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東北 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1029とはずがたり:2010/01/09(土) 15:33:30

2009年12月28日(月) 東奥日報 ニュース
■山内崇氏見送り、知事選視野との見方/津島恭氏
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20091228102441.asp

 津島恭一民主党県第4区総支部長は27日、同党の山内崇県議が次期参院選本県選挙区出馬に名乗りを上げなかった背景について「別の(選挙への)意思をお持ちだと感じた」と述べ、山内氏が2011年知事選などへの出馬を想定しているとの見方を示した。

 一方、山内県議は取材に対し「ここで参院選に手を挙げなければ、やはり知事選かと思われるのは仕方ないが、選挙なら何でも手を挙げるわけではない。知事選への対応も、あくまでその時々の状況による」と語り、知事選への意欲をにじませながらも、参院選見送りが知事選出馬に直結するわけではないと強調した。

1030建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/01/10(日) 02:47:55
ショック!!!!!!!!!!!!!!
________
美しすぎる藤川市議「恋人います」
http://news.livedoor.com/article/detail/4540390/
2010年01月09日09時38分 / 提供:デイリースポーツ

 “美しすぎる市議”こと青森県八戸市議会議員の藤川優里氏(29)がフジテレビ系「さんまのまんま」(10日、後1・00)
でバラエティー番組に初出演し、恋人の存在を打ち明けた。ホスト役の明石家さんま(54)から
「もう少し女っぽくならんと、恋人できないよ」
と毒づかれた藤川市議は

「いますよ!!大切にしている恋があります」
と仰天告白。
「(デートは)県外ではバレません」

と話したが、相手を聞き出そうとするさんまの質問攻撃はけむに巻いた。
なお、関西テレビでは9日午後1時56分から放送。

1031チバQ:2010/01/12(火) 23:08:36
>>973>>1024
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100112t61006.htm
合併効果どう判断 南相馬市長選・戦いの焦点

合併に伴う大型事業として、国道6号沿いに完成した「道の駅南相馬」。合併から4年が過ぎ、ハコモノ行政への評価も分かれている=南相馬市原町区


 任期満了に伴う福島県南相馬市長選(17日投票)はともに無所属で、新人の元市議桜井勝延氏(54)=民主推薦=と再選を狙う現職の渡辺一成氏(66)が一騎打ちを繰り広げている。南相馬市は2006年1月に原町市と鹿島町、小高町の合併で誕生したが、公的施設の整備や行政サービスの向上については今も賛否が渦巻く。合併が目指した新たな地域づくりは実現できたのかどうかが、選挙戦であらためて問われている。(相馬支局・加藤敦)

<特例債を活用>
 南相馬市は旧3市町による「分権・分散型」の理念を掲げて発足した。東北では数少ない「地域自治区制度」を導入、旧役場は再編され、それぞれの区役所になった。

 合併後は財政基盤の強化に取り組むとともに、特例債を活用して各区に大型施設を整備する「4大事業」に乗り出した。

 07年10月、その一つとして「道の駅南相馬」が原町区の国道6号沿いにオープン。昨年12月には、JR常磐線の原ノ町駅前に市立中央図書館が完成した。

 道の駅は2年間で3億円の売り上げを記録し、80万人が訪れている。14年度に常磐自動車道の全線開通が見込まれる中、市は「両施設を観光や教育の情報発信拠点に育てたい」と期待を寄せる。

 財政面はどうか。合併前と単純比較はできないが、08年度決算によると、市の実質公債費比率は16.7%、将来負担比率は129.3%と、国が定める健全化判断基準を満たす数値。財政力指数は0.7と、福島県内13市の中でも良好な方だ。

 「小高と鹿島には『吸収合併ではないか』との心配があり、サービス水準の維持を心掛けてきた」と渡辺氏。両区役所に定期的に出向く移動市長室にも取り組み、「4年で合併への理解は深まった」と手応えを訴える。

<2事業は中止>
 その一方で「典型的ハコモノ行政。恩恵を受けたのは一部の人だけだ」(原町区の住民)との批判も付きまとう。4大事業のうち、原町区以外の2事業は市議会の理解を得られず、中止に追い込まれている。

 「役場と住民の距離が遠くなった」との声も根強い。当初、特別職の区長を置き、合併後10年は続けるとされたが、「役割を終えた」(渡辺氏)と区長はわずか2年で廃止された。

 桜井氏は「陳情するにも、原町区の本庁に出向く必要がある。行政サービスの水準は明らかに低下しており、合併のメリットは感じられない」と指摘する。

 「市政は充実期に入りつつある」と継続を求める渡辺氏に対し、桜井氏は「ハコモノ重視からの脱却を」と改革を訴える。合併によって、緩やかながらも変わりつつある市民生活。その変化を有権者がどう評価するのかが、選挙戦の結果を左右しそうだ。

◇南相馬市長選立候補者
 桜井勝延 54 農業 無新(民推)
 渡辺一成 66 市長 無現


2010年01月12日火曜日

1032チバQ:2010/01/16(土) 16:46:48
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100116t71027.htm
東北の5市長選、あす告示
◎平川

 任期満了に伴う青森県平川市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)の2人。両氏による一騎打ちの公算が大きい。

 小笠原氏は地元農産物のブランド化を軸に、基幹産業の農業振興を訴える。保育園長も務めており、子育て環境の充実も公約に掲げる。
 現職の外川三千雄市長に後継指名された大川氏は農事組合法人組合長などの経歴を生かし、農商工連携による農業者の所得向上を公約に掲げる。

 小笠原氏の辞職などに伴う市議補選(欠員2)も同日告示される。
 いずれも投票は24日で、即日開票される。昨年12月1日現在の有権者は2万8572人。

◎二戸

 任期満了に伴う岩手県二戸市長選は、17日告示される。立候補を予定しているのは、無所属新人で元市総務部長の小保内敏幸氏(59)=民主・社民推薦=だけで、無投票当選の公算が大きい。

 小保内氏は農商工連携や市民協働の街づくりの促進を公約に掲げる。市財政を圧迫しかねないとして懸念されているJR二戸駅周辺の区画整理事業は再点検する方針。
 昨年12月1日現在の有権者は2万5571人。

◎花巻

 任期満了に伴う岩手県花巻市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは再選を目指す無所属現職の大石満雄氏(51)=民主推薦=と、共産党公認の新人で党県委員の高橋綱記氏(62)の2人で、両氏による一騎打ちの公算が大きい。投票は24日で即日開票される。

 大石氏は旧花巻、石鳥谷、大迫、東和の4市町合併に伴う2006年の市長選で初当選。市民協働の街づくりの継続や産業振興などを訴える。
 高橋氏は現市政を「トップダウンで施策を進めている」と批判。福祉医療の充実、旧3町に置かれた市総合支所の機能強化などを公約に掲げる。
 昨年12月1日現在の有権者は8万5216人。

◎伊達

 任期満了に伴う福島県伊達市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の仁志田昇司氏(65)、ともに無所属新人で元梁川町議の橘典雄氏(60)、元伊達町長の冨田健一郎氏(69)の3人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 仁志田氏は合併後4年間の実績を強調、子育て支援や高齢者福祉の充実を公約に掲げる。橘氏はコメの消費拡大や農道整備などによる農業振興を訴えている。冨田氏は生活者重視の市政を目指し、行財政改革や雇用の確保を訴える。
 昨年12月1日現在の有権者は5万5807人。

◎喜多方

 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は17日、告示される。立候補を予定しているのは、再選を目指す無所属現職の白井英男氏(67)と、いずれも無所属新人で元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、市議の上野正雄氏(65)、元熱塩加納村長の山口信也氏(69)の4人。投票は24日に行われ、即日開票される。

 白井氏は旧喜多方市長を経て2006年、合併後の新市長に無投票で当選。財政状況改善などの実績を強調するとともに、交通網の整備などを公約に掲げる。

 ほかの3氏はいずれも、現市政を「トップダウン」などと批判。飯野氏は農業の活性化や事業仕分けによる無駄の排除を、上野氏は行政改革や保育態勢の充実をそれぞれ訴えている。山口氏は入札制度の変更と新市建設計画の見直しなどを訴えている。
 昨年12月1日現在の有権者は4万3535人。


2010年01月16日土曜日

1033とはずがたり:2010/01/16(土) 19:08:05

政権交代@山形
推薦「選挙の時だけ利用」ダメ
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000190911040001
2009年11月04日

∞民主県連が規約案作成へ

 民主党県連は3日の役員会で、地方選挙の候補者の「推薦」を決める際の基準となる規約案を年内にも固めると決めた。地方議員を増やすことは党の重要課題だが、「与党の推薦をもらった方が得」などと選挙の時だけ利用されないよう明確な基準を設ける。

 舟山康江会長代行は「推薦したのに、その後、我々が期待した行動をとっていなかった人もいた。推薦を決めるプロセスや選挙後も我々の思いを共有してもらえる仕組みを作りたい」と話している。

∞民主・社民・連合が年内にも対話集会

来夏参院選も「連携」

 民主党県連と社民党県連合、連合山形は3日、山形市内で合同選対本部会議を開き、来夏の参院選でも「連携して戦う」ことを確認した。具体的な候補者については「しかるべき時期までに考えたい」とするにとどめた。

 会議後の記者会見で、舟山康江選対本部長は「(民主と社民を合わせて)4人の衆院議員を誕生させ、大きな成果を生んだ」と総選挙での合同選対の連携を評価。「国民が政権交代の果実を感じられるよう、現場の声を聞く場を作りたい」と述べた。両党の支持者だけでなく、農業や医療、労働関係など幅広い県民との対話集会を想定しており、早ければ年内にも第1回を実現させたい考えだ。

1034チバQ:2010/01/17(日) 09:03:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20100116-OYT8T00542.htm
前・元市議長一騎打ちか
平川市長選あす告示
 平川市長選があす17日、告示される。前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、元市議会議長の大川喜代治氏(64)のともに無所属の新人2人による一騎打ちになりそうだ。

 同市長選では、現職の外川三千雄市長(76)が昨秋、再選出馬を表明した。しかし、市町村合併前の旧平賀町長を3期務めていたことなどについて、小笠原氏は「高齢多選」と厳しく批判。外川市長は「一身上の都合」を理由に一転して勇退を決めた。

 小笠原氏は、50歳代の若さを前面に押し出し、元日から街頭に立って支持拡大を図ってきた。大川氏は、現職の後継を掲げて、県議らの支援も取り付けた。

 ただ、両氏とも公約に大きな違いはなく、選挙戦では差別化をどう訴えるかもポイントになりそうだ。

 立候補の届け出は、17日午前8時半から午後5時まで市役所で受け付ける。投票は24日に市内27か所で行われ、即日開票される。有権者数は2万8572人(昨年12月2日現在)。

 市長選と同時に、第1選挙区(旧平賀町地区)の市議補選も行われる。市長選に出馬予定の小笠原氏が今月8日付で市議を辞職したため、欠員は1から2になった。これまでに新人2人が立候補の意向を示している。

(2010年1月16日 読売新聞)

1035チバQ:2010/01/17(日) 15:58:26
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100116-OYT8T00021.htm


【自治体総点検】二戸市長選を前に
駅前区画整理 先細り

 2002年に新幹線が開通し、06年には旧浄法寺町と合併した二戸市。大手食品会社を誘致し、雑穀やタバコ生産を後押しするなど産業振興に力を入れる一方、最大の懸案課題となっているのが二戸駅周辺の区画整理事業だ。市は苦しい財政事情から、10年度としていた完成予定を、15年先送りしたが、早期完成を求める声は強い。17日告示の市長選でも、同事業に対する候補者のスタンスに市民の注目が集まる。(鈴木希)

 新幹線とIGRいわて銀河鉄道が停車する二戸駅。駅東口の商店街は人影もまばらで、車がすれ違うのがやっとの細い道が、くねくねと続いている。

 「こんなに遅くなるとは思ってもみなかった」

 二戸駅前で燃料店を営む小野寺みよさん(79)はため息をついた。今頃は、新幹線も通り、区画整理も済んで、駅前にはかつてのようなにぎわいが戻り、築85年が経過した木造2階の自宅を兼ねた店舗も、移転して新しい店で商売していると期待していた。しかし、現実には、駅前を歩く人の姿は減り、真新しい新幹線駅とは対照的な古い町並みが残された。「私が元気な間は、きれいになった店も、にぎわう駅前も見られないね」と首を振った。

 同駅周辺の88・4ヘクタールを予定地とする区画整理事業は、2002年の新幹線開通に合わせ、1996〜2010年度の15年間で実施される予定だった。駅周辺の道路整備に加え、計画区域内の931世帯のうち778世帯が移転するという大がかりな事業だ。事業予算は、当初計画で市負担分の142億円を含む256億円だったが、その後、移転補償費などで327億円にまで膨らんだ。

 事業の進捗(しんちょく)状況は、08年度末の段階で事業予定地の43%にとどまり、市は昨年度、事業期間を25年度まで延長することを決めた。

 新幹線駅が完成するまでは、駅周辺道路の整備など大がかりな工事が続き、国や県の予算も付いて毎年20億円以上の事業予算を確保していた。しかし、03年度以降は借金の返済も始まり、事業予算の半分以上を返済に回すため、整備工事にかけられる金額は3億円前後に減少した。

 不況で市の財政状況も逼迫(ひっぱく)し、区画整理にかける予算は細る一方だ。

 市には、区画整理事業を早く終えるよう住民からの要望が寄せられており、市議会では事業の縮小も検討されている。

 しかし、市は計画を変更する考えはない。今期で引退する小原豊明市長は、「市の財政は苦しいが、ダム建設と同じで中止するにも金がかかる。何よりも市民の期待を裏切ることになる」と、現計画での事業継続の必要性を訴える。

 市区画整理室の細越武光室長も「必要のない整備はない」と強調する。計画区域内の多くの道路は、緊急車両も通れず、小学校の通学路でも歩道すら付いていない。「一日も早く事業を進めたいというのは市も同じ。苦しくても、何とかやりくりするしかない」

 景気低迷に光明が見いだせない中、市政のかじ取りはより一層困難になりつつある。

(2010年1月16日 読売新聞)

1036とはずがたり:2010/01/17(日) 20:38:34

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/上 旧碇ケ関村の住民 /青森
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000021-mailo-l02
1月14日11時1分配信 毎日新聞
 ◇一体感は道半ば
 「合併してよくなったのは住所表記が短くなったことかな」と、平川市碇ケ関の酒販店主(59)は冗談めかして話す。
 尾上、平賀両町と碇ケ関村の3町村が06年1月1日に合併して誕生した平川市。5年目の節目の年に入ったが、住民の一体感はまだ道半ばのようだ。特に、市役所との間に大鰐町があり、事実上、「飛び地合併」の状況にある旧碇ケ関村の住民には、「何でも市役所本庁のある平賀に偏っている」という思いが強い。
 「地域の活力を取り戻したい」として、昨年7月に住民が「碇ケ関地域活性化推進協議会」を結成した。村時代にあった「地域芸能発表会」「祝 敬老お楽しみ会」「盆踊り」などのイベントは補助金が打ち切られ、合併後に一時途絶えた。08年には碇ケ関総合支所の協力もあって小規模ながら復活したが、本格的な復活を目指そうというわけだ。
 第1弾として昨年8月に盆踊りを開き、同12月に碇ケ関公民館で開いた敬老お楽しみ会では200人以上のお年寄りが踊りやカラオケなどを楽しんだ。経費は協議会の会費と市補助金を活用した。今年3月には芸能発表会も開く予定だ。
 同協議会長の山田忠利さん(64)は「村の時は行政の手厚い補助に住民側が甘えたかもしれない。でも、地域が元気にならないと市全体が盛り上がらない」といい、公民館を拠点に生涯学習的な活動で復興を図る考えだ。
 市でも08年夏に3地区合同の市民運動会を開くなど、市民意識の融和に努めている。今年4月には3地区の商工会が一本化し、平川市商工会となる。村時代から要望が強かった学校給食は、合併後の07年に碇ケ関で実施された。
 小野幸満副市長(70)は「早く心を一つにしてもらいたいが“人間合併”には10年はかかるだろう」と話し、今後の市民意識の醸成に期待している。
   ◇  ◇
 平川市長選は17日に告示され、選挙戦となって24日に投開票される見込みだ。市が抱える課題を探った。【塚本弘毅】

1月14日朝刊

平川市の課題:合併から4年・市長選に向け/下 「3万5000人維持」 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100115ddlk02010002000c.html
 ◇特性生かし産業を

 平川市は県内10市の中で最も人口が少ない。06年1月1日の合併時に3万5700人だったが、昨年12月末現在は3万4400人となり、3万5000人を割り込んだ。市企画財政部の奈良進部長は「3万5000人規模を想定して予算や事業などを計画しており、この人口をキープしたい」と話す。

 しかし少子高齢化に加え、仕事を求める若い世代の市外流出に歯止めをかける雇用の場の確保は厳しい状況が続く。市内2カ所の工業団地はこれまでの進出企業で埋まっており、新たな企業誘致は不況と受け皿となる工業団地の不足で難しい。

 市が基幹産業と位置づける農業も芳しくない。国の農林水産統計年報によると、06年の市の農業産出額は106億円で、リンゴが53%、コメ25%、野菜が15%を占める。比重の高いリンゴ価格が不況で低迷し、市農林課は現在は100億円を切っていると推測している。

 さらに05年の農林業センサスでは、市農業従事者のうち65歳以上が50%と高齢化率が高く、市調査では耕作放棄地215ヘクタールの90%がリンゴ園だ。急傾斜で高齢者には危険なリンゴ園や、低所得で後継者がいないためだ。

 こうした中で好調なのが、農協が運営する野菜や果物などの直売所だ。「津軽みらい農協産直センターひらか」は、08年度(6月決算)の売り上げが約1億7000万円で、09年度は約1億7600万円を見込んでいる。新作物では、09年度に導入し値段がいい夏秋イチゴに期待している。県と市の補助金でハウス整備をし、4戸の農家が取り組んでおり、農業所得の向上につなげたいという。

 定住促進のため、住宅団地の造成と分譲にも乗り出した。09年度事業では大半が市有地となる約5000平方メートルを確保する予定で、11年度から売り出す計画だ。

 合併から丸4年。住民意識の違いを乗り越え、地域の特性を生かした産業づくりが求められている。【塚本弘毅】

毎日新聞 2010年1月15日 地方版

1037とはずがたり:2010/01/18(月) 01:15:11
>>973>>1024>>1031
民主推薦候補が勝利♪

南相馬市長選:桜井勝延氏が初当選 現職を破る
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100118k0000m010079000c.html

 南相馬市長(福島県)前市議の桜井勝延氏(54)が初当選。現職の渡辺一成氏(66)を破る。投票率は67.43%。

 確定得票数次の通り。

当19741 桜井 勝延=無新<1>

 19044 渡辺 一成=無現(1)

毎日新聞 2010年1月17日 21時51分

1038新党日本支持者:2010/01/18(月) 01:17:56
久々に明るいニュースですね!
投票率高過ぎ(笑)・・・何があったんでしょう^^;

1039とはずがたり:2010/01/18(月) 01:58:31
700票弱のすげえ激戦ですよね。
合併や商店街の不振などあらゆる不満を糾合した結果って感じでしょうか。」

1040チバQ:2010/01/18(月) 21:41:59
>>1004>>1034>>1036
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9867.html
2010/1/18 月曜日
平川市長選スタート 小笠原、大川氏一騎打ち


 任期満了に伴う平川市長選が17日告示され、いずれも元市議で議長経験者の小笠原勝則候補(56)=無所属・新=と、大川喜代治候補(64)=同=が立候補し、一騎打ちによる合併後初の選挙戦に突入した。両候補は届け出の後、早速寒風の吹く市内各地でマイクを握り、24日の投票日に向けそれぞれの公約や抱負を訴えた。
 立候補受け付けは17日午前8時30分から、市役所本庁舎で行われた。両陣営によるくじ引きの結果、届け出順は小笠原候補、大川候補の順で決定した。
 小笠原陣営は旧3町村の一体感醸成への配慮をアピールする意図から、碇ケ関総合支所前を第一声の場所に選んだ。田中友彦市議のあいさつの後、小笠原候補が「実質的に選挙のない状態が続き、地域の不平不満が残っている。解消に取り組みたい」などと訴えた。
 大川陣営は平賀町商工会館前で第一声。外川三千雄市長、平川市区選出の県議2人が演説した。大川候補は「農商工連携で所得向上を果たした分で、雇用を拡大することを第一に考える」などと呼び掛けた。小野幸満副市長、秋元俊一収入役らも駆け付けた。
 市長選は外川市長からの世代交代を訴え出馬した小笠原候補と、外川市長の出馬取りやめの後に後継指名を受けた大川候補の争い。両候補とも現市政の政策の基本面は継承するとしている。両陣営とも選挙戦で基盤産業の農業振興や、旧3町村の一体化に向けた具体的公約を示し、相手陣営との差異化を図りたい構えだ。
 16日現在の選挙人名簿登録者数は2万8570人(男1万3255人、女1万5315人)。

1041チバQ:2010/01/20(水) 21:01:41
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100119ddlk03010061000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/上 新幹線と地域活性 /岩手
 ◇商店街、空洞化止まらず 進まぬ都市整備事業
 活気があふれるはずだった駅前通りは、シャッターを下ろした店が10を超える。「こうなったのは新幹線が来てからだ」。経営する染織店で、二戸駅前商工業振興会の加藤宗宏会長(54)が、ため息を漏らした。両隣にシャッターが下りている。1980年代後半、80軒あった店は、十数店まで減り、空洞化は止まらない。02年に開業したJR東北新幹線二戸駅の真新しい駅舎とは対照的だ。

 旧二戸市は、開業を見込んで96年から駅周辺の土地区画整理を始めた。計画面積88・4ヘクタールにある931戸のうち、778戸を移転、道路や公園などの都市基盤を整備する。駅と市街地の回遊性を高め、宅地造成や高速交通網で人口を増やし、商店街を含め産業振興に生かす「青写真」を描いた。現在、国道4号と駅を直結する道路や市総合スポーツセンター、大型商店などが建った。同駅の1日平均乗降客も、03年度の約1140人から08年度は約1550人に増えた。

 だが、道路の拡張は、買い物客を大型店に向かわせ、観光客は、駅併設の観光物産センターで財布を広げた。加藤会長が嘆く。「店を閉められる人はいい。借金を返すために仕方なく店を開けているんだ」

 整備の08年度末の進ちょく率は、面積ベース43%。市民は早期完成を望むが、市は08年に財政難を理由に、事業期間の15年延長を決めた。事業費も移転補償費などが膨らみ、総額256億円から71億円増の327億円に増えている。市都市計画課の細越武光・区画整理室長は「事業計画の見通しの甘さは否めない。今後は補助事業を有効活用し、市の負担をできるだけ少なくして進めたい」と話す。

 小原豊明市長は「借金は残してしまったが、街づくりには時間がかかる」と理解を求めるが、加藤会長らの願いは切実だ。「商店街も計画地に含まれる。整備に時間と金がかかるのは分かるが、商店街は(事業が)進むも地獄、戻るも地獄。可能な限り早く終わらせてほしい」

   ■  ■

 旧二戸市と浄法寺町が合併し、新市が誕生してから4年。時間と金が膨張した土地区画整理などの課題と、合併の余波を引きずったまま、小原市長が退任する。かじ取りは市長選で無投票による初当選を果たした小保内敏幸氏(59)に委ねられる。「県北の拠点都市」が抱える課題を探った。【狩野智彦】

1042チバQ:2010/01/20(水) 21:02:10
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100120ddlk03010109000c.html
二戸市の課題:市長選を終えて/下 合併の明暗 /岩手
 ◇商業中心に打撃も 出始めた一定の効果
 葉タバコの業界紙を広げ、地域の「主力品」を語る物言いには自負が込められていた。「大きな生産地同士が合併し、相乗効果はあった。3年連続1位ですから」。市浄法寺総合支所地域振興課で葉タバコを担当する三浦豊主任は、08年産の全国生産高で二戸が首位になった訳を話す。

 市では08年、569ヘクタールで1511トンを生産、26億6500万円を売り上げた。特に旧浄法寺町は、葉タバコが町内農業生産高の4割を占め、旧市の倍に当たる。01年には町単独で全国で首位になった。06年の合併で確たる地位を得た格好だ。

 生産規模の大きさは、利点にもなる。「立ち枯れ病」がまん延した昨年7月、市は経済危機対策の交付金で農薬代などを補助した。5・5ヘクタールで栽培する平山盛悦さん(53)は「補助はありがたい。取り組みもスムーズだった」と評価する。

 合併で市は、旧町に手厚い振興策を講じ、「合併で周辺部が廃れないか」という住民の懸念に応えようとしてきた。合併特例債を活用した学校給食センター建設や下水道整備をはじめ、浄法寺小学校も新築する。また、09年度までに職員削減でできた人件費約3億4400万円を福祉などへ充てた。住民は支所窓口でどの手続きもできる。合併は一定の効果が出始めている。

 一方で、合併が影を落としている面もある。約100人いた支所職員が55人に減少。二戸市商工会によると、食事や買い物をする職員の減少は、地元商業停滞の一因につながり、09年末までに中心部で、鮮魚店など五つの小売店が店を閉じたという。支所の近くで薬局店を家族経営する女性(73)は、お客が合併前の3分の1ほどになったといい、「合併の良い面も分かるが、商売やってる人間には痛いねえ」とこぼす。

 元町助役で浄法寺地区地域審議会長の田中直治さん(67)は、合併で政策決定や予算要求など本庁を経由する必要があり、旧町の独自性を生かした政策が素早くできなくなったことに懸念を示す。「商業を中心に合併の打撃を受けている。支所長の裁量で政策決定できる権限を強めないと、この地域が立ちゆかなくなる」【狩野智彦】

1043チバQ:2010/01/22(金) 12:06:10
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100122t21024.htm
「合併で格差」くすぶる不満  平川市長選24日投票

市長選立候補者の訴えを聞く平川市碇ケ関の有権者=17日







 任期満了に伴う青森県平川市長選(24日投票)は、ともに無所属新人で、前市議会議長の小笠原勝則氏(56)と、市社会福祉協議会長の大川喜代治氏(64)が舌戦を展開している。平賀町と尾上町、碇ケ関村の合併で2006年1月に誕生した平川市。市役所の本庁舎がある平賀地区から遠く、交通事情も悪い碇ケ関地区では、今も住民の不満がくすぶり、合併が残した課題の解決が選挙戦の争点になっている。(弘前支局・片山佐和子)

<車で30〜40分>
 市長選が告示された17日。小笠原氏は第一声の場所に人口約2万1500の平賀地区ではなく、3000足らずの碇ケ関地区を選んだ。小笠原氏は「住民は平賀への移動手段に困っている。問題解決に取り組みたい」と訴え、住民の不安解消を重視する姿勢をアピールした。

 1時間後には平賀で第一声を終えた大川氏が碇ケ関入りし、「この地域は公民館を中心に生涯学習が盛んだ。協力して教育活動を進めたい」と強調。大川氏を後継指名した外川三千雄市長もマイクを握り、「合併した市が一人前になるには10年かかる」と理解を求めた。

 秋田県境に接する碇ケ関から平賀までは車で30〜40分かかる。碇ケ関と平賀を直接結ぶ公共交通機関はない。碇ケ関の主婦(65)は「婦人会活動の事務手続きなどで平賀に行く機会が増えて大変になった」とぼやく。

 交通網の不備だけでなく、広域行政になったことによるサービス低下などで平賀、尾上地区との格差の広がりを懸念する声は依然、根強い。昨年11月に市内で開かれた市政懇談会では、碇ケ関の住民から不満や不安の声が相次ぎ、外川市長や市幹部が説明に追われた。

<商工会は連携>
 幹線道の国道7号沿いには大鰐町や弘前市がある。3町村の合併で一つの市にはなったが、地理的にも仲間意識をはぐくみにくい環境にある。

 民間では一体化に向けた動きが進みつつある。4月に旧3町村の各商工会が合併し、市商工会としてスタートを切る。当初、合併に消極的だった碇ケ関村商工会の木村銀一会長は「プレミアム付き商品券を共同発行するなど仲間意識が出てきた。碇ケ関の道の駅で平賀や尾上の農産物を売るなど、協力体制を築きたい」と話す。

 選挙戦では、小笠原氏が3地区の均衡的な発展、大川氏が合併検証委員会設置をそれぞれ公約に掲げた。新たなかじ取り役には、広い市の一体感醸成を念頭に置いた市政運営が求められている。



2010年01月22日金曜日

1044チバQ:2010/01/22(金) 19:11:47
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100122/elc1001221652000-n1.htm
検察追及を横目に 民主、岩手で“帝国”健在 (1/2ページ)
2010.1.22 16:45

札幌に向かうため、羽田空港に到着した小沢一郎・民主党幹事長。車を降りると、足早に建物に入っていった=22日午後、東京・羽田空港で大西史朗撮影 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件を横目に、岩手では“小沢帝国”が依然として健在だ。市町村長の選挙でも自民党との相乗り禁止を徹底。これまで弱かった地域で重点的に推薦候補を擁立し、“民主党支配”の裾野を広げていく戦略だ。

 重点地域は、昨年の衆院選で初めて議席を獲得した衆院2区など県北部だ。鈴木善幸元首相が築いた地盤で、いまも自民党が影響力を持つ。

 17日告示された二戸市長選では、民主党県連が推薦した元市幹部が無投票で初当選した。県連代表の工藤堅太郎参院議員は祝勝会で「二戸に国や県と太いパイプが通った」と民主党との連携を強く訴えた。

 地元の政界関係者は「市長選は無風で新市長はもともと政党色がなかった」と話す。有力支援者に「与党と良好な関係が必要」と強く勧められ、民主、社民両党の推薦を受け入れた−とされている。

 県連は勝ち馬に乗った形だが、「自民党は対立候補も立てられない。圧勝だ」(幹部)と鼻息は荒い。昨年、八幡平市、一戸町で推薦候補を立て、いずれも準備不足で現職に敗退しただけに、喜びは大きい。

 比例代表を含め、9人の国会議員が県内を独占する民主党。県政も全国唯一、党籍を持つ達増拓也知事を最大会派21人の県議(定数46)が支える。小沢幹事長は「達増県政を抱えており、(来年の)県議選で何としても過半数を」とさらに盤石な体勢を目指す。

 民主党にとって、市町村長選は自民党の勢力をそぐための“土壌改良”だ。2月14日投開票の久慈市長選にも、県幹部(退職済)を推薦候補として擁立する。

 久慈市は昨年末、盛岡市の県連パーティーで「今後は小沢帝国を目指す」とぶちあげた新人の畑浩治衆院議員の地元だ。現職と激戦が予想されており、民主党は国会議員、県議や知事を総動員して臨むとみられている。一方、自民党は「現職は無所属の“市民党”。直接支援できない」(県連幹部)という状況だ。

 地元有権者は「政党対立は迷惑」(自営業者)と困惑するが、達増知事は「民主党の理念、政策を選択肢で示せる。どんどんやればいい」と言い切る。

 岩手でも「小沢氏は真相表明を」という県民の声は高まっている。達増知事は日本航空が破綻(はたん)した翌20日、工藤参院議員らを伴って前原誠司国土交通相に花巻空港の路線維持を陳情するなど、与党の強みを力業でアピール。小沢批判の世論を“実利”で吹き飛ばそうと躍起になっている。

1045チバQ:2010/01/22(金) 19:13:56
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100122ddlk07010124000c.html
ニュースBOX・福島:伊達市長選の課題 旧町間のきしみ、表面化 /福島
 ◇埋まらぬ格差、合併に不満も
 06年の市町村合併から4年たち、伊達市で旧町の間のきしみが表面化している。地域格差は埋まらず、市民には合併や他の旧町に対する不満も強い。市としての統一感に欠ける中、24日投開票の市長選では、かつて共に合併を進めた者同士が争い、合併とその後の市政への評価を中心に舌戦を展開している。【関雄輔】

 ◇同志の争い
 立候補しているのは新人の旧伊達町長、冨田健一郎氏(69)と、新人の旧梁川町議、橘典雄氏(60)、現職で旧保原町長の仁志田昇司氏(65)。

 合併を巡る議論は03年、伊達郡9町で始まった。最終的に▽伊達▽保原▽梁川▽霊山▽月舘の5町が合意し、06年1月に伊達市が生まれた。話し合いを進めた冨田氏は市長職務代理者に就き、仁志田氏の無投票当選を支持した。

 その冨田氏は今、「旧町間の格差が埋まらず、期待は裏切られた。市のまとまりもなく、何のための合併だったのか」と批判。仁志田氏は「一体感が醸成されてきたのに、(旧町長同士の争いは)市民の目にどう映るか」といら立ちを隠さない。

 ◇こんなはずでは……
 不満は各地域にあり、旧梁川町の農業の男性(70)は「役場が遠くなり、活気も失われた」と話す。旧保原町の男性会社員(47)は「財政状況の悪かった他の町に足を引っ張られているのでは」と懸念する。

 特に、旧町間の不均衡をなくすため、来年から水道料金が2割以上も上がる旧伊達町では不満が根強い。一般家庭(13ミリ口径)で20立方メートル使用すると、現在の月額3407円は4126円になる。全市の料金が統一される13年度もさらに値上げの可能性がある。

 各地の山間部にはインフラ整備が進まないとの声がある。合併特例債では約350億円の利用が可能だったが、新市は借金を避けるため計150億円にとどめた。小学校が建設される旧保原町と旧梁川町以外では、置き去りにされたと感じる市民もいる。

 「合併の実現が最優先され、デメリットの説明が足りなかった」と市議の1人は振り返る。国民健康保険税や水道料金などの統一作業は合併後に先送りされ、負担増などの情報提供が十分ではなかった。

 同日程で市長選が行われている喜多方市など06年誕生の他市でも、旧自治体間のあつれきが生じている。

 ◇厳しい財政
 合併前の財政計画では、国の支援と人件費削減で毎年数億円の黒字を見込んだ。ところが新市の試算では、水道や病院の赤字、施設維持費などが予想を上回り、11年度に赤字。14年度までは財政調整基金で歳入不足を補えるが、15年度以降はそれも底をつく。

 財政の硬直化の度合いを示す経常収支比率は93・3%(07年度)で県内13市で2番目の高さだ。市は「そのため特例債の起債を減らした。コスト削減も前進している」とするが、実施が遅れた小学生の医療費無料化など、福祉政策を犠牲にしているのが現状だ。

 財政を立て直しつつ、地域間に広がる不満をどう解消していくのか。新市の第2ステージを担う市長には難しい課題が待っている。

1046名無しさん:2010/01/23(土) 19:13:32
早く来い来い子ども手当!。
子供には教育費や生活費やらお金が掛かりますので、夫婦共稼ぎじゃないと子供を養育するのは大変です。
でも夫婦共働きの中でも、夫と妻の給料、諸手当やボーナス及び退職手当金額並びに年金受給額が殆ど差が無く年収にも差が殆ど無く、正しく夫婦で×2の理論通りの公務員同士の夫婦家庭が一番得するように成っている。
実際、世の中をよく見てみて下されば分かりますが、子供が3人以上いる家庭は公務員共稼ぎ世帯が多いのが実状です。
したがって、民主党政権は支持母体である日教組や自治労及び国公労に利益還元政策をしようとしているのである。
民主党は前社会党の幹部達がワンサカいるので、公務員制度改善改革は望み殆ど無いに等しいのが実情だと国民感情でも察知出来まする。
年金機構を例に挙げれば前社会保険庁の職員達をただスライドさせたに過ぎないからだ!。
民間からの人材確保はたった1,000人足らず社会保険庁の国営暗黒詐欺集団組織公務員達は解雇処分もされず約1万8千人も首にならずノウノウト給料、諸手当、ボーナス、更に退職手当金まで我々国民の貴重な税金を貪り続けているのである。
当然夫婦共稼ぎ職員も数千人はいるのだから。
共稼ぎなら最低で30歳の夫婦で年収1、200万円位、40歳夫婦で年収1、500万円位に成るのだから。
50歳夫婦では年収1、800万円位である。
民主党のマニフェスト子供手当ての所得制限をしないのも、所得制限を世帯年収800万円にしなかったのも官公労、日教組、自治労の巨大共稼ぎ公務員組織である公務員共稼ぎ天国を維持するためなのです。
国民はもっと怒るべきです、又野党はこんなインチキ民主党から政権を奪取して真の国民本位の国民のための低所得世帯を保護支援する政策を実行して行くべきだ。
一般の会社員は公的資金で助けて貰えないのに差別である!。

1047チバQ:2010/01/24(日) 21:59:12
現職批判が分散して現職有利かと思ってましたけど
現職は3位落選の惨敗
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100124t61039.htm
喜多方市長選 山口氏が初当選
 任期満了に伴う福島県喜多方市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人で元熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、いずれも無所属で、新人の元県南会津農林事務所次長飯野雄太郎氏(58)、現職の白井英男氏(67)、新人の元市議上野正雄氏(65)を破って、初当選を果たした。

 山口氏は「4年前の合併後、市民の声が届かなくなっている。均衡ある発展が必要だ」と主張。農業振興や企業誘致などで若者が定住できる環境づくりを公約に掲げ、現市政への批判票を取り込んだ。

 飯野氏は産業振興策などを訴えたが、及ばなかった。再選を目指した白井氏は、行財政改革の実績や市民との協働のまちづくりを強調したものの、批判をはね返せなかった。上野氏は支持に広がりを欠いた。
 当日の有権者は4万3286人。投票率は75.28%だった。

◇喜多方市長選開票結果(選管最終)
当12502 山口信也 69 無新(1)
  8952 飯野雄太郎 58 無新
  6553 白井英男 67 無現
  4214 上野正雄 65 無新


2010年01月24日日曜日

1048チバQ:2010/01/24(日) 22:15:47
>>1037
http://124.83.183.242/area/fukushima/news/20100119ddlk07010136000c.html
ニュースBOX・福島:南相馬市長選 組織持つ現職敗北 /福島
 ◇「合併で格差」に不満 商店街疲弊、解決策打てず
 ◇草の根運動の新人期待
 「木製の舟が戦艦大和を沈めたようなものだ」。任期満了に伴って17日行われた南相馬市長選。当選の喜びでわく事務所で、初当選を果たした桜井勝延氏(54)の男性支持者は興奮気味に語った。建設業界や商工会などの支持組織を持つ現職の渡辺一成氏(66)に対し、桜井氏はミニ集会や街頭演説を中心に草の根運動を展開。4年前の3市町の合併で「地域格差が生まれた」とくすぶる不満が、桜井氏の舟の帆に風を送った結果だった。【神保圭作】

 ◇期待はずれ
 4年前の市長選で2万759票を集めた渡辺氏は今回の選挙で、投票率は1・65ポイントアップの67・43%だったのに1715票減らした。宝玉義則・選対本部長は「街に漂った疲弊感が浮動票となって桜井氏に流れた」と話す。

 原町市と鹿島町、小高町の合併は、地域の活性化につながると期待された。しかし、3区それぞれに従来からある地元商店街の相次ぐ閉店に象徴されるように、各地域の中核部が活力を失い続けることに変わりはなかった。景気低迷や人口減少も進んだが、渡辺氏は明確な解決策を打てなかった。

 さらに、宝玉選対本部長は「(渡辺氏が計画を推進しようとした)ショッピングセンター開店への抵抗感があり、(得票を期待した)原町で票が取れなかった」と話す。それどころか、この計画が原町中心主義に見えた鹿島と小高の市民には自分の地域が軽視されていると映り、そっぽを向かれた。

 渡辺氏の選対幹部は「鹿島と小高を回った際、対等合併との約束が反故(ほご)にされたと感じている人は多かった」と話す。桜井氏の選対幹部も、原町に昨年末開館した市立中央図書館を挙げ、「鹿島と小高の市民は、発展から取り残されたという感情を抱いている」と話した。

 ◇桜井氏、手腕問われる番
 桜井氏は市行政改革推進室の新設や市長報酬50%カットなどを掲げて戦ったが、これらが強く支持されたとは言い難く、得票は渡辺氏への批判票との側面は否めない。両氏の得票差はわずか697票。有権者の半数はまだ渡辺氏を支持している。

 約600億円にも上る市の借金、常磐道開通に合わせた産業振興、疲弊した商店街の再生などに有効な手を打てなければ、次は桜井氏が責任を取る番だ。「市民生活優先」を掲げる新市長の手腕が問われる。

   ◇  ◇

 桜井氏への当選証書授与式は18日、同市役所であった。市選挙管理委員会から当選証書を受け取った桜井氏は「責任の重さを痛感している。これまで以上に市民の話を聞き、市民への奉仕者としての市役所作りに取り組む」と抱負を語った。

 公約に掲げた事業仕分けの早期実施や、市長室を市役所1階に置いてガラス張りにするなど改革に臨む姿勢を改めて示した。「1年後には市役所は変わったと言われるようにする」と述べた。

 任期は29日から4年間。

1049チバQ:2010/01/25(月) 12:15:07
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010138000c.html
選挙:伊達市長選 仁志田氏が再選 278票差の接戦制す /福島
 任期満了に伴う伊達市長選は24日投開票され、無所属現職の仁志田昇司氏(65)が、いずれも無所属の新人で、旧伊達町長の冨田健一郎氏(69)と旧梁川町議の橘典雄氏(60)を破り、再選を決めた。次点との票差はわずか278の接戦だった。当日有権者数は5万5410人。投票率は65・30%だった。

 仁志田氏の支持者が詰めかけた同市保原町のホールに当選情報が届くと、大きな歓声が起こった。仁志田氏は「これまで市民への説明不足もあった。安心して子育てし、年が取れる街を目指す。合併して良かったと思われるようにしたい」などと語った。

 仁志田氏は、新市の基盤を作った実績を強調し、子育て支援や市民ホール建設検討などをマニフェストに掲げた。市議の過半数や農協の支持を受け、地元の旧保原を中心に支持を広げた。

 冨田氏は市政の刷新を訴え、旧伊達や旧梁川を中心に選挙戦を展開したが及ばなかった。「多くの支持にもかかわらず、この結果は私の不徳の致すところ。恩返しとして、皆さんに今後何ができるか考えていきたい」と語った。

 橘氏は行政のスリム化などを訴えたが積極的な活動はしなかった。【関雄輔、神保圭作】

==============

 ◇伊達市長選開票結果=選管最終発表
当 17390 仁志田昇司 65 無現

  17112 冨田健一郎 69 無新

   1312 橘典雄   60 無新

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 ◇伊達市長略歴
仁志田昇司(にしだ・しょうじ) 65 無現(2)

 市長[歴]旧国鉄職員▽JR東日本レンタリース社長▽旧保原町長▽東大

1050名無しさん:2010/01/25(月) 12:15:48
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100125ddlk07010133000c.html
選挙:喜多方市長選/喜多方市議補選 市長選、山口氏が初当選 /福島
 ◇地域間格差の問題訴え
 任期満了に伴う喜多方市長選は24日投票され、市押切川公園体育館で即日開票された。無所属新人で旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、無所属新人の元県南会津農林事務所次長の飯野雄太郎氏(58)、無所属現職の白井英男氏(67)、無所属新人の前市議、上野正雄氏(65)を降し、初当選。当日有権者は4万3286人、投票率は75・28%だった。

 山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。「合併後、どこがうまくいっていないか点検し、国の制度を活用して均衡ある発展を目指す」と語った。

 飯野氏は「農業革命」による地域振興などを訴えた。故伊東正義外相系の自民党組織が陣営の核となったが、世襲への批判や知名度不足も響いた。敗戦決定後「白井氏と自民党の票を分け合ってしまった」と話した。

 飯野氏は、白井氏にとって旧市から通算3期の後ろ盾だった飯野陽一郎元市長(85)の長男。白井氏は後援組織の分裂を余儀なくされ、「合併後に(旧町村ごとの)税のデコボコを平らにしてきたが、負担が増えた所があった。合併のメリットが感じられないと言われた」などと敗因を語った。

 上野氏は、草の根選挙を貫いて一定の支持を集めたが、広がりを欠いた。【太田穣、蓬田正志、金寿英】

 ◇市議補選決まる
 喜多方市議補選(改選数2)は24日投開票され、当選者が決まった。投票率は75・25%だった。

==============

 ◇喜多方市長選開票結果=選管最終発表
当 12502 山口信也  69 無新

   8952 飯野雄太郎 58 無新

   6553 白井英男  67 無現

   4214 上野正雄  65 無新

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 ◇喜多方市長略歴
山口信也(やまぐち・しんや) 69 無新(1)

 農業[歴]県南会津農政事務所長▽旧熱塩加納村長▽日大

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 ◇喜多方市議補選開票結果(改選数2−4)
当 8219 渡部一樹 27 無新(1)

当 8154 佐藤吉孝 52 無元(1)

  7992 江花圭司 34 無新

  6828 田中雅人 58 共元

 =選管最終発表

【関連記事】

1051チバQ:2010/01/25(月) 12:20:58
現職後継が当選
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/01/9962.html
平川市長に大川氏 小笠原氏に1063票の大差


 任期満了に伴う平川市長選は24日投票が行われ、即日開票の結果、現職の後継指名を受けた元市議会議長の農業大川喜代治氏(64)=無所属・新=が9313票を獲得し、前市議会議長の保育園長小笠原勝則氏(56)=同=に1063票差をつけ、初当選を果たした。大川氏は組織戦を展開しながら、農事組合や市社協などでの豊かな経験も有権者にアピールし、勝利につなげた。合併5年目で初の選挙戦となった市長選だが、盛り上がりに欠け投票率は62.84%にとどまった。

 大川氏は昨年10月、市議会9月定例会で一度出馬の意欲を示しながら「議会の会期中にいろいろあった」として出馬を断念した外川三千雄市長(76)から後継指名を受け、立候補を決めた。
 政党や団体の推薦を受けない方針を打ち出し、市民派と強調しながらも、市三役や政策に共感した市議16人、同市区選出の長尾忠行、中村弘両県議から支持を受け、組織力で優位に立った。
 街頭では「介護認定を受けながら、在宅で苦労する市民がいる状況を改善したい。成長なくして平川市は成り立たない」などと訴え支持を集めた。
 小笠原氏は「産地を明確化し市のブランド力を高め農業販売確立を図る」としたほか、東北新幹線全線開業に合わせた観光振興なども提言。佐藤雄副議長や若手市議とともに草の根運動で「市民と一緒に明るく豊かな市を目指す」と主張したが、及ばなかった。
 選挙戦に突入した初の市長選にもかかわらず、両氏が同じ与党系で大きな争点がないこと、「平賀対決」に他地区の関心が希薄化したことも影響し、投票率は旧町村長選の水準90%台、07年市議選の74・75%に及ばなかった。

当選 9,313 大川喜代治(64)無・新
   8,250 小笠原勝則(56)無・新
 ▽有権者数 28,344
 ▽投票者数 17,810
 ▽投 票 率 62.84%
 ▽有 効 票 17,563
 ▽無 効 票 247
 ▽不 受 理 0
 (市選管確定、敬称略)

【写真説明】初当選を果たし妻博子さん(右)と万歳三唱で喜ぶ大川氏=24日午後10時50分ごろ

1052チバQ:2010/01/25(月) 12:23:08
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100125ddlk02010089000c.html
選挙:平川市長選 市長に大川氏 市政の継続、組織戦で支持集め /青森
 任期満了に伴う平川市長選は24日、投開票され、無所属新人で元市議会議長の大川喜代治氏(64)が、同新人で前議長の小笠原勝則氏(56)を破り、合併後初の選挙戦を制して初当選した。当日有権者数は2万8344人で、投票率は62・84%(前回は無投票)。

 大川氏は外川三千雄市長の後援会長を務め、外川市長の後継者として立候補。地元選出の県議2人が支持し、多数の市議も支援に回って組織戦を展開して幅広く支持を集め、知名度で小笠原氏を上回った。

 選挙戦では「農商工連携で所得向上を図る」などと訴え、農業組合法人の組合長の経験から、農協や商工関係に加え、市社会福祉協議会長として福祉関係などにも浸透した。

 小笠原氏は、外川市長の与党会派ながら市政刷新を掲げ、大川氏の組織戦のすき間を突いてきめ細かく足で歩き、若手農業者らから支援されたが及ばなかった。【塚本弘毅】

==============

 ◇市長選開票結果=選管最終発表
当 9313 大川喜代治 64 無新

  8250 小笠原勝則 56 無新

==============

 ◇平川市長略歴
大川喜代治(おおかわ・きよじ)64 無新(1)

 [元]市議長▽農業▽市社会福祉協議会会長[歴]柏木農高

1053チバQ:2010/01/25(月) 18:49:51
民主支援候補が当選です、いちお


>山口氏は合併効果の実感できない旧町村部を代表する形で地域間格差を指摘。経済人を中心に旧市域にも支持を広げた。陣営には渡部恒三元衆院副議長(民主党)の支持者らが加わり、自民党が飯野、白井両陣営に割れて組織戦で優位に立った。

1054チバQ:2010/01/26(火) 21:15:46
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20100126ddlk07010174000c.html
ニュースBOX・福島:山口・次期喜多方市長の課題 旧町村部、格差に不満 /福島
 ◇財政硬直化で重点事業遅れ
 現職と新人計4人による混戦となった喜多方市長選は、旧熱塩加納村長の山口信也氏(69)が、現職の白井英男氏(67)、元県職員の飯野雄太郎氏(58)らを降し、初当選した。候補者同士のしがらみや思惑が交錯する中、有権者は4年たっても実感できない合併効果、旧市と旧町村部の格差、地域経済の閉塞(へいそく)感などへの不満から市政の転換を求めた。新市長は課題となっている財政再建も進めながら、どこまで市民の期待に応えられるか、その手腕が問われる。【太田穣】

 ◇民主対自民
 選挙結果は山口氏1万2502票、飯野氏8952票、白井氏6553票、前市議の上野正雄氏(65)が4214票。

 農水省のキャリア官僚だった白井氏は、1986年から98年まで旧市の市長だった飯野陽一郎氏(85)の事実上の後継指名を受け、自民党を中心とする陽一郎氏の選挙組織に乗って初当選した。陽一郎氏は飯野氏の父。今回の飯野氏の立候補で白井氏の後援会組織の主力が古巣に戻り、「担ぎ手がいない神輿(みこし)」(飯野氏陣営)になった。

 一方、山口氏は、「飯野−白井」系の分裂を見極めたタイミングで立候補表明。民主党県議の瓜生信一郎副議長を選対本部長に据え、自民党系の両陣営との違いを鮮明にした。

 ◇旧市域対旧町村部
 また、山口氏は旧町村長の支援を取り付け、旧町村部代表をアピール。白井氏と合併を進めた首長たちが1期目のかじ取りに不満を表明した形だ。

 その源には、合併協議で合意した重点事業が進まないことへのいらだちがある。新市建設計画では、旧5市町村が持ち寄った事業の財源として、総額約130億円の合併特例債の起債を決定した。しかし、4年間の実績は26億円。何より新市民を刺激しているのが、旧市域への事業の集中だ。着手した33件のうち16件を占める。旧町村部出身の市議は「格差が広がるばかり。西会津町のように合併しなかった方が良かったと言う住民も多い」と指摘する。

 ◇迫られる財政健全化
 重点事業の遅れには、財政の硬直化という理由がある。旧市時代に「コストカッター」として辣腕(らつわん)を振るった白井氏は、新市でも財政再建に取り組んだ。合併初年度の実質公債費比率は21・5%と危険水域にあったが、今年度は19%台に下がる見込みだ。

 同市は「蔵とラーメンのまち」として全国に名が知られているが、産業基盤は強くないことが背景にある。特に、企業立地が進まず、雇用問題が深刻。合併後の4年間で、同市に進出したのは組み立て加工工場1社だけ。それ以前は十数年さかのぼるという惨状だ。地場の事業所数(製造業)も05年以降減り続け、有効求人倍率(昨年11月)は0・31と全国ワースト3位の県平均を下回る。

 「2期目は少しは手足を伸ばせる」と話していた白井氏は、財政再建の地ならしをしたところで役割を終える。財政を再び悪化させることなく、地域の要求に応えることができるのか。市の一体感を育て、市民に合併効果を実感させることができるのか。課題は「均衡ある発展」を掲げる山口氏に引き継がれる。

1055たーちゃん:2010/01/31(日) 19:37:37
利府町長選挙に立候補した小笠原まち子さんは
無所属となってますが共産党との事です。
なぜ無所属にしているのかというと民衆からの
ウケがいいからです。ちなみに利府町まちづくり
ネットワークの相互リンクを見ればすぐにわかります。
っていうか、共産党なら共産党だと真っ向から
勝負してほしいよねー。おおかた仙台市長選挙で
女性がとれたから今だったらチャンスと思っての
出馬なんでしょうけどねー。団地とかの住民は
サッカーボールとかの話しにのせられて応援
している人もいるみたいですが共産党系でも
応援しちゃうのかなー?古くからこの利府町に
いる人ならみんな知ってるよねー。

1056とはずがたり:2010/01/31(日) 20:01:19
>>1055
レスあざーす。
でもそんなんゆうたら県知事も自民党の癖に無所属ですやん。
民衆からのウケがいいからでしょうな。

1057さんだーばー堂:2010/02/01(月) 08:41:07
>>1055-1056
ちょっと気になって調べてみました。
町議時代は別に共産の公認も推薦も得ていなかったようです。
むしろ掲示板によっては「共産と仲が悪い」という趣旨の書き込みすら見かけました。

で、政策的には町財政の健全化とかを打ち出している模様。ブログをやっているようですので詳しくはそちらで見られそうですが。

実は氏の公約の中で最も注目されていたのが「楽天二軍」問題。
町内の球場を楽天イーグルスの二軍が本拠地として使用しているのですが、その球場使用料を球団から徴収するという公約を掲げているとか。
それで「そんなこと言ったら球団が撤退してしまう」という騒ぎになっているようで。

ソースもない書き込みを長々続けて申し訳ありませんが、個人的感想からいえば
「共産系候補だとすれば騒がれすぎのレベル」かと。

1058とはずがたり:2010/02/01(月) 10:34:54
>>1057
おお,ご調査感謝です。
市民派の候補に保守派がアカのレッテル貼って利権固守しようとしてる構図でしょうかねぇ。

1059チバQ:2010/02/02(火) 19:39:11
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2010_02/k/100203k-senkyo.html
臼井真人氏は不出馬
2010.02.03
気仙沼市長選
市議選にあらためて立候補/


 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、立候補を模索していた気仙沼市議で会社役員の臼井真人氏(58)は2日、出馬しないことを周囲に伝えた。

 取材に対して「後援会関係者らと相談し、議員の立場で気仙沼の発展に尽くすことにした」と説明。市長選には出馬せず、同時に行われる市議選にあらためて立候補する考えを強調した。臼井氏は市議3期目。支持者らの中には臼井氏を市長に推す声もあったが、擁立でまとまらなかったとみられる。

 現職の鈴木昇氏(65)は1月30日、次期市長選には立候補せず、今期限りで引退すると表明している。

 市長選をめぐっては現時点で、地元経済界などを中心に自民党の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の地元秘書を務める菅原茂氏(52)を擁立する動きが加速している。2006年の前回市長選で次点となり、出馬が有力視されていた会社役員の尾形和優氏(59)は立候補を見送るもようで、尾形氏の支持者の一部や市民グループは、気仙沼市出身で市民活動に取り組む30代男性を推す意向だ。

 民主党県連は今夏の参院選までに行われる気仙沼市などの首長選で、現職を推薦しないことを確認している。鈴木氏の引退表明を受け、独自候補の擁立も含めて県連の対応が注目される。

1060チバQ:2010/02/07(日) 17:40:37
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100207t51030.htm
東根市議が自殺 山形県警が任意聴取
 6日午前5時40分ごろ、山形県東根市中央東1丁目、市議岡崎賢治さん(62)が自宅で倒れていると、妻から119番があった。岡崎さんは意識が混濁した状態で病院に搬送されたが、死亡した。村山署は自殺とみている。議会関係者によると、農薬を飲んだとみられるという。

 岡崎さんは1994年に初当選し、議長も務めた。村山署によると、岡崎さんは同署や山形県警捜査2課から任意で事情を聴かれていたという。


2010年02月07日日曜日

1061チバQ:2010/02/08(月) 21:45:46
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100208k0000e040021000c.html
自殺:山形の市議、前日に県警聴取
 6日午前5時35分ごろ山形県東根市中央東1、同市議、岡崎賢治さん(62)方の農作業小屋で、岡崎さんが倒れているのを家族が発見した。岡崎さんは病院に運ばれたが、同日死亡した。消防によると、死因は農薬のようなものを飲んだことによる薬物中毒。県警村山署は自殺とみている。

 岡崎さんは94年8月の市議補選で初当選し5期目。04年10月〜09年8月に議長も務めた。県警によると公共工事を巡る捜査で、捜査2課などが岡崎さんから任意で事情を聴いており、死亡前日の5日も聴取していたという。【浅妻博之】

1062チバQ:2010/02/08(月) 21:50:38
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001002080004
再選へ着々
2010年02月08日

 今秋に任期満了を迎える佐藤雄平知事が7日、知事就任後初の政治資金パーティーを福島市内で開く。知事選に向けた資金集めのためとみられ、支援者は佐藤知事の再選に向けて動き出す。別の候補者擁立を探っている自民党県連は出席を断ったが、同党を支持してきた業界団体は顔をそろえる。(丹治翔、村上晃一)


 ●資金パーティー有力団体が発起人


 政治資金パーティー「佐藤雄平知事を励ます会」は約30団体が発起人になり、1千人以上が出席する予定。発起人代表には、後援会2団体のほか商工会議所や農協の政治団体、県医師会など6団体のトップが名を連ねた。


 佐藤知事は民主党出身だが、これらの団体は長年自民党を支持してきた。「知事がこれまで打ち出してきた『県民党』という姿勢が理解されている」と知事側は歓迎する。知事を支える県民連合の県議は「これだけの組織を奪い返すのは自民党も難しいだろう」と自信を見せた。


 佐藤知事は任期1年を切った昨秋から、いつ知事選への立候補を表明するか注目が集まるが、明言を避け続けている。一方で、昨年後半から福島市や郡山市の後援会を拡充するなど選挙態勢は固めつつある。3日にあった県の予算案の発表では、新年度から5年間の総合計画を重点に予算配分し、「将来に希望を持ちたい」と力を込めた。「自ら作った計画を最後までやり遂げたい思いは当然あるだろう」と関係者はみる。


 前知事の辞職に伴う2006年の出直し知事選では、民主、社民と無所属の県議からなる県民連合と連合福島の4者協議会が中心となって候補者擁立に動いたが、作業は難航。佐藤知事の立候補表明は告示日まで1週間に迫った時期だった。連合福島の幹部は「6月か9月の県議会あたりで表明するのだろう。今回は本当に気が楽だ」と話す。


 県民連合のある県議はこう言った。「自分が言わなくても周りが準備してくれている。知事は幸せな人だ」


 ◎「白紙」の自民/争点・対立候補、絞れず


 一方、自民党県連は先月中旬の会議でパーティーへの欠席を決めた。「選挙に向けて知事を励ます会に、(候補者選びが)白紙状態の我が党が出席するわけにはいかない」と斎藤健治幹事長。同党は今夏の参院選に全力を注ぐとし、知事選への態度を明確にしていない。


 ただ同党内部では、すでに態勢を固めつつある佐藤知事と、五分に競える候補者を擁立するのは厳しいとの声もある。また、佐藤知事は1月臨時県議会で、同党が要望した公共事業が中心の補正予算を編成。これまでの県政運営でも同党に配慮しており、「県政にそんなに不満はない」(同党県議)と明確な争点を作り出すのも難しい情勢だ。


 同党のある県議は「知事の包囲網はすでに全方位に及んでいる。これに勝つのはなかなか難しい」と話す。斎藤幹事長は「評価するべきところは評価しなくてはいけない」とし、16日に開く党の会合に佐藤知事を招待した。


 県民連合のある県議は「(自民党は)相乗りをするタイミングを計っているのではないか」との見方を示す。

1063チバQ:2010/02/11(木) 08:57:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100211t61012.htm
佐藤福島知事 11月任期満了 周囲、再選へ着々

政治資金パーティーで、参加者と握手する佐藤雄平知事=7日、福島市のホテル


 11月に1期目の任期満了を迎える佐藤雄平福島県知事が、再選に向けて動き始めている。7日に福島市で初の政治資金パーティーを開催、有力業界団体のトップや国会議員、市町村長らが顔をそろえ、「出馬要請」を受けた。佐藤知事本人は依然、慎重姿勢を崩さないが、着々と選挙に備えているとみられる。一方、前回知事選で戦った自民党は、対立候補を擁立できるかどうかいまだに不透明。現職が立候補を表明しないまま、再選ムードさえ漂い始めている。

<励ます会1300人>
 約1300人が詰め掛けた会費1万円の「励ます会」。知事夫妻が並ぶ壇上で、県農協5連の安田寿男会長が「県民のため引き続きかじ取りをお願いしたい」と激励した。

 県商工会議所連合会長の瀬谷俊雄東邦銀行会長は「困難な県政を引き続き担えるのは雄平さんしかいない。今日が事実上の(知事選)キックオフだ」と宣言した。

 佐藤知事はあいさつで「11月(知事選)の話はしない」と相変わらずの慎重さだったが、新年度からの県総合計画を中心に約30分間語り、「皆さんと一緒にまい進したい」と会場を沸かせた。

 「励ます会」は、知事就任以来初めて開いた政治資金パーティー。医師会や建設産業団体連合会、連合など県内29団体と知事後援会が合同で主催した。渡部恒三元衆院副議長(衆院福島4区)や佐藤憲保県議会議長、瀬戸孝則福島市長らも出席した。

 佐藤知事は前知事の辞職に伴う2006年の知事選で、民主党参院議員から転身。民主党や社民党、連合などの支援を受けて初当選した。既に両党と連合は、再選を支持する姿勢を明確にしている。

<「対決難しい」>
 自民党は対立候補擁立について態度を明確にしていない。同党の県議全員がパーティーへの招待を受けていたが、県連の会議で欠席を申し合わせた。

 その一方で、16日の自民党県議の懇親会には知事を招待している。民主党の県議は「パーティー欠席の埋め合わせだろう」と話す。

 自民党内では、佐藤知事との対決ムードが盛り上がっていないのが実情だ。同党に近い有力業界団体のトップは「これだけ支援態勢が整ってしまえば、例え自民党が参院選で盛り返しても、佐藤知事と対決するのは難しい。アクシデントでもない限り、再選は動かないだろう」との見通しを示している。

◎プルサーマル「熟慮し対応」福島知事

 福島県のエネルギー政策検討会が10日開かれ、東京電力が申し入れている福島第1原発3号機(大熊町)でのプルサーマルについて、佐藤雄平知事は「熟慮して対応する」と話した。16日開会の県議会2月定例会で、検証作業をさらに続けるのか実施を了解するのか、何らかの判断を示す見通しだ。検討会は県の各部長らで構成。昨年7月から、国と東電の取り組みや核燃料サイクルなどについて検証してきた。

 佐藤知事は「(原発をめぐる問題を)いろいろな角度から検証した。理解できる部分もあるし、これから検証しなければならない部分もある。県が今後、原子力政策にどう対処していくか、熟慮しなければならない」と説明した。

 会議後、記者団から判断時期について聞かれた佐藤知事は「まだ話す時期ではない」と明言を避けた。福島第1原発のプルサーマルをめぐっては、県議会が昨年12月、「まず知事が判断すべきだ」とする意見書を全会一致で可決。佐藤知事に姿勢を明確にするよう求めていた。


2010年02月11日木曜日

1064チバQ:2010/02/12(金) 22:00:19
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20100211-OYT8T01044.htm
民主系県議がキャラバン 知事選大敗で
県議選で巻き返しへ


参加者からの声に耳を傾ける「改革みやぎ」の県議ら(奥)(11日、大崎市古川駅前大通で) 県議会の民主系会派「改革みやぎ」は11日、大崎市内で、地元の自治体議員らを集めた意見交換会を開いた=写真=。昨年10月の知事選で大敗したことから、「政策の浸透が不十分」との反省を踏まえ、現場の声を取り入れるために実施した。今後、意見を政策に反映させ、来春の県議選などで巻き返しをはかる。

 「政策キャラバン」と名付けられた意見交換会には、同会派のほぼ全員の県議11人と、同市を地盤とする同党の石山敬貴衆院議員が出席。市町村議や後援会関係者ら約100人を前に、政府予算案や同党の成長戦略、10日に公表された県予算案の特徴を説明した。県議が選挙区を越えて集会を開くのは初めてという。

 意見交換は約1時間に及び、「地方議会が活性化しなければ、国がせっかく地方に起こした(政権交代の)波も生かされない」などの指摘も出た。地上デジタル放送移行に向けた助成の充実などを求める意見もあり、県議らが回答した。

 キャラバンは今後、県内各地で開く予定で、藤原範典会長は「地域主権を訴える政権政党として、現場の声を集め、かゆいところに手が届く政策を打ち出したい」と話している。

 集会を開く背景には「政権交代の流れを地方に定着させる試金石」として臨んだ知事選で、同党推薦候補が大差で敗れたことに加え、県議会でも、定数61人の約3分の2を占める自民党・県民会議に対し、改革みやぎは12人だけで存在感を示せていないためだ。

(2010年2月12日 読売新聞)

1065チバQ:2010/02/14(日) 11:03:30
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001002140004

本間元知事が出馬へ/大崎市長選
2010年02月14日

 4月18日に投開票される大崎市長選に元知事の本間俊太郎氏(69)が立候補することが13日、分かった。近く正式に表明する。本間氏に近い後援者が朝日新聞の取材に明らかにした。


 本間氏は2006年4月の前回市長選にも立候補し、約2400票差で現職の伊藤康志氏(60)に敗れている。本間氏は知事だった1993年に、ゼネコン汚職に絡んで辞職。01年と03年の衆院選に立候補したが落選した。


宮城4区

■2003年選挙得票

1 伊藤信太郎 自由民主党 前 76,554 当選
2 本間俊太郎 無所属 新 61,200
3 山条隆史 民主党 新 40,583
4 小野敏郎 日本共産党 新 12,196

■2001年10月補欠選挙得票

  1  伊藤信太郎    自由民主党  新       63,745  当選
  2  本間俊太郎    無所属    新       48,871  
  3  山条隆史     民主党    新       11,633  
  4  小野俊郎     日本共産党  新       9,281  


 市長選には、伊藤市長が再選を目指して立候補する意向を表明している。


http://www.tradewind.or.jp/~dsch1906/065gatu1.htm
5月1日(月)

大崎市の初代市長、伊藤康志氏が当選


 ▽大崎市長選開票結果=選管確定=
  当39546 伊藤  康志 無新①=自民党推薦
    37139 本間俊太郎  無新
     2941 渋谷  貞雄 無新



 大崎市長選は30日、投票が行われ、即日開票の結果、前県議会議長・伊藤康志氏(56)=無所属、自民党推薦=が、元知事・本間俊太郎氏(66)=無所属=、保育園長・渋谷貞雄氏(68)=無所属=を破り、当選を果たした。

 伊藤氏は、組織力を生かして手堅く運動を展開。村井嘉浩知事や、自民党国会議員らが支援に駆けつけるなど、国や県とのパイプを強調、「大物県議」の力を見せつけた。

 地元古川以外の地域では、旧町の町長らの支援を受けて支持を広げ、出遅れをばん回した。

 本間氏は、各地でミニ集会を精力的に展開するなど草の根的な運動を展開した。

 女性や高齢者らを中心に支持を広げ、旧郡部では伊藤氏をしのぐ知名度があり、旧玉造郡などでは伊藤氏をリードしたが、広がりに欠いた。

 渋谷氏は告示直前になって立候補を表明。短い期間で支持を得られなかった。有効投票の十分の一の得票を得られず、供託金百万円は没収となった。

 投票率は73・57%、。投票区別では古川68・70%、松山81・20%、三本木78・58%、鹿島台77・86%、岩出山77・18%、鳴子81・52%、田尻78・70%。

 各区ごとの得票は次の通り。

【本間俊太郎候補】
▽古川=18,358▽松山=2,038▽三本木=3,422▽鹿島台=2,717▽岩出山=4,503▽鳴子=3,261▽田尻=2,840

【伊藤康志候補】
▽古川=18,976▽松山=2,364▽三本木=1,701▽鹿島台=5,336▽岩出山=3,703▽鳴子=2,324▽田尻=5,142

【渋谷貞雄候補】
▽古川=1,510▽松山=151▽三本木=147▽鹿島台=377▽岩出山=283▽鳴子=180▽田尻=293


解説

 実質的に2人の戦いとなった選挙選は、前県議会議長の「政治力」か、元知事の「過去の実績」か、いずれかを選択する様相になった。新市最初のリーダーを決める選挙戦にしては、明確な争点もなく、政策論争は活発だったとは言い難い。

 自民党国会議員や村井知事らが支援に駆けつけるなど、伊藤氏は大物県議ぶりを見せつける選挙戦を展開した。

 しかし、首長としての伊藤氏の手腕は未知数だ。選挙戦で訴えた「大崎の宝」にどう「磨き」をかけ、地域振興に結びつけるのか、抽象的な印象はぬぐえなかった。公約の「1万人の雇用創出」も、具体的な道筋は伝わってこなかった。

 市民の一体感醸成や自治組織の立ち上げなど、初代市長ならではの重責が待っている。さらに、市民病院建設問題にもさっそく、取り組まなければならない。

 選挙戦で訴えた「大崎の資源に、みなさんといっしょに磨きをかける」という初心を、忘れてはなるまい。

1067チバQ:2010/02/16(火) 12:21:40
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20100216ddlk04010095000c.html
選挙:気仙沼市長選 菅原氏が出馬表明 現職は引退を表明 /宮城
 任期満了に伴う気仙沼市長選(4月25日投開票)で、同市在住で自民党の小野寺五典衆院議員秘書、菅原茂氏(52)が15日、無所属で立候補することを表明した。

 菅原氏は同日、市内のホテルで会見し、「秘書としての任務や課題もあったが、市長としての職責を通じて市民の皆さんに恩返ししたい」と立候補の動機を語った。さらに、行財政改革や産業振興、雇用創出などの政策を明らかにした。

 菅原氏は気仙沼市出身で、東京水産大(現東京海洋大)を卒業。大手総合商社勤務を経て、1992年に水産会社に転職した。07年から宮城6区選出の小野寺氏の秘書を勤めている。

 市長選では、現職の鈴木昇市長(65)が1月末に引退を表明。立候補表明は現在、菅原氏だけだが、今後、候補者擁立の動きが活発化しそうだ。【石川忠雄】

1068チバQ:2010/02/20(土) 10:51:09
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100210ddlk03010004000c.html
変わる:県予算への影響/上 積極型予算 地方交付税増で可能に /岩手
 ◇「はしごを外された時」懸念
 達増拓也知事は8日の予算発表会見で、強い口調で言った。「地方を強くしていこうという新政権の方向性は、この予算に反映されている」

 前年度当初比6・1%と大幅に増えた「積極型予算」は、将来交付税として措置される臨時財政対策債を含めた県への実質的な地方交付税が、前年度比で約220億円増えたため、実現した。景気低迷などで県税収入が大幅に減る見込みで、独自の雇用対策や経済活性化、地域医療の充実などに大きな予算を割くことは難しかった。「国の配慮がなければ、多額の起債などしないと予算編成が難しかった」と県幹部は言う。

 だが、国の補正予算で積んだ基金の261億円を含めると、国への依存財源は4000億円を超える。財源の国への過度の依存ぶりの裏返しでもある。

 小泉政権以降、県への普通交付税額は00年度の2880億円から09年度には2103億円に減った。これに対し、県は、独自財源の確保より、公共事業や職員定数削減など、交付税減額に比例して予算規模を01年度以降7年連続で減らした。同時に主要3基金からの取り崩しを続けてきた。

 経済状況の低迷は続く見込みで、県税収入の大幅改善は見込めない。岩手県立大学総合政策学部の斎藤俊明教授(政治学)は「今回の予算案は、県内経済を刺激し、税収を引き上げるような策はなく、展望が見えない」と指摘する。

 独自財源を確保する手だては十分できていない。来年度以降も国から同程度の財源を得られるかは不透明だ。県幹部も「はしごを外された時に赤字団体になりかねない」と懸念する。11年度以降は毎年度700億円以上の歳入不足に陥るとの予測だ。【岸本桂司】

1069チバQ:2010/02/20(土) 10:51:44
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100211ddlk03010060000c.html
変わる:県予算への影響/下 事業仕分け 「廃止」一転「活動継続」 /岩手
 ◇県が費用盛り込む
 ホームページを通じた啓発や活動推進員の派遣など3事業を委託、計約800万円。今予算案で、県が盛り込んだ県地球温暖化防止活動推進センターの運営費だ。今年度と同程度だった。

 地球温暖化防止活動推進センターは昨年11月、行政刷新会議が行った「事業仕分け」で「民間でも十分(温暖化防止活動の)機運がある」などとして、関連予算が廃止されることになっていた。

 だが、国の予算は減額ながらも約6億円が計上され、県センターにも数百万円の補助が見込まれるという。センター設置の根拠法も残っている。県環境生活企画室の平井孝典温暖化・エネルギー対策課長は「役割は果たしており、活動は必要だ」と胸をなで下ろす。1月27日にはセンターの指定管理団体に、NPO法人・環境パートナーシップいわて(盛岡市)を選んだ。

 一方、事業仕分けの結果に対応を迫られた部署もある。細かい林道の整備や間伐などを行う森林・林業・木材産業づくり交付金(概算要求額79億円)は、森林整備加速化・林業再生事業という「ほぼ同じ別事業がある」として、廃止された。

 県はそこで、今年度積み立てた基金を元に国が全額を補助する同事業から、来年度当初予算案に、県産材活用約8億円▽間伐などに約7億円▽松くい虫対策に約1億円−−などを引っ張った。県農林水産企画室は「政策的経費は前年度並みを維持できた」と胸を張る。だが、交付金で行う考えだった低コスト造林の促進事業が対象にならず、実施できない「痛み」も被った。

 政権交代前に設けられた基金による事業は11年度まで。その後の保障はない。同室の高橋渉・企画課長は「この予算で、できる限りのことをしなければならない」と述べる。【山口圭一】

1070チバQ:2010/02/27(土) 12:53:50
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20100227ddlk02010120000c.html
選挙:弘前市長選 連合青森、葛西氏を推薦 /青森
 連合青森(石田隆志会長)は26日、青森市内で政治センター幹事会を開き、4月の弘前市長選に立候補を表明している前副市長の葛西憲之氏(63)を推薦することを決めた。来月3日の執行委員会で正式決定する。

 一方、今夏の参院選青森選挙区については、民主党が来月上旬に公認するとみられる新人で元青森朝日放送アナウンサーの波多野里奈氏(37)を推薦する方向で検討している。【矢澤秀範】

1071ももだぬき:2010/02/28(日) 08:33:54
気仙沼市長選民主党側は内海太出馬?

1072二階席:2010/02/28(日) 08:37:34
>>1071

きましたね。出馬要請。

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100228t11026.htm

気仙沼市長選 民主、内海氏に出馬要請へ

 民主党宮城県連(安住淳代表)は27日、仙台市内で選対会議を開き、任期満了に伴う4月の
気仙沼市長選(18日告示、25日投票)について、元県連幹事長で県議の内海太氏(62)
=気仙沼=に立候補を要請することを決めた。

 現職の鈴木昇氏(65)が引退する気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員
(宮城6区)の公設第一秘書を務める菅原茂氏(52)が立候補を表明した。

 民主党県連は今夏の参院選や次期衆院選を見据え、自民党が議席を持つ6区の気仙沼市長選を
重視。県議5期のベテランで支持労組に推す声がある内海氏が候補者に最適との結論に達した。

 内海氏が立候補すれば、気仙沼市長選は政党対決の構図になる可能性もある。
 一方、大崎市長選(4月11日告示、18日投票)は独自候補を擁立するかも含め、引き続き
検討することで一致した。

 大崎市長選には、再選を目指す現職の伊藤康志氏(60)、元知事の本間俊太郎氏(69)が
立候補を表明した。県連内には大崎市出身の党県議の擁立論があるが、民主党支持の政治姿勢を
条件に現職を推す声が広がりつつあり、慎重な対応が必要と判断した。

1073建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/02/28(日) 14:44:22
大津波警報 青森の町長選、投票を一部中止し繰り延べ
2010年2月28日12時6分
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY201002280103.html
 南米チリの地震による大津波警報が発令された青森県太平洋岸の同県おいらせ町の町長選は28日、町内の投票所20カ所中3カ所で午前9時40分に投票の受け付けを中止した。
この3カ所は3月7日に改めて投票を行い、開票作業も同日に延期された。残りの17カ所は予定通り投票が続けられている。

 中止になったのは一川目地区生活会館、二川目地区生活会館、川口地区コミュニティセンターの3カ所。
同町は午前10時半に太平洋沿岸に住む1422世帯に避難指示を出しており、両生活会館は住民の避難所になった。

 町は投票中止の理由を「住民の避難所確保と、町職員を防災対策に当たらせるため」と説明している。

1074チバQ:2010/02/28(日) 16:28:43
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002240005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・上
2010年02月24日


つや姫のおにぎりをほおばる子どもに「おいしい?」と声をかける知事=2009年11月、東京・銀座のアンテナ店

∞素人っぽさに親しみ


面会2倍 目立つペーパー棒読み


 「チェンジ!」を掲げ、初当選した吉村美栄子知事の県政運営が2年目に突入した。政治も行政も「素人」だった主婦からの大転身。新風を求めた県民の思いを託された1年目の成果と課題を考える。(佐藤恵子、藤木健、川原千夏子)


 「うちのめんごいつや姫、かわいがってけらっしゃい」


 東京・銀座に威勢のいい山形弁が響いた。昨年10月、声の主はもんぺ姿の吉村知事。県のアンテナ店で開かれた県産米「つや姫」の先行販売開始イベントの一コマだ。


 子どもに目線を落とし、若者に気さくに「家でご飯炊いてる?」。高齢者には大きめの声で語りかけた。前日に山形市であった催しでは、「知事さん、握手してけろ」と駆け寄ってくる市民もいた。


■「かあちゃん知事」


 行政経験なし。政治経験もなし。主婦歴30年以上。こんな経歴の知事は珍しい。


 「素人と言えば素人。専門的な知識がないことが欠点」と吉村知事は率直に認める。では、心がけている「知事の役割」とは? 「政策はもちろん大事だけど、県民に元気を与えることも大事」


 前知事時代との「チェンジ」を示すデータがある。


 県の資料「知事の面会者等一覧表」によると、前知事が08年7〜12月に公務で面会したのは63件。一方、吉村知事は09年後半に147件で、前知事の2倍強。「JA山形中央会役員」や「県建設業協会役員」が並ぶ。同時期の土日の公務は、約20件の前知事に対し、吉村知事は約60件で3倍だった。


 知事の当選直後、支援したある県議はこうアドバイスしたという。「業者など利権関係者は絶対ダメだが、それ以外で会いに来た人はどんどん知事室に入れなさい。『知事来て』と言われたら、できるだけ出て行きなさい」


 県民にまず、知事のうりである庶民的な人柄を浸透させるためだ。「2期目」をにらんだ戦略でもある。


 そんな周囲の思惑を知ってか知らずか、自称「かあちゃん知事」はこの1年、人と会い、催しに出て、県産品のトップセールスに奔走した。


 知事周辺は「ふつうの主婦らしい立ち振る舞いに、県民は親しみを感じている。知事の人気は高い」との手応えをつかんでいる。もちろん人気は水もの。「1年目はご祝儀相場」なのも重々承知だ。


■少ない自分の言葉   


 昨年11月の北海道・東北知事会。「新政権は決めたことをごり押しする印象だ」(新潟県知事)、「事業仕分けの影響を調べて国に伝えよう」(北海道知事)――。新政権への対応策をめぐる活発なやり取りの中、吉村知事はペーパーの棒読みが目立った。


 他県の知事と席を並べる知事会などで、吉村知事が存在感を示せたことはほとんどない。山形弁を駆使するトップセールスなどとは打って変わって、「自分の言葉」が影を潜める。週1回の定例記者会見や県議会の答弁もペーパー頼りが多い。


 「1年前よりは自分の言葉が増えたかな」と本人は自己評価するが、会見で質問にとまどう場面は今も少なくない。


 「庶民感覚」を保ちながら、「素人」からどう脱皮するか。2年目の宿題だ。

1075名無しさん:2010/02/28(日) 16:29:57
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002250003
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・中
2010年02月25日


県議会本会議場。吉村知事の隣には、いつも高橋副知事が座る。「出しゃばらずに知事をしっかり支えている」との評が多い

 後ろ盾、自民封じ込め


 ∞製造者責任/生え抜き副知事 右腕に


 昨年1月の知事選で「県民優先主義」「行政のムダ排除」などをうたった吉村知事のマニフェスト。作成を主導したのは、当時、県政野党だった県民クラブの和嶋未希県議(現民主党衆院議員)や阿部昇司県議、連合山形の幹部、現職に反発していた一部の自民党関係者らだ。


 知事の身内にも、県政界や行政に通じた面々がいる。同居する義父の吉村敏夫氏は元県出納長。亡夫の叔父が故吉村和夫元山形市長で、その息子の吉村和文ムービーオン社長と吉村和武県議も後ろ盾に名を連ねる。


 それでも――。現職を破った投開票日の夜、支援したある県議は祝杯の中で、不安も感じていた。「知事としての手腕は未知数。半年や1年で投げ出されたら……」。主婦出身の新知事を誕生させた「製造者責任」が生まれた夜でもあった。


    ■   ■    


 「政治家の素質」


 「1年目で最も苦労した」と知事が振り返るのは、野党自民党が最大会派を占める議会への対応だ。最初の難題は昨年の2月定例会。知事派県議らは、自民県議を取り込み、知事の隣に生え抜きの高橋節副知事を座らせた。これが功を奏した。知事答弁では、副知事が小声で助け舟を出すこともしばしば。知事が「一番相談する人」と全幅の信頼を寄せる右腕だ。


 自民の反発が特に強かったのが、マニフェストで約束した副知事2人を1人に減らす条例改正。知事側は2度の定例会で見送り、満を持して9月定例会に提案した。「否決なら12月に」と腹をくくったが、自民の攻撃は不発。あっけなく可決した。


 就任直後にぶち上げた「最上川の世界遺産登録見直し」では、自民への根回しはなし。県教委も「寝耳に水」。知事周辺も驚いたが、「ぶれてはいけない」と知事に言い聞かせたという。結果は、県民の間に反対の動きは広がらず、自民などの抵抗も尻すぼみに終わった。


 結局、「(昨年の)2月定例会は強烈な風圧、6月も風圧はあった。でも9月は弱まり、12月はかなり弱まった」と知事。政権交代という追い風も吹き、議会の攻防は自民の腰砕けが際立つ展開になった。


 知事に近い県議は「政治家の素質がある。ぶれないし、けんか上手。『主婦感覚』もあるだろうが、周りが賛成しやすい雰囲気をうまく作る」とうなる。


 知事選で裏方を務めた元副知事の金森義弘氏は別の一面を指摘する。「彼女のすごい能力はペーパー読みが大好きなこと。県庁の大量の書類を赤線引きながら読み込んでいる。それで流れはある程度つかめるし、判断もできるようになる。ふつう知事は読まないよ」


    ■   ■    


 「恩と縁」で行動


 一方で、政治家としての立ち位置は、政治的な理念以上に、「恩と縁」という私的な要因で決めてきた。総選挙は知事選で支えてもらった民主の鹿野道彦氏を、酒田市長選では家族付き合いのあった新顔を応援した。


 問題は、この夏の参院選だ。
 自民現職の岸宏一氏が立候補し、民主候補と争うことになったら――。「知事選で直接支援を受けていない民主の新人より、助けてもらった岸氏を」「両方の応援に行けばいい」。知事周辺からはさまざまな声が聞こえてくる。


 「ぶれない姿勢」を、どう貫くのか。悩ましい局面が待ち受けている。

1076名無しさん:2010/02/28(日) 16:30:31
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000001002260005
「チェンジ!」の行方吉村知事2年目へ・下
2010年02月26日


来年5月に還暦を迎える知事。カラフルな服装が多い。「30年前の服も着ています」とも=県庁

∞両刃の公約


有言実行 重荷に弱音も


前知事批判 わが身に


 「国への依存体質から脱却して、地域のことは自らの意思で決めるという地域主権を確立しなければならない」


 県議会2月定例会が開会した19日。吉村美栄子知事は、新政権が掲げる「地域主権」に即した県づくりを宣言した。これまでの県政について、「国を見ていた」と依存体質を認める。まずは足元の県庁改革が課題だ。


 新政権のスローガン「政治主導」「脱官僚依存」とは一見対照的に、知事は「ボトムアップ」を強調する。


 「私をはじめ県職員が県民と対話し、議員と議論し、市町村や現場の声を聞きながら施策を立案することが大事。それが県政での政治主導だと思う」


 1年で変化はあったと知事は言う。「県庁が明るくなったとか県庁マンがすぐ動くようになったとか、県民に言われる」


 確かにトップダウン型の前知事時代とは様変わりした。しかし庁内には「職員の意識改革はまだまだ」との声も根強い。


 知事に近い県議も辛口だ。


 「まだ与えられる範囲内の仕事ばかりで、企画立案する部分が少ない。国にもの申すくらいでなければ。まずは知事が(意識改革の必要性を)きちんと認識して言う必要がある」


◇見えない目玉事業


 肝心の施策はどうか。2010年度当初予算案について、知事は「厳しい景気雇用情勢に十分配慮した。県民に評価されるのでは」と自信を見せる。


 編成過程では「プラスの姿勢で色々な事業を考えてほしい」として、各部局の要求額を前年度以下に抑える「マイナスシーリング」を撤廃。「少子化対策」「観光交流産業」「農林水産業」など重点7分野については5〜30%の増加を認めた。


 「プラスの姿勢」の成果として盛り込まれたのは、台湾中心部に大型屋外広告を出す「外国人誘客情報発信」や、県産農林水産物や食文化の知識を問う「食育検定」といった新規事業だ。大枠では前年度から大きな変化はなく、目玉事業もほとんど見当たらない。


◇「数字合わせ」の声


 知事は元々知事選のマニフェストで県民に約束している。


 合計特殊出生率《1・42→1・5》、観光客数《500万人増の4500万人》、県民所得《全国36位→20位台》、農林水産業予算《08年度当初予算比150億円増の1・5倍》……


 予算の重点分野とマニフェストはリンクしていて、知事の姿勢は一貫しているとも言える。ただ、マニフェストの高い数値目標は、知事を縛り付ける両刃(もろ・は)の剣(つるぎ)になりかねない。


 例えば、景気雇用対策。県は新年度から「2年で2万人」の雇用を生む事業に取り組む。だが、数値目標を達成したと胸を張った09年度の「雇用創出1万人プラン」は短期雇用が相当数含まれるとされ、二重計上の疑いも。「数字合わせだ」との批判も起きている。


 記者会見で農業予算の目標達成への道筋を問われた知事が、「言ってしまうと、またやらなければならない」とこぼす場面もあった。有言実行の難しさを痛感した知事の本音だろう。


 「成果のあがらない景気雇用対策はもうウンザリ」「必要なのは数字合わせではない」


 吉村知事は知事選で前知事をこう批判した。いま、そのまま自身に向けられるこの言葉をはね返せるか。正念場を迎える。


(この連載は佐藤恵子、藤木健、川原千夏子が担当しました)

1077チバQ:2010/03/04(木) 12:22:28
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10488.html
現・新一騎打ちの公算 弘前市長選告示まで1カ月


 任期満了に伴う弘前市長選は、4月4日の告示まで1カ月と迫った。出馬を表明しているのは再選を目指す現職の相馬●一氏(73)と、県OBで前副市長の葛西憲之氏(63)の2人。現時点でほかに具体的な出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちとなる公算で、合併に伴う2006年4月の市長選で誕生した相馬市政の継続か刷新かを問う激しい選挙戦が予想される。

 相馬氏は、今回の市長選公約のスローガンに「築こう‼健康で活力ある街を」と掲げ、1期目で訴えた農林業の振興や市政改革の継続・充実のほか、新たに合併戦略プロジェクトの推進を加えた八つの柱を示した。
 合併後に策定した新市総合計画の重点施策を踏まえた内容で、2日開会した市議会3月定例会の施政方針演説では「計画の目標実現を目指して着実な市政運営に努めたい」と述べ、2期目に向けた決意をにじませた。
 06年の市長選当時から「2期まで」としてきた相馬氏。後援会連合会は「一騎打ちは想定内。今までにない厳しい戦いだが、負けられない」と態勢固めに躍起だ。市内全域に張り巡らせた各地区後援会をフル回転させる一方、相馬氏は県議時代から培った知名度を生かしながら持ち前の行動力で公務、政務に奔走し支持拡大を図る。
 葛西氏は、市政運営をめぐる相馬氏との考え方の隔たりをきっかけに昨年9月、副市長を辞職。「停滞した相馬市政が今後4年間続くことに大きな危機感を感じる」と厳しく指摘、「ひろさき一新、対話と創造」を掲げて初の市長選に臨む。
 県職員の経験や実績を生かしながら、公約の柱として市民主権システム実現、農業・産業おこしなど七つの柱を示し、加えて緊急事業に第三セクター破(は)綻(たん)に伴い閉鎖されたジョッパルの再生、全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設の見直し、実効性ある観光施策展開の三つを掲げ、現職との違いを鮮明にする。
 1月に発足した後援会連合会は、経済界を中心に各種市民団体などが加わり徐々に厚みを増している。知名度アップに向け地域単位や市民グループなどとの対話集会を地道に重ね、浸透に躍起だ。
 19日には弘前青年会議所が主催する市長選立候補予定者の公開討論会が弘前文化センターで開かれる予定で、告示より一足早い両氏の舌戦が注目される。

※●は金へんに昌

【写真説明】市長選に向け動きを活発化させる相馬氏(右)と葛西氏

1078チバQ:2010/03/04(木) 12:57:06
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100304-OYT8T00065.htm
奥州の課題【「一郎票」依存変わらず】


地元の市長選にも大きな影響力を及ぼす奥州市の小沢事務所  2月14日、奥州市江刺区のささらホールで開かれた市長選の立候補予定者公開討論会。現職の相原正明氏(62)と、新人の前市議会議長、小沢昌記氏(51)の2人は、何度も「マニフェストにも書いたが――」と、自らが作ったマニフェスト(政策綱領)をアピールした。

 しかし、両氏のマニフェストからは、争点は見えにくい。財政を窮迫させている市土地開発公社の再建問題や中心市街地の活性化、市総合水沢病院の経営再建などの課題でスタンスの違いはほとんどないからだ。

 政策論争の代わりに、前哨戦で目立つのは、両陣営が、民主党の小沢幹事長との距離の近さを競っている点だ。

 2月28日、奥州市水沢区で開かれた小沢昌記氏の総決起集会に、小沢後援会水沢連合会の小野寺伝会長が現れると、会場の一部にどよめきが起こった。小野寺氏は、前日の相原氏の集会には顔を出していなかった。

 相原、小沢の両氏は昨年8月の衆院選で、不在の小沢幹事長に代わり、集会でマイクを握った。会場がどよめいたのは、それまで水沢連合会は「市長選では中立を保つ」とみられていたからだ。17日夜には、水沢連合会の臨時役員会で、小野田冨男・前会長(現名誉会長)が、小沢昌記陣営の総括責任者に就くことを明かした。

 ただ、出席した後援会幹部は「後援会としては、あくまで中立」と念を押す。

 一方、相原陣営も、立候補表明の際に東京の民主党本部を訪れ、小沢幹事長に出馬の意向を伝えたり、小沢幹事長の後援会幹部宅を回ったりするなど、配慮を欠かさなかった。相原氏は「相手陣営が自分たちを優位にしようとしているだけだ」と、水沢連合会との関係に変わりがないことを強調する。

 市長選を巡るこうした両陣営のさや当てに、市民は冷めた視線を向けている。市内で飲食店を経営する50歳代の女性は「市長選では、奥州市の未来をどうするのかという議論を期待している。これでは市民不在で、今までの選挙と何も変わらないのでは」と、苦言を呈す。

     ◇

 5市町村が合併し、県内第2の都市として人口13万人の奥州市が誕生したのは2006年2月。7日告示、14日投開票の市長選を前に、選挙の構図と市の課題を探る。

(2010年3月4日 読売新聞)

1079チバQ:2010/03/04(木) 19:47:16
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100304ddlk06010064000c.html
県議会:本会議が50分中断 自民議員の「議事進行」で /山形
 県議会本会議は3日、後藤源県議(自民)が佐貝全健議長に議事の進め方について要望する「議事進行」を出したため、約50分間、議事が中断した。議事進行による本会議中断は、01年12月7日、議場にシンナー臭が立ち込め、議会事務局職員1人が倒れた時以来約8年ぶり。

 2日の一般質問で、小中学生の読書に関し2問質問した小野幸作県議(同)に対し、山口常夫教育長が1問の答弁を終えた時点で、佐貝議長が「答弁を含め1時間の規定時間を過ぎた」として質疑を打ち切ったことに後藤県議が異議を唱えた。

 後藤県議は取材に「演壇に上がれば、時間が経過しても最後まで話すようにしてきた。打ち切りは今までなかった」と主張。急きょ開いた会派協議会で「答弁の途中で時間切れになった場合の対応は今後協議する」ということで決着し、議会は再開した。【釣田祐喜】

毎日新聞 2010年3月4日 地方版

1080チバQ:2010/03/04(木) 19:48:19
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100303-OYT1T00053.htm
「上杉家はリストラせず」山形知事、行革二の足?
 本音は行財政改革に後ろ向き?――。


 山形県の吉村知事は2日の県議会一般質問で、行財政改革への取り組みを問われ、昨年の大河ドラマ「天地人」を引き合いに、「上杉家が会津から米沢に移ってきた時には、120万石から30万石に減らされた。家臣団6000人をリストラせずに、みんな助け合って支え合った」と、職員数削減に消極的とも取れる発言をした。ご当地・米沢市区選出の中川勝県議(自民党)への答弁。

 知事は重ねて上杉鷹山(ようざん)にも触れ、「鷹山公は、厳しい藩の財政を立て直すために、目の前の藩士をバッタバッタと削減したでしょうか」と強調。直前の答弁では、「簡素で効率的な組織体制の構築に向け、部局改編を進めるなど、しっかり見直しを進める」などと述べていた。

 中川県議は再質問で、「6000人の禄高(ろくだか)は3分の1、5分の1に減った。県で言えば、人数はそのままかもしれないが、給与が減ったということ」と応酬した。

 県は年度末にまとめる「県行財政改革推進プラン」で、医療や教育、治安など現場にかかわる部署以外の県職員を2011年度からの3年間で3%程度削減することを掲げた。「数値目標が低い」などの批判が出たため、知事は数値目標の変更も含めて再検討する考えを明らかにしている。

(2010年3月3日12時00分 読売新聞)

1081チバQ:2010/03/04(木) 22:46:05
>>1073
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100304t23023.htm
津波で思わぬ投票延期、戸惑う陣営 おいらせ町長選
 チリ大地震津波で避難指示が出たため、一部地域の投票と全体の開票が1週間後の7日に延期された青森県おいらせ町長選は、投票所が閉鎖された沿岸部の3地区に限った選挙戦が続いている。想定外の「延長戦」は通常の選挙と勝手が違うようで、候補者陣営も戸惑いを見せている。

 立候補しているのは新人の元町議の成田隆氏(59)と再選を目指す現職の三村正太郎氏(60)。2月23日に告示され、28日に投開票の予定だったが、大津波警報で20カ所ある投票所のうち沿岸の3カ所が閉鎖された。

 公選法の規定で閉鎖前の投票は無効とされ、3地区では1〜6日も選挙運動が可能になった。3地区の有権者は計3487人で、両陣営は急きょ選挙戦を再開した。

 ただ、両候補者が街頭で政策などを訴えたのは今のところ、それぞれ1回だけ。「狭い範囲でスピーカーを使うのも迷惑。住民感情を逆なでしたくない」と三村氏陣営。成田氏陣営も「相手が街頭に立ったので、こちらもやっただけ」という。

 本来は選挙戦たけなわの3日も、現職の三村氏は町議会の全員協議会の対応などに追われ、成田氏陣営は選挙カーで投票日の周知を呼び掛ける程度にとどめた。有権者の心情を考えると、積極的な選挙運動は逆効果になりかねないという読みもあるとみられる。


2010年03月04日木曜日

1082チバQ:2010/03/04(木) 23:09:32
弘前市長選関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3709
弘前地区/雪の街 歩く魅力提案/年末年始、観光空白が課題
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3284
新青森開業後の奥羽線 E5系接続は通勤電車?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1047289790/3186
挑戦する津軽 「感交・弘前」確立急ぐ 西北五、低い宿泊率課題

1083チバQ:2010/03/04(木) 23:12:19
奥州市長選関連
検索したら懐かしい記事が・・・
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1114776388/127
駅構内の掲示「待った」 JR東「胸毛など不快」−−岩手・奥州

1084チバQ:2010/03/05(金) 12:08:49
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050002
奥州市長選 「継続」か「変化」か
2010年03月05日

 「継続」か「変化」か。奥州市長選は、市町村合併後も残る地域間の対立感情を背景に、新市の最初の4年間を牽引(けん・いん)した2人が、次の4年間の主導権をめぐって一騎打ちを演じる展開となっている。


 2月27、28日、奥州市内の同じ会場で、2人の後援会が総決起集会を開いた。動員数は現職の相原氏の約1600人に対し、新顔の小沢氏が約1900人だった。


 選挙戦が確実となったのは昨年9月。「現職とは違う市政運営を提案したい」と小沢氏が出馬表明した。マニフェスト作りのための意見交換を兼ねて市内を歩き、市議時代、地盤の水沢区内に限定されていた後援会組織を、旧市町村単位の5後援会、計38支部に急速に拡大させた。


 旧市町村間の対立感情を巧みに刺激し、市政批判を展開する。「(相原氏の出身の)江刺区に事業配分が偏っていた」と陣営幹部。さらに相原氏の行政手法を「トップダウン」と断じた。


 迎え撃つ相原陣営は批判に対し、「合併時の約束を誠実に履行してきた」と反論。強みは現職としての実績と知名度だ。「手堅い手腕で、目立った失政もなかった。浸透度は全く違う」と陣営幹部。


 県、盛岡市と協調した融資による岩手競馬の存続など、「初代市長として合併後の混乱期を安定的にまとめた」と相原氏は訴えている。


 小沢氏が水沢区や胆沢区で不満の受け皿となっているのに対し、相原氏は地盤の江刺区を固め、衣川区でも支持を伸ばしている。

1085チバQ:2010/03/05(金) 12:11:59
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003050003
久慈市長選/「自民現職」対「民主新人」
2010年03月05日

 久慈市長選は、自民党県連会長の鈴木俊一氏や自民党県議らが支援する現職の山内氏に、民主党県連と社民党県連合が推薦する遠藤氏が挑む。


 「『我が政党を応援しなかった』という理由での判断が政権与党にあるとしたら、それは政治を私するものだ」


 2月上旬、記者会見で民主党との関係について問われた山内氏は、語気を強めた。


 山内氏は1983年から20年間、県議会で自民党会派に所属。県連幹事長や県議会議長も務めている。昨年8月の総選挙では、自民党の鈴木氏を支援した。


 遠藤氏陣営は民主党県連の「挙党態勢」で臨む。候補者選定から小沢一郎氏の公設第1秘書、大久保隆規氏らが中心となった。今は、国会議員、秘書、県議があいさつ回りや演説会を繰り返している。


 山内氏後援会の嵯峨吉彦会長は「まるで黒船の来襲」と戸惑うが、民主党県連も「現職の壁は久慈でも非常に高い」(同党国会議員秘書)と厳しい見方を示す。


 一方で、山内氏と遠藤氏の主張は産業振興や雇用確保、医療・福祉の充実など共通する部分が多く、争点は見えにくい。民主党の「政治と金」の問題も、「どういう影響が出るのか予想できない」(工藤堅太郎・民主党県連代表)、「影響が神風となってこちらにふいてくれればいいが、読めない」(嵯峨吉彦・山内氏後援会会長)と、両陣営とも計りかねている。


 同市長選には地域紙発行業の宮古邦彦氏も立候補の意向を示している。

1086チバQ:2010/03/05(金) 12:16:06
名物?市長 4千出馬へ
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100305ddlk06010200000c.html
選挙:東根市長選 土田市長、4選出馬表明 /山形
 東根市の土田正剛市長(66)は4日、任期満了(9月4日)に伴う同市長選への4選出馬を表明した。同日の市議会一般質問で「東根市民4万6000人のリーダーとして引き続き市政運営に全力で取り組みたい」と答えた。

 土田市長は取材に「3期12年で東根市全体のレベルアップができたと思う。更なる底上げをすべく4期目に挑戦したい。課題である農産物のブランド化、県内初の中高一貫校やさくらんぼ小学校開校の準備をつつがなく進めたい」と意欲を語った。政党からの推薦は受けないという。

 土田市長は慶大法学部卒。衆院議員秘書を経て79年に県議に初当選し、4期目の93年に知事選に出馬したが惜敗した。98年に市長に当選し、現在3期目。【細田元彰】

1087チバQ:2010/03/05(金) 21:40:56
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100302ddlk03010015000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/上 雇用問題 /岩手
 ◇求人は県最低水準 痛い、国のセンター“廃止”
 寒風の吹く中、奥州市江刺区の男性(27)が、同市水沢区の胆江地域職業訓練センターにやって来た。今年1月から毎日のことだ。09年2月まで自動車関連会社の派遣社員だったが、不景気で雇い止めになった。求職活動を続けたが、思うような職は見つからない。「CAD(コンピューター利用設計システム)などの資格が取れればと思った」と、OA実務科(3カ月コース)で技術を身に着けるのに必死だ。

 岩手労働局が発表した水沢公共職業安定所管内(奥州市、金ケ崎町)の09年12月の有効求人倍率は0・29倍と、前月比0・02ポイント上昇したが、県内では最低水準だ。センターの存在価値は高まる。

 だが、厚生労働省は09年12月、全国の地域職業訓練センターの廃止方針を示した。県内では、盛岡、二戸、一関、奥州各市の施設が対象となった。

 センターによると、09年4〜12月の利用延べ人数は1万5232人、全室数に対する利用室数を示した施設利用率は63・8%と、厚労省が継続の要件にした基準(50%以上)をクリアしている。就職率は90%を超え、県内ではトップクラスの実績だ。現在も65人が受講している。上平義秋事務局長は「我々の仕事は地域雇用のセーフティーネットに近いものがある。廃止すれば雇用対策の面でマイナスになる」と危惧(きぐ)する。

 こうした状況下、市は雇用対策を実施しているが、付け焼き刃の感は否めない。

 国の緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別交付金を活用し、臨時職員の採用や地上デジタル放送の相談事業、南部鉄器販路開拓事業などを行ってきた。08〜09年度で計69事業、約2億6000万円に上る。だが、いずれも短期雇用で抜本的対策になっていない。

 センターも2月、施設の継続方針を決めたが、運営形態は「今夏ごろをめどに方向性を示す」(相原正明市長)と話すにとどまる。パソコンなどの機器更新や将来の施設改修費用が多額に上ると予想されるためだ。

 財政の厳しさが背景にある。市企業振興課によれば、新年度予算には雇用対策費として、国から1億円が追加される見通しではある。及川哲也課長補佐は「どこもそうだと思うが、予算枠に計画が追い付いていないのが現状だ」と本音を語る。

    ◇

 2市2町1村が合併し奥州市が誕生してから4年。盛岡市に次ぐ人口約13万人の都市になり、副県都としての発展を目指してきた。しかし、合併効果を感じる市民は少なく、逆に地域間格差の拡大を指摘する声は多い。景気低迷による雇用や財政再建など、難しい問題も山積する。有権者は副県都の将来を誰に託すのか。市が抱える課題を整理した。【湯浅聖一】

1088チバQ:2010/03/05(金) 21:41:37
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100304ddlk03010052000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/中 財政問題 /岩手
 ◇負債100億円の公社 「塩漬け土地」で市経営圧迫
 奥州市水沢区の郊外に広がる区画整備された約13ヘクタールの宅地。建物は少なく、「立入禁止」の看板だけが風雪に揺れる。通りかかった近所の50歳代女性は「犬の散歩コースになっている」と話した。

 市土地開発公社は01〜05年、姉体地区複合団地開発事業(通称マイアネタウン)第2期分譲地として約25億1800万円で取得した。計22・9ヘクタールを開発。05年に344区画中52区画の分譲を始めたが、現在23区画が売れ残っている。それでも公社は10年度に280区画を分譲する予定だ。市政策企画課の佐藤浩光係長は「第1期分譲地は好評だったのに……。景気の落ち込みで今は売れない状況だ」と嘆く。

 同公社は、合併時の06年に3公社が一緒になって発足した。08年度決算では、簿価総額109億4000万円の土地を保有する。公有地の先行取得や造成地の販売不振、地価の下落などが原因で経営が悪化し、同年度決算で年間1億円の利息を含め100億円を超える負債を抱えている。

 09年12月に経営健全化計画を策定し、10年度から10年間に、簿価額で約18億円分の保有地を民間に、12億円の市の先行取得地を市に、それぞれ売却するなど、累積債務の圧縮を目指す。

 ただ、買い戻す側の市の財政状況は厳しい。市財政課によると、市の08年度実質公債費比率は、前年度を0・7ポイント上回る21・4%。地方債の借り入れに県の許可が必要な危機的状況だ。総合水沢病院や県競馬組合の経営再建などでも毎年数億円を支出している。さらに、10年度から10年間、公社の利息払いの6割にあたる6200万〜8500万円を毎年支援する予定だ。

 市は、買い戻しに合併特例債の活用も検討するが、借金を残すことになる。土地の売却見通しもなく、「健全化計画は問題の先送りだ」という批判もある。佐藤係長は「公社は市の住宅政策や企業誘致の一端を担っている。ある程度の負担はすべきだ。今は逆風だが、10年間このままとは限らない」と話す。【湯浅聖一】

1089チバQ:2010/03/05(金) 21:42:07
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100305ddlk03010079000c.html
副県都の行方:奥州市長・市議選を前に/下 地域間格差 /岩手
 ◇顧みられぬ被災者 リンドウ農家の訴え届かず
 09年7月に奥州市衣川区上河内地区で開かれた相原正明市長と住民の懇談会で、リンドウ農家の小形孝子さん(66)は厳しい口調で詰め寄った。「岩手・宮城内陸地震で被害を受けたリンドウに、なぜ補償がないのか。深刻な状況を市は把握しているのか」。相原市長は地震後に被災地を視察したが、同地区に入ったのはこの時が初めてだった。

 小形さんは約70アールでリンドウを栽培しているが、うち約35アールで被害を受けた。市が地震直後に被害の聞き取り調査をした時、小形さんらは窮状を訴えたが、何の回答もなかったという。「みんな自前で補修せざるを得なかった。他の被災者は補償や支援を受けているのに、リンドウ農家だけ何もないのはおかしい」と不満を漏らす。

 奥州市は06年に5市町村が合併して誕生した。しかし、4年を経ても「住民の声が届かない」「区ごとの事業や財源配分がアンバランスだ」など地域間格差への不満は根強い。

 市政策推進課によると、各区への財源配分は合併時に決められた。10年間の内訳は、水沢区73・8億円▽江刺区63億円▽前沢区25・1億円▽胆沢区35・3億円▽衣川区15・1億円▽行政組合などの広域枠47・7億円−−になっている。

 他に旧市町村が持ち込んだ基金(持参金)があり、各区の事業に使われている。中でも江刺区は12億7200万円と他区より突出し、4年間の事業投入割合も64・4%と2番目に多い。当時合併計画の策定にかかわった行政推進室の新田伸幸室長補佐は「旧江刺市は、有利な過疎債を使えたことから、手金を使わずに済んだためだ」と説明するが、市民の目には不公平と映る。

 市は市政懇談会や、市長による地区要望を聞く会などで、市民の合併に対する質問に答えてきたという。だが、「衣川村の時は、細かいところまで行政が気を配ってくれた。でも今は首長との距離が遠く感じる。敷居が高くなった分、役場に相談する気も起きなくなった」。小形さんのこの言葉が今の奥州市を象徴している。【湯浅聖一】

1090チバQ:2010/03/06(土) 17:36:57
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001003060002
大崎市長選に佐藤仁一氏立候補へ
2010年03月06日

 4月18日に投開票される大崎市長選で、大崎市民病院の移転建設に反対する「大崎・誠実な市政をつくる市民の会」は5日、旧岩出山町長の佐藤仁一氏(58)を統一候補として擁立することを決めた。佐藤氏は7日、正式に出馬表明する。市長選には、現職の伊藤康志氏(60)と元知事の本間俊太郎氏(70)がすでに立候補を表明している。


 佐藤氏は旧岩出山町出身で1990年に同町長に初当選し、06年まで4期務めた。

1091チバQ:2010/03/06(土) 17:58:45
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003060001
合併後の久慈市、課題山積み
2010年03月06日


県立久慈病院では、31人の常勤医で外来と入院患者をケアしている=久慈市旭町

 久慈市、山形村の合併で、新久慈市が誕生してから4年。「ひと輝くまち」を掲げた久慈市の現状と課題を、市長選を前に追った。


    ◇


【医師不足の久慈病院、研修医が支え】


 久慈市の医療を支える県立久慈病院。周辺の4市町村からなる「久慈医療圏」で唯一の総合病院だ。1日平均800人の外来患者と342床の入院ベッドを診る。


 久慈医療圏は人口10万人当たりの医師数が県内で最も少ない118・8人。久慈病院では、03年度には42人いた常勤医が、09年度は31人に減った。


 産婦人科では、2008年度に久慈病院に2人いた医師のうち1人は二戸病院に移った。その結果、正常分娩以外は扱えなくなり、リスクの高い妊婦は、二戸病院までいかなければならなくなった。


 阿部正院長は「08年度以降は年間のお産が3分の1に減った。3分の2はよその病院に行かざるを得なくなったのだろう」と語る。


 医療体制を支えているのが、常勤医のサポートや当直勤務をこなす13人の研修医の存在だ。同病院では、電子カルテの導入やレントゲンのIT化など最新の設備を整備し、「研修医に魅力ある病院」を目指している。


 阿部院長は「結果的に常勤医を増やさなければ医師不足の根本的な解決にはならない。研修を終えた医師に久慈に残ってもらうことがこれからの課題」と話す。


    ◇


【利用が減る路線バス、廃止検討も】


 3月上旬、午後2時すぎ。閑散とした久慈駅前にとまっていた侍浜方面行きのバスに、高齢の女性2人が乗り込んだ。「お客さんが少なくて恥ずかしい」。運転手の男性はそう言うと、病院方面に向かって出発させた。


 07年度末にJRバス東北が撤退してから、市費でバス路線を維持している。運行は県北バスなど3社に委託。契約料は年間約3300万円にのぼる。


 ただ、09年度の12月までの利用者数は、前年度同期よりも約4千人下回る。侍浜方面行きバスの利用者数は前年度比で78・4%と減った。


 市は08〜10年度を利用者数などの検証期間とし、利用率の低い路線については、ダイヤや路線の見直しを進める方針。さらに、1路線5人程度の利用率を下回る路線については、「廃止を含めて検討する」としている。


 市の担当者は「いつまでも自治体は負担できない。地域でバス利用の促進に取り組む必要がある」と話す。


    ◇


【自殺が高い久慈市、県内上位】


 久慈地域は、自殺率が高いという問題もある。長く、県内1、2位が続いてきた。背景には、失業問題や健康問題などが言われているが、久慈保健所の藤尾修・企画管理課長は「要因を特定することが難しい」。


 市や保健所が進めてきたのが、地域ネットワークづくりだ。市町村や医療関係者、警察、岩手医大の研究班などによるネットワークを03年度から段階的につくり、対策を検討してきた。


 人口10万人当たりの自殺者数を示す自殺率は、04年に57・9人と県全体の34・5人を大きく上回っていたが、その後減少傾向になり、08年は42・2人だった。それでも、県全体の33・6人を大きく上回り、県内2位だった。


 久慈市保健推進課の藤森智課長は「まずは自殺問題をタブーとしない意識改革を進め、関係機関と連携して活動したい」と話す。

1092チバQ:2010/03/06(土) 19:01:24
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100302-OYT8T00111.htm
【久慈の課題】港湾整備遅れ 津波で注目

 120センチの津波が久慈港を襲ったのは、2月28日午後だった。市長選告示日のちょうど1週間前、小舟が波に揺れる港の映像が、テレビの全国ニュースで繰り返し伝えられた。

 この前日、南米チリで地震があった日に、現職の山内隆文氏(58)の陣営は1400人規模の総決起大会を終えたばかりだった。民主党県連などが推薦する新人の遠藤譲一氏(56)の陣営は、同規模の総決起集会が津波当日に当たり、急きょ取りやめた。集会には、市出身の民主党衆院議員の畑浩治氏や達増知事らも参加する予定だった。

 久慈港は、大船渡、釜石、宮古の3港と共に「海上輸送網の拠点」として国が指定する重要港湾だ。しかし、3港に比べて防波堤整備が遅れた。全国103ある重要港湾のうち、貨物取扱量は約27万トン(2007年)で全国最下位になった。

 港の沖では、30年以内に、ほぼ確実に起こるとされる宮城県沖地震などに備え、国直轄で南北二つの湾口防波堤を建設している。20年前から始まったこの事業の完成予定は、南堤(全長1100メートル)が10年以内、北堤(2700メートル)が約20年後。道のりは長い。

 「皮肉なことだが、久慈港の防災施設としての重要性が、津波の発生で注目されるかもしれない。もっと早く完成してくれないものか」。津波に襲われる港を見守った久慈市漁協の嵯峨松男参事(59)には、そんな考えが頭をよぎった。

 それほど、現政権の久慈港に対する視線は冷ややかだ。昨年暮れ、政府は2011年度から、重要港湾の半数程度で新規整備を凍結する方針を示した。10年度は、久慈の湾口防波堤の事業費が、今年度の26億円から14〜18億円に削減される見込みだ。

 この港湾整備を巡る立候補予定者たちの立ち位置は微妙に異なる。

 山内氏は、先行する南堤が完成すれば間口の広い湾内の波も穏やかになり、「産業・観光業の起爆剤になる」と強調する。

 遠藤氏は、与党とのパイプを強調する。政府方針が明らかになった昨年12月24日に出馬会見し、「県や国に訴えるルートは、きちんと作っていかなければならない。そこに(私の)強みがある」と訴える。

 新人の宮古邦彦氏(70)は「八戸港との連携を深めるべきだ」との考えを説く。

 共通しているのは、どの立候補予定者も、市民にとって港が大きな存在だと知っていることだ。市内で約40年印章店を営む鹿糠清次さん(73)は「港が活発になれば街にも活気が出る。港が潤いをもたらしてくれる」と信じる。

 ただ、久慈港の先行きは不透明なままだ。市職員から「政府次第だから、港湾活用に向けた気勢が上がらない」との声も漏れる。同港を取り巻く環境の変化に、候補者はどう対応するのか。実現可能性と具体的な展望の両方が求められている。

     ◇

 7日告示、14日投開票の久慈市長選を前に、港湾整備、若者の雇用という直面する課題を探る。

(2010年3月2日 読売新聞)

1093チバQ:2010/03/06(土) 19:02:12
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100304-OYT8T01262.htm
【奥州市の課題】「おらが町」意識消えず


空き地も目立つJR水沢駅前の商店街  「あなたの期待は合併後に実現しましたか」

 奥州市の水沢、江刺両青年会議所が2009年、市内1100人以上を対象にしたアンケートで、「総合的な活力強化が実現した」は、16%にとどまり、逆に「実現していない」が2倍以上も多い37%に上った。

 2市3町村が合併を決め、知事に申請したのは、05年3月31日。それまでに、旧水沢市が3町村と、旧江刺市が北上市、金ヶ崎町との合併を目指すなど、枠組みをめぐって曲折した。法定合併協議会を設置してから、協議は2か月で済ませた。合併前の旧市町村が抱えていた課題は、調整しきれないまま多くが先送りされた。そのツケが後遺症となって、あちらこちらに表れている。

 市議会では、旧江刺市が退職手当負担金を支払っていなかったことや、旧水沢市が土地開発公社に多くの塩漬け土地を抱えていたり、岩手競馬に絡んで大きな赤字を持ち込んだりしたことを、ほかの旧市町村出身の議員が非難する。「おらが町が貧乏くじを引かされたらたまらない」という思いが、いまだに根強いのだ。

 そうした意識が、新しい街づくりにも影を落としている。市は、JR水沢駅前の商店街の振興を軸に、中心市街地活性化基本計画の策定を進めている。内閣府への申請を目指すには「1自治体につき1市街地」が条件。もちろん旧5市町村にはすべて、歴史のある市街地が存在するが、市は対象を水沢に絞った。

 JR水沢駅前は、商店街が直線に約700メートル延び、1980年代には地元資本のデパートを核に、にぎわった。90年代から国道沿いに大型店が相次いで進出すると、駅前から客足が遠のき始め、近年は閉店するケースも目立っていた。

 市商業観光課の菅原浩課長は「新市の顔として中心市街地は必要」と説明する一方で、郊外の大型店を中心に発展した旧前沢町や独自の活性化案を制定した旧江刺市のにぎわい復活も同時に目指すといい、歯切れが悪い。「中心市街地は大切だろうが、自分たちの街が廃れるのは困る」という声が強いからだ。強引に進めれば、新市のまとまりのなさをさらに悪化させかねない。

 「奥州市」の発足から4年が経過しても、「旧市町村の境を越えると、よそに来たという感覚が抜けない」と話す市民が多い。一体感は、どうやれば醸成できるのか。新たな街づくりの本格化を前に、13万人の市民をまとめ上げるリーダーシップが求められている。

(2010年3月5日 読売新聞)

1094チバQ:2010/03/06(土) 19:02:42
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100306-OYT8T00036.htm
【奥州の課題】 市長選を前に・下
雇用企業誘致策に依存


「いわて求職者総合支援センター」には、求人情報を検索する人がひっきりなしに訪れている  3月のある日、奥州市水沢区の商業施設地下にある「いわて求職者総合支援センター」では、午前8時半の開所時間を迎えるとすぐ、同区の男性(39)が寝癖のついた髪のまま、足早にドアをくぐった。

 求人を検索する端末に向かうと、食い入るように画面を見つめる。「New!」と書かれた新着の求人の一つひとつをチェックするが、年齢や資格などの条件で、どれも無理とわかると、今度は重い足取りでその場を離れた。

 男性は、3年前まで北上市内の工業団地で自動車部品を製造する工場に派遣社員として勤めていたが、生産規模の縮小で雇い止めに。県外を転々とした後、妻や、定時制高校に通う娘が待つ地元に戻ったが、仕事は見つからず、昨年9月以来、毎朝センターを訪れるのが日課となった。

 「物づくりの仕事がしたいが、採用してくれる企業があれば、こだわらない」と、事務職を中心に応募を続ける。だが、パソコンが苦手なことがネックになり、これまで問い合わせた20数社のうち、面接に進めたのは5社。男性は「働く気力はあるのに、仕事がない。『必要ない人間』だと言われているような気がして」と、しょげる。

 製造拠点が集積する県南部では、08年秋以降、工場の閉鎖や生産体制の見直しが相次ぎ、求職者が激増。金ヶ崎町の富士通マイクロエレクトロニクス岩手工場では、1100人以上を今年度内に再配置するとしており、市内在住者の多くも対象となっている。

 岩手労働局が発表した水沢公共職業安定所管内(奥州市、金ヶ崎町)の1月の有効求人倍率(原数値)は0・26倍で、3か月連続県内最下位。数少ない求人も、パソコン技能を必要とする事務補助がほとんどで、工場労働者の失業の受け皿にはなりにくい。

 市は今年度、国の緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別交付金を活用し、臨時職員など199人を採用した。しかし、半年未満の短期雇用のため、次の就職先を探すつなぎの意味合いが強い。

 2月14日に市内で行われた公開討論会。相原氏は「新市誕生から12社を誘致し、地元でも214人雇用した。この取り組みを進めたい」、小沢氏も「『奥州に立地したい』と思わせるように、従業員の確保を補助したい」と、そろって企業誘致に積極姿勢を見せたが、ほかに雇用問題については議論にならなかった。

 センターの金野馨センター長は、首をかしげる。

 「誘致企業は、景気が冷え込むと多くが撤退したり、雇用を減らす面もある。地場産業の振興にも取り組むなど、選挙戦ではもっときちんと未来図を示してほしい」

 (この連載企画は、宇田川宗が担当しました)

(2010年3月6日 読売新聞)

1095チバQ:2010/03/06(土) 19:53:35
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100305t31011.htm
街のにぎわい限定的 久慈市長選7日告示

平日も多くの客が足を運ぶ「やませ土風館」


 任期満了に伴う岩手県久慈市長選が7日告示(14日投票)される。立候補を表明しているのは、いずれも無所属で現職の山内隆文氏(58)と新人の遠藤譲一氏(56)、宮古邦彦氏(70)の3人で、ともに市中心市街地の活性化を打ち出している。観光振興も争点の一つで、琥珀(こはく)、海女など豊富な観光資源をどう生かしていくのか。市政の課題を探った。(盛岡総局・剣持雄治)

<中心商店街閑散>
 久慈市の人口は約3万9000人。4年前に山形村と合併し町内会は147を数える。旧久慈市中心部の銀座商店街は市の「へそ」だ。

 2月半ばの平日午前。三陸鉄道北リアス線のターミナル・久慈駅から商店街まで5分ほど歩くと通りは閑散としていた。

 「商店街はさっぱりだ」。23店が加盟する銀座商店会の田高琢也会長(75)はやり切れなさそうに口を開いた。最盛期の30年ほど前は46店が軒を連ねた。「どこも後継者がいなくて大変だよ」と嘆く。

 一方で、市が2010年度まで進める「街なか再生事業」の目玉施設、観光物産館「やませ土風(どふう)館」は活気づいていた。野菜や海産物も扱い、市内外からの買い物客は終日絶えない。08年のオープン初年度は約65万人が訪れ、09年度もほぼ同じ来場者を見込む。

<観光客14万人増>
 なぜ、このにぎわいが周辺に広がらないのか。

 市の計画によると、中心部の歩行者通行量は10年度の目標で1日当たり1万人だが、本年度調査では4284人と半分にも満たなかった。市中心市街地活性化推進室は「駐車場がないのが最大の要因。車を止めやすい土風館に客が向かっている」と分析する。

 市は土風館の裏に86台収容可能な駐車場を本年度末までに整備中。活性化推進室の担当者は「あとは各商店が品ぞろえで工夫するなど意識改革してほしい」と期待する。

 土風館の開館は市民意識を変えた。市全体の観光入り込み客は08年、86万5259人と前年に比べて約14万人増えた。市観光物産協会の中塚勝則事務局長は「この数字を何とか維持したい」と意欲を示す。

<教育旅行は活況>
 ただ、「市内の観光資源がうまく生かされていない」と指摘する関係者は多い。小久慈町地区の琥珀博物館、侍浜町の水族館、宇部町の海女センター、山形町のバッタリー村などの観光名所がルート化されていないというのだ。

 久慈広域観光協議会の貫牛利一専務理事は「自分の担当分野をセールスするだけで終わっている。市全体をPRできる情報を把握しなければいけない」と強調する。

 今後の可能性を示すのが山形町で盛んな教育旅行だ。旧山形村は過疎化の歯止め策として仙台圏などから中学生らの民泊を誘致してきた。09年度は既に6268人が訪れ、4年前の約4倍に伸びた。

 市交流促進課は「久慈に来た子どもたちが山形だけでなく、市全体の魅力に触れれば、大人になっても来てくれるはず。そんな観光振興策が必要」と提言する。

 農林漁業を軸に発展してきた久慈市。今、観光にも目を向けた取り組みが求められている。


2010年03月05日金曜日

1096チバQ:2010/03/06(土) 23:11:03
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100306_14
「敵」は広い選挙区? 奥州市議選各陣営が苦心

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 7日告示の奥州市議選(定数34)の候補予定者36人は、他陣営に加え「広い選挙区」という、もう一つの「敵」と戦う。2006年の前回市議選は合併前の旧市町村ごと(5選挙区)に行ったが、今回は全市統一区になる。選挙戦は南北37キロ、東西57キロの広大な市域を駆け回ることになり、ポスター掲示板は実に647カ所に上る。各陣営はポスター張りや選車運行などに頭を悩ませている。

 5区制の下での選挙区面積(平方キロ)は水沢97、江刺362、前沢72、胆沢298、衣川164。これが全奥州市約993平方キロに広がる。選挙ポスター掲示板の数も水沢203、江刺236、前沢66、胆沢102、衣川40から、全市の647カ所へと激増することになる。

 各陣営は告示に備え戦略構築に苦心している。江刺区の新人候補予定者は「とにかく多くの人が必要で経費もかさむ。選車を流す時間が多くなれば、それだけ街頭演説が減る。効率的な経路設定、車上と街頭のバランスが難しい」と漏らす。

 あの手この手で対処を考える動きもある。水沢区の現職陣営は、ポスターを市議会会派の同僚と手分けして張る作戦を模索する。例えば、江刺区の掲示板は江刺の同僚陣営に頼み、自陣はその逆を請け負う。「助け合い」で環境変化を乗り越える考えだ。

 集票は、あくまで地元票が基礎で、地元外の票は「プラス・アルファ」程度に考える陣営が多い。

 現職陣営の事務担当者は「集票が望める地域とそれ以外で運動量は当然違う。だが、まったく回らない地区ができるのもまずい。団体など支持母体を持つ陣営は支持者が散在し一層悩ましいと思う」と想像する。

 告示を7日に控え、各陣営の悩みは尽きない。

【写真=選挙戦になれば、ずらりとポスターが張られる掲示板。広い奥州市には600カ所以上あり、立候補を予定する各陣営を悩ませている=奥州市水沢区大手町】



(2010/03/06)

1097チバQ:2010/03/06(土) 23:12:39
http://www.asahi.com/politics/update/0306/TKY201003060297.html
津波で延長、お疲れ選挙 投票箱24時間監視や費用増…2010年3月6日23時0分

 チリ大地震による大津波警報の影響で、一部の地区で投票が1週間延びた青森県おいらせ町長選。この間、町選管は投票がすべて終わった地区の投票箱を24時間態勢で監視したり、候補者は急きょ選挙を手伝う人をやりくりして「延長戦」を戦ったり。異例ずくめの選挙戦は7日、2度目の投票を迎える。

 町は津波のあった2月28日、公職選挙法に基づき、避難指示が出たために閉鎖した3投票所の投票はすべてやり直す一方、期日前投票とその他の17投票所の投票は有効扱いにした。

 「保管場所は秘密です。役場の『とある部屋』としか言えません」。17投票所と期日前投票分をあわせた18個の投票箱のありかについて、町選管は箝口(かんこう)令を敷く。

 青森県の一部は選挙の激しさで知られ、かつては開票作業中に対立候補の投票用紙を食べる事態も起きた。同町はそうした地域とは離れているが、「細心の注意を払いたい」。職員約10人が交代で24時間投票箱を見張っている。警察官も1日数回パトロールする。

 3地区の有権者に改めて入場券を送付する際には、2月27日までに期日前投票を済ませた人を除くため、有権者一人ひとりを手作業で確かめなければならなかった。

 今回の選挙戦は現職と新顔の一騎打ち。3地区は太平洋岸沿いに南北約8キロ、全有権者の2割弱が住む現職の地盤だ。現職陣営は「票が積み増せる」、新顔陣営は「知名度を上げられる」と互いに好機ととらえたが、一方で「狭い地域でやりすぎると嫌われる」との配慮も働いた。

 最終日の6日。1人は津波前より音量を抑え「大津波警報お見舞い申し上げます」。もう1人も街頭で長引いた選挙戦へのお礼を述べた。

 選挙事務所の賃料や電話代などの費用も延びた分だけかさむ。「何割か増えることは覚悟している」と両陣営とも腹をくくっている。(北沢拓也)

1098チバQ:2010/03/07(日) 11:01:35
しかし・・・この副県都って呼び名は・・・
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100307t31006.htm
奥州市長選きょう告示 副県都へ足元危うく

就職相談に訪れる求職者。景気の落ち込みは市の税収にも影響を与えている=奥州市水沢区の県求職者総合支援センター


 任期満了に伴う奥州市長選は14日の投票に向け、7日告示される。舌戦を展開するのは、いずれも無所属で、再選を目指す現職の相原正明氏(62)と新人で元市議会議長の小沢昌記氏(51)。「副県都」を目指す同市だが、景気の陰りが市財政を直撃して雇用情勢も一気に悪化。基幹産業の農業でも後継者不足は深刻で、県内最大のコメどころの足元は危うい。直面する課題を探った。(水沢支局・宮崎伸一)

 「副県都実現に向けて、安定した雇用創出と農業収入は車の両輪」と語るのは市財政課の菊地隆一課長。だが、どちらにも暗雲が垂れ込める。
 不況は市の台所を襲った。法人市民税は本年度、2月末現在で6億6000万円と前年度の14億9200万円の半分にも満たない。新年度予算も四苦八苦で編成せざるを得なかった。

 市民の暮らしはもっと切実だ。富士通マイクロエレクトロニクス(東京)の半導体製造ライン再編で、隣町の金ケ崎町にある岩手工場では3月末までに計約1100人が退職する。多くは奥州市の労働者だ。

<有効求人倍率0.26倍>
 水沢職業安定所管内(奥州市、金ケ崎町)の1月の有効求人倍率は0.26倍と前月に比べ0.03ポイント下降。「年度末に向けさらに厳しくなる可能性もある」(県求職者総合支援センター)だけに、対策は急務と言える。

 市は本年度に臨時職員199人を採用した。ただ、採用期間が限られていたこともあり、製造業の元派遣社員男性(35)は「先のことを考えて、応募をためらってしまった」と本音を漏らす。

 地元の就職コンサルタントは「新市長には実効性のある雇用創出策が望まれる。そもそも市は企業誘致をする場合、不景気も想定して雇用の受け皿を考えておくべきだ」と提言する。

<高齢者世帯が2700に>
 一方、水稲の作付面積1万ヘクタールで県内1位を誇る市の農業は先がなかなか見通せない。

 担い手の高齢化と後継者不足だ。農業産出額200億円を支える市内農家に目を凝らすと、農業を主な収入源とする約5000世帯のうち、65歳以上の高齢者だけの世帯は約2700にも上る。

 実態は風景に現れる。2008年度、市内の耕作放棄地は約32ヘクタールだったのに、わずか1年後には4.2ヘクタールも増加。市農業委員会事務局の佐藤健一係長は「歩けば歩くほど耕作放棄地が見つかる」とため息をつく。

 いわてふるさと農協(奥州市胆沢区)の高橋隆営農生活課長は「耕作放棄地は担い手不足など今の農業を取り巻く状況を象徴している」と受け止め、「なかなか特効薬はないが、認定農業者をはじめ担い手育成の制度を充実させていきたい」と話している。


2010年03月07日日曜日

1099チバQ:2010/03/07(日) 12:37:07
>>1097
>青森県の一部は選挙の激しさで知られ、かつては開票作業中に対立候補の投票用紙を食べる事態も起きた。
これはどこの事件なんすかね?

1100チバQ:2010/03/08(月) 12:08:36
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10532.html
2010/3/8 月曜日

現職に804票差で成田氏初当選 津波で延期のおいらせ町長選


 大津波警報発令の影響で延期となっていたおいらせ町長選挙は7日、即日開票の結果、前町議で新人の成田隆氏(59)=無所属=が7620票を獲得、再選を目指した現職の三村正太郎氏(60)=無所属=に804票の差をつけて初当選を果たした。
 任期満了に伴う同町長選挙は2月28日に投開票が行われる予定だったが、大津波警報発令を受けて投票所20カ所のうち3カ所が閉鎖され、7日に改めてこの3カ所で投票が行われた。
 17カ所分の保管票と合わせた投票率は73.90%


 ◇開票結果(町選管確定)
当 7620 成田  隆 無新

  6816 三村正太郎 無現
▽有権者数19635
▽投票者数14510
▽投票率  73.90%
▽有効投票14436
▽無効      72
▽不受理     1
▽持ち帰り    1

1101チバQ:2010/03/08(月) 12:55:08
ここかな
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20100307ddlk06010037000c.html
追跡やまがた:新幹線10年の新庄市 官民協働で再生を /山形
 ◇財政危機は脱する予測も
 JR山形新幹線「つばさ」が新庄駅まで延伸して昨年12月で10年を迎えた。地域活性化の起爆剤との期待を込めて観光振興や企業誘致などに力を注いだ新庄市だが、新幹線延伸事業の巨額の借金は財政を圧迫し、昨年10月には財政破綻(はたん)の警告段階である「早期健全化団体」のレッテルが張られた。財政健全化法に基づく昨年12月の個別外部監査の結果、09年度決算では早期健全化団体を脱するのは確実と予測されたが、さらなる努力が求められる。【米川康】

 新幹線延伸事業による借金返済額は、一時、年間約20億円に達した。市債残高もピークの00年度末には388億円に上った。早期健全化団体とされたのは、市の財政規模に対する借金返済の割合「実質公債費比率」が08年度末で25・9%となり、基準の25%を超えたため。個別外部監査は、その要因を市営球場や市営住宅、市営斎場などの建設や、新庄駅周辺・関連道路整備など大規模事業が続き市債残高が増えたことと、JR新庄駅に隣接する最上広域交流センター「ゆめりあ」の分担金などが財政を圧迫したためと分析した。

 ある市幹部は「国の政策に安易に乗った。地方債、地方交付税で面倒をみるという甘い言葉に乗ったことが人口4万人弱の小規模自治体には厳しかった」と、将来を考えなかった当時の首長らを批判する。

 「ゆめりあ」の建設費67億円のうち、市負担分の約24億円の返済は今年度でほぼ完了する。08年度末で市債残高は293億円に減った。個別外部監査結果は「人件費抑制など厳しい財政再建計画を着実に実行したことで効果が表れている」と評価。新幹線延伸事業の借金返済が完了したことから、09年度決算では実質公債費比率が基準の25%を下回るのは確実と結論づけた。

 「やっと財政危機を乗り越えられる」と胸をなでおろす山尾順紀市長。昨年12月4日の新庄延伸10周年を祝う式典では「新幹線が本当に新庄まで延伸されるか心配だった。財政難などさまざまなことを言われているが、延伸されなかったらどうなっていたか」と延伸のプラス面にもっと注目するよう呼びかけ「新幹線が来たからといって、すべてが活性化するわけではない。今後、どう生かすかだ」とあいさつした。しかし、生かすための方向性は市民に分かりやすくは示されていない。

 今後は、市は情報を市民に明らかにしたうえで、行政と市民が一緒に「どのように自分たちのまちを再生させるのか」を真剣に考えなければならない。市民も行政にばかり頼らず「自分たちでできることは自分でやる」と再建に向けて取り組むことが必要だ。

1102とはずがたり:2010/03/08(月) 15:24:57
>>1099
上北町や(旧)東北町(今は合併して東北町)辺りが政争が激しい印象がありますね〜。
投票用紙喰ったと云うのは知りませんがw

1103とはずがたり:2010/03/08(月) 15:35:01

佐藤氏が出馬表明 大崎市長選
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100308t11031.htm

 任期満了に伴う宮城県大崎市長選(4月11日告示、18日投票)に元岩出山町長で大崎市の第三セクター「池月道の駅」社長の佐藤仁一氏(58)が7日、無所属で立候補することを表明した。同市長選への出馬表明は現職の伊藤康志氏(60)、元知事の本間俊太郎氏(70)に続き3人目。

 市内で記者会見した佐藤氏は「岩出山町長としての行政経験や道の駅社長の経営感覚を生かし、合併効果が見える街づくりをしたい」と話した。道の駅の社長は辞任する意向を示した。

 市民病院本院の移転に反対して伊藤氏への解職請求(リコール)を展開した住民や共産、社民党市議らでつくるグループと10項目の政策協定を結び、「自分が当選したら、本院は現在地で建て替える」と述べた。

 大崎市合併に伴う前回市長選では佐藤氏を含め旧1市6町の首長全員が伊藤氏を支援したが、この日の会見には鹿野文永・元鹿島台町長と狩野猛夫・元松山町長も同席し、反現職を鮮明にした。


2010年03月08日月曜日

1104チバQ:2010/03/08(月) 21:44:19
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100308ddlk03010004000c.html
選挙:奥州市長選/奥州市議選 告示 市長選、一騎打ち /岩手
 任期満了に伴う奥州市長選と市議選(定数34)が7日告示された。市長選はいずれも無所属で、前市議会議長の新人、小沢昌記氏(51)と、再選を目指す現職、相原正明氏(62)の2人が立候補を届け出、早速街頭で公約などを訴えた。

 投票は期日前が8〜13日午前8時半〜午後8時、当日が14日午前7時から午後7時まで。午後8時45分から水沢総合体育館で即日開票される。6日現在の有権者数は10万4639人(男4万9787人、女5万4852人)。【湯浅聖一、山口圭一】

 ◇町づくりに地域主権根付かせる−−小沢氏
 小沢氏は午前9時過ぎ、同市水沢区横町の事務所前で第一声を上げた。公約に、岩手競馬改革▽総合水沢病院の効率化と地域医療の充実▽市土地開発公社の健全化−−を掲げ、「地域主権を町づくりに根付かせなくてはならない」と訴えた。

 支持者ら約600人が集まり、高橋光夫・旧水沢市長や及川幸子、郷右近浩両県議、岩手友愛会の軽石義則会長らが応援。出陣式では、小沢一郎民主党幹事長の祝電が読み上げられた。

 ◇副県都目指して、均衡ある発展を−−相原氏
 相原氏は、午前8時半に同市水沢区の事務所で出陣式をした後、同9時50分ごろに遊説先である同区東大通3の雲峰神社前で第一声を上げた。多田欣一・住田町長らが応援に駆け付ける中、「岩手競馬や総合水沢病院、土地開発公社の3大問題を解決に向けたレールに乗せることができた」と1期目を自ら評価した。さらに、「合併後の市政を安定させた経験と実績を踏まえ、副県都を目指して市の均衡ある発展を図りたい」と訴えた。

 ◇34議席に36人−−市議選
 市議選は、選挙区が旧市町村別から全市区になり、定数も7減の34になった。現職25人、新人11人の計36人が立候補を届け出た。党派別では、共産5人、公明2人で、29人が無所属。

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 ◇奥州市長選立候補者(届け出順)
小沢昌記(おざわ・まさき) 51 無新

 服地小売業[歴]会社員▽水沢青年会議所理事長▽旧水沢市議▽奥州市議会議長▽東京経済大

相原正明(あいはら・まさあき) 62 無現(1)

 江刺開発振興社長[歴]滝沢村助役▽県地域振興部次長・企業局長▽旧江刺市長▽東北大

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1105チバQ:2010/03/08(月) 21:57:01
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100308-OYT8T00114.htm
奥州市長選現新対決
久慈 現職に2新人挑む
 奥州、久慈両市の市長選が7日告示された。奥州市長選には、新人の前市議会議長の小沢昌記氏(51)と、現職の相原正明氏(62)がいずれも無所属で立候補。久慈市長選には、新人で前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)、現職の山内隆文氏(58)、新人で地域紙発行業の宮古邦彦氏(70)の3人が、いずれも無所属で届け出た。南北の拠点都市で、市政の継続か転換かを巡り、1週間の舌戦が始まった。

■奥州 両候補3大問題に言及

 現職、新人の一騎打ちとなった奥州市では、第一声の中で両氏がともに、経営再建への取り組みが続く岩手競馬、総合水沢病院、市土地開発公社の、いわゆる「3大問題」に言及した。

 小沢氏は奥州市水沢区の事務所で出陣式を行った後、事務所前で約600人の支持者らを前に第一声、市民の目線を重視した市政運営への転換などをアピールした。応援でマイクを握った高橋光夫・元水沢市長は「地域主権が求められている時に、現在の市政は中央を向いている。公平公正な市政を作ろう」と訴えた。

 一方の相原氏も水沢区の事務所で約300人を前に出陣式。近くの路上で、市政の継続で奥州市として一体感をつくりだす必要があると強調した。応援に駆けつけた岐阜市の細江茂光市長は「新しい市ができると不協和音も生じるが、我慢すれば2〜3期目には間違いなく良い効果が出る」とエールを送った。

 投票は14日午前7時〜午後7時(衣川区は午後6時まで)、市内85か所で行われ、午後8時45分から水沢総合体育館で開票する。

■久慈 雇用と活性化に触れる

 現職と新人2人が立候補した久慈市の第一声では、3人とも、市民が強い関心を抱いている雇用確保や地域活性化について触れ、それぞれの持論を訴えた。

 民主と社民の推薦を受けた遠藤氏は久慈市新中の橋の選挙事務所前で第一声、約700人を前に市政の刷新を訴えた。民主の国会議員3人や達増知事らが応援に駆けつけ、地元出身の畑浩治衆院議員は「遠藤氏を通じ、国と市が連携して頑張っていきたい」。達増知事も「地域の力を引き出し、発展させられる人」と持ち上げた。

 山内氏は同市二十八日町の選挙事務所近くで出陣式に臨み、約600人を前に、4年間の実績を強調、市政の継続を呼びかけた。自民の嵯峨壱朗県議や市議12人が応援に駆けつけた。マイクを握った嵯峨県議は「山内氏は一党一派に属さず、市民のために全力で市政を運営してきた」と述べ、政党推薦を受けた遠藤氏の陣営をけん制した。

 宮古氏は交流施設「やませ土風館」近くで、住民ら約35人を前に第一声を上げ、市政の変革を訴えた。

 投票は14日午前7時〜午後7時(一部地域は午前7時〜午後6時)、市内60か所で行われ、午後8時半から市民体育館で開票する。

(2010年3月8日 読売新聞)

1106チバQ:2010/03/08(月) 22:44:16
イチローは完全に新人に肩入れしてますね


前市議会議長の新人、小沢昌記氏:高橋光夫・旧水沢市長や及川幸子【民主】、郷右近浩両県議【民主】、岩手友愛会の軽石義則会長らが応援。出陣式では、小沢一郎民主党幹事長の祝電が読み上げられた。
水沢区の事務所で出陣式を行った後、事務所前で約600人の支持者らを前に第一声

現職、相原正明氏:多田欣一・住田町長らが応援に駆け付ける
相原氏も水沢区の事務所で約300人を前に出陣式

1107チバQ:2010/03/10(水) 12:21:58
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100310t11040.htm
気仙沼市長選 民主・内海氏は出馬せず
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、民主党県連が立候補を要請していた元県連幹事長で県議の内海太氏(62)=気仙沼=は9日、立候補しない意向を固めた。

 内海氏は河北新報社の取材に「気仙沼市を含む衆院宮城6区には民主党の国会議員がおらず、わたしが唯一のパイプ役。これからも県議として古里のために全力を尽くしたい」と語った。10日にも党県連に立候補しないことを伝えるという。

 現職の鈴木昇氏(65)が引退する気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第一秘書の菅原茂氏(52)が立候補を表明している。

 ほかにNPO法人「日本ベトナム障がい者支援センター」理事長で同市出身の境恒春氏(30)の擁立を目指す動きもある。



2010年03月10日水曜日

1108チバQ:2010/03/12(金) 12:57:46
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100312_3
2市長選、激戦の終盤 奥州、久慈

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 小沢氏、集票力に勢い 相原氏、地盤固め肉薄 奥州市

 任期満了に伴う奥州市長選は14日、投票が行われる。新人で前市議会議長の小沢昌記氏(51)、再選を目指す現職の相原正明氏(62)の無所属2氏が7日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話調査による終盤情勢は、小沢氏が地元の水沢区(有権者数4万7698人)を中心に集票力に勢いを見せ、相原氏は地盤の江刺区(同2万6591人)を固め肉薄している。投票する候補者を決めかねている有権者もおり、両陣営とも残る2日間の攻防に全力を挙げる。

 山内氏、支持に底堅さ 遠藤氏、組織挙げ猛追 宮古氏、独自の戦い 久慈市

 任期満了に伴う久慈市長選は14日、投票が行われる。新人で前県南広域振興局北上総合支局長の遠藤譲一氏(56)=民主党県連、社民党県連合推薦、再選を目指す現職の山内隆文氏(58)、新人で会社役員の宮古邦彦氏(70)のいずれも無所属の3氏が7日の告示以来、激しい舌戦を繰り広げている。岩手日報社取材班と電話調査による終盤情勢は、山内氏が支持を底堅くまとめ、遠藤氏は組織を挙げて猛追している。宮古氏は独自の戦い。投票する候補者を決めかねている有権者もおり、残る2日間の攻防が注目される。

【詳しくは岩手日報本紙をご覧下さい】

(2010/03/12)

1109名無しさん:2010/03/14(日) 23:36:25
>>1108
岩手県久慈市長選挙
山内隆文10,562票自民系
遠藤譲一10,509票民主系
宮古邦彦582票
 
開票率100%確定

1110名無しさん:2010/03/15(月) 00:49:38
>>1108
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100314t31030.htm
奥州市長選、小沢氏が初当選

 任期満了に伴う岩手県・奥州市長選は14日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人の元市議会議長小沢昌記氏(51)が、無所属現職の相原正明氏(62)を破り、初当選した。

 小沢氏は合併した旧5市町村に配慮した予算配分と職員配置を打ち出すとともに、競馬や市政運営に民間感覚を生かしたいと主張。小沢一郎民主党幹事長の後援会幹部からも支援を得て、出身の旧水沢市域だけでなく幅広く集票した。

 旧江刺市長の相原氏は副県都構想の推進を軸に市政継続を訴えたが、一歩及ばなかった。
 当日の有権者は10万4017人。投票率は77・34%だった。

<小沢昌記(おざわ・まさき)>51無新 
生地小売店役員(市議会議長、水沢市議(2))奥州市、東京経済大

1111チバQ:2010/03/15(月) 06:55:07
>>1109
53票差
大接戦でしたね

1112チバQ:2010/03/15(月) 20:09:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100315/stt1003151848005-n1.htm
岩手・久慈市長選で推薦候補敗退 小沢戦略、地元できしみ (1/2ページ)
2010.3.15 18:47
 参院選や来春の統一地方選を視野に、各地の市長選などに積極的に関与し、全国津々裏々に党勢を拡大していく−という民主党の戦略が、小沢一郎幹事長の地元・岩手できしみをみせている。

 14日投開票された久慈市長選で、民主、社民推薦の元県職員、遠藤譲一氏が、自民党系の現職、山内隆文氏(無所属)に敗退した。

 「民主党県連が遠藤陣営を全面的に仕切った」(地元政界関係者)とされるだけに、鳩山内閣の支持率低下や「政治とカネ」の問題も影響したとみられる。民主党県連も「敗因ではないが、有権者にマイナスの印象はあったと思う」(佐々木順一幹事長)と一定の影響を認めている。

 民主党は昨年8月の衆院選で久慈など県北部の岩手2区の議席を獲得。県内の衆参6選挙区を独占した。同党は衆院選後も県北部を“最重点地域”と位置づけている。市町長選に積極的に新人の推薦候補を打ち立てて、自民党の長年の地盤で“土壌改良”に全力を挙げている。

 だが、戦績は芳しくない。無投票で当選した二戸市長を除き、自民党系の現職に新人のぶつけた八幡平市、一戸町、そして今回の久慈市と、いずれも敗退している。

 今回も2区の畑浩治衆院議員を中心に、国会議員や党籍を持つ達増拓也知事らが全面支援。告示直後は優勢という見方も多かった。しかし、一部の有権者からは、「民主党ばかりが目立って候補者の政策が見えなかった」「企業への強引な支援要請が裏目に出た」など、民主党の取り組みに不満も出ている。

 逆に自民党は「政党対立の構図を避けて現職の後援会組織を尊重した。要所へのお願いにとどめた」(嵯峨壱朗・県連副幹事長)という“草食系”の取り組みが功を奏した形だ。

 だが、民主党県連は「地域に政党政治を根付かせる戦略に変更はない」(佐々木幹事長)と、今後も首長選への関与を深めていく方針だ。

1113名無しさん:2010/03/16(火) 05:42:56
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/news/20100316-OYT8T00072.htm

旧市対決 水沢に軍配
奥州市長に小沢氏

 14日に投開票された奥州、久慈の両市長選は、奥州では現職が大差で敗れた一方、久慈では微差で勝利し、明暗が分かれた。選挙結果を分析し、今後を展望した。

 合併前の旧市「水沢対江刺」の構図となった奥州市長選を左右したのは、告示前の2月、初当選した小沢昌記氏の支援に回った小沢民主党幹事長の後援会水沢連合会の動向だった。「水沢区出身で小沢幹事長の後援会会員」の小沢氏が、相原氏より小沢幹事長と近いとされたことが決め手になった。

 江刺区出身で大差で破れた相原正明氏陣営の幹部は「今度は江刺が蚊帳の外に置かれるのか」と、ため息をついた。

 ただ、小沢幹事長と距離を置く関係者は「これが小沢幹事長の地元での求心力低下につながりかねない」と指摘。小沢幹事長のおひざ元で、地域対立のみならず、「反小沢」の火種も残すことになった。

     ◇

 久慈市長選は、民主県連などが推薦する遠藤譲一氏が、現職の山内隆文氏を53票差まで追いつめたが、政権交代後、党県連が主導する首長選としては、八幡平市、一戸町に続き3敗目に。選挙戦では、西松建設を巡る政治資金規正法違反事件で逮捕、起訴された小沢幹事長の公設第1秘書・大久保隆規被告も現地でてこ入れしたが、苦杯をなめた。

 工藤堅太郎県連代表(参院議員)は「準備期間がもっとあれば勝てた」と悔やんだ。

 山内隆文氏を支援した自民党県連は「参院選でも山内氏の支援が期待できる」と皮算用する。ただ、党の看板を表に出さず側面支援にとどまった窮状があり、必ずしも手放しでは喜べないのが実情だ。

(2010年3月16日 読売新聞)

1114名無しさん:2010/03/16(火) 06:18:44
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100316t31030.htm

旧市の主導権争い鮮明に 奥州市長に小沢氏、問われる手腕

 小沢一郎民主党幹事長のおひざ元で、小沢氏系列を掲げる候補者同士の一騎打ちとなった奥州市長選は14日、新人で元市議会議長小沢昌記氏(51)が、現職で再選を目指した相原正明氏(62)を破り、初当選を果たした。約1万2500票の大差の背景には地域の主導権争いが見え隠れし、戦い済んで「しこり」を懸念する声も出ている。(水沢支局・宮崎伸一)

 両候補はマニフェストを掲げたが、争点といえるほどの違いは浮き立たなかった。有権者の関心はやがて2人の出身地が絡んだ地域の主導権争いに集中。小沢昌氏の水沢区、相原氏の江刺区で激しい対立となった。

 前回市長選は相原氏のほか、旧水沢市長、胆沢区出身で小沢幹事長の元秘書が出馬。大票田の水沢区が割れた結果、地盤の江刺区を確実に固めた相原氏が当選する形になった。

 今回出馬した小沢昌氏はかつて水沢青年会議所理事長や水沢市議を務めた。「今度こそ水沢区出身の市長を出そう」との市民の思いとともに、小沢幹事長の有力後援会「水沢連合会」の名誉会長が陣営の統括責任者に就いたこともあり、水沢区はすっかり小沢昌氏票でまとまった。

 さらに水沢区と地縁が深い胆沢区からも多くの有力者が小沢昌氏陣営に加わり、集票に拍車が掛かった。

 一方、相原氏の今回の得票は3万3537票。前回より約3000票上積みしただけにすぎず、江刺区以外への広がりを欠いた。陣営の関係者は、地域の基礎票(江刺区の当日有権者は2万6500票、水沢区は4万7700票)に触れた上で、「どうしても水沢側に負けてしまう。地域対立に持ち込まれてしまった」と戦略上のミスを悔やんだ。

 地域同士の対立は夏の参院選にも微妙な影響を及ぼしそう。小沢幹事長の地元事務所に近い関係者は「国政選挙ではまとまる地域なので参院選への影響はない」と話すものの、「地域間のしこりは明確になった」と今後を心配する。

 小沢昌氏が選挙戦で繰り返し訴えたのは「まちづくりのパートナーの市民の声を聞く」。市の一体感醸成のため、支持基盤以外の住民の声にも耳を傾ける誠実さを求める声も聞かれる。

2010年03月16日火曜日

1115名無しさん:2010/03/16(火) 06:33:53
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001003150007

大崎、気仙沼の自民系候補を知事が応援表明
2010年03月16日

 来月投開票される大崎、気仙沼の両市長選で、村井嘉浩知事は15日の記者会見で、いずれも自民系の候補者を応援すると表明した。


 4月18日投開票の大崎市長選では、現職の伊藤康志氏を推す。知事と伊藤氏はいずれも元自民系県議で懇意。最大の争点となりそうな大崎市民病院の移転問題については、利用者や医師らの利便性などから「移転する方がいい」と伊藤氏の主張を支持した。


 同月25日投開票の気仙沼市長選では、同党県連会長の小野寺五典衆院議員の秘書・菅原茂氏を応援するという。菅原氏は昨秋の知事選で、知事の支援者回りを先導。知事は「菅原氏の気仙沼への思いは熱い。大変スマートな適任者だ」と語った。

1116★西村 靖子ジェンヌ★:2010/03/16(火) 09:00:10
ねぇ聞いてます?                ____
原因の奴らを         .ni 7     /⌒  ⌒\    べろべろばー
ピンポイント規制しろってl^l | | l ,/)   / ( ゚ )  (。 ) \     n
言ってんだけど      ', U ! レ' / / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  l^l.| | /)
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ちきーたーのオススメ → http://1-9.jp/p8z/

1117名無しさん:2010/03/16(火) 11:32:18
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000001003160002

53票差「極めて残念」 久慈市長選
2010年03月16日

 久慈市長選で民主党県連が推薦した遠藤譲一氏(56)が現職の山内隆文氏(58)に53票差で惜敗したことについて、民主党県連の佐々木順一幹事長は15日、「極めて残念だ」と述べた。


 同市長選では、地元の畑浩治衆院議員が選対本部長を務め、達増拓也知事も選挙期間中に2回現地入りするなど、県連を挙げて遠藤氏を支援した。小沢一郎党幹事長の第一公設秘書で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で起訴された大久保隆規氏も現地入りした。小沢幹事長からは県連幹部に「絶対勝て」と指示があったという。


 久慈市は、昨夏の総選挙で畑氏が自民党候補者に5千票近い差をつけていた。だが、佐々木幹事長は「国政選と地元の選挙は同列には扱えない」とし、53票差の惜敗も「結果がすべて。選挙の検証と総括をしたい」と話した。


 政権交代後、同党県連は、首長選で積極的に推薦候補を立ててきた。だが、現職との選挙戦では八幡平市、一戸町に続いて敗れる結果となった。今後も首長選で対立候補を立てるのか、との問いに対し、佐々木幹事長は「もちろん。民主の推薦を受けたいという候補がいれば支援していく」と語った。

1118チバQ:2010/03/17(水) 21:18:40
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100316ddlk03010019000c.html
久慈市の課題:市長選を終えて/上 厳しい雇用環境 /岩手
 ◇「仕事ない」意識強く 地場産業振興に活路
 希望する職がないことが分かると、深いため息が出た。久慈市の無職男性(29)はハローワーク久慈の求人検索端末で職を探し続ける。1月まで東京都内のIT企業で派遣社員として働いていたが、足腰が弱った高齢の両親のため実家に戻った。工場やスーパーで働くことも考えたが、交通の便や収入、労働時間など条件がなかなか合わない。「無い物ねだりなのは分かっている。でも仕事の数が少な過ぎる」と漏らした。

 市の雇用環境は県内でも厳しい。岩手労働局によると、久慈地域の99〜08年度の有効求人倍率は0・23〜0・43と、県平均をすべて下回る。近隣町村の受け皿でもあり、一層「雇用がない」という思いが地域に強くなる。

 市も静観しているわけではない。工場賃貸料の半額補助など企業誘致を進め、18社を誘致した。今も北日本造船など13社が操業している。だが、物流環境の悪さもあり、企業進出も頭打ちだ。今年度は雇用対策6事業で約200人を雇用したものの一時的だ。

 そこで市は、地場産業の振興に活路を見いだす。04年から起業や商品開発を支援する「ふるさと創造基金」制度で、最大1500万円を無利子無担保で融資する。融資条件は厳しくなく、14件採用で数十人が雇用された。市産業開発支援担当の猪久保健一部長は「間口は広く、できるだけ貸す」と話す。小さな起業でも雇用者数を積み重ねることで雇用創出を図る。

 企業側でも、必死の努力を続ける。創業63年の「宇部煎餅(せんべい)店」(宇部清三郎社長)はその一社だ。従業員約60人は、社長と専務以外すべてパートにするなど経費削減で他社商品より格安で販売し、急成長中だ。10年前まで年商約3000万円だったが、年商1億円ペースで売り上げを伸ばし09年度は4億円を超えた。宇部社長は「まだ、注文に応え切れていない。機械を買って人も何人か雇いたい」と話す。

 市としても、求職者や事業主の要望を一層取り込んで対処する必要性を感じている。猪久保部長は「受け身ではなく、ダイレクトメールや成功事例を踏まえた説明会など広報、企業のフォローアップを徹底したい」と話している。

   ◇  ◇

 旧久慈市、山形村が合併し、新市が誕生してから4年。慢性的に少ない雇用の場や、財政を圧迫する市営バスなど課題は山積する。市民はそのかじ取りを、再選した山内隆文市長(58)に改めて託した。「県北沿岸の拠点都市」が抱える喫緊の課題を探った。【狩野智彦】

1119チバQ:2010/03/17(水) 21:19:18
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20100317ddlk03010005000c.html
久慈市の課題:市長選を終えて/下 「市民の足」バス /岩手
 ◇市営化で財政圧迫 官民で維持策模索
 診療を終えると、寒風が吹くバス停のベンチに腰を下ろした。久慈市侍浜町の無職、畑中勝男さん(69)は、持病の治療のため、自宅から徒歩2分のバス停から県立久慈病院の泌尿器科と眼科に月3回通う。高齢で運転がおぼつかなくなり、車は手放した。「病気は治ったり悪くなったりだ。バスなくなれば大変だ。病院さ行けなくなる」

 市が08年9月に実施した利用者アンケートでは、60歳以上が78%を占める。目的別では通院が53%。同病院を行き来する1日約30本のバスは、健康を守る「市民の足」として欠かせない。

 不採算でJRバスが撤退し、市内7路線のバスは、08年4月から「市営バス」になった。市は、以前から運行していた患者輸送、通学などのバスと合わせ11路線を持つ。07年度までの市営バス運行費は年間約1500万円だったが、7路線継承で費用は3600万円に増えた。厳しい財政状況を圧迫する。

 だが、初乗り運賃はJRバスと同じ130円を維持し、利用者に配慮した。それでも、利用者減に歯止めがかからない。07年度に約11万2700人だった利用者は、08年度に約8万1200人に激減。09年度も12月末現在、前年同月比6・2%減が見込まれる。

 厳しい状況の中、市は09年、路線バスツアーに活路を求めた。バスで海岸まで行き、歩いて駅まで戻るなど年4回実施。だが参加者はいずれも15人前後で成果は乏しかった。

 住民も現状を看過していない。枝成沢町の町内会では、約10年前からバスを使った清掃活動に取り組む。各バス停に近い住民が、1、2区間バスで移動し、出発点まで道路清掃をして戻る。費用は自費。月2回で約20人が参加するほど定着しているという。取り組みを始めた新田勝昭さん(75)は「世話になっているバスに恩返ししたかった。道路もきれいになるし、地域のコミュニケーションも図れる。一挙三得だ」と話す。

 市は10年度、ニーズに合った運行時刻に見直すなど検証事業を進める。全世帯に時刻表を配布するなど利用も促す。

 市まちづくり振興課の村上章課長は「バスは無くしてはいけないが、財政は厳しい。車両の小型化などを含め、市民の足を確保したい」と話すが、現状打開の「特効薬」は見つかっていない。【狩野智彦】

1120チバQ:2010/03/17(水) 21:19:57
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20100317_5
前代未聞、議場で一騒動 大船渡市議会

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 大船渡市議会(佐藤丈夫議長、26人)の予算特別委で16日、副市長の答弁に納得しない市議が詰め寄り、ほかの市議が止めに入るなど議場は一時、騒然となった。

 詰め寄ったのは、鎌田和昭議員(刷新)。昨年、株主総会成立などをめぐる一連の混乱で、最終的に自身が社長を辞任した第三セクター大船渡魚市場に関し、市側が昨年の市議会で同議員のことを「『横暴』と話した」などとして真意をただした。

 紀室輝雄副市長は「この議場での議論にはなり得ない」「横暴か、横暴でないかは自分自身でよく分かっているはず」などと答えた。

 昼食休憩に入った直後、鎌田議員は執行部席の紀室副市長に声を上げて詰め寄り、体を押した。ほかの市議が「やめろ」などと叫びながら鎌田議員を囲んで引き離し、議場は騒然となった。

 記者団に対し、鎌田議員は「詰め寄った際に勢い余った。(副市長は)子ども扱いの答弁」と批判。紀室副市長は「押されて驚いた」と話した。

 再開後、特別委の門前恭一委員長が注意し、鎌田議員は「大変皆さまにご迷惑をおかけしたことを陳謝します」と述べた。

1121名無しさん:2010/03/19(金) 08:58:42
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100319t11034.htm
激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月

 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)は告示まで1カ月を切った。現職の鈴木昇氏(65)が引退する中、立候補を表明しているのは無所属新人で、自民党県連会長小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書菅原茂氏(52)だけ。鈴木氏を含む5人の激戦だった4年前の前回選挙と打って変わり、静けさが漂う。焦点は対抗馬擁立を模索する民主党県連の動きだが、時間の制約もあり、菅原氏の無投票当選の可能性も出ている。

 菅原氏は2月15日に出馬表明。水産会社社長時代の人脈や秘書時代の経験を生かし、各方面へのあいさつ回りに奔走している。19日には同市港町に事務所を開く予定で、雇用創出や事業仕分けなどを盛り込んだマニフェスト(公約集)を今月中に発表する考えだ。

 村井嘉浩知事は15日の定例会見で、菅原氏の応援要請に応え、同氏を支援する考えを明らかにした。

 民主党県連は県連幹部を務めた県議の内海太氏(62)=気仙沼選挙区=に出馬を要請したが、内海氏は「民主党の国会議員がいない気仙沼で、政権とのパイプ役を担いたい」と固辞した。

 菅原氏は小野寺氏の元秘書で自民党色が強く、民主党県連は独自候補の人選を内海氏に要請した。党関係者を軸に調整するとみられるが、残る時間は少なく、難航しそうだ。

 ほかの動きでは、1月末の鈴木氏の引退表明以降、前回選挙で次点となった会社役員やNPO法人関係者ら複数の名前が挙がっては消える状態が続いている。
 3月1日現在の有権者数は6万2626人。

2010年03月19日金曜日

1122チバQ:2010/03/19(金) 12:15:52
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100319t11034.htm
激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)は告示まで1カ月を切った。現職の鈴木昇氏(65)が引退する中、立候補を表明しているのは無所属新人で、自民党県連会長小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書菅原茂氏(52)だけ。鈴木氏を含む5人の激戦だった4年前の前回選挙と打って変わり、静けさが漂う。焦点は対抗馬擁立を模索する民主党県連の動きだが、時間の制約もあり、菅原氏の無投票当選の可能性も出ている。

 菅原氏は2月15日に出馬表明。水産会社社長時代の人脈や秘書時代の経験を生かし、各方面へのあいさつ回りに奔走している。19日には同市港町に事務所を開く予定で、雇用創出や事業仕分けなどを盛り込んだマニフェスト(公約集)を今月中に発表する考えだ。

 村井嘉浩知事は15日の定例会見で、菅原氏の応援要請に応え、同氏を支援する考えを明らかにした。

 民主党県連は県連幹部を務めた県議の内海太氏(62)=気仙沼選挙区=に出馬を要請したが、内海氏は「民主党の国会議員がいない気仙沼で、政権とのパイプ役を担いたい」と固辞した。

 菅原氏は小野寺氏の元秘書で自民党色が強く、民主党県連は独自候補の人選を内海氏に要請した。党関係者を軸に調整するとみられるが、残る時間は少なく、難航しそうだ。

 ほかの動きでは、1月末の鈴木氏の引退表明以降、前回選挙で次点となった会社役員やNPO法人関係者ら複数の名前が挙がっては消える状態が続いている。
 3月1日現在の有権者数は6万2626人。



2010年03月19日金曜日

1123名無しさん:2010/03/19(金) 12:21:00
>>1121>>1122
>激戦?無投票? 気仙沼市長選告示まで1ヵ月


無投票だけは避けて欲しい。

1124チバQ:2010/03/28(日) 11:57:31
>>1107
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/20100327t11034.htm
気仙沼市長選 境氏が立候補へ
 任期満了に伴う宮城県気仙沼市長選(4月18日告示、25日投票)で、気仙沼市のNPO法人理事長の境恒春氏(31)は26日、無所属で立候補する意思を固めた。近く記者会見し、正式に立候補を表明する。

 境氏は河北新報社の取材に対し「自分の力不足を感じて一度は立候補をあきらめたが、気仙沼の将来を憂う住民の声を聞き、一緒に街を変えたいと強く思った。考え方の近い政党に支援を求め、気仙沼に漂う停滞感を一掃したい」と語った。

 境氏は気仙沼市出身。気仙沼高卒。国内やベトナムで芸能活動の傍ら、障害者施設の慰問活動に取り組んだ後、2008年1月、NPO法人日本ベトナム障がい者支援センターを設立して理事長に就任した。07年4月から「リアスさんりく気仙沼大使」も務める。

 気仙沼市長選には、自民党県連会長の小野寺五典衆院議員(宮城6区)の元公設第1秘書、菅原茂氏(52)が無所属での立候補を表明している。
 菅原氏の無投票当選の可能性もあったが、境氏の立候補方針で一転して一騎打ちの構図となる公算が大きくなった。


2010年03月27日土曜日

1125チバQ:2010/03/28(日) 11:59:53
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2010/03/10811.html
ニュース2010/3/28 日曜日
政界二分し一騎打ちへ 弘前市長選告示まで1週間


 任期満了に伴う弘前市長選は、4月4日の告示まで1週間と迫った。出馬を予定しているのは、再選を目指す現職の相馬●一氏(73)と前副市長の葛西憲之氏(63)の2人。ほかに出馬の動きはなく、両氏による一騎打ちとなる見通しだ。相馬市政が推進する(仮称)全天候型生涯スポーツレクリエーション施設建設事業の是非といった具体的な争点も浮上する中、2陣営の前哨戦も激しさを増している。
 今回の市長選は、合併に伴い2006年4月に誕生した相馬市政の継続か刷新かを問う争い。再選を目指す相馬氏に対し、前回選で相馬氏に敗れた金沢隆氏ら合併前の旧3市町村長らが葛西氏を支援する構図となっている。いずれも政党の推薦は受けていない。
 相馬氏が公約に基づき10年度の完成を目指したスポレク施設は、建設予定地の住民らが「説明不足」を理由に反対する中、市議会は3月定例会で建設事業費を削除する予算修正案を賛成多数で可決した。
 相馬氏は市長選の公約に掲げて信を問う構えで、休止となった事業の行方は次期市長の判断に委ねられた。
 相馬氏はスポレク施設建設推進のほか、新市総合計画の主要施策を柱とする8分野の実現を公約に掲げ、スローガンに「築こう‼健康で活力ある街を」とうたった。
 農林業の振興や市政改革の継続・充実のほか、新たに合併戦略プロジェクトの推進を加えた。
 葛西氏は「対話と創造」による「ひろさき一新」を掲げ、主要7分野とその実現に向けた100の具体的施策をマニフェストとしてまとめ上げた。
 また、ジョッパル再生への協力、スポレク施設の見直し、実効性ある観光施策の三つを緊急事業に掲げ現職との違いを明確にする。
 市議会は、与党会派鷹揚会が相馬氏の支援市議団を立ち上げた一方、第2会派木翔公明が葛西氏の支援市議団を設立。民主、自民の各政党は対応を明確にしていないものの、県議ら個々が態度を決めて動きを活発化させており、政界を二分する一騎打ちの様相となっている。
 一方、市長選と同日程で、欠員一の市議会議員補欠選挙も行われる。現時点で元職の金谷昭氏(60)、石岡千鶴子氏(53)の2人が名乗りを上げており、それぞれ事務所開きを行い、1議席をめぐりしのぎを削っている。
※●は金へんに昌

1126チバQ:2010/04/01(木) 19:49:20
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001003300003
課題を追う−弘前市長選(上)スポレク施設
2010年03月30日


スポレク施設の予定地。建設に向けて住民への説明が十分になされたかどうかが市長選の争点の一つとなっている=弘前市泉野3丁目

 弘前市長選は4月4日、告示される。争点のスポーツレクリエーション施設や複合商業ビル「ジョッパル」問題などで問われているのは、建設の是非や駅前活性化策のあり方だけでなく、行政が住民の声をどう受け止め、生かしているか――だ。民意の反映という民主的なシステムの基本に視点を置き、課題を追った。(吉田芳彦)


      ◇


 3月8日夕。市役所から600メートルほどの距離にある同市百石町の百石町展示館に、市南東部の泉野地区の住民や市民団体のメンバー、一般市民ら約40人が集まった。


 テーマは、相馬〓一市長(73)自らが音頭を取り、今年中に同市泉野3丁目で建設を始めようとしていた全天候型の生涯スポーツレクリエーション施設。反対の人も賛成の人も集め、「互いの主張に耳を傾け、理解を深めたい」という市民対話集会だった。


 相馬市長にも事前に案内を打診したが、本人はこのとき展示館から1キロほど離れたJR弘前駅前のホテルにいた。市長選に向けた後援会組織の総決起大会が開かれていた。


 あいさつで、自身もスポーツマンの市長は「高齢者も子どもたちも冬場にスポーツできる施設。それなのに一生懸命、反対をあおっている人がいる」と、声高に強調した。


 「災害時の避難所にもできる畳部屋や会議室があり、地域の交流の場となる建物が必要なのに」。大貝治邦・泉野町会長(65)は言い切る。しかし、お年寄りの健康増進のためにと、グラウンドゴルフなど軽スポーツができる施設の構想だと、床のない地面で避難場所にはなりにくい。


 もともと、市も大貝町会長が求めている施設にする案だった。約1万平方メートルの土地は、2005年度に市土地開発公社が約4億5千万円で得ている。堀越地区交流センター(仮称)建設地として「市の依頼で先行取得」したものだ。


 相馬市長は06年の市長選で現職を破って初当選した際、スポレク施設を公約に掲げていたものの、どこに造るとも決まっていなかった。ところが昨年の年明け後、突然、泉野地区の交流センター話がスポレク施設に変わりはじめた。


 「説明など一切なかった」と大貝町会長は反発し、市民団体「ひろさき市民ネットワーク21」(野田千恵代表)とともに町会や街頭での署名活動を始めた。昨年12月14日には7858人分の反対署名を市や市議会に提出した。この中には地元町会の住民の7割ほどにあたる約2千人の名前も含まれているという。年明けにもさらに約250人の名簿を追加した。


 大貝町会長は「担当課長は昨夏の市政懇談会で、住民に説明する必要はないとまでいった」と語気を強める。野田代表は「施設の変更にあたって地元に説明するなどの民主的な手続きが一切ない。それなのに市は『説明した』の一点張り」。これに対して市は「地区交流センターを担当する部署が、地元に説明している」としている。


 反対署名提出から11日後、昨年12月25日に市が開いた施設建設に対する聴聞会。開催の通知を受けた周辺の地権者や住民ら対象者49人のうち、出席した7人(委任含む)は全員が建設に反対や否定的な見解を示した。


 だが、市は欠席した42人を「意見なし」の容認多数と扱った。出席者が少ないからと再度の開催を求める意見もあったが、手続き上、「聴聞会は成立した」と、市が押し切った。これに対し、施設建設を審査した今年1月の建築審査会では、住民への十分な説明や子どもも使えるように工夫することなどという異例の注文がついた。


 こうした経緯から、スポレク施設の建設事業費約6億円を盛り込んだ2010年度の一般会計当初予算案は、この6億円を削除する修正が図られたうえで24日、市議会で可決された。しかし、相馬市長は「市長選の公約に掲げて信を問う」と、あくまで建設方針を貫く考えだ。


 立候補を表明しているもう一人、前副市長の葛西憲之氏(63)は、住民との対話が足りないとし、スポレク施設の「見直し」を掲げている。


※〓は金へんに昌

1127名無しさん:2010/04/01(木) 19:49:53
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001003310002
課題を追う−弘前市長選(中)ジョッパル
2010年03月31日


閉鎖後、約半年がたち、人通りも少ないジョッパル周辺。市民5千人へのアンケートは今後どのように利用されるのか=弘前市

 JR弘前駅近くにぽつんとたたずむ7階建ての複合商業ビル「ジョッパル」。入り口をベニヤ板でふさがれたまま、ひと冬を越した。


 ビルを管理・運営していた市の第三セクター「弘前再開発ビル」が、民事再生法の適用による再建を断念し、突然、閉鎖を決めたのが昨年10月。外資系の債権会社がビルや土地の競売を申し立て、その手続きが進む。だが、先行して競売にかけられた立体駐車場ですら、応札がないなど手詰まりの状態が続く。


 ビルや土地に買い手がつかない場合、駅前の一等地に幽霊ビルをさらし続けていくのか。市が再び資金を投じて土地とビルを取得することも、想定される案の一つだ。


 19日夜にあった市長選立候補予定者の公開討論会。テーマがジョッパルに移ると、相馬〓一市長(73)と前副市長の葛西憲之氏(63)の双方が、感情もあらわに応酬する場面があった。


 ジョッパルは、市役所在職時代の葛西氏に任せていたが、「何もしてこなかった」と主張する相馬市長に対し、葛西氏は自らの責任ではないと強調し、中心市街地の活性化のためにも「再生に協力する」との立場だ。


 市はいま、3月初めからジョッパルに関する市民アンケートを実施している。無作為に抽出した16歳以上の5千人を対象に調査票を郵送し、送り返してもらう。23日に締め切りを設定したが、一定の回収率は達成できそうだという。サンプル数は通常の市の世論調査の約2倍。市は、ジョッパル対策に市民の意向を反映させるためと説明する。


 しかし、質問内容が判明した後の3月の市議会定例会で、アンケートのあり方が問題になった。


 質問票はジョッパルのこれまでの利用頻度などとともに、「再開を望むか」と尋ねた。望む場合、「ジョッパルの取得・施設の復旧などには十億円単位」「維持管理には年間で億単位」の費用が必要などとの説明が添えられ、公費を使うべきかどうか、市民がいくつかの選択肢から選ぶようになっていた。


 アンケートには別紙の参考資料で、「所有者が決まるまで、ビル全体が閉鎖されたままで利用できない状態が長く続く」などと、再開できない場合の影響なども書いているが、質問の部分からは読み取れない。


 議会で質問に立った市議は、何億円もかかると示しておいて再開の是非を問うのは「公平でない」と指摘した。多額の経費がかかると言われては、公費を使う再開を望むことに、後ろ向きの回答を誘導しかねないという、問題提起だ。相馬氏は、商業ビルとして再生しても存続できるか疑問視し、市が再建に乗り出すことには慎重とされる。


 答弁に立った笹村真・商工観光部長は「(ジョッパルへの)さまざまな意見や情報がマスコミで取り上げられているが、現状について正しい情報が伝わっていない」と答えるにとどまり、アンケートの公平性については言及しなかった。


 テナントが去り、それとともに人通りも少なくなったジョッパル閉鎖の影響は、駅周辺の商店らにも及ぶ。市長選のあと、行政と市民とが、率直に新たな街づくりを考える場ができるのだろうか。(吉田芳彦)


※〓は金へんに昌

1128チバQ:2010/04/01(木) 19:50:29
http://mytown.asahi.com/aomori/news.php?k_id=02000001004010002
課題を追う−弘前市長選(下)情報公開
2010年04月01日


市民から見てどこまでガラス張りの市政が実現できるか=弘前市役所

 昭和を代表する建築家、前川國男が建てた近代建築の一つ、弘前市役所庁舎。3階にある市長室と、同じフロアに「情報公開コーナー」が設けてある。


 公文書は原則、市民のものという考え方が広まった1980〜90年代以降、多くの自治体のこうしたコーナーで、住民がいつでも行政情報を入手できるようになった。それとともに各自治体が情報公開条例を作り、個人のプライバシーや企業秘密に触れたり自治体の業務に支障をきたしたりする情報は、どこまで公開できるかなどのルールを定めている。


 「情報を市民に」という潮流の中、かたくなに公開を拒む例が弘前市で起きている。


 市民団体「弘前市民オンブズパーソン」(大内五介代表幹事)が、04年6、7月にあった監査委員の議事録を、05年に公開を求めたのがその一つ。


 監査委員は、行政が適正に業務を執行しているかをチェックするいわば、お目付け役。言い換えれば、監査委員自体が行政の不透明さをただす立場にある。その話し合いの中身を知りたいと求めてきた市民団体に、監査委員側が「事務の適正な執行に著しい支障が生じる恐れがある」と非開示を決めこんだ。


 弘前市民オンブズの異議の申し立てを受け、公開の是非を協議してきた第三者機関、市情報公開・個人情報保護審査会は昨年7月、「(監査委員の非開示理由は)批判の対象となることを恐れているに過ぎない。市政の一翼を担う限り、市民の監視、批判を受けるのは当然だ」として、公開すべきだと答申した。


 審査会は、監査委員の態度を「特権的な不可侵の存在でもあるかのように非協力的」とまで断じたが、それでも監査委員側は11月に、「今後の事務執行に著しい支障を生じる」と開示拒否を貫いた。


 弘前市民オンブズは今年1月、04年6、7月にあった県内他市の監査委員の会議録についても情報公開請求の結果を公表した。十和田市だけが開示したが、青森市などは会議がなかったか、会議録を作っていないために開示できなかったとしており、弘前市民オンブズは「弘前市の監査委員の閉鎖性は、際だっている感がある」とみている。


 弘前市民オンブズの調査では、市が100%出資する第三セクターの4団体でも、情報公開の請求に対応できないことが分かった。市条例で必要性が定められ、制度を整えなければならないのに、だ。


 市情報公開・個人情報保護審査会の会長を務める中林裕雄弁護士は「情報公開を通じて批判を受け、開かれた行政として強くなることが大事なのに」と嘆く。


 外部の批判を察知してかどうか、今回の市長選に再選をめざす相馬〓一市長(73)は公約の一つに「情報公開の徹底」を掲げる。同じく立候補予定の前副市長の葛西憲之氏(63)は公約の発表会見で、「情報公開は、最も大事なこと」と言う。


 市に対する情報公開請求の件数は、06年度が102件、07年度144件、08年度99件。09年度は07年度の件数を上回る見込みという。市民の「知る権利」に、今後どう答えるのか。風通しのよい市役所へと体質改善を強力に推し進めるリーダーが求められている。(吉田芳彦)


※〓は金へんに昌


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