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414
:
名無しさん
:2015/06/14(日) 22:18:55
>>413
紙一重の感性を持つ人の新鮮な感触
――何か発見はありましたか。
「そう、ですね・・・・・・何が、ということよりも、こういう人もいるんだなぁと(笑)」
――それが一番(笑)
「それが一番大きいです」
――こういう人、というのは?
「まあ、いろんな人がいますけど、あんまり考え方が似てる人はいないですもんね。うん。独自の世界観があるんだなぁと、話していて思いましたし、非常に新鮮でした」
――新鮮だったのは、桜井さんが裏の勝負の世界を生き抜いてきた人ということも?
「そういう人も、生きている人は少ないわけでしょう、基本的に・・・・・・(突然、笑い出し)早死にしちゃう人が多いわけですから(笑)。いや、それはどう考えてもそうなんで。そういう世界で生き抜いて、何か独自の感性を持っている人もいるとは思うんですけど・・・・・・これもどこにいるかわからないんですね」
思わず失笑すると、羽生は真剣な表情で、訴えかけるようにこう言った。
「いや、本当に、どこにいるか、わかんない、じゃない、です、か?」
――本当に。意外なところにいるかも知れないですね。
「ええ、ええ。下手すると、刑務所にいたりするかも知れないから・・・・・・(笑)。わかんないじゃないですか。本当に・・・・・・」
――そうですね。例えば、囲碁の故藤沢秀行さんのような、酒、女性、借金とやりたい放題やりつくしたからこそ得られる真理みたいなものもあるんじゃないかと思うんですけど。
「ああ、ええええ、そうですね。まあでも、そこに、何ていうんでしょうかね、うん・・・・・・紙一重の危うさというのもあるんで。そこは、こう、難しいところなんです」
――紙一重の危うさ?
「ええ。お会いしても、話が通じるかとか、話を理解できるかとか。何か凄いことを言っているのかも知れないけど、理解不能というケースも当然、あるんで。本当に微妙な、紙一重のところはあると思うんですよ」
――ああ・・・・・・。
「うん・・・・・・前にですね、こういうことがあったんです。ある科学者の人がパーティで挨拶されていたんですね。で、私、その場で聞いてたんですけど、何を話しているのか全然わからないんですよ。いや、その人は間違いなく! 物凄く頭のいい人だと思うんですよ。長々といろんな話をしているんですけど、いや、わっからない・・・・・・。その人の中では、理路整然としたものがあるんだろうなぁということは想像できるんですけど、そこから先はもう・・・・・・(苦笑)理解できないんで。そこは如何ともしがたい。話を聞きに行っても、クック、自分もわからないし、クック、相手も不愉快に思うかも知れないということもあるので。そこが紙一重だと・・・・・・」
――危うさが。
「ええ、危うさが」
そう言うと、羽生は楽しそうにケラケラと笑った。
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