
今年12月の東北新幹線全線開業、2011年の弘前城築城400年祭と、観光面で二つの大きなチャンスが目前に迫っている弘前市。関係団体と連携し、進める観光施策「弘前感交劇場」は、従来のような大型イベントに頼るのではなく、街の魅力を生かした通年の誘客を目指しており、県内でも注目を集めている。
▼魅力を再発見、発信
「市民の自覚を促すには、委員会や事業のリーダー役と市民との距離を縮める必要がある」。昨年9月末の弘前感交劇場推進委員会。同劇場のコンセプトを考えた田中央さん(東京・田中デザインオフィス社長)は、出席した委員長の相馬〓一市長らに対し、強い口調で訴えた。
同市は、春の桜、夏のねぷた、秋の菊と紅葉、冬の雪燈籠(どうろう)と、季節ごとに大規模なまつりがあり、観光都市として名を上げてきた。そして現在は、これまでの街づくりで築き上げた魅力を再発見し、磨き上げて発信する−そんな取り組みに懸命だ。
実際、恒例となったリンゴの花のお花見、日本海に沈む夕日を岩木山8合目から眺めるツアーはその中で生まれた。市内に数多くある洋館やカクテルバーでまちおこしを目指す動きもある。
毎週水曜日には、同推進委事務局も務める市観光物産課の職員が、弘前観光コンベンション協会の職員らと手を携え、実務者の集まり「やわらかネット」を開催している。
「街づくりや観光に興味がある」「自分も何かやってみたい」という市民なら誰でも参加可能で、週1回の集まりのほか、80人弱が登録しているメーリングリストもある。参加者はその二つをうまく活用しながら、さまざまな活動をPRしたり、アイデアを募ったりと、互いに意見や情報を交換している。
一方、弘前城築城400年祭も、津軽家とゆかりのある近衛家の陽明文庫(京都市)の名宝展や弘前城薪能、「時代絵巻」と題した大名行列など多彩な構想の準備が進んでいる。09年には公募で、マスコットキャラクター「たか丸くん」も誕生。さまざまなイベントに登場し、築城400年を懸命にアピールしている。
▼取り組み危ぶむ声も
もっとも、1年以内に大きなチャンスを二つ控えていながらも、行政や関係者の取り組みに対する市民の反応はいまひとつ。行政や関係団体と、市民が必ずしも一枚岩ではないとの指摘があり、今後の取り組みや結果を危ぶむ声も根強い。
ある観光関係者は「良いアイデアを持っていても、それを具体的な行動に移すのは難しい、と考える市民が多いのではないか」と推測する。
弘前感交劇場だけでなく、市の新たな観光施策は発展途上の段階だ。市民を盛り上げ、期待した成果を挙げるために必要なことは何か。この観光関係者は「関係者が市民に率先して手本を見せながらも、前面には出ないこと。やる気ある市民を陰に隠れて手伝い、引っ張り上げていく。市民主体の活動こそが、それに続く市民の動きをつくっていくと思う」と強調した。
※〓は金へんに昌
1149
:
名無しさん
:2010/04/11(日) 22:08:02
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0307.html
(4)ジョッパル/市長発言 波紋広げる/経済界との溝埋まらず
2009年10月2日、弘前市駅前町の複合商業施設「ジョッパル」を管理運営する市の第三セクター・弘前再開発ビルが民事再生手続きを断念、施設を閉鎖して破産手続きに入る方針を固めた。同じ日に市が開いた緊急記者会見。相馬〓一市長は「駅前地区の中核を担う商業ビルであり、再生を期待したが大変残念」と述べる一方、市が株式30%(3千万円)を保有する三セクの破綻(はたん)について「経営者は会社におり、市は責任を感じようがない」と強調。発言は波紋を広げた。
▼転落の一途たどる
ジョッパルは1994年、金沢隆前市長時代に、ダイエーを核テナントとして誕生した。だが、駅前の”顔“として大きな期待を背負いながら、2005年のダイエー撤退以降、三セクの民事再生申請(07年)、破産へと転落の一途をたどった。
「本来なら民事再生の時点で、市や会社関係者、市内経済界が一緒に、ビルの今後を話し合うべきだった」。複数の経済関係者はこう漏らす。ジョッパルがつぶれれば、駅前を含む中心市街地の今後に影響が出ることを懸念していたからだ。
市は三セクの民事再生断念に伴い、部署横断の「緊急対策会議」を設置、ジョッパルの権利関係調査などを進めてきたと説明する。だが、その具体的な動きや今後の対応が見えにくいことへの不信感も経済界にはあった。
1月下旬、市や経済界で構成する市中心市街地活性化協議会。委員が「ジョッパルが幽霊ビルのままでは、中心市街地の駅前の通行量が減ってしまう」と危惧(きぐ)し、市の担当者に「市はジョッパルの活用、再生を検討しているのか」「市、弘前商工会議所、ビル関係者で方策を見いだせないか」と問いただす場面もあった。
▼緊張感は以前から
もともと、経済界の多くが前回市長選で金沢前市長を支持していたこともあり、相馬市長と経済界の間には、以前から微妙な緊張感が漂っていた。
それが表面化したのは今から1年ほど前だった。同商議所が毎年度、市政全般について提出してきた数十項目の重点要望に対し、市は部署横断的な回答を続けてきたが、09年度分への回答から突然、商工労政課関連部分のみに限定してきた。対応の後退に、同商議所側から「重点要望などによる社会福祉の増進も商議所の大きな役割だが、市は理解していない」と不満が噴出した。
以来、両者の溝は埋まっていない。ジョッパルをめぐっても、同商議所の新戸部満男会頭ら市内経済界トップと、相馬市長が議論する機会はないままだ。
相馬市長はジョッパルについて、無作為に選んだ5千人の市民を対象にしたアンケートの実施を決定。23日まで回答を受け付けると同時に、広報ひろさき3月号でも、ジョッパルの現状や再開への課題の解説を掲載した。
これに対し、複数の経済関係者は「市が駅前の再開発計画の中でジョッパルを建設したとの経緯説明がない」「広報は、市が建物を取得すれば、多額の税金がかかることばかり強調し、肝心の中心市街地の街づくりに関する記述はわずかしかない」と指摘する。市への疑問の声は途切れていない。
※〓は金へんに昌
1150
:
名無しさん
:2010/04/11(日) 22:08:27
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0308.html
(5)財政運営/経費節減 借金減る/「慎重すぎる」と批判も
税理士の資格を持つ相馬〓一市長は、公約である「企業経営の視点を取り入れた財政運営」に取り組んできた。就任後4年経過し、その手法について「派手さはないが堅実」と評価する声も多い。
相馬市長は就任後、自身の給与20%カットと退職金の廃止を実行。また、収入役と水道管理者を置かず、庁内にも経常経費5%削減を指示するなど徹底した経費節減を進めた。前の市長が計画し市民からの批判が多かった、事業費約19億円の弥生スキー場跡地開発も中止した。
▼会合で厳しさ強調
議会や各種の会合などさまざまな場面で「市の財政は厳しい」と口にする相馬市長。「気を緩めると第二の夕張市になってしまう。そうならないようにするのが私の使命」と強調する。
市総務財政課によると、09年度末の一般会計と各特別会計を合わせた市全体の借金である市債残高は1637億円で、05年度末の1758億円から減少する見通しだ。市総合計画の施策達成状況報告書でも、市民1人当たりの借金が06年度の92万4千円から08年度は90万円に減少した。
また、市の09年度中期財政計画では、一般会計の市債残高が相馬市長就任前の05年度末920億円から年々減少し、14年度には700億円になると試算。取り崩しが続いていた市の貯金である財政調整基金も12年度に増加に転じ、14年度には市が健全性の指標とする20億円台に回復するとしている。
借金の減少は箱モノ整備に偏らない政策展開の影響も大きい。前市政から引き継いだ事業を除けば、相馬市長が4年間で手掛けた大型施設整備は新年度着工の「(仮称)全天候型スポーツレクリエーション施設」1件のみと言ってもいい。
総務財政課の蒔苗貴嗣課長は「厳しい財政状況の中で、やるべきことはやるという姿勢で、重点的に投資をしている」と強調する。
一方、予算総額を下げるためだけに事業費を削っているとの声がある。市内の経済関係者は「08年度の予算編成時、一律5%ダウンの指示があった。増額すべきもの、削減すべきものを精査していない」と指摘する。
また、ある市議は新年度にようやく着工する相馬地区住民ふれあいセンターを挙げ「慎重すぎて肝心なものを造らない」と批判。その結果が相馬、岩木地区の住民の不満に表れていると指摘する。
▼市税伸び期待できず
健全な財政運営を続ける弘前市だが、蒔苗課長は「15年度が財政の転換点。それまでにできるだけ借金を減らしたい」と話す。合併後の交付金の特例措置が終了し、段階的に現状より約8億円の減額となるからだ。
市の10年度予算案では市税などの自主財源比率は35.9%にとどまり、なお依存財源の割合が高い。人口減少などにより今後も市税の伸びが期待できない一方、介護や生活保護などの社会保障費は確実に増える。
厳しさが増す中で、財政健全化を進めつつ予算への積極的な施策の反映が求められている。
※〓は金へんに昌
1151
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:09:05
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-semaru/0309.html
(6)説明と対話/なぜスポレクに変更か/市側沈黙、住民の反発続く
昨年8月、弘前市堀越地区で開かれた市政懇談会。市が同地区に建設を計画する「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」に対し、地元の泉野町会の住民から「住民は誰もスポレク施設を望んでいない」「当初、建設予定だった地区交流センターがなぜ急にスポレク施設になったのか。納得できる説明がほしい」と反対の声が相次いだ。
スポレク施設建設は相馬〓一市長が前回市長選の公約に掲げた。高齢者の生きがい対策の拠点と位置付け、健康増進などを目的に、グラウンドゴルフはじめ軽スポーツでの使用を想定している。2010年度予算案に建設事業費約5億9千万円を盛り込んだ。
相馬市長は「高齢者が元気で長生きすることが私の願い」と同施設の必要性を訴える。
▼「説明した」市長反論
建設予定地は05年に市土地開発公社が交流センター用地として取得した。泉野町会の住民にはセンター建設を期待して移り住んだ人も多いといい、計画変更は寝耳に水だった。
変更の経緯説明を求める住民に対し、市長は「説明はした」と反論する。だが実際は、昨年3月の議会でスポレク施設の計画を知った泉野町会長の問い合わせに対し、市の担当課長が自宅に出向き説明した程度で、住民全体への説明はいまだに行っていない。
市のある幹部は「どこかでボタンを掛け違えたとの思いはある」とつぶやく。しかし市側は、スポレク施設は全市的な施設であり、地元・泉野町会への説明は必要ないという姿勢を貫く。議会で公社からの土地取得などの承認を得ていることを理由に事業を進める方針だが、着工が迫る現在でも住民の不満はくすぶったままだ。
昨年の12月議会。閉鎖した複合商業施設「ジョッパル」への市の対応や、市職員運動会の競技に相馬市長が秘書に傘を差してもらい参加したことに対し、市長の見解を問う質問が相次いだが、市側は担当部長が終始答弁、批判を浴びた。
ある市議は週刊誌にも掲載された「傘問題」をめぐり「全国に知られ市民も驚いた出来事だけに、議場で市長自身から一言説明がほしかった」と”沈黙“に不満を漏らした。
▼3万人のためでなく
相馬市長は市長選に向けた「市政を語る会」で「市民の話を聞かないと市政運営はできない。すべて市政に反映できるとは限らないが、独りよがりにならず説明をしながら進めている」と繰り返している。10年度予算案の記者発表では、農業者経営支援の補助金、中小企業対策などの新規事業を「あちこちを回って話を聞き、要望を取り入れた結果だ」と胸を張った。
だが、主張とは裏腹に相馬市長には「意見を聞くのは自分を支持する一部の人だけ」との批判がつきまとう。ある市議は、4人の争いとなった前回市長選で相馬市長の得票が3万票余りだったことを指して「相馬さんは3万人のための市長。県議時代ならともかく、市長になったからには、18万人のための市長でなければ」と語気を強める。
相馬市政の説明と対話は十分だったか。市民の評価は市長選投開票日の4月11日に明らかになる。
※〓は金へんに昌
=終わり=
1152
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:09:44
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-gekisen/0406.html
2010年4月6日(火)
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■弘前市長選 激戦の表情
(上)相馬候補 どぶ板徹底、票固め
告示日の4日。第一声を終えた相馬は、雪が残る山あいのリンゴ畑を縫って相馬地区へ選挙カーを走らせた。
「いち早くごあいさつに参りました」「願いは農業発展」。山道でも連呼は休みなく響き渡った。相馬はリンゴの枝を剪定(せんてい)する農業者を見つけると、ウグイス嬢の連呼を遮り、マイクを握って「ご苦労さまです」と支持を訴えた。
農村部は相馬の支持が厚いとされるが、特に弘前市と合併した旧岩木町、旧相馬村の住民には「農政が物足りない」「合併で良いことがなかった」と不満がくすぶり、相馬離れを指摘する声もある。真っ先に相馬地区に駆け付けた理由を、選対幹事長の白戸幸雄は「農業への思いを示したかった」と説明する。
4年間の実績強調
支援に回る市議は9人。市中心部やそれぞれの地元で相馬市政の4年間の実績を強調、継続を訴える。また4日のイトーヨーカドー前での街頭演説では、休日にもかかわらず市の部長・課長らが顔をそろえた。部長の一人は「買い物のついでに様子を見に来ただけ」と言葉を濁した。
しかし、相馬の選挙戦術の基本は街頭演説や連呼ではない。政党や団体に頼らず、選挙カーと別行動で各地域に潜り込み、足を使って支持を固めていく徹底したどぶ板選挙だ。
相馬は「街頭に出てもそれほど票に結びつかない。徹底して歩く。自ら顔を出すのは大事なこと」と市議時代からの独自の戦術に自信を見せる。5日も、岩木地区での街頭演説を終えた相馬はスタッフの車に乗り込んだ。市南部を横断し大鰐町へ。弘前市在住者が多く通う事業所に到着すると、従業員に投票を呼び掛けて頭を下げた。
後援会連合会事務局長の森下富雄は「スタッフがいくら回っても、本人のあいさつに勝るものはない。選挙カーから手を振るぐらいなら、本人が感触をつかみながら回った方がいい」と力説する。
相馬陣営の運動員は「どこに行くかは本人でないと分からない。そばにいるわれわれが分からないのだから、敵に分かるわけがない」と余裕の表情だ。
後援会フル活動
街頭で相馬は、農業や観光など2期目に向けた施策を訴える。一方で、自らの堅実な財政運営を強調。経済界の支援を受ける葛西を念頭に「しがらみのある人が市長になれば第二の夕張になる」と繰り返す。
(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設の問題では葛西が建設推進から反対へ「態度を変えた」と批判。複合商業施設「ジョッパル」についても「対応を副市長だった葛西に任せたが、対処できなかった」と主張する。
「決して負けられない戦い」と意気込む選対本部長の三上鉄やは「今までと同じ。後援会をフル活動させ、最後まで気を引き締めて戦う」と言い切った。
1153
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:10:10
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-gekisen/0407.html
(下)葛西候補 対話重視をアピール
「市民との対話は市政を進める上で基本中の基本。現市政はこれをできず、いろいろな問題を起こしている」
前副市長の新人・葛西憲之は告示日の4日朝、弘前市駅前町にある閉鎖中の複合商業施設「ジョッパル」前で声を張り上げた。同施設再生への協力を掲げる葛西は、近くのイトーヨーカドー前での第一声に続き、あえてここで“第二声”を上げた。「この建物は現市政の対話不足の象徴だ」。葛西は言い切った。
勝手連的な支援も
直前の第一声には、経済関係者や民主、自民両党の国会議員秘書、自民系の県議ら約200人が駆け付けた。選挙経験のない葛西は急ごしらえの後援会しか持たないが、政党関係者やさまざまな団体が、その周囲を固めている様子をうかがわせた。街頭に立つ市議のほか、独自の事務所を構えて勝手連的な支援に回る市議もいる。
5日昼、葛西は市役所前でマイクを握り、「行政と経済界は車の両輪。どちらかに齟齬(そご)があれば、絶対に同じ目的地にはたどり着けない」と一段と力を込めた。
元県県土整備部長の葛西は、副市長として現職・相馬しょう一を支えたが、市政運営をめぐり決別。2009年9月の副市長辞任と前後し、現市政に不満を募らせていた経済界が、市長選候補として葛西に白羽の矢を立てた。
街頭演説では、経済界の若手や女性の支持者が応援のマイクを握り、市民との対話重視をアピール。告示日は、街頭演説を精力的にこなしたが、以降は演説回数を減らし、代わりに市内各所の事業所や支持者を丹念に回っている。
前半戦は岩木、相馬など農村部に重点を置いた。6日の岩木地区での街頭演説では、リンゴ産業の振興策を話題の中心に据え「今の弘前市は後追いの農政ばかり。果樹の所得補償制度の必要性を国に訴えていく。海外輸出を増やすことで国内のだぶつきを無くし、リンゴの価格を安定させる」と訴えた。
支援組織の規模は大きい葛西だが、もともと知名度は低く、なかなか組織の態勢も固まらなかった。だが、3月28日の総決起大会に「3千人以上」(陣営関係者)が詰め掛け、陣営幹部はようやく「相手の背中が見えてきた」と胸をなで下ろした。葛西が告示までの半年間、街角での辻立ちや市民との「語る会」を地道に繰り返したことが功を奏した格好だ。
もう一押しの気持ち
葛西陣営の選対本部長・工藤順巳は「街頭演説で、聴衆から拍手や声援が上がる。支持が見えるようになってきた」と手応えを感じる。
とはいえ、相手は市議選、県議選、市長選を通じて9度の選挙で負けなしの相馬だ。工藤は「もう一押しの気持ちで戦っていく。総力を挙げて努力していくことが肝要」と気を引き締めた。
1154
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:11:43
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100409110116.asp
2010年4月9日(金)
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市長vs前副市長に職員票割れる?
現職市長と前副市長の対決となった11日投開票の弘前市長選を、約1400人の市職員がかたずをのんで見守っている。政治的には中立の建前だが、休日や昼休みには現職・相馬しょう一候補(73)の街頭演説を聴きに駆け付ける部課長らも。一方、市職員労働組合連合会(市労連)は前副市長の新人・葛西憲之候補(63)の推薦を決めており、市職員の投票行動は割れそうだ。※「相馬しょう一氏」の「しょう」は「金」へんに「昌」
告示翌日の5日、相馬氏は昼休み中の市役所前でマイクを握った。正面玄関には部課長ら約20人の職員が並び、相馬氏の演説に聴き入った。「われわれも選挙民。どちらの演説を聴くのも自由だし、両方聴くのが本当だ」とある部長。だが、入れ替わりに葛西氏が市役所前で街頭に立ったころには、昼休みが終わり、職員らの姿は消えていた。
部長の一人は「昔なら現職市長は選挙の時、街頭演説の日時を職員に知らせてきた。相馬氏はそんなことはしない。葛西氏の演説も庁内で聴いた」と陣営の動員を否定する。
しかし、前日4日の日曜日には、約10人の部課長が、相馬氏のイトーヨーカドー前などでの演説に顔を出していた。その一人は「買い物に来たら、人が集まっていたのでのぞいただけ。ほかの職員がなぜ来ていたかは知らない」と、偶然であることを強調した。
市労連は今回、葛西氏を推薦したが、市労連が現職の対抗馬を推薦するのは、合併前の旧弘前市時代の1988年市長選以来となる。山下義仁書記長は理由を「葛西氏から推薦願が来たが、相馬氏からは来なかった。検討した結果、葛西氏の考え方はわれわれと齟齬(そご)がなかった」と説明する。
市役所内の様子について、中堅職員の一人は「皆、あえて市長選を話題にすることなく無関心を装っている」と語る。
一方で、あるベテラン職員は「市労連の推薦は庁内の空気を反映した対応」と指摘し、葛西氏を支持する職員は少なくないと推測している。
1155
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:12:32
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100403104508.asp
2010年4月3日(土)
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農業者票の行方が鍵/弘前市長選
相馬〓一(しょういち)市長と葛西憲之前副市長の2人の争いとなるとみられる弘前市長選は、農業者票の行方が一つの鍵を握りそうだ。相馬氏は農村部に厚い支持層を持つとされるが、農業環境の厳しさや市町村合併への批判を背景に、農村部では現市政への不満も高まっており、葛西陣営は懸命に浸透を図っている。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」
「明日の100円より、きょうの10円の方が大事。農家は将来展望より今の危機をどう乗り越えるかに頭を痛めている」
弘前市の生産者団体が3月に開いた相馬、葛西両氏の「農政を聞く会」で、出席したリンゴ生産者は悲壮感をにじませて窮状を訴えた。
「その通りだ」。約250人の出席者から、つぶやきやため息が漏れた。相馬市政は農業経営支援対策資金制度を打ち出したが「金融機関が融資に応じてくれると思えない」との指摘に、相馬氏だけでなく葛西氏も粛然とした表情で聞き入った。
市内の農業従事者は約1万6千人で、全就業者の2割近くを占める。税理士の相馬氏は「長年、農家の納税の面倒を見てきた」と、この集会でも強調し、農家票の取り込みに自信を見せた。葛西陣営の幹部も「特に市北部や旧岩木町、旧相馬村などの農村部は、相馬氏支持が多い」と危機感を募らす。その地盤に何とか食い込もうと、葛西氏は支援する市議らを交えてミニ集会を重ね、市政刷新を呼び掛けてきた。
「確かに農村では相馬さんが強い。しかし、前回の選挙ほど圧倒的ではない。弘前市が合併後、岩木地区のコミュニティー活動を軽視してきたことを憤っている人は少なくない」。住民の一人は、葛西氏が岩木地区愛宕集落で開いたミニ集会の後、地元の空気をこう解説した。
相馬氏も、各地でミニ集会を開くなど票を逃すまいと必死だ。ただ、現職としての公務もこなさなければならず、てこ入れが行き届かない分を補おうと後援会が走り回っている。
ある地区の後援会会長を務めるリンゴ農家の男性は「元から相馬さんとつながりがあり、(相馬氏の政策や姿勢に)理解を示している人たちに支援をお願いしている。相馬さんから要請されたわけではなく、個人的に付き合いのある人たちが自発的に応援している」と話す。
肝心の農業政策については、相馬氏がトップセールスの実績などを前面に押し出すのに対し、葛西氏はリンゴの海外輸出促進や農業後継者育成への支援などに取り組む姿勢を打ち出している。
農業者の間では、それぞれの政策に賛否の声がある一方で、「誰がやっても同じ。一つの市にできることは限られている」と冷めた見方もある。
1156
:
チバQ
:2010/04/11(日) 22:13:44
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100325092829.asp
2010年3月25日(木)
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市長支援へ市議団結成/弘前
弘前市議会最大会派で、市政与党の「鷹揚会」(所属議員11人、町田藤一郎会長)は24日、4月の市長選に向け、現職の相馬〓一(しょういち)市長を支援する市議団を結成した。同市長選をめぐっては、第二会派「木翔公明」(同9人)のうち7市議が、市長選出馬予定の葛西憲之前副市長を支援する市議の会を発足させており、議会でも対決の構図が鮮明になった。※相馬〓一市長の「〓」は「金」へんに「昌」
町田会長は、会派の全議員が市議団に加わるほか、木翔公明の市議からも合流の打診があることを明らかにした。
結成のきっかけについては、相馬市長が公約に掲げる「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の建設が当面、不可能になり、相馬市長があらためて市長選で市民に判断を委ねると表明したことと、葛西氏が駅前の複合商業施設「ジョッパル」の再生検討を打ち出していることを挙げ、「市民から懸念の声が相次ぎ、市長を再選させる必要があると会派で確認した」と説明した。
鷹揚会は当初、昨年10月にも相馬市長支援の市議団を結成する方針だったが、会派内の足並みがそろわず、延び延びになっていた。
1157
:
チバQ
:2010/04/12(月) 12:13:58
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/11026.html
弘前市長に葛西氏 市民「刷新」選択
任期満了に伴う弘前市長選は11日投票が行われ、即日開票の結果、前副市長で新人の葛西憲之氏(63)=無所属=が5万1699票を獲得、再選を目指した現職の相馬●一氏(73)=同=に1万7385票の大差を付けて初当選を果たした。葛西氏は現市政の「対話不足」による問題を厳しく批判して市政刷新を訴え、経済界を中心とする組織力や各種支援団体の支援を受けながら幅広く浸透、強固な組織票を持つ相馬氏を退けて一騎打ちを制した。投票率は58.06%で前回(2006年4月)を2.49ポイント上回った。
任期満了に伴う弘前市長選は11日投票が行われ、即日開票の結果、前副市長で新人の葛西憲之氏(63)=無所属=が5万1699票を獲得、再選を目指した現職の相馬●一氏(73)に1万7385票の大差を付けて初当選を果たした。葛西氏は現市政の「対話不足」による問題を厳しく批判して市政刷新を訴え、経済界を中心とする組織力や各種支援団体の支援を受けながら幅広く浸透、強固な組織票を持つ相馬氏を退けて一騎打ちを制した。投票率は58・06%で前回(2006年4月)を2・49ポイント上回った。【関連記事2、3面】
投票は市内98カ所で午前7時から午後8時(一部地域を除く)まで行われ、午後9時15分から弘前市民体育館で開票が行われた。
今回の市長選は、合併新市最初のかじ取りとなった現職の相馬氏と、昨年9月に副市長を辞任して市長選に名乗りを上げた葛西氏による一騎打ちとなり現市政の継続か刷新かが大きな焦点となった。
葛西氏は「対話と創造によるひろさき一新」をスローガンに、主要7分野とその実現に向けた100の施策を練り上げ、公約にまとめた。
また、相馬氏が推進する(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設事業の見直しなど三つの緊急事業に取り組む考えを示し、現職との違いを明確に打ち出した。
初の選挙戦は現職に比べて知名度不足が否めなかったが、昨年9月の出馬表明以来、次々と発足した支援団体とこれを束ねる後援会連合会が活動を支援。
県職員時代の豊富な行政経験や実績を生かしながら「活力ある、誇りの持てる弘前」の実現を訴えて現職批判票の受け皿となり、浮動票も幅広く取り込んだ。
相馬氏は「築こう‼健康で活力ある街を」とスローガンに掲げ、農業振興など新市総合計画の主要施策を柱とする8分野の実現を公約に掲げた。
また、市議会3月定例会が休止を決めたスポレク施設建設事業の推進を改めて公約に位置付け「信を問う」構えで臨んだ。
自身の市長任期を当初から「2期まで」と定めてきただけに、後援会も再選を期してフル回転。県議時代から培った盤石な支援組織と知名度を生かし、持ち前の行動力で態勢固めに奔走してきた。
しかし、1期目の行政運営の中で垣間見えた独特の政治手法に市民の批判も多く、組織票を固めたものの幅広い支持は得られなかった。市議、県議を含め通算9回の選挙を“負けなし”できたが、10回目で苦杯をなめる結果となった。
※●は金へんに昌
当選 51,699 葛西 憲之(63)無・新
34,314 相馬 錩一(73)無・現
有権者数 149,842
投票者数 87,004
投 票 率 58.06%
有 効 票 86,013
無 効 票 990
持ち帰り 1
(市選管確定、敬称略)
1158
:
チバQ
:2010/04/12(月) 12:14:16
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/04/11025.html
スポレクで対立の支援市議も明暗/弘前市長選
今回の市長選は市政の刷新、継続を求め市議の対応が分かれた。葛西さんを支援した木翔公明の下山文雄会長は「4年間の市政について、相馬市長は市政が開かれていると言っていたが、市民はそうは思っていなかったということ。それが投票結果に出た」と市民の審判を受け止めた。一方、相馬さんを支持した鷹揚会の町田藤一郎会長は「(ジョッパル再生への協力という)葛西さんの政策は市民の負担が大きく協力できない。断固反対する」と述べるなど、市議の明暗も分かれた。
「市長対前副市長」という戦いの構図は、市長選を前にした市議会3月定例会で、各市議がどちらを支持するのか鮮明に「色分け」することになった。
葛西さんを支援する議員は、現職の公約だった「(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設」の建設予算を新年度当初予算案から削除することを求め、賛成多数で可決。賛否をめぐって市議が対立したまま、4月4日告示の市長選に突入した。
街頭では市議もマイクを握り、スポレク施設に加え、閉鎖した複合商業ビル「ジョッパル」の再生問題に、それぞれの立場から考えを訴えてきた。
市民の選択結果に、木翔公明の山谷秀造議員は「市民の良識の勝利。葛西さんの人柄の良さもあったし、相馬市政に対する批判もあったと思う」、同じく工藤光志議員は「葛西さんの誠実さに尽きる。農家から相馬市長にはもう期待しないという声を聞いた時、勝利を確信した」と葛西さんの当選を喜んだ。
一方、相馬さんを支援した鷹揚会の宮本隆志議員は「市民の審判だから結果を厳粛に受け止める。敗因は何とも言えない。新市長へのスタンスはノーコメント」とし、同じく佐藤哲議員は「もともと少数与党の中で相馬市長が強烈な個性でやってきた。今後は絶対多数の与党になるが、数でものを決める暴走の可能性もある。それを肝に銘じ議員としてやっていく」と新市政にクギを刺した。
1159
:
とはずがたり
:2010/04/12(月) 12:28:35
ちょっと衝撃の結果かも。
お上に逆らうのを嫌がるような土地柄に加え,なんだかんだで相馬が強いような印象だったので。高齢批判に改革・刷新の声も予想外に強かったのか。
結構組織にも食い込んでは居たんですねぇ
>>1153
>経済関係者や民主、自民両党の国会議員秘書、自民系の県議ら約200人が駆け付けた。選挙経験のない葛西は急ごしらえの後援会しか持たないが、政党関係者やさまざまな団体が、その周囲を固めている様子をうかがわせた。
>>1154
>弘前市長選を、約1400人の市職員がかたずをのんで見守っている。政治的には中立の建前だが、休日や昼休みには現職・相馬しょう一候補(73)の街頭演説を聴きに駆け付ける部課長らも。一方、市職員労働組合連合会(市労連)は前副市長の新人・葛西憲之候補(63)の推薦を決めており、市職員の投票行動は割れそうだ。
1160
:
チバQ
:2010/04/14(水) 12:27:42
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000541004140001
延びる、その先 新幹線新青森へ
開業へ待ったなし 検査車両乗り入れの新駅
2010年04月14日
真新しい新青森駅のホームでは、多くの市民がイースト・アイの到着を出迎えた=13日
新青森駅周辺の風景。更地が目立ち、行き交う人も少ない=9日
東北新幹線の全線開業まであと8カ月――。新幹線の検査車両「イースト・アイ」が新青森駅(青森市)に初めて乗り入れた13日、ホームは出迎えの市民や関係者ら約600人が並び、歓迎ムード一色に包まれた。一方、こうした熱気をよそに新青森駅の外に目を転じると、周辺には「更地」が目立つ閑散とした風景が広がる。(大西史晃)
鉄道・運輸機構によると、測定機器を積み込んだイースト・アイは入線・架線試験のため、同日午前2時13分、現在の東北新幹線の終点、八戸駅を出発。線路や架線が列車の走行に支障がないかなどを確認しながら、七戸十和田駅を経由して新青森駅まで約81キロの区間を7時間半かけて走った。
新青森駅のホームでは新幹線新青森駅開業対策事業実行委員会が歓迎式を開き、イースト・アイの畠山信宏運転士らに花束が手渡された。
実行委員長の林光男・青森商工会議所会頭は「開業までの8カ月の間にお客様を迎えるもてなしの心を高めていこう」と呼び掛けた。小山内豊彦・県新幹線・並行在来線調整監も「開業が迫ってきた。駅に降りた人が用事などをスムーズに済ませられるよう2次交通の整備をしっかりやっていきたい」と話した。
試験は9月2日までの間に30日程度行う。今後、実際の営業車両も使い、新たに投入されるE5系による試験は6月下旬からの予定。ATC(自動列車制御装置)の作動確認などをする。
この日あった新青森駅の見学会に参加した女性(81)は「開業が待ち遠しい。関西の実家まで新幹線で帰ってみたい」。近くに住む蛯沢義親さん(68)は「駅前はまだ寂しいけど、駅から見た青森の景色は雄大でいい所だと改めて感じた」と話した。
一方、青森市や津軽地方に向かう「玄関口」となる新青森駅を一歩出ると、周辺には閑散とした風景が広がる。駅前広場などの整備は進んでいるものの、市が土地区画整理事業の保留地として売り出した土地の大部分が今も売れておらず、商業施設などの建設が進んでいないためだ。市は6回目となる買い手の募集を行っている。
約3・9ヘクタールの保留地は、市が2年前から売り出した。新青森駅利用者や住民の利便性の向上を目的に商業施設などの誘致を目指したが、売れたのはオフィスビル用とレンタカー事務所用の2区画、面積で全体の約2割(約0・8ヘクタール)にとどまる。
現在のターミナル駅である青森駅周辺では、観光客を中心街に呼び込もうと、ねぶたを活用した市文化観光交流施設の建設が進み、JR東日本も今月、リンゴをテーマとした商業複合施設を造る計画を発表した。新青森駅の構内にも商業施設が整備される予定だが、両駅周辺の風景は対照的に映る。
市は昨年、保留地9区画のうち売れ残っていた8区画の一部細分化を決定。その結果、レンタカー会社への売却が決まったが、まだ16区画が売れ残っている。市石江区画整理事務所の桜庭信也所長は「保留地の売却で得た資金を土地区画整理の事業費に充てる必要がある」ため、1平方メートル当たり8万〜13万円台という単価を値下げするのは難しく、現時点では検討していないという。
当面の対策として更地の活用を求める声も出ている。県新幹線・交通政策課の担当者は「産直市の開催などは一つの方法になるのではないか。12月という冬季の開業とはいえ、開業当初は多くの観光客が来てくれるはず。空き地の活用は重要」と話している。
1161
:
チバQ
:2010/04/14(水) 23:24:20
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100414t11014.htm
大崎市長選 伊藤氏やや優勢 本社世論調査
任期満了に伴う宮城県大崎市長選(18日投票)で河北新報社は11〜13日の3日間、電話による世論調査を実施し、本社取材網の分析を加えて情勢をまとめた。再選を目指す無所属現職の伊藤康志氏(60)がやや優勢に選挙戦を進め、無所属新人で元宮城県知事の本間俊太郎氏(70)が追い上げ、無所属新人で元宮城県岩出山町長の佐藤仁一氏(58)が続く展開となっている。
調査では、伊藤氏は旧7市町のうち、大票田の古川で4割の支持を集め、岩出山を除く5町でも比較的優位に立っている。全年代層に浸透し、特に30、40代の支持が厚い。政党別では自民支持層の5割、公明支持層の6割をまとめ、民主支持層と無党派層も手堅く取り込む。
本間氏は古川や三本木、田尻で伊藤氏を追い上げる一方、鳴子、岩出山、松山で伸びていない。20代や60代以上の支持がやや高く、職業別では自由業や専業主婦で善戦。社民支持層の5割に食い込み、民主、共産両支持層の一部も引き付ける。
佐藤氏は地元の岩出山で6割の支持を固め、2人を圧倒している。鹿島台、鳴子で伊藤氏に続くものの、古川などで広がりに欠ける。支援を受ける共産支持層にも浸透しきれていない。
市長選に「大いに関心がある」「ある程度関心がある」と答えた有権者は8割を超えた。調査時点では全体の3割弱が投票する人を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。
◇大崎市長選立候補者
伊藤 康志 60 市長 無現
本間俊太郎 70 元知事 無新
佐藤 仁一 58 元岩出山町長 無新(共支)
<調査の方法> 11〜13日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。地域や性別、年代が有権者の構成に近くなるように割り当てた。実際に有権者のいる世帯にかかったのは644件で、うち500人の回答を得た。
1162
:
名無しさん
:2010/04/15(木) 05:49:27
県議ら地域政党準備反民主、非自民統一選の擁立検討
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100414-OYT8T01350.htm
県議会第3会派「政和・社民クラブ」の飯沢匡県議ら5県議が中心になり、地域政党の新党「いわての党」を結成する方向で調整していることが14日、わかった。近く正式発表する。新党は「中央政党から独立した地域主権の確立」を掲げる方向で、「反民主、非自民」の色彩を帯びているとみられる。ただ、新党設立、政界再編の動きが相次ぐ中央政界とは一線を画す。県内首長や議員の参加も予定しており、来春の統一地方選では、独自候補の擁立も検討する。
新党には、同会派の4人に加え、会派外の県議も1人参加する意向を示している。5氏は今後、結党に伴い、県議会内に新会派を結成する方針。新会派結成には現在の会派を離脱する必要があるが、この日の会派内の会合では、4氏の離脱について合意がまとまらなかった。
新党は、県議と首長、市町村議員が平等に参加するなど、地方主体で政策立案、決定する政治を目指す。
現在、県議会は定数48(欠員2)。内訳は、最大会派の「民主党」が21人。以下、自民系の「自由民主クラブ」12人、「政和・社民クラブ」9人、会派に所属しない公明、共産の両党が1人ずつ、無所属が2人。
「政和・社民クラブ」は、中間派の無所属県議からなる「政和会」と社民党県議が統合して、2005年に結成した。07年の県議選後も会派を維持し、民主党だけでは過半数に満たない中で「第3極」として一定の影響力を発揮してきた。
今回、新党に参加する4氏はいずれも政和会系。4人が会派を離脱すると、同会派は計5人となる。
(2010年4月15日 読売新聞)
1163
:
名無しさん
:2010/04/15(木) 09:15:35
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100415_3
飯沢氏ら新会派結成へ 政和・社民クを離脱
県議会会派「政和・社民クラブ」(田村誠代表、9人)の飯沢匡氏(一関選挙区)ら4人は14日、無所属の及川あつし氏(盛岡選挙区)との新会派結成を目指し、田村代表に同クラブから離脱する意向を示した。同日は結論を持ち越したが、15日に再度協議し、16日にも新会派の結成を表明する見通し。新たな地域政党立ち上げも視野に入れる。7月の参院選を前に反民主、非自民の新たな「第3極」を標ぼうする。
離脱を表明したのは、飯沢氏と亀卦川富夫氏(奥州選挙区)、工藤勝博氏(八幡平選挙区)、高橋博之氏(花巻選挙区)の4人。
14日は午後5時半ごろから県議会会派室で議員総会を開き、約1時間半にわたり協議したが、所属する社民党議員らが「性急すぎる」などと慰留。結論を15日に持ち越した。
しかし、飯沢氏らの決意は固く、「交渉団体会派」の要件である最低5人の同意は得られているもようだ。関係者の一人は「15日は必ず決断する」としており、16日にも記者会見し新会派の結成を発表する見通しだ。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】(2010/04/15)
1164
:
名無しさん
:2010/04/15(木) 12:05:09
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100415ddlk03010052000c.html
地域政党:県議5人で結成へ 「反民主、非自民」−−あすにも発表 /岩手
◇参院選も視野
県議会の第3会派「政和・社民クラブ」(田村誠代表、9人)の4人が無所属議員1人と合流し、新たに地域政党を結成する方針を固めたことが14日、分かった。16日にも正式発表する。今夏の参院選や県議補選への候補者擁立も検討していくという。会派の存廃も今後協議する。参院選を控え、県政界がにわかに慌ただしくなってきた。【狩野智彦】
政和・社民クの高橋博之氏と工藤勝博氏、飯澤匡氏、亀卦川富夫氏の計4人が、無所属の及川敦氏と結成する方向で調整。当面は5人で地域に主眼を置いた政策立案や県民運動を展開する。及川氏は「『反民主、非自民』として勝負をかける。民主主義の危機を防ぎたい」と話した。
また、政和・社民クは14日、「第3極」として活動した成果や今後の運営などについて、県議会内で1時間半ほど協議した。飯澤氏は「(会派の今後については)合意できていない。まだ不確定だ」と話した。15日以降も協議を続ける。
政和・社民クは07年4月、「政和会」(6人)、「社民党県議会」(3人)の9人が統一会派として結成した。県議会では原則として統一行動を基本とするが、選挙応援など政治活動は議員個人の判断に委ねられていた。
毎日新聞 2010年4月15日 地方版
1165
:
名無しさん
:2010/04/15(木) 12:27:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100415ddlk02010014000c.html
選挙:五所川原市長選 平山市長VS櫛引県議 選挙戦入り確実 /青森
◇6月13日投開票
任期満了に伴う五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)に、再選を目指す平山誠敏市長(69)に加え、櫛引ユキ子県議(56)=五所川原市選挙区=が名乗りを上げ、選挙戦入りが確実な情勢となってきた。
平山市長は3月に市役所で記者会見を開き、「財政健全化と事業を予定通りに推進することが使命」として出馬を表明。選挙では▽自治体病院機能再編成計画に基づく中核病院の開設推進▽五所川原消防署(消防本部併設)庁舎移転▽新規就農者への支援などの政策を掲げた。
一方、櫛引県議は14日、市内の後援会事務所で会見した。櫛引県議は現市政を「市民不在」と批判。また、▽小、中学生の医療費無料化▽子宮がんや乳がんに対する検診の支援▽農商工連携による雇用創出に取り組みたいと表明した。櫛引県議は自民党を13日離党している。【山本佳孝、鈴木久美】
1166
:
チバQ
:2010/04/16(金) 22:05:16
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100416ddlk03010053000c.html
県議会:地域政党目指す県議5人、きょう新会派届け出 第3会派と並ぶ勢力に /岩手
地域政党を設立する県議らは15日、県議会に新会派を結成することを、佐々木一栄議長に報告した。16日に正式に届け出る。最大会派「民主党」が過半数に満たない中、第3会派として影響力を発揮した「政和・社民クラブ」(9人)から4人が新会派に移るため、今後、県議会運営にどのような影響を与えるか、注目される。
政和・社民クから新会派に加わるのは、飯澤匡、亀卦川富夫、工藤勝博、高橋博之の4氏で、無所属の及川敦氏と合流する。議員5人以上という「交渉団体会派」の条件を満たす会派となる。これにより、代表質問などが可能になるほか、議会運営委員会に委員を出すことができる。
新会派結成に伴い、県議会(定数48、欠員2)は、民主党21人▽自由民主クラブ12人▽政和・社民ク5人▽会派に属さない公明、共産両党が各1人▽無所属1人−−となる。
こうした動きに対し、民主党の佐々木順一代表は「県民の理解を得ることが大事ではないか」と冷ややかだ。自民クの千葉伝代表は「県政課題について、できる限り協力したい。国政選挙でも支援を得たい」と秋波を送った。
一方、飯澤県議らは15日、新党について、県内の首長や市町村議員も複数参加する可能性も明らかにした。来春の統一地方選での候補者擁立も視野に入れるという。【狩野智彦、山口圭一】
毎日新聞 2010年4月16日 地方版
1167
:
チバQ
:2010/04/16(金) 22:12:55
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004140006
あえぐ「水産都市」 気仙沼市長選の課題
2010年04月15日
気仙沼市長選は18日に告示、25日に投開票される。今のところ、いずれも新顔で元NPO法人理事長の境恒春氏(31)と元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)が立候補を表明、一騎打ちとなる公算が大きい。選挙戦を前に市の課題を2回に分けて探る。初回は市の基幹産業である水産業について――。
「市場に常に魚が揚がれば市の経済もまわるのだが」
気仙沼市魚市場を管理・運営する気仙沼漁協の佐藤亮輔組合長は、減り続ける水揚げに深刻な表情だ。
同漁協によると、これまでは、そもそも出漁が少ない12月から5月にかけても毎日のように、近海マグロはえ縄漁船がカジキやサメなどを水揚げしていた。それが昨年からは、週に2日は1隻も入港しない事態だという。佐藤組合長は「これでは注文に応じられないばかりか、注文もこなくなる」と心配する。
背景には、昨年の国際減船で近海マグロはえ縄漁船が初めて減船となったことや、カツオの不漁、デフレによる魚価の低迷などがある。
同魚市場での水揚げ高は2009年度、約193億円。99年度から11年間の平均を、約50億円も下回った。水揚げ高全体の約2割を占める近海マグロはえ縄漁船をめぐる「変化」が、それを物語る。
市水産課によると、90年に61隻あった気仙沼船籍の船は、廃業や減船などで09年は19隻へと激減。09年度の水揚げ高は90年度の4割にまで落ち込んだ。
同魚市場と市は、水揚げ減少を食い止め、カツオ船やサンマ船の水揚げを増やしていこうと毎年1月、それらの船の船主が多い宮崎県や高知県などを訪ね、誘致に駆け回る。
しかし、回復の兆しは見えない。
2年前からは「優良衛生品質管理市場」に認定されることを目指し、場内禁煙やトイレの手洗いの完全自動化などにも取り組む。ほかの魚市場との競争に勝ち抜くためだ。
佐藤組合長は「水揚げ誘致は、ほかの漁港もやっている。一方、認定を受ければ水揚げする漁船も増え、『優良認定の気仙沼サンマです』などと売り込める」と話す。
先月のワシントン条約締約国会議で大西洋産クロマグロの禁輸案が否決され、大西洋に国内最多の6隻が出漁する市の漁業関係者は一様に胸をなで下ろした。
だが昨年からは、太平洋でもマグロ類で一番多く漁獲されるキハダやメバチの規制が始まった。今年はさらに漁獲枠が狭まり、近海船も大きな影響を受けることになる。
このように水産都市・気仙沼の苦悩は続くが、立候補予定者2人はどう対処しようとしているのか。
NPO法人・日本ベトナム障がい者支援センター元理事長の境氏は、水産業は門外漢だが「気仙沼産のブランド確立と、漁船誘致に自らトップセールスをする」と訴える。また「全産業の振興計画づくりが必要」とも主張する。
一方、菅原氏は水産会社の経営にも携わった水産通。「市長はトップセールスマン。水産を中心に食品産業振興など世界市場を目指した成長戦略をつくる」と唱え、「水産に日本一詳しい市長を目指す」と訴えている。
(掛園勝二郎が担当します)
1168
:
チバQ
:2010/04/16(金) 22:13:54
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004160002
中心地3割弱が閉店 気仙沼市長選の課題2
2010年04月16日
昨年10月、気仙沼市で中心商店街の衰退を象徴する出来事があった。市も出資する第三セクターが1999年、市中心部に建てた4階建て商業ビル「ワン・テン」が経営に行き詰まり、市が買い取るための約3億円の補正予算案が市議会で可決されたのだ。鈴木昇市長は「漁業不振、予想を超える経済不況など急激な変化についていけなかった」と苦渋の表情で説明した。
気仙沼商工会議所が2007年にした市内全域の商店街の空き店舗実態調査によると、営業店舗900店に対して空き店舗は152店で、空き店舗率は14・4%だった。
空き店舗は、中心商店街でとりわけ目立つ。かつては商店が途切れなく並んでいたというJR気仙沼駅と南町間の約2キロを13日昼、歩いて数えてみた。139店は営業していたが、シャッターが下りるなど空き店舗と思われる店は53店。実に、4店に1店が閉まった状態だった。
駅前の観光案内所にいた男性(60)は「最近、新聞でテナント代1カ月無料という入居募集の広告を見た。ひどい状況だ」。気仙沼商議所によると、商店街の衰退は、市の郊外に大型店・ジャスコが84年に進出したことなどが大きく影響しているという。
同商議所は、市の中心市街地活性化基本計画に盛り込む民間の事業について協議会を設けて検討中だ。だが春日敏春専務は「事業主体となる団体や個人がおらず、計画は進まない」と頭を抱える。
高齢化も進む。市の統計書によると、65歳以上が市の人口に占める割合は98年度が19・61%だったのに対し、08年度は29・50%と約10ポイントも増加。特別養護老人ホームへの入居待機者があふれている。
県気仙沼保健福祉事務所によると、市内の五つの特養の定員は3月末で計289人。1人で複数の特養に希望を出せるため実数は把握できないが、入所希望者は延べ1180人という。
こうした入所待機者解消について、市長選に立候補の意思を表明している元NPO法人理事長の境恒春氏(31)は「移転が決まっている市立病院の建物を、高齢者のための施設に活用する」。
もう1人の立候補予定者で元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)は「市民の負担を伴う問題なので、理解を求めながら整備を進める」としている。
基幹産業の疲弊で、まちが寂れていくのをどう食い止めるか。新市長の課題は重い。
1169
:
名無しさん
:2010/04/17(土) 06:04:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100417-OYT8T00123.htm
地域政党いわて発足
県議5人、市議1人 政策諮問会議設置へ
飯沢匡氏ら県議5人と奥州市議1人が16日、「地域政党いわて」を旗揚げし、県議会棟内で記者会見した。「いわて」は、県議と市町村議が対等な関係で、中央政党に縛られない地方自治や「地域主権」の実現を目指す。今後、市町村議や首長らに参加を呼びかける。
代表に飯沢匡県議、幹事長に及川敦県議が就任、高橋博之県議が政調会長に就く。創設メンバーは3氏に加え、亀卦川富夫、工藤勝博両県議と奥州市議の佐藤邦夫氏の計6人。ロゴなどは23日に発表、今後の国政、地方選への対応や具体的な政策は今後詰める。
飯沢氏は記者会見で「地域の人が責任をもって自治を考える時代。大きな気概で、県民運動に発展するまで様々な建設的な活動をしたい」と、決意を述べた。
「いわて」は、首長や民間経済人で構成する政策諮問会議「県民シンクタンク」を設置、政策や組織運営などの助言を受ける。また、市町村議の中から「共同代表」を置く。
選挙対応は具体的には今後詰めるが、盛岡選挙区で予定される県議補選について「志を同じくする人がいれば全面的に支援して議席を獲得したい」と勢力拡大に意欲を示した。参院選への対応は明言しなかった。
「いわて」は、「反民主、非自民」の色彩を帯びるとみられるが、飯沢氏は「政策について議論していく。民主党うんぬんではない」などと民主党批判を避けた。
◇
記者会見に先立ち、県議5人は、県議会新会派「地域政党いわて」の結成を佐々木一栄県会議長に文書で届け出た。県議会(定数48=欠員2)の構成は、「民主党」21人、「自由民主クラブ」12人、「政和・社民クラブ」5人、地域政党いわて5人、会派に所属しない公明、共産の両党が1人ずつ、無所属1人となった。
■「地域政党いわて」綱領の主な内容
▽国や政党本部、国会議員から縛られず、自治体統治にも主体的に関与
▽首長と議会が民意の反映を政策で競争、新しい地方議会を作る
▽政策課題を地域から提起する「積み上げ型政治」の確立
▽国に「権限、財源、人」の移譲を迫り、政策を提案
▽脱ばらまきで財政再建
▽地方の国への依存、住民の行政依存を抜本的に改める
■小所帯で壮大な実験
地域政党結成は、地方分権のあり方に一石を投じた。
その一つが、政調会長に就く高橋博之氏が「傍聴席を埋めたい」と掲げた県議会など議会改革だ。「予定調和」「行政のチェック機能を果たしていない」と批判を受けてきたが、首長や議員などを巻き込めれば、改革へのうねりにつながる。
ただ、具体策は今後の議論に委ねられ、党の理念がどれだけ実現できるかは不透明だ。既成政党を批判するなら、この日の記者会見で民主党批判を控えたのは、小沢幹事長のおひざ元の本県だけに首をかしげた。
「いわて」は、公職選挙法などが定める政党要件を満たさないため、法律上は「政治団体」止まりだ。鳩山内閣の支持率が発足半年で低迷する中、素早く成果が出せるかどうかが、小所帯による壮大な実験の成否のカギとなる。(大田健吾)
(2010年4月17日 読売新聞)
1170
:
名無しさん
:2010/04/17(土) 11:30:47
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100417ddlk03010047000c.html
地域政党いわて:発足 政策未定、奥州市議加え6人で /岩手
県議5人と奥州市議1人が16日、「地域政党いわて」(代表、飯沢匡県議)の結成を盛岡市内で発表した。近く県選管に政治団体として届け出る。党内に首長、財界人らによる諮問会議を設けるなどして地域課題に対応した政策を立て、中央政党とは一線を画した「住民主権による地方政治」を目指すという。
新党結成は、現在の地方自治を「上意下達」と指摘し、地域の実態を踏まえた政策を実現することが狙い。飯沢代表は「地方分権の流れがとまらない今、中央政党の息がかかったやり方ではだめだ。新しい自治を創造し、仲間を増やす」と述べた。
現段階で具体的な政策は掲げず、諮問会議や参加者で検討していく。市町村議の参加呼び掛けは、佐藤邦夫・奥州市議を中心に行い、賛同する市町村議から共同代表を選ぶ。
来春の統一地方選では、県議5人のほかにも候補者を擁立する考えだ。今夏の参院選や県議補選への対応は、引き続き検討する。
県議会の新会派は新党名で届けた。賛否などは統一行動を基本とする。4県議が離れた政和・社民クラブとは「第3極としての連携を積極的に求めていきたい」(飯沢代表)と話した。【狩野智彦】
毎日新聞 2010年4月17日 地方版
1171
:
チバQ
:2010/04/17(土) 17:25:18
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004170001
指名偏り顕著、町長選対立引きずり
2010年04月17日
■指名偏り顕著、町長選対立引きずり「顔合わせてくれない」 町民生活の停滞懸念も
青森地裁(貝原信之裁判長)は16日、東北町が発注した工事の指名競争入札で「2005年4月の町長選で対立候補を支援した報復で、意図的な指名外しがあった」とした同町の建設業者の訴えを認め、町に約3千万円の支払いを命じた。選挙後の05〜08年度の指名競争入札を調べると、年間40回以上も指名された業者がある一方、1度も指名がない業者もあり、業者間の鮮明な格差が浮き彫りになった。(有近隆史、藤原慎一、北沢拓也)
指名業者の選定は、業者の規模や実績などをふまえるため、指名回数がまったく同じということはない。しかし、106件の指名競争入札があった05年度でみると、高額な工事を請け負う「土木工事A級」業者38社のうち、勝訴した業者を含む18社は1度の指名も受けなかった。
一方、ある業者は41回の指名を受け落札のチャンスを与えられた。これらの工事の予定価格の合計は6億6千万円に上る。指名回数が30回台、20回台という業者も4社ずつあった。
背景には町長選での激しい対立がある。指名外しのきっかけとされ、竹内亮一・旧上北町長と旧東北町の元町長の一騎打ちとなった05年の町長選では建設業者も真っ二つに分かれて争い、当選した竹内陣営の建設会社社長が逮捕される公職選挙法違反事件も起きた。
当時の助役は選挙後の6月の朝日新聞社の取材に「相手候補を応援した業者は指名しない」と、「報復」を公言している。この日の判決でも、貝原裁判長は助役の発言を引用し、「指名業者の選定に関する竹内氏の当時の意向を代弁したものと評価されてもやむをえない」とした。
町内の建設業界や町議会では、当時の町長選を引きずったいがみ合いが今も尾を引いている。昨年は談合事件も起き、この日、2被告に有罪判決が出た。
町は一般競争入札を導入したり、指名競争入札で指名業者の数を増やしたりするなど公正な入札に向けた手を打ってきた。09年4月の町長選で竹内氏を破って当選した斗賀寿一町長は「町民生活を停滞させないために入札の混乱は早く終わらせたい」と話す。
一方、この日勝訴した業者は竹内前町長の責任の重さを訴える。「判決を素直に受け止めて、町民に対して何らかの謝罪をしてほしい」
1172
:
チバQ
:2010/04/17(土) 17:26:08
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100417t11022.htm
最終盤は古川決戦 大崎市長選あす投票
宮城県大崎市長選は18日の投開票まであと1日に迫った。立候補しているのは再選を目指す現職の伊藤康志(60)、新人で元知事の本間俊太郎(70)、新人で元岩出山町長の佐藤仁一(58)の3氏。終盤は各陣営とも、選挙の争点である市民病院本院移転問題を抱える大票田・旧古川市に集結し、“古川決戦”の様相を呈している。
市内の有権者は11万1282人(10日現在)。このうち旧古川市には約6万人が集中する。
「政治生命よりも、市民のためにいい病院を造ることを選んだ。安心して任せてほしい」
15日夜、古川中心部の古川神社。伊藤氏がかすれた声を振り絞ると、支持者約70人から盛んな拍手が起こった。
神社は、伊藤氏が打ち出した本院の古川郊外移転に反発し、解職請求(リコール)運動が活発だった地域にある。陣営幹部は「敵の本丸に乗り込む思いだったが、反応は上々だ」と胸をなで下ろした。
前回市長選では、古川での演説会は1日だけ。今回は半分以上を古川で開き、16、17日で計6カ所回る。陣営は「古川郊外の手応えは十分。あとは中心部にどれだけ浸透できるかだ」と言う。
16日夜、本院近くの古川西部コミュニティーセンターで演説会を開いたのは、本間陣営だ。
「この地域は古川の街の中核であり、私たち市民が勝たなければならない。当選したら就任したその日に本院移転にストップを掛ける」。本間氏が力強く呼び掛けると、約70人が集まった会場の熱気は最高潮に達した。
16日は古川の6会場を回った。最終日の17日は本院から中心商店街まで約1キロを練り歩き、2カ所で街頭演説を行う。
前回市長選は古川で約1万8400票を獲得、伊藤氏に600票差まで迫った。リコールの余熱が残る中、陣営は「中心部の有権者はほぼ取り込んだ。勢いを郊外に広げたい」と意気込む。
佐藤氏も15日以降、演説会を古川に集中。「本院建設は街づくりに直結する問題。現在地で建て替えるべきだ」と訴え、浸透に懸命だ。17日は古川の市街や郊外に選挙カーを走らせ、支持拡大を図る。
◇大崎市長選立候補者
<伊藤 康志(いとう・やすし)>60 無現(1)
市長(県議会議長、自民党県幹事長)大崎市、小牛田農林高
<本間俊太郎(ほんま・しゅんたろう)>70 無新
著述業(知事、中新田町長、新聞記者)加美町、中大
<佐藤 仁一(さとう・じんいち)>58無新
元道の駅社長(岩出山町長、農業)大崎市、古川高=(共)
2010年04月17日土曜日
1173
:
チバQ
:2010/04/18(日) 13:30:51
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100417_12
合併で広〜い宮古、選車大変 市議選18日告示
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18日告示の宮古市議選(定数28)は、同市が今年1月に旧川井村を編入合併し、初の選挙となる。同市は面積が約1260平方キロメートルと一関市(1133平方キロメートル)を上回り、県内市町村で最も広くなった。32人が立候補を予定する中、各陣営は選挙区を見渡し25日の投票日に向けてポスター張り、海沿いや山へ走らせる選車運行計画など戦略を練っている。
今回の選挙には現職21人、元職1人、新人10人の計32人が立候補を予定。旧市町村別では宮古地区が23人、田老地区が5人、新里地区と川井地区が各2人となっている。
旧市町村別の有権者数(3月2日現在)は宮古地区(面積340平方キロメートル)が4万1190人、田老地区(同101平方キロメートル)が3743人、新里地区(同256平方キロメートル)2816人、川井地区(同563平方キロメートル)2809人。
市によると、宮古市は直線で東西64キロ、南北50キロあり東北では山形県鶴岡市に次ぐ面積。北上高地から海沿いまで運動範囲は広い。「新人が多く、今回は票の流れが読めない」(現職の候補予定者)という中で、各陣営は告示に備えて、いかに効果的な活動を展開するか頭を悩ませている。
「自分の主張を分かってもらいたい。できるだけ多くの地域を回りたい」とする陣営の一方で、別の候補予定者は「まったく行かない地区ができるのはまずい。が、時間をかけて選車で向かっても集票が期待薄な地域と地元では運動量が違ってくる」と語る。
ポスター掲示場数は投票所数、面積と有権者数などが考慮され、市内380カ所。掲示を他候補予定者と分担する計画の候補予定者も出ている。
市選挙管理委員会は19日から24日まで市内4カ所で期日前投票を実施。投票は25日午前7時から63投票所で行われ、このうち16投票所が午後7時まで、47投票所が同6時まで。開票作業は川井地域が加わったため、開票開始を昨年6月の市長選より10分遅い同8時20分とした。
市選管事務局長の田崎義孝市総務課長は「旧川井村と合併後初めての選挙。関心が高まるよう周知、啓発を図っていきたい」と語る。
(2010/04/17)
1174
:
チバQ
:2010/04/18(日) 18:50:37
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100418_2
田村、吉田両氏は結束 解消強まる政和・社民ク
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県議会の会派再編をめぐり、解消の流れが強まっている「政和・社民クラブ」(田村誠代表、5人)で、民主党支持の岩手友愛会を母体とする田村、吉田洋治両氏は、当面2人が結束し独立した存在として議会活動を行う方向が強まっている。吉田氏が17日、岩手日報社の取材に対し明らかにした。ただ、吉田氏は国政選挙ではこれまで通り民主党を支援する考えを示した。
吉田氏は今後について「(社民党の)3人とは政策面で考え方が違い協調は難しい。(田村氏と)2人で歩もうと話している」と述べた。民主党との合流については「一緒になることはない」とし、達増県政とは是々非々で臨む姿勢を示した。
一方、国政選挙の対応について「これまで通り(民主党支援のため)マイクを握ることもある」と語った。
会派再編をめぐっては同クラブに所属していた飯沢匡氏ら4人が16日、無所属の及川あつし氏と連携し、新会派「地域政党いわて」を結成。飯沢氏が代表、及川氏が幹事長に就任し、会派結成の記者会見には奥州市議の佐藤邦夫氏も出席した。
同クラブは19日会合を開き、今後の方向性について結論を出す方針だ。
(2010/04/18)
1175
:
とはずがたり
:2010/04/18(日) 20:33:19
>>1174
これどっかの新党と連携する流れあるんですかねぇ。
1176
:
チバQ
:2010/04/18(日) 21:18:11
及川敦ってなんか聞き覚えあるなあと思ってたら
衆院1区に出てた人か
■2005年選挙得票
1 達増拓也 民主党 前 95,109 当選
2 及川敦 自由民主党 新 65,187
3 細川光正 社会民主党 新 14,050
4 神部伸也 日本共産党 新 9,659
■2003年選挙得票
1 達増拓也 民主党 前 91,025 当選
2 及川敦 自由民主党 新 57,899
3 後藤百合子 社会民主党 新 12,014
4 長沼洋一 日本共産党 新 8,806
盛岡 定数10−候補13 (選管確定)→社民2議席成らず,民主も下位2名共倒れ
得票数(得票率) 氏名 年齢 党派 新旧 当選回数 代表的肩書
当 15,284(10.7%) 及川 敦 39 無所属 元 2 塾講師:03衆,05衆岩手1区自民公認出馬,落選→無所属
当 12,868(9.0%) 高橋 比奈子 49 自民 現 2 アナウンサー→08衆岩手1区自民公認出馬
当 12,841(9.0%) 小野寺 好 54 公明 現 4 党県代表
当 12,599(8.8%) 佐々木 博 55 民主 現 3 不動産会社役員
当 12,042(8.4%) 三浦 陽子 55 民主 現 2 歯科医師
当 11,803(8.2%) 吉田 洋治 63 政和会 元 6 (元)県会副議長→政和・社民クラブ
当 11,573(8.1%) 樋下 正信 52 自民 現 3 建設会社会長
当 11,447(8.0%) 斉藤 信 56 共産 現 4 党県副委員長
当 11,210(7.8%) 小西 和子 54 社民 新 1 岩教組役員→政和・社民クラブ
当 10,058(7.0%) 高橋 雪文 36 自民 現 2 NPO法人顧問
□ 8,601(6.0%) 伊沢 昌弘 59 社民 現 党県幹事長
□ 8,147(5.7%) 高橋 金兵衛 60 民主 新 米穀販売店経営・前回自民公認落選
□ 4,968(3.5%) 高橋 貞勝 40 民主 新 党支部参与
1177
:
二階席
:2010/04/18(日) 23:56:02
>>1172
現職再選。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100418t11034.htm
大崎市長選 現職の伊藤氏が再選
任期満了に伴う宮城県大崎市長選は18日投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の
伊藤康志氏(60)が、ともに無所属新人の元宮城県知事本間俊太郎氏(70)と元宮城県
岩出山町長の佐藤仁一氏(58)=共産支持=を破り、再選を果たした。
伊藤氏は行財政改革や合併に伴う新市建設計画の実行などの実績を強調し、市政継続を
訴えた。特定政党の支援を受けない「市民党」を掲げる一方、村井嘉浩知事や自民党衆院議員、
県議らが支える重厚な組織戦を展開し、全市で支持を拡大した。
当日の有権者は10万9747人。投票率は69・30%で、前回(73・57%)を
4・27ポイント下回った。
1178
:
チバQ
:2010/04/19(月) 22:39:18
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004190001
大崎市長に伊藤氏、3氏の争い制す
2010年04月19日
当選を決めて、支援者と喜ぶ伊藤康志氏=大崎市古川七日町の事務所
大崎市長選が18日に投開票され、現職の伊藤康志氏(60)=無所属=が、元知事の本間俊太郎氏(70)=同=と、旧岩出山町長の佐藤仁一氏(58)=同、共産支持=を破って再選を果たした。当日有権者数は10万9747人、投票率は69・3%(前回73・57%)。市議選も同日投開票された。
争点となった大崎市民病院移転の是非は、移転方針の伊藤氏の当選で事実上決着した。伊藤氏は午後11時45分ごろ、選挙事務所で支援者らに囲まれ「新天地で将来の県北地域を代表する基幹病院を目指していきたい。市民からの信任もいただいたと思っている」と決意を述べた。
伊藤氏は、病院移転に反対するリコールが成立しなかったことと市議会が移転経費などを議決したことから、「移転問題は決着済み」との立場で一貫。病院は穂波地区に2014年4月の開院に向け、13年度中の建設を目指す。
伊藤氏は選挙戦で、行財政改革での実績を訴えて支持を求めた。伊藤氏は合併についても当選後「合併協議会で約束してきたことをこの4年間やってきた」と胸を張った。
これに対し、病院移転に反対するリコール運動を実施した市民は二手に割れ、知名度の高さをてこにした本間氏と、合併前の首長の一部らや共産党の支持を得た佐藤氏を擁立した。
本間氏は、知事時代を評価する声もあったが、前回選挙で伊藤氏に約2400票差まで迫った集票力は発揮できなかった。大組織の推薦や支持を受けられず「病院の移転反対の立場で、2人出てしまったことで、票差がついてしまった」と述べた。
佐藤氏は、リコール運動に共産党市議も加わったことで同党支持を獲得したが、立候補表明がほかの2人より20日ほど遅れ「自分が考えていることを伝えきることができなかった」と残念がった。
1179
:
チバQ
:2010/04/20(火) 12:17:36
>>1174
とか
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100420ddlk03010192000c.html
県議会:政和・社民ク、「社民党」「ゆうあいク」2会派に /岩手
◇「いわて」含め連携も
県議会の「政和・社民クラブ」(5人)は19日、会派を解消し、「社民党」(久保孝喜代表、3人)と「ゆうあいクラブ」(田村誠代表、2人)の両新会派を結成したことを明らかにした。県議会では、地域政党いわてを含めた政和・社民クの枠組みで「第3極」として連携を模索し、個別の政策には是々非々で臨むという。
社民党は久保、木村幸弘、小西和子の社民党所属3氏。ゆうあいクは田村、吉田洋治の無所属2氏。同日、県議会棟内で行った協議で合意に達し、県議会に届け出た。
政党所属の有無、支持母体の違いなどを総合的に判断したという。久保氏は「原点に戻り、シンプルな立ち位置で残す任期をやっていく」と述べた。
これで会派構成は、民主党21人▽自由民主クラブ12人▽地域政党いわて5人▽社民党3▽ゆうあいク2▽会派に属さない公明、共産両党各1人▽無所属1人−−となる。
一方、ゆうあいクの支持母体「岩手友愛会」は、国政選挙などで民主党を支援している。田村氏は県議会会派の民主党への合流は否定したが、「(民主党の)参院選応援の流れが出る可能性はある」と述べた。【狩野智彦】
毎日新聞 2010年4月20日 地方版
1180
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:19:35
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-shisei/0413.html
2010年4月13日(火)
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■市政刷新 弘前市長に葛西氏
(下)内外の環境/議会再編「可能性低い」
「おめでとう」「よく頑張ったな」。葛西憲之が弘前市長の座を手にした11日夜、同市山下町の事務所では、戦いを支えた市議らが口々に祝福、葛西と握手を交わした。
市議会最大会派で相馬しょう一市政の与党「鷹揚会」(11人)は、2009年10月にも相馬支援市議団を発足させる予定だったが、今年3月下旬にずれ込み、その間に2人が葛西陣営へ走った。
一方、市政に是々非々の立場を取っていた第2会派「木翔公明」(9人)は、7人が3月下旬、葛西を支援する市議の会を設立したものの、1人が相馬支持に回った。
こうして市議の間でも葛西と相馬の対決構図が固まったが、結果的に2大会派はともに、支持が両陣営に割れた。他の会派や無所属の議員の一部は、葛西支持を鮮明にして駆け回ったが、態度を明らかにしなかった議員も何人かいた。
■一枚岩で与党に
市長選は葛西の勝利に終わった。そして来年は市議選が控える。
木翔公明の会長、下山文雄は会派再編はないとの見通しを示し、取材に「わが会派も1人が相馬陣営に行ったが、また一枚岩で市政運営に参画していく。
気持ちは完全与党だ」と力を込めた。
一方、鷹揚会会長の町田藤一郎は「市民が選んだ市長の意向は尊重するが、市民の負担が増すような政策には絶対に賛成しない」と葛西市政に是々非々で望む姿勢を強調。葛西を支持した2人については、会派内と本人の意見を聞いて対応を考える方針だ。
会派再編の行方は多数与党の形成に深くかかわる。任期が残り1年とあって、多くの市議は「再編の可能性は低い」とみる。ただ、相馬市政与党という立場を求心力としてきた鷹揚会が、陣容をどこまで維持できるかは不透明だ。
■民主につながり
市長選で葛西は、政党の推薦こそ受けなかったものの、自民党市支部長の県議・西谷洌の後援会組織が実質的に選挙戦の指揮を執り、同党衆院議員・木村太郎もてこ入れするなど、自民党色の濃い戦いを展開した。公明党市議も個人的な立場で陣営に加わった。
民主党は表立った動きを見せなかったが、葛西の県職員時代から親交のある党市支部長・山内崇は、街頭演説に秘書を差し向けるなどの配慮を見せた。
山内は葛西市政への対応について「市民が選択した新市長とはしっかり対話し、市民のためになることなら協力していく」と語り、心理的距離の近さをにじませる。同党衆院議員・津島恭一も、後援会幹部が葛西陣営に身を置いているつながりがあり、開票日には秘書が祝福のため事務所へ駆け付けた。この時、津島の秘書の横には、知事・三村申吾の後援会顧問の姿もあった。葛西後援会幹部の何人かは、三村の弘前市後援会の幹部を兼ね、陣営が3月に開いた総決起大会には三村が激励メッセージを寄せた。
三村は「他意はない。頼まれればメッセージは出す」と中立の立場を強調するが、県土整備部長を務めた葛西の市長就任によって、県との関係がより密接になることは間違いない。(敬称略)
※相馬しょう一氏のしょうは「金」へんに「昌」
1181
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:20:14
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/2010hiro-shichousen/rensai-shisei/0412.html
2010年4月12日(月)
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■市政刷新 弘前市長に葛西氏
(上)公約の行方/100項目の施策どう実現
「細かな配慮で声なき声を拾う。人心の一致、人の和を大事にする。市民と一緒に悩み、考え、18万3千人のための市政を運営していく」
11日夜、弘前市山下町の事務所で、前副市長の新人・葛西憲之は市長選初当選の喜びをかみしめた。事務所には、弘前商工会議所の幹部をはじめ、今回の選挙戦で葛西を強力に支持した経済界の重鎮、さらには、5期目を目指した前回市長選で相馬しょう一に敗れた元市長・金沢隆の姿があった。
2009年秋、葛西の副市長辞任と前後し、経済界は葛西に市長選出馬を促すとともに、徐々に支援態勢を固めていった。同じころ、金沢も葛西への支持を明言。気付けば、金沢や、前回選挙で彼を支持した経済界と、相馬との”遺恨試合“とも言える構図が出来上がっていた。
■「旧体制」の気配
相馬陣営は街頭演説などで「葛西は市政刷新というが、当選すれば、(金沢市政時代の)旧体制に逆戻りだ」と語気を強め、葛西の政策は同商議所や金沢の意向を反映したものだと批判した。
金沢は連日のように事務所を訪れて陣営関係者と話し込み、葛西の街頭演説にも、しばしば姿を現した。葛西支持者の中には、金沢市政時代の旧体制の気配を嫌い、事務所に寄りつかない人もいた。
告示前日の3日、金沢は葛西の事務所で、相馬陣営の批判への感想を問われ、「私は一言も葛西に指図していない。彼は自分なりの新しい視点で政策を打ち出した。私は彼の人柄にほれているんだ」と反論した。
葛西は「ひろさき一新 対話と創造」のスローガンの下、市民主権システムの確立、農業・産業の振興、子育てしやすい環境づくりなど、多分野にわたる100項目の施策を公約として打ち出した。うち33項目を重点事業として「任期中に取り組み、成果につなげる」と約束。残り67項目については「4年間のうちにチャレンジしていく」と位置付けた。
■話題選び演説
街頭演説や事業所回りで葛西は、地区と集まる人々の顔ぶれを見極めながら、自身の100の施策の中から、その場面にふさわしい話題を選んで、支持を訴えた。
農村部では「攻めの農政」を強調、岩木、相馬両地区では「合併時の約束が守られておらず、住民からは『弘前と合併して、何も良いことはなかった』との声を聞く。合併効果を検証する」と繰り返した。
選挙戦が進むにつれ、陣営関係者以外にも、街頭演説に聞き入る市民の姿が目立つようになり、葛西の政策に関心が高まっていく様子がうかがえた。
ただ、選挙中、相馬陣営からは「100項目を実現するのは財政的に無理」との批判を受けた。市政のかじ取りの中で、思い描いた施策をどれだけ実行できるのか、葛西の力量に、有権者は熱く厳しい視線を注ぎ始めている。
※相馬しょう一氏のしょうは「金」へんに「昌」
1182
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:36:17
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_01.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[政治手法]
対話重視へ転換図る スピードは喪失の懸念
昨年末の記者会見で、2009年を象徴する漢字に「分」を挙げた佐竹知事 「佐竹県政」最初の年の仕事納めとなった昨年12月28日。佐竹敬久知事は記者会見で、2009年を象徴する漢字に「分」を挙げた。「(09年は)これからの日本、あるいは秋田がいい方向に行くのか、悪い方向に行くのかの分岐点になる」。国の政権交代、県のトップ交代に触れながら、1文字に込めた思いを述べた。
佐竹知事は昨年4月の就任直後から、寺田典城前知事の肝いりで設置した知事公室と学術国際部の廃止や、前知事が固執した地域振興局の3局構想の白紙化など「脱寺田」の方針を次々と打ち出した。
10年度終了の「あきた21総合計画・第4期実施計画」を1年前倒しして、4年間の県の重点政策をまとめた「ふるさと秋田元気創造プラン」を新たに策定したのもその一つだ。ほかにも「秋田の少子化対策2010」「県スポーツ振興基本計画」「新行財政改革大綱」など、県政運営のための設計図を次々と整えた。
県庁に25年勤務し、秋田市長を7年8カ月務めた佐竹知事は、政策推進に向けて入念に準備し、実行に移すタイプ。独自の発想が先行し、強引ともとれるリーダーシップで政策実現に突き進んだ寺田前知事とは対照的だ。
野党だった寺田県政時代とは立場を変え、佐竹県政を与党として支える自民党県連の鈴木洋一会長は「前知事のような強権的手法ではなく、理論武装してから政策を推進する」と評価する。
佐竹知事は県政運営に当たって「対話型行政」を指針に掲げた。ある県幹部は「政策立案や予算編成において、関係団体など外部の声をくみ上げる意識が強い」とみる。
ただ、堅実な手法に対しては「スピード感の喪失を招きかねない」との指摘もある。実際、知事選の公約だった知事公室の廃止は、実行に1年を要した。
10年産米の生産調整(減反)をめぐり、赤松広隆農相が戸別所得補償制度からの「秋田外し」をちらつかせた問題では、国に対し「弱腰」と映る場面もあった。自民党県連の能登祐一幹事長は「知事は県民の声を受け止め、感情をむき出しにして(抵抗して)もよかった。リーダーとして、やや物足りなさを感じた」と苦言を呈する。
まさに「種まき」に終始した1年だった。県庁内には「職員自らが自由に発想し、提案しようという雰囲気が強くなった」と前向きに受け止める声がある一方、外部には「職員の目線が内向きになっている」との見方もある。
前知事時代の「トップダウン」から「対話重視」へと転換を図った佐竹知事。その政治手法の成果が求められるのはこれからだ。
(2010/04/16 更新)
1183
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:36:46
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_02.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[対県議会]
自民与党に安定運営 「なれ合い」に懸念の声
「私たちの会派では、まだ賛否の調整ができていない。会期延長をお願いできないだろうか」「いったん決めた会期を一会派の都合で延ばすのは、暴挙ではないか」
秋田市の日赤・婦人会館跡地再開発事業をめぐり揺れた2月定例県議会。定数45人中27人を擁する自民党は、関連事業費を盛り込んだ2010年度一般会計当初予算案への賛否がまとまらなかった。他会派が批判する中、21年ぶりの会期延長に持ち込んだ。
2010年度当初予算案の本会議採決。秋田市の日赤・婦人会館跡地再開発事業をめぐり、自民党議員の一部が反対した=3月30日 会期末の3月30日。自民は3人(反対2、退席1)を除き、賛成でまとまった。予算案は賛成多数で原案可決されたものの、会期延長は県議会で久々に起きた波乱だった。
佐竹敬久知事が就任した昨年4月以降、2月定例会までに開かれた7回の議会では予算、条例案ともスムーズに原案可決した。改選前は、寺田典城前知事の掲げた地域振興局再編に関する条例案が3回連続で否決されるなど波乱続きだっただけに、知事の交代を境に議会のムードはまさに一変した。
議会との平穏な関係の背景には、佐竹知事が掲げる「対話路線」がある。主要な議案や方向性はすべて、各会派との県政協議会で時間を割き、丁寧に説明。県議の報酬カットなど、波紋を広げそうな方針を突如打ち出す前知事のような手法は取らない。各会派の県議は「寺田前知事のような唐突な提案がなくなった」(社民・石川ひとみ氏)、「いろいろな人の話を聞く姿勢は評価できる」(新みらい・土谷勝悦氏)と話す。
県町村会長の斎藤正寧・井川町長も「前知事は『オープンな議論』を掲げていたが、議会とはけんかばかりで議論が成り立っていなかった。ようやく正常な関係に戻った」と好意的に受け止める。
寺田前知事時代、一貫して野党だった自民が、佐竹県政で与党となったことも大きい。自民党県連の鈴木洋一会長は「与党だから何でも賛成、というわけではない」と前置きした上で「自民とけんかする前知事のスタイルとは違う」と良好な関係を認める。
この関係が、県当局と議会側とのなれ合いを生んでいるとの指摘がある。当初予算案に反対した山内梅良氏(共産)は「知事は自民を与党につけ、余裕が見られる。それだけに、反対の声があっても予算は通るというおごりが感じられた」と批判する。
自民党の中にも「再開発問題は、『与党だから賛成』という方向性が見えていた。議会が県に正面から向き合う姿勢が足りない。これでは議会の自殺行為ではないか」と危機感を抱く議員はいる。
「寺田前知事の時代は、議会と対立したとしても『方針を決めるのは県だ』との姿勢があった。今は議会の言うことが優先で、県民のために何をやるのか方向性が見えなくなっている」。元県幹部はこう警鐘を鳴らした。
(2010/04/17 更新)
1184
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:37:13
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_03.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[経済雇用政策]
産業創出へ足場固め 「成果」求める訴え切実
「産業、雇用基盤の強化を『1丁目1番地政策』と位置付ける。新産業創出を含め総合的な経済対策を強化する」
昨年5月の臨時県議会。県政方針を示す就任直後の「所信表明」で、佐竹敬久知事は産業、雇用対策こそが本県の最重要課題との考えを明確に打ち出した。世界同時不況のあおりで県経済の先行きに危機感が漂う中での船出。悪化する雇用と経営環境への緊急対策、中長期的には「新産業の創出」という二つを政策の軸に据えた。
緊急経済対策では5月の臨時会以降、金融、雇用対策などを盛り込んだ補正予算を次々に執行。主な財源は国の交付金などだが、本年度当初予算を含めると総額は約1180億円に上った。資金難の企業に低利融資する「経営安定資金」の融資枠拡充、自治体の直接雇用を含む雇用対策などが中心。雇用対策では約4千人の一時雇用を生む見通しだ。
県商工会議所連合会の渡邉靖彦会長は「経営安定資金の融資枠の拡充により、苦しい中で息をつけた中小企業は多い。県内企業の倒産に歯止めをかけている」と評価する。
一方、本県経済をけん引する「新産業創出」に関しては、現時点で目立った成果はない。2009年度の誘致企業もゼロに終わった。県議会、経済関係者の間では、佐竹県政は、この1年間を産業政策の方向性を定める「足場固め」や「下準備」に費やしたとの見方が強い。
ロシア・ウラジオストクを訪問し、ロシア沿海地方のセルゲイ・ダリキン知事(左から2人目)に包括的友好協定の締結を提案する佐竹知事(右から3人目)=昨年10月22日 佐竹知事は、4年間の県政の指針となる「ふるさと秋田元気創造プラン」を策定。その中で今後の産業創出の方向性を明示した。中核は風力、太陽光発電などの新エネルギー関連産業の創出。「新エネ関連の技術開発はこれからが本番。電子部品企業の集積する本県にふさわしい分野」という知事の考えを色濃く反映させた政策となった。
航空機など輸送機関連産業への参入、ロシア、中国とのビジネス交流拡大も産業政策の重点に据えた。対岸貿易では、佐竹知事の提案でロシア沿海地方と包括的友好協定を締結するなど着実に足場を固める手堅い手法が目立つ。
連合秋田の工藤雅志会長は労働界の立場から「(雇用を生む)新エネルギー産業などに取り組む姿勢を評価する」としつつ、「方向性を定め、今後実際にどう産業振興を図るかが重要だ」と課題も提起する。ただ、県議の中には「県経済の窮状を考えると、1年目からもっと産業創出への予算を打ち出すべきだった」との声もある。
秋田大教育文化学部の島澤諭准教授(経済政策)は「新エネ関連産業は確かに有望だが、他県も同じことを考えている。スピードがないと実効性が出ない」と指摘する。
連日、多くの求職者が詰めかけるハローワーク秋田。「何社応募しても面接にもたどり着けない」「とにかく職場がほしい」など日々切実な声が交錯している。政策の方向性を定めた今、佐竹知事には成果こそが求められている。
(2010/04/18 更新)
1185
:
チバQ
:2010/04/22(木) 22:37:42
http://www.sakigake.jp/p/special/10/satakeryu/article_04.jsp
点検「佐竹流」 知事就任から1年
[難題]
直面する医療、少子化 解決への道のり険しく
昨年11月、県内で9病院を運営するJA秋田厚生連が策定した経営改善計画は、医師不足による厳しい地域医療の実情を一気に表面化させた。象徴となったのが湖東総合病院(八郎潟町)。計画には「廃止が最も有効な選択肢」と記されていた。地域医療をどう守るのか―。佐竹県政は重い課題を突き付けられた。
改築した上での存続を前提に協議が進む湖東総合病院=八郎潟町 「県民医療の維持、確保は県の責務だ」。佐竹敬久知事は同病院を改築した上で存続させる意向を繰り返し表明している。現在、厚生連、地元自治体と作成を進めている「湖東地区医療再編計画」の中で、医師の研修環境の充実など魅力ある病院像を打ち出し、秋田大に協力を求めたい考えだ。しかし、大学側にも医師数にゆとりはなく、同病院の先行きは不透明なままだ。
佐竹知事の地域医療への取り組みに対し、県議会の評価は分かれる。最大会派で与党の自民の鈴木洋一県議は「本県には県立の総合病院がなく、地域医療を担う厚生連病院に県が支援する姿勢は必要」と支持する。他方、こだま祥子県議(新みらい)ら複数の県議は「知事が秋田大に出向き、医師派遣を依頼したのは2月。あまりに遅く、本気で病院を存続させる気があるのか」と疑問を呈する。
県は医師確保対策により、医療施設従事医師数を2013年度末までに、08年比120人増の2300人とする計画だが、妙案がないのも事実。県医師会の小山田雍会長は「危機感を持って取り組んでいるのは理解するが、打ち出した施策が効果的に機能するかは別問題」と指摘する。
14年連続全国ワーストの自殺率(人口10万人当たり)改善も難題の一つ。知事は昨年10月、自身をトップとする県自殺予防対策推進会議を設置。「ワースト脱却」に向け本腰を入れている。
13年まで自殺率を3・6ポイント減らし、自殺者数を20年までに300人未満(08年410人)とする目標を立てているが、自殺者数は98年以降、400人を切ったことがなく、達成への壁は高い。
「脱少子化」も待ったなしの課題だ。08年の本県の出生数は7421人と過去最少を更新。佐竹知事は就任直後に少子化政策本部を立ち上げ、対策に乗り出した。
本年度は施策を本格展開する最初の年。結婚支援センターの業務開始、少子化対策に取り組む市町村や民間団体への財政支援などを打ち出している。
知事は「ふるさと秋田元気創造プラン」の中で、出生数を3年後(13年)に04年並みの8千人にすることを目標に掲げた。ただ、県議会からは「県民の盛り上がりを生み出すことができなければ、効果を上げるのは難しいのではないか」(新みらい・土谷勝悦県議)との声も漏れる。
(2010/04/19 更新)
1186
:
名無しさん
:2010/04/23(金) 08:13:02
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001004230005
自民は隠れ 民主全面/気仙沼市長選
2010年04月23日
無所属新顔の一騎打ちとなった気仙沼市長選は25日の投開票に向け、元衆院議員 秘書の菅原茂氏(52)と、元福祉NPO法人理事長の境恒春氏(31)=民主、みんな推薦=が舌戦を繰り広げている。菅原氏のもとには自民党県連会長が駆けつけるものの「市民党」を強調し、党派を超えた支持獲得を狙う。対する境氏は民主、みんなの党の全面支援を受けて対決姿勢を鮮明にしている。
自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)は22日、市内で開かれた菅原氏の個人演説会で「(水産業が基幹産業の気仙沼市では)これから海外に魚を売っていく必要がある。茂さんはそうした経験もある。全国の市長で候補者ほど水産に詳しい人はいない」と支持を訴えた。
菅原氏にとって、小野寺氏は大学の後輩であり、最近まで秘書として仕えていた経緯もある。しかし、立候補表明にあたっては「一党にくみして市政運営はできない」と「市民党」を宣言。告示日の出陣式では、小野寺氏も「候補は市民党を名乗っている。私は菅原候補を大学の先輩、近所のお兄さんと思って応援している」と述べて政党色を抑えたが、支持者の多くは小野寺氏の支持者と重なっていた。
一方の境氏も、市民全体への浸透を目指す草の根運動の方針を掲げている。だが、尾形和優後援会長は「村井嘉浩知事が『責任を持って支持する』と相手側に立った。これでは多勢に無勢。政策に共鳴してもらえる政党があれば、応援を受けることにした」と明かす。
みんなの党の渡辺喜美代表も22日、境氏の応援で市内に入り、「一見すると無鉄砲な若者だが、覚悟があるところにほれた」。同党関係者は「党の政策理念に近い」と推薦理由を説明する。
民主党は、同市長選を夏の参院選と次期総選挙に向けた布石と位置づける。昨年の総選挙では、同市を含む宮城6区には候補者を出さず唯一の空白区になっているためだ。木村勝好幹事長代理は「党としての基盤づくりにつなげたい」という。同党県連は連日のように安住淳代表や岡崎トミ子前代表らを現地入りさせ、参院選さながらの選挙戦を繰り広げている。
■「宮城でも参院選候補」みんなの党、渡辺氏
みんなの党の渡辺喜美代表は22日、気仙沼市内で記者団に対し、今夏の参院選に触れて「宮城県でもぜひ候補を擁立したい」と述べた。擁立を目指す候補者の政策については「脱官僚、地域主権、生活重視というアジェンダ(取り組むべき課題)を共有できる人」との考えを示した。
民主・自民の二大政党の支持率が低迷する中、みんなの党は「比例区投票先」で3位に入るなど注目を集めており、その勢いを宮城選挙区にもつなげたい考えだ。
1187
:
チバQ
:2010/04/23(金) 12:14:26
http://mainichi.jp/area/akita/news/20100423ddlk05040011000c.html
酒気帯び運転:村岡・藤里町議、検挙 16日に辞職 /秋田
藤里町の村岡秀一町議(72)が酒気帯び運転で能代署に検挙され、16日に辞職していたことがわかった。
村岡氏などによると15日夜に自宅でビールや日本酒を飲んだ後、軽トラックを運転。能代市二ツ井町切石の交差点を曲がりきれずに縁石に乗り上げ、パトカーで巡回中の能代署員が調べて酒気帯びが発覚した。16日に藤原幸美議長に辞職願を提出し、同日付で受理された。
村岡氏は00年3月に初当選し3期目だった。毎日新聞の取材に対し「自分自身が交通安全の注意を呼びかけていたが、酒が入って魔が差してしまった。申し訳ない」と話した。
能代署の石川久男副署長は「広報していない検挙事案については一切発表できない」としている。【小林洋子】
1188
:
名無しさん
:2010/04/24(土) 11:36:25
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100424ddlk03010050000c.html
地域政党いわて:狙いは統一地方選 県議選、新人擁立へ /岩手
4県議らが結成した政治団体「地域政党いわて」(飯沢匡代表)は23日、来春の県議選で盛岡など4選挙区を重点選挙区と位置づけ、新人候補者を擁立する方針を表明した。10人以上の当選を目指すという。盛岡市内で記者会見を開き発表した。
重点選挙区は▽盛岡(定数9)▽北上(同4)▽宮古・下閉伊(同3)▽岩手(同3)。それぞれ民主党か自民党に所属する県議が2人いる。飯沢代表は「(新人が当選する)可能性が最も高いと考えた」と述べた。原則として定数3以上の選挙区では積極的に候補者を擁立する方針で、他の選挙区でも新人の発掘を進めていく。
来春の統一地方選を主眼とするため、今夏の参院選には候補者を擁立しない。ただし選挙支援について、及川敦幹事長は「政策実現の手法の一環として必要で、十分な県民の理解を得られると判断すれば、選挙区と比例代表の支援もあり得る」と含みを持たせた。
知事選への対応では、飯沢代表は「無関心ではいられないが、我々の力をつけていくことが与えられた課題であろうと思う」と述べ、明言を避けた。他政党との相乗りはケースバイケースという。
一方、農林漁業や地域医療、子育ての分野で、県議会6月定例会前に団体としての政策をまとめる方針も示した。【狩野智彦】
毎日新聞 2010年4月24日 地方版
1189
:
名無しさん
:2010/04/24(土) 11:39:36
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001004240004
県議選 積極的に擁立 地域政党いわて
2010年04月24日
県議会新会派の「地域政党いわて」は23日、来年春の県議選で原則として定数3以上の選挙区に候補者擁立を目指すことを明らかにした。
次期県議選では、16選挙区のうち定数3以上は7選挙区で予定されている。定数2以下の選挙区でも可能な限り候補者を擁立する方針だ。
飯沢匡代表は10以上を議席獲得目標に挙げ、今夏にも予想される盛岡選挙区の補選には「活動方針や理念を県民に訴える最高の場面」として、擁立に意欲を見せた。
首長選や市町村議選で単独候補を擁立することも見据え、5月中に公認や推薦基準を作る。一方、当面は県民の理解を得るために街頭演説やシンポジウムなどの活動に重点を置き、今夏参院選に候補者は立てない。比例区での支援については「政策実現のために必要で、県民の十分な理解が得られればありうるかもしれない」(及川敦氏)と含みを残した。
飯沢代表はこの日、政治団体としての「地域政党いわて」を県選挙管理委員会に届け出た。23日現在の党員は県議5人と奥州市議の計6人。今後、党員(年会費2千円)や1口千円でカンパする「応援する会」の会員を募って活動資金を集める。
1190
:
チバQ
:2010/04/26(月) 20:22:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100426t11012.htm
気仙沼市長に菅原氏 1万1620票差、境氏下し初当選
初当選を決め、支持者らと万歳して喜ぶ菅原氏(中央)=25日午後9時25分ごろ、気仙沼市港町の選挙事務所
任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選は25日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元衆院議員秘書の菅原茂氏(52)が、無所属新人の元NPO法人理事長、境恒春氏(31)=民主・みんなの党推薦=を破り、初当選を果たした。
菅原氏は、現職の鈴木昇市長の引退表明を受け、今年2月半ばに立候補を表明した。水産業の不振で低迷する地域経済を立て直すため産業振興と雇用の創出を第一の公約に掲げ、気仙沼再生を訴えた。
政党色を極力抑え「市民党」に徹する姿勢を貫きながらも、公設第1秘書として仕えた自民党宮城県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)、村井嘉浩知事らの支援を受けて手堅い選挙戦を展開した。
民主党県連が独自候補の擁立を見送るなど告示前には無投票のムードも漂ったが、その間も地道に地域の集会や事業所回りなどを続けて浸透。選挙戦終盤、相手候補の追い上げを振り切って、初陣を飾った。
今月1日に出馬表明した境氏は、若さと行動力を前面に「市民みんなで市政の流れを変えよう」とアピール。民主党県連、みんなの党のバックアップを得て支持を広げたが、及ばなかった。
当日の有権者数は6万1967人。投票率は71.87%で、前回(78.43%)を下回った。
◇気仙沼市長選開票結果(選管最終)
当 27,565菅原 茂無新(1)
15,945境 恒春無新
<すがわら・しげる>1958年1月28日、気仙沼市生まれ。東京水産大卒。商社勤務を経て気仙沼で水産会社経営。2007年に小野寺五典衆院議員事務所入り。09年公設第1秘書となる。52歳。
2010年04月26日月曜日
1191
:
チバQ
:2010/04/29(木) 19:59:34
>自民では、本人は態度を示していないが、昨夏の衆院選に落選した元県議の名が出ている。
高橋比奈子?補選出馬資格あるんすか?
選挙:県議選・盛岡選挙区補選 盛岡市議が出馬表明 民自「いわて」にも動き /岩手
◇釜石含め欠員4も
今夏の参院選に絡み、実施が見込まれる県議選盛岡選挙区(定数10)補選で、盛岡市議の福井誠司氏(50)が28日、無所属で立候補する意向を明らかにした。補選への正式出馬表明は初めて。さらに、数人の名前も浮上し混戦模様を呈している。また、釜石選挙区(定数2)も補選となる見込みで、夏に向け双方で計四つの改選議席を巡り県政界も熱くなってきた。
盛岡選挙区は、高橋雪文県議の参院選岩手選挙区出馬を受け欠員2となる。自民県議が有していた2議席に対し、現在、民主、自民両党県連と、地域政党いわてが、擁立方針を示している。それぞれ、来春の統一地方選への勢いをつける好機と位置づけ力が入る。
民主関係は、階猛衆院議員の公設秘書、旧自由党の元県議、連合傘下の労組幹部の名前が上がる。自民では、本人は態度を示していないが、昨夏の衆院選に落選した元県議の名が出ている。また、地域政党いわては、少なくとも2人に打診した。
28日に会見した福井氏は、複数の県政界関係者から声がかかったといい、「国づくりは政党や組織が必要だが、住民主体の地域づくりをしたい」と、政党への公認・推薦要請はしない考えを示した。
一方、釜石選挙区は小野寺有一県議が27日、自民へ参院選比例代表の公認申請を表明したばかり。出馬すれば欠員2となる。民主、自民が持っていた計2議席獲得に、各党の関心が寄せられている。【狩野智彦】
1192
:
名無しさん
:2010/04/30(金) 20:39:01
http://news.ibc.co.jp/item_13574.html
県議盛岡補選に福井誠司氏が出馬表明 (2010年04月28日 19:05 更新)
この夏の実施が確定的となっている、県議会盛岡選挙区の補欠選挙に、盛岡市議の福井誠司氏が、無所属での出馬を表明しました。
福井氏は盛岡市生まれの50歳で3年前、盛岡市議に初当選し現在1期目です。きょうの会見で福井氏は、政党の公認や推薦を受けず、無所属で県議会盛岡選挙区の補欠選挙に臨むことを強調しました。「住民主体のまちづくり」を訴えていきたいと述べ、来月下旬には具体的な政策を発表したいとしています。
1193
:
◆ESPAyRnbN2
:2010/05/03(月) 09:33:22
単に政党の括りだけでなく、民主党宮城県連内の保守系、革新系の溝もあるように思うけど。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100503t11012.htm
縮む民主との距離 宮城・村井知事、「富県」実現へ修正
村井嘉浩宮城県知事が2期目の県政運営に入り、間もなく半年がたつ。産業振興を軸とした富県戦略を
引き続き推進する一方で、政治家としての立ち位置には微妙な軌道修正が見て取れる。夏の参院選では
中立を宣言し、自民党一辺倒を封印。代わりに民主党政権との距離を縮めつつある姿勢には、したたかな
計算が見え隠れする。
4月15日、村井知事は本年度政府予算で新規着工が見送られた仙台港の新埠頭(ふとう)整備を
要望するため、前原誠司国土交通相を訪ねた。
「企業が進出先に宮城を選ぶ理由の一つにインフラがある。道路も重要だが、港の整備は欠かせません」
知事の隣に座るのは、面会を仲介した民主党宮城県連代表の安住淳衆院議員(宮城5区)。「仙台港は
これまでをはるかに上回る利用頻度になる」と援護射撃した。
2人が並んで陳情を行うのは、ちょっとしたサプライズだ。
昨年10月の知事選で、民主党は村井知事に推薦候補をぶつけた。結果は64万票余りを獲得した知事に
47万票差をつけられての惨敗。民主党政権下で自民党出身知事が圧倒的な支持を得る「ねじれ」が生じた。
立ち位置を変えたのは知事だった。1月、夏の参院選に向け「特定の政党、候補者を応援せずニュートラルに
したい」と早々と中立を表明した。
「ひと晩考えた」と知事。昨年の衆院選では「仲間を見捨てられない」と自民党候補を支援しただけに、
党内には「変節か」との困惑もあった。
前原国交相への要望は「安住氏と村井知事が何度か接触して実現した」(民主党関係者)という。知事は
独特の間合いで、政権与党とぎくしゃくしない距離感を測り始めたようだ。
宮城県大河原町で4月19日にあった集会では、参院選宮城選挙区(改選数2)に立候補する現職の
桜井充氏(53)と同席する場面があった。
知事は、3月の参院予算委で桜井氏が前原国交相の公共事業削減を批判したことを指摘し「(参院選で)
わたしは中立だが事実は言える。理路整然と詰問してくれ、ありがたい」と持ち上げた。
富県戦略の象徴として誘致に成功したトヨタ自動車の完成車製造子会社、セントラル自動車(相模原市)の
新本社工場は来年1月、本格稼働する。積み出し港となる仙台港の拡張は県にとっても待ったなしの
政策課題だ。
民主党との接点づくりに動いた知事と、政権与党として政策誘導を強めたい民主党の思惑が、一致したと
みられる。
もちろん、知事は県政与党の自民党との連携も忘れない。4月にあった大崎と気仙沼の市長選では、
いずれも自民党系候補の応援マイクを握った。気仙沼では民主党が新人を推薦したが、いずれも自民党系が
圧勝した。
村井知事は「一人の政治家として宮城のためになることに全力を尽くすだけだ」と話している。
2010年05月03日月曜日
1194
:
検察審査会は「期ズレ」で起訴相当としている
:2010/05/04(火) 03:37:46
検察審査会の議決要旨
http://sun.ap.teacup.com/souun/2695.html
#comment18205
1195
:
チバQ
:2010/05/06(木) 12:12:31
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/05/11335.html
2010/5/5 水曜日
平山、櫛引氏の争い濃厚/五所川原市長選
任期満了に伴う五所川原市長選が6月6日の告示日まであす6日で、あと1カ月となる。現時点で出馬を表明しているのは再選を目指す現職の平山誠敏市長(69)と県議の櫛引ユキ子氏(56)の2人。このほか動きはなく、両氏による一騎打ちの公算が強まっている平山氏は9日櫛引氏は10日に後援会事務所開きを行う予定で、いよいよ投票日6月13日へ向け本格的な選挙態勢に突入する。
同市長選をめぐっては、平山市長が昨年12月に後援会の要請を受け再出馬を決断。この時点で表立った動きはなく、今年1月の同氏後援会主催の新春の集いには市議会議員ほぼ全員が出席し、平山氏支援を確認した。「無投票」という空気が一変したのは3月下旬。うわさが出ては消えていた櫛引氏が後援会に出馬の意向を伝えた。
自民系として支持基盤が重なる両者が立ったことで、市議会では最大与党自民クラブから櫛引氏の後継市議ら3人が同氏支援のため一新会を結成。さらに市政への不満から誠風会が同氏支援に回って与党が分裂した。
先月下旬には民主党五所川原市支部幹事長の市議も櫛引氏支援を表明し、勢力図は平山氏支援14人、櫛引氏12人となり、市を二分する激戦の構図を浮かび上がらせた。
平山氏は「活力ある明るく住みよい豊かなまち」をスローガンに、安全・安心の構築や持続可能な行財政システム構築など4項目を柱に掲げる。自治体病院機能再編成による中核病院建設といった広域行政の視点に立った事業実施を第一に挙げる。公務で地域会合に積極的に出席するほか、支持者らの声を聞く場を設けるなど支援拡大に奔走する。
一方、櫛引氏は「今こそ市政に新しい風を」をスローガンに、福祉・医療の街五所川原市の実現や市民のための市政運営など4項目を柱に据える。具体的には小中学生の医療費無料化や市民と対話を進める井戸端市民会議(仮称)の設置などを掲げる。思いが一致したという市議団と連携し、県議としての知名度を生かし、浸透を図っている。
1196
:
チバQ
:2010/05/06(木) 22:31:12
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100506124051.asp
今県議が櫛引氏支援へ
−PR−
五所川原市長選(6月6日告示、13日投開票)で、同市選出の今博県議は5日、出馬を表明している県議の櫛引ユキ子氏(56)と同市内で懇談した。今県議は懇談終了後の本紙取材に対し、政策面で大方一致したとして、櫛引氏を支援する考えを明らかにした。
1197
:
チバQ
:2010/05/08(土) 11:38:30
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100508_2
高橋但氏出馬へ 県議盛岡補選
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盛岡市繋の国会議員秘書高橋但馬(たじま)氏(34)は7日、夏に実施が想定される県議会盛岡選挙区の補欠選挙に民主党公認で立候補する意向を固めた。
高橋氏は、岩手日報社の取材に対し「正式に記者会見して決意を話したい」と出馬の意欲を示した。近く同党県連に公認申請する。
高橋氏は同市出身で高橋金兵衛元盛岡市議会副議長の長男。東洋大卒業後、建設会社役員などを経て2008年から民主党の階猛衆院議員(岩手1区)の秘書を務めている。
【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】
(2010/05/08)
1198
:
名無しさん
:2010/05/16(日) 10:09:56
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100516t11017.htm
岩沼市長選告示まで1週間 現新2氏一騎打ちか
任期満了に伴う宮城県岩沼市長選は23日の告示まで1週間に迫った。いずれも無所属で、現職で4選を目指す井口経明氏(64)と、新人の市議大友健氏(60)が立候補を表明している。8年ぶりの選挙戦は両氏による一騎打ちとなる公算が大きい。
2氏は、それぞれ15日午前、市内で後援会の事務所開きを行い、陣営内の臨戦ムードを高めた。
井口氏は市役所に近い同市桜2丁目で事務所開きをし、国会議員や市町村長、県議、市議らが応援に駆けつけた。井口氏は「老いも若きも誇りを持って暮らせるまちづくりを進める。力を合わせチーム岩沼で頑張りたい」と抱負を述べた。
大友氏はJR岩沼駅東側の同市中央3丁目に事務所を構え、議会活動で行動を共にしてきた市議や支持者から激励を受けた。大友氏は「無投票と多選を阻止し新しい発想でまちをつくる。組織戦ではなくゲリラ戦で臨む」と気勢を上げた。
3期12年務めた井口氏は先月中旬に出馬を表明。これに対し反市長派の市議グループが水面下で対立候補擁立を模索した。一時は無投票ムードが流れたが、告示日の2週間前に大友氏が立候補の意思を固めた。
かつては「政争のまち」といわれた岩沼市だが、4年前の前回選挙は市制施行以来初の無投票となった。8年ぶりとなる選挙戦では、JR岩沼駅前の整備などが争点に浮上するとみられるが、両氏の主張の違いが伝わらず、市民の関心は依然低いままだ。
2010年05月16日日曜日
1199
:
名無しさん
:2010/05/17(月) 09:58:34
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100517t11019.htm
石巻市議選に39人立候補
任期満了に伴う石巻市議選は16日告示され、定数34に対して39人が立候補を届け出た。23日に投票が行われる。
内訳は、現職33人、元議員1人、新人5人。党派別では、公明、共産が各3人、民主、社民が各1人、無所属が31人。
投票は23日午前7時から午後8時まで、市内137カ所で実施。離島や半島地域など25カ所は、投票終了時間を2〜4時間繰り上げる。開票は同日午後9時40分から、市河北総合センター(ビッグバン)で行われる。15日現在の有権者は13万5375人。
2010年05月17日月曜日
1200
:
チバQ
:2010/05/19(水) 22:12:53
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100519ddlk07010260000c.html
選挙:知事選 自民県連、佐藤氏支援を検討 相乗りムード強まる /福島
任期満了に伴う秋の知事選について、自民党県連は18日の役員会で、現職の佐藤雄平氏(62)支援の検討を始めた。前回06年選挙のような独自候補擁立について斎藤健治幹事長は役員会後、「主戦論者はほとんどいない」と話し、民主など他党との相乗りムードが高まっている。佐藤氏が再選を目指して立候補表明するとみられる6月定例県議会前に結論を出す方針だ。
自民は前回、森雅子・現参院議員を擁立し、民主、社民両党が立てた佐藤氏と対決した。その後、県政に目立った争点が無く、佐藤氏が「県民党」として特定政党に偏らない立場を掲げていることから、相乗り容認論が出てきた。来春の県議選を控え、知事選で消耗するのを避けたいという考えもある。役員会後の議員会議では、所属県議から反対の声は上がらなかった。25日に再び役員会を招集する。
斎藤幹事長は取材に対し、「知事の4年間の実績を精査して検討する。政策が第一で、推薦か支持の場合は2期目に向けた政策協定を結ぶ」と話した。
一方、民主と社民は連合福島と共に、来月上旬にも佐藤氏に出馬要請する予定だが、「県民党」を尊重して推薦や政策協定の見送りを検討している。民主の安瀬全孝県連幹事長は取材に「知事がやりやすい状況を作るのが与党の仕事」と語った。
この他、共産党系の「みんなで新しい県政をつくる会」が候補者選びを進めている。5人が立候補した前回と変わり、現職と共産系候補の一騎打ちが続いたそれ以前と同様の構図となる可能性が高い。【関雄輔】
毎日新聞 2010年5月19日 地方版
1201
:
チバQ
:2010/05/23(日) 12:11:13
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001005210005
市政の課題を追う/岩沼市長選
2010年05月21日
中心部の商店街はシャッターを下ろした店舗が目立つ=岩沼市
宅地開発が進む西地区には大型のショッピングセンターなどがある=岩沼市
岩沼市長選は23日に告示、30日に投開票される。人口減に悩む自治体が多いなか、仙台都市圏に位置する市は、造成された宅地に移り住む子育て世代などが増えている。一方、その住宅地に囲まれた中心部の市街地は衰退に歯止めがかからない。舌戦が始まる前に、市政の課題を追った。(高橋昌宏)
市西部にある幼稚園。午後2時すぎ、隣の岩沼西小学校から30人ほどの児童がやってくる。この時間から園は、共働きや一人親らの児童が放課後を過ごす市の「放課後児童クラブ」となる。
厚生労働省の2007年のガイドラインではクラブの規模は最大70人だったが、市では当時、4カ所のうち3カ所で70人超。そのうちの一つ、西児童センターのクラブが110人に達したため、市が最近、園を分館にしたのだ。
「西地区などで宅地造成が進んで若い世代が移り住み、子どもが増えている」と市の担当者は言う。市の人口は4月現在、約4万4千人。6歳児の増加率は05〜09年で16・6%だ。仙台へ通勤する子育て世代のベッドタウン化が進み、同小は県内最多の児童を抱えるマンモス校となった。
保育所の待機児童問題もある。昨年末の待機児童数は約70人。先月開設した定員60人の認可保育所でほぼ解消できると期待していたが、現在も32人いる。担当者は「求職中で仕事がしたいので預けたいという要望も多い」と話す。
今のところ2人が立候補を予定しているが、4選を目指す現職の井口経明氏(64)は「児童クラブ、保育所とも増設や分館といった対応を続けた結果、(問題)解消のメドがついた」と胸を張る。一方、岩沼市議で新顔の大友健氏(60)は子育て支援策として、全小学生と一人親家庭の中学生の医療費を無料にすることなどを公約に掲げる方針だ。
◇
若い世代の増加は通常、地域経済にとってメリットがある。だが近隣の仙台、名取両市にあるショッピングセンターなどに流れ、JR岩沼駅そばの中心商店街にはシャッターを下ろしている空き店舗も多い。市の統計によると、中心市街で買い物をする割合は全体の2割程度に過ぎない。
ある商店主は「商店街には駐車場が少ないので、車を利用する人たちに敬遠される」。中心部に住む女性(74)は「車がないので商店街を使うが閑散としている。街中にもっと店がほしい」と話す。
市は06年3月、中心市街地活性化基本計画をまとめた。だが、国の認定を受けて民間と行政が動き始めた石巻市などと比べると、市民には具体的な動きが見えにくい。まちづくり活動にかかわる女性は「市がもっと引っ張っていってほしい」と注文する。
井口氏は懸案の駅前の整備にメドをつけた実績を強調する一方、「中心市街地活性化の動きは少しスローだったので、スピーディーに見直しや方向付けをしたい」。大友氏は現在の駅前整備は無計画と批判、「現計画の駅広場は使い勝手が悪いことや、拡幅される道路が一方通行でいいかを問いたい」と話している。
1202
:
チバQ
:2010/05/24(月) 12:25:13
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100524t11028.htm
街活性8年ぶり論戦 岩沼市長選スタート
任期満了に伴う宮城県の岩沼市長選が23日告示され、ともに無所属で、4選を目指す現職の井口経明氏(64)と、新人の元市議大友健氏(60)が立候補を届け出た。同市長選は前回無投票で、選挙戦は8年ぶり。政策的に明確な争点は浮かんでいないが、JR岩沼駅前整備や中心市街地の空洞化対策、経済活性化策などが論戦の焦点になるとみられる。
井口氏は午前7時から竹駒神社で必勝祈願した後、市役所に近い同市桜2丁目の事務所前で第一声を上げた。
井口氏は「12年間精いっぱい仕事をさせてもらい、職員の意識を高めて無駄を排除し、大きな効果を生み出した」と行財政改革の成果を強調。「市民の目でさらに行革を進め、子育てや教育、福祉のプランを具体化させたい」と訴えた。
出陣式には支持者のほか、周辺の首長や県議、議会関係者らが顔をそろえた。沼田健一市議会議長は「フジパンなどの工場進出が決まり、雇用面でも力を発揮している。市議団の3分の2が井口市政を支持している」とエールを送った。
大友氏は午前8時からJR岩沼駅前に近い同市中央3丁目の事務所で神事を行った後、事務所前で第一声に臨んだ。
大友氏は「現職の多選の弊害で、市役所の雰囲気が暗く、職員が萎縮(いしゅく)してしまっている」と指摘。「市民と協働の暮らしづくり、にぎわいづくり、市役所の活性化を柱に、具体策を講じていきたい」と公約を述べた。
行動を共にしてきた市議や、周辺市町の議員、親交がある青森県の町長経験者らがマイクを握った。支援する橋本清仁民主党衆院議員(宮城3区)も「優しく誠実な人柄。市民が主役の政治、新しい岩沼を実現してくれると思う」と語った。
2010年05月24日月曜日
1203
:
名無しさん
:2010/05/26(水) 17:49:06
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100524ddlk03010014000c.html
選挙:県議選・釜石選挙区補選 民主県連、小野市議擁立へ /岩手
民主党県連は23日、釜石市内で記者会見を開き、今夏の参院選に絡み、実施が予想される県議会釜石選挙区(定数2)の補欠選挙に、同市議の小野共(きょう)氏(41)を擁立すると発表した。
小野氏は、社会党の元衆院議員で元同市長、信一氏の次男。会社員を経て、07年8月に同市議に初当選した。「県政とのつながりを強め、内陸部との格差解消に役立ちたい」と語った。
同選挙区の補選では、民主党県連は候補2人を擁立する方針。黄川田徹衆院議員は「大槌町から県議を出したい、という町民の声もある」と述べた。自民党県連も候補擁立を探っている。【山口圭一】
毎日新聞 2010年5月24日 地方版
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100525ddlk03010124000c.html
吉田洋治県議:勇退を表明 後継は軽石氏 /岩手
吉田洋治県議(66)=盛岡選挙区=は24日、盛岡市内で開いた後援会会合で、今任期限りで勇退する意向を表明し、支持母体の岩手友愛会会長、軽石義則氏(49)を後継とする意向を表明した。軽石氏は近く記者会見を開くといい、今夏の参院選に絡み実施が想定される盛岡選挙区補選に出馬する公算が大きい。
軽石氏は今後、同会が国政選挙や知事選で支持する民主党と、連携や選挙支援を協議する。民主県連が公認、推薦など支援を決めれば、同選挙区補選で2人目の候補を擁立しない可能性が出てくる。
吉田氏は87年から県議を通算6期を務めた。軽石氏は東北電力入社後、04年から東北電労県本部委員長、岩手友愛会会長に就任。【狩野智彦】
毎日新聞 2010年5月25日 地方版
1204
:
チバQ
:2010/05/26(水) 21:28:51
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20100526-OYT8T00010.htm
自民県連佐藤氏支援へ
知事選 政策協定締結前提に
自民党県連は25日、県庁内で役員会を開き、今秋の知事選をめぐり、立候補予定者と政策協定を結んだ上で支援する方針を決めた。県連は独自候補擁立を見送ることで調整を進めており、協定締結を前提に佐藤知事を支援する方向だ。来月3日に全所属県議を集めて開かれる党議で了承を取った後、知事側と協定内容をめぐる交渉に入りたい考え。ただ、知事側は「『県民党』を掲げており、政党の支援は受けない」(知事周辺)と協定締結には否定的な姿勢。県連と知事側の調整は難航する可能性もある。
役員会終了後、斎藤健治幹事長が記者会見して明らかにした。斎藤幹事長は「政策を検証して、今後4年間しっかり実行できるかどうか(確認する)協定を結ばないといけない。協定がなくて佐藤知事を支援することは間違ってもない」と述べ、政策を見極めた上で判断するという姿勢を強調した。
県連内では、公共事業を盛り込んだ1月補正予算の編成や、2010年度当初予算を9000億円台の「積極型」とするなど、景気対策を理由に佐藤知事を評価する声が強い。昨年末に県連幹部と党執行部が協議し、相乗りする方向で調整が進められていた。06年の前回選挙では、県連は森雅子氏(現在は参院議員)を対抗馬として擁立し、敗れている。
斎藤幹事長は、〈1〉景気・雇用対策の充実〈2〉道路などの社会資本整備の促進〈3〉プルサーマル計画の受け入れを含めた原子力政策の推進――などの重点施策を挙げ、これらを協定に反映させたいと強調。ただ、「政治には妥協もあり得る。1項目食い違うから全部否定するということはない」と、柔軟な姿勢で交渉に臨む方針も見せている。
知事は、6月議会が開会する15日の所信表明で再選に向けて出馬表明する方向で調整中。県連は、自民党として代表質問を行う17日までに協定を結びたいとしている。
一方、前回選挙で知事を支援した民主党県連は、知事側の意向を尊重して協定を結ばない方針だ。
(2010年5月26日 読売新聞)
1205
:
チバQ
:2010/05/27(木) 12:27:24
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001005270002
地域政党いわては民間出身女性
2010年05月27日
地域政党いわては、今夏にある県議補選盛岡選挙区で、民間出身の女性(32)を公認で擁立する方針を固めた。27日に会見して発表する。
女性は盛岡市出身。民間の会社やNPOで働いたほか、青年海外協力隊員として中南米に派遣された経験もある。政治家や秘書などの経験はないという。
同党が選挙で公認候補を立てるのは4月の結党以来初めて。県議補選については「重大な関心を持っている」として、盛岡選挙区では若くて「政党色」の薄い候補者を模索していた。
同選挙区は2人の欠員見込みに対し、盛岡市議の福井誠司氏(51)が無所属で、衆院議員秘書の高橋但馬(たじま)氏(34)が民主党公認での立候補を表明している。自民党県連は県社会教育委員の村里洋子氏(54)を擁立する方向で調整している。
民主党はさらに1人を擁立する方向で調整しており、5人での選挙戦になりそうだ。
1206
:
名無しさん
:2010/05/28(金) 14:55:51
>>1205
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100528-00000070-mailo-l03
選挙:県議選・盛岡選挙区補選 5人出馬へ 参院選と同日の公算大 /岩手
5月28日12時14分配信 毎日新聞
民主党県連と地域政党いわては27日、今夏の実施が想定される県議選盛岡選挙区補選で、公認候補を1人ずつ発表した。民主の公認は2人目。ほかに無所属候補が名乗りを上げ、自民党県連も公認候補を最終調整している。補選は参院選の岩手選挙区に自民党が盛岡選出の高橋雪文県議(39)を擁立し、欠員2となるためで、5人による争いが濃厚になってきた。また、高橋氏は5月末に辞職する意向を示しており、公選法の規定に基づき、参院選との同日選挙になる公算が大きい。
民主は2人目の候補として、旧民社系労組でつくる政治団体「岩手友愛会」会長、軽石義則氏(49)を立てる。軽石氏は「雇用確保を重点に安心・安全・安定した社会をつくる」と語る。県連は近く正式に公認を決める。
4月の結成後、初の公認を決めた地域政党いわては元NPO法人いわて翼の会職員、吉田敬子氏(32)を擁立。吉田氏は県男女共同参画センターでの経験も踏まえ「女性が働く環境の整備に力を入れたい」と述べた。
自民は、県社会教育委員の村里洋子氏(54)の擁立を近く正式に決める見通し。村里氏はスキー選手として活躍した。ほかに、盛岡市議の福井誠司氏(51)が無所属、衆院議員秘書の高橋但馬氏(34)が民主公認で出馬表明している。【狩野智彦】
5月28日朝刊
1207
:
チバQ
:2010/05/28(金) 21:47:57
>>1190
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/miyagi/100528/myg1005280313000-n1.htm
みんなの党が気仙沼支部 宮城
2010.5.28 03:12
みんなの党は、宮城県気仙沼市に支部を設置することを決めた。支部長には、4月の気仙沼市長選に出馬した元NPO法人理事長の境恒春氏(31)が就任する。同党の県内での拠点は、仙台市の第1支部(菊地文博支部長)に次いで2つ目となる。
境氏は、4月25日に行われた気仙沼市長選に民主党とみんなの党から推薦を受けて新人候補として立候補したが落選。境氏によると、市長選後に同党の渡辺喜美代表から説得され、自身の政策理念にも近いことから、支部立ち上げを受けたという。
同党は宮城県を重点地区と位置づけ、26日には江田憲司幹事長が来仙し街頭演説を行うなど、党勢拡大をはかっており、県内の拠点整備も急いでいる。
1208
:
チバQ
:2010/05/30(日) 17:44:42
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/05/11648.html
ニュース2010/5/29 土曜日
立候補者説明会に出席「ゼロ」/大鰐町長選
任期満了に伴う大鰐町長選(6月22日告示、同27日投開票)の立候補予定者説明会が28日、町役場で開かれたが、出席者ゼロで中止になる前代未聞の珍事が起きた。出馬を表明している現職の二川原和男氏(68)と元町議の会社役員山田年伸氏(58)は、ともに「期日を知らなかった」と説明。両陣営とも説明会終了後に資料を持ち帰ったという。
町選挙管理委員会と黒石警察署、大鰐郵便局がそれぞれ選挙運動に関する注意事項などを説明する予定だったが、定刻になっても誰も現れず、10分待って中止した。
その直後に会場に現れた山田氏は「分からなかった。後援会長から誰も出ていないと電話があり、急いで来た」と説明。二川原氏は取材に対し「日程を知らなかったし、後援会から誰かが出席すると思っていた」とした。
町選管は選挙に関する日程を広報、回覧で周知しており、「前回から変わった点もあり、きちんと説明したかったのだが」と困惑気味。藤田紀雄委員長は「今までにないことで残念。立候補するなら回覧などを注意して見るはずだし、良識ある対応をしてほしい」と苦言を呈した。
1209
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:14:49
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/05/20100531t11017.htm
教育・福祉の実績信任 岩沼市長に井口氏4選、新人急追かわす
4選が決まり、支持者と握手して喜び合う井口経明さん=30日午後10時40分、岩沼市桜2丁目の事務所
現職と新人の一騎打ちとなった岩沼市長選で、有権者は経験豊富な井口経明さん(64)をリーダーに選んだ。相手の新人候補が多選批判を展開し、厳しい戦いを強いられたが、教育や福祉を中心とした3期12年の実績を強調し勝利した。8年ぶりの選挙戦を制した事務所は30日夜、4期目の船出を祝い、沸き返った。
午後10時40分すぎ、同市桜2丁目の事務所に当選の報が入ると、集まった大勢の支持者は「よし、決まった」と一斉に歓声を上げた。
支持者の前に、妻綾子さん(55)と姿を見せた井口さんは「大変厳しい戦いだったが、皆さんに支えていただいた。『健幸都市』を地道に具現化する。正しい批判にはしっかり耳を傾け、反省し、まちづくりを進めたい」と語った。
現職首長で4期目に入るのは県内13市ではただ一人。周辺自治体をまとめる「県南サミット」会長でもある。事務所には近隣首長も駆け付け、ベテラン市長の4選を祝った。
手堅い行政手腕で知られ、選挙態勢は盤石とみられていた井口さん。しかし今回、新人の急速な追い上げに遭った。村井嘉浩知事が選挙戦前後に2度、応援に入るなど支持固めに躍起になった。それだけに陣営の喜びはひとしおで、支持者らは夜遅くまで勝利の味をかみしめた。
◎多選の重み胸に市政かじ取りを
【解説】岩沼市長選は、現職の井口経明氏が新人の大友健氏の猛追を振り切り、今後4年間のかじ取り役を担うことになった。福祉や教育面などの3期12年の実績と、安定した行政手腕が市民に認められた結果といえる。
井口氏は「岩沼の将来にしっかりとした道筋をつける」と主張した。高齢化社会への対応や子育て・教育環境の充実などの政策を語り、幅広い層の支持を得た。
ただ、選挙戦は盤石とはいえなかった。大友氏から「現職は前回の無投票の後、市民や議会の声を聞かなくなった。市職員も現職の独善的な姿勢に萎縮(いしゅく)している」と厳しい多選批判を浴びた。
選挙期間中、街では市民から「最近市長の姿を見かけない。本当に私たちのことを考えてくれているのだろうか」という不満の声が漏れた。
井口氏は「選挙のたびに政策をお話しし、市民の厳しい審判を受けてきた」と反論する。しかし、今回の選挙で大友氏が獲得した票の中には、現職への批判票が数多く含まれているといっていい。井口氏は票の重みを真摯(しんし)に受け止める必要がある。
今回は、政策的な争点が最後まで浮かばなかった。大友氏が現職の壁を崩せなかった一因は、政策論争で明確な対立軸を打ち出せなかったことにある。投票のあった前々回より低い投票率がその証左だ。
県内の市長で4選はただ一人。井口氏が市政運営にどのような姿勢で臨むのか、市民はじっと見つめている。(岩沼支局・小島直広)
<岩沼市長選開票結果(選管最終)>
当 9,715 井口経明 無現(4)
7,949 大友健 無新
2010年05月31日月曜日
1210
:
チバQ
:2010/05/31(月) 21:16:47
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100531ddlk04010172000c.html
選挙:岩沼市長選 井口氏が4選 大友氏、知名度不足響く /宮城
任期満了に伴う岩沼市長選は30日投開票され、現職の井口経明氏(64)が、新人で前市議の大友健氏(60)を破り4選を果たした。
当選の一報が伝わると、井口氏は事務所に詰め掛けた支援者らと握手を交わし、万歳三唱。「大変厳しい戦いだったが、12年間の実績が評価された。市民目線で無駄を省く行財政改革に取り組み、『健幸(けんこう)先進都市』を築いていく」と抱負を述べた。
「2010年代の道筋を付けたい」と選挙戦に臨んだ井口氏は、東北随一の健全財政の実現や大手パン工場の誘致など、3期12年の実績をアピール。建設業界や農協、市職員労組などから支援を受け、幅広い層で支持を獲得した。
政策面では「健康で長生きして、幸せが実感できる街づくり」をテーマに、JR岩沼駅前の整備や中心市街地の活性化、教育・福祉・子育て支援の充実などを公約に掲げ、浮動票の取り込みにも成功した。
大友氏は「多選による行政のマンネリ化阻止」を訴え、市議5人と連携した草の根選挙活動を展開。市民参加型の事業仕分けなど、大胆な市役所改革の必要性を主張したが、最後まで知名度不足が響いた。
投票率は51・43%。当日有権者数は3万4681人。【鈴木一也、比嘉洋】
==============
◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9715 井口経明 64 無現
7949 大友健 60 無新
==============
◇岩沼市長略歴
井口経明(いぐち・つねあき) 64 無現(4)
市長[歴]市議・市議長▽市社会福祉協議会長▽全国社協地域福祉推進委副委員長▽宮城教育大
1211
:
チバQ
:2010/06/02(水) 22:06:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100601-OYT8T01173.htm
現職平山氏と新人櫛引氏の自民分裂選挙へ
五所川原市長選 6日の告示迫る
五所川原市長選が6日に告示される。これまでに出馬表明したのは、再選を目指す現職の平山誠敏(69)(自民、公明推薦)、自民党を離党した県議で新人の櫛引ユキ子(56)の2氏。前回市長選で自民党の県議から市長に転身した平山氏と、その後継に就いた櫛引氏が真っ向から相まみえる自民分裂選挙となる見込みだ。「1期4年の実績」を強調する現職に対し、「県内初の女性首長を」と訴える新人。もともと支持基盤の重なる2氏がそれぞれ独自色を打ち出して前哨戦を繰り広げる展開に、間近に迫った参院選にしこりが残らないか懸念も広がる。(谷川広二郎、沼尻知子)
■「びっくりした」
「正直言ってびっくりした」。平山氏は選挙向けの公約を説明した5月24日の記者会見で、櫛引氏の出馬表明に動揺を隠せない様子だった。陣営はその2か月前まで、今回の選挙は無投票とみていた。そこに飛び込んできた櫛引氏擁立の動き。市長に転身して以降、後継県議として連携してきた櫛引氏は声に推され反旗を翻し、4月に出馬を正式表明した。
櫛引氏を擁立した市議会の自民党系の第2会派「誠風会」(8人)は、前回市長選で平山氏を支援した。しかし、市長派の第1会派「自民クラブ」(10人)に主導権を握られ、これに反発しての擁立劇だった。櫛引氏は前回の県議選で、五所川市選挙区でトップ当選。平山氏陣営の危機感はひときわ強い。
■説得工作が不調
「非常に残念だ」。自民党の大島幹事長は5月21日の党県連役員会後、櫛引氏の説得工作が不調に終わったことを明かし、参院選への影響を懸念した。「ついこの間まで仲間としてやってきた。影響は少なくない」
県連はこの日、申請のあった平山氏の推薦を決めた。市議会の自民党系会派「誠風会」のほか、「自民クラブ」を離脱した一部市議も櫛引氏を支援する分裂選挙。しかし県連は、これら市議に懲罰しない方針だ。「ここで亀裂を決定的にしてしまえば、参院選が戦えなくなる」。自民党関係者は苦虫をかみつぶす。
一方の櫛引氏は「幅広い支援を得たい」と、あえて政党の推薦を求めず、「市民党」を掲げる。そんな中で、民主党の一部県議らは櫛引氏を支援。「櫛引氏が当選すれば、恩義を感じた人が参院選で民主党に入れてくれるはず」。民主党の関係者は思惑を語る。
■独自色出す
もともと同士だった2氏だけに、ともに独自色を打ち出すのに躍起だ。
平山氏は、1期4年で進めた財政再建などの実績を掲げ、行財政改革の継続を訴える。2期目の公約に妊婦健診の完全無料化をあげ、女性票の取り込みも意識する。
対する櫛引氏は、「県内初の女性首長」を前面に打ち出し、平山氏の進めた行財政改革を「削りすぎ」と批判。各種団体の補助金復活や、農林水産予算・教育予算の拡充を訴えている。
投開票は13日。6日に1週間の舌戦の火ぶたが切られる。
(2010年6月2日 読売新聞)
1212
:
チバQ
:2010/06/04(金) 22:34:13
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001006040002
知事選めぐり動き活発化
2010年06月04日
自民党県連は3日、今秋の知事選に立候補が見込まれる現職の佐藤雄平氏に対し、政策協定を結ぶことを前提に支援する方針を決めた。一方、佐藤氏の有力な支持基盤の連合福島の影山道幸会長は同日、「相乗り選挙はしたくない」と自民党の動きを牽制(けんせい)。知事選に向け、駆け引きが活発になってきた。(村上晃一、中川透)
●自民県連「協定結び支援」/連合福島「相乗りはいや」
自民党県連は福島市内で、党県議らによる党議を開催。斎藤健治幹事長が終了後、記者団に「知事の4年間の実績とこれから掲げる政策を踏まえ、自民党の考え方をしっかり示す」と述べた。党県連として求める政策について、佐藤氏と協定を結んだうえで、推薦か支持をする考えだ。
佐藤氏が立候補を表明するとみられる6月県議会初日の15日までに結べるよう、知事側と交渉に入りたい考え。斎藤氏は「政策協定をせずに佐藤氏を支援することはない」とも述べた。党の議員OBや支持団体に、「政策協定を結んで支援の態勢を作ってほしい」との声があるという。
佐藤氏は前回の2006年の知事選で、民主、社民両党の推薦で当選した。対する自民は、現参院議員の森雅子氏を擁立して対決。佐藤氏は現在、特定政党に偏らない「県民党」のスタンス。このため民主、社民両党は協定を結ばずに同氏を支援する方針だ。
まだ立候補も表明しない佐藤氏と政策協定を結ぶ意向の自民党に対し、民主党内には不快感を示す声がある。ある県議は「なぜ(立候補を)表明もしていないうちから政策協定となるのか。結べば表明したことになる」と話す。実際に協定が結ばれるかは、不透明な状況だ。協定が結ばれないならば、自民党は15日までに独自候補を擁立するかどうかを考えることになる。
前回の知事選で民主党などとともに佐藤氏を支えた連合福島。影山会長は3日に開かれた執行委員会で、自民党との相乗り選挙は好ましくないとの考えを表明。「県民党の立場で(佐藤氏を)担ぎ出した4年前の経緯がある。その点が最も大切だ」と述べた。
連合福島は来週、民主党県連、社民党県連合、県議会会派の県民連合とともに自民党県連への対応など知事選への取り組みを話し合う予定だ。
1213
:
チバQ
:2010/06/08(火) 21:37:53
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100608ddlk03010112000c.html
選挙:県議選・釜石選挙区補選 上野氏が出馬断念 体調不良を理由に /岩手
今夏にも予想される県議選釜石選挙区補欠選挙で、自民党公認で立候補する意思を固めた大槌町の元会社員、上野拓也氏(33)は7日、毎日新聞の取材に対し、体調不良を理由に出馬を断念する意向を明らかにした。
上野氏によると、出馬の意思を固めた直後に体調を崩し、5日に医師の診察を経て「立候補は精神的に無理」と判断したという。
上野氏の擁立に動いた自民党釜石市支部関係者らは「相当なプレッシャーを与えたようだ。本人の今後のことも考え、意思を尊重したい」として出馬辞退を受け入れる方針。上野氏に代わる候補者の擁立を急ぐことになった。【鬼山親芳】
1214
:
チバQ
:2010/06/08(火) 22:17:10
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001006080002
五所川原市長選に2氏 保守同士一騎打ちに
2010年06月08日
櫛引ユキ子氏
平山誠敏氏
五所川原市長選が6日告示され、新顔で自民党を離党した前県議の櫛引ユキ子氏と、再選を目指す平山誠敏氏=自民、公明推薦=の無所属の2人が立候補した。財政再建のあり方などをめぐり、激しい保守対決が予想される。7日から市内3カ所で期日前投票も始まった。投票は13日で、即日開票される。
櫛引氏は同市一ツ谷の選挙事務所で出陣式。地元市議12人のほか、民主党の今博県議らが応援に駆けつけた。今氏は支持者らを前に「いよいよ幸せを勝ち取る大きなチャンスがきた」と呼びかけた。櫛引氏は商業施設の駐車場で第一声をあげた後、各所で街頭演説に立ち、支持を訴えた。
平山氏は同市鎌谷町の事務所近くで第一声。地元市議15人や自民県議らが支援しており、市議は「国の事業仕分けどころではない行財政のカットを実現してきた」「1期目で見事に財政を黒字化させた」などと実績をPR。第一声の後、平山氏は選挙カーに乗り込み、市内を回った。
13日は市内38カ所に投票所が設けられる。期日前投票は12日まで市役所など3カ所で。5日現在の選挙人名簿登録者数は5万678人。
■候補者の第一声■
《櫛引ユキ子氏》
女性パワーを最大限に生かしてトップセールスに励み、市民に開かれた市政を行う。
市民の命を守る中核病院は必要。しかし、情報を市民に公開してみなさんの判断をいただき、財政的に五所川原に見合った医療施設を建設することが大事だ。一緒に検証したい。
二つ目は、農商工連携によって農家が苦労して作った地元の農産物を加工することで雇用の場を増やす。地元の消費だけでなく、学校給食への導入や県外への売り出しで、その販路を拡大する。
三つ目は高齢者や女性、子どものために働く。教育予算が削られ、紙1枚買うのに苦労している。素晴らしい人材を出せるよう子どもたちを育てることが大事だ。
中心市街地の再生計画はみなさんと考え、買い物難民が出ないようにしたい。合併では地域に大きな格差ができている。全国から注目される市に生まれ変わるために努力したい。
《平山誠敏氏》
何よりも、財政健全化が必要との思いでやってきた。いくら立派なマニフェストを作っても、財源がなければ何もできない。北海道夕張市のように財政破綻(は・たん)させてはならない。
3年前に事業仕分けもし、2008年度決算で5億円の黒字を計上できた。行財政改革もようやく軌道に乗ってきた。これから市民の福利厚生のための予算もつけられる。
喫緊の課題は、市民の安心と安全を守る新病院だ。最大の懸案だった予算についても、(市の財政負担を少なくする)国からの交付税措置もある。地域の自治体の財政状況でも十分にやっていけると自信を持っている。
12月には東北新幹線が青森まで来る。これからは観光による地域振興と雇用確保も重要だ。そして加工産業の育成、誘致を通して地域の産業基盤をしっかりさせる。これからの4年間、市民とともに活力のある住みよい豊かな町を築いていきたい。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100608-OYT8T00009.htm
五所川原市長選
自民分裂 現新一騎打ち市議会ほぼ二分の激戦
五所川原市長選が6日に告示され、いずれも無所属で、新人の元県議・櫛引ユキ子氏(56)と、現職の平山誠敏氏(69)(自民、公明推薦)の2人が立候補を届け出た。県内初の女性市長を目指す新人と、1期4年の実績を強調する現職が、激しい一騎打ちを繰り広げている。投票は13日、即日開票される。
櫛引氏は6日午前8時、同市一ッ谷の選挙事務所で出陣式。午前9時過ぎから同市唐笠柳のスーパー前で第一声に臨み、「新しい五所川原市にしたい。街の再生、全国から注目される街に生まれ変わらせる努力をしたい」と刷新を訴えた。自民系の市議や民主党の県議らも応援に駆けつけた。この日は市内4か所で街頭遊説をこなした。
平山氏は同日午前9時、同市鎌谷町の選挙事務所近くの書店前で第一声。行財政改革など1期4年の実績を強調し、「財源がなければ何も実現しない。夕張市のように財政破綻(はたん)は絶対にしてはならない」と声を張り上げた。市内5か所で街頭遊説に臨み、同市唐笠柳のエルムの街には自民党や公明党の県議や市議らも集まった。
櫛引氏は立候補により県議を自動失職。自民党の県議出身の両氏による自民分裂選挙は、市議会もほぼ二分する激戦が予想される。
5日現在の選挙人名簿登録者数は5万678人。
(2010年6月8日 読売新聞)
1215
:
チバQ
:2010/06/10(木) 21:20:31
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100610t11022.htm
仙台市議会定数削減案 採決方法で揺れる議員
8日開会した仙台市議会(定数60、欠員3)6月定例会で、焦点の議員定数を55に削減する条例改正案の審議をめぐり、採決方法に注目が集まっている。削減を訴える21議員は、個々の賛否が明確になる記名投票か起立採決での議決を訴え、共産党市議団も同調する構え。採決論議の行方は、削減案への対応を決めかねている議員の判断にも影響しそうだ。(報道部・門田一徳)
各会派の定数削減案に対する主張は表の通り。採決は、早ければ18日の一般質問終了後に行い、採決方法は同日の市議会で協議する。
現時点で有力なのは投票による採決。投票には「記名」と「無記名」があり、どちらを採用するかは、議会での協議か議員の投票で決める。
記名投票を求める削減派は、現段階で過半数(29人)を満たしていない。しかし、共産党市議団(6人)が記名投票に賛成する方針を示しており、過半数まで「あと2」に迫る計算になる。
記名投票の狙いは、「改革推進」の立場を明確に市民に示すこと。議案への対応を決めかねている議員は「記名投票で反対すればマイナスイメージが強くなる」と、2011年4月の選挙への影響を気にかける。削減案を提出した改革フォーラムの田村稔会長は「悩んでいる議員が賛同できるよう努力したい」と強調する。
共産党市議団は、「民意を反映しづらくなる」と削減案には反対を表明しているが、「開かれた議会」を目指す立場から無記名投票には否定的だ。花木則彰幹事長は「(削減慎重派に)圧力をかけようとしているのは分かるが、(記名投票を)やめるべきだと言う気は全くない」と話す。
一方、削減案への態度を明確にしていない最大会派新しい翼と民主クラブ仙台は、採決方法の議論に神経をとがらせる。
新しい翼の柿沼敏万会長は「削減案を審議している段階で、採決方法にまで言及するのは甚だせんえつだ」と不快感を示す。民主クラブ仙台の木村勝好代表も「いろいろな思惑があるようだが、(定数削減の)本来的な議論からずれている」と批判的だ。
市議会が01年、定数を64から4減した時は起立採決だった。記名投票を会議規則に明記したのは02年。実現すれば「市議会史上初めて」(議会事務局)になる。
定数削減案は青葉区を2減、宮城野、若林、太白の3区をそれぞれ1減する内容。実施は11年4月の改選から。改革フォーラム、公明党市議団、改革民主の3会派と無所属の2議員が提案した。
2010年06月10日木曜日
1216
:
チバQ
:2010/06/12(土) 09:55:38
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100612t61015.htm
佐藤福島知事、15日にも再選出馬表明 各党の思惑交錯
佐藤知事(右)に文書を提出する自民党県議ら=福島県庁
任期満了(11月11日)に伴う今秋の福島県知事選で、政党と距離を置く「県民党」を掲げる現職の佐藤雄平知事(62)に、その政党が働き掛けを強めている。前回2006年の知事選で対立候補を擁立して敗れた自民党県連は、推薦を望んで政策協定などを要請。前回、佐藤知事を推薦し、今回も支援する民主、社民の両党県連は、自民党と接近しないよう知事をけん制する。佐藤知事は15日にも再選を目指し立候補を表明するとみられるが、各党の思惑が交錯する複雑な「相乗り」の構図になりつつある。
<「ずれ」浮き彫り>
11日、自民県連の斎藤健治幹事長ら県議6人が知事室を訪ねた。財政対策の強化や地域医療の充実など20項目を盛り込んだ文書を佐藤知事に手渡し、選挙で支援する方針を伝えた。
文書に「政策協定」などの言葉や署名欄はなかったが、知事室を出た斎藤幹事長は「政策協定を結んだものと理解してほしい」と強調。佐藤知事は「県民党ということを理解していただき、要請として受け止めている」と述べ、両者の認識のずれが浮き彫りになった。
自民党県議らが佐藤知事との「政策協定」に執着する背景には、参院選や来春の県議選への危機感がある。昨年の衆院選で県内の5小選挙区で民主党に全敗を喫した。党勢回復のために「県政与党」の立場をアピールしたいとの思惑が見え隠れする。
<「県民党」を尊重>
前回、民主党参院議員だった佐藤知事を当選させた民主、社民両党県連は7日、知事が掲げる「県民党」を尊重し、今回は推薦の形を取らずに支援することを決めた。
両党県連は本年度スタートした県の長期総合計画を挙げ、「政策協定より具体性がある。さらに政策協定を結び、知事の負担を増やすことは『与党』がやることではない」と説明する。
ただ、支援の前提条件がある。佐藤知事がいずれの政党の推薦も受けず、政策協定も交わさないことだ。7日に知事に支援の方針を伝えた際も、「県民党ということを理解しながら対応する」と念を押した。関係者は「自民党などから推薦を受けたりするな、ということだ」と解説する。
知事選で対立候補を擁立する方針の共産党県委員会の久保田仁委員長は、政策協定すら結ばずに支援する各党の姿勢に首をかしげ、「県政を点検し、その結果を政策協定などの形で県民に示すことが政党の責任だ」と批判する。
佐藤知事はどの政党からも推薦などを受けず、「純粋県民党」として立候補を目指すことが確実。一方で、民主、自民などの各党がそれぞれ知事との距離の近さをアピールする。県民にとって分かりにくい選挙になりそうだ。
2010年06月12日土曜日
1217
:
チバQ
:2010/06/14(月) 22:42:25
>>1211
>>1214
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100614-OYT8T00068.htm
五所川原市長 平山氏再選
自民分裂戦 組織力勝る
再選を果たし支持者と万歳をする平山誠敏氏(13日午後10時37分、五所川原市鎌谷町の事務所で)=三上津与美撮影 五所川原市長選は13日に投開票が行われ、無所属で現職の平山誠敏氏(69)(自民、公明推薦)が、無所属新人の元県議・櫛引ユキ子氏(57)を破り、再選を果たした。自民分裂となった激戦は、実績と継続の必要性を訴えた平山氏が組織力で勝り、政党の推薦を受けずに草の根運動を展開した櫛引氏を退けた。当日有権者数は4万9928人。投票率は77・35%で、前回の69・43%を上回った。
五所川原市鎌谷町の平山氏の事務所は当選が確実になると、詰めかけた支持者の歓声で包まれた。平山氏は「市民が将来を考えてくれた。市政発展のため、合併した3市町村の一体感を出すため、仕事をしたい」と抱負を語った。
選挙戦は、平山氏が昨年12月にいち早く出馬表明し、無投票当選との見方が広がった。しかし、一部の自民党系の市議が櫛引氏を担ぎ出し、ともに自民党の元県議だった両氏がたもとを分かつ分裂選挙となった。
平山氏は、市長に就任した4年前に赤字だった市財政を行財政改革で黒字に転換した実績を強調。また争点となった病院再編については、中心となる中核病院の医師を確保し、計画通り2013年度に開院すると公約に掲げた。
選挙序盤は、「県内初の女性首長を」と勢いづいた櫛引氏を追いかける戦いとなったが、その後、推薦を受けた自民や公明、市長派の15人の市議、後援会が組織固めをてこ入れし、優位に選挙戦を進めた。
一方の櫛引氏は、中核病院の計画が適切かどうか検証するとし、「発展的な見直し」を公約に掲げた。12人の市議団や民主党の県議らの支持も受け、女性の支持者を動員する選挙戦に徹したが、平山氏と同じ自民出身であることで、訴えも明確な対立軸が示せず、組織力の差も響いた。
(2010年6月14日 読売新聞)
1218
:
チバQ
:2010/06/14(月) 22:49:08
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/06/11877.html
2010/6/14 月曜日
現職平山氏が再選 櫛引氏に1301票差/五所川原市長選
任期満了に伴う五所川原市長選は13日投票が行われ、即日開票の結果、組織で勝る現職の平山誠敏氏(69)=自民、公明党推薦=が1万9817票を獲得、追いすがる前県議で新人の櫛引ユキ子氏(57)をわずか1301票の差でかわして再選を果たした。平山氏は1期4年の財政健全化への取り組みを強調、つがる西北五広域連合中核病院(仮称)の計画を着実に進めることなどを挙げ、「県内初の女性市長」を目指し市政刷新を訴えた櫛引氏との一騎打ちを制した。激戦を反映し投票率は77.35%で、前回(2006年7月)の69.43%を7.92ポイント上回った。
投票は市内38カ所で午前7時から午後8時まで行われ、午後9時25分から五所川原市民体育館で開票が行われた。
今回の市長選は保守系2人による市政の継続か刷新かが大きな焦点となった。市議会も与党会派が割れ、平山氏支持は15人、櫛引氏支援は12人となった。
平山氏は06年度の赤字財政を07年度には黒字転換させた経営手腕を前面にアピール。今後、財政健全化路線を堅持しつつ「未来の子供たちのために!」と、学童保育未設置地区解消や子宮頸(けい)がん予防ワクチンの無料接種、五所川原ブランドの販路開拓チーム結成など7分野で29の公約をまとめた。
昨年12月の平山氏の出馬決断後、陣営では「無投票では」という気の緩みもあり、櫛引氏の出馬に浮き足立った。だが、後援会青年部を中心に持ち前の組織力を発揮し、対立候補を意識して結成された女性会もミニ集会などで精力的に活動。自民党と公明党の支援も受けた組織票にとどまらず、幅広く票を取り込んだ。
櫛引氏は「今こそ市政に新しい風を」をスローガンに、つがる西北五広域連合中核病院(仮称)計画見直しなど三つを重点政策に4項目で19の約束を挙げ、「県内初の女性市長」を合言葉に市政刷新を訴えた。
現場に足を運び対話を重視しながら運動を展開。合併後の格差に不満を持つ金木や市浦地区、女性を中心に党派にこだわらない「市民党」で多くの支援者を得た。
しかし、争点の一つ中核病院建設見直しでは具体的な見直し内容や見通しを示せず、市の厳しい財政を知る市民の「現状維持」の壁を打ち崩せなかった。
当選 19,817 平山 誠敏(69)無・現
18,516 櫛引ユキ子(57)無・新
▽有権者数49,928
▽投票者数38,617
▽投票率77.35%
▽有効票38,333
▽無効票260
▽不受理0
▽持ち帰り24
(市選管確定、敬称略)
【写真説明】再選を決め、支持者の祝福に応える平山氏と妻の美保子さん(13日午後10時40分)
1219
:
チバQ
:2010/06/23(水) 22:51:48
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6803
>栗原市内で開かれた市川一朗氏(73)を囲む会。あいさつに立った栗原市の佐藤勇市長は「首長なので他の候補者のマイクも持つが、心は市川さん」と力を込めた。
>民主党現職の桜井充氏(54)の支援を公言するのは岩沼市の井口経明市長。
>仙台市の奥山恵美子市長は「桜井さんのパーティーは出席したが、事務所開きの案内は断るし、公示後もマイクは握らない」。石巻市の亀山紘市長は「自民にも民主にも世話になっているので、要請があれば出席する」という立場だ。
1220
:
チバQ
:2010/06/23(水) 22:58:28
>>759
>>1086
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1202752370/6589
選挙:参院選 土田・東根市長、民主・梅津氏を支持「市の発展にパイプ必要」 /山形
東根市の土田正剛市長は毎日新聞の取材に、参院選山形選挙区(改選数1)で民主新人の梅津庸成氏(43)を支持すると明らかにした。土田市長は自民県連元幹事長で、93年の知事選には自民推薦で立候補した。しかし、昨年8月の衆院選では一転して民主の近藤洋介衆院議員を支援した。
梅津氏を支持する理由について土田市長は「民主党が政権与党になった今、市の発展のためには国との強固なパイプが必要。市長として市民に責任を果たさなければならない」と説明した。土田市長は衆院選で近藤氏を支持した時は「民主を応援するのではなく、あくまで個人への支援」としていた。また、梅津氏が山形東高、慶大の後輩に当たることも支持する理由に挙げた。19日に同市で開く自身の後援会の会合に梅津氏を招き支持者に紹介する予定。
土田市長は梅津氏が参院選への立候補を表明した翌3月10日に近藤氏と梅津氏から支援の要請を受け、先月までに支持を決めていた。【林奈緒美、浅妻博之】
1221
:
チバQ
:2010/06/25(金) 00:28:49
>>1037
>>1048
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001006240002
南相馬市長への問責決議を可決
2010年06月24日
●「公約方向性示さず」
南相馬市議会(定数26、欠員1)は23日の本会議で、桜井勝延市長に対し、「市長就任から5カ月が経過するのに公約実現の方向性が示されない」などを理由に問責決議案が提案され、賛成16、反対8で可決した。決議に法的拘束力はないが、11月に予定される市議選を前に、反桜井市政の市議が多数派であることを示した格好となった。
決議案は市長野党会派議員が提出。「4年間での市債100億円削減などは実現不可能で、公約自体に財源的な裏付けがないことが露呈」「全会一致で昨年議決した(工業団地造成の)工業基盤基本計画策定事業は事業仕分けの結果、市長判断で廃止され、3200万円の調査費が無駄になった」などとしている。
桜井市長は議会後、報道陣の取材に「公約は市長給料50%減額などすでに実行。工業団地の件は企業の動向を各方面に照会した上で庁内で決めたもので独断ではない」と述べた。
1222
:
チバQ
:2010/06/25(金) 00:30:12
>>1215
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/06/20100624t11013.htm
仙台市議会、定数5減 来春改選から適用
仙台市議会6月定例会は23日、本会議を開き、議員定数を現行の60から55に削減する条例改正案を賛成多数で可決した。採決結果は賛成31、反対24、無効1。来年4月の市議選から適用する。市議会は現在、欠員3。議長を除く56人が無記名投票した。
各区の削減数は、議員1人当たりの人口を基に算出。青葉区(定数17)は2減、宮城野区(11)、若林区(8)、太白区(13)はそれぞれ1減。泉区(11)は現状維持とした。
削減案は改革フォーラム(9人)、公明党市議団(8人)、改革民主(2人)、無所属の2議員の計21人が共同提案。市議会の行財政改革などを理由に挙げた。
採決は、記名、無記名の投票方法を決める投票をそれぞれ行った結果、無記名に決定。最大会派新しい翼(14人)と民主クラブ仙台(9人)は自主投票、共産党市議団(6人)と社民党市議団(6人)は反対を表明し、採決に臨んだ。
定数削減は今年2月、野田譲議長が議会改革の最優先課題として各会派に提案。各会派の代表者会議で計11回の協議を重ねたが合意に至らなかった。今回、削減を求める議員が議員提案の形で条例改正案を提出した。
採決結果について、野田議長は「議論が足りないとの意見もあるが、市民が望んでいる方向で結論が出た」と述べた。
仙台市議会の定数削減案の可決は、2001年に法定数上限の64から4減して以来。
2010年06月24日木曜日
1227
:
とはずがたり
:2010/06/26(土) 06:06:07
名前未だぁ〜
2010参院選
自民県議12人が市川氏支援の会
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000591006230002
2010年06月23日
参院選の公示を控えた22日、自民党の県議12人が「市川一朗を支援する県議の会」を正式に発足させた。同会によると、12人の参加が確定し、今後の見込みも含めると同党の県議全38人の過半数に達するという。これで自民県連は分裂選挙になることが決定。選挙戦の展開次第では、自民支持の票が市川氏に大きく流れる可能性が出てきた。
会の代表世話人には菊地浩氏、顧問に渡辺和喜氏、事務局長に佐藤光樹氏の県議3人が就くことが決定。渡辺氏によると、参加見込みの県議も入れると「(38人の)過半数に達した」という。
渡辺氏は「県内のポスターはりやはがきの郵送、演説会など県内全域で手配できるメドがつき、当初の目的は達成できた」。菊地氏は「県連には会発足の話をして最終的に了承も得た。支持者からはこれで応援しやすくなったという激励もいただく。お互いに切磋琢磨(せっさたくま)して、自民党への票を集めたい」と話している。
だが菊地氏が話すように、自民県連内部で円満に「解決」したとは、言い難い。
会発足の背景には、県連が1議席確保を優先、公募で選んだ熊谷大氏1人の支援を決めたことがあるからだ。
実際、同会はこの日、2回目の会合を開く予定だったが、「泥仕合になるのを避けたい」と見送り。また、「県連執行部から圧力をかけられる可能性がある」として、今後参加が見込まれる県議の氏名も明らかにしなかった。(上田学)
1228
:
チバQ
:2010/06/28(月) 22:06:15
>>1208
>立候補者説明会に出席「ゼロ」/大鰐町長選
かと思ったら
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100627223823.asp
大鰐町長選、同数抽選で山田氏
任期満了に伴う大鰐町長選は27日、投票が行われ、即日開票の結果、新人で元町議の山田年伸氏(58)と、3選を目指した現職の二川原和男氏(68)=ともに無所属=の得票数が、ともに3524票と同数になった。町選挙管理委員会は公職選挙法の規定に基づき、くじ引きを行い、その結果、山田氏の初当選が決まった。投票率は71.57%で、前回の74.39%を2.82ポイント下回った。
当選 3,524 山田年伸 (58) 無新
3,524 二川原和男 (68) 無現
▽有権者数 9,941
▽投票者数 7,115
▽有効投票 7,048
▽無効 67
▽投票率 71.57%
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100628132415.asp
二川原陣営、異議申し出へ
大鰐町長選挙から一夜明けた28日、抽選の結果敗れた現職の二川原和男氏陣営は会合を開き、町選挙管理委員会へ、一両日中にも異議申し出することを決めた。
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