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453名無しさん:2015/06/27(土) 21:46:05
>>452

●AI×モバイルで、世界を驚かすサービスを(高橋氏)
――最初に会社設立までの経緯を教えてください。
高橋知裕氏(以下、高橋) 私と林のふたりで2009年に立ち上げた会社です。林とは以前勤めていたNECで同期なのですが、自分たちの頭で考えて、何かを作っていきたいという思いが、お互いの根底にありました。NEC在籍当時から、個人ベースで夜な夜なさまざまなサービスを作っていました。とくにi-modeなどのモバイル向けのサービスを作って、それなりに成果は出していました。“インターネットの世界には可能性がある”と感じていて、2009年に会社を立ち上げました。現在会社のコンセプトとして掲げているのは“世界を驚かすサービスを創る”です。

――2009年というと、ソーシャル業界が脚光を浴び始めたころですね?
高橋 そうですね。2009年8月にmixiアプリがスタートしましたが、日本でのソーシャルアプリはそこがスタートです。それ以前も、日本ではあまり知られていませんでしたが、Facebook向けのアプリはすでに出ていて、その研究も行っていたので、これからはソーシャルが来ると確信していました。林と作っていたサービスも、ソーシャルでのコミュニケーションを重要視していました。

――創業当時から、AIに着目していたのですか?
高橋 正直言うと、いまほど注目はしていませんでした。創業時はソーシャルとモバイルが中心です。モバイルはいちばん身近にあるものですし、いろいろな人に届けることができます。テクノロジーを最重要としておりましたので、いろいろと模索していく中で、AIが弊社の強みとして出てきました。AIの研究にも挑戦してきましたし、業界の中でAIの可能性を信じ、打ち出してきたのは、弊社が最初ではないかと思います。

――御社の強みである“AI”について伺います。“AI”を特徴にしている会社は珍しいと思いますが、どういった経緯からですか?
高橋 もともと“世界を驚かすサービスを創る”という企業理念がありました。“驚かす”というのは、世界一だったり、世界で初めてといった、記録にも記憶にも残るようなことです。ただ、インターネットというのは誰でもサービスを作れますから、何か武器がないといけません。自分たちの場合は技術を重要視している会社ですから、技術としての武器が必要で、それがAIです。平岡や、“ponanza”を開発した山本、ほかにもAIを研究してきているエンジニアが弊社には在籍しています。コンピューター将棋のAIがどれだけすごいのかは、なかなかわからないと思いますが、一般的に将棋の複雑性が10の220乗、チェスが10の120乗、オセロが10の60乗と言われています。オセロはだいぶ前に解明されましたし、チェスは1997年にIBMのディープブルーが当時の世界チャンピオン、ロシアのカスパロフに勝ちました。それからしばらくして、2013年に“ponanza”が初めて現役のプロ棋士に勝ちました。誰でもできるものでもないし、そのくらい難しいものなのです。そうした世界的に強い技術があれば、わかりやすく言うと、GoogleやFacebookも越えられる。ゲームで1位を取るだけではなくて、日本からそういった会社が出てもいいじゃないですか。ロゴには“HEROZ JAPAN”と入れていますが、それには日本から発信するぞという意味が込められています。ただ、世界一になれば終わりではないですし、延々とチャレンジしていきたいという思いはありますね。それから、じつは林は将棋のアマの世界チャンピオンだったんですよ。

――企業としての実績を可能な範囲でお教えください。
高橋 上場会社ではないので、数値などの詳しいお話はできないのですが(笑)、一例としては、2014年にテクノロジー系のベンチャー会社を評価する“デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2014 日本テクノロジーFast50”で、収益成長率1969%で1位に選ばれました。また、アジアでは15位でした。また、ロサンゼルスで開催された“2014 Red Herring Global Forum”という、世界で成長しているテクノロジー系ベンチャー企業を評価するアワードでもTOP100に選ばれました。このアワードは、過去にGoogleやTwitterなどが選ばれているものです。


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