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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7247とはずがたり:2019/02/09(土) 20:29:15
>>7246
 支援者も待ちきれず

 年が改まった1月24日に開かれた難波氏の著書の出版記念パーティー。約350人の出席者の前で、市民団体の代表らが熱烈に出馬を要請した。発起人代表を買って出た川勝知事は「一言で言えば最高の人」と持ち上げ、「はっきり意思表明してあげればいい」と出馬を促すかのような発言をした。

 周囲の後押しに、難波氏は「声は響いた。あそこまで言われて心が動かないようでは…」と感激し、立候補への意欲をのぞかせたものの、態度を明確にすることはなかった。

 そして1月30日、市民団体の代表らが出馬要請書を直接手渡して最後の決断を促したが、やはり明言しない。要請の中心にいた市民団体の代表者は「もう時間がない。残念だが断念するしかない」と涙ぐみ、擁立を目指した県議も「決めるのが遅すぎる。首長は決断力がなくては」とさじを投げた。

 実はパーティーからわずか数日間に、難波氏が頼みとする市内の清水区内の自民党支部と連合静岡の下部組織が相次いで田辺氏推薦の方針を決めていたのだ。両組織の関係者はパーティーに出席しており、その場で出馬宣言がなかったことが判断に影響したことは否めない。結論を引き延ばしているうちに包囲網は強化され、身動きがとれなくなった。川勝知事は「自分が一番信頼していた人たちが相手(田辺氏)を推薦した。相当ショックだったのではないか」と心中を推し量った。

 代理戦争を忌避

 田辺氏と川勝知事は桜ケ丘病院の移転や市役所清水庁舎の建て替え、駿府城公園周辺の歴史文化施設整備といった市政の重要課題でことごとく対立を繰り返している。川勝知事の側近である難波氏が出馬すれば、市長選が知事と市長の代理戦争の様相を呈することは想像に難くない。

 難波氏も「(出馬すれば)そういうふうに捉えられる選挙にどうしてもなってしまう」と認めており、代理戦争として位置づけられることを忌避したようだ。

 既に3月24日の告示まで50日を切った。今から現職と正面から勝負できる対抗馬を探し出すのは極めて困難な道のりだ。「結果として無投票になったとしたら、(一因は)私がいつまでも決めなかったことにある。大いに反省している」。難波氏は4日の会見で、涙ながらに悔やんだ。

 最有力候補者の遅すぎた決断が、人口70万人を抱える政令市の市長選を消化試合にしてしまうかもしれない。


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