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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ
3312
:
チバQ
:2012/10/21(日) 17:25:21
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001210170001
【現場で考える】(2)観光立県
2012年10月17日
観光客の姿がまばらな土産店街。最盛期は通路がいっぱいになるほど混み合ったという=佐渡市の両津港フェリーターミナル
佐渡に来て2年半。島に活気がないのがずっと気になっていました。若者が少ないだけじゃない。観光客の姿をあまり見かけなくなってしまったことも大きいと思います。佐渡島全体の産業にも影響する観光業の不振。再生する手立てはないのでしょうか。観光地を歩いて考えてみました。
◇
島の玄関口、両津港フェリーターミナル。土産物店が連なる通路の人影は少なかった。
「ここ10年ぐらいお客さんも来なくなったし、売れなくなったねえ」。地元の石を細工した装身具を売っている市川清子さん(67)はため息をついた。最近は一日の買い物客は10人ほどで、団体客がほとんど寄りつかないのだそうだ。
売り上げの最盛期は1990年ごろ。次々に観光客を乗せたバスが到着し、店はごった返した。「佐渡はどこもにぎやかだった。あのころが懐かしいよ」
◇
91年に121万人を記録した島の観光客数は年々減少し、昨年は53万人になった。なぜこんなに落ち込んでしまったのだろうか。
トキの森公園で、群馬県から来た熟年夫婦に聞いてみた。2人は「佐渡金山や能舞台など歴史的名所がよかった」。また、佐渡に来たいですかと尋ねると、苦笑いしながら「1回来ればもう十分」と答えた。
再び訪れるリピーターが少ない――。佐渡観光が伸び悩む大きな要因だ。
県は2009〜10年に県内27の温泉地を訪れた観光客に満足度調査をした。2回以上訪れた「リピーター率」の県平均は45%。これに対し、佐渡の相川は31%、両津は23%。全国の有名観光地は7割前後なので、その低さが際立つ。
どうしてリピーターが少ないのだろう。
島内にある観光施設の元社長で、佐渡の観光振興に長く携わった本間英夫さん(62)は「お客さんのニーズが変わったのに、サービスは変わっていないから」とみている。
以前から佐渡を訪れる観光客は団体が多く、旅館もそれに合ったサービスをしてきた。大人数に一度に出せるできあいの料理や、3〜4人が寝られる部屋を用意すればよかった。
ところが、最近はツアーでも個人単位の参加が増え、「こだわり」を求めるようになった。「それでも施設を改築しないし、おいしい料理も出さない。『もう一度、来たい』とは思わないでしょ」と本間さん。
記者は、北海道が好きで、よく訪れる。昔は周遊していたが、最近は一つの地域に滞在し、のんびりと過ごす。美しい自然やおいしい料理、地元の人たちとのふれあい……。考えてみれば、こんな素材は佐渡にもたくさんある。トキや世界農業遺産のように「佐渡ならではのもの」もある。
名所を巡るだけの観光から脱却し、長く滞在してもらえる観光地に生まれ変わることに力を入れるべきだ。例えば、トキの餌場づくりのような自然保護活動と観光を組み合わせてみる。県が「トキの島」を全国に宣伝し、観光客がボランティアもできる仕組みをつくれば、リピーターも滞在日数も増えるだろう。
県は佐渡を「全国に通用する重要な観光地」(観光振興課)と位置づける。天然スギのある県有林を整備したり、佐渡航路への支援を強化したりしているが、集客効果は表れていない。 佐渡に来なければ味わえない感動を与えられるかどうか。佐渡観光の再生に不可欠な視点だ。県が本気で「観光立県」を掲げるのなら、支援策も発想の転換をしたほうがいい。
◇
《担当記者》川崎友水(かわさき・ともみ)。神奈川県生まれ。1991年入社。スポーツ部、電子電波メディア局、大崎支局(宮城)などを経て、2010年から佐渡支局。46歳。
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