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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

49千葉9区:2008/11/27(木) 23:18:50
>>21
なぜか(上)の記事が消えてる・・・
http://mytown.asahi.com/aichi/news.php?k_id=24000150811130007
現職敗退 検証・豊橋市長選(下)
2008年11月13日

初当選し、山本明彦衆院議員(右)らと壇上に上がり、花束を受け取る佐原光一氏=9日、豊橋市大井町の選挙事務所、岡田匠写す

●自民結束、企業も後押し


 「小久保三夫氏(67)が立ったことで、(勝算があると見て)早川勝氏(67)が立った。それで、清新な民主党系の候補が擁立されず、佐原氏が勝てる。その意味で、小久保さまさま、早川さまさまだ」。当選の報が入る前、優勢との観測が流れる佐原光一氏(55)の事務所で9日夜、自民党の山本明彦衆院議員(61)は解説してみせた。
 同党県議だった小久保氏は、かねて市長への挑戦を意識していたが、公式に表明することはなかった。山本氏は昨年、地元出身の官僚など人材を探ったうえで、元国土交通省中部地方整備局副局長の佐原氏に白羽の矢を立てた。現職早川氏の去就や、民主党の方針は未知数だったものの、衆院選に向けて自分の支持者の結束を図るためにも独自候補の擁立をめざした。
 だが、小久保氏は「自分の知らないところで佐原氏の擁立が進んだ」と反発、立候補に傾く。その情勢を見てとった早川氏が6月、4選を目指して立候補を決めた。すると、民主党が擁立を打診していた人物は「早川さんを押しのけてまでは出ない」と辞退。結果として、佐原氏は“新鮮な候補者”に映った。
 陣営のエンジンがかかるのは遅かった。佐原氏は当初、「民主党などにも推薦をお願いしたい」と中立を強調。事務所も、当初は中学や高校時代の同級生らが中心で、自民党も「党が前面に出ない方が市民受けがいい」(市議)との判断だった。
 衆院選の前哨戦と位置づけ、陣営が本格始動したのは夏以降。「保守王国」とされる愛知15区の中心都市だけに、山本氏をはじめ国会議員や県議らが動員を図った。市議会40人中25人を占める自民党系市議らはこぞって後援会名簿を提供するなど、佐原氏への協力を強化した。
 告示日の2日、小久保氏の出発式には、これまで関係のあった自民党系市議の姿は表立っては見られなかった。他候補を支援した場合は処分もあり得ると、党が市議らを締め付けたからだ。小久保氏の浸透を食い止めるため、各種団体や組織への働きかけも進んだ。
 経済界もこの動きを後押しした。「佐原さんを頼むよ」。地元の有力企業、中部ガスグループと取引のある中小企業の女性社員は、社長からこう頼まれた。「こんなに熱心に言われたのは初めて。会社のためにも、そうしないといけないかと思った」
 経済界は、トヨタ自動車の関係者が集まる懇話会など様々な会合に佐原氏を講師などとして招き、名前を浸透させた。経済不安が広がる中、「国とのパイプが有権者にアピールした面もある」(地元経営者)との分析もある。
 陣営は、自民党系市議の票の半分程度を固め、公明党票が乗れば5万票前後になり、勝機があると見ていた。実際、公明党は終盤、「半分程度は佐原氏に票を回したい」(幹部)と動き、陣営の期待に沿う結果になった。小久保氏の集めた票を合わせれば、自民党全体では大勝ともいえる。
 小久保氏の陣営には今回、前回の知事選で民主党推薦候補を推した市民運動系の市民らが入っていた。民主党系の票も流れた面が否めない。
 気になる数字がある。今回の無効票は約1300。早川氏と共産党候補の争いで市民の関心が低かった前回よりは少ないが、早川氏と自民党系候補らの争いで盛り上がった前々回より約200票多い。関係者によると、多くは白票。ある主婦は投票所で「多選はいやだが、自民党系候補もどうかと思う。だれに投票すれば良いのか」と漏らした。そんな人たちが投じた批判票の可能性もある。
 佐原氏はこの結果に、「誰がやっても同じという意識が市民にあるのかも知れない。若者との集会など、市民に関心を持ってもらう取り組みをしていきたい」と話した。
 新市長は17日に登庁する。(山本晃一が担当しました)


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