アメリカのこの政策は、今までほとんど掛け声だけだった。その一方で中国は、アジア域内での経済的な影響力を積極的に強化してきた。例えばアメリカ主導の世界銀行やIMFと、日本主導のアジア開発銀行(ADB)に対抗する機関として、アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立を提唱した。しかも、アジアでの軍事的なプレゼンスも強めている。
From thediplomat.com
量的緩和の実体経済への効果が否定され、リフレ派はみんな泣いている Thomas Peter-REUTERS
前回のマイナス金利で梯子を外されたのが銀行なら、今回見事に梯子を外されたどころか、卓袱台をひっくり返されたのがいわゆるリフレ派でしょう(懇意にしているメディア関係者の方からリフレ派は皆、泣いているとメールを頂戴したものですから)。