したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1とはずがたり:2008/10/26(日) 15:36:55

統一地方選スレから東海・北陸所謂中部地方のネタを独立させます
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/l40
合併ネタはこちら
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1066974699/l40
掛川ネタはこちらへ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1187487997/l40

1682チバQ:2010/10/16(土) 21:00:34
>>1663
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001010140004
<可児市長選>老いる街 募る不安
2010年10月14日


住宅が連なる桜ケ丘ハイツでは、急速に高齢化が進んでいる

 可児、多治見両市境の丘陵に広がる住宅地「桜ケ丘ハイツ」。庭付きの戸建て住宅が立ち並び、歩道沿いでは、名前の通りの桜の並木が間もなく赤く色づき始める。ここに、約3400世帯9400人が暮らしている。
 開発が始まった1970年代以降、名古屋市や近隣などからたくさんの人たちが移り住み、同市のベッドタウンとして人口が膨らんだ。だが、その多くがすでに子育てを終え、仕事も定年を迎え始めている。
 最も早く宅地となった桜ケ丘地区(人口約3900人)を歩くと、「売却地」と書かれた看板がある空き地が目立つ。可児市によると、桜ケ丘ハイツで65歳以上の住民が占める割合「高齢化率」は、20%台後半で、今後30%を大きく超えるのは確実だという。
    ◇
 桜ケ丘ハイツ地区社会福祉協議会は9月から、珍しい取り組みを始めている。今年いっぱい50万円の予算で、ご近所同士の井戸端会議に補助金を出すという試みだ。
 隣近所で4世帯以上が自宅や喫茶店などに集まり、「いざという時に助け合えること」「困っていること」などについて話し合う。内容を協議会に報告すると、1世帯当たり800円が支払われる。
 同協議会の田原理香会長は「これからは家族だけでなく、地域が助け合って介護していく必要がある。だが、新興住宅地は、あまり近所付き合いがなかった。井戸端会議をきっかけに、顔の見える関係を築いてほしい」と話す。
 地域の高齢化は急速に進んでいるが、市の財政難などでお年寄り向けの介護施設の建設はとても追いつかず、「老後」は、共通する大きな心配事の一つだ。
 市によると、市を5区域に分けた生活圏域ごとの介護サービス事業所の数は、今渡地区など市西部の圏域では18カ所あるが、桜ケ丘ハイツを含む市東部圏域では6カ所にとどまる。
 桜ケ丘ハイツの現状は、可児市全体の象徴だとされる。
 1972年に3万人だった同市の人口が2005年に10万人を超えたのは、新興住宅地が相次いで造成されたからだ。だが08年11月に人口増はストップ。市制施行から初めて人口が減少に転じた。
 人口のピークは、想定より10年早く訪れ、拡大から縮小へと転機を迎えた。市によると、「リーマン・ショックが引き金となった世界的な不況で工業団地の仕事が減り、労働者が転出したことが原因と考えられる」という。市全体の高齢化率は18・1%(09年4月現在)となっている。
 人口減となった今、学校や幼稚園などの統廃合は避けられない課題となる。
 今年2月、1960年度に開園した同市立瀬田幼稚園について、市が老朽化を理由に廃園の方針を打ち出すと、保護者が強く反発した。現在も決着は付かず、廃園の方針は変えないまま、来年度も園児を募集するというどっちつかずの状態が続く。市は、こうした問題は今後増えてくるとみている。
 4期16年を務め、今期で引退する山田豊市長は「堅実な市政を心がけた」と振り返った。だが、「人口減」という大きな転機を迎えた可児市の将来像については示されないままだ。これから必要な政策は何か。限られた財源の中でもどんな優先順位をつけるのか。それが次のリーダーに求められている。
   □   □
 17日に告示される可児市長選を前に、市が直面する課題を追った。

1683チバQ:2010/10/16(土) 21:00:59
http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000001010150004
<可児市長選>駅前 空き地のまま
2010年10月15日


可児駅東土地区画整理事業の対象地。市の拠点施設の建設予定地は、空き地のままだ

可児市の玄関口となるJR太多線可児駅と名鉄広見線新可児駅の目の前には、残土が積まれた約3千平方メートルの空き地が広がる。
 「いつか市が何か建ててくれると思ってるけど、いつになるのか……」。近くに店舗を構えた女性は、そうつぶやいた。
 同駅前では、2014年度までの予定で区画整理が進み、一部の住宅や店舗は移転が終わっている。空き地には本来、市の玄関口にふさわしい建物が立つはずだった。
 1970年代から次々と新興住宅地が造成され、人口が増えた可児市。だが、市職員も市民も「核となる中心地がないのが課題だった」と口をそろえる。
 そこで10年ほど前に山田豊市長が打ち出したのが駅前開発だ。区画整理だけで総額約100億円をかけ、さらに、駅のロータリー近くに確保した土地に、図書館などの公共機関や大型スーパーなどが入った「拠点施設」を造る予定だった。
 しかし、その後の財政状況の悪化で、施設の建設計画は進んでいない。08年度に、地元住民も交えた協議会が利用方法を話し合った。花フェスタ記念公園と連携したバラを中心にした公園整備やイベントができる空間などのアイデアが出たが、結論は出ていない。
 市都市整備課の担当者は「主要駅の正面が空き地のままではよくない。区画整理事業の終了に向け活用方法を考えたい」。ただ、「ハコモノを建てる時代ではなくなった」とも話した。
    ◇
 名鉄広見線は、新可児―御嵩間で乗客が減少し、存続が危ぶまれている。可児市が毎年3千万円、御嵩町が毎年7千万円を名鉄に補助することで、2012年度までは運行される。こちらも、その後どうなるかはまだ決まっていない。
 同区間が廃止されれば、新可児―犬山間など、可児から名古屋方面に向かう区間でも廃止や運行本数減が浮上する可能性はある。
 また、中心商業地のない可児市では、多くの住民が自動車で郊外型の大型店舗に買い物に出かけている。
 高齢化が進み、自動車を運転できないお年寄りが増えることが予想される近い将来は、公共交通の需要が高まる。
 市が昨年から、従来のコミュニティーバスに代わる交通手段として導入を始めた、タクシーを使った「オンデマンドバス」は、市の負担を減らしつつ利用者を増やす効果を上げた。
 ただし、市全域に対象区域を増やすと、既存の民間公共交通の経営を圧迫してしまう恐れもある。税収が落ち込む中、どこまで公共交通の充実に投資するかも悩ましい課題の一つになる。
 可児青年会議所の鈴木秋人理事長は「交通の便の悪さは、可児で育った人が帰ってこない原因の一つ。思い切った施策が必要ではないか」と指摘している。(この連載は久土地亮が担当しました)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板