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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

4561チバQ:2015/01/30(金) 00:56:14
http://www.niigata-nippo.co.jp/feature/mori15th/20150128159794.html
手腕と実像(1)市長会長
広がる人脈、情報網

 長岡市の森民夫市長が就任15年を越え、11月に4期目の任期満了を迎える。市民派として政治家のスタートを切ったが、自民党との関係を強め、全国市長会長として地方分権や地方創生の最前線に立つなど「主流派」の地位を固めた。県市長会長として県内首長を束ねて県政にも影響力を広げ、緻密な戦略と関係調整で実績を重ねるが、長期政権による権力集中への批判や合併地域の不満の声もある。再選出馬が有力視される森氏の手腕と実像に迫る。

  ◇    ◇

 「総理、入ります」。首相官邸スタッフの声とともに首相の安倍晋三が部屋に入ると、全国市長会長を務める長岡市長の森民夫は官房長官の菅義偉や地方創生担当相の石破茂らとともに勢いよく立ち上がり、笑顔で出迎えた。9日、官邸で行われた「国と地方の協議の場」。地方6団体の代表の一人として出席した森は安倍の言葉をうなずきながらメモし、地方創生の進め方についてこう訴えた。

 「地方の状況は千差万別で、地方の個性、独自性を尊重する運用が大切。国が一つの物差しを決め、それに合わせさせることがないようにしていただきたい」

 全国約800の市区を束ねる全国市長会長は、国に地方の実情や声を伝え、政策に反映する役割を担う。

 会合後、官邸で報道陣に囲まれた森は「国任せにせず各市の意見を聞き国に物を言っていく体制を市長会に整える」と意気込んだ。

   ■    ■

 森は副会長を経て2009年に会長に就任。6月に3期目が任期満了となるが、地方創生に政府が本格的に取り組む「地方創生の元年」(森)だけに、ベテランの森を推す声がある。任期が1期2年となった1977年以降で4選は例がなく、出馬し再選すれば「未知の領域」(市長会関係者)に踏み出すことになる。

 民主党の政権交代、東日本大震災、自民党の政権奪還…。情勢変化に対応しながら堅実にかじを取る森の手腕を評価する声は少なくない。元本県副知事で副会長として森を支える高岡市長の高橋正樹は「各市への気配りがすごい」と語る。

 「何か困ったことはないか」。「電話魔」と呼ばれる森は朝から市長たちの携帯電話を鳴らす。小まめに声を聞くことで全国に張り巡らせたパイプは長期政権の基盤となっている。

 前回13年会長選では東日本大震災対応の継続性を求める福島県相馬市長の立谷秀清が「いま会長が代わっては困る」と訴え、全国の市長に手紙を送って東北から森の3選を後押しした。

 立谷は森を「生真面目で神経が細やか。何かしていないと落ち着かない心配性」と評しつつ「個性ある全国の市長をまとめ、自分の言葉で国に物申せる人はそうそういない」と語る。

 森は政府・与党とのパイプのケアにも余念がない。昨年の衆院選では、自民党地方創生実行統合本部長の河村建夫が自民候補の応援で来県すると、長岡花火をモチーフにした手土産を持参して会場に駆け付けた。

   ■    ■

「ブランド力」をフル活用

 地方分権や地方創生で全国市長会の役割が大きくなるとともに、会長の「ブランド力」も増している。国の施策や最先端の情報がいち早く入るほか、政財界の交友関係や人脈も広がる。

 森は副会長時代にハワイを訪れ、現地側と意気投合。平和交流が始まり、8月に真珠湾で花火を打ち上げるところまでこぎ着けた。

 昨年10月には北越銀行とともに政策を検討するため包括連携協定を締結するなど経済界との関係も強める。市幹部は「全国市長会長としての情報収集・発信力が生きた」と胸を張る。

 6日、森は経済人を前に「地方創生に向け、新しい施策をどんどん打ち出していく」と意欲を語った。会長ブランドをフル活用する森について、市議の一人は声をひそめて言う。

 「市長は全国市長会長のことで頭がいっぱい。会長を続けることがモチベーションになっている」
     (文中敬称略)

【森長岡市長15年 手腕と実像】 2015/01/28 15:39


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