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人権・差別・同和問題
151
:
名無しさん
:2015/10/03(土) 10:09:42
>>150
「スウェーデンの人口と増え続ける難民の数が原因で、国内では今後の難民の受け入れをめぐって世論が二分しています。さらなる難民受け入れを求める集会や難民支援目的のチャリティコンサートが開催される一方で、スウェーデンがさらに難民を受け入れた場合、難民が暮らしていくための住宅や雇用、福祉などをこれまで通り提供するのには無理があるという声も強まっています」
● 80万人受け入れを表明したドイツも 理想と現実のギャップに直面
ドルトムント工科大学ジャーナリズム研究所のユリア・ローネンドンカーさんは、「国主導の難民支援よりも市民が自発的に支援に動き出したことが、ドイツ社会の大きな変化の1つだ」と語る。
「多くの難民がドルトムントを経由して他地域に移動するため、ドルトムントは難民の移動面でハブ的な役割を果たしています。難民を乗せた列車がドルトムントに到着した時、駅前には難民を歓迎する1600人の市民が集まり、難民に食べ物を与える人もいれば、通訳ボランティアとして活動する人も少なくありませんでした。政府機関を頼りにせずに、市民が自ら難民問題で何ができるかを考え、行動した。難民問題が起点となって、私たちはドイツ社会の変化を垣間見る事ができました」
ドイツ政府は6日、今年の難民受け入れ規模を80万人に修正し、難民対策で60億ユーロの追加拠出を決定した。このうち約30億ユーロがドイツ各地の自治体に難民対策費としてまわされるが、難民のさらなる増加によって最終的に各自治体が負担を強いられる可能性も浮上しており、ローネンドンカーさんはヨーロッパ全体で考えなければドイツがやがて疲弊することになると語る。
「難民に対してネガティブなイメージを持つドイツ人は少数派で、むしろ個人レベルで何ができるかを考えている人が多い印象を受けます。しかし、難民対策でかかるコストの一部を地方の各自治体に押し付けようとする中央政府のやり方や、難民受け入れ割り当て義務化に反対してきた東ヨーロッパ諸国に対してフラストレーションを抱く人もそれなりに多いのが現状です」
ミュンヘン在住の編集者アンドレ・ローレンツさんはドイツがこれまでも多くの移民・難民を受け入れてきた背景を踏まえたうえで、過去に前例がない大量の移民・難民流入がドイツ社会にどのような影響を与えるのかは「未知数」と語る。難民といえば、前述したように90年代のユーゴ紛争でバルカン半島の戦火を逃れた人々がドイツを目指した例がある。しかし、今回はドイツを目指す難民の何割が実際の難民なのかは把握できていない。そのような状況で、本当に助けが必要な難民にドイツ政府がきちんとした保護を与えられるのかは疑問だ。ローレンツさんは、移民の歴史と難民問題の扱いの難しさについて語る。
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