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近畿 地方議会・首長,政治・選挙スレ

5922チバQ:2018/03/20(火) 20:20:07
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20180319ddlk26010310000c.html
<迫る選択>2018知事選/上 西脇隆俊氏 「非共産オール京都」優先 /京都
03月19日 00:00毎日新聞

 任期満了に伴う知事選(22日告示、4月8日投開票)が迫ってきた。5選出馬が既定路線とみられていた山田啓二知事が昨年12月に引退を表明。共に無所属新人で、自民、立憲、希望、公明、民進が推薦する前復興事務次官の西脇隆俊氏(62)と、共産が推薦する弁護士の福山和人氏(57)の一騎打ちとなる公算が大きい。候補者擁立の経緯を探った。【澤木政輝、篠田直哉】

 衆院選の投開票日から5日後の昨年10月27日、自民党の伊吹文明・元衆院議長が府庁第1号館2階にある府政記者室を訪ねてきた。選挙後のあいさつ名目で、茶をすすり、皮肉を交えながら衆院選報道を批評してみせた。約15分で席を立った伊吹氏は、同席した広報課員に軽い口調で「知事はいるのかな?」と尋ね、3階の知事室へ向かった。自民関係者は「記者室訪問は口実で、そちらが本命だった。知事に引導をわたした」と語る。4期16年を務めた山田知事の不出馬が事実上確定した瞬間だった。

 山田氏の5選出馬を巡っては、自民府連の西田昌司会長(当時)が昨年1月、多選を理由に推薦しない意向を明言。一方で府庁OBを中心に、府政に精通した山田氏を推す声も多く、山田氏も4月、任期2年の全国知事会長に異例の4選を果たすなど、出馬への意欲をにじませてきた。

 府連関係者は「(当選を重ね)あまり大物になられると、政党側のコントロールが効かなくなる」と「山田下ろし」の真意を明かす。山田氏は伊吹氏の「引退勧告」後も出馬を模索したが、11月29日、府市議会議長会などによる出馬要請に対して「どういう形でバトンタッチすればいいかを考えている」と発言。12月6日の府議会本会議で「後進に道を譲る時が来た」と引退を表明した。

 後継者選びは自民主導で進められた。12月中旬には、元副知事ら5人の名前が挙がったが、当初から本命と見られていたのが西脇氏だった。父・尚一氏は、府連幹事長も務めた下京区選出の元京都市議で、伊吹氏ら府連幹部との関係も深い。洛星高から東大を経て旧建設省入りし、京都市出身・出向経験者の官僚らでつくる「京友会」代表幹事を務めるなど、京都政界と霞が関をつなぐキーマンと目されてきた。年末には西脇氏に絞られ、「後は本人の決断待ち」(自民関係者)という状態に。今年1月19日、自民、公明、民進の代表者会議が設定されたことで事実上、決着した。

 擁立の過程で、何より優先されたのは、自民、公明、民進系と財界、市町村が一体となった「非共産オール京都」相乗りの枠組みだ。「7期28年の蜷川虎三・革新府政時代に中央との確執から府内のインフラ整備が遅れた。その後の林田悠紀夫、荒巻禎一両元知事と山田知事時代に、相乗り府政で遅れを取り戻してきた」というストーリーは分かりやすく、有権者にアピールしやすい。

 国交省出身の知事誕生に向け、京都の政財界からは早くも熱い期待が寄せられている。ただ、西脇氏自身は例えばリニア中央新幹線について、「国土構造全体の問題であり、早期開業が効果的」と述べ、地元が主張する「京都駅ルート」からは距離を置いた反応を示している。こうした違いが選挙戦にどのような影響を与えるのか注目される。

〔京都版〕


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