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331名無しさん:2015/05/24(日) 18:45:27
>>330

●第3局の見どころは――稲葉が飛車を切り飛ばすとき

 記事冒頭にも記した通り、本局は団体戦形式の電王戦が始まってから3年目にして、初めてプロ棋士側の勝ち越しがかかった一局となる。

 ニコニコ動画で毎日公開されていた「電王戦FINALへの道」を最初から最後まで見通した方ならきっと同意してもらえると思うが、稲葉七段は今回の5人の出場棋士中、最も“自信”があるような振る舞いを見せている。棋士側としては「ここで決めておきたい」と考えるのは当然のこと。

 この後に控えるソフト側の副将・Ponanzaと大将・AWAKEは強い。電王戦出場ソフトに弱いソフトなど一つもないが、これら2つはさらに異次元なまでに、強い。

 第3局の具体的な作戦としては、横歩取りからのとある進行が挙げられる。角を端に出てわざと自陣に隙を作ることで、相手の飛車を侵入させ(成らせ)、その上で角を戻して閉じ込めてしまう、という方法だ。稲葉七段自身が「門を開けて待つ」と表現した進行である。

 この進行についてはやねうらおさんも言及しており、「回避できなければワンサイドで負ける可能性が高い」「そういう意味では開始早々1時間以内に明暗分かれます」とのこと。さらに「回避できる確率はおそらく30%ぐらい」とも記している。一方の稲葉七段は、練習対局時には「(こう進む確率は)4割から5割くらいかもしれない」としており、感覚値に多少の差はあるようだが、いずれにせよ低くない確率でこうした局面が出現する可能性があると見ておいてよいだろう。

 また、それ以外にも「いくつかの戦型を想定しているんですけど、それぞれにこうなったら勝てるかなというのが想定できているのがほとんどなので。勝てるイメージというのがある程度具体的になってきているのかな」と頼もしい発言も出ている。

 一方で、「これだけやって、最初の20手以内とかで全然知らないことやられたら動揺するでしょうね」との声も。これまでの電王戦を観戦していても、対ソフト戦では必ずどこかで予想外の一着が出てくることを覚悟しておくべきだが、その一手(あるいは数手)がどのタイミングで出てくるか。

 「コンピュータが一番苦手なのは終盤の入り口あたり。そこでギアチェンジというか一気に激しくするような展開にするために、大駒を切り飛ばすというのが大事なポイントになると思うので、そのときに飛車を切り飛ばして勝てたらいいなと思います」

 稲葉が飛車を切り飛ばすとき、人類チーム初の勝利が見えてくるか――。電王戦FINAL 第3局は3月28日、北海道・五稜郭で対局が開始される。

※やねうらおさんの発表を受けて、稲葉七段の作戦について一部追記しました(3月27日午後8時)


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