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330名無しさん:2015/05/24(日) 18:45:15
>>329

●ケレン味たっぷり 天才流の「おもてなし」なるか

 ソフト側の3番手として登場するのは、磯崎元洋(いそざき・もとひろ)さん、通称やねうらおさんが開発した「やねうら王」。コンピュータ将棋にそれほど詳しくない人でも、昨年の電王戦について少しでも知っている人なら、このソフト名に聞き覚えがあるかもしれない。

 あるいは、電王戦についてまったく知らなくても、「やねうらお」の名前だけは知っている――そんな人もいることだろう。1998年ころにWeb上で多くの人を夢中にさせた音楽ゲーム「BM98」の作者として、だ。

 やねうらおさんがプログラミングを始めたのは5歳のとき。NECのマイコン「TK-80」を使って、数字をモグラに見立てたモグラたたきを作るなどして遊んだ。高校まではゲームの解析を趣味とするなど「プログラミング三昧」の日々を送っていたが、大学卒業後はプログラミングとは関係のない梯子メーカーに就職する。

 ここでの退屈な日々の中で、BM98は生まれた(この時の経緯は、ドワンゴ川上会長との対談記事に詳しい)。その後、もともと興味を持っていたコンピュータ将棋開発に乗り出すが一旦は頓挫し、再挑戦の末に出場した第1回電王トーナメントではいきなりの入賞。第3回電王戦への出場権を獲得した。

 が、本番前に大きなトラブルが勃発する。やむをえない事情で行ったというバグ修正によってソフトの棋力が大きく上昇し、修正を行ったやねうらおさんとそれを認めたドワンゴに強い非難の声が寄せられたのだ。結局対局は修正前のソフトで行われ、勝利はしたものの後味の悪さは多くの人の胸のうちに残った。

 そんな中、今年も電王トーナメントを勝ち抜いたやねうら王が新たに搭載するのは「やねうらおもてなし定跡」。ネガティブな意図を込めて「ソフトのデバッグ作業」などとも呼ばれるプロ棋士の対ソフト向け研究を、対人戦にも実りあるものとするために搭載した機能だという。

 どうしても、その突飛すぎるエピソードや特徴的な言動ばかりが目立ちがちなやねうらおさんだが、プログラマーとしての実力を疑う声は聞いたことがない。自他ともに認めるその“天才性”が正しく理解されれば、これ以上電王戦を盛り上げてくれる役者もいないだろう。

>やねうら王は人間が考えだしたいかなる定跡も搭載しない。

>やねうら王は人間が生み出したいかなる棋譜も参考にしない。

>やねうら王は従来のいかなる将棋ソフトの流れも汲まない。

(やねうらお――「第2回電王トーナメント アピール文書」より)


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