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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

2793チバQ:2011/10/23(日) 18:37:20
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/31117.html
脱原発意見書めぐり揺れる小浜市会 可決に異論、懲罰動議…

(2011年10月21日午後2時31分)


松崎議員に対する懲罰動議が提案された小浜市会本会議=5日、同市会議場


 6月に全会一致で可決した「脱原発」の意見書をめぐり、福井県小浜市会が揺れている。9月の一般質問で意見書に異論を唱えた松崎圭一郎議員(自民)に対し、発言の全文削除を求める動きが持ち上がり、ついに懲罰動議へと進展した。発言は意見書に疑義を呈し、賛成したことを反省する内容。雇用などで恩恵も受ける準立地の市の原発脱却の動きとして注目を集めた意見書可決だったが、議論は尽くされていたのか、疑問の声も上がっている。
(吉川良治)

 市会は6月定例市会で、期限を定めて原発から脱却することを国に求める意見書を可決。県内の準立地自治体の議会では初めてだった。

 原発へのスタンスで一丸となっていたはずの同市会にほころびが見えたのは、9月15日の一般質問。今井伸治議員(新和会)が意見書について「脱原発を超えて反原発ととらえられている」と指摘、原発で働いている市民もいるとして「表現に配慮が必要だった」と述べた。

 そして同16日の一般質問。松崎議員は「安全対策や経済合理性などの議論を封殺して、脱原発を訴えた愚かさを今は恥じている」「原発を悪者視すれば日本が経済的に衰退するのは明らか」などと述べた。

 松崎議員は発言に至る経緯を「意見書可決後、批判的な声が寄せられた。私も賛成していたが、市民の声を聞いて思慮が足りなかったと反省した」と説明。「小浜には原発関連産業に従事している市民もいる。そんな中で可決したあの意見書は間違いだったと思った」と話している。

  ◇  ◆  ◇ 

 一般質問終了後、市会最大会派「市政改革クラブ」(9人)の複数の議員から発言の取り消しを求める動きが持ち上がった。そして約半月後の10月3日、池尾正彦議長(同クラブ)が松崎議員に対し、意見書に関する発言部分の全文削除を求めた。発言取り消しは議長に権限がなく、議員本人が申し出なければならない。松崎議員は回答期限までに回答せず、求めを拒否したとみなされた。

 取り消しの求めは9月定例市会最終日の5日にも行われた。この間、松崎議員は一時、発言の取り扱いについて「議長一任」とするところまで譲歩したともされる。

 しかし結局、同クラブの議員を中心とした協議で「松崎議員の一連の行動は地方自治法や市会会議規則に反して議会の秩序を乱した」として、3議員から懲罰動議が提案された。

 「原発を悪者視」とした松崎議員の発言について池尾議長は「意見書はそんなことを言っていない。意見書の趣旨と異なり、議会を冒涜(ぼうとく)した」との認識を示す。全文削除を求めたことに関しては「問題となる箇所は多岐にわたる。理事者と政策について議論すべき一般質問で、意見書の話をすることもおかしい」とする。

  ◇  ◆  ◇ 

 市会の対応には、市民からさまざまな声がある。60代の農業男性は「議員のモラルに欠ける発言だった。取り消しを求められてもやむを得ないのではないか」と支持を表明する。

 一方で、50代の自営業男性は「松崎議員の発言は行き過ぎた部分もあったが、すべてを取り消すほどだろうか」。40代の主婦も「いろんな考え方があるのだから、意見書に対して賛成も批判もあるのは当然だと思う」と話す。

 最大会派に属しない一部の議員は「市会内で意見書についてじっくり討論がなされていないというのは、松崎議員の発言した通りだった」と話した。その上で意見書を含め原発の問題について、議員間で議論を深めることこそ必要と指摘している。


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