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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

278千葉9区:2009/02/28(土) 10:22:28
>>269>>273
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2009022802000156.html
【なごや市長選】対決・市民派<下> 政策論争への渇望
2009年2月28日 朝刊

街頭での雇用相談会に参加する太田氏(右)。派遣切りなど切実な声に耳を傾けた=名古屋市中区栄で


 不況の冷たい風が吹き抜ける師走の名古屋。大手電機メーカーを派遣切りに遭った北区の男性(33)は1枚のビラを受け取った。契約期間中の1月初めに解雇すると通告され、会社の寮も2月中の退去を迫られていた。

 ビラには「契約期間中の解雇は違法。相談は共産党へ」とある。気がつけば、共産などの推薦で市長選に出馬する愛知県商工団体連合会長の太田義郎(65)陣営が開いた集会の輪の中にいた。

 政治とは無縁で、これまで投票に行ったことはない。だが、自ら体験した派遣切りを生み出したのは政治。「参加しないと、好き勝手にされてしまう」。今度の市長選は投票してみようと思う。

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 太田は、このような労働者の相談が特に増えてきたと感じる。高まる雇用不安を背景に、共産党は全国で勢いを伸ばしている。党中央委によると、ここ数カ月、若者を中心に毎月2000人近くが入党、低迷していた機関紙の読者数も右肩上がりに増えている。

 その中で太田はあえて党を前面に出さず、市民派として戦う。「女房と2人でずっと米屋をやり、勝手口から庶民の暮らしを見てきた。庶民の苦しみが分かるのは私だけ」との自負がある。

 「共産党の推薦は受けていない」。1月3日、朝刊を読んだ太田は驚いて本紙に抗議電話をかけてきた。太田について「共産党などの推薦を得て出馬を表明している」と報じていたからだ。

 実際は、昨年12月16日に共産党が推薦状を出していた。太田にしてみれば、自分は労働団体や女性団体などでつくる「革新市政の会」の候補であり、党はその会の1つにすぎない。党から推薦を受けていたことすら知らなかったのだ。

 本山政雄市政(1973−85年)では与党の一角を担った共産党。その後の市長選は相乗り候補に対し惨敗が続いたが、消費税が導入された直後の89年は現職に8万票差まで迫った。太田は「論戦に入れば支持を得られる自信はある」と腕をぶする。

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 だが、いち早く出馬を表明した太田に対し、他党はなかなか候補を決められなかった。

 自公民を与党とする市議会の運営は、常に最大会派の民主を先頭に立て、他党は後追い。自民市議団の幹部は「候補者は民主に決めてもらう」「うちは半歩遅れてついていく」と言ってはばからなかった。

 28年間続いた相乗りに慣れ、政党としての目標や戦い方、候補の選び方すら忘れてしまったかのようだ。

 格差の拡大や派遣切り…。名古屋の「元気」は色あせ、有権者は今こそ真剣な政策論争を求めている。市民派を自称する候補予定者たちのビジョンと、政党の存在意義が問われる選挙戦が始まる。 (文中敬称略)


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