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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5119チバQ:2015/04/26(日) 09:29:50
http://senkyo.mainichi.jp/news/20150425ddlk18010393000c.html
’15統一地方選:あわら市長選の課題 旧町間の対立見え隠れ 観光、温泉巡り政策に差 /福井
毎日新聞 2015年04月25日 地方版

 新人の大下重一氏(68)と現職橋本達也氏(60)が立候補しているあわら市長選(26日投開票)では、市内の観光地、あわら温泉の活用法を巡る主張の隔たりが目立つ。背景には、2004年の合併により市が誕生する前の旧芦原・金津町間の対立も見え隠れする。北陸新幹線金沢開業でも注目を浴びる観光地に、どう向き合っていくべきなのか。【村山豪】

 23日午後。えちぜん鉄道あわら湯のまち駅北側に昨春オープンした足湯施設「芦湯(あしゆ)」は、平日にもかかわらず来客でにぎわっていた。

 「芦湯」は、温泉街歩きの拠点にと市が総事業費約1億8000万円をかけて整備した。観光客だけでなく、足を暖めながら備え付けの机で勉強する子供もおり、地元の人たちの憩いの場にもなっている。あわら市出身で愛知県在住の70代男性は「昔ほど旅館がふるわない今、こういう施設で人を呼び込みにぎわいにつながればいいね」と期待を寄せた。

 旧芦原町出身で2007年に当選した橋本氏は、旧芦原町エリアにある温泉街に、県の補助金を活用しながら積極的に投資を進めてきた。北陸新幹線金沢開業を控えた今年2月には自ら東京へ出向いて魅力を発信。8〜12月には総事業費約2130万円で開湯130周年祭を実施予定だ。

 一方、こうした姿勢を「温泉、観光に偏ったまちづくりだ」と批判するのが新人の大下氏だ。

 橋本氏とは異なり旧金津町出身の大下氏は、市の税収を支えているのは旧金津町エリアに多く立地する優良企業だと主張する。「観光もいいが、企業や雇用者への投資を厚くし市税や人口増につなげるべきだ」。その上で、あわら温泉については「独立した観光地としては成り立たない。(隣接する)坂井市の東尋坊や丸岡城などと合わせて売り込む必要がある」との位置づけだ。

 橋本氏も「市の工業は旧金津町の優秀な企業が支えている。前回の選挙後旧町間の対立がないよう努力してきた」と話すが、旧金津町エリアにあるJR芦原温泉駅周辺の開発が進んでいないとの声もある。

 ただ、合併前の旧町が今なお取りざたされることへは、市民から疑問の声も上がる。「芦湯」を訪れた旧芦原町エリアに住むパート従業員の男性(57)は「旧町間の対立は選挙の時だけ。温泉か企業支援かではなく、どちらも語ってほしい」。

     ◇

 今月1日の市の人口は2万9300人。10年前から2466人減少し、民間研究機関の調査では「消滅可能性自治体」にも挙げられている。温泉という観光資源を生かしつつ、市として一体となって街の将来をどう切り開いていくのか。成否は新市長の手腕にかかる。


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