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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

7246とはずがたり:2019/02/09(土) 20:28:59
涙の静岡副知事、異例の「不出馬会見」
http://news.livedoor.com/article/detail/15998037/
2019年2月9日 14時1分 産経新聞

 任期満了に伴い4月7日に投開票される静岡市長選をめぐり、3選を目指す現職の田辺信宏市長(57)の対抗馬として最有力と目されていた静岡県の難波喬司副知事(62)が2月4日、涙ぐみながら不出馬を表明した。

 「混乱の責任を取る」と決死の思いで提出した辞職願は、川勝平太知事に目の前で破られた。周囲の期待に推される形で一時は立候補に前向きな発言を繰り返していた難波氏だが、なぜ最終的に断念したのか。背景を探った。(静岡支局 田中万紀)

 辞表破った川勝平太知事

 「静岡市長選には立候補いたしません」。静岡県庁で4日に開かれた緊急記者会見。難波氏は一言ずつはっきりと述べると、無数のフラッシュが光る中「ちょっと失礼」と後ろを向いて涙をぬぐった。副知事単独の記者会見が異例ならば、出馬ならぬ“不出馬会見”はさらに異例だった。

 「みんなで新しい価値をつくるという自分の信条を実現するような選挙戦にならない。友と敵に分かれるのは望ましくない」。難波氏は時折言葉に詰まりながらも「劇場型の選挙になることは望んでいない。多くの方に出馬要請されたが、その思いに応えられず、自分の信念を優先して出馬しない決定をした」と胸の内を吐露した。

 会見の3時間前の知事室。難波氏は目に涙を浮かべながら決死の思いで川勝知事に辞職願を差し出していた。「市長選をめぐって多くの人を失望させ、混乱をもたらした。辞職してけじめをつけたい」。黙って受け取った川勝知事は中身を確認することなく、その場で破ったという。

 難波氏はこの日早朝、登庁後に執務室で辞職願をしたためた。「ずっと副知事を続けたいと思っていたが…」と最後まで悩みながら書き上げた辞職願が、目の前で破られた。「ちょっと心の整理がついていません」と、会見では複雑な心境をさらけ出した。

 一方の川勝知事は「彼はつらかったんですよ。その潔さを知っただけで十分。仕事はぜひ続けてくださいと手を握った」と、晴れ晴れとした表情で記者団に語った。

 迷いに迷う

 難波氏が初めて静岡市長選への出馬を打診されたのは昨年秋のこと。その後も超党派の県議や市民団体から幾度となく立候補を促され、「迷いに迷っていた」と葛藤をうかがわせた。

 国土交通省の官僚から転身した難波氏は、リニア中央新幹線工事をめぐるJR東海との交渉、駿河湾フェリーの運航継続策、三保松原の景観保全といった重要案件を担当しており、行政手腕への評価は高い。港湾政策が専門の技術者でもあり、清水港振興を望む静岡市清水区の政財界からは待望論が渦巻いていた。立候補すれば田辺氏の大きな脅威になったはずだ。

 次第に高まる“難波待望論”に焦った田辺氏は、昨年11月末の出馬表明の直後に自民、公明、連合静岡などに相次いで推薦を要請。年の瀬も押し迫った12月下旬には、公務の合間に難波氏と親しい政治家を自ら訪ね、出馬を思いとどまらせてほしいと懇願したという。

 そのような包囲網を察知した難波氏は仕事納めの12月28日、記者団に「現時点で出馬の予定はない」と不出馬に傾く心境を明かした。ただ、ここに至ってなお「現時点で」と前置きして断言を避けたことが、出馬を期待する周囲の動きに拍車をかけることになる。


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