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東海・北陸 地方議会・首長,政治・選挙スレ

1177チバQ:2010/02/12(金) 12:18:45
>>67>>74-75
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001002120003
スキー場揺れる魚沼
2010年02月11日


スキーの授業を受ける生徒ら=魚沼市の小出スキー場

 財政状況が厳しい魚沼市は五つある市営スキー場の運営から撤退する方針だ。だが、市内には民間のスキー場がほとんどなく、スキーの授業を従来どおりに続けることが難しくなるとの指摘もある。「雪国の子どもの夢を奪うのか」と各スキー場の地元から存続を求める嘆願書が出ているが、市は「計画通りに再編を進める」としている。(伊木緑)


   ◇



 1月28日、小出地区で開かれたスキー場再編に関する市の説明会にスキー関係者など約50人が詰めかけた。


 「見直すつもりはないのか」「スキーをやる人間が魚沼から去ってしまう」。終了予定の午後9時を過ぎても発言が続いた。「次回は市長に説明してほしい」と市に求め、ようやく会を閉じた。


 市の再編計画は昨年12月に明らかになった。大湯温泉(旧湯之谷村)を今シーズン末、薬師(同)、小出(旧小出町)、大原(旧入広瀬村)の3スキー場を来シーズン末でそれぞれ閉鎖。規模の大きい須原スキー場(旧守門村)だけは2013年度末まで市が運営し、民営化を目指すが、引受先がなければ閉鎖も検討するというものだ。


 「市営スキー場の再編」は、08月11月に初当選した大平悦子市長が当初から掲げていた施策の一つ。毎年1億円以上の赤字を出しているからだ。財政の借金への依存度を示す実質公債費比率は、同市は県内ワースト2位。


 「市営スキー場は五つも要らない」というのは、多くの市民の共通認識だ。ただ、それぞれが旧町村営のスキー場で、「おらのスキー場だけは残して」と収拾がつかなくなることは目に見えていた。大平市長は、あえて市民から意見を聞くことや関係者への「根回し」はしなかった。


 1月末から今月にかけて各地であった説明会は「民営化を目指す」須原以外は紛糾した。市によるとすべての地区から存続要望が出されている。


   ◇


 「財政改革なら市職員の削減が先だ」などの声が上がるなか、教育関係者には「スキー人口が先細りになる」と心配する声も多い。もともと同市内のスキー場は教育施設としての性格が強い。


 市によると、現在、市内16の小中学校が冬季、五つの市営スキー場で、体育の授業の一環としてスキーに取り組んでいる。市営スキー場が一つになれば、この授業が減っていくことも懸念される。


 全国屈指のスキーの名門校として知られる県立小出高は、小出スキー場のごく近くという立地も生かし、全校生徒がスキーの授業に臨む。小出地区の説明会に出席した同校の教諭は「(民営化が検討されている)須原に集約されれば、スキー授業は廃止の方向に向かうと思う」と話した。


 魚沼市の民間スキー場は奥只見丸山スキー場のみ。春スキーの人気スポットとして知られる同スキー場は、豪雪で道が封鎖されるため、1月上旬から3月中旬は休業。市営スキー場がなくなれば、子どもたちが日常的にスキーを練習する場がなくなる。


 小出スキー場で有志がボランティアで運営する「小出スキー学校」の櫻井信夫校長(61)は「豪雪地なのにスキー場がなくなれば、子どもたちの自信を奪うことになる」。放課後、毎日のように訪れて、スキーの練習に励む子どもも多い。「廃止ありきでなく、客がいなければリフトを止めるなど、まずは経営努力をしてほしい」と訴える。


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