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掛川・懸河・佐野

1とはずがたり:2007/08/19(日) 10:46:37
我が故郷

掛川
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157荷主研究者:2016/09/22(木) 12:07:33

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160903/CK2016090302000091.html
2016年9月3日 中日新聞
つま恋 12月営業終了 ヤマハ、売却先探す

◆老朽化 赤字続く

ヤマハが営業終了を発表した掛川市のつま恋。手前がコンサートなどが開かれる第1多目的広場=2013年7月、本社ヘリ「おおづる」から(佐藤均撮影)

 ヤマハは二日、「フォークソングの聖地」として知られる子会社運営の複合リゾート施設「ヤマハリゾートつま恋」(掛川市)の営業を十二月二十五日に終了すると発表した。歌手デビューの登竜門「ポピュラーソングコンテスト」(ポプコン)の会場として一九七〇〜八〇年代に多くの才能を送り出したが、最近は施設の老朽化で修繕費がかさむなどし、赤字経営が続いていた。

 ヤマハでは売却先などを探しており、今後、子会社が他に運営する袋井市内のゴルフ場「葛城ゴルフ倶楽部(くらぶ)」と、宿泊施設「葛城北の丸」の二施設に経営資源を集中させる。営業終了に先立って、減損処理などで二〇一六年七〜九月期に特別損失を計上する。

 百十九人の正社員はグループ内で配置転換し雇用は継続する。パートなど非正規社員も希望すれば同様に扱う。また既に予約している客や会員には個別に事情を説明、六千口六十億円に上る会員からの預託金は全額返還する。

 「つま恋」は一九七四(昭和四十九)年五月に開業。約百四十万平方メートルの敷地に、ホテル二棟(計二百三十二室)と音楽施設、スポーツ施設などが備わっている。二〇一六年三月期の売上高は三十一億円。

 国内の大型野外コンサートの発祥の地ともされ、一九七五年に開かれた吉田拓郎さんとかぐや姫のコンサートはオールナイトで六万五千人を動員し、「伝説のコンサート」と呼ばれた。また一九七四〜八六年に開かれ、新人歌手の登竜門とされた「ポプコン」では、中島みゆきさんや佐野元春さん、CHAGE and ASKAらを輩出した。

 ミスターチルドレン、サザンオールスターズらもライブを行った。二〇〇〇年代に入ると、音楽プロデューサーの小林武史さんが中心となり、環境保護や自然エネルギー推進を呼びかける「ap bank fes」が八年にわたって開かれ、さまざまなアーティストが出演。一五年もBEGINなど芸能事務所「アミューズ」の所属アーティストが会するフェスティバルが開催された。

 また、国内外のトップ選手が集う国際馬術大会など、多くのスポーツ関連の催しも開かれていた。

158荷主研究者:2016/09/22(木) 12:08:08
>>157-158 続き

◆価格競争に埋没 苦渋の決断

 国内の滞在型リゾート施設の草分けで、「フォークの聖地」として有名な「ヤマハリゾートつま恋」(掛川市)が十二月二十五日で営業を終えることになった。ヤマハの「文化発信基地」の役割を担い、日本を代表するミュージシャンを輩出した音楽イベント「ポプコン」や各種スポーツ大会の会場となり、地域経済への貢献も大きかったが時代の波にあらがえず、四十二年の歴史に幕を下ろす。

 「個人的にも思い出深い施設だ。さまざまな経営努力を続けてきたが、将来の展望を描ききれなかった」。営業終了について二日、浜松市内で会見したヤマハの山畑聡取締役上席執行役員は、苦渋の決断だったことを説明した。

 国内の宿泊施設は近年、富裕層向けの高級ホテルと、訪日外国人ら団体客も想定した安価なビジネスホテルと、二極化が顕著になっている。その中でつま恋は明確な特徴を打ち出せず、価格競争に埋没した格好だ。

 直近の業績のピークは二〇〇八年三月期で、売上高は四十億円。その後は「リーマン・ショック」で宿泊客数は落ち込み低迷。一六年三月期には三十一億円で、近年は数億円程度の赤字が続き、設備更新もままならなかった。

 「つま恋」を一躍有名にした野外音楽イベントへの見方も近年は変わっていた。「オールナイトで盛り上がることが売りだったが、今は近隣からの苦情もあり夜に大音量を流すのは難しくなった」(担当者)。

 一九六二年、当時の川上源一社長の下で多角経営に乗りだし、リゾート事業に参入。楽器と共通項のある「余暇事業」との位置付けで、子会社「中日本観光開発」を設立し、まず六四年に三重県の「鳥羽国際ホテル」の運営に乗り出した。

 高度経済成長やバブル景気の波に乗り、沖縄県や北海道など各地にリゾートホテルやゴルフ場を開業したが、バブル崩壊を機に歯車が逆回転。施設売却を繰り返して事業は縮小の一途をたどった。

 ヤマハは四月から三カ年の新中期経営計画をスタートしている。円高の逆風が強まる中、より利益率重視へと経営の舵(かじ)を切っており、収益改善が見込めない「つま恋」は構造改革のターゲットになった。

 ただ、タイミングとして「なぜ今」という疑問が周囲から聞かれる。仮に売却先が決まらず施設が閉鎖されれば、県などが力を入れるラグビー・ワールドカップ(W杯)や東京五輪・パラリンピックの関連施設の誘致活動に水を差しかねない。ヤマハの山畑取締役は「これ以上遅らせると、より関係者に迷惑をかけることになると決断した」と説明した。

(瀬戸勝之)


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