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Game全般
537
:
名無しさん
:2016/10/16(日) 00:51:07
>>536
盤上ゲームと不正行為
こうした事態を受け、将棋ソフトによる不正を防止する目的で、将棋連盟はスマホを含む電子機器の持ち込みや対局中の外出を禁止とする規定を設け、12月14日から施行することを発表した。告知されたのは10月5日、今回の騒動が起こるほんの1週間前のことだった。
関連記事:日本将棋連盟、対局中のスマホ持ち込みと外出を12月より禁止 意図せぬ不正を防止するため
実は、こうした盤上ゲームにおける「ソフトを用いた不正行為(不正疑惑)」は、20年前にソフトが人間の実力を上回ったとされるチェス界においてはたびたび報告されている。
一例として、2015年4月に発覚したドバイの大会における事件がある。チェス界最高の称号である「グランドマスター(GM)」を持つジョージア(グルジア)人プレイヤー、ガイオズ・ニガリジェ氏が、対局中重要な局面になるたびにトイレに駆け込み、不審に思った対戦相手が指摘した結果、トイレットペーパーの中に隠された本人のスマホが見つかったというものだ。ニガリジェ氏の指し手はスマホ上で動いていたチェスアプリとほぼ一致しており、3年間〜15年間の出場停止という処分をもって大会を追放されている。
以上、ここまでが公式に発表されている事実をもとにした、現時点までの経緯と補足情報だ。そしてここから先は、筆者自身の考えや憶測を含む内容となる。
処分に関する疑問点
今回の将棋連盟による三浦九段への処分は、将棋ファンや業界関係者にはどのように受け止められているのだろうか。
問題が公表された当初、棋士や観戦記者など多くの関係者から上がった意見は「疑いの根拠があまりにも薄弱だ」というものだった。会見で説明された「対局終盤での離席回数が多い」という内容は、疑惑の根拠とするには曖昧なもので、これをもって不正を証明するには確かさに欠けると見られていた。
続いて、「ソフトとの指し手一致率」を根拠にしているのでは? という意見が広まった。一般に、将棋ゲームアプリなどでは「ソフト指し」(ソフトを参考にした不正行為)を禁止するために、ユーザーとソフトとの指し手一致率をチェックし、統計的に見て一致率が不当に高すぎる場合には不正行為をしていると見なしてアカウントを停止するなどの措置が取られている。
ただし、これは将棋連盟が公式に発表している内容ではないため、現時点では単なる憶測と言わざるを得ない。さらに言えば、事実として三浦九段とソフトとの指し手一致率が他の棋士と比べて高かったとしても、それが不正を行っている根拠となり得るのかには疑問が残る。
ソフトを用いた対局前の事前研究は、ソフトとの指し手一致率を高める一因となるが、これはルールなどでは何ら禁じられていない一般的な研究手法であり、今や多くの棋士がソフト研究を行っていることを公言している。また終盤で最善手を追い求めれば必然的に指し手一致率は高くなる傾向にある。反対に、たとえ指し手一致率が低かったとしても、要所のみでソフト指しを行うなどの不正をしていたとすれば、これをもって不正を見破ることは難しい。要するに、指し手一致率を決定的な証拠と見ることはできない。
中には、将棋連盟が「より確実な証拠」を握っているのでは? とする意見もあるが、それが公式に発表されていない以上、現時点では「不正を行っていたとされる根拠は曖昧である」としか言えない。そのためか、将棋連盟も本件の処分理由は「本人から対局を欠場する発言があったにも関わらず、欠場届が提出されなかったこと」としている。
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